JPH09138579A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09138579A
JPH09138579A JP7319575A JP31957595A JPH09138579A JP H09138579 A JPH09138579 A JP H09138579A JP 7319575 A JP7319575 A JP 7319575A JP 31957595 A JP31957595 A JP 31957595A JP H09138579 A JPH09138579 A JP H09138579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image forming
forming apparatus
magnet
recovered
Prior art date
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Pending
Application number
JP7319575A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Sugimoto
奈緒美 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7319575A priority Critical patent/JPH09138579A/ja
Publication of JPH09138579A publication Critical patent/JPH09138579A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収トナー中のキャリアを除去し白抜けの発
生を防止する回収トナー搬送装置を備えた画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 回収トナー収納部11の底面に磁石12
を設置し、底面の上方には無端循環ベルト搬送式のトナ
ー搬送部材13が両端の回転軸20により走行する。ベ
ルト21の外面には掻き取り搬送羽根22が斜め方向に
突出して取り付けてある。羽根22が回収トナー収納部
11の底面の上方を走行し、回収トナーを搬送するとと
もに、回収トナー収納部11の底面に設置してある磁石
12と回収トナーは接触し、回収トナー中の磁性キャリ
アは磁石12に吸着され、回収トナー中からキャリアが
除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーリサイクル
方式を採用している画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラム上にトナー像を形成し、こ
のトナー像を転写材に転写させた後に、感光体ドラム上
に残留するトナーを回収して再使用する、複写器、ファ
クシミリ、プリンター等の画像形成装置、特に2成分現
像装置を用いて画像形成を行う画像形成装置において
は、感光体ドラム上の残留トナーをクリーニング手段に
よって除去したトナー(本明細書において回収トナーと
いう。)をトナー搬送手段により現像器に戻して再使用
する、いわゆるトナーリサイクル方式を採用している画
像形成装置が数多く提案されている。
【0003】従来のこの種の画像形成装置として、特開
平6−308830号公報に、回収トナー搬送路の内部
に螺旋状のフィンをつけ摩擦熱によるトナー同士の融着
を防ぎ、さらに搬送パイプ端部に着脱自在に棒状のマグ
ネットをつけ回収トナー中からキャリアとトナーとを分
別できる画像形成装置が開示されている。
【0004】トナーリサイクルにおいては、感光体ドラ
ム上の残留トナーをクリーニング手段によって除去した
回収トナーを現像部へ搬送し、再使用しているが、回収
トナーは未使用トナーに比べての熱、圧力及び摩擦など
ストレスを受けていて凝集度が高いので、トナー補給の
際に補給量が低下するという問題や地汚れ量が増えると
いう問題などがある。そこで、未使用トナーに対する回
収トナーの混合比を低く保つことによって画質の低下を
防ぐことが可能である画像形成装置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像器
内のキャリアが感光体ドラムに付着し、このキャリアを
クリーニング手段で回収した場合、回収トナー中にキャ
リアが混入してしまい、回収トナー搬送手段の中で、回
収トナーとキャリアが熱、圧力及び摩擦などのストレス
を受け、キャリアのまわりを微粉トナーが取り囲んだキ
ャリア核凝集トナーが発生する。このキャリア核凝集ト
ナーが現像器に戻されると、線画像には現像されない
が、ベタ画像には現像され、転写材にトナー像を転写す
る転写工程において転写材と感光体の間に挟まってしま
い、正常なトナーが現像された画像部と転写材との間に
ギャップを形成してしまう。その結果、キャリア核凝集
トナーとそのまわりのトナーは転写材に転写されず、円
状に白く抜ける異常画像が発生するという問題がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなした
もので、回収トナー中のキャリアを除去し、上述のよう
な白抜け等の不具合の発生を防止することができる回収
トナー搬送装置を備えた画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち画像形成装
置のうち請求項1に係るものは、感光体ドラム上にトナ
ー像を形成し、該トナー像を転写材に転写させた後に、
該感光体ドラム上に残留するトナーを回収して再使用す
る画像形成装置において、トナー回収装置内に磁気部材
を設け、該磁気部材を回収トナーと接触させるようにし
たことを特徴とする。
【0008】本発明のうち画像形成装置のうち請求項2
に係るものは、上記磁気部材が上記トナー回収装置の底
面に設けた磁石であり、該底面の上方にコイルスプリン
