JP2003159244A - 画像再構成方法およびx線ct装置 - Google Patents

画像再構成方法およびx線ct装置

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JP2003159244A
JP2003159244A JP2002267833A JP2002267833A JP2003159244A JP 2003159244 A JP2003159244 A JP 2003159244A JP 2002267833 A JP2002267833 A JP 2002267833A JP 2002267833 A JP2002267833 A JP 2002267833A JP 2003159244 A JP2003159244 A JP 2003159244A
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JP2002267833A
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Akihiko Nishide
明彦 西出
Masaya Kumazaki
昌也 熊崎
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチ検出器を用いた場合にスキャン面が回
転面に対して傾くことに起因するアーチファクトを抑制
する。 【解決手段】 画像再構成面Pをxy面とし、検出器列
の方向をz軸方向とするとき、検出器のz軸方向の中心
を通るxy面と画像再構成面Pのz軸方向の距離Δzと
画像再構成面P上の画素点gの位置(x,y)とに基づい
て、画素点g(x,y)を透過したX線が入る第j検出器列
を選択し、第j検出器列のデータを画素点gの画素値を
求めるのに使用する。 【効果】 画素点g(x,y)を透過したX線がxy面に対
して傾くことに起因するコーン角アーチファクトを抑制
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像再構成方法お
よびX線CT(Computed Tomography)装置に関し、
さらに詳しくは、マルチ検出器を用いた場合にスキャン
面が回転面に対して傾くことに起因するコーン角アーチ
ファクト(cone artifact)を抑制した画像を得ること
が出来る画像再構成方法およびX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−187241号公報に記載さ
れている画像再構成方法では、画像の生成を次のように
行っている。 (1)X線管およびX線検出器を回転中心の周りに回転
し、種々のビュー角度でデータを収集する。 (2)画像再構成面をxy面(x軸およびy軸に平行な
面)とするとき、画像再構成面の全ての画素点g(x,y)
の画素値を“0”に初期化する。 (3)ビュー角度βで画像再構成面上の画素点g(x,y)
を透過したX線を検出した検出器のチャネルiを求め
る。 (4)チャネルiのデータを画素点g(x,y)の画素値に
加算する。 (5)必要な角度範囲(例えば360゜)の各ビュー角
度βについて(3)(4)を繰り返し、画素点g(x,y)の画
素値とする。 (6)画像再構成面上の全ての画素点g(x,y)について
(3)〜(5)を繰り返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】2以上の検出器列(z
軸方向を列方向とする)を有するマルチ検出器を用いた
場合、マルチ検出器のz軸方向の中心を通るxy面と画
像再構成面のz軸方向の距離Δzが「0」でないと、x
y面に対する画像再構成面を通るX線の傾きαが「0」
ではなくなる。
【0004】ところが、従来は、この傾きαを無視し
(つまり、傾きαを「0」とし)、画像再構成面を通る
xy面のz軸位置に対応する検出器列を選択し、その検
出器列のデータから画像再構成面の画像を生成してい
た。
【0005】しかし、傾きαによっては画素点g(x,y,
z)を透過したX線は、選択した検出器列ではなく、別の
検出器列に入ることになる。そして、これがアーチファ
クトの原因となる問題点があった。すなわち、マルチ検
出器を用いて距離Δzが「0」でなくなった場合に、傾
きαが「0」ではなくなることに起因するコーン角アー
チファクトが現れる問題点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、コーン角アーチ
