JP2003308510A - 貼り替え防止非接触式タグ - Google Patents

貼り替え防止非接触式タグ

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JP2003308510A
JP2003308510A JP2002114644A JP2002114644A JP2003308510A JP 2003308510 A JP2003308510 A JP 2003308510A JP 2002114644 A JP2002114644 A JP 2002114644A JP 2002114644 A JP2002114644 A JP 2002114644A JP 2003308510 A JP2003308510 A JP 2003308510A
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Naoaki Shindou
直彰 新藤
Kazuo Kobayashi
一雄 小林
Naoyuki Sakata
直幸 坂田
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、非接触式通信アンテナを少なくとも
有する通信回路部を具備し、非接触方式でデータの検知
が可能で、特に貼り替えによる不正使用に対する有効な
防止策を施した非接触式タグの提供を目的とする。 【解決手段】基材上の一部か又は全面に、該基材から容
易に剥がれる剥離層と、接着層を少なくともこの相対的
順序に備え、少なくとも非接触式通信用アンテナを有す
る通信回路部が、該剥離層と接着剤層の間に位置するよ
うに設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、非接触式通信アンテナを備え、
非接触方式でデータの検知が可能な非接触式情報記録担
体である非接触方式のタグ、特に貼り替えによる不正使
用に対する有効な防止策を施した非接触式タグに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非接触式タグは、商品に貼り付
け、店外への無断な持ち出しを検知して知らせるように
した万引き防止手段の一つとして利用されてきた。この
非接触式タグは、近年においては、集積回路を内蔵し、
情報の書き込みや読み出しを機械な接触無しに可能とし
たIC搭載タグへと発展してきており、その利用は商品
の入庫管理、在庫管理等の商品管理へと広がってきてい
る。また、このようなIC搭載タグ等の非接触式タグ
は、予め任意の情報を記憶させておき、必要なときには
その情報を確認することで、貼り付けてある商品の真正
さを検証するための認証タグとしての利用も試みられて
いる。しかし、このような非接触式タグの利用分野の広
がりの中、本物の商品からタグを剥がし、偽造品に貼り
付けて真正品として流通させてしまおうとする不正使用
の問題が危惧されている。
【0003】このような偽造に対し、特開2001−2
56575号公報等では、基材となるフィルムに切り込
みを入れ、偽造や不正使用を防止するようにした手法が
提案されているが、支持体となる基材に切り込みがある
ため、通信回路部分が破壊しやすく、タグを貼り付ける
工程でこの部分が破壊してしまう恐れがある。また、製
造工程中に基材の切り込みから接着剤(粘着剤)がはみ
出し、別なものに接着して破壊してしまうこともあり、
作業性の悪さも指摘されている。また、これらのタグは
その表面に強靭なフィルムを接着させてから強靱なフィ
ルム共々被着体から破壊せずに剥がすことも可能であ
り、不正使用の問題は依然として残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な状況に鑑みなされたものであり、支持体となる基材に
切れ込み等の細工を何ら施すものではないために壊れに
く、製造工程等における作業性や見栄えが損なわれず、
しかも、一度貼り付けたものを剥がそうとしたときにの
み、構成材料の一部が確実に破壊することで、貼り替え
を不可能とした非接触式タグの提供を目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
すべくなされ、請求項1に記載の発明は、基材上の一部
かまたは全面に、該基材から容易に剥がれる剥離層と、
接着層を少なくともこの相対的順序に備え、少なくとも
非接触式通信用アンテナを有する通信回路部が、該剥離
層と接着剤層の間に位置するように設けてなることを特
徴とする貼り替え防止非接触式タグである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、基材上の
