JP2003247444A - 火花点火式2サイクルエンジン - Google Patents

火花点火式2サイクルエンジン

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JP2003247444A JP2002044794A JP2002044794A JP2003247444A JP 2003247444 A JP2003247444 A JP 2003247444A JP 2002044794 A JP2002044794 A JP 2002044794A JP 2002044794 A JP2002044794 A JP 2002044794A JP 2003247444 A JP2003247444 A JP 2003247444A
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cycle engine
combustion chamber
scavenging
fuel supply
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Shunsaku Nakai
俊作 中井
Takahiro Sako
孝弘 佐古
Koji Moriya
浩二 守家
Shuji Hatakeyama
収司 畠山
Yoshio Sekiya
芳男 関谷
Tadashi Murayama
正 村山
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Osaka Gas Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、天然ガス等の気体燃料を用
いることができ、さらに、低回転運転を行なっても燃料
の吸抜けを防止しつつ高効率且つ高出力の運転が可能な
火花点火式2サイクルエンジンを実現する点にある。 【解決手段】 燃焼室に燃料を直接供給すると共に、燃
料の供給開始時期を調整可能な燃料供給手段と、燃料供
給手段による燃料の供給開始時期を、掃気ポート及び排
気ポートの両方が開状態となる掃気期間内で、且つ、ク
ランク軸の回転数が高い高回転運転時よりも回転数が低
い低回転運転時の方が遅くなるように設定する燃料供給
時期設定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンの上下運
動により燃焼室に対して開閉する掃気ポート及び排気ポ
ートとを備え、前記燃焼室において燃料と酸素含有ガス
との混合気を燃焼させてクランク軸から回転動力を出力
する火花点火式2サイクルエンジンに関し、特に、マイ
クロコジェネレーション用やGHP(ガスヒートポン
プ)用として実施される火花点火式2サイクルエンジン
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エネルギ問題や環境問題が大きく
取り上げられており、特に、石油資源の枯渇に対する危
惧が高まっている。天然ガスは供給の安定性や低公害性
の面から代替燃料として大きく期待されている。従っ
て、天然ガスを燃料としたガスエンジンを利用したコジ
ェネレーションやGHPは、今後普及がますます期待さ
れる高効率エネルギ利用分野であると考えられる。
【0003】火花点火式の2サイクルエンジンは、通
常、クランク室において新気としての予混合気を予め吸
入させて圧縮し、その圧縮された予混合気を掃気ポート
を介して燃焼室に送り込むことで、燃焼室内の燃焼ガス
を排気ポート側に押出す掃気を行なうように構成され、
その掃気を行なう点で4サイクルエンジンとは異なる。
従って、クランク軸1回転で1サイクルが完結する。吸
気弁及び排気弁を必要としない2サイクルエンジンは、
部品点数が少なく軽量であり、同じ規模の4サイクルエ
ンジンより大きな動力を発生できる利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2サイクルエ
ンジンは、上記のような掃気において、燃料を含む混合
気の一部が排気ポートから排出される所謂吸抜けが発生
し、排ガスと共に排出される未燃炭化水素の量が増大し
て、燃費の悪化が避けられないという問題があった。
【0005】また、天然ガス等の気体燃料を用いる火花
点火式2サイクルエンジンは現在殆ど実用化されておら
ず、さらに、火花点火式2サイクルエンジンをコジェネ
レーションやGHPに利用するためには、2000〜3
500rpm程度の低回転運転時においても、前述のよ
うな吹き抜けを改善しつつ高出力且つ高効率が得ること
が要求される。しかし、従来の火花点火式2サイクルエ
ンジンは、通常、吸気路に設けられたスロットルを絞る
ことで低回転運転を行なうために、掃気期間において燃
焼室に充分な新気を送り込むことができずに掃気効率が
低下し、低回転運転時における熱効率が低下することが
ある。
【0006】また、エンジンにおける高効率化の方法と
して、4サイクルエンジンに多く見られる成層燃焼方式
がある。この成層燃焼法式は、点火プラグ付近に点火し
やすい混合気を形成し、全体として希薄燃焼を可能とす
るものであり、吸気路に設けられた吸気絞り弁で吸気路
の流路断面積を絞らなくても、出力を低下させることが
できる。しかし、この成層燃焼方式を実現するために
