JP2003312391A - 車載機器の自動調整装置 - Google Patents
車載機器の自動調整装置Info
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Abstract
をし、乗車人数または識別される乗員に応じて車載機器
の動作を自動調整することができる。 【解決手段】 自動調整装置1は、自動車2に搭載され
るブルートゥース端末3と、車室6内に存在しブルート
ゥース端末3に対応する携帯電話機5の数または電話番
号を判別する判別手段4と、自動車2の車載機器13〜
17の動作に関するデータであって車室6内の携帯電話
機5の数または電話番号に対応するように予め定められ
るデータをストアする記憶手段8〜12と、判別手段4
の出力に応答し、記憶手段8〜12から読出されるデー
タに基づいて車載機器13〜17の動作を自動調整する
制御手段18とを含んで構成される。この自動調整装置
1は、自動車2に乗車する乗員に応じて、車載機器13
〜17の動作条件および設定位置を所望の状態に自動調
整することができる。
Description
両の走行に直接関らない車載機器の動作を自動調整する
車載機器の自動調整装置に関する。
の地面に対する傾きは、自動車に乗車する人数の多寡に
よって変化し、これによってヘッドライトの光軸の角度
は、特に重力方向である上下方向の向きにおいて変化す
る。ヘッドライトの光軸の向きが不適切な位置になる
と、すなわち上方に向き過ぎると対向車を眩惑し、下方
に向き過ぎると自動車前方の視界が狭まるなど、安全運
転上の支障が生じる。
てヘッドライトの光軸角度を適切に調整することは、自
動車運行の安全性の観点から有用であり、たとえば欧州
で運行されている自動車には、乗車人員や積載される荷
物の量に応じて、ヘッドライトの光軸角度を上下方向に
調整できる手段の設けられているものがある。しかしな
がら、前述のようなヘッドライトの光軸角度を上下方向
に調整する手段の多くは手動による調整であるので、乗
車人員および載荷量が変動する都度、手動で調整しなお
さなければならない。このような調整作業は、極めて煩
瑣であり、実用的には利便と言い難いものである。
つとして、たとえば特開平10−181427がある。
特開平10−181427に開示される技術は、たとえ
ば超音波センサを自動車の車体に設け、超音波センサに
よって車体と地面との距離を測定し、車体の傾きを求め
てヘッドライトの光軸角度を自動調整するというもので
ある。この先行技術では、ヘッドライトの光軸角度を自
動調整することはできるけれども、自動車に複数の超音
波センサおよび超音波の発信/受信装置を設けなければ
ならないので、装備費用が嵩み自動車のイニシャルコス
トが高くなるという問題がある。
品のように装備されている。この自動車に装備されるオ
ーディオ機器を複数人が共用するとき、たとえば一家族
の構成員が複数で一台の自動車を共用するようなとき、
運転のために乗車する人の性別や年齢によって、オーデ
ィオ機器の動作条件が異なる。すなわち運転者の好みに
応じて、ラジオ、テープまたはコンパクトディスク(C
D)などの使用される音源が異なり、また音量および音
質などもそれぞれ異なる。したがって、運転者が変わる
たび毎に、オーディオ機器の動作条件を運転者自らが手
動で調整しなおさなければならず、従来は運転開始時ま
たは運転時に調整しなおされていた。このような運転者
変更毎の動作条件の調整再設定は、煩瑣であり、また安
全運転の見地からもあまり好ましいことではない。
術の1つとして、たとえば特開2001−37000が
ある。特開2001−37000に開示される技術は、
たとえば車室内の座席または座席の近辺にセンサスイッ
チを設け、センサスイッチの出力に応答し、センサスイ
ッチに対応して複数設けられるスピーカのON/OFF
スイッチ動作およびONであるスピーカの音量調整を自
動で行うというものである。
Fスイッチ動作およびONであるスピーカの音量調整を
自動で行うことはできるけれども、車室内の座席のすべ
てにセンサスイッチを設けなければならないので、装備
費用が嵩み自動車のイニシャルコストが高くなるという
問題があるとともに、用いられるセンサスイッチの種類
によっては居住性を悪くするという問題がある。
数で一台の自動車を共用するようなとき、運転のために
乗車する運転者の体格によって、座席であるシートの設
定位置および設定角度(以後、この位置と角度の両方を
含む意味で代表して設定位置と表す)が異なるととも
に、バックミラーやサイドミラーなどもその設定位置お
よび設定角度(以後、この位置と角度の両方を含む意味
で代表して設定位置と表す)が異なるので、運転者が変
