JP2003211702A - 記録装置におけるインク供給路内の洗浄装置および洗浄方法 - Google Patents

記録装置におけるインク供給路内の洗浄装置および洗浄方法

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    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16552Cleaning of print head nozzles using cleaning fluids

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄操作に要する時間を短縮させることがで
きると共に、より少ない洗浄液により効率的に洗浄操作
をなし得るインク供給路内の洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 洗浄液70に浮上するフロート部材42
には、フロート部材の浮上状態において、洗浄液70の
液面70aと空気との境界部に吸い込み孔44が形成さ
れている。前記吸い込み孔44に連通する他端部には可
撓性のチューブ52が接続されてダミーカートリッジに
接続されている。記録装置に搭載された記録ヘッドを負
圧に吸引することで、記録装置のインク供給路内には、
洗浄液が空気によって断続的に途切れた状態で導入され
る。これにより、インク供給路内に充填されていたイン
クは、空気によって早急に押し出され、インク供給路内
の洗浄効率を上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カートリッジホ
ルダに装着されたインクカートリッジから、記録ヘッド
に対してインクが供給され、印刷データに対応して記録
ヘッドからインク滴が吐出されるように構成されたイン
クジェット式記録装置に好適に利用することができ、特
にインクカートリッジから記録ヘッドに至るインク供給
路内における洗浄操作を能率的になし得るインク供給路
内の洗浄装置および洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、オフィス向けまたは業務用に提
供されるインクジェット式記録装置においては、比較的
大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカート
リッジを配備する必要が生じ、このためにインクカート
リッジは、記録装置の本体側に配置されたカートリッジ
ホルダに装着させる形態が採用される。
【0003】そして、記録ヘッドが搭載されたキャリッ
ジ上には所定量のインクを貯留することができるダンパ
ーユニットが備えられ、前記インクカートリッジから可
撓性のインク供給チューブを介してダンパーユニットに
インクを供給し、このダンパーユニットを介して、記録
ヘッドに対してインクを供給するように構成されてい
る。
【0004】そして、昨今においては大きな紙面に対し
て印刷を行うことが可能な、キャリッジの走査距離の長
い大型の記録装置の需要が増大しており、このような記
録装置においては、インクカートリッジからキャリッジ
上のダンパーユニットに接続されるインク供給チューブ
の引き回し距離が増大し、これに伴いインク流路の長さ
も増大する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の記
録装置においては、製品出荷時において印字テストが実
行される。この印字テストを実行するに際しては、記録
装置の実際の稼働状態と同様に、カートリッジホルダに
インクカートリッジが装着され、当該インクカートリッ
ジから記録ヘッドに至るインク供給路にインクが充填さ
れる。そして、印字テストの実行後に、インク供給路に
インクを充填した状態のままで製品を出荷した場合にお
いては、保存環境の如何によっては、例えば記録ヘッド
にインクの目詰まりを発生させるなどの問題が発生し得
る。
【0006】そこで、印字テスト等が終了した時点で、
インクカートリッジが装着されるカートリッジホルダ部
分から記録ヘッドに至るインク供給路を洗浄する操作が
行われ、洗浄後に製品として出荷される。一般にインク
供給路内を洗浄する場合においては、洗浄液が封入され
た洗浄液カートリッジをカートリッジホルダに装着する
か、または洗浄液が供給されるチューブをカートリッジ
ホルダ部分に接続し、洗浄液を前記インク供給路内に導
入するようになされる。
【0007】一方、前記した構成の記録装置によると、
カートリッジホルダ部分から記録ヘッドに至るインク供
給路が比較的長大であり、したがって、カートリッジホ
ルダ側から記録ヘッドに向かうインク供給路に、順次洗
浄液を流すような洗浄方法を用いた場合には、インク供
