JP2001250318A - オーディオ送信装置及びオーディオ受信装置 - Google Patents

オーディオ送信装置及びオーディオ受信装置

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JP2001250318A JP2000061479A JP2000061479A JP2001250318A JP 2001250318 A JP2001250318 A JP 2001250318A JP 2000061479 A JP2000061479 A JP 2000061479A JP 2000061479 A JP2000061479 A JP 2000061479A JP 2001250318 A JP2001250318 A JP 2001250318A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394による伝送において、伝送
ストリームの種類が変化した場合に、受信装置側の再生
音で尻切れ、頭切れが起こる。 【解決手段】 オーディオ送信装置(DVDプレーヤ)
101は、ストリームの種類が変化するとき、無音識別
子と変化前の識別子情報を含むパケットを所定の時間出
力し、その後無音識別子と変化後の識別子情報を含むパ
ケットを所定の時間出力し、変化後のストリームに移行
する。また、オーディオ受信装置(アンプ)102は、
無音識別子の場合には、遷移前の識別子が非エンコード
モードの場合には直ちに出力を略ゼロにミュートし、遷
移前の識別子がエンコードモードである場合にはデータ
復号手段111で処理中のデータの処理が終了した後に
出力を略ゼロにミュートし、無音識別子によってミュー
トしている最中に無音識別子に付随した識別子情報に応
じたデータ出力のための設定に移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE1
394など所定の伝送路によってディジタルデータを伝
送するオーディオ送信装置及びオーディオ受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、シリアル伝送方式としてIEEE
(The Institute of Electrical andElectronics Engin
eers, Inc.)1394方式が注目されている。IEEE
1394方式は、従来のSCSI(small computer sys
tem interface)方式等によるコンピュータデータの伝
送に代わって用いることができるだけではなく、音声や
映像などのAVデータの伝送にも用いることができる。
これはIEEE1394方式では、アシンクロナス(非
同期)通信とアイソクロナス(等時性)通信の2つの通
信方法が定義されているからである。アイソクロナス通
信は、AVデータのような実時間性が要求されるデータ
の伝送に用いることができるデータ伝送方法である。ア
イソクロナス通信では、伝送の開始に先立って、データ
を伝送するのに必要な帯域を取得する。そして、その帯
域を使ってデータの伝送を行う。これにより、データ伝
送の実時間性が保証される。一方、アシンクロナス通信
は、コンピュータデータの伝送のような、実時間性が要
求されないデータの伝送や機器制御に用いられる伝送方
法である。
【0003】IEEE1394上の伝送プロトコルとし
て、種々の方法が提案されているが、そのうちの一つと
して、AVプロトコルと呼ばれるものがある。AVプロ
トコルは、IEC(International Electrotechnical C
ommission)61883として規格化されており、実時
間性が必要となるAVデータをアイソクロナス通信で送
受信する方法、機器に与える命令をアシンクロナス通信
で送受信する方法等が規定されている。
【0004】アイソクロナス通信でデータを送受信する
場合、映像データ、オーディオデータなど、各データ形
式に対して送受信方式が定められている。たとえば、C
Dなどのオーディオデータの送受信は、1394トレー
ド・アソシエーション(以下、1394TAと称す)で
決められた、オーディオ・アンド・ミュージック・デー
タ・トランスミッション・プロトコル(Audio and Musi
c Data TransmissionProtocol)Ver. 1.0(以下、AM
プロトコルと称す)にその伝送方法が示されている。A
Mプロトコルは、主に2チャンネルのオーディオデータ
伝送を想定しているが、最近では3チャンネル以上のオ
ーディオデータを扱う機器も開発されており、そうした
機器に対応するために規格の拡張が検討されている。こ
の拡張案は1394TAの「Enhancement to Audio and
Music Data Transmission Protocol Working Draft Ve
rsion 0.1 April 7,1999」として公開されている。
【0005】まず、予備知識として、前記AMプロトコ
ル拡張案に示されているオーディオデータ送受信方法つ
いて、バス上のパケット伝送タイミング、クロック情報
の伝送、パケット構成の順序で説明する。
【0006】図6は、IEEE1394バス上のパケッ
ト伝送タイミングを示す図である。図6において、CS
はサイクルスタートパケット、ISOはアイソクロナス
通信に用いるアイソクロナスパケット、ASyはアシン
クロナス通信に用いるアシンクロナスパケットである。
IEEE1394では、バスに接続されているノードの
内サイクルマスタノードが、アイソクロナスサイクル
(125[μs])ごとにサイクルスタートパケットを
発行する。サイクルスタートパケットに続いて、アイソ
クロナスパケットを送信しようとするノードは送信要求
動作を開始し、バス獲得後、アイソクロナスパケットを
送信する。各アイソクロナスパケット送信後、アイソク
ロナスギャップと呼ばれる空白時間が経過すると、別の
ノードがアイソクロナスパケット送信のために送信要求
動作を開始し、パケット伝送を行う。すべてのアイソク
ロナスパケットが伝送されると、サブアクションギャッ
プと呼ばれる空白時間をおいて、アシンクロナスパケッ
トを送信しようとするノードがアシンクロナス送信要求
動作を開始し、バス獲得後、アシンクロナスパケットの
送信を行う。サブアクションギャップは、アイソクロナ
スギャップよりも長く設定されているので、アイソクロ
ナスパケットが優先的に処理され、これによって、一定
の伝送レートが保障される。
【0007】次にデータのクロック情報の伝送について
説明する。
【0008】図7は、送信ノードと受信ノードとの間の
クロック情報の伝送を示す図である。図7において、1
201は基準カウントを含むサイクルスタートパケット
を発行するサイクルマスタノード、1202は送信ノー
ド、1203は受信ノード、1204はIEEE139
4バスである。IEEE1394バスでは先に述べたよ
うに、各種パケットを時分割で伝送しているが、図7で
は説明のために、基準カウントとアイソクロナスパケッ
トの2種類のデータラインを用いる。また、IEEE1
394バスは、ノード間を1対1で接続することになっ
ており、ケーブル上でT字の分岐をすることはない。し
