JP2003183602A - 装飾用粘着シート - Google Patents

装飾用粘着シート

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JP2003183602A JP2001383130A JP2001383130A JP2003183602A JP 2003183602 A JP2003183602 A JP 2003183602A JP 2001383130 A JP2001383130 A JP 2001383130A JP 2001383130 A JP2001383130 A JP 2001383130A JP 2003183602 A JP2003183602 A JP 2003183602A
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功弘 長尾
Toshiyuki Miyake
敏之 三宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着色フィルムを用いた装飾用粘着シートであ
っても、良好な彩度と隠蔽性を発現し、被着体の色柄の
影響が少ない均一な外観を有する装飾用粘着シートを提
供する。 【解決手段】 全光線透過率が3〜80%である着色フ
ィルムの片面に、粘着剤のベースポリマー100重量部
に対して3〜50重量部の白色顔料、及び白色顔料添加
量の0.3〜2重量%のアルミ金属片[好ましくは、L
*値(明度指数)が76以上]が含有されてなる粘着剤
が積層されてなる装飾用粘着シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋内外で使用される
装飾用粘着シートに関する。なお、本発明の装飾用粘着
シートには、装飾用粘着フィルム及び装飾用粘着テープ
も含まれるものとする。
【0002】
【従来の技術】装飾用粘着シートは製品の外観が非常に
重要視され、特に屋外装飾用の看板の場合、彩度の高い
色が好まれる傾向にある。従来、彩度の高い色目を発現
させる為には大きくわけて2種類の方法がある。ひとつ
は透明性を有するフィルム等の基材の片面に酸化チタン
等の白色顔料を混入した白色粘着剤層を設け、フィルム
内を通過した光が白色粘着剤層で反射することを利用し
て彩度を向上させる方法(特開平5−108011号公
報参照)である。いまひとつは、透明性を有するフィル
ム等の基材に白色フィルムを積層し、透明性フィルム内
を通過した光が白色フィルム層で反射することを利用し
て彩度を向上させる方法であり、これら2つの方法は共
に装飾用粘着シートに多用されている。
【0003】しかし、前者の白色粘着剤層を設ける方法
では、通常、粘着剤の物性を損なわない範囲での白色顔
料の添加量に限界があるため、装飾用粘着シートの使用
時に被着体の色柄の隠蔽性が不充分となり易い問題があ
った。後者のようにフィルムを複層化して、彩度と隠蔽
性を両立させるようとする方法では、製造工程が複雑に
なるとともにコストが高くなる問題があり、さらに、複
層化することによってフィルムの厚みが厚くなるため、
施工性が低下したり、製品をロール状で保管した際にフ
ィルムの浮きが発生し外観異常となる問題があった。
【0004】また、粘着剤層の隠蔽性を向上させる方法
としては、特開昭58−57945号公報に、透明粘着
剤液にアルミ金属片と、クロムエロー、カーボンブラッ
ク等の無機顔料や、アゾ系、キノリン系等の有機顔料な
ど各種色調の顔料とを混合させた混合粘着剤を透明又は
半透明プラスチックフィルム基材の片面に塗布乾燥して
用いる方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法の場合、本発明者等の検討によれば、透明又は半透明
フィルムを着色して用いる場合には、上記混合粘着剤が
彩度を低下させる方向に悪影響し所望の色目を発現させ
ることが難しくなるという問題があった。本発明の目的
は、上記従来の装飾用粘着シートの問題点に鑑み、着色
フィルムを用いた装飾用粘着シートであっても、良好な
彩度と隠蔽性を発現し、被着体の色柄の影響が少ない装
飾用粘着シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の装飾用粘
着シートは、全光線透過率が3〜80%である着色フィ
ルムの片面に、粘着剤のベースポリマー100重量部に
対して3〜50重量部の白色顔料、及び白色顔料添加量
の0.3〜2重量%のアルミ金属片が含有されてなる粘
着剤が積層されてなることを特徴とする。請求項2記載
の装飾用粘着シートは、請求項1記載の装飾用粘着シー
トであって、アルミ金属片のL*値(明度指数)が76
以上であることを特徴とする。
【0007】以下に本発明をさらに詳細に説明する。本
発明においては、全光線透過率が3〜80%である着色
