JP2003134489A - 蓄積型コマーシャル映像放映システム - Google Patents

蓄積型コマーシャル映像放映システム

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JP2003134489A
JP2003134489A JP2001329459A JP2001329459A JP2003134489A JP 2003134489 A JP2003134489 A JP 2003134489A JP 2001329459 A JP2001329459 A JP 2001329459A JP 2001329459 A JP2001329459 A JP 2001329459A JP 2003134489 A JP2003134489 A JP 2003134489A
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Japan
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broadcasting
broadcast
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commercial
advertiser
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JP2001329459A
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Kyo Yoshida
鏡 吉田
Masaaki Mizuno
政明 水野
Takashi Koike
崇 小池
Yasutoshi Sakai
康利 酒井
Kazuo Ichihara
和雄 市原
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
NAGOYA BROADCASTING NETWORK
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地域の特性や環境に応じたコマーシャル放映
を行うとともに、広告主は放映された放映料金のみを支
払うことが可能となる蓄積型コマーシャル映像放映シス
テムを提供する。 【解決手段】 この蓄積型コマーシャル映像放映システ
ムは、図1に示すように、放送局1が、複数の広告主
A、広告主Bから依頼を受けたコマーシャル映像(以
下、単に「CM」と呼ぶ)とコマーシャル映像配信情報
(以下、単に「CM配信情報表」と呼ぶ)をTV電波を
介して地域内の任意の場所に設置された放映装置3a、
3bに放送する。放映装置3a、3bは、CM配信情報
をもとに複数のCMの中から取得すべきCMを選択して
記憶し、周囲環境状態に応じて適宜CMの放映を行う。
また、放映装置3a、3bにて放映されたCMの放映実
績データは定期的に放送局1に送信され、放送局1は、
放映実績データに応じて放映料金を広告主に請求する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コマーシャル映像
を放映するシステムであり、特に地域の特性や環境に応
じたコマーシャル映像を放映する蓄積型コマーシャル映
像放映システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品宣伝用のコマーシャルや企
業アピール用のコマーシャルをテレビ等で放映する場合
は、広告主(或いは広告代理店)が放送会社と交渉し、
コマーシャルを放映する時間帯、1ヶ月に放映する回数
などの放映条件を決め、放映条件に基づいて放映が行わ
れている。広告主は放映料金を支払う際は、放映条件に
基づいて算出された放映料金を放送会社に支払ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コマー
シャル映像の放映は、地域毎或いは地方毎に同一のコマ
ーシャル映像を放映するので、例え同じ地域内でも、そ
の場所や時間帯により天気や温度が異なるにも拘らず、
同一地域内では同一コマーシャルの放映されている。ま
た、地域の特性や環境に応じたコマーシャルの放映を行
う場合に、予め契約した日時に従って放映を行うので適
切なタイミングで放映を行うことができず、コマーシャ
ル効果が十分に発揮されない場合がある、という問題が
ある。
【0004】また、各コマーシャル映像の放映は、放映
画面の前に視聴者がいるか否かは関係なく放映を行うた
め、広告本来の、消費者に対して商品アピールするとい
う目的が達成されなくても、契約時に結んだ契約料金を
支払わなければならないという問題がある。
