JP2003125222A - テーブルを調整する画像処理方法を実現するためのプログラム - Google Patents

テーブルを調整する画像処理方法を実現するためのプログラム

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JP2003125222A
JP2003125222A JP2001316612A JP2001316612A JP2003125222A JP 2003125222 A JP2003125222 A JP 2003125222A JP 2001316612 A JP2001316612 A JP 2001316612A JP 2001316612 A JP2001316612 A JP 2001316612A JP 2003125222 A JP2003125222 A JP 2003125222A
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JP
Japan
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color
adjustment
profile
user interface
selection
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JP2001316612A
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Manabu Oga
学 大賀
Ayumi Abe
歩 阿部
Isato Kubo
勇人 久保
Kenichi Naito
賢一 内藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが簡単にプロファイルを調整できるア
プリケーションを提供できるようにし、さらに、ユーザ
の使い勝手がいいアプリケーションを効率的に作成でき
るようにすることを目的とする。 【解決手段】 被対象色、影響範囲および被対象色に対
する補正量に基づき、前記テーブルを補正するアプリケ
ーション部と、被対象色および影響範囲を設定するため
の選択ユーザインターフェースを提供する選択プラグイ
ンと、被対象色に対する補正量を設定するための調整ユ
ーザインターフェースを提供する調整プラグインとを有
し、アプリケーションは選択ユーザインターフェースお
よび調整ユーザインターフェースの主ユーザインターフ
ェースを提供し、主ユーザインターフェースでは登録さ
れているプラグインを選択可能に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デバイスの特性に
応じた色補正を行うテーブルを調整する画像処理方法を
実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の色調整は特定の画像に対して色調
整を行い、プリント出力するというものであった。しか
し、特定の画像に対して色調整を行なっていたのでは、
対象となる画像が変わるごとに毎回色調整をやり直す必
要があった。
【0003】一方、各入出力デバイスに対する特性を記
述したデバイス・プロファイル(以下、プロファイル)
を用いてカラーマッチングを行なえば、入力から出力ま
で一貫した色管理を行なうことが可能となる。この方法
であれば、対象となる画像が変わっても色調整をやり直
す必要はない。図19に一般的なカラーマッチングの概
念図を示す。
【0004】RGBやCMYK等のソース・デバイスに
依存した色空間の入力データは、入力プロファイルによ
りデバイスに依存しない色空間(PCS:profil
econnection space)のXYZデータ
やLabデータに変換される。出力デバイスの色再現範
囲外の色は出力デバイスにより表現することができない
ため、そのすべて色が出力デバイスの色再現範囲内に収
まるように、デバイスに依存しない色空間のデータに変
換された入力データに色空間圧縮が施される。そして、
色空間圧縮が施された後、入力データはデバイスに依存
しない色空間から、RGBやCMYK等の出力デバイス
に依存した色空間へ変換される。
【0005】しかし、このようなプロファイルを用いた
カラーマッチングであっても、使用されるプロファイル
の精度が十分でなければ理想的なカラーマッチング結果
は得られない。
【0006】そこで、作成されたプロファイルを所望の
色再現が実現されるように調整することが従来から行わ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロファイル調
整では、ユーザの指示に応じて、プロファイルに格納さ
れているテーブルの格子点を調整していた。格子点を調
整して所望の色再現を実現するためには、色調整につい
て高度の知識を有するユーザでも試行錯誤を繰り返し多
大なる時間が必要であった。
【0008】これに対して、本発明ではユーザが簡単に
プロファイルを調整できるアプリケーションを提供でき
るようにすることを目的とする。
【0009】さらに、ユーザの使い勝手がいいアプリケ
ーションを効率的に作成できるようにすることをさらな
る目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、デバイスの特性に応じた色補正を行うテーブルを調