フィルムが用いられる。上記着色フィルムの全光線透過
率が3%未満の場合は、白色顔料及びアルミ金属片が含
有された粘着剤層での反射光が充分には得られず、彩度
が向上し難くなる。また、全光線透過率が80%を越え
る場合は、白色顔料及びアルミ金属片が含有された粘着
剤層での反射光が強くなり過ぎて、色目が白っぽくなり
過ぎることがある。
【0008】上記着色フィルムの着色に用いられる顔料
としては特に限定されず、従来着色用として用いられる
各種顔料が用いられる。
【0009】上記着色フィルムの成形方法としては、特
に限定されず、例えば、カレンダー成形されたフィルム
や、キャスティング成形されたフィルムを使用すること
ができる。
【0010】上記着色フィルムの厚みとしては、特に限
定されないが、40〜120μmの厚みのものが実用上
好ましい。厚みが40μm未満の場合、薄すぎて引っ張
り強度が弱く作業性が悪くなることがある。また、厚み
が120μmを越える場合はフィルムが堅くなり過ぎ
て、この場合も作業性に問題がでてくることがある。
【0011】上記着色フィルムの材料としては特に限定
されず、例えば、軟質塩化ビニル樹脂フィルム、アクリ
ル系樹脂フィルム、ポリエステル系樹脂フィルム(好ま
しくはポリエチレンテレフタレート系樹脂フィルム)、
ポリウレタン系樹脂フィルムなどが挙げられるが、中で
も軟質塩化ビニル樹脂フィルムが使用されることが、フ
ィルムの硬さ、施工性及びコストの点で好ましい。
【0012】上記軟質塩化ビニル樹脂フィルムに用いら
れる塩化ビニル樹脂としては、特に限定されないが、例
えば、エマルジョン又はマイクロサスペンションによっ
て重合され、粒子径0.3〜5.0μm、重合度100
0〜5000のものが好ましい。
【0013】上記軟質塩化ビニル樹脂フィルムの成形方
法としては、特に限定されず、塩化ビニル樹脂、可塑
剤、顔料、溶剤の他、必要に応じ、熱安定剤や増量剤、
紫外線吸収剤等が配合されたゾル状の組成物(以下オル
ガノゾルという場合がある)を、例えば、工程紙面上に
流延し、乾燥して成形するキャスティング成形などの方
法が用いられる。
【0014】上記可塑剤としては、特に限定されず、例
えば、リン酸トリブチル、リン酸トリ−2−エチルへキ
シル、リン酸トリフェニル等のリン酸系可塑剤、フタル
酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ−2−エチ
ルヘキシル、フタル酸ジイソノニル等のフタル酸系可塑
剤、アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジ−n−ヘキシ
ル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、アジピン酸ジ
イソノニル等のアジピン酸系可塑剤やポリエステル系可
塑剤等が挙げられる。
【0015】上記顔料としては、特に限定されず、例え
ば、レーキレッドC、ハンザイエロー等のアゾ系顔料、
フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等のフ
タロシアニン系顔料、インダスレンブルー、ペリレンオ
レンジ等のスレン系顔料、ローダミンレーキ、エオシン
レーキ等の染料レーキ顔料、キナクリドンレッド、キナ
クリドンマゼンタ、ジオキサンバイオレット、カドミニ
ウムイエロー、クロムバーミリオン、カーボンブラッ
ク、酸化チタン等が挙げられる。
【0016】上記溶剤としては、特に限定されないが、
一般的には、常温で塩化ビニル樹脂をわずかに膨潤し分
散を助長する分散溶媒と、 塩化ビニル樹脂に対して不
溶性でゾル状の組成物の粘度を下げ分散溶媒の膨潤性を
抑制するための希釈溶媒とが混合されて用いられる。ま
た、工業的な採算性を考慮して石油留分からなる混合溶
媒が用いられてもよい。
【0017】上記分散溶媒としては、例えば、DIBK
(ジイソブチルケトン)、MIBK(イソブチルメチル
ケトン)などのケトン系、酢酸ブチル等のエステル系、
グリコールエーテル類などの溶媒が挙げられ、上記希釈
溶媒としてはパラフィン系、ナフテン系炭化水素、芳香
族炭化水素、テルペンなどの溶媒が挙げられる。また、
上記石油留分からなる混合溶媒としては、例えば、エク
ソン化学社製「ソルベッソ」、「エクソール」、「アイ
ソパー」などが挙げられる。
【0018】上記熱安定剤としては、例えば、エポキシ
化大豆油、エポキシ化アマニ油等のエポキシ化植物油、
エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化テトラヒドロフ
タレート等のエポキシ化脂環式化合物、ビスフェノール
Aジグリシジルエーテル、エポキシ化ポリブタジエンの
他、トリブチルホスファイト、トリイソオクチルホスフ
