JPH09298585A - インターホーン付コードレス電話機 - Google Patents

インターホーン付コードレス電話機

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JPH09298585A
JPH09298585A JP34725496A JP34725496A JPH09298585A JP H09298585 A JPH09298585 A JP H09298585A JP 34725496 A JP34725496 A JP 34725496A JP 34725496 A JP34725496 A JP 34725496A JP H09298585 A JPH09298585 A JP H09298585A
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call
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signal
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Masatoshi Shimada
正敏 島田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Communication Industrial Co Ltd
Kyushu Matsushita Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コ−ドレス電話機にインタ−ホ−ンの機能を
持たせることにより、子機を常に携行していれば、どこ
にいてもインタ−ホ−ンよりの呼出し音を聞くことを可
能にし、インタ−ホ−ンの親機まで出向がなくても直ち
に通話できる。 【解決手段】 電話回線に接続されて、無線送受信機を
有する親機と、この親機に対応する無線送受信機を有し
て、この親機を介して、電話回線と送受話できるように
した子機とを有するコ−ドレス電話機において、親機に
インタ−ホ−ン装置を接続使用できるようにすると共
に、親機にインタ−ホ−ン装置を制御する手段が設けら
れている。そして子機よりこの制御装置を制御すること
により、子機とインタ−ホ−ンとが、親機を介して通話
でき、またインタ−ホ−ンよりの呼出音を子機にて聞く
ことができるように形成されている。また子機より自由
にインタ−ホ−ンを起動させて、モニタ−することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターホーン機
能を有するインターホン付コードレス電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインターホーン装置は、呼出音が
聞こえると、親機の所まで歩んで、プレストーク方式に
依って通信を行う方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインターホーン装置においては、親機の所まで足を
歩べない場合、例えば、入浴中等は、応対する事は出来
ないし、又遠く離れていて呼出音が聞こえない場合も同
じ結果となり、この様な障害は、商用電話機において
も、同様な問題を有していた。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、子機を常に携帯していれば、どこにいても呼び出し
音を聞く事が出来て、直ちに電話に出る事が出来る優れ
たインターホーン付コードレス電話機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、インターホーン付コードレス電話機に、電
話回線に接続され、無線送受信器を有する親機と、この
親機に対応する無線送受信器を有して、上記親機を介し
て、電話回線と送受話出来る様にした子機とを有するコ
ードレス電話機において、上記子機が上記電話回線と通
話中に上記インターホーン装置からの呼出を検出する検
出手段と、この検出手段が検出すると上記インターホー
ン装置からの着信を上記子機に通知する通知手段と、上
記検出手段によって上記子機が上記電話回線と通話中に
上記インターホーン装置からの呼出を検出すると上記子
機に対する上記通知手段の呼出音のレベルを低減させる
手段と、上記子機より、上記インターホーン装置を制御
する制御装置とを設けたものである。
【0006】以上により、子機を常に携帯していれば、
どこにいても呼び出し音を聞く事が出来て、直ちに電話
