JP2003098651A - Lsiパターンの寸法測定箇所選定方法、寸法測定情報作成手法および寸法測定順番決定方法 - Google Patents
Lsiパターンの寸法測定箇所選定方法、寸法測定情報作成手法および寸法測定順番決定方法Info
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Abstract
から、人手をかけることなく、短時間で、ミスなく寸法
測定箇所を選定する。 【解決手段】CAD装置を使用してLSIのレイアウト
データからフォトマスクあるいはそれを用いて加工され
たウェハ上のLSIチップ領域のパターンの寸法測定箇
所を選定する際、LSIパターンの寸法測定箇所選定条
件を得るステップと、寸法測定箇所選定条件に基づいて
LSIのレイアウトデータからLSIパターンの寸法測
定箇所を選定するためのデザインルールチェック(DRC)
コマンド記述を作成するステップと、DRC記述とLS
Iパターンを入力としてデザインルールチェックを実行
するステップと、DRCの実行によって出力されたLS
Iパターンの寸法測定箇所候補を入力として必要個数だ
け寸法測定箇所を抽出する個数限定ステップとを具備す
る。
Description
造に使用されるフォトマスクあるいはそれを用いて加工
されたウェハ上の各チップ領域に形成されるLSI(半
導体集積回路)パターンの寸法測定箇所選定方法、測定
情報作成方法および測定順番決定方法に関するものであ
り、CAD(コンピュータ支援設計)装置を使用したフ
ォトマスクの設計に際してLSIパターンの寸法品質
(精度)保証を行うために使用されるものである。
ェハの製造に使用されるフォトマスクあるいはそれを用
いて加工されたウェハ(以下、加工後ウェハと記す)に
対するLSIパターンの寸法測定は、マスク上のLSI
チップ領域の外側に予め配置しておいた寸法測定マーク
を測定することによって実現していた。
プ領域外の特殊な環境下にある寸法測定マークの仕上が
り寸法とチップ領域内部のパターン仕上がり寸法との相
関が小さくなるという問題が発生していた。
内部のパターン寸法を測定することによって、フォトマ
スクマスクおよび加工後ウェハの品質(精度)保証を行
うようになってきた。
におけるチップ領域内部のパターン寸法測定箇所を選定
するために、レイアウトデータまたはEB(電子ビーム)
描画データをビュワーで表示し、人手によって適切な測
定箇所を選定していた。
後ウェハに対して何百箇所もの測定箇所の選定が必要で
あり、人手で作業すると、測定箇所の選定に長い時間と
労力を要し、作業ミスが多発するなどの問題があった。
算機を用いて自動的に実行する場合、LSIパターンの
幅・スペース等がパターン寸法測定箇所として適切な部
分を抽出する処理は既存のCADツールであるデザイン
ルールチェック(Design RuleCheck; DRC) 機能によ
って実現可能である。
数は、レイアウトデータまたはEB描画データによって異
なり、予め知ることができず、通常は非常に多数抽出さ
れる。寸法測定作業の時間的制約によって測定点数は固
定もしくは一定の範囲に限定されており、フォトマスク
内あるいは加工後ウェハ内に均一に分散させることも必
要である。そこで、多数の寸法測定箇所候補からフォト
マスク内あるいは加工後ウェハ内に均一に分散するよう
に特定個数の寸法測定箇所を選定する手段の実現が要望
されていた。
法測定箇所として適切な部分を抽出する処理をDRC機
能によって実現する際、抽出結果として、測定箇所の図
形(矩形)だけを出力した場合、矩形の縦横比によって
は測定方向・測定寸法を確定することができないという
問題があった。
後ウェハの寸法測定に使用するLSIパターンの寸法を
設計データに付加するなどしていたので、複雑な図形処
理などに伴って設計データ上の寸法とマスク上の寸法が
