JP2003209442A - 消費電力低減のための相補型電子システム - Google Patents

消費電力低減のための相補型電子システム

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JP2003209442A JP2002352134A JP2002352134A JP2003209442A JP 2003209442 A JP2003209442 A JP 2003209442A JP 2002352134 A JP2002352134 A JP 2002352134A JP 2002352134 A JP2002352134 A JP 2002352134A JP 2003209442 A JP2003209442 A JP 2003209442A
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    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/618Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series and in parallel with the load as final control devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体コンポーネントを有する電子回路の電
力消費を改善すること。 【解決手段】 本発明に従った半導体コンポーネントを
有する電子システムは、安定した動作を保証する最小電
源電圧を有する従来の半導体コンポーネントを有する電
子回路を、その最小電源電圧をさらに下げて使用するこ
とを可能にする。本発明に従ったシステムによれば、そ
の種の回路の動作が安定する電源電圧の範囲を、半導体
コンポーネントの、それぞれの遷移領域におけるそれぞ
れの振る舞いの相互補償によって低い値に向かって広げ
ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも入力端
子と、出力端子と、電源電圧VDD‐VSSのハイ電位
DDが加えられるハイ電源端子と、そのロー電位V
SSがが加えられるロー電源端子を備える半導体コンポ
ーネントを有する少なくとも1つの第1の電子デバイス
を含む電子システムに関連する。本システムは、本シス
テムが関連付けされている特定の従来電気回路の消費電
力を下げることができる
【0002】
【従来の技術】実際に、半導体コンポーネントを有する
電子回路は、特に、それに印加される電源電圧の関数と
して異なる動作条件を有するという特性がある。その種
の回路のユーザは、特に電源電圧における急激な変動の
リスクを回避するために、通常、電源電圧に関して充分
に広い使用範囲が確保できること希望する。その結果、
半導体コンポーネントを備えた電子回路を使用する共通
分野は、安定動作条件に対応する範囲に関して、低い電
源領域内に厳密に限定されることが多い。
【0003】電子分野は、回路の消費電力を下げるため
の解決策を探し続けており、特に回路が安定した態様で
動作する最小動作可能電源電圧を下げることを通じてそ
の追及を行っている。現在使用されており、一様に改善
されている1つの解決策は、半導体コンポーネントのジ
オメトリ、ドーピング剤の特性もしくはその量といった
半導体コンポーネントの物理的な特徴を変えて、それら
のスレッショルド電圧の値を下げることである。
【0004】図1は、限定を意図しない例として、一般
的な電子回路、より厳密には特に半導体エレメント(図
示せず)を含んでいる一般的なタイプの増幅回路100
(ゲインは1に等しい)を示している。増幅回路100
は、特に、2つの入力端子101および102、出力端
子103、および2つの電源端子、つまり1つのハイ端
子104および1つのロー端子105を備えている。入
力端子101には入力信号Vが供給されるが、入力端
子102には出力端子103が接続されてフィードバッ
ク・ループが構成される。さらに、出力端子103には
出力電位Vがもたらされる。ハイ電源端子104は、
ハイ電位VDDに接続され、ロー電源端子105は、ロ
ー電位VSSに接続されている。
【0005】図2は、電位差VDD‐VSSを変化させ
たときの、一定振幅の電位Vを入力101に印加する
ことによって得られる図1に示されている増幅回路また
は増幅段の振る舞いを示している。図2の曲線の垂直軸
は、入力電圧に対する出力電圧の比V/V、言い換
えると、図1に示した増幅段のゲインまたは伝達関数H
2を示している。ここで気付かれるであろうが、電位差
DD‐VSSの値が低いとき、すなわち201の間の
ゲインH2は、その値がほとんどわずかであるが、電位
差VDD‐VSSが、Vとして示した値、すなわち増
幅段の構成に使用されている半導体コンポーネントのス
レッショルドに到達した時点から急激に増加する。その
後この曲線は、増幅段100の振る舞いにおける遷移ゾ
ーンを構成する部分202を画定する。図2に示したゲ
インH2の曲線上の最後の部分203にも気付かれよう
が、電位差VDD‐VSSがVより充分に大きくなる
ゾーン内の、値VC1の後にそれが現れている。この最
後の部分203においては、振幅ゲインH2の値が実質
的に一定にとどまっている。概して、VC1は、2V
もしくは2.5Vより高い値に対応する。
【0006】したがって、図2の分析から容易に導かれ
ることは、図1に示したような増幅段は、使用されてい
る半導体コンポーネントのスレッショルド電圧より電源
電圧値が充分に高く、部分203内のレベルにあること
を条件に、各種の電源電圧値に関して一定のゲインH2
を有する増幅器として使用可能であるということであ
る。
【0007】
【特許文献1】米国特許第6,172,378号
【特許文献2】スイス特許第597 636号
【特許文献3】欧州特許第0 239 820号
【特許文献4】欧州特許第0 679 968号
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
の物理的な特徴を修正する解決策は、対応する製造プロ
セスをはるかに複雑にし、したがって従来のプロセスよ
りはるかに高価になるという欠点を有することが多い。
【0009】本発明の第1の目的は、上記の従来技術の
欠点を克服しつつ、従来技術の半導体コンポーネントを
