JP2003311397A - はんだ付け装置 - Google Patents
はんだ付け装置Info
- Publication number
- JP2003311397A JP2003311397A JP2002120142A JP2002120142A JP2003311397A JP 2003311397 A JP2003311397 A JP 2003311397A JP 2002120142 A JP2002120142 A JP 2002120142A JP 2002120142 A JP2002120142 A JP 2002120142A JP 2003311397 A JP2003311397 A JP 2003311397A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- jet nozzle
- soldering
- soldering apparatus
- molten solder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Molten Solder (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フローアップ時のはんだ温度の低下防止、は
んだ液面の酸化防止、および噴流ノズル上端部でのはん
だ液面の高さの安定性を向上させることができる噴流ノ
ズルを備えたはんだ付け装置を提供する。 【解決手段】 はんだ浴槽２内の溶融したはんだを、噴
流ノズル３内へ噴流させてはんだ付けを行うはんだ付け
装置において、噴流ノズル３を、それぞれ傾斜した前面
部３ａ、右側面部３ｂ、左側面部３ｃ、後面部３ｄから
成る錐状に構成するとともに、上端部３ｅに切欠き４を
設ける。
んだ液面の酸化防止、および噴流ノズル上端部でのはん
だ液面の高さの安定性を向上させることができる噴流ノ
ズルを備えたはんだ付け装置を提供する。 【解決手段】 はんだ浴槽２内の溶融したはんだを、噴
流ノズル３内へ噴流させてはんだ付けを行うはんだ付け
装置において、噴流ノズル３を、それぞれ傾斜した前面
部３ａ、右側面部３ｂ、左側面部３ｃ、後面部３ｄから
成る錐状に構成するとともに、上端部３ｅに切欠き４を
設ける。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、はんだ付け装置に
関するもので、特に噴流ノズルの構造に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来のはんだ付け装置は、図２に示すよ
うに構成されている。図２において、１１ははんだ付け
装置、１２ははんだ浴槽、１３は柱状の噴流ノズル、１
３ａは噴流ノズル１３の前面部、１３ｂは右側面部、１
３ｃは左側面部、１３ｄは後面部、１３ｅは図示しない
被はんだ付け物（以下、ワークという）との接触面であ
る上端部である。このような構成において、はんだ浴槽
１２内の溶融したはんだを、柱状の噴流ノズル１３内へ
噴流させて噴流ノズル１３の上端部１３ｅで、はんだの
表面張力の作用を利用し、その状態を保持しながら、ワ
ークのはんだ付けを行っていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、柱状の噴流ノズル１３で
は、噴流ノズル１３の上端部１３ｅまではんだがフロー
アップするまでに非常に時間がかかり、その間にはんだ
の温度が低下してしまう。また、噴流ノズル１３の上端
部１３ｅではんだを保持していると、はんだ液面の酸
化、はんだ液面の高さの不安定、およびはんだ温度の低
下が発生するという問題があった。本発明は、このよう
な問題を解決するためになされたもので、フローアップ
時のはんだ温度の低下防止、はんだ液面の酸化防止、お
よび噴流ノズル上端部でのはんだ液面の高さの安定性を
向上させることができる噴流ノズルを備えたはんだ付け
装置を提供することを目的とするものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、はんだ浴槽内の溶融したはんだを、噴
流ノズル内へ噴流させてはんだ付けを行うはんだ付け装
置において、前記噴流ノズルを、錐状の形状にするとと
もに、上端部に切欠きを設けるようにしたものである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図１は、本発明の実施例におけるはんだ
付け装置を示す斜視図である。図１において、１ははん
だ付け装置、２ははんだ浴槽、３は錐状の噴流ノズル、
３ａは噴流ノズル３の前面部、３ｂは右側面部、３ｃは
左側面部、３ｄは後面部、３ｅはワークとの接触面であ
る上端部、４は切欠き部である。前記噴流ノズル３は、
はんだがフローアップするまでの時間を短縮するため
に、それぞれ傾斜した前面部３ａ、右側面部３ｂ、左側
面部３ｃ、後面部３ｄから成る錐状に構成されている。
また、噴流ノズル３の上端部３ｅでのはんだ液面の酸化
防止、はんだ液面の高さの安定性の向上およびはんだ温
度低下の防止のため、噴流ノズル３の上端部３ｅに、切
欠き部４を設けている。このような構成において、ワー
クのはんだ付けは次のようにして行う。前記ワークを、
噴流ノズル３の上端部にセットした後、はんだ浴槽内の
はんだを噴流ノズル３内に噴流させ、はんだ付けを行
う。前記噴流ノズル３の形状を錐状にすることにより、
噴流ノズル３内の容積が小さくなり噴流速度が速くな
る。また、噴流ノズル３の上端部３ｅに切欠き部４を設
け、その切欠き部４の部分からはんだを流れ落すことに
より、常にはんだがはんだ浴槽から循環するようにす
る。したがって、噴流ノズル３の上端部３ｅまでのはん
だの噴流時間が短縮されることにより、フローアップ間
でのはんだ温度の低下が防止できる。また、はんだ液面
の酸化防止、はんだ液面の高さの安定化、およびはんだ
温度の低下防止ができ、はんだ付け時の品質、信頼性、
および作業性が飛躍的に向上する。なお、本発明におい
ては、噴流ノズル３は円錐状に構成するようにしてもよ
い。 【０００６】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、は
んだ付け時の品質、信頼性および作業性を飛躍的に向上
することができる噴流ノズルを備えたはんだ付け装置を
提供することができる。
関するもので、特に噴流ノズルの構造に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】従来のはんだ付け装置は、図２に示すよ
うに構成されている。図２において、１１ははんだ付け
装置、１２ははんだ浴槽、１３は柱状の噴流ノズル、１
３ａは噴流ノズル１３の前面部、１３ｂは右側面部、１
３ｃは左側面部、１３ｄは後面部、１３ｅは図示しない
被はんだ付け物（以下、ワークという）との接触面であ
る上端部である。このような構成において、はんだ浴槽
１２内の溶融したはんだを、柱状の噴流ノズル１３内へ
噴流させて噴流ノズル１３の上端部１３ｅで、はんだの