ファクトを抑制した画像を得ることが出来る画像再構成
方法およびX線CT装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、X線管および第1から第J(≧2)の検出器列を有
するマルチ検出器の少なくとも一方または検査対象物を
回転中心の周りに回転させ、種々のビュー角度で収集し
たデータを基に指定された画像再構成面での画像を再構
成する画像再構成方法であって、画像再構成面をxy面
(x軸およびy軸に平行な面)とし、検出器の列の方向
をz軸方向とするとき、検出器のz軸方向の中心を通る
xy面と画像再構成面のz軸方向の距離Δzと画像再構
成面上の画素点gの位置(x,y)とに基づいて、画素点
g(x,y)を透過したX線が入る検出器列を選択し、該検
出器列のデータを前記画素点gの画素値を求めるのに使
用することを特徴とする画像再構成方法を提供する。上
記第1の観点による画像再構成方法では、画素点g(x,
y)を透過したX線が実際に入る検出器列を、検出器のz
軸方向の中心を通るxy面と画像再構成面のz軸方向の
距離Δzと画像再構成面上の画素点gの位置(x,y)と
に基づいて求め、該検出器列のデータを前記画素点gの
画素値を求めるのに使用する。よって、マルチ検出器を
用い距離Δzが0でない場合に傾きαが「0」ではなく
なることに起因するコーン角アーチファクトを抑制でき
る。
【0008】第2の観点では、本発明は、上記構成の画
像再構成方法において、検出器のz軸方向の中心を通る
xy面にX線焦点が位置するとみなせる場合、X線ビー
ムの中心軸におけるX線管と回転中心の距離をDとし、
X線ビームの中心軸におけるX線管とマルチ検出器の距
離をfddとし、X線ビームの中心軸に画素点gから下ろ
した垂線の足とX線ビームの中心軸における回転中心の
距離をsとし、一つの検出器列のz軸方向の長さをΔd
とし、rup{}を切り上げ整数化関数とし、rdwn{}を切り
捨て整数化関数とするとき、 H=Δz・fdd/(D+s) j=rup{H/Δd+J/2} または j=rdwn{H/Δd+J/2} で求められる第j検出器列を選択することを特徴とする
画像再構成方法を提供する。上記第2の観点による画像
再構成方法では、画素点g(x,y)を透過したX線が実際
に入る第j検出器列を好適に求めることが出来る。な
お、j=rup{H/Δd+J/2}は、Jが奇数の場合お
よびJが偶数かつHが正の場合に用い、j=rdwn{H/
Δd+J/2}は、Jが偶数かつHが負の場合に用い
る。
【0009】第3の観点では、本発明は、上記構成の画
像再構成方法において、検出器のz軸方向の中心を通る
xy面とX線焦点のz方向の距離をΔfとするとき、 ΔH=Δf{fdd−(D+s)}/(D+s) を上記構成のHに加えることを特徴とする画像再構成方
法を提供する。X線焦点のz方向の位置は、管球温度に
より、例えば±0.2mm〜0.5mm程度変動する。こ
の変動は、スライスが厚い場合には無視できるが、スラ
イス厚が例えば0.5mmとかになると無視できなくな
る。そこで、上記第3の観点による画像再構成方法で
は、検出器のz軸方向の中心を通るxy面とX線焦点の
z方向の距離Δfにより補正値ΔHを求めて補正する。
これにより、X線焦点のz方向の位置が管球温度により
変動しても、適正な検出器列を求めることが出来る。ま
た、ガントリの傾斜や振動によるX線焦点位置の変動に
も対応できる。
【0010】第4の観点では、本発明は、上記構成の画
像再構成方法において、第j検出器列と、その近傍の検
出器列とを選択し、選択した検出器列のデータに対して
補間演算を施して得たデータを使用することを特徴とす
る画像再構成方法を提供する。画素点g(x,y)を透過し
たX線は、ある程度の広がりを持っており、第j検出器
列だけでなく、その近傍の検出器列にも入っている。そ
こで、上記第4の観点による画像再構成方法では、それ
ら複数の検出器列のデータを補間演算により合成したデ
ータを画素点gの画素値を求めるのに使用する。これに
より、コーン角アーチファクトをさらに抑制できる。
【0011】第5の観点では、本発明は、上記構成の画
像再構成方法において、第j検出器列と、第(j−1)
検出器列または第(j+1)検出器列とを選択し、選択
した検出器列のデータに線形補間演算を施したデータを
使用することを特徴とする画像再構成方法を提供する。
上記第5の観点による画像再構成方法では、線形補間演
算を用いるので、補間演算処理が最も簡単になる。
