JP2003087422A - 通信機器のプログラム変更方法及びカスタマセンタ並びにユーザシステム - Google Patents

通信機器のプログラム変更方法及びカスタマセンタ並びにユーザシステム

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JP2003087422A
JP2003087422A JP2001280780A JP2001280780A JP2003087422A JP 2003087422 A JP2003087422 A JP 2003087422A JP 2001280780 A JP2001280780 A JP 2001280780A JP 2001280780 A JP2001280780 A JP 2001280780A JP 2003087422 A JP2003087422 A JP 2003087422A
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JP2001280780A
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Yasuo Funato
康雄 船戸
Tsutomu Shibata
勉 柴田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの費用負担の軽減及び変更所要時間の短
縮と、カスタマセンタにおけるコスト及び労力の低減を
可能とする。 【解決手段】ボタン電話装置BTに新たな機能を追加す
る際に、先ずユーザのユーザPCからカスタマセンタC
Cに対し制御プログラム変更要求を送信する。この要求
には、追加したい機能を表す情報、クレジット番号、ボ
タン電話装置の電話番号を含める。次にカスタマセンタ
CCにおいて、上記電話番号をもとにユーザのボタン電
話装置BTに対し公衆網を介してアクセスして当該ボタ
ン電話装置BTの機能情報を取得し、この機能情報をも
とに機能追加の可否を判定する。そして、追加が可能な
場合に、ユーザのボタン電話装置BTに対し公衆網を介
して更新用制御プログラムデータを送り、当該機能を追
加設定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子構内
交換機やボタン電話装置、その他事務用通信機器の機能
変更に伴う制御プログラムデータの書き替えを行なう際
に使用する通信機器のプログラム変更方法、及びこの制
御プログラムデータ変更制御を実行するカスタマセン
タ、並びに上記通信機器を備えるユーザシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】オフィスや学校、事業所等においては、
電子構内交換機やボタン電話装置、ファクシミリ装置、
複写機等の事務用通信機器が多く使用されている。これ
らの事務用通信機器を購入して使用する場合、ユーザは
一般にその時点で必要な機能を備えた機器を選択するよ
うにしている。
【0003】しかし、使用開始後において、人員の増加
や業務内容の変化等に応じて機器の機能を追加する必要
が生じたり、また不要な機能を削除する必要が生じるこ
とがある。このような場合従来では、例えばユーザから
メーカのカスタマセンタ等に対し機能の追加を希望する
旨を連絡し、その内容に応じて保守サービス担当者が通
信機器の設置場所まで出張して、ユーザが希望する機能
を通信機器に追加する設定作業を行うようにしている。
この場合、古い制御プログラムデータを記憶した記憶素
子を破棄して新しい制御プログラムデータを記憶した記
憶素子に交換することにより行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来のプログラム変更方法は、ユーザからのプログラム変
更要求の受付けから通信機器に対するプログラム変更作
業までの作業の大半を、カスタマセンタの保守サービス
担当者による人為的作業によって行なっている。このた
め、ユーザがプログラム変更要求の連絡を行ってからプ
ログラム変更が完了するまでに多くの手間と時間がかか
る。
【0005】したがって、ユーザにとっては、新たなプ
ログラムに従った機能を即時使用することができないば
かりか、追加機能自体の対価だけでなく保守サービス担
当者の出張費用や工事費等を負担しなければならず、費
用負担が大きくなるとともに、工事中は通信機器全ての
機能を停止させておかなければならず、特にボタン電話
装置や他の通信機器等のように連続稼働が要求される機
器にとっては非常に不利である。一方、カスタマセンタ
にとっては、機能変更要求の発生数を予測してこの数に
見合う保守サービス担当者を確保しておかなければなら
ないためコストがかかり、また担当者によって作業の質
にばらつきが生じるおそれがあるという問題点があっ
た。
【0006】この発明の目的は、機能変更に伴う制御プ
ログラムデータの書き替えを人手を要することなく、し
かも既存機能の長時間停止を伴わず迅速かつ適切に行な
えるようにし、これによりユーザの費用負担の軽減及び
変更所要時間の短縮、カスタマセンタにおけるコスト及
び労力の低減を可能とする通信機器のプログラム変更方
法及びカスタマセンタ並びにユーザシステムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明では、次のような手順によりプログラム変更
を行なっている。
【0008】(1) それぞれ制御プログラムデータ及
びこの制御ブログラムデータの変更を行なう手順を記述
した初期起動プログラムデータを記憶した第1及び第2
の記憶部を備え、これら第1及び第2の記憶部のうちの
一方に記憶された制御プログラムデータに基づいてプロ
セッサが所定の通信処理を行なう通信機器を有したユー
ザシステムと、当該通信機器の運用支援業務を行うカス
タマセンタとの間を通信ネットワークにより接続し、ユ
ーザシステムと前記カスタマセンタとの間で情報の授受
を行なうことにより通信機器の制御プログラムデータの
変更を行なう方法であって、ユーザシステムからカスタ
マセンタに対し、通信機器の機能変更内容と、当該通信
機器に対し通信ネットワークから割り当てられた加入者
情報とを含む機能変更要求を送信し、カスタマセンタに
おいて、ユーザから到来した機能変更要求に含まれる加
入者情報をもとに該当する通信機器に対し通信ネットワ
ークを介してアクセスし、当該通信機器からその機能を
表す情報を取得し、通信機器から取得した機能を表す情
報と、機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づい
て更新用制御プログラムデータを作成し、カスタマセン
タから該当する通信機器に対し通信ネットワークを介し
て更新用制御プログラムデータを送信し、通信機器にお
いて、プロセッサが第1の記憶部及び第2の記憶部のい
ずれか一方の制御プログラムデータに基づいて通信処理
を実行している際に、プロセッサがカスタマセンタから
到来した更新用制御プログラムデータをダウンロード
し、他方の記憶部に記憶された制御プログラムデータを
更新用制御プログラムデータに書き替えるようにしたも
のである。
【0009】したがって(1)の発明によれば、ユーザ
による機能変更に伴う制御プログラムデータの書替要求
から当該ユーザの通信機器における制御プログラムデー
タ書替処理までの工程が、人手を要することなくすべて
通信ネットワークを介して自動的に行われることにな
る。このため、保守サービス担当者の出張及び手作業に
よる変更作業が一切不要となる。従って、ユーザにとっ
ては自身の通信機器の機能変更を短時間の内にしかも少
ない費用で既存機能の停止時間を最小限に抑えて行なう
ことが可能となり、一方カスタマセンタにとっては制御
プログラムデータ書き替えに必要な労力とコストを大幅
に低減することが可能となる。
【0010】(2) それぞれ制御プログラムデータ及
びこの制御ブログラムデータの変更を行なう手順を記述
した初期起動プログラムデータを記憶した第1及び第2
の記憶部を備え、これら第1及び第2の記憶部のうちの
一方に記憶された制御プログラムデータに基づいてプロ
セッサが所定の通信処理を行なう通信機器を有したユー
ザシステムと、当該通信機器の運用支援業務を行うカス
タマセンタとの間を通信ネットワークにより接続し、か
つユーザシステムに予め付与した個別識別情報に対応付
けて、その通信機器に対し通信ネットワークから割り当
てられた加入者情報、通信機器に予め付与した秘密の機
器識別情報及び通信機器の機能を表す情報をそれぞれ格
納したユーザデータベースを備えたシステムにおいて、
ユーザシステムとカスタマセンタとの間で情報の授受を
行なうことにより通信機器の制御プログラムデータの変
更を行なう方法であって、ユーザからカスタマセンタに
対し、通信機器の機能変更内容と、ユーザ自身の個別識
別情報とを含む機能変更要求を送信し、カスタマセンタ
において、ユーザシステムから到来した機能変更要求に
含まれるユーザの個別識別情報をもとに、ユーザデータ
ベースから対応する通信機器の加入者情報及び機能を表
す情報をそれぞれ読み出し、ユーザデータベースから読
み出した機能を表す情報と、機能変更要求に含まれる機
能変更内容とに基づいて更新用制御プログラムデータを
作成し、カスタマセンタから該当する通信機器に対し通
信ネットワークを介して更新用制御プログラムデータを
送信し、通信機器において、プロセッサが第1の記憶部
及び第2の記憶部のいずれか一方の制御プログラムデー
タに基づいて通信処理を実行している際に、プロセッサ
がカスタマセンタから到来した更新用制御プログラムデ
ータをダウンロードし、他方の記憶部に記憶された制御
プログラムデータを更新用制御プログラムデータに書き
替えるようにしたものである。
【0011】したがって(2)の発明によれば、(1)
で述べた発明と同様に、機能変更所要時間の短縮とユー
ザの費用負担の低減、及びカスタマセンタにおける機能
変更に必要な労力とコストの大幅削減が可能になる。し
かも、ユーザデータベースに蓄積管理されたユーザの通
信機器に関する情報を用いて、カスタマセンタと通信機
器との間の通信や機能変更の可否判定等が行われるの
で、その都度通信機器から機能を表す情報を取得するこ
となく、簡単な手順で適切な機能変更処理を行い得る。
【0012】(3) それぞれ制御プログラムデータ及
びこの制御ブログラムデータの変更を行なう手順を記述
した初期起動プログラムデータを記憶した第1及び第2
の記憶部を備え、これら第1及び第2の記憶部のうちの
一方に記憶された制御プログラムデータに基づいてプロ
セッサが所定の通信処理を行なう通信機器を有したユー
ザシステムと、当該通信機器の運用支援業務を行うカス
タマセンタと、ユーザシステムとカスタマセンタとの間
で支援業務の仲介を行なうディーラとの間を通信ネット
ワークにより接続し、ユーザシステム、カスタマセンタ
及びディーラの間で情報の授受を行なうことにより通信
機器の制御プログラムデータの変更を行なう方法であっ
て、ユーザシステムからディーラに対し、通信機器の機
能変更内容と、当該通信機器に対し通信ネットワークか
ら割り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求を送
信し、ユーザシステムから到来した機能変更要求を、デ
ィーラからカスタマセンタへ転送し、カスタマセンタに
おいて、ディーラから転送された機能変更要求に含まれ
る加入者情報をもとに該当する通信機器に対し通信ネッ
トワークを介してアクセスし、当該通信機器からその機
能を表す情報を取得し、通信機器から取得した機能を表
す情報と、機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基
づいて更新用制御プログラムデータを作成し、カスタマ
センタから該当する通信機器に対し通信ネットワークを
介して更新用制御プログラムデータを送信し、通信機器
において、プロセッサが第1の記憶部及び第2の記憶部
のいずれか一方の制御プログラムデータに基づいて通信
処理を実行している際に、プロセッサがカスタマセンタ
から到来した更新用制御プログラムデータをダウンロー
ドし、他方の記憶部に記憶された制御プログラムデータ
を更新用制御プログラムデータに書き替えるようにした
ものである。
【0013】したがって、前記(1)で述べた効果に加
え、ディーラを介在するシステムにおいてもこの発明を
適用することが可能となる。
【0014】(4) それぞれ制御プログラムデータ及
びこの制御ブログラムデータの変更を行なう手順を記述
した初期起動プログラムデータを記憶した第1及び第2
の記憶部を備え、これら第1及び第2の記憶部のうちの
一方に記憶された制御プログラムデータに基づいてプロ
セッサが所定の通信処理を行なう通信機器を有したユー
ザシステムと、当該通信機器の運用支援業務を行うカス
タマセンタと、ユーザシステムとカスタマセンタとの間
で支援業務の仲介を行なうディーラとの間を通信ネット
ワークにより接続し、かつユーザシステムに予め付与し
た個別識別情報に対応付けて、その通信機器に対し通信
ネットワークから割り当てられた加入者情報、通信機器
に予め付与した秘密の機器識別情報及び通信機器の機能
を表す情報をそれぞれ格納したユーザデータベースを備
えたシステムにおいて、ユーザシステム、カスタマセン
タ及びディーラの間で情報の授受を行なうことにより通
信機器の制御プログラムデータの変更を行なう方法であ
って、ユーザシステムからディーラに対し、通信機器の
機能変更内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを含む機
能変更要求を送信し、ユーザシステムから到来した機能
変更要求を、ディーラからカスタマセンタへ転送し、カ
スタマセンタにおいて、ディーラから転送された機能変
更要求に含まれるユーザの個別識別情報をもとに、前記
ユーザデータベースから対応する通信機器の加入者情報
及び機能を表す情報をそれぞれ読み出し、ユーザデータ
ベースから読み出した機能を表す情報と、機能変更要求
に含まれる機能変更内容とに基づいて更新用制御プログ
ラムデータを作成し、カスタマセンタから該当する通信
機器に対し通信ネットワークを介して更新用制御プログ