わるたび毎に、シートおよびミラーの設定位置を運転者
自らが設定しなおさなければならないという問題があ
る。
に乗車する人数または乗員の個体識別をし、乗車人数ま
たは識別される乗員に応じて車載機器の動作を自動調整
することのできる車載機器の自動調整装置を提供するこ
とである。
れる車載無線通信端末と、前記車両の内部空間に存在し
前記車載無線通信端末に対応する携帯無線通信端末の数
または個体識別情報を、判別する判別手段と、前記車両
に搭載される車載機器の動作に関するデータであって前
記携帯無線通信端末の数または個体識別情報に対応する
ように予め定められるデータを、ストアする記憶手段
と、前記判別手段の出力に応答し、前記記憶手段から読
出されるデータに基づいて前記車載機器の動作を調整す
る制御手段とを含むことを特徴とする車載機器の自動調
整装置である。
信端末に対応する携帯無線通信端末であって車両の内部
空間に存在する携帯無線通信端末の数または個体識別情
報を、判別し、制御手段は、判別手段の出力に応答し、
携帯無線通信端末の数または個体識別情報に対応するよ
うに予め定められる車載機器の動作に関するデータを記
憶手段から読出し、読出されるデータに基づいて車載機
器の動作を自動調整する。
を携帯するとき、携帯無線通信端末と乗員とをそれぞれ
対応付けしておくことによって、判別手段は、車両の内
部空間すなわち車室内に存在する携帯無線通信端末の台
数から乗車人数を特定し、携帯無線通信端末の個体識別
情報から乗員を特定することが可能になる。制御手段
は、特定される乗車人数または乗員に応じて、車載機器
を所望の動作条件に自動調整することができる。このこ
とによって、乗員がたとえば車両の運転者であるとき、
運転者は、車両の運転をする機会毎に車載機器を所望の
動作条件に調整しなおす煩瑣な作業を省くことができる
ので、車両運行における利便性および快適性が増すとと
もに、安全性の観点からも有益である。
イトであり、前記判別手段は、前記車両の内部空間に存
在する前記携帯無線通信端末の数を判別し、前記制御手
段は、前記判別手段の出力に応答し、前記記憶手段から
読出されるデータに基づいてヘッドライトの光軸角度を
調整することを特徴とする。
トであり、判別手段は、車両の内部空間に存在する携帯
無線通信端末の数を判別し、制御手段は、判別手段の出
力に応答し、記憶手段から読出されるデータに基づいて
ヘッドライトの光軸角度を調整する。このようにして、
ヘッドライトは、乗車人員に応じ、すなわち乗車人員に
よる車体の傾き適合した光軸角度に自動で調整される。
したがって、ヘッドライトの光軸角度の調整忘れが発生
することもなく、またヘッドライトが適正な光軸角度に
自動調整されるので、車両運行における安全性が確保さ
れる。
オ機器であり、前記判別手段は、前記車両の内部空間に
存在する前記携帯無線通信端末の数または個体識別情報
を判別し、前記制御手段は、前記判別手段の出力に応答
し、前記記憶手段から読出されるデータに基づいてオー
ディオ機器の音源、音量および音質を調整することを特
徴とする。
機器であり、判別手段は、車両の内部空間に存在する携
帯無線通信端末の数または個体識別情報を判別し、制御
手段は、判別手段の出力に応答し、記憶手段から読出さ
れるデータに基づいてオーディオ機器の音源、音量およ
び音質などの動作条件を自動調整する。ここでオーディ
オ機器とは、単に音声情報を伝達するにとどまらず、映
像情報をも伴って伝達するビデオ機器をも含む、いわゆ
るオーディオビデオ機器の総称の意味に用いる。たとえ
ば運転者が前回車両を運転した際に、オーディオ機器の
動作条件を好みの条件に設定し、運転者が携帯する携帯
無線通信端末の個体識別情報と対応させて記憶手段にス
トアしておくことによって、次回の運転機会において
は、運転者が携帯する携帯無線通信端末の個体識別情報
に従って運転者が特定されるので、特定された運転者に
対応するオーディオ機器の動作条件のデータが記憶手段
から読出され、その読み出されたデータに基づいて、オ
ーディオ機器は所望の動作条件に自動調整される。この
ことによって、運転者は、車両の運転を開始するときま
たは運転中に、その都度オーディオ機器の動作条件を手
動で調整する必要がなくなるので、利便性が向上すると
ともに、運転時の安全性が確保される。
トおよび電動ミラーであり、前記判別手段は、前記車両
の内部空間に存在する前記携帯無線通信端末の数または
個体識別情報を判別し、前記制御手段は、前記判別手段
の出力に応答し、前記記憶手段から読出されるデータに
基づいて電動シートおよび電動ミラーの設定位置を調整
することを特徴とする。
および電動ミラーであり、判別手段は、車両の内部空間
