JP2003179807A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003179807A
JP2003179807A JP2001379774A JP2001379774A JP2003179807A JP 2003179807 A JP2003179807 A JP 2003179807A JP 2001379774 A JP2001379774 A JP 2001379774A JP 2001379774 A JP2001379774 A JP 2001379774A JP 2003179807 A JP2003179807 A JP 2003179807A
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JP
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image
red
eye
unit
strobe
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Application number
JP2001379774A
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English (en)
Inventor
Hisanobu Tsubaki
尚宜 椿
Kazuhiko Takemura
和彦 竹村
Koji Fukuda
浩司 福田
Koichi Sakamoto
浩一 坂本
Atsuhiko Ishihara
淳彦 石原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像画像から自動的に赤目を検出して、検出
した当該赤目を補正する撮像装置を提供する。 【解決手段】 撮像装置は、被写体の撮影を指示する第
1指示信号及び第2指示信号を生成する設定部と、第2
指示信号に応じてストロボ光を発光するストロボと、第
1指示信号及び第2指示信号のそれぞれに応じて、被写
体の画像を予備画像及び撮像画像としてそれぞれ取得す
る撮像部と、予備画像及び撮像画像を互いに対応づけて
格納する格納部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関す
る。特に本発明は、撮像された画像における赤目を補正
する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラでの撮影の際、特に夜間にストロ
ボで人物を正面から撮影すると、瞳孔が真っ赤または金
色に写る、いわゆる赤目現象が発生する場合がある。こ
の赤目現象は、暗い場所で瞳孔が開いた状態の目に対し
てストロボの光を正面から入射することによって、スト
ロボの光が正反射され、この状態が画像に写り込むため
に起こる現象である。赤目現象には、瞳が赤く写る赤目
と瞳が金色に写る金目とがある(以後、両方を含めて赤
目という。)。これに対して、赤目の原因となる瞳孔の
開きを小さくするべく、撮影前に予備的にストロボを発
光させ、その後ストロボ撮影を行うような機能を有する
カメラが開発された。しかし、撮影前に予備的にストロ
ボを発光させた場合にも、被写体人物の個人差や撮影条
件の違いにより赤目が発生する場合があった。
【0003】また、近年、デジタル画像処理によって赤
目の発生を防ぐ方法が種々提案されている。例えば、特
開平5−19382号公報には、原画の各点を測光して
画像データを得る工程と、赤目領域を指定する工程と、
赤目領域を所望の瞳孔の色に変換する工程と、変換した
データに基づき原画をカラーペーパにプリントする工程
とを有する赤目修正方法を行う写真プリンタが開示され
ている。特開平11−73499号公報には、所定のカ
ラーおよび形状特性に対応するオリジナルのカラーデー
タを持ったデジタル画像のピクセルを識別し、前記識別
したピクセルのオリジナルのカラーデータを調節して所
望の結果を得るデジタル画像におけるカラー調節方法が
開示されている。特開平10−75374号公報には、
オペレータが指定した目を含む領域の中から目の領域を
抽出し、抽出された目の領域の色相および彩度で赤目と
判定する、具体的には所定赤色範囲内の色相および所定
値以上の彩度を持つ領域を赤目であると判定する赤目抽
出方法および赤目と判定された目の領域の彩度を低下さ
せる赤目修正方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデジタ
ル画像処理方法では、高い精度での赤目の検出は困難で
あった。そのため、撮影した画像から自動的に赤目を検
出して、検出した当該赤目を補正することは困難であっ
た。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる撮像装置を提供することを目的とする。この
目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組
み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更な
る有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、被写体の撮影を指示する第1指示信号及び
第2指示信号を生成する設定部と、第2指示信号に応じ
てストロボ光を発光するストロボと、第1指示信号及び
第2指示信号のそれぞれに応じて、被写体の画像を予備
画像及び撮像画像としてそれぞれ取得する撮像部と、予
備画像及び撮像画像を互いに対応づけて格納する格納部
とを備えることを特徴とする撮像装置を提供する。
【0007】更に、設定部は、赤目軽減モードを設定
し、ストロボは、第1指示信号に応じて更にストロボ光
を発光するのが好ましい。格納部は、赤目軽減モードの
設定を示す情報を、撮像画像と対応づけて格納するのが
好ましい。更に、設定部は、撮像装置が、自動露光調節
又は自動焦点合わせを行った後に第1指示信号を生成し
てもよい。
【0008】更に、予備画像及び撮像画像に基づいて撮
