JP2003097586A - 回転機械 - Google Patents

回転機械

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JP2003097586A
JP2003097586A JP2001297358A JP2001297358A JP2003097586A JP 2003097586 A JP2003097586 A JP 2003097586A JP 2001297358 A JP2001297358 A JP 2001297358A JP 2001297358 A JP2001297358 A JP 2001297358A JP 2003097586 A JP2003097586 A JP 2003097586A
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rotating
pulley
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Masaki Ota
太田  雅樹
Masahiro Kawaguchi
真広 川口
Hiroshi Ataya
拓 安谷屋
Akinobu Kanai
明信 金井
Tomoharu Arai
智晴 新井
Takashi Kawada
剛史 川田
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Original Assignee
Toyota Industries Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/06Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/0873Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
    • F04B27/0895Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof driving means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1回転体と第2回転体との間の共振の回避
が容易になるとともに、回転機械自体の耐久性を向上さ
せることが可能な回転機械を提供する。 【解決手段】 受承部材42は、ハウジングに回転可能
に支持された駆動軸16に対して一体回転可能に固定さ
れている。プーリ17は、前記ハウジングに対して回転
可能に支持されるとともに受承部材42とほぼ同軸位置
に配設されている。プーリ17に形成された収容凹部4
5には、回転可能な状態で支持部50が収容されてい
る。ハブ部42Bに固定された偏心ピン51は、支持部
50に形成された凹部50Aにその後端部が挿入される
とともに、支持部50に対して相対回転可能に連結され
ている。凹部50Aの中心軸線は、支持部50の中心軸
線から所定の偏心量だけ偏心している。支持部50の回
転に基づく偏心ピン51の移動によって、プーリ17と
受承部材42との軸心ずれが吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングに回転
可能に支持された回転軸に対して一体回転可能に固定さ
れた第1回転体と、前記ハウジングに対して回転可能に
支持されるとともに前記第1回転体に対して作動連結さ
れた第2回転体とを有する回転機械に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、車両エンジンなどの
外部駆動源によって駆動される車両搭載用圧縮機は、該
圧縮機を駆動するための回転軸に固定された第1回転体
と、該第1回転体に作動連結されるとともに前記エンジ
ンにベルトなどを介して連結される第2回転体とを備え
ている。一般に、前記第2回転体は、前記回転軸を支持
する前記圧縮機のハウジングに対してベアリングなどを
介して回転可能に支持される。これによれば、前記ベル
トのテンションなどによって前記回転軸にその径方向に
作用する応力が低減されて、前記回転軸を支持する軸受
部材に作用する応力が低減され得るようになる。
【0003】この構成では、前記第1回転体と前記第2
回転体とのそれぞれを支持するための部材が互いに異な
るため、前記両回転体の軸心ずれを吸収する(許容す
る)構造が必要とされる。この構造が設けられていない
