JP2003118601A - 電動パワーステアリング装置のコラプス構造 - Google Patents

電動パワーステアリング装置のコラプス構造

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JP2003118601A JP2001317321A JP2001317321A JP2003118601A JP 2003118601 A JP2003118601 A JP 2003118601A JP 2001317321 A JP2001317321 A JP 2001317321A JP 2001317321 A JP2001317321 A JP 2001317321A JP 2003118601 A JP2003118601 A JP 2003118601A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コラプスストロークを十分確保出来る上に、
コラプス過程の途中でステアリングシャフト等が変形す
るおそれなく、二次衝撃を効率よく且つ確実に吸収する
ことが可能な、電動パワーステアリング装置のコラプス
構造を提供すること。 【解決手段】 ステアリングコラム10を車体側に支持
する、スライド機能を有するブラケット40を、ステア
リングコラム10のアッパーチューブ11とアルミハウ
ジング12との間に配置し、電動モータ20とコントロ
ーラ30を、ロアー側コラム12上に位置する、ブラケ
ット40のロアー側ブラケット41内において、並列状
態で且つステアリングコラム10の軸線に対して略直角
となるようにステアリングコラム10上に配置して、コ
ラプスストロークを確保しつつ、二次衝突時に応力集中
が生じるロアー側ブラケットを補強できるようにし、ま
たブラケット40自体にも二次衝突時の衝撃を吸収し緩
和するコラプス機能を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータとコン
トローラとを、直接、ステアリングコラムに装備した電
動パワーステアリング装置において、車両衝突時に運転
者がステアリングホイールに衝突する、いわゆる二次衝
突による衝撃を効果的に吸収することが出来る、電動パ
ワーステアリング装置のコラプス構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】電動モータとコントロ
ーラとを、直接、ステアリングコラムに装備(直付け)
した電動パワーステアリング装置にあっては、例えば、
電動モータが、ステアリングコラムの軸線に対して直角
で車両の幅方向に延びるように配置されている一方、コ
ントローラのハウジングが、ステアリングコラムの下方
にその軸線に沿うように配置されたものが知られいる。
【0003】ステアリング装置を車体に装備する際、ス
テアリング装置と周辺部品との間のクリアランスを確保
したり、二次衝突時の衝撃を緩和するコラプスストロー
クを確保したりする必要があるため、電動モータとコン
トローラとをステアリングコラムに直付けする場合に
は、これら電動モータとコントローラとを、ステアリン
グコラムを車体に装備して固定するためのブラケットの
うち、ステアリングホイールから離れたロアー側ブラケ
ットの近傍に配置する必要がある。
【0004】しかし、このように配置する場合には、電
動モータがステアリングコラムから車体の幅方向に突出
するため、電動モータ及びコントローラとロアー側ブラ
ケットとが互いに干渉し合わないようにするように、ロ
アー側ブラケットを電動モータとコントローラから避け
るように設計する必要がある。しかし、この設計ではロ
アー側ブラケットの形状が複雑になる問題があり、結
局、コラプスストロークを十分に確保することが難しい
問題があった。
【0005】また、上述した電動パワーステアリング装
置のコラプス構造では、例えば、二次衝突時、アッパー
側での固定点におけるカプセル部が離脱して、ステアリ
ングホイールを介して入力される衝撃荷重(ステアリン
グシャフトの軸方向に作用する荷重)をステアリングシ
ャフトで受け止め、ステアリングシャフト又はステアリ
ングコラムのアッパー側コラム(ジャケットチューブ)
をロアー側ブラケットに向けて移動させることにより
(例えば、ステアリングシャフトの全長を縮めと共にア
ッパー側コラムの全長を縮めて、ステアリングシャフ
ト、アッパー側コラムをロアー側コラムに近づくように
移動させることにより)、衝撃を吸収するように構成し
たものが知られている。換言すれば、二次衝突によって
生じた衝撃をステアリングシャフト又はジャケットチュ
ーブで支えるようなコラプス構造に構成したものが知ら
