JP2003082174A - ゴム組成物及びその用途 - Google Patents
ゴム組成物及びその用途Info
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Abstract
性、機械的特性及び動的特性を有するとともに、耐熱性
及び耐候性に優れるゴム組成物を提供する。 【解決手段】 (A)エチレン−炭素数3〜20のα−
オレフィン−非共役ポリエン共重合体と、(B)比表面
積が5〜500m2/g(BET吸着量:ISO 5794/1,An
nex D)である微粉ケイ酸及び/又はケイ酸塩と、
(C)少なくとも1種のα,β−不飽和カルボン酸金属
塩と、(D)有機過酸化物と、必要により更に、(E)
イオウ系老化防止剤、フェノール系老化防止剤及びアミ
ン系老化防止剤から選ばれる少なくとも1種の老化防止
剤及び/又は(F)イオウを含有してなる組成物、並び
に前記組成物を架橋することにより得られるゴム製品。
Description
性及び耐疲労性に優れるとともに、動的特性に優れる、
即ち、tanδ値が低く、自動車タイヤ、防振ゴム材料
等の用途に好適なエチレン−炭素数3〜20のα−オレ
フィン−非共役ポリエン共重合体を含有するゴム組成物
に関する。
ンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)などのジエ
ン系ゴムは、耐動的疲労性及び動的特性に優れるゴムと
して知られており、自動車タイヤ及び防振ゴムの原料ゴ
ムとして使用されている。しかしながら、昨今、これら
のゴム製品が使用される環境が大きく変化し、ゴム製品
の耐熱性、耐候性の向上が求められている。自動車タイ
ヤでは、トレッド及びタイヤサイドウォールが、特に耐
候性が求められている。しかしながら、現行ジエン系ゴ
ムが具備する優れた機械的特性、耐疲労性及び動的特性
を保持し、しかも、良好な耐候性を有するゴムは従来な
かった。
的特性に優れるジエン系ゴムと、耐熱性及び耐候性に優
れるエチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体ゴム
(EPDM)等のエチレン−炭素数3〜20のα−オレ
フィン−非共役ポリエン共重合体とのブレンド系ゴム組
成物が従来種々検討されている。しかしながら、エチレ
ン−炭素数3〜20のα−オレフィン−非共役ポリエン
共重合体が有する動的特性のレベルとジエン系ゴムが有
する動的特性のレベルとが異なっているため、均一な物
性を示すブレンド系ゴム組成物は、従来得られなかっ
た。なお、自動車タイヤにおける動的特性は、燃費を悪
化させない材料であるか否かを問題にし、その指標はt
anδ(損失正接)値であり、tanδ値が低いほど動
的特性が優れている。
エンジンルーム内の高温化に伴って、現行ジエン系ゴム
である天然ゴムをベースとした防振ゴム製品では、実用
に耐え得る耐疲労性が得られなくなっている。したがっ
て、優れた耐熱性を有し、かつ、機械的特性、動的特性
及び耐疲労性がジエン系ゴムと同等以上である新しいゴ
ム材料の出現が望まれている。
架橋密度を高くする必要がある。しかしながら、既存の
技術では、エチレン−炭素数3〜20のα−オレフィン
−非共役ポリエン共重合体の動的特性をNR等のジエン
系ゴムの動的特性と同等に合わせようとすると架橋密度
が高くなりすぎ、結果として引張破断伸び等の機械的特
性が悪くなり、動的特性との物性を両立させることはで
きなかった。
な従来技術に伴う問題点を解決しようとするものであっ
て、天然ゴムなどのジエン系ゴムと同等の耐疲労性、機
械的特性及び動的特性を有するとともに、耐熱性及び耐
候性に優れるゴム組成物を提供することを課題としてい
る。
うな課題を解決するために鋭意検討し、耐熱性に優れる
エチレン−炭素数3〜20のα−オレフィン−非共役ポ
リエン共重合体と特定の微粉ケイ酸及び/又はケイ酸塩
と、少なくとも1種のα,β−不飽和カルボン酸金属塩
を用いることにより、微粉ケイ酸及び/又はケイ酸塩と
ポリマー、即ちエチレン−炭素数3〜20のα−オレフ
ィン−非共役ポリエン共重合体との相互作用を、少なく
とも1種のα,β−不飽和カルボン酸金属塩を介して強
くし、必要により、更に、イオウ系老化防止剤、フェノ
ール系老化防止剤及びアミン系老化防止剤から選ばれる
少なくとも1種の老化防止剤、及び/又はイオウを配合
し、得られたゴム組成物を有機過酸化物により架橋する
ことにより二律背反の関係にある動的特性と機械的特性
とを共に向上させることができ、かつ耐熱老化性に優れ
たゴム製品が得られることを見出し、本発明を完成する
