JP2003085306A - 遠隔配置された対象物を監視するシステム及び方法 - Google Patents

遠隔配置された対象物を監視するシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 遠隔配置された対象物を適確に監視できるよ
うにする。 【解決手段】 建設車両101、101、…の各々は、
GPS装置や、車両内各部の状態を把握する各種のセン
サを搭載しており、GPS装置が把握した現在位置や、
各種センサが把握した稼動情報を、衛星通信システム2
00を通じて、TMSメールサーバ300を随時に通知
することができる。TMSメールサーバ300は、貸し
出し中の建設車両101、101、…の最新の位置情報
や稼動情報を収集し、それを例えば電子メールの形でレ
ンタル会社システム100に随時に又は定期的に通知す
る。レンタル会社システム100は、地図上の建設車両
の現在位置に、マークで又は一覧形式で支店の端末コン
ピュータ112に稼働状態を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、遠隔配置された対
象物を監視するための技術に関わり、例えば、機械や車
両を貸し出すレンタル業務において、貸し出し中の機械
や車両のメンテナンス計画を立てるための支援装置など
として適したものである。
【0002】
【従来の技術】建設車両の或るレンタル会社を例にとり
説明する。
【0003】この会社は、通常、異なる場所に複数の支
店を配し、各支店が独自に、複数台の建設車両を保有し
運用するという営業形態を採用している。このため、建
設車両のメンテナンスは、各支店が行っている。各支店
は、例えば以下のような方法で、保有している建設車両
にメンテナンスを施している。
【0004】すなわち、各支店では、担当者が、随時
に、貸し出し中の建設車両について、貸出先の顧客と連
絡をとり、貸し出した建設車両をどこでどのように使用
しているかを尋ねる等して、貸し出し中の建設車両の現
在位置や稼動状況を推測する。そして、各支店のサービ
スマンは、推測された現在位置や稼動状況に基づいて、
メンテナンスのスケジュールを決め、そのスケジュール
に従って、1又は複数の現場に出向き、各建設車両をメ
ンテナンスする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の方
法では、効率良くメンテナンスを施すことは難しい。そ
の理由には以下のようなものがある。
【0006】すなわち、人手で、貸し出し中の車両の現
場や稼動状態を調査するのは、時間と手間がかかること
にある。また、そのようにして調査した現場や稼動状態
が、必ずしも正確ではないことにある。このため、効率
の悪いメンテナンススケジュールを立てたり、出向くべ
き現場を見落としたり、別の支店の近くの現場にわざわ
ざ遠くの支店から出向いたり、メンテナンスを施す時期
が早すぎたり遅すぎたりするなど、非効率的なことが行
われてしまう。
【0007】これに類似した問題点は、レンタル業だけ
に限らず、各種の遠隔配置された対象物を取扱う他の様
々なビジネス分野でも存在する可能性がある。
【0008】従って、本発明の目的は、遠隔配置された
対象物を適確に監視できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の側面に従うシス
テムは、遠隔配置された対象物を監視するためのシステ
ムであって、地域を指定する地域指定手段と、指定され
た地域を含んだ地図を表示する地図表示手段と、遠隔配
置された1又は複数の対象物の位置を自動的に検出する
位置検出手段と、上記対象物の検出された位置に基づい
て、上記指定された地域に位置する対象物を選択する対
象物選択手段と、選択された対象物を表すマークを、表
示された地図上の、上記選択された対象物の位置に表示
する対象物位置表示手段とを備える。
【0010】好適な実施形態では、上記1又は複数の対
象物の状態を自動的に検出する状態検出手段と、上記選
択された対象物の検出された状態を表示する対象物状態
表示手段とが更に備えられる。
【0011】好適な実施形態では、少なくとも1つの拠
点を示すマークを、上記表示した地図上の上記拠点の位
置に表示する手段が更に備えられる。なお、ここで、
「拠点」とは、例えば、後述する実施形態のレンタルシ
ステムにおけるレンタル会社の支店などのような、この
システムの利用目的に応じたサービス、ビジネス、その
他活動が行われる活動拠点である。
【0012】好適な実施形態では、上記地域指定手段
は、所望の拠点について、ユーザから広さ範囲の要求を
受け、要求された広さ範囲に対応する地域を指定する。
【0013】好適な実施形態では、選択された対象物の
リストを表示する手段が更に備えられる。
【0014】好適な実施形態では、上記位置検出手段
は、随時に又は定期的に上記位置を検出する動作を実行
することにより実質的に最新の位置を検出する。
【0015】好適な実施形態では、上記状態検出手段
は、随時に又は定期的に上記状態を検出する動作を実行
することにより実質的に最新の状態を検出する。また、
好適な実施形態では、上記対象物状態表示手段は、上記
対象物の最新の状態と過去の状態の履歴を表示する。更
に、好適な実施形態では、上記対象物状態表示手段は、
上記選択された対象物の状態と共に、上記選択された対
象物の位置を表した地図を表示するように構成されてい
る。
【0016】好適な実施形態では、上記対象物はレンタ
ル品(貸し出し対象の物品)であって、対象物に関する
対象物情報を格納した対象物情報データベースと、上記
選択された対象物(例えば貸し出し中のレンタル品)の
対象物情報をその対象物情報データベースから読み込ん
で表示する手段とが更に備えられていても良い。対象物
情報には、例えば、現在対象物を借りている顧客(つま
り対象物の貸出先の顧客)の情報(例えば、顧客の名
称、連絡先、重要度など)、対象物の入庫又は出庫地点
の情報、対象物の属性情報(例えば、仕様、型式、管理
番号、機種など)、対象物の貸出日、対象物の返却予定
日、又は、対象物の取り扱い担当者の情報などがある。
また、対象物情報には、例えば、後述する実施形態にお
ける基幹サーバ108が有するデータベース内の様々な
情報の全部又は一部がある。
【0017】好適な実施形態では、システムは、遠隔配
置された1又は複数の対象物の位置を自動的に検出する
位置検出手段と、1又は複数の対象物の状態(例えば、
累積稼働時間、故障・異常内容、エンジン油圧、エンジ
ン回転数、作業機油温、作業機油圧、ラジエータ水温、
作業機負荷、又は燃料残量など)を自動的に検出する状
態検出手段と、検出された位置と状態に基づいて、出力
対象(例えば、表示対象、別のシステムへの送信対象)
の対象物を選別する手段と、選別された対象物を出力す
る手段とを備える。
【0018】本発明のシステムが有する各手段は、1台
のコンピュータマシンが持つことも、通信ネットワーク
に接続された複数台のコンピュータマシンが分担して持
つこともできる。
【0019】
【発明の実施の形態】まず、図1〜図74を参照して、
本発明の一実施形態に係る監視システムを適用したレン
タルシステムの全体について説明する。その後、図75
〜図80を参照して、その実施形態において、本発明に
直接的に関わる部分について説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施形態に係る監視シ
ステムを適用したレンタルシステムの全体的構成を示
す。
【0021】このシステムは、レンタル会社内の情報処
理を行うコンピュータシステム(以下、レンタル会社シ
ステムという)100と、レンタル品たる多数の建設車
両101、101、…と、これらの建設車両101、1
01、…の位置や稼動状態などを遠隔で把握するTMS
(Tele-Management System)メールサーバ300とを備
える。
【0022】建設車両101、101、…とTMSメー
ルサーバ300とは、例えば衛星通信システム200の
ような非常に広域で場所を選ばない無線通信システム
(携帯電話網が含まれていても良い)を通じて、原則と
して何処に建設車両101、101、…が居ようとも、
何時でも、通信できるようになっている。建設車両10
1、101、…の各々は、GPS装置や、車両内各部の
状態を把握する各種のセンサを搭載しており、GPS装
置が把握した現在位置や、各種センサが把握した稼動情
報(稼動時間、故障・異常内容、エンジン油圧、エンジ
ン回転数、作業機油温、作業機油圧、ラジエータ水温、
作業機負荷、燃料残量など)を、衛星通信システム20
0を通じて、TMSメールサーバ300を随時に通知す
ることができる。
【0023】TMSサーバ300とレンタル会社システ
ム100は、例えばインターネット400のようなコン
ピュータ間通信網を通じて、何時でも通信できるように
なっている。TMSメールサーバ300は、建設車両1
01、101、…の最新の位置情報や稼動情報を収集
し、それを例えば電子メールの形でレンタル会社システ
ム100に随時に又は定期的に通知する。
【0024】レンタル会社システム100は、会社建物
内に配備された各種のコンピュータ105〜112と、
営業員102、102、…がそれぞれ携帯する携帯情報
処理端末、例えば携帯電話103、103…及びPDA
(Personal Digital Assistants)104、104、…
とを備える。なお、図示のシステム構成は一例に過ぎ
ず、他の構成が採用可能であることは言うまでもない。
例えば、各営業員102は携帯電話103とPDA10
4の2台の装置を携帯するが、それは、本願の出願時点
で携帯電話103は情報処理及び表示機能において不充
分な面があり、PDA104は通信機能において不充分
な面があるためであり、よって、両機能に十分優れた携
帯端末が将来利用可能になればそれ1台で十分である。
【0025】レンタル会社システム100のファイヤウ
ォール105の内側では、メールサーバ106が、TM
Sメールサーバ300から送られてくる建設車両10
1、101、…の最新の位置情報や稼動情報を記述した
電子メール(以下、TMSメールという)を受信し蓄積
する。TMSデータ処理サーバ107が、メールサーバ
106に蓄積されたTMSメールを受け取り、その電子
メールから建設車両101、101、…の最新の位置情
報や稼動情報を表すデータ(以下、TMSデータとい
う)を取り出し、そのTMSデータを基幹サーバ108
に送る。
【0026】基幹サーバ108は、レンタル会社システ
ム100が必要とする全てのデータを蓄積したデータベ
ースを有する。このデータベースに蓄積されているデー
タ(以下、マスタデータという)の詳細は後に説明す
る。基幹サーバ108は、TMSデータを受信すると、
それを用いて、建設車両101、101、…の位置情報
や稼動情報に関するマスタデータを更新する。基幹サー
バ108は、社内ネットワークを通じて、このレンタル
会社がもつ多数の支店の各々に配備された支店サーバ1
11、111、…と接続されており、支店サーバ11
1、111、…に対してそれぞれの支店の業務で必要と
なるマスタデータを定期的又は随時に送信する。基幹サ
ーバ108は、また、社内ネットワークを通じて、この
レンタル会社の本部に設置された本部サーバ113とも
接続されており、本部サーバ113に対して本部の業務
で必要となるマスタデータを定期的又は随時に送信す
る。支店や本部の業務の詳細については、後に説明す
る。
【0027】携帯電話コンテンツサーバ109が基幹サ
ーバ108に接続されている。携帯電話コンテンツサー
バ109は、例えばインターネット400を通じて、営
業員102、102、…がもつ携帯電話103、10
3、…のウェブブラウザと通信することができ、それに
より、それら携帯電話103、103、…のウェブブラ
ウザに各種のデータを所定形式の携帯電話コンテンツと
して送信したり、そのウェブブラウザから所定のデータ
を受信したりすることができる。
【0028】携帯電話コンテンツとして携帯電話10
3、103、…に提供できるデータの種類には、例え
ば、各建設車両のレンタルの空き状況や予約状況、各顧
客の貸出し実績、各建設車両の稼動率、各レンタル契約
の状況、出庫車両の状況などがある。携帯電話コンテン