像画像における赤目を検出する赤目検出部を備えるのが
好ましい。赤目検出部は、予備画像において人物の目を
示す第1画像要素と、撮像画像において当該人物の目を
示す第2画像要素とを抽出し、第1画像要素における予
め定められた領域の色彩と、第2画像要素における当該
領域に対応する領域の色彩との比較に基づいて赤目を検
出してよい。更に、格納部は、赤目検出部による赤目の
検出結果を、撮像画像と対応づけて格納するのが好まし
い。
【0009】更に、赤目検出部が赤目を検出した場合に
当該赤目を補正する赤目補正部を備えるのが好ましい。
格納部は、赤目補正部が赤目を補正した場合、当該補正
を行ったことを示す情報を、撮像画像に対応づけて格納
するのが好ましい。
【0010】更に、撮像部は、ストロボが発光しない時
の被写体の画像を非発光画像として更に取得し、撮像装
置は、非発光画像及び撮像画像に基づいて、第2指示信
号に応じたストロボ光の前記被写体への到達を判定する
ストロボ判定部を更に備え、ストロボ判定部が第2指示
信号に応じたストロボ光は前記被写体に到達したと判定
した場合に、赤目検出部は赤目を検出するのが好まし
い。ストロボ判定部は、撮像画像において被写体の一部
又は全体を示す領域の明度が、非発光画像における当該
領域に対応する領域の明度より予め定められた値以上大
きい場合に、第2指示信号に応じたストロボ光は前記被
写体に到達したと判定してよい。
【0011】更には、撮像装置は、赤目軽減モードを設
定する設定部と、被写体の画像を撮像画像として取得す
る撮像部と、赤目軽減モードの設定を示す情報を撮像画
像と対応づけて格納する格納部とを備えてもよい。
【0012】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0014】図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮
像装置の一例であるデジタルカメラ10の構成を示す。
デジタルカメラ10は、被写体を撮影する撮像装置であ
る。デジタルカメラ10は、例えば静止画を撮影するデ
ジタルスチルカメラであってよい。デジタルカメラ10
は、撮像部20、ストロボ36、設定部206、格納部
120、赤目検出部210、赤目補正部212及びスト
ロボ判定部214を備える。設定部206は、被写体の
撮影を指示する第1指示信号及び第2指示信号を生成す
る。本実施形態において、設定部206は、ユーザのマ
ニュアル操作に基づいて、赤目発生を防止する撮像モー
ドである赤目軽減モードを更に設定する。設定部206
は、リレーズスイッチを有してよい。設定部206は、
ユーザのリレーズスイッチ操作に基づいて第1指示信号
及び第2指示信号を生成してよい。設定部206は、ユ
ーザのマニュアル操作を受け取る回転式のモードキーや
十字キー等を有してよい。ストロボ36は、第1指示信
号及び第2指示信号のそれぞれに応じてストロボ光を発
光する。ストロボ36は、設定部206が赤目軽減モー
ドを設定した場合、撮像時に複数回ストロボ光を発光し
てよい。本実施形態において、ストロボ36は、第1指
示信号に応じた発光であるプレ発光としてストロボ光を
発光し、第2指示信号に応じた発光である本発光として
更にストロボ光を発光する。ストロボ36は、プレ発光
時より予め定められた時間経過後に本発光としてストロ
ボ光を発光するのが好ましい。ストロボ36は、プレ発
光及び本発光としてそれぞれ異なる光量のストロボ光を
発光してよい。ストロボ36は、例えば、赤目の防止効
果を高めるべく、プレ発光として本発光より多くの光量
のストロボ光を発光してよい。この場合、ストロボ36
は、本発光として、被写体が受ける露光量が適切となる
光量のストロボ光を発光するのが好ましい。別の実施例
において、ストロボ36は、プレ発光として、例えばLE
Dを発光させてもよい。
【0015】撮像部20は第1指示信号及び第2指示信
号のそれぞれに応じて、被写体の画像を予備画像及び撮
像画像としてそれぞれ取得する。本実施形態において、
撮像部20は、設定部206が赤目軽減モードを設定し
た場合、プレ発光時に、被写体の画像を予備画像として
取得し、本発光時に、被写体の画像を撮像画像として更
に取得する。本実施形態において、撮像部20は、スト
ロボ36が発光しない時の被写体の画像を非発光画像と
して更に取得する。撮像部20は、予備画像又は非発光
画像として、撮像画像が示す被写体の領域のうち、一部
の領域を示す画像を取得してよい。撮像部20は、設定
部206が有するレリーズスイッチを半押しにした状態
で非発光画像を取得し、ユーザがレリーズスイッチを全
押しにした状態で予備画像及び撮像画像を取得するのが
好ましい。別の実施例において、撮像部20は、ストロ
ボ36が発光しない時の被写体の画像を予備画像として
取得しても良い。この場合、設定部は206は、デジタ
ルカメラ10が、自動露光調節又は自動焦点合わせを行
った後に第1指示信号を生成するのが好ましい。
【0016】ストロボ判定部214は、非発光画像及び
撮像画像に基づいて、本発光時のストロボ光の被写体へ
の到達を判定する。ストロボ判定部214は、撮像画像
において被写体の一部又は全体を示す領域の明度が、非
発光画像における当該領域に対応する領域の明度より予
め定められた値以上大きい場合に、本発光時のストロボ
光は被写体に到達したと判定する。ストロボ判定部21
4は、例えば、非発光画像における当該領域及び撮像画
像における当該対応する領域それぞれにおける明度のヒ
ストグラムに基づいて、それぞれの領域の明度を算出し
てよい。
【0017】赤目検出部210は、予備画像及び撮像画
像に基づいて撮像画像における赤目を検出する。本実施
形態においては、ストロボ判定部214が本発光時のス
トロボ光は被写体に到達したと判定した場合に、赤目検
出部210は赤目を検出する。これにより、赤目検出部
210は、赤目の誤検出を防止することができる。赤目
検出部210は、例えば、予備画像において人物の目を
示す第1画像要素と、撮像画像において当該人物の目を
示す第2画像要素とを抽出し、第1画像要素における予
