JP2008067202A - 動画像復号装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地上波デジタル放送等においてPTS情報を持たないフレームが存在するストリームを復号する際に、フレームが抜けてしまったりストリームにエラーが混入したりした場合であってもフレームの正確な表示時間を算出することができる動画像復号装置を提供することを目的とする。
【解決手段】再生出力時刻を示すPTS情報f及びフレーム番号情報eを有する基準フレームと、フレーム番号情報eを有する従属フレームとが複数羅列されてなる符号化画像信号fを復号する動画像復号装置1において、前記符号化画像信号fを復号して再生動画像信号iを生成する復号手段21と、復号対象のフレームのフレーム番号情報e及び最近の基準フレームのPTS情報fを用いて従属フレームの表示時間を算出する表示時間算出手段22とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画像の符号化ストリームを受信して復号する動画像復号装置に関する。
動画像の符号化方式として、MPEG(Moving Picture Experts Group)−4や、MPEG−4を発展させたH.264/MPEG−4 AVC(以下、H.264と言う。)が使用されており、特にISBT−T(Integrated Services Digital Broadcasting―Terrestrical)における移動体向け地上波デジタル放送(ワンセグ)においては、H.264が採用されている。
ISBT−Tでは、H.264の符号化ストリーム(Elementary Stream)などの各種のメディアストリームは、MPEG−2 systemsのTSストリーム(Transport Stream)に多重化される。TSストリームは、固定長のTSパケットから構成され、ヘッダにはパケット内のエラー有無情報などが含まれる。
H.264のESをTSストリームに多重化する際、1つ以上のAU(Access Unit)単位でPESパケットを構築し、PESパケットをTSパケットのペイロード部に格納していく。PESヘッダは、PESパケットに含まれる先頭AUのPTS(Presentation Time Stamp)を持つため、先頭AU以後の表示時間はPTSとES内のSEI(Supplemental Enhancement Infomation)に含まれる時間情報を利用して算出される。
移動体向け地上波デジタル放送においてESにSEIの時間情報が含まれない固定フレームレートが運用された場合等には、動画像復号装置は、PTS情報を有するフレームをPTS情報の再生出力時刻に表示し、PTS情報及びSEIの時間情報をもたないフレームについては、PTS情報を有するフレームを基準として、表示時間間隔ΔTの間隔を置いて、表示処理を行う。
H.264のストリームにおいてPTS情報を持たないフレームが存在した場合、いずれかのフレームが抜けてしまった時に動画像復号装置はフレームの正しい表示時間を認識できず、表示時間がずれてしまう上に、動画像の再生が進むにつれてこの表示時間のずれが大きくなってしまうという問題があった。
また、TSパケットにエラーが混入した場合にはTSパケットにエラー情報が付されるが、通常、デコーダではこのエラー情報を認識できないので、動画像復号装置はこのフレームの正しいフレーム番号が認識できず、よって正確な表示時間を算出できないという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされてものであり、地上波デジタル放送においてPTS情報及びES内の時間情報を持たないフレームが存在するストリームを復号する際に、フレームが抜けてしまったりストリームにエラーが混入したりした場合であってもフレームの正確な表示時間を算出することができる動画像復号装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る動画像復号装置は、再生出力時刻を示すPTS情報及びフレーム番号情報を有する基準フレームと、フレーム番号情報を有する従属フレームとが複数羅列されてなる符号化画像信号を復号する動画像復号装