JP2003217869A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

Info

Publication number
JP2003217869A
JP2003217869A JP2002018829A JP2002018829A JP2003217869A JP 2003217869 A JP2003217869 A JP 2003217869A JP 2002018829 A JP2002018829 A JP 2002018829A JP 2002018829 A JP2002018829 A JP 2002018829A JP 2003217869 A JP2003217869 A JP 2003217869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
signal
time
illuminance
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002018829A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomi Hashimoto
智美 橋本
Shigeo Goshima
成夫 五島
Tetsuya Tanigawa
哲也 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2002018829A priority Critical patent/JP2003217869A/ja
Publication of JP2003217869A publication Critical patent/JP2003217869A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リモコン送信器からワイヤレス信号で送信され
た制御信号を確実に受信できるようにした照明装置を提
供する。 【解決手段】リモコン送信器10は、人感センサ部11
と、照度センサ部12と、外部へワイヤレス信号にて点
灯信号を送信する送信部14と、照度センサ部12の検
出結果が第1の照度レベルよりも暗い状態で人感センサ
部11が人体検知信号を出力すると点灯信号を送信部1
4から送信させるリモコン制御部15を備える。照明器
具20は、外部よりワイヤレス信号にて送信された点灯
信号を受信する受信部21と、受信部21の受信した点
灯信号に応じて照明負荷22を点灯制御する器具制御部
23を備える。リモコン制御部15は、点灯信号の送信
時から所定時間が経過した時点で、照度センサ部12の
検出結果が第2の照度レベルよりも暗い場合、前回送信
した点灯信号を送信部14から再送させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン送信器に
設けられた人感センサ部の人体検知信号などに基づいて
照明負荷の点灯制御を行う照明装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図16に示すように、照明負
荷のオン/オフ操作を行うためのリモコン操作部13、
外部へ赤外線光などの光信号からなるワイヤレス信号を
送信する送信部14、リモコン操作部13の操作信号に
基づいて送信部14からワイヤレス信号にて制御信号を
送信させるリモコン制御部15、及び各部に動作電源を
供給する電源部17からなるリモコン送信器10と、外
部よりワイヤレス信号で送信された制御信号を受信する
受信部21、及び受信部21が受信した制御信号に応じ
て照明負荷22の点灯/消灯などの制御を行う器具制御
部23からなる照明器具20とで構成される照明装置が
提供されている。
【0003】このような照明装置では、照明負荷22を
点灯又は消灯させるためにリモコン送信器10のリモコ
ン操作部13を操作すると、リモコン送信器10の送信
部14からワイヤレス信号にて制御信号が送信される。
そして、照明器具20の受信部21がリモコン送信器1
0からワイヤレス信号で送信された制御信号を受信し、
受信部21の受信した制御信号に応じて器具制御部23
が照明負荷22を点灯又は消灯させていた。
【0004】この照明装置ではスイッチの設置場所まで
行くことなく、リモコン送信器10を用いて照明負荷2
3を点灯又は消灯させることができるが、点灯/消灯操
作のためにリモコン送信器10が必要であり、特に暗所
で照明負荷23を点灯させたい場合には周囲が暗い中で
リモコン送信器10を探さなければならず、使い勝手が
悪かった。
【0005】そこで、図17に示すようにリモコン操作
部12の代わりに人の存否を検出する人感センサ部11
をリモコン送信器10に設け、人感センサ部11の人体
検知信号に応じてリモコン制御部14が送信部13から
ワイヤレス信号にて制御信号を送信させ、照明器具20
の照明負荷23を自動的に点灯又は消灯させるようにし
た照明装置が提供されている(特開平10−32668
0号公報参照)。尚、このような照明装置では、人感セ
ンサ部11の検知範囲を設定するために、リモコン送信
器10は壁などに固定されて使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した照明装置の内
の前者では、ユーザが自分の意志でリモコン操作部12
を操作して照明負荷23を点灯又は消灯させるため、照
明器具20側でリモコン送信器10から送信された制御
信号の受信に失敗し、所望の制御が行われなかった場
合、ユーザがリモコン操作部12を再度操作し、リモコ
ン送信器10からワイヤレス信号にて制御信号を送信さ
せることができるが、後者の照明装置では、人感センサ
部11の検知信号に応じてリモコン送信器10からワイ
ヤレス信号で制御信号が送信されるため、照明器具20
側でワイヤレス信号の受信に失敗しても、リモコン送信
器10から再度ワイヤレス信号を送信させることができ
ないという問題があった。
【0007】また、前者の照明装置では、通常、ユーザ
がリモコン送信器10を手に持ち、照明器具20の方向
に向けてリモコン操作を行うが、後者の照明装置では、
リモコン送信器10が壁に固定されているため、その設
置場所によっては直接照明器具20にワイヤレス信号が
送信されず、ワイヤレス信号を受信しづらい場合があっ
た。
【0008】このような問題を解決するために、図18
に示すように時刻t1においてリモコン送信器10の人
感センサ部11が人体検知信号を出力すると、リモコン
送信器10からワイヤレス信号Aを複数回(例えば3
回)連続して送信させることが考えられるが、ワイヤレ
ス信号Aを複数回送信させたとしても、照明器具20側
で必ず受信できるとは限らず、時刻t1に送信された制
御信号Aの受信に失敗した場合は時刻t2で再度制御信
号Bが送信されるまで、照明負荷は消灯したままとなっ
ていた。
【0009】このように、上述の照明装置では人体検知
信号の入力に応じて点灯信号が自動的に送信されるた
め、その点灯信号を受信できなかったとしても、予め設
定されたタイミングでしか点灯信号が送信されず、受信
に失敗した点灯信号が再送されることはないから、次の
タイミングで点灯信号が送信されるまで照明負荷は消灯
したままとなり、所望のタイミングで照明負荷を点灯さ
せることができなかった。同様に、消灯信号を送信する
場合でも、その消灯信号の受信に失敗すると、受信に失
敗した消灯信号が再送されることはないから、照明器具
が点灯し続けてしまうという問題があった。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、リモコン送信器から
ワイヤレス信号で送信された制御信号を確実に受信でき
るようにした照明装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、人の存否を検知する人感セン
サ部、周囲の明るさを検出する照度センサ部、外部へワ
イヤレス信号にて制御信号を送信する送信部、及び照度
センサ部の検出した明るさが第1の照度レベルよりも暗
い状態で人感センサ部が人体検知信号を出力すると、照
明負荷を所望の点灯状態で点灯させる点灯信号を送信部
から送信させるリモコン制御部を具備したリモコン送信
器と、外部よりワイヤレス信号にて送信された点灯信号
を受信する受信部、及び受信部の受信した点灯信号に基
づいて照明負荷を点灯制御する器具制御部を具備した照
明器具とで構成され、前記リモコン制御部は、点灯信号
を送信してから所定時間が経過した時点で、照度センサ
部の検出した明るさが、第1の照度レベルより明るく且
つ少なくとも器具点灯時の照度レベルより暗いレベルに
設定された第2の照度レベルより明るくならなかった場
合、前回送信した点灯信号を送信部から再送させること
を特徴とし、照明器具が点灯信号を受信して照明負荷を
点灯させた場合は、照度センサ部の検出した明るさが第
2の照度レベルよりも明るくなるので、点灯信号を送信
してから所定時間が経過した時点の照度センサ部の検出
した明るさと第2の照度レベルとの明暗を比較すること
で、点灯信号を正常に受信したか否かを確実に判断で
き、第2の照度レベルよりも明るくならなかった場合は
前回送信した点灯信号を再送しているので、照明器具に
点灯信号を確実に受信させることができる。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記リモコン制御部は、点灯信号の送信後に人感
センサ部より人体検知信号が出力されなくなってから一
定時間が経過した時点で、照明負荷を消灯させる消灯信
号を送信部から送信させており、消灯信号を送信してか