め定められた領域の色彩と、第2画像要素における当該
領域に対応する領域の色彩との比較に基づいて赤目を検
出してよい。
【0018】赤目検出部210は、例えば、予備画像の
画素毎に、予め定められた特徴量を計算し、当該計算さ
れた特徴量に基づいて撮像画像を複数の領域に分割す
る。赤目検出部210は当該複数の領域それぞれの、形
状、他の領域との配置関係、面積比率、濃度又は平均色
味に基づいて第1画像要素を抽出してよい。赤目検出部
210は、予備画像から第1画像要素を抽出するのと同
一又は同様の方法により、撮像画像から第2画像要素を
抽出してよい。
【0019】本実施形態において、赤目検出部210
は、第1画像要素に基づいて、予備画像における人物の
瞳の色(以下、第1瞳色という)を推定する。赤目検出
部210は、例えば、第1画像要素において、予め定め
られた値以上の赤色の色相と予め定められた値以上の彩
度を有する画素の割合を算出し、当該割合に基づいて第
1瞳色を推定してよい。本実施形態において、赤目検出
部210は、当該割合が予め定められた値より大きい場
合、第1瞳色は赤色であると推定する。赤目検出部21
0は、当該割合が当該予め定められた値以下である場
合、第1瞳色は黒色であると推定する。これにより、赤
目検出部210は、第1瞳色が赤色であるか黒色である
かを推定する。赤目検出部210は、第1画像要素おけ
る、色相、彩度又は明度の統計量に基づいて第1瞳色を
推定してもよい。赤目検出部210は、第1画像要素に
基づく第1瞳色の推定と同一又は同様の方法により、第
2画像要素に基づいて、撮像画像における人物の瞳の色
(以下、第2瞳色という)を推定する。本実施形態にお
いて、赤目検出部210は、第2瞳色が赤色であるか黒
色であるかを推定する。
【0020】赤目検出部210は、第1瞳色及び第2瞳
色に基づいて、撮像画像における赤目を検出する。第2
瞳色が黒色である場合、赤目検出部210は、撮像画像
において赤目は存在しないと判断してよい。この場合、
赤目検出部210は、撮像画像において赤目を検出しな
いことを示す情報を出力してよい。この場合、更に第1
瞳色が赤色であれば、赤目検出部210は、プレ発光に
より撮像画像における赤目の発生が防止されたことを示
す情報を更に出力してよい。赤目検出部210は、当該
情報を、赤目補正部212及び格納部120に供給する
のが好ましい。
【0021】一方、第2瞳色が赤色である場合、更に第
1瞳色が黒色であれば、赤目検出部210は、プレ発光
によっては、撮像画像における赤目の発生が防止されな
かったと判断してよい。この場合、赤目検出部210
は、撮像画像において赤目を検出したことを示す情報を
出力するのが好ましい。また、第1瞳色及び第2瞳色が
共に赤色である場合、赤目検出部210は、第2瞳色が
示す赤色は赤目によるものではないと判断してよい。こ
の場合、赤目検出部210は、撮像画像において赤目は
存在しないと判断してよい。この場合、赤目検出部21
0は、撮像画像において赤目を検出しないことを示す情
報を出力してよい。この場合、赤目検出部210は、撮
像画像において赤目が存在する可能性があることを示す
情報を更に出力してもよい。赤目検出部210は、当該
出力する情報を、赤目補正部212及び格納部120に
供給するのが好ましい。別の実施例においては、第2瞳
色が赤色である場合、赤目検出部210は、撮像画像に
おいて赤目を検出したことを示す情報を出力してもよ
い。
【0022】赤目補正部212は、赤目検出部210が
赤目を検出した場合に撮像画像における赤目を補正す
る。本実施形態において、赤目補正部212は、赤目検
出部210から撮像画像において赤目を検出したことを
示す情報を受け取った場合に赤目を補正する。赤目補正
部212は、当該赤目を含む目を示す領域を、予め定め
られた色相に色相変換を行うことにより当該赤目を補正
してよい。赤目補正部212は、当該予め定められた色
相として黒色又は青色を用い、当該赤目を黒目又は青目
に修正してよい。あるいは、赤目補正部212は、例え
ば、当該赤目を含む目を示す領域の彩度を低下させ無彩
色に近づけることにより、当該赤目を黒目に修正しても
よい。赤目補正部212は、赤目検出部210から、撮
像画像において赤目を検出しないことを示す情報及び撮
像画像において赤目が存在する可能性があることを示す
情報を受け取った場合、ユーザの指示に基づいて、赤目
を補正するか否かを判断してもよい。赤目補正部212
は、当該指示をユーザのマニュアル指示に基づいて受け
取ってよい。赤目補正部212は、ユーザから赤目を補
正すべきことを示す指示を受け取った場合、第2瞳色に
対応する人物の目が赤目であると判断してよい。この場
合、赤目補正部212は、当該赤目を補正してよい。
【0023】格納部120は、予備画像及び撮像画像を
互いに対応づけて格納する。本実施形態において、格納
部120は、赤目軽減モードの設定を示す情報を、撮像
画像と対応づけて更に格納する。格納部120は、当該
情報を撮像画像に対応するタグ情報として格納してよ
い。格納部120は、非発光画像を、撮像画像と対応づ
けて格納してもよい。格納部120は、赤目検出部21
0による赤目の検出結果を、撮像画像と対応づけて更に
格納してもよい。格納部120は、赤目の検出結果とし
て、プレ発光により撮像画像における赤目の発生が防止
されたことを示す情報、撮像画像において赤目を検出し
たことを示す情報、撮像画像において赤目が存在する可
能性があることを示す情報又は撮像画像において赤目を
検出しないことを示す情報を格納してよい。格納部12
0は、赤目補正部212が赤目を補正した場合、当該補
正を行ったことを示す情報を、撮像画像に対応づけて格
納してよい。格納部120は、ストロボ判定部214に
よる、本発光時のストロボ光の被写体への到達判定結果
を格納してよい。格納部120は、赤目の検出結果、当
該補正を行ったことを示す情報又は当該到達判定結果を
撮像画像に対応するタグ情報として格納してよい。
【0024】図2は、図1に関連して説明したデジタル
カメラ10の動作の一例を示すフローチャートである。
