JP2003092657A - ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、ファクシミリ装置の制御プログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、ファクシミリ装置の制御プログラム

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JP2003092657A
JP2003092657A JP2001282514A JP2001282514A JP2003092657A JP 2003092657 A JP2003092657 A JP 2003092657A JP 2001282514 A JP2001282514 A JP 2001282514A JP 2001282514 A JP2001282514 A JP 2001282514A JP 2003092657 A JP2003092657 A JP 2003092657A
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Satoru Ishikawa
覚 石川
Daisuke Suga
大介 須賀
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Shunichi Fujise
俊一 藤瀬
Yukio Murata
幸雄 村田
Yoshio Yoshiura
吉雄 吉浦
Shigeo Miura
滋夫 三浦
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切なインターネットファクシミリプロトコ
ルを選択できるようにし、インターネットファクシミリ
プロトコルを用いる必要がある機器のセットアップを容
易に行なえるようにする。 【解決手段】 インターネット109経由で相手ファク
シミリ装置107と接続するに際して、T.37プロト
コルを用いる場合はISPアクセスポイント104経由
でメールサーバ110と接続し、T.38プロトコルを
用いる場合はインターネットファクシミリゲートウェイ
105と接続する。メモリ送信モードにおいてはT.3
7プロトコルを、メモリ送信以外の送信モードにおいて
はT.38プロトコルを用いて最終画像受信局と接続す
るよう発呼制御を行なう。相手局との接続情報の登録処
理では、相手局から返送されるANS/ANSam信号
を監視することにより相手局を識別し、登録処理の態様
を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はITU−T勧告T.
37プロトコルあるいはITU−T勧告T.38プロト
コルを利用してIP網経由で通信を行なうファクシミリ
装置、ファクシミリ装置の制御方法、およびファクシミ
リ装置の制御プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、著しく普及が進んでいるインター
ネットに直接的、あるいは中継装置や、ゲートウェイ装
置を介して間接的にファクシミリを接続し、インターネ
ット(より厳密にはIP接続によるネットワーク、つま
りIP網などと表現するのが妥当であるが、以下で用い
る用語「インターネット」は特に断わらない限りIP網
のことを意味するものとする)経由でファクシミリ通信
を行なう技術が種々提案されている。
【0003】インターネットを利用することにより、フ
ァクシミリ通信で新たなメリットを得ることができる。
たとえば、旧来のファクシミリ通信は、一般公衆回線
(PSTN)などの音声回線を用いており、この旧来の
方式では通信距離に応じて課金されるのが普通である
が、インターネット経由の通信では通信距離に応じた課
金は行なわれないため(場合によっては通信時間に応じ
た課金も行なわれない)、市外、海外などの遠隔地の相
手端末に低コストでデータを送れる利点がある。
【0004】現在のところ、インターネットを利用する
ファクシミリ、すなわち、インターネットファクシミリ
には、次のような方式が知られている。
【0005】(1)ITU−T勧告T.38に基くリア
ルタイムインターネットファクシミリ通信:IP網の両
側にファクシミリゲートウェイを置き、ITU−T勧告
T.30のプロトコルをIP(TCP/IPまたはUD
P/IP)網で中継する。送信側クライアントファクシ
ミリ装置および受信側クライアントファクシミリ装置は
旧来のT.30プロトコルを用いて動作する。現在の勧
告T.38はT.30プロトコル〜T.38のIFAX
プロトコル(ゲートウェイ間のプロトコル)間の相互変
換のための基本構成が中心で、受信側のクライアントフ
ァクシミリ装置の電話番号をゲートウェイに指定する方
式などの通信の細部の構成については定義されていな
い。送信側クライアントファクシミリ装置とエミッティ
ングゲートウェイ、あるいは受信側クライアントファク
シミリ装置とレシービングゲートウェイがそれぞれ一体
化された構成も可能であり、この場合、特に受信側クラ
イアントファクシミリ装置とレシービングゲートウェイ
が一体化されている場合は、電話番号ではなくIPアド
レスやホスト名により受信局を指定することになると考
えられる。
【0006】(2)ITU−T勧告T.37に基くイン
ターネットファクシミリ:ファクシミリ画像データをM
IMEメールフォーマットで電子メールテキストに格納
し、電子メールとして送信する。電子メールテキスト
は、ダイアルアップ(PPP)あるいはLAN経由でメ
ールサーバと接続し、SMTPプロトコルにより送信さ
れる。受信局が直接SMTPプロトコルでメールを受信
できる場合を除き、受信局は自己のメールサーバとダイ
ヤルアップなどにより接続し、POPやIMAPなどの
メール受信プロトコルによりデータを受信する。この方
式では、通常、受信局は電子メールアドレスにより指定
する。受信局は必ずしもファクシミリ装置である必要は
ない。たとえば、受信局はPC(パーソナルコンピュー
タ)などであってもよく、この場合、受信した画像の表
示や印刷はソフトウェアの構成に依存する。
【0007】(3)従来のファクシミリをほとんど変更
せずに、ファクシミリの接続先の電気通信事業者(サー
ビスプロバイダ)側でファクシミリをインターネットに
接続するための対応を行うプロバイダ依存型インターネ
ットファクシミリ:この方式には、種々の構成が考えら
れる。たとえば、いわゆるインターネット電話のように
音声回線をIP網経由で中継する構成や、上記のT.3
8やT.37のゲートウェイやメールサーバをサービス
プロバイダ側で提供する。通常、相手局は電話番号で指
定するが、実際にはサービスプロバイダのアクセスポイ
ントに発呼し、相手局の電話番号はDTMF信号などに
より送信する。
【0008】上記のうち、(1)のT.38インターネ