ら上記所定時間が経過した時点で、照度センサ部の検出
した明るさが上記第2の照度レベルより暗くならなかっ
た場合、前回送信した消灯信号を送信部から再送させる
ことを特徴とし、照明器具が消灯すると周囲照度が第2
の照度レベルよりも暗くなるので、消灯信号を送信して
から所定時間が経過した時点で照度センサ部の検出した
明るさと第2の照度レベルとの明暗を比較することで、
消灯信号を正常に受信したか否かを確実に判断でき、第
2の照度レベルよりも暗くならなかった場合は前回送信
した消灯信号を再送させることで、照明器具に消灯信号
を確実に受信させることができる。
【0013】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記所定時間および上記第2の照度レベルを所望
の値に設定する設定手段を備えて成ることを特徴とし、
設定手段により所定時間及び第2の照度レベルを所望の
値に設定できる。
【0014】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記第2の照度レベルを上記点灯信号の制御内容
に応じて変化させる手段を備えて成ることを特徴とし、
第2の照度レベルを点灯信号の制御内容に応じて変化さ
せることができる。
【0015】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記所定時間を上記点灯信号の制御内容に応じて
変化させる手段を備えて成ることを特徴とし、所定時間
を点灯信号の制御内容に応じて変化させることができ
る。
【0016】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記所定時間および上記第2の照度レベルを1日
の内の時間帯に応じて変化させる手段を備えて成ること
を特徴とし、所定時間および第2の照度レベルを1日の
内の時間帯に応じて変化させることができる。
【0017】請求項7の発明では、請求項1〜6の何れ
か1つに記載の発明において、上記リモコン送信器に、
点灯信号を初めて送信してから所定の点灯保持時間のカ
ウント動作を行うタイマを設け、照度センサ部の検出し
た明るさが第2の照度レベルより明るくならなかった場
合、タイマのカウント動作が終了するまでの間、リモコ
ン制御部は送信部から点灯信号を再送させる動作を複数
回繰り返すことを特徴とし、点灯信号を複数回再送する
ことで、照明器具に点灯信号を確実に受信させることが
できる。
【0018】請求項8の発明では、請求項1〜7の何れ
か1つに記載の発明において、上記リモコン制御部は、
照度センサ部の検出した明るさが第2の照度レベルより
も明るくなるまで、送信部から点灯信号を再送させる動
作を複数回繰り返しており、送信部は再送回数が増える
につれて送信出力を増加させることを特徴とし、再送回
数が増えるにつれて送信出力を増加させることで、照明
器具側で点灯信号を受信しやすくできる。
【0019】請求項9の発明では、請求項1又は3〜8
の何れか1つに記載の発明において、上記リモコン制御
部は、照度センサ部の検出した明るさが第2の照度レベ
ルよりも明るくなるまで、送信部から点灯信号を再送さ
せる動作を所定の時間間隔で複数回繰り返し、点灯信号
の送信時に点灯信号とともに再送回数の情報を送信させ
ており、照明器具では、受信部が再送された点灯信号と
再送回数の情報とを受信すると、器具制御部が、受信部
の受信した再送回数の情報を用いて最初に点灯信号を送
信した時点からの経過時間を求め、所定の点灯保持時間
から前記経過時間を減算した時間だけ照明負荷の点灯制
御を行うことを特徴とし、最初に送信された点灯信号の
受信に失敗して、その後に送信された点灯信号を受信し
た場合に、その時点から所定の点灯保持時間だけ点灯さ
せると、最初に送信された点灯信号を正常に受信した場
合に比べて照明負荷が消灯するタイミングが遅くなる
が、リモコン送信器から照明器具へ点灯信号とともに再
送回数の情報を送信しており、器具制御部では、再送回
数の情報をもとに、最初に点灯信号を送信した時点から
の経過時間を求めて、点灯保持時間から経過時間を減算
した時間だけ点灯させているので、最初に送信された点
灯時間を正常に受信した場合と、照明負荷を消灯させる
タイミングを同じにできる。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1を図1〜図3を参照して説明する。本実施形態の照明
装置はリモコン送信器10と照明器具20とで構成され
る。
【0021】リモコン送信器10は、人体から放射され
る熱線を検出することで検知エリア内の人の存否を検出
する焦電素子のような人感センサ部11と、CdSやフ
ォトダイオードからなり、周囲の明るさを検出する照度
センサ部12と、タクトスイッチ、ロータリスイッチ或
いはディップスイッチなどからなり、照明器具20の各
種の設定(例えば点灯保持時間や連続点灯などのモード
切替)を行うリモコン操作部13と、外部へ赤外線光な
どの光信号からなるワイヤレス信号を送信する送信部1
4と、マイクロコンピュータからなり、人感センサ部1
1の人体検知信号及び照度センサ部12の検知信号に基
づいて送信部14からワイヤレス信号にて制御信号を送
信させるリモコン制御部15と、判定タイマ16aと、
送信マスクタイマ16bと、リトリガタイマ16cと、
各部に動作電源を供給する電源部17とを備える。尚、
本実施形態では人感センサ部11として焦電素子を用
い、人体から放射される熱線を検知することで人の存否
を検出しているが、超音波センサや測距センサなどを用
いて人の存否を検出しても良い。
【0022】照明器具20は、外部よりワイヤレス信号
で送信された信号を受信する受信部21と、照明負荷2
2と、マイクロコンピュータからなり、受信部21の受
信した制御信号に応じて照明負荷22を点灯、調光又は
消灯させる器具制御部23と、点灯保持タイマ24と、
各部に動作電源を供給する電源部25とを備える。
【0023】なお、リトリガタイマ16cのカウント時
間は、送信マスクタイマ16bのカウント時間よりも長
く、且つ点灯保持タイマ24のカウント時間よりも短い
時間に設定されている。
【0024】以下にこの照明装置の動作を図2のタイム
チャートに基づいて説明する。尚、図2の各波形は上か
ら順番に照度センサ部12の検出値、人感センサ部11
の人体検知信号、送信マスクタイマ16bのカウント動
作、リトリガタイマ16cのカウント動作、送信部14
から送信される送信信号、点灯保持タイマ24のカウン
ト動作、照明負荷22の点灯状態をそれぞれ示してい
る。
【0025】リトリガタイマ16cがカウント動作を行
っておらず、照度センサ部12の検出した周囲の明るさ
が第1の照度レベルL1よりも暗い状態で、時刻t1に
おいて人感センサ部11が人を検知して人体検知信号を
出力すると、リモコン制御部15は照明負荷22を点灯
させるための点灯信号S1を送信部14から送信させる
とともに、判定タイマ16a、送信マスクタイマ16b
及びリトリガタイマ16cのカウント動作を開始させ
る。尚、照度レベルL1はリモコン操作部13を用いて
予め所定レベルに設定されている。
【0026】照明器具20では、受信部21がリモコン
送信器10から送信された点灯信号S1を受信すると、
器具制御部23が、受信部21の受信した点灯信号S1
に応じて照明負荷22を点灯させる。この時同時に、器
具制御部23は点灯保持タイマ24に点灯保持時間のカ
ウント動作を開始させており、点灯保持タイマ24のカ
ウント動作が終了すると、照明負荷22を消灯させる。
【0027】また、送信マスクタイマ16bのカウント
動作の終了後であって、リトリガタイマ16cのカウン
ト動作中に、人感センサ部11が人体検知信号を出力す
ると、リモコン制御部15は、リトリガタイマ16cの
カウント動作が終了した時点で(時刻t2,t3)、照
明負荷22の点灯状態を継続させるための点灯継続信号
S2を送信部14から送信させるとともに、送信マスク
タイマ16b及びリトリガタイマ16cのカウント動作
を再び開始させる。
【0028】そして、照明器具20の受信部21がリモ
コン送信器10から送信された点灯継続信号S2を受信
すると、器具制御部23は、受信部21の受信した点灯
継続信号S2に応じて点灯保持タイマ24のカウント動
作をリセットし、点灯保持タイマ24に再度最初から開
始させており、照明負荷22の点灯時間が延長される。
【0029】一方、送信マスクタイマ16bのカウント
動作の終了後であって、リトリガタイマ16cのカウン
ト動作中に、人感センサ部11から人体検知信号の出力
が無ければ、リモコン制御部15は、リトリガタイマ1
6cのカウント動作が終了した時点で(時刻t4)、点
灯継続信号の送信を行わない。
【0030】また、リモコン制御部15は、送信マスク
タイマ16bのカウント動作中に人感センサ部11から
人体検知信号が入力された場合、この人体検知信号を無
視し、リトリガタイマ16cのカウント動作が終了して
も点灯継続信号の送信は行わない。
【0031】ところで、リモコン送信器10の照度セン
サ部12は常に周囲の明るさを検出しており、リモコン
制御部15では、点灯信号S1を送信してから所定時間
が経過した時点における照度センサ部12の検出結果か
ら、照明器具20側で点灯信号を正常に受信できたか否
かを判断している。図3(a)は照明器具20で点灯信
号の受信に成功した場合のタイムチャートを、(b)は
点灯信号の受信に失敗した場合のタイムチャートをそれ
ぞれ示している。尚、図3(a)(b)の各波形は、そ
れぞれ、上から順番に照度センサ部12の検出値、人感
