JP2003162135A - プロセスカートリッジ - Google Patents

プロセスカートリッジ

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JP2003162135A
JP2003162135A JP2001360403A JP2001360403A JP2003162135A JP 2003162135 A JP2003162135 A JP 2003162135A JP 2001360403 A JP2001360403 A JP 2001360403A JP 2001360403 A JP2001360403 A JP 2001360403A JP 2003162135 A JP2003162135 A JP 2003162135A
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container
process cartridge
toner
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Katsumi Masuda
克己 増田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、画像形成装置本体に着脱可
能なプロセスカートリッジの小型化を図ることである。 【解決手段】画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカ
ートリッジ1において、現像剤9を収容する現像剤収容
部31には、現像剤9を補給するための現像剤容器39
を書込経路Lに設けており、現像剤容器39は容積が縮
小可能に形成され、かつ、現像剤9を現像剤収容部31
に補給後は、容積が縮小し、書込経路Lを確保すること
を特徴とする。また、現像剤収容部31には現像剤容器
39を覆うカートリッジ蓋69を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
レーザービームプリンタ、LEDプリンタ、ファクシミ
リ等の画像形成装置に関し、詳しくは画像形成装置に着
脱可能なプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やファクシミリ、プリンタ
等の画像形成装置は、感光体に帯電を行った後、光導電
現象を利用して感光体の表面に静電潜像を形成する。そ
して、感光体表面に形成された静電潜像に、帯電微粒子
であるトナーを付着させてトナー像とし、その後トナー
像を記録用紙に転写して画像を形成する。このような画
像形成装置において、帯電手段、現像手段、クリーニン
グ手段、そして感光体を一体にしたプロセスカートリッ
ジが使用されている。このプロセスカートリッジは画像
形成装置本体に着脱可能に取り付けられる。
【0003】トナーとキャリアとを混合した2成分現像
剤を用いるプロセスカートリッジでは、開口部をシール
した現像剤補給容器(現像剤カートリッジ)に、現像剤
を予め収容しておき、プロセスカートリッジを画像形成
装置本体に装着した際、現像剤カートリッジのシールを
引き剥がし、現像剤を現像容器の中に落とし込んで使用
するものがある。
【0004】ところが、画像形成装置の小型化が進むと
ともに、プロセスカートリッジの小型化が進んでおり、
現像容器の上部に現像剤カートリッジを設置するスペー
スの確保が求められている。これに対して、特開平8−
171281号公報または特開平9−22795号公報
で示されるように、現像剤カートリッジを伸縮させるこ
とにより、スペースの省略化を図ったものがある。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかしながら、いずれの従来例でも、現像
剤カートリッジは装着後に縮小されていくが、プロセス
カートリッジの全体的な大きさは変わらない。
【0006】本発明の課題は、画像形成装置本体に着脱
可能なプロセスカートリッジの小型化を図ることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッ
ジにおいて、像担持体と、帯電手段と、現像剤を収容す
る現像容器を備える現像手段とを有し、現像容器には現
像剤を補給するための現像剤補給容器が現像手段と帯電
手段との間に設けられており、現像剤補給容器は容積が
縮小可能に形成され、補給前には書込経路を遮断する位
置にあり、かつ、現像剤を現像容器に補給後は、容積が
縮小し、書込経路を確保することを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、画像形成
装置本体にプロセスカートリッジを装着すると、書込経
路に配置された現像剤補給容器は現像剤を現像容器内に
補給する。これにより、現像剤補給容器の容積が縮小す
るので、現像剤補給容器の取付位置において書込経路を
確保することができる。従って、書込経路のスペースを
利用して、このスペースに現像剤補給容器を配置してい
