JP2003308468A - ポイント処理システム - Google Patents

ポイント処理システム

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JP2003308468A
JP2003308468A JP2002114285A JP2002114285A JP2003308468A JP 2003308468 A JP2003308468 A JP 2003308468A JP 2002114285 A JP2002114285 A JP 2002114285A JP 2002114285 A JP2002114285 A JP 2002114285A JP 2003308468 A JP2003308468 A JP 2003308468A
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processing system
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JP2002114285A
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Atsushi Fujimoto
淳 富士本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来システムより各種の面でメリットが大き
いポイント処理システムを提供する。 【解決手段】 本発明のポイント処理システムは、各企
業が個別に発行したポイントを直接又は変換して顧客特
定情報をキーとして一元管理するポイントセンターシス
テムと、企業及び又は店舗毎のポイント処理を行う複数
の企業体ポイントシステムとを備え、複数の企業体ポイ
ントシステムとして、ポイント発行及び又はポイント消
費を行う第1の企業体ポイントシステムと、ポイント消
費に協力する第2の企業体ポイントシステムとを少なく
とも含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種企業が販売促
進などのために発行するポイントを処理するポイント処
理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ポイント処理システムとして、カ
ード事業者がクレジットカードの利用金額に応じて発行
するものや、旅客航空事業者が利用マイルに応じてポイ
ントを発行するものや、チェーン店事業者がチェーン店
での購入金額に応じてポイントを発行するものなど、様
々な形態のシステムがある。このようなポイント処理シ
ステムの多くは、ポイントを発行した事業者が、ポイン
トに応じた利益を顧客に付与する。
【0003】しかしながら、事業者単位でシステムの管
理運営を行っているため、顧客はポイントの種類毎にポ
イントを集めなければならず、複数のシステムにポイン
トが分散し、ポイントに基づくサービスを十分に受ける
ことができない。
【0004】このような不都合を解決するため、あるシ
ステムのポイントを、共通ポイントや他のシステムのポ
イントに交換することも既に提案されている(例えば、
特開2001−250170、特開2002−2472
4)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ポイント処
理システムに係る事業者から見れば、ポイントが蓄積さ
れている状態は、そのポイントがいつ使われるか明らか
でなく、経理上の不安が大きい。そのため、ポイントの
早期の消費が好ましい。
【0006】上述のポイント交換可能なシステムは、ポ
イントの早期の消費に寄与することができるが、使用ポ
イントの最低限のポイントが定まっている場合には、消
費されるタイミングがある程度遅くなることを避けるこ
とができない。
【0007】また、ポイントの消費は、ポイントを発行
する事業者に係る販売商品やサービスなどに限定され、
ポイント交換ができたとしても、顧客が希望する販売商
品やサービスが常に存在するとは限らず、この面でポイ
ントの消費を抑制している。
【0008】さらに、ポイント交換可能なシステムは、
交換可能なポイントの種類が多くなった場合、顧客をど
のように認証するかが問題となる。一般には、各種類の
ポイントの発行事業者毎に別個の顧客情報を有してお
り、それらの調整処理が大変である。また、交換可能な
ポイントの種類が多くなった場合、交換処理を行う装置
をどのようにするかという問題も発生する。
【0009】さらにまた、ポイント交換可能なシステム
は、複数種類のポイント処理システムが融合されたもの
であるが、ポイントの交換機能だけを担っており、複数
のシステムを融合させたにしては、情報処理面でのメリ
ットは小さい。
【0010】本発明は、以上の点に鑑みなされたもので
あり、上述した複数の課題のうちの少なくとも1以上を
解決し得るポイント処理システムを提供しようとしたも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1の本発明のポイント処理システムは、各企
業が個別に発行したポイントを直接又は変換して顧客特
定情報をキーとして一元管理するポイントセンターシス
テムと、企業及び又は店舗毎のポイント処理を行う複数
の企業体ポイントシステムとを備え、上記複数の企業体
ポイントシステムとして、ポイント発行及び又はポイン
ト消費を行う第1の企業体ポイントシステム(実施形態
の店舗システム2や3などが該当する)と、ポイント消
費に協力する第2の企業体ポイントシステム(実施形態
のコンテンツ提供システム6などが該当する)とを少な
くとも含むことを特徴とする。
【0012】請求項2の本発明のポイント処理システム
は、請求項1において、上記ポイントセンターシステム
が有するポイントサーバに代行して、少なくともポイン
ト数が変動する際の顧客の認証を行う代行サーバが1以
上設けられ、上記代行サーバは、代行した処理の通知
を、所定時刻に、又は、所定期間についてまとめて、複
数について一括して行うことを特徴とする。
【0013】請求項3の本発明のポイント処理システム
は、請求項2において、上記ポイントサーバは、上記代
行サーバが処理を行う際に必要とする情報を上記代行サ
ーバに転送することを特徴とする。
【0014】請求項4の本発明のポイント処理システム
は、請求項2又は3において、上記企業体ポイントシス
テム内のサーバが、上記代行サーバとしても機能するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項5の本発明のポイント処理システム
は、請求項2〜4のいずれかにおいて、上記代行サーバ
として、地域と業種の組合せで定まるものが設けられて
いることを特徴とする。
【0016】請求項6の本発明のポイント処理システム
は、請求項1〜5のいずれかにおいて、顧客が携帯する
顧客端末を有し、上記顧客端末に係る情報を顧客特定情
報として利用していることを特徴とする。
【0017】請求項7の本発明のポイント処理システム
は、請求項1〜6のいずれかにおいて、上記第2の企業
体ポイントシステムが、上記顧客端末又は上記第1の企
業体ポイントシステムにコンテンツを配信させることに
より、ポイント消費を実行させるシステムであることを
特徴とする。
【0018】請求項8の本発明のポイント処理システム
は、請求項1〜7のいずれかにおいて、上記顧客端末又
は上記第1の企業体ポイントシステム上で実行されるゲ
ームの結果又はカラオケの評価に応じて、上記ポイント
センターシステムで管理するポイントを増加及び又は減
算させる手段を有することを特徴とする。
【0019】請求項9の本発明のポイント処理システム
は、請求項8において、上記顧客端末又は上記第1の企
業体ポイントシステム上で実行されるゲーム又はカラオ
ケの曲情報が、上記第2の企業体ポイントシステムから
提供されることを特徴とする。
【0020】請求項10の本発明のポイント処理システ
ムは、請求項1〜9のいずれかにおいて、上記ポイント
センターシステムで管理する各顧客のポイント発行情報
及びポイント消費情報から、マーケッティングに利用で
きる情報を形成する手段を有することを特徴とする。
【0021】請求項11の本発明のポイント処理システ
ムは、請求項1〜10のいずれかにおいて、上記ポイン
トセンターシステムは、各企業に係る個別ポイントと、
複数の企業に共通な共通ポイントとの間の変換手段を有
していることを特徴とする。
【0022】請求項12の本発明のポイント処理システ
ムは、請求項11において、上記個別ポイントを上記共
通ポイントに変換する際の制約、及び又は、上記共通ポ
イントを上記個別ポイントに変換する際の制約が予め規
定されており、上記変換手段は、その制約を充足してい
る範囲でのみ、変換を許容することを特徴とする。
【0023】請求項13の本発明のポイント処理システ
ムは、請求項1〜12のいずれかにおいて、上記ポイン
トセンターシステムは、ポイントを管理している各企業
の所定期間毎のポイント発行数とポイント消費数との差
分ポイント数に応じて、各企業との決済を行う決済手段
を有することを特徴とする。
【0024】請求項14の本発明のポイント処理システ
ムは、請求項13において、上記決済手段は、上記差分
ポイント数が正であれば、その企業の金融口座から、当
該システム全体に共通な金融口座への金銭移動を行い、
上記差分ポイント数が負であれば、当該システム全体に
共通な金融口座から、その企業の金融口座への金銭移動
を行うことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】(A)一実施形態 以下、本発明のポイント処理システムの一実施形態を図
面を参照しながら詳述する。
【0026】(A−1)実施形態の構成 図1は、一実施形態のポイント処理システムの全体構成