センサ部12の人体検知信号、送信部14から送信され
る送信信号、判定タイマ16aのカウント動作を示して
いる。
【0032】上述のようにリトリガタイマ16cがカウ
ント動作を行っておらず、照度センサ部12の検出した
周囲の明るさが第1の照度レベルL1よりも暗い状態
で、人感センサ部11が人体検知信号を出力すると、リ
モコン制御部15は、時刻t11において送信部14か
ら点灯信号S1を送信させると同時に、判定タイマ16
aのカウント動作を開始させており、図3(a)に示す
ように判定タイマ16aのカウント動作が終了した時刻
t12の照度センサ部12の検出結果が第2の照度レベ
ルL2よりも明るければ、照明器具20で点灯信号の受
信に成功し、照明負荷22が点灯されたものと判断し、
点灯信号S1の再送は行わない。一方、図3(b)に示
すように判定タイマ16aのカウント動作が終了した時
刻t12,t13の照度センサ部12の検出結果が第2
の照度レベルL2よりも暗ければ、照明器具20で点灯
信号S1の受信に失敗し、照明負荷22が消灯されたま
まであると判断し、前回送信した点灯信号S1を再送信
号S2として送信部14から送信させるとともに、判定
タイマ16aのカウント動作を再開させる。そして、照
度センサ部12の検出結果が第2の照度レベルL2より
も明るくなるまで(すなわち照明器具20が点灯信号の
受信に成功して照明負荷22が点灯されるまで)、この
動作を繰り返し行う。尚、第2の照度レベルL2は設定
手段たるリモコン操作部13を用いて第1の照度レベル
L1よりも明るく、且つ少なくとも器具点灯時の照度レ
ベルより暗い所定レベルに予め設定されている。また、
判定タイマ16aのカウント値や点灯信号の再送回数も
設定手段たるリモコン操作部13により予め所定値に設
定されている。
【0033】ところで、本実施形態ではリモコン送信器
10の照度センサ部12が常時周囲の明るさを検出して
おり、点灯信号S1を送信してから一定時間が経過する
までの間に、照度センサ部12の検出した明るさが第2
の照度レベルL2よりも明るくなれば、照明器具20が
点灯信号S1を受信して照明負荷22を点灯させたと判
断し、第2の照度レベルL2よりも明るくならなけれ
ば、照明器具20が点灯信号S1の受信に失敗して照明
負荷22が消灯したままと判断し、点灯信号を再送させ
ている。
【0034】このように、本実施形態では照度センサ部
12の検出結果に基づいて照明器具20で点灯信号を正
常に受信できたか否かを判断し、点灯信号の受信に失敗
した場合は点灯信号を再度送信しているので、照明器具
20に点灯信号を確実に送信することができる。また、
点灯信号の受信に失敗した場合のみ点灯信号を再送して
いるので、点灯信号を正常に受信できたか否かに関わら
ず点灯信号を複数回送信する場合に比べて点灯信号の送
信回数が減り、リモコン送信器10の消費電力が低減す
るから、電池を電源とする場合には電池寿命を延ばすこ
とができる。
【0035】尚、本実施形態ではリモコン制御部15
が、人感センサ部11の人体検知信号に応じて送信部1
4から点灯信号を送信させているが、リモコン操作部1
3の操作入力に応じて点灯信号を送信させるようにして
も良い。
【0036】ところで、照明器具20側で点灯信号S1
を受信できない理由としては、リモコン送信器10及び
照明器具20の設置場所や周囲環境によるノイズなどが
考えられる。リモコン送信器10は人感センサ部11を
搭載しているため、検知エリアの関係でリモコン送信器
10の設置場所をむやみに変えることはできず、また周
囲環境を変更することも難しい。そこで、点灯信号S1
を再送する場合に、送信部14が再送回数に応じて送信
出力を徐々に大きくしても良く、ノイズが存在するよう
な環境でも送信出力を徐々に大きくすることで照明器具
20が点灯信号を受信し易くできる。
【0037】(実施形態2)本発明の実施形態2を図4
〜図6を参照して説明する。本実施形態では、実施形態
1において、照明器具20の点灯保持タイマ24を無く
すとともに、リモコン送信器10に送信マスクタイマ1
6b及びリトリガタイマ16cの代わりに点灯保持タイ
マ16dを設けている。尚、照明装置の基本的な構成は
実施形態1と同様であるので、共通する構成には同一の
符合を付して図示及び説明は省略し、本実施形態の特徴
となる部分のみを説明する。
【0038】次にこの照明装置の動作を図5のタイムチ
ャートを参照して説明する。尚、図5の各波形は上から
順番に照度センサ部12の検出値、人感センサ部11の
人体検知信号、点灯保持タイマ16dのカウント動作、
送信部14から送信される送信信号、照明負荷22の点
灯状態をそれぞれ示している。
【0039】点灯保持タイマ16dがカウント動作を行
っておらず、照度センサ部12の検出した周囲の明るさ
が第1の照度レベルL1よりも暗い状態で、人感センサ
部11が人を検知して人体検知信号を出力すると、リモ
コン制御部15は、時刻t20において照明負荷22を
点灯させるための点灯信号を送信部14から送信させ、
人感センサ部11からの検知入力がなくなった時刻t2
1において点灯保持タイマ16dのカウント動作を開始
させる。
【0040】照明器具20では、受信部21がリモコン
送信器10から送信された点灯信号S1を受信すると、
器具制御部23が、受信部21の受信した点灯信号S1
に応じて照明負荷22を点灯させる。
【0041】その後、点灯保持タイマ16dのカウント
動作中に人感センサ部11からの検知入力があると(図
5の時刻t22,t24)、リモコン制御部15は、点
灯保持タイマ16dのカウント動作をリセットし、人感
センサ部11からの検知入力がなくなった時点(時刻t
23,t25)でカウント動作を再度最初から開始させ
る。そして、点灯保持タイマ16dのカウント動作が終
了すると(時刻t26)、リモコン制御部15は、照明
負荷22を消灯させるための消灯信号S3を送信部14
から送信させる。
【0042】そして、照明器具20では、受信部21が
リモコン送信器10から送信された消灯信号S3を受信
すると、器具制御部23が、受信部21の受信した消灯
信号S3に応じて、照明負荷22を消灯させる。
【0043】ここで、照度センサ部12は常に周囲の明
るさを検出しており、リモコン制御部15では、実施形
態1と同様に、点灯信号S1を送信してから所定時間が
経過した時点における照度センサ部12の検出結果か
ら、照明器具20側で点灯信号S1を正常に受信できた
か否かを判断している。すなわち、リモコン制御部15
は、送信部14から点灯信号S1を送信させると同時
に、判定タイマ16aのカウント動作を開始させてお
り、判定タイマ16aのカウント動作が終了した時点の
照度センサ部12の検出結果が第2の照度レベルL2よ
りも明るければ、照明器具20で点灯信号S1の受信に
成功し、照明負荷22が点灯されたものと判断し、点灯
信号S1の再送は行わない。一方、判定タイマ16aの
カウント動作が終了した時点の照度センサ部12の検出
結果が第2の照度レベルL2よりも暗ければ、照明器具
20で点灯信号S1の受信に失敗し、照明負荷22が消
灯されたままであると判断し、前回送信した点灯信号S
1を再送信号として送信部14から送信させるととも
に、判定タイマ16aのカウント動作を再開させる。そ
して、照度センサ部12の検出結果が第2の照度レベル
L2よりも明るくなるまで(すなわち照明器具20が点
灯信号の受信に成功して照明負荷22が点灯されるま
で)、この動作を繰り返し行う。
【0044】また本実施形態では、リモコン制御部15
が、消灯信号S3を送信してから所定時間が経過した時
点の照度センサ部12の検出結果から、照明器具20側
で消灯信号S3を正常に受信できたか否かを判断してい
る。ここで、図6(a)は照明器具20で消灯信号S3
の受信に成功した場合のタイムチャートを、図6(b)
は消灯信号S3の受信に失敗した場合のタイムチャート
をそれぞれ示している。尚、図6(a)(b)の各波形
は、それぞれ上から順番に、照度センサ部12の検出
値、人感センサ部11の人体検知信号、点灯保持タイマ
16dのカウント動作、送信部14から送信される送信
信号、判定タイマ16aのカウント動作、照明負荷22
の点灯状態をそれぞれ示している。
【0045】リモコン制御部15は、点灯保持タイマ1
6dのカウント動作が終了した時点(図6(a)の時刻
t31)で、送信部14から消灯信号S3を送信させる
とともに、判定タイマ16aのカウント動作を開始させ
ており、判定タイマ16aのカウント動作が終了した時
点(時刻t32)の照度センサ部12の検出結果が第2
の照度レベルL2よりも暗ければ、照明器具20で消灯
信号S3の受信に成功し、照明負荷22が消灯されたも
のと判断し、消灯信号S3の再送は行わない。
【0046】一方、図6(b)に示すように判定タイマ
16aのカウント動作が終了した時点(図6(b)の時
刻t32)の照度センサ部12の検出結果が第2の照度
レベルL2よりも明るければ、照明器具20で消灯信号
S3の受信に失敗し、照明負荷22が点灯されたままで
あると判断し、前回送信した消灯信号S3を再送信号S
4として送信部14から送信させるとともに、判定タイ
マ16aのカウント動作を再開させる。そして、照度セ
ンサ部12の検出結果が第2の照度レベルL2よりも暗
くなるまで(すなわち照明器具20が消灯信号の受信に
成功して照明負荷22が消灯されるまで)、この動作を
繰り返し行う。
【0047】このように、本実施形態では照度センサ部
12の検出結果に基づいて照明器具20で制御信号(点
灯信号及び消灯信号)を正常に受信できたか否かを判断
