JP2003242504A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003242504A
JP2003242504A JP2002035939A JP2002035939A JP2003242504A JP 2003242504 A JP2003242504 A JP 2003242504A JP 2002035939 A JP2002035939 A JP 2002035939A JP 2002035939 A JP2002035939 A JP 2002035939A JP 2003242504 A JP2003242504 A JP 2003242504A
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JP2002035939A
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English (en)
Inventor
Masaya Tamaru
雅也 田丸
Koichi Sakamoto
浩一 坂本
Hirokazu Kobayashi
寛和 小林
Kazuhiko Takemura
和彦 竹村
Masahiko Sugimoto
雅彦 杉本
Kenkichi Hayashi
健吉 林
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像のそれぞれの画素に対し、輝度に応じた
適切なノイズ低減を行う画像処理装置を提供する。 【解決手段】 画像を取得する取得部と、画像の画素の
輝度に基づく予め定められた演算を行う演算部と、画素
の輝度に基づく閾値を生成する閾値生成部と、当該演算
の結果が閾値より小さい場合に、画素の輝度に基づくメ
ディアンフィルタ演算の結果を画素の輝度の補正輝度と
して出力する補正部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
する。特に本発明は、画像のノイズを低減する画像処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、画像のノイズを低減する画像処
理として、メディアンフィルタ演算を用いる画像処理が
知られている。また、メディアンフィルタ演算に先だっ
て、エッジ判定を行い、エッジと判定された画素に対す
るメディアンフィルタ演算をおこなわないことで、エッ
ジの劣化を低減する画像処理が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像処
理においては、ノイズレベルが大きい場合にエッジを誤
検出するという問題があった。また、例えばデジタルカ
メラにより取得される画像は、画素の輝度によりノイズ
レベルが異なり、輝度が小さい場合にノイズレベルが大
きくなることが知られている。そのため、従来のデジタ
ルカメラでは、適切にノイズの低減が行えない場合があ
った。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる画像処理装置を提供することを目的とする。
この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴
の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の
更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、画像を処理する画像処理装置であって、画
像を取得する取得部と、画像の画素の輝度に基づく予め
定められた演算を行う演算部と、画素の輝度に基づく閾
値を生成する閾値生成部と、当該演算の結果が閾値より
小さい場合に、画素の輝度に基づくメディアンフィルタ
演算の結果を画素の輝度の補正輝度として出力する補正
部とを備える。閾値生成部は、画素の輝度が予め定めら
れた値より大きい場合、閾値として第1閾値を生成し、
画素の輝度が当該予め定められた値以下の場合、閾値と
して第1閾値より大きな第2閾値を生成してよい。
【0006】演算部は、予め定められた演算として、画
素の輝度に基づくエッジ検出演算を行ってよい。演算部
は、当該画素を中心画素とした近傍画素の輝度の平均値
を算出する平均値算出部と、中心画素の輝度と当該平均
値との差分の絶対値を演算の結果として算出する差分算
出部とを有してよい。
【0007】閾値生成部は、閾値を輝度に対応付けて記
憶し、画素の輝度に応じて閾値を出力する閾値テーブル
であってよい。取得部は、画素を示すRGB信号を生成
する撮像素子と、RGB信号に対してガンマ補正を行う
ガンマ補正部と、当該ガンマ補正されたRGB信号を、
色差信号、及び輝度信号に変換する信号変換部とを有
し、演算部は、画素の輝度として輝度信号が示す値を受
け取ってよい。
【0008】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0010】図1は、本発明の一実施形態に係る画像処
理装置の一例であるデジタルカメラ10の構成の一例を
示す。デジタルカメラ10は、被写体の画像を取得する
撮像装置の一例である。デジタルカメラ10は、画像を
処理する画像処理装置の機能を有する。なお、デジタル
カメラ10は、画像処理装置の一例である。画像処理装