を示すブロック図である。
【0027】図1において、実施形態のポイント処理シ
ステム1は、複数の第1種類の店舗システム2、複数の
第2種類の店舗システム3、顧客端末4、ポイントセン
ターシステム5、コンテンツ提供システム6及びセンタ
ー代行システム7などを有する。
【0028】そして、顧客端末4は、携帯電話網8を介
して、ポイントセンターシステム5やセンター代行シス
テム7と接続し得るものであり、第2種類の店舗システ
ム3は、インターネット網9を介して、ポイントセンタ
ーシステム5やセンター代行システム7と接続し得るも
のである。また、顧客端末4は、近距離無線通信機能に
より、第1種類の店舗システム2や第2種類の店舗シス
テム3や他の顧客端末4と通信可能なものである。
【0029】なお、第1種類の店舗システム2や第2種
類の店舗システム3は、企業及び又は店舗毎のポイント
処理(ポイント発行及び又は消費)を行う企業体ポイン
トシステムとなっており、また、コンテンツ提供システ
ム6も、コンテンツの提供によって顧客会員のポイント
を消費させる企業体ポイントシステムとなっている。
【0030】顧客端末4は、詳細構成の図示は省略する
が、Webページのブラウザ機能や電子メールの受信機
能や近距離無線通信機能などを有する携帯端末(携帯電
話を特に意図している)である。顧客端末4の近距離無
線通信機能は、ブルーツース方式に従うものであっても
良いが、それより指向範囲が狭い赤外線を利用したもの
の方が好ましい。顧客端末4は、ポイントセンターシス
テム5とのWebページの授受などを通じて、決済端末
としての機能や情報端末としての機能や会員登録機能を
担っている。
【0031】顧客端末4は、ポイント決済端末としての
機能として、クレジットカードなどと同様な顧客を認証
させるための機能や、電子メールなどを通じた利用可能
なポイント数の確認機能や、所定数のポイントを取り出
して消費させる機能などを担っている。消費機能に関連
して、顧客は物品を入手したり、サービスの提供を受け
たりする。また、認証に供するデータは、携帯電話番号
や当該端末の電子メールアドレスやパスワードなどの単
独でもその組み合わせであっても良い。
【0032】顧客端末4は、情報端末としての機能とし
て、情報コンテンツ(例えばニュースや割引セールの通
知)の受信やポイント消費用ゲームの受信などのサービ
ス受信機能や、ポイント消費場所を照会したり検索した
りするナビゲーション機能などを担っている。
【0033】この実施形態の場合、当該ポイント処理シ
ステム1のメリットを享受できる顧客は会員顧客に限ら
れている。顧客端末4は、会員になるための登録機能を
担っている。なお、非会員も当該ポイント処理システム
1を利用できるようにしても良く、会員と非会員で利用
できる内容などを変更できるようにしても良い。
【0034】なお、上記では、決済端末機能や情報端末
機能や会員登録機能のいずれも、その機能の実行時に、
ポイントセンターシステム5とのWebページの授受な
どを行うように説明したが、会員登録機能を除き、会員
登録機能の処理の際に、決済端末機能や情報端末機能の
実行で必要となるソフトウェアをダウンロードして格納
しておき、その格納したソフトウェアを利用して、その
後の決済端末機能や情報端末機能を起動するようにして
も良い。
【0035】第1種類の店舗システム2はインターネッ
ト網9に対応できないシステムであり、第2種類の店舗
システム3はインターネット網9に対応できるシステム
である。第1種類の店舗システム2は、顧客端末4、携
帯電話網8を介して、ポイントセンターシステム5など
との通信を実行する。
【0036】店舗システム2又は3は、コンビニエンス
ストア、スーパーマーケット、ディスカウントストア、
カラオケ店舗、遊技場(パチンコなどを行うパーラー
や、ゲームセンター)などのポイント発行機能及び又は
ポイント消費機能などを担う店舗に設置されているもの
である。なお、自動販売機や駐車場等の店舗建物自体を
有しないものも、店舗システム2又は3となり得る。
【0037】店舗システム2又は3は、そのシステムの
事業者の事業によって、詳細構成が多少異なるが、ポイ
ント発行機能及び又はポイント消費機能などを実行でき
る詳細構成を有し、これら機能の実行構成はほぼ同様で
ある。
【0038】図2は、パーラーに係る第1種類の店舗シ
ステム2の詳細構成例を示し、図3は、パーラーに係る
第2種類の店舗システム3の詳細構成例を示しており、
これら図面において、同一、対応部分については同一符
号を付して示している。
【0039】パーラーに係る第1種類の店舗システム2
は、図2に示すように、店舗サーバ10、店舗端末1
1、店内機器12、POSシステム13及びサブシステ
ム14などを有し、パーラーに係る第2種類の店舗シス
テム3は、図3に示すように、第1種類の店舗システム
2と同様な構成要素に加えて、店舗ゲートウェイ15を
有する。
【0040】店舗ゲートウェイ15は、当該第2種類の
店舗システム3をインターネット網9に接続させるもの
である。
【0041】他の構成要素については、第1種類の店舗
システム2及び第2種類の店舗システム3を区別するこ
となく説明する。
【0042】店舗サーバ10は、当該店舗システム2又
は3の全体を制御、管理するものであり、例えば、ポイ
ントを発行したり集計したりするポイント発行・集計機
能や、当該ポイント処理システム1及び又は当該店舗シ
ステム(2又は3)の会員を管理する会員管理機能や、
ポイントや会員情報などを送信する送信機能や、後述す
るセンターサーバ20(図5参照)に代わって顧客など
の認証やポイント発行の承認を行う代行認証機能や代行
承認機能や、蓄積ポイントの把握機能などを担っている
ものである。
【0043】代行認証機能や代行承認機能は、後述する
センターサーバ20の機能の分散を計るために店舗サー
バ10に設けられたものであり、ポイント発行やポイン
ト消費の処理の高速化を実現することができる。代行認
証機能や代行承認機能の処理は、例えば、バッチ処理で
行い、その後、センターサーバ20に通知する。
【0044】代行認証機能や代行承認機能で必要な情報
としては、例えば、センターサーバ20のものをその都
度利用するだけでなく、サブシステム14に固定的に記
憶されている情報を利用したり、センターサーバ20か
らダウンロードしてサブシステム14に記憶させた情報
を利用したりする。
【0045】パーラー(遊技場)では多くの遊技者が遊
技を楽しみ、景品球(遊技の結果の報酬)をポイントに
変換する遊技者も多い。しかも、そのような遊技者は、
同時期に複数人も生じることがある。そのため、代行認
証機能や代行承認機能は、有用な機能である。
【0046】店舗端末11は、例えば、顧客端末4との
近距離通信機能の実行部(図2及び図3ではIrDAと
表記)や、カードリーダや、バーコードリーダなどのア
ダプタ装置を有する。店舗端末11は、店舗サーバ10
の制御下で、主として、ポイントの利用機能やポイント
の消費機能などを実行するものである。
【0047】店内機器12は、パチンコ遊技機やパチス
ロ遊技機などの遊技機や、遊技機間に設置されるサンド
装置や、プリペイドカード発行機等が該当するものであ
る。店内機器12の全て又は一部は、例えば、顧客端末
4との近距離通信機能の実行部(図2及び図3ではIr
DAと表記)を有する。顧客端末4との近距離通信機能
の実行部を有する店内機器12は、店舗サーバ10の制
御下で、ポイントの消費などを実行し得るものである。
店内機器12が、パチンコ遊技機やサンド装置等であれ
ば、蓄積ポイント(貯玉)を利用した遊技球の貸出しを
実行でき、店内機器12が、プリペイドカード発行機で
あれば、蓄積ポイント(貯玉)を利用したプリペイドカ
ードの発行を実行することができる。
【0048】遊技パーラーの場合、POSシステム13
は、景品球の処理に供するものである。この実施形態の
場合、POSシステム13は、店舗サーバ10の制御下
で、景品球をポイントへ変換することができる。また、
POSシステム13は、ポイントセンターシステム5か
ら取り出したポイントに基づいた景品への変換もできる
ようになされている。
【0049】サブシステム14は、アプリケーションサ
ーバやデータベース等でなる。サブシステム14は、当
該店舗システム2又は3について独立したポイント処理
を実行したり、当該遊技パーラーだけに関係する会員処
理を行ったり、遊技パーラーに関係する会員情報と、当
該ポイント処理システム1に係る会員との整合をとった
りするものである。
【0050】なお、取得ポイント(個別ポイント)を、
他のポイントシステムでのポイントと同様に処理するか
(共通化システムにのせるか)、個別事業又は個別サー
ビスについてのままとしてそのまま処理するかは、顧客
が選択し得るようにすることが好ましい。
【0051】図4は、カラオケ店舗に係る第1種類の店
舗システム2の詳細構成例を示しており、上述した図2
との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
【0052】カラオケ店舗の第1種類の店舗システム2
の場合、店内機器(カラオケ機器)12自体は、顧客端
末4との近距離通信機能の実行部を備えないが、カラオ
ケルーム端末16が顧客端末4との近距離通信機能の実
行部(図4ではIrDAと表記)を有する。
【0053】カラオケルーム端末16は、受付等に設置
された店舗端末11と同様な機能を担っても良く、さら
には、独立したポイントの消費、発行機能を担っても良
い。カラオケルーム端末16は、例えば、店内機器(カ
ラオケ機器)12で演奏を実行させる際の費用に相当す
るポイント消費を顧客端末4と協働して行ったり、店内
機器(カラオケ機器)12が評価した高得点の歌唱評価
値をポイント化して蓄積させる処理を行ったり、所定ポ