デジタルカメラ10は、まず、図1に関連して説明した
設定部206が赤目軽減モードを設定しているか否かを
判定する(S102)。設定部206が赤目軽減モード
を設定している場合、次に、図1に関連して説明した撮
像部20は、非発光画像を取得する(S104)。次
に、図1に関連して説明した格納部120は、非発光画
像を格納する(S106)。次に、図1に関連して説明
したストロボ36は、プレ発光としてストロボ光を発光
し(S108)、撮像部20は、予備画像を取得する(S
110)。次に、格納部120は、予備画像を格納する
(S112)。次に、ストロボ36は、本発光としてス
トロボ光を発光し(S114)、撮像部20は、撮像画
像を取得する(S116)。次に、格納部120は、撮
像画像を格納する(S118)。なお、設定部206が
赤目軽減モードを設定していない場合、デジタルカメラ
10は、S102の次に、S114、S116及びS118
の動作を順次行う。設定部206が赤目軽減モードを設
定していない場合、デジタルカメラ10は、S118の
次に、動作を終了してよい。
【0025】次に、図1に関連して説明した赤目検出部
210は、赤目の発生を判定する(S120)。ここ
で、赤目検出部210が撮像画像における赤目を検出し
なかった場合、デジタルカメラ10は動作を終了する。
一方、赤目検出部210が撮像画像における赤目を検出
した場合、図1に関連して説明したストロボ判定部21
4は、本発光時のストロボ光が被写体に到達したか否か
を判定する(S122)。ここで、ストロボ判定部21
4が当該ストロボ光は被写体に到達しなかったと判定し
た場合、デジタルカメラ10は動作を終了する。また、
ストロボ判定部214が当該ストロボ光は被写体に到達
したと判定した場合、図1に関連して説明した赤目補正
部212は、検出した当該赤目を補正し(S124)、
デジタルカメラ10は動作を終了する。本実施形態によ
れば、撮像画像から自動的に赤目を検出して、検出した
当該赤目を補正することができる。
【0026】図3は、本実施形態に係るデジタルカメラ
10の詳細な構成の一例を示す。デジタルカメラ10
は、撮像部20、ストロボ36、撮像制御部40、シス
テム制御部60、表示部100、操作部110、格納部
120、外部接続部130、及び画像処理部140を備
える。
【0027】撮像部20、ストロボ36、及び格納部1
20は、図1に関連して説明した撮像部20、ストロボ
36、及び格納部120とそれぞれ同一又は同様の機能
を有する。操作部110は、図1に関連して説明した設
定部206と同一又は同様の機能を有する。画像処理部
140は、図1に関連して説明した赤目検出部210、
赤目補正部212、及びストロボ判定部214のそれぞ
れと同一又は同様の機能を有する。別の実施例において
は、オプション装置76の一例であるメモリカードが図
1に関連して説明した格納部120と同一又は同様の機
能を有してもよい。
【0028】撮像部20は、撮影レンズ部22、絞り2
4、シャッタ26、光学LPF28、CCD30、撮像
信号処理部32、及びファインダ34を有する。
【0029】撮影レンズ部22は、被写体像を取り込ん
で処理を施す。撮影レンズ部22は、フォーカスレンズ
やズームレンズ等を含み、被写体像をCCD30の受光
面上に結像する。絞り24は、撮影レンズ部22を通過
した光を絞り、光学LPF28は、絞り24を通過した
光に含まれる所定の波長より長い波長成分を通過させ
る。CCD30の各センサエレメントは、結像した被写
体像の光量に応じ、電荷を蓄積する(以下その電荷を
「蓄積電荷」という)。
【0030】シャッタ26は、機械式シャッタであり、
撮影レンズ部22を通過した光をCCD30に露光する
か否かを制御する。また、デジタルカメラ10は、シャ
ッタ26に代えて電子シャッタ機能を有してもよい。電
子シャッタ機能を実現するために、CCD30のセンサ
エレメントは、シャッタゲート及びシャッタドレインを
有する。シャッタゲートを駆動することにより、蓄積電
荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲート
の制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積する時
間、即ちシャッタスピードを制御できる。CCD30に
おいて、蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフ
トレジスタに読み出され、レジスタ転送パルスによって
電圧信号として順次読み出される。
【0031】撮像信号処理部32は、CCD30から出
力される被写体像を示す電圧信号、即ちアナログ信号を
R、G、B成分に色分解する。そして、撮像信号処理部
32は、R、G、B成分を調整することにより、被写体
像のホワイトバランスを調整する。撮像信号処理部32
は、被写体像のガンマ補正を行う。そして、撮像信号処
理部32は、R、G、B成分に分解されたアナログ信号
をA/D変換し、その結果得られた被写体像のデジタル
の画像データ(以下「デジタル画像データ」という)を
システム制御部60へ出力する。
【0032】ファインダ34は、表示手段を有してもよ
く、後述のメインCPU62等からの各種情報をファイ
ンダ34内に表示してもよい。ストロボ36は、コンデ
ンサに蓄えられたエネルギを放電する放電管37を有
し、放電管37にエネルギが供給されたとき放電管37
が発光することで機能する。
【0033】撮像制御部40は、ズーム駆動部42、フ
ォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ駆動部
48、それらを制御する撮像系CPU50、測距センサ
52、及び測光センサ54を有する。ズーム駆動部4
2、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、及びシャ
ッタ駆動部48は、それぞれステッピングモータ等の駆
動手段を有し、撮像部20に含まれる機構部材を駆動す
る。後述のレリーズスイッチ114の押下に応じ、測距