場合には、前記軸心ずれによって、前記回転軸を支持す
る軸受部材や前記第2回転体を支持するベアリングの耐
久性が低下するなどの不具合が発生しやすくなる。
【0004】そのため、従来においては、一般に、前記
両回転体を弾性部材を介して作動連結することで、前記
軸心ずれを吸収するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記両
回転体を弾性部材を介して作動連結した場合には、前記
圧縮機の圧縮機構や前記車両エンジン等(振動源)が発
生する振動の影響を受けた前記弾性部材に起因する比較
的低い振動数域における共振が発生しやすくなるという
不都合がある。
【0006】また、前記弾性部材に作用する繰り返し荷
重によって前記弾性部材が疲労するなど、回転機械の耐
久性が低下する虞もある。本発明の目的は、第1回転体
と第2回転体との間の共振の回避が容易になるととも
に、回転機械自体の耐久性を向上させることが可能な回
転機械を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1に記載の発明では、2つの回転体の連
結部分に、弾性部材を用いることなく剛体部材によって
構成されるとともに前記両回転体の軸心ずれを吸収する
軸心ずれ吸収機構を設けた。
【0008】この発明によれば、前記両回転体の連結部
分には弾性部材が介在されないため、振動源からの振動
の影響を受けた弾性部材に起因する共振発生の虞がなく
なる。弾性部材は、前記共振が発生する際の振動数が、
剛体部材に比較して低いため、本発明においては、前記
連結部分に弾性部材が介在された構成に比較して共振が
発生する際の振動数が高くなる。つまり、前記両回転体
の共振が発生する際の振動数を前記振動源の振動数より
も大きく設定することが容易になり、前記振動源の振動
の影響による前記両回転体の共振の発生を回避すること
が容易になる。
【0009】また、本発明によれば、前記連結部分に弾
性部材が介在された構成に比較して、前記弾性部材に作
用する繰り返し荷重によって前記弾性部材が疲労するこ
とによる回転機械の耐久性低下がなくなるため、回転機
械の耐久性が向上する。
【0010】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記軸心ずれ吸収機構は、前記両回
転体の一方において該回転体の回転中心軸線とは異なる
該軸線に平行な軸線を中心として回転可能に支持された
支持部を有している。また、前記軸心ずれ吸収機構は、
前記両回転体の他方および前記支持部の少なくとも一方
に対して相対回転可能に設けられた状態で前記両回転体
の他方と前記支持部とを連結する偏心ピンを有してい
る。前記偏心ピンは、前記支持部の中心軸線に対して前
記両回転体の軸心ずれ寸法以上の偏心量にて偏心するよ
うに設けられ、かつ、前記両回転体の他方の回転中心軸
線と中心軸線が重ならないように設けられている。
【0011】この発明によれば、前記両回転体の軸心ず
れが、支持部が回転することによって偏心ピンが移動す
ることで吸収される。請求項3に記載の発明では、請求
項1に記載の発明において、前記軸心ずれ吸収機構は、
前記両回転体の一方に突設されるとともに該回転体の回
転中心軸線とは異なる該軸線に平行な中心軸線を有する
連結ピンを有している。また、前記軸心ずれ吸収機構
は、前記両回転体の他方において該回転体のほぼ径方向
に延びるようにかつ前記連結ピンに対向するように形成
された長孔状または溝状の連結部を有している。前記連
結ピンは、前記連結部に沿ってスライド移動可能かつ前
記連結部内で回転可能となるように前記連結部に対して
挿入されている。
【0012】この発明によれば、前記両回転体の軸心ず
れが、連結ピンの連結部に沿ったスライド移動や前記連
結部内での回転によって吸収される。請求項4に記載の
発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明にお
いて、前記回転軸の回転に基づいて冷媒の圧縮を行う圧
縮機構を備えた。
【0013】この発明によれば、前記回転軸の回転に基
づいて冷媒の圧縮を行う圧縮機構を備えた回転機械にお
いて、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明の効果
を得ることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の一実施形態を図1及び図2に従って説明する。なお、
