JP7006123B2 - 車両用ペダルの後退抑止構造 - Google Patents
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Description
(4)前記コラムサポートブラケットにおける前記フランジ及び前記デッキクロスメンバ間の板面に沿って固定された補強板を備えることが好ましい。
(6)前記ペダルブラケットの延設方向が、車両後方かつ上方に向かって傾斜した方向に設定されることが好ましい。
(7)前記フランジが、前記コラムサポートブラケットの前端部に設けられることが好ましい。
図1は、車両のコラムシャフト6周辺の構造を示す縦断面図である。コラムシャフト6は、ステアリング(ハンドル)に接続されたステアリングシャフト21を回動自在に支持する円筒状の部材である。コラムシャフト6の前方側は、ダッシュボードケース22に挿入される。ダッシュボードケース22の内部には、コラムシャフト6の近傍においてパワーステアリング用のモーターやセンサーなどが設けられる。また、コラムシャフト6の前端部は、ユニバーサルジョイント9を介してインターミディエイトシャフト7に接続される。
図5に示すように、車両前方からの外力によってダッシュパネル23が車両の後方へ移動すると、ダッシュパネル23に固定されたペダル1も後方へ移動する。このとき、ペダル1からコラムシャフト6に向かって延設されたペダルブラケット2が、コラムサポートブラケット3に向かって移動する。ペダルブラケット2は、コラムシャフト6の前端よりも上方でペダル1に固定されていることから、コラムサポートブラケット3のフランジ4に接触する。つまり、チルトヒンジピンを揺動中心C2(チルト軸)として支持されるコラムサポートブラケット3におけるサポート部14の前端部のフランジ4が、ペダルブラケット2を受けることとなる。また、図6に示すペダルブラケット2の形状から、右側部16よりも左側部15に先に接触する。そして、そのままダッシュパネル23などは車両の後方へ移動するものの、コラムサポートブラケット3のフランジ4とペダルブラケット2が当接する。これにより、当接点を基にペダル1がダッシュパネル23に対して相対的に前方に移動し、結果としてペダル踏面が押し込まれることとなる。
(6)上記の補強板5は、図4に示すように、デッキクロスメンバ8の周面のうち、コラムサポートブラケット3の半円筒部13で被覆されない面を被覆するように設けられる。このように、デッキクロスメンバ8をコラムサポートブラケット3と補強板5とで挟み込むことで、コラムシャフト6をしっかりと保持したままペダル1の後退を抑止することができ、乗員保護性能を向上させることができる。
上述の実施形態では、当接面11の形状が台形形状であるペダルブラケット2を例示したが、具体的な当接面11の形状はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、ペダル1の後退時に右側部16と接触するものと予想される部位に切り欠き部27を設けることで、ペダルブラケット2とフランジ4との接触順序を調節してもよい。少なくとも、ペダルブラケット2と左側部15とが先に接触し、その後にペダルブラケット2と右側部16とが接触するように当接面11の形状を設定することで、上述の実施形態と同様の作用効果を奏するものとなる。
2 ペダルブラケット
3 コラムサポートブラケット
4 フランジ
5 補強板
6 コラムシャフト
8 デッキクロスメンバ
11 当接面
12 支持面
13 半円筒部
15 左側部
16 右側部
17 接続部
Claims (7)
- 車両のコラムシャフトの前方かつ下方において、前記コラムシャフトの中心軸から車幅方向にオフセットした位置に配置され、前記車両に対して上端部を枢支されたペダルと、
前記ペダルに固定され、前記ペダルの前記コラムシャフトに対するオフセット方向とは逆方向へと延設されたペダルブラケットと、
前記車両のデッキクロスメンバに固定され、前記コラムシャフトを前記デッキクロスメンバに対して支持するコラムサポートブラケットと、
前記コラムサポートブラケットに配設され、前記ペダルブラケットに向かって前方に延設されたフランジとを備え、
前記ペダルブラケットが、正面視で前記コラムシャフトとオーバーラップし、側面視で前記コラムシャフトの前端における下端よりも上方に位置するよう前記ペダルに固定される
ことを特徴とする、車両用ペダルの後退抑止構造。 - 前記フランジが、前記中心軸の左側に位置する左側部と、前記中心軸の右側に位置する右側部と、前記左側部及び前記右側部を接続する接続部とを有し、
前記ペダルブラケットが、前記ペダルの後退時に、前記左側部及び前記右側部のうち前記ペダルに近接する一方に対して先に接触する形状に形成される
ことを特徴とする、請求項1記載の車両用ペダルの後退抑止構造。 - 前記ペダルブラケットが、前記左側部及び前記右側部のうち前記ペダルに近接する一方に対して直交する向きに配置されて前記ペダルの後退時に前記フランジに当接する当接面と、前記当接面に対して垂直な支持面とを有するL字断面形状に形成される
ことを特徴とする、請求項2記載の車両用ペダルの後退抑止構造。 - 前記コラムサポートブラケットにおける前記フランジ及び前記デッキクロスメンバ間の板面に沿って固定された補強板を備える
ことを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の車両用ペダルの後退抑止構造。 - 前記コラムサポートブラケットが、前記デッキクロスメンバの周面に沿って半円筒状に形成された半円筒部を有し、
前記補強板が、前記デッキクロスメンバの周面のうち前記半円筒部で被覆されない面を被覆する部分筒面部を有する
ことを特徴とする、請求項4記載の車両用ペダルの後退抑止構造。 - 前記ペダルブラケットの延設方向が、車両後方かつ上方に向かって傾斜した方向に設定される
ことを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の車両用ペダルの後退抑止構造。 - 前記フランジが、前記コラムサポートブラケットの前端部に設けられる
ことを特徴とする、請求項1~6のいずれか1項に記載の車両用ペダルの後退抑止構造。
Priority Applications (1)
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JP2017203470A JP7006123B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 車両用ペダルの後退抑止構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017203470A JP7006123B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 車両用ペダルの後退抑止構造 |
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JP2019077226A JP2019077226A (ja) | 2019-05-23 |
JP7006123B2 true JP7006123B2 (ja) | 2022-01-24 |
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Family Applications (1)
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JP2017203470A Active JP7006123B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 車両用ペダルの後退抑止構造 |
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JP (1) | JP7006123B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087230A (ja) | 2000-09-14 | 2002-03-27 | Mazda Motor Corp | 自動車のペダル支持装置 |
JP2004017698A (ja) | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Honda Motor Co Ltd | ペダル後退量抑制装置 |
JP2014154122A (ja) | 2013-02-14 | 2014-08-25 | Mazda Motor Corp | 車両のペダル支持構造 |
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- 2017-10-20 JP JP2017203470A patent/JP7006123B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2019077226A (ja) | 2019-05-23 |
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