一部かまたは全面に、剥離層と、少なくとも非接触式通
信用アンテナを有する通信回路部ならびに接着層を少な
くともこの相対的順序に備え、該基材と通信回路部との
剥離性を高める剥離層が該基材と通信回路部との間にあ
る剥離性領域に設けてあり、さらには、該基材と通信回
路部との接着性を高める接着アンカー層が該基材と通信
回路部との間にある接着性領域に設けてあり、しかも、
該通信回路部が、該剥離層と接着層の間に位置するよう
に設けてあることを特徴とする貼り替え防止非接触式タ
グである。
【0007】さらにまた、請求項3に記載の発明は、基
材上の一部かまたは全面に、剥離層と、少なくとも非接
触式通信アンテナを有する通信回路部ならびに接着層を
少なくともこの相対的順序に備え、該基材と通信回路部
の剥離性を高める剥離層が該基材と通信回路部との間に
一部かまたは全部に設けてあり、しかも該通信回路部と
接着層との剥離性を高める第二の剥離層が、該通信回路
部と接着層との間の領域に部分的に設けてあることを特
徴とする貼り替え防止非接触式タグである。
【0008】さらにまた、請求項4に記載の発明は、基
材上の一部かまたは全面に、該基材から容易に剥がれる
剥離層とOVD層ならびに接着層を少なくともこの相対
的順序に備え、該基材とOVD層との剥離性を高める剥
離層が該基材とOVD層との間の領域の一部か又は全面
に設けてあり、しかも、少なくとも非接触式通信用アン
テナを有する通信回路部が、該OVD層と接着剤層の間
に位置するように設けてあることを特徴とする貼り替え
防止非接触式タグである。
【0009】さらにまた、請求項5に記載の発明は、基
材上の一部かまたは全面に、OVD層と、少なくとも非
接触式通信アンテナを有する通信回路部ならびに接着層
を少なくともこの相対的順序に備え、該基材とOVD層
との剥離性を高める剥離層が該基材とOVD層との間に
ある剥離性領域に設けてあり、さらには、該基材と通信
回路部との接着性を高める接着アンカー層が該基材とO
VD層との間にある接着性領域に設けてあり、しかも、
該通信回路部は、該OVD層と接着層の間に位置するよ
うに設けてあることを特徴とする貼り替え防止非接触式
タグである。
【0010】さらにまた、請求項6に記載の発明は、基
材上の一部かまたは全面に、OVD層と接着層を少なく
ともこの相対的順序に備え、少なくとも非接触式通信ア
ンテナを有する通信回路部が該OVD層と接着剤層の間
に位置するよう設けてあり、しかも、該通信回路部と接
着層との剥離性を高める剥離層が該基材とOVD層との
間の領域の一部か又は全面に設けてあり、かつ、該通信
回路部と接着層との剥離性を高める第二の剥離層が、該
通信回路部と接着層との間の領域に部分的に設けてある
ことを特徴とする貼り替え防止非接触式タグである。
【0011】さらにまた、請求項7に記載の発明は、請
求項1乃至請求項6のいずれかに記載の貼り替え防止非
接触式タグにおいて、前記通信回路部には集積回路チッ
プが備えてあることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以降、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照にして詳細に説明する。図1は本発明の
貼り替え防止非接触式タグの基本的な構成の一例とその
剥離時の破壊の様子を示す断面説明図である。また、図
2、3、4、5、6は本発明の貼り替え防止非接触式タ
グの他の基本的な構成例とそれらの剥離時の破壊の様子
を示す断面説明図である。図中Aは剥がされる前の状態
であり、図中Bは剥がされて破壊されたときの状態をそ
れぞれ示している。
【0013】図1に示す貼り替え防止非接触式タグは、
基材1、剥離層2、通信回路部3、接着層4を順次積層
した構成になっている。この貼り替え防止非接触式タグ
は、一旦貼り付けられたものを無理に剥がそうとすると
基材1と通信回路部3の間で容易に剥がれを生じ通信回
路部3の一部あるいは全部が被着体に残る。残された通
信回路部3は支持体となる基材1がなくなるために壊れ
やすくなり、無理に剥がそうとすと破壊を生じる。
【0014】また、図2、3に示す貼り替え防止非接触
式タグは、いずれも剥がそうとすると完全に破壊するタ
イプのものである。図2に示す貼り替え防止非接触式タ
グは、基材1と少なくとも非接触式通信用アンテナを有
する通信回路部3との剥離性を高める剥離層2が基材1
と通信回路部3との間にある剥離性領域に設けてあり、
さらには、基材1と通信回路部3との接着性を高める接
着アンカー層5が基材1と通信回路部3との間にある接
着性領域に設けてあり、しかも、通信回路部3が、剥離