に出る事が出来る優れたインターホーン付コードレス電
話機が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、インターホーン付コードレス電話機に、電話回線に
接続され、無線送受信器を有する親機と、この親機に対
応する無線送受信器を有して、上記親機を介して、電話
回線と送受話出来る様にした子機とを有するコードレス
電話機において、上記子機が上記電話回線と通話中に上
記インターホーン装置からの呼出を検出する検出手段
と、この検出手段が検出すると上記インターホーン装置
からの着信を上記子機に通知する通知手段と、上記検出
手段によって上記子機が上記電話回線と通話中に上記イ
ンターホーン装置からの呼出を検出すると上記子機に対
する上記通知手段の呼出音のレベルを低減させる手段
と、上記子機より、上記インターホーン装置を制御する
制御装置とを設けたものであり、子機とインターホーン
装置との間に、親機を介して、信号の伝達が出来るとい
う作用を有する。
【0008】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1に本発明の実施の形態を示す。図
はコードレス電話器の親機の回路図を示し、1、は受信
部の高周波増幅器、2、は検波器、3、は低周波増幅
器、4、は外部商用電話回線との結合器5、6、は夫々
特定周波数の信号入力に応じて、出力を生ずる、信号選
択器、7、は特定信号の検出器、8、9、は、夫々第一
及び第二の呼出用低周波発信器、10、11、は低周波
増幅器及び振幅制限器である。12、は送信部の電力増
幅器、13、は変調器、14、は低周波増幅器、15、
はインターホーン装置の子機部を示す。16、は外部電
話回線よりの呼出信号の検出器を示す。
【0009】従って、今玄関その他に取付けられた子機
15の押しボタン41、を閉じると、電源44、が抵抗
48、57、を通りトランジスター39、のベースに加
えられ、コレクター、エミッター間が短絡されると、電
源44、より抵抗19を通り電流が流れて、この電圧降
下分だけベースが、エミッターに対して、負に偏奇され
て、コレクター電流が流れ、是がダイオード22を通り
電力増幅器12、変調器13に加えられて、電波が発射
されると同時に、21、を通った電流がトランジスター
23、のベースに流れ、そのコレクター側を短絡状態と
する為、第一の呼出用発信器8、が起動し、その出力が
抵抗47、45、を通り変調器13に加えられる。
【0010】同じ様にして、抵抗55、を通り電流がト
ランジスター32、に流れる為、第二の呼出用発信器9
も発信を起し、その出力は同じ様に変調器13、に加え
られる。かくして、図示されていない待受中の子機にお
いては、この二周波の混合音を聞く事が出来る。この様
に二つの発振器の出力を混合して送出する理由は、子機
において通常の電話回線よりの単一周波の呼出音とを区
別出来るようにする為である。又図においては、電源と
しては電池44、として図示されているが是は一般的に
使われている様に、交流を整流して得られたものを用う
る事が出来るものである。又呼出用発信器9、として
は、その目的よりして、必ずしも正弦波の発信器である
要はなく、矩形波、あるいは、間喝的な発信を起すもの
であっても、その目的を果すものである。
【0011】図示されていない子機において、インター
ホーンよりの呼出音を聞いて、子機に設けられたインタ
ーホーンスイッチを閉じると、極く短時間だけ特定信号
が送出されて、親機の信号選択器5、に正の出力を生
じ、是がトランジスター30、のベースに加えられる。
又子機よりよりの電波を受信した事によって、検波器
2、内の図示されていないスケルチ回路に正の出力が生
じて、是がトランジスター31、のベースに加えられて
いるので、30、31、の直列に接続されているコレク
ター回路は短絡状態となり、従ってトランジスター2
9、が導通状態となる。
【0012】又29、の出力側の電圧は、抵抗64、を
通して30、のベースに加えられている為、特定信号が
消滅した後も、29は引き続き導通状態を続け、電流は
ダイオード38を通り、送信部に供給され、受信電波が
消滅して、スケルチ出力が零となり、トランジスター3
0のベース電圧も零となり、そのコレクター回路が解放
状態となると、29を流れる電流もしや断されて、初め
の状態に復旧し、送信部への電流の供給も停止する。今
送信部が動作状態において、子機より送話すると、是が
親機にて受信検波、増幅されて、音声出力が3、の出力
端に現れ、コンデンサー42、を通り拡声器43、に加
えられる。
