JP2003110563A - 通信方法、通信システム及び出力機器 - Google Patents

通信方法、通信システム及び出力機器

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JP2003110563A JP2001297969A JP2001297969A JP2003110563A JP 2003110563 A JP2003110563 A JP 2003110563A JP 2001297969 A JP2001297969 A JP 2001297969A JP 2001297969 A JP2001297969 A JP 2001297969A JP 2003110563 A JP2003110563 A JP 2003110563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394方式などのネットワークで
ストリームデータを伝送する場合に、そのストリームデ
ータのフォーマットが途中で変化したとき、その変化点
の前後で処理が途切れないようにする。 【解決手段】 第1の機器から出力されるストリームデ
ータを、所定のネットワークを介して第2の機器で受信
させる場合に、第1の機器から出力されるストリームデ
ータが、第1のフォーマットのコンテンツAから第2の
フォーマットのコンテンツBに変わるとき、コンテンツ
Aの出力が終了してから、コンテンツBと同じフォーマ
ットの無効なデータを出力させ、その無効なデータの出
力中に、第1の機器が第2の機器の状態を調べて(ステ
ップS11〜S14)、第2のフォーマットのストリー
ムデータの入力準備ができたことを検出したとき、第2
のフォーマットのコンテンツBの出力を開始させるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、IEEE
(The Institute of Electrical and Electronics Engi
neers )1394方式のバスラインで接続された機器の
間で、オーディオデータなどのストリームデータの伝送
を行う場合に適用して好適な通信方法及び通信システ
ム、並びにこの通信システムに使用される出力機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394方式のシリアルデータ
バスを用いたネットワークで介して、相互に情報を伝送
することができるAV機器が開発されている。このバス
を介してデータ伝送を行う際には、比較的大容量のビデ
オデータ,オーディオデータなどをリアルタイム伝送す
る際に使用されるアイソクロナス転送モードと、静止画
像,テキストデータ,制御コマンドなどを確実に伝送す
る際に使用されるアシンクロナス転送モードとが用意さ
れ、それぞれのモード毎に専用の帯域が伝送に使用され
る。
【0003】図15は、このIEEE1394方式のバ
スを用いた接続例を示した図で、データを送出する機器
であるソース機器aと、そのソース機器aから送出され
るデータを受信する機器である入力機器(シンク機器)
bと、両機器a,b間のデータ伝送を制御するコントロ
ーラcとが、IEEE1394方式のバスdに接続され
ているとする。このとき、例えばコントローラcの制御
で、両機器a,b間でオーディオデータを伝送させるこ
とを考えた場合、コントローラcがバスd上のアイソク
ロナス転送用チャンネルを確保して、そのチャンネルで
伝送できるように両機器a,b間のコネクションを張っ
た上で、ソース機器aから入力機器bへの伝送を開始さ
せるようにしてある。なお、ソース機器aあるいは入力
機器bがコントローラを兼ねるようにしても良い。
【0004】このようにしてソース機器aと入力機器b
との間のデータ伝送を行う場合には、例えばAV機器な
どに適用されるAV/Cコマンド(AV/C Command Trans
action Set)と称される制御コマンドの伝送方式が適用
できる。AV/Cコマンドの詳細については、1394 Tra
de Associationで公開しているAV/C Digital Interface
Command Set General Specificationに記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ソース機器
から入力機器にオーディオデータなどのストリームデー
タを伝送させるとき、入力機器側では、そのとき伝送さ
れたストリームデータの種類に対応した処理が必要であ
る。従って、ストリームデータのフォーマットなどが伝
送途中で変化したときには、入力機器でそのことを検出
して、処理状態を変更させる切替え処理が必要になる。
【0006】図16は、バスラインを介してストリーム
データを伝送する途中で、データのフォーマットが変化
したときの一例を示した図である。例えば、ソース機器
aとして、ディスク再生装置とし、このディスク再生装
置で再生中のディスクには、コンテンツAとコンテンツ
Bのオーディオデータ(ストリームデータ)が記録され
ているとする。コンテンツAとコンテンツBとは、異な
るフォーマットのストリームデータとして出力されるオ
ーディオデータが記録されたコンテンツであるとする。
また、入力機器bは、入力したオーディオデータを出力
処理して、接続されたスピーカなどから出力させるアン
プ装置としての機能を備えているとする。このような構
成で、ソース機器aでディスクから再生したストリーム
データを、入力機器bにバスラインを介して伝送させた
とする。
【0007】このように伝送させて、タイミングtaで
コンテンツAの再生が終了して、コンテンツBの再生に
移ったとする。このとき、入力機器bでは、コンテンツ
Aを処理するための処理状態から、コンテンツBを処理
するための処理状態に、内部の回路などの設定を変える
必要があり、そのための準備が整ったタイミングtbか
ら、コンテンツBのオーディオがスピーカから出力され
るようになる。
【0008】従って、フォーマットの変化点であるタイ
ミングtaからタイミングtbまでの間は、コンテンツ
Bのオーディオが出力されないことになり、いわゆる頭
切れが発生してしまう問題がある。
【0009】このような問題は、レートコントロール
(フローコントロール)と称される処理をソース機器と
入力機器との間で実行しているとき、特に顕著に現れて
しまう。図17は、レートコントロールが行われる状態
を示した図である。このレートコントロールは、入力機
器b側でストリームデータを処理するレートに合わせ
て、ソース機器aからストリームデータを出力させるレ
ートを調整するフローコントロール処理である。この例
では、入力機器bに、伝送されたストリームデータを一
時蓄積させるバッファメモリmを備えて、そのメモリm
のデータ蓄積量がほぼ一定となるように、入力機器bか
らソース機器aに対して、レートコントロールデータを
送り、ソース機器aでは、そのレートコントロールデー
タに基づいて、出力レートをコントロールした上で、ス
トリームデータを入力機器bに送るようにしたものであ
る。
【0010】この場合、バッファメモリmは、入力デー
タのフォーマットが変わる際には、そのメモリに蓄積さ
れたデータを全て出力させて、一度メモリを空にしてか
らでないと、別のフォーマットのデータの蓄積ができな
い。このため、上述した図16に示したようなコンテン
ツAからコンテンツBへのフォーマットの変化があった
とき、伝送データのフォーマットが変化したタイミング
taでメモリmに蓄積されたデータを、全て出力し終え
て、初めてコンテンツBの入力ができるようになる。従
って、レートコントロールのような制御が行われている
場合には、変化したフォーマットに対処できるまでの時
間(即ち図17のタイミングtaからタイミングtbま
での時間)が、比較的長く必要である問題があった。
【0011】なお、ここまでの説明では、IEEE13
94方式のバスラインで接続されたネットワークで、ス
トリームデータを伝送する場合の問題について述べた
が、その他のネットワークでストリームデータを伝送さ
せる場合に、そのストリームデータのフォーマットが変
化する場合には、同様の問題がある。
【0012】本発明の目的は、IEEE1394方式な
どのネットワークにおいて、ストリームデータを伝送す
る場合に、そのストリームデータのフォーマットが途中
で変化したとき、その変化点の前後で処理が途切れない
ようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の機器か
ら出力されるストリームデータを、所定のネットワーク
を介して第2の機器で受信させる場合に、第1の機器か
ら出力されるストリームデータが、第1のフォーマット
のストリームデータから第2のフォーマットのストリー
ムデータに変わるとき、第1のフォーマットのストリー
ムデータの出力が終了してから、第2のフォーマットの
ストリームデータと同じフォーマットの無効なデータを
出力させ、その無効なデータの出力中に、第1の機器が
第2の機器の状態を調べて、第2のフォーマットのスト
リームデータの入力準備ができたことを検出したとき、
第2のフォーマットのストリームデータの出力を開始さ
せるようにしたものである。
【0014】かかる発明によると、ストリームデータを
受信する側の機器(第2の機器)で、第2のフォーマッ
トのストリームデータと同じフォーマットの無効なデー
タを受信し、その無効なデータを受信している間に、第
2のフォーマットのストリームデータを受信できるよう
に、第2の機器内の設定を切り替えることができる。そ
して、第2の機器内の設定が切り替わったことを、第1
の機器で検出したとき、第1の機器から第2のフォーマ
ットのストリームデータの出力を開始させる。このと
き、第2の機器で、既に入力した第1のフォーマットの
ストリームデータを正常に処理することを保証し、第2
の機器内の設定が切り替わったことを第1の機器で検出
できるようにする。これによって、第2の機器では、第
1のフォーマットのストリームデータの処理を中断する
ことなく終了し、第2のフォーマットのストリームデー
タを、先頭から正しく処理できることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図1〜図14を参照して説明する。
【0016】本発明を適用したネットワークシステムの
構成例について、図1を参照して説明する。このネット
ワークシステムは、IEEE1394方式のシリアルデ
ータバス9を介して、複数台の機器が接続されるシステ
ムとしてある。ここでは、図1に示すように、ディスク
再生装置1と、コントロール装置2と、アンプ装置3と
が、バス9に接続してある。コントロール装置2は、例
えばパーソナルコンピュータ装置が適用できる。
【0017】各機器は、IEEE1394方式のバス接
続用端子を備えた機器であり、またAV/Cコマンドで
制御が行える機能が実装させてある。コントロール装置
2は、バス9上での伝送制御を行う機器(コントロー
ラ)としてある。バス9に接続された図示しない別の機
器が、バス9上での伝送制御を行う構成であっても良
く、またディスク再生装置1又はアンプ装置3が、コン
トローラとしての機能を備えても良い。
【0018】各機器1,2,3は、AV/Cコマンドで
規定された機能的に見た場合、各機能を実現する処理を
実行するサブユニットと、バス9と内部のサブユニット