るので、プロセスカートリッジ自体の小型化とともに、
画像形成装置本体の小型化も図ることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のプロセスカートリッジにおいて、現像容器には縮小し
た現像剤補給容器を覆う蓋部材を設け、現像剤補給後に
は蓋部材が閉じて現像剤補給容器が書込経路にはみ出し
を阻止することを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、現像
剤補給後には現像剤補給容器を蓋部材で覆うことで、現
像剤補給容器が変形したり、ずれたりして書込経路には
み出すことがないので、書込経路の遮断を防止できる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のプロセスカートリッジにおいて、現像容器には
蓋部材を閉じ位置で固定する固定手段を設けていること
を特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様の作用効果を奏するととも
に、蓋部材を閉じ位置で固定することにより、現像剤補
給容器の反発等により現像剤補給容器が書込経路上には
み出ることを更に効果的に防止することができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
の何れか一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
現像剤補給容器が縮小可能な袋状の弾性体であることを
特徴とする。
【0014】この請求項4に記載の発明では、請求項1
から3の何れか一つに記載の発明と同様の作用効果を奏
するとともに、現像剤補給容器が弾性変形により、現像
剤補給後は現像剤補給前に比べ、大幅に現像剤補給容器
の容積を縮小でき、現像剤補給容器の書込経路上へには
み出しを効果的に防止することができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
の何れか一つに記載のプロセスカートリッジにおいて、
現像剤補給容器が、伸縮可能な蛇腹状であることを特徴
とする。
【0016】この請求項5に記載の発明では、請求項1
から4の何れか一つに記載の発明と同様の作用効果を奏
するとともに、現像剤補給容器が蛇腹状であるので、蛇
腹の折り目に沿って現像剤補給容器が縮小されるので縮
み易く、且つ、容器が整った形でおさまるので、書込経
路上にはみ出しにくい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。図1は、本発明に係る画像形
成装置のプロセスカートリッジ1を概略的に示した断面
図である。プロセスカートリッジ1は感光体(像担持
体)3と、感光体3に帯電処理を行う帯電装置(帯電手
段)5と、トナーとキャリアとを混合した2成分の現像
剤9により感光体3の静電潜像をトナー像として現像す
る現像装置(現像手段)7と、感光体3のトナー像を転
写紙に転写後に感光体3上に残留する残留トナーを除去
するクリーニング装置11等から構成されている。この
プロセスカートリッジ1は画像形成装置本体に着脱自在
に装着される。
【0018】また、プロセスカートリッジ1の近傍位置
には、露光により感光体3の周面に静電潜像を形成する
書込経路Lと、現像装置7にニュートナーを補給するト
ナー補給装置13と、転写紙を後述の転写ベルト15に
搬入するための一対のレジストローラ対17と、感光体
3に現像されたトナー像を転写するための転写ベルト1
5と、そして定着ローラ19及び加圧ローラ21を備え
た定着装置23と、残留トナーを除去後に感光体3上の
残留電荷を消去するため全面露光を行う除電装置25等
が設けられている。
【0019】感光体3は、ドラム形状を有しており感光
体支持体としてアルミ製ドラムを使用し、その表面を鏡
面状に仕上げ、セレン、有機光半導体硫化カドミウム等
の感光層を蒸着または塗工して構成される。そして、感
光体3は図示しないドラム軸を中心として回転する。
【0020】帯電装置5は、感光体3を帯電させる装置
であり、円筒状の帯電ローラ6が感光体3に接触してい
る。帯電ローラ6はコア材の鉄、銅合金などの高圧電源
に接続される導電性金属コア上に、電荷供給層として導
電性ゴムが被覆される。また、帯電ローラ6が感光体3
に長時間接触し続けると、感光体3に付着したトナーに
より帯電ローラ6が汚れ帯電むらとして現れてくる。そ
のため、帯電ローラ6を清掃するためのクリーニングパ
ッド27が帯電ローラ6に接触して設けられている。
【0021】現像装置7は、感光体3表面に形成された
静電潜像に、着色した帯電微粒子であるトナーを静電的
に付着させて目に見える像、すなわち可視像とする工程
を行う。本実施例における現像装置7は、感光体3側に
開口部を有する支持ケース29を備え、この支持ケース
29内にはトナーと磁性粒子であるキャリアとからなる
現像剤9を収容する現像剤収容部(現像容器)31を形