イントを消費してポイントセンターシステム5側から取
り出したゲームを実行させ、そのゲーム結果の報酬をポ
イント化して蓄積させる処理を行ったりする。
【0054】図示は省略しているが、コンビニエンスス
トア、スーパーマーケット、ディスカウントストア等に
係る店舗システム2又は3では、いわゆるレジPOS
(レジPOS端末)を、店舗端末(11)とは異なる店
内機器(12)として設けても良く、店舗端末(11)
の機能を兼ね備えたものとして設けたものであっても良
い。
【0055】以上のように、店舗システム2又は3は、
事業等によって、詳細構成が多少異なるが、顧客端末4
を利用した顧客認証機能や、ポイント発行機能や、ポイ
ント消費機能などを実行できる詳細構成を有するもので
あり、システムによっては、ポイント発行機能だけを担
うものであっても良く、また、ポイント消費機能だけを
担うもの(例えば、自動販売機や駐車場等)であっても
良い。
【0056】図5(A)及び図5(B)は、ポイントセ
ンターシステム5の詳細構成例を示すブロック図であ
る。
【0057】ポイントセンターシステム5は、図5
(A)に示すように、センターサーバ20と、顧客会員
データベース(顧客会員DB)21、企業会員データベ
ース(企業会員DB)22、マーケッティングデータベ
ース(マーケッティングDB)23等を有する。
【0058】センターサーバ20は、当該ポイント処理
システム1のセンター処理を実行するものであり、後述
するような各種の機能を実現するものである。
【0059】顧客会員データベース21は、顧客端末4
に係る特定情報(顧客特定情報;携帯電話番号、eメー
ルアドレス、パスワード等だけでなく、顧客(顧客会
員)の氏名、住所、会員有効期限等も適宜含んで良い)
に対応付けて、蓄積ポイント数や、ポイント発行やポイ
ント消費の履歴や、コンテンツ配信希望情報等を格納し
ているものである。すなわち、顧客会員データベース2
1は、顧客特定情報をキーとして、ポイントに付いての
各種情報を一元管理しているものである。
【0060】蓄積ポイント数として、当該ポイント処理
システム1全体に共通なポイント(以下、共通ポイン
ト)の蓄積数だけでなく、ある企業又は企業体等に係る
個別ポイントの蓄積数も区別して格納しておく。なお、
共通ポイントに一本化して格納するシステムであっても
良い。コンテンツ配信希望情報は、例えば、ニュース情
報の毎日の配信を希望する、所定店舗又は任意店舗から
の広告用コンテンツサの配信を希望する等の情報であ
る。
【0061】企業会員データベース22は、店舗、企業
又は企業体等(企業会員)のポイント発行主体の特定情
報に対応付けて、ポイントへの換算情報や、個別ポイン
ト及び共通ポイント間の交換率や、共通ポイント及び個
別ポイント毎の当日の発行ポイント数及び消費ポイント
数や、決済額、決済口座情報や、ポイント変化や決済の
履歴等の情報を含んでいる。
【0062】また、企業会員データベース22は、ポイ
ント消費専門企業(ポイント発行主体を兼ねているもの
は上記による;これも企業会員)毎の当日の消費ポイン
ト数や、決済額、決済口座情報や、ポイント変化の履歴
等の情報を含んでいる。
【0063】さらに、企業会員データベース22は、店
舗、企業又は企業体等を超えた共通ポイント数の総蓄積
数や、当該ポイント処理システム1に係る決済口座情報
や、ポイント変化や決済の履歴等の情報を含んでいる。
【0064】マーケッティングデータベース23は、上
述した顧客会員データベース21における各顧客のポイ
ント発行店舗やポイント消費店舗等の情報を処理して得
たマーケッティングデータを格納しているものである。
【0065】センターサーバ20は、例えば、店舗シス
テム2又は3側から、売上高等のポイントへの変換前の
情報が与えられてポイントの蓄積(発行)が求められた
場合に実行したり、消費物品の価値をポイント数に変換
したりするポイント価値換算機能20aや、個別ポイン
ト及び共通ポイント間の交換を行うポイント交換機能2
0b等を担っている。なお、個別ポイント間の交換は、
個別ポイント(A)から共通ポイントへの交換、共通ポ
イントから個別ポイント(B)への交換を通じて行うこ
とができる。
【0066】また、センターサーバ20は、ポイント発
行及びポイント消費の際の金銭決済機能20cを担って
いる。例えば、1日で締めた場合において、発行ポイン
ト数が消費ポイント数より多い企業会員については、発
行ポイント数−消費ポイント数の差分ポイント数に相当
する金銭だけ、その企業会員の決済口座から、システム
全体の決済口座への移動処理を行い、消費ポイント数が
発行ポイント数より多い企業会員については、消費ポイ
ント数−発行ポイント数の差分ポイント数に相当する金
銭だけ、システム全体の決済口座から、その企業会員の
決済口座への移動処理を行う。
【0067】さらに、センターサーバ20は、顧客会員
や企業会員の会員管理機能20dを有する。顧客会員の
管理機能では、顧客会員としての登録、抹消や、ポイン
ト管理や、マーケッティング関連情報の管理や、コンテ
ンツのメール発送有無の管理等を行う。企業会員の管理
機能では、企業会員としての登録、抹消や、交換率など
の設定更新や、交換条件などの適用管理や、ポイント管
理や、セール情報の管理等を行う。
【0068】交換条件などとは、例えば、その企業会員
に関する一回の付与時の個別ポイントのうち共通ポイン
トに交換できる上限値の設定や、逆に、共通ポイントへ
の交換を認めない個別ポイントの限界値など設定などを
言う。このような条件設定などにより、ポイント発行企
業での最低限のポイント消費を確保できるなど、企業会
員の意図を反映させることができるようになる。
【0069】さらにまた、センターサーバ20は、コン
テンツ配信管理機能20eを担っている。この実施形態
の場合、コンテンツ配信は、大別すると3つの態様があ
る。第1は、企業会員が自己の広告などのコンテンツを
配信する態様がある。第2は、顧客会員が、所定のポイ
ントを消費して、ニュース配信や音楽配信や単なるゲー
ム配信などを行う態様である。第3は、第2の態様にも
類似しているが、顧客会員が、所定のポイントを消費し
て、報酬付きのゲーム(以下、ポイントゲームと呼ぶ)
を配信する態様である。
【0070】また、センターサーバ20は、通信販売機
能や購買申込み受付機能などの購入受付機能20fを担
っている。ここで、通信販売機能とは、顧客会員が、蓄
積ポイントを消費して物品を購入し、その物品を顧客の
住所などの指定先に送付する機能であり、購買申込み受
付機能とは、顧客会員が、蓄積ポイントを消費して物品
の購入を申込み、その物品を顧客会員が取りに来る、指
定先の店舗が用意しておく機能である。
【0071】さらに、センターサーバ20は、マーケッ
ティング機能20gを担っている。マーケッティング機
能は、顧客会員を年齢層や性別や月間当たりの消費金額
などで層別化し、各顧客につき、どのように(又はどこ
で)ポイントを取得した者はどのように(又はどこで)
ポイントを消費したかを対応付けたりするなど、ポイン
トの変化履歴に対して顧客の嗜好や性向を把握できるル
ールを適用して情報を得、その情報を各層で整理してマ
ーケッティングに利用できる情報を得るものである。
【0072】なお、センターサーバ20は、上記各機能
の実行時に、顧客端末4が必要とするWebページ(携
帯電話用Webページ)を適宜顧客端末4にダウンロー
ドする。
【0073】センターサーバ20は、例えば、自己の機
能の一部を適宜他のサーバに実行(代行)させるべく、
他のサーバ間との転送機能を担っている。
【0074】センターサーバ20は、実製品としてはハ
ードウェア的に複数のサーバから構築されるであろう。
そして、各ハードウェアサーバには一般には異なる機能
を割り振る。センターサーバ(サーバ群)20を機能別
の分散サーバ構成とした場合の一例を、図5(B)に示
している。
【0075】図5(B)に示す一例は、センターサーバ
(サーバ群)20が、ポイントの集計管理関係の機能に
係るポイント集計サーバ20−1、ポイントゲームその
他のコンテンツ配信などの機能に係るポイントゲームサ
ーバ20−2、携帯電話網を介した通信機能に係る携帯
電話網サーバ20−3、インターネット網を介した通信
機能に係るインターネット網サーバ20−4、通信販売
機能などに係る通販サーバ20−5などで構成され、こ
れら5個のサーバが上述した各種機能20a〜20gを
分散して負担する。
【0076】コンテンツ提供システム6は、上述した3
形態のコンテンツ配信に対応できるように、大別する
と、3種類のシステム6A、6B、6Cがある。いずれ
のシステム6A〜6C共に、詳細構成の図示は省略する
が、コンテンツを蓄積している記憶部と、記憶されてい
るコンテンツを自律的又は外部からの要求に応じて配信
する配信実行部とを有する。
【0077】第1のコンテンツ提供システム6Aは、企
業会員が自己の広告などのコンテンツを配信する場合に
機能するものである。
【0078】第2のコンテンツ提供システム6Bは、顧
客会員が、所定のポイントを消費して求めた、ニュース
配信や音楽配信や単なるゲーム配信などを行うものであ
る。
【0079】第3のコンテンツ提供システム6Cは、顧
客会員が、所定のポイントを消費して求めたポイントゲ
ームを配信するものである。
【0080】すなわち、第2及び第3のコンテンツ提供
システム6B及び6Cは、ポイント消費に協力する企業
体ポイントシステムとなっており、第1のコンテンツ提
供システム6Aも、広告通知料して顧客会員のポイント
消費を行うのであれば、ポイント消費に協力する企業体
ポイントシステムとなっている。
【0081】図1では、顧客端末4などへのコンテンツ
配信は、全てセンターサーバ20が介在するものを示し
たが、コンテンツの配信起動などをセンターサーバ20
が行い、コンテンツの転送には、センターサーバ20を