置において、前記符号化画像信号を復号して再生動画像信号を生成する復号手段と、復号対象のフレームのフレーム番号情報及び最近の基準フレームのPTS情報を用いて従属フレームの表示時間を算出する表示時間算出手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る動画像復号装置によると、地上波デジタル放送等においてPTS情報を持たないフレームが存在するストリームを復号する際に、フレームが抜けてしまったりストリームにエラーが混入したりした場合であっても、フレームの正確な表示時間を算出することができ、動画像品質を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1実施形態では、本発明に係る動画像復号装置として、地上波デジタル放送等に用いられるH.264の符号化画像信号aを受信して復号する動画像復号装置1について詳細に説明する。
図1は、動画像復号装置1の動画像処理部12の機能構成図である。
なお、図1に示す動画像復号装置1は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)などの情報機器に実装され、この情報機器が取り込んだ符号化動画像の復号処理を行うものである。
動画像処理部12は、図1に示すように、多重化分離部11で取り出された符号化画像信号aを取得する符号化画像信号取得手段25と、この符号化画像信号aを復号して再生動画像信号iを生成する復号手段21と、符号化画像信号取得手段25から復号手段21を介して受け取った情報に基づいてフレームbの表示時間を算出する表示時間算出手段22と、符号化画像信号aに含まれる基準フレームcのPTS情報fやフレーム番号情報eを記憶する基準時間記憶手段23と、復号手段21により復号された再生動画像信号iが蓄積される復号画像バッファ24とから構成される。
この符号化画像信号aは、複数のフレームbの画像情報を含んでいて、このフレームbをコマ送り表示することにより、動画像として人間の目に認識される。
この符号化方法として、(1)フレーム間符号化、(2)フレーム内符号化の2種類の方法が用いられている。
(1)フレーム間符号化
フレーム間符号化は、前フレームbと当該フレームbとの差分情報を用いて符号化する方法である。
動画像は、一般的に時間方向の相関やフレームb間の相関が高いため、連続するフレームbの差分を利用することにより情報量を大きく圧縮できる。
しかし、画像の内容が大きく切り替わる時には、この差分が大きくなり、フレーム間符号化方法では情報量の圧縮効果が期待できない。また、受信した符号化情報にエラーが混入していると、復号側で、フレームb間にエラーが伝搬してしまう。
(2)フレーム内符号化
フレーム内符号化は、フレームb内で完結した符号化方法である。
連続するシーケンスにおいてフレーム間符号化ほどの圧縮効果はないが、フレームbの画像内容が大きく切り替わるシーンチェンジの際や、あるいはリフレッシュの際に用いられる。
なお、リフレッシュとは、フレーム間符号化の欠点であるフレームb間のエラー伝搬を防ぐために、周期的にフレーム内符号化のフレームbが挿入されるものであり、このフレームbがフレーム間符号化の起点となる。リフレッシュのためのフレームbはフレーム間符号化の際の差分参照用に一時的に保存され、それ以前のフレーム間符号化のフレームbはクリアされる。
また、放送サービス等の際に、受信側が任意のタイミングでストリームの受信を開始する場合は、フレーム間符号化のフレームbから開始すると差分の起点となるフレームbが存在しないため復号できない。そこで、フレーム内符号化のフレームbを起点として、それ以降のフレーム間符号化のフレームbが復号される。
動画像復号装置1は、動画像の符号化情報を復号する際に、フレーム間符号化とフレーム内符号化の識別データを認識し、それぞれに対応する復号処理を行う。H.264では、複数枚の参照フレームcがフレーム間符号化されたフレームbの復号を行う際に利用されるために、これらの参照フレームcは復号画像バッファ24内に蓄積される。そして、これらの参照フレームcを参照して、フレーム間符号化されたフレームbが復号処理される。
