JP4238121B2 - モータ - Google Patents

モータ Download PDF

Info

Publication number
JP4238121B2
JP4238121B2 JP2003396164A JP2003396164A JP4238121B2 JP 4238121 B2 JP4238121 B2 JP 4238121B2 JP 2003396164 A JP2003396164 A JP 2003396164A JP 2003396164 A JP2003396164 A JP 2003396164A JP 4238121 B2 JP4238121 B2 JP 4238121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
connector
unit
housing
gear housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003396164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005160230A (ja
Inventor
博 国分
達也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2003396164A priority Critical patent/JP4238121B2/ja
Publication of JP2005160230A publication Critical patent/JP2005160230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4238121B2 publication Critical patent/JP4238121B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

本発明は、モータ部と減速部とが一体に組み付けられた減速機付きモータに関するものである。
従来、車両用パワーウィンドモータ等の減速機付きモータには、モータ部と減速部とが一体に組み付けられたモータアッセンブリに、該モータアッセンブリと別体に形成されたコネクタ部を組み付けたものがある。
例えば、特許文献1には、外部電源が接続されるコネクタとモータ部の回転を制御する制御部とが一体に形成されたコネクタ部をモータアッセンブリに対して後から装着する構成のパワーウィンドモータが開示されている。そして、このような構成とすれば、制御部をモータ部又は減速部の何れかのハウジング内に内蔵する減速機付きモータのように、同ハウジングの開口部に複雑且つ高価な防水加工を施す必要がなくなるので、低コスト化を図ることができる。また、組付構造が単純であることから組み付け工程が容易になるとともに組み付けミスを抑制することができる。
米国特許第5245258号明細書
しかし、上記特許文献1に記載の従来の減速機付きモータは、モータアッセンブリに対してコネクタ部を差し込んだ後、螺子等により該コネクタ部をハウジングに固定する構造であるため、螺子等の固定部材やその固定工程を含めた場合、部品点数及び組み付け工程が増加してしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数及び組み付け工数を低減することができるモータを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、駆動源としてのモータ部と、該モータ部の回転を減速する減速部と、前記モータ部及び前記減速部とは別体で設けられ前記モータ部に駆動電力を供給するためのコネクタ部とを備え、前記モータ部及び前記減速部は、前記モータ部のヨークハウジングと前記減速部のギヤハウジングとが固定されることにより一体的に組み付けられてなるモータであって、前記コネクタ部は、前記ヨークハウジング及び前記ギヤハウジングを固定する固定部材のうちの少なくとも一つの該固定部材にて前記ヨークハウジング及び前記ギヤハウジングと共に固定され、前記ヨークハウジング及び前記ギヤハウジングは、軸線方向に沿って互いの開口部を合わせるように組み付けられ、前記ギヤハウジングは、前記軸線方向と直交する方向に延びる着座面を有するギヤハウジング側固定部を備え、前記コネクタ部は、コネクタ側固定部の固定面が前記着座面に当接されるよう組み付けられ、前記コネクタ側固定部と前記ヨークハウジングとの間に前記ギヤハウジング側固定部を挟持するように固定されることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、前記モータ部は、給電ブラシを保持するブラシホルダを備え、前記コネクタ部は、該ブラシホルダと別体で設けられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、前記モータ部は、前記ヨークハウジングの開口部に設けられ前記モータ部と前記コネクタ部とを電気的に接続するモータ側接続端子を備え、前記着座面には、前記モータ側接続端子に対応する位置に設けられ前記着座面と前記ギヤハウジングの開口部とを連通する挿入孔が形成され、前記コネクタ部は、前記固定面に設けられ前記挿入孔を介して前記モータ側接続端子と接続されるコネクタ側接続端子を備えることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、前記コネクタ側接続端子は、前記固定面に形成された端子挿通孔から突出され、前記コネクタ部は、少なくとも前記端子挿通孔の周縁がシール部材にて被覆されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、前記コネクタ部は、前記モータ部の回転を制御する制御部を一体的に備えることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、前記ギヤハウジングは、前記モータ部の回転軸に連結されるウォーム軸を収容するウォーム軸収容部と、前記ウォーム軸に連結されるホイールを収容するホイール収容部と備え、前記ギヤハウジング側固定部は、前記ウォーム軸収容部を挟んで前記ホイール収容部の反対側に設けられ、前記コネクタ部は、前記モータ部の回転を制御する制御部を一体的に備え、前記制御部は、外部電源が接続されるコネクタと前記ウォーム軸収容部との間に配置されることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、前記端子挿通孔は、前記制御部を構成する制御基板を収容する第1収容部に連通され、前記コネクタ側接続端子は、前記制御基板の一端側に設けられることを要旨とする。
請求項8に発明は、前記制御基板の一端側に設けられたホール素子を備え、該ホール素子は、前記端子挿通孔から突出され、前記挿入孔に挿入されることにより、前記モータ部の回転軸と一体回転するセンサマグネットと対向する位置に配置されることを要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、コネクタ部はモータ部及び減速部と共に少なくとも一つの固定部材により組み付けられるので組み付け工数が低減される。また、コネクタ部を固定するための専用の固定部材が不要となるので部品点数が低減される。更に、コネクタ部固定用の固定部材を配置するスペースが必要なくモータの小型化が可能である。
また、ヨークハウジングとギヤハウジングとの組み付け方向とコネクタ部の組み付け方向とが同一になるので組付けが容易になる。更に、コネクタ側固定部とヨークハウジングとの間にギヤハウジング側固定部を挟持するので確実に固定することが可能になる。
請求項3に記載の発明によれば、コネクタ部とモータ部との電気的接続方向がコネクタ部の組み付け方向と同一の方向となる。従って、コネクタ部の組み付け方向に沿って、着座面に形成された挿入孔内にコネクタ側接続端子を挿入することにより該コネクタ側接続端子とモータ側接続端子との接続が可能になる。従って、容易且つ確実にコネクタ部を組み付けることが可能になる。更に、挿入孔の周囲のみをシールするだけで防水が可能である。
請求項4に記載の発明によれば、コネクタ部の固定面が着座面に当接しシール部材が着座面に密着することにより、挿入孔及び端子挿通孔がシールされる。更に、コネクタ部側をシール部材にて被覆する構成であるため、例えば、このシール部材をコネクタブーツと一体に成形することが可能である。従って、部品点数を削減し低コスト化を図ることができるとともに、組み付け作業を低減することが可能になる。
請求項5に記載の発明によれば、ギヤハウジング内に制御部を収容する制御部内蔵型の減速機付きモータと比較してギヤハウジングのサイズが小さくなる。更に、制御部がモータの外部に配置される(制御部を一体に備えていない)ノーマルモータと比較しても、ギヤハウジングのサイズに大きな差異がないので、実際の組立工程においては、ノーマルモータと同一の搬送ラインを共用することが可能となる。その結果、新たなラインを新設する必要がないので、さらに製造コストを抑制することが可能になる。
請求項6に記載の発明によれば、制御部が外部電源が接続されるコネクタとウォーム軸収容部との間のデッドスペースに配置されるのでモータが小型化される。
請求項7に記載の発明によれば、コネクタ側接続端子と制御基板とを接続する配線が省略される。従って、低コスト化が図られるとともに組み付け作業が容易になる。加えて配線の接続ミスが防止される。
請求項8に記載の発明によれば、ホール素子に接続される配線が省略されるので、低コスト化が図られるとともに組み付け作業が容易になる。加えて配線の接続ミスが防止される。
