JP2003120953A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
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- JP2003120953A JP2003120953A JP2001314631A JP2001314631A JP2003120953A JP 2003120953 A JP2003120953 A JP 2003120953A JP 2001314631 A JP2001314631 A JP 2001314631A JP 2001314631 A JP2001314631 A JP 2001314631A JP 2003120953 A JP2003120953 A JP 2003120953A
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- Japan
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- box
- ceiling
- air conditioner
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- equipment box
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユニット本体を天井裏へ設置する際に、設置
場所の選定を容易にする天井埋込型空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 建屋の天井裏４に設置され、熱交換器及
びファンを収容したユニット本体に吸込ダクト６及び吹
出ダクト７が延設されるとともに、電装箱８が設けられ
る天井埋込型空気調和機１において、前記ユニット本体
５の側１２ａ板、天板１３及び底板１４に前記電装箱８
の箱取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕを設け、前記電装箱
８は、これらの箱取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕのいず
れにも取付可能に構成される。
場所の選定を容易にする天井埋込型空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 建屋の天井裏４に設置され、熱交換器及
びファンを収容したユニット本体に吸込ダクト６及び吹
出ダクト７が延設されるとともに、電装箱８が設けられ
る天井埋込型空気調和機１において、前記ユニット本体
５の側１２ａ板、天板１３及び底板１４に前記電装箱８
の箱取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕを設け、前記電装箱
８は、これらの箱取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕのいず
れにも取付可能に構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建屋の天井裏に設
置され、電装箱を備えた天井埋込型空気調和機に関す
る。
置され、電装箱を備えた天井埋込型空気調和機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、建屋の天井裏に設置され、室内
熱交換器およびファンを収容したユニット本体に、吸込
ダクト及び吹出ダクトが延設されるとともに、電装箱が
設けられた天井埋込型空気調和機（以下空気調和機とい
う）は知られている。このような空気調和機では、吸込
ダクトを介して空気を吸い込み、ユニット本体にて熱交
換した空気を吹出ダクトを介して室内の適宜位置へ導き
室内に吹き出すことができる。この種のものでは、運転
制御用の電装部品を収納する電装箱が設けられており、
この電装箱は天井裏に設置されたユニット本体の側板に
設けられる。
熱交換器およびファンを収容したユニット本体に、吸込
ダクト及び吹出ダクトが延設されるとともに、電装箱が
設けられた天井埋込型空気調和機（以下空気調和機とい
う）は知られている。このような空気調和機では、吸込
ダクトを介して空気を吸い込み、ユニット本体にて熱交
換した空気を吹出ダクトを介して室内の適宜位置へ導き
室内に吹き出すことができる。この種のものでは、運転
制御用の電装部品を収納する電装箱が設けられており、
この電装箱は天井裏に設置されたユニット本体の側板に
設けられる。
【０００３】図７は従来の空気調和機の設置例を吹出ダ
クトを省略して示す正面図、図８は右側面図である。
クトを省略して示す正面図、図８は右側面図である。
【０００４】図において、空気調和機６１の電装箱６２
は、箱体６３と電装箱蓋６４とから構成され、ユニット
本体６５の側板のうち、吹出ダクト６６及び吸込ダクト