れている。
【0006】しかし、仮に、二次衝突時の衝撃を十分に
吸収するようにコラプスストロークを長くとることが出
来る場合であっても、二次衝突によって生じた衝撃はそ
の全てがステアリングシャフト(ステアリングコラム)
の軸方向にのみ作用するわけではなく、ロアー側ブラケ
ットを支点としてステアリングシャフトを回転させるよ
うに作用する場合もあり、このためステアリングシャフ
ト又はジャケットチューブのみで衝撃を吸収する、上述
したコラプス構造では、衝撃を吸収する過程でステアリ
ングシャフト又はジャケットチューブが変形するおそれ
があり、このためステアリングシャフト、アッパー側コ
ラム(ジャケットチューブ)が途中でロアー側ブラケッ
トに向けて移動しなくなり、運転者の安全を確保するの
に必要な衝撃吸収効果を発揮する事が出来なくなる問題
があった。すなわち、コラプスストロークにおいて荷重
変動が発生し、スムーズさに欠ける問題もあった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、コラプスストロークを十分確保することが出来る上
に、コラプス過程の途中でステアリングシャフト等が変
形するおそれがなく、効率よく且つ確実に二次衝撃を吸
収することが可能な、電動パワーステアリング装置のコ
ラプス構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の電動パワーステアリング装置のコラプス構造は、ス
テアリングコラムに電動モータとコントローラとを装備
し、該ステアリングコラムにより回転可能に支持される
ステアリングシャフト又はステアリングコラムにコラプ
ス機能を持たせた電動パワーステアリング装置のコラプ
ス構造において、前記ステアリングコラムを車体側に支
持するブラケット内において、並列状態で且つ前記ステ
アリングコラムの軸線に対して略直角となるように前記
電動モータとコントローラを前記ステアリングコラム上
に配置し、前記ブラケットは、スライド機能を有し、前
記ステアリングコラム又は前記ステアリングシャフトの
コラプス過程を案内するように前記ステアリングコラム
に装備されてなることを特徴とする。
【0009】すなわち、スライド機能を有するブラケッ
トを、ステアリングコラム又はステアリングシャフトの
コラプス過程を案内するように、ステアリングコラムに
装備して、コラプス過程の途中でステアリングシャフト
等が変形するおそれがなく、効率よく且つ確実に二次衝
撃を吸収出来るようにしてある。
【0010】更に、電動モータとコントローラを、ブラ
ケット内において、並列状態で且つステアリングコラム
の軸線に対して略直角となるようにステアリングコラム
上に配置して、電動モータ、コントローラの支持剛性を
高める一方、コラプスストロークを確保することが出来
るようにしてある。
【0011】また、ブラケットを、ステアリングコラム
のステアリングホイール側に位置するアッパー側コラム
(可動側)と電動モータの減速機構を収容するロアー側
コラム(固定側)との間に配置する場合には、ステアリ
ングコラム又はステアリングシャフトのコラプス過程を
案内する他に、コラプスストロークを確保し、ブラケッ
ト自体にコラプス機能を持たせることが出来る。
【0012】また、電動モータとコントローラを、ロア
ー側コラムに位置する、ブラケットのロアー側ブラケッ
ト内において、並列状態で且つステアリングコラムの軸
線に対して略直角となるようにステアリングコラム上に
配置する場合には、電動モータ、コントローラの支持剛
性を高め、またコラプスストロークを確保することが出
来る上に、二次衝突時に応力が集中する、ロアー側ブラ
ケットの応力集中部位を補強することが出来る。
【0013】ブラケットは、例えば、ロアー側ブラケッ
トと、該ロアー側ブラケットに一体に形成されるアッパ
ー側ブラケットと、アッパー側コラムに固定される第1
スライド部材と、該第1スライド部材とスライド可能に
連結されて、ロアー側コラムに固定される第2スライド
部材とから構成することが出来る。
【0014】また、第1スライド部材と第2スライド部
材のいずれか一方に、ステアリングコラムの軸線方向に
延びるスリットを形成し、他方に、該スリットに摺動自
在に係合するスライドピンを固定することが出来る。
【0015】また、スライドピンを、アッパー側コラム
に固定される第1スライド部材に設け、スリットを、ロ
アー側コラムに固定される第2スライド部材に設けるこ
とが出来る。
【0016】また、ロアー側ブラケットにステアリング
コラムのチルト回転軸を設け、スライドピンをチルト回
転軸の近傍又はチルト回転軸と干渉しないようにチルト
