JP2003269584A - 電動アクチュエータ - Google Patents

電動アクチュエータ

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JP2003269584A
JP2003269584A JP2002074849A JP2002074849A JP2003269584A JP 2003269584 A JP2003269584 A JP 2003269584A JP 2002074849 A JP2002074849 A JP 2002074849A JP 2002074849 A JP2002074849 A JP 2002074849A JP 2003269584 A JP2003269584 A JP 2003269584A
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gear
fixed
electric actuator
opening
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Application number
JP2002074849A
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Hiroshi Sakai
浩志 酒井
Takao Ochiai
孝夫 落合
Yukiyoshi Iso
幸義 礒
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御基板が収容される基板ケースの振動を抑
制して電動アクチュエータの信頼性を向上させることで
あり、また、部品点数を減らして電動アクチュエータの
コストを低減することである。 【解決手段】 ウォームギヤ機構30を収容するギヤケ
ース23と制御基板51を収容する基板ケース24とを
それぞれ別体に形成し、ギヤケース23を電動モータ2
1に固定し、基板ケース24はこのギヤケース23に固
定する。そして、ギヤケース23と基板ケース24と
を、それぞれその開口部23c、24aが同一方向を向
くように隣接させて配置し、モータカバー25により、
これらの開口部23c、24aを閉塞するとともに互い
を固定する。さらに、ギヤケース23と基板ケース24
との間にステー60を設け、このステーによりギヤケー
ス23と基板ケース24とを固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータの回転
を減速機構を介して出力する電動アクチュエータに関
し、特に、電動モータを制御する制御基板が設けられた
ものに適用して有効なものである。
【0002】
【従来の技術】電動アクチュエータは電動モータなど電
気的に発生された駆動力を機械的な直線運動または回転
運動などの仕事に変換する機器であり、空気圧や油圧を
用いるアクチュエータに比べてエネルギ効率がよく、ま
た制御性に優れるため、自動車用部品等に幅広く用いら
れている。
【0003】このような電動アクチュエータとしては、
たとえば、特開2001-219742号公報に示すように、自動
車等の車両に設けられたサンルーフ装置の駆動源として
用いられるサンルーフモータが知られている。この場
合、サンルーフ装置は、車両のルーフに固定されたガイ
ドレールに案内されて開閉自在に設けられたルーフパネ
ルを有しており、このルーフパネルにはギヤ付きの駆動
ケーブルが連結されている。一方、サンルーフモータは
電動モータとウォームギヤ機構とを有しており、電動モ
ータの回転をウォームギヤ機構により減速して出力軸に
伝達するようにしている。また、このサンルーフモータ
の出力軸には駆動ギヤが固定されており、駆動ケーブル
はこの駆動ギヤに係合されている。そして、サンルーフ
モータが作動することにより駆動ケーブルが駆動ギヤに
より軸方向に作動され、ルーフパネルは駆動ケーブルに
押し引きされながら開閉されるようになっている。
【0004】このようなサンルーフモータには、たとえ
ば特開平9-216518号公報や特開平11-334379号公報に示
すように、電動モータを制御するための制御基板を、ウ
ォームギヤ機構とともに電動モータに固定されたアクチ
ュエータケース内に収容するようにしたものがある。し
かし、この場合、アクチュエータケースはウォームギヤ
機構と制御基板とを同時に収容する形状に形成されるこ
とになるため、このサンルーフモータの仕様に応じて制
御基板の形状が変更された場合には、これに応じてアク
チュエータケース自体を変更することが必要となる。ま
た、ウォームギヤ機構と制御基板とをともにアクチュエ
ータケース内に組み付けることになるため、組み付け作
業が煩雑となり、さらに、ウォームギヤ機構と制御基板
との間の防塵、防水対策が必要となるなどの問題があっ
た。
【0005】これに対し、ウォームギヤ機構を収容する
ギヤケースと制御基板を収容する基板ケースとをそれぞ
れ別体に設けるようにしたものがある。この場合、ギヤ
ケースは電動モータの端部に固定されており、基板ケー
スはギヤケースに固定されるようになっている。したが
って、サンルーフモータの仕様が変更され、制御基板の
形状が変わった場合であっても、ギヤケースはそのまま
