JP2006290486A - 機械室レスエレベーター - Google Patents

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秀樹 綾野
Hiromi Inaba
博美 稲葉
Hirokazu Nagura
寛和 名倉
Noboru Arahori
荒堀  昇
Atsuya Fujino
篤哉 藤野
Tomofumi Hagitani
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Abstract

【課題】乗りかごの頂部における昇降路の高さ方向の省スペース化を図ることができ、かつ、高速化も同時に実現できる機械室レスエレベーターを提供する。
【解決手段】少なくとも、昇降路の内部に、乗りかご1と、吊り合いおもり2と、ロープ6と、駆動シーブ4と、前記駆動シーブ4を駆動するモータ3と、転向プーリ5を格納した機械室レスエレベーターにおいて、前記駆動シーブ4の両脇に、この駆動シーブ4を駆動する複数台のモータ3A,3Bを配置し、かつ、前記ロープ6の一端を前記乗りかご1に他端を前記釣合い重り2に駆動シーブ4及び転向プーリ5を介して1対1ローピング形態で巻き掛けかけ構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置が昇降路内に配置される機械室レスエレベーターに関するものである。
従来の機械室レスエレベーターとしては、トラクションシーブエレベーターなどがあり、機械室レス化による空間利用の点に特徴がある(例えば特許文献1参照)。また、軸方向に対して薄型のモータを使用し、昇降路平面積の小型化を図っているものもある(例えば特許文献2参照)。さらに、乗りかごを1対1ローピングで吊り下げ、吊り合いおもりを2対1ローピングで吊り下げることによりかごの昇降行程よりも吊り合いおもりの昇降行程を短くし、保守スペースを確保しているものもある(例えば特許文献3参照)。
特開平7−10434公報 特開2002−80178公報 特開2004−142853公報
しかしながら、上記特許文献1の構成では、2対1ローピングの構成であるため、低速領域では問題ないが、高速領域では、乗りかごにおいて騒音、振動が発生し易くなり、高速化を図ることが困難である。特許文献2の構成では、軸方向に対して薄型のモータを使用しているため、昇降路平面積の小型化には効果があるが、前記薄型のモータでは径方向の幅が増加するため、高さ方向の省スペース化が困難になる。また、特許文献2の構成は、1対1ローピングの構成ではあるが、駆動シーブにロープを一周(約360度)巻きつける構成であり、複数本のロープを架けることを想定した場合には、前記構成ではロープのねじれによるロープ寿命の低下とシーブにおける粘着等を確保するための形状において通常とは異なる検討要素がある。また、特許文献3の構成では、昇降路の上部に駆動シーブと転向プーリを同じ高さで固定し、かつ、全かけ方式(フルラップ方式)で巻きかけた構成であるが、吊り合いおもり側が、2対1ローピングの構成であるため、ロープの長さが長くなり、機械共振による揺れを誘発し易くなるため、高速化が困難になる。さらに、特許文献3の構成では、昇降路の角にシーブを配置している構成であり、1個のモータで駆動させるため、省スペース化と高速化を両立させることは困難である。
本発明の目的は、乗りかごの頂部における昇降路の高さ方向の省スペース化を図ることができ、かつ、高速化も同時に実現できる機械室レスエレベーターを提供することにある。
本発明は上記の目的を解決するため、少なくとも、昇降路の内部に、乗りかごと、吊り合いおもりと、ロープと、駆動シーブと、前記駆動シーブを駆動するモータと、転向プーリを格納した機械室レスエレベーターにおいて、前記駆動シーブの両脇に、この駆動シーブを駆動する複数台のモータを配置し、かつ、前記ロープの一端を前記乗りかごに他端を前記釣合い重りに駆動シーブ及び転向プーリを介して1対1ローピング形態で巻き掛けかけ構成したことを特徴とする。
本発明によると、機械室レスエレベーターにおける乗りかご頂部の省スペース化と、エレベーターの高速化を同時に実現できる。