は、圧縮状態の燃焼室に直接燃料を噴射して点火プラグ
付近に点火しやすい混合気を形成するための高圧燃料噴
射装置が必要となる。しかし、燃料として例えば天然ガ
スのような気体燃料を用いる場合には、高圧燃料噴射装
置は複雑且つ高価なものとなるために、気体燃料を利用
するエンジンにおいてこの成層燃焼法式を採用すること
は困難であった。
【0007】従って、本発明の目的は、上記のような事
情に鑑みて、天然ガス等の気体燃料を用いることがで
き、さらに、低回転運転を行なっても燃料の吸抜けを防
止しつつ高効率且つ高出力の運転が可能な火花点火式2
サイクルエンジンを実現する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る火花点火式2サイクルエンジンの第一特
徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如
く、前記燃焼室に燃料を直接供給すると共に、前記燃料
の供給開始時期を調整可能な燃料供給手段と、前記燃料
供給手段による前記燃料の供給開始時期を、前記掃気ポ
ート及び前記排気ポートの両方が開状態となる掃気期間
内で、且つ、前記クランク軸の回転数が高い高回転運転
時よりも前記回転数が低い低回転運転時の方が遅くなる
ように設定する燃料供給時期設定手段を備えたを備えて
なる点にある。
【0009】即ち、本発明に係る火花点火式2サイクル
エンジンの上記第一の特徴構成によれば、燃料供給手段
及び燃料供給時期設定手段により、燃料供給手段におけ
る燃料の供給開始時期が掃気期間内にあることで、燃料
供給手段は燃料を低圧で供給することができると共に、
吸気路に設けられた吸気絞り弁を絞らなくても、出力を
低下させることができる成層燃焼を実現することがで
き、高効率化が可能となる。
【0010】さらに、燃料供給時期設定手段により、低
回転運転時においては、火花点火時期までの時間、即ち
燃料とクランク室から供給される新気(例えば空気)と
の混合に許される期間に余裕があるので、燃料供給時期
設定手段により燃料の供給開始時期を掃気期間内におい
て掃気期間終了時期に近い遅延化された時期に設定して
燃料の排気ポート側への吹き抜けを抑制し、逆に、高回
転運転時においては、燃料と新気との混合に許される期
間に余裕がないので、燃料供給時期設定手段により燃料
の供給開始時期を低回転運転時よりも早い時期に設定し
て、できるだけ燃料の吹き抜けを抑制しつつ燃料と新気
とが充分に混合するようにすることができる。
【0011】このような特徴構成により、燃料を低圧で
噴射することで、天然ガス等の気体燃料を用いることが
でき、さらに、低回転運転を行なっても燃料の吸抜けを
防止しつつ高効率且つ高出力の運転が可能な火花点火式
2サイクルエンジンを実現することができる。
【0012】同第二特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項2に記載した如く、上記第一の特徴構成に加え
て、前記燃料供給手段が、前記燃料を、前記燃焼室の火
花点火領域に向う方向に供給するように構成されている
点にある。
【0013】即ち、上記第二の特徴構成によれば、燃料
供給手段により、燃料を燃焼室の点火領域即ち点火プラ
グの火花が発生する付近に向う方向に燃料を供給するこ
とができ、圧縮状態の燃焼室において、点火領域に火花
点火し易い濃い目の混合気を良好に形成すると共に、そ
の周囲に比較的希薄な混合気を形成することができ、精
度の高い成層燃焼を実現して、一層の高効率化を図るこ
とができる。
【0014】同第三特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項3に記載した如く、上記第一又は二の特徴構成に
加えて、前記燃料供給時期設定手段が、前記燃料の供給
開始時期を、前記掃気期間開始時期に対して所定の遅延
期間以降の前記掃気期間内に設定する点にある。
【0015】通常、火花点火式2サイクルエンジンにお
いては、燃焼室の混合気が燃焼後、先ず排気ポートが開
状態となって燃焼室内圧を掃気圧力以下に下げるブロー
ダウンをおこなってから、掃気ポートが開状態となっ
て、クランク室で圧縮された新気を掃気ポートから燃焼
室に送り込む。従って、掃気期間が開始された直後にお
いて、燃焼室には、掃気ポートから排気ポートに渡る強
い気流が発生することになるので、このときに、燃料供
給手段により燃焼室に燃料を供給すると、その燃料が排
気ポート側に排出される吹き抜けが発生しやすい。そこ
で、上記第三の特徴構成によれば、燃料供給開始時期設
定手段は、高回転運転時に燃料の供給開始時期を早めに
設定するに、その供給開始時期を、掃気期間開始時点、
即ち掃気ポートが開状態となる時期に対して、例えばク
ランク角で2°〜5°程度の所定の遅延期間以降に設定
することで、掃気期間開始直後の燃料の吹き抜けを抑制
することができる。
【0016】同第四特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項4に記載した如く、上記第一から三の何れかの特
徴構成に加えて、前記燃料が天然ガスである点にある。
【0017】即ち、上記第四の特徴構成によれば、燃料
供給手段が燃料の供給を燃焼室が低圧な掃気期間中に開
始することができるので、燃料の供給圧力を例えば0.
