JP2003101773A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003101773A JP2001289913A JP2001289913A JP2003101773A JP 2003101773 A JP2003101773 A JP 2003101773A JP 2001289913 A JP2001289913 A JP 2001289913A JP 2001289913 A JP2001289913 A JP 2001289913A JP 2003101773 A JP2003101773 A JP 2003101773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 “ひび割れ”が発生しないという適応処理の
多段階制御のメリットと、“色付き”が発生しないとい
う像域分離の2値制御のメリットの両方を生かした特徴
量で所定の処理を制御する。 【解決手段】 第1の特徴量E1(2値)としてエッジ
領域を検出し(1)、第2の特徴量としてエッジ量を検
出し(2)、この第2の特徴量を膨張処理した特徴量を
第2の特徴量E2(多値)とする。第3の特徴量E3
は、E1=1のとき、E3=255を検出し、E1=0
のとき、E3=E2を検出する(3)。墨生成/下色除
去部5は第3の特徴量E3に応じて墨生成/下色除去を
多段階制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像のエッジを検
出し、エッジ部に対して最適な処理を施す画像処理装置
に関し、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ等に好
適な技術である。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカラー複写機等のデジタ
ルカラー画像処理装置では、スキャナにより原稿のR
(Red)、G(Green)、B(Blue)信号を
反射率データとして読み取り、反射率データから濃度値
への変換処理、色補正/墨生成/下色除去(以降、UC
Rと記す)を含む色処理においてC(Cyan),M
(Magenta),Y(Yellow),K(Bla
ck)の4色の記録色材に対応した画像データに変換
し、擬似中間調処理、ガンマ補正処理を行った後、プリ
ンタから画像を再生出力する。
【0003】文字、絵柄が混在する原稿では、それぞれ
に適した処理が異なるため、画像の各部位での特徴を識
別処理し、識別信号を用いて処理を制御する装置もあ
る。
【0004】上記した識別処理としては、像域分離があ
る。像域分離は、比較的広い領域の画素を参照し、黒文
字エッジ、色文字エッジ、絵柄領域などを検出するもの
である。像域分離の結果を基に処理の制御を行うが、一
般的に像域分離結果は0/1の2値情報であるため、急
激な処理の切り換えによるデフェクトが発生し易い。以
下、墨生成およびUCRを例に従来技術の問題点を説明
する。なお、墨生成では、C、M、Y信号からK信号を
生成し、下色除去処理では、C、M、Y信号からK信号
に見合った量(下色除去量K’)を減じる。
【0005】図1は、入力画像として、比較的低濃度の
黒文字エッジを想定している()。像域分離において
黒文字エッジと判定された箇所()は、K単色再生す
る。黒文字エッジでない文字内部は、CMYで再生する
(KとCMYは、それぞれとの信号になる)。文字
エッジ部をK単色再生するのは、文字周辺の色付きを防
止するためであり、文字内部をCMY再生するのは、文
字内部は絵柄部と同じ墨生成処理になるが、絵柄部ハイ
ライトではK信号を入れると粒状感が増し好ましくない
ためである。しかし、例えば、のようにK信号が左に
色ずれしてプリンタ出力されると、分離境界で隙間がで
き“ひび割れ”が発生する。紙白が隙間から見えるこの
現象は、非常に目につき易く、大きなデフェクトであ
る。像域分離は、誤分離時のデフェクトという根本的な
問題もある。
【0006】像域分離以外の識別を行う装置として、例
えば特公平7−108019号公報のように、多段階の
特徴量を使用する装置がある。上記した公報の装置で
は、エッジ量および黒成分に応じて下色除去量を多段階
に制御する。このように、特徴量を多値にして墨生成お