本発明によれば、機械室レスエレベーターにおける乗りかご頂部の省スペース化と、エレベーターの高速化を同時に実現できる。
以下本発明の実施の形態を図面を基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態になる機械室レスエレベーターの全体構成図、図2は図1における吊り合いおもり後ろ落し形態の場合の平面図、図3は図1における吊り合いおもり横落し形態の場合の平面図、図4は駆動シーブの径とロープ経との関係を示す側面図、図5は図1の駆動シーブ部分の拡大図、図6は電力変換器の一実施形態を示す構成図、図7は図6の制御回路部分のブロック図、図7は磁極位置の位相差が0度の場合のトルクの実測波形を示す測定図、図8は磁極位置の位相差が30度の場合のトルクの実測波形を示す測定図である。
図1において、10は昇降路で、この昇降路10の内部において、少なくとも、乗りかご用レール7に沿って昇降する乗りかご1、おもり用レール8に沿って昇降する吊り合いおもり2、モータ3A、モータ3B、駆動シーブ4、転向プーリ5より構成している。前記駆動シーブ4の両脇に配置した前記2台のモータ3A、3Bは、図示していない駆動装置の出力に基づいて、前記駆動シーブを駆動する。さらに、ロープ6は、1対1ローピング方式で、かつ、トルク伝達能力が向上するようにフルラップ方式の形態で駆動シーブと転向プーリに巻きかけており、一端を乗りかごに他端を吊り合いおもりに連結している。また、乗りかご用レール7、および、おもり用レール8の上部において梁9を取り付け、前記梁9に前記モータ3A、3B、駆動シーブ4、転向プーリ5がほぼ同一の高さになるように固定している。
図1では、図示の如く2台のモータ3A、3Bを用いて駆動シーブ4を駆動する。この場合には、1台当たりのモータの容量は半分でよいため、1方のモータに着目した場合の高さ方向・幅方向を小型化が可能になる。特に高さ方向の小型化を重視し、軸方向に長いモータを使用した場合においても、乗りかご1の吊り芯が乗りかご1の中央であることから、駆動シーブ4を中央に据え、駆動シーブ4を中心に対称にモータ3A、3Bを設置することにより、駆動シーブ4の一方に軸方向の長いモータが配置されることはなく、駆動シーブ4の両側のスペースを有効に活用できる。
この場合の一方のモータの軸方向の長さは、1個にした場合のほぼ1/2となる。また、駆動シーブ4の両側にモータ3A、3Bを設置する構成により、梁9の一部分に荷重が集中することが避けられるため、安定性も向上する効果もある。また、上記については、2台のモータにほぼ同容量のモータを使用することにより、一方のモータの高さや幅が大きくなることを避けることができる。また、図1では、駆動シーブ4、転向プーリ5がほぼ同じ高さになるように梁9に設置することにより、頂部の大きさを小さくすることができ、頂部空間(乗りかご1と昇降路10の上端との間)を小さくすることができる。
次に、モータ3A、3B、駆動シーブ4、転向プーリ5の実装について図2、図3を用いて説明する。図2は、エレベーターを上部から見た平面図であり、特に乗りかご1のかご扉側の面に対し、吊り合いおもり2が反対側(後側)の面を昇降する形態(おもり後ろ落し形態)の場合の平面図である。梁9Aは乗りかご用レール7に固定し、梁9Bはおもり用レール8に固定している。また、梁9Cは、梁9Aと梁9B或いは乗りかご用レール7と梁9B或いは梁9Aと梁9Bはおもり用レールに固定する。梁9Aには、乗りかご1の吊り芯が乗りかご1のほぼ中央になるように、駆動シーブ4を中心として対称にモータ3A、3Bを固定する。また、梁9Bには、吊り合いおもり2の吊り芯が吊り合いおもり2のほぼ中央になるように転向プーリ5を固定する。図2の構成の場合には、エレベーターを上面から投射した場合に、梁9Aと梁9Bはほぼ平行な位置関係にあり、かつ、ロープ6と梁9A、或いは、ロープ6と梁9Bは垂直な位置関係にある特徴がある。