整する画像処理方法を実現するためのプログラムであっ
て、被対象色、影響範囲および被対象色に対する補正量
に基づき、前記テーブルを補正するアプリケーション部
と、前記被対象色および前記影響範囲を設定するための
選択ユーザインターフェースを提供する選択部と、前記
被対象色に対する補正量を設定するための調整ユーザイ
ンターフェースを提供する調整部とを有し、前記選択部
および前記調整部は、前記アプリケーション部に対する
プラグインであり、前記アプリケーションと被対象色お
よび前記影響範囲を格納する選択情報テーブルまたは前
記被体操色に対する補正量を格納する調整テーブルをや
り取りし、前記アプリケーションは、前記選択ユーザイ
ンターフェースおよび前記調整ユーザインターフェース
の主ユーザインターフェースを提供し、該主ユーザイン
ターフェースでは登録されているプラグインを選択可能
に表示することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)プロファイルの色
調整は、デジカメやスキャナの入力プロファイル、モニ
タのモニタ・プロファイル、RGBプリンタやCMYK
プリンタの出力プロファイルのどのプロファイルに対し
て行なっても構わないが、本実施形態ではCMYKプリ
ンタの出力プロファイルを例に説明する。
【0012】また、色調整に使用されるサンプル画像も
用途に応じてRGB画像やCMYK画像のどの画像を利
用しても構わないが、本実施形態ではCMYK画像を例
に説明する。
【0013】また、プロファイルはデバイスの特性を記
述するものであり、デバイス依存のデータとデバイス非
依存のデータ(PCSデータ)の関係を記述するもので
ある。本実施形態はICC(Internationa
l Color Consortium)で決められた
フォーマットに準拠したICCプロファイルを用いて説
明する。ICCプロファイルには、デバイス依存のデー
タをPCSデータに変換するためのデータであるA2
B、PCSデータをデバイス依存のデータに変換するた
めのデータであるB2A、そしてデバイスの色再現範囲
情報(gamuttag)などが含まれる。
【0014】プロファイルの色調整を説明する前に、C
MYKプリンタを校正機の代わりに利用する場合のカラ
ーマッチングシステム構成の例を図1に示す。
【0015】図1に於いて、101は色校正出力用の画
像を示す校正機用CMYK画像データ、102は校正
機、103は校正機102からプリント出力された色校
正出力物、104はターゲットとなる校正機102の出
力プロファイル(ソース・プロファイル)、105はC
MYKプリンタの出力プロファイル(デスティネーショ
ン・プロファイル)、106はCMYKプリンタ、10
7はCMYKプリンタ106からのプリント出力物であ
る。
【0016】プロファイル作成ソフトウェア等を利用し
て、CMYKプリンタ106の出力プロファイル105
を作成する。なお、校正機102の出力プロファイル1
04は予め最適なものが作成されているとする。
【0017】次に、校正機用CMYK画像データ101
に対して、出力プロファイル104をソース・プロファ
イル、出力プロファイル105をデスティネーション・
プロファイルとして設定することによりカラーマッチン
グを行う。具体的には、校正機用CMYK画像データ1
01は、校正機用の出力プロファイル104のA2Bデ
ータを用いてPCSデータに変換され、そしてCMYK
プリンタ用の出力プロファイルのB2Aデータを用いて
CMYKプリンタ用CMYKデータに変換される。
【0018】一般的に、色校正を行なう場合には、校正
機102から色校正出力画像101をプリント出力して
いる。校正機はコストが高く、プリント出力に時間がか
かる。そのため、安価なCMYKプリンタとカラーマッ
チングを利用して、校正機を利用した色校正出力と同じ
色再現が実現できれば、コストを安くし、しかもプリン
ト時間も短縮することができる。
【0019】CMYK用プロファイルが適切に作成され
ているのであれば、校正機から出力された色校正出力物
103とほぼ同一色再現を実現したプリント出力物10
7が得られる。しかしながら、十分なプロファイル精度
が得られない場合には、プロファイルの色調整が必要と
なってくる。
【0020】図1のカラーマッチングシステムでは、C
MYKプリンタからのプリント出力物107の色みが、
校正機102からの色校正出力物の色みにマッチングす
ることが望ましい。そこで、本実施形態では、校正機1
02をターゲットデバイスとして、CMYKプリンタの
色再現を調整するために、CMYKプリンタ用の出力プ
ロファイルのB2Aデータを調整する。
【0021】<プロファイルの調整>以下、プロファイ
ルの調整として、CMYKプリンタ106の出力プロフ
ァイル105に対して色調整を行なう例を説明する。
【0022】プロファイルの色調整は、色調整用サンプ
ル画像による目視評価、及び色差による定量評価を組み
合わせることによって最適な色調整が行なわれる。
【0023】図2に本実施形態における表示画像を用い
て、プロファイルの色調整に必要なカラーマッチングの
システム構成、図3に本実施形態におけるプロファイル
の色調整用のモニタ表示画面を示す。