ァイト、等の有機系安定剤、Ba/Zn系安定剤、Ba
/Pb系安定剤、Ca/Zn系安定剤等の金属系安定剤
が挙げられる。中でもエポキシ化大豆油は熱安定剤の
他、可塑剤としての作用も兼ね備えている点で、特にカ
レンダー成形において好適に用いられる。
【0019】上記増量剤としては、例えば、炭酸カルシ
ウム、タルク(好ましくは、塩素性ケイ酸マグネシウ
ム)、カオリン(ケイ酸アルミニウム)、シリカ等が挙げ
られる。上記紫外線吸収剤としては、例えば、サリチレ
ート系、O−ヒドロキシベンゾフェノン系、O−ヒドロ
キシフェニルベンゾトリアゾール系のものが挙げられ、
これらを高分子量化させたものは経時での安定性にも優
れている点で好ましい。
【0020】本発明に用いられる粘着剤のベースポリマ
ーとしては、特に限定されず、例えば、ゴム系、アクリ
ル系、シリコーン系等の汎用の粘着剤のベースポリマー
が挙げられが、耐候性とコストの面を考慮するとアクリ
ル系の粘着剤のベースポリマーであることが好ましい。
【0021】上記粘着剤のベースポリマーには、必要に
応じて硬化剤が配合されたものであってもよい。また、
耐候性をさらに向上させるためには上記粘着剤のベース
ポリマーに紫外線吸収剤が配合されたものであることが
好ましく、紫外線吸収剤の添加部数としては粘着剤のベ
ースポリマー100重量部に対して1〜6重量部である
ことが好ましい。
【0022】本発明において用いられる粘着剤は、上記
粘着剤のベースポリマー100重量部に対して3〜50
重量部の白色顔料、及び白色顔料添加量の0.3〜2重
量%のアルミ金属片が含有されたものであることが必要
である。上記白色顔料の添加量が3重量部未満である
と、被着体の色柄の隠蔽性が不充分で彩度の発現が困難
となり易く、添加量が50重量部を越えると粘着物性が
悪化し易い。上記白色顔料としては、本発明の効果を損
なわないものであれば特に限定されず、例えば、酸化チ
タン、亜鉛華、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム等が
挙げられる。中でも着色力や隠蔽性の点で酸化チタンが
好ましい。
【0023】上記アルミ金属片の含有量は、少なすぎる
と隠蔽性向上の効果が発揮され難くなり、多すぎると粘
着剤層の白色が濁った色になり彩度が向上し難くなるの
で、白色顔料添加量の0.3〜2重量%とされる。
【0024】また、上記アルミ金属片は、粘着剤の白色
度に殆ど影響を与えずに隠蔽性を向上させるために用い
られるものであり、L*値(明度指数)が76以上であ
るものを使用することが好ましい。なお、L*値(明度
指数)とはCIE(国際照明委員会)1976表色系に
よるものである。上記L*値(明度指数)が76に満た
ない場合は、隠蔽性は向上するものの、粘着剤層の白色
が濁った色になり彩度が向上し難くなることがある。
【0025】上記アルミ金属片の粒径やアスペクト比に
関しては、粘着剤の物性に影響を与えないものであれば
特に限定されず、通常、平均粒径は5〜35μm程度と
される。
【0026】一般的にアルミ金属片は、粘着剤中に分散
含有させる必要性から、溶剤が添加混合されてアルミペ
ーストの形態で用いられ、この場合、粘着剤への影響な
どを考慮すると石油留分等の高沸点溶剤ではなく、トル
エン等の低沸点溶剤を用いたものが好ましい。尚、上記
アルミ金属片には、本発明の効果を損なわない限りその
他の着色剤や増量剤などが添加されたものであってもよ
く、また、アルミ金属片はその表面に各種処理が施され
たものであってもよい。
【0027】本発明の装飾用粘着シートを製造する方法
としては、特に限定されないが、離型紙上に粘着剤を塗
工し乾燥炉で溶剤を蒸発させ粘着剤層を形成した後に、
着色フィルムをラミネートする方法が一般的である。上
記粘着剤層の厚みとしては、特に限定されないが、20
〜50μmであることが好ましい。厚みが20μm未満
では粘着物性が充分に発揮できない可能性があり、50
μmを越えると隠蔽性は向上するもののコストが高くな
るとともに生産性が悪くなることがある。
【0028】(作用)本発明の装飾用粘着シートは、全
光線透過率が3〜80%である着色フィルムの片面に、
特定量の白色顔料及びアルミ金属片が含有された粘着剤
が積層されてなるものであるので、作用機構は必ずしも
明らかではないが、着色フィルム内を通過した光が粘着
剤層で反射する際に、明度の高いアルミ金属片の使用に
よって粘着剤層の白色度を下げることなく隠蔽性が発現
されるため、彩度が低下することなく良好な色目を発現
させることができるものと考えられる。上記アルミ金属
片のL*値(明度指数)が76以上であると、上記効果
はさらに確実なものとなる。
【0029】
【実施例】以下に実施例および比較例を示すことによ
り、本発明を具体的に説明する。尚、本発明は下記実施
例のみに限定されるものではない。
【0030】(実施例1〜4、比較例1〜3) 1.着色フィルム(軟質塩化ビニル系樹脂フィルム)の
作製 塩化ビニル樹脂(鐘淵化学社製「PSH−10」)10
0重量部、ポリエステル系可塑剤(旭電化社製「P−3
00」)30重量部、黄色顔料(大日精化社製「VT−
6420」)4重量部、熱安定剤(旭電化社製「MAR
K AR551」)5重量部、及び紫外線吸収剤(住友
化学社製「スミソープ140」)1重量部からなる樹脂
組成物を石油流分からなる混合溶媒(エクソン化学社製
「ソルベッソ100」)60重量部中に分散させ、得ら
れた塩化ビニル樹脂オルガノゾルをキャスティング法に
よって成形し、全光線透過率が50%である厚み50μ
mの着色フィルムを得た。
【0031】2.白色粘着剤溶液の作製 アクリル系粘着剤のベースポリマー(総研化学社製「S
K1335」、固形分35重量%)100重量部に対し
て、硬化剤(総研化学社製「M−5A」)5重量部を加
え、更に表1に示す重量部数の白色顔料とペースト状の
アルミ金属片とを添加し、ディゾルバーで攪拌し白色粘
着剤溶液を得た。
【0032】3.装飾用粘着シートの作製 上記により得られた白色粘着剤溶液を、上質紙の両面に
ポリエチレンフィルムをラミネートした離型紙上に塗工
し乾燥して、厚さ30μmの粘着剤層とした後、この粘
着剤層と上記により得られた着色フィルム(軟質塩化ビ
ニル系樹脂フィルム)とを40℃の加熱下でラミネート
して、離型紙付き装飾用粘着シートを得た。
【0033】上記実施例及び比較例について以下の評価
を行った。 <白色度>得られた離型紙付き装飾用粘着シートの離型
紙を剥がして、粘着剤層表面の白色度をJIS Z 8
715の方法で測定した。 <隠蔽性>上記実施例及び比較例において作製された粘
着剤層の単層について、全光線透過率をJIS K 7
105の方法で測定した。 <外観評価1>上記実施例及び比較例において、粘着剤
層と着色フィルム(軟質塩化ビニル系樹脂フィルム)と
をラミネートする際に、ラミネート前後の着色フィルム
表面における彩度の変化を目視観察し、以下の基準で評
価した。 ○:彩度向上 △:変化無し ×:彩度低下 <外観評価2>得られた離型紙付き装飾用粘着シートの
離型紙を剥がして、黒色フィルム上に貼付し、装飾用粘
着シートの着色フィルム表面における色目の変化を目視
観察し、以下の基準で評価した。 ○:色目変化なし △:下地(黒色フィルム)の影響により若干色目が変化 ×:下地(黒色フィルム)の影響により大きく色目が変
【0034】
【表1】
【0035】表1から明らかなように、本発明の実施例
においては、良好な白色度と隠蔽性を発現し、彩度が向
上するとともに下地材の影響が少ない優れた外観を有す
ることが判明した。
【0036】
【発明の効果】本発明の装飾用粘着シートは、全光線透
過率が3〜80%である着色フィルムの片面に、特定量
の白色顔料及びアルミ金属片が含有された粘着剤が積層
されてなるものであるので、着色フィルムを用いた装飾
用粘着シートであっても、良好な彩度と隠蔽性を発現
し、被着体の色柄の影響が少ないので均一な外観を有す
る装飾用粘着シートを提供することができる。このこと
から、本発明の装飾用粘着シートは、従来のように彩度
向上のためにフィルムを複層化する必要がなく、得られ
るシートの厚みが薄くできるので、施工性が良好なもの
となり、また、製造工程が簡便でコスト的にも安価な装
飾用粘着シートを提供することが可能となる。上記アル
ミ金属片のL*値(明度指数)が76以上であると、上
記効果はさらに確実なものとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 11/00 C09J 11/00 201/00 201/00 Fターム(参考) 4F100 AB10B AK01A AK01B AK15 AK25 AL05B BA02 CA13B CB05B DE05B GB07 HB00A JL10A JL13B JN02 JN08A JN21 4J004 AA18 AA19 AB01 4J040 HA066 JA09 JB09 KA35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全光線透過率が3〜80%である着色フ
    ィルムの片面に、粘着剤のベースポリマー100重量部
    に対して3〜50重量部の白色顔料、及び白色顔料添加
    量の0.3〜2重量%のアルミ金属片が含有されてなる
    粘着剤が積層されてなることを特徴とする装飾用粘着シ
    ート。
  2. 【請求項2】 アルミ金属片のL*値(明度指数)が7
    6以上であることを特徴とする請求項1記載の装飾用粘
    着シート。
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