に存在する携帯無線通信端末の数または個体識別情報を
判別し、制御手段は、判別手段の出力に応答し、記憶手
段から読出されるデータに基づいて電動シートおよび電
動ミラーの設定位置を自動調整する。たとえば運転者が
前回車両を運転した際に、電動シートおよび電動シート
の設定位置を好みの位置に設定し、運転者が携帯する携
帯無線通信端末の個体識別情報と対応させて記憶手段に
ストアしておくことによって、次回の運転機会において
は、運転者が携帯する携帯無線通信端末の個体識別情報
に従って運転者が特定されるので、特定された運転者に
対応する電動シートおよび電動ミラーの設定位置のデー
タが記憶手段から読出され、その読み出されたデータに
基づいて、電動シートおよび電動ミラーは所望の設定位
置に自動調整される。このことによって、運転者は、車
両の運転を開始するときまたは運転中に、その都度電動
シートおよび電動ミラーの設定位置を調整する必要がな
くなるので、利便性が向上するとともに、運転時の安全
性が確保される。
コンディショナであり、前記判別手段は、前記車両の内
部空間に存在する前記携帯無線通信端末の数または個体
識別情報を判別し、前記制御手段は、前記判別手段の出
力に応答し、前記記憶手段から読出されるデータに基づ
いてカーエアコンディショナの冷気強度、風量および風
向を調整することを特徴とする。
ンディショナであり、判別手段は、車両の内部空間に存
在する携帯無線通信端末の数または個体識別情報を判別
し、制御手段は、判別手段の出力に応答し、記憶手段か
ら読出されるデータに基づいてカーエアコンディショナ
の冷気強度、風量および風向などの動作条件を自動調整
する。たとえば運転者が前回車両を運転した際に、カー
エアコンディショナの動作条件を好みの条件に設定し、
運転者が携帯する携帯無線通信端末の個体識別情報と対
応させて記憶手段にストアしておくことによって、次回
の運転機会においては、運転者が携帯する携帯無線通信
端末の個体識別情報に従って運転者が特定されるので、
特定された運転者に対応するカーエアコンディショナの
動作条件のデータが記憶手段から読出され、その読み出
されたデータに基づいて、カーエアコンディショナは所
望の動作条件に自動調整される。このことによって、運
転者は、車両の運転を開始するときまたは運転中に、そ
の都度カーエアコンディショナの動作条件を調整する必
要がなくなるので、利便性が向上するとともに、運転時
の安全性が確保される。
び携帯無線通信端末は、ブルートゥース規格に基づく無
線通信端末であることを特徴とする。
携帯無線通信端末は、汎用規格であるブルートゥース規
格に基づく無線通信端末である。したがって、多種類の
汎用無線通信端末を、車載無線通信端末および携帯無線
通信端末に適用することができる。このことによって、
車載機器の自動調整装置が容易に実現され、また装置の
有用性が高められる。
ある車載機器の自動調整装置1の構成を簡略化して示す
系統図である。本実施の形態では、車両2として自動車
について例示する。
れ、車載無線通信端末3はブルートゥース規格に基づく
無線通信機器であるブルートゥース(BLUETOOTH)端末
である。ブルートゥース端末3は、自動車2の内部空間
である車室6内に存在し前記ブルートゥース端末3に対
応する携帯無線通信端末5、すなわちブルートゥース規
格に基づくたとえば携帯電話機5の数または個体識別情
報を判別する判別手段4でもある。ここで、車室6内に
存在する携帯電話機5とは、車両2に乗り込む乗員の携
帯する携帯電話機5が、乗員とともに車室6内にもたら
される場合のことを意味する。
は、機体識別のために設けられるID番号や予め作成す
ることのできる暗証番号などを利用することができるけ
れども、本実施の形態では、携帯電話機5の電話番号を
個体識別情報として用いる。なお、車室6内に存在する
個々の携帯電話機を表すときには、アルファベットの小
文字a,b等を付して表すことがある。
て車室6内にもたらされる携帯電話機5とは、ブルート
ゥースでいうところの通信網の単位であるピコネットを
形成する。ピコネットを形成するブルートゥース端末3
と携帯電話機5とは相互にマスタとスレーブとの関係に
あり、ブルートゥース端末3は、車室6内にもたらされ
る携帯電話機5の数および電話番号を判別することがで
き、またその判別結果を車内LAN7(Local Area Net
work)を通じて出力することができる。すなわちブルー
トゥース端末3は、前述のように判別手段4としての機
能を備える。
力される車内LAN7には、ヘッドライト角度調整モジ
ュール8、オーディオモジュール9、電動シートモジュ
ール10、電動ミラーモジュール11およびカーエアコ