ツサーバ109は、まず、各営業員102の携帯電話1
03から特定の携帯電話コンテンツに対する検索要求を
受け、次に、その要求された携帯電話コンテンツに必要
な最新のマスタデータの検索要求を基幹サーバ108に
送り、続いて、基幹サーバ108から検索結果のデータ
を受け取り、そして、その最新データを基に要求された
携帯電話コンテンツを作成して、その携帯電話コンテン
ツをその営業員102の携帯電話103に送信して表示
させる。
【0029】また、携帯電話コンテンツサーバ109が
各営業員102の携帯電話103から受信するデータに
は、特定の建設車両に対するレンタルの仮予約データが
ある。携帯電話コンテンツサーバ109は、その仮予約
データを受けると、それを基幹サーバ108へ送る。
【0030】レンタル会社の各支店では、支店サーバ1
11が、基幹サーバ108からダウンロードした最新の
マスタデータを保有しており、この支店サーバ11に接
続された何台かの端末コンピュータ112、112、…
の各々には、支店業務を行うための支店業務アプリケー
ションが搭載されている。支店業務アプリケーション
は、必要なマスタデータを支店サーバ111から端末コ
ンピュータ112にダウンロードして、そのデータにア
クセスしながら業務処理を行う。その業務処理の詳細は
後に説明する。
【0031】また、支店の各端末コンピュータ112に
は、各営業員102、102、…がもつPDA104、
104、…を随時に接続することができる。各PDA1
04には、営業員102の出先での業務を支援するPD
A業務アプリケーションが搭載されている。このPDA
業務アプリケーションは、PDA104が端末コンピュ
ータ112に接続されたとき、端末コンピュータ112
から例えば車両情報、債権情報、顧客情報などの所定種
類のデータをダウンロードし、また、例えば休車情報、
受入点検情報、受注伺い情報などの営業員102の活動
でPDA104に入力されたデータを端末コンピュータ
112にアップロードする。例えば、各営業員102、
102、…は、毎日の始業時に各々のPDA104、1
04、…を各端末コンピュータ112に接続して最新の
情報の端末コンピュータ112からダウンロードし、ま
た、毎日の終業時に各々のPDA104、104、…を
端末コンピュータ112に接続してその日の営業で入力
したデータを端末コンピュータ112にアップロードす
る。
【0032】端末コンピュータ112に入力されたデー
タ(支店業務アプリケーションの業務処理で入力された
データや、PDA104、104、…からアップロード
されたデータ)で、基幹サーバ108のマスタデータに
反映されるべきデータは、随時に又は定期的に支店サー
バ111を介して基幹サーバ108へアップロードさ
れ、そのデータに基づいて基幹サーバ108内のマスタ
データが更新される。
【0033】この会社の本部では、本部サーバ113に
何台かの端末コンピュータ114が接続されている。端
末コンピュータ114に搭載された本部用の業務アプリ
ケーションを用いて、本部での業務処理が行われる。本
部での業務処理で端末コンピュータ114に入力された
データのうち、基幹サーバ108のマスタデータに反映
されるべきデータは、随時に又は定期的に本部サーバ1
13を介して基幹サーバ108へアップロードされ、そ
のデータに基づいて基幹サーバ108内のマスタデータ
が更新される。
【0034】さらに、レンタル会社システム100は、
建設車両の特定自主検査や比較的大掛かりな修理などの
比較的大掛かりなメンテナンスなどを行う社外のメンテ
ナンス機関のサーバ115との接続されている。
【0035】以上のような構成をもつレンタルシステム
によれば、レンタル会社がもつ全ての建設車両101、
101、…の情報(例えば、現在位置、稼動情報、レン
タル空き状況や予約状況、メンテナンス履歴など)が、
レンタル会社システム100内の基幹サーバ108で一
元的に管理されており、その情報は常に最新のものに更
新されている。そして、その情報を、どの支店の端末コ
ンピュータ112からでも、どの営業員103のPDA
104又は携帯電話103からでも参照して、それに基
づいて営業活動を実施することができる。
【0036】その結果、全ての建設車両101、10
1、…を効率良く運用することが可能になる。何故な
ら、従来の営業形態に存在していた支店間の障壁が無く
なるので、全ての営業員が、全ての支店に置いてある全
ての建設車両についても営業を行うことができ、しか
も、全ての建設車両の中から、顧客の要求に適合し且つ
配車の面でも有利な状態(例えば、現在位置、稼動状態
及びレンタル状況)にある車両を選択して受注すること
ができるからである。
【0037】また、本実施形態のシステムによれば、顧
客のニーズに営業員が迅速に対応することが可能にな
る。何故なら、上述したように、顧客の要求に適合し且
つ配車の面でも有利な状態にある車両を全車両の中から
選択できると共に、PDAや携帯電話を活用して何時で
も何処でも各車両の現在状態をチェックすることがで
き、適当な車両が見つかれば携帯電話から仮予約を入れ
ることができるからである。
【0038】また、本実施形態のシステムによれば、レ
ンタル中の車両に対しても適切にメンテナンスを施すこ
とが可能である。何故なら、レンタル中の車両であって
も、その現在位置や稼動状態をTMSデータを通じて把
握できるので、TMSデータに基づいてレンタル会社側
で自主的にメンテナンスの必要性やメンテナンスに必要
な資材や人員を判断し、適切な人員をその稼動現場へ派
遣することが可能だからである。建設機械の場合、辺鄙
な山中などで稼動していることが多いため、このことの
利点は大きい。
【0039】さらに、本実施形態のシステムによれば、
建設車両の品質を制御して、中古車市場に出したときに
一定品質を保証することが可能である。何故なら、全て
の建設車両の状態(例えば、現在位置、稼動情報、レン
タル空き状況や予約状況、メンテナンス履歴など)が把
握できるので、その状態に基づいて、全ての車両が適切
にメンテナンスが受けられるようメンテナンスのスケジ
ュールを組んだり、中古車市場に出す時点でのアワメー
タ(積算稼動時間)が適当値になるようにレンタルのス
ケジュールを調整したりすることができるからである。
【0040】以下、レンタル会社システム100につい
て詳細に説明する。
【0041】図2は、レンタル会社システム100の基
幹サーバ108がもつデータベースの主な内容を示す。
図2において、テーブル間の矢印は、テーブル間で共通
するデータ項目において、矢印の元側のテーブル内のデ
ータが先側のテーブルに反映されていることを意味す
る。また、テーブル間の二本線は、テーブル間でデータ
がリンクしていることを意味する。
【0042】図2に示すように、このデータベースに
は、レンタル品たる建設車両の各々の情報を記録した機
番マスタテーブル120と、建設車両の各機種の情報を
記録した機械マスタテーブル121と、営業員などの社
員の情報を記録した担当マスタテーブル122と、各支
店や本部の情報を記録した支店マスタテーブル123
と、各顧客の情報を記録した顧客マスタテーブル124
とがある。
【0043】また、このデータベースには、「伺い」
(顧客からのレンタルの引き合い又は注文について、支
店又は営業員が発した受入依頼)に関する基本情報を記
録した伺い基本情報テーブル125と、伺いの明細情報
を記録した伺い明細テーブル126と、終了した過去の
伺いについての伺い明細テーブル125の内容を保存し
た明細履歴テーブル127とがある。
【0044】また、このデータベースには、建設車両の
地点間の移動作業に関する基本情報を記録した運搬基本
情報テーブル128と、移動作業の明細情報を記録した
運搬明細テーブル129と、移動作業のスケジュールに
関する情報を記録した運搬スケジュールテーブル130
とがある。
【0045】また、このデータベースには、レンタルの
開始時に建設車両を顧客へ渡すために車庫から出す(出
庫)手続と、レンタルの終了時に建設車両を顧客から車
庫へ受け入れる(入庫)手続とに関する基本情報を記録
した入出庫基本情報テーブル132と、出庫手続の詳細
情報を記録した出庫テーブル133と、終了した過去の
レンタル契約についての出庫テーブル133の内容を保
存した出庫履歴テーブル134と、入庫手続の詳細情報
を記録した入庫テーブル136と、終了した過去のレン
タル契約についての入庫テーブル136の内容を保存し
た入庫履歴テーブル137と、入出庫時に行われる建設
車両の点検に関する情報を記録した入出庫点検テーブル
138とがある。入出庫点検テーブル138には、入出
庫点検時にデジタルカメラで撮影した建設車両の写真の
データを保存した写真ベース139がリンクされてい
る。
【0046】また、このデータベースには、レンタル契
約の明細情報を記録した契約明細テーブル135と、仮
売上の情報を記録した仮売上テーブル140と、仮売上
の明細情報を記録した仮売上明細テーブル141と、売
上の情報を記録した売上テーブル142と、売上の明細
情報を記録した売上明細テーブル143と、建設車両の
稼動と休車に関する情報を記録した稼動・休車テーブル
144がある。
【0047】さらに、このデータベースには、建設車両
のレンタルの仮予約に関する情報を記録した仮予約テー
ブル151と、営業員が携帯電話で入れたレンタル予約
に関する情報を記録した携帯予約テーブル152と、建
設車両の修理に関する情報を記録した修理テーブル15
3と、建設車両の特定自主検査に関する情報を記録した
特定自主検査テーブル154と、建設車両の次回のオイ
ル交換に関する情報を記録した次回オイル交換テーブル
155とがある。
【0048】これらのマスタデータを記録したテーブル
120〜155の中から、後述する業務処理の説明に直
接関連するテーブルだけをピックアップして、そこに記
録されているデータの項目を以下に示す。
【0049】(1) 機番マスタテーブル120 ここには、レンタル対象の建設車両101、101、…
の各車について、固有の「管理番号」、それを保有して
いる支店の「支店コード」と「支店名」、「機種」、固
有の「機械番号」、「仕様」、「型式」、「購入年月
日」、「原価」、「アワメータ」、「アワメータ更新
日」、「検索キーワード」、「自主検査実施日」、「自
主検査実施期限」、仮予約の有無を示す「仮予約区
分」、正常か修理中かを示す「修理区分」、入庫点検が
未点検か点検済みか未定かを示す「入庫点検区分」、
「入庫点検日」、予約制限の有無を示す「予約制限フラ
グ」、及び、移動制限の有無を示す「移動制限フラグ」
などが記録されている。
【0050】(2) 機械マスタテーブル121 ここには、レンタル対象の建設車両の各機種について、
その機種を表す「機械コード」と「機械名」と「機械略
称」、及び、予約制限の有無を示す「予約制限フラグ」
などが記録されている。
【0051】(3) 伺い基本情報テーブル125 ここには、伺い(レンタルの引き合い又は注文の依頼)
の各々について、固有の「伺い番号」、「受付日」、顧
客の「顧客コード」と「顧客名」、伺いを発した支店の
「支店コード」と「支店名」と営業員の「担当者コー
ド」と「担当者名」、レンタル対象の車両を出庫する支
店(出庫ポイント)を示す「出庫ポイントコード」と
「出庫ポイント名」、その伺いが受注に繋がることが確
実か否かを示す「伺いフラグ」、顧客の「出庫希望日」
と「出庫希望時刻」、出庫希望日・時刻が不変か調整可
能かを示す「出庫希望区分」、顧客の「返却予定日」、
返却予定日が不変か調整可能かを示す「返却予定区
分」、日極めか週極めか月極めかなどを示す「契約形
態」、「契約日数」、及び、レンタル金額の予定額とそ
の予定単価を示す「受注予定金額」と「受注予定単価」
などが記録されている。
【0052】(4) 伺い明細テーブル126 ここには、伺いの各々について、伺い基本情報テーブル
124からコピーした「伺い番号」と「受付日」と「担
当コード」と「担当者名」、レンタル対象の車両の「管
理番号」と「機種」と「機番」、特殊仕様の要求があっ
た場合のその「特殊仕様」を示す情報、「操作タイプ」
や「シュー」や「ツース盤」や「ツース」などの各種仕
様を示す情報、代用機種の有無を示す「代用可否」、代
