JP2003264671A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2003264671A
JP2003264671A JP2002062656A JP2002062656A JP2003264671A JP 2003264671 A JP2003264671 A JP 2003264671A JP 2002062656 A JP2002062656 A JP 2002062656A JP 2002062656 A JP2002062656 A JP 2002062656A JP 2003264671 A JP2003264671 A JP 2003264671A
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Tomoshi Okawa
知志 大川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り時にオート変倍が指定された原稿混
載モードの場合でも最適な読み取りパフォーマンスを実
現するような原稿搬送制御を行うこと。 【解決手段】 CCDセンサ部16とCISセンサ部2
0は、画像読み取り情報を順次出力する。画像処理部1
02は、画像メモリ部103に対して画像情報の書き込
み・読み出しを行う。CPU104は、画像処理部10
2の設定や制御および画像情報の読み書きを行う。操作
部110により読み取りモード設定および読み取り動作
開始指示を行い、表示部111においてモード設定を行
う。モータドライバ部113は、第1および第2の原稿
搬送制御部の搬送ローラを駆動させるモータ114およ
びモータ115を駆動させる。読み取り搬送方向(副走
査方向)の変倍あるいは解像度変換は、CCDやCIS
の読み取り速度を一定にし、モータの駆動速度を変える
ことによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、より詳細には、1回の原稿搬送で両面同時読み込み
が可能な画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の両面同時読み取り機構を
有する画像読取装置の構成図で、原稿の両面の読み取り
位置と搬送経路のレイアウトを主に示した図である。こ
のような構成の画像読取装置は、表面(第1面)を読み
取る第1の読取センサ(CCD)301と、裏面(第2
面)を読み取る第2の読取センサ(コンタクトイメージ
センサ)302とを備え、不図示の原稿トレイ上に置か
れた原稿を同一駆動源のローラによって排紙側に原稿を
送る途中で、第1の原稿読取センサ301と第2の原稿
読取センサ302によって両面を1回の搬送で順次読み
取る機構になっている。なお、符号303,304は基
準白色板を示している。
【0003】また、画像読取装置では、原稿トレイ上に
サイズの異なる原稿を置き、読み取る原稿混載モードが
知られている。さらに、指定のサイズに収まるように原
稿トレイ上の原稿サイズを検知し、自動的に変倍して読
み取るオート変倍機能も知られている。原稿混載モード
およびオート変倍が同時に設定された場合には、原稿1
枚1枚について、読み取り速度をオート変倍にあわせた
速度に設定して読み取ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような両面同時読み取りにおいては、混載モード時に
オート変倍しようとすると、第1および第2の原稿搬送
駆動源および搬送速度が同じのため、連続する2原稿の
サイズが異なる場合には、前原稿と次原稿の搬送速度が
異なり、前原稿が第2の読取部を通過するまで、次原稿
を第1の読取部で読み取ることができないという問題が
ある。
【0005】つまり、次原稿は、第1の読取部の手前で
待たされることになってしまう。そのため、原稿間隔が
開き、結果としてパフォーマンスの低下を招くという問
題がある。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、読み取り時にオー
ト変倍が指定された原稿混載モードの場合でも最適な読
み取りパフォーマンスを実現するような原稿搬送制御を
行うことが可能な画像読取装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、原稿読
み取り前に原稿サイズ決定する原稿サイズ決定手段と、
流し読みにて原稿第1面の読み込みを行う第1の原稿読
取手段と、流し読みにて原稿第2面の読み込みを行い、
前記第1の原稿読取手段の下流に位置する第2の原稿読
取手段と、前記第1の原稿読取手段において流し読みを
行うために原稿を搬送する第1の搬送手段と、前記第2
の原稿読取手段において流し読みを行うために原稿を搬
送する第2の搬送手段と、原稿を読み取る際に原稿サイ
ズを所定のサイズに収まるように自動的に原稿の倍率を
