JP2007150741A - 車載情報機器およびコンピュータ実行可能なプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に車載器と車外のコンピュータとの間のデータ授受を可能とする。
【解決手段】車両に搭載される車載情報機器1であって、外部機器2と通信するための通信手段13、14と、データを記憶するための記憶手段15と、所定のタイミングで、前記車載情報機器を待機状態に移行させる共に、前記待機状態において、前記通信手段が、外部機器より所定の通信データを受信したときは、前記車載情報機器を稼働状態とする、電源供給制御手段11と、前記稼働状態において、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段12とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、車載情報機器と車外のコンピュータとのデータ授受に関する。
従来から、車載情報機器と、車外のコンピュータ、例えば、家庭内に設置されたホームサーバとの間でデータを送受信し、ユーザ所望の楽曲などのデータをホームサーバから車載情報機器にダウンロードする技術が知られている(例えば、特許文献1から4参照)。
特開2004−37981号公報 特開2001−313741号公報 特開2002−41060号公報 特開2003−288138号公報
上述した技術では、ユーザ操作によって楽曲リストの表示が要求され、表示された楽曲のリストからユーザが求める楽曲データを選択し、選択された楽曲データが車外のサーバから車載情報機器にダウンロードされる、というシステムとなっている。
その場合、ユーザは、車載情報機器を操作してダウンロードの開始をユーザが明示的に指示する必要ある。さらに、そのような車載情報機器と車外のコンピュータとの通信において、エンジンオフの状態で車載情報機器の電源がオンである状態が長時間継続すると、車両に搭載され、車載情報機器に電力を供給するバッテリの電力が消耗するという問題がある。
本発明の目的は、車載情報機器上のオペレーション、車載情報機器に電力を供給するバッテリ状態の把握といった煩わしい手間をかけることなく、簡易に車載情報機器と車外のコンピュータとの間のデータ授受を可能とする技術を提供することである。
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、車両に搭載される車載情報機器であって、外部機器と通信するための通信手段と、データを記憶するための記憶手段と、所定のタイミングで、前記車載情報機器を待機状態に移行させる共に、前記待機状態において、前記通信手段が、外部機器より所定の通信データを受信したときは、前記車載情報機器を稼働状態とする、電源供給制御手段と、前記稼働状態において、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段とを備えるものである。
本発明によれば、この車載情報機器は、所定のタイミングで、前記車載情報機器を待機状態に移行させる共に、前記待機状態において、前記通信手段が、外部機器より所定の通信データを受信したときは、前記車載情報機器を稼働状態とし、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う。したがって、ユーザは、車載情報機器自体を操作することなく、外部機器から車載情報機器へのデータ送受信を実行できる。
前記電力供給制御手段は、前記データ送受信処理が完了したときに車載情報機器の電力供給を停止する手段を有するものでもよい。本発明によれば、データ送受信を完了すると、車載情報機器は、ユーザの介在なく電力供給を停止する。したがって、ユーザが意識することなく、不要な電力の消耗を抑制できる。
前記電力供給制御手段は、前記待機状態に移行後の経過時間を計時する手段と、前記経過時間が所定の時間を超えたときに電力供給を遮断する手段と、をさらに備えるようにしてもよい。
本発明によれば、待機状態に移行後の経過時間が所定の時間を超えたときに電力供給を停止するので、長時間使用による電力の消耗を抑制できる。
前記電力供給制御手段は、電源電圧を計測する手段と、データ転送中に前記電源電圧が所定の範囲まで低下したときにデータ転送の完了を待たずに電力供給を停止する手段と、を有するようにしてもよい。
本発明によれば、電源電圧が所定の範囲まで低下したときに、データ転送の完了を待たずに電力供給を遮断するので、過度の電源電力の消耗を抑制できる。
また、本発明は、車両に搭載される車載情報機器であって、外部機器と通信するための通信手段と、データを記憶するための記憶手段と、所定のタイミングで、前記通信手段によって外部機器に所定の通信データを送信すると共に、外部機器から前記通信データに対する応答を受信したときに、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段とを備えるものである。
本発明によれば、所定のタイミングで、外部機器に所定の通信データを送信し、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行うので、ユーザの介在なく前記コンピュータとの間でデータ送受信処理を開始することができる。