成している。また、現像剤収容部31の開口部位置に
は、現像スリーブ33が配設されている。現像スリーブ
33は断面視円形状の回転体からなり、感光体3の外周
面と現像スリーブ33の外周面とが互いに接触してい
る。また、現像スリーブ33の表面には現像剤9の付着
性を向上させるための凹凸またはV字溝が形成されてい
る。
【0022】また、現像剤収容部31にはパドル35が
設けられている。パドル35は断面視円形状の円筒にス
クリュー形状の部材が形成されており、現像剤収容部3
1内の現像剤9を攪拌し、現像スリーブ33に現像剤9
を供給している。現像剤収容部31の上方位置には、補
給口37が設けられており、この補給口37を介して後
述するトナー回収装置45、トナー補給装置13、現像
剤容器(現像剤補給容器)39からトナーや現像剤9が
供給されるようになっている。
【0023】本実施例の現像剤9はキャリアとトナーを
用いた2成分現像剤で、初期はある適正濃度の現像剤9
が現像剤収容部31内になくてはならない。そのため、
現像剤収容部31内の現像剤9はトナー濃度センサ32
によりトナーの濃度を適正範囲に保つようにトナー補給
装置13からのトナー補給量を制御している。
【0024】レジストローラ対17は1対のドラムから
構成されており、図示しない給紙装置側から搬送されて
きた転写紙を転写ベルト15側に送り出すようになって
いる。また、レジストローラ対17は転写紙の搬送速度
を感光体3の回転速度と同期させる機能を持っている。
さらに、レジストローラ対17の表面は転写紙とのスリ
ップを防止するため、摩擦係数の大きいゴム等で構成さ
れている。
【0025】転写ベルト15は感光体3上のトナー像を
転写紙に転写するものである。レジストローラ対17か
ら搬送されてきた転写紙はトナー像が転写された後、転
写紙は定着装置23に搬送される。また転写ベルト15
の定着装置23の近傍位置には転写ベルトクリーニング
ブレード41が設けられており、転写ベルト15に付着
した残留トナーは、転写ベルト15上から掻き落とさ
れ、廃トナー収容部(図示せず)に蓄えられる。廃トナ
ー収容部に収容されたトナーは再使用されず、定期点検
時破棄される。
【0026】定着装置23は定着ローラ19と加圧ロー
ラ21とから構成されており、転写ベルト15から送ら
れてきた転写紙に一定の温度と圧力を加え、トナー像を
転写紙上に融着させるものである。そして、転写紙は図
示しない排紙部を通過して排紙受けに排出される。
【0027】クリーニング装置11は、感光体3の軸線
方向に沿って感光体3に当接するクリーニングブレード
43を備えており、転写後に感光体3に残留した残留ト
ナーを除去するようになっている。また、クリーニング
装置11にはクリーニングブレード43により除去され
た残留トナーを回収して搬送するトナー回収装置45が
設けられている。トナー回収装置45はトナー回収羽根
47と、トナー搬送コイル49とを備えている。そして
クリーニングブレード43により除去された残留トナー
は、トナー回収羽根47によりトナー搬送コイル49に
送られ、図2に示すようにトナー搬送コイル49により
奥側から手前側に送られる。
【0028】図2に示すように、トナー補給装置13
は、ニュートナーを収納したトナーボトル51を備え、
現像剤収容部31にニュートナーを補給する。またトナ
ーボトル51は図示しないボトル駆動モータにより回転
し、この回転によりニュートナーは、トナーボトル51
内に形成された図示しないスパイラル溝に沿って奥側か
ら手前側のトナー補給部53へと送られる。
【0029】トナー補給部53に送られたニュートナー
は、トナー補給マイラ55により掻き出され、トナー補
給装置13に形成されたトナー排出口57から通過口5
9を通り、下方向に自由落下する。この通過口59を通
過したニュートナーは、トナー搬送コイル49により搬
送された残留トナーと合流し、補給口37から現像装置
7内の現像剤収容部31に供給される。
【0030】次に本発明の現像剤容器39について説明
する。図3は本発明の現像剤容器39の斜視図である。
現像剤容器39は現像装置7の現像剤収容部31へ装着
するためのベース部61、現像剤9を収納する収納部6
3、現像剤容器39の装填口をシールする除去可能なシ
ール材65により構成されている。収納部63の材質は
折り畳み可能な弾性体の袋にて構成されている。また、
収納部63内部はトナーとキャリアを所定の濃度に混合
された現像剤9がプロセスカートリッジ1の寿命に必要
な量だけ封入されている。
【0031】現像剤容器39のベース部61には左右に
つば部分が形成され、現像剤収容部31に形成されたコ
の字状の装着部67に装着できるようになっている。ま
た現像剤容器39のベース部61が入り込む装着部67
の隙間はベース厚みより若干大きく形成されている。
【0032】現像剤収容部31の上部には現像剤容器3
9を覆うカートリッジ蓋69が設けられている。また、
図1及び図8で示すように、カートリッジ蓋69の両端
には、カートリッジ蓋69の回動中心となる凸部72が