ンディショナモジュール12(以後、カーエアコンディ
ショナをカーエアコンと略表記することがある)が、そ
れぞれ接続される。これらのヘッドライト角度調整モジ
ュール8、オーディオモジュール9、電動シートモジュ
ール10、電動ミラーモジュール11およびカーエアコ
ンモジュール12は、たとえばRAM(Random Access
Memory)などからなる記憶手段である。
乗車人数に対応し、乗車人数毎に異なる車体の傾きにそ
れぞれ適応するヘッドライト13の光軸角度が予めスト
アされる。このヘッドライト角度調整モジュール8は、
ヘッドライト13の光軸角度を可変に駆動させる図示し
ない駆動手段に接続される。ここで乗車人数は、ブルー
トゥース端末3によって判別される車室6内の携帯電話
機5の台数に対応する。
5の電話番号と、その電話番号で特定される携帯電話機
5を携帯する乗員が所望するオーディオ機器14の動作
条件が予めストアされる。たとえば1家族に属する2人
が1台の自動車2を共用するとき、前記2人各人が携帯
する携帯電話機5a,5bの電話番号をストアし、各電
話番号毎に、オーディオ機器14の音源が、たとえばラ
ジオ、テープ、コンパクトディスク(CD)またはミニ
ディスク(MD)のいずれであるか、また音源がCDや
MDでは、CDやMDチェンジャー内のディスクのいず
れであるのか、また音質が、たとえばステレオまたはモ
ノラルのいずれであるか、さらに音量などの動作条件
が、所望の設定で予めストアされる。
話機5の数と位置とに対応するオーディオ機器14の動
作条件、たとえば自動車に複数設けられるスピーカそれ
ぞれのON/OFF、音量および再生周波数特性などの
動作条件も予めストアされる。自動車2内における携帯
電話機5の数および位置の特定は、たとえば携帯電話機
5の全地球測位システム(GPS)機能を利用すること
によって実現できる。携帯電話機5に備わるGPSから
得た位置情報をブルートゥース端末3に送信し、携帯電
話機5とブルートゥース端末3との距離(受信電界強度
等によって測定することができる)に応じて、複数の携
帯電話機5それぞれの位置を決定することができる。こ
のように携帯電話機5の数と位置とに対応するように前
述のオーディオ機器14の動作条件を予めストアしてお
くことによって、乗車人数と乗車位置とに応じ、オーデ
ィオ機器14の音量バランスや周波数特性を所望の状態
に再生することが可能になる。このオーディオモジュー
ル9は、オーディオ機器14の図示しないセレクトスイ
ッチや音量調整部などの電気制御部に接続される。
ーモジュール11には、携帯電話機5の電話番号と、そ
の電話番号で特定される携帯電話機5を携帯する乗員に
適応する電動シート15および電動ミラー16の設定位
置が予めストアされる。自動車2を共用する複数の乗員
が想定される場合における電話番号と設定位置とについ
ては前述のオーディオ機器14の場合に同じである。ま
た電動シートモジュール10には、携帯電話機5の数と
位置とに対応する電動シート15の設定位置も予めスト
アされる。自動車2内における携帯電話機5の数および
位置の特定は、前述のオーディオモジュール9の場合と
同様にして特定することができる。ここで、携帯電話機
5の数と位置とに対応する電動シート15の設定位置と
は、たとえば乗員が2名であり、2名共前部座席に位置
しているようなとき、助手席の電動シート15を自動車
2の後部側へ向けてずらせた位置になるように設定し、
乗員が4名であり、前部および後部座席に位置している
ようなとき、助手席の電動シート15を自動車2の前部
寄りの位置になるように設定することなどをいう。
電動ミラーモジュール11は、電動シート15および電
動ミラー16の図示しない駆動手段にそれぞれ接続され
る。すなわち電動シート15であれば、シートを車床に
水平移動させる駆動手段と背もたれの角度を可変に駆動
する駆動手段とであり、電動ミラー16であれば、車側
からの開度位置と反射角度とを可変に駆動する駆動手段
である。
話機5の電話番号と、その電話番号で特定される携帯電
話機5を携帯する乗員が所望するカーエアコン17の動
作条件、たとえば冷気強度、風量および風向が所望の設
定で予めストアされる。自動車2を共用する複数の乗員
が想定される場合における電話番号と設定条件とについ
ては前述のオーディオ機器14の場合に同じである。ま
たカーエアコンモジュール12には、携帯電話機5の数
と位置とに対応するカーエアコン17の動作条件も予め
ストアされる。自動車2内における携帯電話機5の数お
よび位置の特定は、前述のオーディオモジュール9の場
合と同様にして特定することができる。ここで、携帯電
話機5の数と位置とに対応するカーエアコン17の動作
