JP2003174382A - 通信装置、通信システム、および通信中継装置 - Google Patents

通信装置、通信システム、および通信中継装置

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JP2003174382A
JP2003174382A JP2001374551A JP2001374551A JP2003174382A JP 2003174382 A JP2003174382 A JP 2003174382A JP 2001374551 A JP2001374551 A JP 2001374551A JP 2001374551 A JP2001374551 A JP 2001374551A JP 2003174382 A JP2003174382 A JP 2003174382A
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wireless communication
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憲司 金山
Toshihiro Suzuki
俊宏 鈴木
Makoto Tochihara
誠 栃原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信処理能力を落とすことなく、通信装置に
おける全体的な消費電力を大幅に低減することが可能な
通信装置を提供する。 【解決手段】 通信子機2aは、RF信号による通信処
理を行う無線通信部9a、赤外線を通信媒体として通信
起動信号を送信する通信起動信号送信部10a、および
通信起動信号を受信する通信起動信号受信部11aを備
える。待機状態においては、通信起動信号受信部11a
にのみ電力が供給される。そして、通信起動信号受信部
11aにおいて通信起動信号が受信されると、無線通信
部9aに電力供給が開始され、以降無線通信部によって
通信処理が行われる。通信処理が終了すると、無線通信
部9aに対する電力供給が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数のセン
サが通信ネットワークによって接続されたセンサ通信シ
ステム、およびこのシステムにおいて用いられる通信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、我々の生活空間等には、車両盗難
監視、屋内侵入監視、火災監視等の目的に応じた多種、
多様なセンサが数多く設置されている。これらのセンサ
は、それぞれの目的に応じて様々な箇所に設置されるこ
とになる。そして、各センサからの検知結果は、通信ネ
ットワークを介して管理サーバに伝送され、管理サーバ
において警報の発令指示などが行われる。また、この管
理サーバが、さらに広域の通信ネットワークを介して、
例えば警備会社に設置された中央管理サーバに接続され
たシステムも存在している。このようなシステムの場
合、各管理サーバから送信されてくる情報によって、警
備会社において各センサによるセンシング状況を把握す
ることが可能となっている。
【0003】ここで、従来のセンサ通信システムの構成
について、図7を参照しながら以下に説明する。同図に
示すように、従来のセンサ通信システム51は、複数の
センサ部55…が、通信ネットワーク54を介して管理
サーバ56に接続された構成となっている。そして、各
センサ部55は、通信子機52を介して通信ネットワー
ク54に接続されているとともに、管理サーバ56は、
通信親機53を介して通信ネットワーク54に接続され
ている。
【0004】通信ネットワーク54としては、たとえば
無線LANやBluetooth(登録商標)などの無
線通信ネットワークを想定している。これは、上記のよ
うに、各センサ部55は、センシング対象に応じて様々
な箇所に設置されるものであるので、有線配線を設ける
ことが困難である場合も多いからである。また、同様の
理由により、センサ部55および通信子機52は、AC
電源による電力供給ではなく、電池による電力供給とな
っている。
【0005】以上より、通信子機52は、電池57と、
RF通信を行う無線通信部58とを備えた構成となって
いる。また、通信親機53は、RF通信を行う無線通信
部59と、AC電源60とを備えた構成となっている。
この通信親機53および管理サーバ56は、基本的には
設置箇所は自由であるので、AC電源からの電力供給が
可能な位置に配置すればよい。
【0006】以上のような構成のセンサ通信システム5
1における動作は次のようになる。センサ部55が何ら
かの異常を検知すると、この検知内容が通信子機52を
介して検知信号として通信親機53に向けて送信され
る。そして、この検知信号が通信ネットワーク54を介
して通信親機53における無線通信部59において受信
され、検知内容が管理サーバ56に通知される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、通信子
機52は、電池57によって駆動される構成となってい
る。したがって、電池57の寿命を長くするためには、
通信子機52における低消費電力化を考慮する必要があ
る。しかしながら、RF通信を行う無線通信部58は、
比較的消費電力が大きい部材であり、これを常時駆動状
態とさせておくと、電池57の寿命を短くする大きな要
因となる。
【0008】そこで、センサ部55が何らかの異常を検
知し、この検知信号が通信子機52に入力された時にの
み、無線通信部58に電源を投入して通信動作を行う構
成が考えられる。すなわち、通信子機52では、センサ
部55からの検知信号を受信する検知信号受信部(図示
せず)にのみ電力を供給しておき、検知信号を受信し、
これを管理サーバ56に対して送信する必要がある時に
のみ無線通信部58に電力供給を開始するようにしてお
く。これにより、通信子機52における消費電力を大幅
に低減することができる。
【0009】しかしながら、通信子機52を上記のよう
な構成とした場合、通信子機52から通信親機53への
通信動作は可能であるが、逆方向の通信動作、すなわ
ち、通信親機53が通信子機52へ通信を行いたい場合
に、これに対応することができないという問題がある。
このような場合としては、管理サーバ56が、センサ部
55に対して通信を行いたい場合、例えば管理サーバ5
6が、センサ部55における動作に関する各種パラメー
タの変更を行いたい場合などが考えられる。この場合、
通信親機53から通信子機52に対して通信を行おうと
しても、通信子機52における無線通信部58は、セン
サ部55からの検知信号を受信している時以外には電源
が入っていない状態であるので、通信親機53からの通
信要求を認識することができないことになる。
【0010】また、同様の理由により、通信子機52間
の通信も行えないという問題がある。これは、例えばあ
るセンサ部55が赤外線などによる侵入検出センサであ
り、他のセンサ部55が監視カメラであるような場合
に、侵入検出センサで異常を検出した際に、この検出信
号を監視カメラに送信することによって、監視カメラの
撮影動作を開始させるような処理を行うシステムを構築
することができないことになる。
【0011】さらに、上記の構成では、通信親機53は
AC電源による電力供給が行われる構成としているが、
通信親機53も電池による電力供給が行われる構成とし
た方が、通信親機53の設置可能箇所の自由度を増大さ
せることが可能である。しかしながら、通信親機53を
電池駆動にすると、やはり電池の寿命の問題が生じるこ
とになり、必要な時にのみ無線通信部59に電力供給す
るような構成とすることが好ましいが、通信親機53
は、通信子機52からの通信要求を常に受け付けること
が可能となっている必要がある。したがって、現実的に
はAC電源によって電力供給を行う構成とせざるを得
ず、通信親機53の設置箇所は制限されることになる。
【0012】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、通信処理能力を落とすこと
なく、通信装置における全体的な消費電力を大幅に低減
することが可能な通信装置および通信システムを提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明に係る通信装置は、無線による通信処理を