【0012】第6の観点では、本発明は、上記構成の画
像再構成方法において、j>Jの場合はj=Jとし、j
<1の場合はj=1とすることを特徴とする画像再構成
方法を提供する。上記第6の観点による画像再構成方法
では、画素点g(x,y)を透過したX線がマルチ検出器の
列の方向の第1端または第2端より外側を通る場合は、
第1端または第2端の検出器列を選択する。これによ
り、再構成可能な最も誤差の少ないデータを使用でき
る。
【0013】第7の観点では、本発明は、上記構成の画
像再構成方法において、ヘリカルスキャンの場合、ビュ
ー角度に応じて距離Δzを変えることを特徴とする画像
再構成方法を提供する。ヘリカルスキャンでは、テーブ
ルがガントリに対して相対的に動くため、ビュー角度に
よって検出器のz軸方向の中心を通るxy面がz軸方向
に移動する。そこで、上記第7の観点による画像再構成
方法では、ビュー角度毎に少しずつテーブル移動距離分
だけ距離Δzを変える。これにより、ヘリカルスキャン
の場合でも、画素点g(x,y)を透過したX線が入る検出
器列を正確に求めることが出来る。
【0014】第8の観点では、本発明は、上記構成の画
像再構成方法において、X線ビームの中心軸に画素点g
から下ろした垂線の足の長さをtとするとき、各ビュー
角度で選択した検出器列のデータに、{(D+s)
}に反比例した重みを付けて加算し、画素点gの画
素値を求めることを特徴とする画像再構成方法を提供す
る。X線管とある画素点の距離は、ビューによって変化
する。一方、X線検出器で得られるデータに対する画素
点の影響の強さは、X線管と画素点の距離が近い方が遠
い方よりも大きい。そこで、上記第8の観点による画像
再構成方法では、X線管と画素点の距離の自乗に反比例
した重みを付けて加算する。これにより、より自然な画
像を生成できる。
【0015】第9の観点では、本発明は、上記構成の画
像再構成方法において、ビュー角度および画像再構成面
上の画素点gの位置(x,y)に基づいて、前記画素点g
の画素値を求めるのに使用するデータを得るチャネルを
選択することを特徴とする画像再構成方法を提供する。
上記第9の観点による画像再構成方法では、画素点g
(x,y)を透過したX線が実際に入るチャネルを選択する
ことが出来る。
【0016】第10の観点では、本発明は、X線管と、
第1から第J(≧2)の検出器列を有するマルチ検出器
と、前記X線管および前記マルチ検出器の少なくとも一
方または検査対象物を回転中心の周りに回転させながら
種々のビュー角度でデータを収集するデータ収集手段
と、画像再構成面をxy面(x軸およびy軸に平行な
面)とし、検出器の列の方向をz軸方向とするとき、検
出器のz軸方向の中心を通るxy面と画像再構成面のz
軸方向の距離Δzと画像再構成面上の画素点gの位置
(x,y)とに基づいて、画素点g(x,y)を透過したX線が
入る検出器列を選択する検出器列選択手段と、各ビュー
角度で選択した検出器列のデータを用いて前記画素点g
の画素値を求め、画像再構成面での画像を再構成する画
像生成手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置
を提供する。上記第10の観点によるX線CT装置で
は、上記第1の観点による画像再構成方法を好適に実施
できる。
【0017】第11の観点では、本発明は、上記構成の
X線CT装置において、前記検出器列選択手段は、検出
器のz軸方向の中心を通るxy面にX線焦点が位置する
とみなせる場合、X線ビームの中心軸におけるX線管と
回転中心の距離をDとし、X線ビームの中心軸における
X線管とマルチ検出器の距離をfddとし、X線ビームの
中心軸に画素点gから下ろした垂線の足とX線ビームの
中心軸における回転中心の距離をsとし、一つの検出器
列のz軸方向の長さをΔdとし、rup{}を切り上げ整数
化関数とし、rdwn{}を切り捨て整数化関数とするとき、 H=Δz・fdd/(D+s) j=rup{H/Δd+J/2} または j=rdwn{H/Δd+J/2} で求められる第j検出器列を選択することを特徴とする
X線CT装置を提供する。上記第11の観点によるX線
CT装置では、上記第2の観点による画像再構成方法を
好適に実施できる。
【0018】第12の観点では、本発明は、上記構成の
X線CT装置において、前記検出器列選択手段は、検出
器のz軸方向の中心を通るxy面とX線焦点のz方向の
距離をΔfとするとき、 ΔH=Δf{fdd−(D+s)}/(D+s) を上記構成のHに加えることを特徴とするX線CT装置
を提供する。上記第12の観点によるX線CT装置で
は、上記第3の観点による画像再構成方法を好適に実施
できる。
【0019】第13の観点では、本発明は、上記構成の
X線CT装置において、前記検出器列選択手段は、第j
検出器列と、その近傍の検出器列とを選択し、前記画像
生成手段は、選択した検出器列のデータに対して補間演
算を施して得たデータを使用することを特徴とするX線
CT装置を提供する。上記第13の観点によるX線CT
装置では、上記第4の観点による画像再構成方法を好適
に実施できる。
【0020】第14の観点では、本発明は、上記構成の
X線CT装置において、前記検出器列選択手段は、第j
検出器列と、第(j−1)検出器列または第(j+1)
検出器列とを選択し、前記画像生成手段は、選択した検
出器列のデータに線形補間演算を施したデータを使用す
ることを特徴とするX線CT装置を提供する。上記第1
4の観点によるX線CT装置では、上記第5の観点によ
る画像再構成方法を好適に実施できる。
【0021】第15の観点では、本発明は、上記構成の
X線CT装置において、前記検出器列選択手段は、j>
Jの場合はj=Jとし、j<1の場合はj=1とするこ
とを特徴とするX線CT装置を提供する。上記第15の
観点によるX線CT装置では、上記第6の観点による画
像再構成方法を好適に実施できる。
【0022】第16の観点では、本発明は、上記構成の
X線CT装置において、前記検出器列選択手段は、ヘリ
カルスキャンの場合、ビュー角度に応じて距離Δzを変
えることを特徴とするX線CT装置を提供する。上記第
16の観点によるX線CT装置では、上記第7の観点に
よる画像再構成方法を好適に実施できる。
【0023】第17の観点では、本発明は、上記構成の
X線CT装置において、前記画像生成手段は、X線ビー
ムの中心軸に画素点gから下ろした垂線の足の長さをt
とするとき、各ビュー角度で選択した検出器列のデータ
に、{(D+s)+t}に反比例した重みを付けて
加算し、画素点gの画素値を求めることを特徴とするX
線CT装置を提供する。上記第17の観点によるX線C
T装置では、上記第8の観点による画像再構成方法を好
適に実施できる。
【0024】第18の観点では、本発明は、上記構成の
X線CT装置において、ビュー角度および画像再構成面
上の画素点gの位置(x,y)に基づいて、前記画素点g
の画素値を求めるのに使用するデータを得るチャネルを
選択するチャネル選択手段を具備することを特徴とする
X線CT装置を提供する。上記第18の観点によるX線
CT装置では、上記第9の観点による画像再構成方法を
好適に実施できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。なお、これにより本発明が限定され
るものではない。
【0026】−第1の実施形態− 第1の実施形態は、マルチ検出器のz軸方向の中心を通
るxy面にX線焦点が位置するとみなせる場合の実施形
態である。
【0027】図1は、第1の実施形態にかかるX線CT
装置100のブロック図である。このX線CT装置10
0は、操作コンソール1と、テーブル装置8と、走査ガ
ントリ9とを具備している。
【0028】操作コンソール1は、操作者の指示入力や
情報入力などの受け付ける入力装置2と、スキャン処理
や画像再構成処理などを実行する中央処理装置3と、制
御信号などを撮影テーブル8や走査ガントリ9とやり取
りする制御インタフェース4と、走査ガントリ9で取得
したデータを収集するデータ収集バッファ5と、データ
から再構成した画像を表示するCRT6と、プログラム
やデータや画像を記憶する記憶装置7とを具備してい
る。
【0029】テーブル装置8は、被検体を乗せるクレー
ドル8cと、そのクレードル8cをz軸方向およびy軸
方向に移動させるための移動コントローラ8aとを具備
している。なお、y軸を上下方向とし、z軸をクレード
ル8cの長手方向とする。また、y軸とz軸に直交する
軸をx軸とする。被検体の体軸は、z軸方向を向くこと
になる。
【0030】走査ガントリ9は、X線コントローラ10
と、X線管11と、コリメータ12と、2列以上の検出
器列を有するマルチ検出器13と、データ収集部14
と、回転中心ICの回りにX線管11やマルチ検出器1
3などを回転させるための回転コントローラ15とを具
備している。
【0031】図2および図3は、本発明の第1の実施形
態にかかる画像再構成方法を示す説明図である。図2は
