JP3629186B2 - 放送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の放送番組を同時に受信する放送受信装置、番組の視聴率等を予測するための視聴予測方法及び番組広告を放映するスケジュールを決定するための番組広告放映スケジュール決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CATVやCSディジタル放送等により、既存の地上テレビジョン放送と比較して、はるかに番組数の多い多チャンネル放送が行われている。今後、地上波ディジタル放送やBSディジタル放送、CATVのディジタル伝送化等によってチャンネル数は益々増加していくものと考えられる。
【0003】
ここで、現在利用されているディジタル放送受信装置について図23により説明する。
【0004】
チューナ2は、アンテナ1を介して、放送局から放送される多重化されたディジタルデータを受信する。このディジタルデータは、多重化分離部3によって、番組データ(画像データ、音声データ)と番組情報データ(サービス情報データ)とに分離され、番組データは選局部5によって、番組情報データはユーザ操作等によって制御されて、テレビモニタ7に供給される。
【0005】
選局部5は、ユーザ操作情報を取り込んだ入力部4に制御されて、所定のチャンネルの番組データを選択してデコード部6に供給する。デコード部6は、入力された映像信号に所定の信号処理を施してテレビモニタ7と録画装置9に供給し、テレビモニタ7は入力された映像信号に基づく画像を表示画面上に映出する。
【0006】
上記の放送受信装置において、ユーザはテレビモニタ107に表示された番組情報データ等に基づいて選局を行っているが、多い番組数にもかかわらず、番組の重み付けがなされていないため、ユーザの番組選局作業が繁雑なものとなっている。
【0007】
そこで、番組選局を容易にする手法が必要となり、番組選局を簡略化する手法が多く提案されている。現在提案されている手法は、ユーザの嗜好を基に選局を簡略化する手法のように、個々のユーザを対象にしたものが多く、視聴者全体の嗜好を考慮した手法の提案は少ない。
【0008】
新たな番組選局の基準を与えるものとして、視聴率情報を利用する手法(特開平9−261609号)等が提案されている。また、視聴者に関連したものとして、双方向放送を利用して、速やかに、かつ、高い精度で視聴率調査を行う手法(特開平8−163538号)も提案されている。これは応答に電話投票サービスを利用する双方向放送番組において、電話投票サービスのカットスルー・サービスにより、応答者の受像機のメモリに保存されている受信履歴データをサービス契約者である放送局に収集し、対象地域における電話投票サービスアダプタの登録台数などを母集団として番組の視聴率を算出する方法である。さらに、視聴率情報を録画装置に利用し、現在視聴中の番組にかかわらず、高視聴率番組を自動録画する手法(特開平11−220667号)も提案されており、この手法によりユーザの選局すべき番組数が低減され、番組選局が容易になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記の視聴率情報を番組選局の簡略化に利用する手法は、新たな選局指標をユーザに提供するものとして有用であると考えられるが、この情報は現在または過去の番組に対する視聴率情報であり、これから放送される番組の選局に役立てるには問題があった。
【0010】
例えば、現在の視聴率情報に基づいて録画制御を行い、高視聴率番組を自動で録画する際に、視聴率は番組が開始するまで分からず、また、番組開始後も視聴率の変化は予測ができないため、高視聴率が期待される多くの番組を記録しておく必要がある。
【0011】
また、将来放送される番組に関する情報は放送局側が提示したものに限られるために、ユーザが将来見たい番組を選局する際に、番組選択の幅が狭いという問題点があった。
【0012】
一方、放送局においても、現在の番組視聴率は、視聴率調査会社により放送の翌日に調査会社から放送局に通知される過去の視聴率であり、この情報に基づいて番組広告を決定するため、放送開始まで番組の広告の頻度や時間帯が一定であり、広告効率の点に問題があった。
【0013】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、多チャンネル化された場合でも、ユーザに対して番組選局を容易にしユーザの番組選択の幅を広げることができる放送受信装置、視聴予測方法及び番組広告放映スケジュール決定方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、放送局側に対して番組広告効率を向上できる放送受信装置、視聴予測方法及び番組広告放映スケジュール決定方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る放送受信装置は、番組の視聴予約及び又は録画予約に関する予約情報を所定の伝送路を介して通知するための手段と、番組選択を支援するための番組情報であって、多数の放送受信装置から通知された予約情報に基づいて作成された番組の予測視聴率及び又は予測視聴数に関する予測情報を少なくとも含む番組情報を所定の伝送路を介して取得するための手段と、取得された前記番組情報に対して所定のフィルタ処理を施すためのフィルタ手段と、前記フィルタ処理の結果に基づいて番組選択を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。 本発明によれば、選択すべき番組数が低減され、ユーザの番組選択が容易になる。また、録画装置に前もって多くの番組を記憶する必要がなくなる。
好ましくは、前記制御手段は、前記フィルタ処理の結果に基づいて、1画面表示における当該画面へ映出すべき番組、多画面表示における1若しくは複数の特定の画面へ映出すべき番組若しくは録画装置へ録画すべき番組、又は映出若しくは録画の予約をすべき番組に関する選択を制御するようにしてもよい。
好ましくは、前記フィルタ手段は、ユーザにより所定の入力装置によってなされた入力操作に基づいて設定されたフィルタ処理の内容を示す情報に基づいて前記フィルタ処理を行うようにしてもよい。
【0015】
本発明に係る視聴予測方法は、各放送受信装置から番組の視聴予約及び又は録画予約に関する予約情報を収集するとともに、実際の視聴率若しくは視聴数に関する視聴情報を取得し、将来に放送される番組について、少なくとも、該番組についての予約情報と過去に収集された全部若しくは一部の予約情報と過去に収集された全部若しくは一部の視聴情報に、又はこれら情報と過去の予約情報の変化パターンに関する情報に基づいて、該番組の視聴率及び又は視聴数を予測することを特徴とする。
本発明によれば、予測視聴率/数は将来に放送される番組に対する新たな評価基準となり、ユーザの視聴予約時や録画予約時の番組選局を容易にするとともに、放送受信装置が自動録画する際の記憶を開始する番組数を制限できるため、放送受信装置の記憶容量を少なくすることができる。
【0016】
本発明に係る番組広告放映スケジュール決定方法は、将来に放送される番組の予測視聴率及び又は予測視聴数に関する予測情報を取得し、前記予約情報又はその変化パターンに基づいて、番組広告の放映回数又は放映時間帯の少なくとも一方を決定することを特徴とする。
