JP2003183604A - 再剥離性粘着フィルム - Google Patents

再剥離性粘着フィルム

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JP2003183604A
JP2003183604A JP2001385952A JP2001385952A JP2003183604A JP 2003183604 A JP2003183604 A JP 2003183604A JP 2001385952 A JP2001385952 A JP 2001385952A JP 2001385952 A JP2001385952 A JP 2001385952A JP 2003183604 A JP2003183604 A JP 2003183604A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリスチレン系被着体に貼付でき、被着体の再
生利用の際は剥がす必要がなく、一方再利用の際は容易
に剥がすことができる再剥離性粘着フィルムを提供す
る。 【解決手段】ポリスチレン系フィルム基材、粘着剤層、
剥離シートを積層されてなる粘着フィルムにおいて、ポ
リスチレン系被着体に対する経時接着力が剥離速度5m
m/分で2.0〜4.0N/25mm、かつ、剥離速度
300mm/分で8.0〜12.0N/25mmである
ことを特徴とする再剥離性粘着フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリスチレン系被
着体に貼付でき、また再剥離性にも優れた粘着フィルム
に関する。更に詳しくは、ポリスチレン系被着体の再生
利用の際は剥がす必要がなく、一方再利用の際は容易に
剥がすことができる再剥離性粘着フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリスチレン(PS)、アクリロニトリ
ル・ブタジエン・スチレン(ABS)、変性ポリフェニ
レンエーテル(変性PPE)等のポリスチレン系樹脂を
成形してなるポリスチレン系被着体は、OA機器や家電
製品の筐体として利用されている。一般に筐体には注意
や警告を表示するラベルが貼付される。ラベルはその原
材料である粘着フィルムを印刷加工して作製されてい
る。近年、それら筐体を再生利用するために、ラベル原
材料である粘着フィルムの基材に筐体と同素材のポリス
チレン系フィルムを用いることが知られている。この場
合、ラベルを筐体から剥がさずに粉砕、溶融、ペレット
化、再成形することで筐体の再生利用を容易にしてい
る。その具体例は特開平9−13256号公報や特開平
10−105063号公報に記載されている。一方、最
近、筐体を一度の使用後に再生利用するのでなく再利用
することが注目されている。すなわち、筐体を使用後に
ラベルを剥がして再び使用し、その再使用を数回実施し
た後筐体が再使用に耐えられなくなった際にはラベルを
剥がさずに再生利用するというものである。しかしなが
ら、従来のラベルでは筐体から剥がそうとするとラベル
の粘着剤が筐体のポリスチレン系被着体に残り被着体を
汚染する。また、基材のポリスチレン系フィルムが裂け
剥離作業効率を低下させる。しかし前記に鑑みて、粘着
剤層の接着力を低下させてラベルを剥がしやくすると、
ポリスチレン系被着体から脱落するという問題点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリスチレ
ン系被着体に貼付するポリスチレン系フィルム基材と粘
着剤層と剥離シートとを積層させた粘着フィルムの問題
点を解消し、ポリスチレン系被着体の再生利用の際は剥
がす必要がなく、一方再利用の際は容易に剥がすことが
できる再剥離性粘着フィルムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、以下の粘着フィルムを用いることによって課題が解
決されることを見いだした。すなわち、本発明の再剥離
性粘着フィルムは、ポリスチレン系フィルム基材と粘着
剤層と剥離シートを積層させた粘着フィルムにおいて、
ポリスチレン系被着体に対する経時接着力が剥離速度5
mm/分で2.0〜4.0N/25mm、かつ剥離速度
300mm/分で8.0〜12.0N/25mmである
ことを特徴とする再剥離性粘着フィルムである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関わる再剥離性粘
着フィルムについて、具体的に説明する。本発明の再剥