図3は、エレベーターを上部から見た図であり、特に乗りかご1のかご扉側の面に対し、吊り合いおもり2が横側の面を昇降する形態(おもり横落し形態)の場合の平面図である。梁9Aは乗りかご用レール7に固定し、梁9Bはおもり用レール8に固定している。梁9Cは、梁9Aと梁9B或いは乗りかご用レール7と梁9B或いは梁9Aと梁9Bはおもり用レールに固定する。さらに、梁9Dは、梁9A或いは梁9Cに固定し、かつ、梁9Dには、乗りかご1の吊り芯が乗りかご1のほぼ中央になるように、駆動シーブ4を中心として対称にモータ3A、3Bを固定する。また、梁9Eは、梁9A或いは梁9B或いは梁9Cに固定し、かつ、梁9Eには、吊り合いおもり2の吊り芯が吊り合いおもり2のほぼ中央になるように転向プーリ5を固定する。
図3の構成の場合には、エレベーターを上面から投射した場合に、梁9Dと梁9Eはほぼ平行な位置関係にあり、かつ、ロープ6と梁9D、或いは、ロープ6と梁9Eは垂直な位置関係にある特徴がある。また、図2、図3では、乗りかご1側に駆動シーブ4、吊り合いおもり2側に転向プーリ5を配置した構成であるが、乗りかご1側に転向プーリ5、吊り合いおもり2側に駆動シーブ4を配置した構成であっても良いことは言うまでもない。特に、図3のおもり横落し形態の場合で、吊り合いおもり2側に駆動シーブ4を配置する場合には、1台の大容量モータでは、その容積のため据付が困難になる恐れがあるが、図1のように、2台のモータに容量を分割することにより、据付も容易になる効果がある。さらに、乗りかご1側と吊り合いおもり2側の両方に駆動シーブ4を配置し、4台のモータで駆動する構成にしても良い。この場合には、個々のモータの容積、容量を小さくできる効果がある。
次に、エレベーターシステムにおける駆動シーブ4の径とロープ6の径の関係について図4を用いて説明する。図4では、駆動シーブ4の径をD、ロープ3の径をdとしている。図9において、駆動シーブ4の径Dが小さくなるほど、ロープ6の曲げ半径が小さくなり、曲げが急になる。しかしながら、ロープ6の径dが大きくなるほど、ロープは曲がりにくく、無理に曲げると、ロープ伸びや部分切断など原因となり、ロープ寿命を低下させる。このため、現状では、駆動シーブ4の径Dとロープ6の径dの比が、
D/d ≧ 40 (1)
となるように規定されている。さらに、従来のロープの径dは、12 mm、14mm、20mmのものが使用されていることから、従来の駆動シーブの径Dも概ね400mmよりも大きいものが使用されている。しかし、従来のロープよりも径dが小さく、かつ、高い張力特性を有するロープを使用する場合には、(1)式の関係からシーブ4cの径を従来の400mmよりも小さくすることが可能になり、モータと昇降路上端との間隔を小さくすることが可能になる。
径の小さいロープを使用する場合には、張力を増やす方法としてロープの本数を増やす手段がある。図5では、駆動シーブ4の径をD、駆動シーブ4の軸方向の長さをLsとしている。図1のように、フルラップ方式の形態で、かつ、径の小さいロープを使用しロープ本数が増加する場合には、図5のように、径Dよりも軸方向の長さLsの方が大きい駆動シーブ4を使用することにより、乗りかご1の頂部空間の削減を実現することができる。また、この場合には、図示していない転向プーリも、径よりも軸方向の長さの方が大きくなる。また、図5のように、駆動シーブ4の軸を駆動シーブ4を固定する梁9と平行に配置することにより、駆動シーブ4の軸方向の長さLsが長い場合でも、駆動シーブ4の両側に配置される図示していないモータ3A、3Bを梁9に安定して設置することができる。
次に、図1の機械室レスエレベーターに用いる電力変換器の一実施形態について図6を用いて説明する。この図6では、電源12から供給される電力を、2台の電力変換器13A、13Bにより電圧値や周波数を変換してモータ3A、3Bを駆動する。制御回路14は、電力変換器13A、13Bの出力電流情報ia、ib、および、モータ3A、3Bのうち少なくとも一方に取り付けたロータリエンコーダ等のセンサから得られる速度情報v1を入力として演算を実施し、電力変換器13A、13Bを駆動させるための指令sa、sbを出力する。