z軸方向から見た図であり、X線管11およびマルチ検
出器13は、回転中心ICの周りに回転し、種々のビュ
ー角度でデータを収集する。図3はz軸及びX線ビーム
の中心軸Bcに直交する方向から見た図であり、マルチ
検出器13はz軸方向に第1検出器列〜第J(≧2)検
出器列を有している。画像再構成面Pを通るX線は、マ
ルチ検出器13のz軸方向の中心を通るxy面に対して
角度αだけ傾いている。X線ビームの中心軸Bcは、マ
ルチ検出器13のz軸方向の中心を通るxy面にある。
【0032】画像の生成は、基本的には、次のように行
う。 (0)画像再構成面Pの全ての画素点g(x,y)の画素値
を“0”に初期化する。 (1)図2に示すように、ビュー角度βで画像再構成面
P上の画素点g(x,y)を透過したX線を検出したチャネ
ルiを求める。 (2)図3に示すように、画像再構成面P上の画素点g
(x,y)を透過したX線を検出した第j検出器列を求め
る。 (3)第j検出器列のチャネルiのデータの重みWを算
出する。 (4)第j検出器列のチャネルiのデータに重みWを掛
けてから画素点g(x,y)の画素値に加算する。 (5)必要な角度範囲(例えば360゜)の各ビュー角
度βについて(1)〜(4)を繰り返し、画素点g(x,y)の
画素値とする。 (6)画像再構成面P上の全ての画素点g(x,y)につい
て(0)〜(5)を繰り返す。
【0033】上記(1)で、チャネルiは、図2から判
るように、画素点g(x,y)を透過したX線がX線ビーム
の中心軸Bcとなす角度γが判れば、一意的に決まる。
角度γは、次式で求められる。 γ=arctan{t’/(D+s)} s=x・cosβ−y・sinβ t’=x・sinβ+y・cosβ なお、回転中心ICの座標(x,y)=(0,0)とす
る。sは、X線ビームの中心軸Bcに画素点gから下ろ
した垂線の足とX線ビームの中心軸Bcにおける回転中
心ICの距離である。また、t’は、X線ビームの中心
軸Bcに画素点gから下ろした垂線の足の長さのxy面
への射影の長さである。また、Dは、X線ビームの中心
軸BcにおけるX線管11と回転中心ICの距離であ
る。x,y,β,s,t’は、図2で示す矢印方向を正
方向とする。
【0034】上記(2)で、第j検出器列は、図3から
判るように、画素点g(x,y)を透過したX線がマルチ検
出器13のz軸方向の中心を通るxy面となす角度αが
判れば、一意的に決まる。角度αは、次式で求められ
る。 α=arctan{Δz/(D+s)} なお、Δzは、マルチ検出器13のz軸方向の中心を通
るxy面と画像再構成面Pのz軸方向の距離である。Δ
zは、図3で示す矢印方向を正方向とする。
【0035】ここで、X線ビームの中心軸Bcにおける
X線管11とマルチ検出器13の距離をfddとし、一つ
の検出器列のz軸方向の長さをΔdとし、rup{}を切り
上げ整数化関数とし、rdwn{}を切り捨て整数化関数とす
るとき、 H=fdd・tanα=fdd・Δz/(D+s) j=rup{H/Δd+J/2} または j=rdwn{H/Δd+J/2} でjを求めることが出来る。なお、j=rup{H/Δd+
J/2}は、Jが奇数の場合およびJが偶数かつHが正
の場合に用い、j=rdwn{H/Δd+J/2}は、Jが偶
数かつHが負の場合に用いる。ヘリカルスキャン(heli
cal scan)の場合は、画像再構成面Pの位置は変わらな
いが、ビュー角度によってマルチ検出器13のz軸方向
の中心を通るxy面の位置が移動するので、ビュー角度
に応じてΔzを変えればよい。
【0036】重みWは、X線ビームの中心軸Bcに画素
点gから下ろした垂線の足の長さをtとするとき、 W=1/{(D+s)+t} とする。
【0037】上記第1の実施形態のX線CT装置100
によれば、画素点gを透過したX線が実際に入る第j検
出器列・チャネルiを求め、その第j検出器列・チャネ
ルiのデータを画素点gの画素値を求めるのに使用す
る。よって、マルチ検出器13を用いた場合に角度αが
「0」でないことに起因するコーン角アーチファクトを
抑制できる。
【0038】−第2の実施形態− 第2の実施形態では、第j検出器列のデータのみでな
く、その近傍の検出器列のデータをも使用し、それらの
データを線形補間演算して得たデータから画像を再構成
する。
【0039】まず、図4に示すように、第1の実施形態
と同様にして第j検出器を選択する。
【0040】“j=rup{H/Δd+J/2}”から第j
検出器を選択し、“H/Δd−rdwn{H/Δd}≦0.