【0024】図2において、201は色調整用サンプル
画像、202は色調整用サンプル画像のCMYK値、2
03はCMYK値202に校正機102の出力プロファ
イル104のA2Bデータを適用して得られたLab値
(又はXYZ値)である。204はユーザが色調整を行
なうモニタのモニタ・プロファイル、205はサンプル
画像に対して校正機102の出力プロファイル104と
モニタ・プロファイル204を適用してカラーマッチン
グを行なったモニタRGBに基づき表示される画像であ
る。
【0025】206は、Lab値203に対してCMY
Kプリンタ106の出力プロファイル105のB2Aデ
ータを適用し、更にCMYKプリンタ106の出力プロ
ファイルのA2Bデータを適用して得られたLab値で
ある。そして、207は、Lab値206に対してモニ
タ・プロファイル204を適用してカラーマッチングを
行なったモニタRGBに基づき表示される画像である。
【0026】Lab値203は、CMYK値202を校
正機102によってプリント出力し、そのパッチを測色
した場合のLab値と等価である。同様に、Lab値2
06は、CMYK値202に対して校正機102の出力
プロファイル104をソース・プロフィルとし、CMY
Kプリンタ106の出力プロファイル105をデスティ
ネーション・プロファイルとしてカラーマッチングを行
い、CMYKプリンタ106によってプリント出力した
パッチを測色したLab値と等価である。
【0027】つまり、Lab値203は校正機102に
よってプリント出力された色であり、Lab値206は
その色をCMYKプリンタ106上で同一色再現しよう
としてプリント出力された色を示す。そして、各カラー
マッチング画像205及び207は、そのプリント出力
された色をモニタ上でシミュレートした画像である。
【0028】プロファイルの色調整用のモニタ表示画面
を示す図3において、左側はカラーマッチング画像20
5(オリジナル画像)であり、右側はカラーマッチング
画像207(プレビュー画像)である。
【0029】CMYKプリンタ106の出力プロファイ
ル105が理想的なプロファイルであれば、図3のモニ
タ画面上においてオリジナル画像205とプレビュー画
像207は一致するはずである(但し、CMYKプリン
タ106の色再現範囲外の色を除く)。
【0030】しかし、実際にはプロファイル作成ソフト
ウェアによって作成されるプロファイルの精度が十分で
なかったり、CLUTによる精度の限界であったりする
ことにより、オリジナル画像205とプレビュー画像2
07で一致しない部分が現れる。
【0031】<色差を指標とした被調整色の検出>モニ
タ上で目視によって色再現が異なっている部分を発見で
きれば良いが、目視だけの評価では熟練していないと調
整すべき色を検出することさえ困難である。
【0032】そこで、本実施形態では、調整すべき色を
検出しやすいように、色差の大きい領域をプレビュー画
像207上で点滅させる。
【0033】図4に色差の大きい領域を点滅させるため
の処理を示す。また、図5に色差の大きい領域を点滅し
た時のモニタ画面表示を示す。
【0034】サンプル画像入力部401において、色調
整用サンプル画像データ202を読み込む。次に、図2
の処理に従って、オリジナル画像205およびプレビュ
ー画像207を生成する。その際に、Lab画像203
生成部402では、サンプル画像データ202からLa
b画像203を生成する処理を行う。Lab画像206
生成部403では、サンプル画像データ202からLa
b画像206を生成する処理を行う。
【0035】なお、図4の処理では、オリジナル画像2
05の生成処理およびプレビュー画像207の生成処理
を並列に行うために、Lab画像203生成部402と
Lab画像206生成部403を別個に備えている。
【0036】次に、色差画像生成部404によって、L
ab画像203とLab画像206の各画素に対して色
差を求める。同じ位置にある、Lab画像203のLa
b値を(L, a, b)、Lab画像206の
Lab値を(L, a,b)とすれば、例えばC
IE94色差式を用いて、以下のように色差を求めるこ
とができる。
【0037】
【外1】
【0038】ここで、 ΔL= L ・・・(式1.2) ΔH= H ・・・(式1.3) ΔC= C ・・・(式1.4) 但し、色再現範囲外の色は理想的なプロファイルを用い
ていたとしても色差をゼロにすることはできないので、
CMYKプリンタ106の出力プロファイル105の色
再現範囲情報[gamutTag]を利用して、Lab
画像203のLab値(L,a,b)が色再現範
囲外の場合には、色差の値の代わりに色再現範囲外であ
ることを示すフラグを設定しておく。
【0039】また、本実施形態では、Lab画像203
とLab画像206を一時的に保持しているが、サンプ
ル画像201から各画素に対してLab値203とLa
b値206を求め、色差を直接計算して色差画像を生成
しても構わない。また、利用する色差式も2点のLab
値に対するユークリッド距離によるものであっても構わ
ない。
【0040】本実施形態では、処理を簡素化するため
に、各画素に対して求められた色差を、画像内の最大色
差ΔEmaxと最小色差ΔEminによって次のように
正規化する。