離性粘着フィルムは、ポリスチレン被着体に対する経時
接着力(つまり温度60℃、湿度90%RH、3日間経
時後の剥離接着力)、が剥離速度5mm/分で2.0〜
4.0N/25mm、かつ剥離速度300mm/分で
8.0〜12.0N/25mmの範囲になるように制御
される。経時接着力がこの範囲未満では、貼付後にポリ
スチレン系被着体の内部から発生する気体によって再剥
離性粘着フィルムが押し上げられ、その一端に浮きが発
生する。反対に経時接着力がこの範囲を超えると、剥離
時に粘着剤がポリスチレン系被着体に残ったり、基材の
ポリスチレン系フィルムが切れることになる。ここで、
剥離速度が低速の5mm/分での経時接着力は、主に貼
付中における再剥離性粘着フィルムのポリスチレン系被
着体からの浮きの発生しやすさに関連する。また、高速
の300mm/分での経時接着力は、主にポリスチレン
系被着体を再生利用する際再剥離粘着フィルムの剥がし
易さに関連する。尚、経時接着力の測定方法は以下のと
おりである。幅25mmの再剥離性粘着フィルムを23
℃、湿度65%RH下でポリスチレン系被着体に貼付
し、60℃、湿度90%RHで3日間放置する。次に、
23℃、湿度65%RH下で基材を180度の角度でそ
れぞれの剥離速度で剥がして測定する。
【0006】このような条件を満たす粘着剤としては、
粘着付与樹脂を配合していない粘着剤主剤に架橋剤を添
加したものが挙げられる。
【0007】粘着剤主剤としては、粘着性モノマー、凝
集性モノマー、架橋剤と反応する官能基を有するモノマ
ーを共重合させた公知の(メタ)アクリル酸エステル共
重合体が再剥離性に適している。粘着性モノマーは、炭
素数が1〜12のアルキル基を有する(メタ)アクリル
酸エステル、例えば、エチルアクリレート、n−ブチル
アクリレート、イソオクチルアクリレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート、n−ノニルアクリレート等が挙
げられる。これらの少なくとも一種類をモノマー総量に
対して50〜95質量%が好ましい。より好ましくは6
5〜95質量%である。特に好適なモノマーは、n−ブ
チルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートで
ある。
【0008】凝集性モノマーは、α,β−不飽和カルボ
ン酸、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン
酸、フマル酸、無水マレイン酸等が挙げられる。また、
α,β−不飽和カルボン酸以外の凝集性モノマーは、例
えば、酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン、メチ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらの少な
くとも一種類をモノマー総量に対して0〜15質量%が
好ましい。より好ましくは0〜15質量%である。特に
好適なモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸、酢酸ビ
ニル、メチルメタクリレート、アクリロニトリルであ
る。
【0009】架橋剤と反応する官能基を有するモノマー
には、水酸基含有モノマー、例えば、2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチルアク
リレート、2−ヒドロキプロピル(メタ)アクリレート
が挙げられる。アミノ基含有モノマーは、例えば、アク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミドが挙げられ
る。さらに、グリシジル基含有モノマーは、例えば、グ
リシジルメタクリレートが挙げられる。これらの少なく
とも一種類をモノマー総量に対して0〜5質量%が好ま
しい。より好ましくは0〜5質量%である。特に好適な
モノマーは、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
トである。
【0010】モノマーを共重合して生成しする粘着剤主
剤のガラス転移点温度が−70〜−40℃になるように
モノマー配合量を設定する。粘着剤主剤の製造は各モノ
マーを有機溶剤中でラジカル重合させて実施する。有機
溶剤は、例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、メチル
エチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類が挙げら
