JP4443546B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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本発明は、昇降路内のガイドレールに沿って乗りかごと釣合いおもりが移動するエレベーター装置に関するものである。
従来から、乗りかご及び釣合いおもりを、3:1ローピング又は4:1ローピングで吊り下げたエレベーター装置が提案されており、例えば、下記特許文献1には、駆動シーブ,吊り車及び返し車について、様々な大きさの組合せが記載されている。
特開2005−200205号(図1〜図13)
一般に、乗りかご吊り車へ至るロープの固有振動数は、そのロープの長さ(乗りかごの位置)により変化し、乗りかごが最下階にあるとき最小となる。ここで、ロープの固有振動数の最小値は、ロープのストロークが増加するにつれて小さくなる。つまり、高層ビルに設置されるエレベーター装置に比べて、標準的な高さの建屋に設置されるエレベーター装置の方が、ロープの固有振動数の最小値が大きくなるので、駆動シーブの僅かな偏心などに起因して発生する振動の周波数と一致する可能性は少ない。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたエレベーター装置のように、3:1ローピングや4:1ローピングの場合、2:1ローピングの場合と比べて、巻上機の駆動シーブの回転数が大きいため、駆動シーブに発生する振動の周波数も大きい。従って、標準的な高さの建屋に設置されるエレベーター装置であっても、駆動シーブの振動の周波数が、ロープの固有振動数の最小値以上になる場合があり、その場合は、駆動シーブの振動の周波数とロープの固有振動数とが一致して共振を生じてしまう。
また、上記特許文献1に記載されたエレベーター装置では、駆動シーブから、他の返し車を介することなく、乗りかご吊り車へロープが巻き掛けられているため、駆動シーブの振動が、乗りかご吊り車へ至るロープに直接伝わるようになっている。従って、駆動シーブの振動の周波数が、乗りかご吊り車へ至るロープの固有振動数と一致する場合は、必然的に、乗りかご吊り車へ至るロープと共振し、大きな振動が乗りかごに伝わってしまう。
本発明の目的は、乗りかごの振動を抑制したエレベーター装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明のエレベーター装置は、昇降路内でロープにより吊られた乗りかごと釣合いおもりが巻上機により駆動されるエレベーター装置において、前記乗りかご及び釣合いおもりはn:1(nは3以上の自然数)ローピングで吊られており、前記乗りかご及び釣合いおもりに設けられた吊り車と、前記昇降路内に設けられ前記ロープを方向転換させる返し車と、前記巻上機に設けられ前記ロープが巻き掛けられる駆動シーブを備え、この駆動シーブから前記乗りかごの吊り車へ至るまでに前記ロープが巻き掛けられる返し車のうち少なくとも1つと、前記釣合いおもり吊り車が前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を、他は前記駆動シーブと略同じ又は前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を有し、前記返し車,乗りかご吊り車及び釣合いおもり吊り車は、前記駆動シーブと略同じ直径のものと前記駆動シーブよりも大きい直径のものとの2種類の直径からなるようにしたものである。

本発明によれば、乗りかごの振動を抑制したエレベーター装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態を示すエレベーター装置の斜視図であり、図2は図1のロープ5の掛け方を示す図である。
本実施形態のエレベーター装置では、乗りかご1が、乗りかごガイドレールに沿って昇降し、釣合いおもり12が、釣合いおもりガイドレールに沿って昇降するように構成されている。また、乗りかご1と釣合いおもり12は、ロープ5により吊られ、駆動シーブ11を有する胴長巻上機10により駆動される。ここで、胴長の巻上機とは、回転軸方向の寸法が、回転軸方向と垂直方向の寸法よりも大きい巻上機をいう。