ットファクシミリ方式は、送信開始から相手機が受信終
了するまでの時間が短く、他の方式に比べて、ほぼリア
ルタイムで画情報が送信される(たとえばメールサーバ
における情報遅延などがない)。また、従来のファクシ
ミリ装置と同様、相手側の能力、状態を確認しながら、
すなわちネゴシエーションを行ないながら、通信を行な
えるため、送信受信の整合性や送達確認の速報性などの
メリットを持つ。ただし、同一の画情報を送信する場合
にはインターネット上で伝送すべき情報量が多く、その
通信時間が長いというデメリットがある。また、送信/
受信クライアント装置は旧来のT.30ファクシミリ装
置と同じでよいが、ゲートウェイ装置が必ず必要であ
る。
【0009】(2)のT.37による電子メール方式の
インターネットファクシミリ方式は、電子メールと同じ
方法でファクシミリデータを送るため、インターネット
側に新たな資源を必要としないメリットがある。また、
リアルタイムのプロトコル変換を行なわないため、
(1)のT.38方式よりも、インターネット通信占有
時間が短かい反面、即時性や、送達確認の速報性にデメ
リットがある。
【0010】(3)のプロバイダ依存型の方式は、
(1)のT.38方式と同様に従来のファクシミリ装置
がほとんどそのままの形態で利用できるが、(1)や
(2)の方式を利用している場合には上記の長所、短所
がそのままあてはまる。インターネット電話方式のよう
に音声信号をIP網で中継する方式では、信号遅延や欠
落による通信エラーとなる可能性があり、また、T.3
8、T.37のいずれの方式よりもインターネット上で
のゲートウェイ側での転送量が大きくなる、という問題
がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、各イン
ターネットファクシミリ方式には一長一短がある。イン
ターネットが普及途上にある現時点では、インターネッ
トファクシミリ方式で上記のいずれのIFAX方式が優
勢となるかは不明であるが、当面、製品形態としては、
旧来のT.30プロトコルの他にITU−T勧告T.3
7およびT.38の2つのプロトコルを両方サポートし
た装置は有用であると考えられる。
【0012】このようなファクシミリ装置では、ある通
信相手を指定する短縮ダイヤルやワンタッチキーの登録
データとして、電話番号(T.30/T.38)とEメ
ールアドレス(T.37)の双方を登録できるようにし
なければならない。そして、このような構成では、ある
通信相手について、電話番号とEメールアドレスの双方
が登録されているケースが考えられる。
【0013】したがって、このように複数のインターネ
ットファクシミリプロトコルをサポートするファクシミ
リ装置においては、ある通信相手と通信する場合に適切
なファクシミリプロトコルを選択する技術が必要となっ
てくる。
【0014】ところで、ITU−T勧告T.37/T.
38に基くインターネットファクシミリプロトコルで
は、ISPアクセスポイント(T.37)や、インター
ネットファクシミリゲートウェイ(T.38)と接続
し、これらを経由してファクシミリ通信を行なう。した
がって、これらISPアクセスポイントやインターネッ
トファクシミリゲートウェイと接続するための情報は通
信業務を開始する前(機器の設置時など)に何らかの方
法で機器に設定しなければならない。特に、T.37プ
ロトコルでは、Eメール送信に必要なネームサーバやメ
ールサーバアドレス、自機のEメールアドレスなどの設
定が必要であるから、ISPアクセスポイントに関する
セットアップではこれらの情報の設定操作も併せて行な
わせる必要があった。
【0015】したがって、インターネットファクシミリ
プロトコルを用いるファクシミリ装置ではユーザが通信
業務を開始する前に行なうべき設定操作は極めて煩雑で
あり、正しいセットアップを行なうのはそれほど容易で
はない。不慣れなユーザでは、ISPアクセスポイント
(T.37)のセットアップと、インターネットファク
シミリゲートウェイ(T.38)を区別するのも容易で
はないと考えられる。したがって、インターネットファ
クシミリプロトコルを用いるファクシミリ装置では、設
定操作の容易さが求められる。
【0016】本発明の課題は、複数のインターネットフ
ァクシミリプロトコルをサポートするファクシミリ通信
において、適切なファクシミリプロトコルを選択できる
ようにすることにある。また、インターネットファクシ
ミリプロトコルを用いるにあたって必要な機器のセット
アップを容易に行なえるようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、ITU−T勧告T.37プロトコ
ルあるいはITU−T勧告T.38プロトコルを利用し
てIP網経由で通信を行なうファクシミリ装置、ファク
シミリ装置の制御方法、およびファクシミリ装置の制御
プログラムにおいて、装置の動作条件に応じて、ITU
−T勧告T.37プロトコルまたはITU−T勧告T.
38プロトコルのいずれかを用いて最終画像受信局と接
続するよう発呼制御を行なう構成を採用した。
【0018】あるいはさらに、前記発呼制御において、
メモリ送信モードにおいてはITU−T勧告T.37プ
ロトコルを、メモリ送信以外の送信モードにおいてはI
TU−T勧告T.38プロトコルを用いて最終画像受信
局と接続するよう発呼制御を行なう構成を採用した。
【0019】あるいは、発呼した相手局が、最終画像受
信局とITU−T勧告T.37プロトコルを介して接続
するためのインターネットサービスプロバイダのアクセ
スポイント、ITU−T勧告T.38プロトコルを介し
て接続するためのインターネットファクシミリゲートウ
ェイ、または通常のファクシミリ装置のいずれであるか
を識別する構成を採用した。
【0020】あるいはさらに、前記識別結果を用いて、
発呼した相手局に対する選択情報の登録設定処理の態様
を制御する構成を採用した。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0022】図1は本発明を適用可能な通信システムの
構成例を示している。図1において、符号101と10
7はファクシミリ装置、102はPSTN(一般公衆回
線)の加入者線交換機で、ファクシミリ装置101と1
07は加入者線交換機102と接続されている。
【0023】ここでは、ファクシミリ装置101がファ
クシミリ装置107に対して画像送信を行なう場合を考
える。ITU−T勧告T.30のプロトコル(以下、
T.30プロトコルなどと略称する。他のプロトコルも
同様とする)の場合は、DTMF信号やダイヤルパルス
信号を加入者線交換機102に送信して直接加入者線交
換機102がファクシミリ装置101と107を接続す
る。
【0024】なお、ここでは便宜上ファクシミリ装置1
01と107を同一の加入者線交換機102に接続して