有する電子回路の電力消費を改善することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のタイプ
の電子システムに関し、電子デバイスが伝達関数H1を
有し、電源電圧の関数としてのそのグラフ表現が3つの
連続するフィールドを含み、その第1のフィールドが、
H1の、高くかつ実質的に一定な値に対応する、VDD
‐VSSの低い値から半導体コンポーネントのスレッシ
ョルドと呼ばれる値Vまでの範囲であり、第2のフィ
ールドが、H1における鋭く傾斜する減少に対応するV
から値VC2までの範囲であり、第3のフィールド
が、VC2を超えてた、H1の、低くかつ実質的に一定
な値に対応する。
【0011】より正確に述べれば、本発明の主要な目的
は、前述したタイプの電子システムを提供することであ
り、その出力端子が、少なくとも第2の電子デバイスに
接続可能であり、その第2の電子デバイスが半導体コン
ポーネントを伴い、同様に電圧VDD‐VSSによって
電力供給され、かつ伝達関数H2を有し、電源電圧の関
数としてのそのグラフ表現が3つの連続するレンジを含
み、その第1のレンジが、VDD‐VSSの低い値か
ら、半導体コンポーネントのスレッショルドと呼ばれる
値Vまでにわたり、かつその第1のレンジはH2の、
低くかつ実質的に一定な値に対応しており、第2のレン
ジが、Vから値VC1までにわたり、かつH2におけ
る鋭く傾斜する増加に対応しており、第3のレンジが、
C1を超えて延び、H2の、高くかつ実質的に一定な
値に対応し、それにおいて前記第1の電子デバイスが、
電源電圧VDD‐VSSの関数として変化する伝達関数
H1を有し、その結果、この電子システムが、電源電圧
DD‐VSSの関数として変化する伝達関数H3を有
し、それがVC1より低い電源電圧の値VC3から実質
的に一定となることを特徴とする。
【0012】この結果に到達するため、第1の電子デバ
イスは、好ましくは少なくとも1つの、一方においては
前記2つの電源端子の第1の端子に、他方においては前
記入力端子に接続される容量タイプの分圧段を含むよう
に作られ、その分圧段が、少なくとも1つの、SOIテ
クノロジに従って作られたトランジスタであって、その
ゲートが、特に、第1の電子デバイスの出力端子に接続
され、そのソースおよびドレインが互いに接続され、か
つ第1の電源端子に接続されるトランジスタを含み、さ
らに第1のデバイスが、トランジスタを分極するための
手段を含み、その手段は、一方において2つの電源端子
の第2の端子に接続され、他方においてトランジスタの
ゲートに接続される。
【0013】このタイプのシステムは、前述の第2のデ
バイスが、半導体コンポーネントを有する増幅器および
オシレータを含むグループに含まれる少なくとも1つの
電子回路を含む場合であって、それらの電子回路が概し
て図2に示したタイプの伝達関数曲線を有する限りにお
いては特に良好に適合する。
【0014】当然のことながら当業者であれば、なんら
の困難を有することなく、本発明に従ったシステムを実
装し、前述以外の、前述したタイプの特徴を有する任意
の半導体回路の消費電力をいかにすれば下げることがで
きるかということがわかるであろう。
【0015】好ましい実施態様においては、第1のデバ
イスが、さらに第2の出力端子を含み、かつ一方におい
ては2つの電源端子の第2の端子に接続され、他方にお
いては、入力端子に接続される第2の容量タイプの分圧
段を含み、この第2の分圧段が、少なくとも1つの第2
のSOIタイプのトランジスタであって、そのドーピン
グ剤のタイプが第1の段のトランジスタのそれと異なる
トランジスタを含み、そのゲートが、特に、第2の出力
端子に接続され、そのソースおよびドレインが、互いに
接続され、かつ第2の電源端子に接続され、さらに第1
のデバイスが、第2のトランジスタを分極するための手
段を含み、当該手段は、一方において2つの電源端子の
第1の端子に接続され、他方において第2のトランジス
タのゲートに接続される。
【0016】この場合においては、第2の電子デバイス
の入力端子を、第1の電子デバイスの2つの出力の第1
もしくは第2のいずれかに接続することができる。本発
明に従った電子システムは、第2のデバイスの電子回路
と同一のグループに含まれる電子回路を含む第3の電子
回路を含むことも可能であり、第1の電子デバイスの出
力の他方にそれを接続することができる。
【0017】前述の実施態様の好ましい変形において
は、第2および第3のデバイスの出力端子と、全体のシ
ステムの出力の間に出力段を追加することが可能であ
り、その出力段は、2つの出力端子によってそれぞれ引
き渡される信号の再結合を保証する。
【0018】例証の目的から、この直前に説明した変形
実施態様の特定のケースとして、第2のデバイス内に使
用される電子回路が、図1に示されているような従来の
増幅器である場合を考えることができる。この特徴の結
果として、本発明に従った電子システムは、必要とされ
るハイおよびローの電源電位間の差、すなわち回路の電
源電圧を下げつつ、一定のゲインで信号を増幅すること
を可能にし、したがって前記回路の消費電力を下げるこ
とができる。実際に、増幅モードで動作させるために
は、増幅段内に存在するトランジスタを、スレッショル
ド電圧と呼ばれる特定の値と概略で等しい電圧を用いて
バイアスしなければならない。このスレッショルド電圧
は、概してそれぞれのジオメトリならびに物理的パラメ
ータの関数として、トランジスタごとに変化する。増幅
モードで使用されるトランジスタの、その分極電圧の関
数としての伝達曲線は、スレッショルド電圧近傍に遷移
ゾーンを有する。つまり、トランジスタを有する増幅段
においては、回路電源電圧がスレッショルド電圧近傍で
変化するとき、それが有するゲインが変化する。回路電
源の値が、スレッショルド電圧の値を充分に超える場合
には、増幅段によって得られるゲインが一定になる。通
常、一定ゲインを有する従来技術の増幅器は、上記の問
題を回避するために、スレッショルド電圧対応の値から
はるかに離れた電源電圧を用いて電力供給がなされてい
る。
【0019】本発明に従った電子システムは、第2のデ
バイス内に使用されている電子回路のゲインの、使用さ
れているトランジスタの遷移ゾーン内における電源電圧
の関数としての変動を考慮するために、さらにはそれを
補償するために、可変容量を有する容量エレメントを含
