JP2001127726A - 信号処理装置及び方法並びに記録媒体 - Google Patents

信号処理装置及び方法並びに記録媒体

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JP2001127726A
JP2001127726A JP30986499A JP30986499A JP2001127726A JP 2001127726 A JP2001127726 A JP 2001127726A JP 30986499 A JP30986499 A JP 30986499A JP 30986499 A JP30986499 A JP 30986499A JP 2001127726 A JP2001127726 A JP 2001127726A
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multiplexing
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user use
signal processing
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Takefumi Nagumo
武文 名雲
Yoichi Yagasaki
陽一 矢ケ崎
Kuniaki Takahashi
邦明 高橋
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により複数のビットストリームを
多重化する。 【解決手段】 第2のビットストリームをアクセスユニ
ットに分割する分割部11と、分割部11にて分割され
たビットストリームにスタートコード及びマーカービッ
トを付加する付加部12と、第1のビットストリームの
ユーザ使用領域に付加部12からの分割されたビットス
トリームを組み込む多重化部13とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のビットスト
リームを多重化する信号処理装置及び方法、並びに複数
のビットストリームを多重化するプログラムが記録され
てなる記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビ会議システム、テレビ電
話システムなどのように、動画像信号を遠隔地に伝送す
るシステムにおいては、伝送路を効率良く利用するた
め、映像信号のライン相関やフレーム間相関を利用し
て、画像信号を圧縮符号化するようになされている。動
画像の高能率符号化方式の代表的なものとしてMPEG
(Moving Picture Experts Group)(蓄積用動画像符号
化)方式がある。これはISO‐IEC/JTC1/SC2/WG11にて議
論され、標準とされたものであり、動き補償予測符号化
と離散コサイン変換(Discrete Cosine Transformatio
n; DCT )符号化を組み合わせたハイブリッド方式が採
用されている。
【0003】このような符号化方式を用いて、図6に示
すように、第1のビデオカメラ101及び第2のビデオ
カメラ102を用いて、画像の撮影及び符号化を行った
とする。
【0004】さらに、第1のビデオカメラ101から出
力された第1のビットストリームBS1 及び第2のビデ
オカメラ102から出力された第2のビットストリーム
BS2 を、撮影したフレーム単位等により同期させるこ
とにより、多重化部103にて一本の多重化されたビッ
トストリームBSMUX に多重化する場合を考える。
【0005】このような場合、従来法ではいわゆるMP
EG2システム(ISO/IEC13818-1)を用いて多重化を行
う。この多重化方法について図7を用いて説明する。
【0006】図7は、いわゆるMPEG2システムを用
いて2本の画像符号化ビットストリームを同時間のフレ
ーム単位に同期可能なように符号化した例である。
【0007】図7のAに第1のビットストリームBS
1 、図7のBに第2のビットストリームBS2 を模式的
に示す。ここで、第1のビットストリームBS1 及び第
2のビットストリームBS2 の各矩形は、それぞれアク
セスユニット(Access Unit;AU)と呼ばれるビットスト
リームを構成する最小単位を示す。なお、いわゆるMP
EG2の場合には、アクセスユニットは、ピクチャ(pi
cture)一枚に相当する。
【0008】図7に示した例においては、第1のビット
ストリームBS1 と第2のビットストリームBS2 のフ
レームレートは、2:1になるように構成されている。
そのため、第1のビットストリームBS1 のアクセスユ
ニット2つ分の時間が、第2のビットストリームBS2
のアクセスユニット1つに相当する。
【0009】いわゆるMEPG2システムの場合、まず
入力されたビットストリームを任意の間隔で分割する。
ここでは簡単のために、第1のビットストリームBS1
では、アクセスユニットAU10とアクセスユニットAU
11、アクセスユニットAU12とアクセスユニットA
13、・・・の間隔で分割するものとする。
【0010】また、第2のビットストリームBS2 は、