置は静止画を撮影するデジタルカメラであってもよく、
動画を撮影するデジタルビデオカメラであってもよい。
画像処理装置は、例えば、走査により画像を取得するイ
メージスキャナであってもよい。
【0011】デジタルカメラ10は、取得する撮像画像
に対するメディアンフィルタ演算により補正画像を生成
する。デジタルカメラ10は、撮像画像の画素のうち、
エッジ上にない画素に対してメディアンフィルタ演算を
行う。デジタルカメラ10は、撮像画像の画素に対する
エッジ検出演算の結果が閾値より大きい場合に、当該画
素はエッジ上の画素であると判定する。デジタルカメラ
10は、画素の輝度に基づく閾値によりエッジの判定を
行う。デジタルカメラ10は、画像を取得する取得部の
一例である撮像部20、ノイズ低減部238、輪郭補正
部232、色差MTX部234、処理部236、及び格
納部206を備える。
【0012】撮像部20は、被写体の画像である撮像画
像を取得する。本実施形態において、撮像部20は、撮
像素子であるCCD30、オフセット補正部222、ゲ
イン補正部224、ガンマ補正部226、RGB補間部
228、及び信号変換部であるRGB−YC変換部23
0を有する。CCD30は、撮像画像の画素を示すRG
B信号を生成する。オフセット補正部222、ゲイン補
正部224、及びガンマ補正部226は、それぞれRG
B信号に対してオフセット補正、ゲイン補正、及びガン
マ補正を行う。RGB補間部228は、RGB信号に対
する画素補間を行う。RGB−YC変換部230は、ガ
ンマ補正されたRGB信号を、色差信号、及び輝度信号
に変換する。
【0013】ノイズ低減部238は、撮像画像に対する
メディアンフィルタ演算により補正画像を生成する。ノ
イズ低減部238は、撮像部20から受け取る撮像画像
を示す輝度信号のノイズを低減する。ノイズ低減部23
8は、補正画像を示す輝度信号を出力してよい。
【0014】輪郭補正部232は、ノイズ低減部238
から受け取る補正画像の輪郭を補正する。輪郭補正部2
32は、輪郭を補正された補正画像を示す輝度信号を出
力する。色差MTX部234は、撮像画像を示す色差信
号に基づく予め定められたマトリックス演算を行う。色
差MTX部234は、当該マトリックス演算により補正
画像を示す色差信号を生成する。
【0015】処理部236は、輪郭補正部232から受
け取る輝度信号、及び色差MTX部234から受け取る
色差信号が示す補正画像を圧縮する。処理部236は、
圧縮された補正画像を格納部206に供給する。格納部
206は、圧縮された補正画像を格納する。
【0016】図2は、本実施形態に係るノイズ低減部2
38の構成の一例を示す。本実施形態において、ノイズ
低減部238は、演算部204、閾値生成部208、及
び補正部210を有する。演算部204は、撮像画像の
画素の輝度に基づく予め定められた演算を行う。演算部
204は、当該演算として、デジタルフィルタ演算を行
ってよい。閾値生成部208は、撮像画素の輝度に基づ
く閾値を生成する。補正部210は、演算部204によ
る演算の結果が閾値より小さい場合に、画素の輝度に基
づくメディアンフィルタ演算の結果を当該画素の輝度の
補正輝度として出力する。補正部210は、撮像画像の
それぞれの画素に対する補正輝度を出力し、それぞれの
補正輝度が示す補正画像を生成する。補正部210は補
正画像を示す輝度信号を出力してよい。
【0017】以下、演算部204、閾値生成部208、
及び補正部210について、更に詳しく説明する。演算
部204は、予め定められた演算として、撮像画像の画
素の輝度に基づくエッジ検出演算を行う。演算部204
は、当該画素の輝度に基づいて、当該演算の結果である
エッジを示す特徴量を算出してよい。演算部204は、
画素の輝度として図1に関連して説明したRGB−YC
変換部230が出力する輝度信号が示す値を受け取る。
本実施形態において、演算部204は、平均値算出部3
02及び差分算出部304を含む。平均値算出部302
は、撮像画像の一の画素を中心画素とした近傍画素の輝
度の平均値を算出する。平均値算出部302は、近傍画
素として、中心画素を含む複数の画素を抽出してよい。
平均値算出部302は、中心画素、及び隣接する8画素
を含む3×3の領域を近傍画素として抽出してよい。こ
の場合、平均値算出部302は、近傍画素が含む9画素
の輝度の平均値を出力する。差分算出部304は、中心
画素の輝度と当該平均値との差分の絶対値を演算部20
4による演算の結果として算出する。
【0018】閾値生成部208は、閾値及び輝度の予め
定められた関係に基づいて、中心画素の輝度に応じた閾
値を生成する。閾値生成部208は、当該予め定められ
た関係として、閾値が輝度に対して減少する減少関数を
記憶するのが好ましい。また、閾値生成部208は、閾
値を輝度に対応付けて記憶し、中心画素の輝度に応じて
閾値を出力する閾値テーブルであってよい。閾値テーブ
ルは、例えば、輝度が示すアドレス位置に閾値を示す情
報を記憶するROMであってよい。
【0019】補正部210は、メディアンフィルタ30
6、比較部310、及びセレクタ308を含む。メディ
アンフィルタ306は、撮像画像に対するメディアンフ
ィルタ演算を行う。メディアンフィルタ306は、撮像
画像から予め定められた領域を抽出し、当該領域が含む
画素の輝度に対するメディアンフィルタ演算を行ってよ