変るような処理が行われる場合には、処理内容を加味す
ることで寸法値を出す必要があった。
ximity Correction)処理などによる加工に伴って、設計
データからフォトマスク上の寸法を単純には出せない場
合が多くなっており、寸法測定のための情報を作成する
手間が大きくなっている。
定する順序として、従来は、図18に示すように、隣接
する例えば4個のLSIチップ領域CHIP1〜4の各
測定箇所1、2、3、4について、図中矢印で示すよう
に、「測定箇所のX座標を第1キー、Y座標を第2キー
としてソートする方法」、または、「測定箇所のY座標
を第1キー、X座標を第2キーとしてソートする方法」
が採用されていた。
が、測定パターンを示した図面と被測定パターンとを視
認により対比しながら寸法測定を行う場合、測定毎に被
測定パターンが異なるので、測定効率が悪いという問題
があった。
フォトマスクあるいは加工後ウェハのパターン寸法測定
箇所の選定に際して、人手で作業すると、測定箇所の選
定に長い時間と労力を要し、作業ミスが多発するなどの
問題があった。
のパターン寸法測定箇所の選定に際して、DRC機能を
用いて測定箇所を多数抽出した場合、フォトマスク内あ
るいは加工後ウェハ内に均一に分散するように特定個数
の寸法測定箇所を選定する手段の実現が要望されてい
た。この際、測定箇所の図形(矩形)だけを抽出した場
合、矩形の縦横比によっては測定方向・測定寸法を確定
することができないという問題があった。また、複雑な
図形処理などに伴って設計データ上の寸法とマスク上の
寸法が変るような処理が行われる場合には、処理内容を
加味することで寸法値を出す必要があったが、寸法測定
のための情報を作成する手間が大きくなるという問題が
あった。
法測定順序の決定に際して、測定毎に被測定パターンが
異なるので、測定効率が悪いという問題があった。
たもので、フォトマスクあるいは加工後ウェハ上のパタ
ーン寸法測定箇所をCAD装置を使用して自動的に選定
する際、自動的に高速かつ適切に選定し得るLSIパタ
ーンの寸法測定箇所選定方法を提供することを目的とす
る。
工後ウェハのパターン寸法測定箇所をCAD装置を使用
して自動的に選定する際、多数の寸法測定箇所候補から
フォトマスク内に均一に分散するように特定個数の寸法
測定箇所を選定し得るLSIパターンの寸法測定箇所選
定方法を提供することを目的とする。
あるいは加工後ウェハ上のLSIパターンの寸法測定の
ために使用する情報を作成する際、複雑な図形処理など
に伴って設計データに対してマスク上のパターンサイズ
が種々に変ってしまう際にも、マスクの寸法測定に用い
る情報を容易に作成し得るLSIパターンの寸法測定情
報作成方法を提供することにある。
上のLSIパターンの寸法測定順番を決定する際、寸法
測定作業を行うオペレータの負担を軽くし、測定効率の
向上、測定ミスの低減化を図り得るLSIパターンの寸
法測定順序決定方法を提供することを目的とする。
の寸法測定箇所選定方法は、コンピュータ支援設計装置
を使用してLSIのレイアウトデータからフォトマスク
あるいはそれを用いて加工されたウェハ上のLSIチッ
プ領域のパターンの寸法測定箇所を選定する際、LSI
パターンの寸法測定箇所選定条件を得る手段および前記
寸法測定箇所選定条件に基づいてLSIのレイアウトデ
ータからLSIパターンの寸法測定箇所を選定するため
のデザインルールチェックコマンド記述を作成する手段
と、前記デザインルールチェックコマンド記述とLSI
パターンを入力としてデザインルールチェックを実行す
る手段と、前記デザインルールチェックの実行によって
出力されたLSIパターンの寸法測定箇所候補を入力と
して必要個数だけ寸法測定箇所を抽出する個数限定手段
とを具備することを特徴とする。
箇所選定方法は、コンピュータ支援設計装置を使用して
LSIのレイアウトデータからフォトマスクあるいはそ