介在させないものであっても良い。
【0082】センター代行システム7は、詳細構成の図
示は省略するが、代行サーバとデータベースとでなるも
のである。代行サーバは、センターサーバ20の一部の
機能を代行して行うものである。
【0083】当該ポイント処理システム1が大規模にな
った場合には、センターサーバ20を複数設けて対応し
ても良い。その他、例えば、地域及び業種毎に、代行サ
ーバ(すなわち、地域及び業種毎の分散処理サーバ)を
設けて対応しても良い。遊技パーラーのような店舗サー
バの多い業種では、代行サーバがセンターサーバに代行
して、認証機能や認証承認やポイント確認を行う。代行
サーバは、適宜センターサーバ20と連携する。例え
ば、ポイント上限値を超えた場合には、他業種などの全
体ポイントをセンターサーバ20に確認して代行承認
し、承認したことを後でセンターサーバ20に通知する
(ポイント上限値を超えても当該ポイント処理システム
1の利用が少ないときには承認するという例外条件が付
与されている場合に対応)。
【0084】なお、上述したように、店舗サーバ10自
体が、センターサーバ20の一部機能を代行するもので
あっても良い。
【0085】センターサーバ20を代行するサーバが多
くなった場合、センターサーバ20が1又は複数の代行
サーバを指定するようにしても良く、1又は複数の代行
サーバとのデータ転送を制御するようにしても良い。
【0086】図1では、省略しているが、センターサー
バ20は、例えばCAFIS(全銀協ネット)を介して
金融機関の処理装置に接続されており、また、必要なら
ば、運輸企業の情報処理装置や携帯電話網の運営会社の
情報処理装置に接続されている。
【0087】例えば、運輸企業の情報処理装置などのシ
ステムが、ポイント消費を利用する通信販売に協力する
場合には、そのシステムは、ポイント消費に協力する企
業体ポイントシステムとなっている。
【0088】また、顧客の自宅などに設けられている情
報処理端末(例えばパソコン)が当該ポイント処理シス
テム1の構成要素となることがある。
【0089】(A−2)実施形態の動作 (A−2−1)顧客会員の入会動作(登録動作) 当該ポイント処理システム1の会員を希望する顧客は、
以下の2種類の方法で会員登録を行うことができる。
【0090】すなわち、図6(A)に示すように、顧客
端末4から携帯電話網8を介してセンターサーバ20に
必要な情報を直接与えて登録する方法と、図6(B)に
示すように、顧客端末4から店舗端末11(その他顧客
端末4と近距離無線通信を実行できる装置であっても良
い)及びインターネット網9を介してセンターサーバ2
0に必要な情報を直接与えて登録する方法とがある。
【0091】図7は、前者の場合のシーケンス図を示し
ている。顧客(顧客端末4)は、携帯電話網8を介して
センターサーバ20側にアクセスし、Webページや画
面情報などの登録用入力画面をダウンロードする(S
1、S2)。顧客(顧客端末4)は、表示された登録用
入力画面に対して必要事項を入力し(S3)、センター
サーバ20側に登録必要情報を送信する(S4)。セン
ターサーバ20は、顧客会員データベース21に、その
顧客会員用のレコードを確保して与えられた情報を格納
し(S5)、登録済み返信を顧客端末4に返信し、顧客
端末4はその旨を表示する(S6、S7)。
【0092】店舗端末11及びインターネット網9を介
する場合も、顧客端末4及びセンターサーバ20間の接
続経路が上述の場合と異なっているが、同様なシーケン
ス(シーケンス図は省略)で顧客会員の登録が実行され
る。
【0093】なお、登録用入力画面(プログラム)は、
携帯電話番号やそのメールアドレスなどについては、顧
客に入力させずに、その顧客端末4が保持しているもの
を自動的に取り込む者であっても良い。さらに、顧客の
氏名、住所なども、センターサーバ20が携帯電話網8
の運営会社の情報処理装置(図示せず)から、携帯電話
番号やメールアドレスなどをキーとして自動的に取り込
むようにしても良い(携帯電話網8の運営会社が認めて
いる場合)。
【0094】このように入力事項を減少させることによ
り、会員登録する顧客の増大を期待できる。
【0095】(A−2−2)ポイント発行動作 (A−2−2−1)商品購入時等の一般的なポイント発
行動作 次に、商品購入時や、サービス提供を受けたときなどの
一般的なポイント発行行為による顧客会員のポイント取
得動作を説明する。
【0096】当該ポイント処理システム1の全体として
のポイント取得動作の流れとしては、図8に示すように
2種類がある。
【0097】図8(A)は、インターネット網9に対応
していない店舗システム2に係るポイント取得動作の流
れの概念である。
【0098】顧客会員が、代金を支払って(クレジット
カードやデビットカードを利用したものであっても良
い)、商品を受領したり、サービスの提供を受けたりし
てポイント発行条件が成立した際には、顧客又は店舗従
業員等の操作によって、店舗端末11から顧客端末4へ
近距離無線通信を介してポイント取得情報が与えられ、
顧客端末4は与えられたポイント取得情報に、自端末4
の携帯電話番号やメールアドレス等の顧客特定情報を付
加し、付加後のポイント取得情報を、携帯電話網8を介
してセンターサーバ20に与えて、その顧客会員のポイ
ント情報等を更新させる。
【0099】図8(B)は、インターネット網9に対応
している店舗システム3に係るポイント取得動作の流れ
の概念である。
【0100】顧客会員が、代金を支払って、商品を受領
したり、サービスの提供を受けたりしてポイント発行条
件が成立した際には、顧客又は店舗従業員等の操作に応
じ、店舗端末11は、近距離無線通信によって顧客端末
4からその携帯電話番号やメールアドレス等の顧客特定
情報を取り出し、自己が形成したポイント取得情報に、
顧客端末4の携帯電話番号やメールアドレス等の顧客特
定情報を付加し、付加後のポイント取得情報を、インタ
ーネット網9(店舗サーバ10や店舗ゲートウェイ1
5)を介してセンターサーバ20に与えて、その顧客会
員のポイント情報等を更新させる。
【0101】図9は、上述した図8(A)に示すポイン
ト取得動作の場合に対応したシーケンス図である。
【0102】上述したように、顧客会員が、代金を支払
って、商品を受領したりサービスの提供を受けたりして
ポイント発行条件が成立した際には、顧客又は店舗従業
員等の操作によって、店舗端末11から顧客端末4へ近
距離無線通信によってポイント取得情報が送信される
(S11)。この際のポイント取得情報は、店舗(又は
企業)や商品の特定情報や、購入金額情報(又は換算さ
れた個別ポイント又は共通ポイントの情報)や、共通ポ
イントへの交換の要否や、共通ポイントへ交換する金額
の割合等の情報でなり、顧客特定情報だけが欠落してい
るものである。
【0103】顧客端末4は、与えられたポイント取得情
報に、自端末4の携帯電話番号やメールアドレス等の顧
客特定情報を付加し、付加後のポイント取得情報を、携
帯電話網8を介してセンターサーバ20に送信する(S
12、S13)。
【0104】センターサーバ20は、ポイント取得情報
を受信すると、その中の顧客特定情報で特定された顧客
会員を認証するか否かや、今回のポイント取得に係る各
種の付帯条件等を承認できるか否か等を判定する(S1
4、S15)。
【0105】受信したポイント取得情報の顧客特定情報
で特定された顧客会員が、顧客会員データベース21に
登録されている正規の者であり(認証でき)、かつ、共
通ポイントへの交換の要否や共通ポイントへ交換する金
額の割合等の情報で規定される条件が承認できる場合で
あれば、センターサーバ20は、顧客会員データベース
21や企業会員データベース22の内容を、受信したポ
イント取得情報に応じて更新し(S16)、ポイント取
得処理が完了したことを、顧客端末4に返信する(S1
7)。
【0106】顧客端末4は、ポイント取得処理が完了し
たことを表示すると共に、店舗端末11にその受信情報
を転送する(S18)。店舗端末11は、ポイント取得
処理が完了したことを表示する(S19)。
【0107】一方、受信したポイント取得情報の顧客特
定情報で特定された顧客会員が、顧客会員データベース
21に登録されている者でなかったり(認証できな
い)、顧客会員は正規の者であるが、共通ポイントへの
交換の要否や共通ポイントへ交換する金額の割合等の情
報で規定される条件等が承認できない場合であれば、セ
ンターサーバ20は、顧客会員データベース21や企業
会員データベース22を更新することなく、ポイント取
得(ポイント蓄積)を拒否する旨をその理由を付けて顧
客端末4に返信する(S20)。
【0108】顧客端末4は、ポイント取得(ポイント蓄
積)が拒否された旨を表示すると共に、店舗端末11に
その受信情報を転送する(S21)、店舗端末11は、
ポイント取得(ポイント蓄積)が拒否された旨を表示す
る(S22)。
【0109】図10は、上述した図8(B)に示すポイ
ント取得動作の場合に対応したシーケンス図である。
【0110】上述したように、顧客会員が、代金を支払
って、商品を受領したりサービスの提供を受けたりして
ポイント発行条件が成立した際には、顧客又は店舗従業
員等の操作によって、店舗端末11は顧客端末4へ近距
離無線通信によって顧客特定情報を要求し(S31)、
顧客端末4は店舗端末11へ顧客特定情報を返信する
(S32)。店舗端末11は、受信した顧客特定情報を
含むポイント取得情報を完成させ、インターネット網9
を介してセンターサーバ20に送信する(S33)。
【0111】センターサーバ20は、ポイント取得情報
を受信すると、その中の顧客特定情報で特定された顧客
会員を認証するか否かや、今回のポイント取得に係る各
種の付帯条件等を承認できるか否か等を判定する(S3
4、S35)。
【0112】受信したポイント取得情報の顧客特定情報