い。メディアンフィルタ306は、当該演算の結果を、
セレクタ308に供給する。
【0020】比較部310は、演算部204による演算
の結果を、閾値生成部208が生成する閾値と比較す
る。比較部310は、当該演算の結果が、閾値以上の場
合、中心画素はエッジ上の画素であると判定してよい。
【0021】セレクタ308は、比較部310による比
較結果に基づいて、メディアンフィルタ306によるメ
ディアンフィルタ演算の結果、及び撮像画像における中
心画素の輝度のいずれかを、当該中心画素の補正輝度と
して出力する。セレクタ308は、演算部204による
演算の結果が閾値より小さい場合、当該補正輝度として
メディアンフィルタ306によるメディアンフィルタ演
算の結果を出力する。一方、演算部204による演算の
結果が閾値以上の場合、セレクタ308は、当該補正輝
度として撮像画像における中心画素の輝度を出力する。
セレクタ308は、撮像画像のそれぞれの画素に対する
補正輝度を出力し、それぞれの補正輝度が示す補正画像
を生成する。セレクタ308は、補正画像を図1に関連
して説明した輪郭補正部232に供給する。
【0022】図1に関連して説明したデジタルカメラ1
0は、撮像画像のそれぞれの画素に対し、画素の輝度に
応じた閾値でエッジ判定を行い、当該画素がエッジ上に
ない場合にメディアンフィルタ演算によるノイズ低減処
理を行う。本実施形態によれば、撮像画像のそれぞれの
画素に対し、輝度に応じた適切なノイズ低減を行うこと
ができる。また、本実施形態によれば、輝度の低い画素
に対し、高い閾値によるエッジ検出を行うことでエッジ
の誤検出を低減し、適切なノイズ低減を行うことができ
る。
【0023】図3は、図2に関連して説明した閾値生成
部208が記憶する閾値及び輝度の関係の一例を示す。
本実施形態において、閾値生成部208は、当該関係と
して、閾値が輝度に対して減少する減少関数を記憶す
る。閾値生成部208は、中心画素の輝度がより高い場
合に、より低い閾値を生成してよい。例えば、閾値生成
部208は、中心画素の輝度が予め定められた値より大
きい場合、第1閾値を生成し、中心画素の輝度が当該予
め定められた値以下の場合、第1閾値より大きな第2閾
値を生成してよい。閾値生成部208は、中心画素が撮
像画像における明るい部分にある場合に第1閾値を生成
し、中心画素が撮像画像における暗い部分であるシャド
ー部にある場合に第1閾値より大きな第2閾値を生成し
てよい。
【0024】図4は、本実施形態に係るデジタルカメラ
10の動作の一例を示すフローチャートである。図4
(a)は当該フローチャートである。図4(b)は平均
値算出部302が抽出する近傍画素400を示す。最初
に、図1に関連して説明した撮像部20は、撮像画像を
取得する(S102)。次に、図2に関連して説明した
平均値算出部302は、撮像画像における一の画素であ
る中心画素を含む近傍画素400を抽出し、近傍画素4
00が含むそれぞれ画素の輝度の平均値を算出する(S
104)。平均値算出部302は、例えば輝度がEであ
る中心画素、及びそれぞれの輝度がA,B,C,D,
F,G,H,Iである8個の隣接画素を含む近傍画素4
00を抽出してよい。この場合、平均値算出部302
は、近傍画素画400が含む9画素の輝度の平均値であ
るM=(A+B+C+D+E+F+G+H+I)/9を
出力する。
【0025】次に、図2に関連して説明した差分算出部
304は、中心画素の輝度と、平均値算出部302が算
出する平均値との差分の絶対値を算出する(S10
6)。差分算出部304は、当該差分の絶対値である、
Dev=|E−M|を出力してよい。次に、図2に関連
して説明した閾値生成部208は、中心画素の輝度に基
づく閾値を生成する(S108)。閾値生成部208
は、例えば、図3が示す閾値及び輝度の関係に基づい
て、中心画素の輝度に対応する閾値を生成する。別の実
施例において、閾値生成部208は、平均値算出部30
2による平均値の算出に先立って閾値を生成してもよ
い。
【0026】次に、図2に関連して説明した比較部31
0は、差分算出部304から受け取る差分の絶対値と、
閾値生成部208から受け取る閾値とを比較する(S1
10)。比較部310が差分の絶対値が閾値より小さい
と判断した場合、図2に関連して説明したメディアンフ
ィルタ306は、中心画素に対するメディアンフィルタ
演算を行う(S112)。メディアンフィルタ306
は、近傍画素画400が含む9画素に基づくメディアン
フィルタ演算を行ってよい。メディアンフィルタ306
は、メディアンフィルタ演算の結果であるE’=Med
ian(A,B,C,D,E,F,G,H,I)を出力
してよい。この場合、図2に関連して説明したセレクタ
308は、中心画素の輝度の補正輝度としてメディアン
フィルタ演算の結果E’を出力する。セレクタ308
は、補正画像における中心画素に対応する画素の輝度と
して、メディアンフィルタ演算の結果E’を出力する。
セレクタ308は、メディアンフィルタ演算の結果E’
を図1に関連して説明した輪郭補正部232に供給す
る。一方、S110において、比較部310が差分の絶
対値が閾値以上であると判断した場合、セレクタ308
は、中心画素の輝度Eを、補正画像における中心画素に
対応する画素の輝度として出力する。
【0027】図5は、本実施形態に係るデジタルカメラ
10の詳細な構成の一例を示す。デジタルカメラ10