本発明によれば、放送局は予測情報に基づいて番組の広告頻度や時間帯を調整することができるため、広告効率の向上が得られる。
【0017】
また、本発明に係る放送受信装置は、番組の視聴予約または録画予約情報を所定の伝送路を介して送出する手段と、予測視聴率または予測視聴者数の情報を含む番組に関する情報を所定の伝送路を介して取り込む情報取り込み手段と、前記情報取り込み手段が取り込んだ情報に対して所定のフィルタ処理を施すフィルタ手段とを備えたことを特徴とする。
好ましくは、前記フィルタ手段の処理結果に基づいて選局を制御する選局制御手段を更に備えるようにしてもよい。この結果、フィルタ手段によって選局すべき番組数が低減され、ユーザの番組選局が容易になる。
好ましくは、前記選局制御手段に制御されて、前記フィルタ手段の処理結果に基づく番組を記録装置に記録させる記録制御手段とを更に備えるようにしてもよい。この結果、フィルタ手段によって選局すべき番組数が低減され、録画装置に前もって多くの番組を記憶する必要がなくなる。
また、好ましくは、前記フィルタ手段の処理結果に基づいて主画面と副画面を構成する手段と、前記副画面を主画面とともに多画面表示させる画面表示手段とを更に備えるようにしてもよい。この結果、フィルタ手段によって選局すべき番組数が低減され、ユーザの番組選局が容易になるとともに、フィルタ処理結果に基づいて副画面を表示することで、ユーザの番組選局の幅が広がる。
また、好ましくは、前記フィルタ手段の処理結果に基づいて複数の子画面を構成する手段と、複数の前記子画面を多画面表示させる画面表示手段とを更に備えるようにしてもよい。この結果、フィルタ処理結果に基づいて複数の子画面を表示することで、ユーザの番組選局が非常に容易になる。
また、好ましくは、前記フィルタ手段は、ユーザが希望するフィルタ処理の情報を保持するメモリに格納された情報に基づいてフィルタ処理を行うようにしてもよい。
また、好ましくは、前記情報送出手段は、電話回線を介して視聴予約または録画予約に関する情報を送出するようにしてもよい。
また、好ましくは、前記情報取り込み手段は、電話回線を介して番組に関する情報を取り込むようにしてもよい。あるいは、前記情報取り込み手段は、放送波を介して番組に関する情報を取り込むようにしてもよい。
【0018】
また、本発明に係る視聴率予測方法は、番組の視聴予約または録画予約情報の少なくとも一方を含む予約情報を収集する予約情報収集ステップと、実際の視聴率情報を収集する実視聴率収集ステップとを含み、過去の予約情報と実際の視聴率情報に基づいて、将来に放送される番組の視聴率を予測することを特徴とする。また、本発明に係る視聴率予測方法は、番組の視聴予約または録画予約情報の少なくとも一方を含む予約情報を収集する予約情報収集ステップと、実際の視聴数情報を収集する実視聴率収集ステップとを含み、過去の予約情報と実際の視聴率情報に基づいて、将来に放送される番組の視聴数を予測することを特徴とする。また、本発明に係る視聴率予測方法は、番組の視聴予約または録画予約情報の少なくとも一方を含む予約情報を収集する予約情報収集ステップと、実際の視聴率情報を収集する実視聴率収集ステップとを含み、過去の予約情報と過去の予約情報の変化パターンと実際の視聴率情報に基づいて、将来に放送される番組の視聴率を予測することを特徴とする。また、本発明に係る視聴率予測方法は、番組の視聴予約または録画予約情報の少なくとも一方を含む予約情報を収集する予約情報収集ステップと、実際の視聴数情報を収集する実視聴率収集ステップとを含み、過去の予約情報と過去の予約情報の変化パターンと実際の視聴率情報に基づいて、将来に放送される番組の視聴数を予測することを特徴とする。この結果、予測視聴率は将来に放送される番組に対する新たな評価基準となり、ユーザの視聴予約または録画予約時の番組選局を容易にするとともに、放送受信装置が自動録画する際の記憶を開始する番組数を制限できるため、放送受信装置の記憶容量を少なくすることができる。
【0019】
また、本発明に係る番組広告挿入方法は、将来に放送される番組の予測視聴率または予約視聴数を入手し、その予測視聴率または予測視聴数に応じて、番組広告の放映回数または放映時間帯を制御することを特徴とする。また、本発明に係る番組広告挿入方法は、将来に放送される番組の予測視聴率または予約視聴数を入手し、その予測視聴率または予測視聴数の変化パターンに応じて、番組広告の放映回数または放映時間帯を制御することを特徴とする。この結果、放送局は視聴率予約会社等から供給された予測視聴率情報に基づいて番組の広告頻度や時間帯を調整することができるため広告効率の向上が得られる。
【0020】
また、本発明に係る放送システムは、上記いずれかの放送受信装置と、上記いずれかの視聴率予測または視聴数予測を行うサーバとからなり、前記放送受信装置は、視聴予約または録画予約情報をサーバに送信し、前記サーバは、前記予約情報に基づいて視聴率予測または視聴数予測を行い、前記視聴率予測または視聴数予測情報を含む放送を前記放送受信装置で受信することを特徴とする。また、本発明に係る放送システムは、上記いずれかの放送受信装置と、上記いずれかの視聴率予測または視聴数予測と、上記いずれかの番組広告挿入を行うサーバとからなり、前記放送受信装置は、視聴予約または録画予約情報をサーバに送信し、前記サーバは、前記予約情報に基づいて視聴率予測または視聴数予測と番組広告挿入を行い、前記視聴率予測または視聴数予測情報と番組広告を含む放送を前記放送受信装置で受信することを特徴とする。
【0021】
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。また、各装置を含む放送システムまたはその方法に係る発明としても成立する。
【0022】
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を説明する。
【0024】
まず、本発明の一実施形態に係る放送システムの基本的な構成やそのバリエーションなどについて説明する。
【0025】
図1に、放送システムの構成例を示す。
【0026】
図1に示されるように、この放送システムは、複数の放送受信装置100、例えば視聴率調査会社等のように放送受信装置による番組の視聴に関する情報の収集、作成、提供を行うサービス機関(のサービス・システム)120、番組を放送する放送局(の放送システム)140からなる。
【0027】
サービス機関(以下、サービス・センターと呼ぶものとする)は、複数あっても構わないが、以下では、1つ存在するものとして説明する。また、サービス・センター120はいずれかの放送局システムに含まれるものであってもよいが、以下では、サービス・センター120は放送局140とは独立したものとして説明する。
各放送受信装置100とサービス・センター120との間の伝送媒体としては、電話回線、インターネット、CATV、携帯電話など、種々のものが考えられる(各放送受信装置100からサービス・センター120へは、すべて同種の伝送媒体を利用するものとしてもよいし、放送受信装置ごとに異なる種類の伝送媒体を利用可能としてもよい)。
【0028】
放送局140は、地上テレビジョン放送、BS放送、CS放送、インターネット放送、CATVなど、あるいはディジタル放送、アナログ放送等、どのような形態によるものでも本発明を適用可能である。