れを用いて加工されたウェハ上のLSIチップ領域のパ
ターンの寸法測定箇所候補を抽出し、その中から寸法測
定箇所を選定処理する際に、少なくとも、選定すべき寸
法測定点数を得る手段と前記フォトマスクあるいは加工
後ウェハの全領域を規定する矩形領域座標値を得る手段
を使用し、前記矩形領域座標値とその領域に割り当てら
れた寸法測定点数に基づいてその領域をx方向サイズが
等しくなるよう二等分し、各領域に存在する寸法測定箇
所候補の個数によって各領域に適切な寸法測定点数を振
り分ける第1のステップと、前記矩形領域座標値とその
領域に割り当てられた寸法測定点数に基づいてその領域
をy方向サイズが等しくなるよう二等分し、各領域に存
在する寸法測定箇所候補の個数によって各領域に適切な
寸法測定点数を振り分ける第2のステップと、前記第1
のステップおよび第2のステップにおいて、ある領域の
寸法測定点数が1である場合に、その領域内の任意の寸
法測定箇所候補あるいはその領域の中心点に最も近くに
存在する寸法測定箇所候補を寸法測定箇所として選定
し、ある領域の寸法測定点数が2以上の場合にその領域
およびその領域に割り振られた寸法測定点数に対して前
記第2のステップあるいは第1のステップを適用するこ
とを特徴とする。
情報作成方法は、コンピュータ支援設計装置を使用して
LSIのレイアウトデータからフォトマスクあるいはそ
れを用いて加工されたウェハ上のLSIチップ領域のパ
ターンの寸法測定箇所を選定処理するための寸法測定情
報を作成する際、LSIのレイアウトデータに、寸法測
定箇所を示す図形データを付加し、この図形データを利
用して測定位置と寸法値と測定方向を得ることを特徴と
する。
順番決定方法は、半導体ウェハの製造に使用されるフォ
トマスクあるいはそれを用いて加工されたウェハ上のL
SIパターンの寸法を測定する際、前記フォトマスクあ
るいはウェハ上の隣接する複数個のLSIチップ領域に
おける同一座標のパターンについて各チップ領域を一定
の順序でソートすることによって測定の順番を決定する
ことを特徴とする。
施の形態を詳細に説明する。
の実施形態に係る半導体ウェハの製造に使用されるフォ
トマスク(あるいはそれを用いて加工された加工後ウェ
ハ)のLSIパターンの寸法測定箇所選定方法の全体的
な処理を示している。
データからフォトマスクあるいはそれを用いて加工され
たウェハ上のLSIチップ領域のパターンの寸法測定箇
所を選定する際、図1に示すように、まず、LSIパタ
ーンの寸法測定箇所選定条件ファイル10を得る。そし
て、前記寸法測定箇所選定条件ファイル10に基づいて
LSIのレイアウトデータからLSIパターンの寸法測
定箇所を選定するためのDRCコマンド記述を作成する
機能11によりDRCコマンド記述を作成し、DRCコ
マンド記述ファイル12に格納する。
ら入力するDRCコマンド記述とLSIレイアウトパタ
ーンデータファイル13から入力するLSIレイアウト
パターンデータに基づいてDRC機能14によりDRC
を実行し、この実行によって出力されたLSIパターン
の寸法測定箇所候補データを寸法測定箇所候補ファイル
15に格納する。
から入力するデータおよび前記DRC機能14により得
られたデータに基づいて必要個数だけ寸法測定箇所を抽
出する個数限定機能16により寸法測定箇所を抽出し、
抽出した寸法測定箇所データを寸法測定箇所ファイル1
7に格納する。
記述した寸法測定箇所選定条件ファイル10の一例を示
す。
Cコマンド記述作成機能11の具体例を示す。
ル10に記述された条件およびDRCコマンド記述テン
プレートを入力として、テンプレート内の記述のうち可
変のパラメータを寸法測定箇所選定条件ファイル10に
記述された条件に基づいて決定し、DRC機能(図1中
の14)に入力可能なファイルとしてDRCコマンド記
述ファイル(図1中の12)に出力するものである。