給路内の洗浄に多くの時間を費やすことになる。また、
充填されていたインクと洗浄液とがインク供給路内で混
合されるために、インクの濃度はすぐには低下せず、し
たがって多くの洗浄液が必要となり、洗浄効率を向上さ
せることは困難となる。
【0008】この発明は、前記したような技術的課題を
解決するためになされたものであり、例えば製品の出荷
時においてインク供給路を洗浄するにあたり、その洗浄
作業に要する時間を短縮することができると共に、より
少ない洗浄液により効率的に洗浄操作がなし得る記録装
置におけるインク供給路内の洗浄装置および洗浄方法を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされたこの発明にかかるインク供給路内の洗浄
装置は、カートリッジホルダに装着されたインクカート
リッジから記録ヘッドに対してインクが供給され、印刷
データに対応して記録ヘッドからインク滴が吐出される
ように構成されたインクジェット式記録装置におけるイ
ンク供給路内の洗浄装置であって、洗浄液が貯留された
容器内に配置した場合に、前記洗浄液に対して空気が混
入された混入体を連続して生成することができる混入体
生成ユニットと、前記混入体生成ユニットより生成され
た洗浄液に対する空気の混入体を、前記記録装置のイン
ク供給路に導入することができる接続手段とを具備した
点に特徴を有する。
【0010】この場合、前記混入体生成ユニットは、好
ましくは洗浄液の液面に浮上することができるフロート
部材と、前記フロート部材に形成され、洗浄液に対する
空気の混入体を生成する混入体生成部とにより構成さ
れ、前記混入体生成部により生成された洗浄液に対する
空気の混入体を、可撓性のチューブを介して前記接続手
段に供給するように構成される。
【0011】そして、前記フロート部材に形成された混
入体生成部における第1の好ましい形態は、フロート部
材の浮上状態において、洗浄液面と空気との境界部に開
口された吸い込み孔により構成され、前記吸い込み孔に
連通する他端部に前記可撓性のチューブが接続された構
成とされる。
【0012】また、前記フロート部材に形成された混入
体生成部における第2の好ましい形態は、フロート部材
の浮上状態において、洗浄液内に漬かっている洗浄液取
り入れ口と、空気に露出している空気取り入れ口と、前
記洗浄液取り入れ口と空気取り入れ口に連通すると共
に、前記可撓性のチューブに至る三つ又管路とにより構
成される。
【0013】加えて、前記した第1または第2の形態の
混入体生成部が形成されたフロート部材には、前記洗浄
液の液面に浮上した状態で所定の姿勢を保つことができ
る重り部材が取り付けられていることが望ましい。ま
た、前記録装置のインク供給路に前記混入体を注入する
ことができる接続手段は、記録装置に形成されたカート
リッジホルダに着脱可能に装着することができるダミー
カートリッジにより構成されていることが望ましい。
【0014】また、前記洗浄装置は混入体生成ユニット
から分岐して、複数のダミーカートリッジに対して前記
混入体をそれぞれ供給することができるように構成され
ていることが望ましい。この場合、さらに前記混入体生
成ユニットから分岐して、複数のダミーカートリッジに
至る前記混入体の供給路には、それぞれ開閉弁が配置さ
れていることが望ましい。
【0015】一方、この発明にかかるインク供給路内の
洗浄方法は、カートリッジホルダに装着されたインクカ
ートリッジから記録ヘッドに対してインクが供給され、
印刷データに対応して記録ヘッドからインク滴が吐出さ
れるように構成されたインクジェット式記録装置におけ
るインク供給路内の洗浄方法であって、前記記録装置に
おけるインク供給路内に、洗浄液に対する空気の混入体
を連続して導入することで、前記インク供給路内を洗浄
するようになされる。
【0016】この場合、前記した洗浄方法を実行する好
ましい態様においては、前記記録ヘッドのノズル形成面
を封止するキャッピング手段に負圧を印加することで、
前記混入体をインク供給路内に連続して導入するように
なされる。
【0017】前記した洗浄方法を採用したこの発明にか
かる洗浄装置によると、混入体生成ユニットは、洗浄液
が貯留された容器内に配置されて、洗浄液に対する空気
の混入体を生成する。この洗浄液に対する空気の混入体
は、例えば可撓性のチューブを介して記録装置のインク
供給路に導入される。この場合、好ましい洗浄態様にお
いては、記録装置に装備されたキャッピング手段によっ
て記録ヘッドのノズル形成面に負圧を加えることで、カ
ートリッジホルダから記録ヘッドに至るインク供給路に
前記混入体が導入される。
【0018】したがって、すでにインク供給路内に充填
されているインクは、洗浄液に対する空気の混入体に交
換されつつ洗浄動作が実行される。この場合、インク供