放送局140の数としては、1つの放送局のみを対象する場合と、複数の放送局を対象とする場合がある(図1では1つのみ例示している)。
複数の放送局を対象とする場合に、複数の放送局は、1つのチャネルを放送する放送局のみで構成されるケースと、複数のチャネルを放送する放送局のみで構成されるケースと、1つのチャネルを放送する放送局と複数のチャネルを放送する放送局が混在するケースとが考えられる。複数の放送局を対象とする場合に、同一の方式(例えば地上テレビジョン放送)のみを対象とするようにしてもよいし、複数の方式(例えば地上テレビジョン放送とBS放送)を対象とするようにしてもい。
1つの放送局を対象とする場合には、該放送局は、複数のチャネルを放送するものとする。
【0029】
本実施形態では、概略的には、各放送受信装置100からサービス・センター120へ、各放送受信装置100においてなされた将来に放送予定の番組に対する視聴予約や録画予約などの番組予約に関する予約情報等を通知し(図5のステップS1)、サービス・センター120では、各放送受信装置100から通知された予約情報等に基づいて将来に放送予定の番組の視聴率もしくは視聴数に関する予測情報等を作成し(図5のステップS2)、この予測情報がサービス・センター120から直接または放送局140を介して各放送受信装置100へ提供され(図5のステップS3)、各放送受信装置100では予測情報を参考にして番組選択などが行われあるいは視聴予約や番組予約がなされ(図5のステップS4)、また予約情報等の通知がなされる、といった循環を辿っていく。
【0030】
図1の例では、放送局140は、番組自体の他に、番組選択などに資するために番組に関する情報(番組情報)を放送しており、サービス・センター120から放送局140へ放送予定の番組の視聴率もしくは視聴数に関する予測情報等を譲渡し、放送局140は予測情報等をそのまままたは加工して番組情報に含めて放送する形態をとっている。
【0031】
視聴率情報は、例えば、番組チャネルに多重化して放送するものであっても、番組チャネルとは独立した制御チャネルがある場合に当該制御チャネルによって放送するものであってもよい。
【0032】
図1の例においては、放送局140が複数ある場合に、サービス・センター120から各放送局140へはそれぞれ全局分の予測情報等を提供し、各放送局140はそれぞれ全局分の予測情報等を放送するものであるが、その代わりに、図2に示すように、サービス・センター120から各放送局140へはそれぞれ全局分の予測情報等または当該放送局140が放送する番組についての予測情報等を提供し、各放送局140はそれぞれ自局が放送する番組についての予測情報等を放送し、放送受信装置100側で各放送局140から各局が放送する番組についての予測情報等を収集して、全局分の予測情報等を取得するようにしてもよい。
【0033】
また、図3に示すように、サービス・センター120から各放送局140へ直接、全局分の予測情報等を含む番組情報を提供するようにしてもよい。この場合に、放送局140から各放送受信装置100へその他の情報を含む番組情報を放送するようにしてもよい(この場合には、各放送受信装置100は、サービス・センター120と放送局140から番組情報を受信することになる)。
【0034】
また、図4に示すように、サービス・センター120では、放送受信装置100から放送局140へ直接渡される各種のデータまたはこれを加工したものの提供を受けて、このデータをも使って予測情報等を作成するようにしてもよい。
【0035】
また、本放送システムにおいてはもちろん従来からある番組選択に関係するシステムを併用することも可能である。例えば、現在視聴率の集計システムを同時に使用してもよく、放送局140からは番組情報に番組の現在視聴率に関する情報を含めて放送するようにしてもよいし、サービス・センター120では番組の現在視聴率に関する情報をも使って予測情報等を作成するようにしてもよいし、放送受信装置100では番組の現在視聴率に関する情報をも使って番組選択等を行ってもよい。
【0036】
次に、サービス・センターおよび視聴率もしくは視聴数の予測について説明する。
【0037】
なお、視聴予約または録画予約情報には、視聴予約を含み録画予約を含まない場合と、録画予約を含み視聴予約を含まない場合と、視聴予約と録画予約の両方を含まない場合とがある(いずれの場合も実施可能である)。
【0038】
図6(a)に、サービス・センター(システム)で用いられる視聴情報処理装置の構成例を、図6(b)にその手順例を示す。
【0039】
概略的には、データ記憶部123には過去の各種データの履歴等が保存されており、データ受信部121で視聴予約または録画予約情報等が受信されると、これがデータ記憶部123に保存され(ステップS11)、所定のタイミングで、データ処理部122は、データ記憶部123に保存されている情報に基づいて、番組の予測視聴率や予測視聴数に関する予測情報を作成(あるいは更新)するとともに、これをデータ記憶部123に保存し(ステップS12)、作成した予測情報をデータ送信部124から(放送局または放送受信装置に向けて)送信する。
【0040】
以下では、視聴予測のいくつかの例を示す。
【0041】
図7に、予測情報生成の第1の例を示す。
【0042】
この例では、各放送受信装置から収集された視聴予約または録画予約情報(32)は、過去の予約情報(31)と過去の視聴率(30)とともに統計的に処理されて、将来に放送される番組の予測視聴率(33)が算出される。
【0043】
この場合の一具体例を示すと次のようになる。
(予測視聴率)=(過去の視聴率)×(視聴予約または録画予約情報)/(過去の予約情報)
とする。
ここで、
(過去の視聴率)=20%
(視聴予約または録画予約情報)=(視聴予約数)+(録画予約数)=2万人
(過去の予約情報)=(過去の視聴予約数)+(過去の録画予約数)=1万人
とすると、
(予測視聴率)=20×20,000/10,000=40(%)
となる。
【0044】
もちろん上記具体例の他にも種々の方法がある。
【0045】
図8に、予測情報生成の第2の例を示す。
【0046】
予測情報を、視聴率(例えば予測視聴率=当該番組を視聴する放送受信装置数/全放送受信装置数)ではなく、視聴数(例えば視聴数=当該番組を視聴する放送受信装置数)で表すことも可能である。
【0047】
この例では、各放送受信装置から収集された視聴予約または録画予約情報(32)は、過去の予約情報(31)と過去の視聴数(34)とともに統計的に処理されて、将来に放送される番組の予測視聴数(35)が算出される。
【0048】
この場合の一具体例を示すと次のようになる。
(予測視聴数)=(過去の視聴数)×(視聴予約または録画予約情報)/(過去の予約情報)
とする。
【0049】
ここで、
(過去の視聴数)=3万人
(視聴予約または録画予約情報)=(視聴予約数)+(録画予約数)=2万人
(過去の予約情報)=(過去の視聴予約数)+(過去の録画予約数)=1万人
とすると、
(予測視聴数)=30,000×20,000/10,000=60,000(人)
となる。
【0050】
もちろん上記具体例の他にも種々の方法がある。
【0051】