６７が配設されていない側板６８に取り付けられる。そ
して、この電装箱６２内のメンテナンスするときには、
作業者は、先ず、図に示す天井板７１に開設された点検
口７２を閉鎖する点検口蓋７３を取り外し、この点検口
７２から天井裏７４に手を挿入し、電装箱蓋６３を取り
外すことにより、内部の電装部品を点検・修理するもの
である。
は、箱体６３と電装箱蓋６４とから構成され、ユニット
本体６５の側板のうち、吹出ダクト６６及び吸込ダクト
６７が配設されていない側板６８に取り付けられる。そ
して、この電装箱６２内のメンテナンスするときには、
作業者は、先ず、図に示す天井板７１に開設された点検
口７２を閉鎖する点検口蓋７３を取り外し、この点検口
７２から天井裏７４に手を挿入し、電装箱蓋６３を取り
外すことにより、内部の電装部品を点検・修理するもの
である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電装部
品を点検・修理する際、作業者は、ユニット本体６４の
電装箱６２が取り付けられた側面方向から作業を行うた
め、この側面近傍に梁や壁面等の障壁７５があると、邪
魔をして作業ができないので、この障壁７５と電装箱６
２との間に作業用のサービススペースを設ける必要があ
る。
品を点検・修理する際、作業者は、ユニット本体６４の
電装箱６２が取り付けられた側面方向から作業を行うた
め、この側面近傍に梁や壁面等の障壁７５があると、邪
魔をして作業ができないので、この障壁７５と電装箱６
２との間に作業用のサービススペースを設ける必要があ
る。
【０００６】そのため、空気調和機６１を天井裏７４に
設置する際には、このサービススペースを考慮して設置
場所を選定しなければならず、空気調和機６１の設置場
所を制限するものであった。
設置する際には、このサービススペースを考慮して設置
場所を選定しなければならず、空気調和機６１の設置場
所を制限するものであった。
【０００７】そこで、本発明は上述した従来の技術が有
する問題点を解消したものであり、ユニット本体を天井
裏へ設置する際に、設置場所の選定を容易にする天井埋
込型空気調和機を提供することを目的とする。
する問題点を解消したものであり、ユニット本体を天井
裏へ設置する際に、設置場所の選定を容易にする天井埋
込型空気調和機を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１に記載の発明は、建屋の天井裏に設置さ
れ、熱交換器及びファンを収容したユニット本体に吸込
ダクト及び吹出ダクトが延設されるとともに、電装箱が
設けられる天井埋込型空気調和機において、前記電装箱
は、前記ユニット本体の側板、天板及び底板のいずれに
も取付可能に構成されることを特徴とする。
に、請求項１に記載の発明は、建屋の天井裏に設置さ
れ、熱交換器及びファンを収容したユニット本体に吸込
ダクト及び吹出ダクトが延設されるとともに、電装箱が
設けられる天井埋込型空気調和機において、前記電装箱
は、前記ユニット本体の側板、天板及び底板のいずれに
も取付可能に構成されることを特徴とする。
【０００９】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の天井埋込型空気調和機おいて、前記ユニット本体の側
板、天板及び底板にはそれぞれ前記電装箱が取り付けら
れる箱取付部が設けられていることを特徴とする。
の天井埋込型空気調和機おいて、前記ユニット本体の側
板、天板及び底板にはそれぞれ前記電装箱が取り付けら
れる箱取付部が設けられていることを特徴とする。
【００１０】請求項３に記載の発明は、請求項２に記載
の天井埋込型空気調和機おいて、前記ユニット本体の側
面の箱取付部に配線取入口を有し、この配線取入口から
電装箱へつながる電気配線を有し、この電気配線は、電
装箱を前記箱取付部のいずれに取り付けた場合でも届く
長さに設定されていることを特徴とする。
の天井埋込型空気調和機おいて、前記ユニット本体の側
面の箱取付部に配線取入口を有し、この配線取入口から
電装箱へつながる電気配線を有し、この電気配線は、電
装箱を前記箱取付部のいずれに取り付けた場合でも届く
長さに設定されていることを特徴とする。
【００１１】請求項４に記載の発明は、請求項２または
３に記載の天井埋込型空気調和機おいて、前記電装箱の
背面板には配線取入口が設けられ、この電装箱は背面板
をユニット本体から離して取り付けられることを特徴と
する。
３に記載の天井埋込型空気調和機おいて、前記電装箱の
背面板には配線取入口が設けられ、この電装箱は背面板
をユニット本体から離して取り付けられることを特徴と
する。
【００１２】請求項５に記載の発明は、請求項３または
４に記載の天井埋込型空気調和機おいて、前記電装箱を
天板または底板の箱取付部に取り付ける場合、ユニット
本体と電装箱とをつなぐ電気配線にこの電気配線を覆う
配線カバーを取付可能に設けることを特徴とする。