また、車載情報機器と通信を行う情報機器に、上記車載情報機器と同様のデータ送受信機能を実現させるようにしてもよい。すなわち、本発明は、車載情報機器と通信を行う情報機器であって、前記車載情報機器と通信するための通信手段と、データを記憶するための記憶手段と、前記情報機器を待機状態に移行させる共に、前記待機状態において、前記通信手段が、前記車載情報機器より所定の通信データを受信したときは、前記情報機器を稼働状態とする、電源供給制御手段と、前記稼働状態において、前記車載情報機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段とを備えるものでもよい。
本発明は、以上の機能のいずれかをコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであってよい。また、本発明は、そのようなコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本発明によれば、車載情報機器上のデータの把握、車載情報機器上のオペレーション、車載情報機器に電力を供給するバッテリ状態の把握といった煩わしい手間をかけることなく、簡易に車載情報機器と車外のコンピュータとの間のデータ授受が可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)に係る情報システムを説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成には限定されない。
<機能概要>
図1は、本情報システムの概念を説明する図である。図1のように、本情報システムは、
自動車等の車両に搭載される車載器1(本発明の車載情報機器に相当)と、車両外部の地点、例えば、家庭内に設置されたパーソナルコンピュータ2(以下、PC2という)により構成される。
車載器1は、カーナビゲーション機能、音楽データ再生機能、動画データ表示機能、テレビジョン放送受信機能等を有する。車載器1は、地図データ、音楽データ、動画データ等を蓄積可能な記憶手段を有している。また、車載器1は、車外のPC2と無線通信可能な通信手段を有している。以下、通信手段としては、無線LANモジュールを想定する。
PC2は、一般的なコンピュータである。PC2は、地図データ、音楽データ、動画データ等を蓄積可能な記憶手段を有している。また、PC2は、車載器1と無線通信可能な通信手段(無線LANモジュール)を有している。さらに、PC2は、インターネットにアクセスし、インターネット上のコンピュータ、あるいは、ウェブサイト等から各種データをダウンロードすることができる。PC2は、また、ホームサーバとも呼ばれる。
本情報システムを利用するときの手順の例は、以下の通りである。
(1)ユーザは、車両のエンジンを停止し、その状態で自宅に移動する。そして、ユーザは自宅内のPC2の電源をオンする。このとき、車載器1は、バッテリから電力供給を受け、無線LANモジュールと無線LANモジュールを制御する制御部(CPU等)だけがオンの状態(以下、待機状態という)になる。
(2)PC2の電源オンにより、無線LANモジュールを通じて、PC2から車載器1にパケットが送信される。車載器1では、待機状態で無線LANモジュールへのパケットの着信を確認すると、無線LANモジュールおよび制御部以外にも電力が供給され、車載器1の全体が起動する。
(3)車載器1は、無線LANモジュールを通じて、PC2にアクセスし、PC2の所定のフォルダ(ディレクトリともいう)に格納されたデータと、車載器1内の所定のフォルダに格納されたデータを比較する。ここで、データとは、例えば、車載器1で再生される楽曲データ等である。そして、車載器1は、車載器1内にないデータでPC2にあるデータがあった場合、そのデータをダウンロードし、車載器1内の所定のフォルダに格納する。この処理を実行することをファイルの同期を取るという。
ここで、車載器1内にないデータでPC2にあるデータは、例えば、データを格納するファイルのファイルの名、データ更新日時、データサイズ等の違いによって判断される。(4)ファイルの同期完了後、車載器1は、電源をオフ(バッテリからの電力供給を遮断)する。なお、待機状態で、所定時間以上経過し、かつ、PC2からパケットが届いていない場合も、車載器1は、電源をオフするようにしてもよい。
<システム構成>
図2は、車載器1のシステム構成図である。図1のように、車載器1は、コンピュータプログラムを実行することにより車載器1の各部を制御し、車載器1の機能を実現するCPU10と、CPU10の入出力インターフェースに接続される無線LANモジュール14と、ハードディスク駆動装置15(本発明の記憶手段に相当)と、表示部16と、操作部17と、エンジン状態レジスタ18とを有している。また、車載器1は、車両に搭載されエンジンによって駆動される発電機からの電力を充電するバッテリ19を有している。
CPU10は、ハードディスク駆動装置15によって駆動されるハードディスクに保存され、不図示のメモリにローディングされたプログラムを実行し、車載器1の各部を制御する。これらのプログラムは、電源管理部11、同期制御部12、および無線LAN通信部13の各機能を実現する。なお、このプログラムは、DVD、CD−ROM等のような着脱可能は可搬型の媒体に保存し、そのような媒体の読み出し装置からハードディスクに
インストールしてもよい。また、そのような媒体の読み出し装置からローディングするようにしてもよい。無線LANモジュール14を介して、他のコンピュータからプログラムをインストールしてもよい。