に基板ケースのみを交換することで対応することができ
る。また、ウォームギヤ機構と制御基板とはそれぞれ別
のケース内に予め組み込み、その後ギヤケースと基板ケ
ースとを固定することができるので、このサンルーフモ
ータの組み付けが容易となり、また、防塵、防水対策も
容易となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなサ
ンルーフモータは、通常、ギヤケースにおいて車両に固
定されるようになっており、基板ケースはこのギヤケー
スに対して爪部同士を係合させることにより固定される
ようになっている。そのため、ギヤケースに対する基板
ケースの固定剛性つまり固定後のギヤケースと基板ケー
スとの間の剛性は低く、ウォームギヤ機構の作動により
生じる振動により基板ケースが過度に振動されることに
なる。したがって、制御基板の振れ信頼性の確保が困難
となり、このサンルーフモータの信頼性を低下させるこ
とになっていた。
【0007】また、ギヤケースと基板ケースとが別体に
構成されることにより、それぞれのケース毎に閉塞カバ
ーが必要となるため部品点数が増加することになり、こ
のサンルーフモータのコストを増加させることになって
いた。
【0008】本発明の目的は、制御基板が収容される基
板ケースの振動を抑制して電動アクチュエータの信頼性
を向上させることにある。
【0009】本発明の他の目的は、部品点数を減らして
電動アクチュエータのコストを低減することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電動アクチュエ
ータは、電動モータと、前記電動モータの回転を減速し
て出力軸に伝達する減速機構と、前記電動モータを制御
する制御基板とを有する電動アクチュエータであって、
開口部が設けられ、前記電動モータに固定されるととも
に前記減速機構を収容する減速機構ケースと、前記減速
機構ケースの開口部と同一方向に向く開口部が設けら
れ、前記減速機構ケースに固定されるとともに前記制御
基板を収容する基板ケースと、前記減速機構ケースと前
記基板ケースとに固定され、前記減速機構ケースの開口
部と前記基板ケースの開口部とを閉塞するカバー部材と
を有することを特徴とする。
【0011】本発明の電動アクチュエータは、前記基板
ケースが、前記出力軸の軸方向に沿って前記減速機構ケ
ースの底壁側から前記減速機構ケースに組み付けられる
ことを特徴とする。
【0012】本発明の電動アクチュエータは、前記電動
モータの給電端子が前記基板ケース内に突出し、前記制
御基板を前記基板ケース内に固定することにより前記給
電端子と前記制御基板とが接続されることを特徴とす
る。
【0013】本発明の電動アクチュエータは、前記減速
機構ケースに固定される減速機構側固定部と前記基板ケ
ースに固定される基板側固定部とを有し、前記減速機構
ケースと前記基板ケースとの間に固定されるステーが設
けられていることを特徴とする。
【0014】本発明の電動アクチュエータは、前記減速
機構ケースと前記カバー部材との間に前記減速機構側固
定部が狭持されることにより前記ステーが前記減速機構
ケースに固定されることを特徴とする。
【0015】本発明の電動アクチュエータは、前記減速
機構側固定部が前記減速機構ケースの開口部外縁に一致
する形状に形成されていることを特徴とする。
【0016】本発明の電動アクチュエータは、前記出力
軸が車両のルーフに開閉自在に装着された開閉部材と接
続され、前記出力軸の回転により前記開閉部材が開閉さ
れることを特徴とする。
【0017】本発明にあっては、減速機構を収容する減
速機構ケースと制御基板を収容する基板ケースとは、こ
れらの開口部を閉塞するカバー部材によって互いに固定
されることになるので、減速機構ケースと基板ケースと
の固定剛性が高められることになる。したがって、減速
機構の作動による基板ケースの振動が抑制されることに
なり、制御基板の振れ信頼性を確保してこの電動アクチ
ュエータの信頼性を向上させることができる。
【0018】また、本発明にあっては、カバー部材は減
速機構ケースの開口部と基板ケースの開口部とを同時に
閉塞するので、部品点数が減少することになり、この電
動アクチュエータのコストを低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態であるサンル
ーフモータを有するサンルーフ装置が装着された車両の
概略を示す平面図であり、図2(a)、(b)は、それ
ぞれ図1に示すサンルーフモータの詳細を示す斜視図で
ある。また、図3は、図1に示すサンルーフモータの構
成を示す分解斜視図であり、図4は、図1に示すサンル
ーフモータの構造を示す一部切り欠き断面図である。さ
らに、図5は図2(b)に示すA−A線に沿う断面図で
あり、図6は、電動モータと制御基板との接続部分の詳
細を示す斜視図である。さらに、図7は、リミットスイ
ッチと基板との接続状態を示す斜視図であり、図8
(a),(b)は図7に示すリミットスイッチの組み付
け方法を示す平面図である。
【0021】図1に示すように、車両1のルーフ2には
サンルーフ装置3が設けられている。このサンルーフ装
置3は、ルーフ2に開閉自在に装着された開閉部材とし
