JP2003300504A - 物品の箱詰装置 - Google Patents

物品の箱詰装置

Info

Publication number
JP2003300504A
JP2003300504A JP2002107428A JP2002107428A JP2003300504A JP 2003300504 A JP2003300504 A JP 2003300504A JP 2002107428 A JP2002107428 A JP 2002107428A JP 2002107428 A JP2002107428 A JP 2002107428A JP 2003300504 A JP2003300504 A JP 2003300504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
articles
article
storage
conveyor
lateral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002107428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4031279B2 (ja
Inventor
Minoru Kurihara
稔 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Maki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maki Manufacturing Co Ltd filed Critical Maki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2002107428A priority Critical patent/JP4031279B2/ja
Publication of JP2003300504A publication Critical patent/JP2003300504A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4031279B2 publication Critical patent/JP4031279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】箱詰め作業を効率良く行えてその処理能力の向
上が図れると共に、箱詰装置の台数を減らして選別施設
全体のコストや設置スペースの削減を同時に図る物品の
箱詰装置を提供する。 【解決手段】それぞれ同一仕分区分の物品を前後方向に
一列で貯留する複数の貯留コンベアと、該複数の貯留コ
ンベアと整列装置との間に設けられ、各貯留コンベア毎
に送り出される物品を該物品の送り出し方向と直交する
横方向への移動動作によって該物品が整列装置において
所定の配列となるように供給する案内供給装置と、整列
装置で所定の配列に整列された物品を取り上げて容器に
詰める取上移載装置と、を備えたことを特徴とする。前
記案内供給装置は、横方向に移動可能な横移動手段を有
し、またその物品が載せられる載置面が物品搬送面で形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば農産物の選
別施設において好ましく用いられるもので、選別装置に
よって選別された農産物等の物品を所定個数にして箱詰
めする物品の箱詰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、選別コンベアから仕分けされた農
産物を自動的に箱詰めする装置としては、例えば特公平
6−62147号公報あるいは特許第2858854号
公報、特許第3229338号公報に開示されている。
特公平6−62147号公報に開示の装置は、選別コン
ベア上で搬送される果実を、選別コンベアの搬送路に沿
って仕分区分毎に配置した引出しコンベアの該当する引
出しコンベア上に排出して搬送すると共に、この各引出
しコンベアの下流側の果実整列位置において複数列千鳥
状に整列してプールし、この整列された複数列で所定個
数の果実を、取上げ移送装置によって一括して取り上げ
て箱詰位置に用意された箱内に詰めるようにしたもので
ある。
【0003】また、特許第2858854号公報及び特
許第3229338号公報に開示の装置は、農産物が受
皿上に載せられるいわゆるフリートレイ式の選別施設に
おいて使用されるもので、仕分区分毎に配置した各引出
しコンベアの下流側に、箱詰めするための農産物が載せ
られた受皿(物品)を一定の配列で待機させる貯留手段
と、物品を所定の配列にする配列変更機構と、取上げ箱
詰手段等を配置し、箱詰変更機構で所定の配列とされた
物品を取上げ箱詰手段によって所定位置で待機する箱詰
容器に箱詰めするようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の各箱詰装置においては、仕分区分毎の各引出しコンベ
アの下流側に取上げ移送装置や取上げ箱詰手段等の箱詰
装置をそれぞれ配置しているため、仕分区分の分布率に
よっては箱詰め作業時の能力が十分に発揮できる箱詰装
置と能力を十分に発揮できない箱詰装置とが生じ、選別
施設全体としての箱詰装置の可動率が劣るという問題点
を有している。
【0005】また、箱詰装置が仕分区分に応じてそれぞ
れ設置されるため、選別施設全体としての設置台数が多
くなり設備費用が嵩むと共に、広い設置スペースが必要
になるという問題点も有している。特に近年、計測技術
の発達によって各種農産物の仕分区分が多様化している
ことから、それに応じて仕分区分数も増加し、選別施設
全体としての箱詰装置にかかる費用や設置スペース等が
増加傾向にあり、その改善が望まれているのが実状であ
る。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、箱詰め作業を効率良く行えてそ
の処理能力の向上が図れると共に、箱詰装置の台数を減
らして選別施設全体のコストや設置スペースの削減を同