用機種が有る場合のその「代用機種」、及び、その伺い
が未だ伺い段階であるか破棄されたか差し戻されたか予
約されたか出庫済みであるかを示す「予約区分」などが
記録されている。
【0053】(5) 運搬基本情報テーブル128 ここには、各建設車両の支店間の運搬について、固有の
「運搬指示番号」、運搬を指示した支店とその担当者を
示す「指示支店コード」と「指示支店名」と「指示担当
者コード」と「指示担当者名」、及び、その運搬が特定
の伺いに対応する場合には、その伺いの「伺い番号」
と、その伺いを発した支店と担当者を示す「依頼元支店
コード」と「依頼元支店名」と「依頼元担当者コード」
と「依頼元担当者名」と、その伺いの「顧客コード」と
「顧客名」などが記録されている。
【0054】(6) 運搬明細テーブル129 ここには、各建設車両の支店間の運搬の依頼について、
運搬基本情報テーブル128からコピーした「運搬指示
番号」、入出庫基本情報テーブル132からコピーした
「入出庫番号」、運搬済みか未運搬かを示す「運搬確認
フラグ」、対応する伺いがある場合には伺い明細テーブ
ル125からコピーした対応する伺いの「伺い番号」と
「管理番号」と「機種」と「機番」、運搬する建設車両
の「前の在庫ポイントコード」と「前の在庫ポイント
名」、出発した支店を示す「出発ポイントコード」、到
着する支店を示すの「到着ポイントコード」、「出発場
所」、「出発時刻」、「到着場所」、「到着時刻」、
「運搬予定時間」、「運送業社名」、「運転手」、「運
搬日付」、システムの運搬スケジューリングに移行した
か否かを示す「スケジュール移行フラグ」などが記録さ
れている。
【0055】(7) 運搬スケジュールテーブル130 ここには、各建設車両の支店間の運搬について、運搬基
本情報テーブル128からコピーした「運搬指示番
号」、入出庫基本情報テーブル132からコピーした
「入出庫番号」、運搬済みか未運搬かを示す「運搬確認
フラグ」、対応する伺いがある場合には伺い明細テーブ
ル125からコピーした対応する伺いの「伺い番号」と
「管理番号」と「機種」と「機番」、運搬する建設車両
の「前の在庫ポイントコード」と「前の在庫ポイント
名」、出発した支店を示す「出発ポイントコード」、到
着する支店を示すの「到着ポイントコード」、「出発場
所」、「出発時刻」、「到着場所」、「到着時刻」、
「運搬予定時間」、「運送業社名」、「運転手」、「運
搬日付」、システムの運搬スケジューリングに移行した
か否かを示す「スケジュール移行フラグ」などが記録さ
れている。
【0056】(8) 入出庫基本情報テーブル132 ここには、各伺いから生じたレンタル契約における各建
設車両の入出庫について、伺い基本情報テーブル124
から伺い番号をコピーした「入出庫番号」、伺い基本情
報テーブル124内の対応項目をコピーしたものである
「顧客コード」と「顧客名」と「支店コード」と「支店
名」と「担当者コード」と「担当者コード」と「契約形
態」と「契約日数」と「受注予定金額」と「受注予定単
価」、及び、伺い基本情報テーブルからコピーした「出
庫予定日」と「返却予定日」などが記録されている。
【0057】(9) 出庫テーブル133 ここには、各建設車両の出庫について、入出庫基本情報
テーブル132からコピーした「入出庫番号」、出庫す
る建設車両やアタッチメントの「管理番号」、出庫を入
力した日付を示す「受付日」、出庫する支店を示す「出
庫ポイントコード」と「出庫ポイント名」、出庫伝票を
印刷する支店とその担当者を示す「出庫支店コード」と
「出庫支店名」と「出庫担当者コード」と「出庫担当者
名」、出庫する建設車両の「機種」と「機番」、出庫の
日付を示す「出庫日」、入出庫基本情報テーブル132
からコピーした「返却予定日」、レンタル先の現場を示
す「現場名」、出庫時のアワメータ値を示す「出庫時ア
ワメータ」、出庫時の「操作タイプ」や「シュー」や
「ツース盤」や「ツース」などの各種仕様を示す情報、
及び、入庫予定日が未定か確定かを示す「入庫予定日区
分」などが記録されている。
【0058】(10) 入庫テーブル136 ここには、各建設車両の入庫について、入出庫基本情報
テーブル132からコピーした「入出庫番号」、入庫す
る建設車両やアタッチメントの「管理番号」、入庫を入
力した日付を示す「受付日」、入庫する支店を示す「入
庫ポイントコード」と「入庫ポイント名」、入庫伝票を
印刷する支店とその担当者を示す「入庫支店コード」と
「入庫支店名」と「入庫担当者コード」と「入庫担当者
名」、入庫する建設車両の「機種」と「機番」、入庫の
日付を示す「入庫日」、並びに、出庫テーブル133か
らコピーした「出庫時アワメータ」及び「操作タイプ」
や「シュー」や「ツース盤」や「ツース」などの各種仕
様の情報などが記録されている。
【0059】(11) 入出庫点検テーブル138 ここには、各建設車両の出庫時点検と入庫時点検の各々
について、入出庫基本情報テーブル132からコピーし
た「入出庫番号」、出庫時点検か入庫時点検かを示す
「入出庫区分」、各種の点検項目の「項目ID」、各種
点検項目について点検結果が良か不良かを示す「結
果」、各種点検項目について部品を交換したか修理した
か清掃したか給油水したか異常なしかなどを示す「処
置」、点検時に撮影した建設車両の写真データを指し示
す「写真ポインタ」などが記録されている。
【0060】(12) 写真ベース139 ここには、出庫時点検と入庫時点検でそれぞれ撮影され
た写真データが記録されている。各写真データは、入出
庫点検テーブル138内の対応する点検データに、上述
した「写真ポインタ」によってリンクされている。
【0061】(13) 仮予約テーブル151 ここには、各レンタルの仮予約について、仮予約された
車両の「管理番号」、仮予約の受付日を示す「受付
日」、仮予約した顧客の「顧客コード」と「顧客目」、
仮予約を扱った支店と営業員の「支店コード」と「支店
名」と「担当者コード」と「担当者名」などが記録され
ている。
【0062】(14) 携帯予約テーブル152 ここには、携帯電話から入れられた各予約について、予
約された車両の「管理番号」、予約の受付日を示す「受
付日」、予約を入れた営業員の「担当者コード」などが
記録されている。
【0063】(15) 修理テーブル153 ここには、建設車両に対する各修理について、その建設
車両の「管理番号」、その修理の「修理報告番号」と
「修理着手日」と「完成予定日」と「見積状況」と「保
険手続区分」と「状況詳細」と「写真区分」と「依頼支
店」と「依頼先担当者」、修理の原因となった顧客の
「顧客コード」と「顧客名」などが記録されている。
【0064】(16) 特定自主検査テーブル154 ここには、各建設車両に対する各特定自主検査につい
て、その建設車両の「管理番号」、「記録簿入力日」、
「前回実施日」、「特定自主検査実施時のアワメー
タ」、「特定自主検査実施支店コード」、「エンジン型
式」、「エンジン番号」、「証券番号」、「証券支店コ
ード」、「証券日」、「記録簿イメージデータ」などが
記録されている。
【0065】(17) 次回オイル交換テーブル155 ここには、各建設車両に対する次回のオイル交換につい
て、その建設車両の「管理番号」と「機械コード」と
「機種」と「機番」と「前回交換時のアワメータ」と
「前回交換日」と「次回交換予定のアワメータ」と「現
在のアワメータ」と「現在のアワメータ更新日」と「保
有支店コード」と「保有支店名」と「担当者コード」と
「担当者名」などが記録されている。
【0066】以下、上述したデータベースを用いてレン
タル会社システム100で行われる業務処理の流れを説
明する。
【0067】図3は、このシステムで行われる業務処理
のうち、建設車両の在庫照会から移動依頼までの業務処
理の全体的流れを示す。図4は、図3の流れの後に続
く、建設車両の運搬スケジューリングから入庫までの業
務処理の全体的流れを示す。図5は、建設車両のメンテ
ナンスに関する業務処理の全体的流れを示す。
【0068】図3に示すように、本部では随時に、予約
/移動規制の処理(ステップS1)を行うことができ
る。この処理S1では、任意の建設車両を指定して、そ
の建設車両に予約規制又は移動規制をかけたり、或い
は、既に予約規制又は移動規制がかかっている任意の建
設車両に対してその規制を解除したりすることができ
る。ここで、「予約規制」とは、営業員の携帯電話など
からの依頼に応じてその車両に自動的に予約を入れるこ
とを禁止する(つまり、支店のオペレータが予約の可否
を判断してマニュアルで予約をいれない限り予約できな
い)措置である。また、「移動規制」とは、その車両の
支店間の移動(ポイント間移動)の決定を自動的に出来
ないようにする措置である。これら予約規制と移動規制
とを総称するときは「自動振り当て規制」という。
【0069】「自動振り当て規制」とは要するに、或る
レンタル注文に対してその車両をシステムが自動的に振
り当てることを規制する(つまり、支店のオペレータが
振り当て可否を判断してマニュアルで振り当てをしない
限り振り当てできない)措置である。この「自動振り当
て規制」を個々の車両に課すことができることによっ
て、各車両の稼動時間やメンテナンスのスケジュールを
意図的にコントロールすることができるようになり、も
って、所定の時期に各車両を中古車市場に出したとき、
その車両のアワメータや各種の品質を一定の水準で保証
することができるようになる。
【0070】図3に示すように、各支店では、顧客から
引き合いがあったときなどの随時に、在庫紹介の処理
(S2)を行うことができる。この処理S2では、任意
の機種の車両について、在庫中か予約中か修理中かなど
の空き状態、出庫ポイント、仕様、自動振り当て規制が
かかっているか否かなどの各種状態を確認することがで
きる。
【0071】また、外出している営業員は、外出先で顧
客から引き合いがあったときなどの随時に、携帯電話に
よるリアルタイム検索及び仮予約の処理(S5)を行う
ことができる。この処理S5では、携帯電話からレンタ
ル会社システムの携帯電話コンテンツサーバに接続する
ことにより、任意の機種の現在の在庫車両(自動振り当
て規制がかかっていない車両のみ)を検索して確認した
り、その結果に基づいて、特定の車両に対して仮予約を
発したりすることができる。
【0072】支店では、顧客から引き合いや注文があっ
たときなどに、伺い書作成の処理(S3、S6)を行う
ことができる。前述した在庫照会(S2)を行った結
果、自動振り当て規制のかかっている車両については、
通常はを確認した上で、自動振り当て規制機種用の伺い
書作成処理(S3)を行う。前述した在庫照会(S2)
を行った結果、自動振り当て規制のかかっていない車両
については、自動振り当て規制なし機種用の伺い書作成
処理(S6)を行う。また、前述した携帯電話によるリ
アルタイム検索及び仮予約処理(S5)で仮予約が入っ
た車両(自動振り当て規制なし)についても、自動振り
当て規制なし機種用の伺い書作成処理(S6)を行う。
【0073】支店では、自動振り当て規制機種用の伺い
書作成処理(S3)を行った車両に対して、次に、振り
当て処理(S4)を行う。この振り当て処理(S4)に
よって、その自動振り当て規制のかかった車両に対する
予約が確定する。一方、自動振り当て規制のかかってい
ない車両については、自動振り当て規制なし機種用の伺
い書作成処理(S6)を行った段階で予約が確定する。
【0074】支店及び本部では、予約の確定した車両に
ついて、ポイント間移動依頼の処理(S7)を行う。こ
の処理S7では、各車両のポイント間移動(現在の車庫
から顧客に渡すまでの運搬)に関し、運搬手段や運搬日
のレンジなどの大枠の内容を決める。
【0075】次に、図4に示すように、本部にて、ポイ
ント間移動依頼処理(S7)の終わった車両について、
運搬スケジューリングの処理(S8)を行う。この処理
S8では、各車両の部隊的な運搬スケジュールを決定す
る。
【0076】支店では、決まった運転スケジュールに従
って、車両の実際の出庫と出庫時点検とポイント間移動
とを実施し(S9)、それに伴って、出庫処理(S1
0)、出庫時の画像データ及び点検情報の入力処理(S
11)を行う。
【0077】支店では、また、レンタルが終わって顧客
から帰ってきた車両について、入庫時点検を行うと共
に、入庫時の画像データ及び点検情報の入力処理(S1