行う無線通信部を備えた通信装置であって、無線の伝送
媒体によって外部の通信装置から通信起動信号を受信す
る通信起動信号受信部と、上記無線通信部および上記通
信起動信号受信部に対して電力を供給する電源部とを備
え、上記通信起動信号受信部における待機消費電力が、
上記無線通信部における待機消費電力よりも低いもので
あり、上記電源部が、待機状態においては、上記通信起
動信号受信部に対してのみ電力を供給し、該通信起動信
号受信部において通信起動信号が受信された場合に、上
記無線通信部に対して電力を供給し、該無線通信部によ
る通信処理が終了した後に、該無線通信部に対する電力
供給を停止することを特徴としている。
【0014】上記の構成では、実際の通信処理を行う無
線通信部と、通信起動信号の受信処理を行う通信起動信
号受信部とが備えられている。ここで、通信起動信号受
信部は、無線通信部と比較して、その待機消費電力が低
いものとなっている。そして、待機状態においては、通
信起動信号受信部にのみ電源部から電力供給されるよう
になっている。したがって、待機状態においても無線通
信部に電力を供給する構成と比較して、待機消費電力を
低減することができる。
【0015】また、外部から無線の伝送媒体によって通
信起動信号が受信された場合には、無線通信部に対する
電力供給が開始され、無線通信部による通信処理を行う
ことが可能となっている。すなわち、消費電力は比較的
高いが、より確実かつ高速であるとともに、より汎用性
の高い無線通信部によって実際の通信処理を行うことが
可能となる。
【0016】したがって、上記の構成によれば、通信時
のみ無線通信部に電力を供給し、待機時には低消費電力
の通信起動信号受信部にのみ電力を供給するようになっ
ているので、通信処理能力を落とすことなく、通信装置
における全体的な消費電力を大幅に低減することが可能
となる。
【0017】また、本発明に係る通信装置は、上記の構
成において、無線の通信媒体によって外部の通信装置に
対して上記通信起動信号を送信する通信起動信号送信部
をさらに備え、外部の通信装置に対して通信処理を開始
する際には、まず上記通信起動信号送信部から通信起動
信号を送信し、上記無線通信部に対して上記電源部から
電力供給を開始した後に、該無線通信部による通信処理
を行う構成としてもよい。
【0018】上記の構成によれば、まず通信起動信号を
送信することによって、通信先の通信装置における通信
起動信号受信部でこの通信起動信号を受信させ、通信先
の無線通信部に対して電力の供給を開始させる。そし
て、自機においても無線通信部に対して電力の供給を開
始させ、その後は無線通信部による通信処理が可能とな
る。すなわち、通信を開始したい場合には、通信起動信
号を送信することによって通信先の無線通信部を起動さ
せることが可能となるので、上記のような構成を有する
通信装置であれば、任意の通信装置から任意の通信装置
に対して通信要求を行うことが可能となる。
【0019】また、本発明に係る通信装置は、上記の構
成において、上記無線通信部がRF(Radio Frequency)
信号による通信を行い、上記通信起動信号の伝送媒体が
光である構成としてもよい。
【0020】無線通信部が、RF信号によって通信を行
う場合には、例えば特定小電力無線通信システムや無線
LANなどによって通信を行うことが可能となる。この
ような無線LANなどによる通信は、比較的信頼性が高
く、また高速通信が可能である。また、上記無線LAN
としては、IEEE802.11規格に準拠する無線L
ANなどを採用してもよく、このような規格に対応する
ものとすれば、汎用性が高く、様々な通信機器と通信が
可能となる。
【0021】一方、通信起動信号の伝送媒体が光である
場合には、通信起動信号受信部における待機消費電力を
著しく低減することができる。具体的には、RF信号に
よる通信を行う無線通信部の待機消費電力が数mA〜数
10mA程度である一方、伝送媒体が光である通信起動
信号受信部の待機消費電力は数10μA〜数100μA
程度となる。
【0022】また、本発明に係る通信装置は、上記の構
成において、当該通信装置によって通信動作を行う外部
装置からトリガー信号を受信する外部トリガー受信部を
さらに備え、上記外部トリガー受信部が上記外部装置か
ら上記トリガー信号を受信した場合に、上記通信起動信
号送信部および上記無線通信部に対して上記電源部から
電力が供給され、上記通信起動信号送信部から起動信号
が送信された後に、上記無線通信部によって上記外部装
置からの通信動作が行われる構成としてもよい。
【0023】上記の構成によれば、外部トリガー受信部
によって外部装置からトリガー信号を受信し、これをき
っかけに通信起動信号の送信処理を行うことが可能とな
る。すなわち、外部装置からの通信要求に応じて通信動
作を開始することが可能となる。
【0024】また、本発明に係る通信装置は、上記の構
成において、上記電源部が電池である構成としてもよ
い。
【0025】上記の構成では、電池によって通信装置内
の各部に対する電力供給が行われるようになる。なお、
本発明の構成によれば、消費電力を著しく低減すること
が可能であるので、電源部を電池によって構成したとし
ても、電池の寿命を長くすることができるので、電池の
交換や充電などのメンテナンスを行う頻度は少なくて済
み、メンテナンス性の悪化を招くことはない。すなわ
ち、上記の構成によれば、通信機能に関してワイヤレス
化が実現できるのみならず、電力供給機能に関してもワ
イヤレス化が実現できる。すなわち、上記の構成によれ
ば、通信装置のフルワイヤレス化を実現することが可能
となる。
【0026】また、本発明に係る通信装置は、上記の構
成において、上記外部装置が、任意の現象を検知し、そ
の検知結果を電気信号に変換して検知信号を出力するセ
ンサ部である構成としてもよい。
【0027】上記の構成によれば、センサ部によって何
らかの現象が検知された場合に、当該通信装置に対して
トリガー信号を送信するように設定しておくことによっ
て、センサ部における検知結果を当該通信装置から即座
に外部に通信することが可能となる。
【0028】また、本発明に係る通信システムは、上記
本発明に係る通信装置を複数備え、上記通信装置同士の
間で、通信起動信号の送受信および無線通信部による通
信処理が行われることを特徴としている。
【0029】上記の構成によれば、各通信装置において
は、上記のように、通信起動信号の送受信および無線通
信部による通信動作は全て無線による通信が行われるこ
とになる。また、各通信装置は、消費電力が小さいこと
を利用して電池駆動のものとすることが可能である。し
たがって、このような通信装置による通信ネットワーク
を構築することによって、通信機能および電力供給機能
の両方に関してフルワイヤレスな通信システムを構築す
ることが可能となる。よって、各通信装置の設置場所の
自由度が高くなるので、このような通信システムの導入
を容易に行うことが可能となる。
【0030】また、本発明に係る通信システムは、上記
の構成において、上記複数の通信装置のうちの少なくと
も1つが通信親機として機能し、それ以外の通信装置が
通信子機として機能するとともに、上記通信親機におけ
る上記通信起動信号送信部から上記通信起動信号が送信
されると、上記通信子機における上記通信起動信号受信
部において該通信起動信号が受信される構成としてもよ
い。
【0031】上記の構成では、当該通信システムに含ま
れる通信装置が、通信親機として機能するものと、通信
子機として機能するものとに分類されていることにな
る。このようなシステムは、例えば通信親機が通信シス
テムを管理する管理サーバなどの通信装置として機能す
る場合などに採用される形態である。このようなシステ
ムにおいて、上記のような構成とすれば、通信親機から
通信子機に対して通信動作を起動させることが可能とな
る。すなわち、上記の例で言えば、管理サーバから各通
信子機に接続されている機器に対して動作制御などを行
いたい場合にも対応することが可能となる。
【0032】また、本発明に係る通信システムは、上記
の構成において、任意の現象を検知し、その検知結果を
電気信号に変換して検知信号を出力するセンサ部と、上
記センサ部による検知結果を管理する管理サーバとをさ
らに備え、少なくとも1つの上記通信装置に、該通信装
