JP2003127605A - 全方向移動車両の車輪構造 - Google Patents

全方向移動車両の車輪構造

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JP2003127605A JP2001321340A JP2001321340A JP2003127605A JP 2003127605 A JP2003127605 A JP 2003127605A JP 2001321340 A JP2001321340 A JP 2001321340A JP 2001321340 A JP2001321340 A JP 2001321340A JP 2003127605 A JP2003127605 A JP 2003127605A
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peripheral ring
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Toshio Atsuta
稔雄 熱田
Toru Nishida
徹 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のメカナム・ホイールと呼ばれる車輪で
は、車輪の外周部の全周に亘りフリー回転体を車軸に対
して45度傾斜して配置しているため、車輪構造が非常
に複雑かつ重量が重いため、運動性能を十分に発揮でき
ない。 【解決手段】 基台Aの底部に、それぞれの直線移動方
向を異ならせて少なくとも3組の車輪1を設け、該車輪
1のそれぞれの移動量を制御することにより、前記基台
Aが特定方向に移動または特定方位に回転できるように
した全方向移動車両の車輪1において、前記車輪1は駆
動軸に嵌合されるハブ2と、外周リング3と、前記ハブ
2と外周リング3を連結する連結支持部5とより構成さ
れており、外周リング3には該外周リング3を軸として
複数の回転体4が回転自在に軸支されている全方向移動
車両の車輪構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護用移動機器、
倉庫や工場内で床面を移動する搬送機器、戸外における
搬送機器などの車両に係るもので、前後左右移動、任意
方向移動あるいは回転が可能な全方向移動車両の車輪構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院、工場、倉庫等で用いられる搬送車
両は、狭い床面上をすべての方向に自由自在に動き回る
ことができる全方向性が必要とされている。そこで各車
輪に独立したステアリング機構を取り付けた走行車両が
開発されている。また、方向転換を瞬時に行うことがで
きるホロノミックな運動性を付加するために、オムニ
α、メカナム車両等が開発されている。
【0003】図15は、車輪20の外周部に、該車輪2
0の車軸に対して45度傾いたフリー回転体21が配置
されているメカナム・ホイールと呼ばれる車輪の斜視図
である。また、図16は、このメカナム・ホイールと呼
ばれる車輪20を基台Bに4個配置した車両の動作を示
す図であり、各車輪の回転方向と回転数を制御すること
で、全方位移動が可能となる。
【0004】全方位移動の原理を図16に基づいて説明
する。同図において、車輪が回転すると、床と接触して
いるフリー回転体21の回転軸に直交する方向に駆動力
が発生する。例えば、4個の車輪20a,20b,20
c,20dをそれぞれ同方向に回転させ、矢印に示す駆
動力22a、22b、22c、22dが得られた場合に
は、駆動力の左右方向の成分がキャンセルされ、上下方
向の駆動力の成分はそれぞれ加算され、合成された駆動
力の方向は矢印に示す進行方向14となる。また、各車
輪を逆回転させると、合成された駆動力の方向は進行方
向14の逆方向となる。
【0005】一方、車輪20bの駆動力22bが車輪2
0cの駆動力22cと逆方向の場合には、上下方向の駆
動力の成分がキャンセルされ、左右方向の駆動力の成分
はそれぞれ加算され、合成された駆動力の方向は進行方
向14から時計方向に90度回転した方向となる。ま
た、車輪20aの駆動力22aが車輪20dの駆動力2
2dと逆方向の場合には、上下方向の駆動力の成分がキ
ャンセルされ、左右方向の駆動力の成分はそれぞれ加算
され、合成された駆動力の方向は進行方向14から反時
計方向に90度回転した方向となる。
【0006】また、左右の車輪の回転数に差異をつけれ