ラムデータを送信し、通信機器において、プロセッサが
第1の記憶部及び第2の記憶部のいずれか一方の制御プ
ログラムデータに基づいて通信処理を実行している際
に、プロセッサがカスタマセンタから到来した更新用制
御プログラムデータをダウンロードし、他方の記憶部に
記憶された制御プログラムデータを更新用制御プログラ
ムデータに書き替えるようにしたものである。
【0015】したがって(4)の発明によれば、前記
(2)で述べた効果と、(3)で述べた効果がそれぞれ
奏せられる。
【0016】(5) (1)乃至(4)の発明におい
て、カスタマセンタと代金決済機関との間が通信ネット
ワークを介して接続可能な場合に、ユーザからカスタマ
センタに対しユーザのクレジット識別情報を送信し、当
該ユーザの通信機器に対する制御プログラムデータの書
き替え要求に対し、カスタマセンタと代金決済機関との
間で通信ネットワークを介して代金の決済処理を実行
し、代金決済の終了をもって制御プログラムデータの書
き替えを行うようにしたものである。 (6)(3)又は(4)の発明において、ディーラと代
金決済機関との間が通信ネットワークを介して接続可能
な場合に、ユーザからディーラに対しユーザのクレジッ
ト識別情報を送信し、当該ユーザの通信機器に対する制
御プログラムデータ書き替え要求に対しディーラと代金
決済機関との間で通信ネットワークを介して代金の決済
処理を実行し、代金決済の終了をもって制御プログラム
データの書き替えを行うようにしたものである。
【0017】したがって、(5)及び(6)の発明によ
れば、制御プログラムデータ書き替えに要した代金の決
済についても、カスタマセンタ或いはディーラと代金決
済機関との間で、通信ネットワークを利用して自動的に
行うことができる。
【0018】(7) (1)又は(3)の発明におい
て、通信機器から、その機能を表す情報と共に、当該通
信機器に予め機密に付与した機器識別情報をカスタマセ
ンタが取得し、更新用制御プログラムデータを送信する
過程は、この取得した機器識別情報を用いて上記更新用
制御プログラムデータを暗号化して、この暗号化された
更新用制御プログラムデータをカスタマセンタから通信
機器へ送信し、かつこのカスタマセンタから送られた更
新用制御プログラムデータを通信機器において自己の機
器識別情報を用いて復号して、この復号した更新用制御
プログラムデータをプロセッサがアクセス中以外の記憶
部に記憶された初期起動プログラムデータに従い、制御
プログラムデータ記憶領域に書込むことを許可するよう
にしたものである。
【0019】(8) (2)又は(4)の発明におい
て、カスタマセンタにおいて、ユーザの個別識別情報を
もとに、ユーザデータベースから対応する通信機器の機
器識別情報を読み出し、機能変更情報を送信する課程
は、この取得した機器識別情報を用いて上記更新用制御
プログラムデータを暗号化して、この暗号化された更新
用制御プログラムデータをカスタマセンタから通信機器
へ送信し、かつこのカスタマセンタから送られた更新用
制御プログラムデータを通信機器において自己の機器識
別情報を用いて復号し、アクセス中以外の記憶部に記憶
された初期起動プログラムデータに従いを既存の制御プ
ログラムデータを復号した更新用制御プログラムデータ
に書き替えるようにしたものである。
【0020】したがって、これらの(9)及び(10)
の発明によれば、更新用制御プログラムデータはカスタ
マセンタから通信機器へ転送される際に、通信機器から
取得した機器識別情報により暗号化される。このため、
更新用制御プログラムデータが誤って異なる通信機器に
転送された場合や、他のユーザが故意に他の通信機器宛
の更新用制御プログラムデータを盗用して自己の通信機
器の制御プログラムデータを書き替えようとしても、誤
ったプログラム変更或いは不正なプログラム変更が行わ
れないようにすることができる。
【0021】(9) (1)乃至(4)のいずれか1つ
の発明において、ユーザシステムの通信機器は、第1及
び第2の記憶部のうちの一方に、制御プログラムデータ
の変更が行われた場合に、プロセッサがアクセス中の記
憶部を変更された制御プログラムデータが存在する記憶
部に切り替えるようにしたものである。したがって、通
信機器のプロセッサは、自己の動作の停止を再起動にか
かる時間のみとすることができ、最短時間で新たな制御
プログラムでの動作に切り替えることができる。
【0022】(10) (9)の発明において、ユーザ
システムの通信機器において、変更された制御プログラ
ムデータが存在する記憶部に切り替えられた後、プロセ
ッサが正常に動作しない場合に、切替前の記憶部とプロ
セッサとの接続を復旧させて、カスタマセンタに対し再
送要求を送信するようにしたものである。
【0023】したがって、万一ダウンロードされた制御
プログラムデータのミス発生や異常が検出された場合
に、そのミス発生や異常がプロセッサに波及する心配は
なくなり、これによりシステムダウンの発生を未然に防
げるとともに、再度ダウンロードを繰り返すことが可能
となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0025】(第1の実施形態)図1は、この第1の実
施形態におけるプログラム変更方法を実施する支援シス
テムの概略構成図であり、CMはユーザシステム、CC
はカスタマセンタ、CRはクレジット会社をそれぞれ示
している。
【0026】ユーザシステムCMは、ボタン電話装置B
Tと、保守用のパーソナル・コンピュータPCとを備え
ている。ボタン電話装置BTは、発着信に応じて図示し
ない複数の内線端末相互間及びこれらの内線端末と公衆
網PNWの加入者線との間を交換接続する機能を基本機
能とし、その他にこの交換接続処理に関係する複数のオ
プションサービス機能を有する。このオプションサービ
ス機能としては、例えばコールピックアップ機能やコー
ルフォワード機能、マルチアピアランス機能等がある。
【0027】これらのオプションサービス機能を実現す
るプログラムはすべて、ボタン電話装置BT内の後述す
るプログラムメモリに予め格納されている。
【0028】保守用のパーソナル・コンピュータPC
は、プロバイダISPを介してインターネットINWに
接続され、このインターネットINWからさらにカスタ
マセンタCCに接続される。
【0029】カスタマセンタCCは、受付/課金サーバ
CSV1と、ライセンスサーバCSV2と、ルータCR
Tとを備え、これらをLANを介して相互に接続してい
る。受付/課金サーバCSV1は、ルータCRTを介し
てインターネットINWに接続され、上記ユーザシステ
ムCMの保守用パーソナル・コンピュータPCから到来
する制御プログラム変更要求を受信する。また受付/課
金サーバCSV1は、例えば専用線を介してクレジット
会社CRに接続され、クレジット会社CRとの間でボタ
ン電話装置BTにおける制御プログラムデータ書替に要
した代金の決済処理を行う。
【0030】ライセンスサーバCSV2は、公衆網PN
Wを介してユーザシステムCMのボタン電話装置BTに
接続される。ライセンスサーバCSV2は、ボタン電話
装置BTから、ボタン電話装置ごとにユニークに付与さ
れた機器識別番号(システムID)と、ボタン電話装置
BTの機能情報とをそれぞれ取得する機能と、ボタン電
話装置BTに対し更新用制御プログラムデータを送って
機能の追加設定を行う機能とを有する。
【0031】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図2
及び図3はユーザシステムCMの保守用パーソナル・コ
ンピュータPC(ユーザPC)と、カスタマセンタCC
と、クレジット会社CRとの間における情報の送受信動
作を示す概略シーケンス図である。
【0032】ボタン電話装置BTの機能追加を行う場合
にユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使
用してインターネットINW経由でカスタマセンタCC
にアクセスし、カスタマセンタCCからダウンロードさ
れる画面の案内に従い、機能追加に関する必要事項を入
力する。入力する必要事項は、追加したい機能を表す情
報と、クレジット番号と、ボタン電話装置BTに対し公
衆網PNWから割り当てられた電話番号またはIPアド
レスである。そして、これらの必要事項の入力が終了す
ると、これらの情報を含む機能追加要求をカスタマセン
タCCに向け送信する。
【0033】上記機能追加要求を受信するとカスタマセ
ンタCCは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介
してアクセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユー
ザの信用について問い合わせる。この問い合わせに対し
クレジット会社CRは、クレジット番号に対応する口座
の有無と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かど
うかと、使用停止が設定されていないかどうかを判定す
る。そして、その回答をカスタマセンタCCに返送す
る。
【0034】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rからの回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がな
ければ上記機能追加要求に含まれている電話番号をもと
に公衆網PNWを介してユーザのボタン電話装置BTに
対しアクセスし、ボタン電話装置BTからその機能情報
及びシステムIDを取得する。
【0035】そして、カスタマセンタCCは、クレジッ
ト会社CRに対しアクセスして機能追加料金の決済を依
頼する。その際カスタマセンタCCは、ユーザが追加を
希望しこれに対し実際に使用可に設定した各機能につい
てその請求金額を計算し、電子請求明細書を作成する。
そして、この電子請求明細書を決済依頼情報に含めてク
レジット会社CRへ送信する。
【0036】クレジット会社CRは、この決済依頼情報
を受信すると、上記決済依頼情報に含まれる電子請求明
細書をもとに代金の決済受付処理を行う。そして、この
決済受付処理の終了後に依頼元のカスタマセンタCCに
対し決済依頼を受付けた旨の応答を返送する。
【0037】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rから上記決済依頼の受信応答を受け取ると、取得した
機能情報と上記機能追加要求とをもとに、更新用制御プ
ログラムデータを作成し、公衆網PNWを介してユーザ
のボタン電話装置BTに対し、更新用制御プログラムデ
ータを送信する。このとき、この更新用制御プログラム
データは先にボタン電話装置BTから取得したシステム
IDにより暗号化される。
【0038】ボタン電話装置BTは、カスタマセンタC
Cから更新用制御プログラムデータを受信すると、先ず
この更新用制御プログラムデータを、自装置のシステム
IDを用いて復号する。そして、この復号した更新用制
御プログラムデータを、アクセス中以外のメモリの初期
起動プログラムデータに従い、制御プログラムデータ記
憶領域に上書きする。この制御プログラムデータ書替処
理を終了するとボタン電話装置BTは、制御プログラム
データ書替処理が正常に終了した旨の情報をカスタマセ
ンタCCに返送する。
【0039】カスタマセンタCCは、ボタン電話装置B
Tから上記制御プログラムデータ書替終了通知を受け取
ると、ボタン電話装置BTとの間の回線を切断し、決済
依頼の情報をユーザの保守用パーソナル・コンピュータ
PCに送信し、表示させる。
【0040】なお、以上述べたプログラム変更方法を実
現する支援システム各部の構成は次のようになってい
る。図4は、保守用パーソナル・コンピュータPC、ボ
タン電話装置BT及びカスタマセンタCCの機能構成を
示すブロック図である。
【0041】保守用パーソナル・コンピュータPCは、
画面情報受信手段11と、要求情報送信手段12と、外
部出力手段13と、外部入力手段14と、入力情報記憶
手段15とを備えている。
【0042】このうち画面情報受信手段11は、機能追
加手順の実行中にカスタマセンタCCからダウンロード
される種々画面情報を受信し表示する。要求情報送信手
段12は、ユーザが入力した追加機能を表す情報、クレ
ジット番号、及びボタン電話装置BTの電話番号又はI
Pアドレスを要求情報に挿入してカスタマセンタCCへ
送信する。
【0043】ボタン電話装置BTは、この発明に係わる
機能として、機能情報記憶手段21と、ボタン電話シス
テム接続受信手段22と、ボタン電話システム自動応答
送信手段23と、システムID要求受信手段24と、シ
ステムID送信手段25と、機能情報要求受信手段26
と、機能情報送信手段27と、制御プログラムデータ受
信手段28と、システムID確認手段29と、制御プロ
グラムデータ復号化手段30と、機能情報設定手段31
と、機能有効化手段32と、正常終了送信手段33と、
システムID(ハード固有情報)記憶部34とを備えて
いる。
【0044】このうち、機能情報記憶手段21には図2
4及び図25に示した機能情報が記憶されている。また
システムID記憶部34には、自装置に固定的に付与さ
れたユニークなシステムIDが記憶される。このシステ
ムIDとしては例えばボタン電話装置の製造番号が使用
される。
【0045】ボタン電話システム接続受信手段22及び
ボタン電話システム自動応答送信手段23は、カスタマ
センタCCからの着信が到来した場合にその受信と応答
を行う。システムID要求受信手段24及びシステムI
D送信手段25は、カスタマセンタCCからシステムI
Dの取得要求が到来した場合に、その受信とシステムI
Dの送信を行う。機能情報要求受信手段26及び機能情
報送信手段27は、カスタマセンタCCから機能情報の
取得要求が到来した場合に、その受信と機能情報リスト
の送信を行う。
【0046】制御プログラムデータ復号化手段30は、
制御プログラムデータ受信手段28により受信されたラ
イセンスコードを自装置のシステムIDを用いて復号化
する。制御プログラムデータ書替手段31は、復号した
制御プログラムデータを、アクセス中以外のメモリに記