2)と入庫処理(S13)を行う。
【0078】また、図5に示すように、レンタル会社の
支店又は本部と、社外のメンテナンス機関では、定期的
又は随時に、建設車両の特定自主検査管理の処理(S1
4)を行なう。この処理S14では、特定自主検査を行
う対象の建設車両を特定し、その車両に対して実施した
特定自主検査の結果を入力して特定自主検査管理記録簿
を作る。その後、支店では、特定自主検査管理記録簿の
出力処理(S15)を行い、出力(プリントアウト)し
た特定自主検査管理記録簿を保管する。
【0079】また、社外のメンテナンス機関では、定期
的又は随時に、各車両の整備履歴照会処理(S16)、
オイル管理処理(S17)及び修理状況紹介(S18)
などを行って、各車両の整備やオイル交換や修理が適正
に行われるよう管理する。
【0080】以下、図3〜図5に示した各処理の具体的
な流れを、図7以下のフローチャートとユーザインタフ
ェ−ス画面の絵を用いて説明する。
【0081】なお、図6は、図7以下のフローチャート
のための凡例である。ここに示すように、図7以下のフ
ローチャートにおいて、実線矢印は処理ステップの進む
方向を意味し、角が尖ったしブロックはシステムによる
処理ステップを意味し、角の丸いブロックは人による処
理を意味し、テーブル「A」に向う破線の片矢印はテー
ブル「A」に新規レコードを生成することを意味し、テ
ーブル「A」に向う破線の両矢印はテーブル「A」の特
定のレコードを更新することを意味し、テーブル「A」
から出る破線の片矢印はテーブル「A」のレコードの読
み込み/照会を意味している。
【0082】図7は、図3のステップS1の「予約/移
動規制」の処理の流れを示す。図8〜図14は、この処
理で用いるユーザインタフェース画面を示す。
【0083】本部の端末コンピュータに表示された図8
に示すメニュー画面において、オペレータが「マスタ管
理」及び「機械機番」を順次マウスでクリックすると、
システムは図9に示す機番検索画面を表示する。そし
て、図7のステップS101にて、オペレータは図9の
機番検索画面に規制をかけたい車両の管理番号(例え
ば、「PS0600」)を入力して「検索」をクリック
すると、図7のステップS102にて、システムが、入
力された管理番号と同一の管理番号をもつ車両のレコー
ドを機番マスタテーブル120(図2参照)から検索し
て、そのレコード内容を図10に示すように機番検索画
面に表示する。次に、図7のステップS103で、オペ
レータが図10の画面に表示されたレコードを選択して
「修正」をクリックすると、図7のステップS104
で、システムが、選択されたレコードの車両についての
更に詳細な情報を機番マスタテーブル120から読み出
して、図11に示すようにその詳細情報を機械機番画面
に表示する。
【0084】次に、図7のステップS105で、オペレ
ータが、図11の画面の右下端にある「予約制限」又は
「移動制限」の選択ボックス201、202を操作する
ことで、その車両に予約制限または移動制限をかける
(又は制限を解除する)ことを選択して「OK」をクリ
ックする。すると、図7のステップS106で、システ
ムが、機番マスタテーブル120上のその車両の予約制
限フラグ又は移動制限フラグを更新する。
【0085】上記手順は、管理番号を指定して車両毎に
予約規制又は移動規制をかけるものであるが、機種毎に
予約規制をかけることもできる。
【0086】その場合には、オペレータは、図8のメニ
ュー画面で「機械マスタ(予約制限)」をクリックす
る。すると、システムは図12に示すような機械検索画
面を表示するので、オペレータはその画面に機種コード
(例えば、「PC200})を入力して「検索」をクリ
ックする。すると、システムが、入力された機種に該当
する機種のレコードを機械マスタテーブル121(図2
参照)から検索して図13に示すように機械検索画面に
表示するので、オペレータはその中から規制をかけたい
機種を選択して「修正」をクリックする。すると、シス
テムが、図14に示すように選択した機種のレコード内
容を機械マスタ画面に表示するので、オペーレータが、
この画面中の「予約制限」の選択ボックス203を操作
して予約制限をかけて(又は制限を解除して)、「O
K」をクリックすれば、システムが、機械マスタテーブ
ル121上でその機種の予約制限フラグを更新し、併せ
て、機番テーブル120上でその機種に該当する各車両
の予約制限フラグも更新する。
【0087】図15は、図3のステップS2の「在庫照
会」の処理の流れを示す。図16及び図17は、この処
理で用いるユーザインタフェース画面を示す。
【0088】支店の端末コンピュータに表示された図1
6に示すようなメニュー画面で、オペレータが「受注/
伺い 出庫 入庫」及び「機械状況照会」を順にクリッ
クすると、システムが図17に示すような機械状況照会
画面(どのエントリフィールドもブランクになっている
もの)を表示する。そして、図15のステップS110
で、オペレータが図17の機械状況照会画面に検索キー
として照会したい機種の機械コード(例えば、「PC2
00」)又は照会したい車両の管理番号などを入力する
と、ステップS11で、システムが、入力された検索キ
ーに該当する全ての車両のレコードを機番マスタテーブ
ル120から抽出して、そのレコード内容を図17に示
すように機械状況照会画面に表示する。表示された各車
両のレコード内容には、空き状態(在庫中か、予約済み
か、仮予約中か、修理中か、出庫中か)や、自動振り当
て制限の有無(図17の例では、「空き」の表示マーク
の色で示す)や、管理番号や、仕様や、出庫ポイントな
どが含まれているので、ステップ112でオペレータ
は、この画面上で予約を所望する車両について、空き状
態や自動振り当て制限の有無などを確認する。その結
果、所望車両が「在庫中」でなければ(ステップS11
3で「なし」)、どのように対応するかを検討する。ま
た、所望車両が「在庫中」であれば(ステップS113
で「あり」)、その所望車両に自動振り当て規制がかか
っていれば(ステップS114で「あり」)、図3のス
テップS3の「伺い書作成(自動振り当て規制の場合)
『仮予約』」の処理に進み、その所望車両に自動振り当
て規制がかかってなければ(ステップS114で「な
し」)、図3のステップS6の「伺い書作成(自動振り
当て規制なしの場合)『予約』」の処理に進む。
【0089】図18は、図3のステップS3の「伺い書
作成(自動振り当て規制の場合)『仮予約』」の処理の
流れを示す。図19と図20は、この処理で用いるユー
ザインタフェース画面を示す。
【0090】支店の端末コンピュータに表示された図1
6に示すようなメニュー画面で、オペレータが「受注/
伺い 出庫 入庫」及び「伺い入力」を順にクリックす
ると、システムが図19に示すような受注・伺い画面
(どのエントリフィールドもブランクになっているも
の)を表示する。続いて、図18のステップS130で
オペレータが、図19の受注・伺い画面に、伺い書の基
礎情報(例えば、依頼元、出庫値、担当コード、顧客コ
ード、出庫予定・予定返却日など)を入力する。
【0091】続いて、図18のステップS131でオペ
レータが、この受注・伺い画面の「対象」の欄の「予約
/移動制限ありの場合」の欄に、所望の機種を特定する
情報(例えば、機械コード(機械CD)、仕様(操作パ
ターン、履帯の種類など)、他機種が代用可能か否か、
代用可能機種名など)を入力する。また、図18のステ
ップS132でオペレータが、この受注・伺い画面の
「アタッチメント」をクリックすることで図20に示す
ような「アタッチメント」ボックスを開き、そこに所望
のアタッチメントを特定する情報(例えば、そのアタッ
チメントの管理番号など)を入力する。
【0092】さらに、図18のステップS133〜13
4でオペレータが、この受注・伺い画面に、契約条件
(例えば、契約形態(日/月極めなど)、契約金額、契
約日数/月数など)、及びその他の項目(例えば、出庫
希望日が調整可能か否か、競合条件など)を入力する。
最後に、オペレータが「OK」をクリックすると、図1
8のステップS135でシステムが、この伺い書に伺い
番号を割り当て、上記入力内容の伺い書レコードを作成
して、伺い基本情報テーブル125及び伺い明細テーブ
ル126に登録する。
【0093】上述の「伺い書作成(自動振り当て規制の
場合)『仮予約』」の処理では、所望の車両に自動振り
当て規制がかかっているため、その車両と同じ機種に対
して「仮予約」をしただけであり、特定の車両に対して
「予約」をしたことにんはなっていない、その後に、図
3に示すステップS4の「振り当て処理(自動振り当て
規制の場合)『予約』」を行って初めて、その機種の特
定の車両に対して「予約」をすることができる。
【0094】図21と図22は、この図3のステップS
4の「割り当て処理(自動振り当て規制の場合)『予
約』」の流れを示す。図23から図25は、この処理で
用いるユーザインタフェース画面を示す。
【0095】まず、図21のステップ140で、支店の
オペレータは支店の端末コンピュータに、図23に示す
ような新着情報画面を開く。この新着情報画面には、伺
い基本情報テーブル125及び伺い明細テーブル126
より、上述した「伺い書作成(自動振り当て規制の場
合)『仮予約』」の処理で新規入力された伺い書のレコ
ードが、「伺い」表に表示される。
【0096】なお、この新着情報画面には、そのほか
に、「携帯仮予約」表に、図3のステップS5の「携帯
電話によるリアルタイム検索及び仮予約」の処理(その
手順は後述する)で入力された携帯電話からの仮予約の
レコードが表示され、「予約」表には、図3のステップ
S6の「伺い書作成(自動振り当て規制なしの場合)」
の処理(その手順は後述する)又は今ここで説明してい
る「割り当て処理(自動振り当て規制の場合)『予
約』」の処理で入力された予約のレコードが表示され
る。
【0097】さて、支店のオペレータは、図23の新着
情報画面中の「伺い」の表を見て、この表に記載された
伺い書情報(例えば、伺い書番号、機械コード、出庫希
望日、返却予定日、価格など)を確認し、振り当て処理
を行うべき伺い書の伺い書番号や機械コードなどをメモ
用紙などに控える。次に、図21のステップS141
で、オペレータは、図24に示すメニュー画面をコンピ
ュータ端末に表示して「振当て 運搬 運搬計画」及び
「予約 仮予約」を順にクリックすることで、図25に
示すような「機械の振当て処理」画面を開く(まだ、エ
ントリフィールドはブランクになっている)。そして、
オペレータは、この「機械の振当て処理」画面に、メモ
してある機械コード(機械CD)などを検索条件として
入力する。
【0098】すると、図21のステップS142〜S1
44で、システムが、入力された検索条件に合致する全
車両の中から、振り当てが可能な車両だけを抽出して、
その車両のレコードを、図25に示すように「機械の振
当て処理」画面に表示する。ここで、振り当てが可能な
車両を抽出する処理は、例えば次のような手順で行う。
まず、図21のステップS142において、機番マスタ
テーブル120を参照して、入力された検索条件(例え
ば、入力された機械コードの機種)に合致する車両を抽
出し、その中の出庫中の車両の各々について、最新TM
S情報(稼動情報や現在の位置情報)に基づいて、特定
期日(例えば、出庫希望日の2日前)までの「返却可能
性」を計算する(例えば、返却予定日が過ぎており、且
つ、最近数日間全く稼動していない車両は、「返却可能
性」が高いと判断する)。さらに、ステップS143に
おいて、上記出庫中の車両の各々について、営業員から
入力された「返却確度情報」(いつまでにどれくらいの
確度で返却されそうか)を抽出する。そして、ステップ
S144で、上記検索条件に合致する車両の中で、在庫
中の車両と、出庫中ではあるが上記「返却可能性」が大
又は上記「返却確度情報」が大である車両とを、振当て
可能な車両として抽出し、それらの車両の情報を機番マ
スタテーブル120、伺い基本情報テーブル125、仮
予約テーブル151、出庫テーブル133、入庫テーブ
ル136などから読み込んで、図25の「機械の振当て
処理」画面に表示する。
【0099】振当て可能な車両の情報が図25の「機械
の振当て処理」画面に表示されると、次に、図22のス