し、制御信号の受信に失敗した場合はその制御信号を再
度送信しているので、照明器具20に制御信号を確実に
送信することができる。また、制御信号の受信に失敗し
た場合のみ、その制御信号を再送しているので、制御信
号を正常に受信できたか否かに関わらず制御信号を複数
回送信する場合に比べて制御信号の送信回数が減り、リ
モコン送信器10の消費電力が低減するから、電池を電
源とする場合には電池寿命を延ばすことができる。
【0048】尚、本実施形態ではリモコン制御部15
が、人感センサ部11の人体検知信号に応じて送信部1
4から点灯信号を送信させているが、リモコン操作部1
3の操作入力に応じて点灯信号を送信させるようにして
も良い。
【0049】(実施形態3)本発明の実施形態3を図7
のタイムチャートを参照して説明する。実施形態2では
判定タイマ16aのカウント時間を予め設定された一定
時間としているが、本実施形態ではリモコン制御部15
が点灯信号の制御内容に応じて判定タイマ6aのカウン
ト時間を変化させている。尚、照明装置の構成は実施形
態2と同様であるので、その説明は省略し、本実施形態
の特徴となる部分のみを説明する。
【0050】図7(a)(b)の各波形は、それぞれ上
から順番に照明負荷22のランプ出力、人感センサ部1
1の人体検知信号、送信部14から送信される送信信
号、点灯保持タイマ16dのカウント動作、判定タイマ
16aのカウント動作を示している。
【0051】本実施形態では図7(a)(b)に示すよ
うに照明器具20の器具制御部23が、点灯時にランプ
出力を徐々に明るくするフェードイン制御や、消灯時に
ランプ出力を徐々に暗くするフェードアウト制御を行っ
ており、各照明器具20毎にランプ出力の立ち上がり時
間(フェードイン時間)や立ち下がり時間(フェードア
ウト時間)が異なっている場合は、フェードイン制御や
フェードアウト制御が終了してランプ出力が安定してい
る状態で受信判定が行えるように、リモコン制御部15
はその制御内容に応じて判定タイマ16aのカウント時
間を変化させている。例えば図7(b)に示すように、
図7(a)の場合に比べてフェードイン時間やフェード
アウト時間が長い場合は、点灯時および消灯時の判定タ
イマ6aのカウント値を長い時間に設定しており、フェ
ードイン制御を行っている間やフェードアウト制御を行
っている間に受信判定を行ったために誤判定するのを防
止できる。
【0052】また、点灯信号の場合には人が人感センサ
部11の検知エリア内、すなわち照明負荷22の照明エ
リア内に存在するため、照明負荷22をできるだけ早い
タイミングで点灯させるのが望ましく、そのため判定タ
イマ6aのカウント時間を短くするのが望ましい。一
方、消灯信号の場合には人が照明エリア内にいないの
で、照明負荷22を消灯させるタイミングは遅くてもよ
い。したがって、リモコン制御部15では、消灯信号の
受信を判定する場合の判定タイマ6aのカウント時間に
比べて、点灯信号の受信を判定する場合のカウント時間
をより短い時間に設定しており、点灯信号の受信が正常
に行われているか否かを速やかに判断して、再送させる
ことができ、点灯のタイミングが遅れるのを防止でき
る。
【0053】また更に、リモコン制御部15が1日の内
の時間帯に応じて判定タイマ16aのカウント時間を変
化させるようにしても良く、早く点灯させたい時間帯或
いは早く消灯させたい時間帯には、判定タイマ16aの
カウント時間を他の時間帯よりもより短い時間に設定す
ることで、点灯信号および消灯信号の受信が正常に行わ
れているか否かを速やかに判断して、再送させることが
でき、点灯や消灯のタイミングが遅れるのを防止でき
る。
【0054】また、本実施形態では実施形態2の照明装
置において判定タイマ16aの設定値を変化させている
が、実施形態1の照明装置において上述と同様に判定タ
イマ16aの設定値を変化させるようにしても良いこと
は言うまでもない。
【0055】(実施形態4)本発明の実施形態4を図8
〜図10を参照して説明する。実施形態2では第2の照
度レベルL2の値を一定値としているのに対して、本実
施形態では第2の照度レベルL2の値を制御内容に応じ
て変化させている。尚、照明装置の構成は実施形態2と
同様であるので、その説明は省略し、本実施形態の特徴
となる部分のみを説明する。
【0056】実施形態2では第2の照度レベルL2の値
を一定値としているため、点灯信号S1を送信する際に
受信判定に用いる第2の照度レベルL2の値と、消灯信
号S3を送信する際に受信判定に用いる第2の照度レベ
ルL2の値とが同一の値となっているが、本実施形態で
は図8に示すように点灯信号S1の受信が正常か否かを
判定する際には、第2の照度レベルL2の値を消灯時の
周囲照度から例えば数100Lx程度明るい値L2aに
切り替えている。また、消灯信号S3の受信が正常か否
かを判定する際には、他の光源や周囲の照度状況に応じ
て消灯時の周囲照度が異なるため、第2の照度レベルL
2の値を点灯時の周囲照度から例えば数100Lx程度
暗い値L2bに切り替えている。尚、図8中の各波形は
上から順番に照度センサ部12の検出値、人感センサ部
11の人体検知信号、送信部14から送信される送信信
号、点灯保持タイマ16dのカウント動作、照明負荷2
2の点灯状態をそれぞれ示している。
【0057】ここで、点灯信号S1を送信する際は、信
号送信時から判定タイマ16aのカウント時間が経過し
た時点で、リモコン制御部15が照度センサ部12の検
出した明るさと第2の照度レベルL2aとの明暗を比較
している。第2の照度レベルL2aは消灯時の周囲照度
から数100Lx程度明るい値に設定されているので、
照明負荷22が点灯していれば、その時点の明るさは確
実に第2の照度レベルL2aよりも明るくなる。したが
って、判定タイマ16aのカウント動作が終了した時点
の明るさが第2の照度レベルL2aよりも明るくなって
いれば、点灯信号S1を正常に受信して照明負荷22が
点灯したものと確実に判断でき、点灯信号S1の再送は
行わない。
【0058】また、消灯信号S3を送信する際は、信号
送信時から判定タイマ16aのカウント時間が経過した
時点で、リモコン制御部15が照度センサ部12の検出
した明るさと第2の照度レベルL2bとの明暗を比較し
ている。第2の照度レベルL2bは点灯時の周囲照度か
ら数100Lx程度暗い値に設定されているので、照明
負荷22が消灯していれば、その時点の明るさは確実に
第2の照度レベルL2bよりも暗くなる。したがって、
判定タイマ16aのカウント動作が終了した時点の明る
さが第2の照度レベルL2bよりも暗くなっていれば、
消灯信号S3を正常に受信して照明負荷22が消灯した
ものと確実に判断でき、消灯信号S3の再送は行わな
い。
【0059】ところで、本実施形態では制御内容に応じ
て第2の照度レベルL2の値を変化させているが、1日
の内の時間帯に応じて第2の照度レベルL2の値を変化
させるようにしても良い。例えば照明負荷22を確実に
点灯又は消灯させたい時間帯では、点灯信号S1の送信
時に受信判定に用いる第2の照度レベルL2の値を他の
時間帯よりも明るい値に設定し、消灯信号S3の送信時
に判定に用いる第2の照度レベルL2の値を通常時より
も暗い値に設定すれば、点灯信号S1や消灯信号S3の
再送が行われやすくなり、点灯信号S1又は消灯信号S
3を再送させやすくすることで、確実に点灯又は消灯さ
せることができる。
【0060】また、1日の内の時間帯に応じて点灯時の
照度レベルが異なる場合、例えば図9に示すように通常
の時間帯(昼間など深夜以外の時間帯)では照明負荷2
2を100%の点灯レベルで点灯させているのに対し
て、深夜の時間帯には照明負荷22を50%の点灯レベ
ルで点灯させている場合には、第2の照度レベルの設定
値を深夜の時間帯には通常時の設定値L2aよりも暗い
値L2cに設定すれば良い。尚、図9中の各波形は上か
ら順番に、通常の時間帯のランプ出力、深夜時間帯のラ
ンプ出力、照度センサ部12の検出値、人感センサ部1
1の人体検知信号、送信部14から送信される送信信
号、点灯保持タイマ16dのカウント動作、通常の時間
帯における判定タイマ16aのカウント動作、深夜の時
間帯における判定タイマ16aのカウント動作をそれぞ
れ示している。
【0061】このような場合、最初から第2の照度レベ
ルをL2cに設定しておくことも考えられるが、周囲環
境によって消灯時の照度レベルが変化するため、第2の
照度レベルを低めに設定すると、照明負荷22が消灯し
ているにも関わらず点灯したと誤判断する虞があり、第
2の照度レベルの値は確実に点灯したと判断できる値に
設定するのが望ましい。したがって、深夜の時間帯には
第2の照度レベルの設定値を通常の時間帯に比べて低め
に設定することで、照明負荷22が点灯しているか否か
を確実に判断できる。尚、深夜の時間帯では周囲に設置
された照明器具も消灯していると考えられるので、第2
の照度レベルを低めに設定しても特に問題はない。
【0062】ところで、本実施形態では制御内容や時間
帯に応じて第2の照度レベルL2の値のみを変化させて
いるが、第2の照度レベルL2の値を変化させるととも
に、実施形態3で説明したように判定タイマ16aのカ
ウント時間を変化させても良い。
【0063】例えば図10に示すように、通常の時間帯
では、点灯信号S1の受信が正常か否かを判定する際
に、第2の照度レベルL2の値を消灯時の周囲照度から
例えば数100Lx程度明るい値L2aに切り替えると
ともに、消灯信号S3の受信が正常か否かを判定する際
に、第2の照度レベルL2の値を点灯時の周囲照度から
例えば数100Lx程度暗い値L2bに切り替え、さら