示しているが、当然ながらファクシミリ装置107は1
01とは別の加入者線交換機(例えば海外の通信事業者
の加入者線交換機)に接続される場合もある。
【0025】加入者線交換機102の右側に示されてい
るのは、主にインターネットファクシミリ通信で用いら
れる資源で、図1の場合、ファクシミリ装置101、1
07は加入者線交換機102(PSTN)を介してこれ
らの資源と接続される。
【0026】符号103は、ファクシミリ装置以外の通
信端末で、T.30プロトコルを実装しており、ファク
シミリとしての通信機能を有する端末装置である。通信
端末103としては、たとえば、PCにファクシミリモ
デムを接続してファクシミリ送受信を行なえるようにし
た装置が考えられる。通信端末103は、T.30プロ
トコルを用いてファクシミリ装置101または107と
通信できる。
【0027】符号109はいわゆるインターネットで、
LAN/WANのようなIP網から成る。ファクシミリ
装置101、107(あるいは通信端末103)は、加
入者線交換機102(PSTN)、およびISP(イン
ターネットサービスプロバイダ:電気通信事業者)のダ
イヤルアップアクセスポイント104、またはITU−
T勧告T.38に基くインターネットファクシミリゲー
トウェイ105、106を介してインターネット109
経由の通信を行なえる。
【0028】上記のうち、ISPアクセスポイント10
4は、主にT.37プロトコルを用いてインターネット
109上のメールサーバ110(あるいはPC108と
直接)とSMTPプロトコルにより接続する時に用いら
れる。
【0029】ファクシミリ装置101、107は、ほぼ
同様の内部構成とし、ともにT.30プロトコルに加
え、インターネットファクシミリ通信方式としてT.3
7プロトコル、およびT.38プロトコルを両方ともサ
ポートするものとする。
【0030】ファクシミリ装置101がT.37プロト
コルでファクシミリ装置107に画像を送信する場合
は、ファクシミリ画像データをMIMEメールフォーマ
ットでメールテキスト化し、あらかじめ電話番号を登録
されたISPアクセスポイント104を発呼し、これも
あらかじめ登録されたメールサーバ110を用いてファ
クシミリ装置107(のユーザの)のメールアドレス宛
でEメールとしてファクシミリデータを送信する。
【0031】一方、ファクシミリ装置107の受信
(T.37プロトコル)では、ここではファクシミリ装
置107は直接インターネット109と接続されていな
いので、ファクシミリ装置107は手動、あるいは定期
的にISPアクセスポイント104(ファクシミリ装置
101が用いるものと同一である必要はない)を発呼し
てメールサーバ110(これもファクシミリ装置101
が用いるものと同一である必要はない)と接続し、PO
PあるいはIMAPなどのプロトコルを用いてEメール
としてファクシミリデータを受信する。
【0032】また、ファクシミリ装置101がT.38
プロトコルでファクシミリ装置107と通信する場合
は、ファクシミリ装置101は、あらかじめ電話番号を
登録されたインターネットファクシミリゲートウェイ1
05(あるいは106)を発呼し、何らかの方法(現時
点では勧告化されていない)でファクシミリ装置107
の電話番号をインターネットファクシミリゲートウェイ
105に伝達する。インターネットファクシミリゲート
ウェイ105はインターネットファクシミリゲートウェ
イ106とT.38プロトコルで接続し、さらにインタ
ーネットファクシミリゲートウェイ106はリアルタイ
ムでファクシミリ装置107を発呼する。その後、ファ
クシミリ装置101、107は、T.30プロトコルに
より送受信を行なう。インターネットファクシミリゲー
トウェイ105、106はT.30の信号をTCP/I
P(またはUDP/IP)パケットにカプセル化して中
継する。
【0033】ファクシミリ装置101、107は図2に
示すように構成される。ファクシミリ装置101、10
7の基本構成、特に後述するワンタッチキーや短縮キー
のデータ登録方式以外は公知のファクシミリ装置と同様
である。
【0034】図2において、通信制御部5はファクシミ
リ通信に必要な各種の変復調方式に基く送受信信号の変
復調を行なうモデムを含み、NCU6と接続されてい
る。NCU6は電話回線7を介して通信網と接続するた
めの網制御を行なう。
【0035】読み取り部10はコンタクトセンサーやC
CDイメージセンサーなどによりファクシミリの原稿を
読み取り、光学/電気変換を行ない、主走査方向、副走
査方向に同期した画素データ(アナログ又はデジタル信
号)を画像処理装置12に入力する。
【0036】画像処理部12は、読み取り部10から入
力される画素データをMH(モディファイハフマン)符
号、MR(モデファイリード)符号、J−BIG符号な
どに変換する画像圧縮機能およびこれら圧縮符号を復号
する画像圧伸張機能を有する。
【0037】符号8は蓄積メモリで、画像処理部12が
読み取り部10から入力された画素データをMH、M
R、あるいはJ−BIG符号に変換する際に使用するバ
ッファとして、また、変換後の画像データの蓄積に用い
られる。
【0038】記録部11は電子写真方式、インクジェッ
ト方式などの記録方式によるプリンタエンジンから構成
され、ファクシミリ画像や各種通信結果等のプリントア
ウトを行なう。記録制御部13は、記録部11で画像を
記録させるための制御を行なう。
【0039】さらに装置はCPU2、CPU2のプログ
ラムを格納するROM3、各種ユーザー設定や変数/カ
ウンタなどの作業データを記憶する領域としてのRAM
4を有する。
【0040】操作部15はユーザーとのインターフェー
スを提供するものであり、キーボード、およびLCD/
LEDなどの表示手段によりユーザインターフェースを
行なう。ここでは、操作部15の一部として、特にワン
タッチキー15aおよびテンキー15bを図示してあ
る。操作部15はI/O制御部16を介してシステムバ
ス1に接続される。符号17はシステム全体を動作させ
るための電源部である。上記の各ブロックは、システム
バス1により相互に接続されている。
【0041】上記構成において、相手局の選択情報(電
話番号あるいはEメールアドレス)は、テンキー15b
による所定の短縮ダイヤル操作、あるいはワンタッチキ
ー15aの操作に関連づけることができる。ここでは、
ワンタッチキーの場合を例に説明する。
【0042】上記のように、本装置はT.30/T.3
7/T.38の各プロトコルをサポートする。したがっ
て、当然ながらある相手局の選択情報としては、電話番
号およびEメールアドレスの双方を登録可能とする必要
がある。そこで、本装置のワンタッチキー登録メモリ
(RAM4のバックアップされたメモリ領域、あるいは
ROM3のうちEEPROMなどにより構成されたメモ