に至った。
ン−非共役ポリエン共重合体100重量部と、(B)比
表面積が5〜500m2/g(BET吸着量:ISO5794/
1,Annex D)である微粉ケイ酸及び/又はケイ酸塩5〜
90重量部と、(C)少なくとも1種のα,β−不飽和
カルボン酸金属塩0.1〜20重量部と、(D)有機過
酸化物0.1〜15重量部を含有してなる組成物。 (2)(E)イオウ系老化防止剤、フェノール系老化防
止剤及びアミン系老化防止剤から選ばれる少なくとも1
種の老化防止剤を含有する前記(1)に記載の組成物。 (3)(F)イオウを含有する前記(1)又は(2)に
記載の組成物。 (4)(A)エチレン−炭素数3〜20のα−オレフィ
ン−非共役ポリエン共重合体が、ムーニー粘度(MS
1+4,160℃)30〜100である前記(1)〜
(3)のいずれかに記載の組成物。 (5)(C)少なくとも1種のα,β−不飽和カルボン
酸金属塩がアクリル酸金属塩、メタクリル酸金属塩及び
マレイン酸金属塩から選ばれる少なくとも1種の化合物
である前記(1)〜(4)のいずれかに記載の組成物。 (6)(G)少なくとも1つの不飽和炭化水素基と少な
くとも1つの加水分解性シリル基とを含有する化合物を
含有し、その含有量が、(B)微粉ケイ酸及び/又はケ
イ酸塩の表面積1m2当たり、8×10-6mol未満で
ある前記(1)〜(5)のいずれかに記載の組成物。 (7)前記(1)〜(6)に記載の組成物を架橋するこ
とにより得られるゴム製品。 (8)防振ゴムである前記(7)に記載のゴム製品。
成物から得られる加硫ゴムについて具体的に説明する。
まず、本発明の組成物について説明する。本発明の組成
物は、エチレン−炭素数3〜20のα−オレフィン−非
共役ポリエン共重合体と、特定の微粉ケイ酸及び/又は
ケイ酸塩と、少なくとも1種のα,β−不飽和カルボン
酸金属塩と、有機過酸化物と、必要により、更に、イオ
ウ系老化防止剤、フェノール系老化防止剤及びアミン系
老化防止剤から選ばれる少なくとも1種の老化防止剤及
び/又はイオウを含有してなる。
ン−非共役ポリエン共重合体 本発明で用いられるエチレン−炭素数3〜20のα−オ
レフィン−非共役ポリエン共重合体は、耐熱性及び耐候
性に優れる加硫ゴム成形体を提供できるゴム組成物を得
るという点で、(a)エチレンから導かれる単位と
(b)炭素数3〜20のα−オレフィンから導かれる単
位とを50/50〜90/10[(a)/(b)]のモ
ル比で含有することが好ましい。前記モル比[(a)/
(b)]は、更に好ましくは50/50〜80/20で
ある。
フィン−非共役ポリエン共重合体における炭素数3〜2
0のα−オレフィンとしては、炭素数3〜12のα−オ
レフィンが好ましく、具体的には、プロピレン、1−ブ
テン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−
ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、
1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリ
デセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−ヘ
キサデセン、1−ヘプタデセン、1−オクタデセン、1
−ノナデセン、1−エイコセン、9−メチル−1−デセ
ン、11−メチル−1−ドデセン、12−エチル−1−
テトラデセン等が挙げられる。これらのα−オレフィン
は、単独で、又は2種以上組み合わせて用いることがで
きる。これらのα−オレフィンのうち、炭素数3〜8の
α−オレフィン、例えばプロピレン、1−ブテン、4−
メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンが
特に好ましい。
フィン−非共役ポリエン共重合体における非共役ポリエ
ンとしては、具体的には、1,4−ヘキサジエン、1,
6−オクタジエン、2−メチル−1,5−ヘキサジエ
ン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、7−メチル−
1,6−オクタジエン等の鎖状非共役ジエン;シクロヘ
キサジエン、ジシクロペンタジエン、メチルテトラヒド
ロインデン、5−ビニル−2−ノルボルネン、5−エチ
リデン−2−ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボ
ルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、6