【0005】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
で、その目的としては、地域の特性や環境に応じたコマ
ーシャル放映を行うとともに、広告主は放映された放映
料金のみを支払うことが可能となる蓄積型コマーシャル
映像放映システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蓄積型コマーシ
ャル映像放映システムは、放送局より、各広告主のコマ
ーシャル映像と前記広告主の要望するコマーシャルの配
信情報とを、所定の放映装置に配信するコマーシャルの
配信システムにおいて、前記放送局は、前記コマーシャ
ル映像と前記配信情報とを所定のチャンネルで所定時間
帯に所定の放映装置に配信し、前記放映装置は、表示手
段を備えて地域の所定場所に設置されており、前記放送
局からの前記配信情報が当該地域を示しているとき、そ
の配信情報と該配信情報に対応する前記コマーシャル映
像とを記憶する手段と、前記配信情報に従って放映され
た前記記憶されたコマーシャル映像の放映履歴をネット
ワークを介して送出する手段とを有することを要旨とす
る。
【0007】本発明にあっては、各広告主から依頼され
たコマーシャル映像と配信情報を放送局を介して所定地
域に設置される放映装置に配信し、該配信情報に記載さ
れる地域と当該放映装置の設置地域が一致するときは、
該配信情報に対応するコマーシャル映像を取り込み該配
信情報に従って放映を行い、さらに放映されたコマーシ
ャル映像の履歴をネットワークを介して放送局に返信す
ることで、地域に即したコマーシャル放映を行うととも
に、放映された分の履歴を報告する。
【0008】放映装置は、外部の環境、年月日時刻を監
視する手段と、前記監視結果と前記記憶した配信情報と
比較し、一致する配信情報に対応する前記記憶したコマ
ーシャル映像を画面に放映させる手段とを備えることに
より、地域の特性や環境に応じたコマーシャル映像の取
得と放映を行う。
【0009】放送局は、ネットワークを介して前記放映
装置から送出される前記放映履歴を受信する手段と、前
記放映履歴に含まれるコマーシャル映像の放映回数を一
定期間毎に前記広告主毎に累計し、累計結果に基づいて
算出された放映料金を前記広告主に課金する手段とを備
えることで、広告主に放映した放映料金のみ請求する。
【0010】放映装置に具備される放映回数算出手段
は、前記表示手段に放映されたコマーシャル映像を監視
カメラで撮影し、撮影された監視映像に含まれるコード
番号を元に、コマーシャル映像の放映回数を加算するこ
とで、放映されたコマーシャル回数を確実に計数する。
【0011】放映装置に具備される外部の環境、年月日
時刻を監視する手段は、表示装置の周囲の温度を検出す
る温度検出センサ又は人体検出センサとすることで、周
囲環境に応じた適宜コマーシャルの放映を行う。
【0012】また、放送局から配信される配信情報は、
広告主毎に、温度、人物の有無、降雨からなる外部環境
と年月日時間帯とからなる放映要望データを含み、前記
外部の環境、年月日時刻の監視結果を入力し、これらの
監視情報と前記各広告主の配信情報の放映要望データと
を比較し、一致する放映要望データに対応するコマーシ
ャル映像を優先的に前記画面に表示する手段を備えるこ
とで、広告主の要望を取り込みかつ周囲環境に応じたコ
マーシャルの放映を行う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1は、本発明を適用した蓄積型コマーシ
ャル映像放映システムの構成を示す図である。
【0015】この蓄積型コマーシャル映像放映システム
は、図1に示すように、放送局1が、複数の広告主A、
広告主Bから依頼を受けたコマーシャル映像(以下、単
に「CM」と呼ぶ)とコマーシャル映像配信情報(以
下、単に「CM配信情報表」と呼ぶ)をTV電波(コマ
ーシャルバンド)を介して地域内の任意の場所(例え
ば、駅前、街角等)に設置される放映装置3a、3bに
放送する。
【0016】放映装置3a、3bは、CM配信情報表を
もとに放送される複数のCMの中から取得すべきCMを
選択して記憶し、設置場所及び周囲環境状態に応じて適
宜CMの放映を行う。また、放映装置3a、3bにて放
映されたCMの放映実績データは定期的に公衆回線7を
介して放送局1に送信され、放送局1は、公衆回線7を
介して取得した放映実績データに応じて放映料金を広告
主に請求する。
【0017】図2は、地域内の任意の場所に設置される
放映装置3a、3bに備えられるサーバー装置4の構成
概略図である。
【0018】このサーバー装置4は、アンテナ40及び