リ領域)800は、たとえば図7のように構成する。
【0043】図7のワンタッチキー登録メモリ800
は、ワンタッチキー15aの各キー(ワンタッチキー
1、2、3…)にそれぞれ対応するワンタッチキーデー
タレコード801、802…それぞれについて符号81
1〜814のようなデータ登録領域を有するものとす
る。ここで符号811、812は電話番号の登録領域、
813はEメールアドレスの登録領域、814は後述の
モードの登録領域である。ワンタッチキーに関する登録
操作は、操作部15の表示手段により適当なメニューを
表示し、上記の各登録領域の登録に必要な情報を入力さ
せることにより行なう。このような登録操作のためのユ
ーザーインターフェースは公知であるので、ここではそ
の詳細についての説明は省略する。
【0044】また、T.37/T.38の各プロトコル
をサポートする場合には、ISPアクセスポイント10
4(T.37)およびインターネットファクシミリゲー
トウェイ105/106(T.38)を利用できるよう
にする登録操作も必要である。以下では、特に断わらな
い限り、これらISPアクセスポイント104、および
インターネットファクシミリゲートウェイ105/10
6(T.38)を発呼するために必要な電話番号、相手
名称やEメールアドレスなどの登録操作は、そのための
メモリ領域(不図示)に対してあらかじめ行なわれてい
るものとする。登録操作のユーザーインターフェース
は、ワンタッチキーの場合とほぼ同様、公知の方式によ
り構成できるので、ここでは説明は省略する。
【0045】以下、上記構成における動作につき、いく
つかの実施形態を示す。
【0046】<第1実施形態>まず、ある相手局につき
インターネットファクシミリプロトコルであるT.37
/T.38プロトコル(あるいはさらにT.30プロト
コル)を適切に選択する方式を示す。
【0047】旧来のT.30プロトコルの他にITU−
T勧告T.37およびT.38の2つのプロトコルを両
方サポートする場合には、図7に示すようにワンタッチ
キー15aの各キー(あるいはテンキー15bの短縮ダ
イヤル操作でも同様)に対して、ある相手局の選択情報
として電話番号およびEメールアドレスの双方を登録可
能とする。
【0048】このような登録が行なわれており、ユーザ
が所望のワンタッチキーを操作した場合には、(ユーザ
にその都度指定させるよりも)T.37プロトコルまた
はT.38プロトコルのいずれを用いるかを適切に自動
決定できるのが望ましい。
【0049】そこで、本実施形態では、送信モードがメ
モリ送信モードであるか、それ以外のモードかに応じて
T.37プロトコルまたはT.38プロトコルのいずれ
を用いるかを決定する。ここで、メモリ送信モード以外
のモードとは、たとえば、ダイレクト送信モード(いわ
ゆるラピッド送信モードなども含む)である。
【0050】周知のように、メモリ送信モードは、読み
取った画像データをいったん全て蓄積メモリ8に蓄積し
てから発呼を開始し、それ以外のダイレクト送信モード
では、読み取った画像データを蓄積メモリ8に格納せ
ず、読取開始と並行して発呼/送信処理を行なうもので
ある。メモリ送信/ダイレクト送信には次のような特徴
がある。
【0051】メモリ送信では、原稿を読み取り、排紙す
るまでの時間がダイレクト送信方式に比べて短く、ユー
ザーは読み取り終了後、即座に原稿を回収できる利点が
あるが、原稿を排出しても実際は送信終了まで送達確認
(通信エラーの有無により判定できる)ができない問題
がある。
【0052】一方、ダイレクト送信では、通信している
データと原稿を読み取っているデータとの時間差がメモ
リ送信に比べると短かく、ユーザーは、読取/送信中の
原稿を監視すれば画像がどこまで実際に送信できている
か、どの原稿の個所でエラーが起きたかなどを確認する
ことができ、一刻も早く相手に情報を届けたい時には、
明瞭な送達確認を行ないながら操作できるので有効な方
法である反面、読み取り途中で何らかのエラーがあり、
通信が正常に終了しなかった場合は、再度はじめから原
稿読み取りからはじまる操作を行なう必要がある。
【0053】このようなメモリ送信/ダイレクト送信の
特性に合せて、本実施形態においては、メモリ送信モー
ドではT.37プロトコル(電子メール方式)を、ま
た、ダイレクト送信モードではT.38プロトコル(リ
アルタイムインターネットファクシミリ方式)を選択す
る。
【0054】図3に本実施形態の制御手順を示す。図示
の手順はCPU2のプログラムとしてROM3に格納さ
れるものとする(以下のフローチャートでも同様)。
【0055】図3のステップS31において、ワンタッ
チキー15a(あるいはテンキー操作でも同様)の操作
により送信処理が開始されると、ステップS32では送
信方法(送信モード)を選択する。当該の送信において
メモリ送信モード/ダイレクト送信モードのいずれを用
いるかは、この段階までに何らかの方法で決定されてい
るものとする。メモリ送信モード/ダイレクト送信モー
ドの指定には、操作部15により送信ごとに指定する、
あるいは、所定のメモリSWの設定操作によりデフォル
トでいずれのモードを用いるかを指定する、などの方式
がある。
【0056】ステップS32において、メモリ送信モー
ドが選択されていなかった場合、つまりダイレクト送信
モードである場合(ステップS33)は、ステップS3
5においてT.38プロトコルを用いる(T.38モー
ド)べく各部のセットアップを行なう。すなわち、通信
相手の選択情報として図7の電話番号(登録領域811
または812)を用いるとともに、あらかじめ登録され
ている電話番号を用いてインターネットファクシミリゲ
ートウェイ105を発呼し、所定の方法で登録領域81
1/812の相手の電話番号を該ゲートウェイに引き渡
す処理を行なえるようにする。
【0057】一方、ステップS32においてメモリ送信
モードであれば(ステップS34)、ステップS36で
T.37プロトコルを用いる(T.37モード)べく各
部のセットアップを行なう。ここでは、読み取った原稿
画像をメモリに格納(あるいはあらかじめ入力済みのも
のであればそのままそれを用いる)した上、あらかじめ
登録されている電話番号を用いてISPアクセスポイン
ト104を発呼し、メールサーバ110経由で電子メー
ルテキスト化したファクシミリデータを送信できるよう
にする。相手の選択情報としてはもちろん登録領域81
3のEメールアドレスを用いることになる。
【0058】実際の送信処理はステップS37において
実行する。T.38モードの場合、本機の実際の動作は
通信初期において相手の電話番号をゲートウェイに引き
渡す点を除き、T.30の場合と何ら変らない。実際の
画像読み取り、および送信動作は、本機のゲートウェイ
(エミッティングゲートウェイ)〜相手側ゲートウェイ
(レシービングゲートウェイ)〜相手ファクシミリ装置