憶された初期起動プログラムデータに従い、該メモリの
制御プログラムデータ領域に上書きする。
【0047】カスタマセンタCCは、機能一覧の記憶手
段41と、画面情報送信手段42と、要求情報受信手段
43と、ユーザ情報確認手段44と、データ一覧作成手
段45と、ボタン電話システム接続手段46と、ボタン
電話システム応答受信手段47と、システムID要求手
段及びシステムID受信手段48と、機能情報要求手段
49と、機能情報受信手段50と、要求機能の判定手段
51と、追加機能金額の算出手段52と、制御プログラ
ムデータ暗号化手段53と、制御プログラムデータ送信
手段54と、正常終了受信手段55と、料金請求手段5
6と、切断手段57とを備えている。
【0048】このうち、画面情報送信手段42は、ユー
ザの保守用パーソナル・コンピュータPCからアクセス
があった場合に、この保守用パーソナル・コンピュータ
PCに対し機能追加の要求を入力し送信させるための画
面情報を送信する。要求情報受信手段43は、保守用パ
ーソナル・コンピュータPCから送られた機能追加要求
の情報を受信する。ユーザ情報確認手段44は、受信さ
れた機能追加要求情報に含まれるクレジット番号をもと
にクレジット会社CRに対しアクセスして、ユーザの信
用について問い合わせを行う。
【0049】ボタン電話システム接続手段46及びボタ
ン電話システム応答受信手段47は、受信された機能追
加要求情報に含まれる電話番号をもとにボタン電話装置
BTに対し公衆網PNWを介してアクセスし、その応答
を受信する。システムID要求手段及びシステムID受
信手段48は、ボタン電話装置BTに対しシステムID
の送信要求を送信すると共に、ボタン電話装置BTから
システムIDを受信する。
【0050】機能情報要求手段49及び機能情報受信手
段50は、ボタン電話装置BTに対し機能情報の送信要
求を送信すると共に、ボタン電話装置BTから機能情報
を受信する。要求機能の判定手段51は、受信した機能
情報のリストをもとに、要求された機能追加が可能かど
うかを判定する。追加機能金額の算出手段52は、機能
一覧のリストをもとに追加機能の料金を算出する。
【0051】制御プログラムデータ暗号化手段53及び
制御プログラムデータ送信手段54は、ボタン電話装置
BTから取得したシステムIDを用いて制御プログラム
データを暗号化し、この暗号化した制御プログラムデー
タをボタン電話装置BTへ送信する。正常終了受信手段
55は、機能追加処理後にボタン電話装置BTから送ら
れる正常終了信号を受信し、その旨を保守用パーソナル
・コンピュータPCへ送信する。料金請求手段56は、
上記正常終了信号の受信後に、先に機能追加金額の算出
手段52において算出した料金の請求をクレジット会社
CRに対し送信する。
【0052】図5は、上記カスタマセンタCCの動作を
示すフローチャートであり、ステップ5aからステップ
5nに示す手順に従って、機能追加のための処理動作が
行われる。
【0053】すなわち、カスタマセンタCCは、ステッ
プ5aでユーザの保守用パーソナル・コンピュータPC
からインターネットINWを介して機能追加の要求を受
信すると、ステップ5bで先ずクレジット会社CRに対
しアクセスしてクレジット情報の確認を行う。そして不
可であれば、ステップ5cからステップ5dに移行し
て、要求元の保守用パーソナル・コンピュータPCに対
しクレジット実施情報の誤りを通知する。
【0054】一方、可であればステップ5cからステッ
プ5eに移行し、ユーザから送られたボタン電話装置B
Tの電話番号又はメールアドレスを用いてユーザのボタ
ン電話装置BTに対しアクセスし、ボタン電話装置BT
から現在使用を許可されている機能の情報とシステムI
Dを取得する。なお、上記アクセスの結果、アクセス不
可だった場合にはステップ5fからステップ5gに移行
してユーザにアクセス不可を通知する。
【0055】次にカスタマセンタCCは、ステップ5h
において、ユーザから要求された機能と、上記ボタン電
話装置BTから取得した機能情報とから請求金額を計算
し、新たに追加する機能名とその請求額をユーザの保守
用パーソナル・コンピュータPCに通知し、実行しても
良いか否かを問い合わせる。この問い合わせに対しユー
ザが実行要求を送信すると、カスタマセンタCCはステ
ップ5iからステップ5i1に移行してクレジット会社
CRに対し先に計算した請求金額の決済依頼情報を送信
する。そして、クレジット会社CRからこの決済依頼に
対し受付けた旨の応答が返送されると、ステップ5jに
移行して追加機能とボタン電話装置BTのシステムID
とから制御プログラムデータを作成し、ステップ5kに
おいてボタン電話装置BTに対しこの制御プログラムデ
ータを送る。
【0056】そして、ボタン電話装置BTにおいて制御
プログラムデータの書替が終了すると、カスタマセンタ
CCはステップ5nにおいて要求元のユーザの保守用パ
ーソナル・コンピュータPCに対し制御プログラムデー
タの書替が完了した旨を通知する。
【0057】次に、上記プログラム変更方法を実現する
ためのボタン電話装置BTの中央制御部の概略構成を示
す回路ブロック図である。図中符号100は、中央制御
部100である。
【0058】中央制御部100は、マルチタスク方式の
MPU101と、フラッシュメモリ(FLASH ME
MORY1)102と、フラッシュメモリ(FLASH
MEMORY2)103と、D−RAM104と、S
−RAM105と、アドレスデコーダ回路106と、外
部インタフェース部(RS232CI/F)107とを
備え、これらをアドレスバス及びデータバスを含む制御
バス108を介して相互に接続している。
【0059】MPU101は、フラッシュメモリ10
2,103、D−RAM104及びS−RAM105に
格納された制御データに基づいてボタン電話主装置1の
各部を総括制御することでボタン電話主装置1としての
動作を実現する。なお、図4に示したボタン電話システ
ム接続受信手段22〜正常終了送信手段32は、全てM
PU101に備えられている。
【0060】フラッシュメモリ102,103は、それ
ぞれ所定量毎(一定量である必要はない)のデータを記
憶可能な複数の記憶ブロックを有し、かつこの記憶ブロ
ックの単位で格納しているデータの書き替えを行なうこ
とができる周知のデバイスであって、MPU101が使
用する制御プログラムデータ等を格納する。
【0061】D−RAM104は、MPU101が各種
の処理を行なう上で必要となる各種のデータを一時的に
記憶しておく。S−RAM105は、カスタマーデータ
やシステム設定データ等を記憶している。外部インタフ
ェース部107は、外部機器とデータのやりとりを行な
うものである。なお、上記機能情報記憶手段21は、S
−RAM105に設けられている。
【0062】アドレスデコーダ回路105は、MPU1
01から与えられるアドレス信号に基づいて、MPU1
01をフラッシュメモリ102,103、D−RAM1
04及びS−RAM105に選択的に接続させるもので
ある。
【0063】ところで、この実施形態では、フラッシュ
メモリ102、D−RAM104,S−RAM105
を、MPU101が持つアドレス空間(32ビット)内
で、図7に示すように、通常動作用の第1記憶領域に設
定し、フラッシュメモリ103を、同じくアドレス空間
内で、例えば予備用として機能するための第2記憶領域
に設定するようにしている。また、フラッシュメモリ1
02には、そのアドレス先頭領域に制御プログラムデー
タの変更もしくはダウンロードを行なう手順を記述した
初期起動プログラムデータが記憶され、それ以降のアド
レス領域に制御プログラムデータが記憶されている。さ
らに、フラッシュメモリ103には、フラッシュメモリ
102の記憶内容と同一の初期起動プログラムデータ及
び制御プログラムデータが記憶されている。
【0064】次に、上記構成における動作について、フ
ラッシュメモリ102,103とアドレスデコーダ回路
106との接続関係を一例として説明する。なお、図8
は、アドレスデコーダ回路106に設けられたアドレス
入替回路109の回路構成を示す図である。
【0065】アドレス入替回路109は、Dラッチ回路
109aと、AND回路109b〜109eと、OR回
路109f,109gとにより構成されている。ここ
で、フラッシュメモリ102に割り当てられているアド
レス信号(1H〜10000H)がMPU101から発
生されると、Dラッチ回路109aのD端子にデータ信
号(DATA)が与えられ、このDラッチ回路109a
の出力がAND回路109b、109eに与えられる。
そして、AND回路109b,109dの一方の入力端
には論理符号1の信号が与えられる。すると、AND回
路109bから論理符号1の信号が出力され、OR回路
109fを介してフラッシュメモリ102のチップセレ
クト端子に与えられることになる。
【0066】また、MPU101がフラッシュメモリ1
02にアクセスしている状態で、Dラッチ回路109a
にMPU101から与えられるリセット信号(Rese
t)が入力されると、Dラッチ回路109aの出力は、
AND回路109c,109dにそれぞれ与えられる。
すると、AND回路109dから論理符号1の信号が出
力され、OR回路109gを介してフラッシュメモリ1
03のチップセレクト端子に与えられることになる。
【0067】このため、MPU101は、フラッシュメ
モリ102に割り当てられているアドレス信号を発生し
た状態で、フラッシュメモリ103にアクセスされるこ
とになる。
【0068】逆に、MPU101は、フラッシュメモリ
103に割り当てられているアドレス信号を発生した状
態で、Dラッチ回路109aにMPU101からのリセ
ット信号が与えられると、フラッシュメモリ102にア
クセスされることになる。
【0069】ところで、MPU101では、ダウンロー
ド時に、次のような対応制御が行なわれている。図9は
その制御手順を示すフローチャートである。
【0070】まず、MPU101は、フラッシュメモリ
102に記憶された制御プログラムデータに基づく周知
の動作処理を実行する。そして、ダウンロード時に、カ
スタマセンタCCから更新用制御プログラムデータがボ
タン電話装置BTに転送されてくると(ステップ9
a)、MPU101は、フラッシュメモリ102の制御
プログラムデータの存在領域にアクセスした状態で、フ
ラッシュメモリ103の初期起動プログラムデータが記
憶されている存在領域にアクセスし、この初期起動プロ
グラムデータに基づき、カスタマセンタCCから外部イ
ンタフェース部107を介して与えられる更新用制御プ
ログラムデータを取り込み、この制御プログラムデータ
をフラッシュメモリ103の制御プログラムデータ存在
領域に上書きする(ステップ9b)。
【0071】続いてMPU101は、全ての制御プログ
ラムデータの書き込みが完了したか否かの判断を行ない
(ステップ9c)、完了するまでステップ9b及びステ
ップ9cの処理を繰り返し実行する。
【0072】そして、MPU101は、全ての制御プロ
グラムデータの書き込みが完了した場合(Yes)、ア
ドレス入替回路109に対し切替指示を与えて、フラッ
シュメモリ103への切り替えを実行し(ステップ9
d)、テストモードでのシステムの再起動を行なう(ス
テップ9e)。
【0073】なお、MPU101には、アドレス入替回
路109によるアドレス入れ替えが実行された後に、正
常に起動しない場合に、アドレス入れ替え前の記憶領域
との接続を復旧させる復旧機能が設けられている。
【0074】すなわち再起動の後、MPU101は、正
常起動されたか否かを判断し(ステップ9f)、正常に
起動しない場合に(No)、アドレス入替回路109に
対し切替指示を与えて、フラッシュメモリ102との接
続を復旧させ(ステップ9g)、システムの再起動を行
ない(ステップ9h)、カスタマセンタCCに対し更新
用制御プログラムデータの再送を要求し(ステップ9
i)、再度ステップ9b乃至ステップ9fの処理を実行
する。
【0075】そしてMPU101は、ステップ9fにお
いて正常に起動した場合に(Yes)、更新用制御プロ
グラムデータに基づいて動作し(ステップ9j)、正常
に動作していると判断した場合に(ステップ9k)、テ
ストモードを終了してシステムの再起動を行なった後
(ステップ9l)、通常の処理動作に移行する。
【0076】以上述べたように第1の実施形態の機能変
更方法によれば、ユーザによる機能変更に伴う制御プロ
グラムデータの書替要求の送信から、当該ユーザのボタ
ン電話装置BTにおける制御プログラムデータ書替処
理、さらには料金の決済処理までの一連の手順が、人手
を要することなくすべて通信ネットワークを介して自動
的に行われることになる。このため、保守サービス担当
者の出張及び手作業による変更作業をはじめ、請求業務
担当者による費用の請求業務が不要となる。
【0077】一方、ボタン電話装置BTにおいては、フ
ラッシュメモリ102、D−RAM104,S−RAM
105を第1記憶領域に設定し、フラッシュメモリ10
3を第1記憶領域とはアドレス値が異なる第2記憶領域
に設定し、フラッシュメモリ102,103には互いに
同一内容となる初期起動プログラムデータ及び制御プロ
グラムデータを記憶しておくようにし、制御プログラム
データのダウンロード時に、MPU101は、例えばフ
ラッシュメモリ102中の制御プログラムデータの存在
領域にアクセスした状態で、フラッシュメモリ103の
初期起動プログラムデータの存在領域にアクセスし、こ
の初期起動プログラムデータに基づいてフラッシュメモ
リ103に記憶された制御プログラムデータをカスタマ
センタCCから外部インタフェース部107を介して取
り込んだ新たな制御プログラムデータに変更するように
している。
【0078】このため、ユーザにとっては自身のボタン
電話装置BTの機能変更を短時間の内にしかも少ない費
用負担で既存機能の停止時間を最小限に抑えて行なうこ
とが可能となり、一方カスタマセンタCCにとっては制
御プログラムデータ書き替えに必要な労力とコストを大
幅に低減することができる。
【0079】また、更新用制御プログラムデータはカス
タマセンタCCからボタン電話装置BTへ転送される際
に、ボタン電話装置BTから取得したシステムIDによ