また、H.264のストリームにエラーが混入した時の修復処理として、通常、フレーム間符号化されたフレームbにエラーが混入した場合は、この参照フレームcを参照して、フレームb間の相関を利用したコンシールメント処理(修復処理)が行われる。
第1実施形態では、フレーム内符号化されたフレームbを基準フレームc、フレーム間符号化されたフレームbを従属フレームdとして説明する。
符号化画像情報aは、フレームbが符号化されることによって得られた基準フレームcと従属フレームdが時系列的に羅列されることにより構成されている。基準フレームcは、少なくとも、フレーム番号情報e、再生出力時刻を示すPTS情報f、フレーム間の表示時間間隔を示す固定時間間隔情報gを含んでいる。また、従属フレームdは、少なくともフレーム番号eを含んでいる。
図2は、動画像復号装置1が動画像の符号化画像情報aを受信して復号する手順を示すフローチャートである。
図2に示すように、動画像復号装置1の送受信回路部18が多重ストリームを受信すると、多重化分離部11がこの多重ストリームをオーディオストリーム(音声信号)とビデオストリーム(符号化画像信号a)とに分離する(S101)。
この時、符号化画像信号aは、画像情報に加えて、再生出力時刻管理情報(PTS情報f)、フレーム番号情報等のパラメータ情報、及びエラー情報を含んでいる。
符号化画像信号取得手段25は、多重化分離部11により分離された符号化画像信号aを取得する(S102)。復号手段21は、この符号化画像信号aを復号して再生動画像信号iを生成し(S103)、この再生動画像信号iを復号画像バッファ24に蓄積する(S104)。また、復号手段21は、符号化画像信号取得手段25から受け取った符号化画像信号aの中から、従属フレームdのフレーム番号情報e、基準フレームcのフレーム番号情報e、PTS情報f、及び固定時間間隔情報g等を、表示時間算出手段22に送信する(S105)。
表示時間算出手段22は、このフレームbが基準フレームcか否かを判断し(S106)、基準フレームcであった場合(S106のYes)は、復号手段21から受け取ったPTS情報f及びフレーム番号情報eを基準時間記憶手段23に送信する(S107)。また、表示時間算出手段22は、常に最近の基準フレームcの固定時間間隔情報gを記憶している。
基準時間記憶手段23は、このPTS情報f及びフレーム番号情報eを記憶する(S108)。なお、基準時間記憶手段23は、常に最近の基準フレームcのPTS情報f及びフレーム番号情報eを記憶していて、表示時間算出手段22からの要求に応じて、このPTS情報f及びフレーム番号情報eを表示時間算出時間に送信する。
また、表示時間算出手段22は、このフレームbの表示時間を算出し(S109)、この表示時間情報jを復号画像バッファ24に蓄積する(S110)。
復号画像バッファ24は、表示時間算出手段22から受け取った表示時間情報jに基づいて、復号手段21から受け取った再生動画像信号iをLCD制御部に送信する(S111)。
次に、動画像復号装置1の動画像処理部12の表示時間算出手段22がフレームbの表示時間を算出する手順を、実施例1として、図3に基づいて説明する。
符号化画像信号取得手段25が取得した符号化画像信号aにおいて、フレーム番号0、1のフレームbのデータを正常に取得したが、フレーム番号2のフレームbのデータが抜けてしまい、次にフレーム番号3のフレームbのデータを取得してしまった場合を例として説明する。
なお、フレーム番号0のフレームbが基準フレームcであり、これに連続するフレーム番号1,2,3,4,…のフレームbが従属フレームdである。
また、基準フレームcのみが、PTS情報f、フレームbを表示する固定された時間間隔である固定時間間隔ΔTを示す固定時間間隔情報gを有している。
ここで、図3に示すように、従属フレームdの表示時間を算出する式は、
[数1]
表示時間(フレーム番号)=基準表示時間
+フレーム番号の変化量×固定時間間隔ΔT …(1)
で表される。なお、式中の「基準表示時間」は、主に最近の基準フレームcのPTS情報fから取得した再生出力時刻であり、従属フレームdの表示時間を算出する際の基準とされる。
フレーム番号の変化量は、最近の基準フレームcのフレーム番号(基準フレーム番号)と当該フレーム番号との差である。