条件とは、乗車人数と乗車位置に応じ、カーエアコン1
7の複数備わる吹出し口の風量および風向を個別にそれ
ぞれ動作設定することなどをいう。このカーエアコンモ
ジュール12は、カーエアコン17の図示しない冷気強
度のセレクトスイッチや風量風向調整部などの電気制御
部に接続される。
続される。制御手段18は、たとえばCPU(Central
Processing Unit)を備えるマイクロコンピュータなど
によって実現される処理回路である。
トゥース端末3の出力、すなわち車室6内に存在する携
帯電話機5の数および/または識別された携帯電話機5
の電話番号に応答し、記憶手段である前述のヘッドライ
ト角度調整モジュール8、オーディオモジュール9、電
動シートモジュール10、電動ミラーモジュール11、
カーエアコンモジュール12から動作条件や設定位置に
関するデータを読出す。次に制御手段18は、記憶手段
から読出したデータに基づいて、車載機器であるヘッド
ライト13の光軸角度、オーディオ機器14の動作条
件、電動シート15および電動ミラー16の設定位置、
カーエアコン17の動作条件を自動調整する。
3、ヘッドライト角度調整モジュール8、オーディオモ
ジュール9、電動シートモジュール10、電動ミラーモ
ジュール11、カーエアコンモジュール12、制御手段
18およびこれらを接続する車内LAN7は、車載機器
の自動調整装置1(以後、自動調整装置と略称する)を
構成する。
動作について説明する。図2は、制御手段18によるヘ
ッドライト13の光軸角度調整動作を説明するフローチ
ャートである。ステップa1のスタートでは、記憶手段
であるヘッドライト角度調整モジュール8に、乗車人数
に対応し、乗車人数毎に異なる車体の傾きにそれぞれ適
応するヘッドライト13の光軸角度が予めストアされて
いる状態である。また判別手段4であるブルートゥース
端末3による乗車人数の判別は、車室6内に存在するブ
ルートゥース対応の携帯電話機5に台数によって行われ
るように設定されている状態である。
ブルートゥース端末3によって、車室6内において前記
ピコネットを形成し得るブルートゥース対応機器による
発信信号(以後、便宜上ブルートゥース信号と称する)
が有るか否かが判別される。判別結果が肯定であり、車
室6内にブルートゥース信号が有るとき、ステップa3
に進む。判別結果が否定であり、車室6内にブルートゥ
ース信号が無いとき、ステップa2を繰返し実行する。
ステップa3では、ブルートゥース信号を発信している
機器が、ブルートゥース対応の携帯電話機5であるか否
かが判別される。判別結果が肯定であり、車室6内にブ
ルートゥース対応の携帯電話機5が存在するとき、ステ
ップa4に進む。判別結果が否定であり、車室6内にブ
ルートゥース対応の携帯電話機5が存在しないとき、ス
テップa2に戻り以降のステップに進む。
帯電話機5の台数が1台であるか否かが判別される。判
別結果が肯定であり台数が1台であるとき、ステップa
5に進む。ステップa5では、制御手段18は、ヘッド
ライト角度調整モジュール8から、乗車人員が1人であ
るときのヘッドライト13の光軸角度データを読出し、
読出したデータに基づきヘッドライト13に備わる駆動
手段の動作を制御して、ヘッドライト13の光軸角度を
調整する。
であるとき、ステップa6に進む。ステップa6では、
車室6内に存在する携帯電話機5の台数が2台であるか
否かが判別される。判別結果が肯定であり台数が2台で
あるとき、ステップa7に進む。ステップa7では、制
御手段18は、ヘッドライト角度調整モジュール8か
ら、乗車人員が2人であるときのヘッドライト13の光
軸角度データを読出し、読出したデータに基づきヘッド
ライト13に備わる駆動手段の動作を制御して、ヘッド
ライト13の光軸角度を調整する。
であるとき、ステップa8に進む。なおステップa6と
ステップa8との間には、乗車人員が2名を超え、(n
−1)名未満である場合の、携帯電話機5の台数判別
と、判別結果である携帯電話機5の台数すなわち乗車人
員に応じたヘッドライト13の光軸角度調整動作が実行
されるけれども、図が繁雑になるので省略した。ここ
で、nは、自動車2の種類によって定まる乗車定員を示
す自然数である。
帯電話機5の台数が(n−1)台であるか否かが判別さ
れる。判別結果が肯定であり台数が(n−1)台である
とき、ステップa9に進み、判別結果が否定であり台数
がn台であるときステップa10に進む。ステップa9
では、制御手段18は、ヘッドライト角度調整モジュー
ル8から、乗車人員が(n−1)人であるときのヘッド
ライト13の光軸角度データを読出し、またステップa
10では、乗車人員がn人であるときのヘッドライト1