の間の接続が確立したことが確認された上で開始され
る。画像の符号化方式には、MH、MR、MMR、ある
いはJBIG(カラー画像の場合)などが用いられる。
また、T.37モードの場合は、画像データの蓄積が終
了し、さらにファクシミリ画像データ(上記の各符号化
方式のいずれかが用いられる)の生成およびTIFFデ
ータへの変換、MIMEメールフォーマットの電子メー
ルテキストへの格納が終了してからISPアクセスポイ
ント104の発呼が開始され、電子メールテキスト化さ
れたファクシミリデータはメールサーバ110経由で送
信される。
【0059】以上のように、本実施形態によれば、メモ
リ送信モードではT.37プロトコル(電子メール方
式)を、また、ダイレクト送信モードではT.38プロ
トコル(リアルタイムインターネットファクシミリ方
式)を選択することにより、ユーザがメモリ送信/ダイ
レクト送信の選択により望む送信態様によく整合した通
信方式を選択することができる。たとえば、メモリ送信
ではT.37プロトコル(電子メール方式)を選択して
速報性や即時性にそれ程重きをおくことなく安価に遠方
の相手局にファクシミリデータを送信でき、ダイレクト
送信では、T.38プロトコル(リアルタイムインター
ネットファクシミリ方式)を選択して速報性、即時性、
送達確認を重視した通信を行なうことができる。
【0060】<第2実施形態>以上では、発呼時までに
何らかの方法で決定されているメモリ送信モードまたは
ダイレクト送信モードに応じてT.37プロトコルまた
はT.38プロトコルをそれぞれ決定する構成を示した
が、ある相手局についてEメールアドレスおよび電話番
号の双方が登録されている場合にT.37プロトコルま
たはT.38プロトコル、あるいはさらにT.30プロ
トコルのいずれを選択するかについては種々の構成が考
えられる。
【0061】図4は本実施形態のT.37/T.38/
T.30プロトコルの選択制御を例示したものである。
【0062】図4においてステップS44は、第1実施
形態で示した送信モード(メモリ送信モードまたはダイ
レクト送信モード)に応じてプロトコル(T.37/
T.38プロトコル)を選択する制御である。このステ
ップでは、第1実施形態で示したメモリ送信モードまた
はダイレクト送信モードの他、自動発呼モードか手動発
呼モードかに応じてプロトコル、すなわちT.37/
T.38プロトコルあるいはさらにT.30プロトコル
のいずれかを選択する。たとえば、不図示の電話機やハ
ンドセットなどを用いて発呼を行なう手動発呼モードの
場合はT.30プロトコルを用い、他のモードでは第1
実施形態と同等のプロトコル決定を行なうような構成が
考えられる。
【0063】一方、ステップS41〜S43のダイヤル
ごとの設定は、主に次のような異なる制御が考えられ
る。
【0064】1つは、ある相手局がワンタッチキーによ
りダイヤルされた場合(ステップS42)にはT.37
/T.38/T.30プロトコルのうちの特定のプロト
コルを、また短縮ダイヤル操作によりダイヤルされた場
合(ステップS43)には、T.37/T.38/T.
30プロトコルのうちの特定のプロトコルを選択するよ
うにする方式である。ワンタッチキーおよび短縮ダイヤ
ル操作にT.37/T.38/T.30プロトコルのう
ちどのプロトコルを割り付けておくかは、操作部15を
用いた適当なユーザーインターフェースによりユーザが
任意に設定できるようにしておく。このような構成によ
れば、ワンタッチキーおよび短縮ダイヤル操作の使い分
けにより、ユーザはT.37/T.38/T.30プロ
トコルのうち所望のプロトコルを使い分けることができ
る。
【0065】もう1つの制御は、ステップS41〜S4
3のダイヤルごとの設定は、ある相手局に対するワンタ
ッチキーの登録データ、および短縮ダイヤル操作の登録
データの個々に、その相手局との通信においてT.37
/T.38/T.30プロトコルのいずれを用いるかを
登録しておくものである。この登録操作は、前記同様、
操作部15を用いた適当なユーザーインターフェースを
介して行ない、登録データは図7の登録領域814に格
納しておき、適当なタイミングでこの登録領域814を
参照することにより、その相手局に対してT.37/
T.38/T.30プロトコルのいずれを用いるかを決
定できる。
【0066】そして、ダイヤルごとのプロトコル設定
(ステップS41)と、送信モードによるプロトコル設
定(ステップS44)を両方とも設けておくのであれ
ば、これらのいずれかの設定を優先させる制御が必要と
なる。
【0067】たとえば、ダイヤルごとのプロトコル設定
(ステップS41)と、送信モードによるプロトコル設
定(ステップS44)は、あらかじめ定めた固定の優先
順位で登録内容を評価するようにしてもよいし、これら
のいずれを優先させるかを操作部15を用いた適当なユ
ーザーインターフェースを介して登録できるようにして
もよい。あるいは、ダイヤルごとのプロトコル設定(ス
テップS41)と、送信モードによるプロトコル設定
(ステップS44)のうち、ユーザの明示的な登録操作
が行なわれている方の設定を優先させる構成であっても
よい。
【0068】図4のプロトコル選択制御は、送信操作が
開始された時点で行なうことができる(図3でいえばス
テップS31とS32の間)。
【0069】<第3実施形態>T.37/T.38/
T.30プロトコルのいずれを選択するかについては、
第2実施形態におけるように送信モードやダイヤル操作
方式/ダイヤルデータに応じて定める他、ある相手局に
ついてT.37/T.38/T.30プロトコルのいず
れも使用可能である時に、あらかじめ定めた特定のデフ
ォルトプロトコルを選択するよう、よりグローバルな登
録設定を行なえるようにする構成も考えられる。この登
録操作も操作部15による所定のユーザーインターフェ
ースを介して行なう。この方式では、ある相手局につい
てT.37/T.38/T.30プロトコルのいずれも
使用可能である場合にユーザが登録したT.37/T.
38/T.30プロトコルのいずれかを選択する。
【0070】あるいは、T.37/T.38/T.30
プロトコルの選択に関するグローバルな登録設定は、
「推奨モード」のような形態で実装しておくこともでき
る。この「推奨モード」としては、たとえば第1実施形
態の制御、すなわちダイレクト送信モードではT.38
プロトコル(リアルタイムインターネットファクシミリ
方式)を選択するプロトコル決定を行なう「モード」と
することができる。そして「推奨モード」は操作部15
による所定のユーザーインターフェースを介して「O
N」にすることができ、「推奨モード」が「ON」(推
奨モードが選択されている)状態においては、他の条件
に優先して「推奨モード」のプロトコル決定を行なう。
【0071】すなわち、図5に示すように、ある相手局
について複数のプロトコル(T.37/T.38/T.