層2と接着層4の間に位置するように設けた構成になっ
ている。このタグを剥がそうとすると、基材1と通信回
路部3との間で、容易に剥がれを生じる部分と剥がれな
い部分を有するため、通信回路部3の一部は基材1とと
もに剥がされ、一部は被着体に残り、完全な破壊を生じ
る。
【0015】また、図3に示す貼り替え防止非接触式タ
グは、基材1と少なくとも非接触通信アンテナを有する
通信回路部3の剥離性を高める剥離層2が、基材1と通
信回路部3との間に設けてあり、しかも通信回路部3と
接着層4との剥離性を高める第二の剥離層6が、通信回
路部3と接着層4との間の領域に部分的に設けた構成と
なっている。このタグは、を剥がそうとした場合には、
通信回路部3が第二の剥離層6が存在する部分では基材
1側に、存在しない部分では被着体側に引き離され破壊
を生じる構成である。さらに、このタグは第二の剥離層
6部分が通信回路部3の下にくるため、その存在を確認
することが難しく、タグのデザインを損なうことが無い
構成となる。
【0016】要するに、これらの構成のものは、一旦被
着体に貼り付けたものを剥がそうとすると、通信回路部
3が基材1側と接着層4側に分断され、完全な破壊に至
らしめるようになっている。
【0017】一方、図4、5、6に示す貼り替え防止非
接触式タグはいずれもOVD層を設けたことを特徴とし
ており、剥がそうとして破壊したタグを目視で容易に判
別できるとともに、偽物を作ることが極めて困難な構成
となっている。すなわち、図4に示す貼り替え防止非接
触式タグは、剥がそうとすると、基材1と剥離層2間で
容易に剥がれを生じ、OVD層7および通信回路部3の
一部あるいは全部が被着体に残る。残されたOVD層7
および通信回路部3は支持体となる基材1がなくなるた
めに僅かな力で破壊を生じる構成となっている。また、
この構成では、万が一貼り替えが行われた場合でも、O
VD層7が破壊されているか否かを確認することによ
り、目視にて容易に貼り替えをしたことが判別する。さ
らに、OVDは非常に偽造の難しい技術であり、これに
より偽物を作られることも阻止することができる。
【0018】また、図5に示す貼り替え防止非接触式タ
グは、剥がそうとすると、基材1とOVD層7間で容易
に剥がれを生じる部分と剥がれない部分が生じるため、
OVD層7や通信回路部3の一部が基材1とともに剥が
され、一部が被着体に残り、完全な破壊を生じる。この
貼り替え防止非接触式タグにおいても上記した貼り替え
防止非接触式タグ同様、OVDの状態を確認することに
より容易に偽造の有無が判別可能となる。
【0019】そして、図6に示す貼り替え防止非接触式
タグは、剥がそうとすると、第二の剥離層6が存在する
部分では基材1側に、存在しない部分では被着体側に通
信回路部3が引き離され破壊を生じる構成である。ま
た、この貼り替え防止非接触式タグにおいても図5に示
した貼り替え防止非接触式タグ同様、OVD層を確認す
ることにより容易に偽造の有無を判別可能である。さら
に、この構成に係るタグは第二の剥離層6部分が通信回
路部3の下にくるため、目視でその存在を確認できない
ため、タグのデザインを損なうことが無い構成となって
いる。
【0020】また、これらの種々の構成にかかる貼り替
え防止非接触式タグの通信回路部3に集積回路チップを
さらに具備させることにより、この集積回路に複雑な情
報を記録し、その情報を読み出し、照合して検証するこ
ともできができるようになり、より高い偽造防止効果を
持たすこともできる。
【0021】以降、これら各層を形成する材料および製
法に関して記す。基材1はタグ製造・加工時における熱
圧で軟化変形しない耐熱性と強度があれば良い。その構
成材料としては、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリプロピレン、ポリビニルア
ルコール等の合成樹脂、天然樹脂、紙、合成紙等が挙げ
られ、これらを単独であるいは複合して使用可能であ
る。また、その厚みは、操作性、加工性を考慮し2〜1
00μm程度のものが好ましい。
【0022】次に、剥離層2であるが、この層は被着体
に一旦貼り付けた本発明の貼り替え防止非接触式タグを
剥がそうとすると全面あるいは部分的に分離して剥離
し、タグが破壊するようにするために設ける層である。
この剥離層2の構成材料としては、層と層の間で剥がれ
る材料であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線
あるいは電子線硬化性樹脂のいずれであっても良い。具
体的には、熱可塑性ポリアクリル酸エステル樹脂、塩化