給路内においては、洗浄液が空気によって断続的に途切
れた状態で順次移動するので、インク供給路内に充填さ
れていた高濃度のインクは、前記空気によって早急に押
し出される。これにより、インク供給路内に存在するイ
ンクの濃度は早急に低下し、空気と共に断続的に供給さ
れる前記洗浄液によって、インク供給路内は効果的に洗
浄される。
【0019】それ故、洗浄作業に要する時間を短縮する
ことができると共に、より少ない洗浄液により効率的に
洗浄操作を行うことが可能となる。また、記録装置に装
備された廃液回収ボックスに廃棄される廃液量を可及的
に少なくさせることができるので、製品出荷時におい
て、廃液回収ボックスの有効回収容量を低下させるとい
う不都合も回避することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるインク供
給路内の洗浄装置および洗浄方法について説明するが、
その前にこの発明にかかる洗浄装置および洗浄方法を好
適に利用することができるインクジェット式記録装置の
一形態について、図1ないし図3に基づいて説明する。
まず図1は、この発明が適用され得るインクジェット式
記録装置の基本構成を平面図で示している。図1におい
て、図中符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1
はキャリッジモータ2によって駆動されるタイミングベ
ルト3を介し、ガイド部材4に案内されて紙送り部材5
の長手方向に沿って往復駆動されるように構成されてい
る。
【0021】前記キャリッジ1における紙送り部材5と
対向する面、すなわちこの記録装置の形態においては、
キャリッジ1の下側面に記録ヘッド6が搭載されてお
り、またキャリッジ1の上面には前記記録ヘッド6に供
給するインクを一時的に貯留するダンパー7が搭載され
ている。そして、記録装置の側端部(図1における右端
部)には、カートリッジホルダ8が備えられており、こ
のカートリッジホルダ8には、それぞれブラックインク
を供給するブラックインクカートリッジ9B、シアン、
マゼンタおよびイエローの各インクをそれぞれ供給する
カラーインクカートリッジ9C,9M,9Yが着脱可能
に装着されている。
【0022】そして、これら各カートリッジが装着され
たカートリッジホルダ8よりダンパー7に対して、可撓
性素材により構成されたインク供給チューブ10がそれ
ぞれ接続されており、各カートリッジからのインクがダ
ンパー7に供給されるように構成されている。これによ
り、印刷指令を受けた前記記録ヘッド6より、紙送り部
材上を搬送される図示せぬ記録用紙に対してインク滴が
吐出され、印刷を行うことができるように構成されてい
る。
【0023】前記キャリッジ1の走査領域における非印
字領域(図中、右側)には、キャリッジ1が当該箇所に
移動した時に上昇して記録ヘッド6のノズル形成面を封
止することができるキャッピング手段11が配置されて
いる。このキャッピング手段11は、記録装置の休止期
間中において記録ヘッド6のノズル形成面を封止する蓋
体として機能し、記録ヘッド6のノズル開口よりインク
溶媒が揮散するのを防止するように働く。
【0024】また、前記キャッピング手段11は、記録
ヘッド6のノズル形成面を封止した状態で、後述する吸
引ポンプから負圧を印加することで、記録ヘッドからイ
ンクを吸引排出し、記録ヘッドのノズル開口の目詰まり
を回復させるクリーニング動作の機能も果たす。
【0025】また、前記したキャッピング手段11に隣
接する印刷領域側には、ゴムなどの弾性素材を短冊状に
成形したワイピング部材12が配置されていて、キャリ
ッジ1がキャッピング手段11側に往復移動する際に、
記録ヘッドの移動経路に水平方向に進入して、記録ヘッ
ドのノズル形成面を払拭して清掃するワイピング動作が
なされるように構成されている。
【0026】図2は、前記した記録装置に装備されたカ
ートリッジホルダ並びにこれに装着されるインクカート
リッジの外観構成の例を示したものである。なお、この
形態における記録装置においては前記したように4種類
インクカートリッジを用いるようになされているが、図
2においてはそのうちの1つのカートリッジおよびカー
トリッジホルダの構成を代表して示している。そして、
図においては代表してインクカートリッジを符号9で示
している。
【0027】まず、カートリッジホルダ8は、それぞれ
L字状に形成され上下方向に互いに平行状態に配置され
た一対のフレーム22を主体とし、その入口部の対向す
る位置に、カートリッジの誤挿入防止面が22aが形成
されている。また上部のフレーム22には、縮頸部を介
してコ字状のロック部を形成したロックアーム22bが
一体に形成されている。
【0028】そして、一方が回転軸(鎖線23aで示