回転軸のほぼ真上或いは真下位置に設けることが出来
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例について添
付図面を参照して説明する。図1は本発明の支持構造の
一実施例を示すもので、同実施例のコラプス構造を採用
した電動パワーステアリング装置全体の斜視図、図2は
同側面図、図3は同平面図、図4は図1の電動パワース
テアリングの一部を省略し、ロアー側から見下ろした状
態の斜視図、図5は電動パワーステアリングをアッパー
側から見上げた状態の斜視図、図6は図1の電動パワー
ステアリングのダッシュボードへの固定状態を説明する
斜視図、図7は二次衝突によりコラプスした状態の図1
の電動パワーステアリング装置の斜視図である。
【0018】本実施例のコラプスによれば、ステアリン
グコラム10のアッパー側コラムであるアッパーチュー
ブ11と、ロアー側コラムであるアルミニウムハウジン
グ12との間に、スライド機能を有するブラケット40
を配置している。また、アルミニウムハウジング12上
に、電動モータ20とコントローラ30を並列状態で且
つステアリングコラム10の軸線に対して直角で車両上
方に向くように搭載している。さらに、これら電動モー
タ20とコントローラ30が、ブラケット40のアルミ
ニウムハウジング12上のロアー側ブラケット41の左
右側壁410、411間に挟まれるようにしている。電
動モータ20の軸線と、コントローラ30の長さ方向に
延びる軸線は、ステアリングコラム10の軸線を含む平
面に対し垂直となる。
【0019】すなわち、本実施例のコラプス構造では、
スライド機構45(第1スライド部材43、第2スライ
ド部材)を有するブラケット40を、アッパー側チュー
ブ11(可動側)とアルミニウムハウジング12(固定
側)との間に配置することにより、ステアリングコラム
10やステアリングシャフト15のコラプス過程を案内
する他に、コラプスストロークを確保し、ブラケット4
0自体にも二次衝突により生じた衝撃を吸収する機能
(コラプス機能)を持たせる一方、電動モータ20とコ
ントローラ30とを、ロアー側ブラケット41内で、並
列状態で且つ前記ステアリングコラムの軸線に対して略
直角となるように前記ステアリングコラム10上に配置
することにより、二次衝突時に応力が集中する、ロアー
側ブラケット41の応力集中部位を補強出来るように構
成している。
【0020】したがって、二次衝突時の衝撃をステアリ
ングコラム10や該ステアリングコラム10に回転自在
に支持されるステアリングシャフト15だけでなく、ブ
ラケット40も吸収するので、コラプス過程でのステア
リングコラム10やステアリングシャフト15の変形を
防止して、理想的な衝撃吸収を行うことが出来る。
【0021】また、電動モータ20、コントローラ30
がステアリングコラム10から車両の幅方向(水平方
向)に突出せず、ロアー側ブラケット41と電動モータ
20、コントローラ30との間の干渉(衝突)を留意す
る必要はなく、このためロアー側ブラケット41の設計
が簡単となり、これによりコラプスストロークを確保し
つつ、ロアー側ブラケット41の応力集中部位を補強す
ることが出来る。
【0022】また、ロアー側ブラケット41の左右側壁
410、411間のスパンを最少にすることができ、ロ
アー側ブラケット41の支持剛性を高める上で有利であ
る。さらに、電動モータ20,コントローラ30等がス
テアリングコラム10から車体の幅方向に突出しないこ
とから、周辺部品との間のクリアランスを取る上で有利
となり、衝突時の乗員保護性能を向上させることが出来
る。
【0023】さらにまた、電動モータ20とコントロー
ラ30を並列状態で且つステアリングコラム10の軸線
に対して略直角で車両上方に向くように、ステアリング
コラム10に搭載してあるので、ステアリングコラム1
0の左右の重量バランスがとれ、ステアリングコラム1
0の車両への組み付ける工程における仮保持に際し、ス
テアリングコラム10を組み付け状態に近い姿勢で仮保
持することができるため、組み付け作業性が向上する。
【0024】ステアリングコラム10は、ステアリング
ホイール(図示せず)側に位置するアッパー側コラムで
あるアッパーチューブ11と上述したアルミニウムハウ
ジング12からなり、衝突時の衝撃によりアッパーチュ
ーブ11がアルミニウムハウジング12側に移動するこ
とにより収縮自在となるコラプス構造となっている。
【0025】ステアリングコラム10内に、上述したス
テアリングシャフト15が、挿通自在で且つ回転自在に
支持される。このステアリングシャフト15は、アッパ