電源管理部11(本発明の電力供給制御手段に相当)は、バッテリ19から車載器1の各部への電力供給を制御する。車載器1の待機状態においては、電源管理部11はバッテリ19からCPU10および無線LANモジュール14以外の車載器1の構成部分、例えば、ハードディスク駆動装置15、表示部16、操作部17、エンジン状態レジスタ18等への電力供給を停止する。
また、待機状態で無線LANモジュール14にPC2から無線LANパケットが着信すると、電源管理部11は、CPU10および無線LANモジュール14以外の車載器1の構成部分、例えば、ハードディスク駆動装置15、表示部16、操作部17、エンジン状態レジスタ18等への電力供給を開始する。これにより、車載器1全体が起動された状態となる。
同期制御部12(本発明のデータ通信制御手段に相当)は、車載器1と、PC2との間でデータの同期を実現する。すなわち、同期制御部12は、無線LANモジュール14を通じて、PC2にアクセスする。そして、同期制御部12は、PC2内の所定のフォルダのデータと、車載器1のハードディスク駆動装置15内の所定のフォルダのデータとを比較する。そして、同期制御部12は、比較の結果、車載器1内にないデータでPC2にあるデータがあった場合、そのデータをダウンロードし、ハードディスク駆動装置15内の所定のフォルダに格納する。
無線LAN通信部13(本発明の通信手段に相当)は、CPU10の入出力インターフェースに接続された無線LANモジュール14を通じて、無線LAN通信を制御する。ここで、無線LANモジュール14は、高周波回路およびアンテナを含むハードウェアである。
ハードディスク駆動装置15内のハードディスクには、ファイルシステムが構成されている。ファイルシステムは、1以上の階層に渡るフォルダ(ディレクトリ)によって領域を区分して管理する。また、それぞれのフォルダに1以上のデータファイルを有する。各フォルダには、個々のデータファイルを管理する管理データが格納されている。管理データは、データファイルの一覧表(データファイルの数に応じて複数の表から構成される場合もある)であり、データファイルのファイル名、データ更新日付、データサイズ等を記録している。
本実施形態では、データファイルとしては、例えば、音楽再生のための楽曲データ、動画データ、静止画データ、各種の文書ファイル、HTMLファイル、表示部16に表示されるユーザインターフェースの仕様を記述するファイル(スタイルファイルあるいはスキンファイルとも呼ばれる)等が含まれる。本実施形態では、このユーザインターフェースの仕様を記述するファイルは、例えば、表示部16に表示されるメニュー、ボタン、アイコンなどの画面オブジェクトの配置、背景画像等を規定するファイルである。このファイルは、そのような仕様を規定するパラメータファイル、テキスト等である。ただし、そのようなユーザインターフェースの仕様を実現するプログラムを含んでもよい。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイ等であり、CPU10の制御により、各種プログラムのユーザインターフェース、地図データ、カーナビゲーション画像、テレビビジョン映像、静止画、ウェブページ等を表示する。操作部17は、押しボタン、ジョイスティック、ダイヤル、つまみ、等であり、ユーザの操作を検知し、ユーザインターフェース
としての機能を提供する。
エンジン状態レジスタ18は、ユーザのエンジン操作に基づくエンジンの起動状態をデータとして保持する。例えば、エンジン状態レジスタ18は、0:停止中、1:運転中等の値を保持する。
図3は、PC2のシステム構成図である。図3のように、PC2は、CPU20と、CPU20の入出力インターフェースに接続される無線LANモジュール24と、ハードディスク駆動装置25(本発明の記憶手段に相当)と、表示部26と、操作部27とを有している。PC2の構成および作用は、一般的なパーソナルコンピュータと同様であるので、その説明を省略する。
なお、CPU20が実行するプログラムによって実現される電源管理部21(本発明の電力供給制御手段に相当)、同期制御部22および無線LAN通信部23(本発明の通信手段に相当)については、車載器1で説明した電源管理部11、同期制御部12および無線LAN通信部13と同様である。また、ハードディスク駆動装置25内のファイルシステムの構成についても、車載器1のハードディスク駆動装置15のファイルシステムと同様である。
さらに、CPU20で実行されるプログラムを格納する媒体、インストール先、ローディング先についても、車載器1の構成と同様である。ただし、PC2上のプログラムについては、例えば、インターネットのような公衆ネットワーク、あるいはLANなどの組織内ネットワークからダウンロードするようにしてもよい。
<処理フロー>
以下、図4から図11のフローチャートにより、本情報システムを実現するプログラムの処理を説明する。
図4は、エンジン停止後の同期処理を示すフローチャートである。エンジン停止後の同期処理は、車載器1のCPU10が電源管理部11および同期制御部12を実行することで実現される。ここで、同期処理とは、車載器1が所定のフォルダに有するデータと、PC2が所定のフォルダに有するデータとを整合させる処理をいう。同期処理の後には、基本的には、車載器1の所定のフォルダとPC2の所定のフォルダとは、同一のデータファイル群を有するようになる。