との間でデータの入出力を行うプラグ部とを備えた構成
として見ることができる。即ち、ディスク再生装置1
は、コントロール機能を実行するコントロール部1a
と、そのコントロール部1aの制御でディスクからの再
生を行うディスクサブユニット1bとを備える。コント
ロール装置2は、バス9上での伝送制御を実行するコン
トロール部2aを備える。アンプ装置3は、コントロー
ル機能を実行するコントロール部3aと、オーディオ信
号の信号処理とその出力処理を行うオーディオサブユニ
ット3bを備える。オーディオサブユニット3bには、
スピーカ装置3d,3eが接続される。また、それぞれ
の機器1,2,3がプラグ部1c,2b,3cを備え
る。各プラグ部1c,2b,3cには、複数のプラグが
実装されて、バス9上の複数のチャンネルと接続できる
構成とされる。
【0019】図2は、ディスク再生装置1の内部構成の
一例を示したものである。ここでのディスク再生装置1
は、光ディスク101に記録されたデジタルオーディオ
データを再生する装置である。再生装置1で再生可能な
光ディスク101としては、CD(Compact Disc)の他
に、DVD(Digital Video Disc又はDigital Versatil
e Disc)オーディオなどの各種フォーマットの光ディス
クの再生が可能としてある。
【0020】ディスク再生装置1の構成について説明す
ると、再生装置1に装着された光ディスク101に記録
されたデータを、光学ピックアップ102で光学的に読
み出し、光学ピックアップ102で読み出された信号
を、信号処理部103に供給して処理することで再生デ
ータを得、その再生データをデジタル・アナログ変換器
104でアナログオーディオ信号に変換した後、アナロ
グ出力端子105から出力させ、この端子105に接続
されたオーディオ機器などに供給する。また、デジタル
・アナログ変換器104でアナログ変換してないデジタ
ルオーディオデータを、デジタル出力端子105から出
力させる。また、ディスク101から再生したオーディ
オデータなどを、IEEE1394方式のバスインター
フェース部109に供給して、接続されたバス9に送出
できるようにしてある。
【0021】ディスク再生装置1内での再生動作や、バ
ス9を介したデータ伝送は、中央制御ユニット(CP
U)110の制御で実行される。CPU110には、制
御に必要なデータなどを記憶するメモリ111が接続し
てある。
【0022】図3は、アンプ装置3の内部構成の一例を
示したものである。アンプ装置3は、オーディオ信号
(デジタルデータ又はアナログ信号)が複数台のオーデ
ィオ機器から供給される入力端子群301を備え、この
入力端子群301に得られるオーディオ信号の中の何れ
かのオーディオ信号を入力選択部302で選択する。そ
して、選択されたオーディオ信号に対して、信号処理部
303で必要な信号処理を施す。ここでの信号処理は、
例えばDSP(Digital Signal Processor)と称される
デジタル処理回路を使用して、信号特性の補正,マルチ
チャンネル処理などが行われる。選択された入力信号が
アナログ信号である場合には、信号処理部303内でデ
ジタル信号に変換した後、処理される。
【0023】信号処理部303の出力は、デジタル・ア
ナログ変換器304に供給してアナログオーディオ信号
に変換し、その変換されたオーディオ信号をパワーアン
プ部305に供給し、スピーカを駆動できる出力に増幅
する。パワーアンプ部305の出力は、スピーカ端子3
06,307を介して接続されたスピーカ装置に供給さ
れる。
【0024】また本例のアンプ装置3は、IEEE13
94方式のバスインターフェース部308を備えて、バ
ス9により伝送されたオーディオデータをインターフェ
ース部308が受信したとき、その受信したオーディオ
データを入力選択部302を介して信号処理部303に
供給できるようにしてある。
【0025】アンプ装置3内での信号処理動作や、バス
9を介した受信動作は、中央制御ユニット(CPU)3
09の制御で実行される。CPU309には、制御に必
要なデータなどを記憶するメモリ310が接続してあ
る。
【0026】次に、上述した各機器が接続されるIEE
E1394方式のバス9でデータが伝送される状態につ
いて説明する。図4は、IEEE1394で接続された
機器のデータ伝送のサイクル構造を示す図である。IE
EE1394では、データは、パケットに分割され、1
25μSの長さのサイクルを基準として時分割にて伝送
される。このサイクルは、サイクルマスタ機能を有する
ノード(バスに接続ささたいずれかの機器)から供給さ
れるサイクルスタート信号によって作り出される。アイ
ソクロナスパケットは、全てのサイクルの先頭から伝送
に必要な帯域(時間単位であるが帯域と呼ばれる)を確
保する。このため、アイソクロナス伝送では、データの
一定時間内の伝送が保証される。ただし、伝送エラーが
発生した場合は、保護する仕組みが無く、データは失わ
れる。各サイクルのアイソクロナス伝送に使用されてい
ない時間に、アービトレーションの結果、バスを確保し
たノードが、アシンクロナスパケットを送出するアシン
クロナス伝送では、アクノリッジ、およびリトライを用
いることにより、確実な伝送は保証されるが、伝送のタ
イミングは一定とはならない。
【0027】ネットワークに接続されたノード(機器)
がアイソクロナス伝送を行う為には、そのノードがアイ
ソクロナス機能に対応していなければならない。また、
IEEE1394シリアルバスに接続されたノードの中
の少なくとも1つは、サイクルマスタ機能を有していな
ければならない。更に、IEEE1394シリアスバス
に接続されたノードの中の少なくとも1つは、アイソク
ロナスリソースマネージャの機能を有していなければな
らない。
【0028】図5は、バス上でデータ伝送を行う上で必
要なプラグ、プラグコントロールレジスタ、およびアイ
ソクロナスチャンネルの関係を表す図である。AVデバ
イス(AV−device)11〜13は、IEEE1
394シリアスバスによって接続されている。AVデバ
イス13のoMPRにより伝送速度とoPCRの数が規
定されたoPCR
〔0〕〜oPCR〔2〕のうち、oP
CR〔1〕によりチャンネルが指定されたアイソクロナ
スデータは、IEEE1394シリアスバスのチャンネ
ル#1(channel #1)に送出される。AVデ
バイス11のiMPRにより伝送速度とiPCRの数が
規定されたiPCR
〔0〕とiPCR〔1〕のうち、i
PCR
〔0〕により、AVデバイス11は、IEEE1
394シリアスバスのチャンネル#1に送出されたアイ
ソクロナスデータを読み込む。同様に、AVデバイス1
2は、oPCR
〔0〕で指定されたチャンネル#2(c
hannel #2)に、アイソクロナスデータを送出
し、AVデバイス11は、iPRC〔1〕にて指定され
たチャンネル#2からそのアイソクロナスデータを読み
込む。
【0029】このように確保されたチャンネルを使用し
て、データの送出元の機器の出力プラグからバスに送出
されたデータが、データの受信先の機器の入力プラグで
受信されるように設定される。このようにチャンネルと
プラグを設定してコネクションを張る処理が、バスに接
続された所定の機器(コントローラ)の制御で実行され
る。
【0030】このようにして、IEEE1394シリア
スバスによって接続されている機器間でデータ伝送が行
われる。ここで、IEEE1394シリアスバスで、ア
イソクロナス転送モードで、ストリームデータの伝送を
行う場合のパケットのデータ構造例を、図6に示す。
【0031】図6では、パケットを1クワッドレッド
(1quadlet=32ビット)単位で示してある。
最初の2クワッドレッドの区間は、アイソクロナスパケ
ットのヘッダであり、データ長,タグ,チャンネルなど
のデータと共に、これらのデータの誤り訂正符号CRC
が配置してある。次の2クワッドレッドの区間は、CI
Pヘッダと称され、オーディオデータやビデオデータを
伝送する際に配置されるヘッダである。このCIPヘッ
ダでは、データ送出元(ソース機器)のノードIDであ
るSIDと、ストリームデータのパケット化の単位DB
Sと、パケット化前の分割数FNと、データ分割時に加
えたクワッドレッド数QPCと、ソース機器のパケット
ヘッダのフラグSPHと、パケットの欠落検出用カウン
タDBCと、信号フォーマットのIDであるFMTなど
が配置される。
【0032】なお、アイソクロナスパケットで伝送され
るストリームデータのフォーマットなどに対応した、そ
の他のデータがCIPヘッダに配置される場合もある。
例えば、オーディオデータのサンプリング周波数のデー
タや、後述するレートコントロールが行われていること
を示すフラグ(Nフラグ)のデータが配置される場合も
ある。このように構成されるCIPヘッダに続いて、所
定のデータ量のストリームデータが配置される。また、
パケットの末尾には、誤り訂正符号CRCが配置され
る。
【0033】このようなデータ構造でストリームデータ
については伝送されるが、IEEE1394シリアスバ
スを介して接続された機器間では、アシンクロナス転送
モードでコマンドやレスポンスなどの制御パケットにつ
いても伝送できるようにしてある。本例のシステムで
は、このIEEE1394シリアスバスを介して接続さ
れた機器のコントロールのためのコマンドとして規定さ
れたAV/Cコマンドを利用して、各機器のコントロー
ルや状態の判断などが行えるようにしてある。このAV
/Cコマンドで使用されるデータについて以下説明す
る。
【0034】図7は、AV/Cコマンドとしてコマンド
やレスポンスを伝送する際の、パケットのデータ構造を
示している。このAV/Cコマンドでは、コマンドやレ
スポンスはアシンクロナス転送モードで伝送される。A
V/Cコマンドは、AV機器を制御するためのコマンド
セットで、CTS(コマンドセットのID)=“000
0”である。バスおよびAV機器に負担をかけないため
に、コマンドに対するレスポンスは、100ms以内に
行うことになっている。図7に示したパケットについて
も、1クワッドレッド(quadlet)単位で示して
ある。先頭の5クワッドレッド区間については、パケッ
トのヘッダ部分であり、残りの部分がデータブロックで
ある。
【0035】ヘッダ部分のdestination I
Dは、宛先を示している。CTSはコマンドセットのI
Dを示しており、AV/CコマンドセットではCTS=
“0000”である。ctype/responseの
フィールドは、パケットがコマンドの場合はコマンドの
機能分類を示し、パケットがレスポンスの場合はコマン
ドの処理結果を示す。
【0036】コマンドは大きく分けて、(1)機能を外
部から制御するコマンド(CONTROL)、(2)外
部から状態を問い合わせるコマンド(STATUS)、
(3)制御コマンドのサポートの有無を外部から問い合
わせるコマンド(GENERAL INQUIRY(o
pcodeのサポートの有無)およびSPECIFIC
INQUIRY(opcodeおよびoperand
sのサポートの有無))、(4)状態の変化を知らせる
よう要求するコマンド(NOTIFY)の4種類が定義
されている。
【0037】レスポンスはコマンドの種類に応じて返さ
れる。CONTROLコマンドに対するレスポンスに
は、NOT IMPLEMENTED(実装されていな
い)、ACCEPTED(受け入れる)、REJECT