【0041】 ΔEnormalized=(ΔE−ΔEmin)/(ΔEmax−ΔEmin)・・・( 式1.5) 次に、ユーザ閾値入力405によって、ユーザが検出し
たい色差の閾値を入力する(図5の405参照)。スラ
イダーバーを色差大方向へ移動させると、閾値となる色
差が大きくなり、色差小方向へ移動させると、閾値とな
る色差が小さくなる。
【0042】ユーザによって指定された閾値はユーザ閾
値設定部406によって設定され、色差画像生成部40
4によって生成された色差画像の値と比較される。そし
て、マスク設定部408によって、色差画像の値が閾値
よりも大きければ、プレビュー画像207に対してマス
ク設定が行なわれ、色差画像の値以下ならばマスク設定
は行なわれない。ここで、色差画像において色再現範囲
外のフラグが設定されている画素についてはマスク設定
の処理をスキップするものとする。全画素について比較
が終了すれば、設定されたマスクの情報に基づいて、マ
スク点滅がプレビュー画像207上で行なわれる(図5
の410)。そして、必要に応じて、閾値をユーザが再
設定することになる。
【0043】なお、本実施形態では、色差画像の値を正
規化しているが、正規化せずにユーザが色差の値を直接
設定しても構わない。又、ユーザへのフィードバック方
法はマスク点滅に限定されるものではない。
【0044】プレビュー画像に対してマスク点滅を行う
ことにより、ユーザは素早く、かつ客観的に色差が大き
い領域を検出することができるため、色差の大きい色か
ら色調整することが可能となる。
【0045】<B2Aデータの色調整方法>目視評価に
よるプロファイルの色調整は、オリジナル画像205と
プレビュー画像207を比較しながら、プレビュー画像
207が色調整によってオリジナル画像205へ近づく
ように行なわれる。同様に、色差評価によるプロファイ
ルの色調整は、Lab値203とLab値206の色差
が小さくなるようにLab値206の色調整が行なわれ
る。そして、色調整の結果が出力プロファイル105の
B2Aデータへ反映されることによって、色調整された
B2Aデータを作成することができる。
【0046】色調整結果を出力プロファイル105のB
2Aデータへ反映させる方法として、色調整プロファイ
ルを利用した方法を例に説明する。
【0047】図6(a)は色調整プロファイル(Lab
→Lab)が入っていない状態を示している。これは、
スルー(入出力が同じ値)の色調整プロファイル601
を入れた場合と等価である。
【0048】図6(b)は色調整のために、色調整プロ
ファイル601(Lab→Lab)を追加した状態であ
る。この状態で、色調整プロファイル601の内容を変
化させ、色調整を行なう。但し、色調整プロファイルは
出力プロファイル105のB2Aの入力値(Lab)を
変化させるだけなので、色調整プロファイルでの調整量
と、その色調整による被調整色206の調整量が一致す
るとは限らない。
【0049】なお、色調整プロファイルはLab→La
bに限定されず、デバイス非依存色空間からデバイス非
依存色空間であればよい。
【0050】以下、スポット選択による局所的な色調整
を例に、13のステップ1303〜ステップ1306を
用いて説明する。
【0051】上述した色差を指標とする被調整色の検出
方法によって、マスク点滅およびプレビュー画像におけ
る各画素の色差を参考にして、スポット選択802を用
いてユーザが被調整色を選択する(被調整色選択部13
03)。スポット選択された画像上の位置情報から、ス
ポット選択された被調整色に対応するLab値203と
Lab値206を求める。スポット選択802を用いて
指示された画素位置における色差(式1.1によって求
められる値)は、図9の情報ウィンドウ901内のΔE
に表示される。ユーザは定量的な指標であるΔEを用い
て被調整色を選択することができる。
【0052】次に、色調整部1304を用いて、色調整
を行う。まず、被調整色に基づき調整条件を設定する。
本実施形態では、調整条件として、影響範囲と重み付
け、被調整色に対する調整量という3つのパラメータを
用いる。
【0053】被調整色に対する色調整の影響範囲を影響
度のスライダーバー803で調整する。図7(c)は色
調整プロファイル内のCLUT(Lab→Lab)を示
している。スポット選択の場合、Lab色空間上におい
て、色調整の影響範囲は選択された被調整色206に対
するターゲット色203を中心とし、影響度を半径とし
た球体として表現される。影響度を大きくすると、被調
整色に対する調整量が広範囲に影響するようになる。
【0054】ユーザが影響度のスライダーバー803に
よって影響度を指定すると、サンプル画像の各Lab値
203が色調整の影響範囲内(球体)であるか否か判定
される。内側の場合にはマスク設定が行なわれ、プレビ
ュー画像206上でのマスク点滅等によってユーザに報
知する(図9)。このように、マスク点滅を行うことに
よりユーザに視覚的に色調整の影響度を報知することが
でき、影響度を設定する際に参考にすることができる。
【0055】次に、図10に示す画面を用いて、被調整
色に対する調整量を決定する。ここでは、LCh色空間
上で調整量を設定するLCh調整を例に説明する。
【0056】ユーザはL(明るさ)、C(鮮やかさ)、
h(色相)の夫々に対して独立に調整量を設定すること