置によって通信動作を行う上記センサ部が接続されると
ともに、少なくとも1つの上記通信装置に、該通信装置
によって通信動作を行う上記管理サーバが接続される構
成としてもよい。
【0033】上記の構成によれば、センサ部において何
らかの現象が検知された場合に、この検知結果を、通信
装置によるネットワークによって管理サーバに送信する
ことが可能となる。すなわち、例えば、各センサ部なら
びに各通信装置が、通信機能および電力供給機能ともに
ワイヤレスなシステムとすれば、各センサ部および通信
装置を、配線などを気にすることなく自由に設置するこ
とが可能なセンサ通信システムを構築することが可能と
なる。
【0034】また、本発明に係る信号中継装置は、上記
本発明に係る通信システムにおいて、通信起動信号の中
継処理を行うことを特徴としている。
【0035】上記の構成によれば、通信起動信号の送受
信を中継する中継装置を設けることによって、各通信装
置同士が直接通信できないような環境であっても、通信
起動信号の通信を実現することが可能となる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図6に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0037】本実施形態に係るセンサ通信システム(通
信システム)1は、図1のブロック図に示すような構成
となっている。すなわち、このセンサ通信システム1
は、通信子機(通信装置)2a・2b、通信親機(通信
装置)3、無線通信ネットワーク4、通信起動信号ネッ
トワーク5、センサ部6a・6b、および管理サーバ7
を備えた構成となっている。以下に、これらの各構成に
ついて詳細に説明する。
【0038】センサ6a・6bは、周囲の異常を検知
し、検知結果を検知信号として出力するものである。セ
ンサ部6a・6bは、通常、特定の目的、例えば車両盗
難監視、屋内侵入監視、火災監視等の目的に応じて選択
され、その目的に応じた適切な場所に設置される。この
ようなセンサの一例を挙げると、次の通りである。
【0039】人体等を検知するものとしては、光電セン
サ、ビームセンサ、超音波センサ、赤外線センサ等があ
る。物体の動きや破壊等を検知するものとしては、振動
センサ、加速度センサ(3Dセンサ)等がある。音を検
知するものとしては、マイクロホン、音感センサ、音響
センサ等がある。映像を検知するものとしては、ビデオ
カメラ等がある。火災等を検知するものとしては、温度
センサ、煙センサ、湿度センサ等がある。車両等に搭載
されるものとしては、GPS(Global Positioning Sys
tem)、加速度センサ、ワイパON/OFFセンサ、振
動センサ、傾斜センサ等がある。室内に設置されるもの
としては、照明ON/OFFセンサ、水漏れセンサ等が
ある。屋外に設置されるものとしては、雨量計、風速
計、温度計等がある。これら以外にも、静電容量レベル
センサ、静電容量浸入センサ、電流センサ、電圧セン
サ、ドアの開閉を検知するリードスイッチ、時刻を検知
する時計等、多種多様なものがある。
【0040】このように、センサ部6a・6bは、一般
に「センサ」と呼ばれるものに限られておらず、現象を
検知してその検知結果を電気信号に変換するなどして検
知信号を出力することができるあらゆる機器を含んでい
る。
【0041】また、センサ部6a・6bは能動型センサ
であってもよい。能動型センサとは、状況の変化に応じ
てセンシング機能を変化させることが可能なセンサのこ
とである。この能動型センサの例としては、監視カメラ
によるセンサが挙げられる。この能動型監視カメラは、
撮像管、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子あ
るいはCMOS撮像素子などによって構成される撮像部
以外に、ズーム機能やオートフォーカス機能等を備え、
自動的に、あるいは管理サーバ7からの制御信号により
動作可能なものをいう。このような能動型センサでは、
現象に応じてより的確な検知を行うことができる。
【0042】さらに、センサ部6a・6bは自律型セン
サであってもよい。ここでは、自律型センサとは、その
センサ自身に関する情報(センサ情報)ならびに検知結
果を、管理サーバ7に対して、例えば周期的に報知する
ものをいう。センサ情報とは、例えばそのセンサの種類
(検知できる内容等を含む)および配置(位置、設置場
所)の情報である。
【0043】センサは車両等の移動体に取り付けられる
場合もある。センサが移動すると、そのセンサでの検知
結果により得られる情報は変化し得る。例えば、センサ
として車両に取り付けられた温度計を考えると、そのセ
ンサで気温を検知する場合、車両の位置、つまりセンサ
の位置によって検知結果がどの地点での気温を表してい
るかが異なることになる。このような場合に自律型セン
サを用いると、常にどの地点での気温を検知しているか
を認識することができる。
【0044】本実施形態では、一例として、センサ部6
aを、赤外線を利用した侵入検知センサであるものと
し、センサ部6bを、監視カメラであるものとする。な
お、この例はあくまで一例であり、センサ部6a・6b
としては、上記した各種センサのどれを用いても構わな
い。また、図1では、センサ部としては6aおよび6b
で示す構成しか示していないが、実際にはさらに多数の
センサ部が備えられていても構わない。
【0045】管理サーバ7は、センサ部6a・6bにお
いて検知された結果を無線通信ネットワーク4を介して
受信するとともに、センサ部6a・6bの動作を制御す
る信号をセンサ部6a・6bに対して送信する処理を行
うものである。すなわち、管理サーバ7は、センサ通信
システム1を統括管理するためのものである。管理サー
バ7における処理としては、例えば、センサ部6a・6
bから受信した検知結果の保存処理や、異常発生時の警
報の発動処理ならびに連絡処理や、センサ部6a・6b
に対する動作制御指示処理などが挙げられる。また、管
理サーバ7は、さらに広域の通信ネットワークを介し
て、例えば警備会社に設置された中央管理サーバに接続
されていてもよい。このような構成とした場合、警備会
社側で、各管理サーバから送信されてくる情報によっ
て、各センサ部によるセンシング状況を把握することが
可能となり、例えば留守中の警備などが可能となる。
【0046】通信子機2a・2bは、それぞれセンサ部
6a・6bに接続されているとともに、無線通信ネット
ワーク4および通信起動信号ネットワーク5にも接続さ
れている。すなわち、通信子機2a・2bは、センサ部
6a・6bの通信インターフェースとして機能するブロ
ックである。この通信子機2a・2bは、それぞれ電池
8a・8b、無線通信部9a・9b、通信起動信号送信
部10a・10b、および通信起動信号受信部11a・
11bを備えた構成となっている。なお、以降、通信子
機2a・2bを区別して説明する必要のない場合には、
通信子機2と称することにし、また、電池8a・8b、
無線通信部9a・9b、通信起動信号送信部10a・1
0b、および通信起動信号受信部11a・11bも、そ
れぞれ電池8、無線通信部9、通信起動信号送信部1
0、および通信起動信号受信部11と称することにす
る。
【0047】電池8は、通信子機2内の各構成に対して
電力を供給するものであり、例えばニッケル・水素蓄電
池などの2次電池が用いられる。なお、この電池8とし
ては、充電が不可能な使いきり型の電池を用いてもかま
わない。具体的には、電池8は、無線通信部9、通信起
動信号送信部10、および通信起動信号受信部11に対
して電力を供給するようになっている。なお、詳細は後
述するが、通常時には、電池8は通信起動信号受信部1
1にのみ電力を供給している。そして、通信起動信号を
受信した場合に、無線通信部9に電力が供給され、ま
た、センサ部6による検知結果を外部に送信すべき場合
に、通信起動信号送信部10および無線通信部9に電力
が供給されることになる。
【0048】無線通信部9は、RF信号による無線通信
を行うブロックである。この無線通信部9によって、無
線通信ネットワーク4を介して、通信親機3および他の
通信子機2との双方向データ通信が可能となる。ここで
の無線通信ネットワーク4の方式としては、例えば特定
小電力無線通信システムや無線LANなどが挙げられる