図6では、一方の電力変換器・モータの系統(例えば、電力変換器13A,モータ3Aの系統)では、速度情報v1を利用して速度制御系(ASR:Auto Speed Regulator)の演算をした後、電流制御系(ACR:Auto Current Regulator)の演算を実施し、駆動を行う。さらに、他方の電力変換器・モータの系統(例えば、電力変換器13B,モータ3Bの系統)は、前記の速度制御系の演算結果を基にして電流制御系のみの演算をし、駆動を行う。つまり、一方の系統は速度制御で駆動し、他方の系統は速度制御系の演算結果に基づくトルク制御で駆動させる。理想的な条件下では、両方の系統において速度制御で駆動させることができるが、現実には、装置のパラメータ誤差や検出装置の誤差により、2系統間で微小な速度差が発生し、互いのモータ同士が干渉することになる。図6のように、一方の系統を速度制御で、他方の系統をトルク制御で駆動させることにより、互いのモータへの悪影響を防止できる。この制御ブロックについて図7を用いて詳しく説明する。
図7は図6における制御回路14のブロック図である。まず、速度指令15において、エレベーターの速度パターンに基づく速度指令値v*を演算する。次に、モータの速度情報v1との差分をとり速度制御系16に入力する。この速度制御系16は、速度指令値v*と速度情報v1の差分量に基づいて、電流指令値i*を演算する。次に、2台のモータを同時に駆動させるために、それぞれのモータ駆動用に電流指令値i*を分配する必要がある。この分配はゲイン部17a、17bで実施する。ゲイン部17a、17bのゲインは、和が常に1となるように設定する。つまり、2台のモータが同一容量である場合には、演算されるゲイン部17a、17bのゲインはともに0.5となる。
ゲイン部17a、17bでは設定されたゲインを積算し、各系統の電流指令値ia*、ib*を演算する。次に、電流指令値ia*、ib*と電力変換器の出力電流情報ia、ibの差分を演算し、電流制御系18a、18bに入力する。電流制御系18a、18bでは、ia*、ib*とia、ibの差分量に基づいて、指令電圧va*、vb*を演算し、これをブロック19a、19bのPWM変調部で変調することにより、電力変換器を駆動させるための指令sa、sbを生成する。また、2台のモータのうち1方のモータが故障した場合には、ゲイン部17a、17bの値を変更し、故障をしていない1系統のモータのみで駆動させても良い。この場合は、出力可能なトルクが低減するが、故障モードとして、低速運転を行うことにより対応できる。
次に、図1の機械室レスエレベーターにおいて、2台のモータが同期モータである場合において、エレベーターの駆動時に発生するトルク脈動の抑制方法について説明する。トルク脈動は、乗りかごやロープ等の重量とロープな等のバネ系により決定する機械系の共振点と同期モータの回転周波数の高調波(主に6次高調波成分)が一致する場合に発生する。つまり、加速時/減速時において、回転周波数或いはその高調波が共振点付近の周波数になったときに発生し、乗りかごが振動する。これを抑制するために、2台のモータのそれぞれの磁極位置の位相差を
30°+60°×N(N=0,1,2,3,…)(電気角) …(1)
とする。
図8は、磁極位置の位相差が0度の場合のトルクの実測波形を示す測定図である。2系統のモータはそれぞれ高調波を含んだ約2.5N・mのトルクを発生しており、トルクの総和も高調波成分で振動していることがわかる。通常は、複雑な制御を実施し、この振動を抑制している。
図9は、(1)式に基づき、磁極位置の位相差が30度の場合のトルクの実測波形を示す測定図である。2系統のモータは位相が半周期分ずれた高調波を含んだ約2.5N・mのトルクを発生しており、トルクの総和は高調波成分が相殺されていることが判る。つまり、2台の同期モータを使用する場合には、(1)式を満たすように各モータの磁極位置の位相差を設定することによってトルク脈動の抑制できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で様々変形して実施できることは言うまでもない。また、2台のモータを例に説明したが、2台以上の複数台であっても良いことは言うまでもない。
本発明の一実施形態になる機械室レスエレベーターの全体構成図である。 図1における吊り合いおもり後ろ落し形態の場合の平面図である。 図1における吊り合いおもり横落し形態の場合の平面図である。 図1における駆動シーブの径とロープ径との関係を示す側面図である。 図1の駆動シーブ部分の拡大図である。 電力変換器の一実施形態を示す構成図である。 図6の制御回路部分のブロック図である。 磁極位置の位相差が0度の場合のトルクの実測波形を示す測定図である。 磁極位置の位相差が30度の場合のトルクの実測波形を示す測定図である。
