JP2003295793A - 発光装置及び電子機器 - Google Patents

発光装置及び電子機器

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JP2003295793A JP2003008719A JP2003008719A JP2003295793A JP 2003295793 A JP2003295793 A JP 2003295793A JP 2003008719 A JP2003008719 A JP 2003008719A JP 2003008719 A JP2003008719 A JP 2003008719A JP 2003295793 A JP2003295793 A JP 2003295793A
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誠 宇田川
Masahiko Hayakawa
昌彦 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TFTの特性ばらつきが画質に影響しにく
く、かつ高開口率を実現する発光装置を提供する。 【解決手段】 本発明の発光装置は、画素部に大きなC
s部を設けず、駆動用TFTのチャネル長とチャネル幅
を大きくし、そのチャネル容量をCsとして用いる。さ
らに、チャネル長はチャネル幅よりも大幅に大きくして
飽和領域における電流特性を改善し、駆動用TFTのV
GSを高くすることによって所望のドレイン電流を得る。
これにより、しきい値電圧のばらつきが駆動用TFTの
ドレイン電流の値に影響しにくくすることが出来る。ま
た、画素のレイアウトの際、隔壁の下に配線を配置し、
配線の下に駆動用TFTを配置することで、駆動用TF
Tのサイズが大きくなっても開口率の低下を回避出来
る。また、3トランジスタ型の場合スイッチング用TF
T2つを直線状に配置することでさらに高開口率化が期
待出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
ッセンス(Electro Luminescence:EL)素子および、薄
膜トランジスタ(以下TFTと表記)を基板上に作り込ん
で形成された電子表示装置の駆動方法に関する。特に半
導体素子(半導体薄膜を用いた素子)を用いた発光装置に
関する。また発光装置を表示部に用いた電子機器に関す
る。
【0002】なお、本明細書中では、EL素子とは、一
重項励起子からの発光(蛍光)を利用するものと、三重項
励起子からの発光(燐光)を利用するものの両方を示すも
のとする。
【0003】
【従来の技術】近年、自発光型素子として、EL素子を
有した発光装置の開発が活発化している。発光装置は、
液晶表示装置と異なり自発光型である。EL素子は一対
の電極(陽極と陰極)間にEL層が挟まれた構造となって
いる。発光装置の型式としては、パッシブマトリクス型
とアクティブマトリクス型とがあるが、高解像度化に伴
う画素数の増加や動画表示のため、高速な動作が要求さ
れるものに関しては、アクティブマトリクス型が向いて
いる。
【0004】アクティブマトリクス型有機ELパネルの
各画素には電圧を保持するために、保持容量(Cs)部が
設けられている。実際の画素構成例を図12(A)に示
す。また、図12(B)は等価回路を示している。特許文
献1で開示されているように、Cs部が大きく、その分
有機ELの発光面積が小さくなってしまう。Cs部の他
にも画素を構成するTFT・配線・コンタクト・隔壁な
どの形状や数、配置の仕方が発光面積を小さくしてしま
う要因となっている。発光面積が小さくなることによっ
て、電流密度が高くなり、有機ELの信頼性が著しく低
下する。
【0005】また、無理に開口率を稼ごうとして、開口
部を複雑な形状にしてしまうと、有機EL発光部のシュ
リンクを助長してしまうこともある。ここで、EL発光
部のシュリンクとは、EL層が物理的に収縮する状態で
はなく、EL素子の有効面積(EL素子が発光している
部分の面積)が、端部より徐々に縮小していく状態をい
う。つまり、開口部の形状が複雑になると、開口部の面
積に対して、端部の長さがより長くなり、したがってシ
ュリンクを助長することになってしまう。
【0006】
【特許文献1】 特開平8−234683号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図20に、アクティブ
マトリクス型EL表示装置の画素部の構成の例を示す。
点線枠2300で囲まれた部分が画素部であり、その中
に複数の画素を有する。点線枠2310で囲まれた部分
が1画素である。
【0008】ゲート信号線駆動回路から選択信号が入力
されるゲート信号線(G1、G2、・・・、Gy)は、各
画素が有するスイッチング用TFT2301のゲート電
極に接続されている。また、各画素が有するスイッチン
グ用TFT2301のソース領域とドレイン領域は、一
方がソース信号線駆動回路から信号が入力されるソース
信号線(S1〜Sx)に、他方が駆動用TFT2302の
ゲート電極に接続されている。各画素の有する駆動用T
FT2302のソース領域とドレイン領域の一方は電流
供給線(V1、V2、・・・、Vx)に、他方は、各画素
が有するEL素子2304の一方の電極に接続されてい
る。また、表示期間中に、駆動用TFT2302のゲー
ト・ソース間電圧を保持するための容量手段2303を
各画素に設けていても良い。
【0009】EL素子2304は、陽極と、陰極と、陽
極と陰極の間に設けられたEL層とを有する。EL素子
2304の陽極が駆動用TFT2302のソース領域ま
たはドレイン領域と接続している場合、EL素子230
4の陽極が画素電極、陰極が対向電極となる。逆に、E
L素子2304の陰極が駆動用TFT2302のソース
領域またはドレイン領域と接続している場合、EL素子
2304の陰極が画素電極、陽極が対向電極となる。
【0010】なお、本明細書において、対向電極の電位
を対向電位という。なお、対向電極に対向電位を与える
電源を対向電源と呼ぶ。画素電極の電位と対向電極の電
位の電位差がEL駆動電圧であり、このEL駆動電圧
が、画素電極と対向電極とに挟まれたEL層に印加され
る。
【0011】このような発光装置の階調表示方法とし
て、アナログ階調方式と、デジタル階調方式が挙げられ
る。デジタル階調方式としては面積階調や時間階調方式
がある。
【0012】アナログ階調方式とデジタル階調方式のそ
れぞれの場合において、Csを設ける場合の値について
説明する。
【0013】アナログ階調方式の場合は一般的に、1フ
レーム期間に1回、各画素にアナログ映像信号が書き込
まれる。各画素へのアナログ映像信号入力はアナログ電
圧、あるいはアナログ電流によって行われる。アナログ
電圧の場合は、書き込まれたアナログ電圧がそのまま各
画素の保持容量に蓄えられ、1フレーム期間(フレーム
周波数60Hzの場合1フレーム期間の長さは16.66
ms)そのアナログ電圧を保持しなくてはならない。アナ
ログ電流の場合は書き込まれた電流が各画素内で一旦ア
ナログ電圧に変換される。そのアナログ電圧を1フレー
ム期間保持しなくてはならない。
【0014】また、デジタル階調方式の場合は、前述の
ように、デジタル映像信号を1フレーム期間に複数(n)
回書き込む必要がある。4ビット階調ならn=4回以
上、6ビット階調ならn=6回以上となる。したがっ
て、1フレーム期間をn個に分割した内、最も長いサブ
フレームの間保持できなくてはならない。
【0015】続いて、駆動用TFTとEL素子の関係に
ついて説明する。
【0016】図15(A)に示すように、各画素の電流供
給線・対向電源間には駆動用TFT1505とEL素子
1506が直列に接続されている。EL素子1506に
流れる電流は、図15(B)の駆動用TFTのVd−Id
曲線とEL素子のV−I曲線の交点が動作点となり、そ
のときの駆動用TFT1505のソース・ドレイン間電
圧とEL素子1505の両電極間の電圧に従って、電流
