JP2003087976A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

Info

Publication number
JP2003087976A
JP2003087976A JP2001277531A JP2001277531A JP2003087976A JP 2003087976 A JP2003087976 A JP 2003087976A JP 2001277531 A JP2001277531 A JP 2001277531A JP 2001277531 A JP2001277531 A JP 2001277531A JP 2003087976 A JP2003087976 A JP 2003087976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
uninterruptible power
rectifier circuit
current
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001277531A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Sugita
貴紀 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2001277531A priority Critical patent/JP2003087976A/ja
Publication of JP2003087976A publication Critical patent/JP2003087976A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 稼働率の向上等による有効利用を促進し、無
停電電源装置及びこれを用いるシステムの全体的なコス
トの低減を図り得る無停電電源装置を提供する。 【解決手段】 負荷設備7に供給される負荷電流IL
高調波成分を補償するよう、またこの負荷電流IL の無
効電流を補償するよう補償電流指令値演算部5で演算し
た補償電流指令信号S2 を、本来の無停電電源装置とし
て機能させるためのゲート信号S0 を形成する電流指令
信号S1 に重畳することにより前記無停電電源装置主回
路1の整流器1aを介して負荷設備7に補償電流を供給
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は無停電電源装置(U
PS)に関し、特に当該無停電電源装置を多機能化を図
る場合に適用して有用なものである。 【0002】 【従来の技術】無停電電源装置は、一般に、交流を受電
して直流に変換する整流器、停電時に電力を供給する蓄
電池及び直流を交流に変換するインバータで構成され、
停電時のバックアップ電源として汎用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記無停電電源装置
は、その性質上、非常に稼働率が低い施設である。例え
ば、常時商用方式(商用電源をメインとし、無停電電源
装置はバックアップ電源として位置づけられる方式。)
の無停電電源装置では、停電時以外の待機時には、入力
側の整流器及び出力側のインバータは何れも負荷を負っ
ていない状態となる。また、常時インバータ方式(無停
電電源装置をベースに運転する方式。)の無停電電源装
置では、入力側の整流器及び出力側のインバータに待機
時にも常時電流が流れている状態となるが、この状態で
は、整流器及びインバータの能力に余裕があることが多
い。また、信頼性が要求されるシステムでは、無停電電
源装置の一台が故障しても、無停電電源システムとして
の機能を損なわないようにシステムを冗長化することが
多いが、この場合には、さらに待機時の能力的な余裕が
増すことになる。さらに、何れの方式でも、待機時には
蓄電池は満充電された状態であり、充放電は殆ど行われ
ていない。 【0004】そこで、無停電電源装置の稼働率の向上等
による有効利用を促進し、当該無停電電源装置及びこれ
を用いる無停電電源システムのコストの低減を図り得る
技術の出現が待望されている。 【0005】本発明は、上記従来技術に鑑み、稼働率の
向上等による有効利用を促進し、無停電電源装置及びこ
れを用いるシステムの全体的なコストの低減を図り得る
無停電電源装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、次の点を特徴とする。 【0007】1) 入力側に自己消弧形のスイッチング
素子で構成した整流回路及び蓄電池等の直流電源を有す
るとともに、前記整流回路の各スイッチング素子のON
/OFFのタイミングを制御することによりその出力を
制御するように構成した無停電電源装置において、当該
無停電電源装置の入力側で、この無停電電源装置と同一
の交流系統に並列に接続された負荷設備に供給される電
流及び前記交流系統の電圧、又はこれら電流及び電圧の