これらの場合に、例えば、ユーザが放送受信装置で視聴予約をしたとすると、その予約情報が例えば放送受信装置に接続されている携帯電話によって、視聴率/視聴数を予測するサービス・センターに供給される。該サービス・センターには、過去の予約情報と視聴率/視聴数に関するデータが蓄積されており、各ユーザから供給された将来に放送される番組に対する予約情報から、将来に放送される番組の視聴率/視聴数を統計的に予測することができる。
【0052】
図9に、予測情報生成の第3の例を示す。
【0053】
この例では、各放送受信装置から収集された視聴予約または録画予約情報(32)は、過去の予約情報(31)と過去の視聴率(30)と過去の予約情報の変化パターン(36)とともに統計的に処理されて、将来に放送される番組の予測視聴率(33)が算出される。
【0054】
この場合の一具体例を示すと次のようになる。
(予測視聴率)=α×(過去の視聴率)×(視聴予約または録画予約情報)/(過去の予約情報)
とする。
ここで、
(過去の視聴率)=20%
(視聴予約または録画予約情報)=(視聴予約数)+(録画予約数)=2万人
(過去の予約情報)=(過去の視聴予約数)+(過去の録画予約数)=1万人
α:例えば、(過去の予約情報のパターン)と(視聴予約または録画予約情報)から視聴率の変化を予測した値(例、α=0.9)
とすると、
(予測視聴率)=0.9×20×20,000/10,000=36(%)
となる。
【0055】
もちろん上記具体例の他にも種々の方法がある。
【0056】
図10に、予測情報生成の第4の例を示す。
【0057】
この例では、各放送受信装置から送出された視聴予約または録画予約情報32は、過去の予約情報(31)と過去の視聴数(34)と過去の予約情報の変化パターン(36)とともに統計的に処理されて、将来に放送される番組の予測視聴数(35)が算出される。
【0058】
この場合の一具体例を示すと次のようになる。
(予測視聴数)=α×(過去の視聴数)×(視聴予約または録画予約情報)/(過去の予約情報)
とする。
ここで、
(過去の視聴数)=3万人
(視聴予約または録画予約情報)=(視聴予約数)+(録画予約数)=2万人
(過去の予約情報)=(過去の視聴予約数)+(過去の録画予約数)=1万人
α:例えば、(過去の予約情報のパターン)と(視聴予約または録画予約情報)から視聴率の変化を予測した値(例、α=0.9)
とすると、
(予測視聴数)=0.9×30,000×20,000/10,000=54,000(人)
となる。
【0059】
もちろん上記具体例の他にも種々の方法がある。
【0060】
これらの場合に、例えば、ユーザが放送受信装置で視聴予約をしたとすると、その予約情報が例えば放送受信装置に接続されているCATVケーブルによって、視聴率/視聴数を予測するサービス・センターに供給される。該サービス・センターには、過去の予約情報と視聴率/視聴数と過去の予約情報の変化パターンに関するデータが蓄積されており、各ユーザから供給された将来に放送される番組に対する予約情報から、将来に放送される番組の視聴率/視聴数を統計的に予測することができる。ここで、過去の予約情報の変化パターンは、予約情報の推移をパターン化したものであり、この情報を用いることで、将来に放送される番組に対する予約情報の変化を予測することができる。
このため、ユーザにとって予測視聴率/予測視聴数は、将来に放送される番組に対する新たな評価基準となり、ユーザの視聴予約または録画予約の番組選局を容易にするとともに、放送受信装置が自動録画する際の記憶を開始する番組数を制限できるため、放送受信装置の記憶容量を少なくすることができる。
【0061】
なお、センター・システム120は、予測視聴率と予測視聴数の両方を求めて提供するようにしてもよい。
【0062】
次に、放送受信装置について説明する。
【0063】
ここでは、具体例として予測視聴率のみによって番組自動選択を行う例を用いるが、もちろん予測視聴数のみによって番組自動選択を行うことも、予測視聴率と予測視聴数の両方を使って番組自動選択を行うことも可能である。また、予測視聴率およびまたは予測視聴数に加えて、それ以外の指標をも加味して番組自動選択を行うようにする形態も可能である。あるいは、予測視聴率およびまたは予測視聴数だけでは選択すべき番組を所定個数に絞りきれなかった場合に、それ以外の指標によって最終的な決定を行うようにする形態も可能である。
【0064】
図11に、放送受信装置の第1の構成例を示す。
【0065】
図11に示されるように、この例の放送受信装置は、チューナ2、多重化分離部3、入力部4、選局部5、デコード部6、予約制御装置8、フィルタ機能部12、メモリ13、タイマ14を備えている。なお、テレビモニタ7は、放送受信装置と一体化されたものでもよいし、放送受信装置とは独立したものでもよい。録画装置9も同様に、放送受信装置と一体化されたものでもよいし、放送受信装置とは独立したものでもよい。ここでは外部への情報送出手段の一例として電話回線11を用いているが、この場合にモデム10は放送受信装置に内蔵されたものでもよいし、放送受信装置の外部に接続するものであってもよい。
【0066】
この放送受信装置では、ユーザの視聴予約または録画予約情報を電話回線11を介して所定のタイミングで(例えば直ちに)外部へ送出し、また、(多数の放送受信装置から通知された予約情報に基づいて作成された番組の予測視聴率や予測視聴数に関する予測情報を少なくとも含む)番組情報を外部から取得するようになっている。そして、リモコン等によるユーザ操作に基づく番組選局ができるのはもちろん、取得した番組情報に基づいて選局を行うこともできるようになっている。
【0067】
この例では、多重化されたディジタル放送データに、番組情報データ(サービス情報データ)と番組データ(画像データ、音声データ)が含まれる場合を例に示している。なお、番組のジャンルなどの属性を考慮して制御を行う場合には、番組データや番組情報データには各番組の属性情報(例えばジャンルID)が付加されているものとする。
【0068】
チューナ2は、アンテナ1を介して、放送局から放送される多重化されたディジタルデータを受信する。このディジタルデータは、多重化分離部3によって、番組データと番組情報データとに分離される。分離された番組データは、選局部5によって制御されて、デコード部6を経由して、テレビモニタ7に供給される。分離された番組情報データは、フィルタ機能部12で処理された後に、選局部5、予約制御装置8、テレビモニタ7に供給される。
【0069】
選局部5は、入力部4からの入力情報とフィルタ機能部12に制御されて、所定のチャンネルの番組データを選択してデコード部6に供給する。入力部4には、ユーザのリモコン操作等により選局情報が入力される。
【0070】
デコード部6は、供給された映像信号に所定の信号処理を施してテレビモニタ7に出力し、テレビモニタ7は入力された映像信号に基づく画像を表示画面上に映出する。
【0071】
この例においては、録画装置9は、モデム10との間でデータの送受信を行うようになっている。モデム10は、電話回線に接続されており、電話回線11を介してメモリ13に格納されている視聴予約または録画予約に関する情報(図7〜図10の32参照)を送出する。
【0072】