り暗号化される。このため、更新用制御プログラムデー
タが誤って異なるボタン電話装置BTに転送された場合
や、他のユーザが故意に他のボタン電話装置BT宛の更
新用制御プログラムデータを盗用して自己のボタン電話
装置BTの機能変更を行おうとしても、誤った機能変更
或いは不正な機能変更処理が行われないようにすること
ができる。
【0080】さらに、ユーザのボタン電話装置BTの電
話番号や機能情報等をユーザ又はボタン電話装置BTか
ら取得するようにしているので、これらのユーザ情報を
蓄積管理するためのユーザデータベースを設ける必要が
なく、その分ユーザ管理を簡略化すると共に、システム
構成を簡単化できる利点もある。
【0081】また、ボタン電話装置BTにおいて、フラ
ッシュメモリ103に対する制御プログラムデータの変
更が終了した場合に、MPU101がアクセス中のフラ
ッシュメモリ102をフラッシュメモリ103に切り替
えるようにアドレス入替回路109にてアドレス入れ替
えが行なわれるので、MPU101は、自己の動作を停
止せずに、ダウンロードされた制御プログラムデータに
基づいてボタン電話装置BTの制御を行なうことがで
き、またアドレス入れ替えはアドレス入替回路109側
で実行されるので、MPU101の処理負担が軽減さ
れ、その負担軽減により安価なプロセッサを使用でき
る。なお、制御プログラムアドレスの入れ替えについて
は、初期起動プログラム実行時にのみ実行しているの
で、起動処理後にバグやノイズによる使用プログラム指
定記憶素子の書き換えが発生しても、制御プログラムア
ドレスの入れ替えは実行されないので、プログラム自身
が暴走することはない。
【0082】さらに、MPU101は、アドレス入替回
路109によるアドレス入れ替えが実行された後に、正
常に動作しない場合に、アドレス入れ替え前のフラッシ
ュメモリ102との接続を復旧させる復旧機能をさらに
備えるので、万一ダウンロードされた制御プログラムデ
ータのミス発生や異常が検出された場合に、そのミス発
生や異常がMPU101に波及する心配はなくなり、こ
れによりシステムダウンの発生を未然に防げるととも
に、再度ダウンロードを要求することができる。
【0083】(第2の実施形態)図10は、この第2の
実施形態を実現するための支援システムの概略構成図で
ある。なお、同図において前記図1と同一部分には同一
符号を付して詳しい説明は省略する。
【0084】カスタマセンタCCには、ユーザデータベ
ースDBが設けてある。このユーザデータベースDBに
は、各ユーザごとに割り当てられた個別識別番号(ユー
ザID)に対応付けて、このユーザが所有するボタン電
話装置BTのシステムID、機能情報及び電話番号がそ
れぞれ記憶されている。
【0085】カスタマセンタCCの受付/課金サーバC
SV1又はライセンスサーバCSV2は、ユーザから制
御プログラム変更要求が到来した場合に、この制御プロ
グラム変更要求に含まれるユーザIDをもとにユーザデ
ータベースDBをアクセスして、当該ユーザが所有する
ボタン電話装置BTのシステムID、機能情報及び電話
番号を読み出す。そして、この読み出した情報を用い
て、ユーザが希望する機能追加の可否判定、ボタン電話
装置BTに対するアクセス及び更新用制御プログラムデ
ータの送信を行う。
【0086】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに対し制御プログラムデータの書き替えを行う
場合の手順を説明する。図11及び図12は、ユーザシ
ステムCMの保守用パーソナル・コンピュータPC(ユ
ーザPC)と、カスタマセンタCCと、クレジット会社
CRとの間における信号の送受信動作を示す概略シーケ
ンス図である。
【0087】ボタン電話装置BTに対し機能追加を行う
場合にユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPC
を使用してインターネットINW経由でカスタマセンタ
CCのホームページにアクセスし、カスタマセンタCC
からダウンロードされる画面の案内に従い、機能追加に
関する必要事項を入力する。入力する必要事項は、追加
したい機能を表す情報と、ユーザIDと、クレジット番
号である。そして、これらの必要事項の入力が終了する
と、これらの情報を含む制御プログラム変更要求をカス
タマセンタCCに向け送信する。
【0088】上記制御プログラム変更要求を受信すると
カスタマセンタCCは、先ずクレジット会社CRに対し
専用線を介してアクセスし、ユーザのクレジット番号を
もとにユーザの信用について問い合わせる。この問い合
わせに対しクレジット会社CRは、クレジット番号に対
応する口座の有無と、当該クレジットの使用期限が有効
期限内かどうかと、使用停止が設定されていないかどう
かを判定する。そして、その回答をカスタマセンタCC
に返送する。
【0089】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rからの回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がな
ければ上記ユーザから送られた制御プログラム変更要求
に含まれているユーザIDをもとにユーザデータベース
DBをアクセスして、ユーザが所有するボタン電話装置
のシステムID、機能情報及び電話番号を読み出す。そ
して、この機能情報をもとにユーザが要求する機能の追
加が可能かどうかを判定し、その判定結果と、既に使用
可能になっている機能と、追加を要求された機能と、そ
の料金とをユーザの保守用パーソナル・コンピュータP
Cへ送信する。
【0090】そして、この通知に対しユーザから確認の
応答を受信すると、カスタマセンタCCは上記ユーザデ
ータベースDBから読み出した電話番号をもとに公衆網
PNWを介してユーザのボタン電話装置BTに対しアク
セスするとともに、クレジット会社CRに対しアクセス
して機能追加料金の決済を依頼する。その際カスタマセ
ンタCCは、ユーザが追加を希望しこれに対し実際に使
用可に設定した各機能についてその請求金額を計算し、
電子請求明細書を作成する。そして、この電子請求明細
書を決済依頼情報に含めてクレジット会社CRへ送信す
る。
【0091】クレジット会社CRは、この決済依頼情報
を受信すると、上記決済依頼情報に含まれる電子請求明
細書をもとに代金の決済受付処理を行う。そして、この
決済受付処理の終了後に依頼元のカスタマセンタCCに
対し決済依頼を受付けた旨の応答を返送する。
【0092】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rから上記決済依頼の受信応答を受け取ると、ボタン電
話装置BTに対し更新用制御プログラムデータを送信す
る。このとき、この更新用制御プログラムデータはユー
ザデータベースDBから読み出したシステムIDにより
暗号化される。
【0093】ボタン電話装置BTは、カスタマセンタC
Cから更新用制御プログラムデータを受信すると、先ず
この更新用制御プログラムデータを、自装置のシステム
IDを用いて復号する。そして、この復号した更新用制
御プログラムデータを、アクセス中以外のメモリの初期
起動プログラムデータに従い、該メモリの制御プログラ
ムデータ記憶領域に上書きする。この制御プログラムデ
ータ書替処理を終了するとボタン電話装置BTは、制御
プログラムデータ書替処理が正常に終了した旨の情報を
カスタマセンタCCに返送する。
【0094】カスタマセンタCCは、ボタン電話装置B
Tから上記制御プログラムデータ書替終了通知を受け取
ると、ボタン電話装置BTとの間の回線を切断し、決済
依頼の情報をユーザの保守用パーソナル・コンピュータ
PCに送信し、表示させる。
【0095】なお、以上述べたプログラム変更方法を実
現する支援システム各部の構成は次のようになってい
る。図13は、保守用パーソナル・コンピュータPC、
ボタン電話装置BT、カスタマセンタCC及びユーザデ
ータベースDBの機能構成を示すブロック図である。な
お、同図において前記図4と同一部分には同一符号を付
して詳しい説明は省略する。
【0096】ユーザデータベースDBは、ユーザ情報記
憶手段61と、ユーザ情報読取受信手段62と、読取結
果送信手段63と、機能情報更新受信手段64と、更新
完了送信手段65とを備えている。
【0097】このうちユーザ情報記憶手段61には、各
ユーザごとにユニークなユーザIDに対応付けて、この
ユーザが所有するボタン電話装置BTのシステムID、
機能情報及び電話番号がそれぞれ記憶してある。ユーザ
情報読取受信手段62及び読取結果送信手段63は、受
付/課金サーバCSV1又はライセンス設定サーバCS
V2からのアクセスに応じて該当する記憶情報を読み出
し、この読み出した記憶情報をアクセス元の受付/課金
サーバCSV1又はライセンス設定サーバCSV2へ返
送する。
【0098】機能情報更新受信手段64及び更新完了送
信手段65は、ボタン電話装置BTに対する機能追加の
設定が完了した場合に、ライセンス設定サーバCSV2
からのアクセスに応じて該当する機能情報を更新する。
そして、更新完了をライセンス設定サーバCSV2に返
送する。
【0099】カスタマセンタCCには、上記ユーザデー
タベースDBに対するアクセスを行う機能であるユーザ
情報読取送信手段66、読取結果受信手段67、機能情
報更新送信制御手段68および更新完了受信手段69が
新たに設けてある。
【0100】ユーザ情報読取送信手段66及び読取結果
受信手段67は、ユーザIDをアドレスとしてユーザデ
ータベースDBをアクセスし、このアクセスに応じてユ
ーザデータベースDBから読み出された記憶情報を受信
する。機能情報更新送信制御手段68および更新完了受
信手段69は、ボタン電話装置BTに対する機能追加の
設定完了後に、ユーザデータベースDBに対し変更後の
機能情報を与えて記憶情報を更新し、その更新完了通知
を受信する。
【0101】図14は、上記カスタマセンタCCの動作
を示すフローチャートであり、ステップ14aからステ
ップ14mに示す手順に従って、先に述べた制御プログ
ラムデータ書き替えのための処理動作が行われる。
【0102】すなわち、カスタマセンタCCは、ステッ
プ14aでユーザの保守用パーソナル・コンピュータP
CからインターネットINWを介して機能追加の要求を
受信すると、ステップ14bで先ずクレジット会社CR
に対しアクセスしてクレジット情報の確認を行う。そし
て不可であれば、ステップ14cからステップ14dで
要求元の保守用パーソナル・コンピュータPCに対しク
レジット実施情報の誤りを通知する。
【0103】一方、可であればステップ14cからステ
ップ14eに移行し、ユーザの保守用パーソナル・コン
ピュータPCから送られたユーザIDをもとにユーザデ
ータベースDBをアクセスしてユーザ情報を取得する。
このユーザ情報には、ユーザが所有するボタン電話装置
の機能情報が含まれる。なお、上記アクセスの結果、ア
クセス不可だった場合にはステップ14fからステップ
14gに移行して、ユーザの保守用パーソナル・コンピ
ュータPCに対しユーザIDの誤りを通知する。
【0104】次に、カスタマセンタCCは、ステップ1
4hにおいて、ユーザから要求された機能と、上記ユー
ザデータベースDBから読み出した機能情報とから請求
金額を計算し、新たに追加する機能名とその請求額をユ
ーザの保守用パーソナル・コンピュータPCに通知し、
実行しても良いか否かを問い合わせる。この問い合わせ
に対しユーザが実行要求を送信すると、カスタマセンタ
CCはステップ14iからステップ14i1に移行して
クレジット会社CRに対し先に計算した請求金額の決済
依頼情報を送信する。そして、クレジット会社CRから
この決済依頼に対し受付けた旨の応答が返送されると、
ステップ14jに移行して追加機能とボタン電話装置B
TのシステムIDとから更新用制御プログラムデータを
作成し、ステップ14kにおいてボタン電話装置BTに
対しこの更新用制御プログラムデータを送信する。
【0105】そして、ボタン電話装置BTにおいて制御
プログラムデータの書替が終了すると、カスタマセンタ
CCはステップ14mにおいて要求元のユーザの保守用
パーソナル・コンピュータPCに対し制御プログラムデ
ータの書替が完了した旨を通知する。
【0106】これに対し、ボタン電話装置BTでは、上
記図9に示すような処理手順を実行する。
【0107】以上述べたように第2の実施形態のプログ
ラム変更方法によれば、前記第1の実施形態と同様に、
ユーザによる機能追加の要求から当該ユーザのボタン電
話装置BTにおける制御プログラムデータ書替処理まで
の一連の工程が、人手を要することなくすべて通信ネッ
トワークを介して自動的に行われるので、制御プログラ
ムデータ書替に要する時間の短縮とユーザの費用負担の
低減、及びカスタマセンタCCにおける機能変更に必要
な労力とコストの大幅削減が可能になる。
【0108】また、ボタン電話装置BTの機能情報をも
とに機能追加が可能かどうかを判定しているため、ボタ
ン電話装置BTごとに誤ることなく適切な制御プログラ
ムデータ書替処理を行うことができる。さらに、制御プ
ログラムデータをボタン電話装置BTのシステムIDに
より暗号化してボタン電話装置BTに転送するようにし
ているので、誤った機能変更或いは不正な機能変更処理
が行われないようにすることができる。
【0109】また第2の実施形態では、ユーザデータベ
ースDBに蓄積管理されたユーザ情報を利用して、カス
タマセンタCCとボタン電話装置BTとの間の通信や機
能変更の可否判定等が行われる。このため、その都度ボ
タン電話装置BTから機能を表す情報を取得する必要が
なくなり、この結果簡単な手順で適切な制御プログラム
データ書替処理を実行することができる。
【0110】(第3の実施形態)図15は、この第3の
実施形態におけるプログラム変更方法を実施する支援シ
ステムの概略構成図である。なお、同図において前記図
1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略す
る。
【0111】本実施形態の支援システムには、ディーラ
DLが新たに設けられている。このディーラDLは、受
付/課金/伝達サーバDSVとルータDRTとを備えて