す)に軸支されたシャッタ23に形成された舌片23b
が、ロックアーム22bのコ字状のロック部に係合され
て閉塞状態に保持されるように構成されている。また後
で説明するインクカートリッジ9の矢印A方向への挿入
時においては、カートリッジケース31に形成された機
能リブ31fによりロックアーム22bが矢印B方向に
押し上げられてロック解除されるように構成されてい
る。そして、ロック解除と同時にシャッタ23はカート
リッジ9により押し込まれ、前記回転軸23aに巻回し
て配置されたねじりバネ(図示せず)の付勢力に抗して
シャッタ23が解放されるように構成されている。
【0029】また、上方のフレーム22に臨むように可
動レバー24が配置されており、このレバー24の基端
部には図示せぬマイクロスイッチが配置され、カートリ
ッジ9が装着された状態において、カートリッジの側面
部によって押し出されるレバー24の可動によって、イ
ンクカートリッジが装着されたことを検出するインクカ
ートリッジ着脱検出手段を構成している。
【0030】また、図示せぬ側板には、インク残量検出
手段25を構成する可動レバーが配置されている。この
可動レバーの基端部には図示せぬマイクロスイッチが配
置されていて、インクカートリッジ9に収納されている
インクの容量が所定以下(インクローの状態)になった
時に、前記マイクロスイッチがオン状態になされるよう
に構成されている。
【0031】さらに図示せぬ端板には、一対のガイド軸
26がホルダ内に突出するように配置されており、前記
ガイド軸26のほぼ中間点には、中空状になされたイン
ク導出針27がホルダ内に突出するように配置されてい
る。また、上方のフレーム22におけるホルダの入口部
には、装着されるカートリッジの判別情報を検知する可
動レバー28がホルダ内に突出するように配置されてい
て、このレバー28の基端部には図示せぬマイクロスイ
ッチが配置されている。
【0032】前記のように構成されたカートリッジホル
ダ8に対して、インクカートリッジ9が矢印A方向から
装着される。このインクカートリッジ9は図3に分解状
態で示したとおり、一面が開口されたケース本体31
と、このケース本体31の開口部を覆う蓋体32より構
成されており、全体が直方体状になされている。前記蓋
体32の一端部には一対のL字状突起32aが形成され
ており、このL字状突起32aがケース本体31に形成
された一対の穴部31aに係合し、また蓋体32の他端
部側に形成された一対の爪部32bがケース本体31の
内側面に形成された一対の凹部31bに係合すること
で、ケース本体31に対して蓋体32が結合されるよう
に構成されている。
【0033】そして、その内部には可撓性材料により形
成されるとともに、インクが封入されたインクパック3
3が収納されており、このインクパック33の一部に
は、ゴム素材を嵌め込んだインク導出口34が取り付け
られている。このインク導出口34には、インク導出口
34の外形よりも一段小径の環状の溝部35が形成され
ており、この環状の溝部35はケース本体31に円弧状
に形成された係合リブ31cに嵌まり込むことで、ケー
ス本体31に対して位置決めされるように構成されてい
る。
【0034】また、インクが封入された前記インクパッ
ク33の下面、すなわちインクパック33のケース本体
31側の面は、例えば両面粘着テープ等の粘着物質(図
示せず)によりインクパック33がケース本体31に対
して接着固定されている。またインクパック33の上面
には、同じく両面粘着テープ等の粘着物質(図示せず)
により平板状の検出板36が接着固定されている。この
検出板36の一部には、検出板の板面に対して直交する
方向に突出された検出突起37が一体に形成されてお
り、この突起37の先端部はインクパック33内のイン
ク量の低下と共に、ケース本体31に穿設された検出窓
31dの方向へ移動しつつ突出できるように構成されて
いる。
【0035】また、図2に示すように前記ケース本体3
1の後端部には、インクの種類等を識別するための凹部
31eが形成されている。このように、カートリッジに
封入されたインクの種類等をカートリッジケースの一部
の外形形状を変化させることで識別できるように構成さ
れている。
【0036】以上のように構成されたインクカートリッ
ジ9のインク導出口34側の上下端部には図2に示すよ
うに一対の機能リブ31fが突設されており、カートリ
ッジホルダ8への装着時において、機能リブ31fは前
記ロックアーム22bの解除と共に、図示せぬ板バネに
当接してクリック機能を果たすように作用する。
【0037】そして、カートリッジ9をホルダ8に装着
しようとする状態で、ホルダ8側に配置された一対のガ
イド軸26が、インクカートリッジ9の前端面に形成さ
れた位置決め穴31gに嵌まり込むようになされる。こ