時に図り得る物品の箱詰装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1に記載の発明は、それぞれ同
一仕分区分の物品を前後方向に一列で貯留する複数の貯
留コンベアと、該複数の貯留コンベアと整列装置との間
に設けられ、各貯留コンベア毎に送り出される物品を該
物品の送り出し方向と略直交する横方向への移動動作に
より該物品が前記整列装置において所定の配列となるよ
うに供給する案内供給装置と、前記整列装置で所定の配
列に整列された物品を取り上げて容器に詰める取上移載
装置と、を備えたことを特徴とする。
【0008】このように構成することにより、複数の貯
留コンベアに一列状態で貯留される物品は、案内供給装
置による横方向への移動動作でその配列が所定の配列と
なるように設定されて整列装置に供給される。そして、
この整列装置に所定の配列で供給された物品は、取上移
載装置によって取り上げられて箱詰位置に待機されてい
る容器内に箱詰めされる。これにより、複数の貯留コン
ベア上の物品の貯留数等に応じて案内供給装置の作動を
制御できて、箱詰め作業の処理能力の向上が図れると共
に、複数の貯留コンベアに対して取上移載装置等を一台
設置すればよく、その台数が削減されて選別施設全体の
コストや設置スペースが削減される。
【0009】そして、前記案内供給装置は、請求項2に
記載の発明のように、各貯留コンベア毎に送り出される
物品の送り出し方向と略直交する横方向に移動可能な横
移動手段を有することが好ましい。このように構成する
ことにより、送り出し方向と略直交する横方向に移動可
能な横移動手段の移動を制御することで、箱詰めされる
物品の配列を所定に設定できることから、案内供給装置
の構成や制御の簡略化が図れると共に動作の確実性が高
められる。
【0010】また、前記横移動手段は、請求項3に記載
の発明のように、物品が載せられる載置面が物品搬送面
を形成していることが好ましく、この場合、請求項4に
記載の発明のように、前記載置面が複数形成され、各載
置面に載せられた物品が複数の容器に一括して箱詰めさ
れることが好ましい。このように構成することにより、
横移動手段の載置面が物品搬送面として機能することか
ら、横移動手段の構成の一層の簡略化が図れ、また、複
数の載置面に載せられた物品が複数の容器に一括して箱
詰めされることから、箱詰め作業の一層の効率化が図れ
る。
【0011】また、前記横移動手段は、請求項5に記載
の発明のように、複数の貯留コンベアの各昇降ストッパ
の昇降動作に関連してその移送路に沿って移動可能であ
ることが好ましい。このように構成することにより、横
移動手段が複数の貯留コンベアの終端部に設けられ該コ
ンベア上の物品を送り出す昇降ストッパの昇降動作と関
連付けられて移動することから、各貯留コンベア上の物
品を所定の配列が得られるように横移動手段の載置面に
確実に載せる(供給する)ことができる。
【0012】また、前記横移動手段は、請求項6に記載
の発明のように、各貯留コンベア毎に送り出される物品
と係合して該物品をその送り出し方向と略直交する横方
向に移動させる係合部材を有することが好ましい。この
ように構成することにより、係合部材が物品に係合して
移動することで、各貯留コンベアから送り出される物品
が横方向に移動して所定の配列に設定されることから、
各貯留コンベアに対応した物品の移動が確実に行える。
【0013】また、前記取上移載装置は、請求項7に記
載の発明のように、一括箱詰めする物品の隣接間隔が物
品のサイズによって異なることが好ましい。このように
構成することにより、物品のサイズに応じて取上移載装
置の隣接間隔が異なることから、各種大きさの物品を箱
詰めできて、箱詰装置の汎用性の向上が図れる。
【0014】また、前記複数の貯留コンベアは、請求項
8に記載の発明のように、少なくとも2種類の異なる仕
分区分の物品を貯留することが好ましい。このように構
成することにより、少なくとも2種類の仕分区分の物品
が複数の貯留コンベアに貯留されてこれが適宜に箱詰め
されることから、異なる仕分区分の物品の箱詰め作業等
が一層効率的に行える。
【0015】また、前記物品は、請求項9に記載の発明
のように、農産物が載せられた受皿であることが好まし
い。このように構成することにより、例えば一個当りの
単価が高く仕分区分が多様な西瓜等の農産物が載せられ
た受皿であっても、所定の配列で確実かつ効率良く箱詰
めできて、農産物選別施設における農産物の箱詰め作業
の処理能力の一層の向上が図れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図6は、本発明に係
わる物品の箱詰装置の第1の実施形態を示し、図1がそ
の平面図、図2がその側面図、図3がその要部の側面
図、図4が要部の拡大平面図、図5及び図6が案内供給
装置の動作説明図である。
【0017】図1〜図4において、箱詰装置1は、複数
条(図では3条)配列された貯留コンベア2a〜2c
と、この貯留コンベア2a〜2cの下流側に配置された
案内供給装置3と、該案内供給装置3の下流側に配置さ
れた整列装置4及び取上移載装置5等を備えている。
【0018】前記貯留コンベア2a〜2cは、多数のロ
ーラ6(図3参照)を有するローラコンベアで構成され
て、仕分コンベア7の所定の仕分区分に対応してそれぞ
れ配置され、その搬送方向イが仕分コンベア7の搬送方
向ロと略直交する方向に設定されると共に、仕分コンベ
ア7の各貯留コンベア2a〜2cに対応した位置には排
出装置8がそれぞれ配置されている。
【0019】そして、仕分コンベア7で搬送されてくる
農産物Wが載せられて受皿9(物品)が、図示しない計
測装置で判定された仕分区分の排出装置8が作動するこ
とにより、所定の貯留コンベア2a〜2c上に排出され
てその下流側に一列状態で搬送されるようになってい
る。なお、貯留コンベア2a〜2cの終端部には、搬送
されてくる受皿9を所定位置に停止させて待機させる上
下動可能な昇降ストッパ10a〜10c(図4参照)が
配置されている。
【0020】前記案内供給装置3は、枠体11上に配置
されて貯留コンベア2a〜2cの終端部に連結された横
移動手段としての横移動体12を有し、この横移動体1