よびUCRを多段階制御することにより、以下のような
メリットとデメリットがある。
【0007】図2は、図1と同様にグレーの低濃度文字
エッジを入力画像とし()、多値の特徴量()で多
段階制御するものである。KとCMYはそれぞれと
のように滑らかに変化するため、図1の2値情報での制
御で発生していたひび割れは、極端な色ずれが発生しな
い限り起こらない。しかし、のようにK信号が右に色
ずれすると、今度は文字エッジの外側に“色付き”が発
生する。スキャナからの画像入力時に色ずれが大きい場
合やMTF特性が悪い場合、特に細線に非常に目立つレ
ベルの色付きが発生してしまう。
【0008】2値制御の像域分離と多段階制御の適応処
理の両方を使用する装置もある(例えば、特開平10−
173916号公報を参照)。この装置では、誤分離に
よるデフェクトに着目し、分離で文字判定されにくい低
ポイントの細い多角文字に対して、適応処理によって画
質を補正している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した装置
の適応処理は、像域分離が利かない文字エッジでの単な
るアシストとして機能するのみで、像域分離が利く文字
エッジ部で発生する“ひび割れ”に対しては何ら対処し
ていない。
【0010】本発明は上記した問題点に鑑みてなされた
もので、本発明の目的は、“ひび割れ”が発生しないと
いう適応処理の多段階制御のメリットと、“色付き”が
発生しないという像域分離の2値制御のメリットの両方
を生かした特徴量で所定の処理を制御する画像処理装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴量は、図
3に示すものである。すなわち、入力画像の文字エッ
ジ部では2値の特徴量を有し、その内側の文字内部では
多値の特徴量を有し、全体として滑らかでジャンプのな
い多値特徴量である。図3の特徴量は線形であるが、
本発明の目的を満たすものであれば非線形であっても良
い。本発明の適応処理は、単なるアシスト役にとどまら
ず、像域分離と相互に補い合って、多段階制御のメリッ
トも十分に発揮する。
【0012】本発明は、墨処理および下色除去処理のみ
ならず、ガンマ補正処理や擬似中間調処理に適用して
も、同様に、文字処理の効果を十分に発揮しつつ、2値
処理の切り換えにより発生するテクスチャ乱れ等のデフ
ェクトを抑制することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。 (実施例1)図4は、本発明の実施例1の構成を示す。
入力画像信号は、カラースキャナやネットワーク等のイ
ンターフェースを介して得たRGB信号であり、ここで
は輝度信号から濃度信号に変換済み(0〜255)の値
0が白、値255が黒である信号とする。
【0014】入力画像信号RGBのうちG信号を使用し
て、第1の特徴量検出手段1および第2の特徴量検出手
段2は、それぞれ第1の特徴量E1および第2の特徴量
E2を検出する。上記したG信号の代わりに、Max
(R,G,B)信号、またはRGB信号から得た明度信
号等を使用して検出しても良い。
【0015】第3の特徴量検出手段3は、第1の特徴量
および第2の特徴量から第3の特徴量E3を検出し、第
3の特徴量を用いて、画像処理のうちの墨生成/下色除
去部5を制御する。第1の特徴量E1は、像域分離によ
るエッジ領域であり、第2の特徴量E2は、エッジ量で
ある。
【0016】像域分離によるエッジ領域検出は、例え
ば、論文「文字/絵柄(網点、写真)混在画像の像域分
離方式」(電子情報通信学会論文誌 Vol.J75−
DIINo.1 pp.39−47 1992年1月を
参照)に記載された、「4.2 エッジ領域検出」方法
を用いる。この方法は、入力画像データにエッジ強調を
施した後、2種の固定閾値で3値化し、3値化後の黒画
素と白画素の連続性をパターンマッチングによって検出
し、5×5画素のブロック内において黒連続画素および
白連続画素が両者とも1個以上存在する場合、注目ブロ
ックをエッジ領域と判定し、そうでなければ非エッジ領
域と判定する。エッジ領域判定信号E1は、エッジ領域
であれば1、非エッジ領域であれば0の1ビット信号と
する。
【0017】エッジ量検出は、例えば、図5に示したブ