が、その他、無線による通信が可能な方式であればどの
ようなものを用いてもよい。ここで、例えば、IEEE
802.11に準拠する無線LANや、Bluetoo
th(登録商標)などを用いたネットワークとすること
も可能である。
【0049】通信起動信号送信部10および通信起動信
号受信部11は、それぞれ通信起動信号の送信および受
信を行うブロックである。この通信起動信号送信部10
および通信起動信号受信部11によって、通信起動信号
ネットワーク5を介して、通信親機3および他の通信子
機2との通信起動信号の通信が可能となる。通信起動信
号ネットワーク5の方式としては、赤外線通信方式が挙
げられる。
【0050】通信親機3は、管理サーバ7に接続されて
いるとともに、無線通信ネットワーク4および通信起動
信号ネットワーク5にも接続されている。すなわち、通
信親機3は、管理サーバ7の通信インターフェースとし
て機能するブロックである。この通信親機3は、電池1
5、無線通信部12、通信起動信号送信部13、および
通信起動信号受信部14を備えた構成となっている。こ
れらの電池15、無線通信部12、通信起動信号送信部
13、および通信起動信号受信部14は、上記した通信
子機2における電池8、無線通信部9、通信起動信号送
信部10、および通信起動信号受信部11とほぼ同様の
構成であるので、ここではその説明を省略する。
【0051】なお、通信子機2およびセンサ部6は、そ
れぞれが同じ筐体内に設けられた構成であってもよい
し、それぞれ独立して設けられた構成であってもよい。
同様に、通信親機3および管理サーバ7は、それぞれが
同じ筐体内に設けられた構成であってもよいし、それぞ
れ独立して設けられた構成であってもよい。また、セン
サ部6は、通信子機2における電池8によって駆動され
る構成であってもよいし、通信子機2とは別の電池をセ
ンサ部6内に設けた構成であってもよい。
【0052】次に、通信子機2の構成について、図2を
参照しながら詳細に説明する。同図に示すように、通信
子機2は、上記した電池8、無線通信部9、通信起動信
号送信部10、および通信起動信号受信部11ととも
に、外部トリガー受信部16を備えている。また、電池
8は、機能的に主電源部17と、待機電源部18とによ
って構成されている。
【0053】通信起動信号受信部11および外部トリガ
ー受信部16は、待機電源部18から常時電力供給され
ている。一方、無線通信部9および通信起動信号送信部
10は、主電源部17から電力供給されており、これら
に対しては、待機時では電力が供給されておらず、動作
必要時にのみ電力が供給されるようになっている。
【0054】主電源部から無線通信部9および通信起動
信号送信部10に電力が開始される場合としては、次の
2通りがある。1つ目としては、外部トリガー受信部1
6が、センサ部6からトリガー信号を受信した場合が挙
げられる。センサ部6は、何らかのセンシング動作を行
い、この検知結果を外部に送信しようとする場合に、ト
リガー信号を外部トリガー受信部16に対して出力す
る。外部トリガー受信部16が、センサ部6からトリガ
ー信号を受信すると、まず通信起動信号送信部10に対
して主電源部17から電力の供給が開始され、通信起動
信号送信部10から通信起動信号が送信される。また、
同時に無線通信部9に対して主電源部17から電力の供
給が開始され、通信起動信号によって通信相手が通信可
能状態となったことが確認されると、無線による通信動
作が開始される。
【0055】2つ目としては、通信起動信号受信部が、
外部から通信起動信号を受信した場合が挙げられる。外
部から通信起動信号を受信したということは、外部の通
信装置が通信要求を出していることになる。よって、通
信起動信号を受信した場合、主電源部17から無線通信
部9に対して電力の供給が開始され、通信対象が自機で
あることが確認されると、無線による通信動作が開始さ
れる。
【0056】ここで、無線通信部9と、通信起動信号受
信部11および外部トリガー受信部16との待機電力の
差について説明する。無線通信部9は、上記のようにR
F信号による通信を行うものであり、待機消費電力が比
較的高いものとなっている。具体的には、無線通信部9
による待機消費電力は、数mA〜数10mA程度となっ
ている。
【0057】一方、通信起動信号受信部11は、上記の
ように赤外線による通信を行うものであり、かつ、赤外
線の受信動作を行うものである。このように赤外線通信
の受信動作を行う通信起動信号受信部11は、待機消費
電力が比較的低いものとなっており、具体的には、数1
0μA〜数100μA程度の消費電力となっている。な
お、本実施形態では、通信起動信号は赤外線によって送
受信される構成となっているが、これに限定されるもの
ではなく、通信起動信号受信部11における待機電力が
比較的低いものであればどのような通信媒体を用いても
よい。例えば、赤外線以外の波長の光による通信や、音
波、超音波などによる通信を採用しても、通信起動信号
受信部11における待機消費電力を低く抑えることが可
能である。
【0058】また、外部トリガー受信部16は、上記の
ようにセンサ部6からのトリガー信号の受信動作を行う
ものである。外部トリガー受信部16とセンサ部6との
間は有線によって接続されており、トリガー信号の受信
を待機するための消費電力は極めて僅かなものである。
【0059】したがって、待機時には、消費電力の少な
い通信起動信号受信部11および外部トリガー受信部1
6にのみ待機電源部18から電力の供給を行い、無線に
よる通信動作が必要になったときにのみ、無線通信部9
に対して主電源部17から電力が供給されるようになっ
ているので、通信子機2における消費電力を格段に低減
することができる。よって、電池8のバッテリ残量の減
少を最小限に抑えることが可能となるので、電池8の充
電メンテナンスあるいは交換メンテナンスなどの処理を
頻繁に行う必要がなくなり、ユーザのメンテナンス上の
負担を軽減することが可能となる。
【0060】次に、通信親機3の構成について、図3を
参照しながら詳細に説明する。同図に示すように、通信
親機3は、上記した電池15、無線通信部12、通信起
動信号送信部13、および通信起動信号受信部14とと
もに、外部トリガー受信部19を備えている。また、電
池15は、機能的に主電源部20と、待機電源部21と
によって構成されている。これらの各構成は、基本的に
は上記した通信子機2における対応する部材、すなわ
ち、電池8、無線通信部9、通信起動信号送信部10、
通信起動信号受信部11、外部トリガー受信部16、主
電源部17、および待機電源部18と同様の機能となっ
ているので、ここでは異なる点のみを説明する。
【0061】外部トリガー受信部19は、管理サーバ7
からのトリガー信号を受信するブロックとなっている。
管理サーバ7は、例えばセンサ部6に対して動作制御信
号を送信しようとする場合には、まずトリガー信号を通
信親機3における外部トリガー受信部19に対して送信
する。外部トリガー受信部19が、管理サーバ7からト
リガー信号を受信すると、上記と同様に、通信起動信号
送信部10に対して主電源部20から電力の供給が開始
され、通信起動信号送信部13から通信起動信号が送信
される。また、同時に無線通信部12に対して主電源部
20から電力の供給が開始され、通信起動信号によって
通信相手が通信可能状態となったことが確認されると、
無線による通信動作が開始される。
【0062】なお、通信起動信号受信部14において通
信起動信号を受信した際の動作については、上記した通
信子機2における通信起動信号受信部10による動作と
同様であるので、ここではその説明を省略する。
【0063】以上のように、通信親機3においても、通
信子機2と同様に、待機時には、消費電力の少ない通信
起動信号受信部14および外部トリガー受信部19にの
み待機電源部21から電力の供給を行い、無線による通
信動作が必要になったときにのみ、無線通信部12に対
して主電源部20から電力が供給されるようになってい
る。したがって、通信親機3における消費電力を格段に
低減することができるので、電池15のバッテリ残量の
減少を最小限に抑えることが可能となる。すなわち、電
池15の充電メンテナンスあるいは交換メンテナンスな
どの処理を頻繁に行う必要がなくなり、ユーザのメンテ
ナンス上の負担を軽減することが可能となる。