センサ52は被写体までの距離を測定し、測光センサ5
4は被写体輝度を測定する。そして、測距センサ52及
び測光センサ54は、測定された被写体までの距離のデ
ータ(以下単に「測距データ」という)及び被写体輝度
のデータ(以下単に「測光データ」という)を、それぞ
れ撮像系CPU50に供給する。
【0034】撮像系CPU50は、ユーザから指示され
たズーム倍率等の撮影情報に基づき、ズーム駆動部42
及びフォーカス駆動部44を制御して撮影レンズ部22
のズーム倍率とピントの調整を行う。また、撮像系CP
U50は、測距センサ52から受け取った測距データに
基づいて、ズーム駆動部42及びフォーカス駆動部44
を制御してズーム倍率及びピントの調整を行ってもよ
い。
【0035】撮像系CPU50は、測光センサ54から
受け取った測光データに基づいて、絞り値及びシャッタ
スピードを決定する。決定された値に従い、絞り駆動部
46及びシャッタ駆動部48は、絞り24の絞り量及び
シャッタ26の開閉をそれぞれ制御する。
【0036】また、撮像系CPU50は、測光センサ5
4から受け取った測光データに基づいて、ストロボ36
の発光を制御し、同時に絞り24の絞り量を調整する。
ユーザが映像の取込を指示したとき、CCD30は電荷
蓄積を開始し、測光データから計算されたシャッタ時間
の経過後、蓄積電荷を撮像信号処理部32へ出力する。
【0037】システム制御部60は、メインCPU6
2、キャラクタ生成部84、タイマ86、及びクロック
発生器88を有する。メインCPU62は、デジタルカ
メラ10全体、特にシステム制御部60を制御する。メ
インCPU62は、シリアル通信等により、撮像系CP
U50との間で必要な情報の受け渡しをする。
【0038】クロック発生器88は、メインCPU62
の動作クロックを発生し、メインCPU62に供給す
る。また、クロック発生器88は、撮像系CPU50及
び表示部100の動作クロックを発生する。クロック発
生器88は、メインCPU62、撮像系CPU50、及
び表示部100に対してそれぞれ異なる周波数の動作ク
ロックを供給してもよい。
【0039】キャラクタ生成部84は、撮影日時、タイ
トル等の撮影画像に合成する文字情報や、図形情報を生
成する。タイマ86は、例えば電池等でバックアップさ
れ、常に時間をカウントし、当該カウント値に基づいて
撮影画像の撮影日時に関する情報等の時刻情報をメイン
CPU62に供給する。タイマ86は、蓄電池から供給
された電力により、デジタルカメラ本体の電源がオフで
ある場合にも時間をカウントするのが望ましい。また、
キャラクタ生成部84及びタイマ86は、メインCPU
62に併設されることが好ましい。
【0040】格納部120は、メモリ制御部64、不揮
発性メモリ66、及びメインメモリ68を有する。メモ
リ制御部64は、不揮発性メモリ66とメインメモリ6
8とを制御する。不揮発性メモリ66は、EEPROM
(電気的消去及びプログラム可能なROM)やFLAS
Hメモリ等で構成され、ユーザによる設定情報や出荷時
の調整値等、デジタルカメラ10の電源がオフの間も保
持すべきデータを格納する。不揮発性メモリ66は、メ
インCPU62のブートプログラムやシステムプログラ
ム等を格納してもよい。
【0041】メインメモリ68は、DRAMのように比
較的安価で容量の大きなメモリで構成されることが好ま
しい。メインメモリ68は、撮像部20から出力された
データを格納するフレームメモリとしての機能、各種プ
ログラムをロードするシステムメモリとしての機能、そ
の他ワークエリアとしての機能を有する。不揮発性メモ
リ66及びメインメモリ68は、システム制御部60内
外の各部とバス82を介してデータのやりとりを行う。
不揮発性メモリ66は、デジタル画像データを更に格納
してもよい。本実施形態において、不揮発性メモリ66
は、図1に関連して説明した格納部120と同一又は同
様の機能を有する。不揮発性メモリ66は、被写体の画
像を撮像したときのデジタルカメラ10の状態等を示す
撮像条件を更に格納してもよい。本実施形態において、
不揮発性メモリ66は、デジタル画像データとして、撮
像画像、予備画像、及び非発光画像を格納する。不揮発
性メモリ66は、撮像条件として、設定部206が赤目
軽減モードを設定したことを示す情報、赤目検出部21
0による赤目の検出結果、赤目補正部212が補正を行
ったことを示す情報、又はストロボ判定部214によ
る、本発光時のストロボ光の被写体への到達判定結果を
格納してよい。
【0042】画像処理部140は、YC処理部70、エ
ンコーダ72、圧縮伸張処理部78、及び赤目処理部1
42を有する。また、外部接続部130は、オプション
装置制御部74、及び通信I/F部80を有する。
【0043】赤目処理部142は、図1に関連して説明
した赤目検出部210、赤目補正部212、及びストロ
ボ判定部214と同一又は同様の機能を有する。YC処
理部70は、デジタル画像データにYC変換を施し、輝
度信号Y、並びに色差(クロマ)信号B−Y及びR−Y
を生成する。メインメモリ68は、メモリ制御部64の
制御に基づいて、輝度信号及び色差信号を格納する。
【0044】圧縮伸張処理部78は、メインメモリ68
から順次輝度信号と色差信号を読み出して圧縮する。そ
して、オプション装置制御部74は、圧縮されたデジタ
ル画像データ(以下単に「圧縮データ」という)をオプ
ション装置76の一例であるメモリカードへ書き込む。
【0045】エンコーダ72は、輝度信号と色差信号
を、ビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変換して端
子90から出力する。オプション装置76に記録された
圧縮データからビデオ信号を生成する場合、圧縮データ
は、まずオプション装置制御部74を介して圧縮伸張処
理部78へ与えられる。続いて、圧縮伸張処理部78で
必要な伸張処理が施されたデータはエンコーダ72によ
ってビデオ信号へ変換される。
【0046】オプション装置制御部74は、オプション
装置76が許容する信号仕様及びバス82のバス仕様に