は、撮像部20、撮像制御部40、システム制御部6
0、表示部100、操作部110、記憶部120、外部
接続部130、及び画像処理部140を備える。撮像部
20は、図1に関連して説明した撮像部20が有するC
CD30、オフセット補正部222、ゲイン補正部22
4、ガンマ補正部226、及びRGB補間部228と同
一又は同様の機能を有する。画像処理部140は、図1
に関連して説明した撮像部20が有するRGB−YC変
換部230、ノイズ低減部238、輪郭補正部232、
色差MTX部234、及び処理部236と同一又は同様
の機能を有する。また、外部接続部130に接続するオ
プション装置76の一例であるメモリカードは、図1に
関連して説明した格納部206と同一又は同様の機能を
有する。
【0028】撮像部20は、撮影レンズ部22、絞り2
4、シャッタ26、光学LPF28、CCD30、撮像
信号処理部32、ファインダ34、及びストロボ36を
有する。CCD30は、図1に関連して説明したCCD
30と同一又は同様の機能を有する。撮像信号処理部3
2は、図1に関連して説明したオフセット補正部22
2、ゲイン補正部224、ガンマ補正部226、及びR
GB補間部228と同一又は同様の機能を有する。
【0029】撮影レンズ部22は、被写体像を取り込ん
で処理を施す。撮影レンズ部22は、フォーカスレンズ
やズームレンズ等を含み、被写体像をCCD30の受光
面上に結像する。絞り24は、撮影レンズ部22を通過
した光を絞り、光学LPF28は、絞り24を通過した
光に含まれる所定の空間周波数よりも低い空間周波数の
光を通過させる。CCD30の各センサエレメントは、
結像した被写体像の光量に応じ、電荷を蓄積する(以下
その電荷を「蓄積電荷」という)。
【0030】シャッタ26は、機械式シャッタであり、
撮影レンズ部22を通過した光をCCD30に露光する
か否かを制御する。また、デジタルカメラ10は、シャ
ッタ26に代えて電子シャッタ機能を有してもよい。電
子シャッタ機能を実現するために、CCD30のセンサ
エレメントは、シャッタゲート及びシャッタドレインを
有する。シャッタゲートを駆動することにより、蓄積電
荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲート
の制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積する時
間、即ちシャッタスピードを制御できる。CCD30に
おいて、蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフ
トレジスタに読み出され、レジスタ転送パルスによって
電圧信号として順次読み出される。
【0031】撮像信号処理部32は、CCD30から出
力される被写体像を示す電圧信号、即ちアナログ信号を
R、G、B成分に色分解する。そして、撮像信号処理部
32は、R、G、B成分を調整することにより、被写体
像のホワイトバランスを調整する。撮像信号処理部32
は、被写体像のガンマ補正を行う。そして、撮像信号処
理部32は、R、G、B成分に分解されたアナログ信号
をA/D変換し、その結果得られた被写体像のデジタル
の画像データ(以下「デジタル画像データ」という)を
システム制御部60へ出力する。
【0032】ファインダ34は、表示手段を有してもよ
く、後述のメインCPU62等からの各種情報をファイ
ンダ34内に表示してもよい。ストロボ36は、コンデ
ンサに蓄えられたエネルギを放電する放電管37を有
し、放電管37にエネルギが供給されたとき放電管37
が発光することで機能する。
【0033】撮像制御部40は、ズーム駆動部42、フ
ォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ駆動部
48、それらを制御する撮像系CPU50、測距センサ
52、及び測光センサ54を有する。ズーム駆動部4
2、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、及びシャ
ッタ駆動部48は、それぞれステッピングモータ等の駆
動手段を有し、撮像部20に含まれる機構部材を駆動す
る。後述のレリーズスイッチ114の押下に応じ、測距
センサ52は被写体までの距離を測定し、測光センサ5
4は被写体輝度を測定する。そして、測距センサ52及
び測光センサ54は、測定された被写体までの距離のデ
ータ(以下単に「測距データ」という)及び被写体輝度
のデータ(以下単に「測光データ」という)を、それぞ
れ撮像系CPU50に供給する。
【0034】撮像系CPU50は、ユーザから指示され
たズーム倍率等の撮影情報に基づき、ズーム駆動部42
及びフォーカス駆動部44を制御して撮影レンズ部22
のズーム倍率とピントの調整を行う。また、撮像系CP
U50は、測距センサ52から受け取った測距データに
基づいて、ズーム駆動部42及びフォーカス駆動部44
を制御してズーム倍率及びピントの調整を行ってもよ
い。
【0035】撮像系CPU50は、測光センサ54から
受け取った測光データに基づいて、絞り値及びシャッタ
スピードを決定する。決定された値に従い、絞り駆動部
46及びシャッタ駆動部48は、絞り24の絞り量及び
シャッタ26の開閉をそれぞれ制御する。
【0036】また、撮像系CPU50は、測光センサ5