てのルーフパネル4を有している。ルーフ2にはこのル
ーフ2に形成された開口部5の周囲に位置して取り付け
フレーム6が固定されており、また、この取り付けフレ
ーム6には車両前後方向に延びる2本のガイドレール7
a,7bが固定されている。ガイドレール7a,7bに
はそれぞれこれらのガイドレール7a,7bに沿って移
動自在となってシュー8a,8bが装着されており、ル
ーフパネル4はこれらのシュー8a,8bに固定されて
いる。そして、ルーフパネル4はこのシュー8a,8b
と一体にガイドレール7a,7bに案内されて車両前後
方向に開閉するようになっている。
【0022】これらのシュー8a,8bにはそれぞれギ
ヤ付きの駆動ケーブル9a,9bの一端が連結されてい
る。これらの駆動ケーブル9a,9bはそれぞれ車両前
方側に取り回され、取り付けフレーム6の車両前方側に
回転自在に装着された駆動ギヤ10に係合されるように
なっている。そして、駆動ケーブル9a,9bは駆動ギ
ヤ10の回転により互いに逆向きとなって軸方向に作動
され、ルーフパネル4はこの駆動ケーブル9a,9bに
押し引きされて開閉されるようになっている。したがっ
て、この駆動ギヤ10の回転方向によりそれぞれの駆動
ケーブル9a,9bの作動方向が決まり、これによりル
ーフパネル4の移動方向が決まることになる。
【0023】この駆動ギヤ10を回転駆動するために、
このサンルーフ装置3にはサンルーフモータ20が設け
られている。
【0024】図2(a)、(b)および図3に示すよう
に、サンルーフモータ20は、電動モータ21にアクチ
ュエータケース22が固定された構造となっている。そ
して、このアクチュエータケース22はギヤケース2
3、基板ケース24およびモータカバー25とを有して
いる。
【0025】減速機構ケースとしてのギヤケース23は
電動モータ21のヨーク21aの取り付け部23aとこ
の取り付け部23aと一体に形成されたギヤ収容部23
bとを有しており、取り付け部23aにおいて電動モー
タ21のヨーク21aの端面に固定されている。図4に
示すように、電動モータ21の回転出力軸であるアマチ
ュア軸26にはウォームギヤ26aが形成されており、
このウォームギヤ26aは取り付け部23aを貫通して
ギヤ収容部23bに向けて突出するようになっている。
また、電動モータ21にはアマチュア軸26に固定され
たマグネット27と、このマグネット27の近傍におい
て、後述する制御基板51上に設けられた互いに90度
の位相角を有する2つのホールIC28a,28bとを
有する回転数センサ29が設けられている。そして、こ
の回転数センサ29はアマチュア軸26が回転すること
によりそれぞれのホールIC28a,28bから、アマ
チュア軸26の回転に応じたパルス信号を出力するよう
になっている。
【0026】ギヤ収容部23bは底付き円筒状に形成さ
れてその一面に開口部23cを有する形状となってい
る。そして、このギヤ収容部23bの内部にはウォーム
ギヤ26aを含む減速機構としてのウォームギヤ機構3
0が収容されている。
【0027】ウォームギヤ機構30は、前述のウォーム
ギヤ26aに加えてウォームホイル31、従動プレート
32およびダンパ機構33とを有している。ウォームホ
イル31はギヤ収容部23bの底壁34側に配置されて
おり、底壁34から円筒状に突出して形成されたボス部
35の外周面に回転自在に支持されている。また、ウォ
ームホイル31はウォームギヤ26aと噛み合わされて
おり、アマチュア軸26の回転を大きな減速比で減速し
て回転するようになっている。
【0028】ボス部35にはこのサンルーフモータ20
の出力軸36が回転自在に支持されている。そして、こ
の出力軸36の一端には従動プレート32が一体回転可
能に嵌合されCリング37にて出力軸36の軸方向への
抜止め固定がされている。これにより、従動プレート3
2はウォームホイル31の側面においてウォームホイル
31と同軸に、この出力軸36と一体に回転するように
なっている。
【0029】ダンパ機構33はウォームホイル31と従
動プレート32との間に設けられており、ウォームホイ
ル31の回転はこのダンパ機構33を介して従動プレー
ト32に伝達されるようになっている。つまり、ダンパ
機構33は、ウォームホイル31の従動プレート32と
対向する側面に120度間隔で形成された3つの係合突
起38と、従動プレート32のウォームホイル31と対
向する側面に120度間隔で形成された3つの係合突起
39と、これらの係合突起38,39と嵌合する60度
間隔で形成された6つの孔を有するダンパゴム40とを
有している。そして、ウォームホイル31が回転する
と、その回転力は係合突起38からダンパゴム40を介
して係合突起39に伝達されて従動プレート32を回転
させるようになっている。
【0030】このような構造により、出力軸36はウォ
ームギヤ機構30を介して電動モータ21の回転が減速
して伝達され、回転駆動されるようになっている。そし
て、駆動ギヤ10は、ギヤ収容部23bの底壁34から
外部に向けて突出する出力軸36の先端に固定され、出
力軸36と一体に回転するようになっている。
【0031】基板ケース24は開口部24aを有するバ