−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノルボルネ
ン等の環状非共役ジエン;2,3−ジイソプロピリデン
−5−ノルボルネン、2−エチリデン−3−イソプロピ
リデン−5−ノルボルネン、2−プロペニル−2,5−
ノルボルナジエン、1,3,7−オクタトリエン、1,
4,9−デカトリエン、4,8−ジメチル−1,4,8
−デカトリエン、4−エチリデン−8−メチル−1,7
−ノナジエン等のトリエンが挙げられる。中でも、1,
4−ヘキサジエン及び環状非共役ジエン、特に5−エチ
リデン−2−ノルボルネン、又は5−ビニルー2−ノル
ボルネン、あるいは5−エチリデン−2−ノルボルネン
と5−ビニルー2−ノルボルネンを併用した4元系ポリ
マーが好ましく用いられる。本発明において、非共役ポ
リエンとして、5−エチリデン−2−ノルボルネン、又
は5−ビニルー2−ノルボルネン、あるいは5−エチリ
デン−2−ノルボルネンと5−ビニルー2−ノルボルネ
ンを併用した4元系ポリマーを用いたとき、最も耐疲労
性に優れたゴム組成物、加硫ゴムが得られる。また、本
発明で用いられるエチレン−炭素数3〜20のα−オレ
フィン−非共役ポリエン共重合体は、非共役ポリエン含
量の一指標であるヨウ素価が、通常8〜50、好ましく
は8〜30である。
20のα−オレフィン−非共役ポリエン共重合体は、ム
ーニー粘度MS1+4(160℃)が通常30〜100、
好ましくは50〜80である。本発明において、ムーニ
ー粘度MS1+4(160℃)が前記のような範囲にある
エチレン−炭素数3〜20のα−オレフィン−非共役ポ
リエン共重合体を用いると、天然ゴム等のジエン系ゴム
と同等以上の耐疲労性を示すゴム組成物、加硫ゴムを得
ることができる。
のエチレン−炭素数3〜20のα−オレフィン−非共役
ポリエン共重合体を単独で用いることができるが、更に
他のゴム又はプラスチックを配合して用いてもよい。例
えば、前記共重合体ゴムとジエン系ゴムとのブレンド物
を用いることができる。
は、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタ
ジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、
クロロプレンゴム(CR)などが挙げられる。中でも、
天然ゴム、イソプレンゴムが好ましい。前記のジエン系
ゴムは、単独で、又は組み合わせて用いられる。プラス
チックとしては、具体的には結晶性のポリプロピレン、
ポリ(4−メチル−1−ペンテン)などのポリオレフィ
ン樹脂、ナイロン、ポリエステル、ポリカーボネートな
どが挙げられる。本発明においてジエン系ゴムを用いる
場合、その使用量は、エチレン−炭素数3〜20のα−
オレフィン−非共役ポリエン共重合体100重量部に対
して、通常20〜50重量部である。
表面積が5〜500m 2/g(BET吸着量:ISO 5794/
1,Annex D)、好ましくは10〜400m2/gである。
前記微粉ケイ酸及び微粉ケイ酸塩としては、例えば乾式
法シリカ、湿式法シリカ、合成ケイ酸塩系シリカなどが
挙げられる。ケイ酸塩としては、例えばケイ酸マグネシ
ウムが挙げられる。本発明においては、微粉ケイ酸及び
/又は微粉ケイ酸塩をそれぞれ単独で用いることもでき
るし、またこれらを組み合わせて用いることもできる。
ケイ酸塩は合計で、エチレン−炭素数3〜20のα−オ
レフィン−非共役ポリエン共重合体100重量部に対し
て、5〜90重量部、好ましくは20〜80重量部の割
合で用いられる。また、本発明の組成物を防振ゴム製品
に使用する場合、防振ゴム製品の用途に応じた振動の減
衰効果が発揮される動的特性が要求されるため、その用
途目的に応じて微粉ケイ酸及び/又はケイ酸塩の配合比
を調整して使用することになる。
しては、好ましくはアクリル酸金属塩、メタクリル酸金
属塩及びマレイン酸金属塩から選ばれる少なくとも1種
の化合物が挙げられる。
属塩及びマレイン酸金属塩としては、例えば、アクリル
酸、メタクリル酸及びマレイン酸のアルカリ金属塩(例
えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩)、アル
カリ土類金属塩(例えば、マグネシウム塩、カルシウム
塩)、重金属塩(例えば、亜鉛塩)、アルミニウム塩、
具体的には、アクリル酸リチウム、アクリル酸ナトリウ
ム、アクリル酸カリウム、ジアクリル酸マグネシウム、
ジアクリル酸カルシウム、ジアクリル酸亜鉛、トリアク
リル酸アルミニウム、メタクリル酸リチウム、メタクリ
ル酸ナトリウム、メタクリル酸カリウム、ジメタクリル