ば、上下左右以外の方向に移動することができる。例え
ば、車輪20a、20dの回転数よりも、車輪20b、
20cの回転数を遅くすれば、進行方向14から時計方
向に回転した角度の方向に動く。また、車輪20a、2
0dの回転数よりも、車輪20b、20cの回転数を速
くすれば、進行方向14から反時計方向に回転した角度
の方向に動く。このように、各車輪の回転方向(正回転
と逆回転)と回転数をそれぞれ個別に制御することによ
り、任意の方向に移動することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
メカナム・ホイールと呼ばれる車輪では、車輪の外周部
の全周に亘りフリー回転体を車軸に対して45度傾斜し
て配置しているので、車輪構造が非常に複雑であるだけ
でなく重量が重くなっている。そのため、車両全体の重
量も重くなり運動性能を十分に発揮できないという問題
点があった。本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、車輪構造を簡単にすることにより、
運動性能を向上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1では、
車輪構造の簡単化と重量の軽量化を図るために、基台の
底部に、それぞれの直線移動方向が異なる少なくとも3
組の車輪を設け、該車輪のそれぞれの移動量を制御する
ことにより、前記基台が特定方向に移動又は特定方位に
回転できるようにした全方向移動車両の車輪において、
前記車輪は駆動軸に嵌合されるハブと、外周リングと、
前記ハブと外周リングを連結する連結支持部より構成さ
れており、外周リングには該外周リングを軸として複数
の回転体が回転自在に軸支されている全方向移動車両の
車輪構造としている。
【0009】請求項2は、ハブと外周リングを連結する
連結支持部を圧縮部材としたものである。本発明では、
車輪構造上外周リングには曲げ荷重しか加わらないた
め、外周リングを細くして軽量化することができる。ま
た、請求項3では、ハブと外周リングを連結する連結支
持部を引張部材としたものであり、連結支持部を細くし
て軽量化することができる。
【0010】請求項4は、前記外周リングの外周部に円
筒形のブッシュを嵌合し、該ブッシュの外周部に回転体
を回転自在に軸支した構造とすることにより、外周リン
グの製作を容易としている。また、請求項5では、回転
体の外周部を弾性体で形成することにより、車輪の回転
時に発生する振動や騒音を低減している。
【0011】請求項6は、前記外周リングを多角形と
し、回転体を多角形の直線部に軸支した構造とすること
で、回転体の支持構造を簡単にしている。また、請求項
7は、前記回転体と外周リングとを軸受を介して嵌合し
た構造とすることにより、回転体の回転抵抗が非常に小
さくなるようにしている。
【0012】請求項8は、前記回転体の外形を樽状に形
成し、回転体の外周線と外周リングの外周線が同心円と
した構造にすることにより、車輪の回転時に発生する振
動や騒音を低減している。また、請求項9は、前記回転
体を球状に形成し、車輪の外周線と回転体の外周線とを
一致させる構造とすることにより、車輪の回転時に発生
する振動や騒音を低減するとともに、回転体の製作を容
易としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1実
施形態の一例を示すもので、(a)は車輪の側面図、
(b)は回転体の取付け状態を示す拡大側面断面図であ
る。図1において、車輪1は、ハブ2、外周リング3、
回転体4および連結支持部5より構成されている。ハブ
2は、図示していない駆動軸に嵌合されている。外周リ
ング3は棒または中空棒を円形状に形成したものであ
る。回転体4は、前記外周リング3の外周部に適宜の間
隙を設けて回転自在に軸支されている。回転体4の取付
け部分では、図1(b)に示すように回転体4の穴の内
径部と外周リング3の外周部との円周方向の接触範囲を
狭くして、回転体4がスムーズに回転できるように、回
転体4の穴の内径は外周リング3の外径よりも若干大き
くしている。
【0014】連結支持部5は、前記ハブ2と前記外周リ
ング3とを連結するもので、ハブ2から外周リング3方
向に放射状に形成されている。このような構造とするこ
とにより、駆動軸からの駆動力を受けて車輪1が回転す
ると、回転体4の外周部と床が接触し、接触面で発生す
る摩擦力により車輪は駆動力を得る。従来のメカナム・
ホイールと比較して回転体4を軸支する部分の構造が簡