にフェードイン時間に比べてフェードアウト時間が長い
ため、点灯信号S1の送信時における判定タイマ16a
のカウント時間よりも、消灯信号S3の送信時における
判定タイマ16aのカウント時間を長くし、それぞれフ
ェードイン時間、フェードアウト時間よりも若干長い時
間に設定している。また、深夜の時間帯では照明負荷2
2の点灯レベルが通常の時間帯よりも暗いため、第2の
判定レベルL2の値を通常時の値よりも暗い値L2cに
設定している。尚、図10の各波形は上から順番に、通
常の時間帯のランプ出力、深夜時間帯のランプ出力、照
度センサ部12の検出値、人感センサ部11の人体検知
信号、送信部14から送信される送信信号、点灯保持タ
イマ16dのカウント動作、通常の時間帯における判定
タイマ16aのカウント動作、深夜の時間帯における判
定タイマ16aのカウント動作をそれぞれ示している。
【0064】また、第2の照度レベルL2の値はリモコ
ン操作部13を用いてユーザ自身が適宜設定できるよう
にしても良いし、点灯信号S1の送信時に判定に用いる
照度レベルL2の値と、消灯信号S3の送信時に判定に
用いる照度レベルL2の値とを予め設定しておき、点灯
信号S1の送信時と消灯信号S3の送信時とで設定値を
切り替えるようにしても良い。
【0065】また、本実施形態では実施形態2の照明装
置において第2の照度レベルL2の設定値を変化させて
いるが、実施形態1の照明装置において上述と同様に第
2の照度レベルL2の設定値を変化させるようにしても
良いことは言うまでもない。
【0066】(実施形態5)本発明の実施形態5を図1
1及び図12を参照して説明する。実施形態1では照明
器具20側で点灯信号S1の受信に失敗した場合に、点
灯信号S1を再送する再送回数を所定回数以内に制限し
ていたが、本実施形態ではリモコン送信器10に再送タ
イマ16eを設け、点灯信号S1の送信時に再送タイマ
16eのカウント動作を開始させており、再送タイマ1
6eのカウント動作が終了するまで点灯信号S1を再送
させている。尚、再送タイマ16e以外の構成は実施形
態1と同様であるので、共通する構成には同一の符合を
付して図示及び説明は省略し、本実施形態の特徴となる
部分のみを説明する。
【0067】以下にこの照明装置の動作を図12のタイ
ムチャートを参照して説明する。尚、図12の各波形は
上から順番に照度センサ部12の検出値、人感センサ部
12の人体検知信号、送信マスクタイマ16bのカウン
ト動作、リトリガタイマ16cのカウント動作、送信部
14から送信される送信信号、判定タイマ16aのカウ
ント動作、再送タイマ16eのカウント動作をそれぞれ
示している。
【0068】リトリガタイマ16cがカウント動作を行
っておらず、照度センサ部12の検出した周囲の明るさ
が第1の照度レベルL1よりも暗い状態で、人感センサ
部11が人を検知して人体検知信号を出力すると、時刻
t41においてリモコン制御部15が、照明負荷22を
点灯させるための点灯信号S1を送信部14から送信さ
せるとともに、判定タイマ16a、送信マスクタイマ1
6b、リトリガタイマ16c及び再送タイマ16eのカ
ウント動作を開始させる。
【0069】ここで、照度センサ部12は常に周囲の明
るさを検出しており、リモコン制御部15では、判定タ
イマ16aのカウント終了時における照度センサ部12
の検出結果が第2の照度レベルL2よりも暗ければ、照
明器具20で点灯信号S1の受信に失敗したと判断し、
前回送信した点灯信号S1を再送信号S2として送信部
14から送信させるとともに、判定タイマ16aの判定
動作を開始させる。そして、再送信号S2を送信したに
も関わらず、照度センサ部12の検出結果が第2の照度
レベルL2よりも明るくならなければ、再送信号S2の
受信にも失敗したと判断し、再送タイマ16eのカウン
ト動作が終了するまで、上記の動作を繰り返す。
【0070】なお、再送タイマ16eのカウント時間
は、点灯保持タイマ24のカウント時間と略同じ時間に
設定されており、時刻t43でリトリガタイマ16cの
カウント動作が終了した後も再送タイマ16eのカウン
ト動作が終了する時刻t44まで再送信号S2を送信さ
せることができる。尚、送信マスクタイマ16bのカウ
ント動作の終了後であって、リトリガタイマ16cのカ
ウント動作中に、人感センサ部11が人体検知信号を出
力すると、リモコン制御部15は、リトリガタイマ16
cのカウント動作が終了した時点で(時刻t42)、照
明負荷22の点灯状態を継続させるために点灯信号を送
信部14から送信させるとともに、送信マスクタイマ1
6b及びリトリガタイマ16cのカウント動作を再び開
始させ、さらに再送タイマ16eのカウント動作をリセ
ットして、再度最初からカウント動作を開始させてい
る。
【0071】(実施形態6)本発明の実施形態6を図1
3及び図14を参照して説明する。実施形態2では照明
器具20側で点灯信号S1又は消灯信号S3の受信に失
敗した場合に、点灯信号S1又は消灯信号S3を再送す
る再送回数を所定回数以内に制限していたが、本実施形
態ではリモコン送信器10に点灯信号用の再送タイマ1
6eと、消灯信号用の再送タイマ16fとを設け、点灯
信号S1又は消灯信号S3の送信時に再送タイマ16
e,16fのカウント動作をそれぞれ開始させており、
再送タイマ16e,16fのカウント動作が終了するま
で点灯信号S1又は消灯信号S3を再送させている。
尚、再送タイマ16e,16f以外の構成は実施形態2
と同様であるので、共通する構成には同一の符合を付し
て図示及び説明は省略し、本実施形態の特徴となる部分
のみを説明する。
【0072】以下にこの照明装置の動作を図14のタイ
ムチャートに基づいて説明する。尚、図14の各波形は
上から順番に照度センサ部12の検出値、人感センサ部
12の人体検知信号、送信マスクタイマ16bのカウン
ト動作、リトリガタイマ16cのカウント動作、送信部
14から送信される送信信号、判定タイマ16aのカウ
ント動作、再送タイマ16eのカウント動作、再送タイ
マ16fのカウント動作をそれぞれ示している。
【0073】リトリガタイマ16cがカウント動作を行
っておらず、照度センサ部12の検出した周囲の明るさ
が第1の照度レベルL1よりも暗い状態で、人感センサ
部11が人を検知して人体検知信号を出力すると、時刻
t51においてリモコン制御部15が、照明負荷22を
点灯させるための点灯信号を送信部14から送信させる
とともに、判定タイマ16a、送信マスクタイマ16
b、リトリガタイマ16c及び再送タイマ16e,16
fのカウント動作を開始させる。
【0074】また、送信マスクタイマ16bのカウント
動作の終了後であって、リトリガタイマ16cのカウン
ト動作中に、人感センサ部11が人体検知信号を出力す
ると、リモコン制御部15は、リトリガタイマ16cの
カウント動作が終了した時点で(時刻t53)、照明負
荷22の点灯状態を継続させるための点灯継続信号S2
を送信部14から送信させるとともに、送信マスクタイ
マ16b、リトリガタイマ16c及び再送タイマ16e
のカウント動作を再び開始させる。
【0075】ここで、本実施形態においても実施形態1
と同様に、リモコン制御部15が照度センサ部12の検
出値に基づいて点灯信号S1の受信に成功したか否かを
判定しており、判定タイマ16aのカウント動作が終了
した時点の照度センサ部12の検出結果が第2の照度レ
ベルL2よりも暗ければ、照明器具20で点灯信号S1
の受信に失敗し、照明負荷22が消灯されたままである
と判断し、前回送信した点灯信号S1を再送信号S2と
して送信部14から送信させるとともに、判定タイマ1
6aのカウント動作を再開させる。そして、再送タイマ
16eのカウント中は、照度センサ部12の検出結果が
第2の照度レベルL2よりも明るくなるまで(すなわち
照明器具20が点灯信号の受信に成功して照明負荷22
が点灯されるまで)、この動作を繰り返し行う。
【0076】また、人感センサ部11が人体検知信号の
出力を停止すると、リモコン送信器10に設けた点灯保
持タイマ(図示せず)と再送タイマ16fとがカウント
動作を開始する。なお、点灯保持タイマのカウント時間
と再送タイマ16fのカウント時間とは略同じ時間に設
定されており、点灯保持タイマは再送タイマ16fと略
同様の動作を行う。
【0077】その後、点灯保持タイマ及び再送タイマ1
6fのカウント動作中に人体検知信号が入力されると、
リモコン制御部15は、点灯保持タイマ及び再送タイマ
16fのカウント動作をリセットし、人体検知信号の入
力が無くなった時点で点灯保持タイマ及び再送タイマ1
6fのカウント動作を再度最初から開始させる。
【0078】そして、時刻t54において点灯保持タイ
マのカウント動作が終了すると、リモコン制御部15
は、再送タイマ16eのカウント動作をリセットし、送
信部14から点灯信号S1およびその再送信号S2の送
信を停止させるとともに、消灯信号S3の送信を開始さ
せる。
【0079】ここで、点灯信号の場合と同様、リモコン
制御部15は照度センサ部12の検出値に基づいて消灯
信号S3の受信に成功したか否かを判定しており、判定
タイマ16aのカウント動作が終了した時点の照度セン
サ部12の検出結果が第2の照度レベルL2よりも明る
ければ、照明器具20で消灯信号S1の受信に失敗し、
照明負荷22が点灯されたままであると判断し、前回送
信した消灯信号S3を再送信号S4として送信部14か
ら送信させるとともに、判定タイマ16aのカウント動
作を再開させる。そして、再送タイマ16fのカウント
中は、照度センサ部12の検出結果が第2の照度レベル
L2よりも暗くなるまで(すなわち照明器具20が消灯