3の光軸角度データを読出し、それぞれのステップにお
いて読出したデータに基づきヘッドライト13に備わる
駆動手段の動作を制御して、ヘッドライト13の光軸角
度を調整する。
て、ヘッドライト13の光軸角度を調整した後、いずれ
のステップからもステップa11に進み、ヘッドライト
13の光軸角度調整動作が完了する。
器14、電動シート15および電動ミラー16の動作条
件および設定位置の調整動作を説明するフローチャート
である。ステップb1のスタートでは、記憶手段である
オーディオモジュール9、電動シートモジュール10お
よび電動ミラーモジュール11には、ブルートゥース対
応の携帯電話機5の電話番号に対応し、携帯電話機5の
所有者である乗員の所望するオーディオ機器14の動作
条件および前記乗員に適合する電動シート15と電動ミ
ラー16との設定位置が、予めストアされている状態で
ある。また判別手段4であるブルートゥース端末3によ
る電話番号の識別は、自動車2への乗車予定者が所有す
る携帯電話機5の電話番号を予め登録しておき、その登
録されている電話番号との照合によって行われるように
設定されている状態である。
ブルートゥース端末3によって、ブルートゥース信号が
有るか否かが判別される。判別結果が肯定であり、車室
6内にブルートゥース信号が有るとき、ステップb3に
進む。判別結果が否定であり、車室6内にブルートゥー
ス信号が無いとき、ステップb2を繰返し実行する。ス
テップb3では、ブルートゥース信号を発信している機
器が、ブルートゥース対応の携帯電話機5であるか否か
が判別される。判別結果が肯定であり、車室6内にブル
ートゥース対応の携帯電話機5が存在するとき、ステッ
プb4に進む。判別結果が否定であり、車室6内にブル
ートゥース対応の携帯電話機5が存在しないとき、ステ
ップb2に戻り以降のステップに進む。
において識別された携帯電話機の電話番号が、予め登録
されている電話番号のいずれかと一致するか否かが、ブ
ルートゥース端末3によって判別される。判別結果が否
定であり、識別された携帯電話機の電話番号が予め登録
されている電話番号のいずれとも一致しないとき、ステ
ップb2に戻り、以降のステップに進む。判別結果が肯
定であり、識別された携帯電話機の電話番号が予め登録
されている電話番号のいずれかと一致するとき、ステッ
プb5に進む。
シートモジュール10および電動ミラーモジュール11
から、予め登録されている電話番号と一致する携帯電話
機5の電話番号に対応する電動シート15および電動ミ
ラー16の設定位置、すなわち電動シート15の車床に
対する水平位置と背もたれの角度、電動ミラー16の車
側からの開度位置と反射角度とに関するデータを読出
し、読出したデータに基づき、電動シート15および電
動ミラー16にそれぞれ備わる駆動手段の動作を制御し
て、それらの設定位置を調整する。
ディオモジュール9から、予め登録されている電話番号
と一致する携帯電話機5の電話番号に対応するオーディ
オ機器14の動作条件、すなわちオーディオ機器14の
音源や音質の選択および音量などの動作条件に関するデ
ータを読出し、読出したデータに基づき、オーディオ機
器14に備わる電気制御部の動作を制御して調整する。
その後ステップb7に進み、電動シート15、電動ミラ
ー16の設定位置およびオーディオ機器14の動作条件
を調整する動作が完了する。
位に限定されることなく、電動シート15と電動ミラー
16との設定位置調整動作とオーディオ機器14の動作
条件調整動作との実行順位が入れ替わってもよい。また
電動シート15と電動ミラー16との設定位置調整と、
オーディオ機器14の動作条件の調整とが、シリーズで
はなく、パラレルに実行されてもよい。
17の動作条件の調整動作を説明するフローチャートで
ある。図4に示すカーエアコン17の動作条件の調整を
説明するフローチャートは、図3に示すフローチャート
に類似するので、同一の動作を示すステップについては
説明を省略する。図4のフローチャートにおいて注目す
べきは、図3のステップb5およびステップb6に示す
電動シート15と電動ミラー16との設定位置調整およ
びオーディオ機器14の動作条件調整に代えて、カーエ
アコン17の動作条件を調整するステップc5を含むこ
とである。
エアコンモジュール12から、予め登録されている電話
番号と一致する携帯電話機5の電話番号に対応するカー
エアコン17の動作条件、すなわち冷気強度の選択、風
量および風向などの動作条件に関するデータを読出し、
読出したデータに基づき、カーエアコン17に備わる電
気制御部の動作を制御して調整する。
モジュール8、オーディオモジュール9、電動シートモ
ジュール10、電動ミラーモジュール11およびカーエ