チューナ50を介して受信した各種信号をデコードする
デコード部41と、受信したCM配信情報表をCM配信
情報記憶部49に記憶するCM配信情報記憶制御部42
と、受信したCMをCM記憶装置11(例えば、ハード
ディスク等)に記憶するCM取得表示制御部43と、外
部の環境情報を取得する環境情報取得部44と、CMの
放映スケジュールを作成する放映スケジュール作成部4
5と、放映されたCMを撮影した監視映像からCMID
コードを抽出する抽出部47と、放映回数をカウントす
る放映回数算出部46と、算出した放映回数を記憶する
放映実績記憶部48とを有する。
【0019】また、サーバー装置4には、CMが記憶さ
れる例えばHDD等の記憶媒体で構成されるCM記憶装
置11と、環境情報を検出して環境情報取得部46に出
力するセンサ8と、CMが放映されるTV5と、放映さ
れたCMを直接監視する監視カメラ6と、モデム9とが
接続されている。
【0020】センサ8は、TV5の周辺に人が存在する
か否かの人体検知を行う人体検知センサ(例えば、赤外
線センサ等)、或いはTV5周辺の温度を検出する外気
温度検出センサ等、適宜の検知センサである。
【0021】なお、デコード部41には、対象地域コー
ドが予め設定されている。
【0022】次に、本実施の形態の動作を、図3のシー
ケンス図を用いて説明する。
【0023】広告主Aの担当者は、自社の商品を例えば
ビデオカメラで撮影し、その映像を録画したCM(A)
テープと、このCM(A)を放映させる希望地域や希望
時間帯などの条件を明記したCM配信情報表(a)を放
送局1に配送する(d1a)。
【0024】広告主B、広告主C(図示せず)・・・も
同様に、自社の商品CMを録画したCM(B)テープ
と、このCM(B)を放映させる希望条件を明記したC
M配信情報表(b)を放送局1に配送する(d1b)。
【0025】放送局1の担当者は、CM配信情報表に記
載された各種データをサーバー装置10に入力し、CM
配信情報テーブルを作成して記憶部に記憶させる。CM
テープの映像も同一の記憶部に記憶させる。
【0026】放送局1のサーバー装置10は、定期的に
CM配信情報テーブルを予め決められたチャンネルで放
映装置3a、3bのサーバー装置4に放送する(d
2)。
【0027】このCM配信情報テーブルとCMの配信
は、例えば図5に示すように、CM配信情報テーブル
(a)、CM配信情報テーブル(b)、CM配信情報テ
ーブル(c)・・・を連続させて順に放送すると共に、
CM(A)、CM(B)、CM(C)・・・を連続放送
する。
【0028】ここで、CM配信情報テーブルを図4を用
いて具体的に説明する。
【0029】CM配信情報テーブルには、広告主ごとに
付される「広告主コード」100aと、CMごとに付さ
れる「CMIDコード」100bと、放送局1がCMの
放送を開始する放送開始時刻及び終了時刻を示す「CM
蓄積開始時刻〜終了時刻(CM放送開始時刻〜終了時刻
ともいう)」100cと、CMを放映する期間を示す
「放映有効期間」100dと、CMを放映する地域を示
す「対象地区コード」100eと、優先的にCMを放映
する時間帯を示す「優先放映時間」100fと、気温差
に応じて乗算する重み値を示す「気温重み付け」100
gと、CMを放映する温度を示す「放映希望温度」10
0hと、放映有効期間100d内に放映する最低回数を
示す「最小放映回数」100iと、放映有効期間100
d内に放映する最大回数を示す「最大放映回数」100
jと、優先放映時間100f内においてCMを放映する
間隔を示す「間隔条件」100kと、優先放映された時
刻を記録する「放映時刻実績」100l等からなる。
【0030】一方、図3に示すように、放映装置3a、
3bに備えられるサーバー装置4は、放送局1から連続
放送されるCM配信情報テーブルを受信して、デコーダ
部41に設定されている地域コードと、CM配信情報テ
ーブルに記載されている対象地域コード100eとを比
較し、一致したときは、該CM配信情報テーブルを取得
する。取得されたCM配信情報テーブルは、CM配信情
報記録制御部42によりCM配信情報記憶部49に記憶
される。デコード部41は、CM配信情報テーブルを受
信する毎に上述の選別を行い、CM配信情報記憶部49
に蓄積する。
【0031】次に、サーバー装置4のCM取得表示制御
部43は、一番目に蓄積したCM配信情報テーブルを読
み込んで、該CM配信情報テーブルに記載される映像蓄
積開始時刻になるとデコーダ部41にゲートを開放させ
る命令を出して、取得したCMをCM記憶装置7に記憶
する(d3)。CM取得表示制御部43は、CM配信情
報テーブルが蓄積された順に次々とCMの取得を行い、
CM記憶部7に蓄積する。