信号の受信に成功して照明負荷22が消灯されるま
で)、この動作を繰り返し行う。
【0080】このように、本実施形態では照明器具20
側で点灯信号S1又は消灯信号S3の受信に失敗した場
合は、点灯信号用の再送タイマ16e又は消灯信号用の
再送タイマ16fがカウント動作を終了するまでの間、
点灯信号S1又は消灯信号S3を所定の時間間隔で送信
し続けているので、照明負荷22を確実に点灯又は消灯
させることができる。
【0081】(実施形態7)本発明の実施形態7を図1
5(a)(b)のタイムチャートを参照して説明する。
尚、照明装置の構成は実施形態1と同様であるので、共
通する構成には同一の符合を付して図示及び説明は省略
し、本実施形態の特徴となる部分のみを説明する。
【0082】図15(a)の各波形は上から順番に、照
度センサ部12の検出値、人感センサ部12の人体検知
信号、送信マスクタイマ16bのカウント動作、リトリ
ガタイマ16cのカウント動作、送信部14から送信さ
れる送信信号、判定タイマ16aのカウント動作、再送
タイマ16eのカウント動作、再送タイマ16fのカウ
ント動作をそれぞれ示している。また、図15(b)は
照明器具20の動作を示しており、各波形は上から順番
に、初回に送信された点灯信号を受信した場合の点灯保
持タイマ20のカウント動作、その時の照明負荷22の
点灯状態、3回目に送信された点灯信号を受信した場合
の点灯保持タイマ20のカウント動作、その時の照明負
荷22の点灯状態、3回目に送信された点灯信号を受信
した場合で点灯保持時間を補正した場合の点灯保持タイ
マ20のカウント動作、その時の照明負荷22の点灯状
態をそれぞれ示している。
【0083】実施形態1では、図15(a)(b)に示
すように、照明器具20側で時刻t61に送信された送
信信号S1の受信に失敗し、その後時刻t62に送信さ
れた再送信号S2を受信した場合、再送信号S2を受信
した時刻t62から点灯保持タイマ20が所定の点灯保
持時間のカウント動作を開始し、所定の点灯保持時間だ
け照明負荷22を点灯させているため、最初に送信され
た点灯信号S1を正常に受信した場合に比べて、照明負
荷22が消灯するタイミングがt63からt64に遅く
なっていた。しかしながら、時刻t63〜t64の間で
は、照明エリア内に人がいなくなっていると考えられる
ので、この間に照明負荷22を点灯させるのは無駄であ
り、なるべく早めに消灯させるのが好ましい。
【0084】そこで、本実施形態ではリモコン送信器1
0から照明器具20へ再送信号S2を送信する際に、再
送信号S2とともに再送回数のデータを送信しており、
照明器具20では、受信部21が再送信号S2と再送回
数のデータとを受信して、再送回数をもとに、最初に点
灯信号S1を送信した時点からの経過時間を求め、点灯
保持時間から経過時間を減算した時間だけ照明負荷22
を点灯させている。
【0085】例えば再送信号S2の送信される時間間
隔、すなわち判定タイマ16aのカウント時間が1秒、
点灯保持時間が30秒で、3回目に送信された点灯信号
を受信できたとすると、点灯信号S1を受信してから2
7秒(=30(秒)−1(秒)×3(回))の間、照明
負荷22が点灯されることになり、初回に送信された点
灯信号S1を正常に受信した場合と同じタイミングで照
明負荷22を消灯させることができる。
【0086】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、人の
存否を検知する人感センサ部、周囲の明るさを検出する
照度センサ部、外部へワイヤレス信号にて制御信号を送
信する送信部、及び照度センサ部の検出した明るさが第
1の照度レベルよりも暗い状態で人感センサ部が人体検
知信号を出力すると、照明負荷を所望の点灯状態で点灯
させる点灯信号を送信部から送信させるリモコン制御部
を具備したリモコン送信器と、外部よりワイヤレス信号
にて送信された点灯信号を受信する受信部、及び受信部
の受信した点灯信号に基づいて照明負荷を点灯制御する
器具制御部を具備した照明器具とで構成され、前記リモ
コン制御部は、点灯信号を送信してから所定時間が経過
した時点で、照度センサ部の検出した明るさが、第1の
照度レベルより明るく且つ少なくとも器具点灯時の照度
レベルより暗いレベルに設定された第2の照度レベルよ
り明るくならなかった場合、前回送信した点灯信号を送
信部から再送させることを特徴とし、照明器具が点灯信
号を受信して照明負荷を点灯させた場合は、照度センサ
部の検出した明るさが第2の照度レベルよりも明るくな
るので、点灯信号を送信してから所定時間が経過した時
点の照度センサ部の検出した明るさと第2の照度レベル
との明暗を比較することで、点灯信号を正常に受信した
か否かを確実に判断でき、第2の照度レベルよりも明る
くならなかった場合は前回送信した点灯信号を再送して
いるので、照明器具に点灯信号を確実に受信させること
ができるという効果がある。
【0087】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記リモコン制御部は、点灯信号の送信後に人感セ
ンサ部より人体検知信号が出力されなくなってから一定
時間が経過した時点で、照明負荷を消灯させる消灯信号
を送信部から送信させており、消灯信号を送信してから
上記所定時間が経過した時点で、照度センサ部の検出し
た明るさが上記第2の照度レベルより暗くならなかった
場合、前回送信した消灯信号を送信部から再送させるこ
とを特徴とし、照明器具が消灯すると周囲照度が第2の
照度レベルよりも暗くなるので、消灯信号を送信してか
ら所定時間が経過した時点で照度センサ部の検出した明
るさと第2の照度レベルとの明暗を比較することで、消
灯信号を正常に受信したか否かを確実に判断でき、第2
の照度レベルよりも暗くならなかった場合は前回送信し
た消灯信号を再送させることで、照明器具に消灯信号を
確実に受信させることができるという効果がある。
【0088】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記所定時間および上記第2の照度レベルを所望の
値に設定する設定手段を備えて成ることを特徴とし、設
定手段により所定時間及び第2の照度レベルを所望の値
に設定できるという効果がある。
【0089】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記第2の照度レベルを上記点灯信号の制御内容に
応じて変化させる手段を備えて成ることを特徴とし、第
2の照度レベルを点灯信号の制御内容に応じて変化させ
ることができるという効果がある。
【0090】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、上記所定時間を上記点灯信号の制御内容に応じて変
化させる手段を備えて成ることを特徴とし、所定時間を
点灯信号の制御内容に応じて変化させることができると
いう効果がある。
【0091】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、上記所定時間および上記第2の照度レベルを1日の
内の時間帯に応じて変化させる手段を備えて成ることを
特徴とし、所定時間および第2の照度レベルを1日の内
の時間帯に応じて変化させることができるという効果が
ある。
【0092】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
1つに記載の発明において、上記リモコン送信器に、点
灯信号を初めて送信してから所定の点灯保持時間のカウ
ント動作を行うタイマを設け、照度センサ部の検出した
明るさが第2の照度レベルより明るくならなかった場
合、タイマのカウント動作が終了するまでの間、リモコ
ン制御部は送信部から点灯信号を再送させる動作を複数
回繰り返すことを特徴とし、点灯信号を複数回再送する
ことで、照明器具に点灯信号を確実に受信させることが
できるという効果がある。
【0093】請求項8の発明は、請求項1〜7の何れか
1つに記載の発明において、上記リモコン制御部は、照
度センサ部の検出した明るさが第2の照度レベルよりも
明るくなるまで、送信部から点灯信号を再送させる動作
を複数回繰り返しており、送信部は再送回数が増えるに
つれて送信出力を増加させることを特徴とし、再送回数
が増えるにつれて送信出力を増加させることで、照明器
具側で点灯信号を受信しやすくできるという効果があ
る。
【0094】請求項9の発明は、請求項1又は3〜8の
何れか1つに記載の発明において、上記リモコン制御部
は、照度センサ部の検出した明るさが第2の照度レベル
よりも明るくなるまで、送信部から点灯信号を再送させ
る動作を所定の時間間隔で複数回繰り返し、点灯信号の
送信時に点灯信号とともに再送回数の情報を送信させて
おり、照明器具では、受信部が再送された点灯信号と再
送回数の情報とを受信すると、器具制御部が、受信部の
受信した再送回数の情報を用いて最初に点灯信号を送信
した時点からの経過時間を求め、所定の点灯保持時間か
ら前記経過時間を減算した時間だけ照明負荷の点灯制御
を行うことを特徴とし、最初に送信された点灯信号の受
信に失敗して、その後に送信された点灯信号を受信した
場合に、その時点から所定の点灯保持時間だけ点灯させ
ると、最初に送信された点灯信号を正常に受信した場合
に比べて照明負荷が消灯するタイミングが遅くなるが、
リモコン送信器から照明器具へ点灯信号とともに再送回
数の情報を送信しており、器具制御部では、再送回数の
情報をもとに、最初に点灯信号を送信した時点からの経