ができる。その際に、調整結果の色差であるΔE100
3とΔL、Δa、Δb1004を参考にしてユーザは調
整量を設定する。ΔL、Δa、Δb1004は、Lab
値203とLab値206の夫々をLCh色空間上に変
換し、L、C、h成分の各々について差を求めることに
より得ることができる。
【0057】なお、本実施形態では、LCh調整を説明
したが、CMYK調整、Lab調整も色空間が変わるだ
けでありLChと同様に処理される。
【0058】Lab調整の場合は、L、a、b成分の夫
々に対して独立に調整量を設定することができる。そし
て、Lab値203とLab値206の各L、a、b成
分について差を求めることによりΔL、Δa、Δbを算
出し、表示する。
【0059】このように、本実施形態ではユーザが指示
した調整方法の色空間に応じて、表示する情報を変え
る。このようにすることにより、ユーザが調整量を設定
しやすくしている。
【0060】影響範囲は色調整プロファイルにおいてタ
ーゲット色203を中心とした球体によって表現される
が、被調整色の選択と影響度の指定だけでは、その球体
の中でどのように調整量を反映させるかは決まらない。
球体内の影響分布は重み付け設定1002によって決定
される。図7(a)及び(b)は重み付け設定1002
によって設定される影響分布の例を2次元的に示してい
る。図7(a)はGaussian分布(正規分布)、
図7(b)は線形分布をそれぞれ表現している。つま
り、色調整プロファイルにおいてターゲット色203は
ユーザの調整量が直接反映され、その周囲の色は影響分
布に従って遠くなるほど影響が小さくなるように調整さ
れる。例えば、LCh調整1003において、被調整色
206に対する明度Lを+5ほど微調整しようとした場
合、図7(c)に示されるようにターゲット色203の
入力に対する明度Lが+5ほど微調整され、周囲のグリ
ッド上の色はターゲット色からの距離に応じて調整量が
変化することになる。同様に、彩度Cや色相hも影響分
布に従ってグリッド上の色が調整される。
【0061】色調整の結果はスルーの色調整プロファイ
ル601へ反映され、図6(b)の処理を行なうことに
より、色調整されたプレビュー画像207を得ることが
できる。
【0062】色差算出部1305は、ユーザが色調整の
値を変更する毎に図6(b)の処理結果を評価する。具
体的には、色選択部1303で選択された被調整色20
3のLab値203と、色調整されたLab値206の
色差が式(1.1)によって算出され、図10のΔEと
して表示する。
【0063】ユーザはこのΔEを指標にしながら満足す
るプレビュー画像207が得られるまで、色調整を繰り
返す(ステップ1306)。
【0064】本実施形態によれば、色差が小さくなるよ
うに色調整を行なう。モニタ上での目視による色調整で
は微妙な色調整が困難であったが、色差による定量的な
指標を導入することによって目視では困難だった色調整
が可能である。
【0065】以下に、説明したB2Aデータの色調整方
法を実現するためのプログラム構造を説明する。
【0066】本実施形態の色調整方法を実現するための
プログラムは、図15に示されるように、色調整の基本
処理を実現するアプリケーション156と、該アプリケ
ーションのプラグインである選択プラグイン152と調
整プラグイン153で構成される。
【0067】上述したB2Aの色調整方法の処理手順を
図14にまとめる。
【0068】まず、調整対象色(被対象色および影響範
囲)を選択する(ステップS1401)。調整対象色の
選択は、図15に示されるように、選択部ラグイン15
2とアプリ−ション156による処理により表示された
色選択ダイアログ上で行われる。
【0069】色選択ダイアログの主UI150はアプリケ
ーションが表示する。主UIでは、複数存在する選択プラ
グインから任意のプラグインを選択することができる。
選択プラグインが選択されると、選択された選択プラグ
インは主UI上に副UI151を表示する。そのとき、内部
的には、アプリケーション156から選択された選択プ
ラグインに選択情報を収めるためのテーブルが渡され
る。選択プラグインは副UI上でユーザによって指定され
た選択情報(被対象色および影響範囲)をテーブルに書
き込み、アプリケーションに渡す。アプリケーション
は、選択情報を即時に処理する。所望の処理結果が得ら
れるまで調整対象色の選択処理を繰り返す。選択処理が
更新される度にテーブルの選択情報が更新される。色選
択が完了したら、アプリケーションは直ちに色選択UIを
破棄し、色調整UIを表示します。
【0070】調整対象色の選択の完了を判断し(ステッ
プS1402)、選択が完了すると重み付けの値として
デフォルト値を設定する(ステップS1403)。
【0071】そして、色調整UIを用いて被対象色に対す
る調整量が設定される。ステップS1401で設定され
た被対象色、影響範囲、ステップS1403で設定され
た重み付けの値、そして色調整UIを用いて設定された調
整量を用いて、アプリケーション156は色調整を行う
(ステップS1404)。
【0072】被対象色に対する調整量の設定は、図16
に示されるように、選択プラグイン153とアプリ−シ
ョン156による処理により表示された色調整ダイアロ
グ上で行われる。
【0073】アプリケーション156によって表示され