が流れる。
【0017】駆動用TFT1505のゲート・ソース間
電圧(|VGS|)が、ソース・ドレイン間電圧(|VDS|)より
もしきい値電圧分以上大きいと、駆動用TFT1505
は線形領域で動作(定電圧駆動)し、それよりも小さい
と、駆動用TFT1505は飽和領域で動作(定電流駆
動)する。
【0018】駆動用TFT1505を線形領域で動作さ
せる場合、すなわち動作点における駆動用TFT150
5の動作が線形領域に含まれる場合は、駆動用TFT1
505の|VDS|がEL素子1506の両電極間の電圧(|
EL|)に比べて遥かに小さく、駆動用TFT1505の
特性ばらつきが、EL素子1506を流れる電流に殆ど
影響しない。しかし、温度変化や経時変化によってEL
素子1506の抵抗が変化してしまうと、電流もその影
響を受け変化してしまう。例えば、図16(A)に示すよ
うに、EL素子1506が劣化し、その電圧−電流特性
が1601から1602へと変化すると、動作点もま
た、1603から1604へと変化する。このとき、駆
動用TFT1505が線形領域で動作していると、動作
点の移動に伴い、ΔIDだけ、EL素子1506を流れ
る電流値が減少することになる。したがって輝度が低下
する。
【0019】これに対し、駆動用TFT1505を飽和
領域で動作させた場合では、図16(B)に示すように、
EL素子の劣化によってEL素子1506の電圧−電流
特性が1611から1612へと変化しても、駆動用T
FT1505のドレイン電流(IDS)が一定のため、動作
点が1613から1614に変化しても、EL素子15
06には一定の電流が流れる。そのため、輝度の変動が
駆動用TFT1505を線形領域で動作させたときと比
べて少ない。
【0020】駆動用TFTのチャネル長・チャネル幅の
設定や、駆動用TFTやEL素子の特性・駆動電圧によ
っては動作点を全て飽和領域に持ってくることも出来
る。
【0021】しかし、駆動用TFT1505を飽和領域
で動作させた場合では、EL素子1506に流れる電流
値を決めているのはTFTのVGS−IDS特性のみに依存
するため、駆動用TFT1505の特性が各画素でばら
つくと、そのままEL素子1506の発光輝度のばらつ
きに反映される。また、保持期間中のVGSの変化も流れ
る電流に大きく影響する。飽和領域におけるIDSは、式
(1)で表される。
【0022】
【数1】
【0023】スイッチング用TFT1504のオフリー
ク電流により、駆動用TFT1505のゲート電極の電
荷はソース信号線1501にリークし、それにともなっ
て駆動用TFTの|VGS|が変化するため、IDSも変化し
てしまう。よって、スイッチング用TFT1504から
の電荷のリークによる、駆動用TFTのVGS損失を補う
ための容量が必要となる。これを保持容量と呼んでい
る。保持容量の大きさは、駆動用TFTのVGS−IDS
性と、EL素子1506の輝度が1階調分変化するのに
伴う電流値の変化量ΔIELの関係で決まる。式(1)から
もわかるように、IDSはVGSの2乗に比例するため、|
GS|の変化に対してIDSは大変敏感である。ΔIEL
ら、駆動用TFT1505に許容されるVGSの変化量Δ
GSを求める。必要な保持容量の大きさはスイッチング
用TFTのオフリーク電流値Ioff、および保持時間か
ら、式(2)(3)を用いて決定する。ここでΔtは微小時
間、ΔVGSは、駆動用TFT1505のゲート・ソース
間電圧の増分である。
【0024】
【数2】
【0025】
【数3】
【0026】1フレーム期間に複数回の書き込み動作を
行うデジタル階調方式に比べて、アナログ階調方式は1
フレームに1回しか書き込まれないので、保持時間が長
くなり、より大きな保持容量が必要となる。
【0027】また、前述の理由から各画素の駆動用TF
Tのチャネル長は長く保つ必要があり、駆動用TFTサ
イズが大きくなることにより開口率が下がってしまう。
【0028】本発明は、前述の課題を鑑みてなされたも
のであり、駆動用TFTのばらつきが映像の画質に影響
しにくく、かつ高開口率を実現する発光装置を提供する
ことを課題とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために、
本発明では以下のような手段を講じた。
【0030】本発明の発光装置においては、画素部に、
大きなCs部を設けず、駆動用TFTのチャネル長・チ
ャネル幅を大きくし、駆動用TFTのゲート電極と、チ
ャネル形成領域との間の容量(チャネル容量)をCsとし
て利用する。
【0031】図18のように、TFT電極はゲート絶縁
膜1803を挟んで、ゲート電極1804、ソース電極
1807、ドレイン電極1808で構成されている。そ
のため各端子間、ゲート電極1804・ソース電極18
07・ソース領域1802a間にはゲート・ソース間容
量1811、1812が、ゲート電極1804・ドレイ
ン電極1808・ドレイン領域1802b間にはゲート
・ドレイン間容量1813、1814が本質的に存在す
る。
【0032】TFTをONさせるのに必要なゲート・ソ
ース間電圧が、TFTのゲート電極1804とソース領
域1802a間に印加されれば、チャネル形成領域18
09内にチャネル1810が形成されドレイン電流が流
れる。この時ゲート電極1804とチャネル間にチャネ
ル容量1815が発生する。
【0033】ゲート電極1804、ソース電極180
7、ドレイン電極1808の電圧条件によってチャネル
領域は変化するため、チャネル容量も変化する。
【0034】電圧条件によるチャネル領域の変化を、図
17を用い説明する。ここにはPチャネル型TFTを例
として用いた。
【0035】図17の(B)のように、TFTがOFF状
態の場合、チャネル形成領域1704にチャネルは形成
されないため、チャネル容量は無視出来る。
【0036】次に、図17(C)のように、TFTを線形
領域で動作する場合、ソース・ドレイン間全面にチャネ
ル1706が形成され、正孔はソースからドレインに向
けて直線的に減少するように分布する。チャネル形成領
域の半導体全表面に正孔が存在するため、充分なチャネ
ル容量が確保出来る。
【0037】次に、図17(D)のように、TFTを飽和
領域で動作する場合、チャネル1706は形成される
が、ドレイン側の半導体表面には正孔の分布がない状態
になる。しかし、ソース側の半導体表面には正孔が存在
するため、ゲート・ソース間に充分な容量が確保出来
る。
【0038】また、画素のレイアウトを行う際に、隔壁
の下に配線を配置し、配線の下に駆動用TFTを配置す
ることで、駆動用TFTのサイズが大きくなっても開口
率を稼ぐことが出来る。また、3トランジスタ型の場合
スイッチング用TFTと消去用TFTを直線状に配置す
ることで開口率を稼ぎ、シンプルな開口部にすることが
出来る。ここで直線状とは必ずしも厳密に一直線でなく
ともよい。開口率を上げることによりEL素子を同じ輝
度にしても電流密度が下がり、劣化速度が遅くなる。ま
た、シンプルな開口部にすることでEL素子のシュリン
クの影響を受けにくくなる。
【0039】本発明の構成を以下に記す。
【0040】本発明の発光装置は、駆動用トランジスタ
と接続する発光素子と、スイッチング用TFTと、消去
用TFTとを有する画素を、複数個備えた発光装置であ
って、前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧
を保持するための容量部は、前記駆動用トランジスタの
ゲート電極と半導体層とそれらの間に設けられた絶縁膜
によって設けられたことを特徴としている。
【0041】本発明の発光装置は、駆動用トランジスタ
と接続する発光素子と、スイッチング用TFTと、消去
用TFTとを有する画素を、複数個備えた発光装置であ
って、前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧
を保持するための容量部は、前記駆動用トランジスタの
ゲート電極とソース領域を形成する半導体層、あるいは