れる。使用する重合触媒は、アゾビスイソブチロニトリ
ル(AIBN)、ベンゾイルパーオキサイド等が挙げら
れる。
【0011】一般に、接着力向上のためロジン系樹脂、
テルペン系樹脂、石油樹脂、スチレン樹脂、およびキシ
レン系樹脂等の粘着付与樹脂を配合する場合がある。し
かしながら、本発明では粘着フィルムを剥がした際粘着
剤がポリスチレン系被着体に残る原因となるので配合し
ない。
【0012】上記粘着剤主剤には、凝集力向上や基材と
の投錨性向上のために、架橋剤を添加する。架橋剤に
は、例えば、イソシアネート系や金属キレート、エポキ
シ系、およびメラミン系が挙げられる。特に好ましくは
イソシアネート系で、さらに好ましくは多官能イソシア
ネート、例えば、トリレンジイソシアネートのトリメチ
ロールプロパン付加物である。架橋剤の使用量は特に制
限されない。しかし、架橋剤の添加量が少ないと架橋が
不十分で接着力上昇や再剥離の際の粘着剤残りの原因に
なる。また、添加量が多いと架橋が過度になり粘着フィ
ルムの浮きの原因になる。したがって、架橋剤の添加量
は粘着剤主剤100質量部に対して0.2〜5.0質量
部である。さらに好ましくは0.5〜2.0質量部であ
る。
【0013】粘着剤の塗布量は、乾燥重量で10〜30
g/m2の範囲が好ましい。10g/m2未満では十分な
接着力が得られず、30g/m2を超えると印刷加工時
に粘着剤のはみ出しが発生する原因となる。
【0014】粘着剤の塗工方法は、上記粘着剤を溶剤、
例えば、酢酸エチル、トルエン等で希釈し固形分20〜
60質量%の塗工液を調整する。この塗工液を剥離シー
ト、例えば、ポリエチレンラミネート紙、クラシン紙、
クレーコート紙、ポリエスルフィルム、ポリプロピレン
フィルム等にシリコーン化合物の剥離剤を塗工したシー
トに塗工する。乾燥後ポリスチレン系フィルム基材と貼
り合わせ、粘着剤を基材に転写し巻き取る。一方、ポリ
スチレン系フィルム基材に直接塗工液を塗工すると、塗
工液中の酢酸エチルやトルエンで基材が溶解するのでこ
の塗工方法は採用できない。
【0015】粘着剤の塗工装置は、公知の塗工装置、例
えば、ナイフコーター、コンマコーター、グラビアコー
ター、ロールコーター等が挙げられる。特にコンマコー
ターが好ましい。
【0016】本発明のポリスチレン系フィルム基材の引
張破断強度は、引張速度200mm/分で、MD方向で
20MPa以上、かつTD方向で15MPa以上である
ことが好ましい。ここでMD方向とはフィルムの流れ方
向、TD方向とはフィルムの幅方向のことを示す。MD
方向で20MPa未満、またTD方向で15MPa未満
になると、ポリスチレン系被着体から剥がす際に基材の
ポリスチレン系フィルムが接着力に耐えきれず切れる原
因となる。
【0017】本発明のポリスチレン系フィルム基材の破
断伸度が引張速度200mm/分で、MD方向およびT
D方向とも30〜60%であることが好ましい。30%
未満では粘着加工時に断紙の原因となり、印刷加工時は
前記のようにカス上げの際にフィルム切れの原因とな
り、さらに、ポリスチレン系被着体から剥がす際に基材
のポリスチレン系フィルムが接着力に耐えきれず切れる
原因となる。60%を超えると剛度(腰)が小さくなり
ラベルの貼付作業性が低下する。また、ラベルを剥がす
際にフィルムが伸びて剥離作業性が劣る原因となる。
【0018】引張破断強度および破断伸度の測定方法は
以下のとおりである。幅10mm、標線長さ100mm
のダンベル状に打ち抜いたポリスチレン系フィルム基材
を、MD方向およびTD方向についてテンシロン型引張
試験機を使用して、23℃、湿度65%RH下で200
mm/分の速度で引っ張り、破断時の値を測定した。
【0019】本発明のポリスチレン系フィルム基材のポ
リスチレン系樹脂としては、ポリスチレン樹脂(GPP
S樹脂)、ゴムにスチレンをグラフト重合させた耐衝撃
性ポリスチレン樹脂(HIPS樹脂)、また、GPPS
とHIPSをブレンドした耐衝撃性ポリスチレン樹脂
(MIPS樹脂)、あるいは、スチレン・アクリロニト
リル共重合体(AS樹脂)、スチレン・メタクリル酸メ
チル共重合体樹脂、スチレン・ブタジエン・アクリロニ
トリル共重合体樹脂(ABS樹脂)、ポリフェニレンエ
ーテルにGPPSをアロイした変性ポリフェニレンエー
テル樹脂(変性PPE樹脂)等が挙げられる。好ましく
は柔軟性を有するHIPS樹脂やMIPS樹脂である。
より好ましくはHIPS樹脂である。
【0020】HIPS中のゴムはフィルムに柔軟性を付
