JP2003310375A - リクライニング装置 - Google Patents

リクライニング装置

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JP2003310375A JP2002116441A JP2002116441A JP2003310375A JP 2003310375 A JP2003310375 A JP 2003310375A JP 2002116441 A JP2002116441 A JP 2002116441A JP 2002116441 A JP2002116441 A JP 2002116441A JP 2003310375 A JP2003310375 A JP 2003310375A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプリングの特性を設定する上で自由度をも
たせ、かつ操作軸とは無関係にリクライニング装置のユ
ニット化を可能にする。 【解決手段】 相対的な回転が可能に組み付けられた一
対のハウジング10,12の内部に、操作部材30と、
この操作部材30の回転に基づいて作動するカム体(例
えばスライドカム)と、このカム体の作動によって作動
するポールとが設けられ、このポールの作動により両ハ
ウジング10,12の相対的な回転がロックあるいはア
ンロックの状態に切り換えられる形式のリクライニング
装置であって、前記操作部材30に対し、前記ロックの
状態を維持する回転方向の力を付与するスプリング40
が前記ハウジング10,12の外側に配置されている。
しかもこのスプリング40は、その弾性力が前記操作部
材30に対して直接作用するように設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として車両用シ
ートにおいて、そのシートバックの傾斜角度を調整する
ためのリクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シートのリクライニング装置には
種々の形式があり、その一形式として円盤形状をした二
つのハウジングが相対的に回転できるように組み付けら
れ、かつこの回転を所定の角度領域において多段階にロ
ックする構成のものがある。これら両ハウジングのうち
の一方はシートクッションのフレームに固定され、他方
はシートバックのフレームに固定される。また両ハウジ
ングの内部には、操作軸の軸上においてこの軸と一体的
に回転操作される操作部材、この操作部材の回転に連動
して摺動するスライドカムおよびスライドポールが組み
込まれている。このスライドポールの摺動によって両ハ
ウジングの相対的な回転がロックあるいはアンロックの
状態に切り換えられる。
【0003】この形式のリクライニング装置は、例えば
特開2000−79032の公報に開示されている。そ
してこの公報に開示されている技術では、両ハウジング
の内部において操作部材のボス部(筒状軸部)とハウジ
ングとの間で弾性力を発揮するトーションスプリングが
組み込まれている。このスプリングの弾性によって操作
部材が一方向に付勢されており、この回転方向は両ハウ
ジングの相対的な回転をロック状態に維持する方向とな
っている。
【0004】一方、スプリングがハウジングの外側に配
置されたリクライニング装置も公知である(例えば特公
昭63−65327号公報)。この場合のスプリング
は、ハウジングの外に位置する操作軸とハウジングとの
間で弾性力を発揮するように取り付けられている。つま
りこの構成では、ハウジングの外側に設けたスプリング
により操作軸を通じて操作部材を付勢している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スプリングがハウジン
グの内部に組み込まれているリクライニング装置では、
ハウジング内におけるスペース上の制約により、そこに
組み込まれるスプリングの弾性力あるいは形状などを設
定する上での自由度に限界がある。これに対し、スプリ
ングがハウジングの外側に設けられているリクライニン
グ装置では、スプリング特性を設定する上での自由度は
広がるものの、リクライニング装置をユニットとして完
成するには操作軸を組み付けることが条件となる。この
リクライニング装置を車両用シートに用いた場合、操作
軸は車種毎に長さや形状が異なるため、それに対応させ
た種々のリクライニング装置を準備しなければならな
い。
【0006】本発明は前記課題を解決しようとするもの
で、その目的は、スプリングの特性を設定する上で自由
度をもたせ、かつ操作軸とは無関係にリクライニング装
置のユニット化を可能にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためのもので、請求項1に記載の発明は、相対的な
回転が可能に組み付けられた一対のハウジングの内部
に、操作部材と、この操作部材の回転に基づいて作動す
るカム体と、このカム体の作動によって作動するポール
とが設けられ、このポールの作動により両ハウジングの
相対的な回転がロックあるいはアンロックの状態に切り
換えられる形式のリクライニング装置であって、前記操
作部材に対し、前記ロックの状態を維持する回転方向の
力を付与するスプリングが前記ハウジングの外側に配置
されている。しかもこのスプリングは、その弾性力が前
記操作部材に対して直接作用するように設定されてい