ロック図で実現する。図5に示すエッジ量検出フィルタ
(1)21、エッジ量検出フィルタ(2)22、エッジ
量検出フィルタ(3)23、エッジ量検出フィルタ
(4)24では、図6(a)〜(d)の縦、横、斜めの
4種類の7×7フィルタを使用して、マスキング処理を
行う。それら4つの出力のうち絶対値化(25〜28)
した絶対値が最大のものを最大値選択部29で選択し、
エッジ量E2’として出力する。エッジ量信号E2’
は、0〜255(値が大きいほどエッジらしい)の8ビ
ット信号とする。なお、このビット幅は、画質上でデフ
ェクトがなければ少ないビット数でよい。
【0018】図8は、第1〜第3の特徴量の検出を示
す。図8のが第3の特徴量E3である。ここで、第3
の特徴量検出の前に、第2の特徴量検出部2において、
上記エッジ量信号E2’に対して図9の膨張処理30を
実施し、E2信号を作る。膨張処理は、例えば注目画素
を中心とした5×5画素の中でE2’の最大値を注目画
素のE2の値とする。参照画素サイズを変更すること
で、膨張量を調整することができ、5×5より大きくす
れば膨張量はさらに大きくなる。
【0019】第1の特徴量E1および第2の特徴量E2
から、次式により第3の特徴量E3を検出する。 E3=255 :E1=1の場合 E3=E2 :E1=0の場合 すなわち、E1=1(255)のとき、第3の特徴量検
出手段3は、E1つまり255を選択し、E1=0のと
き、E2を選択する。
【0020】上記したように第2の特徴量を膨張せずに
上記算出式を適用すると、図7のように、第3の特徴量
が大きなジャンプのある不連続度の高いものになり、画
像のデフェクトを引き起こしてしまう。
【0021】墨生成/下色除去5では、第3の特徴量に
より、墨生成用のK信号と下色除去用のK’信号をそれ
ぞれ多段階制御する。すなわち、第3の特徴量が最大の
とき、墨生成用のK信号と下色除去用のK’信号を最大
とし、第3の特徴量が小さくなるにつれてKとK’が小
さくなるように制御する。更には、色消し処理も含めて
第3の特徴量で多段階制御することにより、色付きを抑
制しかつデフェクトを抑制することにも有効である。
【0022】このように、本実施例によれば、第2の特
徴量に対する膨張量を適度に調整することにより、大き
なジャンプのないほぼ8ビットの第3の特徴量を検出す
ることができる。また、E1=1の場合にはE3が最大
値(255)をとり、像域分離の2値情報が優先される
ため、2値情報による制御の効果も維持することができ
る。第3の特徴量を墨生成および下色除去に適用するこ
とにより、色付き抑制という2値情報の効果と、ひび割
れ抑制という多値情報の効果の両方を得ることができ
る。
【0023】(実施例2)実施例2は、第3の特徴量に
係る実施例である。図10は、第1〜第3の特徴量検出
を示す。が、本実施例に係る第3の特徴量E3であ
る。実施例2では、第1の特徴量E1および第2の特徴
量E2から、次式により第3の特徴量E3を検出する。
実施例2ではE2=E2’(図5参照)とする。ただ
し、E2は膨張処理した信号でもよい。 E3=(α×E1+β×E2)/(α+β), α≧β ここで、α、βは重み付けのパラメータであり、α=β
の場合に、E3はE1とE2の平均値になる。パラメー
タα、βは、E3が大きな値のジャンプを起こさない程
度に調整する。実施例1では、第2の特徴量に対して工
夫したが、本実施例のように、第3の特徴量を検出する
段階でその検出方法を工夫するのも有効である。
【0024】(実施例3)実施例3は、実施例2と同様
に、第3の特徴量に係る実施例である。図11は、第3
の特徴量検出を示す。が、本実施例に係る第3の特徴
量E3である。図中、のE3’は、図7のの信号E
3’である。
【0025】本実施例では、第1の特徴量E1と第2の
特徴量E2から、まずE3’を作成し、E3’から第3
の特徴量E3を作る。第3の特徴量検出は、E3’に対
して図12の平滑化フィルタでマスキング処理すること
により、検出することができる。平滑化フィルタのパラ
メータやサイズを適当に調整し、E3が大きな値のジャ
ンプを起こさないようにする。本実施例のように、第3
の特徴量をいったん検出した後に加工するのも有効であ
る。
【0026】(実施例4)実施例4は、実施例2、3と