何れか一方を検出し、この検出値に基づき前記負荷設備
に供給する電流を補償するよう前記整流回路を制御する
ように構成したこと。 【0008】2) 上記1)に記載する無停電電源装置
において、負荷設備に対する電流補償は、この負荷設備
に供給する負荷電流の高調波を低減するため、この高調
波を打ち消す補償電流を整流回路を介して供給する補償
であること。 【0009】3) 上記1)に記載する無停電電源装置
において、負荷設備に対する電流補償は、この負荷設備
に供給する無効電流を整流回路を介して供給する無効電
流補償であること。 【0010】4) 入力側に自己消弧形のスイッチング
素子で構成した整流回路及び蓄電池等の直流電源を有す
るとともに、前記電流回路の各スイッチング素子のON
/OFFのタイミングを制御することによりその出力を
制御するように構成した無停電電源装置において、当該
無停電電源装置の入力側で、この無停電電源装置と同一
の交流系統に並列に接続された負荷設備に供給される電
力の一部を賄うよう、当該無停電電源装置の蓄電池等の
直流電源の充電電力を整流回路を介して放電するように
構成したこと。 【0011】5) 上記4)に記載する無停電電源装置
において、整流回路を介する充放電は、交流系統の電力
量を検出し、この電力量に応じて制御するようにしたこ
と。 【0012】6) 上記4)に記載する無停電電源装置
において、整流回路を介する充放電は、日負荷特性等に
基づき予め設定したプログラムに基づき所定の時間を定
めて行うようにしたこと。 【0013】7) 入力側に自己消弧形のスイッチング
素子で構成した整流回路及び蓄電池等の直流電源を有す
るとともに、前記整流回路の各スイッチング素子のON
/OFFのタイミングを制御することによりその出力を
制御するように構成した無停電電源装置において、当該
無停電電源装置の入力側で、この無停電電源装置と同一
の交流系統に並列に接続された負荷設備に供給される電
流及び前記交流系統の電圧、又はこれら電流及び電圧の
何れか一方を検出し、この検出値に基づき前記負荷設備
に供給する電流を補償するよう前記整流回路を制御する
とともに、前記負荷設備と同様に当該無停電電源装置と
同一の交流系統に並列に接続された負荷設備に供給され
る電力の一部を賄うよう、当該無停電電源装置の蓄電池
等の直流電源の充電電力を整流回路を介して放電するよ
うに構成したこと。 【0014】8) 上記7)に記載する無停電電源装置
において、負荷設備に対する電流補償は、この負荷設備
に供給する負荷電流の高調波を低減するため、この高調
波を打ち消す補償電流を整流回路を介して供給する補償
であること。 【0015】9) 上記7)に記載する無停電電源装置
において、負荷設備に対する電流補償は、この負荷設備
に供給する無効電流を整流回路を介して供給する無効電
流補償であること。 【0016】10) 上記7)に記載する無停電電源装
置において、整流回路を介する充放電は、交流系統の電
力量を検出し、この電力量に応じて制御するようにした
こと。 【0017】11) 上記7)に記載する無停電電源装
置において、整流回路を介する充放電は、日負荷特性等
に基づき予め設定したプログラムに基づき所定の時間を
定めて行うようにしたこと。 【0018】 【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき詳細に説明する。 【0019】<第1の実施の形態>本形態は、無停電電
源装置に系統障害電力の補償機能を付加したものであ
る。無停電電源装置の入力側の整流器としては、従来は
ダイオード整流器や、サイリスタ整流器が多く用いられ
ていたが、近年では高調波の流出を抑制するため、高速
スイッチングが可能な自己消弧形素子を用いた高力率の
整流回路を用いることが多くなった。このような整流回
路としては様々な方式のものが提案されているが、特に
汎用されているものにPWM方式の整流回路がある。 【0020】図1は、この種のPWM整流回路を示す回
路図で、(a)は三相PWM整流回路、(b)は単相P
WM整流回路をそれぞれ示す。両図において、SWはス
イッチング素子で、両図ではIGBTの回路記号で示し
てあるが、他の自己消弧形素子であっても、勿論良い。
また、Dは帰還ダイオード及びCは平滑用のコンデンサ
である。当該PWM整流回路は、整流作用だけでなく、
交流側に電力を回生すること、すなわちインバータとし
て機能させることも可能である。整流回路として用いる
際は通常、交流入力電流が商用周波数の正弦波となるよ
うに電流制御を行うが、より高い周波数の電流を流す能
力を有しているのが一般的である。ちなみに、どの程度
の周波数まで電流を流す能力があるかは、スイッチング
素子のスイッチング周波数によって異なる。 【0021】本形態は、この種の整流回路が回生可能な
点及び高い周波数の電流を流すことができる点に着目
し、無停電電源装置の入力側の整流回路の余剰能力を活
かして交流系統の障害電力を補償する機能を追加したも
のである。具体的には次の通りである。 【0022】図2は本形態に係る無停電電源装置を示す