【0032】次に、放映スケジュール作成部45は、蓄
積されたCM配信情報テーブルを参照して放映スケジュ
ールを作成し、放映スケジュールに従ってCM記憶装置
7内のCMを並び替えて画像処理してTV5に放映する
(d4)。
【0033】監視カメラ6は、TV5で放映されるCM
を常に撮影し、撮影した映像を抽出部47に送出する
(d5)。
【0034】抽出部47は、映像に表示されている(例
えば、画面の左下側に)CMIDコードを認識して、こ
の認識された画像データを放映回数算出部46に出力
し、放映回数算出部46は、該CMIDコードの前回ま
でに蓄積された放映回数に「1」を加算して、図6に示
すように、CMIDコード、放映回数及び放映点数を対
応付けて作成したテーブルを放映実績記憶部48に記憶
させる。
【0035】CMIDコード毎に放映回数と放映点数を
対応付けて集計した結果(放映実績データ)は、毎日、
モデム9を介して放送局1のサーバー装置10に報告さ
れる(d6)。
【0036】放送局1のサーバー装置10は、受信した
放映実績データをサーバー装置10内の記憶部(図示せ
ず)に蓄積し、ひと月分が蓄積されると放映実績データ
を集計して、集計結果に放映単価料金を掛けて放映料金
を計数する。放映料金は公衆回線を介して広告主A、B
それぞれに請求される(d7)。
【0037】ここで、放映スケジュールの作成手順をよ
り具体的に説明する。
【0038】まず、放映スケジュール作成部45は、C
M配信情報記憶部49に記憶されている複数のCM配信
情報テーブルの中から、CM配信情報テーブルを1つ読
み込んで、該CM配信情報テーブルに記載されている優
先放映時間帯を参照する。
【0039】参照した優先放映時間帯に例えば「19:
00〜20:00」が設定されており、間隔条件に「1
時間1回放映する」と記載されている場合は、19:0
0〜20:00の間に必ず1回は放映しなければならな
いので、放映スケジュールの19:00〜20:00の
欄に該CM配信情報テーブルに記載されているCMID
コードをまだ何も登録されていない放映スケジュールに
優先的に登録する。
【0040】放映スケジュール作成部45は、CM配信
情報記憶部42に記憶されている全てのCM配信情報テ
ーブルについて順次上記処理を行い、優先放映時間帯の
指定があるCMのみ放映スケジュールに登録する。優先
放映CMの登録終了後は、放映スケジュール上の空いて
いる放映時間帯に、優先放映時間帯を指定していないC
MIDコードを登録する。
【0041】CM取得表示制御部43は、作成された放
映スケジュールに従い、CM記憶装置7に記憶されてい
るCMを放映順に並び替える。
【0042】次に、CMの放映手順を図7のメインフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0043】放映開始時刻になるとCM記憶装置7で並
び替えられたCM放映順にCMの放映を開始する(S
1)。
【0044】CMの放映が開始すると同時に、監視カメ
ラ6の撮影も開始され、撮影された映像は放映装置3
a、3bに送出される(S2)。
【0045】放映装置3の抽出部47は、監視カメラ6
から送出された映像からCMIDコードを抽出し、放映
回数算出部46にCMIDコードを出力する(S3)。
【0046】放映回数算出部46は、CMIDコードを
もとに複数のCM配信情報テーブルの中から該CMID
コードを有するCM配信情報テーブルを検索して、該当
するCM配信情報テーブルを読み込む。読み込まれたC
M配信情報テーブルに「優先放映時間帯」等の優先事項
の記載がある場合は、優先放映時間帯と現在の時刻を比
較して、一致する場合は放映点数の計数を行う(S
4)。
【0047】ここで、ステップS4の放映点数の計数処
理を図8に示すサブルーチンのフローチャートを用いて
詳細に説明する。
【0048】放映回数算出部46は、抽出部47で抽出
されたCMIDコードをもとに、複数のCM配信情報テ
ーブルの中から該CMIDコードを有するCM配信情報
テーブルを読み込む。
【0049】該CM配信情報テーブルに「優先放映時間
帯」の記載がある場合は、現在の時刻(即ち、放映時
刻)が該優先放映時間帯に含まれているか否か判定する
(S41)。
【0050】現在の時刻が、該優先放映時間帯に含まれ
ている場合は、放映点数「1」を加算するため一次的に
メモリに記憶する(S42)。一方、優先放映時間帯に
記載がない場合は、放映点数の加算は行わない。なお、
CM配信情報テーブルの放映時刻実績100lに放映時
刻を入力する。
【0051】続いて、放映回数算出部46は、外気温度
を環境情報取得部44を介して取得し、予め設定されて