前記駆動用トランジスタのゲート電極とドレイン領域を
形成する半導体層と、前記ゲート電極と前記半導体層と
の間に設けられた絶縁膜によって設けられたことを特徴
としている。
【0042】本発明の発光装置は、発光素子を備えた複
数の画素を有し、前記複数の画素はそれぞれ、ソース信
号線と、第1および第2のゲート信号線と、電流供給線
と、スイッチング用トランジスタと、消去用トランジス
タと、駆動用トランジスタとを有する発光装置であっ
て、前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧を
保持するための容量は、前記駆動用トランジスタのゲー
ト電極とチャネル形成領域との間の容量によって設けら
れたことを特徴としている。
【0043】本発明の発光装置は、発光素子を備えた複
数の画素を有し、前記複数の画素はそれぞれ、ソース信
号線と、第1および第2のゲート信号線と、電流供給線
と、スイッチング用トランジスタと、消去用トランジス
タと、駆動用トランジスタとを有する発光装置であっ
て、前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧を
保持するための容量は、前記駆動用トランジスタのゲー
ト電極とソース領域との間、あるいは前記駆動用トラン
ジスタのゲート電極とドレイン領域との間の容量とによ
って設けられたことを特徴としている。
【0044】本発明の発光装置は、駆動用トランジスタ
と接続する発光素子と、スイッチング用TFTと、消去
用TFTを有する画素を、複数個備えた発光装置であっ
て、前記ソース信号線と、前記電流供給線と、前記駆動
用トランジスタとはいずれも、前記複数の画素の隣接す
る発光エリアを隔てる位置に形成された絶縁膜と重なり
合う位置に配置されていることを特徴としている。
【0045】本発明の発光装置は、発光素子を備えた複
数の画素を有し、前記複数の画素はそれぞれ、ソース信
号線と、第1および第2のゲート信号線と、電流供給線
と、スイッチング用トランジスタと、駆動用トランジス
タとを有する発光装置であって、前記ソース信号線と、
前記電流供給線と、前記駆動用トランジスタとはいずれ
も、前記複数の画素の隣接する発光エリアを隔てる位置
に形成された絶縁膜と重なり合う位置に配置されている
ことを特徴としている。
【0046】本発明の発光装置において、前記スイッチ
ング用トランジスタと前記消去用トランジスタとは、前
記スイッチング用トランジスタのソース領域におけるあ
る一点とドレイン領域におけるある一点および、前記消
去用トランジスタのソース領域におけるある一点とドレ
イン領域におけるある一点が、いずれも1つの直線上に
含まれる位置に配置されていることを特徴としている。
【0047】本発明の発光装置において、前記駆動用ト
ランジスタは、前記ソース信号線の一部あるいは、前記
電流供給線の一部と重なり合う位置に配置されているこ
とを特徴としている。
【0048】本発明の発光装置において、前記駆動用ト
ランジスタのチャネル領域を形成する半導体層は、U字
状、S字状、渦巻状、あるいはミアンダ状に形成されて
いることを特徴としている。
【0049】本発明の発光装置において、前記駆動用ト
ランジスタのチャネル長がL、チャネル幅がWであると
き、L×W>200μm2であることを特徴としてい
る。
【0050】本発明の発光装置において、前記駆動用ト
ランジスタのゲート・ソース間電圧がVGS、ソース・ド
レイン間電圧がVDS、しきい値電圧がVthであるとき、
|VDS|<|VGS|−|Vth|となるように駆動されることを
特徴としている。
【0051】本発明の発光装置において、前記駆動用ト
ランジスタのゲート・ソース間電圧がVGS、ソース・ド
レイン間電圧がVDS、しきい値電圧がVthであるとき、
|VDS|≧|VGS|−|Vth|となるように駆動されることを
特徴としている。
【0052】本発明の発光装置において、前記駆動用ト
ランジスタのゲート・ソース間電圧が、4V以上14V
以下となるように駆動されることを特徴としている。
【0053】本発明の発光装置において、前記駆動用ト
ランジスタのチャネル長がL、チャネル幅がWであると
き、L>5Wであることを特徴としている。
【0054】本発明の発光装置において、前記駆動用の
トランジスタのチャネル長がL、チャネル幅がWである
とき、R、G、Bの発光色を呈するそれぞれの画素が有
する前記駆動用トランジスタにおけるL/Wはそれぞれ
異なることを特徴としている。
【0055】
【発明の実施の形態】
【0056】[実施形態1]まず図1を用いて説明す
る。ここでの発光装置は、フルカラー表示をするものと
し、それぞれ、赤色を発光する画素(R)の駆動用TFT
のソース領域とドレイン領域のうちの一方は赤色用の電
流供給線に接続されていて、緑色を発光する画素(G)の
駆動用TFTのソース領域とドレイン領域のうちの一方
は緑色用の電流供給線に接続されていて、青色を発光す
る画素(B)の駆動用TFTのソース領域とドレイン領域
のうちの一方は青色用の電流供給線に接続されている。
RGBそれぞれのEL素子はストライプ状に塗り分けら
れる。
【0057】図1では隔壁は発光エリア5007以外の
領域を覆っていて、隔壁5020のうち、前記ストライ
プと平行な方向に設けられた隔壁が塗り分けマージンと
なる。この時、塗り分けマージン用の隔壁がある場所は
発光エリアに用いることができないので、隔壁の下にソ
ース信号線5001と電流供給線5003を配置する。
次に、ソース信号線5001と電流供給線5003の下
に駆動用TFT5005を配置する。この時隣り合う画
素が有するソース信号線や電流供給線の下であっても良
い。
【0058】このような配置としたとき、駆動用TFT
のゲート電極は、電流供給線の一部と重なり合うように
配置される。電流供給線は、常に一定電位に固定されて
いるため、駆動用TFTのゲート電極と、電流供給線と
の間の容量を、Csの一部として利用することも出来
る。
【0059】駆動用TFT5005は保持容量を兼ね、
更に特性バラツキも抑えるために、チャネル長×チャネ
ル幅が大きくなっている。しかし、駆動用TFT500
5を塗り分けマージン用隔壁の下に配置することでチャ
ネル長×チャネル幅が大きくなっても開口率が低くなる
ことを避けることが出来る。
【0060】[実施形態2]次に、画素を構成するTF
Tが3トランジスタ型の場合は、駆動用TFTを除く、
スイッチング用TFTと消去用TFTの2つを直線状に
配置することで開口率を稼ぎ、更にシンプルな開口部に
することが出来る。開口部をシンプルに、より長方形に
近い形にすることでシュリンクの影響を少なくすること
が出来る。
【0061】[実施形態3]また、駆動用TFTのチャ
ネル長とチャネル幅を決める際は、なるべくチャネル長
×チャネル幅を大きくとることを目標とし、駆動用TF
Tを飽和領域で動作させる場合はチャネル幅に比べチャ
ネル長を長くし、VGSがしきい値電圧の影響を受けにく
い値にする必要がある。チャネル長を大きくすることで
駆動用TFTの飽和領域特性もよりフラットになる。こ
の時、VGSを大きくしすぎると消費電力が大きくなる事
や、駆動用TFTの耐圧が問題となるため、|VGS|を4
V以上14V以下の間になるようにチャネル長・チャネ
ル幅を調整すると良い。
【0062】実施形態1〜3によって、駆動用TFTの
サイズを大きくし、かつチャネル幅Wに対してチャネル
長Lを大きくすることによって、飽和領域における電流
特性の均一さに優れたTFTを、それぞれの画素の駆動
用TFTとして用いることが出来、かつ駆動用TFTの
ばらつきがEL素子の発光輝度に影響しにくくすること
が出来る。
【0063】さらに、保持容量を、駆動用TFTのチャ
ネル容量によってまかない、かつ発光エリア外の隔壁と
重なり合う位置に配置することによって、高開口率化が
期待出来る。
【0064】[実施形態4]EL素子においては、一般
的にはR、G、Bそれぞれで発光効率が異なり、したが
って均一な輝度を得るのに必要な電流値も異なる。因っ