機能14を実行した場合に、レイアウトパターンから寸
法測定箇所候補が選定される過程を説明するための図で
ある。
ンに対応するレイアウトデータとして入力された場合、
DRC機能は、図2に示した寸法測定箇所選定条件ファ
イル10中の条件1に対応するDRCコマンド記述 A=(Layerから幅min-width 以上max-width 未満の部分を
抽出するコマンド記述)にしたがって、図4(B)に示
すように幅が適切なパターン部分a を選択して中間層A
とする。
ファイル10中の条件2に対応するDRCコマンド記述 B=(Aから間隔min-space 以上max-space 未満の部分を抽
出するコマンド記述)にしたがって、図4(C)に示す
ように間隔が適切なパターン部分b を選択して中間層B
とする。
ファイル10中の条件3に対応するDRCコマンド記述 C=(Bから長さmin-length以上max-length未満の部分を抽
出するコマンド記述)にしたがって、図4(D)に示す
ように長さが適切なパターン部分c を選択して中間層C
とし、結果として、寸法測定箇所候補ファイル(図1中
の15)に出力する。
て抽出されて寸法測定箇所候補ファイル15に格納され
た多数の寸法測定箇所候補から寸法測定に必要な個数だ
けを個数限定機能(図1中の16)により取り出し、寸
法測定箇所ファイル17に出力する。この際、LSIレ
イアウト図形から、図4(A)あるいは(B)あるいは
(C)に示したようなパターン幅・間隔・長さなどの条
件毎に個数を絞り込む。
選定方法は、CAD装置を使用してLSIのレイアウト
データからフォトマスクあるいはそれを用いて加工され
たウェハ上のLSIチップ領域のパターンの寸法測定箇
所を選定する際、LSIパターンの寸法測定箇所選定条
件を得るステップと、前記寸法測定箇所選定条件に基づ
いてLSIのレイアウトデータからLSIパターンの寸
法測定箇所を選定するためのDRCコマンド記述を作成
するステップと、前記デザインルールチェックコマンド
記述とLSIパターンを入力としてDRCを実行するス
テップと、前記DRCの実行によって出力されたLSI
パターンの寸法測定箇所候補を入力として必要個数だけ
寸法測定箇所を抽出する個数限定ステップとを具備する
ことを特徴とするものである。
定方法によれば、LSIレイアウトパターンまたはLS
Iレイアウトパターンに対してOPCなどの補正を行っ
た結果であるマスクパターンから、パターン幅・間隔そ
の他の条件に適合する部位をDRC機能を利用して抽出
することによって、寸法測定箇所を選定することを特徴
とするものであり、LSIパターンの寸法測定箇所を自
動的に高速かつ適切に選定することができる。
1の実施形態における個数限定機能の具体例に相当する
ものである。
ォトマスク(あるいは加工後ウェハ)上のLSIパター
ンの寸法測定箇所選定方法に使用される機能、ファイル
等を示す。
方法における領域内寸法測定箇所決定処理を示すフロー
チャートである。図9(a)乃至(e)は、図6乃至図
8の寸法測定箇所選定処理の内容全体を説明するために
示した図である。
6に示すように、処理対象データの他に選定すべき寸法
測定点数NUM 、フォトマスク描画領域を示す領域座標A
0、領域分割を行う方向の初期値D が必要となる。ここ
で、NUM 、A0は外部から与えられる値である。
0の段階の括弧内に示した5が与えられたものとし、AO
は、図9(a)に示した分割0の段階の領域A0の左下の
座標値(X0,Y0)および右上の座標値(X1,Y1)が与えられ
たものとする。D は、"X" または"Y" のどちらか一方を
任意に初期値とすることが可能だが、本実施例では"X"
とした。
決定処理を行うことにより、フォトマスク面内で均一と
なるように寸法測定箇所を選定することができる。
定箇所決定処理を示すフローチャートである。