れと同時に、ホルダ8側の前記インク導出針27が、イ
ンク導出口34に嵌め込まれたゴム素材を貫通し、これ
によりインクパックに封入されたインクは記録装置側に
供給できるようにされる。
【0038】このようなカートリッジ9の装着状態にお
いて、カートリッジ内のインクの消費が進行すると、カ
ートリッジ9内に装着された前記検出板36の突起37
がインク残量検出手段25を構成する可動レバーの端部
を押し出すように作用する。したがって、可動レバーの
基端部に配置されたマイクロスイッチはオン状態になさ
れ、装着されているカートリッジがインクローの状態に
達したことが検知される。
【0039】図4は、前記した構成の記録装置における
インク供給路の構成を模式的に示したものである。なお
図4においては、すでに説明した各部に相当する部分は
同一符号で示したおり、したがって、その詳細な説明は
適宜省略する。図4に示したように、記録装置に具備さ
れたカートリッジホルダ8に対してインクカートリッジ
9を装着した場合には、インクカートリッジ9に備えら
れたゴム素材を嵌め込んだインク導出口34が、カート
リッジホルダ8側に配置されたインク導出針27に貫通
されてインクパック33よりインクが導出されるように
なされる。
【0040】前記インクパック33より導出されたイン
クは、前記したインク供給チューブ10を介してキャリ
ッジ1上に搭載された各ダンパー7B〜7Yに供給され
る。なお、図4に示した状態はインクカートリッジから
各ダンパーに至るインク供給路は、図示の都合上一系統
のみが示されており、図4においては例えばブラックイ
ンクカートリッジより、インク供給チューブ10を介し
てブラックインクを扱うダンパー7Bに対してインクが
供給される構成が示されている。
【0041】前記各ダンパー7B〜7Yに供給されたイ
ンクは、それぞれダンパーを介して記録ヘッド6に供給
され、印刷動作の実行時においては、記録ヘッド6に印
加されるビットマップデータに基づいて各インク滴が吐
出されるようになされる。
【0042】なお、図4に示した状態は記録ヘッド6の
ノズル形成面が、前記したキャッピング手段11によっ
て封止された状態を示している。これにより、キャッピ
ング手段11に接続された吸引ポンプ15の駆動に伴っ
て、キャッピング手段11の内部空間には負圧が印加さ
れ、記録ヘッド6よりインクを吸引排出するクリーニン
グ動作が実行される。そして、キャッピング手段11内
に排出されたインク廃液は、吸引ポンプ15を介して廃
液回収ボックス16に排出され、ボックス16内に収容
された廃液吸収材17によって吸収保持されるように構
成されている。
【0043】次に前記した構成の記録装置におけるイン
ク流路を洗浄するために好適に利用することができるこ
の発明にかかる洗浄装置の構成を、図5以降に基づいて
説明する。まず図5は、この発明にかかる洗浄装置を構
成する混入体生成ユニット41の第1の実施の形態を断
面図で示したものである。この混入体生成ユニット41
は、洗浄液70の液面70aに浮上することができる直
方体状のフロート部材42を主体として構成されてお
り、このフロート部材42の一側面(下側面)には重り
部材43が取り付けられている。
【0044】この重り部材43の存在によって、フロー
ト部材42のほぼ上半部が洗浄液の液面70aより露出
するようにして洗浄液に浮上すると共に、洗浄液に浮上
した状態における前記フロート部材42の姿勢は、図5
に示すように重り部材43が液面下に鉛直方向に垂下し
た所定の状態を保つようになされる。
【0045】前記したフロート部材42には、洗浄液に
浮上した状態において、洗浄液面と空気との境界部に位
置するように、吸い込み孔44が形成されている。そし
て、前記吸い込み孔44に連通する他端部が、フロート
部材42の下面側に屈曲されて、その端部において可撓
性のチューブ52の一端部が接続されている。
【0046】この構成によって、前記可撓性のチューブ
52に負圧が印加された場合には、前記吸い込み孔44
より洗浄液70および空気が吸い込まれ、結果としてチ
ューブ52には、図5に示すように洗浄液70が空気に
よって断続的に途切れたようにして吸い込まれる。すな
わち、図5に示した吸い込み孔43は、洗浄液に対して
空気が混入された混入体を連続して生成する混入体生成
部を形成している。
【0047】次に図6は、この発明にかかる洗浄装置を
構成する混入体生成ユニット41の第2の実施の形態を
示したものである。この図6に示す混入体生成ユニット
41は、前記した第1の実施の形態と同様に、洗浄液7
0の液面70aに浮上することができる直方体状のフロ
ート部材42を主体として構成されており、このフロー
ト部材42の一側面(下側面)には同様に重り部材43