設定するオート倍率設定手段と、該オート倍率設定手段
により設定された倍率に基づいて、前記第1の搬送手段
と前記第2の搬送手段の速度を変更する搬送制御手段
と、複数の異なるサイズの原稿が混在した原稿を読み取
る原稿混載モードを設定する原稿混載モード設定手段と
を備え、該原稿混載モード設定手段により原稿混載モー
ドが設定され、かつ前記オート変倍設定手段によりオー
ト変倍が指定された場合に、前記第1の搬送手段と前記
第2の搬送手段の搬送速度を独立して制御することを特
徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記原稿混載モードは、両面読
み取りモードであることを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記第1の搬送手段で前原稿の
第1面を搬送して前記第1の原稿読取手段で読み取った
後、前記第2の搬送手段で前原稿の第2面を搬送し、前
記第2の原稿読取手段で読み取り中に、原稿後端が前記
第1の搬送手段を抜けた時に、前記第1の搬送手段の搬
送速度を次原稿のサイズにあわせた任意の変倍速度まで
加速または減速させて次原稿の第1面を読み取ることを
特徴とする。
【0010】本発明は、このような構成により、両面同
時読み取り時にオート変倍が指定された原稿混載モード
の場合でも、前原稿の第1面を第1の搬送手段で搬送し
つつ、第1の原稿読取手段で読み取った後、第2面を第
2の搬送手段で搬送し、第2の原稿読取手段で読み取り
中に、原稿後端が第1の搬送手段を抜けた時に、第1の
搬送手段の搬送速度を次原稿のサイズにあわせた任意の
変倍速度まで加速または減速させて次原稿の第1面を読
み取ることによって、原稿紙間を縮めることができ、読
み取りパフォーマンスのアップが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。図1は、本発明の画像読取装置
の一実施例を説明するための構成図ある。本実施例の画
像読取装置は、原稿給送装置1と原稿読取装置19から
成るリーダ部によって構成されている。まず、リーダ部
における原稿給送装置1と原稿読取装置19の構成につ
いて以下に説明する。
【0012】第1の原稿読取部としての密着型イメージ
センサ部20と原稿とを相対的に移動させながら読み取
り、第2の原稿読取部としての原稿読取装置内の露光部
13と原稿とを相対的に移動させながら原稿上の情報を
読み取る。密着型イメージセンサ部20は、図示しない
光源であるLED、レンズ及びコンタクトイメージセン
サから構成されている。
【0013】原稿3は、原稿トレイ2にセットされる。
原稿給紙ローラ4は、分離パッド5と対になっていて、
原稿3を積載された原稿束の一番上の原稿から1枚ず
つ、原稿給紙ローラ4と分離パッド5により原稿3を分
離して給送する。給送された原稿3は、中間ローラ対6
で更に装置内に送られ、大ローラ8と第1従動ローラ9
による搬送に渡され、大ローラ8を回る形で第2従動ロ
ーラ10による搬送が行われる。
【0014】大ローラ8と第2従動ローラ10で搬送さ
れる原稿は、流し読み原稿ガラス12と原稿ガイド板1
7の間を通り、ジャンプ台18を経て再び大ローラ8と
第3従動ローラ11により搬送される。流し読み原稿ガ
ラス12と原稿ガイド板17の間では原稿ガイド板17
の部材により、原稿3は流し読み原稿ガラス12に接触
する形で搬送される。以上のローラ8〜11は、ステッ
ピングモータであるモータ114で駆動されており、こ
れを第1の原稿搬送部とする。
【0015】原稿3が搬送される前に、第1の原稿読取
部(CCDセンサ部)16と第2の原稿読取部(密着型
イメージセンサ部)20でシェーディングを行う。第1
の原稿読取部16は、基準白色板22を読み取り、第2
の原稿読取部20は、基準白色板21を読み取ることに
よってそれぞれ適正な白レベルを得る。
【0016】原稿3は、流し読み原稿ガラス12上を通
過する際に、露光部13により流し読み原稿ガラス12
に接している面を露光される。露光部13は、露光する
ことにより原稿3から反射してくる原稿画像情報をミラ
ーユニット14に伝達する。伝達された原稿画像情報
は、レンズ15を通過し、集光されてCCDセンサ部1
6にて電気信号として変換される。以上のような過程で
原稿3の第1面が読み取られる。
【0017】次に、大ローラ8と第3従動ローラ11に
より搬送された原稿は、駆動ローラ23方向へ搬送さ
れ、原稿排紙ローラ7の方向へ搬送される過程で、密着
型イメージセンサ部20によって原稿3の第1面の裏面
に相当する第2面を読み取り、その後、原稿排紙ローラ
7により装置外に排出される。
【0018】以上の駆動ローラ23および原稿排紙ロー
ラ7は、第2のパルスモータであるモータ115によっ
て駆動されており、これを第2の原稿搬送部とする。ま