なお、外部への視聴予約または録画予約情報の送出手段としては、モデム10と電話回線11の他に、インターネットやCATV等を介して情報が伝送されることもあり、また、携帯電話などの無線手段を介して情報が伝送されることもある。外部からの番組情報は、この例では、放送波を介して放送受信装置に取り込んでいるが、電話回線11、インターネット、CATV、携帯電話などの無線手段等を介して取り込むことも考えられる。
【0073】
フィルタ機能部12は、選局部5の選局動作を制御するとともに、メモリ13に格納(設定)されている、フィルタ処理の内容を指定する情報に基づいて番組情報データに所定のフィルタ処理を施して、予約制御装置8に供給する。また、得られたフィルタ処理結果をテレビモニタ7に表示させる。
【0074】
例えば、フィルタ機能部12に放送波を介して各チャンネル各番組の予測視聴率の情報が入力されたとすると、フィルタ機能部12は、予測視聴率に基づいて選局するチャンネルを決定して、この選局情報を選局部5と予約制御装置8に供給する。また、フィルタ機能部12の予測視聴率データ等のフィルタ処理結果をテレビモニタ7に表示する。
【0075】
モデム10は、任意の時間、例えば常時電話回線11から視聴予約または録画予約情報32を送出する。
【0076】
タイマ14は、時計機能を有しており、現在時刻等の時刻をフィルタ機能部12に出力する。
【0077】
メモリ13には、番組予約情報と録画予約情報の他に、例えば、ユーザ操作に基づいたフィルタ処理のための情報等が格納されている。ユーザ操作、あるいはフィルタ機能部12のフィルタ処理結果に基づいて、視聴予約または録画予約が行われると、その予約情報がメモリ13に格納されて、任意の時間にモデム10を介して電話回線11に送出される。
【0078】
予約制御装置8は、フィルタ機能部12から選局に関する指示が与えられて、録画装置9を制御する。録画装置9は、予約制御装置8によって録画が制御されて、アンテナ1から受信した放送信号のうち指定されたチャンネルの番組を録画する。
【0079】
図12に、テレビモニタ7の表示画面例を示す。図12は、番組画面20を画面の上側に設け、画面下側に番組情報データに対するフィルタ処理結果のデータ表示画面21を設けた例を示している。ユーザの希望(指示)等に応じて、入力部4の処理結果に基づく番組またはフィルタ機能部12の処理結果に基づく番組のいずれかを番組画面20に表示し、フィルタ機能部12の処理結果をデータ表示画面21に表示する。
【0080】
ユーザは、例えば、リアルタイムに更新されるデータ表示画面21の内容(例えば10分後に放送が開始する番組の予測視聴率ランキングの表示)を見ながら、次に見る番組を容易に選局することができる。あるいは、視聴予約や録画予約する番組を容易に選択することができる。
【0081】
また、例えば、メモリ13にユーザ操作等によって設定された、現在視聴する番組や、視聴予約する番組や、録画予約する番組の選択基準と、番組情報に含まれる予測視聴率等とを参照することなどによって、現在視聴する番組や、視聴予約する番組や、録画予約する番組の自動選択が可能になる。
【0082】
次に、この放送受信装置の動作について説明する。
【0083】
いま、メモリ13には、「予測視聴率番組が最高のスポーツ番組を選局すべき旨の情報」が記憶(設定)されているものとする。
【0084】
ここで、ユーザは、メモリ13に格納されている情報にかかわらず、所望の選局操作を行う場合には、以下のようになる。
【0085】
チューナ2は、アンテナ1を介して、放送局から放送される多重化されたディジタルデータを受信し、このディジタルデータは、多重化分離部3によって、番組データと番組情報データとに分離される(図13のステップS21)。
【0086】
分離された番組データは、選局部5によって制御されて、テレビモニタ107に供給される。分離された番組情報データは、フィルタ機能部12で処理された後に、選局部5、予約制御装置8、テレビモニタ7に供給される。テレビモニタ7には、例えば予測視聴率などが表示される(図13のステップS22)。
【0087】
ユーザは、リモコン操作などによって、選局情報等を入力する(図13のステップS23)。このとき、ユーザは、テレビモニタ7に表示された予測視聴率などを参照して番組を選択することができる。例えば、ユーザの番組選局を支援するため、フィルタ部12は、メモリ13に格納されている情報に基づいて、予測視聴率が最高のスポーツ番組に関する情報をテレビモニタ7に供給し、その情報をデータ表示画面21に表示するようにしてもよい。
【0088】
また、ユーザは、テレビモニタ7に表示された予測視聴率などを参照しつつ、リモコン操作などによって視聴予約または録画予約をすることができる。この場合には、その予約情報は所定のタイミングでモデム10を介して送出される。
【0089】
選局部5には、ユーザ操作情報を取り込んだ入力部4に基づいて、番組選局のための指示が与えられており、選局部5は、ユーザ操作に基づくチャンネルの番組を選局してデコード部6に供給する。デコード部6は、該当する番組の映像信号に所定の映像処理、例えばMPEGデコードを施して、テレビモニタ7に供給する。こうして、テレビモニタ7の表示画面上には、ユーザ操作に基づく番組が映出される。
【0090】
一方、ユーザが番組選局を行わず、自動選局に任せる場合には、例えば、フィルタ機能部12は、メモリ13に格納されている情報に基づいて、予測視聴率が最高のスポーツ番組に関する情報を選局部5に供給し、該当する番組をテレビモニタ7に表示させる(図14のステップS33)。なお、この場合には番組情報の表示を行わないことをデフォルトとしてもよい。
【0091】
あるいは、メモリ13に「予測視聴率が40%以上のスポーツ番組を録画すべき旨の情報」が記憶(設定)されており、番組情報データを介して予測視聴率が40%以上のスポーツ番組についての情報が入力されたものとする。すると、フィルタ機能部12は、メモリ13に格納されている情報に基づいて、この高予測視聴率の番組を選局するための情報を予約制御装置8に供給する(図15のステップS43)。予約制御装置8は、録画装置7を制御して、この高視聴率のスポーツ番組を自動的に録画する。また、この予約情報は所定のタイミングで送出される(図15のステップS44)。また、ここで発生した予約情報は所定のタイミングで外部へ送出される。なお、これらの場合には番組情報の表示を行わないことをデフォルトとしてもよい。視聴予約の場合も基本的には同様である。
【0092】
また、自動選局では、例えば、メモリ13にユーザ操作等によって「録画予約すべき番組として、予測視聴率が所定の視聴率以上となっている高予測視聴率番組であってかつスポーツ番組を選局すべき旨の情報」が記憶(設定)されている場合に、番組情報データを参照して、高予測視聴率であることが示されたスポーツ番組を選局するための情報を予約制御装置8に供給する、というような制御ができる。また、例えば、「視聴予約すべき番組として、予測視聴率が所定の視聴率以上となっている高予測視聴率番組であってかつ映画番組を選局すべき旨の情報」が記憶(設定)されている場合に、該当する映画番組を選局するための情報を選局部5に供給することも可能である。また、例えば、「現在視聴すべき番組として、予測視聴率が最も高い番組を選局すべき旨の情報」が記憶(設定)されている場合に、各時点で最高予測視聴率を持つ番組を選局するための情報を選局部5に供給することも可能である。また、例えば、「現在視聴すべき番組として、予測視聴率が最も高い番組を選局し、録画予約すべき番組として、予測視聴率が2番目に高い番組を選局すべき旨の情報」が記憶(設定)されている場合に、最高予測視聴率を持つ番組を選局するための情報を選局部5に供給するとともに、2番目に高い予測視聴率を持つ番組を選局するための情報を予約制御装置8に供給する、というようなことも可能である。その他にも、種々の制御が可能である。