更に、乗りかご1の乗場側には出入口2が設けられ、天井部にはかご上枠3が設置され、このかご上枠3に、駆動シーブ11と略同じ直径を有する乗りかご吊り車8が取付けられている。また、乗りかご1の右側部のかご床付近にはかご下プーリ6が設けられ、かご床中央付近の下方には綱止め4が設けられている。ここで、乗りかご1の右側部とは、エレベーターの乗場側から見て乗りかご1の右の部分を意味する。一方、釣合いおもり12の上部にも、綱止め15及び釣合いおもり吊り車13が取付けられている。尚、綱止め4,15は、ロープ5の伸びを吸収する機能を有している。
そして、昇降路の上部には、互いの鉛直投影が略平行な乗りかご側返し車7a及び7bと巻上機側返し車9aが設置されている。更に昇降路の上部には、この乗りかご側返し車7a及び7bの鉛直投影に対して傾斜するように配置された巻上機側返し車9bと、上記乗りかご側返し車7a等の鉛直投影に対して略垂直に配置された釣合いおもり側返し車
14が設置されている。
尚、本実施形態では、吊り車,返し車,シーブ,プーリを総称して滑車と呼び、乗りかご1又は釣合いおもり12の上部又は側部に取付けられる滑車を吊り車、昇降路に取付けられる滑車を返し車,駆動滑車をシーブ,乗りかご1又は釣合いおもり12に取付けられる吊り車以外の滑車をプーリとしている。また、巻上機側返し車とは、乗りかご吊り車8又は釣合いおもり吊り車13から胴長巻上機10の駆動シーブ11へ至るまでにロープ5が巻き掛けられる返し車を指す。また、乗りかご側返し車とは、乗りかご吊り車8を基準として駆動シーブ11と反対側に位置する返し車を指す。更に、釣合いおもり側返し車とは、釣合いおもり吊り車13を基準として駆動シーブ11と反対側に位置する返し車を指す。
次に、本実施形態のエレベーター装置におけるロープ5の掛け方について説明する。基本的には、本実施形態のエレベーター装置は、綱止め4,15と、乗りかご吊り車8及び釣合いおもり吊り車13を利用して、乗りかご1と釣合いおもり12を吊る、3:1ローピング方式を採用している。具体的には図1に示す通りであり、まず、ロープ5の一端が、乗りかご1の床下付近の綱止め4に固定され、この綱止め4から略水平に伸びてかご下プーリへ至り、このかご下プーリ6で上方へ方向転換される。そして、乗りかご側返し車7aから略水平に伸びてもう一つの乗りかご側返し車7bに至り、この乗りかご側返し車7bによって下方へ方向転換される。更に、このロープ5は、乗りかご1の上部の乗りかご吊り車8を介して上方へ方向転換し、巻上機側返し車9aに巻き掛けられ下方へ方向転換された後、もう一つの巻上機側返し車9bに巻き掛けられて再度上方へ方向転換し、胴長巻上機10の駆動シーブ11に巻き掛けられて下方へ方向転換する。更に、このロープ5は、釣合いおもり12の上部の釣合いおもり吊り車13を介して上方へ方向転換され、釣合いおもり側返し車14を介して下方へ方向転換された後、釣合いおもり12の上部の綱止め15に至り、この綱止め15にロープ5の一端が固定される。
上述のような本実施形態によれば、3:1ローピングであるため、懸垂荷重が3つのロープに分散され、返し車への懸垂荷重が低減され、また、胴長巻上機10のトルクが小さくて済む。つまり、エレベーター装置の強度部材や胴長巻上機10の小型化が可能となるので、製作コストを低減すると共に省スペース化の効果が期待できる。
また、巻上機側返し車9a,9bを設けることにより、乗りかご1,釣合いおもり12及び胴長巻上機10のレイアウトの変更が容易となり、昇降路平面の配置を工夫すれば省スペース化も実現できる。更に、駆動シーブ11寄りの巻上機返し車9bの配置を調整すれば、駆動シーブ11へのロープ5の巻付角も適宜変更できる。
更に、上述のローピング構成では、駆動シーブ11に対してロープ5が一重巻され、その巻付角が略180°となっているので、駆動シーブ11への巻付角が大きくなる二重巻を採用した場合と比べて、駆動シーブ11の軸への荷重が低く抑えられる。その結果、駆動シーブ11の振動を小さくできるため、ロープ5及び乗りかご吊り車8を介して乗りかご1に伝わる振動や、返し車を介して建屋に伝わる振動を抑制できる。