【0064】次に、通信起動信号ネットワーク5に関し
て詳細に説明する。上記のように、本実施形態では、通
信起動信号を赤外線によって通信する構成となってい
る。通信で用いられる赤外線は指向性を有しているの
で、赤外線通信は、互いの赤外線送受信部の間に障害物
があると通信が行えないという性質を有している。すな
わち、図1に示す構成において、各通信子機2同士、お
よび通信親機3とが、直接赤外線によって通信可能な状
態で各通信機が設置されている場合には問題はないが、
例えば各通信子機2および通信親機3がそれぞれ異なる
部屋に設置されている場合などには、各通信機間で直接
赤外線通信を行うことはできないことになる。
【0065】そこで、通信起動信号ネットワークが中継
装置を複数設けた構成とすることによって、各中継装置
のネットワークによって、各通信機同士が直接通信でき
ないような環境であっても、赤外線による通信を実現す
ることが可能となる。具体的には、例えば各通信子機2
および通信親機3に対して、赤外線による通信が可能と
なる箇所にそれぞれ中継装置を設置し、各中継装置が互
いに通信可能となるように適宜中継装置をさらに設ける
システムが考えられる。
【0066】各中継装置は、電池駆動によるものである
場合には、中継装置自身の設置箇所の自由度を向上させ
ることができるが、基本的には、中継装置は各通信機と
の間で赤外線通信が可能な任意の箇所に設置すればよい
ので、AC電源による駆動方式であっても構わない。ま
た、AC電源によって駆動される中継装置の場合には、
消費電力の問題は低減されるので、受信した信号を増幅
して他の中継装置あるいは通信機に送信する構成として
もよい。さらに、中継装置同士の間は、赤外線による通
信である必要はなく、例えば有線によって中継装置同士
を接続したシステムであってもよく、また、AC電源駆
動の場合には、RF通信による無線通信によって中継装
置同士を接続したシステムであってもよい。
【0067】次に、通信子機2および通信親機3におけ
る通信処理の流れについて説明する。なお、以下の説明
では、通信子機2および通信親機3を特に区別しない場
合には、これを通信機と称することにする。まず、通信
子機2および通信親機3において、センサ部6あるいは
管理サーバ7からトリガー信号を受信した際の処理の流
れについて、図4に示すフローチャートに基づいて説明
する。
【0068】まず、ステップ1(以降、S1のように称
する)では、通信機は待機状態となっている。待機状態
とは、待機電源部18・21によって、通信起動信号受
信部11・14および外部トリガー受信部16・19に
対してのみ電力が供給されている状態を示す。すなわ
ち、待機状態では、消費電力は比較的小さいものとなっ
ている。
【0069】この待機状態において、外部トリガー受信
部16・19によってセンサ部6あるいは管理サーバ7
からトリガー信号が受信されると(S2)、通信起動信
号送信部10・13および無線通信部9・12に対し
て、主電源部17・20から電力供給が開始される(S
3)。
【0070】その後、まず通信起動信号送信部10・1
3によって、赤外線による通信起動信号の送信が行われ
る(S4)。この通信起動信号は、通信起動信号ネット
ワーク5を介して全ての通信機に対して送信される。そ
して、通信起動信号を受信した全ての通信機は、無線通
信部9・12に対して電力の供給を開始し、RF信号に
よる通信が可能な状態にスタンバイされる。
【0071】通信起動信号の送信が完了すると、所定の
時間が経過した後に、無線通信部9・12によって、発
呼信号の送信が行われる(S5)。この発呼信号は、通
信相手の情報を含んだ信号であり、この発呼信号を受信
した通信機は、通信相手の情報を読み取ることによっ
て、これから行われる通信が自機宛のものであるか否か
を判定することができる。なお、通信起動信号の送信か
ら発呼信号の送信までの時間は、各通信機における無線
通信部9・12における電力供給開始から動作可能な状
態になるまでのセットアップ時間などを考慮して設定す
ればよい。
【0072】その後、発呼信号を受信した通信相手であ
る通信機から、発呼信号を的確に受信し通信可能である
旨を示す応答信号が受信される(S6)。なお、ここ
で、例えば通信相手が何らかの理由により通信不能であ
る場合を考慮すると、発呼信号を送信してから所定の時
間が経過しても応答信号を受信できないときには、この
通信動作を終了するように設定してもよい。あるいは、
同じく発呼信号を送信してから所定の時間が経過しても
応答信号を受信できないときには、通信起動信号を送信
する処理を所定回数繰り返し、それでも応答がない場合
に、通信動作を終了するように設定してもよい。
【0073】そして、応答信号が受信されると、通信起
動信号送信部10・13に対する電力供給を停止させる
(S7)。なお、この処理は、通信起動信号の送信が完
了した直後、あるいは無線通信処理が完了した後などに
行ってもよい。しかしながら、応答信号を受信した直後
にこの処理を行うことによって、上記した、応答信号が
受信できない場合に通信起動信号を送信する処理を行う
場合に対応することが可能となる。また、通信起動信号
を送信する必要がなくなった時点で早急に通信起動信号
送信部10・13に対する電力供給を停止させることに
よって、可能な限り消費電力を低減することができる。
【0074】応答信号を受信することによって、通信先
との通信可能状態が確立されると、その通信先の通信機
との間でデータ通信が行われる(S8)。ここでのデー
タ通信としては、例えばセンサ部6によって検知された
検知結果を示すデータの送信処理や、例えば管理サーバ
7によって生成された、通信先の動作制御データの送信
処理などが挙げられる。
【0075】以上のようなデータの通信処理が完了する
と、通信先の通信機との間で通信終了信号の送受信が行
われ、これをもって通信終了が確認される(S9)。な
お、ここで、例えば通信先の通信機との間の通信が、何
らかの理由で途中で切断されてしまい、通信状態が復帰
できなくなる場合を考慮すると、通信がアイドルとなっ
てから所定の時間が経過した場合には、通信動作を終了
するように設定してもよい。
【0076】通信終了が確認されると、無線通信部9・
12に対する電力供給が停止される(S10)。これに
より、電力供給は、待機電源部18・21からの通信起
動信号受信部11・14および外部トリガー受信部16
・19に対して行われるもののみとなり、S1における
待機状態に戻る。
【0077】次に、通信子機2および通信親機3におい
て、通信起動信号受信部11・14において通信起動信
号を受信した際の処理の流れについて、図5に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0078】まず、S21では、通信機は待機状態とな
っている。待機状態とは、前記したように、待機電源部
18・21によって、通信起動信号受信部11・14お
よび外部トリガー受信部16・19に対してのみ電力が
供給されている状態を示す。
【0079】この待機状態において、通信起動信号受信
部11・14によって通信起動信号が受信されると(S
22)、無線通信部9・12に対して、主電源部17・
20から電力供給が開始される(S23)。
【0080】無線通信部9・12に電力が供給され、通
信可能状態にスタンバイされると、通信起動信号を送信
した通信機から送信された発呼信号が受信されることに
なる(S24)。なお、ここで、例えば通信起動信号を
送信した通信機との間の通信が、何らかの理由で途中で
切断されてしまい、通信状態が復帰できなくなる場合を
考慮すると、通信起動信号を受信してから発呼信号を受
信するまでに所定の時間が経過した場合には、通信動作
を終了し、待機状態に戻るように設定してもよい。
【0081】発呼信号を受信すると、この発呼信号に含
まれる通信先情報を読み出すことによって、該発呼信号
が自機宛のものであるか否かが判定される(S25)。
ここで、発呼信号が自機宛のものではないと判定された
場合(S25においてNO)には、通信処理を行う必要
がないものと判断され、後述するS29の処理に移行
し、無線通信部9・12に対する電力供給が停止され
る。
【0082】一方、発呼信号が自機宛であると判定され
た場合(S25においてYES)には、通信先の相手に
対して、発呼信号を的確に受信し通信可能である旨を示