ED(拒絶)、およびINTERIM(暫定的な応答)
がある。STATUSコマンドに対するレスポンスに
は、NOT INPLEMENTED、REJECTE
D、IN TRANSITION(移行中)、およびS
TABLE(安定)がある。GENERAL INQU
IRYおよびSPECIFIC INQUIRYコマン
ドに対するレスポンスには、IMPLEMENTED
(実装されている)、およびNOT IMPLEMEN
TEDがある。NOTIFYコマンドに対するレスポン
スには、NOTIMPLEMENTED,REJECT
ED,INTERIMおよびCHANGED(変化し
た)がある。なお、ここに示した以外のコマンドやレス
ポンスが定義されることもある。
【0038】subunit type(サブユニット
タイプ)は、機器内の機能を特定するために設けられて
おり、例えば、tape recorder/play
er,tuner等が割り当てられる。同じ種類のサブ
ユニットが複数存在する場合の判別を行うために、判別
番号としてsubunit idでアドレッシングを行
う。opcodeはコマンドを表しており、opera
ndはコマンドのパラメータを表している。Addit
ional operandsは必要に応じて付加され
るフィールドである。paddingも必要に応じて付
加されるフィールドである。data CRC(Cyc
lic Redundancy Check)はデータ
伝送時のエラーチェックに使われる誤り訂正符号であ
る。
【0039】図8は、AV/Cコマンドの具体例を示し
ている。図8の(A)は、ctype/respons
eの具体例を示している。図中上段がコマンドを表して
おり、図中下段がレスポンスを表している。“000
0”にはCONTROL、“0001”にはSTATU
S、“0010”にはSPECIFIC INQUIR
Y、“0011”にはNOTIFY、“0100”には
GENERAL INQUIRYが割り当てられてい
る。“0101乃至0111”は将来の仕様のために予
約確保されている。また、“1000”にはNOT I
NPLEMENTED、“1001”にはACCEPT
ED、“1010”にはREJECTED、“101
1”にはIN TRANSITION、“1100”に
はIMPLEMENTED/STABLE、“110
1”にはCHNGED、“1111”にはINTERI
Mが割り当てられている。“1110”は将来の仕様の
ために予約確保されている。
【0040】図8の(B)は、subunit typ
eの具体例を示している。“00000”にはVide
o Monitor、“00011”にはDisk r
ecorder/Player、“00100”にはT
ape recorder/Player、“0010
1”にはTuner、“00111”にはVideoC
amera、“11100”にはVendor uni
que、“11110”にはSubunit type
extended to next byteが割り
当てられている。尚、“11111”にはunitが割
り当てられているが、これは機器そのものに送られる場
合に用いられ、例えば電源のオンオフなどが挙げられ
る。
【0041】図8の(C)は、opcodeの具体例を
示している。各subunit type毎にopco
deのテーブルが存在し、ここでは、subunit
typeがTape recorder/Player
の場合のopcodeを示している。また、opcod
e毎にoperandが定義されている。ここでは、
“00h”にはVENDOR−DEPENDENT、
“50h”にはSEARCH MODE、“51h”に
はTIMECODE、“52h”にはATN、“60
h”にはOPEN MIC、“61h”にはREAD
MIC、“62h”にはWRITE MIC、“C1
h”にはLOAD MEDIUM、“C2h”にはRE
CORD、“C3h”にはPLAY、“C4h”にはW
INDが割り当てられている。
【0042】このように規定されるAV/Cコマンドを
利用して、バスに接続された機器の制御が行われて、そ
の制御に基づいてバスで接続された機器間でのデータ伝
送が行われる。なお、図8に示したコマンドやレスポン
ス、サブユニットタイプについては、代表的なものだけ
を示してあり、これ以外のものについても定義されてい
ると共に、未定義の値に、将来別のコマンドやサブユニ
ットタイプなどが定義されることもある。
【0043】次に、本例のネットワークに接続された機
器間で、オーディオデータなどのストリームデータの伝
送を行う場合について説明する。ここでは、ディスク再
生装置1が、オーディオデータの出力機器(ソース機
器)となり、そのソース機器からバスに送出されたオー
ディオ信号を、入力機器(シンク機器)であるアンプ装
置3が受信して、アンプ装置3に接続されたスピーカ装
置3d,3eからオーディオを出力(放音)させる例と
してある。
【0044】本例の場合には、レートコントロールが行
われて、ディスク再生装置1からアンプ装置3にストリ
ームデータ(オーディオデータ)が伝送されるようにし
てある。まず、このレートコントロールが行われる状態
について、図9を参照して説明する。図9に示したソー
ス機器は、オーディオデータをネットワークに出力する
ディスク再生装置1に相当し、シンク機器は、オーディ
オデータをネットワークから入力するアンプ装置3に相
当する。ソース機器とシンク機器の間でレートコントロ
ールのために伝送されるデータ(コマンド及びレスポン
ス)は、上述したAV/Cコマンドとして構成されたデ
ータである。
【0045】まず、シンク機器(アンプ装置3)は、ソ
ース機器(ディスク再生装置1)にレートコントロール
の基準のレートを指示するレートコントロールコマンド
のベースコンフィギュアサブファンクションを送り(ス
テップS1)、このコマンドに対するレスポンスをシン
ク機器3が確認する(ステップS2)。次に、シンク機
器3は、レートコントロールの実行を指示するレートコ
ントロールコマンドのシンクセレクトサブファンクショ
ンを、ソース機器1に送る(ステップS3)。このコマ
ンドを受信したソース機器1は、コマンドに対する処理
が正常に行われたことを示すレスポンスを、シンク機器
3に送る(ステップS4)。このとき、ソース機器1
は、レートコントロール(command-based rate contro
l)を完遂するターゲット機器となり、レートコントロ
ールに関するコントローラであるアンプ装置3のノード
IDを記憶する。これにより、ディスク再生装置1は、
コントローラであるアンプ装置3が、レートコントロー
ルによって制御されたストリームデータの入力機器であ
ることが判る。
【0046】以後、コントローラであるアンプ装置3
は、レートコントロールによるストリームデータの伝送
するレートを変更する必要があるとき、レートコントロ
ールコマンドのフローコントロールサブファンクション
をディスク再生装置1に送り(ステップS7)、そのコ
マンドに対するレスポンスを確認する(ステップS
8)。このコマンドに指定されるレートに対するデータ
の値は、アンプ装置3が入力したストリームデータの内
部での信号処理の状態によって適切な伝送レートが設定
される。また、このレートコントロールを継続して完遂
する間、コントローラであるアンプ装置3は、コマンド
間隔として5秒以内の任意の時間で繰り返しレートコン
トロールコマンドのフローコントロールサブファンクシ
ョンをディスク再生装置1に送らなければならない。図
9では、このフローコントロールサブファンクションに
ついては省略してある。このようにして、入力機器であ
るアンプ装置3をコントローラとしてフローコントロー
ルが行われた状態で、バスライン9を介してストリーム
データの伝送が行われる。
【0047】ディスク再生装置1は、このレートコント
ロールを完遂するターゲット機器となった後、ストリー
ムデータの入力機器であるアンプ装置3にインプットセ
レクトコントロールコマンドのパスチェンジサブファン
クションを送る(ステップS5)。このコマンドに対す
るレスポンスを得て(ステップS6)、ディスク再生装
置1はアンプ装置3のストリームデータの入力プラグ、
及びこの入力プラグに内部で接続しているサブユニッ
ト、サブユニットのディスティネーションプラグを確認
する。
【0048】次に、このようにしてオーディオデータ
(ストリームデータ)をバスライン9を介してディスク
再生装置1からアンプ装置3に伝送させている状態で、
そのオーディオデータのフォーマットが伝送途中で変化
したときの処理について説明する。ここでは、ディスク
再生装置1で再生するディスク101に、コンテンツA
とコンテンツBの2つのコンテンツが記録されて、コン
テンツAの再生に続いてコンテンツBを再生する再生動
作を行うものとする。コンテンツAには、第1のフォー
マットのオーディオデータが記録され、コンテンツBに
は、第2のフォーマットのオーディオデータが記録され
ているものとする。
【0049】コンテンツAのオーディオデータの第1の
フォーマットと、コンテンツBのオーディオデータの第
2のフォーマットとの違いについては、種々の変化が考
えられる。例えば、オーディオデータのサンプリング周
波数が変化する場合がある。また、チャンネル数が変化
する場合がある。また、サンプリング周波数やチャンネ
ル数などの変化がない場合であっても、オーディオデー
タの規格の違いによりデータ構成が変化する場合があ
る。規格の違いによるストリームデータ構成の変化とし
ては、例えばIEC60958で規定されたフォーマッ
トから、DVDオーディオとして規定されたフォーマッ
トに変化する場合などがある。
【0050】このようにオーディオデータのフォーマッ
トが変化する場合には、例えば既に説明した図7に示し
たアイソクロナス転送パケットに付加されたCIPヘッ
ダ内の値が、対応したフォーマットの値に変化する場合
と、フォーマットが変化してもCIPヘッダの値が変化
しない場合とがある。
【0051】それぞれの場合での処理例について説明す
ると、まず、第1のフォーマットと第2のフォーマット
とで、サンプリング周波数が変化して、CIPヘッダに
含まれるサンプリング周波数を示すデータが変化した場
合の例を、図10を参照して説明する。
【0052】図10の例では、コンテンツAはサンプリ
ング周波数SFC=Xであり、コンテンツBはサンプリ
ング周波数SFC=Yであるとする。図10Aに示すよ
うに、コンテンツAをディスク再生装置1で再生するこ
とで、そのコンテンツAのオーディオデータが、図10
Bに示すように、出力プラグoPCRから所定の伝送チ
ャンネルを使用してアイソクロナス転送モードでバスラ
イン9に出力され、図10Cに示すように、アンプ装置
3の入力プラグiPCRからこのオーディオデータが入
力し、図10Dに示すように、アンプ装置3に接続され
たスピーカ装置からコンテンツAのオーディオが出力さ
れる。ここでは、レートコントロールが行われる例とし
てあり、アンプ装置3では、入力したオーディオデータ
をバッファメモリに一時蓄積させてから処理するように
してあり、そのバッファメモリに蓄積させた時間だけ遅
れてスピーカ装置からオーディオが出力されることにな
る。
【0053】ここで、コンテンツAの再生がタイミング
11で終了したとする。このとき、続いてコンテンツB
の再生に移るが、このとき、コンテンツAとコンテンツ
Bでオーディオデータのフォーマットが異なることをデ