む分圧回路を第1の電子デバイス内に含んでいる。より
正確に述べれば、システム電源がスレッショルド電圧の
値から増加するとき、増幅回路のゲインが顕著に増加す
る。同時に可変容量の値が同一の割合で増加し、その結
果、分圧段から出て増幅回路に入る信号が低い振幅を有
する。つまり、分圧器と増幅回路の間における単純な補
償効果によって、電源電圧に伴って変化しないゲイン
を、システムに関して包括的に得ることが可能になる。
【0020】本発明に従ったシステムは、容量エレメン
トがトランジスタの形式として作られる場合、特にシリ
コン・オン・インシュレータ(SOI)タイプのテクノ
ロジに従って作られる場合に特に有利である。実際、S
OIトランジスタの容量は、それに印加される分極電圧
の関数として大きく変化する。分極電圧がトランジスタ
のスレッショルド電圧Vに等しいか、それより低いと
き、その容量は低く、分極電圧がVから増加すると急
激に増加し、特定の分極電圧の値を超えると、より高い
定常値に到達する。このように、これらの容量エレメン
トの物理的特徴を可変容量を用いて調整し、その結果、
システムに印加される電源電圧の関数としてのそれらの
振る舞いを調整し、増幅回路内に含まれているエレメン
トの過渡的な振る舞いを補償することができる。したが
って、本発明によれば、増幅ゲインに関して一定の値を
維持しつつ、従来技術の増幅回路の場合より低い電圧を
システムに供給することが可能になる。
【0021】本発明は、以下の添付図面を参照した一例
の実施形態の説明を用いることによってさらによく理解
されることになろう。
【0022】
【発明の実施の形態】前述したように本発明は、たとえ
ば図1に示した増幅回路100のような従来の電子回路
に、図2の部分203がVC1または2Vより低い値
C3(図8に示す)から開始するように追加の電子デ
バイスを組み合わせた解決策を提供する。つまり、所定
の増幅器回路および増幅ゲインH2に関して、本発明に
従った完全なシステムのユーザは、従来技術の増幅回路
の場合より低い電源電位差を使用することができる。こ
の特徴は、所定の増幅ゲインに関して好適に、従来技術
の回路より低い電力の消費を可能にする。
【0023】本発明を支える基本原理は、増幅回路に到
来する振幅を、電源電圧および増幅ゲインH2における
対応する増加の関数として制限することにある。つま
り、図2の部分202内から選択した2つの異なる電源
電圧値に関して、増幅段H2のゲインは2つの異なる値
に固定されているが、本発明によれば、これら2つの場
合において増幅されることになる信号の振幅に異なる減
衰が行われ、その結果、完全な増幅システムの全体的な
ゲインH3が、これら2つの電源電圧値に関して同一に
なる。
【0024】実際上は、この増幅回路における到来信号
の振幅制限を達成するために、追加の電子デバイスとし
て、たとえば容量タイプの分圧ブリッジを使用すること
ができる。その場合、分圧ブリッジを構成する容量エレ
メントの1つが可変容量を持つことが可能であり、特に
それを、回路電源に関して選択された値に直接依存させ
ることができる。
【0025】本発明の好ましい実施形態においては、従
来のキャパシタより集積回路上を占めるスペースが小さ
いトランジスタが使用されて可変容量エレメントの機能
が達成される。実際、ソースとドレインが短絡されたト
ランジスタはキャパシタと類似に振る舞い、その容量
は、印加される分極電圧の関数として変動する。一般的
には最後に挙げたこの特徴は、電子チップ製造分野にお
いては、電源電圧という意味において、トランジスタを
キャパシタとして使用範囲を限定しない限り、欠点とし
て考えられている。
【0026】印加される分極電圧の関数として示される
トランジスタの容量の振る舞いに対応する曲線は、図2
に示されている曲線と全体的な形状が同じになる。その
場合においては、その曲線の部分201が低い容量の値
Cbに対応し、部分202が遷移ゾーンに対応し、部分
203が高い容量の値Chに対応する。
【0027】一般的に、CMOS(相補形金属酸化膜半
導体)テクノロジに従って作られたトランジスタに関し
ては、比Ch/Cbが2に達することはほとんどまれで
あるが、SOI(シリコン・オン・インシュレータ)テ
クノロジに従って作られたトランジスタに関しては、そ
れが15の高さにまで達することが可能である。これら
2つのトランジスタのタイプは、いずれも本発明の実装
に使用することができるが、SOIテクノロジに従って
作られたトランジスタの方がより大きな使用の柔軟性を
提供することは明らかである。
【0028】図3は、具体例として示したその種のSO
Iタイプのトランジスタ300の断面図であるが、特許
文献1に開示されているので、興味のある向きはそれを
参照すればさらに詳細を得ることができる。
【0029】図3は、SOIテクノロジに従って作られ
たチップの簡略化した従来構造を示しており、すなわち
基板301と、その上に配置される、たとえばシリコン
酸化物で作られる絶縁層302と、さらにその上に配置
されるコンポーネントの集積用に使用されるシリコン層
303とを備える。トランジスタ300が集積されるチ
ップの領域の周囲に絶縁体が満たされたトレンチ304
が配置されている。シリコン層303は、それぞれの場
所に応じて、異なるドーピング剤を用いてドーピングさ
れる。領域の表面には、2つの金属接点が配置されてお
り、トランジスタ300のソース305とドレイン30
6を形成するN+ドーピングされた第2のシリコン層の
領域と接触している。この第2のシリコン層の解放部分
は、酸化物307の薄い層により覆われており、その上
のソースとドレインの間には、Nドーピングされたシリ
コン層が堆積されてトランジスタのゲート308を構成
している。
【0030】このトランジスタ300がキャパシタとし
て使用される場合には、ソース305とドレイン306
が短絡されてキャパシタの第1の端子となり、ゲート3
08がキャパシタの第2の端子となる。図3を参照する
と明らかであるが、キャパシタの端子に印加される電圧
の関数として、トランジスタのチャンネル(ここでは層
303に配置されるPタイプ)の物理特性が変更され、
対応する容量値が変化する。
【0031】当然のことながら、上記のトランジスタの
説明は、図3に示されているものと類似の構造を有し、
わずかな相違、特にドーピング領域に関する相違を有す