る主UIは複数存在する色調整プラグインを選択できる状
態で表示する。さらに色調整ダイアログにおける主UIは
重み調整を行うことを指示するUI162を備えている。
【0074】選択された色調整プラグインは主UI160
上に副UI161を表示する。そのとき、内部的には、ア
プリケーションから色調整プラグイン153へ、ステッ
プ1401で選択情報が収められたテーブル154と調
整情報を収めるためのテーブル155が渡される。
【0075】色調整プラグイン153は副UI161上で
指示された被調整色に対する調整量を調整情報としてテ
ーブルに書き込む。色調整プラグイン153は選択情報
については参照するだけであり、更新することはない。
【0076】色調整プラグイン153によって書き込ま
れた調整情報はアプリケーション156によって即時に
処理され、画面上の表示に反映される。
【0077】色調整ダイアログ上で、ユーザにより、重
み付け設定162が指示された場合は、アプリケーショ
ン156は調整量を設定するための副UI1161を破棄
し、重み付け調整UIを呼び出す。
【0078】色調整結果に応じて重み付けの値を調整す
る場合(ステップS1405)は、重み付けの値を所望
の結果が得られるまで調整する(ステップS1406、
S1407)。
【0079】重み付けの値の調整は、図17に示される
ように、選択ラグイン152とアプリ−ション156に
よる処理により表示された重み付け調整ダイアログ17
0上で行われる。重み付けダイアログ170の主UIは選
択プラグインが表示する。
【0080】そのとき、内部的には、アプリケーション
156から選択プラグイン152へ選択情報を収めたテ
ーブル154が渡される。選択プラグイン152は、選
択ダイアログ170上の指示に応じて選択情報の重み付
け情報を修正する。選択プラグイン152によって修正
された選択情報はアプリケーションによって即時に処理
され、画面上の選択領域表示に反映される。重み付けダ
イアログ170上の「OK」が選択されると、アプリケー
ションは直ちに重み付け調整UIを破棄し、色調整UIを呼
び出した時の副UIとともに表示します。そして、所望の
色調整結果が得られるまでステップS1404〜ステッ
プS1407の処理を繰り返す(S1408)。
【0081】本実施形態のプロファイルの色調整に関す
るプログラム構造によれば、色選択および色調整をプラ
グイン形式で管理しているので、色選択および色調整を
簡単に管理することができる。そして、色選択と色調整
について、ユーザが任意の方法を独立に選択することが
できる。
【0082】また、選択情報および調整情報のフォーマ
ットに沿って開発することにより、本実施形態のプラグ
インとして追加することができる。したがって、後々様
々な選択方法および色調整方法を簡単に追加することが
できる。
【0083】また、選択情報(被対象色、影響範囲およ
び重み付けの値)および調整情報(調整量)に基づく色
調整は、アプリケーション156で行われる。よって、
選択プラグインおよび調整プラグインでは、各条件を設
定するためのUIを提供すればよい。したがって、選択プ
ラグインおよび調整プラグインの負荷を減らすことがで
きる。
【0084】また、重み付けの値は、影響範囲の設定方
法に応じて設定される必要があるので、影響範囲と重み
付けの値の設定方法は密接な関係を有している。よっ
て、本実施形態では、選択プラグインで両方の値を設定
するためのUIを用意する。被対象色および影響範囲、調
整量、重み付けの値の設定手順として、ユーザの使い勝
手の良い順番を考えると、図14に示されるように被対
象色および影響範囲をまず設定し(ステップS140
1)、次に調整量を設定し(ステップS1404)、最
後に重み付けの値を設定する(ステップS1406)こ
とが望ましい。したがって、選択プラグインを用いてUI
を表示し(ステップS1401)、次に調整プラグイン
を用いてUIを表示し(ステップS1404)、最後に再
度選択プラグインを用いてUIを表示する(ステップS1
406)ことが必要となる。本実施形態によれば、選択
情報および調整情報というテーブル形式の情報交換方法
を用いることにより、この連携をスムーズにできるよう
にしている。
【0085】なお、プラグインを選択可能にする主UIの
表示方法は、図15、図16に限らず、図18に示され
るような他の表示方法を用いても構わない。
【0086】<色調整ヒストリ、色調整アクションの保
存/挿入、及び色差ログ>図6(c)に色調整ヒストリ
の概念図、図11に色調整ヒストリと色差ログを示す。
【0087】図11において、1101は色調整アクシ
ョンの取り消し、1102は色調整アクションのやり直
し、1103は色差評価の表示、1104は色調整アク
ションの挿入、1105は色調整アクションの保存を指
示するものである。
【0088】図6(c)に示されるように、ユーザが行
なった各種色調整アクションは確定される(ステップ1
307)毎に色調整プロファイルのリストとして追加さ
れる(ステップ1309)。最後に適用された色調整ア
クションを取り消す場合(1101)には、最後に追加
された色調整プロファイル602をリストから外すこと
によって取り消しを実行できる。同様に、適用された色
調整アクションを1つ以上取り消すこともできる。一度