4から受け取った測光データに基づいて、ストロボ36
の発光を制御し、同時に絞り24の絞り量を調整する。
ユーザが映像の取込を指示したとき、CCD30は電荷
蓄積を開始し、測光データから計算されたシャッタ時間
の経過後、蓄積電荷を撮像信号処理部32へ出力する。
【0037】システム制御部60は、メインCPU6
2、キャラクタ生成部84、タイマ86、及びクロック
発生器88を有する。メインCPU62は、デジタルカ
メラ10全体、特にシステム制御部60を制御する。メ
インCPU62は、シリアル通信等により、撮像系CP
U50との間で必要な情報の受け渡しをする。
【0038】クロック発生器88は、メインCPU62
の動作クロックを発生し、メインCPU62に供給す
る。また、クロック発生器88は、撮像系CPU50及
び表示部100の動作クロックを発生する。クロック発
生器88は、メインCPU62、撮像系CPU50、及
び表示部100に対してそれぞれ異なる周波数の動作ク
ロックを供給してもよい。
【0039】キャラクタ生成部84は、撮影日時、タイ
トル等の撮影画像に合成する文字情報や、図形情報を生
成する。タイマ86は、例えば電池等でバックアップさ
れ、常に時間をカウントし、当該カウント値に基づいて
撮影画像の撮影日時に関する情報等の時刻情報をメイン
CPU62に供給する。タイマ86は、蓄電池から供給
された電力により、デジタルカメラ本体の電源がオフで
ある場合にも時間をカウントするのが望ましい。また、
キャラクタ生成部84及びタイマ86は、メインCPU
62に併設されることが好ましい。
【0040】記憶部120は、メモリ制御部64、不揮
発性メモリ66、及びメインメモリ68を有する。メモ
リ制御部64は、不揮発性メモリ66とメインメモリ6
8とを制御する。不揮発性メモリ66は、EEPROM
(電気的消去及びプログラム可能なROM)やFLAS
Hメモリ等で構成され、ユーザによる設定情報や出荷時
の調整値等、デジタルカメラ10の電源がオフの間も保
持すべきデータを格納する。不揮発性メモリ66は、メ
インCPU62のブートプログラムやシステムプログラ
ム等を格納してもよい。
【0041】メインメモリ68は、DRAMのように比
較的安価で容量の大きなメモリで構成されることが好ま
しい。メインメモリ68は、撮像部20から出力された
データを格納するフレームメモリとしての機能、各種プ
ログラムをロードするシステムメモリとしての機能、そ
の他ワークエリアとしての機能を有する。不揮発性メモ
リ66及びメインメモリ68は、システム制御部60内
外の各部とバス82を介してデータのやりとりを行う。
不揮発性メモリ66は、デジタル画像データを更に格納
してもよい。
【0042】画像処理部140は、ノイズ低減部23
8、YC処理部70、エンコーダ72、及び圧縮伸張処
理部78を有する。また、外部接続部130は、オプシ
ョン装置制御部74、及び通信I/F部80を有する。
【0043】ノイズ低減部238は、図1に関連して説
明したノイズ低減部238と同一又は同様の機能を有す
る。YC処理部70は、デジタル画像データにYC変換
を施し、輝度信号Y、並びに色差(クロマ)信号B−Y
及びR−Yを生成する。YC処理部70は、図1に関連
して説明したRGB−YC変換部230と同一又は同様
の機能を有する。メインメモリ68は、メモリ制御部6
4の制御に基づいて、輝度信号及び色差信号を格納す
る。
【0044】圧縮伸張処理部78は、メインメモリ68
から順次輝度信号と色差信号を読み出して圧縮する。圧
縮伸張処理部78は、図1に関連して説明した輪郭補正
部232、色差MTX部234、及び処理部236と同
一又は同様の機能を有する。そして、オプション装置制
御部74は、圧縮されたデジタル画像データ(以下単に
「圧縮データ」という)をオプション装置76の一例で
あるメモリカードへ書き込む。本実施形態において、当
該メモリカードは、撮像画像又は補正画像を記憶する。
【0045】エンコーダ72は、輝度信号と色差信号
を、ビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変換して端
子90から出力する。オプション装置76に記録された
圧縮データからビデオ信号を生成する場合、圧縮データ
は、まずオプション装置制御部74を介して圧縮伸張処
理部78へ与えられる。続いて、圧縮伸張処理部78で
必要な伸張処理が施されたデータはエンコーダ72によ
ってビデオ信号へ変換される。
【0046】オプション装置制御部74は、オプション
装置76が許容する信号仕様及びバス82のバス仕様に
従い、バス82とオプション装置76との間で必要な信
号の生成、論理変換、及び/又は電圧変換等を行う。デ
ジタルカメラ10は、オプション装置76として前述の
メモリカードの他に、例えばPCMCIA準拠の標準的
なI/Oカードをサポートしてもよい。その場合、オプ
ション装置制御部74は、PCMCIA用バス制御LS
I等で構成してもよい。
【0047】通信I/F部80は、デジタルカメラ10
がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−23
2C、イーサネット(登録商標)等の仕様に応じたプロ
トコル変換等の制御を行う。通信I/F部80は、圧縮
データ又はデジタル画像データを、端子92を介してネ
ットワークを含む外部機器に出力してよい。通信I/F