４に記載の天井埋込型空気調和機おいて、前記電装箱を
天板または底板の箱取付部に取り付ける場合、ユニット
本体と電装箱とをつなぐ電気配線にこの電気配線を覆う
配線カバーを取付可能に設けることを特徴とする。
【００１３】請求項６に記載の発明は、請求項３または
４に記載の天井埋込型空気調和機おいて、前記ユニット
本体の側板の箱取付部には配線取入口が設けられ、電装
箱を側板の箱取付部に取り付ける場合、この電装箱の背
面側に電気配線が配置されることを特徴とする。
４に記載の天井埋込型空気調和機おいて、前記ユニット
本体の側板の箱取付部には配線取入口が設けられ、電装
箱を側板の箱取付部に取り付ける場合、この電装箱の背
面側に電気配線が配置されることを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明の実施形態１におけ
る天井埋込型空気調和機を示す正面図、図２は平面図、
図３は右側面図である。なお、図１、図２は吸込ダクト
及び吹出ダクトを省略している。
に基づいて説明する。図１は本発明の実施形態１におけ
る天井埋込型空気調和機を示す正面図、図２は平面図、
図３は右側面図である。なお、図１、図２は吸込ダクト
及び吹出ダクトを省略している。
【００１５】図において、天井埋込型空気調和機（以下
単に空気調和機という）１は、建屋の天井２と天井板３
との間の天井裏（天井空間）４に懸吊して配設され、ユ
ニット本体５、吸込ダクト６、吹出ダクト７及び運転制
御用の電装箱８を有して構成される。
単に空気調和機という）１は、建屋の天井２と天井板３
との間の天井裏（天井空間）４に懸吊して配設され、ユ
ニット本体５、吸込ダクト６、吹出ダクト７及び運転制
御用の電装箱８を有して構成される。
【００１６】前記ユニット本体５は、互いに対向配置さ
れて四角枠形状に設けられた４枚の側板１２ａ、１２
ｂ、１２ｃ、１２ｄの上縁部に天板１３が、下縁部に底
板１４がそれぞれ固定されて構成される。これらの側板
１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、１２ｄ、天板１３及び底板１
４の内外表面に断熱材が貼着されている。
れて四角枠形状に設けられた４枚の側板１２ａ、１２
ｂ、１２ｃ、１２ｄの上縁部に天板１３が、下縁部に底
板１４がそれぞれ固定されて構成される。これらの側板
１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、１２ｄ、天板１３及び底板１
４の内外表面に断熱材が貼着されている。
【００１７】このユニット本体５の側板１２ｂ、１２ｄ
にはそれぞれ２つずつ吊り金具１５が固着され、これら
４つの吊り金具１５が、建屋の天井２から垂下された４
本の吊りボルト１６に止着されて、空気調和機１が建屋
の天井２に懸吊可能に構成される。
にはそれぞれ２つずつ吊り金具１５が固着され、これら
４つの吊り金具１５が、建屋の天井２から垂下された４
本の吊りボルト１６に止着されて、空気調和機１が建屋
の天井２に懸吊可能に構成される。
【００１８】このユニット本体５の内部に、図示しない
室内熱交換器、ファンおよびファンモータが収容され
る。前記室内熱交換器は、図２及び図３に示す冷媒配管
接続口１７ａに接続された冷媒配管（液管）１８ａ、及
び冷媒配管接続口１７ｂに接続された冷媒配管（ガス
管）１８ｂを用いて、図示しない室外機に接続される。
ユニット本体５内の室内熱交換器は、室外機から導かれ
る冷媒の蒸発または凝縮により、後述の如くユニット本
体５内に吸い込まれた空気を冷却または加熱する。な
お、図２、図３中の符号２１はドレン配管接続口を示
す。
室内熱交換器、ファンおよびファンモータが収容され
る。前記室内熱交換器は、図２及び図３に示す冷媒配管
接続口１７ａに接続された冷媒配管（液管）１８ａ、及
び冷媒配管接続口１７ｂに接続された冷媒配管（ガス
管）１８ｂを用いて、図示しない室外機に接続される。
ユニット本体５内の室内熱交換器は、室外機から導かれ
る冷媒の蒸発または凝縮により、後述の如くユニット本
体５内に吸い込まれた空気を冷却または加熱する。な
お、図２、図３中の符号２１はドレン配管接続口を示
す。
【００１９】ところで、図３に示す空気調和機１におい
て、前記吸込ダクト６がユニット本体５の一側板（背面
板）１２ｃから延設されている。この吸込ダクト６は、
側板１２ｃに形成された吸込開口２３に、例えばフィル
タボックスを介して、連接されている。吸込ダクト６の
他端部に吸込グリル２５が嵌装され、この吸込グリル２
５が、天井板３の適宜位置に設置される。この吸込グリ
ル２５から室内空気が取り込まれ、吸込ダクト６を経て
ユニット本体５内へ吸い込まれる。
て、前記吸込ダクト６がユニット本体５の一側板（背面
板）１２ｃから延設されている。この吸込ダクト６は、
側板１２ｃに形成された吸込開口２３に、例えばフィル
タボックスを介して、連接されている。吸込ダクト６の