る。なおカム体の具体的な例としては、実施の形態でも
説明するように操作部材の回転に基づいて摺動(作動)
するスライドカムがある。このスライドカムの作動によ
ってスライドポールを作動させる。またこれとは別に回
転カムを用いる場合もあり、この場合には操作部材の回
転が直接回転カムの回転(作動)となり、回転カムの作
動によってスライドポールを作動させる。
【0008】さて請求項1に記載の発明によれば、ハウ
ジングの外側にスプリングが配置されていることによ
り、スプリングの弾性力あるいは形状といった特性を設
定する上での自由度がひろがる。またスプリングの弾性
力を操作部材に直接作用させていることから、操作軸を
組み付けない状態でリクライニング装置をユニット化す
ることができる。結果としてリクライニング装置を車両
用シートに用いた場合、車種毎に長さや形状が異なる操
作軸とは無関係にリクライニング装置の構造やデザイン
を統合することが可能になる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
されたリクライニング装置であって、前記操作部材は、
これに回転力を与える操作軸の挿入が可能な筒状軸部を
備えている。この筒状軸部の端部は前記スプリングが配
置されている前記ハウジングの外側まで延長されて前記
スプリングの弾性力を受けるように構成されている。こ
れによりハウジングの組み付け完了後において、スプリ
ングを操作部材に対して弾性力を作用させる状態で組み
付けることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
されたリクライニング装置であって、前記スプリングは
うず巻きばねであり、その内端部が前記筒状軸部の外面
に結合され、外端部が前記ハウジングに結合されてい
る。そして前記筒状軸部の外面は、前記ハウジングの円
形孔に挿通される部分が円形に、かつ前記スプリングの
内端部と結合される部分が多角形に設定されている。こ
れにより、ハウジングに対して回転する筒状軸部の支持
が、がたつきの少ない状態になるとともに、スプリング
の内端部と筒状軸部とは適正に回り止めされた状態で結
合される。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
されたリクライニング装置であって、前記筒状軸部にお
ける円形の部分と多角形の部分との境に位置する段差部
により、前記スプリングの内端部を受け止めて軸線方向
の位置を規制している。この場合には、スプリングがハ
ウジングの外面に強く押し付けられるといった事態が解
消され、操作部材に作用する弾性力が適正に保たれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は車両用シートのリクライニング装置を表し
た縦断面図(図5のA-A矢視断面図)、図2は図1の一
部を拡大して表した断面図である。このリクライニング
装置は、個々に円盤形状をした固定側ハウジング10及
び回転側ハウジング12を相互の中心まわりに相対的に
回転できるように組み合わせた構造になっている。つま
り両ハウジング10,12は、相互を組み合わせた後に
外周部においてカシメられるリング部材18により、相
対的な回転可能に、かつ外れないように保持されてい
る。そして固定側ハウジング10は車両用シートにおけ
るシートクッションのフレーム60に固定され、回転側
ハウジング12はシートバックのフレーム62に固定さ
れる。
【0013】両ハウジング10,12の内部には、操作
部材30が回転側ハウジング12の回転軸線と同軸まわ
りに回転できるように組み込まれている。この操作部材
30は筒状軸部32と、この筒状軸部32から径方向に
突き出たアーム部31とを備えている。筒状軸部32は
固定側ハウジング10の円形孔24に挿通され、かつそ
の端部は固定側ハウジング10の外側に位置している。
そして筒状軸部32に対し、操作部材30を回転操作す
るための操作軸36がクッションフレーム60の側(図
1,2の左側)から挿通される。この操作軸36の左端
部には操作ノブ38が取り付けられている(図1)。な
お両ハウジング10,12の内部には、つぎに説明する
カム体(スライドカム14)およびポール(スライドポ
ール16)が組み込まれるが、これらは図1,2におい
て省略されている。
【0014】図3,4は両ハウジング10,12の内部
を一部断面で表した平面図である。これらの図面で示す
ように両ハウジング10,12の内部には、一つのスラ
イドカム14と、その両側(図面の上下)に位置する一
対のスライドポール16とが組み込まれている。スライ
ドカム14は図面の左右方向へ摺動可能であり、スライ
ドポール16はスライドカム14の摺動に基づいてこの
カム14とは直交する方向へ摺動する。また両スライド
ポール16は、回転側ハウジング12の内周に形成され
ている内歯13に噛み合う歯17を備えている。なおス
ライドカム14およびスライドポール16は、固定側ハ
ウジング10における内壁面の4箇所に突出した状態で
設けられたガイド20に案内されて個々に摺動する。
【0015】スライドカム14は、操作部材30が軸線
回りに回転することにより、この操作部材30のアーム
部31を通じてスライド力を受ける。操作部材30は、
つぎに説明するスプリング40の弾性力により、図3,
4において反時計回り方向へ付勢されている。図3では
操作部材30がスプリング40の付勢力による回転位置