るPタイプのトランジスタにも適用される。
【0032】図4aは、それぞれ容量CおよびC
有する2つの従来のキャパシタを備えた、単純な容量タ
イプの分圧ブリッジの電気回路図であり、以下において
は、これらのキャパシタをそれぞれキャパシタCおよ
びキャパシタCと呼んでいる。キャパシタCは、一
方は入力信号Veが印加される入力端子に接続されてお
り、他方はキャパシタCの第1の端子に接続されてい
る。キャパシタCの第2の端子は固定電位VSSに接
続されている。出力端子がこれら2つのキャパシタの間
に配置され、それを介して出力信号VSが得られる。単
純な計算によってこの回路の伝達関数kを決定すること
が可能であり、それは次の値を有する。
【0033】k=V/V=C/(C+C
【0034】図4bは、図4aに類似の分圧ブリッジの
電気回路図を示しており、それにおいてはキャパシタC
が、図3に示したようなトランジスタQに置き換え
られ、容量CT1を有するキャパシタを構成している。
ここで、図4bの回路図に追加の部分が現れていること
に気付かれようが、これは従来のトランジスタの分極回
路に対応しており、この出願においてはより詳細な説明
を省略する。この回路に関する伝達関数H1は、次のよ
うになる。
【0035】H1=V/V=C/(C
T1
【0036】前述したように、電位差VDD‐VSS
変化するとき、CT1の値が変化し、したがってH1の
値も変化する。
【0037】図5は、固定入力電圧値Vに関するH1
の振る舞いを、VDD‐VSSの関数として示した曲線
である。これから気付くことは、VDD‐VSSの値
が、トランジスタQの非導通状態に対応するVより
低い間においては、この分圧ブリッジの伝達関数H1が
一定であり、値h1に等しいということである。また、
DD‐VSSの値が、VからVC2として示されて
いる値まで増加するとき、すなわちトランジスタQ1の
遷移領域に対応する間においては、H1の値が漸進的に
減少し、VC2の後にトランジスタが安定状態に入ると
再び一定となり、hに等しくなることにも気付かれよ
う。このように、図5の曲線に3つの部分を識別するこ
とが可能であり、部分501はVより低いVDD‐V
SSの値に対応し、部分502はVからVC2までの
間を構成するVDD‐VSSの値に対応し、部分503
はVC2より高いVDD‐VSSの値に対応する。
【0038】トランジスタQあるいは増幅回路100
等の半導体コンポーネントの動作上の特徴を、製造の間
に調整されるそれらのコンポーネントの物理的な特徴か
ら、いくぶん精密に決めることは可能である。したがっ
て、トランジスタQと増幅回路100のスレッショル
ド値Vが実質的に同一になり、かつ、VC1が実質的
にVC2と同一になるようにこれらの物理的な特徴を決
めることは可能である。そのようにして、図2に示した
曲線の部分202と図5に示した曲線の部分502を重
ね合わせ、増幅回路のゲインにおける漸進的な増加が、
少なくとも部分的に分圧回路からの出力信号の振幅にお
ける漸進的な減少によって補償される。このようにし
て、連続する分圧回路および増幅回路を含めた完全なシ
ステムの伝達関数が、半導体コンポーネントの遷移領域
条件に対応する、VDD‐VSSの値の範囲の広い範囲
にわたって実質的に一定の値を有する。また、キャパシ
タの容量値を高い精度レベルで調整することは容易であ
り、その結果、少なくとも曲線202の、部分203に
隣接する部分の最後の部分においては、ほとんど完全な
補償が得られる。
【0039】この特性から、図6に示されるように、本
発明に従った電子システム600に関して一般的な構造
を定義することが可能になる。電子システム600は、
入力信号Vinを受け取る少なくとも1つの入力端子6
01、出力信号Voutを引き渡す出力端子602、電
位VDDが加えられるハイ電源端子、および電位V
が加えられるロー電源端子を備えている。さらにこのシ
ステムは、D1として示されている第1の電子デバイス
を備えている。これはシステム600の入力端子601
と双方の電源端子に接続されている。デバイスD1は、
特に、図5に示したものに類似の特徴を有するタイプの
電子回路を含み、つまり、たとえば図4bに示されてい
るものに類似の分圧段を少なくとも1つ含む。デバイス
D1は、さらに出力端子603を備え、それがD2とし
て示した第2の電子デバイスに接続されており、そこに
もシステム600の電源端子が接続されている。デバイ
スD2は、特に、図2に示したものに類似の特徴を有す
るタイプの電子回路、つまり、たとえば図1に示されて
いるものに類似した増幅段、あるいは、従来タイプのオ
シレータ(図示せず)であってもよい。
【0040】電子システム600に、さらにD3として
示した第3の電子デバイスを含めることも可能である。
それは、第1の電子デバイスD1の第2の出力端子60
4およびシステム600の電源端子が接続される。デバ
イスD3は第2のデバイスD2に関して前述したものと
同一のタイプの電子回路を含み、デバイスD1は好まし
くは図5に示したものと類似の特徴を有する追加の電子
回路を含む。この場合、デバイスD2とD3は、参照番
号605および606によってそれぞれ指定され、シス
テム600の2つの出力端子となる少なくとも1つの出
力端子をそれぞれが備える。しかしながら出力段607
を備えることが可能である。おそらくはそこにシステム
600の電源端子が接続され、単一の出力信号Vout
を定めるように出力端子605および606から出力さ
れる信号の合成が行われる。
【0041】図6に示した電子システムの一般的な構造
が、本発明の実施形態に従った、一定ゲインの増幅を保
証する電子システム700の設計に好適に使用されてい
る例が図7に示されている。ここで重要になることであ
るが、図7に例示されている実施形態は、本発明の基本
的な特徴が示されるように、その単純性に関して意図的
に選択されていることに注意する必要がある。ここに純
粋に例示を目的として説明する実施形態においては、一
定ゲインの増幅システムが、BおよびBとして示さ
れている2つの部分回路を含んでおり、それらは、シス
テムのメイン入力701をそれぞれの入力として有す
る。
【0042】部分回路Bの入力は、キャパシタC
第1の端子702に接続され、その第2の端子703
は、好ましくは図3に示したものに類似のNタイプのト
ランジスタQのゲート704に接続されている。トラ