図1では、図面左方を圧縮機の前方、右方を後方として
いる。
【0015】図1に示すように、車両用空調装置を構成
する圧縮機Cは、シリンダブロック11と、その前端に
接合固定されたフロントハウジング12と、シリンダブ
ロック11の後端に弁形成体13を介して接合固定され
たリヤハウジング14とを備えている。シリンダブロッ
ク11、フロントハウジング12、弁形成体13及びリ
ヤハウジング14は、圧縮機Cのハウジングを構成して
いる。
【0016】シリンダブロック11とフロントハウジン
グ12とで囲まれた領域には、クランク室15が区画さ
れている。前記ハウジングには、クランク室15を貫通
するように配設された回転軸としての駆動軸16が回転
可能に支持されている。駆動軸16の前端部側は、フロ
ントハウジング12の前壁に固定されたラジアルベアリ
ング12Aによって支持されている。また、駆動軸16
の後端部側は、シリンダブロック11に固定されたラジ
アルベアリング11Aによって支持されている。
【0017】駆動軸16の前端部はフロントハウジング
12の前壁を貫通して外部に突出するように配置されて
いる。この駆動軸16の前端部は、動力伝達機構PT及
び該動力伝達機構PTを構成するプーリ17(剛体部
材)に掛装されたベルト18を介して外部駆動源として
の車両エンジンEに作動連結されている。なお、動力伝
達機構PT及び圧縮機Cによって、回転機械が構成され
ている。
【0018】駆動軸16には、クランク室15において
ラグプレート19が一体回転可能に固定されている。ク
ランク室15には、カムプレートとしての斜板20が収
容されている。斜板20は、駆動軸16に対してスライ
ド移動可能かつ傾動可能に支持されている。斜板20
は、ヒンジ機構21を介してラグプレート19に作動連
結されている。斜板20は、ヒンジ機構21を介したラ
グプレート19との前記作動連結、及び駆動軸16の支
持により、ラグプレート19及び駆動軸16と同期回転
可能であるとともに、駆動軸16の回転中心軸線方向へ
のスライド移動を伴いながら該駆動軸16に対して傾動
可能となっている。
【0019】斜板20は、駆動軸16に固定された係止
リング22、及び、該係止リング22と斜板20との間
に配設されたバネ23によって、該斜板20の最小傾斜
角度が規定されるようになっている。なお、斜板20の
最小傾斜角度とは、該斜板20と、駆動軸16の軸線方
向との角度が90°に最も近づいた状態における傾斜角
度を意味している。
【0020】シリンダブロック11には、複数(図1で
は一つのみ図示)のシリンダボア24が駆動軸16の回
転中心軸線方向に沿うようにして貫通形成されている。
シリンダボア24には、片頭型のピストン25が往復動
可能に収容されている。シリンダボア24の前後開口
は、弁形成体13及びピストン25によって閉塞されて
おり、このシリンダボア24内にはピストン25の往復
動に応じて体積変化する圧縮室が区画形成されている。
各ピストン25は、シュー26を介して斜板20の外周
部に係留されている。これにより、駆動軸16の回転に
伴う斜板20の回転運動が、シュー26を介してピスト
ン25の往復直線運動に変換されるようになっている。
【0021】なお、シリンダブロック11(シリンダボ
ア24)、駆動軸16、ラグプレート19、斜板20、
ヒンジ機構21、ピストン25及びシュー26によっ
て、容量可変型ピストン式圧縮機構が構成されている。
【0022】リヤハウジング14には、吸入室27及び
吐出室28がそれぞれ区画形成されている。吸入室27
及び吐出室28の前方側は、弁形成体13によって閉塞
されている。吸入室27の冷媒ガスは、各ピストン25
の上死点側から下死点側への移動により、弁形成体13
に形成された吸入ポート29及び吸入弁30を介してシ
リンダボア24(圧縮室)に導入される。シリンダボア
24に導入された低圧な冷媒ガスは、ピストン25の下
死点側から上死点側への移動により所定の圧力にまで圧
縮され、弁形成体13に形成された吐出ポート31及び
吐出弁32を介して吐出室28に導入される。
【0023】吸入室27と吐出室28とは、図示しない
外部冷媒回路で接続されている。吐出室28から吐出さ
れた冷媒は、前記外部冷媒回路に導入される。この外部
冷媒回路では、前記冷媒を利用した熱交換が行われる。
前記外部冷媒回路から排出された冷媒は、吸入室27に