テップS145及びS146で、オペレータはそれらの
車両の中から振り当てるべき車両を選択し、画面中のそ
の選択した車両の「伺いNo.入力」フィールドに、先
ほどメモした伺い書番号をエントリして、「予約」をク
リックする。すると、ステップS147で、システム
が、伺い基本情報テーブル125の当該伺い書番号のレ
コードに、その車両の管理番号の情報を付加する。これ
により、その車両に対して「予約」なされたことにな
る。
【0100】次に、ステップS148で、システムは、
その予約された車両についてポイント間移動が必要か否
かを判断する。その車両の在庫地とその伺いの出庫ポイ
ントが同一地であれば、ポイント間移動は不用と判断
し、違っていればポイント間移動が必要と判断する。ポ
イント間移動が不用と判断した場合には、システムは当
面何もせず、支店側の担当者が出庫日に合わせて外部運
搬業者を手配したりする。ポイント間移動が必要と判断
した場合には、ステップS149で、システムは、運搬
依頼情報を生成して運搬基本テーブル128や運搬明細
テーブル129に登録するとともに、担当の営業員に電
子メールで運搬依頼情報を通知する。
【0101】図26は、図3のステップS5の「携帯電
話によるリアルタイム検索及び仮予約」の処理の流れを
示す。図27は、営業員の携帯電話に表示される携帯電
話コンテンツの画面の種類とその遷移を示す。なお、図
27で、白丸印が左に付いている事項は、画面への入力
項目である。
【0102】図26に示す「携帯電話によるリアルタイ
ム検索及び仮予約」の処理は、前述したように、外出先
で営業員が携帯電話を用いて、車両の空き状況を参照し
たり車両の仮予約を行ったりするための処理である。
【0103】この処理に入るために、営業員はまず、携
帯電話に図27に示すメニュー画面300を表示させ、
そのメニュー画面300中の「[1]空き状況&予約」を
選択することで、「車両状況照会」画面302を表示さ
せる。そして、図26のステップS150で、営業員
は、検索条件として機械コード(つまり、機種)などを
「車両状況照会」画面302に入力する。すると、図2
6のステップS151で、システムが、機番マスタテー
ブル120、伺い基本情報テーブル125、仮予約テー
ブル151、出庫テーブル133及び入庫テーブル13
6などを参照して、入力された検索条件に合致し、且
つ、在庫中であって自動振り当て規制がかかっていない
車両を抽出し、それらの車両の台数(保有機数)を支店
毎に集計して、その集計結果を図27の「店舗別車両状
況表示」画面304として作成して、これを携帯電話に
送り表示させる。
【0104】次に、図26のステップS152で、営業
員が、「店舗別車両状況表示」画面304上で出庫する
支店を選択する。すると、図26のステップS153
で、システムが、機番マスタテーブル120、伺い基本
情報テーブル125、仮予約テーブル151、出庫テー
ブル133及び入庫テーブル136などを参照して、選
択された支店に保有されていて、且つ、在庫中で自動振
り当て規制のかかっていない車両を抽出し、それら車両
の管理番号のリストを図27の「店舗別車両詳細情報表
示」画面305として作成して、これを携帯電話に送り
表示させる。
【0105】次に、図26のステップS154で、営業
員が、「店舗別車両状況表示」画面305上で仮要約し
たい車両の管理番号を選択する。すると、次に、その選
択した管理番号の車両について図27の「管理番号別車
両詳細情報表示」画面306が出るので、営業員はその
画面306に、担当者コードや出庫予定地などを入れて
入力を完了する。すると、図27の「仮予約確認」画面
307が出るので、営業員はその画面307上で「O
K」を選択する。すると、システムが、入力された事項
を基に、携帯予約レコード及び仮予約レコードを作成し
て携帯予約テーブル152及び仮予約テーブル151に
それぞれ登録する。
【0106】このようにして、携帯電話によってなされ
た仮予約の内容(例えば、車両の管理番号、機種,機
番、在庫地、担当者など)、既に説明した図23の「新
着情報」画面を開くことで、その「携帯仮予約」表に表
示される。支店では、この「携帯仮予約」表をオペレー
タが見て、そこにリストされた各仮予約について、図3
のステップS6の「伺い書作成(自動振り当て規制なし
の場合)『予約』」の処理を行う。
【0107】この「伺い書作成(自動振り当て規制なし
の場合)『予約』」の処理は、基本的には、図18〜図
20を参照して説明した「伺い書作成(自動振り当て規
制ありの場合)『仮予約』」とほぼ同じである。異なる
点は、この「伺い書作成(自動振り当て規制なしの場
合)『予約』」の処理で、特定の車両に対する「予約」
が確定する点である。すなわち、この処理では、オペレ
ータは、図28に示すように「受注・伺」画面上で、
「対象」欄の「制限なしの場合」欄に仮予約した車両の
管理番号を入力し、そして、その他の必要事項も入力し
た上で「OK」をクリックする。すると、すれば、既に
図21〜図22を参照して説明した「振り当て処理(自
動振り当て規制機種の場合)」のステップS147以降
と同様に、システムによってその管理番号の車両が自動
的に振り当てられ、伺い書の内容が伺い基本情報テーブ
ル125や伺い明細テーブル126に登録され、さら
に、その車両のポイント間移動が必要か否か判断され、
必要な場合には運搬依頼情報が生成されて運搬基本情報
テーブル128や運搬明細てブル129に登録され、且
つ、担当者に電子メールで通知される。
【0108】以上のようにして、特定の車両に対してレ
ンタルの「予約」が確定すると、次に、既に説明したと
おり、図3のステップS7の「ポイント移動依頼」の処
理が行われる。
【0109】図29は、この「ポイント移動依頼」の処
理の流れを示す。図30と図31は、この処理で用いる
ユーザインタフェース画面を示す。
【0110】まず、支店の端末コンピュータ上で、図2
4に示したメニュー画面の「振当て運搬 運搬計画」及
び「運搬一覧と在庫地管理」を順にクリックして、更に
図示しない「レンタル運搬」をクリックすると、図30
に示した「レンタル運搬」画面が表示される。まず、図
2のステップS160で、オペレータは、対象の車両の
管理番号を「レンタル運搬」画面に入力する。すると、
ステップS161で、システムが、入力された管理番号
の運転指示情報の内容(例えば、依頼元、担当など)を
運搬基本情報テーブル128及び運搬明細テーブル12
9から読み出して、図30に示すように「レンタル運
搬」画面に表示する。次に、図29のステップS162
で、オペレータが、ポイント間移動の運送手段(例え
ば、顧客が取りに来る、自社便、業者便など)を「レン
タル運搬」画面に入力して、「OK」をクリックする。
すると、ステップS163で、システムが、運搬基本情
報テーブル128及び運搬明細テーブル129内の該当
する管理番号の運搬依頼情報レコードに、入力された運
送手段の情報を付加する。
【0111】次に、本部において、図24に示したメニ
ュー画面の「振当て 運搬 運搬計画」及び「運搬一覧
と在庫地管理」を順にクリックすると、図31に示した
「運搬一覧と在庫地管理」画面が表示される。まず、図
29のステップS164で、オペレータが、ポイント間
移動が必要な運搬日のレンジを「運搬一覧と在庫地管
理」画面に入力する。すると、ステップS165で、シ
ステムが、入力されたレンジに入る運搬日をもつ全ての
運搬依頼情報の内容を、運搬基本情報テーブル128及
び運搬明細テーブル129から読み出して、図31に示
すように「運搬一覧と在庫地管理」画面に表示する。
【0112】次に、ステップS166で、オペレータ
が、「運搬一覧と在庫地管理」画面に表示された運搬依
頼情報の中から、スケジューリングすべき運搬依頼情報
を選択し、その選択した運搬依頼情報の画面中の「スケ
ジュール」のフラグを立て、「スケジュールへ追加」を
クリックする。すると、ステップS167で、システム
が、その「スケジュール」フラグを立てた運搬依頼情報
について、運搬スケジュールレコードを作成して運搬ス
ケジュールテーブル130に登録する。これにより、そ
の運搬依頼情報についてシステム上でスケジューリング
が可能となる。
【0113】図32は、図4のステップS8の「運搬ス
ケジューリング(ポイント間移動時)」の処理の流れを
示す。図33と図34は、この処理で用いるユーザイン
タフェース画面を示す。
【0114】この処理は、図4に示したように本部で行
う。まず、図32のステップS170で、本部のオペレ
ータが端末コンピュータで、図24に示したメニュー画
面の「振当て 運搬 運搬計画」及び「運搬スケジュー
ル」を順にクリックすることで、図33に示すような
「運搬スケジュール」画面を表示して(エントリフィー
ルドがブランクになもの)、その「運搬スケジュール」
画面に、運搬日のレンジを入力する。すると、ステップ
S171で、システムが、入力されたレンジに当てはま
る運搬スケジュールレコードを運搬スケジュールテーブ
ル130から抽出し、図33に示すように表示する。
【0115】次に、ステップS172で、オペレータ
が、「運搬スケジュール」画面で各運搬スケジュールの
出発場所(出庫地)、到着場所、到着日時などを確認
し、更にステップS173で、日時別及び運転手別の運
搬スケジュールを確認し、特定日時の運転手の空き具合
を判断する。次に、ステップS174で、オペレータ
は、特定の運搬スケジュールを「運搬スケジュール」画
面から選択して、「編集」をクリックする。すると、ス
テップS175で、システムが、その選択された運搬ス
ケジュールの諸情報(例えば、出庫場所、お届け先な
ど)を運搬スケジュールテーブル130から読み出し、
図34に示すように「運搬の振当処理」画面に表示す
る。
【0116】次に、ステップS176で、オペレータ
が、「運搬の振当処理」画面で、その運搬スケジュール
について「運転手名称」等を入力し、「OK」をクリッ
クする。すると、ステップS177で、システムが、運
搬スケジュールテーブル130のその運転スケジュール
レコードに、入力された「運転手名称」等を追加する。
【0117】図35と図36は、図4のステップS10
の「出庫(ポイント間移動時)」の処理の流れを示す。
図37から図44は、この処理で用いるユーザインタフ
ェース画面を示す。
【0118】図35のステップS180で、支店のオペ
レータは、端末コンピュータの図16に示したメニュー
画面で「受注/伺い 出庫 入庫」及び「出庫入力」を
順にクリックして、図37に示す出庫入力画面を表示さ
せ、その画面の「予約車両から追加」をクリックして、
図38に示す「予約車両」画面を表示させ(エントリフ
ィールドがブランクなもの)、この「予約車両」画面に
検索条件として出庫ポイントコード(出庫ポイントC
D)を入力する。すると、ステップS181で、システ
ムが、入力された検索条件に合致する予約(伺い)のレ
コードを伺い基本情報テーブル125及び伺い明細テー
ブル126から抽出して、図38に示すように表示す
る。
【0119】次に、ステップS182で、オペレータ
が、出庫を希望する予約を「予約車両」画面上で選択
し、「OK]をクリックする。すると、ステップS18
2で、システムが、その選択された予約の詳細な情報を
伺い基本情報テーブル125及び伺い明細テーブル12
6から読み出して、図39〜図43に示すように「出庫
内容」画面に表示する。
【0120】次に、ステップS184で、オペレータ
が、図39〜図43の「出庫内容」画面で、その予約の
詳細情報を確認し、必要に応じその詳細情報に新情報を
入力して更新する。すると、システムが、ステップS1
85で、入力された情報を、伺い基本情報テーブル12
5及び伺い明細テーブル126内のその予約のレコード
に追加し、そしてステップS186で、伺い基本情報テ
ーブル125及び伺い明細テーブル126内のその予約
のレコードを基に出庫レコードを作成して、その出庫レ
コードを入出庫基本情報テーブル132及び出庫テーブ
ル133に登録する。続いて図36のステップS187
へ進み、システムが、仮売上データを作成して、仮売上
テーブル140に登録する。
【0121】次に、ステップS188で、オペレータ
が、図39〜図43の「出庫内容」画面の「戻る」をク