ンジスタQのゲート704は、たとえば図4bに示し
たものと同様に、分極手段705にも接続されている。
トランジスタQのソースとドレインは短絡されてお
り、電源(図示せず)のロー電位VSSに接続されてい
る。キャパシタCおよびトランジスタQ、すなわち
ここではキャパシタの機能を果たすトランジスタは、こ
のように容量性分圧ブリッジを構成し、その出力、すな
わちキャパシタの第2の端子703とトランジスタQ
のゲート704の間に位置する出力706は、図1に示
したものに類似の増幅段708の第1の入力707に接
続されている。増幅段708の出力709は、第2の入
力710に接続されてフィードバック・ループを構成
し、さらにそれは、Pタイプの第2のトランジスタ
’のゲート711に接続されている。トランジスタ
’のソース712は、電源のハイ電位VDDに接続
され、そのドレイン713は、この増幅システムの出力
端子714に接続される。
【0043】部分回路Bの構造は、部分回路Bのそ
れに関して一定の対称性を有する。部分回路Bの入力
701は、キャパシタCの第1の端子715に接続さ
れ、その第2の端子716は、好ましくはトランジスタ
に関して対称性を有するPタイプのトランジスタQ
のゲート717に接続されている。トランジスタQ
のゲート717は、トランジスタQと同様に分極手段
705にも接続されている。トランジスタQのソース
とドレインは短絡されており、電源のハイ電位VDD
接続されている。キャパシタCおよびトランジスタQ
、すなわちここではキャパシタの機能を果たすトラン
ジスタは、このように容量性分圧ブリッジを構成し、そ
の出力、すなわちキャパシタの第2の端子716とトラ
ンジスタのゲート717の間に位置する出力718は、
部分回路Bに使用されているものに類似の増幅段72
0の第1の入力719に接続される。増幅段の出力72
1は、第2の入力722に接続されてフィードバック・
ループを構成し、さらにそれは、Nタイプの第4のトラ
ンジスタQ’のゲート723に接続されている。トラ
ンジスタQ’のソース724は、電源のロー電位V
SSに接続され、そのドレイン725は、この増幅シス
テムの出力端子714に接続される。
【0044】ここで注意が必要であるが、それぞれの増
幅段708および720は、簡略化の理由からフォロワ
回路として示されているが、当業者であれば、所定のゲ
インを有する増幅段を得るようにこれらの段の適合を行
うことにまったく困難を伴わないであろう。
【0045】本発明に従った増幅システム700の入力
信号Vinは、それぞれ2つの部分回路BおよびB
によって同時に処理される2つの成分SおよびS
分割される。電源電圧VDD‐VSSが、たとえば4V
に固定されているので(V は、好ましくはこの増幅
回路に使用されているすべてのトランジスタに共通なス
レッショルド電圧である)、それぞれの分圧ブリッジを
通過することによって成分SおよびSが減衰され
る。成分SおよびSの対応する部分は、続いてそれ
ぞれの増幅段の第1の入力に注入されて、そこで増幅さ
れる。成分SおよびSの対応する増幅後の部分は、
それぞれトランジスタQ’およびQ’を介して合成
され、増幅システム700の出力に、入力信号を単純に
増幅ゲインH3により増幅した値に対応する単一の出力
信号Voutが得られる。
【0046】図2の曲線についての前述の説明によれ
ば、従来技術に従った電源回路の電源電圧を2Vに固
定すると、システムの動作ポイントが遷移領域202内
となり、システムの増幅ゲインは4Vの電源電圧を除
いて同一とならないことに気付かれるであろう。
【0047】しかしながら、本発明に従った増幅システ
ムの特徴によって、2Vよりわずかに小さい電源電圧
であっても、たとえば4Vに固定された電源電圧を用
いて獲得されるゲインと実質的に等しい増幅ゲインH3
を十分獲得できる。
【0048】この結果は、図8に示した曲線aおよびb
から明らかであり、これらの曲線は、それぞれ従来技術
および本発明に従った増幅システムの電源電圧における
変化の関数として増幅ゲインH3の振る舞いを示してい
る。
【0049】前述したように、図8の曲線aから、従来
技術に従った増幅ゲインは、VDD‐VSSがVC1
超えると一定となり、ここではそれが、2Vより大き
いことがわかる。また図8の曲線bからは、VDD‐V
SSがVC3を超えると本発明に従った増幅ゲインが一
定となり、ここではそれが、2Vより小さくなること
にも気付かれるであろう。
【0050】つまり、電源電圧という意味において、従
来技術の回路に対し、本発明に従った増幅システムの場
合には、値ΔV=VC1‐VC3を有する利益を導くこ
とができる。
【0051】具体的に述べれば、この利益は、本発明に
従った増幅システム用の電源電圧における0.5〜1ボ
ルトの節約を意味しており、ポータブル装置における場
合のように低い電力消費が要求される応用に特に良好に
適合するものとなる。
【0052】以上の説明は、本発明の好ましい実施形態
に関連したものであり、いかなる形においても、たとえ
ば信号の増幅に使用されるエレメントの特性、コンポー
ネントの集積に使用されるテクノロジのタイプ、あるい
は増幅段の出力に使用されるコンポーネント、すなわち
2つの部分回路BおよびBから出力される信号を合
成して単一の出力信号Voutを獲得するためのコンポ
ーネントに関する限定と考えるべきではない。
【0053】当然のことではあるが、本発明の教示を利
用し、たとえば2つの増幅段それぞれのゲインを異なる
値に固定する選択によって、入力信号の非対称増幅を行
うことは可能である。
【0054】本発明に従った電子システムの可能性のあ
る応用は多数あり、当然のことながら当業者にとって
は、より一般的なシステム、たとえばオシレータ回路に
集積するように、いかに必要な適合を行うべきかは自明
であろう。特に、その種のシステムを使用し、たとえば
特許文献2、特許文献3、特許文献4の1つに開示され
たタイプのマイクロジェネレータによって電力供給され
る電子機械腕時計の動作を調整するためのオシレータを
作ることが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術から周知となる電源電圧VDD‐V
SSによって電力供給される単純な増幅段を示したブロ
ック図である。
【図2】図1に示した増幅段の増幅係数H2の振る舞い
を、それに印加される電源電圧の関数として示した曲線