導入され、シリンダボア24に吸入されて再度圧縮作用
を受ける。
【0024】前記ハウジングには、クランク室15と吸
入室27とを連通する抽気通路33が設けられている。
また、前記ハウジングには、吐出室28とクランク室1
5とを連通する給気通路34が設けられている。給気通
路34は、該給気通路34上(給気通路34の途中)に
配設された制御弁35によってその開度が調節され得る
ようになっている。
【0025】制御弁35の開度を調節することで給気通
路34を介したクランク室15への高圧冷媒ガスの導入
量と抽気通路33を介したクランク室15からのガス排
出量とのバランスが制御され、クランク圧(クランク室
15の内圧)Pcが決定される。クランク圧Pcの変更
に応じて、ピストン25を介してのクランク圧Pcと前
記圧縮室の内圧との差が変更され、斜板20の傾斜角度
が変更される結果、ピストン25のストロークすなわち
駆動軸16の一回転あたりの吐出容量が調節される。
【0026】図1及び図2に示すように、フロントハウ
ジング12の前側外壁面には、略円筒状の支持筒部40
が駆動軸16の前端部を取り囲むようにして突設されて
いる。支持筒部40の外周面の中心軸線は、駆動軸16
の中心軸線とほぼ一致するように設定されている。
【0027】支持筒部40の内周側には、支持筒部40
と駆動軸16との隙間を封止するリップシール41が設
けられている。このリップシール41によって、支持筒
部40の内周側と駆動軸16との間の部分を介したクラ
ンク室15から前記ハウジングの外部への冷媒の漏洩が
防止されるようになっている。
【0028】第1回転体としての受承部材42は、前記
ハウジングの外部において駆動軸16の前端部に一体回
転可能に固定されている。受承部材42は、支持筒部4
0のリップシール41よりも前方において支持筒部40
の内周側に挿入された円筒状部42Aと、該円筒状部4
2Aと一体形成されるとともに支持筒部40よりも前方
に配設された略円板状のハブ部42Bとからなってい
る。
【0029】第2回転体としてのプーリ17は、その外
周側に、車両エンジンEの出力軸の動力(トルク)を該
プーリ17に伝達するためのベルト18が掛けられる略
円筒状のベルト掛け部17Aを有している。また、プー
リ17は、その内周側に略円筒状の筒状部17Bを有し
ている。筒状部17Bの内周側には、支持筒部40の外
周側に嵌合されたラジアルベアリング40Aの外輪部が
取着されている。すなわち、プーリ17は、前記ハウジ
ングに対して回転可能に支持されるとともに、駆動軸1
6及び受承部材42とほぼ同軸位置に配設された状態で
駆動軸16及び受承部材42と相対回転可能となってい
る。
【0030】プーリ17においてベルト掛け部17Aと
筒状部17Bとの間の部分には、前方から見た状態での
断面形状が円形の内周面を有する収容凹部45が一つ形
成されている。収容凹部45は、前方側が開口するとと
もに後方側が閉塞された状態となるように形成されてい
る。収容凹部45の前記内周面の中心軸線はプーリ17
の回転中心軸線と平行となるように形成されている。
【0031】収容凹部45には、円柱状の支持部50
(剛体部材)が収容されている。支持部50の外径は収
容凹部45の前記内周面の径とほぼ等しく設定されてい
る。支持部50は、収容凹部45内において、プーリ1
7の回転中心軸線とは異なる該軸線に平行な軸線を中心
として回転可能に支持されている。
【0032】支持部50の前面側には、前方から見た状
態での断面形状が円形の内周面を有する凹部50Aが形
成されている。凹部50Aは、前方側が開口するととも
に後方側が閉塞された状態となるように形成されてい
る。凹部50Aの前記内周面の中心軸線は、支持部50
の中心軸線と平行であるとともに、支持部50の中心軸
線に対して偏心量Sだけ偏心した状態に設定されてい
る。偏心量Sは、プーリ17と受承部材42との軸心ず
れ寸法の想定され得る最大寸法に対して十分に大きく設
定されている。
【0033】受承部材42のハブ部42Bの周縁部分に
は、円柱状の偏心ピン51(剛体部材)が固定されてい
る。偏心ピン51は、ハブ部42Bの周縁部分に形成さ
れた孔に嵌入されるとともに、後端部がプーリ17側に
突出するように設けられている。
【0034】偏心ピン51は、その中心軸線がハブ部4
2Bの回転中心軸線とは重ならないように、かつ、ハブ
部42Bの回転中心軸線に対して平行となるように配設