まず、領域内寸法測定点数NUM が1であるか検査する。
NUM が1であれば、その領域内の寸法測定候補から任意
の1個を寸法測定箇所として選定し、処理を終了する。
法測定箇所候補数以上であるか検査する。この条件を満
たしている場合、その領域内の寸法測定候補全てを寸法
測定箇所として選定し、処理を終了する。この条件を満
たさない場合は以下の処理が必要となる。
てA1,A2とする。この場合、D の初期値は"X" としたの
で、図9(b)に示す分割1の段階のように、領域A0は
A1-1,A1-2 という左右2つの領域に分割される。
定点数5を分割後の各領域にNUMl,NUM2 として振り分け
る。基本的には両者ともNUM の1/2 に設定するが、領域
A1-1の寸法測定箇所候補数がNUM1より小さい場合、NUMl
を領域A1-1の寸法測定箇所候補数とし、NUM2をNUM-NUMl
に設定する。
補数がNUM2より小さい場合、NUM2をA1-2の寸法測定箇所
候補数とし、NUM1をNUM-NUM2に設定する。
NUMl,NUM2 ともNUM の1/2 に設定するが、NUM が奇数の
場合は、寸法測定箇所候補数が多い方の領域に対する寸
法測定点数が多くなるよう振り分ける。図9(b)に示
した分割1の段階では、NUM1が3、NUM2が2に設定され
る。
現在の値が"X" なら"Y" に、"Y" なら"X" に変更し、領
域A1,A2 の座標を算出した後、領域A1,A2 およびその領
域に割り振られた寸法測定点数に対して順に領域内寸法
測定箇所決定処理を再帰的に実行することによって処理
が終了する。この場合の分割2、3、4の段階の領域を
図9(c)、(d)、(e)に示した。
方法は、CAD装置を使用してLSIのレイアウトデー
タからフォトマスク(あるいはそれを用いて加工された
ウェハ)上のLSIチップ領域のパターンの寸法測定箇
所候補を抽出し、その中から寸法測定箇所を選定処理す
る際に、少なくとも、選定すべき寸法測定点数を得る手
段と前記フォトマスクあるいは加工後ウェハの全領域を
規定する矩形領域座標値を得る手段を使用し、前記矩形
領域座標値とその領域に割り当てられた寸法測定点数に
基づいてその領域をx方向サイズが等しくなるよう二等
分し、各領域に存在する寸法測定箇所候補の個数によっ
て各領域に適切な寸法測定点数を振り分ける第1のステ
ップと、前記矩形領域座標値とその領域に割り当てられ
た寸法測定点数に基づいてその領域をy方向サイズが等
しくなるよう二等分し、各領域に存在する寸法測定箇所
候補の個数によって各領域に適切な寸法測定点数を振り
分ける第2のステップとを具備し、ある領域の寸法測定
点数が1である場合に、その領域内の任意の寸法測定箇
所候補、もしくは、その領域の中心点に最も近くに存在
する寸法測定箇所候補を寸法測定箇所として選定するこ
とを特徴とするものである。
ターン幅・間隔その他の条件によって条件毎に抽出され
た寸法測定箇所候補の中から、予め指定されている測定
点数分だけをフォトマスク全領域に均一に分散するよう
に選定することを特徴とするものである。
定方法によれば、多数の寸法測定箇所候補からフォトマ
スク面内あるいは加工後ウェハ面内に均一に分散するよ
うに特定個数の寸法測定箇所を選定することができる。
1の実施形態におけるDRC機能によって多数の寸法測
定箇所候補を抽出する際に適用されるものである。
の実施形態に係るフォトマスク(あるいは加工後ウェ
ハ)上のLSIパターンの寸法測定情報生成方法を示し
ている。
に対して、DRC機能によって寸法測定箇所候補として
図10(B)に示す矩形bが抽出された場合に、図10
(C)に示すように矩形bを両側に延長した矩形cのパ
ターンを作成し、これらの矩形b、cを異なる層のデー
タとして出力させる。これにより、寸法測定箇所の位置
(座標値)、測定寸法、測定方向を確定するための測定
情報を提供することができる。