同様に、第3の特徴量に係る実施例である。図13は、
第3の特徴量検出を示す。−1および−2が、本実
施例に係る第3の特徴量E3である。
【0027】−1に示す特徴量E3は、第1の特徴量
E1から作成する。第1の特徴量がE1=1である画素
からの距離に応じて、特徴量E3が滑らかに変化してい
る。実際に距離を算出して特徴量を作成してもよいし、
第1の特徴量E1を膨張して膨張後の信号に対してエッ
ジ量検出を行うことにより、−1に示すような形状の
特徴量を得ることができる。
【0028】一方、第2の特徴量E2は、別のモードで
使用する。多くの複写機では、ユーザーが操作パネルで
原稿種を選択し、原稿種に応じたモードで画像処理する
機能を備えている。あるいはプレスキャンを行って自動
で原稿種を認識してモード選択するものもある。例えば
文字/写真モードと写真モードがある場合、文字/写真
モードでは−1の特徴量、写真モードではE3=E2
である−2を使用し、ソフトな多段階制御を行う。本
実施例のように、第3の特徴量を第1の特徴量から作成
することも有効である。
【0029】(実施例5)図14は、実施例5の構成を
示す。本実施例では、第3の特徴量E3を用いて中間調
処理部6を多段階制御する。
【0030】適応中間調処理として、例えば、階調画像
用の擬似中間調処理を2×1の万線ディザで行い、文字
画像用の擬似中間調処理を1×1のディザで行い、両者
の中間的な領域では、エッジ量に応じて2×1と1×1
の間の処理を適応的に施す構成を採るものとすると、本
発明の中間調処理の多段階制御としては、E3=0のと
きは2×1の万線ディザで擬似中間調処理を行い、E3
=255のときは1×1のディザで擬似中間調処理を行
い、0<E3<255のときはその中間の多段階制御を
行う。
【0031】このように、本実施例によれば、第3の特
徴量を中間調処理に適用することにより、文字エッジ部
で十分な鮮鋭度が得られるという2値情報の効果と、処
理の切り換えによるテクスチャ乱れがないという多値情
報の効果の両方を得ることができる。
【0032】(実施例6)図15は、実施例6の構成を
示す。本実施例では、第3の特徴量E3を用いてガンマ
補正部7を多段階制御する。
【0033】適応γ補正として、例えば、階調処理用の
γ補正テーブルとしてなだらかな形状のものを用意し、
文字処理用のγ補正テーブルとして急峻な形状のものを
用意し、両者の中間的な領域では、両者の中間的な形状
のテーブルとして複数段階のものを用意し、エッジ量に
応じて何れかのテーブルを選択する構成を採るものとす
ると、本発明のガンマ補正の多段階制御としては、E3
=0のときは最もなだらかな形状のγ補正テーブルを選
択し、E3=255のときは最も急峻な形状のγ補正テ
ーブルを選択し、0<E3<255のときはその中間の
γ補正テーブルを選択し、ガンマ補正を多段階に制御す
る。
【0034】このように、本実施例によれば、第3の特
徴量をガンマ補正に適用することにより、文字エッジ部
で十分なコントラストを確保できる2値情報の効果と、
処理の切り換えによる文字エッジ部での不自然な縁取り
が発生しないという多値情報の効果の両方を得ることが
できる。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、以下のような効果が得られる。 (1)2値情報である第1の特徴量とN(N>2)値情
報である第2の特徴量を基づいて概ねN値情報である第
3の特徴量を検出し、第3の特徴量に応じて所定の処理
を制御するため、2値制御による画質効果と多値制御に
よる画質効果の両方が得られ、高画質な画像を再生する
ことができる。 (2)第3の特徴量を検出する際、第1の特徴量を優先
的に選択することから、2値情報による画質効果を失う
ことなく本発明の目的を達成することができる。 (3)エッジ部での特徴量検出および特徴量に応じた処
理制御を実施しているので、文字エッジでの画質を向上
させることができる。 (4)第3の特徴量を文字エッジの内側において多段階
で利かせることにより、デフェクト抑制という多値制御
の効果を発揮することができる。 (5)第3の特徴量を墨生成や下色除去に適用すること
により、色付き抑制という2値情報の効果と、ひび割れ
抑制という多値情報の効果の両方が得られる。 (6)第3の特徴量を中間調処理に適用することによ