されている。偏心ピン51は、その外径が凹部50Aの
前記内周面の径とほぼ等しく設定されるとともに、後端
側が凹部50Aに挿入された状態となっている。偏心ピ
ン51は、支持部50に対して相対回転可能に設けられ
た状態で、受承部材42と支持部50とを連結してい
る。
【0035】この構成においては、動力伝達機構PTを
前方から見た状態での支持部50の回転中心点とプーリ
17の回転中心点とを結んだ仮想直線と平行な方向(以
後、この方向をY方向という)における凹部50Aの中
心点の最大移動可能量が偏心量Sの2倍となる。なお、
凹部50Aの中心点の前記最大移動可能量とは、支持部
50のプーリ17に対する相対回転に基づいて偏心ピン
51が移動可能な移動幅の最大量を意味している。偏心
ピン51は、より確実な前記軸心ずれの吸収を実現する
ために、偏心ピン51がY方向において移動可能な範囲
のほぼ中間位置に配置される。なお、偏心ピン51の中
心軸線と受承部材42の中心軸線との距離は、前記軸心
ずれ寸法の想定され得る最大寸法に対して十分に大きく
設定されている。
【0036】本実施形態では、収容凹部45(プーリ1
7)、支持部50及び偏心ピン51によって、軸心ずれ
吸収機構が構成されている。次に、前述のように構成さ
れた回転機械の作用について説明する。
【0037】車両エンジンEの動力はベルト18を介し
てプーリ17に伝達される。プーリ17に伝達された動
力は、支持部50及び偏心ピン51を介して受承部材4
2に伝達される。駆動軸16に動力が供給されると、駆
動軸16とともに斜板20が回転する。斜板20の回転
に伴って各ピストン25が斜板20の傾斜角度に対応し
たストロークで往復動され、各シリンダボア24におい
て冷媒の吸入、圧縮及び吐出が順次繰り返される。
【0038】なお、制御弁35の開度が小さくなると、
吐出室28から給気通路34を経由してクランク室15
へ供給される高圧冷媒ガスの量が少なくなり、クランク
圧Pcが低下し、斜板20の傾斜角度が大きくなって、
圧縮機Cの吐出容量が大きくなる。逆に、制御弁35の
開度が大きくなると、吐出室28から給気通路34を経
由してクランク室15へ供給される高圧冷媒ガスの量が
多くなり、クランク圧Pcが上昇し、斜板20の傾斜角
度が小さくなって、圧縮機Cの吐出容量が小さくなる。
【0039】プーリ17と受承部材42との間に軸心ず
れが存在すると、プーリ17及び受承部材42は、動力
伝達機構PTを前方から見た状態において、一方の軸心
が他方の軸心の周囲を軸心ずれ寸法を半径として周回す
るように相対移動する。すなわち、前記相対移動におけ
る前記一方の他方に対する移動幅は、前記軸心ずれ寸法
の2倍となる。
【0040】この相対移動におけるY方向に関する移動
は、収容凹部45内における支持部50の回転による偏
心ピン51のY方向の移動によって許容(吸収)され
る。また、Y方向に直交する方向(プーリ17の回転中
心軸線に直交する平面上でのY方向に直交する方向)に
関する移動は、プーリ17と受承部材42との相対回転
(各軸心を中心とした相対回転)、及び、収容凹部45
内における支持部50の回転による偏心ピン51の移動
によって許容(吸収)される。
【0041】本実施形態では、前記軸心ずれ寸法の想定
され得る最大寸法に対して、偏心ピン51の中心軸線と
受承部材42の中心軸線との距離が十分に大きく設定さ
れているため、前述のプーリ17と受承部材42との相
対回転角度は微小なものとなる。
【0042】本実施形態では、以下のような効果を得る
ことができる。 (1) プーリ17と受承部材42との軸心ずれを、収
容凹部45における支持部50の回転に基づく偏心ピン
51の移動によって、弾性部材を介することなく吸収す
るようにした。これによれば、プーリ17と受承部材4
2との連結部分(動力伝達経路上)には弾性部材が介在
されないため、振動源(車両エンジンEや圧縮機C)か
らの振動の影響を受けた弾性部材に起因する共振発生の
虞がなくなる。弾性部材は、前記共振が発生する際の振
動数が、剛体部材に比較して低いため、本実施形態にお
いては、前記連結部分に弾性部材が介在された構成に比
較して共振が発生する際の振動数が高くなる。つまり、
プーリ17と受承部材42との間において共振が発生す
る際の振動数を前記振動源の振動数よりも大きく設定す
ることが容易になり、前記振動源の振動の影響による前
記共振の発生を回避することが容易になる。
【0043】また、本構成によれば、前記連結部分に弾