部80は、必要に応じてドライバICを含み、外部機器
と端子92を介して通信する。通信I/F部80は、例
えばプリンタ、カラオケ機、ゲーム機等の外部機器との
間で独自のインターフェースによるデータ授受を行う構
成としてもよい。
【0048】表示部100は、LCDモニタ102、L
CDパネル104、モニタドライバ106、及びパネル
ドライバ108を有する。モニタドライバ106は、L
CDモニタ102を制御する。また、パネルドライバ1
08は、LCDパネル104を制御する。LCDモニタ
102は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に
設けられ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズ
ーム倍率、電池残量、日時、モード設定のための画面、
被写体画像等を表示する。LCDパネル104は例えば
小さな白黒LCDでカメラ上面に設けられ、画質(FI
NE/NORMAL/BASIC等)、ストロボ発光/
発光禁止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量/残量
等の情報を表示する。
【0049】操作部110は、パワースイッチ112、
レリーズスイッチ114、機能設定部116、及びズー
ムスイッチ118を有する。パワースイッチ112は、
ユーザの指示に基づいてデジタルカメラ10の電源をオ
ン/オフする。レリーズスイッチ114は、半押しと全
押しの二段階押し込み構造を有する。一例として、レリ
ーズスイッチ114が半押しされることにより、撮像制
御部40は、自動焦点調整及び自動露出調整を行い、全
押しされることにより、撮像部20は、被写体像を取り
込む。
【0050】機能設定部116は、例えば回転式のモー
ドダイヤルや十字キー等であって、「ファイルフォーマ
ット」、「特殊効果」、「印画」、「決定/保存」、
「表示切換」等の設定を受け付ける。ズームスイッチ1
18は、撮像部20が取得する被写体像のズーム倍率の
設定を受け付ける。
【0051】以上の構成による主な動作は以下のとおり
である。まずパワースイッチ112が押下され、デジタ
ルカメラ10の各部に電力が供給される。メインCPU
62は、機能設定部116の状態を読み込むことで、デ
ジタルカメラ10が撮影モードにあるか再生モードにあ
るかを判断する。
【0052】デジタルカメラ10が撮影モードの場合、
メインCPU62は、レリーズスイッチ114の半押し
状態を監視する。レリーズスイッチ114の半押し状態
が検出されたとき、撮像系CPU50は、測光センサ5
4及び測距センサ52からそれぞれ測光データと測距デ
ータを得る。撮像制御部40は、撮像系CPU50が得
た測光データ及び測距データに基づいて、撮像部20の
ピント、絞り等を調整する。調整が完了すると、LCD
モニタは、「スタンバイ」等の文字を表示してユーザに
その旨を伝える。
【0053】続いて、メインCPU62は、レリーズス
イッチ114の全押し状態を監視する。レリーズスイッ
チ114の全押し状態が検出されたとき、所定のシャッ
タ時間をおいてシャッタ26が閉じられ、CCD30の
蓄積電荷が撮像信号処理部32へ掃き出される。撮像信
号処理部32による処理の結果生成されたデジタル画像
データはバス82へ出力される。デジタル画像データは
一旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部7
0と圧縮伸張処理部78で処理され、オプション装置制
御部74を経由してオプション装置76へ記録される。
記録されたデジタル画像データに基づく撮影画像は、フ
リーズされた状態でしばらくLCDモニタ102に表示
され、ユーザは撮影画像を確認することができる。以上
で一連の撮影動作が完了する。
【0054】一方、デジタルカメラ10が再生モードの
場合、メインCPU62は、メインメモリ68、不揮発
性メモリ66、及び/又はオプション装置76から撮影
した撮影画像を読み出し、これを表示部100のLCD
モニタ102へ表示する。
【0055】この状態でユーザが機能設定部116にて
「順送り」、「逆送り」を指示すると、メインCPU6
2は、メインメモリ68、不揮発性メモリ66、及び/
又はオプション装置76が格納した他の撮影画像を読み
出し、これを表示部100のLCDモニタ102へ表示
する。
【0056】図6は、本実施形態に係る画像処理装置と
してのコンピュータ690の構成の一例を示す。コンピ
ュータ690は、CPU700と、ROM702と、R
AM704と、通信インターフェース706と、ハード
ディスクドライブ708と、フロッピー(登録商標)デ
ィスクドライブ712と、CD−ROMドライブ714
とを備える。CPU700は、ROM702、RAM7
04、ハードディスクドライブ708、FDディスク7
20、及びCD−ROM722に格納されたプログラム
に基づいて動作する。通信インターフェース706は、
インターネット等を介して外部と通信する。格納装置の
一例としてのハードディスクドライブ708は、設定情
報及びCPU700が動作するプログラムを格納する。
ROM702、RAM704、及び/又はハードディス
クドライブ708は、コンピュータ690を図1から図
5に関連して説明した画像処理装置であるデジタルカメ