ゴム系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、セル
ロース系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、エポキシ
系樹脂、ポリエステル系樹脂、ニトロセルロース系樹
脂、スチレンアクリレート系樹脂、ポリエーテル系樹
脂、ポリカーボネイト系樹脂等の熱可塑性樹脂やウレタ
ン系硬化樹脂や、メラミン硬化樹脂、エポキシ硬化樹脂
等の熱硬化樹脂や、エポキシ(メタ)アクリル、ウレタ
ン(メタ)クリレート等の紫外線あるいは電子線硬化樹
脂等が挙げられる。
【0023】また、剥離性を考慮し、石油系ワックス、
植物系ワックス等の各種ワックス、ステアリン酸等の高
級脂肪酸の金属塩、シリコンオイル等の離型剤や、テフ
ロン(R)パウダー、ポリエチレンパウダー、シリコー
ン系微粒子やアクリルニトリル系微粒子等の有機フィラ
ーおよび、シリカ微粒子等の無機フィラーを添加し、層
自体の凝集力を下げ、破壊しやすいようにすることもで
きる。一方、これらの材料は第二の剥離層6にも適宜使
用可能であるが、剥離層2よりも簡単に剥がれるものを
選択する必要がある。すなわち基材1と剥離層2間の剥
離強度より、通信回路部3と第二の剥離層6間の剥離強
度が小さくなるように選択する。(図3、図6参照)
【0024】一方、通信回路部3は少なくとも非接触式
通信用アンテナを有している必要がある。このアンテナ
は通信方式によって形状が異なっており、本発明のタグ
には公知の非接触式通信担体で用いられるアンテナが使
用される。すなわち静電結合方式、電磁誘導方式、マイ
クロ波方式等の通信手段に使用されるアンテナが適宜選
択され利用できる。このアンテナの形成する方法として
は、銅、アルミ等の導電性金属箔へのハーフカットやエ
ッチング、あるいはメッキにより形成する手法や、これ
らの導電性の粉を混入してなる導電性インキを用いて印
刷方式で形成する手法等が挙げられる。これらは一例で
あり、公知の非接触式通信に利用されるアンテナであれ
ば使用可能であるが、いずれにおいてもアンテナを壊れ
やすくするために35μm以下の厚みで形成することが
好ましい。また、本発明の貼り替え防止非接触式タグの
構成によっては、より完全にアンテナを壊れやすくする
ために、アンテナの形状にもよるが、20μm以下で形
成されることがさらに好ましい。
【0025】一方、この通信回路部3には使用の目的に
応じて記憶・記録を行う集積回路チップを搭載すること
も可能である。本発明における集積回路チップとはいわ
ゆるIC、LSI、VLSI等々のチップを総称したも
のであり、集積回路を使用したチップすべてを意味す
る。このような集積回路チップを搭載したタグは、物流
履歴を記録し管理することははもちろん、予め記録され
た任意の情報を検証することによって、商品の真正さを
確認することも可能となる。
【0026】また、接着層4は本発明の貼り替え防止非
接触式タグを被着体に貼り付け、固定するための層であ
り、圧力により接着させる感圧タイプや熱を与えながら
貼りつける感熱タイプのものが適用される。前者を構成
する感圧接着剤の例としては、天然ゴム、イソプレンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム、ブチルゴム等のゴム系
接着剤、エチルアクリレート、ブチルアクリレート等の
アクリル系粘着剤等が挙げられるが、それ以外でも、常
温で接着性を有するガラス転移点が低いポリエステルや
ビニル系樹脂等の感圧接着性を有するものであれば使用
可能である。一方、後者を構成する感熱接着剤として
は、熱可塑性樹脂であるアクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂、ビニル系樹
脂等の熱可塑性樹脂が挙げられるが、必ずしもこれらに
限定されるものではない。
【0027】一方、図2、図5に示す接着アンカー層5
は部分的に基材1と剥離層2あるいは基材1と通信回路
部3とを接着させる層であり、その構成材料としては、
層と層の間で接着を促す熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、
紫外線あるいは電子線硬化性樹脂が用いられる。具体的
には、熱可塑性ポリアクリル酸エステル樹脂、塩化ゴム
系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、セルロー
ス系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、ス
チレンアクリレート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリ
カーボネイト系樹脂等の熱可塑性樹脂やウレタン系硬化
樹脂や、メラミン硬化樹脂、エポキシ硬化樹脂等の熱硬
化樹脂や、エポキシ(メタ)アクリル、ウレタン(メ
タ)クリレート等の紫外線あるいは電子線硬化樹脂等が
挙げられる。
【0028】次に、OVDに関して説明する。OVD
(Optical Variable Device)
とは光の干渉を利用した画像であり、その立体画像の表
現が変化したり見る角度により色が変化する(カラーシ
フトする)表示体である。その中でホログラムや回折格
子のごときOVDとしては、光の干渉縞を微細な凹凸パ
ターンとして平面に記録するレリーフ型や体積方向に干
渉縞を記録する体積型のものを具体的には挙げることが
できる。一方、ホログラムや回折格子と手法が異なり、
光学特性の異なるセラミックスや金属材料の薄膜を積層
し、見る角度により色の変化(カラーシフト)を生じる
ようにした多層膜方式のものもある。これらのOVDの
中でも量産性やコストを考慮した場合には、レリーフ型
ホログラム(回折格子)や多層薄膜方式のものが好まし
く、一般にもこれらのOVDが広く利用されている。以
降、これらのOVDを内在するOVD層7に関してさら
に詳しく説明する。
【0029】図4のAに示した貼り替え防止非接触タグ
は、レリーフ型ホログラムであるOVD層7を有する貼
り替え防止非接触式タグの最も基本的な構成の一例を示
している。レリーフ型のホログラム(回折格子)は、一
般的には、光学的な撮影方式により微細な凹凸パターン
からなるレリーフ型のマスター版を作製し、次にこのマ
スター版から電気メッキ法により凹凸パターンを複製し
たニッケル製のプレス版を得、しかる後にこのプレス版
にてプレスを行うことにより量産される。本発明の一部
を構成するOBD層7のOVD形成層7aはこのように
して得られたプレス版を加熱して押し当て、その部分に
凹凸パターンを複製して形成される。
【0030】このOVD形成層7aは、プレス版にて成
形可能であるという性能が要求され、その材質は熱可塑
性樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線あるいは電子線硬化性樹
脂のいずれであっても良い。具体的には、アクリル系樹
脂、エポキシ系樹脂、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂
等の熱可塑性樹脂や、反応性水酸基を有するアクリルポ
リオールやポリエステルポリオール等にポリイソシアネ
ートを架橋剤として添加、架橋したウレタン樹脂や、メ
ラミン系樹脂、フェノール系樹脂等の熱硬化樹脂、エポ
キシ(メタ)アクリル、ウレタン(メタ)アクリレート
等の紫外線あるいは電子線硬化樹脂を単独でもしくはこ
れらを複合して使用できる。また上記以外のものであっ
ても、OVD画像を形成可能である公知の材料であれ
ば、使用可能である。
【0031】また、OVD効果層7bはOVD画像の回
折効率を高めるためレリーフ面を構成する高分子材料と
屈折率の異なる材料からなる。用いる材料としては、屈
折率の異なるTiO2、Si23、SiO、Fe23
ZnS、などの高屈折率材料やより反射効果の高いA
l、Sn、Cr、Ni、Cu、Au等の金属材料が挙げ
られるが、必ずしもこれらに限定されるものではなく、
その他の公知の材料も広く使用可能である。そしてこれ
らは単独であるいは複合して使用できる。このような構
成のOVD層7は、これらの材料を用い、真空蒸着法、
スパッタリング等の公知の薄膜形成技術にて形成され
る。その膜厚は用途によって異なるが、50〜1000
0Å程度であれば良く、またその形状も層状、粒状(海
島状)、図柄状等の任意のもので良く、これらの中から
目的に応じて適宜のものを選択して適用すればよい。
【0032】一方、多層薄膜方式のOVDを採用する場
合、OVD層7は異なる光学適性を有する多層薄膜層か
らなり、金属薄膜、セラミックス薄膜またはそれらを併
設してなる複合薄膜として積層形成される。例えば屈折
率の異なる薄膜を積層する場合、高屈折率の薄膜と低屈
折率の薄膜を組み合わせても良く、また特定の組み合わ
せを交互に積層するようにしてもよい。それらの組み合
わせにより、所望の多層薄膜層(OVD層)を得ること
ができる。この多層薄膜層は、セラミックスや金属等の
材料により形成され、おおよそ2つ以上の高屈折率材料
と屈折率が1.5程度の低屈折率材料を所定の膜厚で積
層したものである。
【0033】以下に用いられる材料の一例を挙げる。ま
ず、セラミックスとしては、Sb23(3.0=屈折率
n:以下同じ)、Fe23(2.7)、TiO2(2.