性部材が介在された構成に比較して、前記弾性部材に作
用する繰り返し荷重によって前記弾性部材が疲労するこ
とによる回転機械の耐久性低下がなくなるため、回転機
械の耐久性が向上する。
【0044】(第2の実施形態)この第2の実施形態
は、前記第1の実施形態においてプーリ17、受承部材
42及び軸心ずれ吸収機構の構成を変更したものであ
り、その他の点では第1の実施形態と同一の構成になっ
ている。従って、第1の実施形態と共通する構成部分に
ついては図面上に同一符号を付して重複した説明を省略
する。
【0045】図3に示すように、プーリ17においてベ
ルト掛け部17Aと筒状部17Bとの間の部分には、円
柱状の連結ピン60(剛体部材)が固定されている。連
結ピン60は、プーリ17の前面側に形成された凹部に
嵌入されるとともに、前端部がハブ部42B側に突出す
るように設けられている。連結ピン60は、その中心軸
線がプーリ17の回転中心軸線とは異なるとともにプー
リ17の回転中心軸線に対して平行となるように配設さ
れている。
【0046】受承部材42(剛体部材)のハブ部42B
の周縁部分には、連結ピン60と対向する部分に、連結
部としての長孔61が貫通形成されている。長孔61
は、前方から見た状態での形状における長手方向がハブ
部42Bの径方向に沿うように、すなわち前記径方向に
延びるように形成されている。長孔61は、ハブ部42
Bの周方向におけるその幅寸法が、連結ピン60の外径
とほぼ等しく設定されるとともに、連結ピン60の前端
側が挿入されて連結ピン60と係合した状態となってい
る。すなわち、連結ピン60は、長孔61に沿ってハブ
部42Bの径方向にスライド移動可能であるとともに、
長孔61内で回転可能となっている。
【0047】本実施形態では、連結ピン60の最大スラ
イド移動可能量が、プーリ17と受承部材42との軸心
ずれ寸法の想定され得る最大寸法の2倍に対して十分に
大きく確保されるように長孔61の形状が設定されてい
る。なお、連結ピン60の前記最大スライド移動可能量
とは、連結ピン60が長孔61内において該長孔61の
長手方向にスライド移動可能な移動幅の最大量を意味し
ている。連結ピン60は、より確実な前記軸心ずれの吸
収を実現するために、連結ピン60が前記スライド移動
において移動可能な範囲(移動幅)のほぼ中間位置に配
置される。なお、連結ピン60の中心軸線とプーリ17
の中心軸線との距離は、前記軸心ずれ寸法の想定され得
る最大寸法に対して十分に大きく設定されている。
【0048】連結ピン60及び長孔61(受承部材4
2)によって、軸心ずれ吸収機構が構成されている。本
実施形態では、車両エンジンE側からプーリ17に伝達
された動力は、連結ピン60及び長孔61を介して受承
部材42に伝達される。
【0049】前記軸心ずれに基づくプーリ17と受承部
材42との前記相対移動における、長孔61の長手方向
に関する移動は、長孔61(の長手方向)に沿った連結
ピン60のスライド移動によって許容(吸収)される。
また、前記長手方向に直交する方向(受承部材42の回
転中心軸線に直交する平面上での前記長手方向に直交す
る方向)に関する移動は、プーリ17と受承部材42と
の相対回転(各軸心を中心とした相対回転)及び長孔6
1(の長手方向)に沿った連結ピン60のスライド移動
等によって許容(吸収)される。
【0050】本実施形態では、前記軸心ずれ寸法の想定
され得る最大寸法に対して、連結ピン60の中心軸線と
プーリ17の中心軸線との距離が十分に大きく設定され
ているため、前述のプーリ17と受承部材42との相対
回転角度は微小なものとなる。
【0051】本実施形態では、上記の(1)と同様の効
果の他に、以下のような効果を得ることができる。 (2) プーリ17に固定した連結ピン60の長孔61
に沿ったスライド移動や長孔61内での回転(前述のプ
ーリ17と受承部材42との相対回転時に発生する)に
よって、プーリ17と受承部材42との軸心ずれを吸収
するようにした。これによれば、前記第1の実施形態の
構成に比較して、軸心ずれ吸収機構を構成する部材の数
を減らすことが可能となるため、軸心ずれ吸収機構の構
造が簡単になる。
【0052】実施の形態は前記に限定されるものではな
く、例えば、以下の様態としてもよい。 ○ 第1の実施形態において、偏心ピン51と受承部材
42とを一体形成してもよい。
【0053】○ 第1の実施形態では、プーリ17に回