形成され、この凸部72が現像剤収容部31に形成され
た支持部71に固定される。
【0033】また、カートリッジ蓋69の右側には係合
突起73がついており、現像剤収容部31に形成された
入口シールブラケット(固定手段)75に係止される。
【0034】上述した構成に基づき、実施形態の作用に
ついて説明する。図4は現像剤容器39のシール材65
を取り除く前のプロセスカートリッジ1の断面を示して
いる図4に示すように、画像形成装置に本発明であるプ
ロセスカートリッジ1を装着し、現像剤容器39のシー
ル材65を除去すると、現像剤容器39内の現像剤9
が、補給口37に向け投下され現像装置7内の現像剤収
容部31に補給される。
【0035】補給前の現像剤容器39の状態では図4で
示すように膨らんだ状態であるので、カートリッジ蓋6
9は開いたままである。そして現像剤容器39によっ
て、図示しない書込手段からの書込経路Lを遮断してい
る。
【0036】図5は現像剤容器39のシール材65を引
き抜いた直後(現像剤補給途中)の状態を示している。
現像剤容器39のシール材65を引き抜くと、現像剤容
器39内に収納された現像剤9は、補給口37から現像
剤収容部31内に収納されていく。そして、時間が経過
するとともに現像剤容器39の形状は縮小されていく。
【0037】図6は現像剤容器39から現像剤9の補給
が終了した直後の図を示しており、現像剤容器39に収
納されていた現像剤9は、すべて現像剤収容部31に充
填されている。この状態では、現像剤容器39の収納部
63は現像剤9が収納されていた初期の状態よりはるか
に小さくなる。
【0038】図7は、カートリッジ蓋69を閉めた状態
を示している。現像剤容器39内の現像剤9が完全に無
くなった状態では、図6で示すように現像剤容器39は
充填前の状態に比べ縮小されている。また、現像剤容器
39の書込経路Lへのはみ出しを防止するため、カート
リッジ蓋69を閉めることにより、現像剤容器39を覆
うようにする。
【0039】カートリッジ蓋69は現像剤収容部31に
形成された支持部71を支点とし、閉蓋方向に回動す
る。また、カートリッジ蓋69の右側の係合突起73
を、現像剤収容部31に形成された入口シールブラケッ
ト75に係止する。
【0040】以上に説明したように、現像剤収容部31
内に現像剤容器39からの現像剤9の補給が完了すれ
ば、現像剤容器39が縮む。よって、現像剤収容部31
の上部位置において、感光体3への書込経路を確保する
ことができる。従って、書込経路のスペースを利用し
て、このスペースに現像剤容器39を配置できるので、
プロセスカートリッジ1の小型化を図ることができ、こ
れに伴う画像形成装置本体の小型化も図ることができ
る。
【0041】次に、他の実施例ついて説明する。なお、
説明にあたり上述の記載と同様な構成については同一の
符号を付すとともに、その説明についても省略する。
【0042】図9及び図10に示す本実施例では現像剤
容器39の形状を蛇腹状に形成している。
【0043】図9は現像剤容器39内の現像剤9を現像
剤収容部31内に補給前の状態を示しており、現像剤容
器39は伸びた状態である。この状態では図4と同様に
感光体3への書込経路Lは遮断されている。また、カー
トリッジ蓋69も開いたままである。
【0044】次いで、図10は現像剤収容部31内に現
像剤9を補給した後の状態を示しており、収納部63の
蛇腹形状は縮んだ状態になる。この状態ではカートリッ
ジ蓋69を閉めることが可能となり、現像装置7の上部
位置において、スペースを確保することが可能となり、
感光体3への書込経路が確保できる。
【0045】また、現像剤容器39の収納部63の形状
を蛇腹状にすることにより、蛇腹の折り目に沿って現像
剤容器39が縮小されるので縮み易く、且つ、書込経路
上にはみ出しにくい。
【0046】本発明は、上述のような実施例に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が
可能である。例えば、現像剤容器39の収納部63の形
状を袋状または蛇腹形状に形成したが、縮小可能であれ
ばどのようなものでも良く、例えば現像剤9が補給され
るにつれて縮むような風船状にしても良い。また、トナ
ーとキャリアを混合した2成分現像剤を収納した状態に
ついて述べているが、1成分現像剤でも良い。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、現像剤補給
容器の容積が縮小するので、現像剤補給容器の取付位置
において書込経路を確保することができる。従って、書
込経路のスペースを利用して、このスペースに現像剤補
給容器を配置しているので、プロセスカートリッジの小
型化とともに、画像形成装置本体の小型化も図ることが
できる。
【0048】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様の効果を奏するとともに、現像剤補給後
には現像剤補給容器を蓋部材で覆うことで、現像剤補給