【0013】又一方29よりの電圧が抵抗54、を通り
トランジスター33、のベースに加えられている為、そ
のコレクター側は短絡状態となる。従ってスピーカー4
3加えられた音声電圧はコンデンサー40、により接地
された事となりスピーカーに音声電流が流れ、子機より
の送話を聞く事が出来る。逆にスピーカー43、に向っ
て送話すると、この送話電圧は、増幅器10、振幅制限
器11、を通り、変調器13に加えられるので、子機に
おいて、送話を止めると、インターホーンからの送話を
聞く事が出来る。叙上の説明より明らかな様に、送話受
話共に同一のスピーカーを使っているので、通話は、い
わゆるプレストーク方式を使う事が必要である。又叙上
の説明より明らかな様に、子機側で、通常の無線で行わ
れている様に、受信の時に、子機側で送信部を停止する
様にすると、親機側においてスケルチ親号が消滅して送
信部への電源の供給が停止し再び特定信号を送らなけれ
ば送信部が動作しな事になり、不都合を生ずる。この様
な不都合を生ぜしめない為には、受信の時には、送信部
の代りに、送信部の低周波増幅部の動作のみを停止する
様になす事が必要である。又親機で受信の時は、回路図
より明らかな様に受信された音声電圧はスピーカー43
に加わると同時に、送話用増幅器10にも加わり、しか
も、この電圧は、送話の時にスピーカー43、に依って
生ずる電圧よりもはるかに大であるので、増幅器10、
は容易に飽和の状態になり、送信部は過変調の状態にな
る。これを防止する為に設けられたのが、振幅制限器1
1、である。従ってこれから送出される音声信号は、か
なりひずんだものとなるが、子機にこの電波が来ても、
その時は子機は送信の状態になっていて、受信部は動作
していないので、不都合は生じない。
【0014】次に通常のコードレス電話機の動作につい
て説明する。電話機がオンフックの状態にある時、呼出
信号が電話線端子59、に現れると、図示の光電式信号
検出器16、内の放電管17、が信号に応じて、放電、
停止を繰り返し、是に応じて抵抗器18、の抵抗値が変
化する。この抵抗値がある値以下に低下すると、トラン
ジスター21、にコレクター電流が流れる。この電流は
ダイオード22、を通り送信部に供給されると同時に、
抵抗53を通りトランジスター23、のベースにも供給
されて、そのコレクター側を短絡して、呼出用発振器
8、を発振せしめ、是が子機に伝えられて、子機を呼出
す事となる。図示されていない子機側において、通話の
スイッチを押すと、特定搬送周波数を変調した特定信号
が送出され、是が親機の特定信号検出器7、により検出
されて、その出力端に極く短時間正の出力を生じ、この
出力がトランジスター25、のベースに加わり、そのコ
レクター側を短絡状態とする。
【0015】一方検波器2、よりの正のスケルチ電圧が
トランジスター26,のベースに加えられているので、
トランジスター24、のベース電圧が下り、24、が導
通し、そのコレクター側に電圧が現れ、是が抵抗49、
を通り25、のベースに加えられているので、7、より
の出力が停止した後も、スケルチ出力が26、に加えら
れている間は、24、は導通し続ける事になる。そして
この電圧は、ダイオード68、を通って送信部12、1
3、に加えられる。又一方24を送信部通った電圧がト
ランジスター27、に加えられ、その電流によって、リ
レー28、が起動し、その接点60、が閉じて、電話回
線よりの呼出信号が停止して、子機と外部電話回線との
間で通話出来る状態となる。又子機の方から電話のダイ
ヤルをして、相手を呼出したい場合は、前述と同様に、
子機に設けられた、図示されていない通話用のスイッチ
を押すと、瞬間丈特定信号外部送出され、親機のリレー
が動作して、電話機をオフ、フックの状態にすると同時
に、送信部も起動する。
【0016】この状態の時に、子機において、電話番号
に応じたダイヤルリングをすると、ダイヤルの数字に応
じて、特定周波数の断続した信号か送出され、親機にお
いては、是に応じて特定信号選択器6の出力が断続し、
従ってリレー28、及びその接点60、を断続せしめ
て、ダイヤル信号が送出される事になる。
【0017】以上インターホーン及びコードレス電話器
の動作についてのべたが、猶実用上は、次の様な欠点が
ある。即ち子機が相手と通話中、その声がインターホー
ンのスピーカー43、に漏れて、盗聴される恐れがあ
る。又通話中、にインターホーンの呼出スイッチ41、
を押されると、突然大きな呼出音が混入して来て、煩わ
しく又耳を痛める恐れもある。又逆にインターホーンと
子機が通話中に外部電話線よりの呼出が来た場合も同様