が取り付けられている。
【0048】この重り部材43の存在によって、同様に
フロート部材42のほぼ上半部が洗浄液の液面70aよ
り露出するようにして洗浄液に浮上すると共に、洗浄液
に浮上した状態における前記フロート部材42の姿勢
は、図6に示すように重り部材43が液面下に鉛直方向
に垂下した所定の状態を保つようになされる。
【0049】この第2の実施の形態にかかるフロート部
材42には、フロート部材が洗浄液に浮上した状態にお
いて、洗浄液内に漬かっている洗浄液取り入れ口46
と、空気に露出している空気取り入れ口47とが具備さ
れている。すなわち、前記洗浄液取り入れ口46と空気
取り入れ口47とは、フロート部材42が洗浄液に浮上
した状態において、フロート部材42を上下に貫通する
貫通孔48によって形成されている。
【0050】そして、洗浄液取り入れ口46と空気取り
入れ口47とを形成する貫通孔48に、水平方向から直
交するようにして連通する連通孔49がフロート部材4
2内に形成されており、これにより三つ又管路50を形
成している。そして、前記連通孔49の他端部は、フロ
ート部材42の下面側に屈曲されて、その端部において
可撓性のチューブ52の一端部が接続されている。
【0051】前記した構成において、三つ又管路50の
位置は、フロート部材42が洗浄液に浮上した状態にお
いて、洗浄液の液面とほぼ同一位置となるように構成さ
れている。この構成によって、前記可撓性のチューブ5
2に負圧が印加された場合には、前記三つ又管路50に
おいて、洗浄液70および空気が連通孔49側に吸い込
まれ、結果としてチューブ52には、図6に示すように
洗浄液70が空気によって断続的に途切れたようにして
吸い込まれる。すなわち、図6に示した三つ又管路50
は、洗浄液に対して空気が混入された混入体を連続して
生成する混入体生成部を形成している。
【0052】図7は、図5または図6に示した混入体生
成ユニット41に一端部が接続された可撓性チューブ5
2の他端部に配置されたインク供給路への接続手段の構
成を示したものである。なお、図7においては、記録装
置のインク供給路は図4に示した構成と同様に同一符号
で示しており、したがってその説明は割愛する。前記接
続手段は、前記したカートリッジホルダ8に着脱可能に
装着することができるインクカートリッジと同様の外形
形状を備えたダミーカートリッジ55により構成されて
いる。
【0053】このダミーカートリッジ55内には、これ
をカートリッジホルダ8に装着した場合において、カー
トリッジホルダに備えられた中空状のインク導出針27
を包囲するようにして接続される円環状の接続部材56
が備えられており、前記混入体生成ユニット41より導
出されたチューブ52の他端部は、前記接続部材56に
結合されている。
【0054】ここで、記録装置のインク供給路を洗浄す
る場合においては、図7に示すようにダミーカートリッ
ジ55をカートリッジホルダ8に装着する。この状態に
おいて、図7に示すようにキャッピング手段11によっ
て記録ヘッド6のノズル形成面を封止し、吸引ポンプ1
5を駆動することによって、キャッピング手段11を介
してインク供給路に負圧が印加される。したがって、イ
ンク供給路内に充填されていたインクは、キャッピング
手段11を介して吸引され、廃液回収ボックス16内に
順次排出される。
【0055】そして、インク供給路内に充填されていた
インクの排出と共に、図5または図6に示した混入体生
成ユニット41により生成される洗浄液に対する空気の
混入体は、前記可撓性のチューブ52およびダミーカー
トリッジ55を介して、記録装置のインク供給路内に導
入される。この時、記録装置のインク供給路内には、断
続的に空気が混入された状態で洗浄液が導入されるため
に、インク供給路内に充填されていた高濃度のインク
は、前記空気によって早急に押し出される。これによ
り、インク供給路内に存在するインクの濃度は洗浄液に
よって早急に低下し、空気と共に断続的に供給される前
記洗浄液によって、インク供給路内は効果的に洗浄され
る。
【0056】それ故、洗浄作業に要する時間を短縮する
ことができると共に、より少ない洗浄液により効率的に
洗浄操作を行うことが可能となる。また、記録装置に装
備された廃液回収ボックスに廃棄される廃液量を可及的
に少なくさせることができるので、製品出荷時におい
て、すでに廃液回収ボックスの有効回収容量を低下させ
るという不都合も回避することができる。さらに、前記
した洗浄操作を行う場合には、前記吸引ポンプ15を連
続的に駆動させることになるが、短時間において洗浄操
作を終了させることができるので、吸引ポンプ15を駆
動する駆動モータが過度に発熱してダメージを受ける問
題も回避することができる。
【0057】図8は、前記した洗浄装置の他の好ましい