2は、図2〜図4に示すように、前記受皿9の搬送面を
形成するローラコンベア13と、このローラコンベア1
3を横方向に移動させるガイドレール14、ラック1
5、ピニオン16、モータ17等からなる移動機構18
等によって構成されている。
【0021】また、横移動体12は、左右の側壁12a
と中央の隔壁12bによって2条の搬送面部12A、1
2Bを有し、各搬送面部12A、12Bの下流側には前
記昇降ストッパ10a〜10cと同様の昇降ストッパ1
9a、19b(図4参照)が配置されている。そして、
この案内供給装置3は、移動機構18のモータ17が図
示しない制御装置(操作盤)の操作で回転することによ
り、横移動体12が図4の矢印ハ方向に移動するように
なっている。
【0022】前記整列装置4は、図3に示すように、枠
体21上に配置された前記横移動体12のローラコンベ
ア13と同様のローラコンベア22を有し、このローラ
コンベア22が枠体21に設けた昇降シリンダ23とガ
イド24等によって、矢印ニの如く上下動するように構
成されている。すなわち、昇降シリンダ23が前記制御
装置の操作で作動し、そのピストンロッドが進出するこ
とによりローラコンベア22が二点鎖線で示す上昇位置
に設定され、ピストンロッドが後退することによりロー
ラコンベア22が実線で示す下降位置に設定される。
【0023】この整列装置4の上方には前記取上移載装
置5の先端部が配置されると共に、整列装置4の前記搬
送方向イに沿った下流側には箱詰部25が設けられてい
る。前記取上移載装置5は、例えば空箱降下装置39の
枠体27にその基端部が固定されたフレーム28を有
し、このフレーム28内に拡縮装置29が図2及び図3
の矢印ホの如く移動可能に配置されている。拡縮装置2
9には、所定数(図では4個)の吸着パッド30が下方
に向けて取り付けられ、この吸着パッド30は拡縮装置
29の拡縮動作によって、その前後方向の間隔(ピッ
チ)が農産物W(受皿9)の大きさ等に応じて拡大した
り縮小するようになっている。
【0024】そして、この取上移載装置5は、拡縮装置
29を予め前後の受皿9の間隔に合わせ、当該拡縮装置
29をフレーム28の先端部に位置させて、整列装置4
の昇降シリンダ23の作動で上昇している受皿9上の農
産物Wをその吸着パッド30の吸着動作で吸着し、整列
装置4の下降動作後に、拡縮装置29自体を吸着パッド
30と共にフレーム28の基端部方向に移動させること
で、箱詰部25の上方に位置させるようになっている。
【0025】また、前記箱詰部25は、前記整列装置4
と同様に、枠体21に昇降シリンダ34とガイド35に
よって上下動可能に配置されたローラコンベア33を有
し、昇降シリンダ34のピストロンロッドの進退動作に
よって、箱詰め位置である上昇位置と、空箱供給装置2
6の空箱搬送コンベア36と面一状態の空箱供給位置
と、箱詰めされた段ボール箱37を製品搬送コンベア3
8上に送り出す送出位置の3つの位置に設定されるよう
に構成されている。
【0026】なお、空箱供給装置26は、前記空箱降下
装置39と、この空箱降下装置39の上部に連結された
複数列の配函コンベア40と、空箱降下装置39の所定
高さ位置に連結された前記空箱搬送コンベア36等を有
している。そして、配函コンベア40から空箱降下装置
39内に供給される空の段ボール箱37が、空箱降下装
置39により降下されて空箱搬送コンベア36を介して
前記箱詰部25に例えば2個づつ供給されるようになっ
ている。
【0027】次に、前記箱詰装置1の動作の一例につい
て説明する。なお、受皿9上に載せられた農産物Wとし
ての西瓜を2個の段ボール箱37に2個づつ箱詰めし、
3条の貯留コンベア2a〜2cのうち貯留コンベア2a
に等級「L」の西瓜W1が貯留され、貯留コンベア2
b、2cに等級「M」の西瓜W2が貯留される場合を例
にして説明する。先ず、仕分コンベア7で搬送されてく
る等級「L」と等級「M」の受皿9上の西瓜W1、W2
は、図5及び図6に示すように、各貯留コンベア2a〜
2c上に排出されてその下流側に搬送され、上昇位置に
ある各昇降ストッパ10a〜10cによって当該貯留コ
ンベア2a〜2c上に一列状態で貯留(プール)され
る。
【0028】そして、例えば貯留コンベア2aに所定数
の西瓜W1が貯留されると、制御装置の制御信号により
案内供給装置3のモータ17を作動させ、横移動体12
を前記搬送方向イの左側に移動させて図5に示す最左端
(図では最下端)位置させ、横移動体12の他方側(搬
送方向イの右側)の搬送面部12Bを貯留コンベア2a
に対向させる。この搬送面部12Bを貯留コンベア2a
に対向させた位置で、当該貯留コンベア2aの昇降スト
ッパ10aを例えば所定時間下降させて最下流側に位置
する2個の受皿9を横移動体12方向に送り出す。
【0029】これにより、図5に示すように2個の西瓜
W1が載せられた受皿9が横移動体12の他方側の搬送
面部12Bに側壁12aと隔壁12bで案内されつつ供
給される。なお、貯留コンベア2aの昇降ストッパ10
aは2個の受皿9を送り出した後に、上昇して次の受皿
9の送り出しを禁止する。また、貯留コンベア2aから
横移動体12の搬送面部12B上への受皿9の送り出し
は、物品搬送面を形成する貯留コンベア2aのローラ6
やローラコンベア13のローラの回転によって行われ
る。
【0030】横移動体12の搬送面部12Bに2個の受
皿9が供給されたら、制御装置の制御信号により、モー
タ17を作動させて横移動体12を搬送方向イの右側に
図6に示す位置まで移動させ、一方側(搬送方向イの左
側)の搬送面部12Aを貯留コンベア2aに対向する位
置に設定する。この位置で貯留コンベア2aの昇降スト
ッパ10aを再び所定時間下降させることにより、図6
に示すように2個の受皿9が貯留コンベア2aから横移
動体12方向に送り出されて、該横移動体12の一方側
の搬送面部12Aに供給される。これにより、横移動体
12の2条の搬送面部12A、12Bに、等級Lの西瓜
W1が載せられた受皿9が2個つづそれぞれ供給された
状態となる。
【0031】次に、この状態で、制御装置の制御信号に
より横移動体12を右側に所定距離移動させて、図4に
示すように案内供給装置3の幅方向(横方向)の中央に