た、符号24〜28は、送される原稿用紙の先端後端を
検知するための光学式センサであり、これらの光学式セ
ンサ24〜28からの入力に応じて原稿搬送制御を行
う。符号29は、原稿幅を検知するフォトセンサであ
る。
【0019】図2は、画像読取装置の画像制御系の主な
機能のブロック図である。図中のCISは、密着型イメ
ージセンサ(Contact Image Sensor)を示す。CCDセ
ンサ部16およびCISセンサ部20は、画像処理部1
02に内蔵されているタイミング生成機能によって生成
されたタイミング信号105に従って画像読み取り情報
を順次、アナログ画像信号107に変換して出力する。
【0020】A/D変換部101は、同じく画像処理部
102からのタイミング信号106に従って、CCDセ
ンサ部16およびCISセンサ部20から出力されたア
ナログ画像信号107をディジタル画像信号108に変
換する。ディジタル画像信号108は、画像処理部10
2に入力され、シェーディング補正等の処理が行われ
る。画像処理部102は、メモリI/F116を介して
画像メモリ部103に対して画像情報の書き込み・読み
出しを行う。
【0021】また、画像情報の書き込み時には、拡大縮
小についての画像処理も行う。CPU104は、原稿読
取装置19の全体の制御を実行する。CPU104は、
CPUバス109を介して画像処理部102の設定や制
御および画像情報の読み書きを行う。
【0022】また、操作部110により読み取りモード
設定および読み取り動作開始指示を行い、表示部111
において、片面あるいは両面読み取りモード、読み取り
画像の変倍率の設定や原稿のサイズを設定された所定の
画像サイズに変換するオート変倍機能や読み取り解像度
の設定や複数の異なるサイズの原稿が混在した原稿を読
み取る混載モード等のモード設定を行う。
【0023】符号113はモータドライバ部であり、第
1および第2の原稿搬送制御部の搬送ローラを駆動させ
るモータ114およびモータ115を駆動させるための
ドライバ回路である。また、モータドライバ部113
は、それぞれのパルスモータからのパルスをCPU10
4に入力し、カウントすることによって、モータの駆動
距離(原稿の移動距離)を計測することができる。符号
112は、各種センサからの信号をCPU104に取り
込むための、センサ信号入力部である。
【0024】CPU104は、操作部110からの変倍
率・読み取り解像度の入力に基づいて、モータドライバ
部113を介してモータ114、115の駆動制御を行
っている。すなわち、読み取り搬送方向(副走査方向)
の変倍あるいは解像度変換は、CCDやCISの読み取
り速度を一定にし、モータの駆動速度を変えることによ
って達成される。読み取り主走査方向の変倍は、画像処
理部102にて線形補間により変倍・解像度変換が行わ
れる。
【0025】光学式センサ28とフォトセンサ29の出
力に基づく信号入力部112のデータを用いて、原稿サ
イズを判別し、光学式センサ24,25,26,27の
出力に基づいて、原稿の搬送制御等を行う。
【0026】次に、複数の異なるサイズの原稿が混在し
た原稿を読み取る混載モード時の原稿サイズの判別方法
について以下に説明する。原稿先端が、図1に示す光学
式センサ28をONしたときに原稿幅の検出をフォトセ
ンサ29で行う。このフォトセンサ29は、図5に示す
ように、原稿の主走査方向に配置されており、これによ
って原稿幅の検出を行う。図5に示すA方向が、図1の
手前側に相当する。図5に示す光学式センサ501〜5
04のすべてがOFFの場合は、A5Rサイズ、センサ
501がONの場合には、B5Rサイズ、センサ502
がONの場合には、A5またはA4Rサイズ、センサ5
03がONの場合には、B5サイズまたはB4サイズ、
センサ504がONの場合には、A4サイズまたはA3
サイズと判別し、さらに、光学式センサ27によってラ
ージ紙、スモール紙の判別を行い、同じ幅の用紙サイズ
(A3とA4等)の区別をする。
【0027】従って、CPU104は、原稿混載モード
時にオート変倍モードが設定されていると、判別された
用紙サイズと設定された画像サイズに応じて、原稿一枚
毎に変倍率を決定する。さらに、その決定した変倍率に
応じて、読み取り位置における原稿の搬送速度を決定
し、画像処理部102の処理も変倍率に応じて線形補間
の処理変更する。
【0028】次に、実際の原稿混載モード時のオート変
倍モードが設定されている場合の読み取り位置におけ
る、原稿の搬送制御動作を図4(a)〜(e)に基づい
て以下に説明する。
【0029】図4(a)〜(e)は、図1の原稿搬送部
分を模式的に表した図で、原稿混載モード時のオート変
倍による実際の紙搬送の流れについて以下に説明する。
まず、原稿給紙ローラ4から第3従動ローラ11までを
第1の搬送部とし、モータ114を制御することによ