て駆動用TFTの電流能力が全て同一である場合、電流
値に差をつけるにはVgsに差をつける必要がある。故
にR、G、BそれぞれのEL素子の発光効率の差が大き
い場合にはVgsの差が大きくなり電圧設定が困難にな
る場合がある。
【0065】この場合は、R、G、Bそれぞれで、駆動
用TFTのチャネル長/チャネル幅を変え、電流能力を
調整すれば良い。またこの際、駆動用TFTチャネル
長、チャネル幅を駆動用TFTが塗り分けマージン用隔
壁の領域を出ない範囲で調整することでRGBで開口率
が同一となる。また、RGBそれぞれの、チャネル長×
チャネル幅が大きくなるよう調整することで、チャネル
容量が十分に確保できる。
【0066】
【実施例】以下に、本発明の実施例について記載する。
【0067】[実施例1]図13に、実測したPチャネ
ル型TFTのゲート・ソース間容量、ゲート・ドレイン
容量の値を示す。VGSは−6Vとし、VDSを16V〜−
16Vまで変化させている。VDSがおよそ−5Vから、
それよりも低くなる領域で、飽和領域となっている。図
13(A)と(B)との和が駆動用TFTの容量となる。
【0068】図17(C)で説明したように、駆動用TF
Tを線形領域で駆動させた場合、半導体全表面にチャネ
ルが形成されるため、充分な容量が確保出来る。
【0069】駆動用TFTを飽和領域で駆動させた場合
は、図17(C)で説明したようにドレイン領域側にはチ
ャネルが形成されず、図13(b)で見るようにゲート・
ドレイン間容量は0に近い値となる。しかし、ソース領
域側にはチャネルが形成されるため、図13(a)で見え
るようにゲート・ソース間容量で充分まかなうことが出
来る。したがって、駆動用TFTを飽和領域で駆動させ
たい場合は、駆動用TFTにPチャネル型を使うと充分
なチャネル容量が確保出来る。
【0070】上記説明から、各画素内で大きなCs部を
設けず、駆動用TFTのチャネル容量を利用することで
開口率を稼ぐことが出来る。また、チャネル長×チャネ
ル幅が大きくなることで、駆動用TFTを構成する半導
体の結晶性のバラツキが平均化されること等によって、
素子自体のIonバラツキも低減される。
【0071】また、駆動用TFTを飽和領域で駆動させ
る場合でも各画素での駆動用TFTのVgs−Ids特
性のバラツキが問題となる。その場合、EL素子に流す
電流はそのままでチャネル幅よりもチャネル長を充分大
きくすることで、飽和領域の飽和特性も改善される。反
面チャネル長を大きくしたことによって、ELに供給さ
れる電流値が減少するので、VGSを高くすることで、所
望の電流をEL素子に供給するようにする。従ってVGS
がしきい値を充分上回る値となることで、VGSがしきい
値バラツキの影響を受けにくくなり、IDSバラツキをよ
り低減することが出来る。チャネル長を長くすることで
飽和特性が良いと飽和領域内ではIDSがほぼ一定になっ
ているため、EL素子の劣化などにより抵抗が変化して
も同じ電流量がEL素子に供給される。
【0072】図14には、チャネル長×チャネル幅を大
きくし、チャネル幅に対してチャネル長を充分大きくし
たTFTの実測したIdsのバラツキを示す。
【0073】|VGS|を5V、|VDS|を8Vと固定し、チ
ャネル長・チャネル幅の異なる素子について、それぞれ
複数の素子を用いてIDSを測定した。図14で分かるよ
うに、IDSのバラツキは、チャネル形成領域の面積(チ
ャネル長×チャネル幅)を大きくすることによって抑え
ることが出来る。また、図14の|VGS|5Vと8Vを比
較すると、VGSがVthを大きく上回ると、よりIDSのバ
ラツキを抑えられることが分かる。
【0074】[実施例2]ここでは図1を用い、2トラ
ンジスタ型の画素の構成・レイアウトについて説明す
る。
【0075】図1の画素はソース信号線5001、ゲー
ト信号線5002、電流供給線5003、スイッチング
用TFT5004、駆動用TFT5005、画素電極5
006、発光エリア5007以外を覆う隔壁で構成され
ていて、スイッチング用TFT5004のゲート電極は
ゲート信号線5002と接続され、ソース側はソース信
号線5001と接続され、ドレイン側は駆動用TFT5
005のゲート電極と接続されている。また、駆動用T
FT5005のソース側は電流供給線5003と接続さ
れ、ドレイン側は画素電極5006と接続されている。
【0076】発光エリア5007以外を覆う隔壁のう
ち、隣接する左右の画素の間に設けられた隔壁は、RG
Bを塗り分ける際に必要とされる塗り分けマージンとな
る。隣り合って隣接する左右の画素間に設けられる隔壁
の幅は、30μm前後とするのが望ましい。
【0077】この時、塗り分けマージン用の隔壁は発光
エリアとしては用いることができないため、幅30μm
の下にソース信号線5001と電流供給線5003を配
置する。次に、ソース信号線5001と電流供給線50
03の下に駆動用TFT5005を配置する。この時隣
り合う画素が有するソース信号線や電流供給線の下であ
っても良い。
【0078】また、保持容量は駆動用TFT5005
の、半導体層5014とゲート電極5016の間にある
ゲート絶縁膜5015で作られるチャネル容量で兼ねる
ことが出来る。
【0079】この時保持時間の短いデジタル階調で、保
持時間が1ms、駆動用TFTのIoff=1pAと
し、EL素子の発光輝度が1階調変化する時の駆動用T
FTのVgsの変化量ΔVgsは0.02V程度とす
る。式(3)より、その時必要な保持容量は50fFとな
る。ゲート絶縁膜5015の厚さを120nmとし、比
誘電率を4とすると、チャネル長×チャネル幅=200
μm2で約60fFのチャネル容量となる。したがっ
て、充分な容量を作るため、駆動用TFT5005のチ
ャネル長×チャネル幅は200μm2以上であることが
望ましい。
【0080】また、駆動用TFT5005のチャネル長
×チャネル幅が大きい程、素子自体のバラツキも低減さ
れるので、なるべく大きくなることを目標とすると良
い。
【0081】駆動用TFT5005を飽和領域で駆動さ
せる場合は、チャネル幅に比べチャネル長を大きくし、
Vgsがしきい値の影響を受けにくい値にすると良い。
この時、チャネル長/チャネル幅が5以上であることが
望ましい。チャネル長を大きくすることで駆動用TFT
の飽和領域特性もよりフラットになる。しかし、VGS
大きくしすぎると消費電力が大きくなる事や、駆動用T
FTの耐圧が問題となるため、|VGS|を4V以上14V
以下の間になるようにチャネル長とチャネル幅を調整す
ると良い。
【0082】駆動用TFT5005のチャネル長を長く
するため、半導体層5014のように縦方向にまっすぐ
させると良い。開口率を落とさず、駆動用TFT500
5のチャネル長を長くでき、チャネル幅もある程度大き
くすることが出来る。
【0083】開口率が高いと、EL素子に対する電流密
度が低くなり長寿命化に繋がり、開口部もシンプルな形
になっているため、シュリンクの影響も受けにくくな
る。
【0084】スイッチング用TFT5004は図ではダ
ブルゲートになっているが、シングルゲートでも良い
し、3本以上のマルチゲートでも良い。
【0085】図2(A)は図1(A)における半導体層に代
えて、パターニング形状の異なる半導体層とした例であ
る。図2(A)中、α‐α’間の断面を示したものが図2
(B)である。駆動用TFT5105のように半導体層を
縦方向に蛇行させても良い。半導体層をこのような形状
とすることで、開口率を落とさず、駆動用TFT510
5のチャネル長をより長くすることが出来る。
【0086】図3(A)は図1(A)における半導体層に代
えて、パターニング形状の異なる半導体層とした例であ
る。図3(A)中、α‐α’間の断面を示したものが図3
(B)である。駆動用TFT5205のように半導体層を
U字型にしても良い。半導体層をこのような形状とする
ことで、開口率を落とさず、駆動用TFT5205のチ
ャネル長をより長くし、チャネル幅もある程度大きくす
ることが出来る。