単であるため、軸方向の車輪幅を格段に狭くすることが
できるとともに、車輪の軽量化を図ることができる。
【0015】図2は、本発明の第2実施形態の一例を示
すもので、(a)は車輪の側面図であり、(b)は連結
支持部の拡大断面図である。図2(b)において、連結
支持部5aは中空パイプで形成された圧縮部材で形成さ
れている。圧縮部材は、軽量でありながら圧縮力が加わ
ったときにはそれに十分に耐える強度を備えており、ハ
ブ2aや外周リング3aにネジ止め或いは溶接等によっ
て固定されている。全方向移動車両の重量を受けている
のは、回転体4aのうち床に接触しているものであり、
その軸となっている外周リング3aと回転体4aを円周
方向にはさんだ連結支持部5aである。外周リング3a
の1ピッチに着目すれば、回転体4aから車輪一回転に
一度だけ曲げ荷重を受けている。そこで、外周リング3
aは、疲労破壊しない限界まで細くして軽量化すること
ができる。なお、連結支持部5a以外の車輪構造および
機能については、前記第1実施形態と同一である。
【0016】図3は、本発明の第3実施形態の一例を示
すもので、(a)は車輪の側面図であり、(b)は連結
支持部の締結状態を示す説明図である。図3(b)にお
いて、連結支持部5bはワイヤー又はロッド等の引張部
材で形成されている。引張部材は、軽量でありながら引
張力が加わったときにはそれに十分に耐える強度を備え
ており、ハブ2bおよび外周リング3bに溶接又はネジ
止め等によって固定されている。全方向移動車両の重量
がハブ2bに加わると、該ハブ2bは、床と接触する回
転体4bと180度反対側近辺に位置する連結支持部5
bを引っ張り、荷重は外周リング3bを介して床と接触
する回転体4bに伝わる。連結支持部5bは車輪一回転
に一度だけ引張力を受けるだけであるので、該連結支持
部5bは疲労破壊しない限界まで細くして軽量化するこ
とができる。なお、連結支持部5b以外の車輪構造およ
び機能については、前記第1実施形態と同一である。
【0017】図4は、本発明の第4実施形態の一例を示
す要部拡大側面断面図である。図4において、回転体4
cの中心にはブッシュ6cを回転自在に軸支している。
ブッシュ6cの外周面は円筒状に形成されており、回転
体4cの内周面にに回転自在に挿入されている。また、
ブッシュ6cの穴は外周リング3cの曲面に沿った形状
に形成されて前記外周リング3cの外周部に固設され、
前記回転体4cに対する軸として機能している。また、
他の実施形態として回転体4cを弾性体で形成してい
る。該弾性体はゴム、プラスチック等を用いて円筒状又
は球状に形成されているので、弾力性があり床面との接
触時における衝撃吸収能力をもっている。従って、この
ような構成とすると、車輪の回転時に回転体4cと床面
との接触によって発生する振動や騒音を低減することが
できる。なお、回転体4cおよびブッシュ6c以外の車
輪構造および機能については、前記第1実施形態と同一
である。
【0018】図5は、本発明の第5実施形態の一例を示
す車輪の要部拡大側面図である。図5において、外周リ
ング3dを多角形に形成し、該外周リング3dの多角形
状の各角31dとハブ間を連結支持部5dで連結したも
のである。また、回転体4dは前記外周リング3dの直
線部分に回転自在に軸支されている。なお、外周リング
3d以外の車輪構造および機能については、前記第1実
施形態と同一である。
【0019】図6は本発明の第6実施形態の一例を示す
車輪の要部拡大側面断面図である。本実施形態では、外
周リング3eと回転体4eの間に軸受7eを嵌合してい
る。軸受7eとして転がり軸受、滑り軸受、スラスト軸
受、ラジアル軸受等を用いることが可能であり、転がり
軸受を用いることが最も好ましい。なお、回転体4eお
よび軸受7e以外の車輪構造および機能については、前
記第1実施形態と同一である。
【0020】図7は、本発明の第7実施形態の一例を示
す車輪の要部側面図である。図7において、回転体4f
は両端部より中央部にかけて外径が段階的に大径となる
樽型に形成されており、外周リング3fに回転自在に軸
支されている。また、該回転体4fの外周線8fと外周
リング3fの外周線が同心円となっている。したがっ
て、車輪回転時における回転体4fの床面との接触によ
る衝撃が緩和され、振動と騒音が小さくなる。なお、回
転体4f以外の車輪構造および機能については、前記第
1実施形態と同一である。
【0021】図8は、本発明の第8実施形態の一例を示
す車輪の要部側面図である。図8において、回転体4g