スタブ状に形成されており、開口部24aの開口方向が
開口部23cの開口方向と同一方向に向くようにこのギ
ヤケース23に隣接して配置されている。そして、基板
ケース24はギヤケース23に嵌合されるとともにギヤ
ケース23の取り付け部23aにねじ固定されている。
【0032】基板ケース24には制御装置50が収容さ
れており、この制御装置50は複数の電気回路素子によ
り形成される制御回路が設けられた制御基板51を有し
ている。制御基板51におけるアマチュア軸26に固定
されたマグネット27と対向する位置には、取り付け部
23aの外壁を介して、互いに90度の位相角を有する
2つのホールIC28a,28bが設けられている。そ
して、制御基板51は基板ケース24にねじ固定される
ようになっており、また、この制御基板51の先端に固
定された接続カプラ52はこの基板ケース24から突出
するようになっている。
【0033】接続カプラ52には図示しないバッテリや
図示しない車室内に設けられたサンルーフ開閉スイッチ
等と接続された図示しない入力カプラが接続されるよう
になっている。これにより、制御装置50にはバッテリ
からの電力が供給され、また、サンルーフ開閉スイッチ
からのオン、オフ信号が入力されるようになっている。
さらに、この制御基板51には回転数センサ29が接続
されており、この回転数センサ29からのパルス信号に
より、制御装置50はアマチュア軸26の回転数および
回転方向を検出することができるようになっている。
【0034】また、制御基板51には、電動モータ21
の給電端子としてのブラシ給電端子53,54と接続さ
れる2つの電源端子55,56が設けられている。ここ
で、電動モータ21のブラシ給電端子53,54は、そ
れぞれその長さ寸法が異なる長板状に形成されており、
アマチュア軸26と平行となって、電動モータ21の端
面から取り付け部23a側に向けて突出して設けられて
いる。そして、これらのブラシ給電端子53,54は、
取り付け部23aに設けられた図示しない貫通孔を貫通
して、取り付け部23aに形成された電源端子支持ブロ
ック57に支持された状態となって基板ケース24内に
突出している。一方、電源端子55,56は、それぞれ
切り欠き部55a,56aを有するCの字状に形成され
ており、切り欠き部55a,56aを電源端子支持ブロ
ック57側に向けて制御基板51に固定されている。そ
して、それぞれ切り欠き部55a,56aにブラシ給電
端子53,54を狭持した状態となってブラシ給電端子
53,54と接続されるようになっている。これらの電
源端子55,56には制御基板51にて制御された電流
が供給されるようになっており、つまり、この電源端子
55,56を介して電動モータ21に電力が供給される
ことになる。このような構造により、制御装置50は接
続カプラ52を介して供給される電力を制御して電動モ
ータ21に供給し、電動モータ21の作動を制御するこ
とができるようになっている。
【0035】ギヤケース23の開口部23cと基板ケー
ス24の開口部24aとは、カバー部材としてのモータ
カバー25によって閉塞されるようになっている。この
モータカバー25は、それぞれのケース23,24に設
けられた突起部58に係合する爪部59を有しており、
ギヤケース23と基板ケース24とに固定された状態で
ギヤケース23の開口部23cと基板ケース24の開口
部24aとを共に閉塞するようになっている。これによ
り、ギヤケース23の開口部23cと基板ケース24の
開口部24aとはこのモータカバー25によって閉塞さ
れ、さらに、ギヤケース23と基板ケース24とはこの
モータカバー25を介して互いに固定されることにな
る。
【0036】このように、本発明のサンルーフモータ2
0では、ギヤケース23と基板ケース24とはモータカ
バー25を介して互いに固定されることになるので、ギ
ヤケース23に対する基板ケース24の固定剛性が向上
されることになる。したがって、ウォームギヤ機構30
の作動により生じる振動によって基板ケース24が過度
に振動されることが抑制され、制御基板51等の振れ信
頼性を確保して、サンルーフモータ20の信頼性を向上
させることができる。
【0037】また、ギヤケース23と基板ケース24と
の間にはステー60が設けられている。このステー60
は、ギヤ収容部23bの開口部23cの外縁と一致する
形状となる環状に形成された減速機構側固定部としての
ギヤケース側固定部60aとこのギヤケース側固定部6
0aと一体に形成された支持片60bとを有している。
また、この支持片60bの先端部は基板側固定部として
の基板ケース側固定部60cとなっている。そして、ス
テー60は、ギヤケース側固定部60aがギヤ収容部2
3bの開口部23cとモータカバー25との間に狭持さ
れることによりギヤケース23に固定され、また、基板
ケース側固定部60cが基板ケース24に設けられたス
テー取り付け部24bにねじ結合されることにより基板
ケース24に固定されることにより、ギヤケース23と
基板ケース24との間に固定されている。
【0038】このように、本発明のサンルーフモータ2
0では、ギヤケース23と基板ケース24とはステー6
0により互いに固定されることになるので、ギヤケース