【0093】
また、自動選択された番組は、それ以降により条件に適合した番組の放送が開始されても、その開始から終了まで(放送途中で選択された場合には、その選択された時点から終了まで)映出または録画するものとする設定や、番組の終了を待たずに、該より条件に適合した番組に切り替え可能とする設定など、種々の制御が可能である。
【0094】
このように、視聴予約または録画予約情報(32)を外部へ送出し、外部から番組情報が与えられるとともに、この番組情報に所定のフィルタ処理を施すことによって、放送が多チャンネル化された場合においても、ユーザが所望する番組を選択し易くする。また、予測視聴率という従来なかった概念により、選局についてユーザの選択の幅を広げることができる。
さらに、外部からの情報に基づいて選局された番組は、現在映出中の番組にかかわらず録画できるようになっており、煩雑なユーザ操作なしに所望の番組を自動的に録画することができる。
なお、この例ではディジタル放送の例をあげたが、アナログ放送、例えば既存の地上テレビジョン放送、BSアナログ放送、CATVについても、電話回線またはCATVケーブル網等を介して番組情報データを取り込むことで同様のシステムを構築することができる。
【0095】
図16に、放送受信装置の第2の構成例を示す。
【0096】
この放送受信装置は、図11の放送受信装置にデコード部15を追加して、主画面と副画面を表示する機能を付与したものである。
【0097】
この放送受信装置は、図11の放送受信装置の機能を包含することができる。したがって、例えば、1画面表示と多画面表示をユーザが選択可能とすることができる。
【0098】
以下では、図11の例と相違する点を中心に説明する。
【0099】
チューナ2は、アンテナ1を介して、放送局から放送される多重化されたディジタルデータを受信する。このディジタルデータは、多重化分離部3によって、番組データと番組情報データとに分離される。分離された番組データは、選局部5によって制御されて、デコード部6を経由して、テレビモニタ107に供給される。分離された番組情報データは、フィルタ機能部12で処理された後に、選局部5、予約制御装置8、テレビモニタ7に供給される。
【0100】
選局部5は、入力部4とフィルタ機能部12に制御されて、所定のチャンネルの番組データを選択してデコード部6とデコード部15に供給する。入力部4には、ユーザのリモコン操作等により選局情報が入力され、選局部5は、多画面表示する際の主画面・副画面の選局をも制御する。
【0101】
図17に、テレビモニタ7の表示画面を示す。
【0102】
図17は、主画面22を画面の左上側に設け、主画面22を画面の左上側に設け、副画面23を画面の右上側に設け、画面下側に番組情報データに対するフィルタ機能部12の処理結果のデータ表示画面21を設けた例を示している。
【0103】
データ表示画面21は、例えば、現在の視聴率データと予約視聴率データを表示する。
【0104】
また、例えば、主画面22はユーザ操作に基づく番組、副画面23はフィルタ機能部12の処理結果に基づく番組を表示する(その逆も可能である)。あるいは、例えば、主画面22と副画面23の両方がフィルタ機能部12の処理結果に基づく番組を表示するようにすることも可能である。また、それらのうちからユーザが所望のモードを選択可能とすることもできる。
【0105】
ユーザは、リアルタイムに更新されるデータ表示画面21の内容(例えば2時間後に放送が開始する番組の予測視聴率ランキングの表示)を見ながら、所望する番組を容易に選局し、視聴予約または録画予約をすることができる。
【0106】
また、例えば、メモリ13にユーザ操作等によって設定された、現在の主画面または副画面に映出する番組や、主画面または副画面について視聴予約する番組や、録画予約する番組の選択基準と、番組情報に含まれる予測視聴率等とを参照することなどによって、現在視聴する番組や、視聴予約する番組や、録画予約する番組の自動選択が可能になる。
【0107】
また、図17では、詳しくは後述するように、画面右中央に広告表示領域24をも設けた例を示している。もちろん、広告表示領域のない画面構成も可能である。また、図12のような1画面表示において広告表示領域を表示することも可能である。
【0108】
次に、この放送受信装置の動作について説明する。
【0109】
いま、メモリ13には、「現在放送中の番組のうち、予測視聴率番組が最高の番組を副画面に表示すべき旨の情報」と、「もし現在視聴率が20%以上の番組があれば、該当する現在視聴率が20%以上の番組を選局して副画面に表示すべき旨の情報」が、例えばユーザ操作により格納(設定)されているものとする。
【0110】
ユーザが多画面表示モードを選択しており、主画面22にはユーザ操作に基づく番組が表示され、副画面23には予測視聴率が現在視聴率が20%以上の番組が表示されているものとする。
【0111】
なお、該当する番組が複数ある場合には、予測視聴率がより高い1つを表示する方法、予測視聴率以外の所定の基準によって選択した1つを表示する方法、ランダムに選択した1つを表示する方法、該当する複数の番組を交互に表示する方法など、種々の方法がある。また、該当する番組がない場合には、予測視聴率が最高の番組を表示する方法、該当する番組がない旨を表示する方法、他の映像を表示する方法、1画面モードに変更する方法など、種々の方法がある。
【0112】
ここで、副画面23で選局していた番組が終了したとすると、例えば、予測視聴率が最高の番組を選局し副画面23に表示しておく。また、時間の経過とともに視聴率が変化し、現在視聴率が20%以上の番組があると、副画面23は該当する現在視聴率が20%以上の番組を選局して副画面23に表示する。
【0113】
また、例えば、テレビモニタ5には図17に例するように現在の視聴率データと予測視聴率データを表示すれば、主画面22の選局の再にユーザの番組選局を容易にするとともに、番組選択の幅を広げることがでる。
【0114】
また、例えば、主画面22と副画面23で同一の番組を選局した際には、フィルタ機能部12による副画面23の選局は、主画面22で選局した番組を除いた番組に対してフィルタ処理を行うことで、副画面23には主画面22で表示している番組以外の番組が選局されるようにしてもよい。
【0115】
ところで、図17に例示するように表示画面に広告表示領域を設ける場合に、該広告表示領域の使い方には、種々のバリエーションが考えられる。
【0116】
まず、番組情報データに広告データが付帯され、番組情報の表示時には必ず広告を表示する形態が考えられる。