他端部に吸込グリル２５が嵌装され、この吸込グリル２
５が、天井板３の適宜位置に設置される。この吸込グリ
ル２５から室内空気が取り込まれ、吸込ダクト６を経て
ユニット本体５内へ吸い込まれる。
【００２０】また、前記吹出ダクト７は、前記吸込ダク
ト６が連設された側板１２ｃに対向する側板１２ａか
ら、通常、複数本が延設されている。吹出ダクト７のそ
れぞれは、側板１２ａに一体に設置された吹出開口２２
に一端が嵌装され、他端に吹出グリル２３が取り付けら
れる。この吹出グリル２３は、天井板３の適宜位置に設
置される。ユニット本体５内のファンの回転により、後
述の如くユニット本体５内に室内空気が吸い込まれ、室
内熱交換器により熱交換された空気が、吹出ダクト７を
経て吹出グリル２３から室内へ吹き出される。
ト６が連設された側板１２ｃに対向する側板１２ａか
ら、通常、複数本が延設されている。吹出ダクト７のそ
れぞれは、側板１２ａに一体に設置された吹出開口２２
に一端が嵌装され、他端に吹出グリル２３が取り付けら
れる。この吹出グリル２３は、天井板３の適宜位置に設
置される。ユニット本体５内のファンの回転により、後
述の如くユニット本体５内に室内空気が吸い込まれ、室
内熱交換器により熱交換された空気が、吹出ダクト７を
経て吹出グリル２３から室内へ吹き出される。
【００２１】さて、前記電装箱８は、図４に示すように
箱体２６及び電装箱蓋２７を有し、ほぼ直方体形状の箱
体２６の内部に、制御基板及び端子板等（図示せず）を
備えて構成される。そして、ユニット本体５内に設置さ
れたファンモータ、ドレンポンプ、フロートスイッチ、
電子制御弁、各種センサ等（図示せず）からの電気配線
（内部配線と称する）２８が、前記制御基板または端子
板に接続される。また、電源配線、ユニット間配線また
はリモコン配線などの外部配線が端子板に接続される。
箱体２６及び電装箱蓋２７を有し、ほぼ直方体形状の箱
体２６の内部に、制御基板及び端子板等（図示せず）を
備えて構成される。そして、ユニット本体５内に設置さ
れたファンモータ、ドレンポンプ、フロートスイッチ、
電子制御弁、各種センサ等（図示せず）からの電気配線
（内部配線と称する）２８が、前記制御基板または端子
板に接続される。また、電源配線、ユニット間配線また
はリモコン配線などの外部配線が端子板に接続される。
【００２２】電装箱８の箱体２６は、直方体の一面が開
口３１し、この開口３１に対向する面に背面板３２、開
口に隣接する４側面に側板３３ａ、３３ｂ、３３ｃ、３
３ｄを有して構成される。開口に隣接する側板３３ａに
は第一配線取入口３４ａが、背面板３２には第二配線取
入口３４ｂがそれぞれ形成される。さらに、箱体２６に
は、開口に隣接する側板３３ｃに外方へ突出して２本の
支持ピン３５、３５が設けられ、この側板３３ｃに対向
する側板３３ａには、背面板３２方向へ突出するＬ形の
取付脚３６、３６が設けられている。
口３１し、この開口３１に対向する面に背面板３２、開
口に隣接する４側面に側板３３ａ、３３ｂ、３３ｃ、３
３ｄを有して構成される。開口に隣接する側板３３ａに
は第一配線取入口３４ａが、背面板３２には第二配線取
入口３４ｂがそれぞれ形成される。さらに、箱体２６に
は、開口に隣接する側板３３ｃに外方へ突出して２本の
支持ピン３５、３５が設けられ、この側板３３ｃに対向
する側板３３ａには、背面板３２方向へ突出するＬ形の
取付脚３６、３６が設けられている。
【００２３】電装箱蓋２７は、上板３７と側板３８とを
有し、上板３７が箱体２６の前記開口３１を覆い、側板
３８が図４に示す箱体２６の手前の側板３３ｂに重なる
ように折曲形成され、上板３７の四隅と側板３８の両下
隅に箱体取付用のねじ孔３９、３９・・が形成されてい
る。
有し、上板３７が箱体２６の前記開口３１を覆い、側板
３８が図４に示す箱体２６の手前の側板３３ｂに重なる
ように折曲形成され、上板３７の四隅と側板３８の両下
隅に箱体取付用のねじ孔３９、３９・・が形成されてい
る。
【００２４】箱体２６には、開口３１を臨む図４の上縁
の四隅にねじ孔４３、４３・・を有する取付座４４、４
４・・が形成され、手前の側板下部２ヶ所にもねじ孔４
５、４５が形成されており、これらのねじ孔４３、４３
・・、４５、４５と前記電装箱蓋２７のねじ孔３９、３
９・・とが合わされて取付ねじにて、箱体２６に固定さ
れる。
の四隅にねじ孔４３、４３・・を有する取付座４４、４
４・・が形成され、手前の側板下部２ヶ所にもねじ孔４
５、４５が形成されており、これらのねじ孔４３、４３
・・、４５、４５と前記電装箱蓋２７のねじ孔３９、３
９・・とが合わされて取付ねじにて、箱体２６に固定さ
れる。
【００２５】上述のように構成された電装箱８は、一端
を支持金具４６に支持し、対向する他端をねじ止めにて
ユニット本体５に取り付けるようになっている。
を支持金具４６に支持し、対向する他端をねじ止めにて
ユニット本体５に取り付けるようになっている。