グ状の搬送手段を設置することを特徴とする。
【0009】本発明のうち画像形成装置のうち請求項3
に係るものは、上記磁石が、上記コイルスプリング状の
搬送手段の回転軸方向に伸びる棒状の磁石であることを
特徴とする。
【0010】本発明のうち画像形成装置のうち請求項4
に係るものは、上記磁気部材が上記トナー回収装置の底
面に設けた磁石であり、該底面の上方に、無端循環ベル
トの外面に掻き取り搬送用の羽根を突設してなるトナー
搬送手段を設置し、該トナー搬送手段が上記底面の上方
を走行するようにしてなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明に係る画像形成装置の
実施形態について図面を参照して説明する。なお本実施
形態の画像形成装置を、現像剤として非磁性トナーと磁
性キャリアとからなる2成分磁性現像剤を使用し、磁性
体によって磁性キャリアを回収トナー中から除去するも
のとして説明する。
【0012】図1は本発明に係る画像形成装置の一実施
形態の概略図である。円柱形の感光体ドラム1の周りに
帯電部材2、露光手段3、イレーサ4、現像手段5、転
写手段6、クリーニング手段7及び除電ランプ9が配置
され、クリーニング手段7と現像手段5の間は回収トナ
ー搬送手段8によって連結してある。
【0013】本実施形態の画像形成装置に関し通常のコ
ピー時の動作について説明する。コピースタートキーを
押すと、図示せぬ帯電パワーバックから帯電部材2に電
圧が印加され感光体ドラム1の表面を所定の電位になる
ように一様に帯電する。次に、図示せぬスキャナーによ
り原稿を読み込み、露光手段3により感光体ドラムを露
光して静電潜像を形成し、続いて、現像手段5により現
像して感光体ドラム1の表面上にトナー像を形成する。
その後に、転写手段6によりトナー像を転写紙に転写す
る。転写紙は搬送手段によって定着装置10へと搬送さ
れ、転写されたトナー像を定着されて機外へと排紙され
る。一方、転写後の感光体ドラム1の表面には、転写さ
れなかった転写残トナーと転写紙が感光体と接触したと
きに付着した紙粉とが残留している。クリーニング手段
7により、これら転写残トナーと紙粉を感光体ドラム1
上から除去し、その後に除電ランプ9によって感光体ド
ラム1を除電して画像形成の開始状態に戻る。回収トナ
ーは、回収トナー収納部11に一時収納され、その後
に、回収トナー搬送手段8により現像器5内のトナーホ
ッパー17まで搬送される。
【0014】図2は図1の実施形態の回収トナー搬送手
段の平面図である。回収トナー搬送手段8は主に、コイ
ルスプリング等からなる搬送部材13、15と、この搬
送部材13、15を回転駆動する駆動手段と、搬送パイ
プ14とからなる。搬送部材13は、回収トナー収納部
11内で感光ドラム1の回転軸に平行に設置してある。
回収トナー収納部11の一端は搬送パイプ14と嵌合し
ているが、搬送部15は、この搬送パイプ14中に設置
してある。回収トナー収納部11内の搬送部材13の回
転駆動力は、例えば歯車機構24等によって搬送パイプ
14の中の搬送部材15に伝達される。
【0015】搬送部材15は、回収トナーの搬送が滞ら
ないように斜め上方へ搬送するためのもので、そのため
回収トナー収納部11内の搬送部材13よりも回転数を
多くしてある。この搬送部材15によって現像器5内の
トナーホッパー17の上方まで回収トナーを搬送し、回
収トナー補給口18からトナーホッパー17内に回収ト
ナーを補給する。
【0016】図3は図1の実施形態の回収トナー収納部
11の断面図である。樋状の回収トナー収納部11の底
面に磁石12を設置し、底面の上方には搬送部材13を
配し、図示せぬ駆動手段によって図3中の矢印方向に搬
送部材13を回転させて回収トナーを搬送するようにな
っている。即ち、クリーニング手段7によって回収トナ
ー収納部11内に回収されたトナーは、トナー搬送部材
13の回転によって搬送されながら、回収トナー収納部
11の底面に設置してある磁石12と接触する。このた
め回収トナー中の磁性キャリアはトナーをまわりに付着
させた状態で磁石12に吸着され、回収トナー中から除
去される。
【0017】図4は本発明に係る画像形成装置の他の実
施形態の回収トナー収納部11aの斜視図である。この
回収トナー収納部11aは、底面に磁石12を設置し、
底面の上方には無端循環ベルト搬送式の搬送部材13a
が両端の回転軸20により走行するように設けてある。
ベルト21の外面には掻き取り搬送用の羽根22が斜め
方向に突設してある。即ち、ベルト21が回転走行する
のに伴い、ベルト21の外面の羽根22も回収トナー収
納部11の底面の上方を走行し、これによってクリーニ
ング手段7によって回収したトナーを搬送する。回収ト
ナーからの磁石12による磁性キャリアの除去は、先の
実施形態と同様であるので説明を省略するが、羽根22
がトナーを押し除けるので磁石12の表面が常に清掃さ
れ、その状態で新たなキャリアを混入した回収トナーと
接触できるので、キャリア除去効果が高められている。
【0018】図5は本発明に係る画像形成装置のさらに
他の実施形態の搬送部材13bの斜視図である。このコ
イルスプリング状の搬送部材13bは、その中心に軸方
向に伸びる丸棒状の磁石16を配置してある。また搬送
部材13bの一端には、図示せぬ駆動手段に結合させる
ギア23が設けてある。その他の構成、動作については
先の実施形態と同様であるので重複する説明は省略す
る。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置によれば、
トナー回収装置内に磁気部材を設け、この磁気部材が回
収トナーと接触するので、回収トナー中に混入した磁性
キャリアを除去でき、キャリア核凝集トナーが発生せ
ず、ベタ画像上の白抜けを防ぐことができるという効果
がある。
【0020】請求項2に係る画像形成装置によれば、ト
ナー回収装置の底面に磁石を設置し、底面の上方にコイ
ルスプリング状の搬送手段を設置するので、回収トナー