次に、各滑車の大きさについて説明する。まず、かご下プーリ6,乗りかご吊り車8,巻上機側返し車9b,釣合いおもり側返し車14は、駆動シーブ11と略同じ直径を有している。一方、乗りかご側返し車7a及び7b,巻上機側返し車9a,釣合いおもり吊り車13は、駆動シーブ11等と異なる直径を有している。尚、略同じ直径とは、厳密に同径のものに限らず、設計誤差の範囲を含むものとし、異なる直径とは、例えば、駆動シーブ等の直径の1.2〜1.3倍のものとする。ここで、駆動シーブ11よりも小さな滑車を設けていないのは、ロープ5の寿命を可能な限り長く保つためである。また、駆動シーブ11の直径を小さくしたのは、直径の大きな駆動シーブ11は巻上機の大型化につながり製作費が増加すること等が理由である。また、駆動シーブ11等よりも大きい直径として複数の種類のものを用いても良いが、製作性を考慮すると、駆動シーブ11を含むすべての滑車の直径は、駆動シーブ11と略同じ直径のものと、駆動シーブ11よりも大きい直径のものとの2種類を使い分けるのが望ましい。
更に、乗りかご1の昇降速度に対する各滑車の周速度について説明する。ここで、各滑車とロープ5との間に滑りが生じていない場合は、各滑車の周速度は、各滑車におけるロープ5の速度と一致するが、実際は僅かながら滑りが発生する可能性があるので、厳密には異なることが考えられる。従って、本実施形態では、周速度の違いがロープ5の滑りによる微差の範囲内であって実質的に同じ周速度みなせる場合を、略同じ周速度と呼ぶことにする。すると、かご下プーリ6,乗りかご側返し車7a及び7b、釣合いおもり側返し車14は、その周速度が乗りかご1の昇降速度と略同じとなる。また、乗りかご吊り車8,釣合いおもり吊り車13は、その周速度が乗りかご1の昇降速度の略2倍となり、駆動シーブ11,巻上機側返し車9a及び9bは、その周速度が乗りかご1の昇降速度の略3倍となる。


そして、上述した各滑車の大きさ及び周速度によって、各滑車の回転数が必然的に定まり、駆動シーブ11の回転数に対する他の滑車の回転数は、次の通りとなる。まず、駆動シーブ11と略同じ直径の滑車については、巻上機側返し車9bの回転数が駆動シーブ
11の回転数の略1倍、乗りかご吊り車8の回転数が駆動シーブ11の回転数の略0.50倍、釣合いおもり側返し車14及びかご下プーリ6の回転数が駆動シーブ11の回転数の略0.33 倍である。そして、駆動シーブ11よりも大きな滑車については、巻上機側返し車9aの回転数が駆動シーブ11の回転数の0.70〜0.83倍、釣合いおもり吊り車
13の回転数が駆動シーブ11の回転数の0.38〜0.42倍、乗りかご側返し車7a及び7bの回転数が駆動シーブ11の回転数の0.26〜0.28倍である。
このように、エレベーター装置を構成する上で必要となる、吊り車,返し車,シーブ,プーリとして、2種類の大きさの滑車を使い分ける場合においても、上述のように大きい滑車を小さい滑車の1.2〜1.3倍程度とすれば、周速度の異なる滑車同士で回転数が一致することはない。また、同じ周速度の滑車が複数存在するような場合(例えば、乗りかご吊り車8と釣合いおもり吊り車13,乗りかご側返し車7a及び7bと釣合いおもり側返し車14)であっても、上述のように直径を異ならせれば、回転数の一致を避けることができる。そして、滑車の回転数の一致を避けることにより、滑車の偏心などによる振動の同期を防ぐことが可能となる。
更に、駆動シーブ11は、他の滑車と比べて振動を発生しやすいので、特に駆動シーブ11の回転数と一致する滑車を少なくすることが重要である。従って、本実施形態の巻上機側返し車9a及び9bのように、駆動シーブ11と同じ周速度となる返し車が複数存在するような場合であっても、そのうち少なくとも1つを駆動シーブ11と異なる直径にすれば、駆動シーブ11の回転数と一致する滑車の数を少なくでき、駆動シーブ11の振動との同期を抑制することが可能である。
また、本実施形態のような3:1ローピングのエレベーター装置の場合、駆動シーブ
11の僅かな偏心などに起因して発生する振動の周波数が高いため、標準的な高さの建屋に設置されたとしても、その周波数が、乗りかご吊り車8へ至るロープ5の固有振動数と一致する可能性がある。しかしながら、本実施形態では、駆動シーブ11から乗りかご吊り車8へロープ5が至るまでに、巻上機側返し車9aが設けられており、しかもその回転数が駆動シーブ11の回転数と異なっている。したがって、駆動シーブ11で発生した振動は、巻上機側返し車9aによってその成分が変化し、ロープ5の固有振動数と一致するのを避けることが可能になる。その結果、ロープ5が共振するのを防ぎ、乗りかご吊り車8を介して乗りかご1に大きな振動が伝わるのを抑制することができる。