のグラフである。
【図3】本発明に従ったSOIトランジスタを例示して
いる実施形態の断面図である。
【図4】a:2つのキャパシタを含む従来の容量タイプ
の分圧ブリッジの電気回路図である。 b:本発明に従った、特に、図3に示したトランジスタ
を含む分圧段の電気回路図である。
【図5】図4に示した分圧段の入力電圧に対する出力電
圧の比を、回路に印加される電源電圧の関数として示し
たグラフである。
【図6】本発明に従った電子システムの一般的構造を定
義するブロック図である。
【図7】本発明に従った電子システムを例示している簡
単な実施形態の電気回路図である。
【図8】図7に示した電子システムの伝達関数の振る舞
いを、システムに印加される電源電圧の関数として示
し、かつ従来技術の電子回路の振る舞いと比較したグラ
フである。
【符号の説明】
100 増幅回路 101 入力端子 102 入力端子 103 出力端子 104 ハイ端子 105 ロー端子 201 第1のレンジ 202 第2のレンジ 203 第3のレンジ 300 トランジスタ 301 基板 302 絶縁レイア 303 シリコン・レイア 304 トランジスタ 305 ソース 306 ドレイン 307 酸化物 308 ゲート 501 第1のレンジ 502 第2のレンジ 503 第3のレンジ 600 電子システム 601 入力端子 602 出力端子 603 出力端子 604 出力端子 605 入力端子 606 入力端子 607 出力段 700 電子システム 701 入力端子 702 第1の端子 703 第2の端子 704 ゲート 705 分極手段 706 出力 707 第1の入力 708 増幅段 709 出力 710 第2の入力 711 ゲート 712 ソース 713 ドレイン 714 出力端子 715 第1の端子 716 第2の端子 717 ゲート 718 出力 719 第1の入力 720 増幅段 721 出力 722 第2の入力 723 ゲート 724 ソース 725 ドレイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 AC03 AC05 AC08 EZ06 EZ20 5J091 AA01 AA18 CA36 FA01 HA10 HA17 HA25 HA29 KA00 MA05 MA09 MA11 MA22 QA02 TA01 TA02 UW09 5J092 AA01 AA18 CA36 FA01 HA10 HA17 HA25 HA29 KA00 MA05 MA09 MA11 MA22 QA02 TA01 TA02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体コンポーネントを有する少なくと
    も1つの第1の電子デバイスD1、少なくとも1つの入
    力端子(601,701)、出力端子(602,71
    4)、電源電圧VDD‐VSSのハイ電位VDDが加え
    られるハイ電源端子、およびそのロー電位VSSが加え
    られるロー電源端子を含む電子システム(600,70
    0)において、前記電子デバイスD1が伝達関数H1を
    有し、前記電源電圧の関数としてのそのグラフ表現が3
    つの連続するレンジを含み、その第1のレンジ(50
    1)が、VDD‐VSSの低い値から、前記半導体コン
    ポーネントのスレッショルド電圧と呼ばれる値Vまで
    にわたり、かつ前記第1のレンジ(501)はH1が高
    くかつ実質的に一定の値h1に対応し、第2のレンジ
    (502)は、Vから値VC2までにわたり、かつH
    1において鋭く傾斜した減少に対応し、第3のレンジ
    (503)は、VC2を超えて延び、かつH1が低くか
    つ実質的に一定の値h2に対応することを特徴とする電
    子システム。
  2. 【請求項2】 半導体コンポーネントを伴い、少なくと
    も1つの入力端子(601,701)、出力端子(60
    3,604,706,718)、電源電圧V DD‐V
    SSのハイ電位VDDが加えられるハイ電源端子、およ
    びそのロー電位VSSが加えられるロー電源端子を含
    む、少なくとも1つの第1の電子デバイスD1を含み、
    前記出力端子(603,604,706,718)が、
    少なくとも第2の電子デバイスD2に接続可能であり、
    前記第2の電子デバイスD2が、半導体コンポーネント
    を伴い、同様に電圧VDD‐VSSによって電力供給さ
    れ、かつ伝達関数H2を有し、前記電源電圧の関数とし
    てのそのグラフ表現が3つの連続するレンジを含み、そ
    の第1のレンジ(201)は、VDD‐VSSの低い値
    から、前記半導体コンポーネントのスレッショルド電圧
    と呼ばれる値Vまでにわたり、かつその第1のレンジ
    はH2が低くかつ実質的に一定の値に対応し、第2のレ
    ンジ(202)は、Vから値VC1までにわたり、か
    つH2において鋭く傾斜した増加に対応し、第3のレン
    ジ(203)は、VC1を超えて延び、かつH2が高く
    かつ実質的に一定の値に対応する電子システム(60
    0,700)において、前記第1の電子デバイスD1
    が、電源電圧VDD‐VSSの関数として変化する伝達
    関数H1を有し、その結果、前記電子システム(60
    0,700)が、VC1より低い電源電圧の値VC3
    ら実質的に一定となるような電源電圧VDD‐VSS
    関数として変化する伝達関数H3を有することを特徴と
    する電子システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の電子デバイスD1が、一方に
    おいては前記2つの電源端子の第1の端子に接続され、
    他方においては、前記入力端子に接続される少なくとも
    1つの容量タイプの分圧段を含み、かつ前記分圧段が少
    なくとも1つの、可変容量を有する容量エレメント(Q
    1,Q2)を備えることを特徴とする請求項1または2
    記載の電子システム(600,700)。
  4. 【請求項4】 前記可変容量を有する容量エレメント
    (Q1,Q2)が、特に、前記第1の電子デバイスD1
    の前記出力端子(603,604,706,718)に