いる。受付/課金/伝達サーバDSVは、ルータDRT
を介することでインターネットINWに接続され、さら
にこのインターネットINWからユーザシステムCMの
保守用パーソナル・コンピュータPC及びカスタマセン
タCCに接続される。そして、保守用パーソナル・コン
ピュータPC及びカスタマセンタCCとの間で、機能追
加処理に必要な情報の授受を行う。
【0112】また受付/課金/伝達サーバDSVは、専
用線を介してクレジット会社CR又は銀行BKに接続さ
れる。そして、クレジット会社CR又は銀行BKとの間
で、ユーザの信用の問い合わせや、制御プログラムデー
タ書き替えに要した代理手数料の請求業務を行う。
【0113】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図1
6、図17及び図18はユーザシステムCMの保守用パ
ーソナル・コンピュータPC(ユーザPC)と、ディー
ラDLと、カスタマセンタCCと、クレジット会社CR
との間における情報の送受信動作を示す概略シーケンス
図である。
【0114】ボタン電話装置BTの機能追加を行う際に
ユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使用
してインターネットINW経由でディーラDLのホーム
ページに対しアクセスし、ディーラDLからダウンロー
ドされる画面の案内に従い、機能追加に関する必要事項
を入力する。入力する必要事項は、追加したい機能を表
す情報と、ユーザのクレジット番号と、ボタン電話装置
BTに対し公衆網PNWから割り当てられた電話番号又
はIPアドレスである。そして、これらの必要事項の入
力が終了すると、これらの情報を含む制御プログラム変
更要求をディーラDLに向け送信する。
【0115】上記制御プログラム変更要求を受信すると
ディーラDLは、先ずクレジット会社CRに対し専用線
を介してアクセスし、ユーザのクレジット番号をもとに
ユーザの信用について問い合わせる。この問い合わせに
対しクレジット会社CRは、クレジット番号に対応する
口座の有無と、当該クレジットの使用期限が有効期限内
かどうかと、使用停止が設定されていないかどうかを判
定する。そして、その回答をディーラDLに返送する。
【0116】ディーラDLは、クレジット会社CRから
の回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がなければ
上記ユーザから送られた制御プログラム変更要求をイン
ターネットINW経由でカスタマセンタCCに転送す
る。
【0117】カスタマセンタCCは、上記制御プログラ
ム変更要求を受信すると、自身でもクレジット会社CR
に対しアクセスしてユーザの信用調査を依頼する。そし
て、問題がなければ上記制御プログラム変更要求に含ま
れている電話番号をもとに公衆網PNWを介してユーザ
のボタン電話装置BTに対しアクセスし、ボタン電話装
置BTからその機能情報及びシステムIDを取得する。
そして、取得した機能情報をもとに、ユーザが追加を希
望している機能が既に使用中であるか否かと、使用中で
なければ追加が可能であるか否かを判定する。
【0118】そして、この判定結果をもとに、既に使用
中の機能及び追加が可能な機能のリストと、機能追加に
要する料金を表す表とを、インターネットINW経由で
ディーラDLに通知する。ディーラDLは、通知された
上記機能リスト及び料金表を、ユーザの保守パーソナル
・コンピュータPCにインターネットINW経由で転送
する。また、この機能リスト及び料金表の通知に対し、
ユーザから確認の応答を受信すると、カスタマセンタC
Cに対し機能ダウンロード要求を送信する。
【0119】カスタマセンタCCは、ディーラDLから
上記機能ダウンロード要求を受信すると、クレジット会
社CRに対しアクセスして機能追加料金の決済を依頼す
る。その際カスタマセンタCCは、ユーザが追加を希望
しこれに対し実際に使用可に設定した各機能についてそ
の請求金額を計算し、電子請求明細書を作成する。そし
て、この電子請求明細書を決済依頼情報に含めてクレジ
ット会社CRへ送信する。
【0120】クレジット会社CRは、この決済依頼情報
を受信すると、上記決済依頼情報に含まれる電子請求明
細書をもとに代金の決済受付処理を行う。そして、この
決済受付処理の終了後に依頼元のカスタマセンタCCに
対し決済依頼を受付けた旨の応答を返送する。
【0121】カスタマセンタCCは、クレジット会社C
Rから上記決済依頼の受信応答を受け取ると、公衆網P
NWを介してユーザのボタン電話装置BTに対し更新用
制御プログラムデータを送信する。この更新用制御プロ
グラムデータは先にボタン電話装置BTから取得したシ
ステムIDにより暗号化される。
【0122】ボタン電話装置BTは、カスタマセンタC
Cから更新用制御プログラムデータを受信すると、先ず
この更新用制御プログラムデータを、自装置のシステム
IDを用いて復号する。そして、この復号した更新用制
御プログラムデータを、アクセス中以外のメモリの初期
起動プログラムデータに従い、該メモリの制御プログラ
ムデータ記憶領域に上書きする。この制御プログラムデ
ータ書替処理を終了するとボタン電話装置BTは、制御
プログラムデータ書替処理が正常に終了した旨の情報を
カスタマセンタCCに返送する。
【0123】カスタマセンタCCは、ボタン電話装置B
Tから上記制御プログラムデータ書替終了通知を受け取
ると、ボタン電話装置BTとの間の回線を切断したの
ち、制御プログラムデータ書替が終了した旨の情報をデ
ィーラDLに通知する。ディーラDLは、上記処理終了
通知を受信すると、クレジット会社CRに対し代理費用
を請求する。
【0124】なお、カスタマセンタCC自身によるクレ
ジット会社CRへのユーザの信用調査の依頼は省略して
もよく、また費用の請求業務についてもカスタマセンタ
CCは行わずにディーラDLが一括して行うようにして
もよい。さらに、費用の決済業務はクレジット会社CR
の代わりに銀行BKにおいて行うようにしてもよい。
【0125】以上述べたプログラム変更方法を実施する
支援システム各部の構成は、例えば次のようになってい
る。図19は、保守用パーソナル・コンピュータPC、
ボタン電話装置BT、ディーラDL及びカスタマセンタ
CCの機能構成を示すブロック図である。なお、同図に
おいて前記図4と同一部分には同一符号を付して詳しい
説明は省略する。
【0126】ディーラDLは、画面情報送信手段71
と、ユーザ情報確認手段72と、要求情報受信手段73
と、機能追加要求送信手段74と、追加機能情報受信手
段75と、機能ダウンロード送信手段76と、機能登録
完了受信手段77と、料金請求手段78とを備えてい
る。
【0127】このうち画面情報送信手段71は、ユーザ
の保守用パーソナル・コンピュータPCからアクセスが
あった場合に、この保守用パーソナル・コンピュータP
Cに対し機能追加要求のための一連の画面情報を送信す
る。ユーザ情報確認手段72は、受信された機能追加要
求情報に含まれるクレジット番号をもとにクレジット会
社CRに対しアクセスして、ユーザの信用について問い
合わせを行う。要求情報受信手段73は、保守用パーソ
ナル・コンピュータPCから送られた機能追加要求の情
報を受信する。
【0128】機能追加要求送信手段74は、ユーザの保
守用パーソナル・コンピュータPCから到来した機能追
加要求の情報をカスタマセンタCCへ転送する。追加機
能情報受信手段75は、カスタマセンタCCから送られ
た追加機能通知情報を受信して、この情報を要求元のユ
ーザの保守用パーソナル・コンピュータPCへ転送す
る。機能ダウンロード送信手段76は、上記追加機能通
知情報の転送に対し保守用パーソナル・コンピュータP
Cから確認応答が返送された場合に、カスタマセンタC
Cに対し機能ダウンロード要求を送信する。
【0129】機能登録完了受信手段77は、カスタマセ
ンタCCから送られた機能登録完了通知を受信する。料
金請求手段78は、上記機能登録完了通知の受信後に、
機能追加に要した費用の請求をクレジット会社CRに依
頼する。
【0130】カスタマセンタCCは、上記ディーラDL
との情報の送受信を行うための手段として、機能追加要
求受信手段79と、追加機能情報送信手段80と、機能
ダウンロード受信手段81と、機能登録完了送信手段8
2とを備えている。
【0131】このうち機能追加要求受信手段79は、デ
ィーラDLから送られる機能追加要求情報、つまり制御
プログラム変更要求情報を受信する。追加機能情報送信
手段80は、ボタン電話装置BTから取得した機能情報
をディーラDLに送出する。機能ダウンロード受信手段
81は、ディーラDLから機能ダウンロード要求が送ら
れた場合にこれを受信して、ボタン電話装置BTに対す
る機能ダウンロード処理、つまり更新用制御プログラム
データの送信処理を起動する。機能登録完了送信手段8
2は、ボタン電話装置BTへの制御プログラムデータ書
き替え及びクレジット会社CRに対する請求業務の終了
後に、機能登録完了通知をディーラDLへ送信する。
【0132】図20は、上記カスタマセンタCCの処理
動作を示すフローチャートであり、ステップ20aから
ステップ20kに示す手順に従って、先に述べた更新用
制御プログラムデータ書き替えのための処理動作が実行
される。
【0133】すなわち、カスタマセンタCCは、ステッ
プ20aでディーラDLからインターネットINWを介
してユーザの機能追加要求を受信すると、ステップ20
bで先ずクレジット会社CRに対しアクセスしてクレジ
ット情報の確認を行う。そして不可であれば、ステップ
20cからステップ20dに移行して、要求元の保守用
パーソナル・コンピュータPCに対しクレジット実施情
報の誤りを通知する。
【0134】一方、可であればステップ20cからステ
ップ20eに移行し、ユーザから送られたボタン電話装
置BTの電話番号又はメールアドレスを用いてユーザの
ボタン電話装置BTに対しアクセスし、ボタン電話装置
BTから現在使用を許可されている機能の情報とシステ
ムIDを取得する。
【0135】次にカスタマセンタCCは、ステップ20
fにおいて、ディーラDLから要求された機能と、上記
ボタン電話装置BTから取得した機能情報とから請求金
額を計算し、新たに追加する機能名とその請求額をディ
ーラDLに通知し、実行しても良いか否かを問い合わせ
る。この問い合わせに対しディーラDLが実行要求を送
信すると、カスタマセンタCCはステップ20gからス
テップ20g1に移行してクレジット会社CRに対し先
に計算した請求金額の決済依頼情報を送信する。そし
て、クレジット会社CRからこの決済依頼に対し受付け
た旨の応答が返送されると、ステップ20hに移行し
て、追加機能とボタン電話装置BTのシステムIDとか
ら更新用制御プログラムデータを作成し、ステップ20
iにおいてボタン電話装置BTに対しこの更新用制御プ
ログラムデータを送信する。
【0136】そして、ボタン電話装置BTにおいて制御
プログラムデータの書替が終了すると、カスタマセンタ
CCはステップ20kにおいてディーラDLに対し制御
プログラムデータの書替が完了した旨を通知する。
【0137】一方、図21は上記ディーラDLの処理動
作を示すフローチャートであり、ステップ21aからス
テップ21pに示す手順に従って制御プログラムデータ
書き替えのための一連の処理動作が実行される。
【0138】すなわち、ディーラDLはステップ21a
でユーザの保守用パーソナル・コンピュータPCからイ
ンターネットINWを介して機能追加の要求を受信する
と、ステップ21bで先ずクレジット会社CRに対しア
クセスしてクレジット情報の確認を行う。そして不可で
あれば、ステップ21cからステップ21dに移行し
て、要求元の保守用パーソナル・コンピュータPCに対
しクレジット実施情報の誤りを通知する。
【0139】一方、可であればディーラDLは、ステッ
プ21cからステップ21eに移行し、ここでカスタマ
センタCCに対しアクセスして、機能追加に係わる情
報、つまり追加が必要な機能と金額の取得を要求する。
そして、ステップ21fでカスタマセンタCCからの通
知待ち状態となる。
【0140】この状態で、カスタマセンタCCから機能
追加情報が送られると、ディーラDLはステップ21g
からステップ21hに移行して、上記カスタマセンタC
Cから通知された機能追加情報、つまり新たに追加する
機能名とその請求額をユーザの保守用パーソナル・コン
ピュータPCに通知し、実行しても良いか否かを問い合
わせる。この問い合わせに対しユーザが機能追加の実行
要求を送信すると、ステップ21iからステップ21k
に移行し、カスタマセンタCCに対し機能追加の実行要
求を送信する。そして、ステップ21k1でクレジット
会社CRに対し先に計算した請求金額の決済依頼情報を
送信する。そして、クレジット会社CRからこの決済依
頼に対し受付けた旨の応答が返送されると、ステップ2
1mでカスタマセンタCCからの通知待ち状態となる。
なお、ユーザが機能追加の中止要求を送信してきた場合
には、ステップ21iからステップ21jに移行してカ
スタマセンタCCに対し機能追加の中止を伝える。
【0141】カスタマセンタCCから機能追加情報が到
来すると、ディーラDLはステップ21nでこの情報を
受信してステップ21pに移行し、要求元のユーザの保
守用パーソナル・コンピュータPCに対し機能の追加が
完了した旨を通知する。
【0142】これに対し、ボタン電話装置BTでは、上
記図9に示すような処理手順を実行する。
【0143】以上述べたように第3の実施形態のプログ
ラム変更方法によれば、ユーザとカスタマセンタCCと
の間にディーラDLを介在させつつ、ユーザによる制御
プログラム変更の要求から当該ユーザのボタン電話装置
BTにおける制御プログラムデータ書替処理までの一連
の工程が、人手を要することなくすべて通信ネットワー
クを介して自動的に行われるので、制御プログラムデー
タ書替に要する時間の短縮とユーザの費用負担の低減、
及びディーラDL又はカスタマセンタCCにおける制御
プログラムデータ書替に必要な労力とコストの大幅削減
が可能になる。
【0144】また、機能追加対象のボタン電話装置BT
から取得した機能情報をもとに機能追加が可能かどうか