リックして図38の「予約車両」画面に戻り、更に「予
約車両」画面の「戻る」をクリックして「出庫入力」画
面に戻ると、図44に示すように「出庫入力」画面に
は、上記出庫レコードの内容が表示されているので、こ
れを確認し、「伝票印刷」をクリックする。すると、ス
テップS189〜S190で、システムが、その出庫レ
コードに基づく出庫伝票を印刷する。
【0122】図45は、図4のステップS11及びS1
2の出庫時及び入庫時の「画像データ及び点検情報の入
力」の処理の流れを示す。図46〜図50は、この処理
で用いるPDAのユーザインタフェース画面を示す。
【0123】まず、支店の点検者が、デジタルカメラ付
きのPDAを点検対象の車両の場所で持っていき、図4
5のステップS200で、そのPDAの業務アプリケー
ションを起動して図46に示すようなメニュー画面を開
き、メニュー画面の「受入点検」を選択して図47に示
すような「受入点検入力」画面を開き、「受入点検入
力」画面に点検対象車両の管理番号(又は機種と機番)
を入力して「受入点検入力」画面を図48に示すような
内容に切り換え、この図48の「受入点検入力」画面で
「点検項目入力」を選択する。
【0124】すると、ステップS201で、PDAが図
49に示すような「点検項目入力」画面を表示するの
で、ステップS202で、点検者は、各点検項目ごとに
車両を点検してその評価結果を「点検項目入力」画面に
マルかバツかで入力して、「確認」を選択する。する
と、ステップ203で、PDAが、入力された点検結果
の評価情報をPDAの一時ファイルに保存する。
【0125】次に、ステップS204で、点検者は、P
DAの画面を図48の「受入点検入力」画面に戻して
「写真」を選択することで、図50に示すような写真画
面を開き、そして、PDAに付属のデジタルカメラを用
いて、点検対象車両の要所要所の写真を撮影する。する
と、PDAが、ステップS205で、撮影されたデジタ
ル写真を図50に示すように写真画面に表示するととも
に、PDA内の一時ファイルに保存する。
【0126】PDAへの点検入力が終わると、ステップ
S206で、点検者はPDAを支店の端末コンピュータ
に接続し、PDAの画面を図48の「受入点検入力」画
面にして「登録」を選択することで、PDAの一時ファ
イルに保存してあった点検結果の評価情報や写真データ
を支店の端末コンピュータに転送する。すると、ステッ
プS207で、システムが、その点検結果の評価情報を
基に点検情報レコードを作成して、その点検情報レコー
ドを入出庫点検情報テーブル138に登録し、且つ、そ
の点検情報レコードにリンクさせた形で、その写真デー
タを写真ベース139に登録する。
【0127】図51は、図4のステップS13の「入
庫」の処理の流れを示す。図52〜図57は、この処理
で用いるユーザインタフェース画面を示す。
【0128】図51のステップS210で、支店のオペ
レータは、端末コンピュータの図16に示したメニュー
画面で「受注/伺い 出庫 入庫」及び「入庫入力」を
順にクリックして、図52に示す「入庫入力」画面を表
示させ、その画面に検索条件として入庫する車両の「管
理番号」を入力する。すると、ステップS211で、シ
ステムが、入力された検索条件に合致する出庫レコード
を入出庫基本情報テーブル132及び出庫テーブル13
6から抽出して、図53〜図56に示すように「入庫内
容」画面に表示する。
【0129】次に、ステップS212で、オペレータ
が、図53〜図55の「入庫内容」画面に、入庫情報
(例えば、入庫場所、入庫日、アワーメータ値、運転業
者名など)を入力する。すると、システムが、ステップ
S213で、入出庫基本情報テーブル132及び出庫テ
ーブル136から読み込んだ上記出庫レコード及び「入
庫内容」画面に入力された入庫情報を基に、入庫データ
を作成して入庫テーブル133に登録する。
【0130】この後、オペレータが「入庫入力」画面に
戻ると、図57に示すようにその「入庫入力」画面に上
記入庫レコードの内容が表示されているので、これを確
認し、「伝票印刷」をクリックすると、その入庫レコー
ドに基づく入庫伝票が印刷される。
【0131】図58は、図5のステップS14の「特定
自主検査」の処理の流れを示す。図59〜図62は、こ
の処理で用いるユーザインタフェース画面を示す。
【0132】車両の特定自主検査や整備などを行う社外
の所定のメンテナンス機関(勿論、レンタル会社内でそ
れらのメンテナンスを行うことができれば、レンタル会
社の支店や本部やサービス工場などでもよい)におい
て、まず、図58に示すステップS220で、オペレー
タが端末コンピュータに図59に示す「特定自主検査管
理」画面を表示し、この画面に検査期限を入力して「検
索」をクリックする。すると、ステップS221で、シ
ステムが、入力された検査期限までに特定自主検査を行
う必要がある(つまり、前回の特定自主検査日の1年後
の日が、入力された検査期限の前にある)車両について
の特定自主検査レコードを、特定自主検査テーブル15
4から検索して、図60に示すように「特定自主検査管
理」画面に表示する。
【0133】或いは、検査対象の車両が始めから特定さ
れている場合には、オペレータは図61に示すように
「特定自主検査管理」画面にその車両の管理番号を入力
して「検索」をクリックし、すると、システムはその管
理番号に該当する特定自主検査レコードを特定自主検査
テーブル154から検索して、図62に示すように「特
定自主検査管理」画面に表示する。
【0134】こうして「特定自主検査管理」画面に検査
すべき車両の特定自主検査レコードが表示されると、次
に、ステップS222で、メンテナンス機関は、それら
特定自主検査レコードの表示された車両に対して検査期
限までに特定自主検査を実施し、そしてステップS22
3で法定の特定自主検査記録簿を作成して、その記録簿
をレンタル会社の支店又は本部へファクシミリ送信す
る。
【0135】レンタル会社の支店又は本部では、ステッ
プS224で、オペレータが、ファクシミリ受信した記
録簿を、端末コンピュータに接続したイメージスキャナ
で読み込み、車両の管理番号と検査実施日を端末コンピ
ュータに入力して、登録を指示する。すると、ステップ
S225で、システムが、入力された管理番号に該当す
る特定自主検査テーブル154内のレコードに対し、検
査実施日及び記録簿イメージデータを付加する。
【0136】図63は、図5のステップS15の「特定
自主検査記録簿出力」の処理の流れを示す。図64は、
この処理で用いられるユーザインタフェース画面を示
す。
【0137】まず、ステップS230で、支店のオペレ
ータが、端末コンピュータに所定の「特定自主検査管
理」画面(図示せず)を表示して、この画面に記録簿を
出力したい車両の管理番号を入力する。すると、ステッ
プS231で、システムが、その管理番号に対応するレ
コードを特定自主管理テーブル154から読み出し、そ
のレコード内の記録簿に関連する情報を「特定自主検査
管理」画面に表示する。
【0138】次に、ステップS232で、オペレータ
が、「特定自主検査管理」画面上で「記録簿表示」を選
択すると、ステップS233で、システムが、その管理
番号に対応する記録簿イメージデータを特定自主検査テ
ーブル154から読み出し、図63に示すように、所定
の「記録簿イメージ表示」画面(図示せず)を開いて、
その「記録簿イメージ表示」画面に記録簿イメージを表
示する。
【0139】次に、ステップS234で、オペレータ
が、図63の「記録簿イメージ表示」画面上で印刷を指
示すると、ステップS235で、その記録簿イメージが
印刷される。
【0140】図65は、図5のステップS16の「整備
履歴照会」の処理の流れを示す。図66〜図68は、こ
の処理で用いるユーザインタフェース画面を示す。
【0141】メンテナンス機関において、図65のステ
ップS240で、オペレータは、端末コンピュータに図
66に示す「整備履歴」画面を表示して、この画面に検
索条件として、参照したい車両の管理番号を入れるか、
又は、この画面の「機種/機番検索」をクリックして図
67に示す画面を表示して、この画面に検索条件とし
て、参照したい車両の機種及び機番を入力して、「検
索」をクリックする。すると、ステップS241で、シ
ステムが、入力された検索条件に対応するレコードを機
番マスタテーブル120及び修理テーブル153から抽
出し、そのレコード内の整備履歴に関する情報を図68
に示すように「整備履歴」画面に表示するので、ステッ
プS242で、オペレータは「整備履歴」画面で整備履
歴を確認する。
【0142】図69は、図5のステップS17の「オイ
ル交換」の処理の流れを示す。図70〜図71は、この
処理で用いるユーザインタフェース画面を示す。
【0143】メンテナンス機関において、図69のステ
ップS250で、オペレータは、端末コンピュータに図
70に示す「オイル交換管理」画面を表示して、この画
面の「未交換検索」をクリックする。すると、ステップ
S251で、システムが、オイル交換の必要な(つま
り、最新のサービスメータ値が、前回オイル交換時のサ
ービスメータ値にオイル種類に応じた所定のオイル交換
必要インターバルを加えた値を超えている)車両のレコ
ードを、機番マスタテーブル120及び次回オイル交換
テーブル155から読み出して、図71に示すように
「オイル未交換管理」画面に表示するので、ステップS
252で、オペレータはリストされた車両を確認する。
そして、ステップS253で、それらの車両のオイル交
換を実施する。
【0144】図72は、図5のステップS18の「修理
状況照会」の処理の流れを示す。図73〜図74は、こ
の処理で用いるユーザインタフェース画面を示す。
【0145】メンテナンス機関において、図72のステ
ップS260で、オペレータは、端末コンピュータに図
71に示す「修理状況照会」画面を表示して、この画面
に「管理番号」を入力して「照会」をクリックする。す
ると、ステップS26で、システムが、入力された管理
番号に対応するレコードを機番マスタテーブル120及
び修理テーブル153から読み出して、図74に示すよ
うに「修理状況照会」画面に表示するので、ステップS
262で、オペレータは修理状況を確認する。
【0146】以上が、レンタルシステムについての全体
の説明である。このレンタルシステムでは、支店の端末
コンピュータ112のオペレータが、以下のようにし
て、メンテナンス業務を行う。以下、図75〜図80を
参照して、この実施形態において、本発明に直接的に関
わる部分について説明する。
【0147】支店の端末コンピュータ112のオペレー
タが、端末コンピュータ112に表示されている画面上
で所定の操作をすると、システムが、図75に示すメニ
ュー画面(図16に示すメニュー画面の構成を若干変え
たもの)を端末コンピュータ112に送信し表示させ
る。このメニュー画面上で、支店のオペレータが、「出
庫マップ」ボタン700をクリックすると、システム
は、所定の場所(例えば社内ネットワーク110上)に
ある地図データソース(例えば地図データを格納してい
るストレージを搭載した基幹サーバ108)から地図デ
ータを取得し、取得した地図データが表す2次元の地図
を表示した地図画面を、図76に示すように支店の端末
コンピュータ112に送信し表示させる。
【0148】図76は、システムが支店の端末コンピュ
ータ112に表示させる地図画面800を示す。なお、
図示の地図は、簡易的に書いているが、実際には、もっ
と詳細な地図を表示することができる。
【0149】システムは、最初に端末コンピュータ11
2に表示させる地図画面800には、或る位置(例え
ば、この端末コンピュータ112が設置されている支店
の位置、或いは、直前の回のメンテナンス業務終了時に
オペレータに指定されていた位置など)を中心に、或る
縮尺(例えば、予め決められている縮尺、或いは、直前
の回のメンテナンス業務終了時のときの縮尺など)で、
地図を表示する。システムは、オペレータにその地図画
面800上で特定の操作(例えば、スライダーバー80
1又は802が上下又は左右にスライドされる、或い
は、マウスの右ボタンを押したままの状態でマウスがド
ラッグされる等)がなされたときは、その操作に応じ
て、地図画面800に表示した地図をスクロールしたり
拡大又は縮小したりする。