ィスク再生装置1のCPU110が判断して、ディスク
の再生状態を再生ポーズ状態とする。そして、ディスク
再生装置1の出力プラグoPCRからは、オーディオデ
ータが出力されていたチャンネルで、コンテンツAのフ
ォーマットのオーディオデータの無効データを出力させ
る。ここでのコンテンツAの無効データとは、オーディ
オデータに付随する補助データ(Ancillary data)と、
オーディオデータが無効なデータ(No-data )であるこ
とが示されるデータである。オーディオデータのフォー
マットについては、コンテンツAのデータと同様のフォ
ーマットである。
【0054】このコンテンツAのフォーマットのオーデ
ィオデータの無効データを、コンテンツAの再生終了タ
イミングt11から比較的短い時間(例えば数十ms)が
経過したタイミングt12までバスライン9に出力させ
る。ここまでは、出力されるオーディオデータのフォー
マットはコンテンツAのオーディオデータと同じフォー
マットであり、サンプリング周波数SFC=Xのデータ
である。なお、この無効なデータのオーディオデータと
しては、例えば0レベルのオーディオデータを配置す
る。
【0055】そして、タイミングt12になると、コンテ
ンツBのフォーマットのオーディオデータの無効データ
を、ディスク再生装置1の出力プラグoPCRから出力
させる。ここでのコンテンツBの無効データについて
も、オーディオデータに付随する補助データ(Ancillar
y data)と、オーディオデータが無効なデータ(No-dat
a )であることが示されるデータである。但し、オーデ
ィオデータは、コンテンツBのデータと同様の構成であ
る、第2のフォーマットのオーディオデータ(CIPヘ
ッダについても第2のフォーマットのデータ)とされ、
サンプリング周波数SFC=Yのデータである。ここで
の無効なデータのオーディオデータについても、例えば
0レベルのオーディオデータを配置する。
【0056】アンプ装置3の入力プラグiPCRから入
力するデータとしては、図10Cに示すように、タイミ
ングt21でコンテンツAのオーディオデータの入力が終
了し、このタイミングt21からタイミングt22まで、コ
ンテンツAのフォーマットのオーディオデータの無効デ
ータが入力し、タイミングt22以降は、コンテンツBの
フォーマットのオーディオデータの無効データが入力す
るようになる。このコンテンツBのフォーマットのオー
ディオデータが入力するようになると、アンプ装置3で
は、入力開始タイミングt22から若干経過したタイミン
グt23で、伝送されたデータのCIPヘッダに含まれる
サンプリング周波数に関するデータから、サンプリング
周波数SFC=Yに変化したことが検知される。
【0057】そして、コンテンツBのフォーマットのオ
ーディオデータの無効データがバスライン9に伝送され
る状態になると、ソース機器であるディスク再生装置1
は、入力機器の入力プラグの状態を調べるために、イン
プットプラグシグナルフォーマットステータスコマンド
を送る(ステップS11)。ここで状態を調べる入力プ
ラグは、図9のステップS5に示すインプットセレクト
コントロールコマンドのパスチェンジサブファンクショ
ンで確認した入力プラグである。
【0058】このステップS11のコマンドは、例えば
図11に示す構成とされる。即ち、〔opcode〕の
区間には、該当するコマンドである〔INPUT PL
UGSIGNAL FORMAT〕のデータが配置さ
れ、〔operand(0)〕の区間には、状態を調べ
るプラグを特定するデータが配置され、〔operan
d(1)〕以降の区間には、最大値FFが配置される。
このデータが、図7に示したパケット構成に配置され
る。
【0059】このようなコマンドをステップS11とし
て、ディスク再生装置1からアンプ装置3にバスライン
9を介して伝送したとき、アンプ装置3では、このイン
プットプラグシグナルフォーマットステータスコマンド
のレスポンスを、ディスク再生装置1に返送する(ステ
ップS12)。このレスポンスでは、コマンドの〔op
code〕及び〔operand(0)〕の区間は、コ
マンドのデータがそのまま配置され、〔operand
(1)〕以降の区間に、このときサブユニットで入力処
理を行っているデータのCIPヘッダのFMT,FDF
の区間のデータが配置される。
【0060】ここで本例の場合には、図10に示すステ
ップS12でレスポンスを送った時点では、図10Dに
示すように、まだコンテンツAのデータを出力処理して
いる状態のため、コンテンツAのフォーマットのCIP
ヘッダのFMT,FDFのデータが返送され、ディスク
再生装置1では、アンプ装置3でコンテンツBの入力準
備ができてないことを確認する。
【0061】そして、ディスク再生装置1では、現在の
ストリームデータ出力(コンテンツBの無効データ)を
維持したままで、所定時間(例えば約200ms)が経
過する毎に、ステップS11のインプットプラグシグナ
ルフォーマットステータスコマンドの送信を行い、その
レスポンスでアンプ装置3でコンテンツBの入力準備が
確認できるまで繰り返す。即ち、コンテンツBの入力準
備ができることが確認できるまで、ポーリング処理が実
行される。
【0062】図10の例では、図10Dに示すように、
タイミングt24でバッファメモリに蓄積されたコンテン
ツAのオーディオデータの出力が終了することで、サン
プリング周波数SFC=Yのデータを入力できるように
サブユニット内の処理を切替えることが実行され、この
タイミングt24よりも後のインプットプラグシグナルフ
ォーマットステータスコマンドを受信すると(ステップ
S13)、そのレスポンスに、このとき受信しているコ
ンテンツBと同じフォーマットのデータのCIPヘッダ
のFMT,FDFのデータが配置されて伝送される(ス
テップS14)。
【0063】このステップS14のレスポンスをディス
ク再生装置1がタイミングt13に受信すると、所定時間
(例えば数十ms)が経過するタイミングt14で、この
ときディスク再生装置1から出力させているコンテンツ
Bのフォーマットの無効データを、コンテンツBのフォ
ーマットの有効なデータに変化させる。但し、ここで
は、比較的短い時間(例えば数百ms)が経過するタイ
ミングt15まで、オーディオレベルが0レベル(無音状
態)となるミュート信号を出力させる。ここでの、ミュ
ート信号のストリームデータとは、コンテンツBのフォ
ーマットの判別ができ、アンプ装置3が信号処理の全て
の内部設定ができると共に、アンプ装置3内部とその出
力のオーディオをミュートさせるデータであるデータで
あり、オーディオデータに付随する補助データ(Ancill
ary data)が含まれる。
【0064】そして、タイミングt15になると、図10
Aに示すように、ディスク再生装置1で、ディスク10
1の再生ポーズを解除して、コンテンツBとして記録さ
れたオーディオデータの再生を開始させ、図10Bに示
すように、コンテンツBのオーディオデータの出力プラ
グからバスライン9への出力を開始させる。
【0065】このようにして伝送開始されたコンテンツ
Bのオーディオデータは、アンプ装置3では、タイミン
グt25で入力するようになり、タイミングt25からバッ
ファメモリ蓄積やデータ処理のための若干の処理時間が
経過したタイミングt26で、ミュート状態が解除され
て、アンプ装置3に接続されたスピーカ装置からコンテ
ンツBのオーディオが出力されるようになる。
【0066】このように伝送するオーディオデータのフ
ォーマットが変化する際には、入力機器側でその変化し
たフォーマットのデータを確実に処理できるようになっ
たことを出力機器側が確認してから、コンテンツBのオ
ーディオデータの伝送を開始させるようにしたので、コ
ンテンツBについても、確実に先頭部分から出力される
ことになり、いわゆる頭切れの発生を効果的に防止でき
る。また、変化する前のデータであるコンテンツAにつ
いても、最後まで出力処理されるので、既に入力したデ
ータの処理が途中で中断するようなこともない。従っ
て、伝送途中でストリームデータのフォーマットが変化
しても、欠落のない完全なデータ伝送と処理が行えるよ
うになる。
【0067】なお、図10に示した例では、ディスク再
生装置1からアンプ装置3での入力準備を確認する処理
として、インプットプラグシグナルフォーマットステー
タスコマンドを送り、レスポンスでコンテンツBの入力
準備ができたことを確認するまで、そのコマンドの送信
を繰り返すいわゆるポーリング処理を行うようにした
が、AV/Cコマンドで用意された状態変化を通知する
コマンドであるノティファイ(NOTIFY)コマンド
を使用しても良い。
【0068】即ち、ステップS11として、インプット
プラグシグナルフォーマットステータスコマンドの替わ
りに、インプットプラグシグナルフォーマットノティフ
ァイコマンドを伝送する。このノティファイコマンドを
受け取ったアンプ装置3では、このコマンドを受信した
時点での状態と共に、その通知を了承したことを示すレ
スポンスであるインターリーム(INTERIM)レス
ポンスを直ちにステップS12で返送した後に、タイミ
ングt24の直後にコンテンツBの受信準備ができたと
き、状態が変化したことを示すレスポンスであるチェン
ジド(CHANGED)のデータを送る。この〔CHA
NGED〕のデータをディスク再生装置1が受け取るこ
とで、アンプ装置3でコンテンツBの入力準備ができた
ことが判るようになる。
【0069】また、図10に示した例では、コンテンツ
Aの再生が終了した時点で、一時的にコンテンツAのフ
ォーマットの無効データを伝送するようにしたが、この
コンテンツAのフォーマットの無効データについては省
略して、コンテンツAの再生終了直後に、コンテンツB
のフォーマットの無効データの伝送に移るようにしても
良い。同様に、コンテンツBのフォーマットの無効デー
タを送った後に、ミュート信号を所定時間伝送してか
ら、コンテンツBのデータの伝送を開始させるようにし
たが、このミュート信号の伝送については省略するよう
にしても良い。
【0070】次に、ストリームデータのNフラグが変化
する場合の例を、図12を参照して説明する。図10の
例では、サンプリング周波数が変化する例としたが、伝
送されるコンテンツのストリームデータ変化として、N
フラグの値が変化する場合がある。このNフラグは、既
に説明したように、フローコントロール(レートコント
ロール)の有無により変化するフラグであり、例えば、
フローコントロールによって伝送レートを制御されてい
るストリームデータについてはNフラグ=1となり、フ
ローコントロールによって伝送レートを制御されないス
トリームデータについてはNフラグ=0となる。ここで
は、コンテンツAについてはNフラグ=1であり、コン
テンツBについてはNフラグ=0であるとする。このN
フラグのデータが、ここではCIPヘッダに含まれてい
るものとする。
【0071】図12Aに示すように、コンテンツAをデ
ィスク再生装置1で再生することで、そのコンテンツA
のオーディオデータが、図12Bに示すように、出力プ
ラグoPCRから所定の伝送チャンネルを使用してアイ
ソクロナス転送モードでバスライン9に出力され、図1
2Cに示すように、アンプ装置3の入力プラグiPCR
からこのオーディオデータが入力し、図12Dに示すよ
うに、アンプ装置3に接続されたスピーカ装置からコン