である。以下に叙上の様な障害を除去する様にした本発
明の実施例について述べる。先づ子機と外部電話機と通
話中に、インターホーン15、の呼出スイッチ41が閉
じられた場合について述べる。この場合は電源よりダイ
オード37を通して電圧が加えられているので、トラン
ジスター35、は短絡、34、は開放されるので、コン
デンサー40の二次側は開放状態となり、電流は流れず
スピーカー43、が動作する事はない。
【0018】又スイッチ41にとってトランジスター3
9、21、23、及び32が動作するので、呼出用発振
器8、9、が起動するが、その出力は抵抗47と45の
接続点にて、抵抗46、コンデンサー69、トランジス
ター35、の直列回路により分圧され、十分の一位が変
調器へ供給されるので、インターホーンよりの呼出音が
邪魔になる事はなく、反ってインターホーンよりの呼出
がある事を知る事が出来て、便利なものとなる。又イン
ターホーンと子機が通話中に、外部電話回線より呼出が
あった場合も同様であり、前述した様に、呼出用発振器
8、の出力は、適当に分圧されて変調器に加えられる。
【0019】又インターホーン使用中は、ダイオード3
6、を通して35、に電圧がかかっているので、34は
開放されていて、スピーカー43、が動作しない。トラ
ンジスター33、はこの障害を除く為に設けられたもの
であり、インターホーン用の電源から抵抗54を通して
電圧を33のベースに加える事により、コンデンサー4
0、を接地して、スピーカー43を動作させる様にした
ものである。
【0020】(実施の形態2)以上の説明及び実施の形
態においては、総ての電源の起動は、特定信号にて行
い、電源が起動した後は、自己保持動作を続け、該自己
保持動作を解除する為の信号としては、スケルチ電圧を
用いた例を示したが、図2において、電源の起動、解除
共に特定信号を用いた本発明の他の実施例を示す、図に
おいて、67、が新たに追加された解除の為の特定信号
の検出器であり、他は図1と同じであるので省略してあ
る。即ち67、は信号が無い場合は、その出力端が正の
出力であり、信号が受信された後短時間だけその出力が
零になるものとする。従って、起動信号によって、トラ
ンジスター29、は導通状態となり、電源44、の電圧
は、出力端のコンデンサー66、の両端に現れるが、停
止信号が来ると、トランジスター31、は開放され、抵
抗62、トランジスター30、31、を通る電流はなく
なり、29、も開放されて、電源の供給は停止される。
【0021】(実施の形態3)図3に、子機からインタ
ーホーンを呼び出せる様にした本発明の他の実施の形態
を示す。インターホーンを玄関に設置した場合には、イ
ンターホーン側より子機を呼び出すだけでよいが、老
人、病人、子供、乳児の部屋等で用うる場合には、是を
子機側より呼び出せる様にする必要を生ずる。図におい
ては、第一図と共通の部分は省略してある。図におい
て、70、はインターホーンを呼び出す為の信号の検出
器である。今子機より呼出信号が来ると、70、に正の
出力が生じ、トランジスター71、が短絡されて、7
2、に出力を生じ、この電圧が抵抗81を通り33、の
ベースに加えられ、コレクター側が短絡状態となりスピ
ーカー43、が動作状態となる。一方出力電圧がダイオ
ード73、を通り23、のベースに加えられるので、呼
出用発振器8、が起動し、その出力がダイオード77、
抵抗80、を通りスピーカー43、を鳴らせる事にな
る。
【0022】以上の操作においては、図1の場合に説明
した事より明らかな様に、送信部の起動信号、及びイン
ターホーン装置の起動信号は送出されないので、インタ
ーホーンを呼び出す為の信号が、他の子機へ送出される
恐れはない。又外部電話回線よりの呼出信号、及び子機
間の呼出信号は、呼出用発振器8、が動作しているので
是がスピーカー43、にて聞かれる。図ダイオード7
7、抵抗79、はこの様な障害の除去の為に設けられた
ものである。即ちいづれの場合においても、送信部1
2、が動作している事に着目して、送信電圧をダイオー
ド77、に逆方向に加える事により、77、を開放状態
として、叙上の如き障害の除去を計ったものである。
【0023】(実施の形態4)図4に、親機に2個のイ
ンターホーン装置を接続し、是を子機より切替え使用出
来る様にした、本発明の他の実施の形態を示す。この様
に二個のインターホーンを使える様にすれば、その内の
1個を玄関に、他の1個を老人、病人、子供、乳児の部
屋等に置いて使用する事が出来てはななだ便利なものと
なる。図においては、図1と同じ部分は省略してある。