容器が変形したり、ずれたりして書込経路にはみ出すこ
とがないので、書込経路の遮断を防止できる。
【0049】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、現像剤
補給容器の反発等により現像剤補給容器が書込経路上に
はみ出ることを更に効果的に防止することができる。
【0050】請求項4に記載の発明では、請求項1から
3の何れか一つに記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、現像剤補給後は現像剤補給前に比べ、大幅に現像
剤補給容器の容積を縮小でき、現像剤補給容器の書込経
路上へにはみ出しを効果的に防止することができる。
【0051】請求項5に記載の発明では、請求項1から
4の何れか一つに記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、蛇腹の折り目に沿って現像剤補給容器が縮小され
るので縮み易く、且つ、容器が整った形でおさまるので
書込経路上にはみ出しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置のプロセスカートリ
ッジを概略的に示した断面図である。
【図2】図1におけるトナー補給容器周辺を示す斜視図
である。
【図3】現像剤カートリッジの斜視図である。
【図4】現像剤を現像剤収容部に補給する前の状態を示
すプロセスカートリッジの断面概略図である。
【図5】現像剤を現像剤収容部に補給するときの状態を
示すプロセスカートリッジの断面概略図である。
【図6】現像剤を現像剤収容部に補給後の状態を示すプ
ロセスカートリッジの断面概略図である。
【図7】カートリッジ蓋をした状態を示すプロセスカー
トリッジの断面概略図である。
【図8】カートリッジ蓋の斜視図である。
【図9】現像剤を現像剤収容部に補給前の状態を示すプ
ロセスカートリッジの断面概略図である。
【図10】現像剤を現像剤収容部に補給後にカートリッ
ジ蓋をした状態を示すプロセスカートリッジの断面概略
図である。
【符号の説明】
1 プロセスカートリッジ 3 感光体(像担持体) 5 帯電装置(帯電手段) 7 現像装置(現像手段) 9 現像剤 31 現像剤収容部(現像容器) 39 現像剤容器(現像剤補給容器) 69 カートリッジ蓋(蓋部材) 73 入口シールブラケット(固定手段) L 書込経路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、像担持体と、帯電手段と、現像
    剤を収容する現像容器を備える現像手段とを有し、現像
    容器には現像剤を補給するための現像剤補給容器が現像
    手段と帯電手段との間に設けられており、現像剤補給容
    器は容積が縮小可能に形成され、補給前には書込経路を
    遮断する位置にあり、かつ、現像剤を現像容器に補給後
    は、容積が縮小し、書込経路を確保することを特徴とす
    るプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 現像容器には縮小した現像剤補給容器を
    覆う蓋部材を設け、現像剤補給後には蓋部材が閉じて現
    像剤補給容器が書込経路にはみ出すことを阻止すること
    を特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 現像容器には蓋部材を閉じ位置で固定す
    る固定手段を設けていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のプロセスカートリッジ
  4. 【請求項4】 現像剤補給容器が縮小可能な袋状の弾性
    体であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一
    つに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 現像剤補給容器が、伸縮可能な蛇腹状で
    あることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに
    記載のプロセスカートリッジ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126635A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Kyocera Mita Corp カラー画像形成装置

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JP2006126635A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Kyocera Mita Corp カラー画像形成装置

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