過時間を求めて、点灯保持時間から経過時間を減算した
時間だけ点灯させているので、最初に送信された点灯時
間を正常に受信した場合と、照明負荷を消灯させるタイ
ミングを同じにできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の照明装置のブロック図である。
【図2】同上の動作を説明するタイムチャートである。
【図3】(a)(b)は同上の動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図4】実施形態2の照明装置のブロック図である。
【図5】同上の動作を説明するタイムチャートである。
【図6】(a)(b)は同上の別の動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図7】(a)(b)は実施形態3の照明装置の動作を
説明するタイムチャートである。
【図8】実施形態4の照明装置の動作を説明するタイム
チャートである。
【図9】同上の動作を説明するタイムチャートである。
【図10】同上の別の動作を説明するタイムチャートで
ある。
【図11】実施形態5の照明装置のブロック図である。
【図12】同上の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図13】実施形態6の照明装置のブロック図である。
【図14】同上の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図15】(a)(b)は実施形態7の照明装置の動作
を説明するタイムチャートである。
【図16】従来の照明装置のブロック図である。
【図17】従来の別の照明装置のブロック図である。
【図18】同上の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
10 リモコン送信器 11 人感センサ部 12 照度センサ部 14 送信部 15 リモコン制御部 20 照明器具 21 受信部 22 照明負荷 23 器具制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷川 哲也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA11 AA13 AA21 AA49 AA50 AA53 AA73 AA85 BA25 BA28 BA36 CA05 CB01 CB06 CC02 CC11 CC22 CE12 CF18 CG15 CG21 CG43 CJ02 CJ06 CM09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の存否を検知する人感センサ部、周囲の
    明るさを検出する照度センサ部、外部へワイヤレス信号
    にて制御信号を送信する送信部、及び照度センサ部の検
    出した明るさが第1の照度レベルよりも暗い状態で人感
    センサ部が人体検知信号を出力すると、照明負荷を所望
    の点灯状態で点灯させる点灯信号を送信部から送信させ
    るリモコン制御部を具備したリモコン送信器と、外部よ
    りワイヤレス信号にて送信された点灯信号を受信する受
    信部、及び受信部の受信した点灯信号に基づいて照明負
    荷を点灯制御する器具制御部を具備した照明器具とで構
    成され、前記リモコン制御部は、点灯信号を送信してか
    ら所定時間が経過した時点で、照度センサ部の検出した
    明るさが、第1の照度レベルより明るく且つ少なくとも
    器具点灯時の照度レベルより暗いレベルに設定された第
    2の照度レベルより明るくならなかった場合、前回送信
    した点灯信号を送信部から再送させることを特徴とする
    照明装置。
  2. 【請求項2】上記リモコン制御部は、点灯信号の送信後
    に人感センサ部より人体検知信号が出力されなくなって
    から一定時間が経過した時点で、照明負荷を消灯させる
    消灯信号を送信部から送信させており、消灯信号を送信
    してから上記所定時間が経過した時点で、照度センサ部
    の検出した明るさが上記第2の照度レベルより暗くなら
    なかった場合、前回送信した消灯信号を送信部から再送
    させることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】上記所定時間および上記第2の照度レベル
    を所望の値に設定する設定手段を備えて成ることを特徴
    とする請求項1記載の照明装置。
  4. 【請求項4】上記第2の照度レベルを上記点灯信号の制
    御内容に応じて変化させる手段を備えて成ることを特徴
    とする請求項1記載の照明装置。
  5. 【請求項5】上記所定時間を上記点灯信号の制御内容に
    応じて変化させる手段を備えて成ることを特徴とする請
    求項1記載の照明装置。
  6. 【請求項6】上記所定時間および上記第2の照度レベル
    を1日の内の時間帯に応じて変化させる手段を備えて成
    ることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  7. 【請求項7】上記リモコン送信器に、点灯信号を初めて
    送信してから所定の点灯保持時間のカウント動作を行う
    タイマを設け、照度センサ部の検出した明るさが第2の
    照度レベルより明るくならなかった場合、タイマのカウ
    ント動作が終了するまでの間、リモコン制御部は送信部
    から点灯信号を再送させる動作を複数回繰り返すことを
    特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の照明装
    置。
  8. 【請求項8】上記リモコン制御部は、照度センサ部の検
    出した明るさが第2の照度レベルよりも明るくなるま
    で、送信部から点灯信号を再送させる動作を複数回繰り
    返しており、送信部は再送回数が増えるにつれて送信出
    力を増加させることを特徴とする請求項1〜7の何れか
    1つに記載の照明装置。
  9. 【請求項9】上記リモコン制御部は、照度センサ部の検
    出した明るさが第2の照度レベルよりも明るくなるま
    で、送信部から点灯信号を再送させる動作を所定の時間
    間隔で複数回繰り返し、点灯信号の送信時に点灯信号と
    ともに再送回数の情報を送信させており、照明器具で
    は、受信部が再送された点灯信号と再送回数の情報とを
    受信すると、器具制御部が、受信部の受信した再送回数
    の情報を用いて最初に点灯信号を送信した時点からの経
    過時間を求め、所定の点灯保持時間から前記経過時間を
    減算した時間だけ照明負荷の点灯制御を行うことを特徴
    とする請求項1又は3〜8の何れか1つに記載の照明装
    置。
JP2002018829A 2002-01-28 2002-01-28 照明装置 Withdrawn JP2003217869A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002018829A JP2003217869A (ja) 2002-01-28 2002-01-28 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002018829A JP2003217869A (ja) 2002-01-28 2002-01-28 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003217869A true JP2003217869A (ja) 2003-07-31

Family

ID=27654015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002018829A Withdrawn JP2003217869A (ja) 2002-01-28 2002-01-28 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003217869A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293853A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mitsubishi Electric Corp 照明制御装置、照明装置、照明制御システム及び照明システム
JP2006093048A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置の通信設定方法及び照明装置
JP2006325018A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Canon Inc 映像信号処理システム及び映像信号処理方法
ES2289967A1 (es) * 2007-10-16 2008-02-01 Zydotronic S.L. Sistema de luminarias con control remoto.
JP2008177093A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Matsushita Electric Works Ltd 照明制御システム
JP2008234940A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Matsushita Electric Works Ltd 熱線式ワイヤレス発信器及びワイヤレス受信器