与する成分であり、ゴムとしては、スチレン・ブタジエ
ンゴム(SBR)やポリブタジエンゴム等の合成ゴムが
好ましく用いられる。SBRがより好ましい。SBRの
共重合比率は30〜50質量%が好ましく、より好まし
くは35〜45質量%である。30質量%未満ではフィ
ルムの柔軟性が不十分であり、またフィルムか切れやす
い。50%を超えるとフィルムが柔らかくなりすぎラベ
ルの貼付作業性と剥離作業性の悪化また耐候性が劣るよ
うになる。
【0021】フィルムを着色する場合は、酸化チタンを
HIPS樹脂で練った着色剤(マスターバッチ)を添加
することができる。添加量はフィルムベースとなるHI
PS樹脂100質量部に対して、50質量%の酸化チタ
ンを含有するマスターバッチを5〜20質量部が好まし
く、より好ましくは10〜15質量部である。5質量部
未満ではフィルムの隠蔽性が劣る。20質量部以上では
フィルムが裂けやすくなり、またフィッシュアイ等の異
物がフィルム上に発生しやすくなる。
【0022】ポリスチレン系フィルム基材の製膜方法に
は二軸延伸方式と無延伸方式があるが、フィルムの熱に
よる収縮がより小さい無延伸方式の方が好ましい。ま
た、フィルムの両面には印刷インキや粘着剤のアンカリ
ング向上のためコロナ放電処理を施すのが好ましい。
【0023】前記のようにポリスチレン系フィルム基材
へのインキ密着性を向上させるためにはコロナ放電処理
を施すことが好ましい。しかしながら、コロナ放電処理
は経時的にインキ密着性向上効果が減衰してくるので、
減衰のないアンカーコート層を設ける方がより好まし
い。アンカーコート層はインキを吸着する顔料、バイン
ダー樹脂および分散媒からなるコート剤をフィルム片面
に塗工することによって形成される。顔料は公知の炭酸
カルシウム、酸化チタン、合成シリカ等を使用すること
ができる。合成シリカがより好ましい。バインダー樹脂
はアクリル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチレン
・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・ビニルアルコー
ル共重合体樹脂、スチレン・ブタジエン共重合体樹脂等
を使用することができる。耐久性からアクリル樹脂が好
ましい。分散媒はベースフィルムのHIPSを溶解しな
いものを選択する。基本的にはイソプロピルアルコール
やエタノール等のアルコールを主体とするものである。
アンカーコート剤の配合は、顔料5〜10質量部、バイ
ンダー樹脂20〜30質量部、分散媒は60〜70質量
部が好ましい。コート剤の塗工量は0.5〜4.0g/
2が好ましく、より好ましくは2.0〜3.0g/m2
である。
【0024】アンカーコート剤のポリスチレン系フィル
ム基材への塗工方法は、ナイフコーター、グラビアコー
ター、ロールコーター等を使用することができる。特に
グラビアコーターが好ましい。
【0025】本発明のポリスチレン系フィルム基材の厚
さは、50〜120μmであることが好ましい。50μ
m未満では、再剥離性粘着フィルムをポリスチレン系被
着体に貼付する際にシワの発生や気泡の巻き込みが発生
し易くなる。また、印刷加工時に不要部分を取り除くい
わゆるカス上げの際にカス部分が切れやすくなる。反対
に120μmを超えると、剥離シートおよび粘着剤を積
層した粘着フィルムを巻き取る際、粘着剤と剥離シート
の間に浮きが発生し易くなる。
【0026】かくして、本発明の再剥離性粘着フィルム
が得られるわけであるが、かかる再剥離性粘着フィルム
はポリスチレン系被着体に貼付でき、被着体の再生利用
の際は剥がす必要がなく、一方再利用の際は容易に剥が
すことができる。
【0027】
【実施例】以下に実施例および比較例により本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定され
るものではない。尚、実施例中、「部」、「%」とある
のは、特にことわりがない限り質量基準を示す。
【0028】(1)粘着剤主剤の合成 〔粘着剤主剤(A)〕攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴
下漏斗および窒素ガス導入口を備えた反応容器に、2−
エチルヘキシルアクリレート59部、n−ブチルアクリ
レート32.6部、酢酸ビニル5部、アクリル酸3部、
2−ヒドロキシエチルアクリレート0.4部と重合触媒
としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2