で特定された顧客会員が、顧客会員データベース21に
登録されている正規の者であり(認証でき)、かつ、共
通ポイントへの交換の要否や共通ポイントへ交換する金
額の割合等の情報で規定される条件が承認できる場合で
あれば、センターサーバ20は、顧客会員データベース
21や企業会員データベース22の内容を、受信したポ
イント取得情報に応じて更新し(S36)、ポイント取
得処理が完了したことを、店舗端末11に返信する(S
37)。
【0113】これにより、店舗端末11は、ポイント取
得処理が完了したことを表示する(S38)。
【0114】一方、受信したポイント取得情報の顧客特
定情報で特定された顧客会員が、顧客会員データベース
21に登録されている者でなかったり(認証できな
い)、顧客会員は正規の者であるが、共通ポイントへの
交換の要否や共通ポイントへ交換する金額の割合等の情
報で規定される条件等が承認できない場合であれば、セ
ンターサーバ20は、顧客会員データベース21や企業
会員データベース22を更新することなく、ポイント取
得(ポイント蓄積)を拒否する旨をその理由を付けて店
舗端末11に返信する(S39)。
【0115】これにより、店舗端末11は、ポイント取
得(ポイント蓄積)が拒否された旨を表示する(S4
0)。
【0116】なお、ポイント取得情報の送信先は、セン
ターサーバ20ではなく、センター代行システム7の代
行サーバ等であっても良い。この場合、代行サーバが認
証や承認等を行い、一日の所定時刻(例えば午前2時)
に、複数のポイント取得情報又はそれを更新処理した情
報を、まとめてセンターサーバ20に転送するようにし
ても良い。
【0117】また、図9及び図10の流れとは異なる
が、店舗システム2又は3の店舗サーバ10が認証や承
認等を行い、この処理後のポイント取得情報をセンター
サーバ20に個別に又はまとめて転送するようにしても
良い。
【0118】さらに、図9及び図10の店舗端末11の
処理を、顧客端末4との近距離無線通信を実行できる店
内機器12や他の端末が行っても良い。
【0119】ポイント取得時の顧客会員データベース2
1の更新は、ポイント情報の累積更新が主となるが、更
新履歴も追加される。例えば、店舗システム2又は3側
から、金銭情報として与えられる場合には、その店舗
(企業会員)の換算率に従って個別ポイント又は共通ポ
イントへの変換処理を行う。また、顧客によって指定さ
れた共通ポイントへの変換割合や、その店舗(企業会
員)について定まっている共通ポイントへの変換割合に
応じて、個別ポイントを共通ポイントに変換する(金銭
から共通ポイントへの換算でも良い)。
【0120】ポイント取得時の企業会員データベース2
2の更新は、当日のポイント発行数の追加更新が主とな
る。
【0121】(A−2−2−2)特殊なポイント発行動
作 次に、特殊なポイント発行動作について説明する。すな
わち、商品を購入したりサービスの提供を受けたりして
いない場合でのポイント発行動作について説明する。
【0122】まず、遊技パーラーでのポイント発行動作
について説明する。遊技パーラーの中には、会員遊技者
に、パチンコ遊技機やパチスロ遊技機の遊技の結果の報
酬球(景品球)を、以降の遊技のためや以降の景品交換
のために、いわゆる貯玉することを認めているパーラー
がある。
【0123】遊技パーラーのPOSシステム13(図2
又は図3参照)によって計数された景品球数の情報を、
上述した一般的なポイント発行動作におけるポイント取
得情報として、上述と同様に処理することができる。な
お、センターサーバ20は、景品球数に係るポイントは
個別ポイントとして管理し、ポイントによる物品取得時
に共通ポイントへの変換を行うようにし、遊技球への再
変換は個別ポイントのみから認めるようにしても良い。
【0124】次に、カラオケ店舗でのポイント発行動作
について簡単に説明する。カラオケ機器12(図4参
照)の中には、歌唱評価点を表示するものがある。歌唱
評価点が「90〜95点」のとき及び「96〜100
点」のときそれぞれ、所定数のポイントを付与するよう
にしても良く、この場合、カラオケルーム端末16がセ
ンターサーバ20に対してポイント取得情報を送信す
る。
【0125】なお、カラオケ店舗でのポイント発行動作
の詳細は、後述するカラオケ店舗でのポイント消費・発
行動作の項での発行動作と同様である。
【0126】(A−2−3)ポイント消費動作 (A−2−3−1)物品への変換等の一般的なポイント
消費動作 次に、蓄積ポイントによって物品を入手したり、所定サ
ービスの提供を受けたりするなどの一般的なポイント消
費動作を説明する。
【0127】当該ポイント処理システム1の全体のポイ
ント消費動作の流れとしては、図11に示すように2種
類がある。
【0128】図11(A)は、インターネット網9に対
応していない店舗システム2に係るポイント消費動作の
流れの概念である。
【0129】顧客会員が、蓄積ポイントによって物品を
入手したり、所定サービスの提供を受けたりしようとす
る際には、顧客又は店舗従業員等の操作によって、店舗
端末11から顧客端末4へ近距離無線通信を介してポイ
ント消費情報が与えられ、顧客端末4は与えられたポイ
ント消費情報に、自端末4の携帯電話番号やメールアド
レス等の顧客特定情報を付加し、付加後のポイント消費
情報を、携帯電話網8を介してセンターサーバ20に与
えて、その顧客会員のポイント情報等を更新させる。
【0130】図11(B)は、インターネット網9に対
応している店舗システム3に係るポイント消費動作の流
れの概念である。
【0131】顧客会員が、蓄積ポイントによって物品を
入手したり、所定サービスの提供を受けたりしようとす
る際には、顧客又は店舗従業員等の操作に応じ、店舗端
末11は、近距離無線通信によって顧客端末4からその
携帯電話番号やメールアドレス等の顧客特定情報を取り
出し、自己が形成したポイント消費情報に、顧客端末4
の携帯電話番号やメールアドレス等の顧客特定情報を付
加し、付加後のポイント消費情報を、インターネット網
9(店舗サーバ10や店舗ゲートウェイ15)を介して
センターサーバ20に与えて、その顧客会員のポイント
情報等を更新させる。
【0132】図12は、上述した図11(A)に示すポ
イント消費動作の場合に対応したシーケンス図である。
【0133】上述したように、顧客会員が、蓄積ポイン
トによって物品を入手したり、所定サービスの提供を受
けたりしようとする際には、顧客又は店舗従業員等の操
作によって、店舗端末11から顧客端末4へ近距離無線
通信によってポイント消費情報が送信される(S5
1)。この際のポイント消費情報は、店舗(又は企業)
や物品(又はサービス)の特定情報や、その物品(又は
サービス)の本来の金額情報(又は換算された個別ポイ
ント又は共通ポイントの情報)や、使用するポイント種
類の情報や、複数種類のポイントを利用するときその金
額負担の割合等の情報でなり、顧客特定情報だけが欠落
しているものである。
【0134】顧客端末4は、与えられたポイント消費情
報に、自端末4の携帯電話番号やメールアドレス等の顧
客特定情報を付加し、付加後のポイント消費情報を、携
帯電話網8を介してセンターサーバ20に送信する(S
52、S53)。
【0135】センターサーバ20は、ポイント消費情報
を受信すると、その中の顧客特定情報で特定された顧客
会員を認証するか否かや、今回のポイント消費に係る各
種の付帯条件等を承認できるか否か等を判定する(S5
4、S55)。
【0136】受信したポイント消費情報の顧客特定情報
で特定された顧客会員が、顧客会員データベース21に
登録されている正規の者であり(認証でき)、かつ、ポ
イント消費が可能であれば、センターサーバ20は、顧
客会員データベース21や企業会員データベース22の
内容を、受信したポイント消費情報に応じて更新し(S
56)、ポイント取得処理が完了したことを、顧客端末
4に返信する(S57)。
【0137】顧客端末4は、ポイント消費処理が完了し
たことを表示すると共に、店舗端末11にその受信情報
を転送する(S58)。店舗端末11は、ポイント消費
処理が完了したことを表示する(S59)。
【0138】一方、受信したポイント消費情報の顧客特
定情報で特定された顧客会員が、顧客会員データベース
21に登録されている者でなかったり(認証できな
い)、顧客会員は正規の者であるが、蓄積ポイント数の
不足などポイント消費が不可能であれば、センターサー
バ20は、顧客会員データベース21や企業会員データ
ベース22を更新することなく、ポイント消費を拒否す
る旨をその理由を付けて顧客端末4に返信する(S6
0)。
【0139】顧客端末4は、ポイント消費が拒否された
旨を表示すると共に、店舗端末11にその受信情報を転
送する(S61)、店舗端末11は、ポイント消費が拒
否された旨を表示する(S62)。
【0140】図13は、上述した図11(B)に示すポ
イント消費動作の場合に対応したシーケンス図である。
【0141】上述したように、顧客会員が、蓄積ポイン
トによって物品を入手したり、所定サービスの提供を受
けたりしようとする際には、顧客又は店舗従業員等の操
作によって、店舗端末11は顧客端末4へ近距離無線通
信によって顧客特定情報を要求し(S71)、顧客端末
4は店舗端末11へ顧客特定情報を返信する(S7
2)。店舗端末11は、受信した顧客特定情報を含むポ
イント消費情報を完成させ、インターネット網9を介し
てセンターサーバ20に送信する(S73)。
【0142】センターサーバ20は、ポイント消費情報
を受信すると、その中の顧客特定情報で特定された顧客
会員を認証するか否かや、今回のポイント消費に係る各
種の条件等を承認できるか否か等を判定する(S74、
S75)。
【0143】受信したポイント消費情報の顧客特定情報
で特定された顧客会員が、顧客会員データベース21に