す応答信号の送信が行われる(S26)。応答信号を送
信することによって、通信先との通信可能状態が確立さ
れると、その通信先の通信機との間でデータ通信が行わ
れる(S27)。ここでのデータ通信としては、前述し
たように、例えばセンサ部6によって検知された検知結
果を示すデータの受信処理や、例えば管理サーバ7によ
って生成された自機に対する動作制御データの受信処理
などが挙げられる。
【0083】以上のようなデータの通信処理が完了する
と、通信先の通信機との間で通信終了信号の送受信が行
われ、これをもって通信終了が確認される(S28)。
なお、ここで、例えば通信先の通信機との間の通信が、
何らかの理由で途中で切断されてしまい、通信状態が復
帰できなくなる場合を考慮すると、通信がアイドルとな
ってから所定の時間が経過した場合には、通信動作を終
了するように設定してもよい。
【0084】通信終了が確認されると、無線通信部9・
12に対する電力供給が停止される(S29)。これに
より、電力供給は、待機電源部18・21からの通信起
動信号受信部11・14および外部トリガー受信部16
・19に対して行われるもののみとなり、S21におけ
る待機状態に戻る。
【0085】次に、通信親機3において、通信中継処理
を行う場合の処理の流れについて、図6に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。通信親機3が通信中継処理
を行う場合というのは、無線通信ネットワーク4が、通
信親機3を中心にして、各通信子機2に対するネットワ
ークが構築されている場合に生じるものである。すなわ
ち、このようなネットワークの場合、各通信子機2と通
信親機3とは直接通信が可能であるが、通信子機2同士
は直接通信することが不可能となる。このような場合
に、通信子機2同士が通信するためには、通信親機3が
通信中継処理を行う必要がある。なお、無線通信ネット
ワーク4が、通信子機2と通信親機3との区別なく相互
通信可能な形態である場合には、以下に示す通信親機3
での通信中継処理を行う必要はない。
【0086】図6に示すフローチャートにおいて、S3
1〜S39までの処理は、前記した図5に示すフローチ
ャートにおけるS21〜S29までの処理と同様である
ので、ここではその説明を省略する。すなわち、これら
の処理は、通信親機3において、自機に対する通信処理
が行われる場合に相当するものである。
【0087】S35においてNO、すなわち、発呼信号
が自機宛でないと判定された場合、通信親機3は、自機
が通信中継処理を行う必要があるものと判断し、S40
において通信中継処理が行われる。そして、通信内容を
モニターして、通信中の通信機同士の間で通信終了信号
の送受信が行われたことを確認すると、これをもって通
信終了が確認され(S41)、通信中継処理を終了す
る。なお、ここで、例えば通信中の通信機同士の間の通
信が、何らかの理由で途中で切断されてしまい、通信状
態が復帰できなくなる場合を考慮すると、通信がアイド
ルとなってから所定の時間が経過した場合には、通信中
継処理を終了するように設定してもよい。
【0088】通信終了が確認されると、無線通信部12
に対する電力供給が停止される(S39)。これによ
り、電力供給は、待機電源部21からの通信起動信号受
信部14および外部トリガー受信部19に対して行われ
るもののみとなり、S31における待機状態に戻る。
【0089】次に、本実施形態に係るセンサ通信システ
ムの具体的な動作例について説明する。ここでは、セン
サ部6aが侵入検知センサであり、センサ部6bが監視
カメラであり、管理サーバ7から侵入検知センサに対し
て侵入検知動作を行う指令が出され、侵入検知センサが
侵入を検知したことが監視カメラに伝えられ、監視カメ
ラが撮影動作を行い、この撮影画像が管理サーバ7に伝
送される例について説明する。
【0090】まず、定常状態においては、センサ部6a
が侵入物体の検知動作を行っている一方、センサ部6b
は撮影動作を行っておらず、また、通信子機2a・2
b、および通信親機3は待機状態となっている。
【0091】管理サーバ7が、センサ部6aに対して侵
入検知動作を開始する指令を出すと、管理サーバ7から
通信親機3に対してトリガー信号が送出される。通信親
機3では、外部トリガー受信部19によって管理サーバ
7から出力されたトリガー信号が受信されると、通信起
動信号送信部13および無線通信部12に対して主電源
部20から電力の供給が開始される。そして、通信起動
信号送信部13から通信起動信号ネットワーク5に向け
て通信起動信号が送出される。
【0092】通信子機3から通信起動信号が送出される
と、通信子機2aにおける通信起動信号受信部11a、
および通信子機2bにおける通信起動信号受信部11b
においてこの通信起動信号が受信され、通信子機2bに
おいては無線通信部9bに対して電力が供給開始され、
通信子機2aにおいては無線通信部9aに対して電力が
供給開始される。これにより、通信子機2a、通信子機
2b、および通信親機3の間で、無線通信が可能とな
る。
【0093】その後、通信親機3において、無線通信部
12から通信先が通信子機2aである旨を示す発呼信号
が送出される。この発呼信号は、通信子機2aおよび通
信子機2bにおいて受信される。ここで、通信子機2a
では、通信先が自機であることが認識され、応答信号が
通信親機3に向けて送信される。
【0094】一方、通信子機2bでは、通信先が自機で
はないことが認識され、無線通信部9bに対する電力供
給を停止し、待機状態に移行する。
【0095】通信子機2aにおいて、通信親機3からの
応答信号が受信されると、両者の間での通信処理が開始
される。この例では、検知動作を開始する旨を示す情報
が、センサ部6aに伝達される。そして、この通信動作
が終了すると、通信子機2aおよび通信親機3におい
て、それぞれ無線通信部9aおよび無線通信部12に対
する電力供給が停止され、待機状態に移行する。
【0096】センサ部6aが検知動作を開始し、侵入物
体を検知すると、センサ部6aから通信子機2aに対し
てトリガー信号が送出される。通信子機2aでは、外部
トリガー受信部16によってセンサ部6aから出力され
たトリガー信号が受信されると、通信起動信号送信部1
0および無線通信部9に対して主電源部17から電力の
供給が開始される。そして、通信起動信号送信部10か
ら通信起動信号ネットワーク5に向けて通信起動信号が
送出される。
【0097】通信子機2aから通信起動信号が送出され
ると、通信子機2bにおける通信起動信号受信部11
b、および通信親機3における通信起動信号受信部14
においてこの通信起動信号が受信され、通信子機2bに
おいては無線通信部9bに対して電力が供給開始され、
通信親機3においては無線通信部12に対して電力が供
給開始される。これにより、通信子機2a、通信子機2
b、および通信親機3の間で、無線通信が可能となる。
【0098】その後、通信子機2aにおいて、無線通信
部9aから通信先が通信子機2bである旨を示す発呼信
号が送出される。この発呼信号は、通信子機2bおよび
通信親機3において受信される。ここで、通信子機2b
では、通信先が自機であることが認識され、応答信号が
通信子機2aに向けて送信される。
【0099】一方、通信親機3では、通信先が自機では
ないことが認識される。ここで、通信親機3が、通信中
継処理を行う必要のあるネットワークである場合には、
通信子機2aと通信子機2bとの間の通信動作が行われ
る間は通信中継処理を行う。また、通信親機3が通信中
継処理を行う必要のないネットワークである場合には、
通信親機3は、通信先が自機ではないことを認識した時
点で、無線通信部12に対する電力供給を停止し、待機
状態に移行する。
【0100】通信子機2aにおいて、通信子機2bから
の応答信号が受信されると、両者の間での通信処理が開
始される。この例では、センサ部6aにおいて侵入物体
が検知された旨を示す情報が、センサ部6bに伝達され
る。そして、この通信動作が終了すると、通信子機2a
および通信子機2bにおいて、それぞれ無線通信部9a
および無線通信部9bに対する電力供給が停止され、待
機状態に移行する。
【0101】センサ部6bは、センサ部6aにおいて侵
入物体が検知された旨を示す情報を受信すると、その侵
入物体を特定するために、監視カメラによる撮影動作を