図の88、88'は夫々スピーカー43、43’、の接
地側の制御回路であり、この制御回路を、子機からの特
定信号の検出器87、87’、の出力により切替え使用
出来る様にしたものである。
【0024】即ち、今子機より特定信号を送出して、特
定信号検出器87に、正の出力が生ずると、トランジス
ター83、が導通して、84、に出力を生じ、その一部
が帰還されて、自己保持動作を始め、子機よりの電波が
停止して、スケルチの出力が停止し、SQよりの正の電
圧がなくなると、82、は開放されるが、それまでは、
電流を供給し続ける。84の出力電圧は、抵抗86を通
り、スイッチング用トランジスター85、のベースに加
えられているので、制御回路88、が動作状態となり、
その動作は第一図について述べた通りであるので、ここ
には省略する。かくして、インターホーン15、が動作
状態となる。同じ様に、特定信号検出器87’を操作せ
しむる様な信号が、子機より送られて来ると、インター
ホーン15’が動作状態となる。かくして、子機よりイ
ンターホーン15、15’、を自由に切替えて使用出来
る事になる。
【0025】(実施の形態5)図5に、四線式インター
ホーン装置を用いたこの発明の実施の形態を示す。図に
おいて、前図と同一部分には、同一符号が使用してお
り、又91〜96、等の電源供給回路の詳細な回路図
は、前図に示されているので、本図においては、煩雑さ
を避ける為、出来る丈ブロック図で示してある。又本図
は、実用に供せられるコードレス電話機の親機の全体の
回路図を示してあるので、子機間の通話の為装置等本発
明に直接関係のない部分も含まれている。又ブロック図
である為、説明の為に直接必要のない電源回路等は省略
してある。又親機に対応する子機も、既知の技術で容易
に実現出来るものであるので省略してある。
【0026】以下順を追って、図5について説明する。
先づ来客が玄関に設置されたインターホーンのスイッチ
41を閉じると、電源44が抵抗48、を通りスピーカ
ーを経て、トランジスター39、32、のベースに加え
られる。39、のコレクター側が短絡状態となると、電
源供給回路96、が動作して、送信部12、13、及び
呼出様発振器8、9、が動作して、呼出信号(f5,f
6)に依って変調された電波が発射され,待受状態にあ
る子機を呼出す。
【0027】図示されていない子機においては,二周波
(f5,f6)の混合の呼出音によって、インターホー
ンよりの呼出である事を知り、子機に設けられている
(インターホーンスイッチ)を押すと、子機は通話の状
態となると共に、初めの極く短時間丈(f2)信号送出
する。この特定信号は親機の特定信号検出器5、によっ
て検出され、その出力に依って自己保持機能を持った電
源供給器92を駆動する。この出力電源によって、送信
部、増幅器104、105、が動作する。
【0028】従って子機より送話すると、音声は低周波
増幅器3、104、を通って、スピーカー43、で聞か
れ、又マイク106に向かって送話すると、この音声は
105、13、12を通って子機に送られ、かくして、
インターホーンと子機とが、親機を経由して、相互に通
話を行う事が出来る。逆に子機側よりインターホーンを
呼出ボタンを押すと、呼出信号(f1)が送出され、是
が親機の信号選択、検出器94、を起動させ、その出力
が自己保持動作を行わない電源供給器91を起動させ
る。
【0029】従って、発振器8、の出力が104、を通
ってスピーカー43、を鳴らせる。子機と外部電話回線
が通話中にインターホーンボタン41、を押されると、
突然大きな呼出音が聞かれ不都合であるので、呼出信号
の経路47、と45、の分岐点を46、を通して接地し
てその出力を十分の一位に落す様に構成してある。又イ
ンターホーンと子機が通話中に、外部電話回線よりの呼
出があった場合も同様に、ダイオード36、を通して、
インターホーンの動作電圧を35、のベースに加えて、
呼出音のレベルを下げるようにしてある。
【0030】信号選択器90、は子機間の呼出に使用さ
れる回路であり、この出力に依って、呼出発振器8、と
送出部とが動作する。7、はコード化された信号の検出
器であり、この信号が来た場合のみ、電源供給器95が
動作し、従ってリレー28を開閉する事に依って、ダイ
ヤリングを行う事が出来る。コード信号を送出しない
で、信号(f4)のみを子機より送出すれば、94、の
みが動作するので、外部電話回線に関係なく子機間でプ
レストーク方式により、親機を介して通話を行える(特
開昭63−23627号公報参照)。又外部電話回線よ