30プロトコル)を用いることができる場合(ステップ
S52)、ステップS53において「推奨モード」が選
択されているか否かを判定し、「推奨モード」が「O
N」であればステップS55において、「推奨モード」
のプロトコル決定処理(たとえば第1実施形態同様の制
御)を行なう。
【0072】一方、「推奨モード」が選択されていなけ
れば、ステップS54で他の条件によるプロトコル決定
処理を行なう。ステップS54の制御形態としては種々
の構成が考えられる。図5の例では、ダイレクト送信で
は旧来のT.30(あるいはT.38)プロトコルを用
い、メモリ送信の場合のみT.37あるいはT.38の
いずれのプロトコルを用いるかを特定の優先順位に基い
て選択するようにしている。この優先順位データは、メ
モリ送信モード優先順位設定テーブルとして、RAM4
などに格納しておけばよい。この優先順位は工場出荷時
に定められたデフォルト優先順位でもよいし、操作部1
5による所定のユーザーインターフェースを介してユー
ザが任意に登録設定できるようにしてもよい。
【0073】また、ステップS54では上述の第2実施
形態に示したプロトコル決定処理を行なうようにしても
よく、その場合は、メモリ送信モードのみならず他のモ
ードやダイヤル方式に基くプロトコル決定処理を行なう
ことができる。
【0074】<第4実施形態>上記の種々の制御を組合
せたより具体的な制御の例を図6に示す。図6では、送
信操作が開始されると(ステップS61)、ワンタッチ
キーによる発呼操作か否かを調べる(ステップS6
2)。
【0075】本実施形態では、ワンタッチキー(あるい
は短縮ダイヤル操作)発呼でない場合、たとえばキーボ
ードからの直接電話番号やEメールアドレスの入力が行
なわれた場合は、第1および第2実施形態に示したよう
に送信モードごとに割り当てられたT.30/T.37
/T.38のいずれかのプロトコルを選択する(ステッ
プS611)。ここでは、RAM4などに格納された送
信モード設定テーブルを参照して、メモリ送信モード/
ダイレクト送信モードなどの操作モードごとに割り当て
られたプロトコルを用いる。
【0076】ワンタッチキー発呼の場合は、同様にワン
タッチキーについて用いる設定テーブルを参照してT.
30/T.37/T.38のいずれかのプロトコルを選
択する(ステップS63、S610)。ここでは、第2
実施形態に示したように個々のワンタッチキーの登録デ
ータ(図7)ごとに登録設定されたモードを選択する。
【0077】あるいは、ステップS611、S610で
は、ワンタッチキーが操作されていない場合とワンタッ
チキーが操作されている場合とで、他の条件に関係なく
T.30/T.37/T.38のいずれかのプロトコル
を選択するような制御を行なってもよい。つまり、ステ
ップS62の制御により、ワンタッチキーが操作されて
いない場合とワンタッチキーが操作されている場合と
で、異なるプロトコル決定制御を行なうことができる。
【0078】図6のステップS64では、メモリ送信モ
ードか否かを判定している。メモリ送信モードではな
く、ダイレクト送信モードの場合は、第1実施形態で示
したようにT.38プロトコルを選択し(ステップS6
9)、送信動作を開始する(ステップS613)。
【0079】一方、メモリ送信モードの場合は、ステッ
プS65でさらにプロトコル選択を行なっている。もち
ろん、第1実施形態に示したように、メモリ送信モード
では常にT.37プロトコルを選択(ステップS68)
してもよいが、ここでは第3実施形態に示したメモリ送
信モード優先順位設定テーブル(あらかじめ登録内容は
設定済みであるものとする)を参照して、T.38
(T.30)プロトコルを選択(ステップS67)する
か、T.37プロトコルを選択(ステップS68)する
かを決定する。その後、選択したプロトコルを用いて送
信動作を開始する(ステップS613)。
【0080】<第5実施形態>以上では、ISPアクセ
スポイント104と接続するための情報(電話番号や名
称)、あるいはインターネットファクシミリゲートウェ
イ105と接続するための情報(電話番号や名称)はあ
らかじめ設定済みであるものとして説明したが、これら
のセットアップ全てをユーザの手動操作により行なうこ
とは課題の欄で述べたように容易なものではない。
【0081】特に、ISPアクセスポイントとインター
ネットファクシミリゲートウェイの違いを明確に理解し
ているユーザはそれほど多いとは思われないので、図8
に示すような対話的なユーザーインターフェースにより
これらのISPアクセスポイント、あるいはインターネ
ットファクシミリゲートウェイとの接続情報のセットア
ップを行なわせるのが好都合である。
【0082】たとえば、このユーザーインターフェース
では、操作部15の表示手段でメニュー表示を行ない、
対話的に設定させていくが、ユーザがISPアクセスポ
イント、あるいはインターネットファクシミリゲートウ
ェイのいずれの設定を行なうかを理解していないかもし
れないことを考慮し、まず、ISPアクセスポイント、
あるいはインターネットファクシミリゲートウェイの電
話番号を入力させる(ステップS75)。そして、入力
した電話番号がISPアクセスポイント、インターネッ
トファクシミリゲートウェイのいずれのものかをユーザ
に尋ね(ステップS76)、ユーザがこれらのいずれか
を特定する操作入力を行なった場合は、それぞれISP
アクセスポイント、あるいはインターネットファクシミ
リゲートウェイに関するセットアップを行なう。(ステ
ップS77、S78)。
【0083】ユーザが、ISPアクセスポイント、ある
いはインターネットファクシミリゲートウェイのいずれ
のセットアップかを特定できなかった場合は、実際に入
力された電話番号を発呼する(ステップS79)。この
発呼の際、通信エラーが起きたかどうかを調べ(ステッ
プS82)、エラーの場合は適当なエラー処理(ステッ
プS83)を行なう。エラーが発生していなければ、相
手側の信号を識別し (ステップS80)、相手局がIS
Pアクセスポイントか、インターネットファクシミリゲ
ートウェイか、あるいは通常のファクシミリ装置である
かを識別する(ステップS81)。
【0084】ステップS80の相手局の機能識別は、た
とえば図9に示すようにして行なうことができる。図9
では、発呼後、通信制御部5のモデムで相手局から送信
される信号をモニタし、ITU−T勧告V.25のAN
S、ITU−T勧告V.8のANSamおよびsigC
のいずれを受信したかを判定する(ステップS81
2)。
【0085】これらのいずれの信号も受信できなかった
場合は、相手局は旧来のITU−T勧告V.17以下
(9600bps以下)の変調速度を用いるファクシミ
リ装置である(実際の通信では直接接続によりT.30
プロトコルを用いるか、インターネットファクシミリゲ
ートウェイ経由のT.38プロトコルを選択する必要が
ある)と判定する(ステップS813)。
【0086】また、ANSを受信した場合は、相手局は
少なくともITU−T勧告V.90(56.6kbps
以下。通常、V.90サポートの機器はV.34以下も
サポートしている)の変調速度を用いるモデム(あるい
はダイアルアップアクセスサーバなど)であると判断で
きる(ステップS815)。この場合は、相手局がT.