上記と同様に、図11中の矩形b、cを出力させること
により、パターン間隔の寸法測定箇所の測定情報を提供
することができる。
図11に示した寸法測定情報生成方法によって出力され
る図形情報である。
置eを決定でき、矩形bの4辺のうちで矩形cの辺と重
なりを持たない辺から測定寸法および測定方向dを決定
することができる。
至(C)、図11に示した寸法測定情報生成方法におい
て付加するパターンcを作成するための具体例を示す。
ンcを作成するための中間パターンであり、gは矩形b
から中間パターンを作成するための太め幅である。
対する測定箇所抽出用DRC機能によって測定箇所bが
抽出された場合、bを一定距離gだけ太めた中間パター
ンfを作成し、パターンaとfの共通部分を抽出するこ
とによって、図13(B)中の付加パターンcを作成す
ることができる。
生成方法は、半導体ウェハの製造に使用されるフォトマ
スクあるいはそれを用いて加工されたウェハ上のLSI
パターンの寸法測定箇所をコンピュータ支援設計装置を
使用して選定処理する際に寸法測定情報を作成する際、
DRC機能によってパターン幅、パターン間隔の寸法測
定箇所候補として矩形の図形データが抽出された場合
に、別の矩形の図形データを作成し、これらの2つの矩
形を異なる層に出力させることを特徴とするものであ
る。
によって抽出された測定箇所から、寸法測定箇所の位置
(座標値)、測定寸法、測定方向を確定するための測定
情報を、図形データの出力だけで表現し、伝達すること
が可能となる。
1の実施形態におけるDRC機能によって設計者が指定
した寸法測定箇所候補を抽出する際に適用されるもので
ある。
例1に係るフォトマスク(あるいは加工後ウェハ)上の
LSIパターンの寸法測定情報生成方法を示している。
指定により、寸法測定箇所・寸法抽出用パターン1を付
加しておく。この寸法測定箇所・寸法抽出用パターン1
は、OPCなどの処理によって変化し得る処理後データ
4よりも測定寸法3の測長方向に対して大きくしてお
く。
理後データ4との共有部(アンド部)の中心座標を算出
することにより、寸法を測定する箇所の座標情報を得る
ことができ、同じく共有部の長さを抽出すれば、処理後
の寸法値を得ることができる。この時、図15に示すよ
うに、測定寸法3の方向は共有部の外側に図14中の処
理後データが存在する側の辺と平行と判断すればよい。
法測定情報生成方法は、半導体ウェハの製造に使用され
るフォトマスクあるいはそれを用いて加工されたウェハ
上のLSIパターンの寸法測定箇所をコンピュータ支援
設計装置を使用して選定処理する際に寸法測定情報を作
成する際、LSIのレイアウトデータに、寸法測定箇所
を示す図形を付加し、この図形を利用して測定位置と寸
法値と測定方向を得ることを特徴とするものである。
設計データに対して予測困難な図形処理が行われるよう
なフォトマスクについても、寸法を測定するパターンの
座標や方法・方向などを容易に抽出することが可能とな
る。
に、測定の目的や用途などを示す情報をさらに付加する
ことによって、測定情報の分別をさらに容易にすること
が可能である。
例2に係るフォトマスク(あるいは加工後ウェハ)上の
LSIパターンの寸法測定情報生成方法を示している。
に対してx、y両方向の測定を行う必要がある場合は、
寸法測定箇所・寸法抽出用パターン1を設計データ2の
両方向に対して付加し、各方向について寸法抽出を行
う。
x、y両方向について寸法測定情報を生成することがで
きる。
5の実施形態に係るウェハ上のLSIパターンの寸法測
定順序決定方法を示している。
のLSIチップ領域CHIP1〜4の各測定箇所1、
2、3、4について、図中矢印で示すように、各チップ
領域における同一座標の測定箇所のパターンについてC
HIP1〜4の順序(あるいは、その逆の順序)でソー
トしてパターン寸法を測定する。