【0150】システムは、上記地図データに基づいて、
地図画面800に表示した地図上の、各支店の位置に対
応した箇所に、図76に示すように、支店を表したマー
ク(以下、支店マーク)804A、804Bを表示する。
なお、ここで、システムは、支店マーク804A、80
4Bに代えて又は加えて、支店を示す文字(例えば支店
の名称)を強調表示(例えば、地名を示す文字とは異な
るカラー或いは字体(太字、アンダーライン付文字、斜
体など)で表示)しても良い。また、地図画面800に
表示される地図には、支店マークに限らず、本店、営業
所、或いは現場などの他の拠点を表したマークも表示し
ても良い。なお、この場合、システムは、オペレータの
要求に応じて、表示するマークの種類、例えば、本店と
支店のマークのみを表示する、本店と支店に代えて或い
は加えて営業所又は現場のマークを表示することを切り
替えるようにしても良い。
【0151】システムは、地図を表示した地図画面80
0上で、支店のオペレータから所望の拠点の指定を受付
ける。オペレータが、地図画面800に表示されている
地図上で所望の拠点を指定、例えば、図76に示すよう
に、マウスのカーソル805を支店マーク804Aに合
わせて「実行」ボタン819をクリックすると、システ
ムが、図77に示すように、地図画面800上に、支店
マーク804Aを中心にして円状にどの範囲まで指定す
るかの要求を支店のオペレータから受付けるための指定
範囲調整ダイアログボックス730を表示する。指定範
囲調整ダイアログボックス730には、円状に指定する
範囲について、第1の方向(例えば水平方向)における
径の実際の長さを選択するための複数のラジオボタン
と、第2の方向(例えば鉛直方向)における径の実際の
長さを選択するための複数のラジオボタンが表示されて
いる。
【0152】支店のオペレータは、指定範囲調整ダイア
ログボックス730上で、指定範囲としたい円(又は楕
円)の第1の方向と第2の方向の径の長さをそれぞれ選
択して「OK」ボタンをクリックする。すると、システム
が、図78に示すように、現在表示されている地図の縮
尺に基づいて、選択された長さの径を持った円状の指定
範囲に対応した輪郭線806を、支店マーク804Aを
中心にして地図画面800の地図上に表示する。
【0153】なお、ここで、システムは、オペレータに
所望の支店マークを指定される前に、自動で、端末コン
ピュータ112が設置されている支店を表した支店マー
クを中心に、予め設定された範囲(例えば、その支店の
管轄区域を示す範囲、或いは、所定の又はオペレータ所
望の距離を径にした円状範囲)を、上記「指定範囲」と
して地図画面800上の地図に表示することができる。
また、システムは、オペレータが行った特定の端末操作
に応じて、表示した輪郭線806が表す範囲の形状を変
えたりすることができる(つまり、輪郭線806が表す
指定範囲は、円又は楕円に限らず、自由に変えることが
できる)。
【0154】さて、指定範囲の輪郭線806の表示後、
システムは、基幹サーバ108のデータベースに格納さ
れている各建設車両101、101、…の最新の位置情
報(基幹サーバ108に送られて来た処理後TMSメール
データに含まれている)を解析して、輪郭線806内
(つまり上記指定範囲内)に存在する建設車両を識別す
る。そして、システムは、識別した建設車両の最新位置
情報が表す位置に対応した、輪郭線806が表す範囲内
の箇所に、その範囲内に存在する建設車両のマーク81
0、810、…を、表示することができる。なお、ここ
で、表示するマーク810、810、…は、複数の建設
車両の種類にそれぞれ対応した複数種類のマーク(例え
ば、建設車両がショベルカーであれば、図示のようにシ
ョベルカーの形をしたマーク)であっても良いし、建設
車両の種類に関わらず全く同一のマークであっても良
い。また、システムは、同一の箇所(現場)に複数の建
設車両が存在するような場合には、それら複数の建設車
両のマークを重ねて、又は、或る1つのマークだけを代
表的に表示するようにしても良い(なお、このときは、
マーク上又はマークの近傍に、建設車両の種類や台数な
どを表示するようにしても良い)。また、システムは、
オペレータの要求に応じて、建設車両のマークを表示し
ないようにすることができる。また、システムは、マー
ク810、810、…を表示した地図上で、所定の操
作、例えば、或るマーク810上にマウスのカーソルが
合わされたときは、基幹サーバ108のデータベースに
格納されている各建設車両101、101、…の稼動情
報(基幹サーバ108に送られて来た処理後TMSメール
データに含まれている)や特定のマスタデータに基づい
て、そのマーク810に対応した建設車両に関する基本
的な又は詳細な情報(例えば後述の図10に示すような
画面)を表示することができる。また、システムは、オ
ペレータの要求に応じて、輪郭線806が表す範囲内に
存在する建設車両のうちマークで表示する建設車両の条
件を入力する(表示する建設車両を絞り込む)ための条
件入力ダイアログボックス(図示せず)を表示し、輪郭
線806が表す範囲内に存在する建設車両のうち、その
条件入力ダイアログボックスに入力された条件(例え
ば、稼動時間長が72時間以上、オイルや燃料残量が3
分の1以下、返却予定日が或る月日以降など)を満たす
建設車両のマークのみを表示することもできる。また、
システムは、予め、すぐにメンテナンスを必要とするメ
ンテナンス必要条件(例えば、オイルや燃料残量がごく
僅かなど)を記憶しており、自動的に、輪郭線806が
表す範囲内に存在する建設車両のうち、基幹サーバ10
8のデータベース内の稼動情報などを解析して上述した
メンテナンス必要条件を満たす建設車両があるか否かを
調べ、メンテナンス必要条件を満たす建設車両のマーク
のみを表示することもできる。
【0155】システムは、建設車両のマーク810、8
10、…を地図上に表示した地図画面800上で、支店
のオペレータに特定の操作、例えば、地図画面800上
の「一覧を見る」ボタン820がクリックされたとき
は、基幹サーバ806のデータベース内の特定のマスタ
データ(例えば機番マスタデータ120や出庫テーブル
133など)を参照し、図79に示すように、輪郭線8
06内に存在する建設車両に関する情報(例えば、図7
9に示すように、入出庫番号、管理番号、及び機械CDな
ど)を一覧形式で(例えば、箇条書きで、或いは、図7
9に示すように表で)表示した車両リスト画面900
を、支店の端末コンピュータ112に表示させる。な
お、このとき、システムは、車両リスト画面900に表
示する建設車両に関する情報を、オペレータの要求に応
じて、(例えばオペレータが要求した条件を満たす建設
車両に関する情報のみに)限定することができる。ま
た、システムは、車両リスト画面900に一覧形式で表
示した建設車両の順序を、オペレータの要求に応じて、
(例えば、稼動累積時間の多い順に、又は、返却予定日
の遅い順に)並び替えることができる。
【0156】システムは、この車両リスト画面900上
で、オペレータ所望の建設車両に関する情報が選択され
たとき(具体的には、例えば、オペレータ所望の建設車
両に対応した選択ラジオボックス719が選択されて
「PICK UP」ボタン720がクリックされたとき)、基
幹サーバ806のデータベース内(例えば機番マスタデ
ータ120や出庫テーブル133など)を参照し、図8
0に示すように、選択された建設車両に関する情報をよ
り詳細に表示した画面(以下、車両詳細画面)910を
表示する。システムは、車両詳細画面910には、例え
ば、選択された建設車両の最新位置(緯度・経度)、出
庫支店、担当支店、管理番号、機械CD、燃料残量、及び
オイル残量などを記載した表911と、選択された建設
車両の最新位置をより精度良く表した地図(例えば縮尺
を拡大した地図)912と、上述した稼動情報から検出
した、或る期間(例えば本日から過去1週間)における
各日の稼動時間を示す情報913、913、…とを表示
する。なお、ここで、システムは、表911に記載した
情報のうち、すぐにメンテナンスが必要とされるような
特徴を持った情報(例えば、燃料残量の数値が或る閾値
以下)は、強調して表示(例えば、他の情報と異なるカ
ラーで表示)することができる。また、システムは、特
に図示しないが、表911には、更に、図示以外の稼動
情報(例えば、故障・異常内容、エンジン油圧、エンジ
ン回転数、作業機油温、作業機油圧、ラジエータ水温、
作業機負荷、或る期間における稼働時間の累積値など)
や、他の情報(例えば、入出庫番号、仕様、顧客CD、顧
客名、担当者、出庫日、返却日、アタッチメント情報
(例えば、バケット、ツース盤など)、契約形態(例え
ば、日契約、月契約など)次回の特定自主検査日、アワ
メータ情報(例えば現在のアワメータ、更新日など)も
表示することができる。また、システムは、支店のオペ
レータの要求に応じて、この車両詳細画面910に表示
された全ての情報を印刷することもできる。
【0157】以上、上述した実施形態によれば、貸し出
された各建設車両の現在位置が地図上に表示される。ま
た、貸し出された各建設車両の稼動情報を含む情報も表
示される。これにより、支店の人間は、貸し出し中の建
設車両が現在どの現場に存在してどのような稼動状態に
なっているかを実時間で把握することができるので、効
率良くメンテナンスの計画、例えば、どのような順序で
複数の現場に出向くかなどを計画することができ、以っ
て、従来よりも効率良いメンテナンスが可能になる。
【0158】以上、本発明の実施形態を説明したが、こ
れは本発明の説明のための例示にすぎず、本発明をこの
実施形態にのみ限定する趣旨ではない。よって、本発明
は、他のさまざまな形態で実施することができる。すな
わち、建設車両のレンタル業務を例に説明したが、本発
明は、建設車両等の機器の販売業務において販売した各
機器のメンテナンス計画をたてることを支援する装置等
の他の形態にも適用できるものである。また、上記実施
形態において、建設車両の稼動状態をシステムに知らせ
る方法は、TMSメールに限らず、IBM社のMQ(Me
ssage Q)など他の方法も採用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるを示すブロック
図。
【図2】レンタル会社システム100の基幹サーバ10
8がもつデータベースの内容を示すブロック図。
【図3】このシステムで行われる業務処理のうち、建設
車両の在庫照会から移動依頼までの業務処理の全体的流
れを示すフローチャート。
【図4】図3の流れの後に続く、建設車両の運搬スケジ
ューリングから入庫までの業務処理の全体的流れを示す
フローチャート。
【図5】建設車両のメンテナンスに関する業務処理の全
体的流れを示すフローチャート。
【図6】図7以下のフローチャートのための凡例を示す
図。
【図7】図3のステップS1の「予約/移動規制」の処
理の流れ(車両毎に行う場合)を示すフローチャート。
【図8】予約/移動規制の処理で用いるメニュー画面を
示す。
【図9】車両毎の予約/移動規制の処理で用いる機番検
索画面を示す。
【図10】車両毎の予約/移動規制の処理で用いる機番
検索画面(検索結果)を示す。
【図11】車両毎の予約/移動規制の処理で用いる機械
機番画面を示す。
【図12】車種毎の予約/移動規制の処理で用いる機械
検索画面を示す。
【図13】車種毎の予約/移動規制の処理で用いる機械
検索画面(検索結果)を示す。
【図14】車種毎の予約/移動規制の処理で用いる機械
マスタ画面を示す。
【図15】図3のステップS2の「在庫照会」の処理の
流れを示すフローチャート。
【図16】在庫照会の処理に入るためのメニュー画面を
示す。
【図17】在庫照会の処理で用いる機械状況照会画面を
示す。
【図18】図3のステップS3の「伺い書作成(自動振
り当て規制の場合)」の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図19】伺い書作成(自動振り当て規制の場合)の処
理で用いる受注・伺い画面を示す。
【図20】伺い書作成(自動振り当て規制の場合)の処
理で用いるアタッチメントボックスを示す。
【図21】図3のステップS4の「振り当て処理(自動
振り当て規制の場合)」の流れを示すフローチャート