始めに表示時間算出手段22は、フレーム番号0の基準フレームcのPTS情報fが有する再生出力時刻を表示時間、及び基準表示時間とする。
[数2]
表示時間(0)=PTS …(2)
[数3]
基準表示時間=PTS …(3)
そして、表示時間算出手段22は、フレーム番号1の従属フレームdについて、(1)式に基づいて、
[数4]
表示時間(1)=基準表示時間+フレーム番号の変化量×ΔT
=基準表示時間+(1−0)×ΔT
=基準表示時間+ΔT …(4)
と算出する。次に表示時間算出手段22は、フレーム番号2のフレームbを受信できなかったので、フレーム番号2を飛ばして、フレーム番号3のフレームbの表示時間の算出を行う。フレーム番号3のフレームbの表示時間は、
[数5]
表示時間(3)=基準表示時間+フレーム番号の変化量×ΔT
=基準表示時間+(3ー0)×ΔT
=基準表示時間+3ΔT …(5)
と算出される。このようにフレーム番号を使用して表示時間を算出することにより、フレームbが抜けてしまっている場合でもフレームbの正しい表示時間の算出が可能となる。
一方、従来のように、受信した符号化画像信号aにおいて単純に固定時間間隔ΔTの間隔をあけて連続するフレームbを表示する手法では、フレームbが抜けてしまった場合に、後に続くフレームbの表示時間が全てずれてしまい、画像の品質が大きく低下するため、本発明の優位性は明らかである。
実施例1によると、動画像処理部12の表示時間算出手段22は、受信した符号化画像信号aにおいて一つあるいは複数のフレームbが抜けてしまっている場合であっても、各々のフレームbの正確な表示時間を算出でき、動画像品質を向上させることが可能となる。
次に、動画像復号装置1の実施例2を、図4〜図6に基づいて説明する。
符号化画像信号取得手段25が取得した符号化画像信号aにおいて、フレーム番号0、1のフレームbのデータを正常に取得したが、フレーム番号2のフレームbのデータが抜けてしまい、次にフレーム番号3のフレームbのデータを取得してしまった場合において、さらに、フレーム番号4のフレームbにフレーム番号6が付されるというエラーが混入してしまった場合を例として説明する。
この際、エラーが混入したフレームbには、図4に示すように、エラー情報hが付されている。
この例に実施例1の手法を用いた場合には、図4に示すように、フレーム番号0、1、3のフレームbに関しては正しい表示時間が算出されるが、フレーム番号4のフレームbのフレーム番号がエラーにより「6」と付されているため、フレーム番号4のフレームbの表示時間は、
[数6]
表示時間(4)=基準表示時間+フレーム番号の変化量×ΔT
=基準表示時間+(6−0)×ΔT
=基準表示時間+6ΔT …(6)
と誤って算出されてしまう。
そこで、実施例2として、符号化画像信号aにおいて一枚のフレームbが抜けてしまい、さらに別のフレームbにエラーが混入してしまった場合に、表示時間算出手段22がフレームbの表示時間を算出処理する方法について、図5のフローチャート及び図6の説明図に基づいて説明する。
まず、表示時間算出手段22は、図5及び図6に示すように、フレームbの画像情報がPTS情報fを含んでいるか否かを判断する(S201,S106に対応)。フレームbの画像情報がPTS情報fを含んでいる場合(S201のYes)は、そのフレームbがフレーム番号0の基準フレームcと認識されて、表示時間は、
[数7]
表示時間(0)=PTS …(7)
と算出される(S202)。また、表示時間算出手段22は、基準フレーム番号をこのフレーム番号(すなわち図6の「0」)とするとともに、基準表示時間をこの表示時間(PTS情報fの再生出力時刻)に設定する(S203)。
そして、直前のフレームbの表示時間を示す前表示時間をこの表示時間に設定する(S204)。なお、この前表示時間は、表示時間算出手段22に常に保持されている。
また、フレームbの画像情報がPTS情報fを含んでいない場合(S201のNo)は、表示時間算出手段22は、フレームbの画像情報がエラー情報hを含んでいるか否かを判断する(S205)。
もしフレームbの画像情報がエラー情報hを含んでいない場合(S205のNo)は、表示時間算出手段22は、このフレームbのフレーム番号が基準フレーム番号より大きいか否かを判断する(S206)。