行うオペレータが、測定パターンを示した図面と被測定
パターンとを視認により対比しながら寸法測定を行う場
合、同一の被測定パターンとなる箇所を連続的に視認す
ることができるので、測定効率が向上し、測定ミスが低
減することが期待できる。
の寸法測定箇所選定方法によれば、チップ領域内部の実
パターンから、人手をかけることなく、短時間で、ミス
なく寸法測定箇所を選定することができる。また、多数
の寸法測定箇所候補の中から既定の測定点数にしたがっ
て、フォトマスク面内あるいは加工後ウェハ面内で均一
となるように寸法測定箇所を選定することができる。
成方法によれば、DRC機能によって抽出された測定箇
所から、寸法測定箇所の位置(座標値)、測定寸法、測
定方向を確定するための測定情報を、図形データの出力
だけで表現し、伝達することができる。また、設計デー
タに対して予測困難な図形処理が行われるようなフォト
マスクについても、寸法を測定するパターンの座標や方
法・方向などを容易に抽出することができる。
定方法によれば、加工後ウェハ上の隣接する複数のチッ
プ領域における同一の被測定パターンとなる箇所を連続
的に視認することが可能になり、測定効率が向上し、測
定ミスが低減することが期待できる。
(あるいは加工後ウェハ)のLSIパターンの寸法測定
箇所選定方法の全体的な処理を説明するために示す図。
測定箇所選定条件ファイルの一例を示す図。
述作成機能の具体例を示す図。
ウトパターンから寸法測定箇所候補が選定される過程を
説明するために示す図。
(あるいは加工後ウェハ)上のLSIパターンの寸法測
定箇所選定方法に使用される機能、ファイル等を示す
図。
すフローチャート。
部として図6に続くフローチャート。
部として図7に続くフローチャート。
体を説明するために示す図。
上のLSIパターンの寸法測定情報生成方法においてパ
ターン幅の寸法測定箇所の位置、測定寸法、測定方向を
確定するための測定情報を提供する処理を説明するため
に示す図。
上のLSIパターンの寸法測定情報生成方法においてパ
ターン間隔の寸法測定箇所を確定するための測定情報を
提供する処理を説明するために示す図。
成方法によって出力される図形情報を説明するために示
す図。
成方法において付加するパターンを作成するための具体
例を示す図。
ォトマスク上のLSIパターンの寸法測定情報生成方法
を説明するために示す図。
出用パターン1と処理後データ4との共有部の長さを抽
出して処理後の寸法値を得る時、共有部の外側に処理後
データ4が存在する側の辺と平行な方向を測定寸法3の
方向と判断する様子を説明するために示す図。
ォトマスク上のLSIパターンの寸法測定情報生成方法
を説明するために示す図。
上のLSIパターンの寸法測定順序決定方法を説明する
ために示す図。
序の従来例を説明するために示す図。
能、 12…DRCコマンド記述ファイル、 13…LSIレイアウトパターンデータファイル、 14…DRC機能、 15…寸法測定箇所候補ファイル、 16…個数限定機能、 17…寸法測定箇所ファイル。
Claims (9)
- 【請求項1】 コンピュータ支援設計装置を使用してL
SIのレイアウトデータからフォトマスクあるいはそれ
を用いて加工されたウェハ上のLSIチップ領域のパタ
ーンの寸法測定箇所を選定する際、 LSIパターンの寸法測定箇所選定条件を得るステップ
と、 前記寸法測定箇所選定条件に基づいてLSIのレイアウ
トデータからLSIパターンの寸法測定箇所を選定する
ためのデザインルールチェックコマンド記述を作成する
ステップと、 前記デザインルールチェックコマンド記述とLSIパタ
ーンを入力としてデザインルールチェックを実行するス
テップと、 前記デザインルールチェックの実行によって出力された
LSIパターンの寸法測定箇所候補を入力として必要個
数だけ寸法測定箇所を抽出する個数限定ステップとを具
備することを特徴とするLSIパターンの寸法測定箇所