テンツAのオーディオが出力される。コンテンツAにつ
いては、フローコントロールによって伝送レートを制御
しているストリームデータであるので、アンプ装置3で
は、入力したオーディオデータをバッファメモリに一時
蓄積させてから処理するようにしてあり、そのバッファ
メモリに蓄積させた時間だけ遅れてスピーカ装置からオ
ーディオが出力されることになる。
【0072】ここで、コンテンツAの再生がタイミング
11′で終了したとする。このとき、続いてコンテンツ
Bの再生に移るが、このとき、コンテンツAとコンテン
ツBでストリームデータ(ここではNフラグ)が異なる
ことをディスク再生装置1のCPU110が判断して、
ディスクの再生状態を再生ポーズ状態とする。そして、
ディスク再生装置1の出力プラグoPCRからは、オー
ディオデータが出力されていたチャンネルで、コンテン
ツAのフォーマットのオーディオデータの無効データを
出力させる。ここでのコンテンツAの無効データとは、
オーディオデータに付随する補助データ(Ancillary da
ta)と、オーディオデータが無効なデータ(No-data )
であることが示されるデータである。オーディオデータ
のフォーマットについては、コンテンツAのデータと同
様のフォーマットである。
【0073】このコンテンツAのフォーマットのオーデ
ィオデータの無効データを、コンテンツAの再生終了タ
イミングt11′から比較的短い時間(例えば数十ms)
が経過したタイミングt12′までバスライン9に出力さ
せる。ここまでは、出力されるオーディオデータのフォ
ーマットはコンテンツAのオーディオデータと同じフォ
ーマットであり、Nフラグ=1のデータである。なお、
この無効なデータのオーディオデータとしては、例えば
0レベル(無音状態)のオーディオデータを配置する。
【0074】そして、タイミングt12′になると、コン
テンツBのフォーマットのオーディオデータの無効デー
タを、ディスク再生装置1の出力プラグoPCRから出
力させる。ここでのコンテンツBの無効データについて
も、オーディオデータに付随する補助データ(Ancillar
y data)と、オーディオデータが無効なデータ(No-dat
a )であることが示されるデータである。但し、オーデ
ィオデータは、コンテンツBのデータと同様の構成であ
る、第2のフォーマットのオーディオデータ(CIPヘ
ッダについても第2のフォーマットのデータ)とされ、
Nフラグ=0のデータである。ここでの無効なデータの
オーディオデータについても、例えば0レベルのオーデ
ィオデータを配置する。
【0075】アンプ装置3の入力プラグiPCRから入
力するデータとしては、図12Cに示すように、タイミ
ングt21′でコンテンツAのオーディオデータの入力が
終了し、このタイミングt21′からタイミングt22′ま
で、コンテンツAのフォーマットのオーディオデータの
無効データが入力し、タイミングt22′以降は、コンテ
ンツBのフォーマットのオーディオデータの無効データ
が入力するようになる。このコンテンツBのフォーマッ
トのオーディオデータが入力するようになると、アンプ
装置3では、入力データのCIPヘッダ内のNフラグが
変化しているために、入力開始タイミングt22′から若
干経過したタイミングt23′で、Nフラグが0に変化し
て、フローコントロールによって伝送レートを制御され
ているストリームデータでなったことが検知される。
【0076】そして、コンテンツBのフォーマットのオ
ーディオデータの無効データがバスライン9に伝送され
る状態になると、ソース機器であるディスク再生装置1
は、入力機器の入力プラグの状態を調べるために、イン
プットプラグシグナルフォーマットステータスコマンド
を送る(ステップS11′)。ここで状態を調べる入力
プラグは、図9のステップS5に示すインプットセレク
トコントロールコマンドのパスチェンジサブファンクシ
ョンで確認した入力プラグである。
【0077】このステップS11′のコマンドは、例え
ば図11に示す構成とされる。即ち、〔opcode〕
の区間には、該当するコマンドである〔INPUT P
LUG SIGNAL FORMAT〕のデータが配置
され、〔operand(0)〕の区間には、状態を調
べるプラグを特定するデータが配置され、〔opera
nd(1)〕以降の区間には、最大値FFが配置され
る。これらのデータが、図7に示すパケットに配置され
る。
【0078】このようなコマンドをステップS11′と
して、ディスク再生装置1からアンプ装置3にバスライ
ン9を介して伝送したとき、アンプ装置3では、このイ
ンプットプラグシグナルフォーマットステータスコマン
ドに対するレスポンスを、ディスク再生装置1に返送す
る(ステップS12′)。このレスポンスでは、コマン
ドの〔opcode〕及び〔operand(0)〕の
区間は、コマンドのデータがそのまま配置され、〔op
erand(1)〕以降の区間に、このときのサブユニ
ットで入力処理を行っているデータのCIPヘッダのF
MT,FDFの区間のデータが配置される。
【0079】ここで本例の場合には、図12に示すステ
ップS12′でレスポンスを送った時点では、図12D
に示すように、まだコンテンツAのデータを出力処理し
ている状態のため、フローコントロールによって伝送レ
ートを制御されているストリームデータを入力する状態
であることを示すデータが返送され、ディスク再生装置
1では、アンプ装置3でコンテンツBの入力準備がまだ
できてないことを確認する。
【0080】そして、ディスク再生装置1では、現在の
ストリームデータ出力(コンテンツBの無効データ)を
維持したままで、所定時間(例えば約200ms)が経
過する毎に、ステップS11′のインプットプラグシグ
ナルフォーマットステータスコマンドの送信を行い、そ
のレスポンスでアンプ装置3でコンテンツBの入力準備
が確認できるまで繰り返す。即ち、コンテンツBの入力
準備ができることが確認できるまで、ポーリング処理が
実行される。
【0081】図12の例では、図12Dに示すように、
タイミングt24′でバッファメモリに蓄積されたコンテ
ンツAのオーディオデータの出力が終了することで、フ
ローコントロールによって伝送レートを制御されていな
いデータの処理に切替えることが実行され、このタイミ
ングt24′よりも後のインプットプラグシグナルフォー
マットステータスコマンドを受信すると(ステップS1
3′)、そのレスポンスで、フローコントロールによっ
て伝送レートが制御されていないストリームデータを入
力する状態であることを示すデータが配置されて伝送さ
れる(ステップS14′)。
【0082】このステップS14′のレスポンスをディ
スク再生装置1がタイミングt13′に受信すると、所定
時間(例えば数十ms)が経過するタイミングt14
で、このときディスク再生装置1から出力させているコ
ンテンツBのフォーマットの無効データを、コンテンツ
Bのフォーマットの有効なデータに変化させる。但し、
ここでは、比較的短い時間(例えば数百ms)が経過す
るタイミングt15′まで、オーディオレベルが0レベル
(無音状態)となるミュート信号を出力させる。ここで
の、ミュート信号のストリームデータとは、コンテンツ
Bのフォーマットの判別ができ、アンプ装置3が信号処
理の全ての内部設定ができると共に、アンプ装置3内部
とその出力のオーディオをミュートさせるデータであ
り、オーディオデータに付随する補助データ(Ancillar
y data)が含まれる。
【0083】そして、タイミングt15′になると、図1
2Aに示すように、ディスク再生装置1で、ディスク1
01の再生ポーズを解除して、コンテンツBとして記録
されたオーディオデータの再生を開始させ、図12Bに
示すように、コンテンツBのオーディオデータの出力プ
ラグからバスライン9への出力を開始させる。
【0084】このようにして伝送開始されたコンテンツ
Bのオーディオデータは、アンプ装置3では、タイミン
グt25′で入力するようになり、タイミングt25′から
データ処理のための若干の処理時間が経過したタイミン
グt26′で、ミュート状態が解除されて、アンプ装置3
に接続されたスピーカ装置からコンテンツBのオーディ
オが出力されるようになる。
【0085】このようにNフラグの変化によるストリー
ムデータ変化時にも、サンプリング周波数の変化時と同
様に、いわゆる頭切れなどの欠落のない完全なデータ伝
送と処理が行えるようになる。
【0086】なお、図12に示した例では、ディスク再
生装置1からアンプ装置3での入力準備を確認する処理
として、インプットプラグシグナルフォーマットステー
タスコマンドを送り、そのレスポンスでコンテンツBの
入力準備ができたことを確認するまで、そのコマンドの
送信を繰り返すいわゆるポーリング処理を行うようにし
たが、AV/Cコマンドで用意された状態変化を通知す
るコマンドであるノティファイ(NOTIFY)コマン
ドを使用しても良い。
【0087】即ち、ステップS11′として、インプッ
トプラグシグナルフォーマットステータスコマンドの替
わりに、インプットプラグシグナルフォーマットノティ
ファイコマンドを伝送する。このノティファイコマンド
を受け取ったアンプ装置3では、このコマンドを受信し
た時点での状態と共に、その通知を了承したことを示し
レスポンスであるインターリーム(INTERIM)レ
スポンスを直ちにステップS12′で返送した後に、タ
イミングt24′の直後にコンテンツBの受信準備ができ
たとき、状態が変化したことを示すレスポンスであるチ
ェンジド(CHANGED)のデータを送る。この〔C
HANGED〕のデータをディスク再生装置1が受け取
ることで、アンプ装置3でコンテンツBの入力準備がで
きたことが判るようになる。
【0088】また、図12に示した例では、コンテンツ
Aの再生が終了した時点で、一時的にコンテンツAのフ
ォーマットの無効データを伝送するようにしたが、この
コンテンツAのフォーマットの無効データについては省
略して、コンテンツAの再生終了直後に、コンテンツB
のフォーマットの無効データの伝送に移るようにしても
良い。同様に、コンテンツBのフォーマットの無効デー
タを送った後に、ミュート信号を所定時間伝送してか
ら、コンテンツBのデータの伝送を開始させるようにし
たが、このミュート信号の伝送については省略するよう
にしても良い。
【0089】ここまで説明した図10,図12の例は、
いずれもストリームデータに付加されるCIPヘッダか
ら、ストリームデータの変化が検出できる例であった
が、CIPヘッダからはストリームデータの変化が検出
できない場合の例について、次に説明する。なお、後者
は、CIPヘッダに変化が検出できる場合にも適用でき
る処理である。
【0090】まず、CIPヘッダに変化がない状態で、
信号フォーマットが変化した場合の例を、図13に示
す。この例では、コンテンツAがIEC60958フォ
ーマットのオーディオデータであり、コンテンツBがD
VDオーディオのフォーマットのオーディオデータであ
る。
【0091】図13Aに示すように、コンテンツAをデ
ィスク再生装置1で再生することで、そのコンテンツA
のオーディオデータが、図13Bに示すように、出力プ
ラグoPCRから所定の伝送チャンネルを使用してアイ
ソクロナス転送モードでバスライン9に出力され、図1
3Cに示すように、アンプ装置3の入力プラグiPCR
からこのオーディオデータが入力し、図13Dに示すよ
うに、アンプ装置3に接続されたスピーカ装置からコン