表面張力の作用を利用し、その状態を保持しながら、ワ
ークのはんだ付けを行っていた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術においては、柱状の噴流ノズル１３で
は、噴流ノズル１３の上端部１３ｅまではんだがフロー
アップするまでに非常に時間がかかり、その間にはんだ
の温度が低下してしまう。また、噴流ノズル１３の上端
部１３ｅではんだを保持していると、はんだ液面の酸
化、はんだ液面の高さの不安定、およびはんだ温度の低
下が発生するという問題があった。本発明は、このよう
な問題を解決するためになされたもので、フローアップ
時のはんだ温度の低下防止、はんだ液面の酸化防止、お
よび噴流ノズル上端部でのはんだ液面の高さの安定性を
向上させることができる噴流ノズルを備えたはんだ付け
装置を提供することを目的とするものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、はんだ浴槽内の溶融したはんだを、噴
流ノズル内へ噴流させてはんだ付けを行うはんだ付け装
置において、前記噴流ノズルを、錐状の形状にするとと
もに、上端部に切欠きを設けるようにしたものである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図１は、本発明の実施例におけるはんだ
付け装置を示す斜視図である。図１において、１ははん
だ付け装置、２ははんだ浴槽、３は錐状の噴流ノズル、
３ａは噴流ノズル３の前面部、３ｂは右側面部、３ｃは
左側面部、３ｄは後面部、３ｅはワークとの接触面であ
る上端部、４は切欠き部である。前記噴流ノズル３は、
はんだがフローアップするまでの時間を短縮するため
に、それぞれ傾斜した前面部３ａ、右側面部３ｂ、左側
面部３ｃ、後面部３ｄから成る錐状に構成されている。
また、噴流ノズル３の上端部３ｅでのはんだ液面の酸化
防止、はんだ液面の高さの安定性の向上およびはんだ温
度低下の防止のため、噴流ノズル３の上端部３ｅに、切
欠き部４を設けている。このような構成において、ワー
クのはんだ付けは次のようにして行う。前記ワークを、
噴流ノズル３の上端部にセットした後、はんだ浴槽内の
はんだを噴流ノズル３内に噴流させ、はんだ付けを行
う。前記噴流ノズル３の形状を錐状にすることにより、
噴流ノズル３内の容積が小さくなり噴流速度が速くな
る。また、噴流ノズル３の上端部３ｅに切欠き部４を設
け、その切欠き部４の部分からはんだを流れ落すことに
より、常にはんだがはんだ浴槽から循環するようにす
る。したがって、噴流ノズル３の上端部３ｅまでのはん
だの噴流時間が短縮されることにより、フローアップ間
でのはんだ温度の低下が防止できる。また、はんだ液面
の酸化防止、はんだ液面の高さの安定化、およびはんだ
温度の低下防止ができ、はんだ付け時の品質、信頼性、
および作業性が飛躍的に向上する。なお、本発明におい
ては、噴流ノズル３は円錐状に構成するようにしてもよ
い。 【０００６】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、は
んだ付け時の品質、信頼性および作業性を飛躍的に向上
することができる噴流ノズルを備えたはんだ付け装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施例におけるはんだ付け装置を示
す斜視図である。 【図２】 従来技術におけるはんだ付け装置を示す斜視
図である。 【符号の説明】 １ はんだ付装置 ２ はんだ浴槽 ３ 噴流ノズル ３ａ 噴流ノズルの前面部 ３ｂ 右側面部 ３ｃ 左側面部 ３ｄ 後面部 ３ｅ 上端部 ４ 切欠き部
す斜視図である。 【図２】 従来技術におけるはんだ付け装置を示す斜視
図である。 【符号の説明】 １ はんだ付装置 ２ はんだ浴槽 ３ 噴流ノズル ３ａ 噴流ノズルの前面部 ３ｂ 右側面部 ３ｃ 左側面部 ３ｄ 後面部 ３ｅ 上端部 ４ 切欠き部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 はんだ浴槽内の溶融したはんだを、噴流
ノズル内へ噴流させてはんだ付けを行うはんだ付け装置
において、前記噴流ノズルを、錐状の形状にするととも
に、上端部に切欠きを設けたことを特徴とするはんだ付
け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120142A JP2003311397A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | はんだ付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002120142A JP2003311397A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | はんだ付け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003311397A true JP2003311397A (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=29536449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002120142A Pending JP2003311397A (ja) | 2002-04-23 | 2002-04-23 | はんだ付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003311397A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010184251A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | はんだ付け平面噴流波形成装置 |
| US8882562B2 (en) | 2007-06-25 | 2014-11-11 | Tcg International Inc. | Scratch removal and device and method |
-
2002
- 2002-04-23 JP JP2002120142A patent/JP2003311397A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8882562B2 (en) | 2007-06-25 | 2014-11-11 | Tcg International Inc. | Scratch removal and device and method |
| JP2010184251A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | はんだ付け平面噴流波形成装置 |
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