6)、CdS(2.6)、CeO2(2.3)、ZnS
(2.3)、PbCl2(2.3)、CdO(2.
2)、Sb23(2.0)、WO3(2.0)、SiO
(2.0)、Si23(2.5)、In23(2.
0)、PbO(2.6)、Ta23(2.4)、ZnO
(2.1)、ZrO2(2.0)、MgO(1.6)、
SiO2(1.5)、MgF2(1.4)、CeF
3(1.6)、CaF2(1.3〜1.4)、AlF
3(1.6)、Al23(1.6)、GaO(1.7)
等があり、また金属単体もしくは合金の薄膜、例えばA
l、Fe、Mg、Zn、Au、Ag、Cr、Ni、C
u、Si等が挙げられる。また、低屈折率の有機ポリマ
ーとしては、例えばポリエチレン(1.51)、ポリプ
ロピレン(1.49)、ポリテトラフロロエチレン
(1.35)、ポリメチルメタアクリレート(1.4
9)、ポリスチレン(1.60)等がある。これらの高
屈折率材料もしくは30%〜60%透過の金属薄膜より
少なくとも一種、低屈折率材料より少なくとも一種選択
し、所定の厚さで交互に積層させて多層薄膜とする事に
より、特定の波長の可視光に対する吸収あるいは反射を
示すようになる。なお、金属から構成される薄膜は、構
成材料の状態や形成条件などにより、屈折率などの光学
特性が変わってくるため、本発明の実施例では一定の条
件における値を用いている。
【0034】多層薄膜層形成に当たっては、上記した各
材料から屈折率、反射率、透過率等の光学特性や耐候
性、層間密着性等に基づき適宜の材料を選択し、薄膜と
して何層かに積層して形成する。形成方法は公知の手法
を用いることができ、例えば、膜厚、成膜速度、積層
数、あるいは光学膜厚(=n・d、n:屈折率、d:膜
厚)などの制御が可能な、通常の真空蒸着法、スパッタ
リング法にて形成される。
【0035】以上、本発明の貼り替え防止非接触式タグ
の最も簡単な構成を説明してきたが、この構成は基本的
な構成であり、各層を着色したり、層間に印刷層を設け
て意匠性を向上させることや、さらには紫外線・赤外線
発光インキや赤外線吸収インキ等の検証を可能とする公
知の偽造防止インキを用いた印刷層を形成して偽造防止
効果を高めること等も適宜目的に応じて適用可能であ
る。
【0036】
【実施例】本発明を、具体的な実施例を挙げて詳細に説
明する。 <実施例1>まず、厚み25μmの透明ポリエチレンテレ
フタレート(PET)フィルムからなる基材にアクリル
樹脂からなる剥離層をグラビア法にて2μmの厚みで塗
布、形成し、次いで、12μm厚のアルミ箔を貼り合わ
せた後、エッチング法にて通信回路部を形成した。次に
アクリル系感圧接着剤をコンマコート法にて20μmの
厚みで塗布し、接着層を設け、さらにその上に離型紙を
ラミネートし、図1に示すような構成の非接触式タグを
作製した。
【0037】<実施例2>まず、厚み25μmの透明ポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる基
材上に、図2に示すような構成にて、ポリエステル樹脂
からなる接着アンカー層は1μmの厚みにて部分的に、
アクリル樹脂からなる剥離層は2μmの厚みにてそれぞ
れグラビア法にて順次塗布、形成した。次いで、12μ
m厚のアルミ箔を貼り合わせた後、エッチング法にて通
信回路部を形成した。その後、アクリル系感圧接着剤を
コンマコート法にて20μmの厚みにて塗布し、接着層
を設け、さらにその上に離型紙をラミネートし、図2に
示すような構成の非接触式タグを作製した。
【0038】<実施例3>まず、厚み25μmの透明ポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる基
材にアクリル樹脂からなる剥離層をグラビア法にて2μ
mの厚みで塗布、形成した。次いで、12μmの厚みの
アルミ箔を貼り合わせた後、エッチング法にて通信回路
部を形成した。その後、アクリル変性シリコン樹脂を図
3に示すように部分的にグラビア法にて2μmの厚みで
塗布し、第二の剥離層を設けた。そして、この第二の剥
離層上に、アクリル系感圧接着剤をコンマコート法にて
20μmの厚みで塗布し、接着層を設け、さらに離型紙
をラミネートし、図3に示す構成の非接触式タグを作製
した。
【0039】<実施例4>まず、厚み25μmの透明ポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる基
材にアクリル樹脂からなる剥離層およびホロ層(OVD
形成層)をグラビア法にて各々20μmおよび5μmの