を判定しているため、各ボタン電話装置BTごとに誤る
ことなく適切な機能追加処理を行うことができる。さら
に、制御プログラムデータをボタン電話装置BTのシス
テムIDにより暗号化してボタン電話装置BTに転送す
るようにしているので、誤った機能変更或いは不正な機
能変更処理が行われないようにすることができる。
【0145】(第4の実施形態)図22は、この第4の
実施形態における機能変更方法を実施する支援システム
の概略構成図である。なお、同図において前記図10及
び図15と同一部分には同一符号を付してある。
【0146】本実施形態の支援システムには、ディーラ
DLが新たに設けられている。このディーラDLは、受
付/課金/伝達サーバDSVとルータDRTとを備えて
いる。受付/課金/伝達サーバDSVは、ルータDRT
を介することでインターネットINWに接続され、さら
にこのインターネットINWPNWからユーザシステム
CMの保守用パーソナル・コンピュータPC及びカスタ
マセンタCCに接続される。そして、保守用パーソナル
・コンピュータPC及びカスタマセンタCCとの間で、
機能追加処理に必要な情報の授受を行う。
【0147】また受付/課金/伝達サーバDSVは、専
用線を介してクレジット会社CR又は銀行BKに接続さ
れる。そして、クレジット会社CR又は銀行BKとの間
で、ユーザの信用の問い合わせや、機能追加に要した代
理手数料の請求業務を行う。
【0148】一方、カスタマセンタCCには、ユーザデ
ータベースDBが設けてある。このユーザデータベース
DBには、各ユーザごとに付与されたユニークなユーザ
IDに対応付けて、このユーザが所有するボタン電話装
置BTのシステムID、機能情報及び電話番号がそれぞ
れ記憶されている。
【0149】カスタマセンタCCの受付/課金サーバC
SV1又はライセンスサーバCSV2は、ディーラDL
からユーザの制御プログラム変更要求が転送された場合
に、この要求に含まれるユーザIDをもとにユーザデー
タベースDBをアクセスして、当該ユーザが所有するボ
タン電話装置BTのシステムID、機能情報及び電話番
号を読み出す。そして、この読み出した情報を用いて、
ユーザが希望する機能追加の可否判定、ボタン電話装置
BTに対するアクセス及び更新用制御プログラムデータ
の送信を行う。
【0150】次に、以上のシステムにおいてボタン電話
装置BTに機能追加を行う場合の手順を説明する。図2
3及び図24は、ユーザシステムCMの保守用パーソナ
ル・コンピュータPC(ユーザPC)と、ディーラDL
と、カスタマセンタCCと、クレジット会社CRとの間
における情報の送受信動作を示す概略シーケンス図であ
る。
【0151】ボタン電話装置BTの機能追加を行う際に
ユーザは、保守用パーソナル・コンピュータPCを使用
してインターネットINW経由でディーラDLのホーム
ページにアクセスし、ディーラDLからダウンロードさ
れる画面の案内に従い、機能追加に関する必要事項を入
力する。入力する必要事項は、追加したい機能を表す情
報と、ユーザのID及びクレジット番号である。そし
て、これらの必要事項の入力が終了すると、これらの情
報を含む機能追加要求をディーラDLに向け送信する。
【0152】上記機能追加要求を受信するとディーラD
Lは、先ずクレジット会社CRに対し専用線を介してア
クセスし、ユーザのクレジット番号をもとにユーザの信
用について問い合わせる。この問い合わせに対しクレジ
ット会社CRは、クレジット番号に対応する口座の有無
と、当該クレジットの使用期限が有効期限内かどうか
と、使用停止が設定されていないかどうかを判定する。
そして、その回答をディーラDLに返送する。
【0153】ディーラDLは、クレジット会社CRから
の回答をもとにユーザの信用を判断し、問題がなければ
上記ユーザから送られた機能追加要求、つまり制御プロ
グラム変更要求をインターネットINW経由でカスタマ
センタCCに転送する。
【0154】カスタマセンタCCは、上記機能追加要求
を受信すると、自身でもクレジット会社CRに対しアク
セスしてユーザの信用調査を依頼する。そして、問題が
ないことが確認されると、上記機能追加要求に含まれて
いるユーザIDをもとにユーザデータベースDBに対し
アクセスして、ユーザが所有するボタン電話装置BTの
システムID、機能情報及び電話番号を読み出す。
【0155】次に、この読み出した機能情報をもとにユ
ーザが要求する機能の追加が可能かどうかを判定し、こ
の判定結果をもとに、既に使用中の機能及び追加が可能
な機能のリストと、機能追加に要する料金を表す表と
を、インターネットINW経由でディーラDLに通知す
る。ディーラDLは、通知された上記機能リスト及び料
金表を、ユーザの保守パーソナル・コンピュータPCに
インターネットINW経由で転送する。また、この機能
リスト及び料金表の通知に対し、ユーザから確認の応答
を受信すると、カスタマセンタCCに対し機能ダウンロ
ード要求を送信する。
【0156】カスタマセンタCCは、ディーラDLから
上記機能ダウンロード要求を受信すると、前記ユーザデ
ータベースDBから読み出したボタン電話装置BTの電
話番号をもとに、上記公衆網PNWを介してユーザのボ
タン電話装置BTを呼び出すとともに、クレジット会社
CRに対しアクセスして制御プログラムデータ書替に要
した料金を請求する。そして、クレジット会社CRから
決済依頼を受付けた旨の応答を受信すると、ボタン電話
装置BTに対し更新用制御プログラムデータを送信す
る。このとき、この更新用制御プログラムデータは先に
ユーザデータベースDから読み出したボタン電話装置B
TのシステムIDにより暗号化される。
【0157】ボタン電話装置BTは、カスタマセンタC
Cから更新用制御プログラムデータを受信すると、先ず
この更新用制御プログラムデータを、自装置のシステム
IDを用いて復号する。そして、この復号した更新用制
御プログラムデータを、アクセス中以外のメモリの初期
起動プログラムデータに従い、該メモリの制御プログラ
ムデータ記憶領域に上書きする。この制御プログラムデ
ータ書替処理を終了するとボタン電話装置BTは、制御
プログラムデータ書替処理が正常に終了した旨の情報を
カスタマセンタCCに返送する。
【0158】カスタマセンタCCは、ボタン電話装置B
Tから上記制御プログラムデータ書替終了通知を受け取
ると、ボタン電話装置BTとの間の回線を切断したの
ち、制御プログラムデータ書替処理が終了した旨の情報
をディーラDLに通知する。ディーラDLは、上記処理
終了通知を受信すると、クレジット会社CRに対し代理
費用を請求する。
【0159】かくして、ユーザが追加を希望した機能が
ボタン電話装置BTに使用可能な状態に設定され、 な
お、前記第3の実施形態でも述べたように、カスタマセ
ンタCC自身によるクレジット会社CRへのユーザの信
用調査の依頼は省略してもよく、また費用の請求業務に
ついてもカスタマセンタCCは行わずにディーラDLが
一括して行うようにしてもよい。さらに、費用の決済業
務はクレジット会社CRの代わりに銀行BKにおいて行
うようにしてもよい。
【0160】以上述べた機能変更方法を実施する支援シ
ステム各部の構成は、例えば図25に示すようになって
いる。なお、図25に示す機能構成は、前記第2及び第
3の実施形態において述べた図13及び図19に示す構
成と同一なので、ここでの説明は省略する。
【0161】また、図26は上記カスタマセンタCCの
処理動作を示すフローチャートであり、ステップ26a
からステップ26oに示す手順に従って、先に述べた更
新用制御プログラムデータ書き替えのための処理動作が
実行される。
【0162】すなわち、カスタマセンタCCは、ステッ
プ26aでディーラDLからインターネットINWを介
してユーザの機能追加要求を受信すると、ステップ26
bで先ずクレジット会社CRに対しアクセスしてクレジ
ット情報の確認を行う。そして不可であれば、ステップ
26cからステップ26dに移行して、ディーラDLに
対しクレジット実施情報の誤りを通知する。一方、可で
あればステップ26cからステップ26eに移行し、デ
ィーラDLから送られたユーザIDをもとにユーザデー
タベースDBをアクセスしてユーザ情報を取得する。こ
のユーザ情報には、ユーザが所有するボタン電話装置B
Tの機能情報が含まれる。なお、上記アクセスの結果、
アクセス不可だった場合にはステップ26fからステッ
プ26gに移行して、ディーラDLに対しユーザIDの
誤りを通知する。
【0163】次に、カスタマセンタCCは、ステップ2
6hにおいて、ディーラDLから要求された機能と、上
記ユーザデータベースDBから読み出した機能情報とか
ら請求金額を計算し、新たに追加する機能名とその請求
額をディーラDLに通知し、実行しても良いか否かを問
い合わせる。この問い合わせに対しディーラDLが実行
要求を送信すると、カスタマセンタCCはステップ26
iからステップ26i1に移行して、クレジット会社C
Rに対し先に計算した請求金額の決済依頼情報を送信す
る。そして、クレジット会社CRからこの決済依頼に対
し受付けた旨の応答が返送されると、ステップ26jに
移行して追加機能とボタン電話装置BTのシステムID
とから更新用制御プログラムデータを作成し、ステップ
26kにおいてボタン電話装置BTに対しこの更新用制
御プログラムデータを送信する。
【0164】そして、ボタン電話装置BTにおいて制御
プログラムデータの書替が終了すると、カスタマセンタ
CCはステップ26mにおいてディーラDLに対し制御
プログラムデータの書替が完了した旨を通知する。
【0165】以上述べたように第4の実施形態の機能変
更方法によれば、前記第3の実施形態と同様に、ユーザ
とカスタマセンタCCとの間にディーラDLを介在させ
つつ、ユーザによる制御プログラム変更の要求から当該
ユーザのボタン電話装置BTにおける制御プログラムデ
ータ書替処理までの一連の工程が、人手を要することな
くすべて通信ネットワークを介して自動的に行われるの
で、制御プログラムデータ書替に要する時間の短縮とユ
ーザの費用負担の低減、及びディーラDL又はカスタマ
センタCCにおける制御プログラムデータ書替に必要な
労力とコストの大幅削減が可能になる。
【0166】また、前記第2の実施形態と同様に、ユー
ザデータベースDBに蓄積管理されたユーザ情報を利用
して、カスタマセンタCCとボタン電話装置BTとの間
の通信や機能変更の可否判定等が行われる。このため、
その都度ボタン電話装置BTから機能を表す情報を取得
する必要がなくなり、この結果簡単な手順で適切な機能
変更処理を実行することができる。
【0167】(その他の実施形態)前記第2及び第4の
実施形態では、ユーザデータベースDBをカスタマセン
タCCに設置した場合を例にとって説明したが、ユーザ
データベースDBはディーラDLに設けてもよく、また
カスタマセンタCC及びディーラDL以外の第三者機関
に設けてもよい。
【0168】また前記各実施形態では、制御プログラム
変更要求の送信時にユーザからクレジット番号を送信す
るようにした。しかし、それに限らずクレジット番号を
ユーザデータベースDBにユーザIDに対応付けて格納
しておき、ユーザから送られたユーザIDをもとにカス
タマセンタCC又はディーラDLがユーザデータベース
DBをアクセスしてクレジット番号を取得するようにし
てもよい。このようにすると、ユーザのクレジット番号
はユーザデータベースDBにユーザ情報を登録する時に
のみ伝送すればよいことになり、この結果制御プログラ
ム変更要求送信時に通信ネットワーク上でクレジット番
号が盗み見られる心配がなくなってセキュリティを高め
ることができる。
【0169】さらに前記各実施形態では、各種オプショ
ンサービス機能を実行するためのプログラムをボタン電
話装置BTに予め記憶しておいて、その使用可/使用不
可をフラグによりサービス情報テーブルで管理し、カス
タマセンタCCからライセンスコードを送って上記フラ
グを「使用可」に変化させることで機能追加の設定を行
うようにした。しかし、それに限らず、ユーザが追加を
希望した機能を実行するプログラムを、カスタマセンタ
CCからボタン電話装置BTにダウンロードして実行さ
せるようにしてもよい。
【0170】さらに、前記各実施形態では機能追加を行
う場合を例にとって説明したが、使用中の機能を削除す
る場合にも同様に実施できる。
【0171】その他、制御プログラムデータ書替の手順
やその内容、支援システムの構成やその動作内容、通信
機器の種類等についても、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
【0172】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
機能変更に伴う制御プログラムデータの書き替えを人手
を要することなく、しかも既存機能の長時間停止を伴わ
ず迅速かつ適切に行なえるようにし、これによりユーザ
の費用負担の軽減及び変更所要時間の短縮、カスタマセ
ンタにおけるコスト及び労力の低減を可能とする通信機
器のプログラム変更方法及びカスタマセンタ並びにユー
ザシステムを提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態におけるプログラム
変更方法を実施するシステムの概略構成図。
【図2】この発明の第1の実施形態におけるプログラム
変更方法を説明するための信号シーケンス図。
【図3】同じくこの発明の第1の実施形態におけるプロ
グラム変更方法を説明するための信号シーケンス図。
【図4】図1に示したシステム各部の機能構成を示すブ
ロック図。
【図5】図1に示したシステムのカスタマセンタの処理
手順とその内容を示すフローチャート。
【図6】図1に示したシステムのボタン電話装置のハー
ド構成を示すブロック図。
【図7】上記図6に示したフラッシュメモリ、D−RA
M及びS−RAMのメモリアドレスマップの一例を示す
図。
【図8】上記図6に示したアドレス入替回路の構成を示
す回路構成図。
【図9】上記図6に示したMPUのダウンロード時の処
理手順を示すフローチャート。
【図10】この発明の第2の実施形態におけるプログラ
ム変更方法を実施するシステムの概略構成図。
【図11】この発明の第2の実施形態における機能変更