ーチューブ11から突出したその一端にステアリングホ
イール(図示せず)が固定され、アルミニウムハウジン
グ12から突出したその他端が自在継手16を介して伝
動軸17に連結される。ステアリングシャフト15は、
図示しないが、インナーシャフトとアウターシャフトと
からなり、衝突時の衝撃により両シャフトの結合部を破
壊し、ステアリングホイールとアルミニウムハウジング
12との間の部分で長さが収縮するコラプス構造を有す
る。
【0026】アルミニウムハウジング12は、円筒状
で、その内部には図示しないが軸受機構が内蔵されてい
て、ステアリングシャフト15を回転可能に支持する
が、軸方向の移動を防止している。また、アルミニウム
ハウジング12内部には、図示しないが、減速機構が内
蔵されていて、電動モータ20の回転駆動力を減速して
ステアリングシャフト15に伝達する。さらに、アルミ
ニウムハウジング12内部には、図示しないが、ステア
リングホイールからステアリングシャフト15に加えら
れるトルクを検出するセンサが装備される。このトルク
センサからの信号と電動パワーステアリング装置のシス
テム内部信号とに基づいて電動モータ20の出力制御を
行う。
【0027】ステアリングコラム10は、ブラケット4
0を介して、ステアリングホイールを取り付けた一端側
が上方で、伝動軸17に連結される他端側が下方になる
ように傾斜した状態で車体(ダッシュボード)50(図
6参照)に取り付けられる。このブラケット40は、上
述したロアー側ブラケット41と、アッパーチューブ1
1上に位置し、該ロアー側ブラケット41と一体のアッ
パー側ブラケット42と、二次衝突時の衝撃緩和をスム
ーズに行わせるための、上述した第1スライド部材43
と第2スライド部材44からなるスライド機構45とを
有する。
【0028】ロアー側ブラケット41は、上述した左右
側壁410、411を有し、アッパー側ブラケット42
と一体に構成され(左右側壁410、411はアッパー
側ブラケット42を介して互いに連結された関係に構成
され)、また第2スライド部材44と連結されている。
また、第2スライド部材44を介してアルミニウムハウ
ジング12に連結されている。さらに、ロアー側ブラケ
ット41は、それ自体にフランジ412やビード413
を適宜形成することにより、断面係数が大きくなるよう
にしてある。したがって、重量物である電動モータ20
と、コントローラ30を支えるのに十分な支持剛性を有
する。
【0029】左右側壁410、411の下端寄り位置に
は、チルト回転軸60がそれぞれ設けられ、これらチル
ト回転軸60を介してステアリングコラム10が車体
(ダッシュボード)50に対しチルト角(ハンドル角)
の調整が行えるように取り付けられる。なお、図2及び
図5に示すように、アッパー側ブラケット42のステア
リングホイール(図示せず)側の前端下方位置には、チ
ルト回転軸60を中心としたステアリングコラム10の
自由な揺動を阻止するロック機構65が設けられてい
る。このロック機構65のロックレバー65aを一方向
(図2の一点鎖線参照)に操作してロック機構65を解
除すると、ステアリングコラム10がチルト回転軸60
を支点として揺動可能な状態となり、所定のチルト角に
設定した後、ロックレバー65aを元の位置(図2の実
線参照)に戻るように他方向に操作してロック機構65
を働かせると、ステアリングコラム10のチルト回転軸
60を支点とする揺動をロックすることが出来る。
【0030】左右側壁410、411の上端には、外側
にほぼ水平に延びる取付片414、415が設けられ、
これら取付片414、415には、一端で開口したU字
状の溝414a、415aが設けられている。これら溝
414a、415aには、図6に示すように、車体50
のクロス部材51に固定した2つのスタッドボルト52
を貫通させ、溝414a、415aを貫通したスタッド
ボルト52の端部にナット53を螺合することにより、
ロアー側ブラケット41がクロス部材51(車体50)
に取り付けられる。
【0031】アッパー側ブラケット42の前端(ステア
リングホイール側)には、2つの起立片421が、その
幅方向に適宜間隔をあけて設けられている。また、アッ
パー側ブラケット42の前端側には、2つの貫通孔42
2が、その幅方向に適宜間隔をあけて設けられている。
また、これら貫通孔422が設けられた位置のアッパー
側ブラケット42の裏面には、取付溝423aを有する
2つの取付片423(図3及び図6参照)が設けられて
いる。起立片421に設けた孔421aに、図6に示す
ように、車体50のクロス部材51に固定した2つのス
タッドボルト54の基台先端54aをそれぞれ係合し、