り、第1の搬送部の原稿搬送制御を行う。次に、駆動ロ
ーラ23から原稿排紙ローラ7までを第2の搬送部と
し、モータ115を制御することにより、第2の搬送部
の原稿搬送制御を行う。大ローラ8および第3従動ロー
ラ11はモータ114で駆動され、駆動ローラ23およ
び原稿排紙ローラ7はモータ115で駆動される。モー
タ114及びモータ115はステッピングモータであ
る。
【0030】また、符号24,25,26は、上述した
ようにそれぞれ搬送用紙を検出する光学式センサであ
る。S1は、図1における、第1の読取部であるCCD
センサ部16による読み取り、S2は第2の読取部であ
るCISセンサ部20による読み取りを表わしている。
【0031】図4(a)〜(e)までが、時系列的に原
稿の流れを表した図である。まず、図4(a)に示すよ
うに、原稿1が搬送される過程で光学式センサ24がO
Nになることによって、先行する原稿である原稿1の先
端と検知するとともに、原稿1のサイズに応じた速度V
1で第2従動ローラ10と第3従動ローラ11を回転さ
せる。速度V1は、変倍率に応じた速度である。そし
て、原稿1を搬送しながら、CCD(S1)によって原
稿1の第1面を読み取る。このとき、先行する原稿がな
い場合には、駆動ローラ23,原稿排紙ローラ7をV1
の速度で回転させてもよい。
【0032】次に、図4(b)に示すように、光学式セ
ンサ25で原稿1の先端を検知した時に、第2の搬送部
である駆動ローラ23,原稿排紙ローラ7を原稿1の読
み取り速度V1まで加速する。そして、両面原稿の場合
には、第2面を速度V1にてCIS(S2)で読み取
る。
【0033】次に、図4(c)において、搬送過程で光
学式センサ24がOFFになることによって原稿1の後
端を検知し、その地点からのモータパルスをCPU10
4がカウントすることによって、原稿1が第3従動ロー
ラ11を抜ける位置に到達したことを検知する。そし
て、原稿1が第3従動ローラ11を抜けたところで、第
1の搬送部の第2従動ローラ10と第3従動ローラ11
は、次原稿である原稿2の原稿サイズに応じた変倍速度
V2まで加速または減速する。この時、第1の搬送部の
第2従動ローラ10と第3従動ローラ11の回転速度が
V2に到達するまで、次原稿である原稿2は第2従動ロ
ーラ10の手前で待機している。
【0034】次に、図4(d)において、第1の搬送部
の第2従動ローラ10と第3従動ローラ11の回転速度
がV2に到達後、原稿2の第1面をCCD(S1)にて
読み取る。光学式センサ25がOFFになることによっ
て原稿1の後端を検知し、その地点からのモータパルス
をカウントすることによって、原稿1が原稿排紙ローラ
7を抜ける位置に到達したことを検知する。そして、原
稿1の第2面が読み取り終了し、原稿1の後端が原稿排
紙ローラ7を抜けた後、第2の搬送部の駆動ローラ2
3,原稿排紙ローラ7は次原稿である原稿2の原稿サイ
ズに応じた変倍速度V2まで加速または減速する。
【0035】次に、図4(e)において、第2の搬送部
の駆動ローラ23と原稿排紙ローラ7の回転速度がV2
に到達後、原稿2の第2面をCIS(S2)にて読み取
る。そして、光学式センサ25がOFFになることによ
って原稿2の後端を検知し、その地点からのモータパル
スをカウントすることによって、原稿2が原稿排紙ロー
ラ7を抜ける位置に到達したことを検知したあと、次原
稿のサイズに応じた速度に変速する。
【0036】以降の原稿は、上述した動作を繰り返して
読み取りを行う。以上の動作を原稿トレイ3上の原稿を
すべて読み取るまで行い、すべて読み取った後は通常の
スタンバイ状態に移行する。
【0037】以上のように、本実施例によれば、両面読
み取り可能な画像読取装置を備えた画像形成装置におい
て、原稿混載モード時にオート変倍が指定された場合に
おいて、前原稿の第1面を搬送しつつCCDで読み取っ
た後、CISでの第2面読み取りのための搬送中に、原
稿後端が第1の搬送ローラを抜けた時に、第1の搬送ロ
ーラの速度を次原稿の原稿サイズにあわせた任意の変倍
速度まで加速または減速させて次原稿の第1面を読み取
ることによって、原稿紙間を可能な限り縮めることがで
き、読み取りパフォーマンスのアップが可能となる。
【0038】なお、上述した実施例は、画像読取装置単
体に関してのみ説明したが、複写機に搭載されている読
取部においても応用可能である。その場合は、オート変
倍が設定されると、原稿サイズと記録用紙サイズが比較
されて、原稿一枚毎に変倍率を決定し、原稿の搬送速度
を変更するよう制御する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、両
面同時読み取り時にオート変倍が指定された原稿混載モ
ードの場合でも、前原稿の第1面を第1の搬送手段で搬
送しつつ、第1の原稿読取手段で読み取った後、第2面
を第2の搬送手段で搬送し、第2の原稿読取手段で読み