第1のビットストリームBS1 と同様の時間もしくはフ
レームの間隔で分割される。すなわちこの例では、アク
セスユニットAU20、アクセスユニットAU21、アクセ
スユニットAU2 2、アクセスユニットAU23、・・・の
間隔で分割される。
【0011】その後、図7のC及びDに示すように、対
応する時間ごとに、分割されたビットストリームに対し
てPES(Packetized Elementary Stream)パケットヘ
ッダを添付することによりPESパケットを構成する。
【0012】PESパケットヘッダには、時刻管理情報
であるPTS(Presentation TimeStamp )が挿入され
る。このPTSには、先頭のアクセスユニットの表示時
間情報が書き込まれる。そして、対応するPESパケッ
トについては、同じPTSを有するように設定される。
【0013】このようにして、分割された第1のビット
ストリームBS1 及び第2のビットストリームBS2
対して、それぞれPESパケットが作成される。これら
のPESパケットに基づいて、第1のビットストリーム
BS1 及び第2のビットストリームBS2 は、一つのビ
ットストリームに変換される。
【0014】すなわち、いわゆるMPEG2システムに
従うと、PESパケットにより、一つのプログラムを構
成するプログラムストリーム(Program Stream;PS)
や、複数のプログラムを構成するトランスポートストリ
ーム(Transport Stream; TS)が生成される。
【0015】このように、いわゆるMPEGシステムを
用いることにより、2個のビットストリームを同期させ
つつ1個のビットストリームに多重化することができ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いわゆるMP
EG2システムにより多重化を行う場合には、多重化さ
れたビットストリームBSMUX を復元する際に、多重化
されたビットストリームBSMUX を逆多重化してビット
ストリームを再構成した後、さらに復号を行う必要があ
る。
【0017】従って、多重化されたビットストリームB
MUX を復号する際には、逆多重化されたビットストリ
ームを再構成する手段と、再構成されたビットストリー
ムを復号する手段が必要になる。
【0018】このため、従来は、多重化されたビットス
トリームBSMUX を復号するために、煩雑な装置や工程
を必要としていた。
【0019】本発明は、上述の実情に鑑みて提案された
ものであって、簡単な構成で複数のビットストリームを
多重化するような信号処理装置及び方法並びに上記多重
化のプログラムが記録されてなる記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る信号処理装置は、複数のビットスト
リームを多重化する信号処理装置において、一のビット
ストリームにユーザー使用領域を定義し、このユーザー
使用領域に他のビットストリームの少なくとも一部を分
割して組み込むことにより多重化する多重化手段を有す
るものである。
【0021】本発明に係る信号処理方法は、複数のビッ
トストリームを多重化する信号処理方法において、一の
ビットストリームにユーザー使用領域を定義し、このユ
ーザー使用領域に他のビットストリームの少なくとも一
部を分割して組み込むことにより多重化する多重化工程
を有するものである。
【0022】本発明に係る記録媒体は、複数のビットス
トリームを多重化するプログラムが記録されてなる記録
媒体において、上記プログラムは、一のビットストリー
ムにユーザー使用領域を定義し、このユーザー使用領域
に他のビットストリームの少なくとも一部を分割して組
み込むことにより多重化する多重化処理を有するもので
ある。
【0023】本発明は、いわゆるMPEG2システムを
用いず、いわゆるMPEG2ビデオ(video )の規格内
で、同期を取りつつ、複数のビットストリームを多重化
するものである。
【0024】この多重化は、ユーザーにより定義可能な
データ領域であるユーザー使用領域を利用して行われ
る。
【0025】ユーザー使用領域は、フレーム単位、もし
くは複数のフレーム単位、例えばいわゆるMPEG2に
おけるピクチャ群(group of pictures; GOP)ごとに挿
入が可能なものである。このユーザー使用領域は、いわ
ゆるMPEG2の場合には、“user_data ”が該当す
る。
【0026】例えばいわゆるMPEG2を用いる場合
に、第1のビットストリームと第2のビットストリーム
とを多重化するには、第1のビットストリームと第2の
ビットストリームとの同期を取りつつ、第1のビットス
トリームの“user_data”を利用して多重化する。
【0027】まず、第2のビットストリームをシーケン
スヘッダ(Sequence Header )等の画像ビットストリー
ムの先頭にある画像情報、及びフレームごとに分割す
る。そして、分割した第2のビットストリームを“star
t_code”による誤作動を防ぐ処理をしたのち、“user_d
ata_start_code”を付加し、第1のビットストリームの