符号の説明
1 乗りかご
2 吊り合いおもり
3A、3B モータ
4 駆動シーブ
5 転向プーリ
6 ロープ
7 乗りかご用レール
8 おもり用レール
9A、9B、9C、9D 梁
10 昇降路
11 乗りかごプーリ
12 電源
13 電力変換装置
14 制御回路
15 速度指令部
16 速度制御系
17a、17b ゲイン部
18a、18b 速度制御系
19a、19b PWM変調部

Claims (10)

  1. 少なくとも、昇降路の内部に、乗りかごと、吊り合いおもりと、ロープと、駆動シーブと、前記駆動シーブを駆動するモータと、転向プーリを格納した機械室レスエレベーターにおいて、
    前記駆動シーブの両脇に、この駆動シーブを駆動する複数台のモータを配置し、かつ、前記ロープの一端を前記乗りかごに他端を前記釣合い重りに駆動シーブ及び転向プーリを介して1対1ローピング形態で巻き掛けかけ構成したことを特徴とする機械室レスエレベーター。
  2. 前記駆動シーブと前記複数台のモータと前記転向プーリは、ほぼ同一の高さになるように固定したことを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベーター。
  3. 前記駆動シーブと前記複数台のモータと前記転向プーリは、乗りかご用のレール或いは吊り合いおもり用のレールの上部でほぼ同一の高さの位置に接続した梁に固定したことを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベーター。
  4. 前記複数台のモータは、ほぼ同容量の2台のモータであることを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベーター。
  5. 前記複数台のモータは、径方向よりも軸方向の方が長いモータであることを特徴とする請求項1または4記載の機械室レスエレベーター。
  6. 前記昇降路上部に、エレベーターを上面から投射した場合ほぼ平行な位置関係にあるように第一の梁と第二の梁を設け、前記第一の梁に、吊り芯が乗りかご或いは吊り合いおもりのほぼ中央になるように設置した駆動シーブと、この駆動シーブを中心としてほぼ対称な位置になるように2台のモータを固定し、かつ、前記第二の梁に、転向プーリを固定し、かつ、前記駆動シーブ或いは転向プーリに掛かるロープと第一の梁、或いは、前記駆動シーブ或いは転向プーリに掛かるロープと第二の梁をほぼ垂直な位置関係になるように設けたことを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベーター。
  7. 前記複数台のモータは2台のモータであり、かつ、前記2台のモータは、それぞれ別系統の電力変換器で駆動され、かつ、前記2台のモータのうち少なくとも1台にモータの回転速度を検知できうるセンサを設け、かつ、一方のモータは速度制御で駆動し、他方のモータはトルク制御で駆動することを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベーター。
  8. 前記駆動シーブの径を、400mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベーター。
  9. 前記駆動シーブの軸方向の長さは、駆動シーブの径の長さよりも大きく、かつ、前記駆動シーブの軸と前記駆動シーブを固定する梁をほぼ平行な位置関係としたことを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベーター。
  10. 前記複数台のモータは2台の同期モータであり、それぞれのモータの磁極位置は、電気角でほぼ
    30°+60°×N(N=0,1,2,3,…)
    の位相差で設置していることを特徴とする請求項1記載の機械室レスエレベーター。
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