位置させ、この位置で各搬送面部12A、12Bの下流
側に設けた昇降ストッパ19a、19bを下降させる。
この昇降ストッパ19a、19bの下降により、各搬送
面部12A、12B供給された2個の受皿9(合計4個
の受皿9)が、それぞれ下流側に送り出されて下降位置
にある整列装置4のローラコンベア22上に供給され、
この整列装置4で4個の受皿9が2個づつ整列された配
列状態に設定される。この時の受皿9の横移動体12か
らの整列装置4への送り出しも、物品搬送面を形成する
ローラコンベア13やローラコンベア22のローラの回
転によって行われる。
【0032】受皿9が整列装置4に供給されて所定に配
列されると、該整列装置4の昇降シリンダ23が作動し
てそのピストンロッドが進出し、各受皿9をローラコン
ベア22と共に上昇位置まで上昇させ、この上昇位置の
受皿9上の西瓜W1が取上移載装置5の吸着パッド30
の吸着動作で吸着されて取り上げられる。この時、拡縮
装置29の4個の吸着パッド30は、西瓜W1の大きさ
(等級)等に応じて前後2個のピッチがそれぞれ所定値
に設定されており、左右2個つづの吸着パット30が各
西瓜W1の上面に良好に吸着して吸着ミスによる落下等
が確実に防止される。
【0033】そして、吸着パッド30で取り上げられた
4個の西瓜W1は、拡縮装置29の矢印ホ方向への移動
により箱詰部25方向に移送されて箱詰部25上方で停
止し、該位置で吸着パッド30の吸着動作を解除するこ
とでその下方に待機されている段ボール箱37に箱詰め
される。なお、箱詰部25のローラコンベア33上に
は、空箱供給装置26により空の段ボール箱37が2個
供給されると共に、ローラコンベア33が昇降シリンダ
34の作動で所定の箱詰位置に設定されるようになって
おり、この箱詰位置にあるローラコンベア33上の空の
2個の段ボール箱37内に、取上移載装置5によって4
個一括して取り上げられた西瓜W1が同時に(一括し
て)箱詰めされることになる。
【0034】4個の西瓜W1が2個の段ボール箱37に
2個づつ箱詰めされると、箱詰部25の昇降シリンダ3
4の作動でローラコンベア33が前記下降位置まで下降
し、該下降位置で西瓜W1が箱詰めされた段ボール箱3
7が製品搬送コンベア38上に送り出されて、その下流
側に搬送される。これにより、2個の段ボール箱37へ
の等級Lの合計4個の西瓜W1の箱詰め作業が終了し、
下降位置のローラコンベア33は、前記空箱供給位置ま
で上昇して次の2個の空の段ボール箱37の供給を待つ
ことになる。
【0035】なお、貯留コンベア2a上の等級「L」の
西瓜W1の箱詰め作業が終了したら、制御装置の制御信
号により、下降動作する昇降ストッパ10a〜10cを
貯留コンベア2bの昇降ストッパ10bに切り換え設定
する等して、貯留コンベア2b(あるいは貯留コンベア
2c)上に貯留されている等級「M」の西瓜W2の箱詰
め作業を前記貯留コンベア2aと同様にして行う。
【0036】この時、2条の貯留コンベア2b、2cに
同一等級の西瓜W2が貯留されていることから、各貯留
コンベア2b、2cから受皿9を2個づつ案内供給装置
3の横移動体12上に交互に送り出して4個の西瓜W2
を2個づつ整列させて処理しても良いし、貯留コンベア
2b上の受皿9を先ず送り出して処理した後に貯留コン
ベア2c上の受皿9を送り出して処理しても良く、各処
理方法に応じて横移動体12の移動方向やその距離が所
定に設定されることになる。これらにより、一台の取上
移載装置5によって、3条の貯留コンベア2a〜2c上
の等級が2種類の西瓜W1、W2の箱詰め作業が可能に
なる。
【0037】つまり、この箱詰装置1の場合、3条の貯
留コンベア2a〜2cに貯留される受皿9が、案内供給
装置3の横移動体12の左右方向への移動動作とこれに
対応する貯留コンベア2a〜2cの昇降ストッパ10a
〜10cの下降動作によって、横移動体12の2つの搬
送面部12A、12Bに2個づつ供給され、この横移動
体12に供給された合計4個の受皿9が横移動体12の
整列装置4に対応した位置への移動動作により、横移動
体12から整列装置4に所定の配列で供給される。
【0038】そして、この整列装置4に所定配列で供給
された合計4個の受皿9上の西瓜が、取上移載装置5の
4個の吸着パッド30の吸着動作で一括して取り上げら
れ、該吸着パッド30の箱詰部25上への移動動作によ
り、箱詰位置に待機されている空の2個の段ボール箱3
7に4個の西瓜が2個づつ同時に箱詰めされ、この箱詰
め動作が3条の貯留コンベア2a〜2cに対して所定の
順番で行われることになる。
【0039】なお、以上の説明においては、貯留コンベ
ア2aに等級「L」の西瓜W1を貯留させ、貯留コンベ
ア2b、2cに等級「M」の西瓜W2を貯留させること
により、1台の取上移載装置5等で2種類の西瓜W1、
W2を箱詰めしたが、例えば貯留コンベア2cに等級
「S」の西瓜を貯留させることで、各貯留コンベア2a
〜2cにおける西瓜(物品)の種類を全て異ならせるこ
ともできるし、場合によっては、各貯留コンベア2a〜
2cにおける西瓜の種類を全て同一として、量が多い仕
分区分のみに対応させることもできる。
【0040】このように、上記実施形態の箱詰装置1に
あっては、3条の貯留コンベア2a〜2cの終端部に横
移動体12を有する案内供給装置3を配置すると共に、
この案内供給装置3の下流側に整列装置4や取上移載装
置5を配置しているため、横移動体12の移動動作によ
って貯留コンベア2a〜2c上の西瓜W1、W2が載せ
られた受皿9を、所定の配列で整列装置4に供給して箱
詰部25で箱詰めすることができ、各貯留コンベア2a
〜2cから送り出される所定等級の西瓜W1、W2を効
率良く箱詰めできて、西瓜W1、W2の箱詰め作業の処
理能力の向上を図ることが可能になる。
【0041】特に、横移動体12の横方向への移動動作
と各貯留コンベア2a〜2cの昇降ストッパ10a〜1
0cの昇降動作を関連付けて制御することにより、例え
ば各貯留コンベア2a〜2cに貯留されている西瓜W
1、W2の貯留数(プール数)に応じて、異なる等級の
西瓜W1、W2を各段ボール箱37に所定の順番でそれ