“user_data ”位置へ挿入する。
【0028】この挿入時に、第1のビットストリームの
“user_data ”の位置及び挿入される第2のビットスト
リームが同じ表示時間もしくは復号時間を持つように挿
入する。これによって、いわゆるMPEGシステムを用
いることなく、第1のビットストリームと第2のビット
ストリームとを同期させることができる。
【0029】また、このとき“user_data ”を挿入され
た第1のビットストリームは、いわゆるMPEG2の構
文(syntax)に従っているため、特に処置を施さなくと
もいわゆるMPEG2に対応する復号装置(decoder )
で復号(decode)することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る信号処理装置及び方法並びに記録媒体の実施の形態
について説明する。なお、以下では、特に断る箇所以外
ではいわゆるMPEG2を用いるものと想定している。
【0031】まず、信号処理装置の実施の形態につい
て、図1を参照して説明する。この信号処理装置は、入
力される第1のビットストリームBS1 と第2のビット
ストリームBS2 とについて、第1のビットストリーム
BS1 のユーザー使用領域“user_data”に第2のビッ
トストリームBS2 を分割して挿入するものである。
【0032】信号処理装置10は、外部から入力される
第2のビットストリームBS2 をアクセスユニットに分
割する分割部11と、分割部11から出力されたアクセ
スユニットに対して“start_code”及びマーカービット
(marker bit)を付加する付加部12とを有している。
【0033】この信号処理装置には、図2のAに示すよ
うな第1のビットストリームBS1と、図2のBに示す
ような第2のビットストリームBS2 とが、外部から入
力される。
【0034】第1のビットストリームBS1 及び第2の
ビットストリームBS2 は、フレーム単位、もしくは複
数のフレーム等から構成される単位に分割することが可
能であるものとする。
【0035】すなわち、第1のビットストリームBS1
は、これらの単位を要素として、アクセスユニットAU
10、アクセスユニットAU11、アクセスユニットA
1 2、・・・から構成されているものとする。
【0036】同様に、第2のビットストリームBS2
は、上記単位を要素として、アクセスユニットAU20
アクセスユニットAU21、アクセスユニットAU22、・
・・から構成されているものとする。
【0037】ここで、アクセスユニットAU10とアクセ
スユニットAU20、アクセスユニットAU12とアクセス
ユニットAU21、アクセスユニットAU14とアクセスユ
ニットAU22、アクセスユニットAU16とアクセスユニ
ットAU23とは、同じ表示時刻もしくは復号化時刻を有
しているものとする。
【0038】分割部11には、この内の第2のビットス
トリームBS2 が入力される。分割部11は、入力され
た第2のビットストリームBS2 をアクセスユニットご
とに分割する。そして、分割されたアクセスユニットを
出力する。なお、複数のアクセスユニットをまとめて一
つのユニットとしても問題ない。
【0039】第2のビットストリームBS2 を構成する
各アクセスユニットは、“start_code”が開始した時点
から、次の“start_code”もしくは任意個数後の“star
t_code”の直前までに分割されるものとする。
【0040】いわゆるMPEG2、いわゆるMPEG4
等による符号化の場合、この分割されたアクセスユニッ
トはスタッフィングビット(stuffing bit)を含むため
8の整数倍のビット数を持つこととなる。
【0041】付加部12には、分割部11にて分割され
たアクセスユニットが入力される。付加部12は、図2
のCに示すように、各アクセスユニットの先頭に、“us
er_data_start_code”と呼ばれるユーザー使用領域を示
すスタートコード(code)を付加する。そして、付加部
12は、“user_data_start_code”が付加されたアクセ
スユニットを出力する。
【0042】但し、組み込みを行う第1のビットストリ
ームBS1 のユーザー使用領域“user_data”のデータ
構造等に何らかの制約があった場合、分割された第2の
ビットストリームBS2 に関して、“user_data_start_
code”添付前に、データを変換する処理を行う必要があ
る。
【0043】いわゆるMPEG2のユーザー使用領域
“user_data ”には、その合計ビット数が8の整数倍で
あること、及びスタートコード“start_code”の誤検出
を防ぐため0の値を持つビット(bit )が23個以上連
続してはならないという制約が存在する。
【0044】そのため、MEPG2のビットストリーム
へ組み込みを行う場合、図3に示すように、合計ビット
数を8の整数倍にし、またスタートコード“start_cod
e”の誤検出を防ぐための処理を行う。
【0045】すなわち、図3のAに示すように、分割部
11に入力された第2のビットストリームBS2 は、図