取り消した色調整アクションをやり直す場合(110
2)には、色調整プロファイルをリストへ再度追加すれ
ばよい。
【0089】同時に、ユーザの行なった各種色調整アク
ションが確定される毎に色差統計量が算出される(13
08)。色差統計量は、色再現範囲内の平均色差、サン
プル画像に対する平均色差等が選択できる。
【0090】色再現範囲内の平均色差は、色空間全体に
対して均等なLab値を入力し、CMYKプリンタ10
6の出力プロファイル105の色再現情報[gamut
Tag]から色再現範囲内に含まれる色を抽出し、図6
(b)又は図6(c)の処理を行なった際のオリジナル
Lab値203とプレビューLab値206の平均色差
を求める。
【0091】サンプル画像に対する平均色差は、サンプ
ル画像のオリジナル画像203から色再現範囲内に含ま
れる色を抽出し、同様にオリジナルLab値203とプ
レビューLab値206の平均色差を求める。
【0092】統計量としては、平均色差だけでなく、最
小色差、最大色差、標準偏差等も同時に算出される。こ
こで得られた統計量は、図11に示されるように、色調
整ヒストリと共に、色差ログとして表示される(130
9)。
【0093】色差ログを表示することによって、ユーザ
は適用した色調整が有効な調整であったか否かを定量的
に判断できる。平均色差が大きくなっていれば、色調整
アクションの取り消しを行い、より良い色調整を再度試
みることができる。
【0094】また、色差評価の表示ボタン(1103)
を実行することにより、平均色差だけでなく、最小色
差、最大色差、標準偏差等の色差の統計量を表示するこ
とができる。図12は、色差評価の表示の一例である。
【0095】さらに、色調整ヒストリの任意の色調整ア
クションを選択し、色差評価の表示ボタンを実行するこ
とにより、選択された色調整アクションの時点の統計量
を図12に示すように表示することができる。
【0096】他のプロファイルに対しても同様の色調整
を行ないたい場合や色調整アクションを再利用したい場
合には、色調整プロファイル・リストを外部記憶装置上
へ保存(図11の1105、図13のステップ131
1)したり、外部記憶装置上から現在の色調整プロファ
イル・リストへ挿入(図11の1104、図13のステ
ップ1302)したりすることもできる。ここで、複数
の色調整アクションで構成された色調整プロファイル・
リストを保存する場合には、色調整プロファイル・リス
ト(601〜602)のまま保存するか、色調整プロフ
ァイル・リスト(601〜602)を1つの色調整プロ
ファイルへ合成して保存するかをユーザが選択すること
ができる。
【0097】<色調整後のプロファイル保存>図6
(d)に示されるように、色調整プロファイル・リスト
(601〜602)と、CMYKプリンタ106の出力
プロファイル105[B2A]を合成し、合成した結果
で出力プロファイル105[B2A]を更新することに
より、色調整後のプロファイルを得ることができる。
【0098】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、色調整時に色差を利用することにより、ユーザの経
験や感性によって左右されない定量的な評価を行うこと
ができる。しかも、オリジナル画像とプレビュー画像の
色差を計算することにより、サンプル画像中で色差の大
きい領域を検出しユーザに報知することにより、ユーザ
に対して被調整色を選択しやすくしている。
【0099】プロファイルの色調整結果を色差でユーザ
に報知するので調整結果を定量的に評価することができ
る。特に、様々な色差統計量を評価値としてユーザに報
知するのでユーザは様々な視点から評価することができ
る。平均色差では色再現範囲内に対する色差統計量を表
示することにより(色再現範囲外を計算対象からはず
す)、より詳細な定量的な評価を行うことができる。
【0100】さらには、調整の履歴を評価値とともにヒ
ストリ表示するので、調整毎に定量的評価を行うことが
できるとともに、ユ−ザは調整履歴を用意に確認するこ
とができる。
【0101】(他の実施形態)前述した実施の形態の機
能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各
種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコン
ピュータに、前記実施の形態の機能を実現するためのソ
フトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)
を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動
作させることによって実施したものも本発明の範疇に含
まれる。
【0102】この場合、前記ソフトウエアのプログラム
コード自体が前述した実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば
かかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を
構成する。
【0103】かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることが出来る。
【0104】またコンピュータが供給されたプログラム