また貫通孔422及び取付溝423aにスタッドボルト
54を貫通させ、取付溝423aを貫通したスタッドボ
ルト54の端部にナット55を螺合することにより、ア
ッパー側ブラケット42がクロス部材51(車体50)
に取り付けられる。
【0032】ステアリングコラム10には、上側コラム
カバーと下側コラムカバーからなる樹脂製コラムカバー
(図示せず)が装着されるが、この樹脂製コラムカバー
を装着する際、該コラムカバーを仮保持状態にするた
め、図5、図6に示すように、第1スライド部材43に
コラムカバー仮保持機構が設けられている。すなわち、
第1スライド部材43に平坦部431が設けられ、また
該平坦部431に一対の仮保持孔431aが設けられて
いて、平坦部431に、コラムカバー仮保持台70(図
6参照)に設けた当て片72が当接し、また一対の仮保
持孔431aに、コラムカバー仮保持台70に設けた一
対の仮保持フック71が係脱自在に係合するようにして
ある。
【0033】なお、ブラケット40を介してステアリン
グコラム10を車体に組み付ける際に、上述した如く、
左右側壁410、411はアッパー側ブラケット42を
介して互いに連結された関係となっているため、チルト
回転軸60を中心として左右側壁410、411が相対
移動(相対回転)することがなく、また左右側壁41
0、411のチルト回転軸60を中心とした回転を一時
的に阻止する回転止めを取り付ける必要がなく、組み付
け作業がスムーズに行われる。
【0034】二次衝突時の衝撃緩和をスムーズに行わせ
る、上述したスライド機構45は、アッパー側チューブ
11とロアー側ブラケット41(ロアー側コラムである
アルミニウムハウジング12)との間に設けられる。こ
のスライド機構45を構成する一方の部材である、第1
スライド部材43は、アッパーチューブ11側におい
て、該アッパーチューブ11及びステアリングシャフト
15の左右両側部を囲むように(アッパーチューブ11
及びステアリングシャフト15を跨ぐように)装備さ
れ、その一端部がアッパー側チューブ11に例えば溶接
によって固定され、その他端左右両側部にスライドピン
432がそれぞれ取り付けられている。
【0035】また、スライド機構45を構成する他方の
部材である、第2スライド部材44は、アルミニウムハ
ウジング12を囲むようにしてロアー側ブラケット41
の左右側壁410、411に固定され、その左右両側面
の一端部から他端部にかけてスリット441がそれぞれ
ステアリングコラム10の軸線方向に延びるように形成
されている。このスリット441にスライドピン432
がスライド可能に係合する。スリット441の長さは、
ステアリングコラム10(ステアリングシャフト15)
のコラプスストロークと同じ長さに設定される。
【0036】スライドピン432は、スリット441の
終端、すなわちスライド限界位置までスライドしたと
き、チルト回転軸60のほぼ真下をスライドして通過
し、チルト回転軸60とは干渉しない。
【0037】第1スライド部材43と第2スライド部材
44は、第1スライド部材43が外側に、第2スライド
部材44が内側に位置するように配置され、通常の状態
にあるときには第1スライド部材43の他端部が第2ス
ライド部材44の一端部に重なっている。
【0038】なお、第2スライド部材44には、図4、
図5等に示すように、アルミニウムハウジング12を保
持し、固定するための環状部分442が一体に設けら
れ、この環状部分442内にアルミニウムハウジング1
2を挿入し、ボルト、ナット等の固定手段を介して固定
している。ロアー側ブラケット41の左右側壁410、
411は、直接ではなく、環状部分442を介してアル
ミニウムハウジング12に固定される。
【0039】二次衝突時の衝撃がステアリングホイール
からステアリングシャフト15に加わると、該衝撃がス
テアリングシャフト15からステアリングコラム10に
伝わり、ステアリングシャフト15が縮み、またステア
リングコラム10のアッパー側チューブ11がアルミニ
ウムハウジング12側に接近するように移動してステア
リングコラム10が縮み、衝撃がステアリングコラム1
0からスライド機構45に伝わる。これにより、第1ス
ライド部材43がスライドピン432とスリット441
に案内されながら第2スライド部材44上をスライドす
る。すなわち、二次衝突時の衝撃は、ステアリングシャ
フト15、ステアリングコラム10及びスライド機構4
5によって吸収されて緩和される。
【0040】ステアリングホイールを介して伝えられる
二次衝突時の衝撃によって、ステアリングシャフト1
5、ステアリングコラム10には軸方向荷重のみでな
く、曲げモーメントも作用する。しかし、第1スライド