ブロック線図である。同図において、交流系統は単線で
示してあるが単相交流又は三相交流を想定するものとす
る。本形態に係る無停電電源装置Iは、無停電電源装置
主回路1及びその制御系を含む周辺回路からなる。無停
電電源装置主回路1は、図1に示すPWM整流回路で構
成した入力側の整流器1a及び蓄電池(図示せず。)等
の直流電源(電気二重層キャパシタ等も含む。以下、同
じ)を有しており、前記整流器1aの余剰能力を活かし
て交流系統2の障害電力を補償する。ここで、整流器1
aはゲート信号S0 でその各スイッチング素子のON/
OFFのタイミングを制御することによりその出力が制
御される。 【0023】本形態に係る無停電電源装置Iを通常の無
停電電源装置、すなわち従来と同様の無停電電源装置と
して機能させる場合には、電流指令値演算部3で演算し
た電流指令値を表す電流指令信号S1 に基づき電流制御
部4で所定のゲート信号S0を作り、このゲート信号S
0 で前記整流器1aの各スイッチング素子のON/OF
Fのタイミングを制御する。すなわち、この電流指令値
演算部3は、当該無停電電源装置Iが本来の無停電電源
装置としての機能を維持するためのものであり、その電
流指令値は所定の正弦波の指令値となっている。 【0024】本形態では、さらに所定の補償機能を発揮
させるべく、補償電流指令値演算部5で演算した補償電
流指令値を表す補償電流指令信号S2 を、加算器6で前
記電流指令信号S1 に重畳して電流指令信号S3 を形成
し、この電流指令信号S3 を電流制御部4に供給する。
かくして、電流制御部4は整流器1aが交流系統2に所
定の補償電流も供給し得るように整流器1aの各スイッ
チング素子のON/OFFのタイミングを制御する。 【0025】負荷設備7は、当該無停電電源装置Iの入
力側で、この無停電電源装置Iと同一の交流系統2に並
列に接続されている。本形態に係る無停電電源装置I
は、この負荷設備7に供給する負荷電流IL を補償する
ものである。 【0026】電流検出部8は前記負荷電流IL を検出す
る。電圧検出部9は負荷設備7に印加される交流系統2
の電圧Vを検出する。ここで、本形態における負荷電流
Lの補償は、具体的には高調波成分の除去及び無効電
流の供給等が考えられる。前者の場合、整流器1aから
は負荷電流IL の高調波成分をキャンセルするような補
償電流を供給し、また後者の場合には、整流器1aから
無効電流を供給する。 【0027】ここで、無効電流補償を行う場合には、電
圧検出部9を設け、交流系統2の電圧Vを検出すること
が必須である。無効電流は電圧信号の位相を基準として
相対的に決定するからである。これに対し、高調波成分
の補償の場合には、当該無停電電源装置Iの回路方式等
にもよるが、電圧検出部9を省略しても良い場合があ
る。何れにしても、補償電流指令値演算部5は、電流検
出部8及び/又は電圧検出部9の検出結果に基づいて整
流器1aに所定の補償電流を発生させるべく所定の補償
電流指令信号S3 を送出する。 【0028】電流検出部10は、無停電電源装置主回路
1に供給される交流入力の電流を検出するもので、電流
制御部4では電流検出部10で検出した電流信号に基づ
きこの電流に同期させてゲート信号S0 を作っている。
負荷設備11は、当該無停電電源装置Iの本来的な負
荷、すなわち無停電電源装置主回路1の出力である交流
出力が供給される負荷である。 【0029】かかる無停電電源装置Iにおいては、補償
電流指令値演算部5で補償電流を演算し、これと本来の
無停電電源装置の動作に必要な入力電流を加算したもの
を入力側の整流器1aの電流指令値とする構成としてい
る。補償電流指令値演算部5は、補償対象となる負荷設
備7の発生する障害電力を検出し、これを打ち消す電流
指令値を発生する。補償する障害電力としては無効電力
・高調波電流等を想定している。停電時には障害電力補
償機能は停止するものとし、通常の無停電電源装置とし
て機能させる。 【0030】これにより、無停電電源装置Iの待機時の
余剰能力を用いて無効電力補償機能やアクティブフィル
タ機能を実現することが可能となる。したがって、無停
電電源装置Iとこれらの補償装置を個別に設置する場合
に比較して一台で複数の機能を実現できることからコス
トダウン・設置スペースの減少等を実現できる。 【0031】<第2の実施の形態>本形態は、無停電電
源装置IIに電力ピークカットの機能を付加したものであ
る。一般に電力会社と需要家との間の契約においては、
契約電力が決められており、これを超えると通常より高
い電力料金を支払う必要がある。本形態は、無停電電源
装置IIに蓄えられたエネルギーを有効に活用し、無停電
電源装置IIで電力ピークカット機能を実現するものであ
る。これにより、例えば夏場の電力ピーク時に契約電力
を超えそうになった場合に、無停電電源装置IIに蓄えら
れているエネルギーを放出して契約電力を超えるを防ぐ
ことが可能になる。また、無停電電源装置IIの蓄電池、
電気二重層キャパシタ等で構成する直流電源を増加する