この処理では、CPU10は、車両のエンジンが停止したか否かを検知する(S1)。エンジンが停止したか否かは、図2に示したエンジン状態レジスタ18を監視することで判断される。例えば、エンジン状態レジスタ18の値の変化ともに所定の割り込み処理を起動させ、割り込み処理の中でエンジン状態レジスタ18の値を検知すればよい。
エンジンが停止すると、CPU10は、車載器1を待機状態に移行させる(S2)。待機状態では、電源管理部11は、バッテリ19からCPU10および無線LANモジュール14以外の車載器1の構成部分、例えば、ハードディスク駆動装置15、表示部16、操作部17、エンジン状態レジスタ18等への電力供給を停止する。
待機状態では、CPU10は、所定の待ち時間が経過したか否かを監視する(S3)。所定の待ち時間が経過すると、CPU10は、制御をS8に進め、バッテリ19を遮断し、車載器1への電力供給を完全に停止させる。これにより、待機状態が長時間継続することによるバッテリ19の消耗が回避される。S3の処理を実行するCPU10が本発明の計時する手段に相当する。
S3の判定で、所定の待ち時間が経過していない場合、CPU10は、PC2からパケットが受信されたか否かを判定する(S4)。パケットが受信されていない場合、CPU10は、制御をS3に戻す。なお、S3、S4の処理は、割り込み処理モジュールが、無線LANモジュール14からの割り込み要求を待つ処理と、所定の待ち時間経過によるタイマ割り込みを待つ処理との組合せで実現できる。
S4の判定で、CPU10がパケットの着信を検知すると、CPU10は、車載器1全体にバッテリ19からの電力を供給する(S5)。この処理をウェークアップ処理という。
次に、CPU10は、ファイル同期通信プログラムを起動する(S6)。ファイル同期通信プログラムの処理では、CPU10は、PC2内の所定のフォルダのデータと、車載器1のハードディスク駆動装置15内の所定のフォルダのデータとを比較する。そして、比較の結果、車載器1内にないデータでPC2にあるデータがあった場合、そのデータをダウンロードし、ハードディスク駆動装置15内の所定のフォルダに格納する。
さらに、S6の処理では、比較の結果、車載器1内にないデータでPC2にあるデータがあった場合、そのデータをダウンロードしたが、逆に、車載器1内にあるデータでPC2にないデータがあった場合、そのデータをPC2に送信してもよい。
そして、CPU10は、ファイル同期通信プログラムの処理が完了したか否かを判定する(S7)。ファイル同期通信プログラムの処理が完了すると、CPU10は、バッテリ19を遮断し、車載器1への電力供給を完全に停止させる(S8)。S8の処理を実行するCPU10が、本発明の電力供給を遮断する手段に相当する。
図4の処理により車載器1が待機状態にあるとき、ユーザは、車両から離れて、例えば、自宅あるいは職場内のPC2の電源を入れる。これにより、PC2が起動され、無線LANモジュールを介して探索パケットが車載器1に送信される。車載器1が探索パケットを受信すると、図4のS4で判定がYESとなり、S5以下の処理のが実行されることになる。このようにして、車載器1主導にて、車載器1とPC2との間でデータの同期処理が実行される。
この場合、車載器1が探索パケットを受け付けるか否かを公知の認証手順にしたがって判断してもよい。例えば、PC2の無線LANモジュール14のMACアドレス、ID、パスワード等によってPC2を認証すればよい。そのようにすることで、車載器1が不特定多数の車外のサーバからアクセスされること、および、PC2が不特定多数の車載器にアクセスすること等、セキュリティの低下を抑制できる。
同様に、PC2が車載器1に対して探索パケットに対する応答を求め、その応答にしたがって、PC2が車載器1との接続を認めるか否かを公知の認証手順にしたがって判断してもよい。このような車載器1とPC2の間の認証については、以下の実施形態のすべての処理に適用できる。
さらに、ここで、PC2から探索パケットを送出することとしたが、車載器1が待機状態において所定の時間間隔でPC2に対して探索パケットを送信し、PC2から応答パケットを返信する方式としてもよい。
図5は、PC2側が主導で同期処理を実行する場合の処理を示すフローチャートである。この処理は、図3に示したPC2のCPU20が同期制御部22を実行することにより
実現される。
この処理は、ユーザが車両から離れて自宅、あるいは職場等に移動し、PC2を起動したときに実行される。この処理では、まず、PC2のCPU20は、無線LAN通信部23(プログラム)を起動する(S11)。PC2は、無線LAN通信部23を起動すると、無線LANモジュール24を介して探索パケットを送信する。
次に、CPU20は、車載器1から探索パケットに対する応答パケットが受信された否かを監視する(S14)。そして、車載器1から応答パケットが受信されると、CPU20は、ファイル同期通信プログラムを起動する(S16)。この処理では、CPU20は、無線LANモジュール24を通じて、車載器1にアクセスする。そして、CPU20は、車載器1内の所定のフォルダのデータと、PC2内のハードディスク駆動装置25内の所定のフォルダのデータとを比較する。そして、比較の結果、PC2にないデータで車載器1にあるデータがあった場合、そのデータをダウンロードし、ハードディスク駆動装置25内の所定のフォルダに格納する。