05MPa以上0.2MPa以下の範囲内に設定するこ
とができ、燃料として高圧噴射が困難な気体燃料を用い
た火花点火式2サイクルエンジンを簡単に実現すること
ができる。また、天然ガスはオクタン価が高く圧縮比を
10〜12程度にでき、希薄燃焼性に優れているので、
一層の高効率化を図ることができる。さらに、このよう
な高圧縮比化と共に、排気ポートの縮小により、燃焼室
に燃焼排ガスを残留させることで、燃焼室内に形成され
る混合気の温度を上昇させ、火花点火直後の火炎伝播速
度を向上させることで、急速燃焼が実現でき、一層の高
効率化が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明による火花点火式2サイク
ルエンジンの実施の形態を図面に基づいて説明する。こ
の2サイクルエンジン100は、図1に示すように、シ
リンダ1と、シリンダヘッド21と、シリンダ1内で往
復運動してシリンダ1とシリンダヘッド21との間に燃
焼室3を形成するピストン4が配設され、そのピストン
4が、前記クランクケース2に回転自在に支持されたク
ランク軸5に対して連接棒6を介して連動連結され、か
つ、シリンダヘッド21には、燃焼室3に火花発生する
点火プラグ7が設けられている。前記燃焼室3を形成す
るシリンダ1の壁面には、ピストン4の往復運動によっ
て開閉される掃気ポート8および排気ポート9が開口さ
れるとともに、掃気ポート8が、クランクケース2の内
部に形成されたクランク室10に連通接続され、かつ、
クランクケース2には、空気を吸引するための吸気ポー
ト11が、ピストン4の往復運動によって開閉可能に連
通されている。また、吸気ポート11には、クランク室
10からの逆流を逆流を防止するリード弁20が設けら
れている。
【0019】前記点火プラグ7は、ECU(エンジンコ
ントロールユニット)50によって、エンジン100の
動作状態、具体的には、クランク軸5の回転角に基づい
て、その点火時期が制御されるように構成され、そのた
め、クランク軸5の回転角を検出するクランク角検出セ
ンサ12が設けられ、クランク角検出センサ12からの
検出信号が、前記ECU50に入力されるように構成さ
れている。そして、前記燃焼室3において燃料gと空気
aとの混合気を燃焼させるとともに、ピストン4の往復
運動によって、掃気ポート8から燃焼室3内に空気aを
供給して、燃焼室3内に残留する排ガスを排気ポート9
側へ押出す、いわゆる掃気を行って、クランク軸5の回
転を維持するように構成されている。
【0020】ところで、本発明による2サイクルエンジ
ン100は、燃料gとして気体燃料、具体的には、天然
ガスを使用するガスエンジンであって、その天然ガスを
供給する燃料供給手段としての燃料噴射弁13が、シリ
ンダヘッド21の点火プラグ7の前記掃気ポート8側に
隣設されている。
【0021】さらに、この燃料噴射弁13は、図2に示
すように、筒状の弁本体15と、その弁本体15の中心
軸上に配置されて中心軸方向に出退自在なニードル16
とを備え、前記弁本体15には、ニードル16が接当す
る弁座17と、その弁座17に連通する噴射孔18とが
設けられるとともに、噴射孔18は、その長手方向に沿
ってほぼ同一の断面積を有する断面円形の孔で構成され
ている。さらに、燃料噴射弁13の噴射孔18には、そ
の噴射孔18を覆い、点火プラグ7と反対側が弁本体1
5に固定されたリード弁19が設けられている。そし
て、この燃料噴射弁13は、例えばレギュレターにより
約0.7MPaから0.05〜0.2MPaに減圧され
た天然ガスが弁本体15内に供給され、ニードル16が
弁座17に対して当接している状態から引退すると、そ
の燃料gが噴射孔18側に導かれ、噴射孔18から噴射
される燃料gがリード弁15を押し上げることで、点火
プラグ7側(点火領域)に方向づけられて燃焼室3に噴
射するように構成されている。
【0022】そして、ニードル16の出退操作により、