5”の場合、第(j−1)検出器列を選択する。そし
て、第j検出器・チャネルiのデータをd(j,i)とし、
第(j−1)検出器・チャネルiのデータをd(j-1,i)
とするとき、 a=0.5−H/Δd−rdwn{H/Δd} b=1−a d=a・d(j-1,i)+b・d(j,i) なる線形補間演算により求めたデータdに重みWを掛け
て画素点gの画素値に加算する。また、“j=rup{H/
Δd+J/2}”から第j検出器を選択し、“H/Δd
−rdwn{H/Δd}>0.5”の場合、第(j+1)検出
器列を選択する。そして、第j検出器・チャネルiのデ
ータをd(j,i)とし、第(j+1)検出器・チャネルi
のデータをd(j+1,i)とするとき、 a=H/Δd−rdwn{H/Δd}−0.5 b=1−a d=a・d(j+1,i)+b・d(j,i) なる線形補間演算により求めたデータdに重みWを掛け
て画素点gの画素値に加算する。
【0041】一方、“j=rdwn{H/Δd+J/2}”か
ら第j検出器を選択し、“H/Δd−rdwn{H/Δd}≦
0.5”の場合、第(j−1)検出器列を選択する。そ
して、第j検出器・チャネルiのデータをd(j,i)と
し、第(j−1)検出器・チャネルiのデータをd(j-
1,i)とするとき、 a=0.5−H/Δd−rdwn{H/Δd} b=1−a d=a・d(j-1,i)+b・d(j,i) なる線形補間演算により求めたデータdに重みWを掛け
て画素点gの画素値に加算する。また、“j=rdwn{H
/Δd+J/2}”から第j検出器を選択し、“H/Δ
d−rdwn{H/Δd}>0.5”の場合、第(j+1)検
出器列を選択する。そして、第j検出器・チャネルiの
データをd(j,i)とし、第(j+1)検出器・チャネル
iのデータをd(j+1,i)とするとき、 a=H/Δd−rdwn{H/Δd}−0.5 b=1−a d=a・d(j+1,i)+b・d(j,i) なる線形補間演算により求めたデータdに重みWを掛け
て画素点gの画素値に加算する。
【0042】上記第2の実施形態のX線CT装置によれ
ば、第1の実施形態よりもアーチファクトをさらに抑制
できる。
【0043】なお、チャネル方向についても、チャネル
iのデータとチャネル(i−1)またはチャネル(i+
1)のデータとで線形補間を行うのが好ましい。
【0044】−第3の実施形態− 線形補間演算の代わりに、検出器の列の方向およびチャ
ネル方向の2次元でハニング(hanning)補間を行って
もよい。また、キュービック(cubic)補間やラグラン
ジェ補間などを行ってもよい。これらの補間は、線形補
間演算に較べて、演算処理は複雑になるが、良い画質の
画像が得られる。
【0045】−第4の実施形態− 図5に示すように、j>Jとなった場合は、j=Jと
し、第J検出器列を選択する。一方、j<1となった場
合は、j=1とし、第1検出器列を選択する。
【0046】上記第4の観点による画像再構成方法で
は、画素点gを透過したX線がマルチ検出器13の第1
端または第2端より外側を通る場合でも、可能な最適の
データを使用できる。
【0047】−第5の実施形態− 第5の実施形態は、マルチ検出器13のz軸方向の中心
を通るxy面からX線焦点が離れている場合の実施形態
である。
【0048】図6は、z軸及びX線ビームの中心軸Bc
に直交する方向から見た図である。マルチ検出器13の
z軸方向の中心を通るxy面にあったX線焦点fが、管
球温度の変動によりz方向にΔfだけ移動し、X線焦点
f’になったものとする。画素点g(x,y)を通るX線
は、検出器の列の方向にΔHだけ移動し、このΔHは、
幾何学的関係から、 ΔH=Δf{fdd−(D+s)}/(D+s) となる。
【0049】すなわち、 j=rup{(H+ΔH)/Δd+J/2} または j=rdwn{(H+ΔH)/Δd+J/2} でjを求めればよい。
【0050】第5の実施形態は、管球温度によるX線焦
点位置の変動に対応できるだけでなく、ガントリの傾斜
や振動によるX線焦点位置の変動にも対応できる。ま
た、第5の実施形態は、第2の実施形態〜第4の実施形
態とも組み合わせ可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明の画像再構成方法およびX線CT
装置によれば、マルチ検出器を用いた場合にスキャン面
が回転面に対して傾くことに起因するアーチファクトを
抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかるX線CT装置のブロッ
ク図である。
【図2】第1の実施形態に係る画像再構成処理の説明図
(z軸方向から見た図)である。
【図3】第1の実施形態に係る画像再構成処理の説明図
(z軸とX線ビーム中心軸とに直交する方向から見た
図)である。
【図4】第2の実施形態に係る画像再構成処理の説明図
(z軸とX線ビーム中心軸とに直交する方向から見た
図)である。