このフレームbのフレーム番号が基準フレーム番号より大きい場合(S206のYes)は、表示時間算出手段22は、このフレームbが従属フレームdであり、画像情報に付加されたフレーム番号(図6の「1」)が正しいと判断する。よって、表示時間算出手段22は、このフレームbの表示時間を、
[数8]
表示時間(1)=基準表示時間+フレーム番号の変化量×ΔT
=基準表示時間+(1−0)×ΔT
=基準表示時間+ΔT …(8)
と算出する(S207)。そして、前表示時間をこの表示時間に設定する(S204)。
また、フレームbの画像情報がエラー情報hを含んでいる場合(S205のYes)、及びフレームbのフレーム番号が基準フレーム番号より小さいあるいは等しい場合(S106のNo)は、表示時間算出手段22は、フレームbのフレーム番号(図7の「6」)が誤っていると判断する。
よって、表示時間算出手段22は、このフレームbのフレーム番号を使用せずに、このフレームbの表示時間を、
[数9]
表示時間(4)=前表示時間+ΔT …(9)
と前表示時間を用いて算出する(S208)。そして、表示時間算出手段22は、前表示時間をこの表示時間に設定する(S204)。
実施例2によると、動画像処理部12の表示時間算出手段22は、受信した符号化画像信号aにおいて一つあるいは複数のフレームbが抜けてしまっている場合であっても、さらに、フレームbの画像情報にエラーが含まれている場合であっても、各々のフレームbの正確な表示時間を算出でき、動画像の品質を向上させることが可能となる。
第1実施形態の動画像復号装置の動画像処理部の機能構成図。 第1実施形態の動画像復号装置の動画像処理部が符号化画像情報を復号する手順を示すフローチャート。 第1実施形態の動画像復号装置の実施例1を説明するための図。 第1実施形態の動画像復号装置の実施例2を説明するための図。 第1実施形態の動画像復号装置の動画像処理部がピクチャの表示時間を算出する手順を示すフローチャート。 第1実施形態の動画像復号装置の実施例2を説明するための他の図。
符号の説明
11 多重化分離部
12 動画像処理部
13 LCD制御部
21 復号手段
22 表示時間算出手段
23 基準時間記憶手段
24 復号画像バッファ
25 符号化画像信号取得手段

Claims (4)

  1. 再生出力時刻を示すPTS情報及びフレーム番号情報を有する基準フレームと、フレーム番号情報を有する従属フレームとが複数羅列されてなる符号化画像信号を復号する動画像復号装置において、
    前記符号化画像信号を復号して再生動画像信号を生成する復号手段と、
    復号対象のフレームのフレーム番号情報及び最近の基準フレームのPTS情報を用いて従属フレームの表示時間を算出する表示時間算出手段とを備えたことを特徴とする動画像復号装置。
  2. 再生出力時刻を示すPTS情報、フレーム番号情報、及びフレーム間の表示時間の間隔を示す固定時間間隔情報を有する基準フレームと、フレーム番号情報を有する従属フレームとが複数羅列されてなる符号化画像信号を復号する動画像復号装置において、
    前記符号化画像信号を復号して再生動画像信号を生成する復号手段と、
    最近の基準フレームのPTS情報、固定時間間隔情報、そして、復号対象のフレームのフレーム番号情報及び最近の基準フレームのフレーム番号の差を用いて、従属フレームの表示時間を算出する表示時間算出手段とを備えたことを特徴とする動画像復号装置。
  3. 前記表示時間算出手段は、直前のフレームの表示時間を示す前表示時間情報を常に記憶しているとともに、次のフレームにエラー情報が付されていた場合には、この前表示時間情報と、最近の基準フレームの固定時間間隔情報とを用いて表示時間を算出する請求項2記載の動画像復号装置。
  4. 前記表示時間算出手段により算出されたフレームの表示時間情報、及び、前記復号手段により復号された再生動画像信号を蓄積するとともに、この表示時間に合わせて前記再生動画像信号を出力する復号画像バッファを備えた請求項1または2記載の動画像復号装置。
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