登録されている正規の者であり(認証でき)、かつ、ポ
イント消費が可能であれば、センターサーバ20は、顧
客会員データベース21や企業会員データベース22の
内容を、受信したポイント消費情報に応じて更新し(S
76)、ポイント消費処理が完了したことを、店舗端末
11に返信する(S77)。
【0144】これにより、店舗端末11は、ポイント消
費処理が完了したことを表示する(S78)。
【0145】一方、受信したポイント消費情報の顧客特
定情報で特定された顧客会員が、顧客会員データベース
21に登録されている者でなかったり(認証できな
い)、顧客会員は正規の者であるが、蓄積ポイント数の
不足などポイント消費が不可能であれば、センターサー
バ20は、顧客会員データベース21や企業会員データ
ベース22を更新することなく、ポイント消費を拒否す
る旨をその理由を付けて店舗端末11に返信する(S7
9)。
【0146】これにより、店舗端末11は、ポイント消
費が拒否された旨を表示する(S80)。
【0147】なお、ポイント消費情報の送信先は、セン
ターサーバ20ではなく、センター代行システム7の代
行サーバ等であっても良い。この場合、代行サーバが認
証や承認等を行い、一日の所定時刻(例えば午前2時)
に、複数のポイント消費情報又はそれを更新処理した情
報を、まとめてセンターサーバ20に転送するようにし
ても良い。
【0148】また、図12及び図13の流れとは異なる
が、店舗システム2又は3の店舗サーバ10が認証や承
認等を行い、この処理後のポイント消費情報をセンター
サーバ20に個別に又はまとめて転送するようにしても
良い。
【0149】さらに、図12及び図13の店舗端末11
の処理を、顧客端末4との近距離無線通信を実行できる
店内機器12や他の端末が行っても良い。
【0150】ポイント消費時の顧客会員データベース2
1の更新は、ポイント情報の減算更新が主となるが、更
新履歴も追加される。例えば、店舗システム2又は3側
から、金銭情報として与えられる場合には、その店舗
(企業会員)の換算率に従って個別ポイント又は共通ポ
イントへの変換処理を行う。また、顧客によって指定さ
れた共通ポイントへの変換割合や、その店舗(企業会
員)について定まっている共通ポイントへの変換割合に
応じて、個別ポイントを共通ポイントに変換する(金銭
から共通ポイントへの換算でも良い)。そして、減算処
理する。なお、ポイント発行時の金銭及びポイントの換
算率と、また、ポイント消費時の金銭及びポイントの換
算率とが異なっていても良い。
【0151】ポイント消費時の企業会員データベース2
2の更新は、当日のポイント消費数の追加更新が主とな
る。
【0152】(A−2−3−2)通販利用のポイント消
費動作 次に、通信販売(通販)を利用するポイント消費動作を
図14のシーケンス図を参照しながら説明する。
【0153】蓄積ポイント数を通信販売物品へ変換する
ことを希望する顧客は、顧客端末4から、通信販売カタ
ログ情報のダウンロードをセンターサーバ20に要求し
(S91)、センターサーバ20は、通信販売カタログ
情報に含まれている顧客特定情報に基づき、要求顧客が
会員顧客か否かを認証する(S92)。
【0154】会員顧客であれば、センターサーバ20
は、内部のデータベースから、又は、協力している通信
販売会社の情報処理装置のデータベースから、通信販売
カタログ情報を取り出し、顧客会員データベース21に
格納されている蓄積ポイント数(通販に認められている
ポイント数やその割合に制限があれば許容ポイント数)
と共に、顧客端末4に転送する(S93)。なお、顧客
が顧客端末4に対して実行する、「次ページ」や「前ペ
ージ」の操作に応じて、カタログ情報の一部ずつを送信
するものであっても良い。
【0155】なお、顧客を認証できなかった場合には、
センターサーバ20は顧客端末4にその旨を返信し、顧
客端末4はその旨を表示する(S94、S95)。
【0156】顧客は、表示されているカタログ情報の中
から、所望する物品(やサービス;以下、物品と呼ぶ)
を決定し、顧客端末4から、センターサーバ20にポイ
ントによる購入指示情報(希望配達日時等の付随情報が
付与されていても良い)を送信する(S96)。
【0157】センターサーバ20は、指示された物品に
必要なポイント数と、蓄積ポイント数との比較等を行っ
て、ポイントによる購入を許可するか否かを決定する
(S97)。なお、この際にも、顧客の認証を行うよう
にしても良い。
【0158】ポイントによる購入を許可するときには、
センターサーバ20は、協力している通信販売会社に、
その物品の発送を依頼すると共に(S98)、顧客会員
データベース21のポイント消費更新等を行い(S9
9)、顧客端末4に通販を受け付けたことを返信し(S
100)、顧客端末4は、その旨を表示する(S10
1)。
【0159】蓄積ポイント数の不足など、ポイントによ
る購入を拒否するときには、センターサーバ20は、顧
客端末4に通販を拒否したことを返信し(S102)、
顧客端末4は、その旨を表示する(S103)。
【0160】上述のようなポイントを利用した通信販売
の申込みは、顧客端末4からに限定されず、顧客端末4
との近距離無線通信を行う店舗端末11から申し込むよ
うにしても良く、顧客の自宅の設置端末(例えばパソコ
ン)から申し込むようにしても良い。後者の場合であっ
ても、顧客の認証は、顧客端末4の特定情報による。
【0161】なお、通販の変形としては、顧客が顧客端
末4から、所定物品のポイント利用をした所定店舗での
入手を申込み、その店舗へとりに行く方法を挙げること
ができる。
【0162】(A−2−3−3)コンテンツ配信による
ポイント消費動作 次に、コンテンツ配信によるポイント消費動作を図15
のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図1
5は、センターサーバ20側が自律的にコンテンツを配
信する場合である。
【0163】コンテンツ提供システム6B(図1参照)
は、例えば、配信対象のコンテンツの内容が変わったと
きなどに、そのコンテンツ(ニュース)をセンターサー
バ20に与える。このとき、又は、所定時刻になると自
律的に、センターサーバ20は、図15に示すコンテン
ツの配信処理を起動する。
【0164】そしてまず、センターサーバ20は、顧客
会員データベース21から一人の顧客会員の情報を取り
出し(S111)、その顧客会員がこのコンテンツの配
信対象かを判別する(S112)。
【0165】配信対象であると、そのメールアドレス
(従って顧客端末4)にコンテンツを配信すると共に、
ポイント数を所定数だけ減算する(なお、蓄積ポイント
数が不足している場合には配信を実行しない;S11
3)。
【0166】配信対象でない場合や上述した配信が終了
した場合には、センターサーバ20は、全顧客会員への
配信確認を実行したか否かを判定し(S114)、終わ
っていなければ上述したステップS111に戻って次の
顧客会員を対象とし、全顧客会員への配信確認を実行し
たときには、図15に示す一連の処理を終了する。
【0167】上述のようなポイント消費だけを行うコン
テンツ配信でのコンテンツとしては、ニュースだけでな
く、音楽やビデオや単なるゲームや書籍情報や広告情報
などであっても良い。協力企業の広告コンテンツの配信
では、顧客会員からのポイントの減算を実行しなくても
良い。
【0168】(A−2−3−4)その他のポイント消費
動作 遊技パーラーでの遊技球の貸出しやプリペイドカードの
発行に、センターサーバ20で管理しているポイントを
利用することができる。その一連の流れは、上述した一
般的なポイント消費動作の流れと同様であるが、例え
ば、ポイント消費情報の送信元が店舗端末11に代え
て、顧客端末4との近距離無線通信機能を有する遊技機
本体、サンド装置、プリペイドカード発行機などの店内
機器11となる。また、センターサーバ20も、遊技球
の貸出しに関しては、共通ポイントではなく個別ポイン
トの利用のみに制限を加えるようにしても良い。
【0169】なお、遊技者は、遊技球の貸出しを1日に
何回も実行するので、ポイント利用の際の最初の貸出し
の際に、センターサーバ20は、その顧客を認証したと
きには、その顧客のポイント情報などを店舗システム2
又は3ないのサブシステム14に転送して与え、当日の
2回目以降の貸出しでは、店舗サーバ10がサブシステ
ム11の管理情報を元に、貸出し時の認証を行うように
しても良い。
【0170】その他、金銭の支払いを条件とするものに
ついては、金銭に代わって、センターサーバ20が管理
するポイントを金銭の代わりに適用することができる。
【0171】(A−2−4)ポイント消費発行動作 次に、ポイントの消費動作とポイントの増大動作(発行
動作)とが一連の動作の中に入り得るポイント消費発行
動作を説明する。
【0172】ポイント消費発行動作は、懸賞、報酬付与
機能がついたゲームやクイズ(以下、ゲーミングと呼
ぶ)や、高評価をポイントに変換するカラオケ(その他
の広義の遊技でも良い)などに関している。
【0173】ゲーミングでのポイント消費発行動作に係
る態様としては、例えば、3種類ある。
【0174】第1は、図16(A)に示すように、ゲー
ムセンターなどのゲーム端末(図2及び図3の店舗端末
11又は店内機器12に相当)でゲームを行い、その結
果を、ゲーム端末が顧客端末4から得た顧客特定情報と
共に、センターサーバ20に送信し、センターサーバ2
0がゲーム結果に応じてその顧客のポイント(個別ポイ
ント又は共通ポイント)を増減させる。
【0175】第2は、図16(B)に示すように、顧客
端末4がセンターサーバ20側からゲーム情報を取り出
して顧客端末4上でゲームを行い、その結果を、顧客端
末4が自己の顧客特定情報と共に、センターサーバ20
に送信し、センターサーバ20がゲーム結果に応じてそ