つまり、ニードル16を突出させて弁座17に接当させ
ることにより燃料噴射弁13を閉じ、ニードル16を退
避させて弁座17から離間させることにより燃料噴射弁
13を開いて燃料gを供給するように構成され、そのニ
ードル16の出退操作が、クランク角検出センサ12か
らの検出信号に基づいてECU50により制御されるよ
うに構成されている。
【0023】その掃気ポート8は、シリンダヘッド21
側を向くように傾斜した状態で燃焼室3に連通され、か
つ、ピストン4の上面は若干上面側に湾曲され、掃気ポ
ート8から供給される空気aが、シリンダヘッド21の
燃料噴射弁13及び点火プラグ7側を流通した後に、掃
気ポート8側に案内される。
【0024】そして、このように構成された燃料供給弁
13は、詳細については後述するが、掃気期間内におい
て燃料gの供給を開始し、その燃料gを燃焼室3の点火
プラグ7の点火領域に方向付けて供給する。すると、燃
焼室3においてその点火領域には、火花点火しやすい濃
度の混合気が形成され、その周囲に希薄混合気が形成さ
れ、燃焼室11内の圧力が燃料噴射弁13の燃料供給圧
力よりも大きくなった時点で、燃料噴射弁13のリード
弁18が閉状態となり、燃料gの供給が終了する。
【0025】このように燃料gを直接燃焼室11に供給
することによって、ピストン2が上方に移動し、ECU
50によって制御される点火プラグ13によって点火す
る際に、点火プラグ4の点火領域に形成された混合気を
燃焼させた後に、その周囲の希薄混合気を燃焼させて、
全体として希薄燃焼させる所謂成層燃焼を行なうことが
でき、高効率化及び低NOx化を図ることができる。
【0026】この成層燃焼方式は、特に部分負荷におい
て、火炎温度を低下させ、NOxを大幅に低減できるほ
か、吸気路11の流路を絞る必要が無いのでポンピング
ロスを低減でき、さらに、2サイクルエンジン100の
ように、ピストン2の往復動作によって掃気ポート8及
び排気ポート9を開閉する構成においては、掃気ポート
8が開状態になる掃気期間の開始直後においては燃料g
を供給せず、例えば掃気期間開始時期からクランク角に
して2〜5°程度後の所定の遅延期間が経過してから、
燃料gを供給することで、掃気期間初期における燃料g
の吹き抜けを防止して、排ガス中の未燃成分を大幅に減
少させることができる。
【0027】さらに、ECU50は、クランク角検出セ
ンサ12の検出結果から認識可能なクランク軸5の回転
数に基づいて燃料噴射弁13のニードル16の動作タイ
ミングを制御して、燃料gの供給開始時期を、掃気ポー
ト8及び排気ポート9の両方が開状態となる掃気期間内
で、且つ、クランク軸5の回転数が高い高回転運転時よ
りも回転数が低い低回転運転時の方が遅くなるように設
定する燃料供給時期設定手段51として機能する。
【0028】即ち、燃料供給時期設定手段51は、クラ
ンク軸5の回転数が低い低回転運転時においては、燃料
gの供給開始時期を掃気期間内において掃気期間終了時
期に近い遅延化された時期に設定し、逆に、高回転運転
時においては、燃料gの供給開始時期を低回転運転時よ
りも早い時期に設定する。このように燃料gの供給開始
時期を設定することで、低回転運転時及び高回転運転時
の両方で、燃料噴射弁13から供給される燃料gと掃気
ポート8から供給される空気aを混合するための時間を
ほぼ一定に確保しながら、低回転運転時においては、燃
料gの供給開始時期を遅くして、排気ポート9が開状態
となる掃気期間に燃料gが排気ポート9側に吹き抜ける
ことを抑制することができる。
【0029】次に、本実施形態の2サイクルエンジン1
00の実施例をその動作状態と共に説明する。図中、T
DCは、ピストン4の上死点位置を示し、BDCはピス
トン4の下死点位置を示す。さらに、クランク軸の角度
を、上記TDC及びBDCに対する進角値及び遅角値で
示し、上記TDC若しくはBDCに対する角度値の後
に、進角の場合はB、遅角の場合はAをTDC及びBD
Cの前に付して示す。