この場合、例えば、予測視聴率等のデータをサービス・センターから放送局へ譲渡し、これを番組情報に含めて放送局が視聴者に提供する場合に、スポンサーが放送局へ広告料を支払い、放送局がスポンサーから受け取った広告データを番組情報データに付加する形態や、予測視聴率等を含む番組情報をサービス・センターが直接、視聴者に送信する場合に、スポンサーがサービス・センターへ広告料を支払い、サービス・センターがスポンサーから受け取った広告データを番組情報に付加する形態などがある。
【0117】
また、特定の番組データに広告データが付帯され、当該特定の番組の表示時には必ず広告を表示する形態が考えられる。
この場合、例えば、スポンサーが放送局へ広告料を支払い、放送局がスポンサーから受け取った広告データを特定の番組データに付加する形態などがある。
【0118】
また、広告データは、番組や番組情報とは独立している形態が考えられる。例えば、番組として放送されるスポンサー広告を表示してもよいし、番組または番組情報として放送される番組広告を表示してもよい。また、独立の広告専用チャネルがあり、このチャネルによって放送された広告を表示するようにしてもよい。
【0119】
図18に、放送受信装置の第3の構成例を示す。
【0120】
この放送受信装置は、図11の放送受信装置に複数のデコード部(15,16)を追加して、例えば図19のようにテレビモニタ7の表示画面を複数の子画面によって多画面表示する機能を持つものである。
【0121】
この放送受信装置は、図11およびまたは図16の放送受信装置の機能を包含することができる。したがって、例えば、1画面表示や主画面と副画面による多画面表示や複数の子画面による多画面表示をユーザが選択可能とすることができる。
【0122】
以下では、図11や図16の例と相違する点を中心に説明する。
【0123】
選局部5は、入力部4とフィルタ機能部12に制御されて、所定のチャンネルの番組データを選択して複数のデコード部(6,15,16)に供給する。入力部4には、ユーザのリモコン操作等により選局情報が入力され、選局部5は、多画面表示する際の子画面24の選局をも制御する。
【0124】
図19に、テレビモニタ7の表示画面を示す。
【0125】
図19は、子画面24を画面の上側に設け、画面下側に番組情報データに対するフィルタ機能部12の処理結果のデータ表示画面21を設けた例を示している。子画面24の使い方には様々な方法が考えられる。一例としては、フィルタ機能部12の処理結果に基づいて、番組のジャンルごとに視聴率の高い順に子画面24を配置させる。データ表示画面21は、現在の視聴率データと予約視聴率データを表示しており、ユーザの番組選局を容易にしている。なお、図17の例のように、広告表示領域をも表示するようにしてもよい。
【0126】
なお、放送受信装置の構成は、上記各構成例に限定されるものではない。例えば、フィルタ機能部12の処理としては、様々な処理が考えられる。例えば、上記構成例においては、高視聴率の番組を選局する例を示したが、低視聴率番組および所定の視聴率の番組を選局するようにしてもよい。また、視聴率の時間的な変化を考慮して瞬時視聴率が最高の番組を選局することも考えられる。
【0127】
ここで、放送受信装置から送出される番組の視聴予約情報は、投票形式等により得られた視聴者情報を含むことも考えられる。
【0128】
さらに、放送受信装置の電源制御をフィルタ機能部12の処理結果と関連付けることで、ユーザが所望する番組を見逃すことがなくなる。例えば、メモリ13に高視聴率番組を選局するための情報が格納されており、放送波から高視聴率番組が供給されると、該当する番組の開始にあわせて放送受信装置の電源が入り、該当する番組をテレビモニタ7に表示、または、録画装置9に自動的に録画させることで、ユーザが高視聴率番組を見逃すことがなくなる。
【0129】
次に、放送局側について説明する。
【0130】
これまで説明したように、番組情報を放送する放送局(のシステム)は、概略的には、所定のスケジュールに従って番組データを送出するとともに、サービス・センターから番組に関する情報を入手し(図20のステップS51)、この情報または必要に応じてこれに加工を施したもの、およびまたは、各種のデータをもとに自身で加工などして作成した番組に関する情報を、番組情報に含め(図20のステップS52)、これを送出する(図20のステップS53)。
【0131】
ところで、放送局では、提供を受けた、将来に放送される番組の予測視聴率およびまたは予測視聴数に基づいて、番組の広告頻度や時間帯を調整することができる。これによって、広告効率の向上を図ることができる。例えば、ある特定の番組の広告を行い、ある程度の広告効果(予測視聴率あるいは予測視聴数の向上)が得られたならば、他の時間帯放映予定の低予測視聴率に関する広告を効果的に放映する、というようなスケジューリングが可能になり、広告効率の向上が得られる。
【0132】
また、将来に放送される番組の予測視聴率または予測視聴数とそれらの変化パターンに基づいて、番組の広告頻度や時間帯を調整し、広告効率の向上を図ることもできる。例えば、ある特定の番組の広告を行い、予測視聴率または予測視聴数の変化パターンから推測して、ある程度の広告効果(例えば、予測視聴率の変化パターンから、これ以上広告をしても効果のないことが予測される状態)が得られたら、他の時間帯放映予定の低予測視聴率に関する広告を効果的に放映することができ、広告効率の向上が得られる。
【0133】
次に、図21に、放送システムの他の構成例を示す。
本放送システムは、視聴予約または録画予約情報を送出し、予測視聴率または予測視聴数情報を受信できる放送受信装置40と、視聴率予測または視聴数予測を行うサーバ41から構成される。
各放送受信装置40から送出された視聴予約または録画予約情報の少なくとも一方を含む予約情報は、過去の予約情報および過去の視聴率情報とともにサーバ41で統計的に処理される。得られた予測視聴率または予測視聴数情報は、番組データとともにサーバ41から送信され、この送信された信号は、各放送受信装置40で受信される。
【0134】
次に、図22に、放送システムのさらに他の構成例を示す。
本放送システムは、視聴予約または録画予約情報を送出し、予測視聴率または予測視聴数情報と番組広告を受信できる放送受信装置40と、視聴率予測または視聴数予測を行うサーバ41から構成される。
各放送受信装置40から送出された視聴予約または録画予約情報の少なくとも一方を含む予約情報は、過去の予約情報および過去の視聴率情報とともにサーバ41で統計的に処理される。サーバ41は、得られた予測視聴率または予測視聴数情報から番組広告を決定し、予測視聴率または予測視聴数情報、番組広告、および番組データは、サーバ41から送信され、この送信された信号は、各放送受信装置40で受信される。
【0135】
以上説明してきたように、本実施形態によれば、視聴予約または録画予約情報を外部へ送出し、外部から与えられる予測視聴率または予測視聴者数の情報を含む番組に関する情報に基づいて、選局のためのフィルタ処理を施すことによって、放送が多チャンネル化された場合においても、ユーザが所望する番組を選択しやすくなる。また、予測視聴率という従来なかった概念により、番組選局についてユーザの選択の幅を広げることができる。さらに、予測視聴率者数や予測視聴率あるいはそれらの変化情況に基づいて、効果的に番組広告を行うことができる。
【0136】
なお、以上の各機能(処理もしくは制御の機能)は、ソフトウェアとしても実現可能である。