転可能に支持部50を設けるとともに、受承部材42に
偏心ピン51を固定したが、受承部材において回転可能
に支持部を設けるとともに、プーリに偏心ピンを固定し
てもよい。
【0054】○ 第1の実施形態では、偏心ピン51を
受承部材42に固定するとともに、支持部50に対して
相対回転可能に設けたが、偏心ピンを支持部に固定する
とともに、受承部材に対して相対回転可能となるように
連結してもよい。この場合、前記支持部と前記偏心ピン
とを一体形成してもよい。
【0055】○ 第1の実施形態において、偏心ピンを
受承部材及び支持部の両方に対して相対回転可能な状態
で連結させるようにしてもよい。 ○ 第1の実施形態では、偏心量Sは、プーリ17と受
承部材42との軸心ずれ寸法の想定され得る最大寸法よ
りも十分に大きく設定されたが、前記最大寸法以上であ
ればよい。少なくとも前記最大寸法と等しいだけの偏心
量Sが確保されていれば、前記軸心ずれを吸収すること
が可能である。
【0056】○ 第2の実施形態において、連結ピン6
0とプーリ17とを一体形成してもよい。 ○ 第2の実施形態では、プーリ17に連結ピン60を
固定するとともに、受承部材42に長孔61(支持部)
を設けたが、受承部材に連結ピンを固定するとともに、
プーリに支持部を設けてもよい。この場合、前記連結ピ
ンと前記受承部材とを一体形成してもよい。
【0057】○ 第2の実施形態では、長孔61におけ
る連結ピン60の前記最大スライド移動可能量が、プー
リ17と受承部材42との軸心ずれ寸法の想定され得る
最大寸法の2倍よりも十分に大きく設定されたが、前記
最大寸法の2倍の大きさ以上であればよい。少なくとも
前記最大寸法の2倍の大きさと等しいだけの前記最大ス
ライド移動可能量が確保されていれば、前記軸心ずれを
吸収することが可能である。
【0058】○ 第2の実施形態では、支持部を、長孔
状のものとしたが、溝状のものとしてもよい。この場
合、前記連結ピンの先端と前記溝状の支持部との連結に
よってプーリと受承部材との間の動力伝達が行われると
ともに、前記連結ピンの前記溝状の支持部(の長手方
向)に沿ったスライド移動等によって前記軸心ずれが吸
収される。
【0059】○ 前記実施形態では、前記連結部を、そ
の長手方向が回転体(受承部材)の径方向に沿った状態
のものとした。これに対して、プーリと受承部材との間
の動力伝達に関して問題のない範囲において、前記連結
部を、その長手方向が前記径方向に対して傾いた状態の
ものとしてもよい。
【0060】○ 動力伝達機構PTは、圧縮機Cのよう
な、片頭型のピストンに圧縮動作を行なわせる片側式の
圧縮機にではなく、クランク室を挟んで前後両側に設け
られたシリンダボアにおいて両頭型のピストンに圧縮動
作を行なわせる両側式の圧縮機に設けられていてもよ
い。
【0061】○ 圧縮機Cを、カムプレート(斜板2
0)が駆動軸16と一体回転する構成に代えて、カムプ
レートが駆動軸に対して相対回転可能に支持されて揺動
するタイプ、例えば、揺動(ワッブル)式圧縮機として
もよい。
【0062】○ 圧縮機Cは、ピストン25のストロー
クを変更不可能な固定容量タイプであってもよい。 ○ 前記実施形態において、ピストンが往復動を行うピ
ストン式圧縮機の適用例を示したが、スクロール型圧縮
機等の回転型圧縮機に適用してもよい。
【0063】○ 前記実施形態において、前記第2回転
体として、プーリ以外にも、スプロケットやギヤ等を適
用してもよい。 ○ 前記実施形態において、圧縮機の適用例を示した
が、動力伝達機構PTが作動連結された回転軸を備えた
回転機械であれば、どのようなものに適用してもよい。
【0064】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 (1) 前記圧縮機構は、シリンダボアに収容されたピ
ストンの往復動によって冷媒の圧縮を行うピストン式圧
縮機構である請求項4に記載の回転機械。
【0065】(2) 前記回転軸の一回転あたりの吐出
容量を変更可能な構成とされている請求項4または技術
的思想(1)に記載の回転機械。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、回転機械において、第1回転体と第
2回転体との間の共振の回避が容易になるとともに、回
転機械自体の耐久性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の動力伝達機構を備えた圧縮機