にあり、両スライドポール16の歯17が回転側ハウジ
ング12の内歯13に噛み合って両ハウジング10,1
2の相対的な回転がロックされている。この状態がリク
ライニング装置のロック状態であって、シートクッショ
ンに対するシートバックの傾き動作がロックされてい
る。
【0016】そこで操作部材30がスプリング40の付
勢力に抗して時計回り方向へ回転操作されると、それに
連動してスライドカム14が図4の位置に摺動する。こ
れにより、両スライドポール16が内方へ引き込まれて
個々の歯17と回転側ハウジング12の内歯13との噛
み合いが解除され、両ハウジング10,12の相対的な
回転が可能となる。この状態がリクライニング装置のア
ンロック状態であってシートクッションに対するシート
バックの傾き角度を調整することができる。
【0017】図5はリクライニング装置を固定側ハウジ
ング10の方向から見た平面図、図6は図5に表されて
いる部材を分解した状態の斜視図である。これらの図面
においては固定側ハウジング10の各ガイド20が凹み
形状で現れている。図5,6からも明らかなように操作
部材30における筒状軸部32は、固定側ハウジング1
0の円形孔24を貫通して外側に突出している。この筒
状軸部32の外面については、円形孔24に挿通される
部分が円形に、かつ固定側ハウジング10の外側に位置
する部分が多角形(四角形)に設定されている。つまり
筒状軸部32は、固定側ハウジング10の円形孔24に
対しては円形の部分32aで支持され、それよりも先端
側の多角形の部分32bがハウジング10の外側に位置
している。なお多角形の部分32bについては、円形の
外周を切り取った形で成形されるので、円形の部分32
aと多角形の部分32bとの境目には段差部32cが生
じている(図2)。
【0018】筒状軸部32の軸心孔34は多角形(四角
形)に設定されており、また操作軸36の小径部分36
aは軸心孔34に対応した外形に設定されている。そし
てこの軸心孔34に対して小径部分36aを挿入するこ
とにより、操作部材30と操作軸36とが回転伝達可能
に結合される。このとき、操作軸36の先端面によって
操作軸36における大径部分36bの端面が受け止めら
れ、軸線方向の位置決めが行われる(図2)。筒状軸部
32の軸心孔34と操作軸36の小径部分36aとの形
状は相互に回転を伝達するための一手段であるから、こ
れをセレーション継手などに代えることは当然可能であ
る。
【0019】固定側ハウジング10の外側には、スプリ
ング40(うず巻きばね)が配置されている。スプリン
グ40の内端部42は、筒状軸部32における多角形の
部分32bと対応する形状に曲げ形成されており、この
内端部42が多角形の部分32bの外面に巻き付けられ
た格好で互いに回らないように結合される。そして内端
部42は筒状軸部32の軸線方向に関し、段差部32c
で受け止められて位置決めされる(図2)。一方、スプ
リング40の外端部43は、フック状に曲げられてい
て、これを固定側ハウジング10の外側面に形成されて
いる2個の突起26の一つに引っかけることでハウジン
グ10側に結合される。これによってスプリング40の
弾性力が操作部材30に対して直接作用することとな
り、操作部材30はリクライニング装置をロック状態に
維持する方向の付勢力を受ける。
【0020】また固定側ハウジング10の外側には、ス
プリング40を被うためのカバー50が取り付けられ
る。このカバー50は、その中心部において筒状軸部3
2が通る挿通孔52を備えているとともに、外周部にお
いて一対の取付け部54および張り出し部56をそれぞ
れ備えている。このカバー50をスプリング40に被せ
るとともに、固定側ハウジング10の外側面において前
記の突起26とは別に形成されている2個の突起27を
両取付け部54の切り込み部分にそれぞれ位置させる
(図5)。そして両突起27の先端を加圧(カシメ)に
よって潰すことにより、カバー50が固定側ハウジング
10に固定される。なおカバー50の両張り出し部56
は、スプリング40の外端部43を選択的に結合するた
めの両突起26の部分を被う。
【0021】このように構成されたリクライニング装置
においては、つぎのような組み付け手順を採ることがで
きる。 a.両ハウジング10,12の内部にスライド体(スラ
イドカム14およびスライドポール16)および操作部
材30を組み込む。 b.固定側ハウジング10の外側面にスプリング40お
よびカバー50を組み付ける。 c.この後に操作軸36の小径部分36aを筒状軸部3
2の軸心孔34に挿入する。 つまり、操作軸36のない状態でリクライニング装置を
ユニット化することができる。したがって操作軸36は
車種によってその長さや形状が異なるが、この操作軸3
6とは無関係にリクライニング装置の構造やデザインを
統合することが可能になる。しかも固定側ハウジング1
0の外側にスプリング40を配置することで、このスプ
リング40の弾性力あるいは形状といった特性に自由度
をもたせることができる。なお上記a,bの手順につい
ては、いずれを先に行ってもよい。例えば固定側ハウジ
ング10にスプリング40を組み付けた後に、操作部材
30を組み付けることも可能である。
【0022】また筒状軸部32における円形の部分32
aを固定側ハウジング10の円形孔24により支持する
ことで、がたつきの少ない支持状態が得られる。従来の
ハウジング内にスプリングが組み込まれた構成で、筒状
軸部のハウジングに支持される部分を円形にすることは