部および酢酸エチル100部を仕込み、80℃で8時間
重合させた後、トルエンで希釈して、ガラス転移点温度
が−58℃の固形分40%の粘着剤主剤Aを得た。 〔粘着剤主剤(B)〕攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴
下漏斗および窒素ガス導入口を備えた反応容器に、2−
エチルヘキシルアクリレート85部、メチルアクリレー
ト14部、アクリル酸0.9部、2−ヒドロキシエチル
アクリレート0.1部と重合触媒としてアゾビスイソブ
チロニトリル(AIBN)0.2部および酢酸エチル1
00部を仕込み、80℃で8時間重合させた後、トルエ
ンで希釈して、ガラス転移点温度が−61℃の固形分3
0%の粘着剤主剤Bを得た。 〔粘着剤主剤(C)〕攪拌機、寒流冷却器、温度計、滴
下漏斗および窒素ガス導入口を備えた反応容器に、n−
ブチルアクリレート92.9部、酢酸ビニル5部、アク
リル酸2部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1
部と重合触媒としてアゾビスイソブチロニトリル(AI
BN)0.2部および酢酸エチル100部を仕込みし、
80℃で8時間重合させた後、トルエンで希釈して、ガ
ラス転移点温度−65℃の固形分45%の粘着剤主剤C
を得た。
【0029】(2)粘着剤の調整 〔粘着剤(a−1)〕上記の粘着剤主剤(A)100質
量部にイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業
社製『コロネートL−55』)0.8部を添加し15分
間攪拌して、粘着剤(a−1)を得た。 〔粘着剤(a−2)〕粘着剤(A−1)において、イソ
シアネート系架橋剤添加量0.8部を1.0部とした以
外は同様の条件で粘着剤(a−2)を得た。 〔粘着剤(a−3)〕粘着剤(A−1)において、イソ
シアネート系架橋剤添加量0.8部を0.5部とした以
外は同様の条件で粘着剤(a−3)を得た。 〔粘着剤(a−4)〕粘着剤(A−1)において、ロジ
ン系粘着付与樹脂(理化ハーキュレス社製『ペンタリン
CJ』)を30部さらに添加した以外は同様の条件で粘
着剤(a−4)を得た。 〔粘着剤(b−1)〕上記の粘着剤主剤(B)100質
量部にイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業
社製『コロネートL−55』)0.2部を添加し15分
間攪拌して、粘着剤(b−1)を得た。 〔粘着剤(c−1)〕上記の粘着剤主剤(C)100質
量部にイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業
社製『コロネートL−55』)1.2部およびロジン系
粘着付与樹脂(理化ハーキュレス社製『ペンタリンC
J』)を30部添加し15分間攪拌して、粘着剤(c−
1)を得た。
【0030】(3)ポリスチレン系フィルム基材の製造 〔ポリスチレン系フィルム基材(I)〕スチレンとSB
Rをそれぞれ60部、40部でグラフト重合させたHI
PS樹脂100部に、50%の酸化チタンを含有するマ
スターバッチを15部を添加した配合物を、インフレー
ション製膜機を使用して200℃で溶融押し出しし厚さ
70μmの無延伸フィルムを得た。次に、該フィルムの
両面にコロナ放電処理を施した。更に、両面コロナ放電
処理したフィルムの片面にアクリル系コート剤(大日本
インキ化学工業社製『SFプライマーSRK#6マッ
ト』)をグラビアコーターを使用して塗工し塗工量2.
5g/m2のアンカーコート層を設け、ポリスチレン系
フィルム基材(I)を得た。 〔ポリスチレン系フィルム基材(II)〕上記ポリスチレ
ン系フィルム基材(I)において、無延伸フィルムの厚
さが100μmである以外は同様の条件でポリスチレン
系フィルム基材(II)を得た。 〔ポリスチレン系フィルム基材(III)〕上記ポリスチ
レン系フィルム基材(I)において、無延伸フィルムの
厚さが30μmである以外は同様の条件でポリスチレン
系フィルム基材(III)を得た。 〔ポリスチレン系フィルム基材(IV)〕上記ポリスチレ
ン系フィルム基材(I)において、無延伸フィルムの厚
さが150μmである以外は同様の条件でポリスチレン
系フィルム基材(IV)を得た。 〔ポリスチレン系フィルム基材(V)〕上記ポリスチレ
ン系フィルム基材(II)において、スチレンとSBRと
の重合比率がそれぞれ55部、45部とした以外は同様
の条件でポリスチレン系フィルム基材(V)を得た。 〔ポリスチレン系フィルム基材(VI)〕上記ポリスチレ