部材43が第2スライド部材44上をスライドする過程
でスライドピン432がチルト回転軸60側に移動して
接近し、チルト回転軸60の真下位置まで移動するの
で、ステアリングシャフト15、ステアリングコラム1
0に作用する曲げモーメントはチルト回転軸60を支点
としたチルト角を大きくする(上げる)方向に逃がすこ
とができ、このため曲げモーメントによるステアリング
シャフト15、ステアリングコラム10の変形を防止す
ることが出来る。
【0041】図7は、スライドピン432がスリット4
41のスライド限界位置まで移動したコラプス状態を示
している。同図によれば、ステアリングシャフト15、
ステアリングコラム10が縮み、第1スライド部材43
が第2スライド部材44上に重なっているが、ロアー側
ブラケット41、アッパー側ブラケット42は変形がな
く、またステアリングシャフト15、ステアリングコラ
ム10は縮むだけで、曲げ等の変形はない。スライドピ
ン432はチルト回転軸60の真下位置を通過して、ス
リット441のスライド限界位置まで移動する。
【0042】上記実施例では、第1スライド部材43に
スライドピン432を設け、第2スライド部材44にス
リット441を設けた場合を示したが、第1スライド部
材43にスリット441を設け、第2スライド部材44
にスライドピン432を設けるようにしてもよい。
【0043】また、スライドピン432をチルト回転軸
60の近傍又はチルト回転軸60と干渉しないようにチ
ルト回転軸60の略真上或いは略真下位置に設けるよう
にしてもよい。これにより、衝撃がステアリングホイー
ルからステアリングシャフト15、ステアリングコラム
10に加わる二次衝撃時に、ステアリングシャフト1
5、ステアリングコラム10を曲げようする力(曲げモ
ーメント)を、チルト回転軸60を支点としたチルト角
を大きくする(上げる)方向に逃がすことができる。
【0044】また、電動モータ20とコントローラ30
はロアー側41の左右側壁410、411間に挟まれて
いるが、両者の間に直接的な固定関係はなく、また、左
右側壁410、411とアルミニウムハウジング12と
の間にも両者の間の直接的な固定関係はない場合を示し
たが、これに限定されるものではなく、左右側壁41
0、411を電動モータ20やコントローラ30のハウ
ジングやアルミニウムハウジング12に直接固定するよ
うにしてもよく、これにより左右側壁410、411
(ロアー側ブラケット41)の支持剛性を高めることが
出来る。
【0045】また、第1スライド部材43にスリット4
41を設け、第2スライド部材44にスライドピン43
2を設けるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ライド機能を有するブラケットを、ステアリングコラム
又はステアリングシャフトのコラプス過程を案内するよ
うに、ステアリングコラムに装備してなるので、コラプ
ス過程の途中でステアリングシャフト等が変形するおそ
れがなく、効率よく且つ確実に二次衝撃を吸収すること
が出来る。また、電動モータとコントローラを、ブラケ
ット内において、並列状態で且つステアリングコラムの
軸線に対して略直角となるようにステアリングコラム上
に配置してなるので、電動モータ、コントローラの支持
剛性を高める一方、コラプスストロークを確保すること
が出来る。
【0047】ブラケットを、アッパー側チューブ(可動
側)とアルミニウムハウジング(固定側)との間に配置
する一方、電動モータとコントローラとを、ロアー側ブ
ラケット内で、並列状態で且つ前記ステアリングコラム
の軸線に対して略直角となるように前記ステアリングコ
ラム上に配置する場合には、コラプスストロークを確保
しつつ、ブラケット自体にも二次衝突により生じた衝撃
を吸収する機能(コラプス機能)を持たせることがで
き、また二次衝突時に応力が集中する、ロアー側ブラケ
ットの応力集中部位を補強することが出来る。
【0048】すなわち、コラプス過程の途中でステアリ
ングシャフト等が変形するおそれがなく、二次衝撃を効
率よく且つ確実に吸収することが可能であり、また電動
モータ等をステアリングコラムから車体の幅方向に殆ど
突出しないようにして、ロアー側ブラケットと電動モー
タ等との間の干渉(衝突)を無くし、ロアー側ブラケッ
トの設計を簡単にし、これによりコラプスストロークを
十分確保しつつ、ロアー側ブラケットの応力集中部位を
補強することが出来る。
【0049】また、ブラケットを、ロアー側ブラケット
と、該ロアー側ブラケットに一体に形成されるアッパー
側ブラケットと、アッパー側コラムに固定される第1ス