いる基準温度と比較する(S43)。基準温度に対して
外気温度が高いことを検知した場合は、複数のCM配信
情報テーブルの中に、温度が高いときに優先して放映す
べきCM配信情報テーブルがあるか否か調べる。
【0052】該当するCM配信情報テーブルが検出され
た場合は、CM配信情報テーブルに記載されるCMID
コードをCM取得表示制御部47に報告し、現在放映さ
れているCMの放映終了を待って、次に放映される予定
のCMと差し替えて、該CMIDコードを有するCMを
優先的に放映させるCM差替命令をCM取得表示部43
に出力する(S44)。CM取得表示部43は、CM記
憶装置7に放映順に並べられたCMの中から、次に放映
する予定のCMを抽出して、差替CMと入れ替えを行
う。
【0053】一方、放映回数算出部46は、CM差替命
令を出力した後は、外気温度と基準温度の温度差を算出
して、温度差に重み付け値を乗算して放映点数を算出
し、この放映点数を一次的にメモリに記憶する(S4
5)。
【0054】次に、放映回数算出部46は、環境情報取
得部44を介して、TV5の周囲に人が存在するか否か
検出する(S46)。
【0055】人が存在しない場合は、これまでの放映点
数に「0」を設定してクリアする(S47)。一方、人
が存在する場合は、これまでメモリに一次記憶させてい
た放映点数を全て合計して合計点数を算出する(S4
8)。
【0056】放映回数算出部46は、この合計点数をC
MIDコード毎に放映実績記憶部48に記憶する(S4
9)。
【0057】次に、図7に示すメインルーチンに戻りス
テップS5に進む。
【0058】続いて、放映回数算出部46は、算出され
た放映点数を放映実績記憶部48に記憶すると同時に、
放映回数にも「1」を加算して放映実績記憶部48に記
憶する(S5)。
【0059】上記一連の放映、放映監視及び放映点数の
動作は、放映が終了するまで繰り返し行う(S6)。
【0060】放映が終了すると、放映回数算出部46は
CMIDコードごとに一日の放映回数と放映点数を集計
して、モデム9を介して放送局1に送信する(S7)。
【0061】なお、CMの差替えにより放映されなかっ
たCMは、図9に示す追加放映フローチャートに従って
追加放映する。
【0062】まず、CM取得表示部43は、放映実績記
録部48に記憶されている放映回数の集計結果を参照し
て、放映回数が最も少ないCMIDコードを抽出し、C
M取得表示部43に該CMIDコードの再放映命令を出
力する(S10)。CM取得表示部43は、再放映命令
に従い、CM記憶装置7の放映順に並べられたCMの最
後に追加放映するCMを加える。
【0063】放映は放映順に行われ、監視カメラ6で常
時監視される。撮影された映像は、抽出部47を介して
放映回数算出部46に出力されるので、追加放映された
CMIDに放映回数が加算され、その結果が放映実績記
憶部48に蓄積される。
【0064】以上の工程により、広告主が希望する優先
時間帯にCMを放映することができる一方、CMの放映
を逐次監視しているので、確実に放映されたことを確認
することができる。また、視聴者が表示画面の周囲に存
在したかを検出しているので、視聴者が表示画面の周囲
に存在しない場合に放映された放映料金は請求されな
い。更に、環境情報を取得する機能を備えることで、気
温や天気の変化に応じて、適宜CMを読み込んで差替放
映することができるので、環境に応じた効果的なCM放
映ができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、広
告主は、実際にコマーシャルが放映された対価分だけを
支払うことが可能となるので、無駄な出費を抑えること
ができる。
【0066】また、本発明によれば、コマーシャル映像
を設置場所、環境に適した放映タイミングで放映するこ
とが可能となるので、より効果的なコマーシャル放映を
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した蓄積型コマーシャル映像放映
システムの構成を示す図である。
【図2】地域内の任意の場所に設置される放映装置3
a、3bに備えられるサーバー装置4の構成概略図であ
る。
【図3】本実施の形態の蓄積型コマーシャル映像放映シ
ステムの動作を説明するシーケンス図である。
【図4】CM配信情報テーブルの一例を示す図である。
【図5】放送局が放映装置にCM配信情報テーブルとC
Mを放送する順番を示す図である。
【図6】放映実績データテーブルの一例を示す図であ
る。
【図7】CMの放映手順を示すメインフローチャート図
である。
【図8】放映点数の計数処理を示すフローチャート図で
ある。