従い、バス82とオプション装置76との間で必要な信
号の生成、論理変換、及び/又は電圧変換等を行う。デ
ジタルカメラ10は、オプション装置76として前述の
メモリカードの他に、例えばPCMCIA準拠の標準的
なI/Oカードをサポートしてもよい。その場合、オプ
ション装置制御部74は、PCMCIA用バス制御LS
I等で構成してもよい。
【0047】通信I/F部80は、デジタルカメラ10
がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−23
2C、イーサネット(登録商標)等の仕様に応じたプロ
トコル変換等の制御を行う。通信I/F部80は、圧縮
データ又はデジタル画像データを、端子92を介してネ
ットワークを含む外部機器に出力してよい。通信I/F
部80は、必要に応じてドライバICを含み、外部機器
と端子92を介して通信する。通信I/F部80は、例
えばプリンタ、カラオケ機、ゲーム機等の外部機器との
間で独自のインターフェースによるデータ授受を行う構
成としてもよい。通信I/F部80は、外部機器に、例
えば、デジタル画像データ又は撮像条件を出力してよ
い。本実施形態において、通信I/F部80は、外部機
器であるプリンタ又はパーソナルコンピュータにデジタ
ル画像データ又は撮像条件を出力する。
【0048】表示部100は、LCDモニタ102、L
CDパネル104、モニタドライバ106、及びパネル
ドライバ108を有する。モニタドライバ106は、L
CDモニタ102を制御する。また、パネルドライバ1
08は、LCDパネル104を制御する。LCDモニタ
102は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に
設けられ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズ
ーム倍率、電池残量、日時、モード設定のための画面、
被写体画像等を表示する。LCDパネル104は例えば
小さな白黒LCDでカメラ上面に設けられ、画質(FI
NE/NORMAL/BASIC等)、ストロボ発光/
発光禁止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量/残量
等の情報を表示する。
【0049】操作部110は、パワースイッチ112、
レリーズスイッチ114、機能設定部116、及びズー
ムスイッチ118を有する。パワースイッチ112は、
ユーザの指示に基づいてデジタルカメラ10の電源をオ
ン/オフする。レリーズスイッチ114は、半押しと全
押しの二段階押し込み構造を有する。一例として、レリ
ーズスイッチ114が半押しされることにより、撮像制
御部40は、自動焦点調整及び自動露出調整を行い、全
押しされることにより、撮像部20は、被写体像を取り
込む。
【0050】機能設定部116は、例えば回転式のモー
ドダイヤルや十字キー等であって、「ファイルフォーマ
ット」、「特殊効果」、「印画」、「決定/保存」、
「表示切換」等の設定を受け付ける。本実施形態におい
て、機能設定部116は、赤目軽減モードを設定する。
ズームスイッチ118は、撮像部20が取得する被写体
像のズーム倍率の設定を受け付ける。
【0051】以上の構成による主な動作は以下のとおり
である。まずパワースイッチ112が押下され、デジタ
ルカメラ10の各部に電力が供給される。メインCPU
62は、機能設定部116の状態を読み込むことで、デ
ジタルカメラ10が撮影モードにあるか再生モードにあ
るかを判断する。
【0052】デジタルカメラ10が撮影モードの場合、
メインCPU62は、レリーズスイッチ114の半押し
状態を監視する。レリーズスイッチ114の半押し状態
が検出されたとき、撮像系CPU50は、測光センサ5
4及び測距センサ52からそれぞれ測光データと測距デ
ータを得る。撮像制御部40は、撮像系CPU50が得
た測光データ及び測距データに基づいて、撮像部20の
ピント、絞り等を調整する。調整が完了すると、LCD
モニタは、「スタンバイ」等の文字を表示してユーザに
その旨を伝える。
【0053】続いて、メインCPU62は、レリーズス
イッチ114の全押し状態を監視する。レリーズスイッ
チ114の全押し状態が検出されたとき、所定のシャッ
タ時間をおいてシャッタ26が閉じられ、CCD30の
蓄積電荷が撮像信号処理部32へ掃き出される。撮像信
号処理部32による処理の結果生成されたデジタル画像
データはバス82へ出力される。デジタル画像データは
一旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部7
0と圧縮伸張処理部78で処理され、オプション装置制
御部74を経由してオプション装置76へ記録される。
記録されたデジタル画像データに基づく撮影画像は、フ
リーズされた状態でしばらくLCDモニタ102に表示
され、ユーザは撮影画像を確認することができる。以上
で一連の撮影動作が完了する。本実施形態においては、
レリーズスイッチ114の全押し状態が検出されたと
き、ストロボ36がプレ発光及び本発光としてそれぞれ
ストロボ光を発光する。格納部120は、プレ発光及び
本発光のそれぞれに対応して撮像部20が取得する予備
画像及び撮像画像を格納する。
【0054】一方、デジタルカメラ10が再生モードの
場合、メインCPU62は、メインメモリ68、不揮発
性メモリ66、及び/又はオプション装置76から撮影
した撮影画像を読み出し、これを表示部100のLCD
モニタ102へ表示する。
【0055】この状態でユーザが機能設定部116にて
「順送り」、「逆送り」を指示すると、メインCPU6
2は、メインメモリ68、不揮発性メモリ66、及び/
又はオプション装置76が格納した他の撮影画像を読み
出し、これを表示部100のLCDモニタ102へ表示
する。
【0056】図4は、本発明の第2の実施形態に係る情
報処理システムの一例を示す。画像処理システムは、デ
ジタルカメラ10、プリンタ12、及びパーソナルコン
ピュータ14を備える。デジタルカメラ10、プリンタ