尚、上述の実施形態では、3:1ローピングのエレベーター装置について説明したが、4:1ローピングなど、n:1ローピング(nは3以上の自然数)であっても良い。例えば、乗りかご1及び釣合いおもり12の上部に吊り車が複数設けられているようなエレベーター装置では、3:1ローピングの場合よりも更に多くの滑車が存在する。しかし、上述のように、回転数が一致する滑車の組合せを少なくすれば、振動の同期を防ぐことができ、乗りかご1での振動や騒音の抑制が可能となる。尚、昇降路に取付けられる返し車や駆動シーブ11の振動の同期を防ぐことは、建屋での振動や騒音の抑制にもつながる。また、駆動シーブ11から乗りかご1の吊り車へロープ5が至るまでに、駆動シーブ11と直径を異にする返し車を設けることにより、駆動シーブ11の振動の周波数がロープ5の固有振動数と一致するのを防ぐことができる。
図3は本発明の第2の実施形態を示すエレベーター装置の斜視図であり、図4は図3のロープ5の掛け方を示す図である。
本実施形態のエレベーター装置は、釣合いおもり12が出入口2と反対の後ろ側に配置された、所謂後ろ落ちタイプである。また、胴長巻上機10の軸が出入口2に対して垂直方向に位置しており、昇降路上部の巻上機側返し車9a及び釣合いおもり側返し車14の配置が、上述の第1の実施形態と異なると共に、新たに巻上機側返し車9cが追加されている。尚、この巻上機側返し車9cは、駆動シーブ11よりも大きな直径、具体的には、駆動シーブ11の1.2〜1.3倍の直径を有している。
このように、本実施形態では、第1の実施形態に対して更に巻上機側返し車9cが追加されているので、レイアウト変更の自由度が一層高くなる。また、巻上機側返し車9cの追加により全体の滑車の数が増加するが、巻上機側返し車9cの回転数は、駆動シーブ
11の回転数の0.70〜0.83倍であるため、滑車の中で最も振動を発生しやすい駆動シーブ11の振動との同期が抑制できる。
尚、上述の第1,2の実施形態では、同じ周速度の滑車が3つ以上存在する場合がある。例えば、第1の実施形態では、駆動シーブ11と略同じ周転数の滑車は、駆動シーブ
11を含めて巻上機側返し車9a及び9bの合計3つ存在し、第2の実施形態では、駆動シーブ11と略同じ周速度の滑車は、駆動シーブ11を含めて巻上機側返し車9a,9b及び9cの合計4つ存在する。しかしながら、第1の実施形態では、大きい滑車の数が2つ、小さい滑車の数が1つ、第2の実施形態では、大きい滑車の数が2つ、小さい滑車の数が2つであり、大きい滑車の数と小さい滑車の数が近い値となっているため、回転数の偏りが抑えられる。つまり、大きい滑車の数と小さい滑車の数の差が、0又は1となるように設定すれば、製作性の観点から滑車の大きさが2種類であったとしても、回転数の偏りが抑えられ、振動の影響を低下させることができる。
本発明の第1の実施形態を示すエレベーター装置の斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すエレベーター装置におけるロープの掛け方を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示すエレベーター装置の斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示すエレベーター装置におけるロープの掛け方を示す図である。
符号の説明
1 乗りかご
2 出入口
3 かご上枠
4,15 綱止め
5 ロープ
6 かご下プーリ
7a,7b 乗りかご側返し車
8 乗りかご吊り車
9a,9b,9c 巻上機側返し車
10 胴長巻上機
11 駆動シーブ
12 釣合いおもり
13 釣合いおもり吊り車
14 釣合いおもり側返し車

Claims (6)

  1. 昇降路内でロープにより吊られた乗りかごと釣合いおもりが巻上機により駆動されるエレベーター装置において、前記乗りかご及び釣合いおもりはn:1(nは3以上の自然数)ローピングで吊られており、前記乗りかご及び釣合いおもりに設けられた吊り車と、前記昇降路内に設けられ前記ロープを方向転換させる返し車と、前記巻上機に設けられ前記ロープが巻き掛けられる駆動シーブを備え、この駆動シーブから前記乗りかごの吊り車へ至るまでに前記ロープが巻き掛けられる返し車のうち少なくとも1つと、前記釣合いおもり吊り車が前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を、他は前記駆動シーブと略同じ又は前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を有し、前記返し車,乗りかご吊り車及び釣合いおもり吊り車は、前記駆動シーブと略同じ直径のものと前記駆動シーブよりも大きい直径のものとの2種類の直径からなることを特徴とするエレベーター装置。