本発明によれば、部品点数及び組み付け工数を低減することが可能なモータを提供することができる。
以下、本発明を減速機付きモータに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態のモータ1は、駆動源としてのモータ部2と、該モータ部2の回転を減速する減速部3と、モータ部2に駆動電力を供給するためのコネクタ部4とを備えている。
図1に示すように、モータ部2は、電機子7と、電機子7を収容するヨークハウジング8と、給電ブラシ9を保持するブラシホルダ10とを備えている。
図1及び図4に示すように、本実施形態のヨークハウジング8は、略有底扁平円筒状に形成されている。ヨークハウジング8の内周面には複数のマグネット11が固定されており、底部中央には軸受13が形成されている。そして、電機子7は、その回転軸12の基端部が軸受13に軸支されることにより、各マグネット11に囲まれるようヨークハウジング8内に回転可能に収容されている。
図1及び図3に示すように、ブラシホルダ10は、ヨークハウジング8の開口部8a(図4参照)を略覆う形状に形成され、該開口部8aに嵌着されている。尚、ブラシホルダ10の外周部には、その全周に亘ってシール部10dが形成されており、該シール部10dに被覆されたシール部材10eがヨークハウジング8の開口部8a及びギヤハウジングの開口部23aに密着することにより両開口部を密閉している。
ブラシホルダ10の中央部には軸受14が設けられており、ブラシホルダ10は、該軸受14にて回転軸12の先端部近傍を回転可能に軸支している。そして、電機子7の整流子15に対して給電ブラシ9が摺接されるよう該給電ブラシ9を保持している。
また、図3に示すように、ブラシホルダ10のギヤハウジング側の面10aには、ヨークハウジング8の開口部8aから回転軸12の軸線方向、即ちヨークハウジング8(及びギヤハウジング23)の軸線L0方向に向かって延設されたモータ側接続端子16が設けられている。モータ側接続端子16は、図示しない配線にて各給電ブラシ9と接続されており、モータ部2は、このモータ側接続端子16とコネクタ側接続端子51とが接続されることによりコネクタ部4と電気的に接続される。そして、モータ部2は、コネクタ部4から供給された駆動電力が給電ブラシ9を介して電機子7に給電されることにより回転軸12が回転する。
図1に示すように、減速部3は、ウォーム軸21及びホイール22と、該ウォーム軸21及びホイール22を収容するギヤハウジング23とを備えている。
ギヤハウジング23は、ウォーム軸収容部25とホイール収容部26とを備えている。ウォーム軸21は、軸受27に軸支されることによりウォーム軸収容部25内に回転可能に収容され、ホイール22は、ホイール収容部26内に回転可能に収容されている。
ウォーム軸21の一端は、クラッチ28を介してモータ部2の回転軸12と連結されている。クラッチ28は、回転軸12に固定され該回転軸12と一体回転する駆動側回転体31と、ウォーム軸21に固定され該ウォーム軸21と一体回転する従動側回転体32と備えている。そして、クラッチ28は、駆動側回転体31からの回転力を従動側回転体32に伝達する一方、従動側回転体32からの回転力は駆動側回転体31に伝達しないよう構成されている。尚、本実施形態では、駆動側回転体31には、センサマグネット33が設けられている(図3参照)。
ウォーム軸21のウォーム部21aは、ホイール22と連結されている。即ち、ウォーム軸21は、モータ部2に駆動されることにより回転しモータ部2の回転力をホイール22に伝達する。そして、ホイール22は、ウォーム軸21の回転を減速し該ホイール22の中心に固定された出力軸34へと伝達する(図2参照)。
図1〜図3及び図5に示すように、コネクタ部4は、図示しない外部電源が接続されるコネクタ35と、モータ部2の回転を制御する制御部36と、コネクタ35及び制御部36を支持する支持部37とを備えている。本実施形態では、支持部37は平板状に形成されている。そして、コネクタ35及び制御部36は、この支持部37とともに一体的に形成されている。
詳述すると、コネクタ35は、外部電源接続部35aと、該外部電源接続部35aへの被水を防止するためのコネクタブーツ41を備えている。尚、本実施形態では、コネクタブーツ41は、エラストマからなり、略円筒状に形成されている。そして、コネクタ35は、そのコネクタブーツ41の径方向と支持部37とが直交するように該支持部37に支持されている。