ン系フィルム基材(II)において、スチレンとSBRと
の重合比率がそれぞれ50部、50部とした以外は同様
の条件でポリスチレン系フィルム基材(VI)を得た。 〔ポリスチレン系フィルム基材(VII)〕上記ポリスチ
レン系フィルム基材(II)において、スチレンとSBR
との重合比率がそれぞれ80部、20部とした以外は同
様の条件でポリスチレン系フィルム基材(VII)を得
た。
【0031】〔実施例1〕ポリエチレンラミネート紙に
シリコーン化合物を塗工した剥離シート(王子製紙社製
『OKB−105NC』)に、粘着剤(a−1)を塗工
して80℃で90秒間乾燥させて乾燥重量20g/m2
の粘着剤層を形成せしめ、ポリスチレン系フィルム基材
(I)と貼り合わせて粘着シートを得た。
【0032】〔実施例2〕ポリスチレン系フィルム基材
として、ポリスチレン系フィルム基材(II)を使用した
以外は実施例1と同様な条件で粘着シートを得た。
【0033】〔実施例3〕粘着剤として、粘着剤(a−
2)を使用した以外は、実施例2と同様な条件で粘着シ
ートを得た。
【0034】〔実施例4〕ポリスチレン系フィルム基材
として、ポリスチレン系フィルム基材(V)を使用した
以外は実施例1と同様な条件で粘着シートを得た。
【0035】〔比較例5〕ポリスチレン系フィルム基材
として、ポリスチレン系フィルム基材(III)を使用し
た以外は実施例1と同様な条件で粘着シートを得た。
【0036】〔比較例6〕ポリスチレン系フィルム基材
として、ポリスチレン系フィルム基材(IV)を使用した
以外は実施例1と同様な条件で粘着シートを得た。
【0037】〔比較例7〕ポリスチレン系フィルム基材
として、ポリスチレン系フィルム基材(VI)を使用した
以外は実施例1と同様な条件で粘着シートを得た。
【0038】〔比較例8〕ポリスチレン系フィルム基材
として、ポリスチレン系フィルム基材(VII)を使用し
た以外は実施例1と同様な条件で粘着シートを得た。
【0039】〔比較例1〕粘着剤として、粘着剤(a−
3)を使用した以外は、実施例2と同様な条件で粘着シ
ートを得た。
【0040】〔比較例2〕粘着剤として、粘着剤(a−
4)を使用した以外は、実施例2と同様な条件で粘着シ
ートを得た。
【0041】〔比較例3〕粘着剤として、粘着剤(b−
1)を使用した以外は、実施例2と同様な条件で粘着シ
ートを得た。
【0042】〔比較例4〕粘着剤として、粘着剤(c−
1)を使用した以外は、実施例2と同様な条件で粘着シ
ートを得た。
【0043】以下に評価方法を説明する。 <経時接着力>幅25mm×長さ100mmの再剥離性
粘着フィルムを23℃、湿度65%RH下でポリスチレ
ン系被着体に貼付し、2kgローラーで8往復加圧後、
60℃、湿度90%RHで3日間放置する。次に、23
℃、湿度65%RH下で基材を180°の角度で、5m
m/分および300mm/分の剥離速度で剥がして経時
接着力を測定した。
【0044】<厚さ>厚さ計を使用してポリスチレン系
フィルム基材の厚さを測定した。
【0045】<引張破断強度および破断伸度>幅10m
m、標線長さ100mmのダンベル状に打ち抜いたポリ
スチレン系フィルム基材を、MD方向およびTD方向に
ついてテンシロン型引張試験機を使用して、23℃、湿
度65%RH下で200mm/分の速度で引っ張り、破
断時の値を測定した。
【0046】<貼付性>幅25mm×長さ100mmの
再剥離性粘着フィルムを23℃、湿度65%RH下でポ
リスチレン系被着体に貼付し、その時の再剥離性粘着フ
ィルムにシワの発生や気泡の巻き込みを観察して、以下
の基準で評価した。 ○:シワの発生および気泡の巻き込みは全く認められな
い。 △:シワの発生はわずかにあるが、気泡の巻き込みはな
い。使用は可能。 ×:シワの発生および気泡の巻き込みもある。使用は不
可。
【0047】<耐浮き性>幅25mm×長さ100mm
の再剥離性粘着フィルムを23℃、湿度65%RH下で
ポリスチレン系被着体に貼付し、2kgローラーで8往
復加圧する。60℃、湿度90%RHで3日間放置後、
23℃、湿度65%RH下で該粘着フィルムの浮き具合
を観察して、以下の基準で評価した。 ○:浮きは全く認められない。 △:浮きは認められるが、端部から2mm以内 ×:端部から2mm以上の浮きが認められる
【0048】<再剥離性>幅25mm×長さ100mm
の再剥離性粘着フィルムを23℃、湿度65%RH下で
ポリスチレン系被着体に貼付し、2kgローラーで8往
復加圧する。60℃、湿度90%RHで3日間放置後、