の外形は球状に形成されている。これにより、前記第7
実施形態と同様の効果を有するとともに、回転体4gが
球形であるため、樽形よりも軽量とすることができる。
なお、回転体4g以外の車輪構造および機能について
は、前記第1実施形態と同一である。
【0022】図9は、本発明による全方向移動車両の車
輪の配置例を示した図である。図9において、基台Aの
四隅に配置された各車輪は前記基台Aの外枠辺に対して
所定の角度で配設されている。本実施形態では、各車輪
の車軸線は9aと9dおよび9bと9cはそれぞれ同軸
線上にあり、9aと9dの軸線は9bと9cの軸線と直
交しており、各車輪9a,9b,9c,9dを駆動する
と、それぞれの車輪の面内方向に駆動力が発生する。例
えば、車輪9a,9b、9c、9dを矢印の方向に回転
させ、それぞれ駆動力10a、10b、10c、10d
を得ると、車輪9aと9b、および車輪9cと9dの上
下方向の駆動力がそれぞれ打ち消し合う。また、車輪9
aと9b、および車輪9cと9dの左右方向の駆動力が
それぞれ加算される。したがって、全ての車輪9a、9
b、9c、9dの駆動力を合成すると、進行方向11に
移動する。
【0023】図10は、他の動作例を示した図である。
車輪9a、9b、9c、9dを矢印の方向に回転させ、
駆動力10a、10b、10c、10dを得ると、車輪
9aと9b、および車輪9cと9dの上下方向の駆動力
がそれぞれ打ち消し合う。また、車輪9aと9b、およ
び車輪9cと9dの左右方向の駆動力がそれぞれ加算さ
れる。したがって、全ての車輪9a、9b、9c、9d
の駆動力を合成すると、進行方向12となり、前記進行
方向11とは反対方向となる。
【0024】図11は、他の動作例を示した図である。
車輪9a、9b、9c、9dを矢印の方向に回転させ、
駆動力10a、10b、10c、10dを得ると、車輪
9aと9c、および車輪9bと9dの左右方向の駆動力
がそれぞれ打ち消し合う。また、車輪9aと9c、およ
び車輪9bと9dの上下方向の駆動力がそれぞれ加算さ
れる。したがって、全ての車輪9a、9b、9c、9d
の駆動力を合成すると、進行方向13となり、前記進行
方向11から90度時計方向に回転した方向となる。
【0025】図12は、他の動作例を示した図である。
車輪9a、9b、9c、9dを矢印の方向に回転させ、
駆動力10a、10b、10c、10dを得ると、車輪
9aと9c、および車輪9bと9dの左右方向の駆動力
がそれぞれ打ち消し合う。また、車輪9aと9c、およ
び車輪9bと9dの上下方向の駆動力がそれぞれ加算さ
れる。したがって、全ての車輪9a、9b、9c、9d
の駆動力を合成すると、進行方向14となり、前記進行
方向10から90度反時計方向に回転した方向となる。
【0026】図13は、他の動作例を示した図である。
車輪9a、9b、9c、9dを矢印の方向に回転させ、
駆動力10a、10b、10c、10dを得ると、15
に示す矢印のように旋回する。また、前記15に示す矢
印方向と逆方向に旋回させたい場合には、前記車輪9
a、9b、9c、9dの回転を図示方向と反対にして、
図示と逆方向の駆動力を得ればよい。
【0027】図14は、本発明の他の実施形態による車
輪の配置例を示す図である。上記図9〜図13では、車
輪を基台の底部に4個取付けた形態について説明を行っ
たが、図14に示すように、基台の底部に、それぞれの
直線移動方向が異なる3組の車輪を設け、該車輪のそれ
ぞれの移動量を制御することにより、前記と同様の機能
を有する全方向移動車両の車輪構造とすることができ
る。
【0028】なお、図9において、車輪9a、9dの回
転数を、車輪9c、9dの回転数よりも小さくした場合
には、全方向移動車両の進行方向は、進行方向11より
も反時計方向にある程度回転した方向となる。また、車
輪9a、9dの回転数を、車輪9c、9dの回転数より
も大きくした場合には、全方向移動車両の進行方向は、
進行方向11よりも時計方向にある程度回転した方向と
なる。このように、前記車輪9a、9b、9c、9dの
回転方向と回転数を個別に制御すれば、全方向移動車両
は全方位に移動することができ、小回りのきく動作が可
能となる。
【0029】
【発明の効果】本発明による全方向移動車両の車輪構造
は、以上説明したように構成されているので、従来の全
方位移動車両と比べて、車輪構造がより簡単であるた
め、車両全体の軽量化が図れるとともに、運動性能の優
れた操作性のよい全方向移動車両を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の一例を示すもので、