厚みにて塗布、形成し、次いで、ロールエンボス法によ
りOVDレリーフパターンを賦型した後、真空蒸着法を
用いて膜厚0.05μmのAl蒸着薄膜層(OVD効果
層)を設けた。その後、OVD効果層に部分的にエッチ
ング加工を施し、中央部にだけAl蒸着が残るように加
工した。次いで、その上から12μm厚のアルミ箔を貼
り合わせた後、エッチング法にて通信回路部を形成し
た。さらに、通信回路部上にアクリル系感圧接着剤をコ
ンマコート法にて20μmの厚みで塗布し、接着層を設
け、しかる後にさらに離型紙をラミネートし、図4に示
すような構成の非接触式タグを作製した。
【0040】<実施例5>まず、厚み25μmの透明ポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる基
材にポリエステル樹脂からなる接着アンカー層を図5の
ように部分的に1μmの厚みにて塗付、形成し、さらに
アクリル樹脂からなる剥離層およびウレタン樹脂からな
るOVD形成層をグラビア法にてそれぞれ2μmの厚み
にて塗布、形成した。次いで、ロールエンボス法により
OVDレリーフパターンを形成した後、真空蒸着法を用
いて膜厚0.05μmのAl蒸着薄膜層(OVD効果
層)を設けた。その後、OVD効果層に部分的にエッチ
ング加工を施し、中央部にだけAl蒸着が残るように加
工してから、アルミ箔を貼り合わせ、しかる後にエッチ
ング法にて、通信回路部を形成した。さらに、アクリル
系感圧接着剤をコンマコート法にて20μmの厚みにて
塗布し、接着層を設け、最後に離型紙をラミネートし、
図5に示すような構成の非接触式タグを作製した。
【0041】<実施例6>まず、厚み25μmの透明ポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルムからなる基
材に、アクリル樹脂からなる剥離層およびウレタン樹脂
からなるOVD形成層をグラビア法にてそれぞれ2μm
の厚みにて塗布、形成した。次いで、ロールエンボス法
によりOVDレリーフパターンを形成した後、真空蒸着
法を用いて膜厚0.05μmのAl蒸着薄膜層(OVD
効果層)を設けた。その後、OVD効果層に部分的にエ
ッチング加工を施し、中央部にだけAl蒸着が残るよう
に加工してから、アルミ箔を貼り合わせ、しかる後エッ
チング法にて通信回路部を形成した。そして、アクリル
変性シリコン樹脂を図6のように部分的にグラビア法に
て2μmの厚みにて塗布し、接着層を設けた。そして最
後に、アクリル系感圧接着剤をコンマコート法にて20
μmの厚みにて塗布、形成し、さらに離型紙をラミネー
トし、図6に示すような構成の非接触式タグを作製し
た。
【0042】このようにして得られた非接触式タグ(ス
テッカー)を被着体となる段ボール紙に貼り付けた。そ
の後、ステッカーを無理に剥がそうと試みたときの結果
を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】以上、実施例に係る貼り替え防止非接触式
タグのいずれもが容易に破壊し、貼り替えによる不正使
用、再利用を防止することが確認できた。
【0045】
【発明の効果】本発明の貼り替え防止非接触式タグは、
支持体となる基材に貼り替え防止用の細工をするのでは
なく、層構成に貼り替え防止機能を付与している。その
ため、被着体に貼り付けるまでは、操作性がよく、貼り
付ける前に破壊することはない。そして、貼り付けた後
に剥がそうとすると容易に破壊し、貼り替えによる再利
用、不正使用を防止することができる。また、OVDを
一体形成することにより、複製等の偽造を防止すること
ができる構成とすることも可能となる。さらには、これ
らのタグに集積回路を搭載することにより、複雑な情報
を記録することができ、商品の物流管理に応用したり、
偽物の見分けを可能とする検証機能を付与した媒体とし
て利用することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触式タグの構成の一例とその剥離
時の破壊の様子を示す断面説明図である。
【図2】本発明の非接触式タグの構成の他の例とその剥
離時の破壊の様子を示す断面説明図である。
【図3】本発明の非接触式タグの構成のさらに他の例と
その剥離時の破壊の様子を示す断面説明図である。
【図4】本発明の非接触式タグの構成のさらに他の例と
その剥離時の破壊の様子を示す断面説明図である。
【図5】本発明の非接触式タグの構成のさらに他の例と
その剥離時の破壊の様子を示す断面説明図である。