3のBに示すように、8の整数倍のビット数に分割され
る。その後、分割されたビットストリームは、付加部1
2において処理が施される。
【0046】ここで分割された第2のビットストリーム
BS2 がいわゆるMPEG4の構文に従って符号化され
たものとし、この第2のビットストリームBS2 が分割
された結果、8の整数倍のビット数ごとに分割されたも
のとする。
【0047】すなわち、8の整数倍のビット数に分割さ
れた第2のビットストリームBS2は、図3のCに示す
ように、さらに7ビットごとに分割される。ここで、図
3のDに示すように、最後のユニットが7ビットに足り
ない場合、“0”又は“1”のビットで7ビットになる
ように補間する。
【0048】そして、図3のEに示すように、各7ビッ
トのユニットの最後にスタートコード“start_code”の
誤検出を防ぐ1ビットの“1”を追加する。最後に、各
ユニットを結合することにより、分割された第2のビッ
トストリームBS2 は、いわゆるMPEG2によるユー
ザーデータの構文に適したデータに変換される。
【0049】この処置の終了後、変換された各アクセス
ユニットの先頭に、“user_data_start_code”が付加さ
れる。
【0050】また、信号処理装置10は、外部から入力
される第1のビットストリームBS1 と、付加部12か
ら出力されるビットストリームとを多重化して多重化ビ
ットストリームBSMUX を出力する多重化部13を有し
ている。
【0051】多重化部13は、図2のDに示すように、
第1のビットストリームBS1 の各アクセスユニットの
“user_data ”の挿入位置へと対応する同一の復号時刻
もしくは表示時刻を持つ第2のビットストリームBS2
のアクセスユニットを挿入しすることにより多重化を行
う。
【0052】このように、多重化部13は、第1のビッ
トストリームBS1 と第2のビットストリームBS2
を、同期させて多重化する。
【0053】次に、図1に示したような信号処理装置に
て得られた多重化されたビットストリームBSMUX の復
号について説明する。
【0054】まず、多重化されたビットストリームBS
MUX を復号する復号装置について、図4を参照して説明
する。
【0055】図4のAは、多重化されたビットストリー
ムBSMUX より、第1のビットストリームBS1 を復号
する第1の復号装置である。第1の復号装置は、復号部
21のみから構成されている。
【0056】この多重化されたビットストリームBS
MUX は第1のビットストリームBS1の符号化規則に従
い、第2のビットストリームBS2 の符号化データを挿
入されてなるものである。
【0057】そのため、例えば第1のビットストリーム
BS1 がいわゆるMPEG2の構文に従い記載されてい
る場合、多重化されたビットストリームをMPEG2の
復号器で復号することにより第1のビットストリームの
復号画像を得ることができる。
【0058】このように復号する場合には、ユーザー使
用領域“user_data ”に挿入された第2のビットストリ
ームBS2 のデータは無視される。
【0059】多重化されたビットストリームBSMUX
ら第2のビットストリームBS2 を得るには、図4のB
に示す第2の復号装置が用いられる。
【0060】第2の復号装置は、多重化されたビットス
トリームBSMUX からユーザーデータを抜き出す抜き出
し部22と、抜き出し部22にて抜き出したユーザーデ
ータを第2のビットストリームBS2 変換する変換部2
3とを有している。
【0061】第2のビットストリームBS2 のデータは
多重化されたビットストリームBSMUX におけるユーザ
ー使用領域“user_data”に記録されているため、抜き
出し部22において“user_data ”が抜き出される。
【0062】その後、変換部23において“user_data_
start_code”の除去が行われ、さらに“start_code”の
誤検出を防ぐ処置が施されている場合、その変換処理が
行われる。
【0063】ここで、“start_code”の誤検出防止のた
めの処理が施されている場合の逆変換方法を、図5を参
照して説明する。
【0064】図5のAに示すように、第1のビットスト
リームBS1 がいわゆるMPEG2の構文に従って記載
されている場合、ユーザー使用領域“user_data ”は8
の整数倍のビット列となる。
【0065】まず、図5のBに示すように、このユーザ
ー使用領域“user_data ”のビット列を8ビットごとに
分割する。その後、図5のCに示すように、スタートコ
ードの誤検出を防ぐために添付したビットを1ビット除
去する。この後、図5のDに示すように、これらのビッ
ト列を再び結合する。
【0066】この結合されたビット列は、図5のDに示
すように、ビット列の最後に付加したスタッフィングビ
ットを含んでいる。このため、図5のEに示すように、
結合したビット列の先頭より8の整数倍の最大値のビッ
ト位置までを、第2のビットストリームBS2 ビットス
トリームとして採用する。
【0067】この例では、第2のビットストリームBS
2 は、いわゆるMPEG4によるものである。なお、残