コードを実行することにより、前述の実施形態の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と
共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0105】更に供給されたプログラムコードが、コン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプ
ログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや
機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言う
までもない。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザが簡単にプロフ
ァイルを調整できるアプリケーションを提供できるよう
にすることができる。さらに、ユーザの使い勝手がいい
アプリケーションを効率的に作成できるようにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CMYKプリンタを校正機の代わりに利用する
場合のシステム構成図。
【図2】プロファイル色調整に必要なカラーマッチング
構成。
【図3】モニタ表示画面。
【図4】色差の大きい領域を検出するための処理フロ
ー。
【図5】色差の大きい領域を検出した時のモニタ表示画
面。
【図6】色調整プロファイルを利用した例を示す概念
図。
【図7】スポット色調整を示す概念図。
【図8】色選択のユーザ・インターフェイス画面。
【図9】色選択時のモニタ表示画面。
【図10】色調整のユーザ・インターフェイス画面。
【図11】色調整ヒストリ及び色差ログを示すモニタ表
示画面。
【図12】色差統計量の表示画面。
【図13】色調整全体を示す処理フロー。
【図14】色調整する際の処理フロー。
【図15】色選択ダイアログを説明する図。
【図16】色調整ダイアログを説明する図。
【図17】重み付け調整ダイアログを説明する図。
【図18】プラグインの表示方法。
【図19】一般的なカラーマッチングを示す概念図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 勇人 東京都港区白金4−7−3ヴァンベール白 金201 (72)発明者 内藤 賢一 東京都練馬区春日町3−31−7 Fターム(参考) 5B021 AA01 LG07 PP08 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 CH07 CH08 CH16 5C077 LL19 MM27 MP08 PP32 PP33 PP36 PP37 PQ08 PQ12 PQ23 SS06 SS07 TT02 5C079 HB01 HB03 HB08 HB11 LA31 LB02 MA04 MA10 MA11 MA17 MA19 MA20 NA17 PA03 PA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイスの特性に応じた色補正を行うテ
    ーブルを調整する画像処理方法を実現するためのプログ
    ラムであって、 被対象色、影響範囲および被対象色に対する補正量に基
    づき、前記テーブルを補正するアプリケーション部と、 前記被対象色および前記影響範囲を設定するための選択
    ユーザインターフェースを提供する選択部と、 前記被対象色に対する補正量を設定するための調整ユー
    ザインターフェースを提供する調整部とを有し、 前記選択部および前記調整部は、前記アプリケーション
    部に対するプラグインであり、前記アプリケーションと
    被対象色および前記影響範囲を格納する選択情報テーブ
    ルまたは前記被体操色に対する補正量を格納する調整テ
    ーブルをやり取りし、 前記アプリケーションは、前記選択ユーザインターフェ
    ースおよび前記調整ユーザインターフェースの主ユーザ
    インターフェースを提供し、該主ユーザインターフェー
    スでは登録されているプラグインを選択可能に表示する
    ことを特徴とするプログラム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記選択部は重み付けの値を設
    定するための重み付けユーザインターフェースを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 【請求項3】 前記選択ユーザインターフェースを用い
    て前記被対象色に対する補正量を設定し、 次に、前記調整ユーザインターフェースを用いて前記被
    対象色に対する補正量を設定し、 その後に、前記重み付けユーザインターフェースを用い
    て前記重み付けの値を設定することを特徴とする請求項
    2記載のプログラム。
  4. 【請求項4】 前記テーブルは、プロファイル内のB2
    Aデータであり、デバイス非依存データをデバイス依存
    データに変換するテーブルであることを特徴とする請求
    項1記載のプログラム。
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