23と基板ケース24とがより強固に固定され、その固
定剛性を向上することになる。したがって、ウォームギ
ヤ機構30の作動により生じる振動によって基板ケース
24が過度に振動されることがさらに抑制され、基板ケ
ース24の内部に固定される制御基板51等の振れ信頼
性を確保し、サンルーフモータ20の信頼性を向上させ
ることができる。
【0039】また、ギヤケース側固定部60aはギヤ収
容部23bの開口部23cの外縁と一致する形状に形成
されているので、開口部23cに対するギヤケース側固
定部60aの位置決めが容易となり、このステー60の
組み付けを容易にすることができる。
【0040】さらに、ギヤケース側固定部60aをギヤ
収容部23bとモータカバー25との間に狭持するよう
にしたので、ギヤケース側固定部60aはモータカバー
25と同時にギヤケース23に固定されることになり、
このステー60の組み付けを容易にすることができる。
【0041】モータカバー25のギヤ収容部23bを閉
塞する部分の外面側には、位置検出機構取り付け部70
が設けられている。位置検出機構取り付け部70は壁部
71により区画形成されており、この位置検出機構取り
付け部70には駆動ギヤ10が取り付けられた端部とは
反対側となる出力軸36の端部に接続されたパネル位置
検出機構72が設けられている。
【0042】パネル位置検出機構72は、主軸73、外
歯ギヤ74、内歯ギヤ75、カムプレート76およびリ
ミットスイッチ77とを有しており、主軸73は出力軸
36に接続されている。ここで、出力軸36の駆動ギヤ
10とは逆側の先端には六角形状の嵌合孔78が形成さ
れており、主軸73の端部に形成された六角柱部位73
bがこの嵌合孔78に嵌合固定されるとともにモータカ
バー25に設けられた貫通孔25aを介してモータカバ
ー25の外側に突出するようになっている。これにより
主軸73は出力軸36に同軸に連結され、出力軸36と
一体に回転するようになっている。また、主軸73の端
部には、手動操作用の工具を差し込むための六角形状の
工具孔79が形成されており、緊急時には、図示しない
手動操作用の工具を用いて出力軸36を回転させてルー
フパネル4を開閉することができるようになっている。
【0043】主軸73には主軸73の中心軸に対して偏
心した円盤状の偏心部73aが一体に形成されており、
外歯ギヤ74はこの偏心部73aに装着されている。外
歯ギヤ74は係合孔74aを有しており、この係合孔7
4aにはモータカバー25に突設されたピン80が所望
の遊び代を有して係合している。つまり、外歯ギヤ74
はピン80によって自転することを規制されており、こ
れにより外歯ギヤ74は主軸73の回転により偏心部7
3aの偏心量だけ偏位運動し、前記遊び代に従って揺動
運動するようになっている。
【0044】外歯ギヤ74の外側には、外歯ギヤ74よ
りn歯(たとえば1歯)多い歯数の内歯を有する内歯ギ
ヤ75が、主軸73を中心として回転自在に配設されて
いる。この内歯ギヤ75には円盤状に形成されたカム部
材としてのカムプレート76が固定されており、このカ
ムプレートは内歯ギヤ75と一体に回転するようになっ
ている。また、内歯ギヤ75の外周面にはカム山75a
が形成されている。
【0045】そして、カムプレート76の外周面にもカ
ム山76aが形成されており、検出スイッチとしてのリ
ミットスイッチ77はそのスイッチ部77aが各カム山
75a,76aに摺接するように配置されている。
【0046】検出スイッチとしてのリミットスイッチ7
7はモータカバー25の外側つまりその外面に配置され
ており、そのスイッチ部77aがカム山76aに摺接す
るようになっている。そして、リミットスイッチ77は
ねじ込み方向が出力軸36の軸方向と平行となるねじ部
材81によりモータカバー25に固定されている。ま
た、位置検出機構取り付け部70の上部には壁部71に
係合するように位置検出部カバー82が取り付けられ、
パネル位置検出機構72はこの位置検出部カバー82に
覆われるようになっている。
【0047】このような構成のパネル位置検出機構72
では、出力軸36と一体に主軸73が回転するとそれに
伴い外歯ギヤ74が揺動運動する。外歯ギヤ74の外歯
は内歯ギヤ75の内歯と噛み合っており、外歯ギヤ74
の一回の揺動運動に伴って内歯ギヤ75はn歯分回転す
る。本実施の形態では、主軸73が16回転すると内歯
ギヤ75が1回転するように設定されている。そして、
この内歯ギヤ75とともにカムプレート76が回転し、
各カム山75a,76aがスイッチ部77aに当接する
ことにより、リミットスイッチ77が作動されるように
なっている。つまり、カムプレート76は出力軸36と
連動して回転し、リミットスイッチ77はこのカムプレ
ート76と内歯ギヤ75の回転位置つまり出力軸36の
回転位置に応じた位置検出信号を出力するようになって
いる。なお、このサンルーフモータ20では、ルーフパ
ネル4の全閉時および全開時にリミットスイッチ77が
オフとなるようにリミットスイッチ77および各カム山
75a,76aが設定されている。したがって、このパ
ネル位置検出手段72によりルーフパネル4が全開位置
もしくは全閉位置となったことを検出することができ