【図5】第4の実施形態に係る画像再構成処理の説明図
(z軸とX線ビーム中心軸とに直交する方向から見た
図)である。
【図6】第5の実施形態に係る画像再構成処理の説明図
(z軸とX線ビーム中心軸とに直交する方向から見た
図)である。
【符号の説明】
1 操作コンソール 3 中央処理装置 4 制御インターフェース 9 走査ガントリ 11 X線管 13 マルチ検出器 100 X線CT装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西出 明彦 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 熊崎 昌也 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA07 BA10 CA13 FC16 FC28 FD12 FE14 5B047 AA17 AB02 BA04 BB02 BC16 CA12 CB09 CB18

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管および第1から第J(≧2)の検
    出器列を有するマルチ検出器の少なくとも一方または検
    査対象物を回転中心の周りに回転させ、種々のビュー角
    度で収集したデータを基に指定された画像再構成面での
    画像を再構成する画像再構成方法であって、 画像再構成面をxy面(x軸およびy軸に平行な面)と
    し、検出器の列の方向をz軸方向とするとき、検出器の
    z軸方向の中心を通るxy面と画像再構成面のz軸方向
    の距離Δzと画像再構成面上の画素点gの位置(x,y)
    とに基づいて、画素点g(x,y)を透過したX線が入る検
    出器列を選択し、該検出器列のデータを前記画素点gの
    画素値を求めるのに使用することを特徴とする画像再構
    成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像再構成方法におい
    て、検出器のz軸方向の中心を通るxy面にX線焦点が
    位置するとみなせる場合、X線ビームの中心軸における
    X線管と回転中心の距離をDとし、X線ビームの中心軸
    におけるX線管とマルチ検出器の距離をfddとし、X線
    ビームの中心軸に画素点gから下ろした垂線の足とX線
    ビームの中心軸における回転中心の距離をsとし、一つ
    の検出器列のz軸方向の長さをΔdとし、rup{}を切り
    上げ整数化関数とし、rdwn{}を切り捨て整数化関数とす
    るとき、 H=Δz・fdd/(D+s) j=rup{H/Δd+J/2} または j=rdwn{H/Δd+J/2} で求められる第j検出器列を選択することを特徴とする
    画像再構成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像再構成方法におい
    て、検出器のz軸方向の中心を通るxy面とX線焦点の
    z方向の距離をΔfとするとき、 ΔH=Δf{fdd−(D+s)}/(D+s) を請求項2に記載のHに加えることを特徴とする画像再
    構成方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の画像再
    構成方法において、第j検出器列と、その近傍の検出器
    列とを選択し、選択した検出器列のデータに対して補間
    演算を施して得たデータを使用することを特徴とする画
    像再構成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像再構成方法におい
    て、第j検出器列と、第(j−1)検出器列または第
    (j+1)検出器列とを選択し、選択した検出器列のデ
    ータに線形補間演算を施したデータを使用することを特
    徴とする画像再構成方法。
  6. 【請求項6】 請求項2から請求項5のいずれかに記載
    の画像再構成方法において、j>Jの場合はj=Jと
    し、j<1の場合はj=1とすることを特徴とする画像
    再構成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の画像再構成方法において、ヘリカルスキャンの場合、
    ビュー角度に応じて距離Δzを変えることを特徴とする
    画像再構成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の画像再構成方法において、X線ビームの中心軸に画素
    点gから下ろした垂線の足の長さをtとするとき、各ビ
    ュー角度で選択した検出器列のデータに、{(D+s)
    +t}に反比例した重みを付けて加算し、画素点g
    の画素値を求めることを特徴とする画像再構成方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