12、及びパーソナルコンピュータ14は、互いにデー
タ伝送路を介してデータの送受信を行う。データ伝送路
は、例えば、IEEE1394、USB等の有線通信媒
体や、IrDA、ブルートゥース、無線LAN等の無線
通信媒体である。データ伝送路は、有線通信媒体及び無
線通信媒体を複数用いたネットワーク網、例えばインタ
ーネット網であってもよい。また、デジタルカメラ1
0、プリンタ12、及びパーソナルコンピュータ14間
のデータの受け渡しは、リムーバブルメディア等の記録
媒体を用いてもよい。
【0057】デジタルカメラ10は、被写体の画像を撮
像し、撮像した画像データをプリンタ12又はパーソナ
ルコンピュータ14に送信する。また、デジタルカメラ
10は、被写体の画像を撮像したときのデジタルカメラ
10の状態等を示す撮像条件を画像データに添付して、
プリンタ12又はパーソナルコンピュータ14に送信す
る。プリンタ12又はパーソナルコンピュータ14は、
受信した画像データに所定の画像処理を施して出力す
る。即ち、プリンタ12は、画像データを印刷して出力
し、パーソナルコンピュータ14は、画像データをモニ
タに出力する。また、パーソナルコンピュータ14は、
デジタルカメラ10又はプリンタ12に設定情報を送信
し、デジタルカメラ10又はプリンタ12の設定情報を
変更する。
【0058】なお、デジタルカメラ10は、撮像装置及
び/又は画像処理装置の一例であり、プリンタ12及び
パーソナルコンピュータ14は、画像処理装置の一例で
ある。また、撮像装置は、静止画を撮影するデジタルス
チルカメラであってもよく、動画を撮影するデジタルビ
デオカメラであってもよい。また、画像処理装置は、デ
ジタルカメラで撮影した画像の画質等を自動調整して印
刷するラボ用印刷装置であってもよい。
【0059】デジタルカメラ10は、図1に関連して説
明したデジタルカメラ10と同一又は同様の機能を有し
てよい。本実施形態において、デジタルカメラ10は、
撮像した画像データとして図1に関連して説明した格納
部120が格納する、撮像画像、予備画像及び非発光画
像をプリンタ12又はパーソナルコンピュータ14に供
給する。デジタルカメラ10は、赤目の補正を行う前の
撮像画像をプリンタ12又はパーソナルコンピュータ1
4に供給してよい。この場合、プリンタ12又はパーソ
ナルコンピュータ14は、撮像画像及び予備画像基づい
て撮像画像における赤目を検出及び補正する。プリンタ
12又はパーソナルコンピュータ14は、非発光画像に
基づいて赤目を検出するか否かを判断してよい。
【0060】デジタルカメラ10は、撮像条件として、
格納部120が格納する、赤目軽減モードの設定を示す
情報、図1に関連して説明した赤目検出部210による
赤目の検出結果及び図1に関連して説明したストロボ判
定部214による本発光時のストロボ光の被写体への到
達判定結果を、プリンタ12又はパーソナルコンピュー
タ14に更に供給してよい。この場合、プリンタ12又
はパーソナルコンピュータ14は、当該撮像条件に更に
基づいて、撮像画像における赤目を検出及び補正するの
が好ましい。プリンタ12又はパーソナルコンピュータ
14は赤目を補正した撮像画像をそれぞれ印刷して又は
モニタに出力してよい。本実施形態によれば、プリンタ
12又はパーソナルコンピュータ14は、デジタルカメ
ラ10の格納部120が格納する情報に基づいて、撮像
画像における赤目を補正した画像を出力することができ
る。
【0061】デジタルカメラ10は、赤目の補正を行っ
た後の撮像画像を、プリンタ12又はパーソナルコンピ
ュータ14に供給してもよい。この場合、デジタルカメ
ラ10は、図1に関連して説明した赤目補正部212が
赤目の補正を行ったことを示す情報をプリンタ12又は
パーソナルコンピュータ14に更に供給するのが好まし
い。プリンタ12又はパーソナルコンピュータ14はデ
ジタルカメラ10から受け取る撮像画像をそれぞれ印刷
して出力又はモニタに出力してよい。この場合も、プリ
ンタ12又はパーソナルコンピュータ14は、撮像画像
における赤目を補正した画像を出力することができる。
【0062】以上、本発明を実施形態を用いて説明した
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改
良を加えることができる。そのような変更または改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0063】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、撮像画像から自動的に赤目を検出して、検出し
た当該赤目を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ10
の機能構成の一例を示す図である。
【図2】本実施形態に係るデジタルカメラ10の動作の
一例を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態に係るデジタルカメラ10の詳細な
構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る画像処理システムを
示す図である。
【符号の説明】