【0087】図4(A)は図1(A)における半導体層に代
えて、パターニング形状の異なる半導体層とした例であ
る。図4(A)中、α‐α’間の断面を示したものが図4
(B)である。駆動用TFT5305のように半導体層を
ミアンダ形状としても良い。ここで、ミアンダとは、
「meander:曲がりくねって流れる」という意味を有
し、ミアンダ形状とは、半導体層の形状が曲がりくねっ
ている様子を指す。半導体層をこのような形状とするこ
とで、開口率を落とさず、駆動用TFT5305のチャ
ネル長をより長くし、チャネル幅もある程度大きくする
ことが出来る。
【0088】[実施例3]ここでは図5を用い、3トラ
ンジスタ型の画素の構成・レイアウトについて説明す
る。
【0089】SES駆動をする場合の消去用トランジス
タ5506を追加し、ゲート電極に消去用の信号を入力
する第2のゲート信号線5503が接続され、ソース電
極と電流供給線5504が接続され、ドレイン電極とス
イッチング用TFT5505のドレイン電極・駆動用T
FT5507のゲート電極が接続されている。
【0090】3トランジスタ型の場合、スイッチング用
TFT5505と消去用TFT5506の2つのTFT
を、第1のゲート信号線5502と第2のゲート信号線
5503の間に、横に並べ直線状に配置する。スイッチ
ング用TFT5505のドレイン領域と消去用TFT5
506のドレイン領域を重ねても良い。この時、スイッ
チング用TFT5505のソース領域のある一点とドレ
イン領域のある一点と消去用TFT5506のソース領
域のある一点とドレイン領域のある一点が1つの直線上
に並ぶように配置する。
【0091】上記のように配置することで開口率を上
げ、開口部もシンプルな形状にすることが出来る。
【0092】図6(A)は図5(A)における半導体層に代
えて、パターニング形状の異なる半導体層とした例であ
る。図6(A)中、α‐α’間の断面を示したものが図6
(B)である。駆動用TFT5607のように半導体層を
縦方向に蛇行させても良い。半導体層をこのような形状
とすることで、開口率を落とさず、駆動用TFT560
7のチャネル長をより長くすることが出来る。
【0093】図7(A)は図5(A)における半導体層に代
えて、パターニング形状の異なる半導体層とした例であ
る。図7(A)中、α‐α’間の断面を示したものが図7
(B)である。駆動用TFT5707のように半導体層を
U字型にしても良い。半導体層をこのような形状とする
ことで、開口率を落とさず、駆動用TFT5707のチ
ャネル長をより長くし、チャネル幅もある程度大きくす
ることが出来る。
【0094】図8(A)は図5(A)における半導体層に代
えて、パターニング形状の異なる半導体層とした例であ
る。図8(A)中、α‐α’間の断面を示したものが図8
(B)である。駆動用TFT5807のように半導体層を
ミアンダ形状にしても良い。半導体層をこのような形状
とすることで、開口率を落とさず、駆動用TFT580
7のチャネル長をより長くし、チャネル幅もある程度大
きくすることが出来る。
【0095】図10(A)は図5(A)における半導体
層に代えて、パターニング形状の異なる半導体層とした
例である。図10(A)中、α‐α’間の断面を示した
ものが図10(B)である。駆動TFTの半導体層の大
きさを5907のようにし、保持容量が駆動TFTのゲ
ート容量だけでは充分でない場合は保持容量部5910
を形成しても良い。保持容量5910を隔壁5920の
下に形成することで、開口率を落とさず、充分な保持容
量を得ることができる。
【0096】さらに、実施例2および本実施例にて示し
た構成の画素においては、駆動用TFTを飽和領域で動
作させることによって、駆動用TFTのソース・ドレイ
ン間電圧に関係なく、駆動用TFTのゲート・ソース間
電圧のみによって、EL素子に供給する電流値を制御す
ることが出来る。この場合、駆動用TFTは定電流源と
して機能することが出来るため、発光装置の画素部周辺
に一体形成、もしくは外付けで供給される駆動回路に電
流源回路を追加する必要がないため、装置の省スペース
化にも貢献出来る。
【0097】[実施例4]図9(A)に示すように、携帯
電話等の電子機器の表示部として発光装置が使用される
場合は、モジュール901という形で内蔵される。ここ
で、モジュール901とは、発光装置と、発光装置を駆
動するための信号処理用LSI、メモリ等を実装した基
板とを接続した形態を指す。
【0098】モジュール901をブロック図として、図
9(B)に示す。モジュール901は、電源部911、信
号制御部912、FPC913、発光装置914を有す
る。電源部911は、外部バッテリーより供給される電
源より、ソース信号線駆動回路、ゲート信号線駆動回
路、発光素子等に、それぞれ所望の複数の電圧値の電源
を生成し、供給する。信号制御部912には、映像信
号、同期信号が入力され、発光装置901にて処理が出
来るように、各種信号の変換を行う他、ソース信号線駆
動回路、ゲート信号線駆動回路を駆動するためのクロッ
ク信号等を生成する。
【0099】本実施例にて示したモジュール901は、
発光装置914と、電源部911および信号制御部91
2とは独立して作成されているが、これらを基板上に一
体形成して作製しても良い。
【0100】続いて、図11に、図9にて示したモジュ
ール901に含まれる発光装置914の詳細な構成につ
いて示す。
【0101】発光装置は、基板1001上に画素部10
03、ソース信号線駆動回路1004、ゲート信号線駆
動回路1005、1006、FPC1007等によって
構成される。対向基板1002は、ガラス等の透明材料
でも良いし、金属材料でも良い。基板1001と対向基
板1002との間は、充填材等によって密閉され、さら
にEL素子の水分による劣化等を防止するための乾燥剤
等が封入される場合もある。
【0102】図11(B)に、上面図を示す。基板中央部
には、画素部1003が配置され、その周辺部には、ソ
ース信号線駆動回路1004、ゲート信号線駆動回路1
005、1006が配置されている。ソース信号線駆動
回路1004の周辺には、電流供給線1011、対向電
極コンタクト1013等が配置されている。EL素子の
対向電極は、画素部全面に形成されており、前記対向電
極コンタクト1013によってFPC1007を通じ、
対向電位が与えられる。ソース信号線駆動回路100
4、ゲート信号線駆動回路1005、1006を駆動す
るための信号、および電源の供給は、FPC1007を
通じて、外部より行われる。
【0103】また、基板1001と対向基板1002と
を貼り合わせるためのシール材1014は、図11(B)
に示すように、ソース信号線駆動回路1004、ゲート
信号線駆動回路1005、1006の一部に重なるよう
に形成されていても良い。このようにすると、発光装置
の狭額縁化が期待出来る。
【0104】[実施例5]本実施例では、本発明を用い
て発光装置を作製した例について、図19を用いて説明
する。
【0105】図19は、TFTが形成された素子基板を
シーリング材によって封止することによって形成された
発光装置の上面図であり、図19(B)は、図19(A)の
A−A’における断面図、図19(C)は図19(A)のB
−B’における断面図である。
【0106】基板4001上に設けられた画素部400
2と、ソース信号線駆動回路4003と、第1及び第2
のゲート信号線駆動回路4004a、4004bとを囲
むようにして、シール材4009が設けられている。ま
た画素部4002と、ソース信号線駆動回路4003
と、第1及び第2のゲート信号線駆動回路4004a、
4004bとの上にシーリング材4008が設けられて
いる。よって画素部4002と、ソース信号線駆動回路
4003と、第1及び第2のゲート信号線駆動回路40
04a、4004bとは、基板4001とシール材40
09とシーリング材4008とによって、充填材421
0で密封されている。シール材4009は、ソース信号
線駆動回路4003と、第1及び第2のゲート信号線駆