ライド部材と、該第1スライド部材とスライド可能に連
結されて、ロアー側コラムに固定される第2スライド部
材とから構成する場合には、ロアー側ブラケットとアッ
パー側ブラケットとが一体になっているので、これらロ
アー側ブラケットとアッパー側ブラケットにより電動モ
ータとコントローラを囲むことができ、電動モータ、コ
ントローラの支持剛性を高めることが出来る上に、ステ
アリングコラム又はステアリングシャフトのコラプス過
程において、これを確実に案内し、またコラプスストロ
ークを確保し、ブラケット自体に十分なコラプス機能を
持たせることが出来る。
【0050】また、第1スライド部材と第2スライド部
材のいずれか一方に、ステアリングコラムの軸線方向に
延びるスリットを形成し、他方に、該スリットに摺動自
在に係合するスライドピンを固定する場合には、スリッ
トとスライドピンとによってステアリングシャフト又は
ステアリングコラムのコラプス過程を案内しつつ、これ
を補助すると共に、ブラケット自体のコラプス機能を持
たせることが出来る。
【0051】また、スライドピンを、アッパー側コラム
に固定される第1スライド部材に設け、スリットを、ロ
アー側コラムに固定される第2スライド部材に設ける場
合には、コラプスの過程でスライドピンがチルト回転軸
に接近することになり、二次衝突によりステアリングホ
イールを介してステアリングシャフトに作用する衝撃荷
重のうち、ステアリングシャフト、ステアリングコラム
を回転させようとする力をコラプスの過程で逃がすこと
ができ、ステアリングシャフト、ステアリングコラムの
変形を防止することが出来る。
【0052】また、スライドピンをチルト回転軸の近傍
又はチルト回転軸と干渉しないようにチルト回転軸の略
真上或いは略真下位置に配置する場合には、チルト回転
軸を支点とした回転方向に逃がすことが出来る。
【0053】また、ロアー側ブラケットによって電動モ
ータとコントローラとを挟み込む場合には、ロアー側ブ
ラケットの左右側壁間の取付けスパンを最小にして支持
剛性を高めることが可能となる。
【0054】さらに、ステアリングコラムにはねじり力
が作用せず、該ステアリングコラムを支持するロアー側
ブラケットは垂直荷重を支持するだけでよく支持剛性を
高める上で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持構造の一実施例を示すもので、同
実施例の支持構造を採用した電動パワーステアリング装
置全体の斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】図1の電動パワーステアリングの一部を省略
し、ロアー側から見下ろした状態の斜視図である。
【図5】電動パワーステアリングをアッパー側から見上
げた状態の斜視図である。
【図6】図1の電動パワーステアリングのダッシュボー
ドへの固定状態を説明する斜視図である。
【図7】二次衝突によりコラプスした状態の図1の電動
パワーステアリング装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 ステアリングコラム 11
アッパー側チューブ 12 アルミニウムハウジング 20
電動モータ 30 コントローラ 40
ブラケット 41 ロアー側ブラケット 42
アッパー側ブラケット 410,411 左右側壁 43
第1スライド部材 44 第2スライド部材 432
スライドピン 441 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乗松 直樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 関口 尚之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 大森 正規 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 福山 雄一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 梅田 寛隆 愛知県小牧市中央5丁目69−1 Fターム(参考) 3D030 DD17 DD18 DD22 DD24 DE06 DE22 DE54 3D033 CA02 CA31

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラムに電動モータとコン
    トローラとを装備し、該ステアリングコラムにより回転
    可能に支持されるステアリングシャフト又はステアリン
    グコラムにコラプス機能を持たせた電動パワーステアリ