また、本実施形態は、コンピュータに所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施することもできる。
【0137】
なお、各実施形態で例示した構成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のものではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換えたり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に別の機能を付加したり、それらを組み合わせたりすることなどによって得られる別の構成も可能である。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似の効果を奏する別の構成なども可能である。
また、各実施形態内において、各種構成部分についての各種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが可能である。
また、各実施形態は適宜組み合わせて実施することが可能である。
また、各実施形態は、個別装置としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明を包含・内在するものである。
【0138】
従って、この発明の実施の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定されることなく発明を抽出することができるものである。
【0139】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において種々変形して実施することができる。
【0140】
【発明の効果】
本発明によれば、各放送受信装置でなされた番組の予約に関する情報をもとに作成された番組の予測視聴率/数に関する情報を参考にして、放送受信装置において番組の選択を行うことができるので、ユーザによる番組選択や自動による番組選択の操作性や性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る放送システムの構成例を示す図
【図2】同実施形態に係る放送システムの構成例を示す図
【図3】同実施形態に係る放送システムの構成例を示す図
【図4】同実施形態に係る放送システムの構成例を示す図
【図5】同実施形態に係る放送システムにおける番組情報に関する処理の流れの一例を示すフローチャート
【図6】同実施形態に係るサービス・センターにおける視聴情報処理装置の構成例を示す図
【図7】同実施形態に係る予測情報生成について説明するための図
【図8】同実施形態に係る予測情報生成について説明するための図
【図9】同実施形態に係る予測情報生成について説明するための図
【図10】同実施形態に係る予測情報生成について説明するための図
【図11】同実施形態に係る放送受信装置の構成例を示す図
【図12】同実施形態に係る放送受信装置の表示画面例を示す図
【図13】同実施形態に係る放送受信装置における番組情報に関する処理の流れの一例を示すフローチャート
【図14】同実施形態に係る放送受信装置における番組情報に関する処理の流れの一例を示すフローチャート
【図15】同実施形態に係る放送受信装置における番組情報に関する処理の流れの一例を示すフローチャート
【図16】同実施形態に係る放送受信装置の構成例を示す図
【図17】同実施形態に係る放送受信装置の表示画面例を示す図
【図18】同実施形態に係る放送受信装置の構成例を示す図
【図19】同実施形態に係る放送受信装置の表示画面例を示す図
【図20】同実施形態に係る放送局における番組情報に関する処理の流れの一例を示すフローチャート
【図21】同実施形態に係る放送システムの構成例を示す図
【図22】同実施形態に係る放送システムの構成例を示す図
【図23】従来の放送受信装置を示す図
【符号の説明】
1…アンテナ
2…チューナ
3…多重化分離部
4…入力部
5…選局部
6,15,16…デコード部
7…テレビモニタ
8…予約制御装置
9…録画装置
10…モデム
11…電話回線
12…フィルタ機能部
13…メモリ
14…タイマ
40,100…放送受信装置
41…サーバ
120…サービス・センター
121…データ受信部
122…データ処理部
123…データ記憶部
124…データ送信部
140…放送局

Claims (2)

  1. 将来放送予定の番組の予測視聴率あるいは予測視聴数を算出する視聴情報処理装置と、
    番組に対する視聴予約情報及び録画予約情報を前記視聴情報処理装置へ送信する手段を有する複数の放送受信装置と、
    番組データ及び視聴あるいは録画する番組データを選択するための番組情報を前記複数の放送受信装置へ放送配信する放送局とからなる放送システムにおいて、
    前記視聴情報処理装置は、
    過去に放送された番組の視聴率あるいは視聴数を記憶する第1の記憶手段と、
    各放送受信装置から送信される、視聴予約情報及び録画予約情報を受信する手段と、
    過去に放送された番組の視聴率あるいは視聴数に、当該過去に放送された番組に対し得られた視聴予約情報及び録画予約情報の総数に対する将来放送予定の番組に対する視聴予約情報及び録画予約情報の総数の比率を乗じて、将来放送予定の番組に対する予測視聴率あるいは予測視聴数を算出する手段と、
    前記予測視聴率あるいは予測視聴数を前記放送局へ送信する手段と、
    を具備し、
    前記放送局は、前記番組データ及び、前記視聴情報処理装置から送信された前記予測視聴率あるいは予測視聴数を含む番組情報を前記複数の放送受信装置へ放送配信し、
    各放送受信装置は、
    前記放送配信される番組データのうち視聴あるいは録画する所望の番組データを選択するための選択基準として、所望の予測視聴率あるいは予測視聴数を示す情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記放送配信される番組データ及び当該番組データに対応する番組情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信された番組データのうち、当該番組データに対応する番組情報に含まれる前記予測視聴率あるいは予測視聴数が、前記選択基準を満たす番組データを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された番組データを表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とする放送システム。
  2. 各番組データに対応する前記番組情報は、当該番組データのジャンルを示す情報をさらに含み、
    前記第2の記憶手段には、前記選択基準として、所望のジャンルを示す情報をさらに記憶し、
    前記選択手段は、前記受信手段で受信された番組データのうち、当該番組データに対応する番組情報に含まれる前記予測視聴率あるいは予測視聴数及びジャンルが、前記選択基準を満たす番組データを選択することを特徴とする請求項1記載の放送システム。
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