ラ10として機能させるための画像処理プログラムを格
納する。
【0057】フロッピーディスクドライブ712はフロ
ッピーディスク720からデータまたはプログラムを読
み取り、CPU700に提供する。CD−ROMドライ
ブ714はCD−ROM722からデータまたはプログ
ラムを読み取り、CPU700に提供する。本例におい
て、CD−ROMドライブ714はCD−ROM722
から、CD−ROM722が格納する画像を取得する。
別の実施例において、フロッピーディスクドライブ71
2が、フロッピーディスク720から画像を取得しても
よい。コンピュータ690は、通信インターフェース7
06を介して画像を取得してもよい、コンピュータ69
0は、通信インターフェース706を介し、インターネ
ットから画像を取得してもよい。
【0058】CPU700が実行するソフトウエアは、
フロッピーディスク720またはCD−ROM722等
の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記録媒体
に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非圧縮で
あっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハードディ
スクドライブ708にインストールされ、RAM704
に読み出されてCPU700により実行される。
【0059】当該画像処理プログラムは、コンピュータ
690を、図1に関連して説明した撮像部20、ノイズ
低減部238、輪郭補正部232、色差MTX部23
4、処理部236、及び格納部206として機能させ
る。つまり、本例において格納部206はRAM70
4、又はハードディスクドライブ708であってよい。
また、格納部206は、FDディスクが挿入されたFD
ドライブであってよく、CD−ROM722が挿入され
たCD−ROMドライブ714であってもよい。また、
ノイズ低減部238、輪郭補正部232、色差MTX部
234、及び処理部236は、CPU700であってよ
い。また、本例においては、CD−ROMドライブ71
4が画像を取得する。すなわち、CD−ROMドライブ
714は、図1に関連して説明した撮像部20と同一又
は同様の機能を有する。CD−ROMドライブ714
は、画像を取得する取得部の機能を有してよい。また、
コンピュータ690は画像を取得する取得部を更に備え
てもよい。取得部は、例えば図1に関連して説明した撮
像部20と同一又は同様の機能を有してよい。取得部
は、画像を取得するデジタルカメラであってもよい、取
得部は、イメージスキャナであってもよい。また、コン
ピュータ690は、撮像部20、ノイズ低減部238、
輪郭補正部232、色差MTX部234、及び処理部2
36の機能を行う他の演算装置を更に備えてよい。
【0060】コンピュータ690は、ノイズを低減する
べき被処理画像を、CD−ROM722、及び/又はF
Dディスク716から受け取ってよい。また、通信イン
ターフェースを介して、外部から被処理画像を受け取っ
てもよい。また、コンピュータ690は、デジタルカメ
ラにおいて画像を格納する記憶素子から、被処理画像を
読み込む手段を有してよい。
【0061】また、画像処理プログラムは記録媒体から
直接RAMに読み出されて実行されても、一旦ハードデ
ィスクドライブにインストールされた後にRAMに読み
出されて実行されても良い。更に、上記プログラムは単
一の記録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納され
ても良い。また記録媒体に格納される画像処理プログラ
ムは、オペレーティングシステムとの共同によってそれ
ぞれの機能を提供してもよい。例えば、画像処理プログ
ラムは、機能の一部または全部を行うことをオペレーテ
ィングシステムに依頼し、オペレーティングシステムか
らの応答に基づいて機能を提供するものであってもよ
い。
【0062】画像処理プログラムを格納する記録媒体と
しては、フロッピーディスク、CD−ROMの他にも、
DVD、PD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒
体、テープ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュ
アーカードなどの半導体メモリ等を用いることができ
る。又、専用通信ネットワークやインターネットに接続
されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはR
AM等の格納装置を記録媒体として使用してもよい。本
例のコンピュータ690によれば、図1に関連して説明
したデジタルカメラ10と同様に、画像のそれぞれの画
素に対し、輝度に応じた適切なノイズ低減を行うことが
できる。
【0063】以上、本発明を実施形態を用いて説明した
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改
良を加えることができる。そのような変更または改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0064】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、画像のそれぞれの画素に対し、輝度に応じた適