    の画像再構成方法において、ビュー角度および画像再構
    成面上の画素点gの位置(x,y)に基づいて、前記画素
    点gの画素値を求めるのに使用するデータを得るチャネ
    ルを選択することを特徴とする画像再構成方法。
  10. 【請求項10】 X線管と、第1から第J(≧2)の検
    出器列を有するマルチ検出器と、前記X線管および前記
    マルチ検出器の少なくとも一方または検査対象物を回転
    中心の周りに回転させながら種々のビュー角度でデータ
    を収集するデータ収集手段と、 画像再構成面をxy面(x軸およびy軸に平行な面)と
    し、検出器の列の方向をz軸方向とするとき、検出器の
    z軸方向の中心を通るxy面と画像再構成面のz軸方向
    の距離Δzと画像再構成面上の画素点gの位置(x,y)
    とに基づいて、画素点g(x,y)を透過したX線が入る検
    出器列を選択する検出器列選択手段と、 各ビュー角度で選択した検出器列のデータを用いて前記
    画素点gの画素値を求め、画像再構成面での画像を再構
    成する画像生成手段とを具備したことを特徴とするX線
    CT装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のX線CT装置にお
    いて、前記検出器列選択手段は、検出器のz軸方向の中
    心を通るxy面にX線焦点が位置するとみなせる場合、
    X線ビームの中心軸におけるX線管と回転中心の距離を
    Dとし、X線ビームの中心軸におけるX線管とマルチ検
    出器の距離をfddとし、X線ビームの中心軸に画素点g
    から下ろした垂線の足とX線ビームの中心軸における回
    転中心の距離をsとし、一つの検出器列のz軸方向の長
    さをΔdとし、rup{}を切り上げ整数化関数とし、rdw
    n{}を切り捨て整数化関数とするとき、 H=Δz・fdd/(D+s) j=rup{H/Δd+J/2} または j=rdwn{H/Δd+J/2} で求められる第j検出器列を選択することを特徴とする
    X線CT装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のX線CT装置にお
    いて、前記検出器列選択手段は、検出器のz軸方向の中
    心を通るxy面とX線焦点のz方向の距離をΔfとする
    とき、 ΔH=Δf{fdd−(D+s)}/(D+s) を請求項11のHに加えることを特徴とするX線CT装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12に記載の
    X線CT装置において、前記検出器列選択手段は、第j
    検出器列と、その近傍の検出器列とを選択し、前記画像
    生成手段は、選択した検出器列のデータに対して補間演
    算を施して得たデータを使用することを特徴とするX線
    CT装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のX線CT装置にお
    いて、前記検出器列選択手段は、第j検出器列と、第
    (j−1)検出器列または第(j+1)検出器列とを選
    択し、前記画像生成手段は、選択した検出器列のデータ
    に線形補間演算を施したデータを使用することを特徴と
    するX線CT装置。
  15. 【請求項15】 請求項11から請求項14のいずれか
    に記載のX線CT装置において、前記検出器列選択手段
    は、j>Jの場合はj=Jとし、j<1の場合はj=1
    とすることを特徴とするX線CT装置。
  16. 【請求項16】 請求項10から請求項15のいずれか
    に記載のX線CT装置において、前記検出器列選択手段
    は、ヘリカルスキャンの場合、ビュー角度に応じて距離
    Δzを変えることを特徴とするX線CT装置。
  17. 【請求項17】 請求項10から請求項16のいずれか
    に記載のX線CT装置において、前記画像生成手段は、
    X線ビームの中心軸に画素点gから下ろした垂線の足の
    長さをtとするとき、各ビュー角度で選択した検出器列
    のデータに、{(D+s)+t}に反比例した重み
    を付けて加算し、画素点gの画素値を求めることを特徴
    とするX線CT装置。
  18. 【請求項18】 請求項10から請求項17のいずれか
    に記載のX線CT装置において、ビュー角度および画像
    再構成面上の画素点gの位置(x,y)に基づいて、前記
    画素点gの画素値を求めるのに使用するデータを得るチ
    ャネルを選択するチャネル選択手段を具備することを特
    徴とするX線CT装置。
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