りのビット列は破棄される。
【0068】図4のBに示した第2の復号装置の変換部
23からの出力は、第2のビットストリームBS2 とな
る。このように、第2の復号装置は、多重化されたビッ
トストリームBSMUX から第2のビットストリームBS
2 を再構成する。
【0069】また、図4のAに示した第1の復号装置の
復号部21がユーザー使用領域“user_data ”を出力す
る機能を有していた場合、図4のBに示した第2の復号
装置と組み合わせることにより、図4のCに示す第3の
復号装置のような構成にすることもできる。
【0070】第3の復号装置は、第1のビットストリー
ムBS1 の復号画像を生成し、同時に第2のビットスト
リームBS2 を再構成する。
【0071】第3の復号装置の復号部25は、第1の復
号装置の復号部21と同様の構成である。また、第3の
復号装置の変換部26は、第2の復号装置の変換部23
と同様の構成である。
【0072】第3の復号装置の復号部25は、第1のビ
ットストリームBS1 の復号画像及び第1のビットスト
リームBS1 に含まれているユーザー使用データを出力
するものとする。
【0073】ユーザー使用領域“user_data”は、変換
部26に出力され、第2のビットストリームBS2 に変
換される。
【0074】このようにして、2つの画像ビットストリ
ームをMEPG2システムを使用せず多重化することが
可能となる。また、第1のビットストリームBS1 に関
しては特に処理を行わず、組み込み前の復号器により復
号可能となる。
【0075】次に、ビットストリームを多重化する多重
化処理プログラムが記録されてなる記録媒体について説
明する。この多重化処理プログラムは、例えばいわゆる
CD−ROMを記録媒体として提供される。
【0076】本実施の形態の記録媒体は、複数のビット
を多重化処理するプログラムが記録されてなるものであ
る。プログラムは、図1に示した信号記録装置と同様の
多重化処理の手順からなるものである。
【0077】すなわち、このプログラムは、第1のビッ
トストリームBS1 のユーザー使用領域に、第2のビッ
トストリームBS2 を組み込むことにより、多重化され
たビットストリームBXMUX を生成するものである。
【0078】また、このプログラムは、第2のビットス
トリームBS2 を第1のビットストリームBS1 のユー
ザー使用領域に組み込む際に、第1のビットストリーム
BS1 の規則に従ってデータを変換して組み込みを行
う。これによって、第1のビットストリームBS1 の画
像データを復号する際には特に処置を行わず、第1のビ
ットストリームBS1 の通常の復号装置を用いて復号す
ることができる。
【0079】さらに、このプログラムは、第2のビット
ストリームBS2 をフレーム単位もしくは複数のフレー
ム単位に分割し、第1のビットストリームBS1 の分割
した部分と同じ表示時刻もしくは復号時刻を有するフレ
ームのユーザー使用領域に挿入するものである。
【0080】上述した本実施の形態は、特に、例えば、
光磁気ディスクや磁気テープ、フラッシュメモリ等の記
録媒体に記録し、これを再生してディスプレイなどに表
示したり、テレビ会議システムやテレビ電話システム、
インターネットやテレビ放送機器など、伝送路を介して
送信側から受信側に伝送し、受信側において、これを受
信して表示する場合などに用いて好適な符号化装置及び
方法、並びに提供媒体に適用することができる。
【0081】なお、上述の実施の形態においては、いわ
ゆるMPEG2を例示してビットストリームの多重化に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されない。本発
明は、ユーザー定義のデータ領域を有する符号化方式に
対して、広く適用することができる。
【0082】
【発明の効果】上述のように、本発明は、一のビットス
トリームのユーザー使用領域に他のビットストリームを
組み込むことにより、複数のビットストリームを多重化
するものである。
【0083】従って、本発明によると、本来分離してい
た複数のビットストリームを一つのビットストリームと
して蓄積、伝送等を行うことが可能となる。またいわゆ
るMPEG2における“user_data ”等のユーザー使用
領域を使用することにより既存の符号化方式を変更する
ことなく使用できるため、より少ない処理数により画像
の復号が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】信号処理装置の概略的な構成を示すブロック図
である。
【図2】ビットストリームの多重化を説明する図であ
る。
【図3】スタートコードの誤検出を防止するための処理
を示す図である。
【図4】ビットストリームの復号の方法を示す図であ
る。
【図5】ビットストリームの逆多重化を説明する図であ
る。
【図6】多重化部へのビットストリームの入力を示す図
である。
【図7】従来のビットストリームの多重化を説明する図
である。
【符号の説明】
10 信号処理装置、11 分割部、12 付加部、1
3 多重化部、21復号部、22 抜き出し部、23