ことで、一日の電力負荷を平準化する機能を持たせるこ
とも可能である。これにより、安価な夜間電力の有効利
用が可能になる上、契約電力を小さくすることができ
る。このための具体的な構成は次の通りである。 【0032】図3は本形態に係る無停電電源装置を示す
ブロック線図である。同図に示すように、本形態に係る
無停電電源装置IIは、図2に示す補償電流指令値演算部
5で演算して形成した電流指令信号S3 の代わりに、ピ
ークカット機能電流指令値演算部15の出力信号である
電力ピークカットに関するピークカット電流指令信号S
4 を電流指令信号S1 に重畳するように構成したもので
あり、その他の構成は、図2と同様である。そこで、図
2と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略
する。 【0033】通常、無停電電源装置IIの出力インイバー
タ(図示はしないが、無停電電源装置主回路1に含まれ
る。)はCVCFインバータであり電流制御を行うこと
はできないため、入力側の整流器1aの入力電流をピー
クカット機能で決定した放電量分だけ減らすことで放電
を行う構成としている。すなわち、ピークカット機能電
流指令値演算部15では、まず電流・電圧をもとに電力
を求め、これを基に無停電電源装置主回路1に含まれる
蓄電池等の直流電源からの放電量を決定する。その放電
量に応じた入力側の整流器1aのピークカット電流指令
信号S4 (力率1の正弦波で交流系統2に電力を回生す
る方向の電流指令)をピークカット機能電流指令値演算
部15の出力信号とし、このピークカット電流指令信号
4 に通常の無停電電源装置機能の電流指令信号S1
加算したものを整流器1aの電流指令信号S5 とする。
このため、電流検出部18は交流系統2において、ピー
クカットした電力を供給する負荷設備27に分岐する前
の当該系統の全負荷電流を検出している。 【0034】当該ピークカット機能は無停電電源装置II
の蓄電池等の直流電源から放電する機能なので、制限な
く用いた場合、前記直流電源に蓄えられたエネルギーを
全て放出してしまい、無停電電源装置IIとしての動作に
支障を来すことになる。このため、無停電電源装置IIと
しての機能を損なわない程度に放電量を制限することが
肝要である。ピークカット機能での放電量の限度は蓄電
池の容量や停電の危険性を基に判断するが、蓄電池等の
直流電源の容量が不足する場合には、並列に接続する蓄
電池の数を適宜増加して使用するようにすれば良い。か
くして、電圧検出部9及び電流検出部18の出力信号に
基づき演算した負荷電力に基づき、これが所定値を超え
る場合にそれに見合う電力を当該無停電電源装置IIから
放電するとともに、所定値未満の場合にそれに見合う電
力を当該無停電電源装置IIに充電する。 【0035】なお、図3に示す上記実施の形態ではピー
クカット機能電流指令値演算部15では、電圧検出部9
及び電流検出部18の出力信号に基づき演算した負荷電
力に基づき無停電電源装置IIに対する充放電電力量を決
めているが、これに限るものではない。例えば、負荷設
備27の日負荷特性に合わせて重負荷になる昼間等の所
定の時間になれば放電、軽負荷になる夜間等の所定の時
間になれば充電を行うよう充放電モードをプログラムし
ておき、このプログラムに基づきピークカット機能電流
指令値演算部15を制御して所定のピークカット電流指
令信号S4 を出力するように構成しても勿論良い。 【0036】<第3の実施の形態>本形態は、通常の無
停電電源装置に系統障害電力の補償機能及び電力ピーク
カットの機能を付加したものである。すなわち、図4に
示すように、本形態に係る無停電電源装置III は、図2
に示す第1の実施の形態と図3に示す第2の実施の形態
とを併せたものである。ここで、ピークカット機能電流
指令値演算部15は交流系統2の全負荷電流と電圧Vに
基づき全電力を検出すべく当該無停電電源装置IIに供給
される交流入力の負荷電流と負荷設備7、27に供給さ
れる負荷電流IL とを加算器31で加算して用いてい
る。この場合、図3に示す第2の実施の形態の場合と同
様に、充放電モードをプログラムしておき、このプログ
ラムに基づきピークカット機能電流指令値演算部15を
制御して所定のピークカット電流指令信号S4 を出力す
るように構成しても勿論良い。 【0037】かかる本形態によれば、第1の実施の形態
の系統障害電力の補償機能と、第2の実施の形態の電力
ピークカット機能とを兼備した無停電電源装置とするこ
とができる。 【0038】 【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
た通り、本発明によれば、無停電電源装置の待機時に無
停電電源装置としての機能以外の動作をさせ、待機時に
使われていない能力を有効に活用し得る。すなわち、障
害電力補償機能、ピークカット機能等の機能を追加して
多機能化することができるため、一台の装置で複数の機
能を実現でき、コトスの低減を図り得るばかりでなく、