ぞれ箱詰めすることができて、西瓜W1、W2の箱詰め
作業の効率を一層向上させることができる。その結果、
仕分区分が多様化されつつありかつ一個当りの単価が比
較的高い農産物である西瓜W1、W2であっても、段ボ
ール箱37に確実に箱詰めできて、農産物の選別施設に
適用して大きな効果が期待できる。
【0042】また、取上移載装置5等が少なくとも2種
類の農産物Wを貯留する3条の貯留コンベア2a〜2c
に対応して一台設置されているため、従来のように各貯
留コンベア2a〜2cに取上移載装置5をそれぞれ設置
する必要がなくなり、取上移載装置5の設置台数が削減
されて、選別施設全体における設備の設置コストの低減
化が図れると共に、取上移載装置5等の台数削減によ
り、選別施設における設置スペースの低減化と効率化を
図ることができ、結果として選別作業のコスト低減化が
可能になる。
【0043】さらに、案内供給装置3に3条の貯留コン
ベア2a〜2cに対応して所定距離移動可能な横移動体
12が配置されているため、この横移動体12の移動距
離によって、例えば西瓜W1、W2の仕分区分(等級
等)が多い場合あるいは貯留コンベア2a〜2cの条数
の増減にも容易に対応することができる。また、取上移
載装置5に吸着パッド30の例えば前後ピッチが拡縮可
能な拡縮装置29が設けられているため、この拡縮装置
29の拡縮動作によって各種大きさの農産物Wに適用す
ることができて、箱詰装置1の汎用性を向上させること
ができる。
【0044】また、案内供給装置3の横移動体12に隔
壁12bによった区画された2つの搬送面部12A、1
2Bが設けられると共に、その物品搬送面がローラコン
ベア13の搬送面で形成されているため、例えば昇降ス
トッパ19a、19bの昇降動作によって搬送面部12
A、12B上の受皿9を自動的に送り出すことができ、
受皿9や西瓜W1、W2等の物品の搬送構造を簡素化す
ることができる。また、横移動体12がモータ17やガ
イドレール14等によって横方向に移動可能に設けられ
ているため、横移動体12自体の移動機構18を簡略化
することができ、これらのことから、案内供給装置3の
構成を簡略化して安価に形成することが可能になる。
【0045】またさらに、箱詰部25のローラコンベア
33が3つの高さ位置間で上下動するため、その上昇位
置で吸着パッド30で吸着された西瓜W1、W2を段ボ
ール箱37内に確実かつ良好な状態(衝撃等を少なくし
た状態)で箱詰めできると共に、空の段ボール箱37の
ローラコンベア33上への供給をスムーズに行ったり、
箱詰めされた段ボール箱37を製品搬送コンベア38に
確実かつスムーズに送り出すことができる。
【0046】また、整列装置4のローラコンベア22
が、案内供給装置3の搬送面と面一な下降位置と吸着パ
ッド30による吸着位置となる上昇位置との間を上下動
するため、下降位置において横移動体12上の受皿9が
スムーズに供給されると共に、上昇位置において吸着パ
ッド30の吸着動作を確実に行うことができる。これら
のことから、空の段ボール箱37の供給から該段ボール
箱37内への西瓜W1、W2の箱詰め及び箱詰めされた
段ボール箱37の送り出しを自動的でかつ確実・スムー
ズに行うことができて、西瓜W1、W2の箱詰め作業の
一層の効率化を図ることが可能になる。
【0047】図7〜図9は、本発明に係わる箱詰装置の
第2の実施形態を示し、図7がその平面図、図8がその
側面図、図9が要部の正面図である。以下、上記第1の
実施形態と同一部位には同一符号を付して説明する。こ
の第2の実施形態の箱詰装置1の特徴は、案内供給装置
3に4条の貯留コンベア2a〜2dの搬送方向イに沿っ
て、前後に2台の横移動手段としての横移送装置41
a、41bを配置し、この各横移送装置41a、41b
の横方向への移動動作によって、4条の貯留コンベア2
a〜2dから送り出される受皿9を、整列装置4への送
出位置である中央位置に寄せるようにした点にある。
【0048】すなわち、所定間隔を有した配置された4
条の貯留コンベア2a〜2dの終端部に、物品搬送面が
ローラコンベア42で形成された案内供給装置3を配置
すると共に、この案内供給装置3の前記搬送方向イに沿
った前後に、シリンダ43の動作によって互いに中央位
置方向にガイドレール44(図8参照)に沿って移動可
能な対向する係止爪45と、中央位置の下流側等の所定
位置に昇降可能に配置された昇降ストッパ46等からな
る横移送装置41a、41bをそれぞれ配置する。
【0049】また、前後の横移送装置41a、41b間
には、固定ストッパ47を配置すると共に、シリンダ4
3と係止爪45は、シリンダ43のピストンロッド43
aを複数の係止片45が設けられた連結部材48に連結
することにより一体的に移動し、さらに、前記連結部材
48を、ガイドレール44と摺ガイド50(図9参照)
によって所定方向に移動可能に配置する。なお、係止爪
45は、中央位置方向への移動時に受皿9に作用し、そ
の戻り時には傾動することにより受皿9に何ら作用しな
いように構成されている。
【0050】この箱詰装置1は、貯留コンベア2aに貯
留されている受皿9が、図7の矢印ヘの如く下流側の横
移送装置41bに供給され、この横移送装置41bの一
方のシリンダ43の作動による係止爪45の中央位置方
向への移動によって、整列装置4への送出位置である中
央位置の一方側に案内供給され、該位置の昇降ストッパ
46で待機させられる。また、貯留コンベア2dに貯留
されている受皿9は、貯留コンベア2a上の受皿9と略
同様に、図7の矢印トの如く横移送装置41bの他方の
シリンダ43の作動による係止爪45の移動によって中
央位置の他方側に案内供給される。
【0051】また、貯留コンベア2bに貯留されている
受皿9は、図7の矢印チの如く上流側の横移送装置41
aに供給され、該横移送装置41aの固定ストッパ47
により停止させられ、この状態で一方のシリンダ43の
作動による係止爪45の中央位置方向への移動で、一方
の中央位置に待機させられ、貯留コンベア2cに貯留さ
れている受皿9は、貯留コンベア2bと略同様にして、
矢印リの如く横移動装置41aによって移動して他方の
中央位置に待機させられる。
【0052】つまり、4条の貯留コンベア2a〜2d上