行う。撮影動作が完了し、撮影画像データが生成される
と、センサ部6bから通信子機2bに対してトリガー信
号が送出される。通信子機2bは、トリガー信号を受信
すると、通信起動信号送信部10bおよび無線通信部9
bに対して電力供給を開始し、通信起動信号送信部10
bから通信起動信号を送出する。
【0102】通信子機2bから通信起動信号が送出され
ると、通信子機2aにおける通信起動信号受信部11
a、および通信親機3における通信起動信号受信部14
においてこの通信起動信号が受信され、通信子機2aに
おいては無線通信部9aに対して電力が供給開始され、
通信親機3においては無線通信部12に対して電力が供
給開始される。これにより、通信子機2a、通信子機2
b、および通信親機3の間で、無線通信が可能となる。
【0103】その後、通信子機2bにおいて、無線通信
部9bから通信先が通信親機3である旨を示す発呼信号
が送出される。この発呼信号は、通信子機2aおよび通
信親機3において受信される。ここで、通信親機3で
は、通信先が自機であることが認識され、応答信号が通
信子機2bに向けて送信される。
【0104】一方、通信子機2aでは、通信先が自機で
はないことが認識され、無線通信部9aに対する電力供
給を停止し、待機状態に移行する。
【0105】通信子機2bにおいて、通信親機3からの
応答信号が受信されると、両者の間での通信処理が開始
される。この例では、センサ部6bにおいて撮影された
撮影画像データが管理サーバ7に伝達される。そして、
この通信動作が終了すると、通信子機2bおよび通信親
機3において、それぞれ無線通信部9bおよび無線通信
部12に対する電力供給が停止され、待機状態に移行す
る。
【0106】以上のように、本実施形態におけるセンサ
通信システムによれば、通信機の無線通信部への電力供
給を、通信機が通信状態にある場合にのみ行うように限
定することが可能となる。よって、終日連続運転を必要
とするワイヤレス通信システムであっても、通信状態に
ある時間が少ない利用形態の場合には、消費電力の比較
的大きい無線通信部への給電時間を大幅に短縮すること
が可能となり、電池の寿命を長期化することができる。
【0107】また、通信子機および通信親機の区別な
く、通信時のみ無線通信部に給電する形態とすることが
可能となるので、すべての通信機における消費電力を低
減することが可能となる。よって、すべての通信機にお
いて電池による駆動を実現することが可能となるので、
例えばAC電源によって電力を供給する場合の設置場所
の制限をすべての通信機においてなくすことができる。
すなわち、本発明によれば、すべての通信機において、
通信機能に関してワイヤレス化が可能であるとともに、
電力供給に関してもワイヤレス化が可能となるので、フ
ルワイヤレス化が実現されたセンサ通信ネットワークを
提供することが可能となる。
【0108】また、上記した具体例のように、通信親機
から通信子機への通信、通信子機間の通信、および通信
子機から通信親機への通信が、すべて滞りなく行うこと
が可能となる。したがって、様々な利用形態に対応する
ことが可能なセンサ通信ネットワークを構築することが
可能となる。
【0109】なお、本実施形態では、通信子機と通信親
機とを区別した例を示したが、これに限定されるもので
はなく、全ての通信機が同格にネットワークで接続され
ているシステムであってもかまわない。また、本実施形
態では、センサ部での検知結果が管理サーバに送信され
たり、管理サーバからセンサ部に対して動作制御を行っ
たりする例を示したが、これに限定されるものではな
く、任意の通信システムに適用することができる。例え
ば、ホームネットワークにおいて、通信機を備えた複数
の家電製品における通信ネットワークや、ファクトリー
ネットワークにおいて、通信機を備えた複数の製造機械
や制御機械の通信ネットワークなどにも適用することが
可能である。
【0110】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る通信装置
は、無線による通信処理を行う無線通信部を備えた通信
装置であって、無線の伝送媒体によって外部の通信装置
から通信起動信号を受信する通信起動信号受信部と、上
記無線通信部および上記通信起動信号受信部に対して電
力を供給する電源部とを備え、上記通信起動信号受信部
における待機消費電力が、上記無線通信部における待機
消費電力よりも低いものであり、上記電源部が、待機状
態においては、上記通信起動信号受信部に対してのみ電
力を供給し、該通信起動信号受信部において通信起動信
号が受信された場合に、上記無線通信部に対して電力を
供給し、該無線通信部による通信処理が終了した後に、
該無線通信部に対する電力供給を停止する構成である。
【0111】これにより、通信時のみ無線通信部に電力
を供給し、待機時には低消費電力の通信起動信号受信部
にのみ電力を供給するようになっているので、通信処理
能力を落とすことなく、通信装置における全体的な消費
電力を大幅に低減することが可能となるという効果を奏
する。
【0112】また、本発明に係る通信装置は、無線の通
信媒体によって外部の通信装置に対して上記通信起動信
号を送信する通信起動信号送信部をさらに備え、外部の
通信装置に対して通信処理を開始する際には、まず上記
通信起動信号送信部から通信起動信号を送信し、上記無
線通信部に対して上記電源部から電力供給を開始した後
に、該無線通信部による通信処理を行う構成としてもよ
い。
【0113】これにより、上記の構成による効果に加え
て、通信を開始したい場合には、通信起動信号を送信す
ることによって通信先の無線通信部を起動させることが
可能となるので、上記のような構成を有する通信装置で
あれば、任意の通信装置から任意の通信装置に対して通
信要求を行うことが可能となるという効果を奏する。
【0114】また、本発明に係る通信装置は、上記無線
通信部がRF信号による通信を行い、上記通信起動信号
の伝送媒体が光である構成としてもよい。
【0115】これにより、上記の構成による効果に加え
て、無線通信部による通信は、比較的信頼性が高く、ま
た高速通信が可能となるとともに、汎用性が高く、様々
な通信機器と通信が可能となるという効果を奏する。ま
た、通信起動信号受信部における待機消費電力を著しく
低減することができるという効果を奏する。
【0116】また、本発明に係る通信装置は、当該通信
装置によって通信動作を行う外部装置からトリガー信号
を受信する外部トリガー受信部をさらに備え、上記外部
トリガー受信部が上記外部装置から上記トリガー信号を
受信した場合に、上記通信起動信号送信部および上記無
線通信部に対して上記電源部から電力が供給され、上記
通信起動信号送信部から起動信号が送信された後に、上
記無線通信部によって上記外部装置からの通信動作が行
われる構成としてもよい。
【0117】これにより、上記の構成による効果に加え
て、外部装置からの通信要求に応じて通信動作を開始す
ることが可能となるという効果を奏する。
【0118】また、本発明に係る通信装置は、上記電源
部が電池である構成としてもよい。
【0119】これにより、上記の構成による効果に加え
て、電池の交換や充電などのメンテナンス性の悪化を招
くことなく、通信装置のフルワイヤレス化を実現するこ
とが可能となるという効果を奏する。
【0120】また、本発明に係る通信装置は、上記外部
装置が、任意の現象を検知し、その検知結果を電気信号
に変換して検知信号を出力するセンサ部である構成とし
てもよい。
【0121】これにより、上記の構成による効果に加え
て、センサ部によって何らかの現象が検知された場合
に、当該通信装置に対してトリガー信号を送信するよう
に設定しておくことによって、センサ部における検知結
果を当該通信装置から即座に外部に通信することが可能
となるという効果を奏する。
【0122】また、本発明に係る通信システムは、上記
本発明に係る通信装置を複数備え、上記通信装置同士の
間で、通信起動信号の送受信および無線通信部による通
信処理が行われる構成である。
【0123】これにより、通信機能および電力供給機能
の両方に関してフルワイヤレスな通信システムを構築す
ることが可能となるので、各通信装置の設置場所の自由
度が高くなるので、このような通信システムの導入を容
易に行うことが可能となるという効果を奏する。