方法を説明するための信号シーケンス図。
【図12】同じくこの発明の第2の実施形態における機
能変更方法を説明するための信号シーケンス図。
【図13】図10に示したシステム各部の機能構成を示
すブロック図。
【図14】図10に示したシステムのカスタマセンタの
処理手順とその内容を示すフローチャート。
【図15】この発明の第3の実施形態におけるプログラ
ム変更方法を実施するシステムの概略構成図。
【図16】この発明の第3の実施形態におけるプログラ
ム変更方法を説明するための信号シーケンス図。
【図17】同じくこの発明の第3の実施形態におけるプ
ログラム変更方法を説明するための信号シーケンス図。
【図18】同じくこの発明の第3の実施形態におけるプ
ログラム変更方法を説明するための信号シーケンス図。
【図19】図15に示したシステム各部の機能構成を示
すブロック図。
【図20】図15に示したシステムのカスタマセンタの
処理手順とその内容を示すフローチャート。
【図21】図15に示したシステムのディーラの処理手
順とその内容を示すフローチャート。
【図22】この発明の第4の実施形態におけるプログラ
ム変更方法を実施するシステムの概略構成図。
【図23】この発明の第4の実施形態におけるプログラ
ム変更方法を説明するための信号シーケンス図。
【図24】同じくこの発明の第4の実施形態におけるプ
ログラム変更方法を説明するための信号シーケンス図。
【図25】図22に示したシステム各部の機能構成を示
すブロック図。
【図26】図22に示したシステムのカスタマセンタの
処理手順とその内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
CC…カスタマセンタ、 CSV1…受付/課金サーバ、 CSV2…ライセンス設定サーバ、 DB…ユーザデータベース、 CM…ユーザシステム、 BT…ボタン電話装置、 PC…ユーザの保守用パーソナル・コンピュータ、 CR…クレジット会社、 BK…銀行、 DL…ディーラ、 DSV…受付/課金/伝達サーバ、 INW…インターネット、 ISP…プロバイダ、 PNW…公衆回線網(PSTN)、 100…中央制御部、 101…MPU、 102,103…フラッシュメモリ(FLASHMEM
ORY1,2)、 104…D−RAM、 105…S−RAM、 106…アドレスデコーダ回路、 107…外部インタフェース部(RS232CI/
F)、 108…制御バス、 109…アドレス入替回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 3/58 107 G06F 9/06 630C 610Q 660A Fターム(参考) 5B076 AA02 AB02 BA05 BB16 BB17 EA17 EA18 FA00 FA05 FB01 FC10 5K049 AA08 BB05 GG11 HH06 5K101 LL00 MM03 MM07 NN21 NN48

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ制御プログラムデータ及びこの
    制御ブログラムデータの変更を行なう手順を記述した初
    期起動プログラムデータを記憶した第1及び第2の記憶
    部を備え、これら第1及び第2の記憶部のうちいずれか
    一方に記憶された制御プログラムデータに基づいてプロ
    セッサが所定の通信処理を行なう通信機器を有したユー
    ザシステムと、当該通信機器の運用支援業務を行うカス
    タマセンタとの間を通信ネットワークにより接続し、前
    記ユーザシステムと前記カスタマセンタとの間で情報の
    授受を行なうことにより前記通信機器の制御プログラム
    データの変更を行なう方法であって、 前記ユーザシステムからカスタマセンタに対し、前記通
    信機器の機能変更内容と、当該通信機器に対し前記通信
    ネットワークから割り当てられた加入者情報とを含む機
    能変更要求を送信する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ユーザから到来した機能
    変更要求に含まれる加入者情報をもとに該当する通信機
    器に対し前記通信ネットワークを介してアクセスし、当
    該通信機器からその機能を表す情報を取得する過程と、 前記通信機器から取得した機能を表す情報と、前記機能
    変更要求に含まれる機能変更内容とに基づいて更新用制
    御プログラムデータを作成し、カスタマセンタから該当
    する通信機器に対し前記通信ネットワークを介して前記
    更新用制御プログラムデータを送信する過程と、 前記通信機器において、前記プロセッサが前記第1の記
    憶部及び第2の記憶部のいずれか一方の制御プログラム
    データに基づいて通信処理を行なっている際に、前記プ
    ロセッサがカスタマセンタから到来した更新用制御プロ
    グラムデータをダウンロードし、他方の記憶部に記憶さ
    れた制御プログラムデータを更新用制御プログラムデー
    タに書き替える過程とを具備したことを特徴とする通信
    機器のプログラム変更方法。
  2. 【請求項2】 それぞれ制御プログラムデータ及びこの
    制御ブログラムデータの変更を行なう手順を記述した初
    期起動プログラムデータを記憶した第1及び第2の記憶
    部を備え、これら第1及び第2の記憶部のうちいずれか
    一方に記憶された制御プログラムデータに基づいてプロ
    セッサが所定の通信処理を行なう通信機器を有したユー
    ザシステムと、当該通信機器の運用支援業務を行うカス
    タマセンタとの間を通信ネットワークにより接続し、か
    つ前記ユーザシステムに予め付与した個別識別情報に対
    応付けて、その通信機器に対し前記通信ネットワークか
    ら割り当てられた加入者情報、通信機器に予め付与した
    秘密の機器識別情報及び通信機器の機能を表す情報をそ
    れぞれ格納したユーザデータベースを備えたシステムに
    おいて、前記ユーザシステムとカスタマセンタとの間で
    情報の授受を行なうことにより前記通信機器の制御プロ
    グラムデータの変更を行なう方法であって、 前記ユーザからカスタマセンタに対し、通信機器の機能
    変更内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを含む機能変
    更要求を送信する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ユーザシステムから到来
    した機能変更要求に含まれるユーザの個別識別情報をも
    とに、前記ユーザデータベースから対応する通信機器の
    加入者情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す過程
    と、 前記ユーザデータベースから読み出した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて更新用制御プログラムデータを作成し、カスタマセ
    ンタから該当する通信機器に対し前記通信ネットワーク
    を介して前記更新用制御プログラムデータを送信する過
    程と、 前記通信機器において、前記プロセッサが前記第1の記
    憶部及び第2の記憶部のいずれか一方の制御プログラム
    データに基づいて通信動作を行なっている際に、前記プ
    ロセッサがカスタマセンタから到来した更新用制御プロ
    グラムデータをダウンロードし、他方の記憶部に記憶さ
    れた制御プログラムデータを更新用制御プログラムデー
    タに書き替える過程とを具備したことを特徴とする通信
    機器のプログラム変更方法。
  3. 【請求項3】 それぞれ制御プログラムデータ及びこの
    制御ブログラムデータの変更を行なう手順を記述した初
    期起動プログラムデータを記憶した第1及び第2の記憶
    部を備え、これら第1及び第2の記憶部のうちいずれか
    一方に記憶された制御プログラムデータに基づいてプロ
    セッサが所定の通信処理を行なう通信機器を有したユー
    ザシステムと、当該通信機器の運用支援業務を行うカス
    タマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセンタと
    の間で支援業務の仲介を行なうディーラとの間を通信ネ
    ットワークにより接続し、前記ユーザシステム、カスタ
    マセンタ及びディーラの間で情報の授受を行なうことに
    より前記通信機器の制御プログラムデータの変更を行な
    う方法であって、 前記ユーザシステムからディーラに対し、通信機器の機
    能変更内容と、当該通信機器に対し前記通信ネットワー
    クから割り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求
    を送信する過程と、 前記ユーザシステムから到来した機能変更要求を、ディ
    ーラからカスタマセンタへ転送する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ディーラから転送された
    機能変更要求に含まれる加入者情報をもとに該当する通
    信機器に対し前記通信ネットワークを介してアクセス
    し、当該通信機器からその機能を表す情報を取得する過
    程と、 前記通信機器から取得した機能を表す情報と、前記機能
    変更要求に含まれる機能変更内容とに基づいて更新用制
    御プログラムデータを作成し、カスタマセンタから該当
    する通信機器に対し前記通信ネットワークを介して前記
    更新用制御プログラムデータを送信する過程と、 前記通信機器において、前記プロセッサが前記第1の記
    憶部及び第2の記憶部のいずれか一方の制御プログラム
    データに基づいて通信動作を行なっている際に、前記プ
    ロセッサがカスタマセンタから到来した更新用制御プロ
    グラムデータをダウンロードし、該他方の記憶部に記憶
    された制御プログラムデータを更新用制御プログラムデ
    ータに書き替える過程とを具備したことを特徴とする通
    信機器のプログラム変更方法。
  4. 【請求項4】 それぞれ制御プログラムデータ及びこの
    制御ブログラムデータの変更を行なう手順を記述した初
    期起動プログラムデータを記憶した第1及び第2の記憶
    部を備え、これら第1及び第2の記憶部のうちいずれか
    一方に記憶された制御プログラムデータに基づいてプロ
    セッサが所定の通信処理を行なう通信機器を有したユー
    ザシステムと、当該通信機器の運用支援業務を行うカス
    タマセンタと、前記ユーザシステムとカスタマセンタと
    の間で支援業務の仲介を行なうディーラとの間を通信ネ
    ットワークにより接続し、かつ前記ユーザシステムに予
    め付与した個別識別情報に対応付けて、その通信機器に
    対し前記通信ネットワークから割り当てられた加入者情
    報、通信機器に予め付与した秘密の機器識別情報及び通
    信機器の機能を表す情報をそれぞれ格納したユーザデー
    タベースを備えたシステムにおいて、前記ユーザシステ
    ム、カスタマセンタ及びディーラの間で情報の授受を行
    なうことにより前記通信機器の制御プログラムデータの
    変更を行なう方法であって、 前記ユーザシステムからディーラに対し、通信機器の機
    能変更内容と、ユーザ自身の個別識別情報とを含む機能
    変更要求を送信する過程と、 前記ユーザシステムから到来した機能変更要求を、ディ
    ーラからカスタマセンタへ転送する過程と、 カスタマセンタにおいて、前記ディーラから転送された
    機能変更要求に含まれるユーザの個別識別情報をもと
    に、前記ユーザデータベースから対応する通信機器の加
    入者情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す過程
    と、 前記ユーザデータベースから読み出した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて更新用制御プログラムデータを作成し、カスタマセ
    ンタから該当する通信機器に対し前記通信ネットワーク
    を介して前記更新用制御プログラムデータを送信する過
    程と、 前記通信機器において、前記プロセッサが前記第1の記
    憶部及び第2の記憶部のいずれか一方の制御プログラム
    データに基づいて通信処理を実行している際に、前記プ
    ロセッサがカスタマセンタから到来した更新用制御プロ
    グラムデータをダウンロードし、他方の記憶部に記憶さ
    れた制御プログラムデータを更新用制御プログラムデー
    タに書き替える過程とを具備したことを特徴とする通信
    機器のプログラム変更方法。
  5. 【請求項5】 前記カスタマセンタと代金決済機関との
    間が通信ネットワークを介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからカスタマセンタに対しユーザのクレ
    ジット識別情報を送信する過程と、 前記ユーザシステムの通信機器に対する制御プログラム
    データの書き替え要求に対し前記カスタマセンタと前記
    代金決済機関との間で通信ネットワークを介して、代金
    の決済処理を実行する過程と、代金決済の終了をもって
    制御プログラムデータの書き替えを行う過程とをさらに
    具備したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の通信機器のプログラム変更方法。
  6. 【請求項6】 前記ディーラと代金決済機関との間が通
    信ネットワークを介して接続可能な場合に、 ユーザシステムからディーラに対しユーザのクレジット
    識別情報を送信する過程と、 前記ユーザシステムの通信機器に対する制御プログラム
    データの書き替え要求に対し前記ディーラと前記代金決