切なノイズ低減を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ10
の構成の一例を示す図である。
【図2】本実施形態に係るノイズ低減部238の構成の
一例を示す図である。
【図3】本実施形態に係る閾値生成部208が記憶する
閾値及び輝度の関係の一例を示す図である。
【図4】本実施形態に係るデジタルカメラ10の動作の
一例を示すフローチャートである。図4(a)は本実施
形態に係るデジタルカメラ10の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。図4(b)は平均値算出部302が
抽出する近傍画素400を示す図である。
【図5】本実施形態に係るデジタルカメラ10の詳細な
構成の一例を示す図である。
【図6】本実施形態に係る画像処理装置としてのコンピ
ュータ690の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 20 撮像部 22 撮影レンズ部 24 絞り 26 シャッタ 28 光学LPF 30 CCD 32 撮像信号処理部 34 ファインダ 36 ストロボ 37 放電管 40 撮像制御部 42 ズーム駆動部 44 フォーカス駆動部 46 絞り駆動部 48 シャッタ駆動部 50 撮像系CPU 52 測距センサ 54 測光センサ 60 システム制御部 62 メインCPU 64 メモリ制御部 66 不揮発性メモリ 68 メインメモリ 70 YC処理部 72 エンコーダ 74 オプション装置制御部 76 オプション装置 78 圧縮伸張処理部 80 通信I/F部 82 バス 84 キャラクタ生成部 86 タイマ 88 クロック発生器 90 端子 92 端子 100 表示部 102 LCDモニタ 104 LCDパネル 106 モニタドライバ 108 パネルドライバ 110 操作部 112 パワースイッチ 114 レリーズスイッチ 116 機能設定部 118 ズームスイッチ 120 記憶部 130 外部接続部 140 画像処理部 204 演算部 206 格納部 208 閾値生成部 210 補正部 222 オフセット補正部 224 ゲイン補正部 226 ガンマ補正部 228 RGB補間部 230 RGB−YC変換部 232 輪郭補正部 234 色差MTX部 236 処理部 238 ノイズ低減部 302 平均値算出部 304 差分算出部 306 メディアンフィルタ 308 セレクタ 310 比較部 400 近傍画素 690 コンピュータ 700 CPU 702 ROM 704 RAM 706 通信インターフェース 708 ハードディスクドライブ 712 フロッピーディスクドライブ 714 CD−ROMドライブ 720 FDディスク 722 CD−ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 寛和 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 竹村 和彦 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 杉本 雅彦 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 林 健吉 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 5B057 BA01 CA01 CA02 CA08 CA12 CA16 CB01 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CE02 CE06 CH06 CH07 5C021 PA31 PA52 PA58 PA72 PA76 PA92 RA02 RB07 XA03 XB11 YA02 5C077 LL05 MP01 MP08 PP02 PP46 PP47 PP68 PQ12 PQ20 TT09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を処理する画像処理装置であって、 前記画像を取得する取得部と、 前記画像の画素の輝度に基づく予め定められた演算を行
    う演算部と、 前記画素の輝度に基づく閾値を生成する閾値生成部と、 前記演算の結果が前記閾値より小さい場合に、前記画素
    の輝度に基づくメディアンフィルタ演算の結果を前記画
    素の輝度の補正輝度として出力する補正部とを備えるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記閾値生成部は、前記画素の輝度が予
    め定められた値より大きい場合、前記閾値として第1閾
    値を生成し、前記画素の輝度が前記予め定められた値以
    下の場合、前記閾値として前記第1閾値より大きな第2
    閾値を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記演算部は、前記予め定められた演算
    として、前記画素の輝度に基づくエッジ検出演算を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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