一方、図2に示すように、制御部36は、コンデンサ42、チョークコイル43及び制御基板(モールドIC)44から構成されている。図5に示すように、支持部37の一端には、コネクタ側固定部45が形成されており、図2に示すように、制御基板44は、このコネクタ側固定部45に設けられた第1収容部46内に収容されている。そして、コンデンサ42及びチョークコイル43は、この第1収容部46に隣接してコネクタ35側に設けられた第2収容部47内に収容されている。そして、制御基板44は、支持部37内に埋設された配線49にてコネクタ35の外部電源接続部35aと接続されている。
図2及び図6に示すように、制御基板44は該制御基板44の一端から延設されたコネクタ側接続端子51を備えており、コネクタ側固定部45の固定面52には、該固定面52と第1収容部46とを連通する端子挿通孔53が形成されている(図5参照)。本実施形態では、制御基板44は、固定面52に対し傾斜して第1収容部46に収容されており、コネクタ側接続端子51は端子挿通孔53に挿通されている。そして、コネクタ側接続端子51の先端は固定面52から突出している。
尚、本実施形態では、制御部36は、コネクタ側接続端子51と同様に制御基板44の一端から延設されたホール素子としてのホールIC54を備えており、ホールIC54もまた端子挿通孔53に挿通され、その先端が固定面52から突出している(図5参照)。
コネクタ部4は、コネクタ側接続端子51とモータ側接続端子16とが接続されることによりモータ部2と電気的に接続される。そして、制御部36は、モータ部2へ供給される駆動電力を制御することによりモータ部2の回転を制御し、減速部3の出力軸34に連結された駆動対象装置(パワーウィンドレギュレータ等)の作動を制御する。詳しくは、特に、異物挟み込み防止についての制御を行う。
次に、本実施形態のモータ1を構成するモータ部2、減速部3及びコネクタ部4の組付構造について説明する。
[組付構造]
図3に示すように、モータ部2のヨークハウジング8及び減速部3のギヤハウジング23は、互いの開口部8a及び開口部23aを合わせるように軸線L0方向(回転軸12及びウォーム軸21の軸線方向)に沿って組み付けられ、固定部材及び締結部材としてのボルト55及びナット56にて締結される。
本実施形態では、ギヤハウジング23は、コネクタ部4を固定するためのギヤハウジング側固定部58を備えている。ギヤハウジング側固定部58は、ギヤハウジングの軸線であるウォーム軸収容部25を挟んでホイール収容部26と反対側に形成されており、ギヤハウジング23の軸線方向、即ち軸線L0方向に対し直交する方向に向かって延びる着座面59を有している。そして、コネクタ部4は、この着座面59にコネクタ側固定部45の固定面52が当接するよう軸線L0方向に沿ってギヤハウジング側固定部58に組み付けられる。そして、制御部36は、コネクタ35とウォーム軸収容部25との間に配置される。
ギヤハウジング側固定部58の着座面59には、該着座面59とギヤハウジング23の開口部23aとを連通する挿入孔60が形成されており、該挿入孔60は、ヨークハウジング8とギヤハウジング23との組み付け状態において、モータ部2(ブラシホルダ10)のモータ側接続端子16に対向する位置に形成されている。
コネクタ部4は、この挿入孔60内にコネクタ側固定部45の端子挿通孔53から突出したコネクタ側接続端子51及びホールIC54を挿入するようにギヤハウジング側固定部58に組み付けられる。そして、コネクタ側接続端子51とモータ側接続端子16とが接続されることにより、モータ部2と電気的に接続される。
尚、図6に示すように、本実施形態では、コネクタ側固定部45に形成された端子挿通孔53周縁の固定面52は、シール部材(エラストマ)52aにて被覆されている。そして、コネクタ部4の組み付け時には、このシール部材52aがギヤハウジング側固定部58に形成された挿入孔60周縁の着座面59に密着することにより端子挿通孔53及び挿入孔60をシールするようになっている。
また、ホールIC54は、挿入孔60内に挿入されることにより、センサマグネット33の近傍に対向配置されるよう設定されている。そして、コネクタ部4の制御部36は、このホールIC54が出力するパルス信号に基づいて、モータ部2の回転状態を検出する。
コネクタ部4は、ギヤハウジング側固定部58を挟んでコネクタ側固定部45とヨークハウジング8との間に掛け渡されたボルト55及びナット56にて締め付けられることにより、ヨークハウジング8との間にギヤハウジング側固定部58を挟持するようにヨークハウジング8及びギヤハウジング23と共に固定される。
詳述すると、図4に示すように、モータ部2のヨークハウジング8の開口部8aには、該開口部8aから径方向外側に向かって延設された一対のフランジ部61,62が形成されており、各フランジ部61,62には、ボルト55が挿通される複数の挿通孔63が形成されている。本実施形態では、ギヤハウジング23との組み付け状態においてギヤハウジング側固定部58側に配置されるフランジ部61には2つの挿通孔63a,63bが形成され、ホイール収容部26側に配置されるフランジ部62には挿通孔63cが形成されている(図3参照)。