テンツAのオーディオが出力される。アンプ装置3で
は、入力したオーディオデータをバッファメモリに一時
蓄積させてから処理するようにしてあり、そのバッファ
メモリに蓄積させた時間だけ遅れてスピーカ装置からオ
ーディオが出力されることになる。
【0092】ここで、コンテンツAの再生がタイミング
31で終了したとする。このとき、続いてコンテンツB
の再生に移るが、このとき、コンテンツAとコンテンツ
Bでオーディオデータのフォーマットが異なることをデ
ィスク再生装置1のCPU110が判断して、ディスク
の再生状態を再生ポーズ状態とする。そして、ディスク
再生装置1の出力プラグoPCRからは、オーディオデ
ータが出力されていたチャンネルで、コンテンツAのフ
ォーマットのオーディオデータの無効データを出力させ
る。ここでのコンテンツAの無効データとは、オーディ
オデータに付随する補助データ(Ancillary data)と、
オーディオデータが無効なデータ(No-data )であるこ
とが示されるデータである。オーディオデータのフォー
マットについては、コンテンツAのデータと同様のフォ
ーマットである。
【0093】このコンテンツAのフォーマットのオーデ
ィオデータの無効データを、コンテンツAの再生終了タ
イミングt31から比較的短い時間(例えば数十ms)が
経過したタイミングt32までバスライン9に出力させ
る。ここまでは、出力されるオーディオデータのフォー
マットはコンテンツAのオーディオデータと同じフォー
マット、即ちIEC60958フォーマットのオーディ
オデータである。なお、この無効なデータのオーディオ
データとしては、例えば0レベルのオーディオデータを
配置する。
【0094】そして、タイミングt32になると、エンプ
ティパケットと称される実データのない空のパケット
を、ストリームデータ伝送用のアイソクロナスパケット
で伝送する。このエンプティパケットの伝送は、例えば
1ms以上の期間行う。その後、タイミングt33で、コ
ンテンツBのフォーマット(即ちDVDオーディオフォ
ーマット)のオーディオデータの無効データを、ディス
ク再生装置1の出力プラグoPCRから出力させる。こ
こでのコンテンツBの無効データについても、オーディ
オデータに付随する補助データ(Ancillary data)と、
オーディオデータが無効なデータ(No-data )であるこ
とが示されるデータである。ここでの無効なデータのオ
ーディオデータについても、例えば0レベルのオーディ
オデータを配置する。さらに、タイミングt33から所定
時間だけコンテンツBの無効データを伝送した後のタイ
ミングt34から、コンテンツBのフォーマットのミュー
ト信号を伝送する。ここでの、ミュート信号のストリー
ムデータとは、コンテンツBのフォーマットの判別がで
き、アンプ装置3が信号処理の全ての内部設定ができる
と共に、アンプ装置3内部とその出力のオーディオをミ
ュートさせるデータであり、オーディオデータに付随す
る補助データ(Ancillary data)が含まれる。
【0095】アンプ装置3の入力プラグiPCRから入
力するデータとしては、図13Cに示すように、タイミ
ングt41でコンテンツAのオーディオデータの入力が終
了し、このタイミングt41からタイミングt42まで、コ
ンテンツAのフォーマットのオーディオデータの無効デ
ータが入力し、タイミングt42からタイミングt43
で、エンプティパケットが入力する。さらに、タイミン
グt43以降は、コンテンツBのフォーマットのオーディ
オデータの無効データが入力するようになる。このコン
テンツBのフォーマットのオーディオデータが入力する
ようになると、アンプ装置3の内部では、入力したスト
リームデータ(但し無効データ)そのものから直接デー
タのフォーマットの変化が検知される。ここでの検知
は、実データのないエンプティパケットが伝送されてか
ら、フォーマットが変化したデータが伝送されるので、
比較的短時間にフォーマットの変化を検知できる。
【0096】そして、コンテンツBのフォーマットのオ
ーディオデータの無効データがバスライン9に伝送され
る状態になると、ソース機器であるディスク再生装置1
は、入力機器の状態を調べるために、AV/Cコマンド
のシグナルソースステータスコマンドを送る(ステップ
S21)。
【0097】このコマンドを送信した後に、このコマン
ドに対するレスポンスをディスク再生装置1が確認する
(ステップS22)。このレスポンスの確認で、アンプ
装置3の状態を確認し、入力データが現在受け付けられ
る状態であると共に、データの処理準備が整っている状
態であるか否か判断する。
【0098】ここで本例の場合には、図13に示すステ
ップS22でレスポンスを送った時点では、図13Dに
示すように、まだコンテンツAのデータを出力処理して
いる状態のため、ディスク再生装置1では、アンプ装置
3でコンテンツBを入力し処理する準備ができてないこ
とを確認する。
【0099】そして、ディスク再生装置1では、現在の
ストリームデータ出力(DVDオーディオのミュート信
号)を維持したままで、所定時間(例えば約200m
s)が経過する毎に、ステップS21のコマンドの送信
を行い、そのレスポンスでアンプ装置3でコンテンツB
を入力し処理する準備が確認できるまで繰り返す。即
ち、コンテンツBを入力し処理する準備ができることが
確認できるまで、ポーリング処理によるコマンド,レス
ポンスの繰り返し伝送が実行される。
【0100】図13の例では、図13Dに示すように、
タイミングt45でバッファメモリに蓄積されたコンテン
ツAのオーディオデータの出力が終了して、アンプ装置
内部の回路などを、コンテンツBのオーディオデータを
処理できるように切替えることが可能になり、例えばD
VDオーディオ用のダウンミックス係数の取得と、その
取得した係数の設定を行う。そして、このコンテンツB
のオーディオデータを処理するための切替え処理が行わ
れた後に、ステップS23のシグナルソースステータス
コマンドを受信すると、そのレスポンス(ステップS2
4)で、コンテンツBのオーディオデータを入力し処理
する準備が整ったことが送信され、ディスク再生装置1
側でそのことが確認される。
【0101】このステップS24のレスポンスをディス
ク再生装置1が受信すると、その直後のタイミングt35
で、このときディスク再生装置1から出力させているミ
ュート信号を停止させて、図13Aに示すように、ディ
スク再生装置1で、ディスク101の再生ポーズを解除
して、コンテンツBとして記録されたオーディオデータ
の再生を開始させ、図13Bに示すように、コンテンツ
Bのオーディオデータの出力プラグからバスライン9へ
の出力を開始させる。
【0102】このようにして伝送開始されたコンテンツ
Bのオーディオデータは、アンプ装置3では、タイミン
グt46で入力するようになり、タイミングt46からバッ
ファメモリ蓄積やデータ処理のための若干の処理時間が
経過したタイミングt47で、ミュート状態が解除され
て、アンプ装置3に接続されたスピーカ装置からコンテ
ンツBのオーディオが出力されるようになる。
【0103】このように伝送されるオーディオデータの
ヘッダに変化がない状態で、フォーマットが変化する場
合にも、頭切れなどの欠落のない完全なデータ伝送と処
理が行えるようになる。
【0104】なお、この図13の例の場合にも、ディス
ク再生装置1からアンプ装置3での入力準備を確認する
ために、ステータスコマンドを送る替わりに、状態変化
を通知するコマンドであるノティファイ(NOTIF
Y)コマンドを使用しても良い。
【0105】また、図13に示した例では、コンテンツ
Aの再生が終了した時点で、一時的にコンテンツAのフ
ォーマットの無効データを伝送するようにしたが、この
コンテンツAのフォーマットの無効データについては省
略して、コンテンツAの再生終了直後に、エンプティパ
ケットの伝送に移るようにしても良い。同様に、コンテ
ンツBのフォーマットの無効データを省略しても良い。
【0106】次に、CIPヘッダが変化する状態で、シ
グナルソースステータスコマンドを使用する例として、
Nフラグが変化する場合の例を、図14を参照して説明
する。変化が検出できないものとする。この例では、コ
ンテンツAがNフラグ=1であり、コンテンツBがNフ
ラグ=0であるとする。
【0107】図14Aに示すように、コンテンツAをデ
ィスク再生装置1で再生することで、そのコンテンツA
のオーディオデータが、図14Bに示すように、出力プ
ラグoPCRから所定の伝送チャンネルを使用してアイ
ソクロナス転送モードでバスライン9に出力され、図1
4Cに示すように、アンプ装置3の入力プラグiPCR
からこのオーディオデータが入力し、図14Dに示すよ
うに、アンプ装置3に接続されたスピーカ装置からコン
テンツAのオーディオが出力される。コンテンツAにつ
いては、レートコントロールによって伝送レートを制御
されているストリームデータであるので、アンプ装置3
では、入力したオーディオデータをバッファメモリに一
時蓄積させてから処理するようにしてあり、そのバッフ
ァメモリに蓄積させた時間だけ遅れてスピーカ装置から
オーディオが出力されることになる。
【0108】ここで、コンテンツAの再生がタイミング
31′で終了したとする。このとき、続いてコンテンツ
Bの再生に移るが、このとき、コンテンツAとコンテン
ツBでNフラグが異なることをディスク再生装置1のC
PU110が判断して、ディスクの再生状態を再生ポー
ズ状態とする。そして、ディスク再生装置1の出力プラ
グoPCRからは、オーディオデータが出力されていた
チャンネルで、コンテンツAのフォーマットのオーディ
オデータの無効データを出力させる。ここでのコンテン
ツAの無効データとは、オーディオデータに付随する補
助データ(Ancillary data)と、オーディオデータが無
効なデータ(No-data )であることが示されるデータで
ある。オーディオデータのフォーマットについては、コ
ンテンツAのデータと同様のフォーマットである。
【0109】このコンテンツAのフォーマットのオーデ
ィオデータの無効データを、コンテンツAの再生終了タ
イミングt31′から比較的短い時間(例えば数百ms)
が経過したタイミングt32′までバスライン9に出力さ
せる。ここまでは、出力されるオーディオデータのフォ
ーマットはコンテンツAのオーディオデータと同じフォ
ーマットのオーディオデータであり、Nフラグ=1のデ
ータである。なお、この無効なデータのオーディオデー
タとしては、例えば0レベルのオーディオデータを配置
する。
【0110】そして、タイミングt32′になると、エン
プティパケットと称される実データのない空のパケット
を、ストリームデータ伝送用のアイソクロナスパケット
で伝送する。このエンプティパケットの伝送は、例えば
1ms以上の期間行う。その後、タイミングt33′で、
コンテンツBのフォーマットのオーディオデータの無効
データを、ディスク再生装置1の出力プラグoPCRか
ら出力させる。ここでのコンテンツBの無効データにつ
いても、オーディオデータに付随する補助データ(Anci
llary data)と、オーディオデータが無効なデータ(No
-data )であることが示されるデータである。また、無
効なデータのオーディオデータは、例えば0レベルのオ
ーディオデータを配置する。さらに、タイミングt33
から所定時間だけコンテンツBの無効データを伝送した