選定方法。 - 【請求項2】 コンピュータ支援設計装置を使用してL
SIのレイアウトデータからフォトマスクあるいはそれ
を用いて加工されたウェハ上のLSIチップ領域のパタ
ーンの寸法測定箇所候補を抽出し、その中から寸法測定
箇所を選定処理する際に、 少なくとも、選定すべき寸法測定点数を得る手段と前記
フォトマスクあるいは加工後ウェハのチップ領域を規定
する矩形領域座標値を得る手段を使用し、 前記分割後の矩形領域座標値とその領域に割り当てられ
た寸法測定点数に基づいてその領域をx方向サイズが等
しくなるよう二等分し、各領域に存在する寸法測定箇所
候補の個数によって各領域に適切な寸法測定点数を振り
分ける第1のステップと、 前記矩形領域座標値とその領域に割り当てられた寸法測
定点数に基づいてその領域をy方向サイズが等しくなる
よう二等分し、各領域に存在する寸法測定箇所候補の個
数によって各領域に適切な寸法測定点数を振り分ける第
2のステップとを具備し、 前記第1のステップおよび第2のステップにおいて、あ
る領域の寸法測定点数が1である場合に、その領域内の
任意の寸法測定箇所候補を寸法測定箇所として選定し、
ある領域の寸法測定点数が2以上の場合にその領域およ
びその領域に割り振られた寸法測定点数に対して前記第
2のステップあるいは第1のステップを適用することを
特徴とするLSIパターンの寸法測定箇所選定方法。 - 【請求項3】 前記任意の寸法測定箇所候補は、寸法測
定点数が1である領域の中心点に最も近くに存在する寸
法測定箇所候補であることを特徴とする請求項2記載の
LSIパターンの寸法測定箇所選定方法。 - 【請求項4】 前記第1のステップおよび第2のステッ
プにおいて、前記矩形領域座標値内に存在する寸法測定
箇所候補の個数がその領域に割り当てられた寸法測定点
数以下である場合は、その矩形領域内に存在するすべて
の寸法測定箇所候補を寸法測定箇所として選定すること
を特徴とする請求項2または3記載のLSIパターンの
寸法測定箇所選定方法。 - 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の
LSIパターンの寸法測定箇所選定方法は、請求項1記
載のLSIパターンの寸法測定箇所選定方法の一部のス
テップに適用されることを特徴とするLSIパターンの
寸法測定箇所選定方法。 - 【請求項6】 コンピュータ支援設計装置を使用してL
SIのレイアウトデータからフォトマスクあるいはそれ
を用いて加工されたウェハ上のLSIチップ領域のパタ
ーンの寸法測定箇所を選定処理するための寸法測定情報
を作成する際、 LSIのレイアウトデータに、寸法測定箇所を示す図形
データを付加し、この図形データを利用して測定位置と
寸法値と測定方向を得ることを特徴とするLSIパター
ンの寸法測定情報作成手法。 - 【請求項7】 前記LSIのレイアウトデータに、測定
の目的や用途を示す情報をさらに付加し、測定情報の分
別を容易にしたことを特徴とする請求項6記載のLSI
パターンの寸法測定情報作成手法。 - 【請求項8】 請求項6または7記載のLSIパターン
の寸法測定情報作成方法は、請求項1記載のLSIパタ
ーンの寸法測定箇所選定方法の一部のステップに適用さ
れることを特徴とするLSIパターンの寸法測定情報作
成方法。 - 【請求項9】 半導体ウェハの製造に使用されるフォト
マスクあるいはそれを用いて加工されたウェハ上のLS
Iパターンの寸法を測定する際、 前記フォトマスクあるいはウェハ上の隣接する複数個の
LSIチップ領域における同一座標のパターンについて
各チップ領域を一定の順序でソートすることによって測
定の順番を決定することを特徴とするLSIパターンの
寸法測定順番決定手法。
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