US7675247B2 (en) 2006-09-26 2010-03-09 Nec Lighting, Ltd. Remote control transmitter which is capable of controlling a plurality of light fittings without the need for a slidable switch
JP2010056616A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 負荷制御システム
JP2011151630A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Panasonic Electric Works Co Ltd センサ装置およびセンサ装置を用いた負荷制御システム
JP2011204631A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 無線送信装置
CN102428678A (zh) * 2009-05-07 2012-04-25 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于控制资源受限设备的传输的方法和无电池设备
JP2014235826A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 パナソニック株式会社 照明システム
US20160330824A1 (en) * 2012-06-19 2016-11-10 Wireless Environment, Llc Beaconing wireless transmitter for coordinated lighting system control
JP2017091930A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム、及び、人の在否提示システム

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293853A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Mitsubishi Electric Corp 照明制御装置、照明装置、照明制御システム及び照明システム
JP2006093048A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置の通信設定方法及び照明装置
JP4661150B2 (ja) * 2004-09-27 2011-03-30 パナソニック電工株式会社 照明装置の通信設定方法及び照明装置
JP2006325018A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Canon Inc 映像信号処理システム及び映像信号処理方法
JP4557796B2 (ja) * 2005-05-19 2010-10-06 キヤノン株式会社 映像信号処理システム及び映像信号処理方法
US7675247B2 (en) 2006-09-26 2010-03-09 Nec Lighting, Ltd. Remote control transmitter which is capable of controlling a plurality of light fittings without the need for a slidable switch
JP2008177093A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Matsushita Electric Works Ltd 照明制御システム
JP2008234940A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Matsushita Electric Works Ltd 熱線式ワイヤレス発信器及びワイヤレス受信器
TWI477197B (zh) * 2007-03-19 2015-03-11 Panasonic Corp 熱射線式無線發射器和無線接收器
TWI475928B (zh) * 2007-03-19 2015-03-01 Panasonic Corp 熱射線式無線發射器和無線接收器
ES2289967B1 (es) * 2007-10-16 2009-04-16 Zydotronic S.L. Sistema de luminarias con control remoto.
ES2289967A1 (es) * 2007-10-16 2008-02-01 Zydotronic S.L. Sistema de luminarias con control remoto.
JP2010056616A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 負荷制御システム
JP2012526442A (ja) * 2009-05-07 2012-10-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ リソースが制限された装置からの送信を制御するための方法及びバッテリーレス装置
CN102428678A (zh) * 2009-05-07 2012-04-25 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于控制资源受限设备的传输的方法和无电池设备
US9537671B2 (en) 2009-05-07 2017-01-03 Philips Lighting Holding B.V. Method for controlling transmissions from a resource-restricted device, and batteryless device
JP2011151630A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Panasonic Electric Works Co Ltd センサ装置およびセンサ装置を用いた負荷制御システム
JP2011204631A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 無線送信装置
US20160330824A1 (en) * 2012-06-19 2016-11-10 Wireless Environment, Llc Beaconing wireless transmitter for coordinated lighting system control
US10701786B2 (en) * 2012-06-19 2020-06-30 A9.Com, Inc. Beaconing wireless transmitter for coordinated lighting system control
US11438989B1 (en) 2012-06-19 2022-09-06 Amazon Technologies, Inc. Beaconing wireless transmitter for coordinated lighting system control
JP2014235826A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 パナソニック株式会社 照明システム
JP2017091930A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム、及び、人の在否提示システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003217869A (ja) 照明装置
JP7186369B2 (ja) 照明装置
KR100975480B1 (ko) 열선 무선 송신기 및 무선 수신기
JP4943867B2 (ja) 照明制御システム
JP3846001B2 (ja) 照明装置
JPH11238579A (ja) 照明装置
JP2005071873A (ja) 照明装置および照明器具
JPH10125477A (ja) 照明制御装置
JP4036115B2 (ja) 照明制御システム
JP2004228051A (ja) 照明制御装置および照明装置
JP4352316B2 (ja) 照明制御システム
JP3846211B2 (ja) 照明システム
JP2005071885A (ja) 照明制御システムおよび照明装置
JPH1070775A (ja) 照明装置
JP6028971B2 (ja) 無線通信機能を備えた人検出装置及びその人検出装置と照明制御装置を備えた照明制御システム
JP2005108703A (ja) 照明制御システム
JP2005078834A (ja) 照明制御装置
JP3531381B2 (ja) 照明制御装置
JP3809700B2 (ja) 照明装置
JP2005078882A (ja) 照明制御装置
JP2003217870A (ja) 照明装置
JPH11204270A (ja) 照明装置
JP2004039301A (ja) 照明装置
JP3733787B2 (ja) 照明装置
JP3788333B2 (ja) 照明装置およびこの照明装置を有する照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405