りの呼出信号が来た場合は、96、が動作するので、送
信部及び呼出発振器8、が動作して子機を呼出す事にな
る。
【0031】叙上の説明において、子機よりインターホ
ーンを呼出す場合、91が動作するが、その時104が
動作するので、検波器3よりの信号も、8よりの呼出信
号と共に増幅されるので、不都合を生ずる事がある。こ
の為にダイオード108を用いて、91よりの電圧を逆
方向に加えて、108が開万状態になる様にされてい
る。又電源供給器92、94、95、にはスケルチ(S
Q)回路よりの出力が加えられているが、是は通話が終
了して、電波がなくなりスケルチ出力もなくなった時
に、自己保持動作を行っている電源回路を復旧させる為
のものである。
【0032】
【発明の効果】以上述べた様に、この発明は、電話回線
に接続されて、無線送受信器を有する親機と、該親機に
対応する無線送受信器を有して、該親機を介して、該電
話回線と送受話出来る様にした子機とを有するコードレ
ス電話機において、該親機にインターホーン装置を接続
使用出来る様にすると共に、該親機にインターホーン装
置を制御する手段を設け、該子機より該制御装置を制御
する事により、該子機と該インターホーンとが、親機を
介して通話出来る様にし、又インターホーンよりの呼出
音を、該子機にて聞く事が出来るようにする事によっ
て、従来の様に呼出がある毎に、インターホーンの親機
の設置場所まで出向いて通話しなければならないという
煩わしさを除く事が出来、又子機を身辺に置いておけ
ば、従来の様に、親機より遠く離れていた為に、呼出音
が聞えないという様な欠点を除去する事が出来、又子機
より自由にインターホーンを起動させて、モニターする
事が出来るので、是を病人、子供、乳児、等の部屋に設
置しておけば、主婦がどこで家事をしていても、希望す
る時に、部屋の様子をうかがう事ができて極めて便利な
ものとなり、又子供部屋等に設置した場合には、子機よ
りインターホーン呼出が出来、随時呼出、通話が出来、
又複数個のインターホーン装置を接続し、是等を子機よ
り随時切替え使用する様になす事により、玄関用、病人
用、子供用と並列に使用出来て極めて便利なものとな
る。以上述べた様に、本発明は、その実用的価値の極め
て大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるインターホー
ン付コードレス電話装置の回路図
【図2】 本発明の実施の形態2におけるインターホー
ン付コードレス電話装置の回路図
【図3】 本発明の実施の形態3におけるインターホー
ン付コードレス電話装置の回路図
【図4】 本発明の実施の形態4におけるインターホー
ン付コードレス電話装置の回路図
【図5】 本発明の実施の形態5におけるインターホー
ン付コードレス電話装置の回路図
【符号の説明】
1 高周波増幅器 2 検波器 3 低周波増幅器 4 結合器 5、 6 信号選択器 7 検出器 8 第一の呼出用低周波発振器 9 第二の呼出用低周波発振器 10 低周波増幅器 11 振幅制限器 12 電力増幅器 13 変調器 14 低周波増幅器 15 インターホーン装置の子機部 16 呼出信号の検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続され、無線送受信器を有
    する親機と、この親機に対応する無線送受信器を有し
    て、上記親機を介して、電話回線と送受話出来る様にし
    た子機とを有するコードレス電話機において、上記子機
    が上記電話回線と通話中に上記インターホーン装置から
    の呼出を検出する検出手段と、この検出手段が検出する
    と上記インターホーン装置からの着信を上記子機に通知
    する通知手段と、上記検出手段によって上記子機が上記
    電話回線と通話中に上記インターホーン装置からの呼出
    を検出すると上記子機に対する上記通知手段の呼出音の
    レベルを低減させる手段と、上記子機より、上記インタ
    ーホーン装置を制御する制御装置とを備えたインターホ
    ーン付コードレス電話機。
  2. 【請求項2】 複数のインターホーン装置が親機に接続
    され、この親機に、子機からの信号により、いずれかの
    上記インターホーン装置に切替える切替手段を設け、上
    記子機と複数の上記インターホーン装置との通話を実現
    することを特徴とする請求項1記載のインターホーン付
    コードレス電話装置。
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