    ング装置のコラプス構造において、 前記ステアリングコラムを車体側に支持するブラケット
    内において、並列状態で且つ前記ステアリングコラムの
    軸線に対して略直角となるように前記電動モータとコン
    トローラを前記ステアリングコラム上に配置し、前記ブ
    ラケットは、スライド機能を有し、前記ステアリングコ
    ラム又は前記ステアリングシャフトのコラプス過程を案
    内するように前記ステアリングコラムに装備されてなる
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置のコラプ
    ス構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電動パワーステアリン
    グ装置のコラプス構造にして、 前記ブラケットは、前記ステアリングコラムのステアリ
    ングホイール側に位置するアッパー側コラムと前記電動
    モータの減速機構を収容するロアー側コラムとの間に、
    配置されることを特徴とする電動パワーステアリング装
    置のコラプス構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電動パワーステアリン
    グ装置のコラプス構造にして、 前記電動モータとコントローラを、前記ロアー側コラム
    に位置する、前記ブラケットのロアー側ブラケット内に
    おいて、並列状態で且つ前記ステアリングコラムの軸線
    に対して略直角となるように前記ステアリングコラム上
    に配置してなることを特徴とする、電動パワーステアリ
    ング装置のコラプス構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電動パワーステアリン
    グ装置のコラプス構造にして、 前記ブラケットは、前記ロアー側ブラケットと、該ロア
    ー側ブラケットと一体に形成されるアッパー側ブラケッ
    トと、前記アッパー側コラムに固定される第1スライド
    部材と、該第1スライド部材とスライド可能に連結さ
    れ、前記ロアー側コラムに固定される第2スライド部材
    とを具備してなることを特徴とする、電動パワーステア
    リング装置のコラプス構造
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電動パワーステアリン
    グ装置のコラプス構造にして、 前記第1スライド部材と前記第2スライド部材のいずれ
    か一方に、前記ステアリングコラムの軸線方向に延びる
    スリットを形成し、他方に、該スリットに摺動自在に係
    合するスライドピンを固定してなることを特徴とする電
    動パワーステアリング装置のコラプス構造。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電動パワーステアリン
    グ装置のコラプス構造にして、 前記スライドピンは、前記第1スライド部材に設けら
    れ、前記スリットは前記第2スライド部材に設けられる
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置のコラプ
    ス構造。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6の何れか一項に記載の電
    動パワーステアリング装置のコラプス構造にして、 前記ロアー側ブラケットに、前記ステアリングコラムの
    チルト回転軸が設けられ、該ロアー側ブラケットは、前
    記第2スライド部材を介して、前記ロアー側コラムに固
    定されることを特徴とする、電動パワーステアリング装
    置のコラプス構造。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電動パワーステアリン
    グ装置のコラプス構造にして、 前記スライドピンを、前記チルト回転軸の近傍又は該チ
    ルト回転軸と干渉しないように、チルト回転軸の略真上
    位置或いは略真下位置に配置することを特徴とする、電
    動パワーステアリング装置のコラプス構造。
  9. 【請求項9】 請求項3乃至8の何れか一項に記載の電
    動パワーステアリング装置のコラプス構造にして、 前記電動モータ及びコントローラは、前記ロアー側ブラ
    ケットの左右側壁間に配置されることを特徴とする、電
    動パワーステアリング装置のコラプス構造。
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