省スペース化も実現し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】一般的な整流回路を示す回路図で、(a)は三
相PWM整流回路、(b)は単相PWM整流回路をそれ
ぞれ示す。 【図2】本発明の第1の実施の形態に係る無停電電源装
置を示すブロック線図である。 【図3】本発明の第2の実施の形態に係る無停電電源装
置を示すブロック線図である。 【図4】本発明の第3の実施の形態に係る無停電電源装
置を示すブロック線図である。 【符号の説明】 I、II、III 無停電電源装置 1 無停電電源装置主回路 1a 整流器 2 交流系統 5 補償電流指令値演算部 7、27 負荷設備 8、10 電流検出部 9 電圧検出部 15 ピークカット機能電流指令値演算部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/219 H02M 7/219 Fターム(参考) 5G015 FA08 GA01 HA16 JA15 JA21 JA34 JA35 JA52 5G066 EA03 FA02 FB15 HA19 HB09 JA05 5H006 CA01 CB01 CB08 CC02 DA02 DB01 DC02 DC05

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力側に自己消弧形のスイッチング素子
    で構成した整流回路及び蓄電池等の直流電源を有すると
    ともに、前記整流回路の各スイッチング素子のON/O
    FFのタイミングを制御することによりその出力を制御
    するように構成した無停電電源装置において、 当該無停電電源装置の入力側で、この無停電電源装置と
    同一の交流系統に並列に接続された負荷設備に供給され
    る電流及び前記交流系統の電圧、又はこれら電流及び電
    圧の何れか一方を検出し、この検出値に基づき前記負荷
    設備に供給する電流を補償するよう前記整流回路を制御
    するように構成したことを特徴とする無停電電源装置。 【請求項2】 〔請求項1〕に記載する無停電電源装置
    において、 負荷設備に対する電流補償は、この負荷設備に供給する
    負荷電流の高調波を低減するため、この高調波を打ち消
    す補償電流を整流回路を介して供給する補償であること
    を特徴とする無停電電源装置。 【請求項3】 〔請求項1〕に記載する無停電電源装置
    において、 負荷設備に対する電流補償は、この負荷設備に供給する
    無効電流を整流回路を介して供給する無効電流補償であ
    ることを特徴とする無停電電源装置。 【請求項4】 入力側に自己消弧形のスイッチング素子
    で構成した整流回路及び蓄電池等の直流電源を有すると
    ともに、前記電流回路の各スイッチング素子のON/O
    FFのタイミングを制御することによりその出力を制御
    するように構成した無停電電源装置において、 当該無停電電源装置の入力側で、この無停電電源装置と
    同一の交流系統に並列に接続された負荷設備に供給され
    る電力の一部を賄うよう、当該無停電電源装置の蓄電池
    等の直流電源の充電電力を整流回路を介して放電するよ
    うに構成したことを特徴とする無停電電源装置。 【請求項5】 〔請求項4〕に記載する無停電電源装置
    において、 整流回路を介する充放電は、交流系統の電力量を検出
    し、この電力量に応じて制御するようにしたことを特徴
    とする無停電電源装置。 【請求項6】 〔請求項4〕に記載する無停電電源装置
    において、 整流回路を介する充放電は、日負荷特性等に基づき予め
    設定したプログラムに基づき所定の時間を定めて行うよ
    うにしたことを特徴とする無停電電源装置。 【請求項7】 入力側に自己消弧形のスイッチング素子
    で構成した整流回路及び蓄電池等の直流電源を有すると
    ともに、前記整流回路の各スイッチング素子のON/O
    FFのタイミングを制御することによりその出力を制御
    するように構成した無停電電源装置において、 当該無停電電源装置の入力側で、この無停電電源装置と
    同一の交流系統に並列に接続された負荷設備に供給され
    る電流及び前記交流系統の電圧、又はこれら電流及び電
    圧の何れか一方を検出し、この検出値に基づき前記負荷
    設備に供給する電流を補償するよう前記整流回路を制御
    するとともに、 前記負荷設備と同様に当該無停電電源装置と同一の交流
    系統に並列に接続された負荷設備に供給される電力の一
    部を賄うよう、当該無停電電源装置の蓄電池等の直流電
    源の充電電力を整流回路を介して放電するように構成し
    たことを特徴とする無停電電源装置。 【請求項8】 〔請求項7〕に記載する無停電電源装置
    において、 負荷設備に対する電流補償は、この負荷設備に供給する
    負荷電流の高調波を低減するため、この高調波を打ち消