一方、図3に示すように、コネクタ側固定部45は、ナット56a(56b)が配設される締結部65を備えている。締結部65は、ギヤハウジング側固定部58への組み付け状態においてフランジ部61の挿通孔63a,63bに対応する位置に形成されており、コネクタ側固定部45の固定面52には、該固定面52と締結部65とを連通する挿通孔66a,66bが形成されている。
また、ギヤハウジング側固定部58には、フランジ部61の挿通孔63a,63b及びコネクタ側固定部45の挿通孔66a,66bに対応する挿通孔67a(67b)が形成されている。そして、フランジ部61の挿通孔63a,63bに挿入されたボルト55a(55b)は、ギヤハウジング側固定部58の挿通孔67a(67b)及びコネクタ側固定部45の該挿通孔66a,66bに挿通され締結部65に配設されたナット56a(56b)に螺合される。
そして、コネクタ部4は、ボルト55a(55b)及びナット56a(56b)にて締め付けられることにより、コネクタ側固定部45とフランジ部61との間にギヤハウジング側固定部58を挟持するようにヨークハウジング8及びギヤハウジング23と共に固定される。
また、図3に示すように、ギヤハウジング23のホイール収容部26側には、フランジ部62の挿通孔63cに対応する締結部68が形成されており、フランジ部62の挿通孔63cに挿入されたボルト55cは挿通孔69に挿通され、締結部68に配設されたナット56cに螺合される。そして、ヨークハウジング8及びギヤハウジング23は、ホイール収容部26側において、このボルト55c及びナット56cにより締結される。
以上、本実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)モータ1は、モータ部2と、該モータ部2の回転を減速する減速部3と、モータ部2に駆動電力を供給するためのコネクタ部4とを備え、モータ部2のヨークハウジング8及び減速部3のギヤハウジング23は、軸線L0方向に沿って互いの開口部8a及び23aを合わせるように組み付けられボルト55及びナット56にて締結される。ギヤハウジング23は、軸線L0方向に対し直交する方向に向かって延びる着座面59を有するギヤハウジング側固定部58を備え、コネクタ部4は、着座面59にそのコネクタ側固定部45の固定面52が当接するようギヤハウジング側固定部58に組み付けられる。そして、コネクタ部4は、ギヤハウジング側固定部58を挟んでコネクタ側固定部45とヨークハウジング8との間に掛け渡されたボルト55及びナット56にて締め付けられることにより、ヨークハウジング8との間にギヤハウジング側固定部58を挟持するようにヨークハウジング8及びギヤハウジング23と共に固定される。
このような構成とすれば、コネクタ部4はモータ部2及び減速部3と共に組み付けられるので、組み付け工数を低減することができる。また、コネクタ部4を固定するための固定部材が不要となるので部品点数を低減することができる。更に、コネクタ部4固定用の固定部材を配置するスペースが必要ないのでモータの小型化を図ることができる。
また、ヨークハウジング8とギヤハウジング23との組み付け方向とコネクタ部4の組み付け方向とが同一であるので容易に組付けを行うことができる。更に、コネクタ側固定部45とヨークハウジング8との間にギヤハウジング側固定部58を挟持するので確実に固定することができる。
(2)モータ部2(ブラシホルダ10)は、ヨークハウジング8の開口部8aから軸線L0方向に向かって延設されたモータ側接続端子16を備え、コネクタ部4は、コネクタ側固定部45の固定面52から突出するコネクタ側接続端子51を備える。そして、ギヤハウジング側固定部58の着座面59には、モータ側接続端子16に対向する位置に、着座面59とギヤハウジング23の開口部23aとを連通する挿入孔60を形成する。
このような構成とすれば、コネクタ部4とモータ部2との電気的接続方向がコネクタ部4の組み付け方向と同一の方向となる。従って、コネクタ部4の組み付け方向に沿って、挿入孔60内にコネクタ側接続端子51を挿入することにより該コネクタ側接続端子51とモータ側接続端子16との接続が可能になる。従って、容易且つ確実にコネクタ部4を組み付けることができる。更に、挿入孔60の周囲のみをシールするだけで防水が可能である。
(3)コネクタ側接続端子51は、コネクタ側固定部45に形成された端子挿通孔53から突出され、該端子挿通孔53周縁の固定面52は、シール部材(エラストマ)52aにて被覆されている。
このような構成とすれば、コネクタ部4の組み付け時には、このシール部材52aがギヤハウジング側固定部58に形成された挿入孔60周縁の着座面59に密着することにより端子挿通孔53及び挿入孔60を確実にシールすることができる。