そして、CPU20は、ファイル同期通信プログラムの処理が完了したか否かを判定する(S17)。ファイル同期通信プログラムの処理が完了すると、CPU20は、車載器1に対して所定のコマンドを送信し、バッテリ19を遮断させ、車載器1への電力供給を完全に停止させる(S18)。
図6は、エンジン始動後の同期処理を示すフローチャートである。エンジン始動後の同期処理は、車載器1のCPU10が同期制御部12を実行することで実現される。
この処理は、ユーザが例えば自宅、あるいは職場等から車両に移動し、車両のエンジンを始動したときに実行される。この処理では、まず、車載器1のCPU10は、無線LAN通信部13(プログラム)を起動する(S21)。車載器1は、無線LAN通信部13を起動すると、無線LANモジュール14を介して探索パケット(PC起動パケット)を送信する。
次に、CPU10は、PC2から探索パケットに対する応答パケットが受信された否かを監視する(S22)。そして、PC2から応答パケットが受信されると、CPU10は、ファイル同期通信プログラムを起動する(S23)。この処理は、図4のS6と同様である。
そして、CPU10は、ファイル同期通信プログラムの処理が完了したか否かを判定する(S24)。ファイル同期通信プログラムの処理が完了すると、CPU10は、PC2に対して所定のコマンドを送信し、電源オフ(シャットダウン)を実行させる(S25)。S25の処理を実行するCPU10が本発明の外部機器に電源の遮断を指令する通信データを送信する手段に相当する。
図7は、エンジン始動後の同期処理時のPC2の処理を示す。すなわち、図7は、車載器1が図6の処理を実行したときに、PC2が実行する処理を示す。この処理では、まず、PC2のCPU10は、待機状態へ移行する(S31)。すなわち、PC2は、電源が投入され、システムがブートした後、例えば、所定時間ユーザ操作が検知できないと、待機状態に移行する。待機状態では、電源管理部は、不図示の電源からCPU20および無線LANモジュール24以外のPC2の構成部分、例えば、ハードディスク駆動装置25、表示部26、操作部27への電力供給を停止する。
次に、CPU20は、車載器1から探索パケットが受信されるか否かを監視する(S3
2)。探索パケットが受信されると、CPU20は、応答パケットを返信する。そして、CPU20は、S33−S35の処理を実行する。
以下、S33−S35の処理は、車載器1において実行される図4のS5−S7の処理と同様であるので、その説明を省略する。そして、ファイル同期プログラムの処理が完了すると、CPU20は、電源オフし(S35)、PC2をシャットダウインする(S36)。
図8は、車載器1で実行される、指定日時での同期処理を示すフローチャートである。指定日時での同期処理は、車載器1のCPU10が同期制御部12を実行することで実現される。この処理は、ユーザが選択的に利用可能なオプション機能として実装すればよい。
この処理は、ユーザが事前に設定した日時(年月日および時刻)において、ファイル同期通信プログラムを実行する処理である。この処理では、車載器1のCPU10は、事前に設定された指定日時に至ったか否かを判定する(S40)。そして、指定日時に至った場合、CPU10は、無線LAN通信部13(無線LAN通信プログラム)を起動する(S41)。
その後のS41からS45の処理は、図6のエンジン始動後の同期処理でのS21からS25と同様である。
図9に、車載器1でのファイル転送処理の詳細を示す。この処理は、エンジン停止後の待機状態からファイル同期通信プログラムが起動されたとき(図4のS6)、データ転送にて実行される処理の詳細である。
この処理では、車載器1のCPU10は、所定のデータ単位分のファイル転送を実行する(S51)。所定のデータ単位とは、例えば、1ファイル、あるいは1ファイル内の1ブロック(1パケット分のデータ)等である。
そして、所定のデータ単位分のファイル転送が終了すると、CPU10は、全データのファイル転送が終了したか否かを判定する(S52)。そして、全データのファイル転送が終了した場合、CPU10は、ファイル転送処理を終了する。
一方、全データのファイル転送が終了していない場合、CPU10は、所定の限界時間が経過したか否かを判定する(S53)。所定の限界時間とは、例えば、図4に示した待機状態の開始(エンジン停止)から測定した経過時間である。S53を実行するCPU10が本発明の計時する手段に相当する。ただし、エンジン停止からの時間に代えて、ファイル転送開始からの経過時間によって、所定の限界時間が経過したか否かを判定してもよい。
そして、所定の限界時間が経過した場合、CPU10は、ファイル転送処理を終了する。一方、所定の限界時間が経過していない場合、CPU10は、電源電圧のレベルが所定の基準値にあるか(電源電圧OKか)否かを判定する(S54)。電源電圧が所定の基準値にない場合、CPU10は、ファイル転送処理を終了する。一方、電源電圧が所定の基準値にある場合、CPU10は、制御をS51に戻し、次のデータ(次のファイルまたは次のブロック)のデータ転送を実行する。S54の処理を実行するCPU10が本発明の電源電圧を計測する手段に相当する。
このようにして、全データの転送終了前であっても、所定の限界時間が経過するか、ま