困難である。なぜなら、すでに述べたように多角形の部
分が円形の外周を部分的に切り取った形で成形されてい
る場合、この円形部分がハウジングよりも手前に位置す
るスプリングの結合端部を通過できないからである。し
たがって従来の筒状軸部の外形は、ハウジングの円形孔
に支持される部分も含めて多角形にせざるを得ない。
【0023】先に説明したようにスプリング40は筒状
軸部32の段差部32cによって軸線方向に位置決めさ
れ、操作軸36は筒状軸部32の先端面によって軸線方
向に位置決めされている。したがってスプリング40と
固定側ハウジング10の外面との間、あるいは操作軸3
6における大径部分36bの端面とカバー50との間に
適正なクリアランスが確保される。
【0024】なおスプリング40の外側を被っているカ
バー50は、スプリング40が固定側ハウジング10か
ら外れないように規制する。またカバー50は、両ハウ
ジング10,12を図1で示すクッションフレーム60
およびバックフレーム62に個々に固定するときの溶接
によって生じるスパッタなどがスプリング40に付着す
るのを防ぐ役割も果たす。
【0025】以上は本発明の好ましい実施の形態を図面
に関連して説明したが、この実施の形態は本発明の趣旨
から逸脱しない範囲で容易に変更または変形できるもの
である。例えば筒状軸部32の多角形の部分32bとス
プリング40の内端部42とを結合するための多角形状
は、図面で示す四角形状に限るものではなく、三角形状
あるいは六角形状などを含む。また操作部材30におい
ては、アーム部31と筒状軸部32とを個別に成形して
回転伝達可能に結合することも可能である。さらに筒状
軸部32を例えば円形の部分32aと多角形の部分32
bとに分割しておき、これらを回転伝達可能に結合して
もよい。カム体については、前にも説明したようにスラ
イドカム14に代えて回転カムを用いる場合もある。こ
の回転カムは、操作部材の回転軸線上に配置されて操作
部材と共に回転し、この回転によってポールを摺動さ
せ、このポールと回転側ハウジングの内歯との噛み合い
を制御する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用シートのリクライニング装置を表した縦
断面図
【図2】図1の一部を拡大して表した断面図
【図3】ロック状態におけるハウジングの内部を一部断
面で表した平面図
【図4】アンロック状態におけるハウジングの内部を一
部断面で表した平面図
【図5】リクライニング装置を固定側ハウジングの方向
から見た平面図
【図6】図5に表されている部材を分解した状態の斜視
【符号の説明】
10,12 ハウジング 14 スライドカム(カム体) 16 スライドポール 30 操作部材 32 筒状軸部 32a 円形の部分 32b 多角形の部分 36 操作軸 40 スプリング 42 内端部 43 外端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B087 BD03 3B099 AA05 BA04 CA05 CA20 CA23 CA31 CB06 DA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的な回転が可能に組み付けられた一
    対のハウジングの内部に、操作部材と、この操作部材の
    回転に基づいて作動するカム体と、このカム体の作動に
    よって作動するポールとが設けられ、このポールの作動
    により両ハウジングの相対的な回転がロックあるいはア
    ンロックの状態に切り換えられる形式のリクライニング
    装置であって、前記操作部材に対し、前記ロックの状態
    を維持する回転方向の力を付与するスプリングが前記ハ
    ウジングの外側に配置され、かつこのスプリングはその
    弾性力が前記操作部材に対して直接作用するように設定
    されているリクライニング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたリクライニング装
    置であって、前記操作部材は、これに回転力を与える操
    作軸の挿入が可能な筒状軸部を備えているとともに、こ
    の筒状軸部の端部は前記スプリングが配置されている前
    記ハウジングの外側まで延長されて前記スプリングの弾
    性力を受けるように構成されているリクライニング装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたリクライニング装
    置であって、前記スプリングはうず巻きばねであり、そ
    の内端部が前記筒状軸部の外面に結合され、外端部が前
    記ハウジングに結合され、前記筒状軸部の外面は、前記
    ハウジングの円形孔に挿通される部分が円形に、かつ前
    記スプリングの内端部と結合される部分が多角形に設定
    されているリクライニング装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたリクライニング装
    置であって、前記筒状軸部における円形の部分と多角形
    の部分との境に位置する段差部により、前記スプリング
    の内端部を受け止めて軸線方向の位置を規制しているリ
    クライニング装置。
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