例を模式図によって示したものである。この図8に示す
例は、前記した混入体生成ユニットから分岐して、複数
のダミーカートリッジに対して洗浄液に対する空気の混
入体をそれぞれ供給することができるように構成されて
いる。そして、混入体生成ユニットから分岐して、複数
のダミーカートリッジに至る前記混入体の供給路、すな
わち可撓性のチューブの途中には、それぞれ開閉弁が配
置された構成にされている。
【0058】すなわち、図8において符号60は洗浄液
を貯留した容器を示しており、この容器内60には、洗
浄液70が貯留されている。前記容器60の開口部を閉
塞する蓋体61が備えられており、この蓋体61には大
気連通孔61aが穿設されて、洗浄液70の消費に伴い
容器60内に空気が導入できるように構成されている。
前記容器60内には、図5または図6に示したいずれか
の混入体生成ユニット41が投入され、この混入体生成
ユニット41より導出された前記した可撓性のチューブ
52は、前記蓋体61に形成された開口を介して容器外
に導出されている。
【0059】前記容器外に導出されたチューブ52は、
複数の各チューブ52a,52b,……に分岐され、各
チューブ52a,52b,……の途中にそれぞれ開閉弁
62a,62b……が接続されている。そして、各開閉
弁62a,62b……を介したそれぞれのチューブ52
a,52b,……は、各ダミーカートリッジ55a,5
5b,……に接続されている。なお、図8に示す各ダミ
ーカートリッジ55a,55b,……は、図7に示した
ダミーカートリッジ55と同様のものである。
【0060】また、図8に示した構成においては、容器
外に導出されたチューブ52より、それぞれのチューブ
52a,52b,……が直接的に分岐されているように
描かれているが、現実的には三方に分岐する分岐管を適
宜介して、各チューブ52a,52b,……を分岐する
ようになされる。
【0061】この図8に示した構成によると、1つの容
器に貯留された洗浄液を複数のダミーカートリッジ55
a,55b,……に対して送ることができる。そして、
ダミーカートリッジ55a,55b,……の数を、この
種の記録装置において使用されるインクカートリッジの
数が最も大きい機種(例えば6色分)に合わせること
で、必要な数のダミーカートリッジをそれぞれカートリ
ッジホルダ8に装着することができ、洗浄操作を能率的
に実行することができる。この場合、使用されないダミ
ーカートリッジに付帯される前記開閉弁62a,62b
……は閉じた状態とすることで、洗浄液が流出するのを
避けることができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
にかかる洗浄方法を採用したインク供給路内の洗浄装置
によると、洗浄液に対する空気の混入体を記録装置のイ
ンク供給路に導入するようになされるので、より少ない
洗浄液により効率的に洗浄操作を行うことができ、洗浄
作業に要する時間を短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用され得るインクジェット式記録
装置の基本構成を示した平面図である。
【図2】図1に示す記録装置に装備されたカートリッジ
ホルダ並びにこれに装着されるインクカートリッジの外
観構成の例を示した斜視図である。
【図3】図2に示すインクカートリッジの分解斜視図で
ある。
【図4】図1に示す記録装置におけるインク供給路の構
成を示した模式図である。
【図5】この発明にかかる洗浄装置を構成する混入体生
成ユニットの第1の実施の形態を示した断面図である。
【図6】同じく第2の実施の形態を示した断面図であ
る。
【図7】図4に示すインク供給路を構成するカートリッ
ジホルダにダミーカートリッジを装着した状態を示す模
式図である。
【図8】この発明にかかる洗浄装置の他の好ましい例を
示した模式図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 6 記録ヘッド 7(7B〜7Y) ダンパー 8 カートリッジホルダ 9(9B〜9Y) インクカートリッジ 10 インク供給チューブ 11 キャッピング手段 15 吸引ポンプ 16 廃液回収ボックス 27 インク導出針 33 インクパック 41 混入体生成ユニット 42 フロート部材 43 重り部材 44 吸い込み孔(混入体生成部) 46 洗浄液取り入れ口 47 空気取り入れ口 50 三つ又管路(混入体生成部) 52(52a,52b) 可撓性チューブ 55(55a,55b) ダミーカートリッジ(接続手
段) 56(56a,56b) 接続部材 60 容器 61 蓋体 62a,62b 開閉弁 70 洗浄液 70a 洗浄液面