    済機関との間で通信ネットワークを介して、代金の決済
    処理を実行する過程と、代金決済の終了をもって制御プ
    ログラムデータの書き替えを行う過程とをさらに具備し
    たことを特徴とする請求項3又は4に記載の通信機器の
    プログラム変更方法。
  7. 【請求項7】 前記通信機器から、その機能を表す情報
    と共に、当該通信機器に予め付与した機器識別情報をカ
    スタマセンタが取得する過程をさらに具備し、 前記更新用制御プログラムデータを送信する過程は、こ
    の取得した機器識別情報を用いて前記更新用制御プログ
    ラムデータを暗号化し、この暗号化された更新用制御プ
    ログラムデータをカスタマセンタから通信機器へ送信
    し、 前記更新用制御プログラムデータに書き替える過程は、
    カスタマセンタから送られた更新用制御プログラムデー
    タを通信機器が自己の機器識別情報を用いて復号し、前
    記プロセッサがアクセス中以外の記憶部に記憶された初
    期起動プログラムデータに従い、既存の制御プログラム
    データを復号した更新用制御プログラムデータに書き替
    えることを特徴とする請求項1又は3記載の通信機器の
    プログラム変更方法。
  8. 【請求項8】 カスタマセンタにおいて、前記ユーザの
    個別識別情報をもとに、前記ユーザデータベースから対
    応する通信機器の機器識別情報を読み出す過程をさらに
    具備し、 前記更新用制御プログラムデータを送信する過程は、前
    記ユーザデータベースから読み出された機器識別情報を
    用いて前記更新用制御プログラムデータを暗号化し、こ
    の暗号化された更新用制御プログラムデータをカスタマ
    センタから通信機器へ送信し、 前記更新用制御プログラムデータに書き替える過程は、
    カスタマセンタから送られた更新用制御プログラムデー
    タを通信機器が自己の機器識別情報を用いて復号し、ア
    クセス中以外の記憶部に記憶された初期起動プログラム
    データに従いを既存の制御プログラムデータを復号した
    更新用制御プログラムデータに書き替えることを特徴と
    する請求項2又は4記載の通信機器のプログラム変更方
    法。
  9. 【請求項9】 前記ユーザシステムの通信機器におい
    て、前記第1及び第2の記憶部のうちの一方に、前記制
    御プログラムデータの変更が行われた場合に、前記プロ
    セッサがアクセス中の記憶部を変更された制御プログラ
    ムデータが存在する記憶部に切り替える過程をさらに備
    えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の通信機器のプログラム変更方法。
  10. 【請求項10】 前記ユーザシステムの通信機器におい
    て、変更された制御プログラムデータが存在する記憶部
    に切り替えられた後、プロセッサが正常に動作しない場
    合に、切替前の記憶部とプロセッサとの接続を復旧させ
    て、前記カスタマセンタに対し更新用制御プログラムデ
    ータの再送要求を送信する過程をさらに備えることを特
    徴とする請求項9記載の通信機器のプログラム変更方
    法。
  11. 【請求項11】 第1及び第2の記憶部のうち一方に記
    憶された制御プログラムデータに基づいて所定の通信処
    理を行なう通信機器を備えたユーザシステムに対し通信
    ネットワークを介して接続され、前記ユーザシステムと
    の間で情報の授受を行うことにより前記通信機器の制御
    プログラムデータの変更を行うカスタマセンタであっ
    て、 前記ユーザシステムから送信された、通信機器の機能変
    更内容と、当該通信機器に対し前記通信ネットワークか
    ら割り当てられた加入者情報とを含む機能変更要求を受
    信する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれる加入者情報をもとに、該当する通信機器に
    対し前記通信ネットワークを介してアクセスし、当該通
    信機器からその機能を表す情報を取得する機能情報取得
    手段と、 この機能情報取得手段により取得した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて更新用制御プログラムデータを作成する作成手段
    と、 この作成手段により作成された更新用制御プログラムデ
    ータを、該当する通信機器に対し前記通信ネットワーク
    を介して送信する制御プログラムデータ送信手段とを具
    備したことを特徴とするカスタマセンタ。
  12. 【請求項12】 第1及び第2の記憶部のうち一方に記
    憶された制御プログラムデータに基づいて所定の通信処
    理を行なう通信機器を備えたユーザシステムに対し通信
    ネットワークを介して接続され、前記ユーザシステムと
    の間で情報の授受を行うことにより前記通信機器の制御
    プログラムデータの変更を行うカスタマセンタであっ
    て、 前記ユーザシステムに予め付与した個別識別情報に対応
    付けて、その通信機器に対し前記通信ネットワークから
    割り当てられた加入者情報、通信機器に予め付与した秘
    密の機器識別情報及び通信機器の機能を表す情報をそれ
    ぞれ格納したユーザデータベースと、 前記ユーザシステムから送られた、通信機器の機能変更
    内容と、ユーザシステムの個別識別情報とを含む機能変
    更要求を受信する機能変更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれるユーザシステムの個別識別情報をもとに、
    前記ユーザデータベースから対応する通信機器の加入者
    情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す手段と、 前記ユーザデータベースから読み出した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて更新用制御プログラムデータを作成する作成手段
    と、 前記ユーザデータベースから読み出した通信機器の加入
    者情報をもとに該当する通信機器に対し前記通信ネット
    ワークを介してアクセスすることで、前記作成手段によ
    り作成された更新用制御プログラムデータを送信する制
    御プログラムデータ送信手段とを具備したことを特徴と
    するカスタマセンタ。
  13. 【請求項13】 第1及び第2の記憶部のうち一方に記
    憶された制御プログラムデータに基づいて所定の通信処
    理を行なう通信機器を備えたユーザシステムに対し通信
    ネットワークを介して接続され、前記ユーザシステムと
    の間でディーラを介して情報の授受を行うことにより前
    記通信機器の制御プログラムデータの変更を行うカスタ
    マセンタであって、 前記ユーザシステムに予め付与した個別識別情報に対応
    付けて、その通信機器に対し前記通信ネットワークから
    割り当てられた加入者情報、通信機器に予め付与した秘
    密の機器識別情報及び通信機器の機能を表す情報をそれ
    ぞれ格納したユーザデータベースと、 前記ユーザシステムから前記ディーラシステムを介して
    送られた、通信機器の機能変更内容と、ユーザシステム
    の個別識別情報とを含む機能変更要求を受信する機能変
    更要求受信手段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれるユーザシステムの個別識別情報をもとに、
    前記ユーザデータベースから対応する通信機器の加入者
    情報及び機能を表す情報をそれぞれ読み出す手段と、 前記ユーザデータベースから読み出した機能を表す情報
    と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内容とに基づ
    いて更新用制御プログラムデータを作成する作成手段
    と、 前記ユーザデータベースから読み出した通信機器の加入
    者情報をもとに該当する通信機器に対し前記通信ネット
    ワークを介してアクセスすることで、前記作成手段によ
    り作成された更新用制御プログラムデータを送信する制
    御プログラムデータ送信手段とを具備したことを特徴と
    するカスタマセンタ。
  14. 【請求項14】 第1及び第2の記憶部のうち一方に記
    憶された制御プログラムデータに基づいて所定の通信処
    理を行なう通信機器を備えたユーザシステム及びディー
    ラシステムに対し通信ネットワークを介して接続され、
    前記ユーザシステムとの間でディーラシステムを介して
    情報の授受を行うことにより前記通信機器の制御プログ
    ラムデータの変更を行うカスタマセンタであって、 前記ユーザシステムから前記ディーラシステムを介して
    送られた、通信機器の機能変更内容と、当該通信機器に
    対し前記通信ネットワークから割り当てられた加入者情
    報とを含む機能変更要求を受信する機能変更要求受信手
    段と、 この機能変更要求受信手段により受信された機能変更要
    求に含まれる加入者情報をもとに、該当する通信機器に
    対し前記通信ネットワークを介してアクセスし、当該通
    信機器からその機能を表す情報を取得する機能情報取得
    手段と、 この機能情報取得手段により取得された通信機器の機能
    を表す情報と、前記機能変更要求に含まれる機能変更内
    容とに基づいて更新用制御プログラムデータを作成する
    作成手段と、 この作成手段により作成された更新用制御プログラムデ
    ータを、該当する通信機器に対し前記通信ネットワーク
    を介して送信する制御プログラムデータ送信手段とを具
    備したことを特徴とするカスタマセンタ。
  15. 【請求項15】 代金決済機関に対し通信ネットワーク
    を介して接続可能な場合に、 前記通信機器に対する制御フプログラムデータの書替実
    行要求に対し前記代金決済機関との間で通信ネットワー
    クを介して、代金の決済処理を実行する手段を、さらに
    具備したことを特徴とする請求項11乃至14のいずれ
    かに記載のカスタマセンタ。
  16. 【請求項16】 前記通信機器から、その機能を表す情
    報と共に、当該通信機器に予め付与した機器識別情報を
    取得する手段をさらに具備し、 前記制御プログラムデータ送信手段は、この取得した機
    器識別情報を用いて前記更新用制御プログラムデータを
    暗号化し、この暗号化された更新用制御プログラムデー
    タを通信機器へ送信することを特徴とする請求項11又
    は13記載のカスタマセンタ。
  17. 【請求項17】 前記ユーザシステムから送られた個別
    識別情報をもとに、前記ユーザデータベースから対応す
    る通信機器の機器識別情報を読み出す手段をさらに具備
    し、 前記制御プログラムデータ送信手段は、前記ユーザデー
    タベースから読み出された機器識別情報を用いて前記更
    新用制御プログラムデータを暗号化して、この暗号化さ
    れた更新用制御プログラムデータを通信機器へ送信する
    ことを特徴とする請求項12又は14記載のカスタマセ
    ンタ。
  18. 【請求項18】 前記請求項11乃至14のいずれかに
    記載のカスタマセンタに接続されるユーザシステムにお
    いて、 所定の通信処理を行なう手順を記述した制御プログラム
    データ及びこの制御ブログラムデータの変更を行なう手
    順を記述した初期起動プログラムデータを記憶した第1
    の記憶部と、 この第1の記憶部と同一の内容を記憶した第2の記憶部
    と、 前記第1及び第2の記憶部のいずれか一方に記憶された
    制御プログラムデータに基づいて、所定の通信処理を実
    行するプロセッサと、 前記カスタマセンタから送られた更新用制御プログラム
    データを受信する受信手段と、 前記プロセッサが前記第1の記憶部及び第2の記憶部の
    いずれか一方の制御プログラムデータに基づいて前記プ
    ロセッサが通信処理を行なっている際に、他方の記憶部
    に記憶された制御プログラムデータをカスタマセンタか
    ら受信した更新用制御プログラムデータに書き替える制
    御プログラムデータ書替手段とを具備したことを特徴と
    するユーザシステム。
  19. 【請求項19】 前記第1及び第2の記憶部のうちの一
    方に、前記制御プログラムデータの変更が行われた場合
    に、前記プロセッサがアクセス中の記憶部を変更された
    制御プログラムデータが存在する記憶部に切り替える切
    替手段をさらに備えることを特徴とする請求項18記載
    のユーザシステム。
  20. 【請求項20】 前記切替手段により変更された制御プ
    ログラムデータが存在する記憶部に切り替えられた後、
    プロセッサが正常に動作しない場合に、切替前の記憶部
    とプロセッサとの接続を復旧させて、前記カスタマセン
    タに対し更新用制御プログラムデータの再送要求を送信
    する再送要求送信手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項19記載のユーザシステム。
  21. 【請求項21】 制御プログラムデータ書替手段は、カ
    スタマセンタから送られた更新用制御プログラムデータ
    を通信機器が自己の機器識別情報を用いて復号し、アク
    セス中以外の記憶部に記憶された初期起動プログラムデ
    ータに従い、既存の制御プログラムデータを復号した更
    新用制御プログラムデータに書き替えることを特徴とす
    る請求項18記載のユーザシステム。
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