  2. 昇降路内でロープにより吊られた乗りかごと釣合いおもりが巻上機により駆動されるエレベーター装置において、前記乗りかごに設けられた吊り車及び綱止めと、前記釣合いおもりに設けられた吊り車及び綱止めと、前記昇降路内に設けられ前記ロープを方向転換させる返し車と、前記巻上機に設けられ前記ロープが一重巻される駆動シーブを備え、この駆動シーブから前記乗りかごの吊り車へ至るまでに前記ロープが巻き掛けられる返し車のうち少なくとも1つと、前記釣合いおもり吊り車が前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を、他は前記駆動シーブと略同じ又は前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を有し、前記返し車,乗りかご吊り車及び釣合いおもり吊り車は、前記駆動シーブと略同じ直径のものと前記駆動シーブよりも大きい直径のものとの2種類の直径からなることを特徴とするエレベーター装置。
  3. 昇降路内でロープにより吊られた乗りかごと釣合いおもりが巻上機により駆動されるエレベーター装置において、前記乗りかごの上部に設けられた乗りかご吊り車と、前記釣合いおもりの上部に設けられた釣合いおもり吊り車と、前記乗りかご及び釣合いおもりに設けられた綱止めと、前記昇降路内に設けられ前記ロープを方向転換させる巻上機側返し車,乗りかご側返し車,釣合いおもり側返し車からなる返し車と、前記巻上機に設けられ前記ロープが一重巻される駆動シーブを備え、この駆動シーブから前記乗りかご吊り車へ至るまでに前記ロープが巻き掛けられる前記巻上機側返し車のうち少なくとも1つと、前記釣合いおもり吊り車が前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を、他は前記駆動シーブと略同じ又は前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を有し、前記返し車,乗りかご吊り車及び釣合いおもり吊り車は、前記駆動シーブと略同じ直径のものと前記駆動シーブよりも大きい直径のものとの2種類の直径からなることを特徴とするエレベーター装置。
  4. 昇降路内でロープにより吊られた乗りかごと釣合いおもりが巻上機により駆動されるエレベーター装置において、前記乗りかごの上部に複数設けられた乗りかご吊り車と、前記釣合いおもりの上部に複数設けられた吊り車と、前記昇降路内に設けられ前記ロープを方向転換させる巻上機側返し車,乗りかご側返し車,釣合いおもり側返し車からなる返し車と、前記巻上機に設けられ前記ロープが一重巻される駆動シーブを備え、この駆動シーブから前記乗りかご吊り車へ至るまでに前記ロープが巻き掛けられる前記巻上機側返し車のうち少なくとも1つと、前記釣合いおもり吊り車が前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を、他は前記駆動シーブと略同じ又は前記駆動シーブの1.2〜1.3倍の直径を有し、前記返し車,乗りかご吊り車及び釣合いおもり吊り車は、前記駆動シーブと略同じ直径のものと前記駆動シーブよりも大きい直径のものとの2種類の直径からなることを特徴とするエレベーター装置。
  5. 請求項3又は4において、前記駆動シーブの回転数が、前記乗りかご側返し車の回転数及び前記釣合いおもり側返し車の回転数と異なることを特徴とするエレベーター装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記駆動シーブの回転数が、前記乗りかご吊り車の回転数及び前記釣合いおもり吊り車の回転数と異なることを特徴とするエレベーター装置。
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