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Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジホルダに装着されたインク
    カートリッジから記録ヘッドに対してインクが供給さ
    れ、印刷データに対応して記録ヘッドからインク滴が吐
    出されるように構成されたインクジェット式記録装置に
    おけるインク供給路内の洗浄装置であって、 洗浄液が貯留された容器内に配置した場合に、前記洗浄
    液に対して空気が混入された混入体を連続して生成する
    ことができる混入体生成ユニットと、前記混入体生成ユ
    ニットより生成された洗浄液に対する空気の混入体を、
    前記記録装置のインク供給路に導入することができる接
    続手段とを具備してなるインク供給路内の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記混入体生成ユニットは、洗浄液の液
    面に浮上することができるフロート部材と、前記フロー
    ト部材に形成され、洗浄液に対する空気の混入体を生成
    する混入体生成部とにより構成され、前記混入体生成部
    により生成された洗浄液に対する空気の混入体を、可撓
    性のチューブを介して前記接続手段に供給するように構
    成した請求項1に記載のインク供給路内の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記フロート部材に形成された混入体生
    成部は、フロート部材の浮上状態において、洗浄液面と
    空気との境界部に開口された吸い込み孔により構成さ
    れ、前記吸い込み孔に連通する他端部に前記可撓性のチ
    ューブが接続された請求項2に記載のインク供給路内の
    洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記フロート部材に形成された混入体生
    成部は、フロート部材の浮上状態において、洗浄液内に
    漬かっている洗浄液取り入れ口と、空気に露出している
    空気取り入れ口と、前記洗浄液取り入れ口と空気取り入
    れ口に連通すると共に、前記可撓性のチューブに至る三
    つ又管路とにより構成されてなる請求項2に記載のイン
    ク供給路内の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記フロート部材には、洗浄液の液面に
    浮上した状態で所定の姿勢を保つことができる重り部材
    が取り付けられてなる請求項2ないし請求項4のいずれ
    かに記載のインク供給路内の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記混入体を記録装置のインク供給路に
    導入することができる接続手段が、記録装置に形成され
    たカートリッジホルダに対して着脱可能に装着すること
    ができるダミーカートリッジである請求項1ないし請求
    項5のいずれかに記載のインク供給路内の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記混入体生成ユニットから分岐して、
    複数のダミーカートリッジに対して前記混入体をそれぞ
    れ供給することができるように構成した請求項6に記載
    のインク供給路内の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記混入体生成ユニットから分岐して、
    複数のダミーカートリッジに至る前記混入体の供給路
    に、それぞれ開閉弁が配置されてなる請求項7に記載の
    インク供給路内の洗浄装置。
  9. 【請求項9】 カートリッジホルダに装着されたインク
    カートリッジから記録ヘッドに対してインクが供給さ
    れ、印刷データに対応して記録ヘッドからインク滴が吐
    出されるように構成されたインクジェット式記録装置に
    おけるインク供給路内の洗浄方法であって、 前記記録装置におけるインク供給路内に、洗浄液に対す
    る空気の混入体を連続して導入することで、前記インク
    供給路内を洗浄することを特徴とするインクジェット式
    記録装置におけるインク供給路内の洗浄方法。
  10. 【請求項10】 前記記録ヘッドのノズル形成面を封止
    するキャッピング手段に負圧を印加することで、前記混
    入体をインク供給路内に連続して導入するようになされ
    た請求項9に記載のインクジェット式記録装置における
    インク供給路内の洗浄方法。
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