変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 邦明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C059 MA00 RB02 RB08 RC00 RC04 SS07 5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 CA14 CA36 DA13 DA20 5K028 AA11 CC02 EE03 KK03 MM01 NN01 SS04 SS14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビットストリームを多重化する信
    号処理装置において、 一のビットストリームにユーザー使用領域を定義し、こ
    のユーザー使用領域に他のビットストリームの少なくと
    も一部を分割して組み込むことにより多重化する多重化
    手段を有することを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記多重化手段は、上記一のビットスト
    リームの符号化規則に従って上記他のビットストリーム
    を多重化することにより、上記一のビットストリームを
    復号する復号手段を用いて、多重化されたビットストリ
    ームから上記一のビットストリームを再生することがで
    きるように多重化を行うことを特徴とする請求項1記載
    の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記多重化手段は、上記ユーザー使用領
    域に先行する上記一のビットストリームと同一の時刻情
    報を有する上記他のビットストリームを構成する単位
    を、上記ユーザー使用領域に分割して組む込むことを特
    徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記ビットストリームは符号化画像であ
    り、上記多重化手段は、上記他のビットストリームを1
    又は2以上の画像を単位として分割することを特徴とす
    る請求項3記載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 上記ビットストリームは符号化画像であ
    り、上記時刻情報は、上記ビットストリームが表示され
    る表示時刻又は上記ビットストリームが復号される復号
    時刻であることを特徴とする請求項3記載の信号処理装
    置。
  6. 【請求項6】 複数のビットストリームを多重化する信
    号処理方法において、 一のビットストリームにユーザー使用領域を定義し、こ
    のユーザー使用領域に他のビットストリームの少なくと
    も一部を分割して組み込むことにより多重化する多重化
    工程を有することを特徴とする信号処理方法。
  7. 【請求項7】 上記多重化工程は、上記一のビットスト
    リームの符号化規則に従って上記他のビットストリーム
    を多重化することにより、上記一のビットストリームを
    復号する復号手段を用いて、多重化されたビットストリ
    ームから上記一のビットストリームを再生することがで
    きるように多重化を行うことを特徴とする請求項6記載
    の信号処理方法。
  8. 【請求項8】 上記多重化工程は、上記ユーザー使用領
    域に先行する上記一のビットストリームと同一の時刻情
    報を有する上記他のビットストリームを構成する単位
    を、上記ユーザー使用領域に分割して組む込むことを特
    徴とする請求項6記載の信号処理方法。
  9. 【請求項9】 複数のビットストリームを多重化するプ
    ログラムが記録されてなる記録媒体において、上記プロ
    グラムは、 一のビットストリームにユーザー使用領域を定義し、こ
    のユーザー使用領域にに他のビットストリームの少なく
    とも一部を分割して組み込むことにより多重化する多重
    化処理を有することを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 上記多重化処理は、上記一のビットス
    トリームの符号化規則に従って上記他のビットストリー
    ムを多重化することにより、上記一のビットストリーム
    を復号する復号手段を用いて、多重化されたビットスト
    リームから上記一のビットストリームを再生することが
    できるように多重化を行うことを特徴とする請求項9記
    載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 上記多重化処理は、上記ユーザー使用
    領域に先行する上記一のビットストリームと同一の時刻
    情報を有する上記他のビットストリームを構成する単位
    を、上記ユーザー使用領域に分割して組む込むことを特
    徴とする請求項9記載の記録媒体。
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