後のタイミングt34′から、コンテンツBのフォーマッ
トのミュート信号を伝送する。ここでの、ミュート信号
のストリームデータとは、コンテンツBのフォーマット
の判別ができ、アンプ装置3が信号処理の全ての内部設
定ができると共に、アンプ装置3内部とその出力のオー
ディオをミュートさせるデータであり、オーディオデー
タに付随する補助データ(Ancillary data)が含まれ
る。
【0111】アンプ装置3の入力プラグiPCRから入
力するデータとしては、図14Cに示すように、タイミ
ングt41′でコンテンツAのオーディオデータの入力が
終了し、このタイミングt41′からタイミングt42′ま
で、コンテンツAのフォーマットのオーディオデータの
無効データが入力し、タイミングt42′からタイミング
43′まで、エンプティパケットが入力する。さらに、
タイミングt43′以降は、コンテンツBのフォーマット
のオーディオデータの無効データが入力するようにな
る。このコンテンツBのフォーマットのオーディオデー
タが入力するようになると、アンプ装置3の内部では、
CIPヘッダ内のNフラグが0に変化して、フローコン
トロールによって伝送レートを制御されているストリー
ムでなくなったことと、入力したストリームデータ(但
し無効データ)そのものから直接データのフォーマット
の変化が検知される。ここでの検知は、実データのない
エンプティパケットが伝送されてから、フォーマットが
変化したデータが伝送されるので、比較的短時間にフォ
ーマットの変化を検知できる。
【0112】そして、コンテンツBのフォーマットのオ
ーディオデータの無効データがバスライン9に伝送され
る状態になると、ソース機器であるディスク再生装置1
は、入力機器の状態を調べるために、AV/Cコマンド
のシグナルソースステータスコマンドを送る(ステップ
S21)。
【0113】このコマンドを送信した後に、このコマン
ドに対するレスポンスをディスク再生装置1が確認する
(ステップS22)。このレスポンスの確認で、アンプ
装置3の状態を確認し、入力データが現在受け付けられ
る状態であると共に、データの処理準備が整っている状
態であるか否か判断する。
【0114】ここで本例の場合には、図14に示すステ
ップS22でレスポンスを送った時点では、図14Dに
示すように、まだコンテンツAのデータを出力処理して
いる状態のため、ディスク再生装置1では、アンプ装置
3でコンテンツBを入力し処理する準備ができてないこ
とを確認する。
【0115】そして、ディスク再生装置1では、現在の
ストリームデータ出力(ミュート信号)を維持したまま
で、所定時間(例えば約200ms)が経過する毎に、
ステップS21のコマンドの送信を行い、そのレスポン
スでアンプ装置3でコンテンツBを入力し処理する準備
が確認できるまで繰り返す。即ち、コンテンツBを入力
し処理する準備ができることが確認できるまで、ポーリ
ング処理によるコマンド,レスポンスの繰り返し伝送が
実行される。
【0116】図14の例では、図14Dに示すように、
タイミングt45′でバッファメモリに蓄積されたコンテ
ンツAのオーディオデータの出力が終了して、アンプ装
置内部の回路などを、コンテンツBのオーディオデータ
を処理できるように切替えることが可能になり、例えば
コンテンツB用のダウンミックス係数の取得と、その取
得した係数の設定を行う。そして、このコンテンツBの
オーディオデータを処理するための切替え処理が行われ
た後に、ステップS23のシグナルソースステータスコ
マンドを受信すると、そのレスポンス(ステップS2
4)で、フローコントロールによって伝送レートを制御
されていないコンテンツBのオーディオデータを入力し
処理する準備が整ったことが送信され、ディスク再生装
置1側でそのことが確認される。
【0117】このステップS24のレスポンスをディス
ク再生装置1が受信すると、その直後のタイミング
35′で、このときディスク再生装置1から出力させて
いるミュート信号を停止させて、図14Aに示すよう
に、ディスク再生装置1で、ディスク101の再生ポー
ズを解除して、コンテンツBとして記録されたオーディ
オデータの再生を開始させ、図14Bに示すように、コ
ンテンツBのオーディオデータの出力プラグからバスラ
イン9への出力を開始させる。
【0118】このようにして伝送開始されたコンテンツ
Bのオーディオデータは、アンプ装置3では、タイミン
グt46′で入力するようになり、タイミングt46′から
データ処理のための若干の処理時間が経過したタイミン
グt47′で、ミュート状態が解除されて、アンプ装置3
に接続されたスピーカ装置からコンテンツBのオーディ
オが出力されるようになる。
【0119】このようにNフラグなどのCIPヘッダの
変化がある状態でも、頭切れなどの欠落のない完全なデ
ータ伝送と処理が行えるようになる。
【0120】なお、この図14の例の場合にも、ディス
ク再生装置1からアンプ装置3での入力準備を確認する
ために、ステータスコマンドを送る替わりに、状態変化
を通知するコマンドであるノティファイ(NOTIF
Y)コマンドを使用しても良い。
【0121】また、図14に示した例の場合にも、この
コンテンツAのフォーマットの無効データについては省
略して、コンテンツAの再生終了直後に、エンプティパ
ケットの伝送に移るようにしても良い。同様に、コンテ
ンツBのフォーマットの無効データを省略しても良い。
【0122】なお、上述した実施の形態では、伝送させ
るストリームデータとしてオーディオデータとした例に
ついて説明したが、その他のストリームデータを伝送さ
せる場合にも適用できるものである。例えば、ビデオデ
ータをストリームデータとして伝送させる場合にも適用
可能である。
【0123】上述したオーディオデータの場合には、伝
送データのフォーマット変化時に、オーディオ出力をミ
ュートさせる無効データを伝送させるようにしたが、ビ
デオデータの場合には、例えば、入力機器側で入力した
ビデオデータによる表示を消すような無効データを伝送
させて、その入力機器が備える表示手段(又は入力機器
に接続された表示手段)でのビデオ表示が、フォーマッ
ト変化時に一時的に無表示状態となるようにすれば良
い。
【0124】また、上述した実施の形態では、入力機器
が、変化する前のデータであるコンテンツAの処理を終
了してから、変化した後のコンテンツBの入力準備をす
るようにしたが、コンテンツAの処理中にコンテンツB
の入力準備ができる入力機器は、コンテンツAの処理中
に入力準備ができたことを出力機器で検出できるように
しても良い。
【0125】また、ソース機器や入力機器やコントロー
ラとして適用可能な機器についても、上述した実施の形
態で説明した機器に限定されるものではなく、ネットワ
ークに接続可能な各種機器が適用可能である。
【0126】また、上述した実施の形態では、IEEE
1394方式のバスで構成されるネットワークの場合に
ついて説明したが、その他のネットワーク構成の機器間
で同様のデータ伝送を行う場合にも適用できるものであ
る。この場合、データ伝送を行うネットワークを使用し
ても良い。無線伝送を行うネットワークとしては、例え
ばブルートゥース(Bluetooth :商標)が適用できる。
【0127】また、ストリームデータを伝送させるネッ
トワーク(伝送路)と、入力機器の状態を調べるネット
ワーク(伝送路)とは、別のものを使用するようにして
も良い。例えば、ストリームデータを伝送させるネット
ワークについては、IEEE1394方式のバスで構成
されるネットワークとし、入力機器の状態を調べるコマ
ンド及びレスポンスの伝送については、無線伝送で制御
を行うネットワークを使用しても良い。
【0128】また、上述した実施の形態では、それぞれ
の機器に上述した処理を行う機能を設定させるようにし
たが、同様の処理を実行するプログラムを何らかの提供
媒体を使用してユーザに配付し、ユーザはその媒体に記
憶されたプログラムを、IEEE1394方式のネット
ワークに接続されたコンピュータ装置などに実装させ
て、同様の機能を実行させるようにしても良い。この場
合の提供媒体としては、光ディスク,磁気ディスクなど
の物理的な記録媒体の他に、インターネットなどの通信
手段を介してユーザに提供する媒体としても良い。
【0129】
【発明の効果】本発明によると、バスを介してストリー
ムデータを入力する機器内での設定が、変化したフォー
マットのストリームデータを受信できるように切り替わ
ったことを、ソース機器で検出したとき、ソース機器か
ら実際のストリームデータの出力を開始させるので、入
力機器では、変化したフォーマットのストリームデータ
を、先頭から正しく処理できることになり、受信したオ
ーディオデータなどのストリームデータの処理を、欠落
なく良好に処理できるようになる。
【0130】この場合、ソース機器は、入力機器の状態
を調べるために、特定のパケットをネットワークを介し
て入力機器に送り、そのパケットに対するレスポンス
で、ソース機器は、入力機器の状態を確認するようにし
たことで、入力機器の状態の確認を簡単かつ確実に行う
ことができる。
【0131】また、特定のパケットを送って入力機器の
状態を確認する場合に、特定のパケットとして、入力機
器の現在の状態が、第2のフォーマットのストリームデ
ータの入力ができる状態になっているかを問い合わせる
データを付加し、そのパケットに対するレスポンスで、
第2のフォーマットのストリームデータの入力ができる
状態を確認するまで、特定のパケットを繰り返し送信す
ることで、いわゆるポーリング処理で、入力機器の状態
を確認できるようになる。
【0132】また、特定のパケットを送って入力機器の
状態を確認する場合に、特定のパケットとして、入力機
器で、第2のフォーマットのストリームデータの入力が
できる状態に変化したことを知らせるデータを付加し、
そのパケットに対するレスポンスで、第2のフォーマッ
トのストリームデータの入力ができる状態になったこと
を確認するようにしたことで、ソース機器からは、該当
する通知を指示するパケットを送るだけで、入力機器の
状態を確認できるようになる。
【0133】また、第2のフォーマットのストリームデ
ータが受信できるようになるまで伝送する無効なデータ
は、入力機器でのオーディオの出力をミュートさせるデ
ータであることで、入力機器では、ストリームデータの
フォーマットが変化する間の時間に、オーディオ出力が
確実にミュート状態となり、接続されたスピーカなどか
らの異音の出力をか確実に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるシステム構成例を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるディスク再生装置
の内部構成の例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるアンプ装置の内部
構成の例を示すブロック図である。
【図4】IEEE1394方式のバスでのデータ伝送の
サイクル構造の例を示す説明図である。
【図5】IEEE1394方式のバスを使用したコネク
ションの例を示す説明図である。
【図6】アイソクロナス転送モードのパケット構造例を
示す説明図である。
【図7】AV/Cコマンドで伝送されるデータの構成例
を示す説明図である。
【図8】AV/Cコマンドのコマンド及びレスポンスの