動回路4004a、4004bとの一部と重なり合うよ
うに設けられていても良い。
【0107】また基板4001上に設けられた画素部4
002と、ソース信号線駆動回路4003と、第1及び
第2のゲート信号線駆動回路4004a、4004bと
は、複数のTFTを有している。図19(B)では代表的
に、下地膜4010上に形成された、ソース信号線駆動
回路4003に含まれるTFT(但し、ここではNチャ
ネル型TFTとPチャネル型TFTを図示する)420
1及び画素部4002に含まれるTFT4202を図示
した。
【0108】TFT4201及び4202上には層間絶
縁膜(平坦化膜)4301が形成され、その上にTFT4
202のドレインと電気的に接続する画素電極(陽極)4
203が形成される。画素電極4203としては仕事関
数の大きい透明導電膜が用いられる。透明導電膜として
は、酸化インジウムと酸化スズとの化合物、酸化インジ
ウムと酸化亜鉛との化合物、酸化亜鉛、酸化スズまたは
酸化インジウムを用いることが出来る。また、前記透明
導電膜にガリウムを添加したものを用いても良い。
【0109】そして、画素電極4203の上には絶縁膜
4302が形成され、絶縁膜4302は画素電極420
3の上に開口部が形成されている。この開口部におい
て、画素電極4203の上には有機発光層4204が形
成される。有機発光層4204は公知の有機発光材料ま
たは無機発光材料を用いることが出来る。また、有機発
光材料には低分子系(モノマー系)材料と高分子系(ポリ
マー系)材料があるがどちらを用いても良い。
【0110】有機発光層4204の形成方法は公知の蒸
着技術もしくは塗布法技術を用いれば良い。また、有機
発光層の構造は正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子
輸送層または電子注入層を自由に組み合わせて積層構造
または単層構造とすれば良い。
【0111】有機発光層4204の上には遮光性を有す
る導電膜(代表的にはアルミニウム、銅もしくは銀を主
成分とする導電膜またはそれらと他の導電膜との積層
膜)からなる陰極4205が形成される。また、陰極4
205と有機発光層4204の界面に存在する水分や酸
素は極力排除しておくことが望ましい。従って、有機発
光層4204を窒素または希ガス雰囲気で形成し、酸素
や水分に触れさせないまま陰極4205を形成するとい
った工夫が必要である。本実施例ではマルチチャンバー
方式(クラスターツール方式)の成膜装置を用いることで
上述のような成膜を可能とする。そして陰極4205は
所定の電圧が与えられている。
【0112】以上のようにして、画素電極(陽極)420
3、有機発光層4204及び陰極4205からなる発光
素子4303が形成される。そして発光素子4303を
覆うように、絶縁膜4302上に保護膜4303が形成
されている。保護膜4303は、発光素子4303に酸
素や水分等が入り込むのを防ぐのに効果的である。
【0113】4005aは電源線に接続された引き回し
配線であり、TFT4202の第1の電極に接続されて
いる。引き回し配線4005aはシール材4009と基
板4001との間を通り、異方導電性フィルム4300
を介してFPC4006が有するFPC用配線4301
に電気的に接続される。
【0114】シーリング材4008としては、ガラス
材、金属材(代表的にはステンレス材)、セラミックス
材、プラスチック材(プラスチックフィルムも含む)を用
いることが出来る。プラスチック材としては、FRP(F
iberglass‐Reinforced‐Plastics)板、PVF(ポリビ
ニルフルオライド)フィルム、マイラーフィルム、ポリ
エステルフィルムまたはアクリル樹脂フィルムを用いる
ことが出来る。また、アルミニウムホイルをPVFフィ
ルムやマイラーフィルムで挟んだ構造のシートを用いる
ことも出来る。
【0115】但し、発光素子からの光の放射方向がカバ
ー材側に向かう場合にはカバー材は透明でなければなら
ない。その場合には、ガラス板、プラスチック板、ポリ
エステルフィルムまたはアクリルフィルムのような透明
物質を用いる。
【0116】また、充填材4103としては窒素やアル
ゴンなどの不活性な気体の他に、紫外線硬化樹脂または
熱硬化樹脂を用いることができ、PVC(ポリビニルク
ロライド)、アクリル、ポリイミド、エポキシ樹脂、シ
リコン樹脂、PVB(ポリビニルブチラル)またはEVA
(エチレンビニルアセテート)を用いることが出来る。本
実施例では充填材として窒素を用いた。
【0117】また充填材4103を吸湿性物質(好まし
くは酸化バリウム)もしくは酸素を吸着しうる物質にさ
らしておくために、シーリング材4008の基板400
1側の面に凹部4007を設けて吸湿性物質または酸素
を吸着しうる物質4207を配置する。そして、吸湿性
物質または酸素を吸着しうる物質4207が飛び散らな
いように、凹部カバー材4208によって吸湿性物質ま
たは酸素を吸着しうる物質4207は凹部4007に保
持されている。なお凹部カバー材4208は目の細かい
メッシュ状になっており、空気や水分は通し、吸湿性物
質または酸素を吸着しうる物質4207は通さない構成
になっている。吸湿性物質または酸素を吸着しうる物質
4207を設けることで、発光素子4303の劣化を抑
制出来る。
【0118】図19(C)に示すように、画素電極420
3が形成されると同時に、引き回し配線4005a上に
接するように導電性膜4203aが形成される。
【0119】また、異方導電性フィルム4300は導電
性フィラー4300aを有している。基板4001とF
PC4006とを熱圧着することで、基板4001上の
導電性膜4203aとFPC4006上のFPC用配線
4301とが、導電性フィラー4300aによって電気
的に接続される。
【0120】[実施例6]本実施例においては、実施例
2、3にて示した構成の発光装置の作製工程について、
図22を用いて説明する。なお、説明に際しては画素部
のみについて説明するが、駆動回路部においては、作製
工程はこの限りではなく、ここでは説明を省略する。
【0121】まず、図22(A)に示すように、バリウム
ホウケイ酸ガラス、またはアルミノホウケイ酸ガラス等
のガラスからなる基板上に、酸化珪素膜、窒化珪素膜、
もしくは酸化窒化珪素膜でなる下地膜(図示せず)を形成
する。その後、非晶質構造を有する半導体膜をレーザ結
晶化法や公知の熱結晶化法を用いて結晶化した結晶質半
導体膜を所望の形状にパターニングし、島状半導体層2
201、2202を得る(図22(A))。
【0122】続いて、島状半導体層2201、2202
を覆うゲート絶縁膜(図示せず)を形成する。その後、T
a、W、Ti、Mo、Al、Cu等から選ばれた元素、
または前記元素を主成分とする合金材料もしくは化合物
材料を用いて、ゲート電極を形成するための導電膜を形
成する。その後、所望の形状にパターニングし、ゲート
電極2203、2204(2203はゲート信号線を兼
ねる)を得る(図22(B))。
【0123】続いて、基板表面の平坦化を兼ねる絶縁膜
(図示せず)を形成し、その上に画素電極2205を形成
する。画素電極2205については、表示面が図の表側
にあたる場合には反射電極とし、表示面が図の裏側にあ
たる場合には、光透過性のある透明電極とする。前者の
反射電極の材料としては、MgAg等があり、後者の透
明導電膜としては、ITO等が代表的である。画素電極
2205もまた、前記材料でなる膜を形成した後、パタ
ーニングにより所望の形状を得る。
【0124】その後、半導体層2201、2202、ゲ
ート電極2204に達するコンタクトホール2206を
開口し、配線2207〜2209(うち、2207はソ
ース信号線、2208は電流供給線となる)を形成す
る。ここで、配線2209と、画素電極2206とは、
互いに重なり合うようにして接点を取っている(図22
(C))。
【0125】続いて、隣接する画素の間に隔壁(図示せ
ず)を形成し、発光エリア2210となる部分をエッチ