    接続されるゲート(308,704,717)、互いに
    接続され、かつ前記第1の電源端子に接続されるソース
    (305)およびドレイン(306)を備えるトランジ
    スタであることを特徴とする請求項3記載の電子システ
    ム(600,700)。
  5. 【請求項5】 前記トランジスタ(Q1,Q2)が、S
    OIテクノロジに従って作られることを特徴とする請求
    項4記載の電子システム(600,700)。
  6. 【請求項6】 前記第1の電子デバイスD1が、さら
    に、前記トランジスタ(Q1,Q2)のための、一方に
    おいては前記2つの電源端子の第2の端子に接続され、
    他方においては前記トランジスタのゲート(308,7
    04,717)に接続される分極手段(705)を備え
    ることを特徴とする請求項5記載の電子システム(60
    0,700)。
  7. 【請求項7】 前記第1のデバイスD1が、一方におい
    ては前記2つの電源端子の第1の端子に接続され、他方
    においては、前記入力端子(601,701)に接続さ
    れる少なくとも1つの容量タイプの分圧段を含み、その
    分圧段が少なくとも1つの、SOIテクノロジに従って
    作られたトランジスタであって、特に、前記第1の電子
    デバイスD1の前記出力端子(603,604,70
    6,718)に接続されるゲート(308,704,7
    17)、互いに接続され、かつ前記第1の電源端子に接
    続されるソース(305)およびドレイン(306)を
    備えるトランジスタ(Q1,Q2)を含み、前記第1の
    電子デバイスD1が、さらに、前記トランジスタ(Q
    1,Q2)のための、一方においては前記2つの電源端
    子の第2の端子に接続され、他方においては前記トラン
    ジスタのゲート(308,704,717)に接続され
    る分極手段(705)を含み、および前記第2の電子デ
    バイスD2が、少なくとも1つの、半導体コンポーネン
    トを有する増幅器およびオシレータを含むグループに含
    まれる電子回路を含むことを特徴とする請求項2記載の
    電子システム(600,700)。
  8. 【請求項8】 前記トランジスタ(Q1,Q2)がNタ
    イプのトランジスタであり、かつそのソース(305)
    およびそのドレイン(306)が前記ロー電源端子に接
    続されることを特徴とする請求項5または7記載の電子
    システム(600,700)。
  9. 【請求項9】 前記トランジスタ(Q1,Q2)がPタ
    イプのトランジスタであり、かつそのソース(305)
    およびそのドレイン(306)が前記ハイ電源端子に接
    続されることを特徴とする請求項5または7記載の電子
    システム(600,700)。
  10. 【請求項10】 前記第1の電子デバイスD1が、さら
    に第2の出力端子(604,718)を含み、かつ一方
    においては前記2つの電源端子の第2の端子に接続さ
    れ、他方においては、前記入力端子(601,701)
    に接続される第2の容量タイプの分圧段を含み、前記第
    2の分圧段が、少なくとも1つの第2のSOIタイプの
    トランジスタであって、そのドーピング・タイプが前記
    第1の段のトランジスタのそれと異なり、かつ、特に、
    前記第2の出力端子(604,718)に接続されるゲ
    ート(717)、互いに接続され、かつ前記第2の電源
    端子に接続されるソース(305)およびドレイン(3
    06)を含む第2のトランジスタ(Q2)を含み、およ
    び前記第1の電子デバイスD1が、さらに、前記第2の
    トランジスタ(Q2)のための、一方においては前記2
    つの電源端子の第1の端子に接続され、他方においては
    前記第2のトランジスタ(Q2)のゲート(717)に
    接続される分極手段(705)を含むことを特徴とする
    請求項6記載の電子システム(600,700)。
  11. 【請求項11】 前記第1の分圧段の前記トランジスタ
    (Q1)がNタイプであり、そのソースおよびそのドレ
    インが前記ロー電源端子に接続され、かつその分極手段
    (705)が、特に前記ハイ電源端子に接続されるこ
    と、それに対して前記第2の分圧段の前記トランジスタ
    (Q2)がPタイプであり、そのソースおよびそのドレ
    インが前記ハイ電源端子に接続され、かつその分極手段
    (705)が、特に前記ロー電源端子に接続され、およ
    び前記第1の分圧段の前記トランジスタ(Q1)のため
    の前記分極手段が、特に電流ソース、およびそのゲート
    およびソースが互いに接続され、同時に前記電流ソース
    の第1の端子ならびに前記ハイ電源端子に接続されるP
    タイプのトランジスタを含み、前記電流ソースの第2の
    端子が前記ロー電源端子に接続され、および前記第2の
    分圧段の前記トランジスタ(Q2)のための前記分極手
    段(705)が、特に電流ソース、およびそのゲートお
    よびドレインが互いに接続され、同時に前記電流ソース
    の第1の端子ならびに前記ロー電源端子に接続されるN
    タイプのトランジスタを含み、前記電流ソースの第2の
    端子が前記ハイ電源端子に接続されていることを特徴と
    する請求項10記載の電子システム(600,70
    0)。
  12. 【請求項12】 さらに、2つの入力端子(605,6
    06,709,721)および1つの出力端子(60
    2,714)を含む出力段(607,Q’1,Q’2)
    を含み、前記2つの入力端子が、前記第1の電子デバイ
    スD1の2つの出力端子(603,604,706,7
    18)にそれぞれ接続され、前記出力段(607,Q’
    1,Q’2)の前記出力端子(602,714)に、前
    記第1の電子デバイスD1の前記2つの端子(603,
    604,706,718)のそれぞれによって引き渡さ
    れる信号の再結合に対応する信号(Vout)を引き渡
    すことを特徴とする請求項10記載の電子システム(6
    00,700)。