の受皿9が、2台の横移送装置41a、41bの作動に
よって前後二箇所の中央位置にそれぞれ案内供給され、
この受皿9が昇降ストッパ46の下降動作により整列装
置4に所定の配列で送り出されて、前記実施形態と同様
に、箱詰部25で取上移載装置5により取上げられて箱
詰めされることになる。
【0053】この実施形態の箱詰装置1においても、横
移送装置41a、41bによって4条の貯留コンベア2
a〜2d上の受皿9を所定の手順等で中央位置に案内供
給して所定の配列で整列装置4に供給でき、前記実施形
態と同様の作用効果を得ることができる他に、次のよう
な作用効果が得られる。
【0054】すなわち、この箱詰装置1の場合、4条の
貯留コンベア2a〜2dのうち、貯留コンベア2aと貯
留コンベア2d及び貯留コンベア2bと貯留コンベア2
cを同一仕分区分とすることにより、例えば横移送装置
41bあるいは横移送装置41aのみの単独動作で、貯
留コンベア2a〜2d上の農産物(物品)を連続的に箱
詰めすることもできるし、横移送装置41aと横移移送
装置41bを交互(あるいは所定のタイミング)で動作
させることにより、貯留コンベア2a、2d上の農産物
Wと貯留コンベア2b、2c上の農産物Wの2種類の農
産物Wの箱詰め作業を併行して行うことができて、各種
形態の箱詰め作業に適用できることになる。
【0055】なお、上記各実施形態における貯留コンベ
アの条数は一例であって、例えば第1の実施形態におい
て、異なる仕分区分(もしくは同一仕分区分)の2条や
4条以上としたり、第2の実施形態において、横移送装
置の両側に連結される貯留コンベアの条数を1条ではな
く複数条にする等、適宜に設定(増減)することができ
る。また、上記各実施形態における案内供給装置の横移
動体や横移送装置の構成も受皿等の物品を送出位置であ
る中央位置に移動させ得る適宜の構成を採用することが
できるし、物品としては、農産物が載せられた受皿に限
らず、所定の容器に箱詰めされる他の適宜の物品に適用
することもできる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、複数の貯留コンベアに一列状態で貯留さ
れる物品が、案内供給装置による横方向への移動動作で
所定配列に設定されて整列装置に供給されるため、各貯
留コンベア上の物品の貯留数等に応じて案内供給装置の
作動制御により、箱詰め作業が効率的に行えてその処理
能力の向上を図ることができると共に、複数の貯留コン
ベアに対して取上移載装置等を一台設置すればよく、そ
の台数が削減されて選別施設全体のコストや設置スペー
スを削減することができる。
【0057】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の効果に加え、送り出し方向と略直
交する横方向に移動可能な横移動手段の移動を制御する
ことにより、箱詰めされる物品の配列を所定に設定でき
るため、案内供給装置の構成や制御の簡略化が図れてコ
スト安価な箱詰装置が得られると共に、その動作の確実
性を高めることができる。
【0058】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明の効果に加え、横移動手段の載置面
が物品搬送面として機能するため、横移動手段の構成の
一層の簡略化が図れて安価な箱詰装置を得ることができ
る。
【0059】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明の効果に加え、複数の載置面に載せ
られた物品が複数の容器に一括して箱詰めされるため、
複数の容器への物品の同時箱詰めが可能となって、箱詰
め作業の一層の効率化を図ることができる。
【0060】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項2ないし4に記載の発明の効果に加え、横移動手段
が貯留コンベアの終端部に設けられ該コンベア上の物品
を送り出す昇降ストッパの昇降動作と関連付けられて移
動するため、貯留コンベア上の物品を所定の配列が得ら
れるように横移動手段の載置面に確実に載せることがで
きる。
【0061】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項2ないし5に記載の発明の効果に加え、係合部材が
物品に係合して移動することにより、各貯留コンベアか
ら送り出される物品が横方向に移動して所定の配列に設
定されるため、各貯留コンベアに対応した物品の移動が
確実に行えて、物品の安定した供給動作を得ることがで
きる。
【0062】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項1ないし6に記載の発明の効果に加え、物品のサイ
ズに応じて取上移載装置の隣接間隔が異なるため、各種
大きさの物品を箱詰めすることができて、箱詰装置の汎
用性の向上を図ることができる。
【0063】また、請求項8に記載の発明によれば、請
求項1ないし7に記載の発明の効果に加え、少なくとも
2種類の仕分区分の物品が複数の貯留コンベアに貯留さ
れてこれが適宜に箱詰めされるため、異なる仕分区分の
物品の箱詰め作業が効率的に行えて、選別コスト等を低
減させることができる。
【0064】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項1ないし8に記載の発明の効果に加え、例えば仕分
区分が多様な西瓜等の農産物が載せられた受皿であって
も、所定の配列で確実かつ効率良く箱詰めされるため、
農産物選別施設における農産物の箱詰め作業の処理能力
の一層の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる物品の箱詰装置の第1の実施形
態を示す平面図
【図2】同その概略側面図
【図3】同要部の側面図
【図4】同その平面図
【図5】同その動作説明図
【図6】同他の動作説明図
【図7】本発明に係わる物品の箱詰装置の第2の実施形
態を示す要部の平面図
【図8】同その側面図