ングにより開口する(図22(D))。その後、開口部分に
EL層を形成して完成する。
【0126】[実施例7]発光素子を用いた発光装置は
自発光型であるため、液晶ディスプレイに比べ、明るい
場所での視認性に優れ、視野角が広い。従って、様々な
電子機器の表示部に用いることが出来る。
【0127】本発明の発光装置を用いた電子機器とし
て、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディス
プレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーション
システム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオ
コンポ等)、ノート型パーソナルコンピュータ、ゲーム
機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電
話、携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備
えた画像再生装置(具体的にはDigital Versatile Disc
(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうる
ディスプレイを備えた装置)などが挙げられる。特に、
斜め方向から画面を見る機会が多い携帯情報端末は、視
野角の広さが重要視されるため、発光装置を用いること
が望ましい。それら電子機器の具体例を図21に示す。
【0128】図21(A)はELディスプレイであり、筐
体3001、支持台3002、表示部3003、スピー
カー部3004、ビデオ入力端子3005等を含む。本
発明の発光装置は表示部3003に用いることが出来
る。発光装置は自発光型であるためバックライトが必要
なく、液晶ディスプレイよりも薄い表示部とすることが
出来る。なお、発光素子表示装置は、パソコン用、TV
放送受信用、広告表示用などの全ての情報表示用表示装
置が含まれる。
【0129】図21(B)はデジタルスチルカメラであ
り、本体3101、表示部3102、受像部3103、
操作キー3104、外部接続ポート3105、シャッタ
ー3106等を含む。本発明の発光装置は表示部310
2に用いることが出来る。
【0130】図21(C)はノート型パーソナルコンピュ
ータであり、本体3201、筐体3202、表示部32
03、キーボード3204、外部接続ポート3205、
ポインティングマウス3206等を含む。本発明の発光
装置は表示部3203に用いることが出来る。
【0131】図21(D)はモバイルコンピュータであ
り、本体3301、表示部3302、スイッチ330
3、操作キー3304、赤外線ポート3305等を含
む。本発明の発光装置は表示部3302に用いることが
出来る。
【0132】図21(E)は記録媒体を備えた携帯型の画
像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体3
401、筐体3402、表示部A3403、表示部B3
404、記録媒体(DVD等)読込部3405、操作キー
3406、スピーカー部3407等を含む。表示部A3
403は主として画像情報を表示し、表示部B3404
は主として文字情報を表示するが、本発明の発光装置は
これら表示部A、B3403、3404に用いることが
出来る。なお、記録媒体を備えた画像再生装置には家庭
用ゲーム機器なども含まれる。
【0133】図21(F)はゴーグル型ディスプレイ(ヘ
ッドマウントディスプレイ)であり、本体3501、表
示部3502、アーム部3503を含む。本発明の発光
装置は表示部3502に用いることが出来る。
【0134】図21(G)はビデオカメラであり、本体3
601、表示部3602、筐体3603、外部接続ポー
ト3604、リモコン受信部3605、受像部360
6、バッテリー3607、音声入力部3608、操作キ
ー3609等を含む。本発明の発光装置は表示部360
2に用いることが出来る。
【0135】図21(H)は携帯電話であり、本体370
1、筐体3702、表示部3703、音声入力部370
4、音声出力部3705、操作キー3706、外部接続
ポート3707、アンテナ3708等を含む。本発明の
発光装置は表示部3703に用いることが出来る。な
お、表示部3703は黒色の背景に白色の文字を表示す
ることで携帯電話の消費電流を抑えることが出来る。
【0136】なお、将来的に有機発光材料の発光輝度が
高くなれば、出力した画像情報を含む光をレンズ等で拡
大投影してフロント型若しくはリア型のプロジェクター
に用いることも可能となる。
【0137】また、上記電子機器はインターネットやC
ATV(ケーブルテレビ)などの電子通信回線を通じて配
信された情報を表示することが多くなり、特に動画情報
を表示する機会が増してきている。有機発光材料の応答
速度は非常に高いため、発光装置は動画表示に好まし
い。
【0138】また、発光装置は発光している部分が電力
を消費するため、発光部分が極力少なくなるように情報
を表示することが望ましい。従って、携帯情報端末、特
に携帯電話や音響再生装置のような文字情報を主とする
表示部に発光装置を用いる場合には、非発光部分を背景
として文字情報を発光部分で形成するように駆動するこ
とが望ましい。
【0139】以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広
く、あらゆる分野の電子機器に用いることが可能であ
る。また、本実施例の電子機器は実施例1〜6に示した
いずれの構成の発光装置を用いても良い。
【0140】
【発明の効果】本発明のとおり、駆動用TFTのサイズ
を大きくし、かつチャネル幅Wに対してチャネル長Lを
大きくすることによって、飽和領域における電流特性の
均一さに優れたTFTを、それぞれの画素の駆動用TF
Tとして用いることが出来、かつ駆動用TFTのばらつ
きがEL素子の発光輝度に影響しにくくすることが出来
る。また、保持容量を、駆動用TFTのチャネル容量に
よってまかない、かつ発光エリア外の隔壁と重なり合う
位置に配置することによって、高開口率化が期待出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を用いて作製される画素部のレイア
ウト例を示す図。
【図2】 本発明を用いて作製される画素部のレイア
ウト例を示す図。
【図3】 本発明を用いて作製される画素部のレイア
ウト例を示す図。
【図4】 本発明を用いて作製される画素部のレイア
ウト例を示す図。
【図5】 本発明を用いて作製される画素部のレイア
ウト例を示す図。
【図6】 本発明を用いて作製される画素部のレイア
ウト例を示す図。
【図7】 本発明を用いて作製される画素部のレイア
ウト例を示す図。
【図8】 本発明を用いて作製される画素部のレイア
ウト例を示す図。
【図9】 発光装置と周辺回路とがモジュール化され
て電子機器に用いられている例を示す図。
【図10】 本発明を用いて作製される画素部のレイ
アウト例を示す図。
【図11】 発光装置の概略を示す図。
【図12】 従来方法によってレイアウトされた2ト
ランジスタ型画素の例を示す図。
【図13】 実測したTFTのチャネル容量を示す
図。
【図14】 実測したTFTのIDSバラツキを示す
図。
【図15】 EL素子の動作点を説明する図。
【図16】 駆動用TFTの動作範囲が線形領域であ
る場合と飽和領域である場合とにおける、EL素子の劣
化と輝度への影響を説明する図。
【図17】 TFTの動作時における、チャネル周辺
での電荷の振る舞いについて説明する図。
【図18】 TFTの各部における容量の要素につい
て説明する図。
【図19】 発光装置の上面図および断面図。
【図20】 2トランジスタ型画素のマトリクスを示
す図。
【図21】 本発明が適用可能な電子機器の例を示す
図。