の全体模式断面図。
【図2】(a)は同じく、動力伝達機構の概要を示す模
式正面図、(b)は同じく、動力伝達機構の概要を示す
模式断面図。
【図3】(a)は第2の実施形態の動力伝達機構の概要
を示す正面図、(b)は同じく、動力伝達機構の概要を
示す模式断面図。
【符号の説明】
11…シリンダブロック、12…フロントハウジング、
13…弁形成体、14…リヤハウジング(11,12,
13及び14はハウジングを構成する)、16…回転軸
としての駆動軸、17…第2回転体としてのプーリ、1
9…ラグプレート、20…斜板、21…ヒンジ機構、2
5…ピストン、26…シュー(11,16,19,2
0,21,25及び26は容量可変型ピストン式圧縮機
構を構成する)、42…第1回転体としての受承部材、
45…収容凹部、50…支持部、51…偏心ピン(4
5,50及び51は軸心ずれ吸収機構を構成する)、6
0…連結ピン、61…連結部としての長孔(60及び6
1は軸心ずれ吸収機構を構成する)、C…圧縮機、PT
…動力伝達機構(C及びPTは回転機械を構成する)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安谷屋 拓 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 (72)発明者 金井 明信 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 (72)発明者 新井 智晴 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 (72)発明者 川田 剛史 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AA05 AB07 AC03 BB08 CA01 3H076 AA06 BB01 BB26 CC01 CC16 CC20 CC39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに回転可能に支持された回転
    軸に対して一体回転可能に固定されるとともに前記ハウ
    ジングの外部に設けられた第1回転体と、 前記ハウジングの外部において前記ハウジングに対して
    回転可能に支持されるとともに前記第1回転体とほぼ同
    軸位置に配設された状態で前記第1回転体に対して作動
    連結された第2回転体とを有する回転機械であって、 前記両回転体の連結部分に、弾性部材を用いることなく
    剛体部材によって構成されるとともに前記両回転体の軸
    心ずれを吸収する軸心ずれ吸収機構を設けた回転機械。
  2. 【請求項2】 前記両回転体の一方において該回転体の
    回転中心軸線とは異なる該軸線に平行な軸線を中心とし
    て回転可能に支持された支持部と、 前記両回転体の他方および前記支持部の少なくとも一方
    に対して相対回転可能に設けられた状態で前記両回転体
    の他方と前記支持部とを連結するとともに、前記支持部
    の中心軸線に対して前記両回転体の軸心ずれ寸法以上の
    偏心量にて偏心するように設けられ、かつ、前記両回転
    体の他方の回転中心軸線と中心軸線が重ならないように
    設けられた偏心ピンとを有する前記軸心ずれ吸収機構を
    設けた請求項1に記載の回転機械。
  3. 【請求項3】 前記両回転体の一方に突設されるととも
    に該回転体の回転中心軸線とは異なる該軸線に平行な中
    心軸線を有する連結ピンと、 前記両回転体の他方において該回転体のほぼ径方向に延
    びるようにかつ前記連結ピンに対向するように形成され
    た長孔状または溝状の連結部とを有するとともに、前記
    連結ピンが前記連結部に沿ってスライド移動可能かつ前
    記連結部内で回転可能となるように前記連結部に対して
    挿入された前記軸心ずれ吸収機構を設けた請求項1に記
    載の回転機械。
  4. 【請求項4】 前記回転軸の回転に基づいて冷媒の圧縮
    を行う圧縮機構を備えた請求項1〜3のいずれか一項に
    記載の回転機械。
JP2001297358A 2001-09-27 2001-09-27 回転機械 Pending JP2003097586A (ja)

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