【００２６】前記支持金具４６は、細長い板材の長辺が
直交するＬ形をし、一方の板部４７ａにユニット本体５
の取付用ねじ孔５１、５１、他方の板部４７ｂに電装箱
８の支持ピン３５、３５を挿入して支持する挿入孔５
２、５２が形成されている。そして、支持金具４６はユ
ニット本体５の側板１２ａ、天板１３、底板１４のいず
れかの外装板に着脱自在に取り付けることができる。
直交するＬ形をし、一方の板部４７ａにユニット本体５
の取付用ねじ孔５１、５１、他方の板部４７ｂに電装箱
８の支持ピン３５、３５を挿入して支持する挿入孔５
２、５２が形成されている。そして、支持金具４６はユ
ニット本体５の側板１２ａ、天板１３、底板１４のいず
れかの外装板に着脱自在に取り付けることができる。
【００２７】本実施形態における空気調和機１の電装箱
８は、ユニット本体５の吹出ダクト７及び吸込ダクト６
が配設されていない側板１２ａ、天板１３、及び底板１
４の３ヶ所に取り付けられるようになっており、これら
の側板１２ａ、天板１３、底板１４等の外装板に、それ
ぞれ箱取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕを備えている。そ
して、電装箱８を箱取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕに取
り付けるときには、図４の矢印に示すように、挿入孔５
２、５２に支持ピン３５、３５を挿入し、取付脚３６、
３６のねじ孔を外装板（側板１２ａ、天板１３、底板１
４）のねじ孔（図示せず）に取付ねじにて締め付けるこ
とによって、取り付けることができる。このとき、電装
箱８は、その背面がユニット本体５の外装板から隙間を
開けて取り付けられ、この隙間に内部配線２８が配設さ
れる。なお、内部配線２８は、電装箱８がそれぞれの箱
取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕに付け換えられても十分
に長い長さを有している。
８は、ユニット本体５の吹出ダクト７及び吸込ダクト６
が配設されていない側板１２ａ、天板１３、及び底板１
４の３ヶ所に取り付けられるようになっており、これら
の側板１２ａ、天板１３、底板１４等の外装板に、それ
ぞれ箱取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕを備えている。そ
して、電装箱８を箱取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕに取
り付けるときには、図４の矢印に示すように、挿入孔５
２、５２に支持ピン３５、３５を挿入し、取付脚３６、
３６のねじ孔を外装板（側板１２ａ、天板１３、底板１
４）のねじ孔（図示せず）に取付ねじにて締め付けるこ
とによって、取り付けることができる。このとき、電装
箱８は、その背面がユニット本体５の外装板から隙間を
開けて取り付けられ、この隙間に内部配線２８が配設さ
れる。なお、内部配線２８は、電装箱８がそれぞれの箱
取付部５３ｓ、５３ｔ、５３ｕに付け換えられても十分
に長い長さを有している。
【００２８】通常、工場からの出荷時には、電装箱８
は、側板１２ａに取り付けられており、天板１３あるい
は底板１４に付け換える場合には、支持金具４６を付け
換えることにより電装箱８を付け換えることができる。
は、側板１２ａに取り付けられており、天板１３あるい
は底板１４に付け換える場合には、支持金具４６を付け
換えることにより電装箱８を付け換えることができる。
【００２９】設置現場において、空気調和機１を設置す
る際、電装箱８のメンテナンススペースがなく、かつ、
天井裏高さが十分に高い場合には、電装箱８を天板１３
の箱取付部５３ｔに付け換えることにより空気調和機１
の設置ができる（この場合、工場出荷時に電装箱８が取
り付けられた側板１２ａに対向する側板１２ｃの下方に
点検口５４を設ける）。
る際、電装箱８のメンテナンススペースがなく、かつ、
天井裏高さが十分に高い場合には、電装箱８を天板１３
の箱取付部５３ｔに付け換えることにより空気調和機１
の設置ができる（この場合、工場出荷時に電装箱８が取
り付けられた側板１２ａに対向する側板１２ｃの下方に
点検口５４を設ける）。
【００３０】さらに、天井板３を設けずに、空気調和機
１を露出した状態（下方から見える状態）で設置すると
きには、内部配線２８がユニット本体５の外側に露出す
るが、この露出した内部配線２８は、配線カバー５５を
取り付けることによって、覆い隠すことができる。
１を露出した状態（下方から見える状態）で設置すると
きには、内部配線２８がユニット本体５の外側に露出す
るが、この露出した内部配線２８は、配線カバー５５を
取り付けることによって、覆い隠すことができる。
【００３１】この配線カバー５５は、図５に示すよう
に、一方に開口し、この開口に隣接する一側板５６が延
出した箱形をしている。この延出した側板５６にはユニ