(4)コネクタ部4は、外部電源に接続されるコネクタ35とモータ部2の回転を制御する制御部36とを備え、コネクタ35と制御部36とが一体に形成されてなる。このような構成とすれば、ギヤハウジング内に制御部36を収容する制御部内蔵型の減速機付きモータと比較してギヤハウジング23を小型化することができる。そして、特に、ギヤハウジング23のサイズについては、制御部がモータの外部に配置される(制御部を一体に備えていない)ノーマルモータのギヤハウジングと大きな差異がないため、実際の組立工程においては、ノーマルモータと同一の搬送ラインを共用し混流することが可能である。つまり、本実施形態のモータ1を製造するために新たなラインを新設する必要がない。従って、更に製造コストを抑制することができる。
(5)ギヤハウジング側固定部58は、ギヤハウジング23の軸線であるウォーム軸収容部25を挟んでホイール収容部26と反対側に形成され、制御部36は、コネクタ35(コネクタブーツ41)とウォーム軸収容部25との間に配置される。このような構成とすれば、制御部36をコネクタ35とウォーム軸収容部25との間のデッドスペースに配置することができるのでモータ1を小型化することができる。
(6)コネクタ側固定部45には制御部36を構成する制御基板44を収容する第1収容部46を設け、コネクタ側接続端子51は、この制御基板44の一端から延設され端子挿通孔53に挿通され該端子挿通孔53から突出される。このような構成とすれば、コネクタ側接続端子51と制御基板44とを接続する配線を省略することができる。従って、低コスト化を図ることができるとともに組み付け作業を容易化することができる。加えて配線の接続ミスを防止することができる。
(7)制御部36は制御基板44の一端から延設されたホールIC54を備え、該ホールIC54は、端子挿通孔53から突出される。そして、ギヤハウジング側固定部58の着座面59に形成された挿入孔60に挿入されることにより、モータ部2の回転軸12と一体回転するセンサマグネット33と対向する位置に配置される。このような構成とすれば、ホールIC54と制御基板44とを接続する配線を省略することができる。従って、低コスト化を図ることができるとともに組み付け作業を容易化することができる。加えて配線の接続ミスを防止することができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、コネクタ部4は、コネクタ35と制御部36とが一体に形成されることとしたが、制御部36がモータ1の外部に配置された(制御部を一体に備えていない)ノーマルモータに具体化してもよい。
・本実施形態では、端子挿通孔53周縁の固定面52をシール部材(エラストマ)52aにて被覆することとした。しかし、これに限らず、シール部材52aをコネクタブーツ41と一体に成形する構成するとしてもよい。そして、このような構成とすれば、更に部品点数を削減し低コスト化を図ることができるとともに、組み付け作業を低減することができる。
・本実施形態では、制御基板44は、固定面52に対し傾斜して第1収容部46に収容されることとしたが、固定面52に対して垂直に配置される構成としてもよい。
・本実施形態では、コネクタ部4は、ボルト55a(55b)及びナット56a(56b)にて締め付けられることによりヨークハウジング8及びギヤハウジング23と共に固定されることとした。しかし、これに限らず、コネクタ部4を少なくとも一つの固定部材にてヨークハウジング8及びギヤハウジング23と共に固定する構成としてもよい。
・本実施形態では、モータ側接続端子16は、ブラシホルダ10のギヤハウジング側の面10aに設けられヨークハウジング8の開口部8aから軸線L0方向に向かって延設されることとしたが、面10aに埋設される構成としてもよい。
・本実施形態では、コネクタ側接続端子51は、制御基板44の一端から延設され端子挿通孔53に挿通されることにより先端が固定面52から突出される構成とした。しかし、これに限らず、コネクタ側接続端子51は、制御基板44の一端側に設け、制御基板44の一端ごと端子挿通孔53から突出され、着座面59に形成された挿入孔60に挿入される構成としてもよい。
・また、ホールIC54も同様に、制御基板44の一端側に設け、制御基板44の一端ごと端子挿通孔53から突出され、着座面59に形成された挿入孔60に挿入される構成としてもよい。
・上記実施形態のモータ1を、車両用パワーウインド装置以外の車両に搭載する装置や、車両以外の装置に用いてもよい。
本実施形態のモータの部分断面図。 同じく本実施形態のモータの部分断面図。 本実施形態のモータの分解図。 本実施形態のヨークハウジングの平面図。 本実施形態のコネクタ部の平面図。 本実施形態のコネクタ部の部分断面図。
符号の説明