アコンモジュール12にストアされるデータは、設定変
更が可能であり、データが設定変更されたとき、次回自
動車2に乗車する際には、最新の設定データに基づいて
設定位置および動作条件が自動調整される。データの設
定変更がなければ、各モジュールにストアされている設
定条件および動作条件が、自動車2に乗車の都度そのま
ま繰返し自動調整に用いられる。
車載無線通信端末および携帯無線通信端末は、ブルート
ゥース規格に基づく端末であるけれども、これに限定さ
れることなく、端末の相互識別が可能に構成される他の
無線通信端末であってもよい。またヘッドライト13の
光軸角度、オーディオ機器14の動作条件と電動シート
15と電動ミラー16との設定位置、カーエアコン17
の動作条件が、個別に調整されるフローであるけれど
も、これに限定されることなく、ヘッドライト13の光
軸角度、オーディオ機器14の動作条件と電動シート1
5と電動ミラー16との設定位置、カーエアコン17の
動作条件のすべてが同一の機会に調整されるようなフロ
ーであってもよい。また制御手段18は、1つが車内L
AN7に接続される構成であるけれども、これに限定さ
れることなく、各モジュールにたとえばCPUがそれぞ
れ併設されるように構成されてもよい。
通信端末に対応する携帯無線通信端末であって車両の内
部空間に存在する携帯無線通信端末の数または個体識別
情報を、判別し、制御手段は、判別手段の出力に応答
し、携帯無線通信端末の数または個体識別情報に対応す
るように予め定められる車載機器の動作に関するデータ
を記憶手段から読出し、読出されるデータに基づいて車
載機器の動作を自動調整する。
を携帯するとき、携帯無線通信端末と乗員とをそれぞれ
対応付けしておくことによって、判別手段は、車両の内
部空間すなわち車室内に存在する携帯無線通信端末の台
数から乗車人数を特定し、携帯無線通信端末の個体識別
情報から乗員を特定することが可能になる。制御手段
は、特定される乗車人数または乗員に応じて、車載機器
を所望の動作条件に自動調整することができる。このこ
とによって、乗員がたとえば車両の運転者であるとき、
運転者は、車両の運転をする機会毎に車載機器を所望の
動作条件に調整しなおす煩瑣な作業を省くことができる
ので、車両運行における利便性および快適性が増すとと
もに、安全性の観点からも有益である。
ライトであり、判別手段は、車両の内部空間に存在する
携帯無線通信端末の数を判別し、制御手段は、判別手段
の出力に応答し、記憶手段から読出されるデータに基づ
いてヘッドライトの光軸の角度を調整する。このように
して、ヘッドライトは、乗車人員に応じ、すなわち乗車
人員による車体の傾き適合した光軸角度に自動で調整さ
れる。したがって、ヘッドライトの光軸角度の調整忘れ
が発生することもなく、またヘッドライトが適正な光軸
角度に自動調整されるので、車両運行における安全性が
確保される。
ィオ機器であり、判別手段は、車両の内部空間に存在す
る携帯無線通信端末の数または個体識別情報を判別し、
制御手段は、判別手段の出力に応答し、記憶手段から読
出されるデータに基づいてオーディオ機器の音源、音量
および音質などの動作条件を自動調整する。たとえば運
転者が前回車両を運転した際に、オーディオ機器の動作
条件を好みの条件に設定し、運転者が携帯する携帯無線
通信端末の個体識別情報と対応させて記憶手段にストア
しておくことによって、次回の運転機会においては、運
転者が携帯する携帯無線通信端末の個体識別情報に従っ
て運転者が特定されるので、特定された運転者に対応す
るオーディオ機器の動作条件のデータが記憶手段から読
出され、その読み出されたデータに基づいて、オーディ
オ機器は所望の動作条件に自動調整される。このことに
よって、運転者は、車両の運転を開始するときまたは運
転中に、その都度オーディオ機器の動作条件を手動で調
整する必要がなくなるので、利便性が向上するととも
に、運転時の安全性が確保される。
ートおよび電動ミラーであり、判別手段は、車両の内部
空間に存在する携帯無線通信端末の数または個体識別情
報を判別し、制御手段は、判別手段の出力に応答し、記
憶手段から読出されるデータに基づいて電動シートおよ
び電動ミラーの設定位置を自動調整する。たとえば運転
者が前回車両を運転した際に、電動シートおよび電動シ
ートの設定位置を好みの位置に設定し、運転者が携帯す
る携帯無線通信端末の個体識別情報と対応させて記憶手
段にストアしておくことによって、次回の運転機会にお
いては、運転者が携帯する携帯無線通信端末の個体識別
情報に従って運転者が特定されるので、特定された運転
者に対応する電動シートおよび電動ミラーの設定位置の
データが記憶手段から読出され、その読み出されたデー