中に混入したキャリアを除去でき、キャリア核凝集トナ
ーが発生せず、ベタ画像上の白抜けを防ぐことができる
という効果がある。
【0021】請求項3に係る画像形成装置によれば、コ
イルスプリング状の搬送手段の回転軸方向に伸びる棒状
の磁石を設けたので、回収トナー中に混入したキャリア
を除去でき、キャリア核凝集トナーが発生せず、ベタ画
像上の白抜けを防ぐことができるという効果がある。
【0022】請求項4に係る画像形成装置によれば、ト
ナー回収装置の底面に磁石を設置し、無端循環ベルトの
外面には掻き取り搬送羽根を突出して取り付けてなるト
ナー搬送手段が底面の上方を走行するので、回収トナー
中に混入したキャリアを除去でき、キャリア核凝集トナ
ーが発生せず、ベタ画像上の白抜けを防ぐことができる
という効果があるとともに、羽根が磁石に付着するトナ
ーを適度にはね除け、磁石の清掃機能が不要になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の概略
図である。
【図2】図1の実施形態の回収トナー搬送手段の平面図
である。
【図3】図1の実施形態の回収トナー収納部の断面図で
ある。
【図4】本発明に係る画像形成装置の他の実施形態の回
収トナー収納部の斜視図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置のさらに他の実施形
態の搬送部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電部材 3 露光手段 4 イレーサ 5 現像手段 6 転写手段 7 クリーニング手段 8 回収トナー搬送手段 9 除電ランプ 10 定着装置 11、11a 回収トナー収納部 12 磁石 13、13a、13b 搬送部材 14 搬送パイプ 15 搬送部材 16 磁石 17 トナーホッパー 18 回収トナー補給口 19 搬送手段 20 回転軸 21 ベルト 22 羽根 23 ギア 24 歯車機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラム上にトナー像を形成し、該
    トナー像を転写材に転写させた後に、該感光体ドラム上
    に残留するトナーを回収して再使用する画像形成装置に
    おいて、トナー回収装置内に磁気部材を設け、該磁気部
    材を回収トナーと接触させるようにしたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記磁気部材が上記トナー回収装置の底
    面に設けた磁石であり、該底面の上方にコイルスプリン
    グ状の搬送手段を設置することを特徴とする請求項1の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記磁石が、上記コイルスプリング状の
    搬送手段の回転軸方向に伸びる棒状の磁石であることを
    特徴とする請求項2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記磁気部材が上記トナー回収装置の底
    面に設けた磁石であり、該底面の上方に、無端循環ベル
    トの外面に掻き取り搬送用の羽根を突設してなるトナー
    搬送手段を設置し、該トナー搬送手段が上記底面の上方
    を走行するようにしてなることを特徴とする請求項1の
    画像形成装置。
JP7319575A 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置 Pending JPH09138579A (ja)

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JP7319575A JPH09138579A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置

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JP7319575A JPH09138579A (ja) 1995-11-13 1995-11-13 画像形成装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122925A (ja) * 2006-10-18 2008-05-29 Ricoh Co Ltd トナー搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7542714B2 (en) * 2005-12-22 2009-06-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Used toner collecting device and an image forming apparatus having the same
US7853181B2 (en) 2006-12-28 2010-12-14 Sharp Kabushiki Kaisha Developing unit and image forming apparatus using the same
US8185032B2 (en) 2007-03-13 2012-05-22 Ricoh Company, Limited Used toner collection device and image forming apparatus

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US7853181B2 (en) 2006-12-28 2010-12-14 Sharp Kabushiki Kaisha Developing unit and image forming apparatus using the same
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