る。なお、このとき、リミットスイッチ77からの位置
検出信号と回転数センサ29により検出されたアマチュ
ア軸26の回転数および回転方向との同期を取ることに
より、より正確にルーフパネル4の位置を検出すること
ができるようになっている。
【0048】リミットスイッチ77は位置検出信号を制
御装置50に出力するようになっている。そのため、リ
ミットスイッチ77には2つのスイッチ側接続端子9
0,91が設けられており、また、制御基板51にはこ
れらのスイッチ側接続端子90,91と端子結合される
2つの基板側接続端子92,93が設けられている。
【0049】スイッチ側接続端子90,91はそれぞれ
導体にて平板状に形成されており、リミットスイッチ7
7の本体から突出して設けられている。
【0050】一方、基板側接続端子92,93は所定の
弾性力を有する導体にて形成されており、それぞれ脚部
94,95と接続部96,97とを有している。脚部9
4,95はそれぞれクランク状に曲げて形成されてお
り、基板側接続端子92,93はそれぞれ脚部94,9
5の基端部94a,95aにおいて制御基板51に半田
付けにて固定されている。接続部96は脚部94の先端
部にこの脚部94と一体に形成されており、背面部96
aと、この背面部96aと一体に並列に形成された2つ
の狭持部96b,96cとを有している。同様に、接続
部97は脚部95の先端部にこの脚部95と一体に形成
されており、背面部97aと、この背面部97aと一体
に並列に形成された2つの狭持部97b,97cとを有
している。これらの狭持部96b,96cおよび97
b,97cはそれぞれ互いに対向しており、これらの狭
持部96b,96cおよび97b,97cの背面部96
a,97aとは逆側の部分はそれぞれ雄型端子の導入部
98,99となっている。接続部96,97はモータカ
バー25に形成された接続用貫通孔としての端子突出孔
100を介してモータカバー25の外側に位置する位置
検出機構取り付け部70に突出しており、背面部96
a,97aを前述の壁部71と一体に形成された支持壁
部101と対向させた状態となっている。
【0051】そして、スイッチ側接続端子90,91を
接続方向に移動させるつまりリミットスイッチ77を接
続部96,97に対して相対移動させ、スイッチ側接続
端子90,91を導入部98,99側から背面部96
a,97a側に向けてそれぞれの接続部96,97に差
し込むことにより、スイッチ側接続端子90が狭持部9
6b,96cとの間に挟まれて接続され、また、スイッ
チ側接続端子91が狭持部97b,97cとの間に挟ま
れることにより接続されるようになっている。これによ
り、リミットスイッチ77は端子突出孔100を介して
基板側接続端子92,93によって制御基板51に接続
され、位置検出信号を制御装置50に出力することがで
きるようになっている。そして、制御装置50は、この
リミットスイッチ77から入力される位置検出信号に基
づいて電動モータ21の制御を行うことになる。
【0052】ここで、サンルーフモータ20は概ね以下
の手順で組み付けられる。
【0053】まず、ギヤケース23をその取り付け部2
3aにおいて電動モータ21のヨーク21aの一端に固
定し回転数センサ29を取り付ける。次に、出力軸36
をギヤ収容部23bのボス部35に装着し、このギヤ収
容部23bの開口部23c側からウォームホイル31、
ダンパゴム40および従動プレート32を順に組み付
け、Cリング37にてこれらを固定する。このとき、電
動モータ21のブラシ給電端子53,54はギヤケース
23に設けられた貫通孔を貫通して電源端子支持ブロッ
ク57に支持された状態となる。
【0054】次に、基板ケース24をギヤケース23の
底壁34側から出力軸36に沿って移動させてギヤケー
ス23に組み付ける。そして、この基板ケース24内に
位置するように制御基板51をギヤケース23の開口部
23c側から固定する。このとき、アマチュア軸26に
固定されたマグネット27と対向するように、制御基板
51上に設けられた2つのホールIC28a,28b
が、取り付け部23aの外壁を介して位置するようにな
っている。また、電動モータ21のブラシ給電端子5
3,54が制御基板51に設けられた電源端子55,5
6に係合されて接続されることになる。
【0055】このように、本発明のサンルーフモータ2
0では、電動モータ21のブラシ給電端子53,54を
基板ケース24内に突出させ、制御基板51を基板ケー
ス24に固定することにより、ブラシ給電端子53,5
4と電源端子55,56つまり制御基板51とが接続さ
れるようにしたので、このサンルーフモータ20の組み
付けを容易にすることができる。
【0056】次に、ステー60のギヤケース側固定部6
0aをギヤ収容部23aの開口部23cに合わせて配置
し、このギヤケース側固定部60aを挟み込むとともに
基板側接続端子92,93が端子突出孔100から突出
するようにモータカバー25を取り付け、ギヤケース2
3と基板ケース24の開口部を閉塞する。そして、基板
ケース側固定部60cをステー取り付け部24bにねじ
固定する。
【0057】一方、パネル位置検出機構72は、主軸7
3、外歯ギヤ74、内歯ギヤ75およびカムプレート7