(a)は車輪の側面図、(b)は回転体の取付け状態を
示す拡大側面断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の一例を示すもので、
(a)は車輪の側面図、(b)は連結支持部の拡大断面
図である。
【図3】本発明の第2実施形態の一例を示すもので、
(a)は車輪の側面図、(b)は連結支持部の締結状態
を示す説明図である。
【図4】本発明の第4実施形態の一例を示す要部拡大側
面断面図である。
【図5】本発明の第5実施形態の一例を示す車輪の要部
拡大側面図である。
【図6】本発明の第6実施形態の一例を示す車輪の要部
拡大側面断面図である。
【図7】本発明の第7実施形態の一例を示す車輪の要部
拡大側面図である。
【図8】本発明の第8実施形態の一例を示す車輪の要部
拡大側面図である。
【図9】本発明による全方向移動車両の車輪の配置例を
示した図である。
【図10】本発明の他の動作例を示した図である。
【図11】本発明の他の動作例を示した図である。
【図12】本発明の他の動作例を示した図である。
【図13】本発明の他の動作例を示した図である。
【図14】本発明の他の実施形態による車輪の配置例を
示す図である。
【図15】従来のメカナム・ホイール車輪の斜視図であ
る。
【図16】従来のメカナム・ホイール車輪を車体に配置
した車両の動作図である。
【符号の説明】
1、9a〜9d、20、20a〜20d 車輪 2、2a、2b ハブ 3、3a〜3g 外周リング 4、4a〜4g、21 回転体 5、5a〜5g 連結支持部材 6c ブッシュ 7e 軸受 8 車輪外周線 10a〜10d、21a〜21d 駆動力 11、12,13,14 進行方向 15 旋回方向 A、B 車体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の底部に、それぞれの直線移動方向
    が異なる少なくとも3組の車輪を設け、該車輪のそれぞ
    れの移動量を制御することにより、前記基台が特定方向
    に移動または特定方位に回転できるようにした全方向移
    動車両の車輪において、前記車輪は駆動軸に嵌合される
    ハブと、外周リングと、前記ハブと外周リングを連結す
    る連結支持部より構成されており、外周リングには該外
    周リングを軸として複数の回転体が回転自在に軸支され
    ていることを特徴とする全方向移動車両の車輪構造。
  2. 【請求項2】 前記車輪において、ハブと外周リングを
    連結する連結支持部が圧縮部材であることを特徴とする
    請求項1記載の全方向移動車両の車輪構造。
  3. 【請求項3】 前記車輪において、ハブと外周リングを
    連結する連結支持部が引張部材であることを特徴とする
    請求項1記載の全方向移動車両の車輪構造。
  4. 【請求項4】 前記車輪において、回転体の内周部には
    ブッシュが回転自在に軸支されており、該ブッシュは外
    周リングに固定されていることを特徴とする請求項1記
    載の全方向移動車両の車輪構造。
  5. 【請求項5】 前記車輪において、回転体の外周部が弾
    性材で形成されていることを特徴とする請求項4記載の
    全方向移動車両の車輪構造。
  6. 【請求項6】 前記車輪において、外周リングは多角形
    に形成されており、各回転体は前記外周リングの直線部
    に軸支されていることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の全方向移動車両の車輪構造。
  7. 【請求項7】 前記車輪において、回転体と外周リング
    が軸受を介して嵌合されてしていることを特徴とする請
    求項1〜3、または6のいずれかに記載の全方向移動車
    両の車輪構造。
  8. 【請求項8】 前記車輪において、回転体の外周線と外
    周リングの外周線が同心円であることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかに記載の全方向移動車両の車輪構
    造。
  9. 【請求項9】 前記車輪において、回転体が球状に形成
    されていることを特徴とする請求項8記載の全方向移動
    車両の車輪構造。電動車椅子の車輪構造。
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