の顧客のポイント(個別ポイント又は共通ポイント)を
増減させる。
【0176】第2は、図16(B)に示すように、顧客
端末4がセンターサーバ20側からゲーム情報を取り出
して顧客端末4上でゲームを行い、その結果を、顧客端
末4が自己の顧客特定情報と共に、センターサーバ20
に送信し、センターサーバ20がゲーム結果に応じてそ
の顧客のポイント(個別ポイント又は共通ポイント)を
増減させる。
【0177】第3は、図16(C)に示すように、第1
の顧客端末4がセンターサーバ20側に第1及び第2の
顧客端末4への対戦型ゲーム情報のダウンロードを指示
し、又は、第1の顧客端末4がセンターサーバ20側に
第1の顧客端末4への対戦型ゲーム情報のダウンロード
を指示し、その後転送によって、第1及び第2の顧客端
末4上に対戦型ゲームを用意させ、第1及び第2の顧客
端末4間で対戦ゲームを実行させ、その結果を、第1及
び又は第2の顧客端末4が顧客特定情報と共に、センタ
ーサーバ20に送信し、センターサーバ20がゲーム結
果に応じて第1及び又は第2の顧客端末4の顧客のポイ
ント(個別ポイント又は共通ポイント)を増減させる。
【0178】以下、一例として、第2の態様でのゲーミ
ングでのポイント消費発行動作を図17のシーケンス図
を参照しながら説明する。
【0179】第2の態様でのゲームを希望する顧客は、
顧客端末4から、第2の態様でのゲームのダウンロード
をセンターサーバ20に要求し(S121)、センター
サーバ20は、その要求に含まれている顧客特定情報に
基づき、要求顧客が会員顧客か否かを認証する(S12
2)。
【0180】会員顧客であれば、センターサーバ20
は、内部のデータベースから、又は、協力しているコン
テンツ提供システム6Cのデータベースから、ゲームを
取り出し、顧客会員データベース21に格納されている
蓄積ポイント数(ゲームに認められているポイント数や
その割合に制限があれば許容ポイント数)と共に、顧客
端末4に転送する(S123)。なお、顧客が顧客端末
4に対して実行する、「次ページ」や「前ページ」の操
作に応じて、ゲームの種類を選択できるようにしても良
い。
【0181】なお、顧客を認証できなかった場合には、
センターサーバ20は顧客端末4にその旨を返信し、顧
客端末4はその旨を表示する(S124、S125)。
【0182】顧客は、表示されたゲームを顧客端末4上
で実行し(S126)、ゲーム終了時には、顧客端末4
は、センターサーバ20にゲーム結果を送信する(S1
27)。
【0183】センターサーバ20は、受信したゲーム結
果に応じてその顧客のポイントを増減させる(S12
8)。なお、この際にも、顧客の認証を行うようにして
も良い。
【0184】なお、ゲーム毎に参加料に相当するポイン
ト数を減算させるようにしても良い。また、ゲーム結果
の送信は、ポイント数の増大時のみ行うようにしても良
い。
【0185】また、センターサーバ20が1回毎のゲー
ムに介在するのではなく、サブシステム14を利用しな
がら店舗サーバ10が1回毎のゲームによるポイントの
増減を行い、所定回数終わったり、ゲーム完了指示があ
ったり、ゲームが完了したと自動判定したときなどに、
店舗サーバ10が店舗端末11又は顧客端末4を介し
て、累積したゲーム結果をセンターサーバ20に送信す
るようにしても良い。
【0186】なお、第1及び第3の態様でのゲーミング
では、ゲームの実行装置などが第2の態様の場合と異な
っているが、センターサーバ20との通信面や、センタ
ーサーバ20でのポイント操作は第2の態様の場合と同
様であるので、その説明は省略する。
【0187】次に、高評価をポイントに変換するカラオ
ケ(ここでは通信カラオケとする)に係るポイント消費
発行動作を、図18のシーケンス図を参照しながら、説
明する。
【0188】新たに歌いたい曲が生じた顧客は、カラオ
ケルーム端末16に対し、その入力操作を行うと(S1
31)、カラオケルーム端末16はその希望曲情報を、
顧客端末4に与え(S132)、顧客端末4は、顧客特
定情報と共に、希望曲のダウンロードをセンターサーバ
20に要求し(S133)、センターサーバ20は、そ
の要求に含まれている顧客特定情報に基づき、要求顧客
が会員顧客か否かを認証する(S134)。
【0189】会員顧客であれば、センターサーバ20
は、内部のデータベースから、又は、協力しているカラ
オケ提供システム(図示せず)のデータベースから、希
望曲情報を取り出し、顧客端末4に転送すると共に(S
135)、顧客会員データベース21に格納されている
ポイント数を1曲分だけ減算させる(S136)。
【0190】なお、顧客を認証できなかった場合には、
センターサーバ20は顧客端末4にその旨を返信し、顧
客端末4はその旨を表示する(S137、S138)。
【0191】顧客端末4は、受信した希望曲情報をカラ
オケルーム端末16に与えてカラオケ機器12(図18
では省略)から演奏させ(S139)、カラオケルーム
端末16は、演奏終了時には、マイクロホンからの音響
信号を評価した評価値をカラオケ機器12から取り込ん
で顧客端末4に与え(S140)、顧客端末4は、セン
ターサーバ20に評価値を送信する(S141)。
【0192】センターサーバ20は、受信したカラオケ
評価値に応じてその顧客のポイントを増減させる(S1
42)。なお、この際にも、顧客の認証を行うようにし
ても良い。
【0193】なお、カラオケ評価値の送信は、ポイント
数の増大時のみ行うようにしても良い。また、センター
サーバ20が1曲毎に介在するのではなく、サブシステ
ム14を利用しながら店舗サーバ10が1曲毎によるポ
イントの増減を行い、所定回数が終わったり、カラオケ
完了指示があったり、カラオケが完了したと自動判定し
たときなどに、店舗サーバ10がカラオケルーム端末1
6又は顧客端末4を介して、累積した評価値をセンター
サーバ20に送信するようにしても良い。
【0194】(A−2−5)企業会員決済動作 次に、企業会員のポイントの発行や消費に伴う決済動作
を図19のフローチャートを参照しながら説明する。
【0195】センターサーバ20は、例えば、所定時刻
(毎日午後11時)になると、自律的に、図19に示す
企業会員のポイント決済動作を起動する。
【0196】そしてまず、センターサーバ20は、企業
会員データベース22から1個の企業会員の情報を取り
出し(S151)、その企業会員の当日の発行ポイント
数と消費ポイント数との差分ポイント数を演算し(S1
52)、その正負を判定する(S153)。
【0197】差分ポイント数が正であれば、センターサ
ーバ20は、発行ポイント数−消費ポイント数の差分ポ
イント数に相当する金銭だけ、その企業会員の決済口座
から、システム全体の決済口座への移動処理を行い(S
154)、差分ポイント数が負であれば、消費ポイント
数−発行ポイント数の差分ポイント数に相当する金銭だ
け、システム全体の決済口座から、その企業会員の決済
口座への移動処理を行い(S155)、差分ポイント数
が0でであれば金額の移動処理を実行しない。なお、実
際の移動処理は、金融機関などに依頼することとなる。
【0198】ある企業会員の処理が終了すると、センタ
ーサーバ20は、全企業会員についてのポイント決済処
理を実行したか否かを判定し(S156)、終わってい
なければ上述したステップS151に戻って次の企業会
員を対象とし、全企業会員についてのポイント決済処理
を実行したときには、図19に示す一連の処理を終了す
る。
【0199】(A−2−6)マーケッティング動作 次に、マーケッティング情報を形成するマーケッティン
グ動作例を図20のフローチャートを参照しながら説明
する。
【0200】センターサーバ20は、例えば、所定期間
毎(例えば毎月1回定まった時刻)に、自律的に、図2
0に示すマーケッティング動作を起動する。
【0201】そしてまず、センターサーバ20は、顧客
会員データベース21から一人の顧客会員の情報を取り
出す(S161)。そして、その顧客会員のポイント取
得事由の履歴を整理し、その取得分類を定めると共に
(S162)、顧客会員のポイント消費事由の履歴を整
理し、その消費分類を定める(S163)。このような
情報は、顧客会員データベース21にも書き込むように
しても良い。
【0202】そして、マーケッティングデータベース2
3における、その顧客会員の年令や性別などで定まる層
についてのマーケッティング情報として、今回の取得分
類及び消費分類の組合せの情報を反映させる(例えば、
集計値の増加など;S164)。
【0203】その後、センターサーバ20は、全顧客会
員へのマーケッティング処理を実行したか否かを判定し
(S165)、終わっていなければ上述したステップS
161に戻って次の顧客会員を対象とし、全顧客会員へ
のマーケッティング処理を実行したときには、図20に
示す一連の処理を終了する。
【0204】なお、上述のように、顧客会員データベー
ス21に格納された取得分類及び消費分類の情報など
は、広告(広告メール)を送付する顧客会員の決定など
に利用するようにしても良い。
【0205】(A−2−7)その他の動作 センターサーバ20の動作などは、上記の動作に限定さ
れるものではなく、ポイント処理システム1として必要
な他の動作も行う。
【0206】全てを書き出すことができないので、一部
を書き出すと、顧客端末4や店舗端末11からの単なる
ポイント数の確認動作や、物品取得に関係しない個別ポ
イント及び共通ポイント間の変換動作や、広告主企業へ
の広告領域徴収動作や、コンテンツ提供企業への提供料
の支払い動作や、企業会員(店舗)の位置情報を提供す
るナビゲーション動作なども行う。これらの際に必要と
なる顧客特定情報も、顧客端末4に関する情報を利用す
る。
【0207】(A−3)実施形態の効果 上記実施形態によれば、ポイント発行に関係する決済が
当日などの短時間で実行されるので、企業会員などの経