  13. 【請求項13】 さらに、2つの入力端子(605,6
    06,709,721)および1つの出力端子(60
    2,714)を含む出力段(607,Q’1,Q’2)
    を含み、前記2つの入力端子が、前記第1の電子デバイ
    スD1の2つの出力端子(603,604,706,7
    18)にそれぞれ接続され、前記出力段(607,Q’
    1,Q’2)の前記出力端子(602,714)に、前
    記第1の電子デバイスD1の前記2つの端子(603,
    604,706,718)のそれぞれによって引き渡さ
    れる信号の再結合に対応する信号(Vout)を引き渡
    すことを特徴とする請求項11記載の電子システム(6
    00,700)。
  14. 【請求項14】 前記第1の電子デバイスD1が、さら
    に第2の出力端子(604,718)を含み、かつ一方
    においては前記2つの電源端子の第2の端子に接続さ
    れ、他方においては、前記入力端子(601,701)
    に接続される第2の容量タイプの分圧段を含み、前記第
    2の分圧段が、少なくとも1つの第2のSOIタイプの
    トランジスタであって、そのドーピング・タイプが前記
    第1の段のトランジスタ(Q1)のそれと異なり、か
    つ、特に、前記第2の出力端子(604,718)に接
    続されるゲート(717)、および互いに接続され、か
    つ前記第2の電源端子に接続されるソースおよびドレイ
    ンを含む第2のトランジスタ(Q2)を含み、前記第2
    の電子デバイスD2が、さらに、前記第2のトランジス
    タ(Q2)のための、一方においては前記2つの電源端
    子の第1の端子に接続され、他方においては前記第2の
    トランジスタ(Q2)のゲート(717)に接続される
    分極手段(705)を含み、および前記第2の電子デバ
    イスD2の前記電子回路が、特に、入力端子(707)
    ならびに出力端子(709)を含み、前記入力端子が、
    前記第1の電子デバイスD1の2つの出力端子の第1の
    端子(603,706)に接続されることを特徴とする
    請求項7記載の電子システム(600,700)。
  15. 【請求項15】 特に、増幅器およびオシレータを含む
    グループから選ばれる電子回路を含む第3の電子デバイ
    スD3をさらに含み、前記電子回路が、入力端子(71
    9)および出力端子(721)を含み、および前記入力
    端子が前記第1の電子デバイスD1の前記2つの出力端
    子の第2の端子(604,718)に接続されることを
    特徴とする請求項14記載の電子システム(600,7
    00)。
  16. 【請求項16】 さらに、特に2つの入力端子(60
    5,606,709,721)および1つの出力端子
    (602,714)を含む出力段(607)を含み、前
    記入力端子(605/709,606/721)が、前
    記第1の電子デバイスD1の、接続されずに残されてい
    る出力端子(604,718)および前記第2の電子デ
    バイスD2の出力端子(605,709)にそれぞれ接
    続されるか、あるいは前記第2のデバイスD2および第
    3のデバイスD3の出力端子(605,606,70
    9,721)にそれぞれ接続されること、および前記出
    力端子(607)が前記2つの出力端子によってそれぞ
    れ引き渡される信号の再結合を行うことを特徴とする請
    求項15記載の電子システム(600,700)。
  17. 【請求項17】 前記出力段(607)が、少なくとも
    2つのトランジスタ(Q’1,Q’2)を含み、それぞ
    れのゲート(711,723)が前記出力段の前記入力
    端子(605,606,709,721)のそれぞれに
    接続され、ソースが前記システムの前記電源端子のそれ
    ぞれに接続され、ドレインが前記出力段の前記出力端子
    (602,714)に接続されることを特徴とする請求
    項16記載の電子システム(600,700)。
  18. 【請求項18】 一方において入力端子(Vin)に接
    続され、他方において第1の基準電位(VSS
    DD)がもたらされる端子に接続され、かつ出力端子
    (Vout)を含む容量性の分圧回路であって、特に前
    記回路の前記出力端子(Vout)に接続されるゲート
    (308)、互いに接続され、かつ前記第1の基準電位
    (VSS,VDD)がもたらされる前記端子に接続され
    るソース(305)およびドレイン(306)を含むS
    OIタイプのトランジスタ(Q1)を含み、およびさら
    に前記トランジスタのための、一方において前記トラン
    ジスタのゲートに接続され、他方において第2の基準電
    位(VSS,VDD)がもたらされる端子に接続される
    分極手段(705)を備えることを特徴とする分圧回
    路。
  19. 【請求項19】 前記トランジスタ(Q1)がNタイプ
    のトランジスタであること、第1の基準電位がもたらさ
    れる前記端子がロー電源端子(VSS)であること、第
    2の基準電位がもたらされる前記端子がハイ電源端子
    (VDD)であること、および前記トランジスタのため
    の前記分極手段(705)が、特に電流ソースおよびP
    タイプのトランジスタを含み、そのソースおよびゲート
    が互いに接続され、かつ前記電流ソースに接続されるこ
    とを特徴とする請求項18記載の分圧回路。
  20. 【請求項20】 前記トランジスタ(Q2)がPタイプ
    のトランジスタであること、第1の基準電位がもたらさ
    れる前記端子がハイ電源端子(VDD)であること、第
    2の基準電位がもたらされる前記端子がロー電源端子
    (VSS)であること、および前記トランジスタの前記
    分極手段(705)が、特に電流ソースおよびNタイプ
    のトランジスタを含み、そのドレインおよびゲートが互
    いに接続され、かつ前記電流ソースに接続されることを
    特徴とする請求項18記載の分圧回路。
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