37プロトコルのためのISPアクセスポイントである
可能性が極めて高い。
【0087】また、上記のいずれでもなくANSamを
受信した場合は、相手局は少なくともITU−T勧告
V.34(28.8kbps以下)の変調速度を用いる
ファクシミリ装置であると判断できる(ステップS81
4)。ISPアクセスポイント104、あるいはインタ
ーネットファクシミリゲートウェイ105との接続情報
のセットアップというコンテキストでこの相手局を発呼
した場合は、相手局はインターネットファクシミリゲー
トウェイT.38である可能性が極めて高い。
【0088】以上の識別処理により、相手局が通常ファ
クシミリ装置(ステップS813)、ISPアクセスポ
イント(ステップS815)、あるいはインターネット
ファクシミリゲートウェイ(ステップS814)のいず
れであるかを判定できる。
【0089】ここまでの処理が終了した時点で、(回線
を切断した上)図8の処理に戻り上記の識別結果を用い
て登録処理を進めてもよいが、あるいはさらにステップ
S813/S814/S815の後、ステップS816
においてファクシミリ前手順を実行し、相手から送信さ
れる手順信号/モデム信号を利用してより識別結果の確
実性を上げることもできる。たとえば、相手装置がファ
クシミリ装置であれば特有のファクシミリ手順信号を送
信してくるし、さらにDIS信号などのファクシミリ信
号のFIFを調べることによりT.30/T.37/
T.38の各プロトコルのいずれを相手局がサポートし
ているかを判定でき、その結果に応じて相手局をより確
実に識別できる。
【0090】再び図8において、相手局の機能識別結果
を判定(ステップS81)し、その結果に応じてISP
アクセスポイント、あるいはインターネットファクシミ
リゲートウェイに関するセットアップを行なう(ステッ
プS77、S78)。
【0091】相手局がISPアクセスポイントあるいは
インターネットファクシミリゲートウェイのいずれでも
ない場合は、相手局がファクシミリ装置と判断できる。
この場合は、ステップS84において、当該相手局に対
するワンタッチキーや短縮ダイヤルの設定操作を行なう
(ステップS84)。また、この時点で送信すべき画像
データがあれば(この場合は図9の手順では回線を切断
しないでおく)ステップS84においてその画像データ
を送信してしまってもよい。
【0092】以上のようにして、ISPアクセスポイン
トあるいはインターネットファクシミリゲートウェイに
対する接続情報のセットアップの一部を自動化すること
ができ、ユーザの知識が不十分であっても、インターネ
ットファクシミリプロトコルを利用するファクシミリ装
置におけるISPアクセスポイントあるいはインターネ
ットファクシミリゲートウェイに対する接続情報のセッ
トアップの一部を容易に行なえる。
【0093】以上では、ファクシミリ専用機の構成を示
したが、本発明はファクシミリ専用機のみならず、他の
形態のファクシミリ装置に実施できるのはいうまでもな
い。たとえば、本発明は、パーソナルコンピュータのよ
うな汎用の端末にFAXモデムなどを外付け/内蔵し、
ソフトウェア制御によりファクシミリ通信を行なう構成
においても実施することができる。その場合、本発明の
制御プログラムは、前述のROM3のみならず、ハード
ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスクやメモリカードなどのあらゆるコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納して供給するこ
とができる。また、本発明が画像形成装置にFAX通信
インターフェースやネットワークインターフェースを装
着したいわゆるデジタル複合機においても実施できるの
はもちろんである。
【0094】さらに、以上ではダイヤルアップアクセス
により、ISPアクセスポイントあるいはインターネッ
トファクシミリゲートウェイに接続してインターネット
ファクシミリプロトコルを利用する構成を例示したが、
本発明のメモリ送信かダイレクト送信かに応じてT.3
7/T.38プロトコルを選択する技術(特に第1実施
形態)は、LAN/WANに接続され、クライアントフ
ァクシミリ装置とT.38ゲートウェイとしての機能、
さらに、T.37プロトコルの画情報を格納したEメー
ルを送信する機能を兼用(複合化)した装置においても
適用でき、前述同様の効果を期待できるのはいうまでも
ない。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ITU−T勧告T.37プロトコルあるいは
ITU−T勧告T.38プロトコルを利用してIP網経
由で通信を行なうファクシミリ装置、ファクシミリ装置
の制御方法、およびファクシミリ装置の制御プログラム
において、装置の動作条件に応じて、ITU−T勧告
T.37プロトコルまたはITU−T勧告T.38プロ
トコルのいずれかを用いて最終画像受信局と接続するよ
う発呼制御を行なう構成を採用しているので、複数のイ
ンターネットファクシミリプロトコルをサポートするフ
ァクシミリ通信において、適切なファクシミリプロトコ
ルを選択できる、という優れた効果がある。
【0096】あるいはさらに前記発呼制御において、メ
モリ送信モードにおいてはITU−T勧告T.37プロ
トコルを、メモリ送信以外の送信モードにおいてはIT
U−T勧告T.38プロトコルを用いて最終画像受信局
と接続するよう発呼制御を行なう構成を採用しているの
で、複数のインターネットファクシミリプロトコルをサ
ポートするファクシミリ通信において、メモリ送信モー
ドとそれ以外のモードでそれぞれ適切なファクシミリプ
ロトコルを選択できる、という優れた効果がある。
【0097】あるいは、発呼した相手局が、最終画像受
信局とITU−T勧告T.37プロトコルを介して接続
するためのインターネットサービスプロバイダのアクセ
スポイント、ITU−T勧告T.38プロトコルを介し
て接続するためのインターネットファクシミリゲートウ
ェイ、または通常のファクシミリ装置のいずれであるか
を識別する構成、あるいはさらに、前記識別結果を用い
て、発呼した相手局に対する選択情報の登録設定処理の
態様を制御する構成を採用することにより、相手局に対
する選択情報の登録設定処理の一部を自動化することが
でき、ユーザの知識が不十分であっても、インターネッ
トファクシミリプロトコルを用いるにあたって必要な機
器のセットアップを容易に行なえる、という優れた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置を適用可能な環境を
示した説明図である。
【図2】本発明によるファクシミリ装置の構成を示した
ブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態の通信制御を示したフロ
ーチャート図である。
【図4】本発明の第2実施形態の通信制御を示したフロ
ーチャート図である。
【図5】本発明の第3実施形態の通信制御を示したフロ
ーチャート図である。
【図6】本発明の第4実施形態の通信制御を示したフロ
ーチャート図である。
【図7】本発明のワンタッチダイヤルメモリの構成を示
した説明図である。
【図8】本発明の第5実施形態の通信制御を示したフロ
ーチャート図である。
【図9】本発明の第5実施形態の通信制御(相手局識別
処理)を示したフローチャート図である。
【符号の説明】 2 CPU 3 ROM 4 RAM 6 NCU 7 電話回線 10 読み取り部 11 記録部 12 画像処理部 15a ワンタッチキー 15b テンキー 101、107 ファクシミリ装置 102 加入者線交換機 103 通信端末 104 ISPアクセスポイント 105、106 インターネットファクシミリゲートウ