【図9】CMの追加放映手順を示すフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 放送局 2 広告主 3 放映装置 4 サーバー装置(放映装置) 5 TV 6 監視カメラ 7 公衆回線 8 センサ 9 モデム 10 サーバー装置(放送局) 11 CM記憶装置 40 アンテナ 41 デコード部 42 CM配信情報記録制御部 43 CM取得表示制御部 44 環境情報取得部 45 放映スケジュール作成部 46 放映回数算出部 47 抽出部 48 放映実績記憶部 49 CM配信情報記憶部 50 チューナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 政明 愛知県名古屋市中区橘2−9−18 名古屋 テレビ放送株式会社内 (72)発明者 小池 崇 愛知県名古屋市中区橘2−9−18 名古屋 テレビ放送株式会社内 (72)発明者 酒井 康利 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 市原 和雄 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AB03 AB04 DD10 5C061 BB01 CC05 5C064 BA07 BB01 BC04 BC18 BC23 BC24 BC25 BD03 BD05 BD08 BD09 BD14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送局より、各広告主のコマーシャル映
    像と前記広告主の要望するコマーシャルの配信情報と
    を、所定の放映装置に配信する蓄積型コマーシャル映像
    放映システムにおいて、 前記放送局は、前記コマーシャル映像と前記配信情報と
    を所定のチャンネルで所定時間帯に所定の放送装置に配
    信し、 前記放映装置は、表示手段を備えて地域の所定場所に設
    置されており、前記放送局からの前記配信情報が当該地
    域を示しているとき、その配信情報と該配信情報に対応
    する前記コマーシャル映像とを記憶する手段と、 前記配信情報に従って放映された前記記憶されたコマー
    シャル映像の放映履歴をネットワークを介して送出する
    手段と、 を有することを特徴とする蓄積型コマーシャル映像放映
    システム。
  2. 【請求項2】 前記放映装置の放映は、 外部の環境、年月日時刻を監視する手段と、 前記監視結果と前記記憶した配信情報と比較し、一致す
    る配信情報に対応する前記記憶したコマーシャル映像を
    画面に放映させる手段とによって実行することを特徴と
    する請求項1記載の蓄積型コマーシャル映像放映システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記放送局は、 ネットワークを介して前記放映装置から送出される前記
    放映履歴を受信する手段と、 前記放映履歴に含まれるコマーシャル映像の放映回数を
    一定期間毎に前記広告主毎に累計し、累計結果に基づい
    て算出された放映料金を前記広告主に課金する手段とを
    有することを特徴とする請求項1又は2記載の蓄積型コ
    マーシャル映像放映システム。
  4. 【請求項4】 前記放映回数算出手段は、 前記表示手段に放映されたコマーシャル映像を監視カメ
    ラで撮影し、撮影された監視映像に含まれるコード番号
    を元に、コマーシャル映像の放映回数を加算することを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の蓄積型コマーシャ
    ル映像放映システム。
  5. 【請求項5】 前記外部の環境、年月日時刻を監視する
    手段は、 表示装置の周囲の温度を検出する温度検出センサ又は人
    体検出センサであることを特徴とする請求項2記載の蓄
    積型コマーシャル映像放映システム。
  6. 【請求項6】 前記放送局から配信される配信情報は、 広告主毎に、温度、人物の有無、降雨からなる外部環境
    と年月日時間帯とからなる放映要望データを含み、 前記外部の環境、年月日時刻の監視結果を入力し、これ
    らの監視情報と前記各広告主の配信情報に含まれる放映
    要望データとを比較し、一致する放映要望データに対応
    するコマーシャル映像を優先的に前記画面に表示する手
    段とを有することを特徴とする請求項1、2、3、4又
    は5に記載の蓄積型コマーシャル映像放映システム。
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