【0030】また、本実施例においては、2サイクルエ
ンジン100として、排気量が250ccの水冷式単気
筒2サイクルエンジンを使用し、その一般仕様は、以下
の通りである。 ボア×ストローク:66.4mm×72mm 回転数:2000−3500rpm 圧縮比:12 排気ポート面積/掃気ポート面積:0.21 燃料噴射弁13の燃料噴射圧:0.2MPa 噴射期間:4.5msec 噴射開始時期(燃料の供給開始時期):可変
【0031】まず、本実施例において2サイクルエンジ
ン100の掃気ポート8は、ピストン4がTDCから下
降して、クランク軸5の回転角が55°BBDCに至る
時点から開状態となり、55°ABDCに至る時点から
閉状態となるように形成されている。
【0032】一方、排気ポート9は、排気バルブ22に
よる開口部高さの調整により、ピストン4がTDCから
下降して、クランク軸5の回転角が62°BBDCに至
る時点から開状態となり、62°ABDCに至る時点か
ら閉状態となる。
【0033】即ち、燃焼室3において混合気が燃焼後
に、先ず排気ポート9が掃気ポート8よりも早く開状態
となって、燃焼室3の内圧を掃気圧力(クランク室10
内の圧力)以下に下降させ(ブローダウン)、その後掃
気ポート8が開状態となって掃気が行われる。さらに、
掃気期間終了時においては、先ず掃気ポート8が排気ポ
ート9よりも早く閉状態となり、燃焼室3ないのガスが
排気ポート9側に押出される(プレスアウト)。従っ
て、クランク軸5の回転数が比較的高い高回転運転で
は、排気ポート9が開いた後の燃焼室3内圧力の低下が
遅れるために、ブローダウン期間の排気ポート9の排気
角度面積(ポートの開口面積をクランク角で積分した
値)を大きくして、排気ポート9の開時期を早くする必
要があるが、そうすると、プレスアウト期間における排
気ポート9の排気角度面積が大きくなり、排気ポート9
の閉時期が遅くなるので、クランク軸5の回転数が比較
的低い低回転運転において、燃焼室3内のガスの吹き抜
けが増加し、性能が低下する虞がある。そこで、本実施
例の2サイクルエンジン100の排気ポート9には、排
気ポート9の開口高さを変更可能な排気バルブ22が設
けられている。詳しくは、この排気バルブ22は、排気
ポート9の燃焼室3への開口部の上端位置を上下動作さ
せることで、ピストン4の上下動作による排気ポート9
の開閉時期を調整可能に構成され、この排気バルブ22
もECU50により制御される。そして、この排気バル
ブ22により排気ポート9の角度面積を、クランク軸5
の回転数に合わせて制御することで、幅広い回転数で運
転可能に構成されている。なお、本実施例においては、
燃料gとして自着火温度が比較的高い天然ガスを用い、
さらに、コジェネレーションやGHP用として用いるこ
とができるように、比較的低い回転数で運転するため
に、排気バルブ22が排気ポート9を比較的縮小した状
態で固定され、燃焼室3における燃焼排ガスの残留量が
多くなり、さらに、燃焼室3における実圧縮比が12程
度と高めに設定されている。
【0034】また、本実施例の2サイクルエンジン10
0において、燃料噴射弁13における燃料供給期間(燃
料噴射弁13のニードル16が開状態となる期間)を、
−10°BBDCから60°ABDCまでの期間(第1
供給期間)、5°BBDCから55°ABDCまでの期
間(第2供給期間)、30°BBDCから50°ABD
Cまでの期間(第3供給期間)、45°BBDCから3
5°ABDCまでの期間(第4供給期間)の夫々に設定
したときの、クランク軸5の回転数が2000rpmか
ら3500rpmまでの正味熱効率の測定結果を、図4
に示す。なお、夫々の供給期間の終了時期は、燃料噴射
弁13に設けられたニードル16の閉時期を示すが、燃
焼室3の圧力上昇によりリード弁18が閉鎖されると、
ニードル16の閉時期より前に燃料gの供給が終了する
場合がある。
【0035】図4において、本実施例の燃焼室3に直接