ット本体５に固定するためのカバー取付孔５７、５７が
形成され、かつ、側板５６の中央部がコ字状に外側に突
出している。この配線カバー５５は内部配線２８の上か
ら被せてユニット本体５の側板１２ａ及び天板１３に当
接させ、カバー取付孔５７を電装箱８の取付脚３６の孔
に合わせ、取付ねじにて締め付けることによりユニット
本体５に取り付けることができる。これにより、ユニッ
ト本体５の外側に露出する内部配線２８を隠くすことが
できる。
に、一方に開口し、この開口に隣接する一側板５６が延
出した箱形をしている。この延出した側板５６にはユニ
ット本体５に固定するためのカバー取付孔５７、５７が
形成され、かつ、側板５６の中央部がコ字状に外側に突
出している。この配線カバー５５は内部配線２８の上か
ら被せてユニット本体５の側板１２ａ及び天板１３に当
接させ、カバー取付孔５７を電装箱８の取付脚３６の孔
に合わせ、取付ねじにて締め付けることによりユニット
本体５に取り付けることができる。これにより、ユニッ
ト本体５の外側に露出する内部配線２８を隠くすことが
できる。
【００３２】また、設置現場において、電装箱８のメン
テナンススペースがなく、かつ、天井裏４の高さが低い
場合には、電装箱８を底板１４の箱取付部５３ｕに付け
換えることにより空気調和機１を設置することができる
（この場合、電装箱８の下方に点検口５４を設ける）。
テナンススペースがなく、かつ、天井裏４の高さが低い
場合には、電装箱８を底板１４の箱取付部５３ｕに付け
換えることにより空気調和機１を設置することができる
（この場合、電装箱８の下方に点検口５４を設ける）。
【００３３】さらに、天井板３を設けずに、天井埋込型
空気調和機１を露出した状態で設置するときには、内部
配線２８がユニット本体５の外側に露出するので、前記
配線カバー５５の上下を反転して取り付けることによっ
て、露出した内部配線２８を覆い隠すことができる。
空気調和機１を露出した状態で設置するときには、内部
配線２８がユニット本体５の外側に露出するので、前記
配線カバー５５の上下を反転して取り付けることによっ
て、露出した内部配線２８を覆い隠すことができる。
【００３４】以上説明したように、本実施形態の空気調
和機１は、電装箱８をユニット本体５の側板、天板１
３、及び底板１４のいずれにも取付できるので、次の効
果を奏する。
和機１は、電装箱８をユニット本体５の側板、天板１
３、及び底板１４のいずれにも取付できるので、次の効
果を奏する。
【００３５】空気調和機１の天井裏４の設置場所にメン
テナンススペースがない場合には、電装箱８を天板１３
または底板１４の位置に移動することにより、空気調和
機１の設置スペースが確保できるので、より多くの設置
場所を選定することができる。
テナンススペースがない場合には、電装箱８を天板１３
または底板１４の位置に移動することにより、空気調和
機１の設置スペースが確保できるので、より多くの設置
場所を選定することができる。
【００３６】また、空気調和機１の天井裏設置場所にメ
ンテナンススペースがなく、かつ、天井裏４の高さが高
い場合には、電装箱８を天板１３の位置に移動すること
により、ユニット本体５の上方から電装箱８を点検・修
理することができ、メンテナンススペースを確保でき
る。さらに、天井板３を設けない露出設置するときに
は、露出した内部配線２８を覆う配線カバー５５を取り
付けることにより、下から見た時の空気調和機１の外観
性が良くなり、室内の美観を損なわないようにすること
ができる。
ンテナンススペースがなく、かつ、天井裏４の高さが高
い場合には、電装箱８を天板１３の位置に移動すること
により、ユニット本体５の上方から電装箱８を点検・修
理することができ、メンテナンススペースを確保でき
る。さらに、天井板３を設けない露出設置するときに
は、露出した内部配線２８を覆う配線カバー５５を取り
付けることにより、下から見た時の空気調和機１の外観
性が良くなり、室内の美観を損なわないようにすること
ができる。
【００３７】また、空気調和機１の天井裏４の設置場所
にメンテナンススペースがなく、かつ、天井裏４の高さ
が低い場合には、電装箱８を底板１４の位置に移動する
ことにより、ユニット本体５の下方から電装箱８を点検
・修理することができ、メンテナンススペースを確保で
き、さらに、天井板３を設けない露出設置するときに
は、露出した内部配線２８を覆う配線カバー５５を取り
付けることにより、内部配線２８が隠れ、室内の美観を
損なわないようにすることができる。
にメンテナンススペースがなく、かつ、天井裏４の高さ
が低い場合には、電装箱８を底板１４の位置に移動する
ことにより、ユニット本体５の下方から電装箱８を点検
・修理することができ、メンテナンススペースを確保で
き、さらに、天井板３を設けない露出設置するときに
は、露出した内部配線２８を覆う配線カバー５５を取り
付けることにより、内部配線２８が隠れ、室内の美観を
損なわないようにすることができる。