たがって、実際の接続では、例えば、サイクルマスタノ
ード1201と送信ノード1202を1本のケーブルで
接続し、送信ノード1202と受信ノード1203とを
別のケーブルで接続することになるが、ここでは、概念
的に3つのノードが共通の基準カウントを持つことを示
すためにT字型の接続になっている。
【0009】サイクルマスタノード1201は、基準ク
ロック発生手段1205とカウンタ1206をもってい
る。また、同様に送信ノード1202も基準クロック発
生手段1207とカウンタ1208を、受信ノード12
03も基準クロック発生手段1211とカウンタ121
2を持っている。基準クロック発生手段1205,12
07,1211はそれぞれ独立であるが、カウンタ12
06,1208,1212のカウントはサイクルマスタ
ノード1201が発行するサイクルスタートパケットに
含まれる基準カウントで補正される。したがって、各ノ
ードのカウント値は、各ノードの基準クロック分解能以
下の誤差しか持たない。
【0010】送信ノード1202には、オーディオクロ
ック(たとえば、CDの場合44.1KHz)とカウン
タ1208からのカウントを入力しタイムスタンプを発
生するタイムスタンプ発生手段1209と、オーディオ
データ(たとえば、CDの場合16ビットのステレオP
CMデータ)と前記タイムスタンプを入力し、アイソク
ロナスパケットを作るパケット化手段1210がある。
【0011】受信ノード1203は、アイソクロナスパ
ケットを受信してオーディオデータとタイムスタンプを
取り出すアンパケット化手段1213と、カウンタ12
12のカウントと前記タイムスタンプを比較し、両者が
一致したときにパルスを発生する比較手段と、前記パル
スを元にオーディオクロックを再生するPLL1215
とを含む。
【0012】なお、以上の説明ではオーディオデータだ
けの伝送について説明したが、この後で説明するよう
に、AMプロトコルではデータの付属情報もデータと同
時に伝送することが可能である。
【0013】次にAMプロトコルにおけるアイソクロナ
スパケットの構成について説明する。図8にAMプロト
コルのアイソクロナスパケットの一例を示す。AMプロ
トコルでデータ伝送に用いるアイソクロナスパケットに
は、IEEE1394規格で定義されたアイソクロナス
パケットヘッダと、AVプロトコルで定義されたコモン
アイソクロナスパケットヘッダ(以下、CIPヘッダと
称す)の2つのヘッダを含み、これら2つのヘッダの後
に複数のデータブロックが続き、最後にCIPヘッダと
データブロックに対するCRC(Cyclic redundancy ch
eck)を持つという構造をとる。これはIEC6095
8形式オーディオ信号をAMプロトコルに従ってパケッ
ト化した場合のパケットである。IEC60958形式
については、後で詳しく述べる。IEEE1394では
4バイトのデータをひとまとめとして扱い、これをクワ
ドレットと呼ぶ。図8の1行は1クワドレットである。
【0014】まず、アイソクロナスパケットヘッダにつ
いて説明する。
【0015】アイソクロナスパケットヘッダは1クワド
レットのヘッダ本体と、1クワドレットのヘッダCRC
から成る。アイソクロナスパケットヘッダの各フィール
ドについて説明する。データ長はアイソクロナスパケッ
トヘッダに続くデータフィールド(CIPヘッダとデー
タブロック)のバイト長を示す。Tg(アイソクロナス
データフォーマットタグ)は、アイソクロナスパケット
で伝送されるデータのラベルを表す。CIPヘッダを持
つ場合、Tgの値は01b(bは2進数表示を示す)を
用いる。チャンネルはアイソクロナスパケットデータが
流れる0〜63までの論理チャンネルのチャンネル番号
を与える。tCode(トランザクションコード)は、
パケットフォーマット及びトランザクションタイプを示
す。アイソクロナスパケットのtCodeはAh(hは
16進数表示を示す。)である。sy(同期コード)
は、送り側と受け側の間の同期情報をやり取りするのに
使用する。
【0016】次に、CIPヘッダについて説明する。
【0017】AVプロトコルで用いるCIPヘッダは2
クワドレットである。1クワドレット目の先頭2ビット
は00b,2クワドレット目の先頭2ビットは10bで
ある。
【0018】各フィールドについて説明する。SID
(ソースID)はデータを送出する機器のノードIDで
ある。DBS(データブロックサイズ)はCIPヘッダ
に続くデータブロックのサイズをクワドレット単位で表
す。FN(分割数)は、IEEE1394で伝送する元
々のデータ(ディジタルVTRのフレーム内圧縮による
DV方式のデータ、MPEG−TSデータなど)を分割
してデータブロックを構成した場合にその分割数を示
す。FNでは、分割無し、2,4,8分割の4通りの分
割数を示すことができる。AMプロトコルでは分割無し
(00b)である。QPC(クワドレットパッディング
カウント)は、もともとのデータを分割してCIPを作
る場合にCIPのサイズをクワドレッド単位にするため
に、もともとのデータにダミーとして付加したゼロデー
タのクワドレットの数を示す。AMプロトコルでは00
0bである。QPCの隣のビット「S」はSPH(ソー
スパケットヘッダ)を示し、ソースパケットヘッダの有
無を表す。AMプロトコルではソースパケットヘッダ無
し(0b)である。RSVはリザーブを示し、値は00
bである。DBC(データブロックカウント)はパケッ
ト内の先頭のデータブロックのカウントを示し、パケッ
トの欠落を検出するのに用いる。FMT(フォーマッ
ト)は、送信されている信号の大まかな分類を示す。A
Mプロトコルは10hである。FDF(フォーマット依
存フィールド)はFMTごとに定義される。AMプロト
コルにおいてFDFが00h〜07hのものはAM82
4と呼ばれる。AM824ではデータブロックを構成す
る各クワドレットが8ビットのラベルと24ビットのデ
ータに分割される。SYTにはタイムスタンプ情報が格
納される。タイムスタンプについては、別に説明する。
【0019】続いてデータブロックの構成について説明
する。
【0020】図8では、CIPヘッダに続く2クワドレ
ッドが一つのデータブロックを構成する。そして、この
CIPにはデータブロックはn個含まれる。nの値は伝
送するデータの属性によって変わる。これについては後
で具体例を示す。ディジタルオーディオで広く用いられ
ているIEC60958フォーマットデータはAM82
4データの一種として定義されている。IEC6095
8では2ch、48kHzサンプリング、24ビットま
でのリニアPCMデータや、AC3(マルチチャンネル
オーディオ圧縮の一方式)、dts(digital theater
system)、MPEGなどの圧縮オーディオストリームを
伝送することが可能である。IEC60958フォーマ
ットでは、24ビットオーディオデータ(24ビット未
満の場合、LSB(least significant bit)側を0で
埋めて24ビットデータとする)を1サブフレームと呼
ぶ。2チャンネルステレオを示す2個のサブフレームが
1フレームを構成し、フレームが192個集まって1ブ
ロックとなる。
【0021】図9にIEC60958フォーマットのと
きのAM824データの構成を示す。IEC60958
フォーマットのラベル値は00h〜3Fhであるが、そ
のときのラベルの下位6ビットの構成は図9のようにな
る。図9でPAC(プリアンブルコード)は、「チャン
ネル1でブロックの先頭」「チャンネル1でブロックの
先頭でない」「チャンネル1以外」の3つを区別する。
P(パリティ)は、インターフェイスの故障による奇数
個のエラーを検出できるように用意されたものである。
C(チャンネルステータス)は、1ブロック分192ビ
ットのデータをまとめて、オーディオデータ長、サンプ
リング周波数、リニアPCMであるかどか、カテゴリな
どの情報を表す。すなわち、これらの情報を得るにはに
は、192フレーム分のデータを必要とする。しかし、
CIP1個には、数フレーム分のデータしか格納するこ
とができないため、192フレームを取得するには、数
十パケットが必要になる。U(ユーザビット)の内容
は、カテゴリごとに定義される。V(バリディティフラ
グ)は、そのサブフレームのデータが有効なリニアPC
Mかどうかを示す。バリディティフラグが0の場合に
は、そのサブフレームが有効なリニアPCMである。1
の場合には有効なリニアPCMでないことを示すが、こ
の場合圧縮オーディオデータが含まれることもある。
【0022】AMプロトコルでは、ブロッキング方式と
ノンブロッキング方式の2つのパケット構成方法が規定
されている。ブロッキング方式は、送信ノードで一定量
のデータが貯まると、それを一つのパケットとして送信
する方式である。これに対して、ノンブロッキング方式
は、1アイソクロナスサイクル(125μs)の間に送
信ノードで発生または到着したデータを一つのパケット
にして送信する方式である。ここではノンブロッキング
方式を例として取り上げる。
【0023】図10はオーディオデータの送受信タイミ
ングを示す図である。
【0024】ノンブロッキング方式では、アイソクロナ
スサイクル(125μs)内にパケット化手段1201
に届いたオーディオデータを1つのアイソクロナスパケ
ットにまとめる。
【0025】アイソクロナスパケットには、CIPヘッ
ダのSYTフィールドにタイムスタンプがつけられる
が、複数のオーディオデータが1つのパケットにまとめ
られるため、個々のオーディオデータにタイムスタンプ
をつけることはできない。AMプロトコルでは、データ
のサンプリング周波数に応じたSYT_INTERVA
Lというパラメータを定められており、このSYT_I
NTERVALごとにタイムスタンプを生成する。サン
プリング周波数が44.1kHzの場合、SYT_IN
TERVALは8である。タイムスタンプ発生手段12
09では、オーディオクロック(CDの場合44.1k
Hz)をSYT_INTERVAL分周(CDなら8分
周)し、分周信号のエッジでカウンタ1208の値をサ
ンプリングする(図10のT1,T2,…)。サンプリ
ングした値に、伝送遅延時間(352μsがよく用いら
れる)を加えて、タイムスタンプ(R1,R2,…)と
する。すなわち、タイムスタンプは、受信ノード120
3側でオーディオデータを再生する時刻を指定している
ことになる。
【0026】タイムスタンプの発生タイミングはアイソ
クロナスサイクルとは非同期であるから、CIPヘッダ
のDBC(データブロックカウント)から(数1)で与
えられるindexにより、タイムスタンプがパケット
の内のどのデータに対応しているかを示す。
【0027】
【数1】
【0028】以上のように、パケット化手段1210で
は、データ(サンプリング周波数44.1kHzの場
合、通常5個または6個を1つのパケットに格納す
る)、タイムスタンプをまとめて一つのアイソクロナス
パケットを形成する。
【0029】以上が、IEEE1394上でアイソクロ
ナスデータを伝送する場合の予備知識の説明である。
【0030】さて、このような特徴をもつAMプロトコ
ルにおいて、オーディオストリームを切り替える場合に
ついて、以下、図面を用いて説明する。
【0031】図11は、従来のオーディオ送信装置及び
オーディオ受信装置の構成を示すブロック図である。
【0032】図11において、1101はオーディオ送
信装置の一例として、DVD(Digital Video Disc)を
再生し、少なくともディジタルオーディオ出力を伝送路
としてのIEEE1394バスに出力するDVDプレー
ヤ、1102はオーディオ受信装置の一例として、IE
EE1394バスに出力されたディジタルオーディオデ
ータを再生するアンプである。1103はDVDからデ
ィジタルオーディオデータ及びディジタルオーディオデ
ータの管理情報を再生するデータ再生手段、1104は
データ再生手段1103の出力制御を行う制御手段、1
105はディジタルオーディオデータの管理情報からデ
ィジタルオーディオデータの種類を判別し、その結果を
識別子(または識別情報)として制御手段1104に出
力すると共に、識別子をラベルのフォーマットに変換
し、ディジタルオーディオデータにラベルを付加してI
EEE1394バスに出力する識別子付加手段である。
1106はIEEE1394バスに出力されたデータを
ラベルとディジタルオーディオデータに分離するデータ
分離手段、1107は1サブフレーム分のラベルの内容
を判別する第1の識別子判別手段、1108は192フ
レーム分のチャネルステータスビットを蓄積し、オーデ
ィオデータがリニアPCMかどうかを判別する第2の識
別子判別手段、1109は第1の識別子判別手段110
7または第2の識別子判別手段1108の結果に応じて
ディジタルオーディオデータの処理方式を選択するデー
タ処理選択手段、1110はノンリニアPCMデータを
復号するデータ復号手段、1111はディジタルオーデ
ィオデータをアナログ信号に変換するDAコンバータ
(以下、D/Aと記す)である。
【0033】なお、図7におけるパケット化手段121
0に、制御手段104と識別子1105が含まれ、アン
パケット化手段1213に、データ分離手段1106、
第1の識別子判別手段1107、第2の識別子判別手段
が含まれるものとする。また、図11では、クロックに
関する構成は省略している。
【0034】以上のように構成されたオーディオ送信装
置及びオーディオ受信装置において、DVDのオーディ
オデータをIEC60958フォーマットでIEEE1
394バスによってアンプに伝送し、オーディオ出力を
アンプで行う場合のオーディオ伝送動作について、以下
説明する。
【0035】まず、データ再生手段1103はDVDを
再生し、オーディオデータを識別子付加手段1105に
出力する。このときのオーディオデータはリニアPCM
データとする。識別子付加手段1105はデータ再生手
段1103から出力されるオーディオデータの管理情報
から識別子を識別子Aとして生成し、識別子を制御手段
1104に出力すると共に、識別子をラベルのフォーマ
ットに変換し、ラベルをオーディオデータに付加してI
EEE1394バスに出力する。
【0036】今、データ再生手段1103で再生してい
るDVDのオーディオデータが、リニアPCMデータか
らノンリニアPCMデータに変化したとする。このとき
制御手段1104は、識別子付加手段1105から出力
される識別子から変化を検出し、データ再生手段110
3のオーディオ出力を停止する。停止手段としては、幾
通りかの方法が考えられるが、ここではDVD再生動作
の停止を行うとする。そして、識別子付加手段1105
は、無音を示す識別子(以下、無音識別子C)を付加し
た略ゼロデータを出力する。それから所定時間後、例え
ば30msec後にノンリニアPCMデータの先頭からのオ
ーディオ出力を開始する。無音識別子Cの値は、ここで
はC1hとする。
【0037】また、無音識別子Cは、これに引き続き所
定のデータ領域を有し、データ領域はMSB(most sig
nificant bit)側の16ビットを“0”で埋め、残りの
LSB側8ビットにはサブラベルをアサインして用途を
明確にする。
【0038】このようにして、DVDプレーヤなど、デ
ータを出力するブロックでは、オーディオデータがリニ
アPCMデータからノンリニアPCMデータに変化する
際には、所定時間、無音識別子Cを付加した略ゼロデー
タを間に挟んでIEEE1394バスに出力するように
する。
【0039】一方、IEEE1394バスからデータを
受信するアンプ側は、まずデータ分離手段1106で
は、ラベルとオーディオデータとを分離し、ラベルは第
1の識別子判別手段1107へ、オーディオデータはデ
ータ処理選択手段1109へ出力する。第1の識別子判
別手段1107は1サブフレーム分のラベルの内容を判
別し、その結果をデータ処理選択手段1109へ出力す
ると共に、ラベルがIEC60958フォーマットの場
合は、ラベルの内容を第2の識別子判別手段1108へ
出力する。第2の識別子判別手段1108は、ラベルか
らチャネルステータスビットを抜き出し、192フレー
ム分蓄積してチャネルステータスデータを作成した後、
オーディオデータがリニアPCMデータかどうかを判別
し、その結果をデータ処理選択手段1109に出力す
る。そしてデータ処理選択手段1109は、第1の識別
子判別手段1107の結果が無音識別子Cの場合、また
は第2の識別子判別手段1108の結果がリニアPCM
データでない場合はオーディオデータの出力をデータ復
号手段1110の方へ設定し、第2の識別子判別手段1
108の結果がリニアPCMデータの場合はオーディオ
データの出力をD/A1111の方へ設定する。
【0040】今、IEEE1394バスから出力された
オーディオデータが、リニアPCMデータから無音識別
子付きの略ゼロデータに変化した場合、第1の識別子判
別手段1107は、ラベルから無音識別子を検出し、そ
の結果をデータ処理選択手段1109に出力する。この
ときデータ処理選択手段1109は、これがリニアPC
MからノンリニアPCMへの移行を示す、と判断でき
る。
【0041】図12に従来の方法における、ディジタル
オーディオデータがリニアPCMデータからノンリニア
PCMデータに変化する際のタイミングチャートを示
す。図12のように、無音識別子のオーディオデータは
略ゼロデータであるため、識別子を間違ってリニアPC
Mのままとしても大きなノイズは発生しない。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、DVDなどで、伝送するオーディオスト
リームがIEC60958フォーマットからDVDの多
チャンネル高サンプリングのフォーマットに変わったな
ど、ストリームの種類が変化した場合に、受信装置側の
再生音で尻切れ、頭切れが起こるという問題点がある。
【0043】すなわち、図13の例において、IEC6
0958フォーマットのAC3エンコードデータが伝送
されていて、無音識別子のパケットを挟んでDVDフォ
ーマットのデータに変わった場合を考える。この場合、
受信側では送信側とほぼ同じタイミングで同じ識別子が
検出される。AC3のエンコードデータは受信側でデコ
ード処理される。AC3エンコードデータは1536フ
レームを1単位として圧縮されているので、エンコード
データを受信してからデコード処理が終了してオーディ
オデータが出力されるまで、1536フレーム分の遅延
が生ずる。DVDのAC3は48kHzサンプリングで
あるから、この遅延は約32msとなる。しかし、従来
の構成では、AC3を示す識別子が終わり無音識別子に
なると、まだAC3のデコードや出力が終了していない
にも拘わらず、ゼロデータが出力され、尻切れが発生す
る。また、無音識別子に続いてDVDフォーマットのデ
ータが送られきて、そのサンプリング周波数が98kH
zであった場合、処理クロックを発生させているPLL
が一旦はずれて、再引き込みを行う。再生に必要な安定
したクロックが得られるまでには100ms程度要する
場合もある。この間、DVDのオーディオデータ再生は
できずミュート状態になり、コンテンツの頭切れが発生
する。
【0044】本発明は上記のような従来の問題点を解決
するもので、フォーマットが変わった場合でも、受信装
置側の再生音で尻切れ、頭切れが発生しないオーディオ
送信装置及びオーディオ受信装置を提供することを目的
とする。
【0045】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のオーディオ送信装置は、少なくともディジタ
ルオーディオデータ及び前記ディジタルオーディオデー
タの識別子(または識別情報)を伝送路に送出するデー
タ送出手段を備え、前記データ送出手段は、識別子Aの
ディジタルオーディオデータから識別子Bのディジタル
オーディオデータに遷移する所定の時間T1の間、無音
識別子Cと、識別子Aを示す情報とを出力し、さらに所
定の時間T2の間、無音識別子Cと、識別子Bを示す情
報とを出力する。
【0046】また、本発明のオーディオ受信装置は、伝
送路を介し受信したデータの識別子を判別する識別子判
別手段と、前記識別子判別手段の出力に応じ、非エンコ
ードモードであることを示す識別子の場合にはディジタ
ルオーディオデータをそのまま出力し、エンコードモー
ドであることを示す識別子の場合にはデータ復号手段を
介して出力し、無音識別子Cの場合で、無音識別子Cの
前の識別子が非エンコードモードであることを示す識別
子の場合には直ちに出力を略ゼロにミュートし、無音識
別子Cの前の識別子がエンコードモードであることを示
す識別子の場合にはデータ復号手段で処理中のデータの
処理が終了した後に出力を略ゼロにミュートし、無音識
別子Cによってミュートしている最中に無音識別子Cに
付随した識別子情報に応じたデータ出力のための設定に
移行する。
【0047】以上の構成により、フォーマットが変化し
た場合におていも、確実にオーディオデータの送受信が
可能となる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0049】(実施の形態1)本発明の実施の形態1で
は、オーディオ送信装置及びオーディオ受信装置をIE
EE1394バスで接続する。AMプロトコルで伝送す
るデータをIEC60958フォーマットのAC3エン
コードデータからDVD5.1chオーディオデータに
変える場合のストリームの接続についての例で説明す
る。
【0050】図1は、本発明の実施の形態1によるオー