(前半部分)。
【図22】図3のステップS4の「振り当て処理(自動
振り当て規制の場合)」の流れを示すフローチャート
(後半部分)。
【図23】振り当て処理(自動振り当て規制の場合)で
用いる新着情報画面を示す。
【図24】振り当て処理(自動振り当て規制の場合)に
入るためのメニュー画面を示す。
【図25】振り当て処理(自動振り当て規制の場合)で
用いる機械の振り当て処理画面を示す。
【図26】図3のステップS5の「携帯電話によるリア
ルタイム検索及び仮予約」の処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図27】営業員の携帯電話に表示される携帯電話コン
テンツの画面の種類とその遷移を示す。
【図28】図3のステップS6の「伺い書作成(自動振
り当て規制なしの場合)『予約』」の処理で用いられる
「受注・伺」画面を示す。
【図29】図3のステップS7の「ポイント移動依頼」
の処理の流れを示すフローチャート。
【図30】ポイント移動依頼の処理で用いる「レンタル
運搬」画面を示す。
【図31】ポイント移動依頼の処理で用いる「運搬一覧
と在庫地管理」画面を示す。
【図32】図4のステップS8の「運搬スケジューリン
グ(ポイント間移動時)」の処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図33】運搬スケジューリングの処理で用いる「運搬
スケジュール」画面を示す。
【図34】運搬スケジューリングの処理で用いる「運搬
の振当処理」画面を示す。
【図35】図4のステップS10の「出庫(ポイント間
移動時)」の処理の流れを示すフローチャート(前半部
分)。
【図36】図4のステップS10の「出庫(ポイント間
移動時)」の処理の流れを示すフローチャート(後半部
分)。
【図37】出庫の処理で用いる「出庫入力」画面を示
す。
【図38】出庫の処理で用いる「予約車両」画面を示
す。
【図39】出庫の処理で用いる「出庫内容」画面を示
す。
【図40】出庫の処理で用いる「出庫内容」画面を示
す。
【図41】出庫の処理で用いる「出庫内容」画面を示
す。
【図42】出庫の処理で用いる「出庫内容」画面を示
す。
【図43】出庫の処理で用いる「出庫内容」画面を示
す。
【図44】出庫の処理で用いる「出庫入力」画面を示
す。
【図45】図4のステップS11及びS12の出庫時及
び入庫時の「画像データ及び点検情報の入力」の処理の
流れを示すフローチャート。
【図46】「画像データ及び点検情報の入力」の処理に
入るためのPDAのメニュー画面を示す。
【図47】「画像データ及び点検情報の入力」の処理で
用いる「受入点検入力」画面を示す。
【図48】「画像データ及び点検情報の入力」の処理で
用いる「受入点検入力」画面を示す。
【図49】「画像データ及び点検情報の入力」の処理で
用いる「点検項目入力」画面を示す。
【図50】「画像データ及び点検情報の入力」の処理で
用いる「写真」画面を示す。
【図51】図4のステップS13の「入庫」の処理の流
れを示すフローチャート。図52〜図57は、この処理
で用いるユーザインタフェース画面を示す。
【図52】入庫の処理で用いる「入庫入力」画面を示
す。
【図53】入庫の処理で用いる「入庫内容」画面を示
す。
【図54】入庫の処理で用いる「入庫内容」画面を示
す。
【図55】入庫の処理で用いる「入庫内容」画面を示
す。
【図56】入庫の処理で用いる「入庫内容」画面を示
す。
【図57】入庫の処理で用いる「入庫入力」画面を示
す。
【図58】図5のステップS14の「特定自主検査」の
処理の流れを示すフローチャート。
【図59】特定自主検査の処理で用いる「特定自主検査
管理」画面を示す。
【図60】特定自主検査の処理で用いる「特定自主検査
管理」画面を示す。
【図61】特定自主検査の処理で用いる「特定自主検査
管理」画面を示す。
【図62】特定自主検査の処理で用いる「特定自主検査
管理」画面を示す。
【図63】図5のステップS15の「特定自主検査記録
簿出力」の処理の流れを示すフローチャート。
【図64】特定自主検査記録簿出力の処理で用いる記録
簿イメージ表示画面を示す。
【図65】図5のステップS16の「整備履歴照会」の
処理の流れを示すフローチャート。
【図66】整備履歴照会の処理で用いる「整備履歴」画
面を示す。
【図67】整備履歴照会の処理で用いる「整備履歴」画
面を示す。
【図68】整備履歴照会の処理で用いる「整備履歴」画
面を示す。
【図69】図6のステップS17の「オイル交換」の処
理の流れを示すフローチャート。
【図70】オイル交換の処理で用いる「オイル交換管
理」画面を示す。
【図71】オイル交換の処理で用いる「オイル未交換管
理」画面を示す。
【図72】図5のステップS18の「修理状況照会」の
処理の流れを示すフローチャート。
【図73】修理状況照会の処理で用いる「修理状況照
会」画面を示す。
【図74】修理状況照会の処理で用いる「修理状況照
会」画面を示す。
【図75】支店の端末コンピュータ112に表示される
メニュー画面の一例を示す図。
【図76】地図画面800の一例を示す図。
【図77】指定範囲調整ダイアログボックス730の一
例を示す図。
【図78】指定範囲調整ダイアログボックス730で指
定された範囲の輪郭線806を表示した地図画面800
を示す図。
【図79】車両リスト画面900の一例を示す図。
【図80】車両詳細画面910の一例を示す図。
【符号の説明】
100 レンタル会社システム 101 建設車両 102 営業員 103 携帯電話 104 PDA(Personal Digital Assistants) 105 ファイヤウォール 106 メールサーバ 107 TMSデータ処理サーバ 108 基幹サーバ 109 携帯電話コンテンツサーバ 110 社内ネットワーク 111 支店サーバ 112 端末コンピュータ 113 本部サーバ 115 メンテナンス機関のサーバ 200 衛星通信システム 300 TMS(Tele-Management System)メールサー
バ 400 インターネット 810 建設車両のマーク
フロントページの続き (72)発明者 安倍 紀明 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小松 製作所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔配置された対象物(101)を監視
    するためのシステムであって、 地域を指定する地域指定手段と、 指定された地域を含んだ地図を表示する地図表示手段
    と、 遠隔配置された1又は複数の対象物(101)の位置を
    自動的に検出する位置検出手段と、 前記対象物(101)の検出された位置に基づいて、前
    記指定された地域に位置する対象物(101)を選択す
    る対象物選択手段と、 選択された対象物(101)を表すマークを、表示され
    た地図上の、前記選択された対象物(101)の位置に
    表示する対象物位置表示手段とを備えるシステム。
  2. 【請求項2】 前記1又は複数の対象物(101)の状
    態を自動的に検出する状態検出手段と、 前記選択された対象物(101)の検出された状態を表
    示する対象物状態表示手段とを更に備える請求項1記載
    のシステム。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの拠点を示すマークを、
    前記表示した地図上の前記拠点の位置に表示する手段を
    更に備える請求項1記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記地域指定手段は、所望の拠点につい
    て、ユーザから広さ範囲の要求を受け、要求された広さ
    範囲に対応する地域を指定する請求項1記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 選択された対象物(101)のリストを
    表示する手段を更に備える請求項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記位置検出手段は、随時に又は定期的
    に前記位置を検出する動作を実行することにより実質的
    に最新の位置を検出する請求項1記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記状態検出手段は、随時に又は定期的
    に前記状態を検出する動作を実行することにより実質的
    に最新の状態を検出する請求項2記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記対象物状態表示手段は、前記対象物
    の最新の状態と過去の状態の履歴を表示する請求項2記
    載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記対象物状態表示手段は、前記選択さ
    れた対象物(101)の状態と共に、前記選択された対
    象物(101)の位置を表した地図を表示するように構
    成されている請求項2記載のシステム。
  10. 【請求項10】 遠隔配置された対象物(101)を監
    視するためのシステムであって、 遠隔配置された1又は複数の対象物(101)の位置を
    自動的に検出する位置検出手段と、 前記1又は複数の対象物(101)の状態を自動的に検
    出する状態検出手段と、 検出された位置と状態に基づいて出力対象の対象物(1
    01)を選別する選別手段と、 選別された対象物(101)を出力する手段とを備えた
    システム。
  11. 【請求項11】 遠隔配置された対象物(101)を監
    視するための方法であって、 地域を指定するステップと、 指定された地域を含んだ地図を表示するステップと、 遠隔配置された1又は複数の対象物(101)の位置を
    自動的に検出するステップと、 前記対象物(101)の検出された位置に基づいて、前
    記指定された地域に位置する対象物(101)を選択す
    るステップと、 選択された対象物(101)を表すマークを、表示され
    た地図上の、前記選択された対象物(101)の位置に
    表示するステップとを有する方法。
  12. 【請求項12】 遠隔配置された対象物(101)を監
    視するための方法であって、 遠隔配置された1又は複数の対象物(101)の位置を
    自動的に検出するステップと、 前記1又は複数の対象物(101)の状態を自動的に検
    出するステップと、 検出された位置と状態に基づいて出力対象の対象物(1
    01)を選別するステップと、 選別された対象物(101)を出力するステップとを有
    する方法。
  13. 【請求項13】 遠隔配置された対象物(101)を監
    視するためのシステムに搭載されるコンピュータプログ
    ラムであって、 地域を指定するステップと、 指定された地域を含んだ地図を表示するステップと、 遠隔配置された1又は複数の対象物(101)の位置を
    自動的に検出するステップと、 前記対象物(101)の検出された位置に基づいて、前
    記指定された地域に位置する対象物(101)を選択す
    るステップと、 選択された対象物(101)を表すマークを、表示され
    た地図上の、前記選択された対象物(101)の位置に
    表示するステップとをコンピュータに行わせるコンピュ
    ータプログラム。
  14. 【請求項14】 遠隔配置された対象物(101)を監
    視するためのシステムに搭載されるコンピュータプログ
    ラムであって、 遠隔配置された1又は複数の対象物(101)の位置を
    自動的に検出するステップと、 前記1又は複数の対象物(101)の状態を自動的に検
    出するステップと、 検出された位置と状態に基づいて出力対象の対象物(1
    01)を選別するステップと、 選別された対象物(101)を出力するステップとをコ
    ンピュータに行わせるコンピュータプログラム。
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