12 プリンタ 14 パーソナルコンピュータ 10 デジタルカメラ 20 撮像部 22 撮影レンズ部 24 絞り 26 シャッタ 28 光学LPF 30 CCD 32 撮像信号処理部 34 ファインダ 36 ストロボ 37 放電管 40 撮像制御部 42 ズーム駆動部 44 フォーカス駆動部 46 絞り駆動部 48 シャッタ駆動部 50 撮像系CPU 52 測距センサ 54 測光センサ 60 システム制御部 62 メインCPU 64 メモリ制御部 66 不揮発性メモリ 68 メインメモリ 70 YC処理部 72 エンコーダ 74 オプション装置制御部 76 オプション装置 78 圧縮伸張処理部 80 通信I/F部 82 バス 84 キャラクタ生成部 86 タイマ 88 クロック発生器 90 端子 92 端子 100 表示部 102 LCDモニタ 104 LCDパネル 106 モニタドライバ 108 パネルドライバ 110 操作部 112 パワースイッチ 114 レリーズスイッチ 116 機能設定部 118 ズームスイッチ 120 格納部 130 外部接続部 140 画像処理部 206 設定部 210 赤目検出部 212 赤目補正部 214 ストロボ判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 101:00 (72)発明者 福田 浩司 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 坂本 浩一 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 石原 淳彦 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H002 AB04 CD13 HA13 JA07 2H053 AB03 AD23 DA03 DA09 5B047 AA07 AB04 BA03 BB04 BC11 CB22 DC20 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB12 CB16 CC01 CE03 CE06 CE17 CH08 CH11 DA08 DB02 DB06 DB09 DC25 5C022 AA13 AB02 AB12 AB15 AB17 AB22 AB40 AB68 AC02 AC03 AC12 AC13 AC14 AC16 AC32 AC42 AC52 AC73 AC74

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮像装置であって、 前記被写体の撮影を指示する第1指示信号及び第2指示
    信号を生成する設定部と、 前記第2指示信号に応じてストロボ光を発光するストロ
    ボと、 前記第1指示信号及び前記第2指示信号のそれぞれに応
    じて、前記被写体の画像を予備画像及び撮像画像として
    それぞれ取得する撮像部と、 前記予備画像及び前記撮像画像を互いに対応づけて格納
    する格納部とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記設定部は更に、赤目軽減モードを設
    定し、 前記ストロボは、前記第1指示信号に応じて更にストロ
    ボ光を発光することを特徴とする請求項1に記載の撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 前記格納部は、前記赤目軽減モードの設
    定を示す情報を、前記撮像画像と対応づけて格納するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記設定部は、前記撮像装置が、自動露
    光調節又は自動焦点合わせを行った後に前記第1指示信
    号を生成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 前記予備画像及び前記撮像画像に基づい
    て前記撮像画像における赤目を検出する赤目検出部を更
    に備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記赤目検出部は、前記予備画像におい
    て人物の目を示す第1画像要素と、前記撮像画像におい
    て前記人物の目を示す第2画像要素とを抽出し、 前記第1画像要素における予め定められた領域の色彩
    と、前記第2画像要素における前記領域に対応する領域
    の色彩との比較に基づいて前記赤目を検出することを特
    徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記格納部は、前記赤目検出部による前
    記赤目の検出結果を、前記撮像画像と対応づけて格納す
    ることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記赤目検出部が前記赤目を検出した場
    合に前記赤目を補正する赤目補正部を更に備えることを
    特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記格納部は、前記赤目補正部が前記赤
    目を補正した場合、当該補正を行ったことを示す情報
    を、前記撮像画像に対応づけて格納することを特徴とす
    る請求項8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像部は、前記ストロボが発光し
    ない時の前記被写体の画像を非発光画像として更に取得
    し、 前記撮像装置は、前記非発光画像及び前記撮像画像に基
    づいて、前記第2指示信号に応じたストロボ光の前記被
    写体への到達を判定するストロボ判定部を更に備え、 前記ストロボ判定部が前記第2指示信号に応じたストロ
    ボ光は前記被写体に到達したと判定した場合に、前記赤
    目検出部は前記赤目を検出することを特徴とする請求項
    5に記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記ストロボ判定部は、前記撮像画像
    において前記被写体の一部又は全体を示す領域の明度
    が、前記非発光画像における前記領域に対応する領域の
    明度より予め定められた値以上大きい場合に、前記第2
    指示信号に応じたストロボ光は前記被写体に到達したと
    判定することを特徴とする請求項10に記載の撮像装
    置。
  12. 【請求項12】 被写体を撮影する撮像装置であって、 赤目軽減モードを設定する設定部と、 前記被写体の画像を撮像画像として取得する撮像部と、
    前記赤目軽減モードの設定を示す情報を前記撮像画像と
    対応づけて格納する格納部とを備えることを特徴とする
    撮像装置。
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