6を予めユニット化して組み付けておく。そして、図8
に示すように、リミットスイッチ77をスイッチ側接続
端子90,91が導入部98,99と対向するように配
置し、この状態からリミットスイッチ77を接続方向つ
まり出力軸36の側からこの出力軸36から離れる方向
に移動させてスイッチ側接続端子90,91を基板側接
続端子92,93の接続部96,97に差し込んで端子
結合させる。これにより、リミットスイッチ77は基板
側接続端子92,93に仮固定された状態となる。
【0058】このとき、接続部96,97にはスイッチ
側接続端子90,91の差し込みにより支持壁部101
側に向く押し力が加えられることになるが、接続部9
6,97は背面部96a,97aにおいて支持壁部10
1と近接して対向しているので、この押し力は支持壁部
101により支持されることになる。
【0059】次に、リミットスイッチ77に設けられた
貫通孔77bにねじ部材81を挿入し、出力軸36の軸
方向と平行な方向からねじ部材81をねじ込むことによ
りリミットスイッチ77をモータカバー25に固定す
る。
【0060】そして、ユニット化された主軸73、外歯
ギヤ74、内歯ギヤ75およびカムプレート76を取り
付け、その上部に位置検出部カバー82を取り付ける。
【0061】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態に
おいては、出力軸36は車両1に開閉自在に設けられた
ルーフパネル4を駆動するようになっているが、これに
限らず、他の部材を駆動するようにしてもよい。
【0062】さらに、本実施の形態におけるサンルーフ
モータ20では、モータカバー25に、外歯ギヤ74、
内歯ギヤ75、カムプレート76、リミットスイッチ7
7等を組み付けずに位置検出部カバー82を取り付けれ
ば、位置検出機能を省略した安価なサンルーフモータと
することもできる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、減速機構ケースと基板
ケースとはカバー部材により互いに固定されることにな
るので、減速機構ケースに対する基板ケースの固定剛性
が向上されることになる。したがって、減速機構の作動
により生じる振動によって基板ケースが過度に振動され
ることが抑制され、制御基板の振れ信頼性を確保して、
この電動アクチュエータの信頼性を向上させることがで
きる。
【0064】また、本発明によれば、電動モータ給電端
子を基板ケース内に突出させ、制御基板を基板ケースに
固定することにより給電端子と制御基板とが接続される
ようにしたので、この電動アクチュエータの組み付けを
容易にすることができる。
【0065】さらに、本発明によれば、減速機構ケース
と基板ケースとはステーを介して互いに固定されること
になるので、減速機構ケースと基板ケースとがより強固
に固定され、その固定剛性が向上されることになる。し
たがって、制御基板の振れ信頼性が確保されることにな
り、この電動アクチュエータの信頼性を向上させること
ができる。
【0066】さらに、本発明によれば、ステーの減速機
構側固定部は減速機構ケースの開口部外縁と一致する形
状に形成されているので、開口部に対するステーの位置
決めが容易となり、この電動アクチュエータの組み付け
を容易にすることができる。
【0067】さらに、ギヤケース側固定部60aをギヤ
収容部23bとモータカバー25との間に狭持するよう
にしたので、ギヤケース側固定部60aはモータカバー
25と同時にギヤケース23に固定されることになり、
このステー60の組み付けを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるサンルーフモータ
を有するサンルーフ装置が装着された車両の概略を示す
平面図である。
【図2】(a)、(b)は、それぞれ図1に示すサンル
ーフモータの詳細を示す斜視図である。
【図3】図1に示すサンルーフモータの構成を示す分解
斜視図である。
【図4】図1に示すサンルーフモータの構造を示す一部
切り欠き断面図である。
【図5】図2(b)に示すA−A線に沿う断面図であ
る。
【図6】電動モータと制御基板との接続部分の詳細を示
す斜視図である。
【図7】リミットスイッチと基板との接続状態を示す斜
視図である。
【図8】(a),(b)は図7に示すリミットスイッチ
の組み付け方法を示す平面図である。
【符号の説明】
1 車両 2 ルーフ 3 サンルーフ装置 4 ルーフパネル 5 開口部 6 取り付けフレーム 7a,7b ガイドレール 8a,8b シュー 9a,9b 駆動ケーブル 10 駆動ギヤ 20 サンルーフモータ 21 電動モータ 21a ヨーク 22 アクチュエータケース 23 ギヤケース 23a 取り付け部 23b ギヤ収容部 23c 開口部 24 基板ケース 24a 開口部 24b ステー取り付け部 25 モータカバー 25a 貫通孔 26 アマチュア軸 26a ウォームギヤ 27 マグネット 28a,28b ホールIC 29 回転数センサ 30 ウォームギヤ機構 31 ウォームホイル 32 従動プレート 33 ダンパ機構 34 底壁 35 ボス部 36 出力軸 37 Cリング 38 係合突起 39 係合突起 40 ダンパゴム 