【図9】同その要部の正面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・箱詰装置 2a〜2d・・・・・・・貯留コンベア 3・・・・・・・・・・・案内供給装置 4・・・・・・・・・・・整列装置 5・・・・・・・・・・・取上移載装置 7・・・・・・・・・・・仕分コンベア 9・・・・・・・・・・・受皿 10a〜10c・・・・・昇降ストッパ 12・・・・・・・・・・横移動体 12A、12B・・・・・搬送面部 13・・・・・・・・・・ローラコンベア 14・・・・・・・・・・ガイドレール 17・・・・・・・・・・モータ 18・・・・・・・・・・移動機構 22・・・・・・・・・・ローラコンベア 23・・・・・・・・・・昇降シリンダ 25・・・・・・・・・・箱詰部 26・・・・・・・・・・空箱供給装置 29・・・・・・・・・・拡縮装置 30・・・・・・・・・・吸着パッド 33・・・・・・・・・・ローラコンベア 34・・・・・・・・・・昇降シリンダ 37・・・・・・・・・・段ボール箱 41a、41b・・・・・横移動装置 42・・・・・・・・・・ローラコンベア 43・・・・・・・・・・シリンダ 45・・・・・・・・・・係止爪 W1、W2・・・・・・・西瓜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E003 AA01 AB02 BA02 BB02 BB04 BC03 BD01 CA02 CB06 DA04 DA05 3E028 AA02 BA01 CA04 EA01 GA02 GA05 HA03 3E054 AA10 AA14 BA10 CA01 DD03 DE01 DE08 EA02 FA02 FA05 FA07 FE04 FE06 GA01 GA02 GA03 GA06 GB02 GB03 GC02 GC05 HA04 HA07 JA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ同一仕分区分の物品を前後方向に
    一列で貯留する複数の貯留コンベアと、該複数の貯留コ
    ンベアと整列装置との間に設けられ、各貯留コンベア毎
    に送り出される物品を該物品の送り出し方向と略直交す
    る横方向への移動動作により該物品が前記整列装置にお
    いて所定の配列となるように供給する案内供給装置と、
    前記整列装置で所定の配列に整列された物品を取り上げ
    て容器に詰める取上移載装置と、を備えたことを特徴と
    する物品の箱詰装置。
  2. 【請求項2】前記案内供給装置は、各貯留コンベア毎に
    送り出される物品の送り出し方向と略直交する横方向に
    移動可能な横移動手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載の物品の箱詰装置。
  3. 【請求項3】前記横移動手段は、物品が載せられる載置
    面が物品搬送面を形成していることを特徴とする請求項
    2に記載の物品の箱詰装置。
  4. 【請求項4】前記載置面が複数形成され、各載置面に載
    せられた物品が複数の容器に一括して箱詰めされること
    を特徴とする請求項3に記載の物品の箱詰装置。
  5. 【請求項5】前記横移動手段は、複数の貯留コンベアの
    各昇降ストッパの昇降動作に関連してその移送路に沿っ
    て移動可能であることを特徴とする請求項2ないし4の
    いずれかに記載の物品の箱詰装置。
  6. 【請求項6】前記横移動手段は、各貯留コンベア毎に送
    り出される物品と係合して該物品をその送り出し方向と
    略直交する横方向に移動させる係合部材を有することを
    特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の物品の
    箱詰装置。
  7. 【請求項7】前記取上移載装置は、一括箱詰めする物品
    の隣接間隔が物品のサイズによって異なることを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれかに記載の物品の箱詰装
    置。
  8. 【請求項8】前記複数の貯留コンベアは、少なくとも2
    種類の異なる仕分区分の物品を貯留することを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかに記載の物品の箱詰装
    置。
  9. 【請求項9】前記物品は、農産物が載せられた受皿であ
    ることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載
    の物品の箱詰装置。
JP2002107428A 2002-04-10 2002-04-10 物品の箱詰装置 Expired - Fee Related JP4031279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002107428A JP4031279B2 (ja) 2002-04-10 2002-04-10 物品の箱詰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002107428A JP4031279B2 (ja) 2002-04-10 2002-04-10 物品の箱詰装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003300504A true JP2003300504A (ja) 2003-10-21
JP4031279B2 JP4031279B2 (ja) 2008-01-09

Family

ID=29391449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002107428A Expired - Fee Related JP4031279B2 (ja) 2002-04-10 2002-04-10 物品の箱詰装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4031279B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273364A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Gunze Ltd 容器整列装置、及び容器整列方法