1…モータ、2…モータ部、3…減速部、4…コネクタ部、8…ヨークハウジング、8a…開口部、12…回転軸、16…モータ側接続端子、21…ウォーム軸、22…ホイール、23…ギヤハウジング、23a…開口部、25…ウォーム軸収容部、26…ホイール収容部、33…センサマグネット、35…コネクタ、36…制御部、44…制御基板、45…コネクタ側固定部、46…第1収容部、51…コネクタ側接続端子、52…固定面、52a…シール部材、53…端子挿通孔、54…ホールIC、55,55a〜55c…ボルト、56,56a〜56c…ナット、58…ギヤハウジング側固定部、59…着座面、60…挿入孔、L0…軸線。

Claims (8)

  1. 駆動源としてのモータ部と、該モータ部の回転を減速する減速部と、前記モータ部及び前記減速部とは別体で設けられ前記モータ部に駆動電力を供給するためのコネクタ部とを備え、前記モータ部及び前記減速部は、前記モータ部のヨークハウジングと前記減速部のギヤハウジングとが固定されることにより一体的に組み付けられてなるモータであって、
    前記コネクタ部は、前記ヨークハウジング及び前記ギヤハウジングを固定する固定部材のうちの少なくとも一つの該固定部材にて前記ヨークハウジング及び前記ギヤハウジングと共に固定され
    前記ヨークハウジング及び前記ギヤハウジングは、軸線方向に沿って互いの開口部を合わせるように組み付けられ、
    前記ギヤハウジングは、前記軸線方向と直交する方向に延びる着座面を有するギヤハウジング側固定部を備え、
    前記コネクタ部は、コネクタ側固定部の固定面が前記着座面に当接されるよう組み付けられ、前記コネクタ側固定部と前記ヨークハウジングとの間に前記ギヤハウジング側固定部を挟持するように固定されること、を特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記モータ部は、給電ブラシを保持するブラシホルダを備え、前記コネクタ部は、該ブラシホルダと別体で設けられていること、を特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記モータ部は、前記ヨークハウジングの開口部に設けられ前記モータ部と前記コネクタ部とを電気的に接続するモータ側接続端子を備え、
    前記着座面には、前記モータ側接続端子に対応する位置に設けられ前記着座面と前記ギヤハウジングの開口部とを連通する挿入孔が形成され、
    前記コネクタ部は、前記固定面に設けられ前記挿入孔を介して前記モータ側接続端子と接続されるコネクタ側接続端子を備えること、を特徴とするモータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記コネクタ側接続端子は、前記固定面に形成された端子挿通孔から突出され、前記コネクタ部は、少なくとも前記端子挿通孔の周縁がシール部材にて被覆されていること、
    を特徴とするモータ。
  5. 請求項1〜請求項4のうちの何れか一項に記載のモータにおいて、
    前記コネクタ部は、前記モータ部の回転を制御する制御部を一体的に備えること、
    を特徴とするモータ。
  6. 請求項4に記載のモータにおいて、
    前記ギヤハウジングは、前記モータ部の回転軸に連結されるウォーム軸を収容するウォーム軸収容部と、前記ウォーム軸に連結されるホイールを収容するホイール収容部と備え、
    前記ギヤハウジング側固定部は、前記ウォーム軸収容部を挟んで前記ホイール収容部の反対側に設けられ、
    前記コネクタ部は、前記モータ部の回転を制御する制御部を一体的に備え、
    前記制御部は、外部電源が接続されるコネクタと前記ウォーム軸収容部との間に配置されること、を特徴とするモータ。
  7. 請求項6に記載のモータにおいて、
    前記端子挿通孔は、前記制御部を構成する制御基板を収容する第1収容部に連通され、
    前記コネクタ側接続端子は、前記制御基板の一端側に設けられること、
    を特徴とするモータ。
  8. 請求項7に記載のモータにおいて、
    前記制御基板の一端側に設けられたホール素子を備え、
    該ホール素子は、前記端子挿通孔から突出され、前記挿入孔に挿入されることにより、前記モータ部の回転軸と一体回転するセンサマグネットと対向する位置に配置されること、を特徴とするモータ。
JP2003396164A 2003-11-26 2003-11-26 モータ Expired - Lifetime JP4238121B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003396164A JP4238121B2 (ja) 2003-11-26 2003-11-26 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003396164A JP4238121B2 (ja) 2003-11-26 2003-11-26 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005160230A JP2005160230A (ja) 2005-06-16