【0124】また、本発明に係る通信システムは、上記
複数の通信装置のうちの少なくとも1つが通信親機とし
て機能し、それ以外の通信装置が通信子機として機能す
るとともに、上記通信親機における上記通信起動信号送
信部から上記通信起動信号が送信されると、上記通信子
機における上記通信起動信号受信部において該通信起動
信号が受信される構成としてもよい。
【0125】これにより、上記の構成による効果に加え
て、例えば通信親機が通信システムを管理する管理サー
バなどの通信装置として機能する場合などに管理サーバ
から各通信子機に接続されている機器に対して動作制御
などを行いたい場合にも対応することが可能となるとい
う効果を奏する。
【0126】また、本発明に係る通信システムは、任意
の現象を検知し、その検知結果を電気信号に変換して検
知信号を出力するセンサ部と、上記センサ部による検知
結果を管理する管理サーバとをさらに備え、少なくとも
1つの上記通信装置に、該通信装置によって通信動作を
行う上記センサ部が接続されるとともに、少なくとも1
つの上記通信装置に、該通信装置によって通信動作を行
う上記管理サーバが接続される構成としてもよい。
【0127】これにより、上記の構成による効果に加え
て、例えば、各センサ部ならびに各通信装置が、通信機
能および電力供給機能ともにワイヤレスなシステムとす
れば、各センサ部および通信装置を、配線などを気にす
ることなく自由に設置することが可能なセンサ通信シス
テムを構築することが可能となるという効果を奏する。
【0128】また、本発明に係る信号中継装置は、上記
本発明に係る通信システムにおいて、通信起動信号の中
継処理を行う構成である。
【0129】これにより、各通信装置同士が直接通信で
きないような環境であっても、通信起動信号の通信を実
現することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るセンサ通信システム
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】上記センサ通信システムが備える通信子機の概
略構成を示すブロック図である。
【図3】上記センサ通信システムが備える通信親機の概
略構成を示すブロック図である。
【図4】通信子機および通信親機において、センサ部あ
るいは管理サーバからトリガー信号を受信した際の処理
の流れを示すフローチャートである。
【図5】通信子機および通信親機において、通信起動信
号受信部において通信起動信号を受信した際の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図6】通信親機において、通信中継処理を行う場合の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】従来のセンサ通信システムの概略構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 センサ通信システム(通信システム) 2・2a・2b 通信子機(通信装置) 3 通信親機(通信装置) 4 無線通信ネットワーク 5 通信起動信号ネットワーク 6・6a・6b センサ部 7 管理サーバ 8・8a・8b 電池 9・9a・9b 無線通信部 10・10a・10b 通信起動信号送信部 11・11a・11b 通信起動信号受信部 12 無線通信部 13 通信起動信号送信部 14 通信起動信号受信部 15 電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栃原 誠 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 5K011 DA29 JA08 KA03 LA08 5K027 AA11 BB17 CC08 GG02 5K067 AA43 DD13 DD27 EE02 EE37 5K101 LL11 NN45

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線による通信処理を行う無線通信部を備
    えた通信装置であって、 無線の伝送媒体によって外部の通信装置から通信起動信
    号を受信する通信起動信号受信部と、 上記無線通信部および上記通信起動信号受信部に対して
    電力を供給する電源部とを備え、 上記通信起動信号受信部における待機消費電力が、上記
    無線通信部における待機消費電力よりも低いものであ
    り、 上記電源部が、待機状態においては、上記通信起動信号
    受信部に対してのみ電力を供給し、該通信起動信号受信
    部において通信起動信号が受信された場合に、上記無線
    通信部に対して電力を供給し、該無線通信部による通信
    処理が終了した後に、該無線通信部に対する電力供給を
    停止することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】無線の通信媒体によって外部の通信装置に
    対して上記通信起動信号を送信する通信起動信号送信部
    をさらに備え、 外部の通信装置に対して通信処理を開始する際には、ま
    ず上記通信起動信号送信部から通信起動信号を送信し、
    上記無線通信部に対して上記電源部から電力供給を開始
    した後に、該無線通信部による通信処理を行うことを特
    徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】上記無線通信部がRF(Radio Frequency)
    信号による通信を行い、上記通信起動信号の伝送媒体が
    光であることを特徴とする請求項1または2記載の通信
    装置。
  4. 【請求項4】当該通信装置によって通信動作を行う外部
    装置からトリガー信号を受信する外部トリガー受信部を
    さらに備え、 上記外部トリガー受信部が上記外部装置から上記トリガ
    ー信号を受信した場合に、上記通信起動信号送信部およ
    び上記無線通信部に対して上記電源部から電力が供給さ
    れ、上記通信起動信号送信部から起動信号が送信された
    後に、上記無線通信部によって上記外部装置からの通信
    動作が行われることを特徴とする請求項2記載の通信装
    置。
  5. 【請求項5】上記電源部が電池であることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 【請求項6】上記外部装置が、任意の現象を検知し、そ
    の検知結果を電気信号に変換して検知信号を出力するセ
    ンサ部であることを特徴とする請求項4記載の通信装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか一項に記載の
    通信装置を複数備え、上記通信装置同士の間で、通信起
    動信号の送受信および無線通信部による通信処理が行わ
    れることを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】上記複数の通信装置のうちの少なくとも1
    つが通信親機として機能し、それ以外の通信装置が通信
    子機として機能するとともに、上記通信親機における上
    記通信起動信号送信部から上記通信起動信号が送信され
    ると、上記通信子機における上記通信起動信号受信部に
    おいて該通信起動信号が受信されることを特徴とする請
    求項7記載の通信システム
  9. 【請求項9】任意の現象を検知し、その検知結果を電気
    信号に変換して検知信号を出力するセンサ部と、 上記センサ部による検知結果を管理する管理サーバとを
    さらに備え、 少なくとも1つの上記通信装置に、該通信装置によって
    通信動作を行う上記センサ部が接続されるとともに、少
    なくとも1つの上記通信装置に、該通信装置によって通
    信動作を行う上記管理サーバが接続されることを特徴と
    する請求項7または8記載の通信システム。
  10. 【請求項10】請求項7、8、または9記載の通信シス
    テムにおいて、通信起動信号の中継処理を行うことを特
    徴とする信号中継装置。
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