JP2007297103A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Maki Mfg Co Ltd 農産物箱詰め用の供給装置
JP2011001112A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Omi Weighing Machine Inc メロンの箱詰装置
WO2011068535A2 (en) * 2009-12-03 2011-06-09 Alain Cerf Film wrapping gable containers
JP2013230918A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Sumitomo Heavy Ind Ltd 仕分けシステム
CN108383068A (zh) * 2018-04-08 2018-08-10 江苏汤沟两相和酒业有限公司 瓶装酒包装生产线
CN115180201A (zh) * 2022-07-25 2022-10-14 北自所(北京)科技发展股份有限公司 一种丝卷自动包装方法及***

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273364A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Gunze Ltd 容器整列装置、及び容器整列方法
JP2007297103A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Maki Mfg Co Ltd 農産物箱詰め用の供給装置
JP2011001112A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Omi Weighing Machine Inc メロンの箱詰装置
WO2011068535A2 (en) * 2009-12-03 2011-06-09 Alain Cerf Film wrapping gable containers
WO2011068535A3 (en) * 2009-12-03 2011-11-17 Alain Cerf Film wrapping gable containers
JP2013230918A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Sumitomo Heavy Ind Ltd 仕分けシステム
CN108383068A (zh) * 2018-04-08 2018-08-10 江苏汤沟两相和酒业有限公司 瓶装酒包装生产线
CN108383068B (zh) * 2018-04-08 2024-01-30 江苏汤沟两相和酒业有限公司 瓶装酒包装生产线
CN115180201A (zh) * 2022-07-25 2022-10-14 北自所(北京)科技发展股份有限公司 一种丝卷自动包装方法及***
CN115180201B (zh) * 2022-07-25 2024-04-30 北自所(北京)科技发展股份有限公司 一种丝卷自动包装方法及***

Also Published As

Publication number Publication date
JP4031279B2 (ja) 2008-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5012628A (en) Method and apparatus for arranging articles
US20130283731A1 (en) Packaging device
US8474598B2 (en) Device and method for composing packages for a packaging machine
JPH0853227A (ja) 物品の取り出し方法
JP2003300504A (ja) 物品の箱詰装置
JPH10236642A (ja) 農産物を載せた受皿の搬送合流装置
JP2003020117A (ja) 農産物の配列制御装置及びこの装置を用いた箱詰装置
US6799411B2 (en) Apparatus and process for inserting individual piece goods into containers
US6397563B1 (en) Method and device for packaging flat products
JP3839896B2 (ja) 農産物の選別包装装置
JP4155455B2 (ja) 物品の移載装置
JP3647212B2 (ja) 農産物の段積み梱包に用いるトレイパックの供給装置
JPH01213111A (ja) 青果物の自動箱詰め装置
JP3495778B2 (ja) 長物野菜の選別箱詰装置
JP3702073B2 (ja) 農産物の箱詰方法及びこれに用いる箱詰装置
JPH07257508A (ja) 長物野菜の箱詰装置
US20020098075A1 (en) Separating conveyor for stacked objects
JP2013163561A (ja) 物品移載装置
JP3656934B2 (ja) 農産物箱詰に用いるトレイパックの供給装置
JP4044698B2 (ja) 農産物の選別包装装置
JP4582756B2 (ja) 農産物選別装置の供給装置
JP2597351Y2 (ja) 長物野菜の箱詰装置
JPH0684211B2 (ja) 箱詰装置
JP3619691B2 (ja) 農産物の選別箱詰装置
JPH0715506U (ja) 被包装物供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4031279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees