JP2003104665A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JP2003104665A
JP2003104665A JP2001303391A JP2001303391A JP2003104665A JP 2003104665 A JP2003104665 A JP 2003104665A JP 2001303391 A JP2001303391 A JP 2001303391A JP 2001303391 A JP2001303391 A JP 2001303391A JP 2003104665 A JP2003104665 A JP 2003104665A
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垣 薫 雄 中
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原 英 也 小
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動装置を釣合錘に装着しても釣合錘が占め
る容積空間を増大させることがなく、かつ剛性が高くて
振動および騒音の小さい内部ロータ型駆動モータを使用
可能なエレベータを提供する。 【解決手段】 外径が10ミリメートル未満の金属製ワ
イヤロープを吊りロープ3として用いることにより、吊
りロープ3の疲労強度を確保しつつ駆動シーブ25の外
径を小さくすることができる。したがって、駆動モータ
22および駆動シーブ25を釣合錘10に装着しても、
釣合錘10の水平断面短手方向の寸法が増加することが
なく、釣合錘10が占める容積空間を増大させることが
ない。さらには、剛性が高く振動および騒音が発生しに
くい内部ロータ型モータを駆動装置20に用いることが
可能になり、静粛性の高いエレベータとすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降路の頂部に機
械室を持たないエレベータに関し、より詳しくは、釣合
錘に装着した駆動装置を用いて釣合錘を昇降させること
により乗りかごを昇降させる形式のエレベータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物内の空間を効率良く利用する
とともに日照権等の問題を回避するために、昇降路の頂
部に機械室を持たない、いわゆるマシンルームレスエレ
ベータが種々開発され提案されている。
【0003】このようなマシンルームレスエレベータに
は様々な形式のものがあるが、そのなかには釣合錘に設
けた駆動装置を用いて釣合錘を昇降させ、それによって
乗りかごを昇降させる形式のものがある。この形式のマ
シンルームレスエレベータにおいては、昇降路の頂部に
配設したアイドラプーリに吊りロープを巻き回すととも
に、その一端側で乗りかごを懸架し、その他端側で釣合
錘を懸架する。
【0004】吊りロープが釣合錘を懸架する部分は、釣
合錘に設けた駆動シーブに巻回された後に上方に向かっ
て昇降路の頂部に固定され、いわゆる2:1ローピング
で釣合錘を懸架する。釣合錘に設けた駆動シーブは、釣
合錘に設けた駆動モータによって回転駆動される。これ
により、駆動モータを作動させて駆動シーブを回転駆動
し、釣合錘を昇降させることによって乗りかごを昇降さ
せることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、釣合錘に設
けた駆動装置によって乗りかごを昇降させる形式の従来
のマシンルームレスエレベータにおいては、駆動モータ
の回転軸が釣合錘の水平断面短手方向に延びるように配
設されている。言い換えると、エレベータの釣合錘の水
平断面は細長い長方形となっているが、この細長い長方
形の短辺と回転軸とが平行に延びるように駆動モータが
配設されている。
【0006】これらの駆動モータはいずれも外部ロータ
型モータであり、駆動シーブはロータ(回転子)の半径
方向外側に取付けられている。これにより、駆動シーブ
の外径がかなり大きくなるため、釣合錘の容積空間の大
半を駆動シーブが占めることになる。したがって、釣合
錘としての必要な重量を確保するための錘や駆動モータ
の制御機器等を釣合錘に配置すると、釣合錘全体の上下
方向長さが過大となってしまう。
【0007】また、このような駆動モータにおいては、
ロータ(回転子)若しくはステータ(固定子)の少なく
とも一方が曲げ剛性の小さい円盤状とならざるを得ない
ため、ロータおよびステータの両方が円筒状となる内部
ロータ型モータに比べ剛性が小さい。これにより、駆動
モータの回転中に生じるトルク変動に伴って振動や騒音
が発生し易い。
【0008】一方、剛性が高く振動や騒音の少ない内部
ロータ型モータを用いるために、駆動モータおよび巻上
機を釣合錘に搭載することも考えられる。しかしなが
ら、従来の巻上機は、10ミリメートル以上の外径を有
する鋼製ワイヤロープを吊りロープとして使用すること
を想定している。また、ワイヤロープがシーブを通過す
る時に生じる強制的な曲げ変形に対応させつつ疲労強度
を確保するために、ワイヤロープの外径をd、駆動シー
ブの外径をDとしたときに、D≧40×dとする設計手
法を採用している。したがって、外径が10ミリメート
ル以上の鋼製ワイヤロープを使用するとD≧400ミリ
メートルとなるから、巻上機を釣合錘に搭載した場合に
は釣合錘の水平断面短手方向の寸法が過大になってしま
う。
【0009】そこで本発明の目的は、上述した従来技術
が有する問題点を解消し、駆動装置を釣合錘に装着して
も釣合錘が占める容積空間を増大させることがなく、か
つ剛性が高くて振動および騒音の小さい内部ロータ型駆
動モータを使用可能なエレベータを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する請
求項1に記載の手段は、釣合錘に装着された駆動シーブ
と、前記駆動シーブを回転駆動する、前記釣合錘に装着
された駆動モータと、前記駆動シーブに巻回されて前記
釣合錘を2:1ローピングで懸架する吊りロープと、前
記吊りロープにより前記釣合錘と釣瓶状に懸架された乗
りかごとを備え、前記駆動モータを作動させて前記釣合
錘を昇降させることにより前記乗りかごを昇降させるエ
レベータである。そして、前記駆動モータが内部ロータ
型モータとするとともに、前記駆動モータおよび前記駆
動シーブをその回転軸が前記釣合錘の水平断面長手方向
と一致するように配設し、かつ前記吊りロープを外径が
10ミリメートル未満の金属製ワイヤロープとしたこと
を特徴としている。
【0011】すなわち、請求項1に記載したエレベータ
においては、外径が10ミリメートル未満の金属製ワイ
ヤロープを吊りロープとして用いるから、吊りロープの
疲労強度を確保しつつ駆動シーブの外径を小さくするこ
とができる。駆動シーブの外径を小さくしつつ、従来と
同じ昇降速度で乗りかごを昇降させるためには、駆動シ
ーブを高速回転させる必要があるが、その分必要となる
トルクは小さくて済む。一般に、同一馬力のモータでは
高いトルクが必要になるほどロータとステータとの対向
面積が多く必要になり、モータの体積が増加する。しか
しながら、本発明においては高速回転で低トルクのモー
タを使用することができるので、内部ロータ型モータの
外径を小さくすることができる。したがって、駆動シー
ブおよび駆動モータを釣合錘に装着しても、釣合錘の水
平断面短手方向の寸法が増加することがなく、釣合錘が
占める容積空間を増大させることがない。さらに、剛性
が高く振動および騒音が発生しにくい内部ロータ型モー
タを駆動装置に用いることにより、静粛性の高いエレベ
ータとすることができる。
【0012】また、上記の課題を解決する請求項2に記
載の手段は、釣合錘に装着された駆動シーブと、前記駆
動シーブを回転駆動する、前記釣合錘に装着された駆動
モータと、前記駆動シーブに巻回されて前記釣合錘を
2:1ローピングで懸架する吊りロープと、前記吊りロ
ープにより前記釣合錘と釣瓶状に懸架された乗りかご
と、を備え、前記駆動モータを作動させて前記釣合錘を
昇降させることにより前記乗りかごを昇降させるエレベ
ータである。そして、前記駆動モータを内部ロータ型モ
ータとするとともに、前記駆動モータおよび前記駆動シ
ーブをその回転軸が前記釣合錘の水平断面長手方向と一
致するように配設し、かつ前記吊りロープを非金属製ロ
ープとしたことを特徴としている。なお、非金属製ロー
プとして、アラミド等の樹脂繊維若しくは天然繊維から
製造したワイヤロープを用いることができる。
【0013】すなわち、請求項2に記載したエレベータ
は、請求項1に記載したエレベータにおける金属製ワイ
ヤロープに代えて、非金属製ロープを吊りロープとして
用いる。非金属製ロープを吊りロープとして用いること
により、吊りロープの疲労強度を確保しつつ駆動シーブ
の外径を小さくすることができる。したがって、請求項
2に記載したエレベータにおいても、請求項1に記載し
たエレベータと同一の作用効果を得ることができる。
【0014】また、上記の課題を解決する請求項3に記
載の手段は、釣合錘に装着された駆動シーブと、前記駆
動シーブを回転駆動する、前記釣合錘に装着された駆動
モータと、前記駆動シーブに巻回されて前記釣合錘を
2:1ローピングで懸架する吊りロープと、前記吊りロ
ープにより前記釣合錘と釣瓶状に懸架された乗りかご
と、を備え、前記駆動モータを作動させて前記釣合錘を
昇降させることにより前記乗りかごを昇降させるエレベ
ータである。そして、前記駆動モータを内部ロータ型モ
ータとするとともに、前記駆動モータおよび前記駆動シ
ーブをその回転軸が前記釣合錘の水平断面長手方向と一
致するように配設し、かつ前記吊りロープをフラットロ
ープとしたことを特徴としている。なお、フラットロー
プとは、細長く帯状に延びる薄いベルトの両側面に細径
の芯線から製造した複数のワイヤケーブルを並設してベ
ルトに固定したものであり、その幅寸法に対してその厚
み寸法が大幅に小さい特徴を有している。
【0015】すなわち、請求項3に記載したエレベータ
は、請求項1に記載したエレベータにおける金属製ワイ
ヤロープに代えて、フラットロープを吊りロープとして
用いる。フラットロープを吊りロープとして用いること
により、吊りロープの疲労強度を確保しつつ駆動シーブ
の外径を小さくすることができる。したがって、請求項
3に記載したエレベータにおいても、請求項1に記載し
たエレベータと同一の作用効果を得ることができる。
【0016】請求項4に記載の手段は、請求項1乃至3
のいずれかに記載したエレベータにおいて、前記駆動モ
ータの内部ロータと前記駆動シーブとを減速手段を介し
て結合したものである。これにより、さらに低トルクで
高速回転の駆動モータを用いることができるから、駆動
モータの外径をさらに小さくすることができる。
【0017】請求項5に記載の手段は、請求項1乃至4
のいずれかに記載したエレベータにおいて、2台の前記
駆動モータを同軸に配設するとともに、前記駆動シーブ
を前記2台の駆動モータの間に配設したものである。こ
れにより、さらに低トルクで高速回転の駆動モータを用
いることができるから、駆動モータの外径をさらに小さ
くすることができる。
【0018】請求項6に記載の手段は、請求項1乃至5
のいずれかに記載したエレベータにおいて、前記駆動モ
ータおよび前記駆動シーブの外径を、前記釣合錘の水平
断面短手方向の寸法よりも小さくしたものである。これ
により、駆動モータや駆動シーブの一部が釣合錘の側面
から外側にはみ出さない構造とすることができる。
【0019】請求項7に記載の手段は、請求項6に記載
したエレベータにおいて、前記駆動シーブの外径を前記
駆動モータの外径よりも小さくしたものである。これに
より、駆動モータが必要とするトルクをより一層小さく
することができるとともに、駆動シーブに巻回した吊り
ロープが釣合錘の側面から外側にはみ出さないように配
設することができる。
【0020】請求項8に記載の手段は、請求項1乃至7
のいずれかに記載したエレベータにおいて、前記乗りか
ごと前記釣合錘との間で延びる電力供給用電線をさらに
備えるとともに、前記乗りかごに供給されている電力を
前記駆動モータに供給することを特徴としている。これ
により、釣合錘に装着した駆動モータに対して容易に電
力を供給することができる。
【0021】請求項9に記載の手段は、請求項1乃至8
のいずれかに記載したエレベータにおいて、前記駆動モ
ータを制御するための制御装置を前記釣合錘に装着した
ことを特徴としている。これにより、制御装置と駆動モ
ータと結ぶ制御線を短くすることができるから、ノイズ
の混入を最小限に抑えることができる。また、制御装置
の重量も釣合錘の重量として利用することができる。
【0022】請求項10に記載の手段は、請求項9に記
載したエレベータにおいて、前記乗りかごと前記釣合錘
との間で延びる制御信号送受信用の制御線をさらに備
え、前記制御装置の操作を前記乗りかご側から可能とし
たことを特徴としている。これにより、釣合錘に装着し
た制御装置を乗りかご上から容易に調整することができ
る。
【0023】請求項11に記載の手段は、請求項10に
記載したエレベータにおいて、前記乗りかごが昇降する
昇降路の外部と前記乗りかごとの間で延びる制御信号送
受信用の第2の制御線をさらに備え、前記制御装置を、
前記制御線および前記第2の制御線を介して前記昇降路
の外部から操作可能としたことを特徴としている。これ
により、釣合錘に装着した制御装置を昇降路の外部から
容易に調整することができる。
【0024】請求項12に記載の手段は、請求項9に記
載したエレベータにおいて、前記制御装置を、前記釣合
錘に対向して停止した前記乗りかご上の作業員によって
操作可能に配設したことを特徴としている。これによ
り、釣合錘に装着した制御装置を乗りかご上から容易に
調整することができる。
【0025】請求項13に記載の手段は、請求項9に記
載したエレベータにおいて、前記制御装置を、前記釣合
錘が昇降する昇降路の外部に位置する作業員によって操
作可能に配設したことを特徴としている。これにより、
釣合錘に装着した制御装置を乗りかご上から容易に調整
することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエレベータの
各実施形態を、図1乃至図8を参照して詳細に説明す
る。なお、以下の説明においては同一の部分に同一の符
号を用いる。
【0027】第1実施形態 まず最初に図1〜図6を参照し、第1実施形態のエレベ
ータおよびその変形例について説明する。
【0028】図1に示したように、本第1実施形態のエ
レベータ100は、昇降路1の頂部に配設されたアイド
ラシーブ2に巻回した吊りロープ3によって、乗りかご
4および釣合錘10がそれぞれ2:1ローピングで釣瓶
状に懸架されている。吊りロープ3のうち、アイドラシ
ーブ2から乗りかご4側に垂下する部分3aは、乗りか
ご4の下部に設けられた一対のかご下シーブ4a,4b
に巻回された後に上方に向かって延び、昇降路1の頂部
に設けたヒッチ部5aに固定されている。また、アイド
ラシーブ2から釣合錘10側に垂下する部分3bは、図
2に示したように、以下に詳述する釣合錘10に装着さ
れた駆動装置20の駆動シーブ25に巻回された後に上
方に向かい、図1に示したように昇降路1の頂部に設け
たヒッチ部5baに固定されている。したがって、駆動
装置20を作動させて釣合錘10を昇降させることによ
り、乗りかご4を昇降させることができる。なお、吊り
ロープ3には、外径5ミリメートルの金属製ワイヤロー
プ3が使用されている。
【0029】乗りかご4の下部に接続されて垂下する第
1のテールコード6は、昇降路1が設けられている建屋
7との接続部に接続されている。第1のテールコード6
には、電力供給用の電源線と制御信号送受信用の制御線
とがそれぞれ収納されている。これにより、電源線を介
して建屋7から乗りかご4に電力を供給するとともに、
制御線を介してに建屋7乗りかごかご4との間で各種の
制御信号をやり取りすることができる。
【0030】また、乗りかご4の下部に取り付けられて
垂下する第2のテールコード8は、釣合錘10の下端の
接続部に接続されている。第2のテールコード8には、
駆動装置20に電力を供給する電源線と、駆動装置20
と共に釣合錘10に装着された後に詳述する制御装置3
0との間で制御信号を送受信する制御線とがそれぞれ収
納されている。これにより、建屋7と駆動装置20およ
び制御装置30との間では、第1のテールコード6およ
び第2のテールコード8を介して電力を供給しかつ制御
信号を送受信することができる。
【0031】図2に示したように、釣合錘10は左右一
対のガイドレール11a,11bによって案内されつつ
昇降する。このため、釣合錘10の枠体12には、左右
一対のガイドレール11a,11bとそれぞれスライド
係合するガイドシュー13a,13b,13c,13d
が設けられている。また、釣合錘10の下側半分には、
複数の錘14が着脱自在に装着され、釣合錘10の重量
値を調整できるようになっている。
【0032】釣合錘10の上部に設けられた支持枠15
上には、駆動装置20が装着されている。この駆動装置
20は、取付脚21を介して支持枠15に固定された内
部ロータ型の駆動モータ22と、この駆動モータ22の
回転駆動力を減速する減速機23とを有している。減速
機23の出力軸24は、駆動シーブ25と一体に回転す
るとともに、その先端は支持脚26によって回転自在に
支持されている。
【0033】図3に示したように、駆動モータ22およ
び駆動シーブ25は同軸であり、かつその回転軸線が延
びる方向は釣合錘10の水平断面長手方向、言い換える
と一方のガイドレール11aから他方のガイドレール1
1bに向かう方向(図3において図示左右方向)と一致
している。また、駆動モータ22の外径寸法D1は、釣
合錘10の水平断面短手方向(図3において図示上下方
向)の寸法、言い換えると釣合錘の幅方向の寸法Wの値
よりも小さくなっており、駆動モータ22が釣合錘10
の側面から外側にはみ出さないようになっている。さら
に、駆動シーブ25の外径寸法D2は、駆動モータ22
の外径寸法D1よりも小さくなっている。これにより、
駆動モータ22が必要とする出力トルクをより一層小さ
くすることができるとともに、駆動シーブ25に巻回し
た吊りロープ3が釣合錘10の側面から外側にはみ出さ
ないようにすることができる。
【0034】また、図4に拡大して示したように、駆動
シーブ25の表面には複数の凹溝25aが凹設されてい
る。そして、これらの凹溝25a内に複数の吊りロープ
3が巻き付けられている。
【0035】駆動装置20のすぐ下側に配設された釣合
錘10の支持枠16上には、駆動装置20の作動を制御
するための制御装置30が配設されている。制御装置3
0には、第2のテールコード8が接続されている。ま
た、制御装置30は短い制御線31を介して駆動モータ
22に直結されているので、ノイズの混入を最小限に抑
えることができる。また、制御装置30の重量も釣合錘
10の重量として利用することができる。
【0036】制御装置30の側面には、制御装置30の
作動を調整するための調整機器32が設けられている。
この調整機器32を乗りかご4と対向する側に設ける
と、制御装置30を調整する作業を、乗りかご4に乗っ
た作業員が容易に行うことができる。また、調整機器3
2を昇降路1の内壁面側に設けると、制御装置30を調
整する作業を、昇降路1の外部から容易に行うことがで
きる。なお、制御装置30は、第1のテールコード6お
よび第2のテールコード8を介して建屋7に接続されて
いるから、制御装置30を調整する作業を建屋7側から
行うこともできる。
【0037】すなわち、上述した構造を有する本第1実
施形態のエレベータ100においては、外径が5ミリメ
ートルの金属製ワイヤロープを吊りロープ3として使用
するから、吊りロープ3の疲労強度を確保するために必
要な駆動シーブ25の外径D2の値を200ミリメート
ルとすることができる。駆動シーブ25の外径を小さく
しながら従来と同じ昇降速度で乗りかご4を昇降させる
ためには、駆動シーブ25を高速回転させる必要がある
が、その分必要となる駆動モータ22の出力トルクは小
さくて済む。
【0038】一般に、同一馬力の駆動モータでは高い出
力トルクが必要になるほどロータとステータとの対向面
積が多く取る必要があり、駆動モータの体積が増加す
る。しかしながら、本第1実施形態のエレベータ100
によれば、高回転で低トルクの駆動モータを使用するこ
とができるから、内部ロータ型駆動モータ22の外径D
1の値を小さくすることができる。したがって、駆動モ
ータ22および駆動シーブ25を釣合錘10に装着して
も、釣合錘10の水平断面短手方向の寸法Wの値が大き
くなることがなく、釣合錘10が占める容積空間を増大
させることがない。さらに、剛性が高く振動および騒音
が発生しにくい内部ロータ型モータを駆動モータ22と
して使用することができるから、静粛性の高いエレベー
タとすることができる。
【0039】なお、本第1実施形態のエレベータ100
においては、吊りロープ3に外径5ミリメートルの金属
製ワイヤロープを使用しているが、より大きな外径を有
するワイヤロープを使用することもできる。ただし、吊
りロープ3の外径を増加させると、使用する吊りロープ
3の本数を少なくすることができるという長所がある反
面、駆動シーブ25の外径D2の値が増加し、駆動装置
20が大型化するという短所もある。したがって、第1
実施形態のエレベータ100を設置する昇降路1の寸法
に合わせて、これらの長所と短所を使い分ける必要があ
る。ワイヤロープの外径が10ミリメートル以上になる
と駆動装置20の大きさが従来の巻上機と同程度とな
り、釣合錘10に装着することができなくなるから、吊
りロープ3の外径は10ミリメートル未満とする必要が
ある。
【0040】次に、図5を参照し、上述した第1実施形
態のエレベータ100の変形例について説明する。
【0041】第1実施形態においては吊りロープ3に金
属製ワイヤロープを使用したが、本変形例においては吊
りロープ3として非金属繊維製ロープ、より詳しくはア
ラミド繊維製の吊りロープ27を使用している。すなわ
ち、図5に示したように、駆動シーブ25の表面に凹設
された複数の凹溝25bには、アラミド繊維製の吊りロ
ープ27がそれぞれ巻回されている。
【0042】これらのアラミド繊維製吊りロープ27の
外径は、第1実施形態における吊りロープ3の外径より
も大幅に大きくなっているが、その曲げ剛性は同一の引
張り強度を有する金属製ワイヤロープにくらべて非常に
小さい。これにより、外径dのアラミド繊維製吊りロー
プ27を外径Dの駆動シーブに巻回しても、アラミド繊
維製吊りロープ27に発生する曲げ応力は、鋼製ワイヤ
ロープに比較して非常に小さく、D≧40×dとする必
要はない。したがって、アラミド繊維製吊りロープ27
の外径が5ミリメートル以上であっても、第1実施形態
における駆動シーブ25、若しくは同程度の外径を有す
る駆動シーブを用いることが可能となる。なお、非金属
繊維製ロープとしては、アラミド繊維の他に種々の高分
子材製繊維や、マニラ麻等の天然繊維を用いることもで
きる。
【0043】次に、図6を参照し、上述した第1実施形
態のエレベータ100の他の変形例について説明する。
【0044】第1実施形態においては吊りロープ3に金
属製ワイヤロープを使用したが、本変形例においては吊
りロープ3としてフラットロープを使用する。すなわ
ち、図65に示したように、駆動シーブ25の表面に凹
設された複数の凹溝25cには、複数のフラットロープ
28がそれぞれ巻回されている。
【0045】フラットロープ28は、細長く帯状に延び
る薄いベルトの両側面に細径の芯線から製造した複数の
ワイヤケーブルを並設してベルトに固定したものであ
り、その幅寸法に対してその厚み寸法が大幅に小さいと
いう特徴を有している。これにより、厚みがdのフラッ
トロープ28を外径Dの駆動シーブに巻回しても、フラ
ットロープ28に発生する曲げ応力は、鋼製ワイヤロー
プに比較して非常に小さく、D≧40×dとする必要は
ない。したがって、第1実施形態における駆動シーブ2
5、若しくはそれより小さい外径を有する駆動シーブを
用いることが可能となる。なお、本第1実施形態の変形
例においては、吊りロープ3としてフラットロープ28
を使用したが、断面が細長形状で吊りロープ3と同等の
機能を持つものであればフラットロープに限定されるも
のではない。
【0046】第2実施形態 次に、図7および図8を参照し、本発明に係る第2実施
形態のエレベータについて説明する。
【0047】前述した第1実施形態においては、駆動装
置20に1台の内部ロータ型駆動モータ22を用いてい
たが、本第2実施形態においては駆動装置に2台の内部
ロータ型駆動モータを用いている。なお、駆動装置以外
の部分の構造は第1実施形態と同一であるため、相違点
についてのみ説明する。
【0048】図7および図8に示したように、釣合錘1
0の上部に設けられた支持枠15上には、駆動装置40
が装着されている。この駆動装置40は、取付脚21を
介して支持枠15の右側半分に固定された、内部ロータ
型の駆動モータ22と、この駆動モータ22の回転駆動
力を減速する減速機23とを有している。また、この駆
動装置40は、取付脚41を介して支持枠15の左側半
分に固定された、内部ロータ型の駆動モータ42と、こ
の駆動モータ42の回転駆動力を減速する減速機43と
を有している。そして、左右一対の減速機23,43に
一体に接続された出力軸24によって駆動シーブ25が
回転駆動される。
【0049】左右一対の駆動モータ22,42および左
右一対の減速機23,43は互いに同軸であり、かつそ
の回転軸線が延びる方向は釣合錘10の水平断面長手方
向、言い換えると一方のガイドレール11aから他方の
ガイドレール11bに向かう方向(図8において図示左
右方向)と一致している。また、駆動モータ22,42
の外径寸法D1は、釣合錘10の水平断面短手方向(図
3において図示上下方向)の寸法、言い換えると釣合錘
の幅寸法Wの値よりも小さくなっており、駆動モータ2
2,42が釣合錘10の側面から外側にはみ出さないよ
うになっている。
【0050】さらに、駆動シーブ25の外径寸法D2
は、駆動モータ22,42の外径寸法D1よりも小さく
なっている。これにより、駆動モータ22が必要とする
出力トルクをより一層小さくすることができるととも
に、駆動シーブ25に巻回した吊りロープ3が釣合錘1
0の側面から外側にはみ出さないようにすることができ
る。
【0051】加えて本第2実施形態においては、左右一
対の駆動モータ22,42によって駆動シーブ25を回
転駆動するから、さらに重い乗りかごを昇降させる場合
でも駆動モータの外径寸法D1の値が増加することがな
い。また、乗りかご4の重量が増加しない場合には、1
台当りの出力トルクがより小さくより小型の駆動モータ
を用いることもできる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るエレベータにおいては、外径が10ミリメートル
未満の金属製ワイヤロープや非金属製のワイヤロープ、
若しくはフラットロープを吊りロープとして用いるか
ら、吊りロープの疲労強度を確保しつつ駆動シーブの外
径を小さくすることができる。したがって、駆動シーブ
および駆動モータを釣合錘に装着しても、釣合錘の水平
断面短手方向の寸法が増加することがなく、釣合錘が占
める容積空間を増大させることがない。さらに、剛性が
高く振動および騒音が発生しにくい内部ロータ型モータ
を使用することができるから、静粛性の高いエレベータ
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のエレベータの構造を模式的に示
す側面図。
【図2】図1に示した釣合錘の正面図。
【図3】図2に示したA−A破断線に沿った断面図。
【図4】図3に示した駆動シーブを拡大して示す平面
図。
【図5】変形例の吊りロープを駆動シーブと共に拡大し
て示す平面図。
【図6】変形例の吊りロープを駆動シーブと共に拡大し
て示す平面図。
【図7】第2実施形態のエレベータにおける釣合錘を示
す正面図。
【図8】図7に示したB−BA破断線に沿った断面図。
【符号の説明】
1 昇降路 2 アイドラシーブ 3 吊りロープ 4 乗りかご 5 ヒッチ部 6 第1のテールコード 7 建屋 8 第2のテールコード 9 10 釣合錘 11 ガイドレール 12 枠体 13 ガイドシュー 14 錘 15,16 支持枠 20 駆動シーブ 21 取付脚 22 駆動モータ 23 減速機 24 出力軸 25 駆動シーブ 26 支持脚 27 非金属繊維製吊りロープ 28 フラットロープ 30 制御装置 31 制御線 32 調整機器 40 駆動装置 41 取付脚 42 駆動モータ 43 減速機 100 第1実施形態のエレベータ 200 第2実施形態のエレベータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F002 GA00 GA03 3F305 BB02 BB08 BB14 BB19 3F306 AA07 BA00 DA00

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣合錘に装着された駆動シーブと、 前記駆動シーブを回転駆動する、前記釣合錘に装着され
    た駆動モータと、 前記駆動シーブに巻回されて前記釣合錘を2:1ローピ
    ングで懸架する吊りロープと、 前記吊りロープにより前記釣合錘と釣瓶状に懸架された
    乗りかごと、を備え、 前記駆動モータを作動させて前記釣合錘を昇降させるこ
    とにより前記乗りかごを昇降させるエレベータであっ
    て、 前記駆動モータを内部ロータ型モータとするとともに 前記駆動モータおよび前記駆動シーブをその回転軸が前
    記釣合錘の水平断面長手方向と一致するように配設し、 かつ前記吊りロープを外径が10ミリメートル未満の金
    属製ワイヤロープとしたことを特徴とするエレベータ。