23℃、湿度65%RH下で該粘着フィルムを手で剥が
して、その時のポリスチレン系フィルム基材の切断や被
着体への粘着剤残りを観察して、以下の基準で評価し
た。 ◎:基材の切断および粘着剤残りは全く認められない ○:基材の切断または伸びがあるが、粘着剤残りはな
い。使用は可能。 △:基材の切断または伸びはないが、若干の粘着剤残り
はある。使用は可能。 ×:基材の切断および粘着剤残りもあり。使用は不可。
【0049】<巻き取り適性>剥離シートに粘着剤を塗
工して乾燥後ポリスチレン系フィルム基材と貼り合わせ
た粘着シートを内径25.4mmの紙管に巻き取る。1
0回転巻き取った際に粘着剤と剥離シートとの浮き具合
を紙管の上方より観察して、以下の基準で評価した。 ○:粘着剤と剥離シートの間に浮きは全く認められない △:粘着剤と剥離シートの間に浮きが若干ある。使用は
可能。 ×:粘着剤と剥離シートの間に浮きがある。使用は不
可。
【0050】<カス上げ適性>長尺の剥離シートに粘着
剤を塗工して乾燥後、長尺のポリスチレン系フィルム基
材と貼り合わせ長尺の粘着シートを作製する。次に幅6
0mmに切断し長尺の粘着シートを作製する。ポリスチ
レン系フィルム基材面から粘着剤を通過して剥離シート
の直前までゼンマイ刃を使用して横50mm、横50m
mの正方形に長尺方向に連続的に打ち抜く。正方形と次
の正方形の間隔は10mmとする。粘着シートの正方形
を除く部分(以下カスと称す)のみを巻き上げる。その
時のカスの切断を観察し、以下の基準で評価した。 ○:カスに切断は全く認められない。 △:カスの一部に切断はあるが、巻き取ることができ
る。使用は可能。 ×:カスが切断する。使用は不可。
【0051】<総合評価>最終的に再剥離性粘着フィル
ムとしての使用判断は以下のとおりである。 ◎:使用に最も適している ○:使用に適している △:一部に不具合があるが、使用は可能である ×:使用は不可である
【0052】実施例および比較例の評価結果を表1に示
す。
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】本発明の再剥離性粘着フィルムは、ポリ
スチレン系被着体に貼付した際に、浮きの生じない接着
強度、巻き取り適正およびラベル化に際してのカス上げ
適性を満足し、被着体と同素材の基材を使用しているた
め再生利用の際は剥がす必要がなく、更に再利用の際は
容易に剥がすことができ粘着剤が残りにくい性能を有し
ているので、環境保全に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再剥離性粘着フィルムの構造を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1.アンカーコート層 2.ポリスチレンフィルム基材 3.粘着剤層 4.剥離シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA09 AA10 AA17 AB01 AB04 CA03 CC02 DB02 4J040 DB061 DF011 DF021 DF041 DF051 DF081 EB132 EC002 EF212 EF262 JA09 JB09 KA26 PA23 PA42

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリスチレン系フィルム基材と粘着剤層
    と剥離シートとを積層させた粘着フィルムにおいて、ポ
    リスチレン系被着体に対する経時接着力が剥離速度5m
    m/分で2.0〜4.0N/25mm、かつ剥離速度3
    00mm/分で8.0〜12.0N/25mmであるこ
    とを特徴とする再剥離性粘着フィルム。
  2. 【請求項2】 前記ポリスチレン系フィルム基材の引張
    破断強度が引張速度200mm/分で、MD方向で20
    MPa以上、かつTD方向で15MPa以上である請求
    項1記載の再剥離性粘着フィルム。
  3. 【請求項3】 前記ポリスチレン系フィルム基材の破断
    伸度が引張速度200mm/分で、MD方向およびTD
    方向ともに30〜60%である請求項1又は2記載の再
    剥離性粘着フィルム。
  4. 【請求項4】 前記ポリスチレン系フィルム基材の厚さ
    が50〜120μmである請求項1、2又は3記載の再
    剥離性粘着フィルム。
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