【００３８】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【００３９】本実施形態において、工場出荷時に電装箱
８は、ユニット本体５の側板１２ａの箱取付部５３ｓに
取り付けられているが、この電装箱８は、工場出荷時に
天板１３あるいは底板１４の箱取付部５３ｔ、５３ｕに
取り付けておいても良く、据付現場での必要に応じて、
工場出荷時の電装箱８の取付仕様を変更しても良い。
８は、ユニット本体５の側板１２ａの箱取付部５３ｓに
取り付けられているが、この電装箱８は、工場出荷時に
天板１３あるいは底板１４の箱取付部５３ｔ、５３ｕに
取り付けておいても良く、据付現場での必要に応じて、
工場出荷時の電装箱８の取付仕様を変更しても良い。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の天井埋込
型空気調和機は、建屋の天井裏に設置され、ユニット本
体に吸込ダクト及び吹出ダクトが延設されるとともに、
電装箱が設けられ、この電装箱がユニット本体の側板、
天板及び底板のいずれの外装面にも取り付けることがで
きるので、電装箱のメンテナンススペースがない場合で
も、天井裏の高さ寸法に余裕があれば、天井埋込型空気
調和機を据え付けることができ、設置場所の選定を容易
にすることができる。
型空気調和機は、建屋の天井裏に設置され、ユニット本
体に吸込ダクト及び吹出ダクトが延設されるとともに、
電装箱が設けられ、この電装箱がユニット本体の側板、
天板及び底板のいずれの外装面にも取り付けることがで
きるので、電装箱のメンテナンススペースがない場合で
も、天井裏の高さ寸法に余裕があれば、天井埋込型空気
調和機を据え付けることができ、設置場所の選定を容易
にすることができる。
【００４１】また、天井材（天井板）を設けない露出設
置する場合、電装箱をユニット本体の天板に移動するこ
とにより、下からの外観性が良くなり、室内の美観を良
くすることができる。
置する場合、電装箱をユニット本体の天板に移動するこ
とにより、下からの外観性が良くなり、室内の美観を良
くすることができる。
【図１】本発明の一実施形態における天井埋込型空気調
和機の電装箱を天面に取り付けた状態を示す正面図であ
る。
和機の電装箱を天面に取り付けた状態を示す正面図であ
る。
【図２】図１の平面図である。
【図３】図１の右側面図である。
【図４】図1の電装箱の斜視図である。
【図５】図1の配線カバーの斜視図である。
【図６】図１の天井埋込型空気調和機の電装箱を底面に
取り付けた状態を示す正面図である。
取り付けた状態を示す正面図である。
【図７】従来の天井埋込型空気調和機を示す正面図であ
る。
る。
【図８】図７の右側面図である。
１ 空気調和機
４ 天井裏
５ ユニット本体
６ 吸込ダクト
７ 吹出ダクト
８ 電装箱
１２ａ 側板
１３ 天板
１４ 底板
２６ 箱体
２７ 電装箱蓋
２８ 内部配線（電気配線）
３２ 背面板
５３ｓ、５３ｔ、５３ｕ 箱取付部
５５ 配線カバー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 仲島 正和
栃木県足利市大月町１番地 三洋電機空調
株式会社内
Ｆターム(参考） 3L051 BG06 BJ03 BJ10
Claims (6)
- 【請求項１】 建屋の天井裏に設置され、熱交換器及び
ファンを収容したユニット本体に吸込ダクト及び吹出ダ
クトが延設されるとともに、電装箱が設けられる天井埋
込型空気調和機において、 前記電装箱は、前記ユニット本体の側板、天板及び底板
のいずれにも取付可能に構成されることを特徴とする天
井埋込型空気調和機。 - 【請求項２】 前記ユニット本体の側板、天板及び底板
にはそれぞれ前記電装箱が取り付けられる箱取付部が設
けられていることを特徴とする請求項１に記載の天井埋
込型空気調和機。 - 【請求項３】 前記ユニット本体の側面の箱取付部に配
線取入口を有し、この配線取入口から電装箱へつながる
電気配線を有し、この電気配線は、電装箱を前記箱取付
部のいずれに取り付けた場合でも届く長さに設定されて
いることを特徴とする請求項２に記載の天井埋込型空気
調和機。 - 【請求項４】 前記電装箱の背面板には配線取入口が設
けられ、この電装箱は背面板をユニット本体から離して
取り付けられることを特徴とする請求項２または３に記
載の天井埋込型空気調和機。 - 【請求項５】 前記電装箱を天板または底板の箱取付部
に取り付ける場合、ユニット本体と電装箱とをつなぐ電
気配線にこの電気配線を覆う配線カバーを取付可能に設
けることを特徴とする請求項３または４に記載の天井埋
込型空気調和機。 - 【請求項６】 前記ユニット本体の側板の箱取付部には
配線取入口が設けられ、電装箱を側板の箱取付部に取り
付ける場合、この電装箱の背面側に電気配線が配置され
ることを特徴とする請求項３または４に記載の天井埋込