JP4238121B2 true JP4238121B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=34721736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003396164A Expired - Lifetime JP4238121B2 (ja) 2003-11-26 2003-11-26 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4238121B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4664153B2 (ja) * 2005-08-22 2011-04-06 アスモ株式会社 回転電機
DE202008001763U1 (de) * 2008-02-08 2009-06-10 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Hallstadt Antriebseinheit für einen elektrischen Fensterheber

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005160230A (ja) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3816353B2 (ja) 電動パワーステアリング装置用モータ
US6707185B2 (en) Electric power steering apparatus
KR100798456B1 (ko) 브러시 홀더 및 그 제조 방법
US7859149B2 (en) Electric motor and method of manufacturing the same
US6573625B2 (en) Motor device having water-proof brush holder
EP3249787B1 (en) Drive device
JP4205550B2 (ja) モータ及びモータの製造方法
US6429553B1 (en) Motor and electric power steering device
EP1724906B1 (en) Electric motor comprising a speed reducing unit and a control circuit board
JP2006121857A (ja) 電動アクチュエータ
JP4198723B2 (ja) 電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ
US11519500B2 (en) Rotary actuator
JP4234447B2 (ja) ブラシホルダの製造方法、ブラシホルダ及びモータ
JP4238121B2 (ja) モータ
JP3881351B2 (ja) 電動パワーステアリング装置用モータ
JP5446045B2 (ja) 回転電機及び電動パワーステアリング装置
JP4287254B2 (ja) モータ
JP2006295996A (ja) ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置
JP2589135Y2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3662889B2 (ja) ブラシホルダの製造方法及びブラシホルダ
JP5284061B2 (ja) モータ
JP2004159387A (ja) モータ
JPH10129445A (ja) 液圧制御装置
US11962227B2 (en) Electric actuator
US8138646B2 (en) Rotatable shaft assembling method, rotatable shaft assembly, and electric motor having the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4238121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141226

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term