ディオ送信装置及びオーディオ受信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0051】図1において、101はオーディオ送信装
置の一例として、DVD(DigitalVideo Disc)を再生
し、少なくともディジタルオーディオ出力を伝送路とし
てのIEEE1394バスに出力するDVDプレーヤ、
102はオーディオ受信装置の一例として、IEEE1
394バスに出力されたディジタルオーディオデータを
再生するアンプである。103はDVDからディジタル
オーディオデータ及びディジタルオーディオデータの管
理情報を再生するデータ再生手段、104はデータ再生
手段103の出力制御を行う制御手段、105はディジ
タルオーディオデータの管理情報からディジタルオーデ
ィオデータの種類を判別し、その結果を識別子(または
識別情報)として制御手段104に出力すると共に、識
別子をラベルのフォーマットに変換し、ディジタルオー
ディオデータにラベルを付加してIEEE1394バス
に出力する識別子付加手段である。データ再生手段10
3から識別子付加手段105までがDVDプレーヤ10
1を構成する。
【0052】106はIEEE1394バスに出力され
たデータをラベルとディジタルオーディオデータに分離
するデータ分離手段、107はAMプロトコルパケット
の各クワドレットのラベルの内容を判別する第1の識別
子判別手段、108はラベルがIEC60958フォー
マットを示す場合、192フレーム分のチャネルステー
タスビットを蓄積し、オーディオデータがリニアPCM
かどうか判別する第2の識別子判別手段、109は第1
の識別子判定手段107の判定結果が無音識別子であっ
た場合、無音識別子に続く副識別子の内容を判別する副
識別子判別手段、110は第1の識別子判別手段107
の判別結果などに応じてデータを整列させるデータ整列
手段、111は第1の識別子判別手段107、第2の識
別子判別手段108、副識別子判別手段109からの情
報に応じて記憶手段112から復号方法をロードし、そ
の方法に応じてデータ整列手段110からのデータを復
号するデータ復号手段、112はデータ復号手段111
の復号方法を記憶しておく記憶手段、113は第1の識
別子判別手段107、第2の識別子判別手段108、副
識別子判別手段109からの情報に応じてデータ整列手
段110またはデータ復号手段111からのデータを選
択する選択手段、114はディジタルオーディオデータ
をアナログ信号に変換するDAコンバータ(以下、D/
Aと記す)である。
【0053】なお、本実施の形態では、第1の識別子判
別手段107、第2の識別子判別手段108および副識
別子判別手段109を総じて識別子判別手段と称する。
【0054】以上のように構成された本発明のオーディ
オ送信装置及びオーディオ受信装置における、オーディ
オ伝送動作について、以下説明する。
【0055】まず、DVDプレーヤ側の動作を説明す
る。データ再生手段103は、最初はDVDを再生する
ものとし、AC3エンコードデータを識別子付加手段1
05に出力する。識別子付加手段105はデータ再生手
段103から出力されるオーディオデータの管理情報か
ら識別子を識別子Aとして生成し、識別子を制御手段1
04に出力すると共に、識別子をラベルのフォーマット
に変換し、ラベルをオーディオデータに付加してIEE
E1394バスに出力する。AC3エンコードデータは
IEC60958形式のAMプロトコルパケットに格納
される。このパケットは図8に示したのと同様な形とな
る。ラベルは00h〜3fhの値をとる。チャンネルス
テータスCを1データブロック(192フレーム)まと
めたビット列のビット番号1の位置に、このストリーム
がリニアPCMあるかどうかを示すフラグがある。この
フラグはリニアPCMで無い場合は値1である。IEC
60958型式で圧縮オーディオデータを伝送する方法
はIEC61937として規格化されている。IEC6
1937では、データ部分はデータバーストと呼ばれ
る。データバーストの先頭のヘッダには、この部分のデ
ータタイプ(圧縮フォーマット種別などを示す)を格納
する。1394バス上に出力されるAMプロトコルのパ
ケットでは、サブフレームのデータ24ビットの部分に
データバーストとしてAC3のエンコードデータを格納
する。
【0056】今、データ再生手段103で再生している
DVDのオーディオデータが、AC3エンコードデータ
からDVD5.1chオーディオデータに変化したとす
る。このとき制御手段104は、識別子付加手段105
から出力される識別子から変化を検出し、データ再生手
段103のオーディオ出力を停止する。停止手段として
は、幾通りかの方法が考えられるが、ここではDVD再
生動作の停止を行うものとする。
【0057】そして、識別子付加手段105は、無音識
別子と変化前の識別子Aを付加したパケットを出力す
る。このパケットの一例を図2に示す。
【0058】無音識別子としては、たとえば、AMプロ
トコル拡張案で提案されているデータなしを示すための
ラベルCFhを用いる。ラベルに続く8ビットは識別子
A情報を格納する。ここではIEC60958を示す情
報を格納するが、IEC60958の代表値として00
hを用いてもよい。もし、チャンネルステータスCを含
めてAC3エンコードデータのラベル値00h〜3Fh
を時系列として正確に発生できる機器はその値を入れて
もよい。識別子A情報の後の16ビットは、どんな情報
を用いてもよい。たとえばすべて0にすることも可能で
ある。しかし、この16ビットのうちの所定のビット、
たとえばLSB8ビットに逐次異なるデータ、擬似乱数
などを入れてもよい。擬似乱数はたとえば、M系列発生
器を用いて作ることができる。この様な擬似乱数を入れ
ておくことにより、このパケットを暗号化した場合、暗
号化されたパケットが一定の値になることを防止でき、
暗号化のアルゴリズムを解析するのをより困難にするこ
とができる。
【0059】識別子付加手段105は、無音識別子と変
化前の識別子Aを付加したパケットを出力し始めてから
所定時間T1後、例えば40ms後に無音識別子と変化
後の識別子Bを付加したパケットを出力する。この識別
子B情報をもつパケットに移行する時間T1は所定の値
(たとえば3ms)以上であれば、特に規定しない。
【0060】例えば、AC3ではデコーダでの処理遅延
が32ms程度は発生するので、T1はこれよりも長く
設定するのが望ましい。値T1はアプリケーション(圧
縮フォーマット)の処理遅延に応じて適切な値に変えて
もよい。また、オーディオ機器と映像機器で機器制御ソ
フトウェアを共用する可能性もある。IEEE1394
が広く用いられているDVCでは、1フレームが30m
sであり、テープ上に1フレーム当たり10本のトラッ
クで記録再生するので、処理単位が3msとなる。DV
CではAMプロトコルは使われないが、DVCと共用の
制御ソフトウェアでAMプロトコルも扱う可能性があ
る。よって、マイコンにAMプロトコルの識別子情報を
取り込んで何らかの処理(たとえば、機器の状態表示な
ど)に利用するシステムを考慮すると、T1が3ms以
上あるのが確実である。
【0061】また、実装に際しては、次のストリームの
識別子Bが何であるかわかるまでは識別子Bを付加した