型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001314631A JP2003120953A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001314631A JP2003120953A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 天井埋込型空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003120953A true JP2003120953A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19132910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001314631A Pending JP2003120953A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003120953A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007139283A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 着脱式空調機及び着脱式空調機システム |
| JP2008107037A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Max Co Ltd | 空調装置 |
| WO2013145014A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 三菱電機株式会社 | 室内機及びそれを備えた空気調和装置 |
| JP2020020559A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
| JP2020026897A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | ダイキン工業株式会社 | 通信装置及び空気調和装置 |
| JPWO2021171483A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 |
-
2001
- 2001-10-12 JP JP2001314631A patent/JP2003120953A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007139283A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 着脱式空調機及び着脱式空調機システム |
| JP2008107037A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Max Co Ltd | 空調装置 |
| WO2013145014A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | 三菱電機株式会社 | 室内機及びそれを備えた空気調和装置 |
| JPWO2013145014A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2015-08-03 | 三菱電機株式会社 | 室内機及びそれを備えた空気調和装置 |
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| JP7182393B2 (ja) | 2018-08-03 | 2022-12-02 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
| JP2020026897A (ja) * | 2018-08-09 | 2020-02-20 | ダイキン工業株式会社 | 通信装置及び空気調和装置 |
| JP7436771B2 (ja) | 2018-08-09 | 2024-02-22 | ダイキン工業株式会社 | 通信装置及び空気調和装置 |
| JPWO2021171483A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | ||
| WO2021171483A1 (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | 三菱電機株式会社 | 室内機および空気調和装置 |
| JP7317202B2 (ja) | 2020-02-27 | 2023-07-28 | 三菱電機株式会社 | 室内機および空気調和装置 |
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