    す補償電流を整流回路を介して供給する補償であること
    を特徴とする無停電電源装置。 【請求項9】 〔請求項7〕に記載する無停電電源装置
    において、 負荷設備に対する電流補償は、この負荷設備に供給する
    無効電流を整流回路を介して供給する無効電流補償であ
    ることを特徴とする無停電電源装置。 【請求項10】 〔請求項7〕に記載する無停電電源装
    置において、 整流回路を介する充放電は、交流系統の電力量を検出
    し、この電力量に応じて制御するようにしたことを特徴
    とする無停電電源装置。 【請求項11】 〔請求項7〕に記載する無停電電源装
    置において、 整流回路を介する充放電は、日負荷特性等に基づき予め
    設定したプログラムに基づき所定の時間を定めて行うよ
    うにしたことを特徴とする無停電電源装置。
JP2001277531A 2001-09-13 2001-09-13 無停電電源装置 Pending JP2003087976A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001277531A JP2003087976A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 無停電電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001277531A JP2003087976A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 無停電電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003087976A true JP2003087976A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19102044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001277531A Pending JP2003087976A (ja) 2001-09-13 2001-09-13 無停電電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003087976A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055570A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Hitachi Ltd 無停電電源装置
JP2012182883A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Sekisui Chem Co Ltd 電力管理装置、電力管理方法、電力管理プログラム
JP2013042637A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Sanken Electric Co Ltd 電源装置及びその制御方法
JP2013090477A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Denso Corp Dc−dcコンバータ
CN104246524A (zh) * 2012-01-05 2014-12-24 美国能量变换公司 并联电力转换器中的电流传感器的校准
TWI554005B (zh) * 2015-07-07 2016-10-11 東芝三菱電機產業系統股份有限公司 不斷電電源裝置
JP2017139875A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源システム
CN110249500A (zh) * 2017-02-03 2019-09-17 东芝三菱电机产业***株式会社 不间断电源装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04117135A (ja) * 1990-09-06 1992-04-17 Toshiba Corp 無停電電源装置
JPH04108389U (ja) * 1991-02-27 1992-09-18 株式会社東芝 無停電電源装置
JPH04325832A (ja) * 1991-04-25 1992-11-16 Kandenko Co Ltd 多機能電力変換システム
JPH11289668A (ja) * 1998-04-03 1999-10-19 Tokyo Gas Co Ltd 無効電力制御装置および無効電力制御方法
JP2000278866A (ja) * 1999-03-22 2000-10-06 Masaaki Iwata 電力貯蔵型無停電電源装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04117135A (ja) * 1990-09-06 1992-04-17 Toshiba Corp 無停電電源装置