【図6】本発明の非接触式タグの構成のさらに他の例と
その剥離時の破壊の様子を示す断面説明図である。
【付合の説明】
1 基材 2 剥離層 3 通信回路部 4 接着層 5 接着アンカー層 6 第二の剥離層 7 OVD層 7a OVD形成層 7b OVD効果層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/10 G06K 19/00 H Fターム(参考) 5B035 AA13 BA03 BA05 BB09 CA01 CA23 5C084 AA03 AA09 BB40 CC35 DD07 DD87 EE07 FF03 GG07 GG09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上の一部かまたは全面に、該基材から
    容易に剥がれる剥離層と、接着層を少なくともこの相対
    的順序に備え、少なくとも非接触式通信用アンテナを有
    する通信回路部が、該剥離層と接着剤層の間に位置する
    ように設けてなることを特徴とする貼り替え防止非接触
    式タグ。
  2. 【請求項2】基材上の一部かまたは全面に、剥離層と、
    少なくとも非接触通式信用アンテナを有する通信回路部
    ならびに接着層を少なくともこの相対的順序に備え、該
    基材と通信回路部の剥離性を高める剥離層が該基材と通
    信回路部との間にある剥離性領域に設けてあり、さらに
    は、該基材と通信回路部との接着性を高める接着アンカ
    ー層が該基材と通信回路部との間にある接着性領域に設
    けてあり、しかも、該通信回路部が、該剥離層と接着層
    の間に位置するように設けてあることを特徴とする貼り
    替え防止非接触式タグ。
  3. 【請求項3】基材上の一部かまたは全面に、剥離層と、
    少なくとも非接触式通信アンテナを有する通信回路部な
    らびに接着層を少なくともこの相対的順序に備え、該基
    材と通信回路部の剥離性を高める剥離層が該基材と通信
    回路部との間に一部かまたは全部に設けてあり、しかも
    該通信回路部と接着層との剥離性を高める第二の剥離層
    が、該通信回路部と接着層との間の領域に部分的に設け
    てあることを特徴とする貼り替え防止非接触式タグ。
  4. 【請求項4】基材上の一部かまたは全面に、該基材から
    容易に剥がれる剥離層とOVD層ならびに接着層を少な
    くともこの相対的順序に備え、該基材とOVD層との剥
    離性を高める剥離層が該基材とOVD層との間の領域の
    一部か又は全面に設けてあり、しかも、少なくとも非接
    触式通信用アンテナを有する通信回路部が、該OVD層
    と接着剤層の間に位置するように設けてあることを特徴
    とする貼り替え防止非接触式タグ。
  5. 【請求項5】基材上の一部かまたは全面に、OVD層
    と、少なくとも非接触式通信アンテナを有する通信回路
    部ならびに接着層を少なくともこの相対的順序に備え、
    該基材とOVD層との剥離性を高める剥離層が該基材と
    OVD層との間にある剥離性領域に設けてあり、さらに
    は、該基材と通信回路部との接着性を高める接着アンカ
    ー層が該基材とOVD層との間にある接着性領域に設け
    てあり、しかも、該通信回路部は、該OVD層と接着層
    の間に位置するように設けてあることを特徴とする貼り
    替え防止非接触式タグ。
  6. 【請求項6】基材上の一部かまたは全面に、OVD層
    と、接着層を少なくともこの相対的順序に備え、少なく
    とも非接触式通信アンテナを有する通信回路部が該OV
    D層と接着剤層の間に位置するよう設けてあり、しか
    も、該通信回路部と接着層との剥離性を高める剥離層が
    該基材とOVD層との間の領域の一部かまたは全面に設
    けてあり、かつ、該通信回路部と接着層との剥離性を高
    める第二の剥離層が、該通信回路部と接着層との間の領
    域に部分的に設けてあることを特徴とする貼り替え防止
    非接触式タグ。
  7. 【請求項7】前記通信回路部には集積回路チップが備え
    てあることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれ
    かに記載の貼り替え防止非接触式タグ。
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