たは、電源電圧のレベルが所定の範囲に低下した場合、CPU10は、ファイル転送処理を終了する。その結果、例えば、図4にてファイル同期完了とされ、バッテリ19がからの電力供給が遮断される(図4のS8)。したがって、所定の限界時間を超えて待機、待機に続くデータ転送が継続した場合、あるいは、バッテリ出力が低下した場合に、さらなるバッテリ19の消耗を抑制できる。
<変形例>
以下、車載器1にて実行される処理の変形例を示す。図10は、リスト転送による同期処理を示すフローチャートである。この処理では、車載器1からPC2に楽曲リストがPC2に送信され、その楽曲リストに基づいてPC2側にて、車載器1にない楽曲を判定し、車載器1にその楽曲をダウンロードする。
この処理では、まず、車載器1のCPU10は、楽曲リストを読み出す(S61)。本実施形態では、楽曲は楽曲を格納する所定のフォルダに格納されている。楽曲リストは、例えば、そのフォルダ内のデータファイルを管理する管理表から読み出される。この楽曲リストは、例えば、データファイル名、ファイルサイズ、ファイル更新日時等を有している。
次に、CPU10は、楽曲リストをPC2へ送信する(S62)。そして、CPU10は、PC2からの応答を受信する(S63)。応答とは、例えば、送信した楽曲リストに含まれていた楽曲と異なる楽曲で、PC2が有する楽曲から構成されるリストである。ただし、そのような楽曲が存在しない場合、リストは空リストとなる。
そして、CPU10は、受信すべき楽曲データがあるか否かを判定する(S64)。受信したリスト中に、車載器1にない楽曲データがない場合(リストが空リストの場合)、CPU10は、処理を終了する。
一方、受信した応答中に、車載器1にない楽曲データがあった場合、CPU10は、受信すべき楽曲データがあるとする。そして、CPU10は、PC2からその楽曲データをダウンロードする(S65)。
次に、CPU10は、すべてのデータを受信したか否かを判定する(S66)。そして、受信したリスト中に、車載器1にない楽曲データがまだ残っている場合、CPU10は、制御をS65に戻し、次の楽曲データをダウンロードする。
このように、車載器1から楽曲データをPC2に送信することで、車載器1にない楽曲データでPC2にある楽曲データを検索する処理をPC2に実行させることができる。したがって、車載器1が無線LANモジュール14を通じてPC2にアクセスする時間を短縮することができる。なお、この場合、S65の処理には、図9で示したデータ転送処理を適用すればよい。
図11は、ユーザによるリスト選択処理を示すフローチャートである。図10の処理では、所定のフォルダ内のデータファイルを管理する管理表から、楽曲リストが抽出され、PC2に送信されてPC2において、車載器1にて必要な楽曲が判定された。そのような処理に代えて、あるいは、そのような機能に加えて選択可能なオプションとして、ユーザの意思を反映した楽曲リストを作成する機能を設けてもよい。
この処理では、車載器1のCPU10は、PC2から楽曲リストを入手する(S71)。入手は、車載器1から無線LANを通じて、PC2のフォルダにアクセスして作成してもよい。また、車載器1からPC2に対して、楽曲リストの読み出しと送信を要求しても
よい。ここで、PC2からの楽曲リストは、PC2の所定フォルダに格納された楽曲のデータファイルの一覧表である。
次に、CPU10は、入手した楽曲リストを表示部16に表示する。そして、CPU10は、ユーザによる楽曲の選択操作を受け付け、入手すべき楽曲リストを作成する(S72)。なお、入手した楽曲リストを表示部16に表示するとき、CPU10は、車載器1にない楽曲だけをピックアップして表示するようにしてもよい。
次に、CPU10は、PC2にユーザに選択された楽曲リストを送信する(S72)。そして、CPU10は、その選択された楽曲リストに含まれる楽曲データをPC2から受信する(S75)。そして、CPU10は、S72で作成した楽曲リストに含まれる、選択されたすべての楽曲データを受信したか否かを判定する(S76)。
すべての選択された楽曲データを受信していない場合、CPU10は、制御をS75に戻して次の楽曲データを受信する。一方、すべての楽曲データを受信した場合、CPU10は、処理を終了する。
なお、S72、S75の処理に代えて、車載器1が無線LANを通じて、PC2のフォルダにアクセスして必要な楽曲データを読み出すようにしてもよい。
また、本変形例の図10および図11の処理では、楽曲データを例に説明したが、本情報システムにおいて、ファイル同期処理の対象となるデータは、楽曲データに限定されるものではなく、動画データ、静止画データ、各種の文書ファイル、HTMLファイル、表示部16に表示されるユーザインターフェースの仕様を記述するファイル(スタイルファイルあるいはスキンファイルとも呼ばれる)等についても、同様に、車載器1とPC2の間で転送処理の対象とできる。
以上の実施形態においては、待機状態とはいずれも、無線LANモジュール14とCPU10のような一部の構成要素にだけ電力が供給される状態であった。ただし、本発明の実施は、このような場合だけに限定されるものではなく、発明の態様を適宜変形できる。例えば、CPU10以外に、監視専用の制御装置を無線LANモジュール14内に設けて、待機状態では無線LANモジュール14だけに電力を供給してもよい。また、無線LANモジュール14とCPU10以外の構成要素、例えば、ハードディスク駆動装置15、操作部17にも電力を供給し、電力の消耗の程度と、車載器1の応答性とのバランスをとるようにしてもよい。また、応答性を最優先する場合には、車載器1全体に給電し、PC2からの無線LANパケットを常時処理できるようにしてもよい。