り、文字エッジ部で十分な鮮鋭度が得られるという2値
情報の効果と、処理の切り換えによるテクスチャ乱れが
ないという多値情報の効果の両方が得られる。 (7)第3の特徴量をガンマ補正に適用することによ
り、文字エッジ部で十分なコントラストを確保できる2
値情報の効果と、処理の切り換えによる文字エッジ部で
の不自然な縁取りが発生しないという多値情報の効果の
両方が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の問題点(ひび割れ)を説明する図で
ある。
【図2】従来技術の問題点(色付き)を説明する図であ
る。
【図3】本発明によって生成される特徴量の特性を示
す。
【図4】本発明の実施例1の構成を示す。
【図5】エッジ量検出のための構成を示す。
【図6】(a)〜(d)は、エッジ量検出フィルタを示
す。
【図7】第2の特徴量を膨張処理しない場合の第3の特
徴量を示す。
【図8】第2の特徴量を膨張処理した場合の第3の特徴
量を示す。
【図9】膨張処理部の構成を示す。
【図10】実施例2に係る第3の特徴量を示す。
【図11】実施例3に係る第3の特徴量を示す。
【図12】平滑化フィルタを示す。
【図13】実施例4に係る第3の特徴量を示す。
【図14】本発明の実施例5の構成を示す。
【図15】本発明の実施例6の構成を示す。
【符号の説明】
1 第1の特徴量検出手段 2 第2の特徴量検出手段 3 第3の特徴量検出手段 4 色補正部 5 墨生成/下色除去部 6 中間調処理部 7 ガンマ補正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AA26 AA27 AB13 BA07 BA10 DA02 DA03 EA04 EA08 5B057 AA01 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC02 CE03 CE06 CH09 DA17 DB06 DC16 DC22 DC33 5C077 LL02 LL19 MP07 MP08 PP03 PP15 PP27 PP32 PP33 PP49 PP55 PQ08 5C079 HB01 HB03 LA06 LA12 LA15 LA21 LA31 MA11 NA02 5L096 AA02 BA07 FA06 FA44

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定画像から2値情報である第1の特徴
    量を検出する第1の特徴量検出手段と、前記所定画像か
    らN(N>2)値情報である第2の特徴量を検出する第
    2の特徴量検出手段と、前記第1の特徴量および第2の
    特徴量に基づいて第3の特徴量を検出する第3の特徴量
    検出手段と、前記第3の特徴量を用いて、前記所定画像
    に対して所定の処理を制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第3の特徴量検出手段は、前記第1
    の特徴量検出手段が前記第1の特徴量を検出したとき、
    前記第1の特徴量を選択し、前記第1の特徴量検出手段
    が前記第1の特徴量を検出しないとき、前記第2の特徴
    量検出手段で検出される前記第2の特徴量を選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の特徴量検出手段が前記第1の
    特徴量を選択したとき、前記第3の特徴量が最大値をと
    ることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の特徴量はエッジ領域であり、
    前記第2の特徴量はエッジ量であることを特徴とする請
    求項1、2または3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の処理は、墨生成処理、下色除
    去処理、擬似中間調処理、ガンマ補正処理の何れかであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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