50 制御装置 51 制御基板 52 接続カプラ 53,54 ブラシ給電端子 55,56 電源端子 55a,56a 切り欠き部 57 電源端子支持ブロック 58 突起部 59 爪部 60 ステー 60a ギヤケース側固定部 60b 支持片 60c 基板ケース側固定部 70 位置検出機構取り付け部 71 壁部 72 パネル位置検出機構 73 主軸 73a 偏心部 73b 六角柱部位 74 外歯ギヤ 74a 係合孔 75 内歯ギヤ 75a カム山 76 カムプレート 76a カム山 77 リミットスイッチ 77a スイッチ部 77b 貫通孔 78 嵌合孔 79 工具孔 80 ピン 81 ねじ部材 82 位置検出部カバー 90,91 スイッチ側接続端子 92,93 基板側接続端子 94,95 脚部 94a,95a 基端部 96,97 接続部 96a,97a 背面部 96b,96c 狭持部 97b,97c 狭持部 98,99 導入部 100 端子突出孔 101 支持壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 礒 幸義 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 Fターム(参考) 3J063 AA01 AB03 AC01 BA01 BA09 CA01 CD45 CD67 XA11 XB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータと、前記電動モータの回転を
    減速して出力軸に伝達する減速機構と、前記電動モータ
    を制御する制御基板とを有する電動アクチュエータであ
    って、 開口部が設けられ、前記電動モータに固定されるととも
    に前記減速機構を収容する減速機構ケースと、 前記減速機構ケースの開口部と同一方向に向く開口部が
    設けられ、前記減速機構ケースに固定されるとともに前
    記制御基板を収容する基板ケースと、 前記減速機構ケースと前記基板ケースとに固定され、前
    記減速機構ケースの開口部と前記基板ケースの開口部と
    を閉塞するカバー部材とを有することを特徴とする電動
    アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動アクチュエータにお
    いて、前記基板ケースが、前記出力軸の軸方向に沿って
    前記減速機構ケースの底壁側から前記減速機構ケースに
    組み付けられることを特徴とする電動アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電動アクチュエ
    ータにおいて、前記電動モータの給電端子が前記基板ケ
    ース内に突出し、前記制御基板を前記基板ケース内に固
    定することにより前記給電端子と前記制御基板とが接続
    されることを特徴とする電動アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電
    動アクチュエータにおいて、前記減速機構ケースに固定
    される減速機構側固定部と前記基板ケースに固定される
    基板側固定部とを有し、前記減速機構ケースと前記基板
    ケースとの間に固定されるステーが設けられていること
    を特徴とする電動アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電動アクチュエータにお
    いて、前記減速機構ケースと前記カバー部材との間に前
    記減速機構側固定部が狭持されることにより前記ステー
    が前記減速機構ケースに固定されることを特徴とする電
    動アクチュエータ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電動アクチュエータにお
    いて、前記減速機構側固定部が前記減速機構ケースの開
    口部外縁に一致する形状に形成されていることを特徴と
    する電動アクチュエータ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電
    動アクチュエータにおいて、前記出力軸が車両のルーフ
    に開閉自在に装着された開閉部材と接続され、前記出力
    軸の回転により前記開閉部材が開閉されることを特徴と
    する電動アクチュエータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013067363A (ja) * 2011-09-23 2013-04-18 Hyundai Motor Co Ltd パノラマサンルーフガラスおよびロールブラインドの同時駆動のための単一モータ構造
CN110219967A (zh) * 2019-05-31 2019-09-10 陕西法士特齿轮有限责任公司 一种具有隔振装置的自动变速器
WO2020022820A1 (ko) * 2018-07-27 2020-01-30 우리산업 주식회사 모듈형 기어 박스가 장착된 액추에이터

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