また、図6の処理では、エンジン始動後に、車載器1からPC2に無線LANパケットを送信して、PC2を待機状態からウェークアップさせ、ファイル同期通信を開始した。この処理と同様の機能をPC2側において実現してもよい。すなわち、PC2の電源投入後、PC2にて無線LANプログラムを起動し、PC2から車載器1に無線LANパケットを送信してもよい。その無線LANパケット受信した結果、車載器1が待機状態からウェークアップしたときに、ファイル同期通信を開始するようにすればよい。
同様に、図8の処理では、ユーザ指定の日時に、車載器1からPC2に無線LANパケットを送信して、PC2を待機状態からウェークアップさせ、ファイル同期通信を開始した。この処理と同様の機能をPC2側において実現してもよい。すなわち、ユーザ指定の日時に、PC2から車載器1に無線LANパケットを送信してもよい。その無線LANパケット受信した結果、車載器1が待機状態からウェークアップしたときに、ファイル同期通信を開始するようにすればよい。
<実施形態の効果>
以上述べたように、本実施形態の情報システムによれば、車載器1にないデータだけを車載器1とPC2の間で送受信することができるので、送受信されるデータ量が少なくて済み、データ転送時間が短縮される。すなわち、本情報システムによれば、車載器1にないデータだけをPC2から車載器1に転送できる。また、PC2にないデータだけを車載器1からPC2に転送できる。
このため、ユーザが特に意識しなくても、車載器で家庭のPC2と同じ曲をいつでも聴くことができる。また、車両で聴いている曲を家庭のPC2でも聴くことができる。
また、本実施形態の情報システムによれば、図4に示したように、エンジン停止後、車載器1は待機状態に移行し、バッテリ19からCPU10および無線LANモジュール14以外の車載器1の構成部分、例えば、ハードディスク駆動装置15、表示部16、操作部17、エンジン状態レジスタ18等への電力供給を停止する。したがって、バッテリ19での無駄な電力の消耗が低減される。
さらに、エンジン停止後の待機状態において所定の待ち時間が経過すると、バッテリ19からの電力供給が遮断される。また、図9に示したようにファイル転送中であっても、エンジン停止後の経過時間が計時され、所定の待ち時間が経過すると、ファイル転送が停止され、バッテリ19からの電力供給が遮断される。また、図9に示したようにファイル転送中であっても、バッテリ19の出力電圧が計測され、電源電圧が低下すると、ファイル転送が停止され、バッテリ19からの電力供給が遮断される。このように、エンジン停止後の待機状態、および、その後のファイル転送中において、長時間の経過その他の理由によりバッテリ19の電力が所定の限度を超えて消耗し尽くした状態になることを抑制できる。
さらに、PC2側では、無線LANパケットの着信を契機に処理を開始するので、ユーザが、車載器1あるいは車両を操作する際に、PC2側の電源状態を把握する必要がない。例えば、図6に示したように、エンジンを始動することにより、PC2側を起動することができる。さらに、車載器1が指定日時にファイルの同期処理を実行する場合も同様である。
さらに、データのリストを車載器1からPC2に送信することで、必要なデータの検索をPC2に実行させ、車載器1から無線LANを通じたPC2へのアクセス時間を短縮できる。
さらに、データのリストをPC2から車載器1に送信することで、PC2から入手可能なデータを車載器1で表示させ、ユーザの意思を反映した楽曲リストを作成できる。
さらに、本情報処理システムでは、データ同期処理の対象、データ転送の対象は、楽曲データに限定されるものではない。すなわち、動画データ、静止画データ、各種の文書ファイル、HTMLファイル、表示部16に表示されるユーザインターフェースの仕様を記述するファイル(スタイルファイルあるいはスキンファイルとも呼ばれる)等についても、同様に、車載器1とPC2の間で転送処理の対象とできる。
本発明の一実施形態に係る情報システムの概念を説明する図である。 車載器のシステム構成図である。 PCのシステム構成図である。 エンジン停止後の同期処理を示すフローチャートである。 PC側が主導で同期処理を実行する場合の処理を示すフローチャートである。 エンジン始動後の同期処理を示すフローチャートである。 エンジン始動後の同期処理時のPC側の処理を示すフローチャートである。 指定日時での同期処理を示すフローチャートである。 ファイル転送処理の詳細を示すフローチャートである。 リスト転送による同期処理を示すフローチャートである。 ユーザによるリスト選択処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車載器
2 PC
10、20 CPU
11、21 電源管理部
12、22 同期制御部
13、23 無線LAN通信部
14、24 無線LANモジュール
15、25 ハードディスク駆動装置
16、26 表示部
17、27 操作部
18 エンジン状態レジスタ
19 バッテリ

Claims (12)

  1. 車両に搭載される車載情報機器であって、
    外部機器と通信するための通信手段と、
    データを記憶するための記憶手段と、