JPH04108389U (ja) * 1991-02-27 1992-09-18 株式会社東芝 無停電電源装置
JPH04325832A (ja) * 1991-04-25 1992-11-16 Kandenko Co Ltd 多機能電力変換システム
JPH11289668A (ja) * 1998-04-03 1999-10-19 Tokyo Gas Co Ltd 無効電力制御装置および無効電力制御方法
JP2000278866A (ja) * 1999-03-22 2000-10-06 Masaaki Iwata 電力貯蔵型無停電電源装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055570A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Hitachi Ltd 無停電電源装置
JP2012182883A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Sekisui Chem Co Ltd 電力管理装置、電力管理方法、電力管理プログラム
JP2013042637A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Sanken Electric Co Ltd 電源装置及びその制御方法
JP2013090477A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Denso Corp Dc−dcコンバータ
CN104246524A (zh) * 2012-01-05 2014-12-24 美国能量变换公司 并联电力转换器中的电流传感器的校准
TWI554005B (zh) * 2015-07-07 2016-10-11 東芝三菱電機產業系統股份有限公司 不斷電電源裝置
WO2017006427A1 (ja) * 2015-07-07 2017-01-12 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源装置
JP2017139875A (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 東芝三菱電機産業システム株式会社 無停電電源システム
CN110249500A (zh) * 2017-02-03 2019-09-17 东芝三菱电机产业***株式会社 不间断电源装置
CN110249500B (zh) * 2017-02-03 2022-07-22 东芝三菱电机产业***株式会社 不间断电源装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6906933B2 (en) Power supply apparatus and methods with power-factor correcting bypass mode
JP2947372B2 (ja) 多機能電力変換システム
US20140361624A1 (en) Apparatus and methods for control of load power quality in uninterruptible power systems
JP3656694B2 (ja) 電力変換装置
JP2016042780A (ja) 無停電電力供給システム、無停電電力供給方法及び記録媒体
JP2003087976A (ja) 無停電電源装置
JP2000102196A (ja) 無停電電源装置
JPH11178216A (ja) 無停電電源装置
JP2000059993A (ja) 蓄電システム
JP2001103679A (ja) 非常用電源装置
JP4370965B2 (ja) 電力変換装置
CN113541212B (zh) 面向交直流混合供电方式的定制电力***及其控制方法
JP2000323365A (ja) 直流給電装置
JP2001178024A (ja) 非常用電源装置
JPH11103540A (ja) 無停電電源システム
JP2002176782A (ja) 無停電電源装置
JP4189985B2 (ja) 瞬時受電電力制御システム
JP4156767B2 (ja) 電力変換装置
JPH07115773A (ja) 無停電電源装置
JP4138497B2 (ja) 電力供給システムの力率改善方法、電力供給システム、スイッチング電源装置および無停電電源装置
JPH09252581A (ja) 無停電電源装置の運転方法
JPH09130995A (ja) 無停電電源装置
JP3623766B2 (ja) 交流電源装置
JPH09285135A (ja) 無停電電源装置
JP3386630B2 (ja) 無停電電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060905