  2. 【請求項2】釣合錘に装着された駆動シーブと、 前記駆動シーブを回転駆動する、前記釣合錘に装着され
    た駆動モータと、 前記駆動シーブに巻回されて前記釣合錘を2:1ローピ
    ングで懸架する吊りロープと、 前記吊りロープにより前記釣合錘と釣瓶状に懸架された
    乗りかごと、を備え、 前記駆動モータを作動させて前記釣合錘を昇降させるこ
    とにより前記乗りかごを昇降させるエレベータであっ
    て、 前記駆動モータを内部ロータ型モータとするとともに 前記駆動モータおよび前記駆動シーブをその回転軸が前
    記釣合錘の水平断面長手方向と一致するように配設し、 かつ前記吊りロープを非金属製ロープとしたことを特徴
    とするエレベータ。
  3. 【請求項3】釣合錘に装着された駆動シーブと、 前記駆動シーブを回転駆動する、前記釣合錘に装着され
    た駆動モータと、 前記駆動シーブに巻回されて前記釣合錘を2:1ローピ
    ングで懸架する吊りロープと、 前記吊りロープにより前記釣合錘と釣瓶状に懸架された
    乗りかごと、を備え、 前記駆動モータを作動させて前記釣合錘を昇降させるこ
    とにより前記乗りかごを昇降させるエレベータであっ
    て、 前記駆動モータを内部ロータ型モータとするとともに 前記駆動モータおよび前記駆動シーブをその回転軸が前
    記釣合錘の水平断面長手方向と一致するように配設し、 かつ前記吊りロープをフラットロープとしたことを特徴
    とするエレベータ。
  4. 【請求項4】前記駆動モータの内部ロータと前記駆動シ
    ーブとを減速手段を介して結合したことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載したエレベータ。
  5. 【請求項5】2台の前記駆動モータを同軸に配設すると
    ともに、前記駆動シーブを前記2台の駆動モータの間に
    配設したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載したエレベータ。
  6. 【請求項6】前記駆動モータおよび前記駆動シーブの外
    径は、前記釣合錘の水平断面短手方向の寸法よりも小さ
    いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載し
    たエレベータ。
  7. 【請求項7】前記駆動シーブの外径は、前記駆動モータ
    の外径よりも小さいことを特徴とする請求項6に記載し
    たエレベータ。
  8. 【請求項8】前記乗りかごと前記釣合錘との間で延びる
    電力供給用の電力線をさらに備え、前記乗りかごに供給
    されている電力を前記駆動モータに供給することを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれかに記載したエレベー
    タ。
  9. 【請求項9】前記駆動モータを制御するための制御装置
    を前記釣合錘に装着したことを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載したエレベータ。
  10. 【請求項10】前記乗りかごと前記釣合錘との間で延び
    る制御信号送受信用の制御線をさらに備え、前記制御装
    置を前記乗りかご側から操作可能としたことを特徴とす
    る請求項9に記載したエレベータ。
  11. 【請求項11】前記乗りかごが昇降する昇降路の外部と
    前記乗りかごとの間で延びる制御信号送受信用の第2の
    制御線をさらに備え、 前記制御装置は、前記制御線および前記第2の制御線を
    介して前記昇降路の外部から操作可能であることを特徴
    とする請求項10に記載したエレベータ。
  12. 【請求項12】前記制御装置は、前記釣合錘に対向して
    停止した前記乗りかご上の作業員によって操作可能に配
    設されることを特徴とする請求項9に記載したエレベー
    タ。
  13. 【請求項13】前記制御装置は、前記釣合錘が昇降する
    昇降路の外部に位置する作業員によって操作可能に配設
    されることを特徴とする請求項9に記載したエレベー
    タ。
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