    所定のタイミングで、前記車載情報機器を待機状態に移行させる共に、前記待機状態において、前記通信手段が、外部機器より所定の通信データを受信したときは、前記車載情報機器を稼働状態とする、電源供給制御手段と、
    前記稼働状態において、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段とを備える車載情報機器。
  2. 電力供給制御手段は、前記データ送受信処理が完了したときに前記車載情報機器の電力供給を停止する手段を有する請求項1に記載の車載情報機器。
  3. 前記電力供給制御手段は、
    前記待機状態に移行後の経過時間を計時する手段と、
    前記経過時間が所定の時間を超えて前記外部機器より前記所定の通信データの受信が無い場合は電力供給を停止する手段と、をさらに備える請求項1または2に記載の車載情報機器。
  4. 前記電力供給制御手段は、
    電源電圧を計測する手段と、
    データ転送中に前記電源電圧が所定の範囲まで低下したときにデータ転送の完了を待たずに電力供給を停止する手段と、を有する請求項1から3のいずれかに記載の車載情報機器。
  5. 車両に搭載される車載情報機器であって、
    外部機器と通信するための通信手段と、
    データを記憶するための記憶手段と、
    所定のタイミングで、前記通信手段によって外部機器に所定の通信データを送信すると共に、外部機器から前記通信データに対する応答を受信したときに、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段とを備える車載情報機器。
  6. 前記データ通信制御手段は、前記データ送受信処理が完了したときに前記外部機器に電源の遮断を指令する通信データを送信する請求項5に記載の車載情報機器。
  7. 請求項1の車載情報機器と通信を行う情報機器であって、
    前記車載情報機器と通信するための通信手段と、
    データを記憶するための記憶手段と、
    前記情報機器を待機状態に移行させる共に、前記待機状態において、前記通信手段が、前記車載情報機器より所定の通信データを受信したときは、前記情報機器を稼働状態とする、電源供給制御手段と、
    前記稼働状態において、前記車載情報機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段とを備える情報機器。
  8. 請求項5の車載情報機器と通信を行う情報機器であって、
    前記車載情報機器と通信するための通信手段と、
    データを記憶するための記憶手段と、
    所定のタイミングで、前記通信手段によって前記車載情報機器に所定の通信データを送
    信すると共に、前記車載情報機器から前記通信データに対する応答を受信したときに、前記車載情報機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段とを備える情報機器。
  9. 車両に搭載される車載情報機器を、外部機器と通信するための通信手段と、
    データを記憶するための記憶手段と、
    所定のタイミングで、前記車載情報機器を待機状態に移行させる共に、前記待機状態において、前記通信手段が、外部機器より所定の通信データを受信したときは、前記車載情報機器を稼働状態とする、電源供給制御手段と、
    前記稼働状態において、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段、として機能させるコンピュータ実行可能なプログラム。
  10. 車両に搭載される車載情報機器を、
    外部機器と通信するための通信手段と、
    データを記憶するための記憶手段と、
    所定のタイミングで、前記通信手段によって外部機器に所定の通信データを送信すると共に、外部機器から前記通信データに対する応答を受信したときに、前記外部機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段、として機能させるコンピュータ実行可能なプログラム。
  11. 請求項1の車載情報機器と通信を行う情報機器を、
    前記車載情報機器と通信するための通信手段と、
    データを記憶するための記憶手段と、
    前記情報機器を待機状態に移行させる共に、前記待機状態において、前記通信手段が、前記車載情報機器より所定の通信データを受信したときは、前記情報機器を稼働状態とする、電源供給制御手段と、
    前記稼働状態において、前記車載情報機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段、として機能させるコンピュータ実行可能なプログラム。
  12. 請求項5の車載情報機器と通信を行う情報機器を、
    前記車載情報機器と通信するための通信手段と、
    データを記憶するための記憶手段と、
    所定のタイミングで、前記通信手段によって前記車載情報機器に所定の通信データを送信すると共に、前記車載情報機器から前記通信データに対する応答を受信したときに、前記車載情報機器と前記記憶手段との間でデータ送受信処理を行う、データ通信手段制御手段、として機能させるコンピュータ実行可能なプログラム。
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