取り中に、原稿後端が第1の搬送手段を抜けた時に、第
1の搬送手段の搬送速度を次原稿のサイズにあわせた任
意の変倍速度まで加速または減速させて次原稿の第1面
を読み取ることによって、最適な原稿紙間を達成するこ
とができ、読み取りパフォーマンスのアップが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の一実施例を説明するた
めの構成図である。
【図2】画像読取装置の画像制御系の主な機能のブロッ
ク図である。
【図3】従来の両面読み取り機構を有する画像読取装置
の構成図である
【図4】実施例における紙搬送制御の説明図である。
【図5】センサを主走査方向から見た概略図である。
【符号の説明】
1 原稿給送装置 2 原稿トレイ 3 原稿 4 原稿給紙ローラ 5 分離パッド 6 中間ローラ対 7 原稿排紙ローラ 8 大ローラ 9 第1従動ローラ 10 第2従動ローラ 11 第3従動ローラ 12 流し読み原稿ガラス 13 第2の読取部(露光部) 14 ミラーユニット 15 レンズ 16 CCDセンサ部 17 原稿ガイド板 18 ジャンプ台 19 原稿読取装置 20 第1の読取部(密着型イメージセンサ部) 20 CISセンサ部 21 基準白色板 22 基準白色板 23 駆動ローラ 24〜28 光学式センサ 29 フォトセンサ 101 A/D変換部 102 画像処理部 103 画像メモリ部 104 CPU 109 CPUバス 110 操作部 111 表示部 112 センサ信号入力部 113 モータドライブ部 114,115 モータ 116 メモリI/F 301 第1の読取センサ(CCD) 302 第2の読取センサ(コンタクトイメージセン
サ) 303,304 基準白色板 501〜504 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H108 AA14 JA15 5C062 AB02 AB17 AB32 AB33 AB41 AC02 AC09 AC12 AC67 AC68 AD06 BA04 5C072 AA01 BA03 BA09 CA02 DA02 DA04 EA05 EA07 NA01 NA05 RA04 TA05 WA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿読み取り前に原稿サイズ決定する原
    稿サイズ決定手段と、 流し読みにて原稿第1面の読み込みを行う第1の原稿読
    取手段と、 流し読みにて原稿第2面の読み込みを行い、前記第1の
    原稿読取手段の下流に位置する第2の原稿読取手段と、 前記第1の原稿読取手段において流し読みを行うために
    原稿を搬送する第1の搬送手段と、 前記第2の原稿読取手段において流し読みを行うために
    原稿を搬送する第2の搬送手段と、 原稿を読み取る際に原稿サイズを所定のサイズに収まる
    ように自動的に原稿の倍率を設定するオート倍率設定手
    段と、 該オート倍率設定手段により設定された倍率に基づい
    て、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段の速度を
    変更する搬送制御手段と、 複数の異なるサイズの原稿が混在した原稿を読み取る原
    稿混載モードを設定する原稿混載モード設定手段とを備
    え、 該原稿混載モード設定手段により原稿混載モードが設定
    され、かつ前記オート変倍設定手段によりオート変倍が
    指定された場合に、前記第1の搬送手段と前記第2の搬
    送手段の搬送速度を独立して制御することを特徴とする
    画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿混載モードは、両面読み取りモ
    ードであることを特徴とする請求項1に記載の画像読取
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の搬送手段で前原稿の第1面を
    搬送して前記第1の原稿読取手段で読み取った後、前記
    第2の搬送手段で前原稿の第2面を搬送し、前記第2の
    原稿読取手段で読み取り中に、原稿後端が前記第1の搬
    送手段を抜けた時に、前記第1の搬送手段の搬送速度を
    次原稿のサイズにあわせた任意の変倍速度まで加速また
    は減速させて次原稿の第1面を読み取ることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像読取装置。
JP2002062656A 2002-03-07 2002-03-07 画像読取装置 Pending JP2003264671A (ja)

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