タに基づいて、電動シートおよび電動ミラーは所望の設
定位置に自動調整される。このことによって、運転者
は、車両の運転を開始するときまたは運転中に、その都
度電動シートおよび電動ミラーの設定位置を調整する必
要がなくなるので、利便性が向上するとともに、運転時
の安全性が確保される。
アコンディショナであり、判別手段は、車両の内部空間
に存在する携帯無線通信端末の数または個体識別情報を
判別し、制御手段は、判別手段の出力に応答し、記憶手
段から読出されるデータに基づいてカーエアコンディシ
ョナの冷気強度、風量および風向などの動作条件を自動
調整する。たとえば運転者が前回車両を運転した際に、
カーエアコンディショナの動作条件を好みの条件に設定
し、運転者が携帯する携帯無線通信端末の個体識別情報
と対応させて記憶手段にストアしておくことによって、
次回の運転機会においては、運転者が携帯する携帯無線
通信端末の個体識別情報に従って運転者が特定されるの
で、特定された運転者に対応するカーエアコンディショ
ナの動作条件のデータが記憶手段から読出され、その読
み出されたデータに基づいて、カーエアコンディショナ
は所望の動作条件に自動調整される。このことによっ
て、運転者は、車両の運転を開始するときまたは運転中
に、その都度カーエアコンディショナの動作条件を調整
する必要がなくなるので、利便性が向上するとともに、
運転時の安全性が確保される。
よび携帯無線通信端末は、汎用規格であるブルートゥー
ス規格に基づく無線通信端末である。したがって、多種
類の汎用無線通信端末を、車載無線通信端末および携帯
無線通信端末に適用することができる。このことによっ
て、車載機器の自動調整装置が容易に実現され、また装
置の有用性が高められる。
整装置1の構成を簡略化して示す系統図である。
度調整動作を説明するフローチャートである。
シート15および電動ミラー16の動作条件および設定
位置の調整動作を説明するフローチャートである。
件の調整動作を説明するフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 車両に搭載される車載無線通信端末と、 前記車両の内部空間に存在し前記車載無線通信端末に対
応する携帯無線通信端末の数または個体識別情報を、判
別する判別手段と、 前記車両に搭載される車載機器の動作に関するデータで
あって前記携帯無線通信端末の数または個体識別情報に
対応するように予め定められるデータを、ストアする記
憶手段と、 前記判別手段の出力に応答し、前記記憶手段から読出さ
れるデータに基づいて前記車載機器の動作を調整する制
御手段とを含むことを特徴とする車載機器の自動調整装
置。 - 【請求項2】 前記車載機器は、ヘッドライトであり、 前記判別手段は、前記車両の内部空間に存在する前記携
帯無線通信端末の数を判別し、 前記制御手段は、前記判別手段の出力に応答し、前記記
憶手段から読出されるデータに基づいてヘッドライトの
光軸角度を調整することを特徴とする請求項1記載の車
載機器の自動調整装置。 - 【請求項3】 前記車載機器は、オーディオ機器であ
り、 前記判別手段は、前記車両の内部空間に存在する前記携
帯無線通信端末の数または個体識別情報を判別し、 前記制御手段は、前記判別手段の出力に応答し、前記記
憶手段から読出されるデータに基づいてオーディオ機器
の音源、音量および音質を調整することを特徴とする請
求項1記載の車載機器の自動調整装置。 - 【請求項4】 前記車載機器は、電動シートおよび電動
ミラーであり、 前記判別手段は、前記車両の内部空間に存在する前記携
帯無線通信端末の数または個体識別情報を判別し、 前記制御手段は、前記判別手段の出力に応答し、前記記
憶手段から読出されるデータに基づいて電動シートおよ
び電動ミラーの設定位置を調整することを特徴とする請
求項1記載の車載機器の自動調整装置。 - 【請求項5】 前記車載機器は、カーエアコンディショ
ナであり、 前記判別手段は、前記車両の内部空間に存在する前記携
帯無線通信端末の数または個体識別情報を判別し、 前記制御手段は、前記判別手段の出力に応答し、前記記
憶手段から読出されるデータに基づいてカーエアコンデ
ィショナの冷気強度、風量および風向を調整することを
特徴とする請求項1記載の車載機器の自動調整装置。 - 【請求項6】 前記車載無線通信端末および携帯無線通
信端末は、 ブルートゥース規格に基づく無線通信端末であることを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車載機器の
自動調整装置。
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