【図22】 画素部の作製工程を簡略に説明する図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H01L 29/78 612D 33/22 618C 612Z (72)発明者 宇田川 誠 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社半 導体エネルギー研究所内 (72)発明者 早川 昌彦 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社半 導体エネルギー研究所内 (72)発明者 山崎 舜平 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社半 導体エネルギー研究所内 Fターム(参考) 3K007 AB02 AB17 BA06 BB04 BB05 BB07 DB03 FA02 GA04 5C094 AA03 AA07 AA08 AA10 AA15 AA25 AA55 BA03 BA12 BA27 CA19 CA24 CA25 DA09 DA13 DB01 DB02 DB04 EA04 EA05 EA07 FA01 FA02 FB01 FB12 FB14 FB15 FB20 JA03 5F110 AA04 AA07 BB02 BB04 CC02 DD02 DD13 DD14 DD15 EE02 EE03 EE04 EE06 EE28 GG02 GG13 GG23 GG28 GG29 NN73 PP01 PP03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動用トランジスタと接続する発光素子を
    有する画素を、複数個備えた発光装置であって、 前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧を保持
    するための容量部は、前記駆動用トランジスタのゲート
    電極と半導体層と、それらの間に設けられた絶縁膜によ
    って設けられたことを特徴とする発光装置。
  2. 【請求項2】駆動用トランジスタと接続する発光素子を
    有する画素を、複数個備えた発光装置であって、 前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧を保持
    するための容量部は、前記駆動用トランジスタのゲート
    電極とソース領域を形成する半導体層、あるいは前記駆
    動用トランジスタのゲート電極とドレイン領域を形成す
    る半導体層と、前記ゲート電極と前記半導体層との間に
    設けられた絶縁膜によって設けられたことを特徴とする
    発光装置。
  3. 【請求項3】駆動用トランジスタと接続する発光素子
    と、スイッチング用TFTと、消去用TFTとを有する
    画素を、複数個備えた発光装置であって、 前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧を保持
    するための容量部は、前記駆動用トランジスタのゲート
    電極と半導体層と、それらの間に設けられた絶縁膜によ
    って設けられたことを特徴とする発光装置。
  4. 【請求項4】駆動用トランジスタと接続する発光素子
    と、スイッチング用TFTと、消去用TFTを有する画
    素を、複数個備えた発光装置であって、 前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧を保持
    するための容量部は、前記駆動用トランジスタのゲート
    電極とソース領域を形成する半導体層、あるいは前記駆
    動用トランジスタのゲート電極とドレイン領域を形成す
    る半導体層と、前記ゲート電極と前記半導体層との間に
    設けられた絶縁膜によって設けられたことを特徴とする
    発光装置。
  5. 【請求項5】駆動用トランジスタと接続する発光素子を
    有する画素を、複数個備えた発光装置であって、 前記ソース信号線と、前記電流供給線と、前記駆動用ト
    ランジスタとはいずれも、前記複数の画素の隣接する発
    光エリアを隔てる位置に形成された絶縁膜と重なり合う
    位置に配置されていることを特徴とする発光装置。
  6. 【請求項6】駆動用トランジスタと接続する発光素子
    と、スイッチング用TFTと、消去用TFTを有する画
    素を、複数個備えた発光装置であって、 前記ソース信号線と、前記電流供給線と、前記駆動用ト
    ランジスタとはいずれも、前記複数の画素の隣接する発
    光エリアを隔てる位置に形成された絶縁膜と重なり合う
    位置に配置されていることを特徴とする発光装置。
  7. 【請求項7】請求項3、請求項4、請求項6のいずれか
    1項において、 前記スイッチング用トランジスタと前記消去用トランジ
    スタとは、 前記スイッチング用トランジスタのソース領域における
    ある一点とドレイン領域におけるある一点および、前記
    消去用トランジスタのソース領域におけるある一点とド
    レイン領域におけるある一点が、いずれも1つの直線上
    に含まれる位置に配置されていることを特徴とする発光
    装置。
  8. 【請求項8】請求項5もしくは請求項6において、 前記駆動用トランジスタは、前記ソース信号線の一部あ
    るいは、前記電流供給線の一部と重なり合う位置に配置
    されていることを特徴とする発光装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項8のいずれか1項にお
    いて、 前記駆動用トランジスタのチャネル領域を形成する半導
    体層は、U字状、S字状、渦巻状、あるいはミアンダ状
    に形成されていることを特徴とする発光装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至請求項9のいずれか1項に
    おいて、 前記駆動用トランジスタのチャネル長がL、チャネル幅
    がWであるとき、 L×W>200μm2であることを特徴とする発光装
    置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至請求項10のいずれか1項
    において、 前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧が
    GS、ソース・ドレイン間電圧がVDS、しきい値電圧が
    thであるとき、 |VDS|<|VGS|−|Vth|となるように駆動されることを
    特徴とする発光装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至請求項10のいずれか1項
    において、 前記駆動用トランジスタのゲート・ソース間電圧が
    GS、ソース・ドレイン間電圧がVDS、しきい値電圧が
    thであるとき、 |VDS|≧|VGS|−|Vth|、かつ|VGS|が、4V以上1
    4V以下となるように駆動されることを特徴とする発光
    装置。
  13. 【請求項13】請求項10乃至請求項12のいずれか1
    項において、 前記駆動用トランジスタのチャネル長がL、チャネル幅
    がWであるとき、 L>5Wであることを特徴とする発光装置。
  14. 【請求項14】請求項1乃至請求項13のいずれか1項
    において、 前記駆動用トランジスタのチャネル長がL、チャネル幅
    がWであるとき、 R、G、Bの発光色を有するそれぞれの画素が有する前
    記駆動用トランジスタにおけるL/Wは互いに異なるこ
    とを特徴とする発光装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至請求項14のいずれか1項
    に記載の発光装置を用いたことを特徴とする電子機器。
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