パケットの出力に移行することが不可能であり、それま
では識別子A情報のパケットを出し続けておくものとす
る。
【0062】無音識別子と変化後の識別子Bを付加した
パケットの一例を図3に示す。DVD5.1chデータ
はマルチビットリニアオーディオデータ6クワドレット
とアンシラリ(付属)データ2クワドレットから構成さ
れる。したがってCIPヘッダのDBS(データブロッ
クサイズ)は8になる。またサンプリング周波数も48
kHz以外に96kHz、192kHzなどがあるの
で、データ再生手段103が再生するデータの管理情報
に応じた値をFDFに設定する。SYTフィールドに格
納されるタイムスタンプもデータ再生手段103が再生
する識別子Bのデータに対応したクロックによって作ら
れるタイムスタンプを格納する。
【0063】無音識別子は識別子A情報の場合と同様C
Fhを用いる。識別子B情報としては、AMプロトコル
拡張案で提案されているマルチビットリニアオーディオ
のうち、D8h〜DBhまでの値を用いる。D8hがデ
ータ長24ビット、D9hが20ビット、DAhが16
ビット、DBhはその前と同じデータ長を示す。識別子
B情報の後ろは図2の場合と同様にすべて0のデータ、
逐次変化するデータ、擬似乱数などを格納する。
【0064】6クワドレットの無音識別子の後にはアン
シラリ(付属)データを格納する識別子Dのクワドレッ
トが2つ続く。識別子Dの値は、AMプロトコル拡張案
で提案されているD0hとする。識別子Dの後は副識別
子のフィールドが続く。副識別子は副識別子フィールド
の後の16ビットに格納されるデータの形式を示す。こ
れは、各チャンネルのサンプリング周波数(DVDでは
5.1chのサンプリング周波数が同一でない場合もあ
る)、チャンネル割りつけ、ダイナミックレンジ制御、
ダウンミックス係数、エンファシスフラグ、コピー制御
情報、ISRC(国際標準記録コード)などを示す。こ
れらの情報はDVDディスクの所定のコンテンツを読ま
なければわからないものもあるが、ディスク全体で共通
のものもあり、その状況に応じてわかる情報はすべて伝
送することが可能である。
【0065】所定時間後T2、例えば300msec後に識
別子付加手段105は、DVD5.1chのパケットを
出力し始める。このDVD5.1chパケットに移行す
るまでの時間T2は所定の値(たとえば3ms)以上で
あれば、特に規定はない。しかし、たとえば、DVD
5.1chでサンプリング周波数がそれまでの値と変化
する場合、PLLのロックが一旦はずれ、再度引き込み
を行ったりする。高品質な再生を行うためにPLLが十
分安定するには100ms程度の時間は必要である。ま
た、オーディオ送信装置のアプリケーションによっては
圧縮フォーマットなどが変化する可能性もあり、これに
伴い受信側の処理方法が変わり、このための準備に時間
がかかる場合もある。したがって、時間T2の値は、次
のストリームが何であるか、その前のストリームが何で
あったか、によって変えてもよい。
【0066】このようにして、DVDプレーヤなど、デ
ータを出力するブロックでは、オーディオデータが識別
子A(たとえばAC3エンコードデータ)から識別子B
(たとえばDVD5.1chオーディオデータ)に変化
する際には、所定の時間T1以上無音識別子と変化前の
識別子Aを付加したパケットと、所定の時間T2以上無
音識別子と変化後の識別子Bを付加したパケットとを間
に挟んでIEEE1394バスに出力するようにする。
【0067】つぎに、IEEE1394バスからデータ
を受信するアンプ側の動作について説明する。
【0068】アンプは、まずデータ分離手段106で、
ラベルとオーディオデータとを分離し、ラベルは第1の
識別子判別手段107へ、オーディオデータはデータ整
列手段110へ出力する。また、CIPヘッダのDBS
などはデータ整列手段110へ送る。
【0069】第1の識別子判別手段107はラベルの内
容を判別し、その結果を選択手段113へ出力すると共
に、ラベルがIEC60958フォーマットの場合は、
ラベルの内容を第2の識別子判別手段108へ出力す
る。また、ラベルの内容が無音識別子Cであれば、副識
別子判別手段109へも通知する。
【0070】第2の識別子判別手段108は、ラベルか
らチャネルステータスビットを抜き出し、192フレー
ム分蓄積してチャネルステータスデータを作成した後、
オーディオデータがリニアPCMデータかどうかを判別
し、その結果をデータ復号手段111と選択手段113
に出力する。
【0071】副識別子判別手段109は、第1の識別子
判別手段が無音識別子Cと判別した場合、識別子に続く
識別子情報を判別する。
【0072】データ整列手段110は、識別子やDB
S、アンシラリデータなどをもとにデータ分離手段で分
離されたデータを所定の形式に整列させ、出力する。た
とえば、IEC60958フォーマットの場合は各CI
PのデータブロックをLチャンネルRチャンネルの2チ
ャンネルに整列させ、所定の型式で出力する。オーディ
オ機器の内部ではオーディオデータは、3線式などと呼
ばれる形式でLSI間を伝送されることが多い。3線式
のオーディオデータ伝送の波形例を図4に示す。この型
式では、サンプリング周波数FSのクロック信号、デー
タ転送用のBCK信号(FSのn倍、n=32、48、
64・・・などがよく用いられる)、そして、2チャン
ネルデータを交互にシリアル伝送するdataの3線で
データ伝送を行う。
【0073】DVD5.1chの場合には、各ブロック
の先頭から6クワドレットを6チャンネルオーディオデ
ータとして整列させた上、3線式にもう2本data線
を追加した形式でLSI間の伝送を行う。この場合、6
チャンネルのデータを(L、R)、(C(センター)、
LFE(低音))、(SL(サラウンドL)、SR(サ
ラウンドR))のような3ペアにすることが多い。3本
のdataが選択手段113に接続されていて、IEC
60958フォーマットのリニアPCM(2ch)が受
信された場合には(C、LFE)、(SL、SR)のd
ata線はゼロデータ(Lレベル固定)にしておく。こ
れにより最終的なアナログオーディオ出力は無音にな
る。実装によってはDAの後段にアナログミュートを設
け、無音のチャンネルをアナログ的にゼロにしてもよ
い。また、無音識別子Cには、逐次変化するデータ、あ
るいは、疑似乱数データが含まれている場合があるが、
これもゼロデータに置き換えてミュートする。
【0074】データ復号手段111は、第1の識別子判
別手段107の判別結果、および、データ整列手段11
0から入力されたデータ中に埋め込まれた圧縮フォーマ
ットに応じた復号方式でデータを複号化する。第1の識
別子判別手段107の判別結果が無音識別子Cの場合に
は、第1の識別子判別手段107の代わりに副識別子判
別手段109の判別結果を用いる。DVDプレーヤの場
合には復号が必要なのはIEC60958のノンリニア
PCMの場合である。この場合にはデータ整列手段11
0から入力されたデータからデータバーストのヘッダを
検出し、そこに格納されたデータタイプに従った復号を
行う。記憶手段112はデータ復号手段111用の復号
方法を記憶させてあり、データ復号手段111からの要