燃料を噴射する2サイクルエンジン100は、燃料供給
時期、即ち燃料供給開始時期が遅いほど、正味熱効率の
ピークが低回転数側で発生することがわかる。これは、
低回転運転時においては、火花点火時期までの時間、即
ち燃料gとクランク室10から供給される空気aとの混
合に許される期間に余裕があるので、燃料gの供給開始
時期を遅延化された時期に設定して燃料の排気ポート側
への吹き抜けを抑制し、逆に、高回転運転時において
は、燃料gと空気aとの混合に許される期間に余裕がな
いので、燃料gの供給開始時期を低回転運転時よりも早
い時期に設定して、できるだけ燃料gの吹き抜けを抑制
しつつ燃料gと空気aとが充分に混合するようにするこ
とが好ましいからであると考えられる。
【0036】そこで、燃料供給開始時期設定手段51
は、図3に示すように、クランク軸5の回転数が200
0rpmのときには、燃料噴射弁13における燃料供給
期間を前記第1供給期間に設定し、回転数が2500r
pmのときには、燃料噴射弁13における燃料供給期間
を前記第2供給期間に設定し、回転数が3000rpm
のときには、燃料噴射弁13における燃料供給期間を前
記第3供給期間に設定し、回転数が3500rpmのと
きには、燃料噴射弁13における燃料供給期間を前記第
4供給期間に設定するというように、回転数が3500
rpmのときに燃料gの供給開始時期が45°BBDC
であるのに対して、回転数が小さくなるほどその供給開
始時期を連続的に遅延化させ、回転数が2000rpm
のときには燃料gの供給開始時期を−10°BBDCに
設定する。
【0037】そして、本実施例の2サイクルエンジン1
00は、図4の実線部に示すように、2000rpm〜
3500rpmに渡って、高い正味熱効率を達成するこ
とができた。また、本発明の効果を確認するために、こ
れまで説明してきた2サイクルエンジン100のよう
に、燃料gを燃料噴射弁13により直接燃焼室3に供給
するのではなく、燃料gと空気aとを吸気ポート11に
おいて混合し、クランク室10に混合気を供給して、そ
の混合気を燃焼室3に供給する予混合方式の構成(比較
例)についても同様に2000rpm〜3500rpm
のときの正味熱効率を測定した。すると、図4に示すよ
うに、本実施例の2サイクルエンジンの正味熱効率は、
比較例の2サイクルエンジンの正味熱効率と比較して、
10〜16ポイント程度向上することができており、本
発明に係る2サイクルエンジン100が予混合方式の2
サイクルエンジンよりも効率の点で優れていることがわ
かる。
【0038】尚、燃料供給開始時期設定手段51は、ク
ランク軸5の回転数が2000rpmを中心とする範囲
内のときは、燃料噴射弁13における燃料供給期間を前
記第1供給期間の一定とし、回転数が2500rpmを
中心とする範囲内のときは、燃料噴射弁13における燃
料供給期間を前記第2供給期間の一定とし、回転数が3
000rpmを中心とする範囲内のときは、燃料噴射弁
13における燃料供給期間を前記第3供給期間の一定と
し、回転数が3500rpmを中心とする範囲内のとき
は、燃料噴射弁13における燃料供給期間を前記第4供
給期間の一定とするように、燃料供給時期をクランク軸
5の回転数に応じて段階的に変化させても構わず、図4
に示すように、夫々の燃料供給時期における比較的熱効
率が高い部分を通りながら回転数を変化させることがで
きる。
【0039】さらに、本実施例及び比較例の2サイクル
エンジンにおいて、排ガス中の未燃炭化水素を測定した
結果、本実施例の2サイクルエンジンは、比較例の2サ
イクルエンジンと比較して、排ガス中の未燃炭化水素を
約80%程度低減することができ、本発明に係る2サイ
クルエンジンは燃料gの吹き抜け防止効果が十分に発揮
されていることがわかる。また、比較例の2サイクルエ
ンジンは燃焼室3において空気比1.2程度の混合気を
燃焼させるのであるが、本実施例の2サイクルエンジン
は1.8程度の高空気比で燃焼させることができ、燃費