理上の不安を取り除くことができる。
【0208】また、上記実施形態によれば、ポイント消
費の態様が多様であり、ポイント消費の迅速化が期待で
きる。例えば、パチンコ遊技機で得た景品球をポイント
としてポイントセンターシステム5に蓄積し、デパート
などでポイントを物品(景品)に交換でき、所望する物
品が発見しやすく、ポイント消費の迅速化が期待でき
る。
【0209】さらに、ポイント発行企業だけでなく、ポ
イント消費にだけ寄与する企業(コンテンツ提供企業)
をも企業会員に取り込むことができ、当該ポイント処理
システムの実行性をより高めることができる。
【0210】さらにまた、多くの店舗システム(個別の
ポイント処理システム)が含まれていても、携帯可能な
顧客端末4に関係する情報を、顧客特定情報としたの
で、顧客会員が多くの個別システムのカードなどを持つ
ようなことを不要とできる。また、このことは、会員登
録を促す大きな要因にもなり得る。
【0211】また、多くの業種の多くの企業を企業会員
とし、ポイント発行やポイント消費を管理しているの
で、ポイント発行履歴やポイント消費履歴から、正確な
マーケッティング情報を得ることができる。
【0212】さらに、店舗サーバ10を含め、センター
サーバ20を代行する代行サーバを複数設けているの
で、会員企業が多くなってもシステムを円滑に運営する
ことができる。
【0213】(B)他の実施形態 上記実施形態の説明でも、種々変形実施形態に言及した
が、さらに、以下に例示するような変形実施形態も挙げ
ることができる。
【0214】顧客会員や企業会員から、毎月所定額の会
費を徴収するシステムであっても良い。
【0215】また、ポイント消費項目(店舗システム)
として、「あしなが基金」などの非営利団体への寄付項
目を設けるようにしても良い。
【0216】さらに、顧客を認証するための情報を顧客
端末4から得ることは、大きなメリットを有するが、カ
ードなどを併用するようにしても良い。
【0217】さらにまた、ネットワークの種類は、上記
実施形態のものに限定されない。また、2要素間の接続
を、適宜、専用回線で行うものであっても良い。
【0218】
【発明の効果】以上のように、本発明のポイント処理シ
ステムによれば、従来システム以上に各種の面でメリッ
トを奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のポイント処理システムの全体構成を
示すブロック図である。
【図2】実施形態の遊技パーラーに係る第1種類の店舗
システムの詳細構成例を示すブロック図である。
【図3】実施形態の第2種類の店舗システムの詳細構成
例を示すブロック図である。
【図4】実施形態のカラオケ店舗に係る第1種類の店舗
システムの詳細構成例を示すブロック図である。
【図5】実施形態のポイントセンターシステムの詳細構
成例を示すブロック図である。
【図6】実施形態の顧客会員の2種類の会員登録方法の
説明図である。
【図7】実施形態の顧客の会員登録動作を示すシーケン
ス図である。
【図8】実施形態の2種類のポイント取得動作の説明図
である。
【図9】実施形態の第1種類の一般的なポイント取得動
作を示すシーケンス図である。
【図10】実施形態の第2種類の一般的なポイント取得
動作を示すシーケンス図である。
【図11】実施形態の2種類のポイント消費動作の説明
図である。
【図12】実施形態の第1種類の一般的なポイント消費
動作を示すシーケンス図である。
【図13】実施形態の第2種類の一般的なポイント消費
動作を示すシーケンス図である。
【図14】実施形態の通販利用のポイント消費動作を示
すシーケンス図である。
【図15】実施形態のコンテンツ配信動作を示すフロー
チャートである。
【図16】実施形態のゲームによるポイント消費方法の
説明図である。
【図17】実施形態のゲームによるポイント消費発行動
作(第2形態)のシーケンス図である。
【図18】実施形態のカラオケによるポイント消費発行
動作のシーケンス図である。
【図19】実施形態の企業会員の決済処理を示すフロー
チャートである。
【図20】実施形態のマーケッティング動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…ポイント処理システム、2…第1種類の店舗システ
ム、3…第2種類の店舗システム、4…顧客端末、5…
ポイントセンターシステム、6(6A〜6C)…コンテ
ンツ提供システム、7…センター代行システム、8…携
帯電話網、9…インターネット網、10…店舗サーバ、
11…店舗端末、12…店内機器、15…カラオケルー
ム端末。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各企業が個別に発行したポイントを直接
    又は変換して顧客特定情報をキーとして一元管理するポ
    イントセンターシステムと、 企業及び又は店舗毎のポイント処理を行う複数の企業体
    ポイントシステムとを備え、 上記複数の企業体ポイントシステムとして、ポイント発
    行及び又はポイント消費を行う第1の企業体ポイントシ
    ステムと、ポイント消費に協力する第2の企業体ポイン
    トシステムとを少なくとも含むことを特徴とするポイン
    ト処理システム。
  2. 【請求項2】 上記ポイントセンターシステムが有する
    ポイントサーバに代行して、少なくともポイント数が変
    動する際の顧客の認証を行う代行サーバが1以上設けら
    れ、上記代行サーバは、代行した処理の通知を、所定時
    刻に、又は、所定期間についてまとめて、複数について
    一括して行うことを特徴とする請求項1に記載のポイン
    ト処理システム。
  3. 【請求項3】 上記ポイントサーバは、上記代行サーバ
    が処理を行う際に必要とする情報を上記代行サーバに転
    送することを特徴とする請求項2に記載のポイント処理
    システム。
  4. 【請求項4】 上記企業体ポイントシステム内のサーバ
    が、上記代行サーバとしても機能することを特徴とする
    請求項2又は3に記載のポイント処理システム。
  5. 【請求項5】 上記代行サーバとして、地域と業種の組
    合せで定まるものが設けられていることを特徴とする請
    求項2〜4のいずれかに記載のポイント処理システム。
  6. 【請求項6】 顧客が携帯する顧客端末を有し、上記顧
    客端末に係る情報を顧客特定情報として利用しているこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のポイン
    ト処理システム。
  7. 【請求項7】 上記第2の企業体ポイントシステムが、
    上記顧客端末又は上記第1の企業体ポイントシステムに
    コンテンツを配信させることにより、ポイント消費を実
    行させるシステムであることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載のポイント処理システム。
  8. 【請求項8】 上記顧客端末又は上記第1の企業体ポイ
    ントシステム上で実行されるゲームの結果又はカラオケ
    の評価に応じて、上記ポイントセンターシステムで管理
    するポイントを増加及び又は減算させる手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のポイン
    ト処理システム。
  9. 【請求項9】 上記顧客端末又は上記第1の企業体ポイ
    ントシステム上で実行されるゲーム又はカラオケの曲情
    報が、上記第2の企業体ポイントシステムから提供され
    ることを特徴とする請求項8に記載のポイント処理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 上記ポイントセンターシステムで管理
    する各顧客のポイント発行情報及びポイント消費情報か
    ら、マーケッティングに利用できる情報を形成する手段
    を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
    載のポイント処理システム。
  11. 【請求項11】 上記ポイントセンターシステムは、各
    企業に係る個別ポイントと、複数の企業に共通な共通ポ
    イントとの間の変換手段を有していることを特徴とする
    請求項1〜10のいずれかに記載のポイント処理システ
    ム。
  12. 【請求項12】 上記個別ポイントを上記共通ポイント
    に変換する際の制約、及び又は、上記共通ポイントを上
    記個別ポイントに変換する際の制約が予め規定されてお
    り、上記変換手段は、その制約を充足している範囲での
    み、変換を許容することを特徴とする請求項11に記載
    のポイント処理システム。
  13. 【請求項13】 上記ポイントセンターシステムは、ポ
    イントを管理している各企業の所定期間毎のポイント発
    行数とポイント消費数との差分ポイント数に応じて、各
    企業との決済を行う決済手段を有することを特徴とする
    請求項1〜12のいずれかに記載のポイント処理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 上記決済手段は、上記差分ポイント数
    が正であれば、その企業の金融口座から、当該システム
    全体に共通な金融口座への金銭移動を行い、上記差分ポ
    イント数が負であれば、当該システム全体に共通な金融
    口座から、その企業の金融口座への金銭移動を行うこと
    を特徴とする請求項13に記載のポイント処理システ
    ム。
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