例を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態によるフローコントロー
ルの処理例を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態による伝送例(サンプ
リング周波数の変化例)を示す説明図である。
【図11】AV/Cコマンドのインプットシグナルフォ
ーマットステータスコマンドのデータ例を示す説明図で
ある。
【図12】本発明の一実施の形態による伝送例(Nフラ
グの変化例)を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態による伝送例(フォー
マット変化例)を示す説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態による伝送例(Nフラ
グの変化例)を示す説明図である。
【図15】IEEE1394方式のバスを使用した接続
例を示す構成図である。
【図16】従来のストリームデータのフォーマットが変
化した場合の例を示す説明図である。
【図17】レートコントロールの例を示す図である。
【符号の説明】
1…ディスク再生装置、1a…コントロール部、1b…
ディスクサブユニット、1c…プラグ部、2…コントロ
ール機器、2a…コントロール部、2b…プラグ部、3
…アンプ装置、3a…コントロール部、3b…オーディ
オサブユニット、3c…プラグ部、3d,3e…スピー
カ装置、9…IEEE1394方式のバスライン、10
1…ディスク、102…光学ピックアップ、103…信
号処理部、104…デジタル・アナログ変換器、105
…アナログ出力端子、106…デジタル出力端子、10
9…バスインターフェース部、110…中央制御ユニッ
ト(CPU)、111…メモリ、301…入力端子群、
302…入力選択部、303…信号処理部、304…デ
ジタル・アナログ変換器、305…パワーアンプ部、3
06,307…スピーカ端子、308…バスインターフ
ェース部、309…中央制御ユニット(CPU)、31
0…メモリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月5日(2001.10.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の機器から出力されるストリームデ
    ータを、所定のネットワークを介して第2の機器で受信
    させる通信方法において、 上記第1の機器から出力されるストリームデータが、第
    1のフォーマットのストリームデータから第2のフォー
    マットのストリームデータに変わるとき、上記第1のフ
    ォーマットのストリームデータの出力が終了してから、
    上記第2のフォーマットのストリームデータと同じフォ
    ーマットの無効なデータを出力させ、 その無効なデータの出力中に、上記第1の機器が上記第
    2の機器の状態を調べて、上記第2のフォーマットのス
    トリームデータの入力準備ができたことを検出したと
    き、上記第2のフォーマットのストリームデータの出力
    を開始させる通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信方法において、 上記第1の機器は、上記第2の機器の状態を調べるため
    に、特定のパケットを上記ネットワークを介して上記第
    2の機器に送り、そのパケットに対するレスポンスで、
    上記第1の機器は、上記第2の機器の状態を確認する通
    信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の通信方法において、 上記特定のパケットとして、上記第2の機器の現在の状
    態が、上記第2のフォーマットのストリームデータの入
    力ができる状態になっているかを問い合わせるデータを
    付加し、そのパケットに対するレスポンスで、上記第2
    のフォーマットのストリームデータの入力ができる状態
    を確認するまで、上記特定のパケットを繰り返し送信す
    る通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の通信方法において、 上記特定のパケットとして、上記第2の機器で、上記第
    2のフォーマットのストリームデータの入力ができる状
    態に変化したことを知らせるデータを付加し、そのパケ
    ットに対するレスポンスで、上記第2のフォーマットの
    ストリームデータの入力ができる状態になったことを確
    認する通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の通信方法において、 上記無効なデータは、上記第2の機器でのオーディオの
    出力をミュートさせるデータである通信方法。
  6. 【請求項6】 出力機器から出力されるストリームデー
    タを、所定のネットワークを介して入力機器で受信させ
    る通信システムにおいて、 上記出力機器として、 上記ネットワークを介して通信を行う出力側通信手段
    と、 上記出力側通信手段から出力させるストリームデータを
    得るストリームデータ取得手段と、 上記出力側通信手段からのストリームデータの出力を制
    御し、その出力させるストリームデータのフォーマット
    が、第1のフォーマットから第2のフォーマットに変化
    することを検出したとき、上記出力側通信手段から第2
    のフォーマットのストリームデータと同じフォーマット
    の無効なデータを出力させ、その無効なデータの出力中
    に、上記入力機器の状態を調べて、上記第2のフォーマ
    ットのストリームデータの入力準備ができたことを検出
    したとき、上記出力側通信手段から上記第2のフォーマ
    ットのストリームデータの出力を開始させる出力側制御
    手段とを備え、 上記入力機器として、 上記ネットワークを介して通信を行う入力側通信手段
    と、 上記入力側通信手段に得られるストリームデータを処理
    するストリームデータ処理手段と、 上記ストリームデータ処理手段でのストリームデータ処
    理を、上記入力側通信手段に得られるデータのフォーマ
    ットに適合した処理に設定する入力側制御手段とを備え
    た通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の通信システムにおいて、 上記出力側制御手段は、上記入力機器の状態を調べるた
    めに、上記出力側通信手段から、特定のパケットを上記
    入力機器に送り、そのパケットに対するレスポンスを上
    記出力側通信手段が受信した場合に、そのレスポンスに
    含まれるデータから、上記入力機器の状態を確認し、 上記入力側制御手段は、上記入力側通信手段が上記特定
    のパケットを受信したとき、上記ストリームデータ処理
    手段での設定に関するデータを、レスポンスとして上記
    入力側通信手段から送信させる通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の通信システムにおいて、 上記出力側制御手段は、上記出力側通信手段から出力さ
    れる特定のパケットに、上記第2のフォーマットのスト
    リームデータの入力ができる状態になっているかを問い
    合わせるデータを付加し、 上記入力側制御手段は、上記入力側通信手段から出力さ
    れるレスポンスに、上記第2のフォーマットのストリー
    ムデータの入力準備ができているか否かを区別できるデ
    ータを付加した通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の通信システムにおいて、 上記出力側制御手段は、上記出力側通信手段から出力さ
    れる特定のパケットに、上記第2のフォーマットのスト
    リームデータの入力ができる状態に変化したことを知ら
    せるデータを付加し、 上記入力側制御手段は、上記第2のフォーマットのスト
    リームデータの入力準備ができたとき、上記入力側通信
    手段から、入力準備ができたことを示すデータを付加し
    たレスポンスを送信させる通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の通信システムにおい
    て、 上記出力側通信手段が出力させる無効なデータは、上記
    入力機器のストリームデータ処理手段で、オーディオの
    出力をミュートさせるデータである通信システム。
  11. 【請求項11】 ストリームデータを所定のネットワー
    クを経由して入力機器に出力させる出力機器において、 上記ネットワークを介して通信を行う通信手段と、 上記通信手段から出力させるストリームデータを得るス
    トリームデータ取得手段と、 上記通信手段からのストリームデータの出力を制御し、
    その出力させるストリームデータのフォーマットが、第
    1のフォーマットから第2のフォーマットに変化するこ
    とを検出したとき、上記通信手段から第2のフォーマッ
    トのストリームデータと同じフォーマットの無効なデー
    タを出力させ、その無効なデータの出力中に、上記入力
    機器の状態を調べて、上記第2のフォーマットのストリ
    ームデータの入力準備ができたことを検出したとき、上
    記通信手段から上記第2のフォーマットのストリームデ
    ータの出力を開始させる制御手段とを備えた出力機器。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の出力機器において、 上記制御手段は、上記入力機器の状態を調べるために、
    上記通信手段から、特定のパケットを上記入力機器に送
    り、そのパケットに対するレスポンスを上記通信手段が
    受信した場合に、そのレスポンスに含まれるデータか
    ら、上記入力機器の状態を確認する出力機器。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の出力機器において、 上記制御手段は、上記通信手段から出力される特定のパ
    ケットに、上記第2のフォーマットのストリームデータ
    の入力ができる状態になっているかを問い合わせるデー
    タを付加し、 そのパケットに対するレスポンスで、入力ができる状態
    になっていることを確認するまで、上記制御手段は、上
    記特定パケットを繰り返し送信させる出力機器。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の出力機器において、 上記制御手段は、上記通信手段から出力される特定のパ
    ケットに、上記第2のフォーマットのストリームデータ
    の入力ができる状態に変化したことを知らせるデータを
    付加し、 そのパケットに対するレスポンスで、上記制御手段は、
    入力できる状態になったことを確認する出力機器。
  15. 【請求項15】 請求項11記載の出力機器において、 上記通信手段が出力させる無効なデータは、上記入力機
    器で、オーディオの出力をミュートさせるデータである
    出力機器。
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