求に応じてデータ復号手段111に復号方法を供給す
る。ここに記憶されている復号方法とは、たとえば、A
C3、dts、MPEGなどの復号プログラムなどであ
る。
【0075】選択手段113は、第1の識別子判別手段
107と第2の識別子判別手段108との判別結果に応
じて、データ整列手段110またはデータ復号手段11
1のどちらかの出力を選択する。入力データがIEC6
0958フォーマットでノンリニアPCMの場合にはデ
ータ復号手段111からの出力を、IEC60958フ
ォーマットでリニアPCM、あるいは、マルチビットリ
ニアオーディオの場合にはデータ整列手段110の出力
を選択する。また、無音識別子の場合には副識別子判別
手段109の判別結果を第1の識別子判別手段107の
判別結果の代わりに用いる。IEC60958フォーマ
ットでラベルが00hだけの場合には、IEC6095
8ではあるが、リニアPCMなのか、ノンリニアPCM
かの判別はせず、前の状態を保持する。
【0076】選択手段113の出力をD/A114へ入
力し、アナログオーディオデータに変換する。
【0077】以上説明したデータ送受信と処理のタイミ
ングを図5に示す。図5は、IEC60958フォーマ
ットのAC3エンコードデータが伝送されていて、2種
類の無音識別子のパケットを挟んでDVD5.1chフ
ォーマットのデータに変わった場合である。
【0078】AC3のエンコードデータは受信側で復号
処理され、オーディオ出力としてAC3が得られる。
【0079】送信側の出力がAC3エンコードデータか
ら無音識別子のパケットに代わると、受信側は無音識別
子を検出し、副識別子判別手段109では識別子A情報
としてIEC60958型式のラベル00hを検出す
る。よって、選択手段113はデータ復号手段111の
出力を選択したままとなり、オーディオ出力としてはA
C3が得られる。データ復号手段111に溜まっていた
AC3エンコードデータが全て復号された後は、データ
復号手段111はエンコードデータが無いのでアイドリ
ング状態になり、出力はミュートされる。
【0080】次に無音識別子でDVD5.1chを示す
識別子B情報が送られて来ると、副識別子判別手段10
9ではラベルとしてマルチビットリニアオーディオ(た
とえばD8h)が検出され、無音状態であるが、DVD
5.1chの設定が必要であることがわかる。このとき
にはパケットのCIPヘッダのFDFフィールドのサン
プリング周波数情報が96kHzにかわり、またSYT
フィールドのタイムスタンプも96kHzに対応する値
に代わるため、アンプ102のPLL(図示しないが、
図7に示したようなクロック再生用のPLLである)は
それまでロックしていた48kHzからロックがはず
れ、新たな96kHzのタイムスタンプに応じた引き込
みを開始する。また、各データブロックのアンシラリデ
ータに格納されたデータも読み出され、アンプ側で必要
な設定が成される。この間オーディオ出力はミュートし
たままである。
【0081】その後識別子が無音識別子からDVD5.
1chに変わり、5.1chオーディオデータが送られ
てくると、アンプ101は既に5.1ch再生の準備が
整っており、頭切れすることなく直ちに5.1chのオ
ーディオ出力を開始する。
【0082】以上のように、本実施の形態によれば、受
信側は、無音識別子を検出したら副識別子により、それ
以前のデータフォーマット、あるいはそれ以後のデータ
フォーマットを知ることができる。これにより、伝送さ
れたディジタルオーディオデータの尻切れを防止した
り、種類変化へ速やかに対応して頭切れ防止したりでき
る。
【0083】なお、実施の形態1において、オーディオ
データがIEC60958フォーマットのAC3エンコ
ードデータからDVD5.1chデータに変化するとし
たが、この他のデータフォーマット(IEC60958
フォーマットのリニアPCM、SACD(スーパーオー
ディオCD)など)に変化してもよい。
【0084】また、実施の形態1において、無音識別子
の送信時にはDVDプレーヤを停止させるとしたが、停
止させずに無音識別子及び略ゼロデータを送信しても良
い。
【0085】また、実施の形態1において、無音識別子
の割り当てをLABELとしたが、それ以外の場所、例
えばCIPヘッダの未使用領域を割り当てても良い。
【0086】また、実施の形態1において、送信機器を
DVDプレーヤとしたが、それ以外の機器でも良い。
【0087】また、ミュートはフェードアウトおよびフ
ェードインのソフトミュートとするのがショック音を防
止でき好都合である。
【0088】その他、本発明の趣旨を変えずに構成を変
形し、実施可能であることは言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明は、送信側では、オ
ーディオデータの種類が変化する際に、無音識別子と変
化前の識別子情報を含むパケット、無音識別子と変化後
の識別子情報を含むパケットを所定時間挿入するので、
受信側で無音識別子を検出して適切に変化前のオーディ
オデータを出力し尻切れを防止すると共に、変化後のデ
ータフォーマットの処理準備を行うことによって頭切れ
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるオーディオ送信
装置及びオーディオ受信装置の構成を示すブロック図
【図2】無音識別子と変化前の識別子Aを付加したパケ
ットの一例を示す図
【図3】無音識別子と変化後の識別子Bを付加したパケ
ットの一例を示す図
【図4】3線式のオーディオデータ伝送の波形例を示す
【図5】本発明の実施の形態1におけるオーディオ送信
装置及びオーディオ受信装置のデータ送受信と処理のタ
イミングを示す図
【図6】IEEE1394バス上のパケット伝送タイミ
ングを示す図
【図7】送信ノードと受信ノードとの間のクロック情報
の伝送を示す図
【図8】AMプロトコルのアイソクロナスパケットの一
例を示す図
【図9】IEC60958フォーマットのときのAM8
24データの構成を示す図
【図10】ノンブロッキング方式のオーディオデータ送
受信タイミングを示す図
【図11】従来のオーディオ送信装置及びオーディオ受
信装置の構成を示すブロック図
【図12】従来の方法における、ディジタルオーディオ
データがリニアPCMデータからノンリニアPCMデー
タに変化する際のタイミングチャート
【図13】従来の方法における、ディジタルオーディオ
データがIEC60958フォーマットのAC3エンコ
ードデータからDVDフォーマットに変化する際のタイ
ミングチャート
【符号の説明】
101 DVDプレーヤ 102 アンプ 103 データ再生手段 104 制御手段 105 識別子付加手段 106 データ分離手段 107 第1の識別子判別手段 108 第2の識別子判別手段 109 副識別子判別手段 110 データ整列手段 111 データ復号手段 112 記憶手段 113 選択手段 114 DAコンバータ(D/A)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江島 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 恵子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC02 CC04 DE49 DE53 HL11 5K028 AA01 KK32 TT05 5K034 AA05 CC05 DD01 FF13 HH06 NN11 9A001 BB03 BB04 CC03 CC06 EE05 HH15 JJ71 KK43 LL09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともディジタルオーディオデータ
    及び前記ディジタルオーディオデータの識別子(または
    識別情報)を伝送路に送出するデータ送出手段を備え、 前記データ送出手段は、識別子Aのディジタルオーディ
    オデータから識別子Bのディジタルオーディオデータに
    遷移する所定の時間T1の間、無音識別子Cと、識別子
    Aを示す情報とを出力することを特徴とするオーディオ
    送信装置。
  2. 【請求項2】 少なくともディジタルオーディオデータ
    及び前記ディジタルオーディオデータの識別子(または
    識別情報)を伝送路に送出するデータ送出手段を備え、 前記データ送出手段は、識別子Aのディジタルオーディ
    オデータから識別子Bのディジタルオーディオデータに
    遷移する所定の時間T2の間、無音識別子Cと、識別子
    Bを示す情報とを出力することを特徴とするオーディオ
    送信装置。
  3. 【請求項3】 少なくともディジタルオーディオデータ
    及び前記ディジタルオーディオデータの識別子(または
    識別情報)を伝送路に送出するデータ送出手段を備え、 前記データ送出手段は、識別子Aのディジタルオーディ
    オデータから識別子Bのディジタルオーディオデータに
    遷移する所定の時間T1の間、無音識別子Cと、識別子
    Aを示す情報とを出力し、さらに所定の時間T2の間、
    無音識別子Cと、識別子Bを示す情報とを出力すること
    を特徴とするオーディオ送信装置。
  4. 【請求項4】 識別子Aまたは識別子Bの一方は、非エ
    ンコードモードを示し、他方はエンコードモードを示す
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    オーディオ送信装置。
  5. 【請求項5】 ディジタルオーディオデータが遷移に要
    する所定の時間T1を、3msec以上とすることを特徴と
    する請求項1または3に記載のオーディオ送信装置。
  6. 【請求項6】 ディジタルオーディオデータが遷移に要
    する所定の時間T2を、3msec以上とすることを特徴と
    する請求項2または3に記載のオーディオ送信装置。
  7. 【請求項7】 データを送出する伝送路をIEEE13
    94とすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    かに記載のオーディオ送信装置。
  8. 【請求項8】 無音識別子Cは、IEEE1394のオ
    ーディオ・アンド・ミュージック・データ伝送手順(Au
    dio and Music Data Transmission Protocol)で規定す
    る付属情報(Ancillary Data)を用いることを特徴とす
    る請求項7に記載のオーディオ送信装置。
  9. 【請求項9】 無音識別子Cの場合、前記無音識別子C
    に続く所定のデータ領域を有し、前記データ領域に逐次
    異なるデータを格納することを特徴とする請求項1ない
    し8のいずれかに記載のオーディオ送信装置。
  10. 【請求項10】 無音識別子Cの場合、前記無音識別子
    Cに続く所定のデータ領域を有し、前記データ領域のM
    SB側の所定のビット列に逐次異なるデータを格納する
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の
    オーディオ送信装置。
  11. 【請求項11】 無音識別子Cの場合、前記無音識別子
    Cに続く所定のデータ領域を有し、前記データ領域に疑
    似乱数データを格納することを特徴とする請求項1ない
    し8のいずれかに記載のオーディオ送信装置。
  12. 【請求項12】 無音識別子Cの場合、前記無音識別子
    Cに続く所定のデータ領域を有し、前記データ領域のM
    SB側の所定のビット列に疑似乱数データを格納するこ
    とを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のオ
    ーディオ送信装置。
  13. 【請求項13】 伝送路を介し受信したデータの識別子
    を判別する識別子判別手段と、前記識別子判別手段の出
    力に応じ、非エンコードモードであることを示す識別子
    の場合にはディジタルオーディオデータをそのまま出力
    し、エンコードモードであることを示す識別子の場合に
    はデータ復号手段を介して出力し、無音識別子Cの場合
    で、無音識別子Cの前の識別子が非エンコードモードで
    あることを示す識別子の場合には直ちに出力を略ゼロに
    ミュートし、無音識別子Cの前の識別子がエンコードモ
    ードであることを示す識別子の場合にはデータ復号手段
    で処理中のデータの処理が終了した後に出力を略ゼロに
    ミュートすることを特徴とするオーディオ受信装置。
  14. 【請求項14】 伝送路を介し受信したデータの識別子
    を判別する識別子判別手段と、前記識別子判別手段の出
    力に応じ、非エンコードモードであることを示す識別子
    の場合にはディジタルオーディオデータをそのまま出力
    し、エンコードモードであることを示す識別子の場合に
    はデータ復号手段を介して出力し、無音識別子Cの場合
    で、無音識別子Cの前の識別子が非エンコードモードで
    あることを示す識別子の場合には直ちに出力を略ゼロに
    ミュートし、無音識別子Cの前の識別子がエンコードモ
    ードであることを示す識別子の場合にはデータ復号手段
    で処理中のデータの処理が終了した後に出力を略ゼロに
    ミュートし、無音識別子Cによってミュートしている最
    中に無音識別子に付随した識別子情報に応じたデータ出
    力のための設定に移行することを特徴とするオーディオ
    受信装置。
  15. 【請求項15】 データを受信する伝送路をIEEE1
    394とすることを特徴とする請求項13または14に
    記載のオーディオ受信装置。
  16. 【請求項16】 無音識別子Cは、IEEE1394の
    オーディオ・アンド・ミュージック・データ伝送手順
    (Audio and Music Data Transmission Protocol)で規
    定する付属情報(Ancillary Data)を用いることを特徴
    とする請求項15に記載のオーディオ受信装置。
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