改善すると共に、低NOx化を図ることができた。
【0040】なお、これまで説明してきた実施形態で
は、燃料gの一例として天然ガスを使用した例を示した
が、天然ガス以外にも、水素、プロパン、ブタンなどの
各種の気体燃料を燃料gとして使用することができ、更
に、燃料を圧縮して噴射供給するように構成すること
で、ガソリン、軽油、重油、エタノール、メタノールな
どの各種の液体燃料を燃料gとして使用することもで
き、また、燃焼室3に供給する燃焼用の酸素含有ガスと
して空気aを使用することが一般的ではあるが、例え
ば、酸素成分含有量が空気よりも高い酸素富化ガスなど
を使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】火花点火式2サイクルエンジンの概略構成図
【図2】燃料噴射弁の部分断面図
【図3】排気ポートと掃気ポートと燃料噴射弁の開状態
期間を示すタイムチャート
【図4】回転数と正味熱効率との関係を示すグラフ図
【符号の説明】
3:燃焼室 4:ピストン 5:クランク軸 7:点火プラグ 8:掃気ポート 9:排気ポート 10:クランク室 13:燃料噴射弁(燃料供給手段) 22:排気バルブ 50:ECU 51:燃料供給時期設定手段 100:火花点火式2サイクルエンジン a:空気(酸素含有ガス) g:燃料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/02 335 F02D 41/02 335 F02M 21/02 F02M 21/02 L (72)発明者 守家 浩二 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 畠山 収司 北海道札幌市北区新琴似6条12丁目2―23 (72)発明者 関谷 芳男 北海道小樽市稲穂4丁目16―7 (72)発明者 村山 正 北海道札幌市中央区円山西町8―6―1 Fターム(参考) 3G023 AA02 AA04 AA05 AB03 AC05 AC07 AD14 AF02 AG01 3G092 AA01 AA03 AA06 AB08 BB06 DE03 EA04 FA02 HE01Z 3G301 HA01 HA03 HA04 HA16 JA01 JA25 JA26 KA23 LB01 LC01 MA18 PE01Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンの上下運動により燃焼室に対し
    て開閉する掃気ポート及び排気ポートとを備え、前記燃
    焼室において燃料と酸素含有ガスとの混合気を燃焼させ
    てクランク軸から回転動力を出力する火花点火式2サイ
    クルエンジンであって、 前記燃焼室に燃料を直接供給すると共に、前記燃料の供
    給開始時期を調整可能な燃料供給手段と、 前記燃料供給手段による前記燃料の供給開始時期を、前
    記掃気ポート及び前記排気ポートの両方が開状態となる
    掃気期間内で、且つ、前記クランク軸の回転数が高い高
    回転運転時よりも前記回転数が低い低回転運転時の方が
    遅くなるように設定する燃料供給時期設定手段を備えた
    火花点火式2サイクルエンジン。
  2. 【請求項2】 前記燃料供給手段が、前記燃料を、前記
    燃焼室の火花点火領域に向う方向に供給するように構成
    されている請求項1に記載の火花点火式2サイクルエン
    ジン。
  3. 【請求項3】 前記燃料供給時期設定手段が、前記燃料
    の供給開始時期を、前記掃気期間開始時期に対して所定
    の遅延期間以降の前記掃気期間内に設定する請求項1又
    は2に記載の火花点火式2サイクルエンジン。
  4. 【請求項4】 前記燃料が天然ガスである請求項1から
    3の何れか1項に記載の火花点火式2サイクルエンジ
    ン。
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