ェイ 109 インターネット 110 メールサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 武弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藤瀬 俊一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 村田 幸雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉浦 吉雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三浦 滋夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA29 AB20 AB38 AC40 AE14 AF02 AF03 BA01 5C075 AB90 CA14 CD21 CD90

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最終画像受信局との間でITU−T勧告
    T.37プロトコルまたはITU−T勧告T.38プロ
    トコルのいずれかを用いてファクシミリ通信を行なうフ
    ァクシミリ装置において、 装置の動作条件に応じて、ITU−T勧告T.37プロ
    トコルまたはITU−T勧告T.38プロトコルのいず
    れかを用いて最終画像受信局と接続するよう発呼制御を
    行なう制御手段を有することを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記発呼制御において、メモリ送信モー
    ドにおいてはITU−T勧告T.37プロトコルを、メ
    モリ送信以外の送信モードにおいてはITU−T勧告
    T.38プロトコルを用いて最終画像受信局と接続する
    よう発呼制御を行なうことを特徴とする請求項1に記載
    のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 発呼した相手局が、最終画像受信局とI
    TU−T勧告T.37プロトコルを介して接続するため
    のインターネットサービスプロバイダのアクセスポイン
    ト、ITU−T勧告T.38プロトコルを介して接続す
    るためのインターネットファクシミリゲートウェイ、ま
    たは通常のファクシミリ装置のいずれであるかを識別す
    る識別手段を有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記識別手段の識別結果を用いて、発呼
    した相手局に対する選択情報の登録設定処理の態様を制
    御することを特徴とする請求項3に記載のファクシミリ
    装置。
  5. 【請求項5】 最終画像受信局との間でITU−T勧告
    T.37プロトコルまたはITU−T勧告T.38プロ
    トコルのいずれかを用いてファクシミリ通信を行なうフ
    ァクシミリ装置の制御方法において、 装置の動作条件に応じて、ITU−T勧告T.37プロ
    トコルまたはITU−T勧告T.38プロトコルのいず
    れかを用いて最終画像受信局と接続するよう発呼制御を
    行なう制御ステップを含むことを特徴とするファクシミ
    リ装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記制御ステップにおいて、メモリ送信
    モードにおいてはITU−T勧告T.37プロトコル
    を、メモリ送信以外の送信モードにおいてはITU−T
    勧告T.38プロトコルを用いて最終画像受信局と接続
    するよう発呼制御を行なうことを特徴とする請求項5に
    記載のファクシミリ装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 発呼した相手局が、最終画像受信局とI
    TU−T勧告T.37プロトコルを介して接続するため
    のインターネットサービスプロバイダのアクセスポイン
    ト、ITU−T勧告T.38プロトコルを介して接続す
    るためのインターネットファクシミリゲートウェイ、ま
    たは通常のファクシミリ装置のいずれであるかを識別す
    る識別ステップを含むことを特徴とするファクシミリ装
    置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記識別ステップの識別結果を用いて、
    発呼した相手局に対する選択情報の登録設定処理の態様
    を制御することを特徴とする請求項7に記載のファクシ
    ミリ装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 最終画像受信局との間でITU−T勧告
    T.37プロトコルまたはITU−T勧告T.38プロ
    トコルのいずれかを用いてファクシミリ通信を行なうフ
    ァクシミリ装置の制御プログラムにおいて、 装置の動作条件に応じて、ITU−T勧告T.37プロ
    トコルまたはITU−T勧告T.38プロトコルのいず
    れかを用いて最終画像受信局と接続するよう発呼制御を
    行なう制御ステップを含むことを特徴とするファクシミ
    リ装置の制御プログラム。
  10. 【請求項10】 前記制御ステップにおいて、メモリ送
    信モードにおいてはITU−T勧告T.37プロトコル
    を、メモリ送信以外の送信モードにおいてはITU−T
    勧告T.38プロトコルを用いて最終画像受信局と接続
    するよう発呼制御を行なうことを特徴とする請求項9に
    記載のファクシミリ装置の制御プログラム。
  11. 【請求項11】 発呼した相手局が、最終画像受信局と
    ITU−T勧告T.37プロトコルを介して接続するた
    めのインターネットサービスプロバイダのアクセスポイ
    ント、ITU−T勧告T.38プロトコルを介して接続
    するためのインターネットファクシミリゲートウェイ、
    または通常のファクシミリ装置のいずれであるかを識別
    する識別ステップを含むことを特徴とするファクシミリ
    装置の制御プログラム。
  12. 【請求項12】 前記識別ステップの識別結果を用い
    て、発呼した相手局に対する選択情報の登録設定処理の
    態様を制御することを特徴とする請求項11に記載のフ
    ァクシミリ装置の制御プログラム。
JP2001282514A 2001-09-18 2001-09-18 ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、ファクシミリ装置の制御プログラム Withdrawn JP2003092657A (ja)

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US8140639B2 (en) 2006-02-24 2012-03-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Information-processing system, method for transmitting and receiving data, image-processing apparatus suited especially for transmitting and receiving data among a plurality of image-processing apparatuses connected to network

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