酸マグネシウム、ジメタクリル酸カルシウム、ジメタク
リル酸亜鉛、トリメタクリル酸アルミニウム、マレイン
酸リチウム、マレイン酸ナトリウム、マレイン酸カリウ
ム、マレイン酸マグネシウム、マレイン酸亜鉛、マレイ
ン酸アルミニウムが挙げられる。α,β−不飽和カルボ
ン酸金属塩としては、特にジメタクリル酸亜鉛が好まし
い。
属塩は、エチレン−炭素数3〜20のα−オレフィン−
非共役ポリエン共重合体100重量部に対して、0.1
〜20重量部、好ましくは0.2〜10重量部の割合で
用いられる。α,β−不飽和カルボン酸金属塩を用いる
ことにより、ポリマー、即ちエチレン−炭素数3〜20
のα−オレフィン−非共役ポリエン共重合体と微粉ケイ
酸及び微粉ケイ酸塩との相互作用が向上し、動的特性と
機械的物性に優れた架橋ゴム製品を得ることができる。
α,β−不飽和カルボン酸金属塩は、単独でも2種以上
を併用して用いてもよい。
系老化防止剤、フェノール系老化防止剤及びアミン系老
化防止剤から選ばれる少なくとも1種を用いる。イオウ
系老化防止剤としては、通常ゴムに使用されるイオウ系
老化防止剤が用いられる。
は、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプ
トベンゾイミダゾールの亜鉛塩、2−メルカプトメチル
ベンゾイミダゾール、2−メルカプトメチルベンゾイミ
ダゾールの亜鉛塩、2−メルカプトメチルイミダゾール
の亜鉛塩等のイミダゾール系老化防止剤;ジミリスチル
チオジプロピオネート、ジラウリルチオジプロピオネー
ト、ジステアリルチオジプロピオネート、ジトリデシル
チオジプロピオネート、ペンタエリスリトール−テトラ
キス(β−ラウリル−チオプロピオネート)等の脂肪族
チオエーテル系老化防止剤などを挙げることができる。
これらの中でも、特に2−メルカプトベンゾイミダゾー
ル、2−メルカプトベンゾイミダゾールの亜鉛塩、2−
メルカプトメチルベンゾイミダゾール、2−メルカプト
メチルベンゾイミダゾールの亜鉛塩、ペンタエリスリト
ール−テトラキス(β−ラウリル−チオプロピオネー
ト)が好ましい。フェノール系老化防止剤としては、通
常ゴムに使用されるフェノール系老化防止剤が用いられ
る。
には、スチレン化フェノール、2,6−ジ−t−ブチル
フェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノー
ル、2,4,6−トリ−t−ブチルフェノール、ブチル
ヒドロキシアニソール、1−ヒドロキシ−3−メチル−
4−イソプロピルベンゼン、モノ−t−ブチル−p−ク
レゾール、モノ−t−ブチル−m−クレゾール、2,4
−ジメチル−6−t−ブチルフェノール、ブチル化ビス
フェノールA、2,2’−メチレン−ビス(4−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン−
ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、2,
2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ノニルフ
ェノール)、2,2’−イソブチリデン−ビス(4,6
−ジメチルフェノール)、4,4’−ブチリデン−ビス
(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’
−メチレン−ビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノー
ル)、2,2’−チオ−ビス(4−メチル−6−t−ブ
チルフェノール)、4,4’−チオ−ビス(3−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオ−ビス
(2−メチル−6−ブチルフェノール)、4,4’−チ
オ−ビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、
ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルベ
ンゼン)スルフィド、2,2’−チオ[ジエチル−ビス
3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]、ビス[3,3−ビス(4−ヒド
ロキシ−3−t−ブチルフェニル)酪酸]グリコールエ
ステル、ビス[2−(2−ヒドロキシ−5−メチル−3
−t−ブチルベンゼン)−4−メチル−6−t−ブチル
フェニル]テレフタレート、1,3,5−トリス(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシ
アヌレート、N,N’−ヘキサメチレン−ビス(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナムアミ
ド)、n−オクタデシル 3−(4−ヒドロキシ−3,
5−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、テトラ
キス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、ペンタ
エリスリトール−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、
1,1’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン、モノ(α−メチルベンゼン)フェノール、ジ(α
−メチルベンジル)フェノール、トリ(α−メチルベン
ジル)フェノール、2,6−ビス(2−ヒドロキシ−3
−t−ブチル−5−メチルベンジル)−4−メチルフェ
ノール、3,9−ビス[2−{3−(3−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオ
キシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,8,10
−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン、2,5−
ジ−t−アミルハイドロキノン、2,6−ジ−t−ブチ
ル−α−ジメチルアミノ−p−クレゾール、2,5−ジ
−t−ブチルハイドロキノン、3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンジルリン酸のジエチルエステル、
カテコール、ハイドロキノンなどが挙げられる。特に好
ましいフェノール系老化防止剤の例としては、4,4’
−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェ
ノール)、4,4’−メチレン−ビス(2,6−ジ−t
−ブチルフェノール)、2,2’−チオ−ビス(4−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオ−
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,
4’−チオ−ビス(2−メチル−6−ブチルフェノー
ル)、4,4’−チオ−ビス(6−t−ブチル−3−メ
チルフェノール)、テトラキス[メチレン−3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]メタン、ペンタエリスリトール−テトラキス
[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート]、3,9−ビス[2−{3−
(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)プロピオニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]
−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]ウ
ンデカンなどを挙げることができる。
使用されるアミン系老化防止剤が用いられる。アミン系
老化防止剤としては、具体的には、フェニル−α−ナフ
チルアミン、フェニル−β−ナフチルアミン等のナフチ
ルアミン系老化防止剤;p−(p−トルエンスルホニル
アミド)ジフェニルアミン、4,4’−ビス(α,α−
ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、アルキル化ジフ
ェニルアミン、オクチル化ジフェニルアミン、ジオクチ
ル化ジフェニルアミン(例えば、4,4’−ジオクチル
ジフェニルアミン)、ジフェニルアミンとアセトンとの
高温反応生成物、ジフェニルアミンとアセトンとの低温
反応生成物、ジフェニルアミンとアニリンとアセトンと
の低温反応生成物、ジフェニルアミンとジイソブチレン
との反応生成物等のジフェニルアミン系老化防止剤;
N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、n−
イソプロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミ
ン、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジア
ミン、N−シクロヘキシル−N’−フェニル−p−フェ
ニレンジアミン、N−フェニル−N’−(3−メタクリ
ロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−p−フェニ
レンジアミン、N,N’−ビス(1−メチルヘプチル)
−p−フェニレンジアミン、N,N’−ビス(1,4−
ジメチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,
N’−ビス(1−エチル−3−メチルペンチル)p−フ
ェニレンジアミン、N−(1,3−ジメチルブチル)−
N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、フェニルヘ
キシル−p−フェニレンジアミン、フェニルオクチル−
p−フェニレンジアミン等のp−フェニレンジアミン系
老化防止剤などが挙げられる。この中でも、特に4,
4’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルア
ミン、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジアミ
ン、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジア
ミンが好ましい。
ェノール系老化防止剤及びアミン系老化防止剤は、単独
で用いてもよいが、高温下で、長時間の耐熱老化性を維
持する点で、2種以上を組み合わせて用いることが好ま
しい。本発明において、イオウ系老化防止剤は、エチレ
ン−炭素数3〜20のα−オレフィン−非共役ポリエン
共重合体100重量部に対して、通常0.2〜10重量
部、好ましくは0.2〜8重量部、更に好ましくは0.
2〜6重量部の割合で用いられる。前記のような割合で
イオウ系老化防止剤を用いると、耐熱老化性の向上効果
が大きく、しかも、前記共重合体ゴムの架橋を阻害する
こともない。
素数3〜20のα−オレフィン−非共役ポリエン共重合
体100重量部に対して、通常0.2〜5重量部、好ま
しくは0.5〜4重量部、更に好ましくは0.5〜3重
量部の割合で用いられる。前記のような割合でフェノー
ル系老化防止剤を用いると、耐熱老化性の向上効果が大
きく、しかも、前記共重合体ゴムの架橋を阻害すること
もない。
3〜20のα−オレフィン−非共役ポリエン共重合体1
00重量部に対して、通常0.05〜5重量部、好まし
くは0.1〜4重量部、更に好ましくは0.2〜3重量
部の割合で用いられる。前記のような割合でアミン系老
化防止剤を用いると、耐熱老化性の向上効果が大きく、
しかも、前記共重合体ゴムの架橋を阻害することもな
い。
従来公知のイオウを使用することができる。具体的に
は、粉末イオウ、沈降イオウ、コロイドイオウ、表面処
理イオウ、不溶性イオウ及びそれらをEPDMや無機フ
ィラーに予め分散させたイオウマスターバッチコンパウ
ンドなどが挙げられる。
ている従来公知の有機過酸化物を使用することができ、
具体的には、ジクミルペルオキシド、ジ−tert−ブチル
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert
−ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)ヘキシン−
3、1,3−ビス(tert−ブチルペルオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、1,1−ビス(tert−ブチルペルオキ
シ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、n−ブ
チル−4,4−ビス(tert−ブチルペルオキシ)バレレ
ート、ベンゾイルペルオキシド、p−クロロベンゾイル
ペルオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオキシ
ド、tert−ブチルペルオキシベンゾエート、tert−ブチ
ルペルオキシイソプロピルカーボネート、ジアセチルペ
ルオキシド、ラウロイルペルオキシド、tert−ブチルク
ミルペルオキシド等が挙げられる。
より目的とする物性を得るとともに、過剰の分解生成物
による悪影響の防止、コストの点から、エチレン−炭素
数3〜20のα−オレフィン−非共役ポリエン共重合体
100重量部に対し、0.1〜15重量部の割合で用い
られる。
なわない範囲で、前記微粉ケイ酸及びケイ酸塩以外の無
機充填剤などの添加剤を配合することができる。前記の
微粉ケイ酸及びケイ酸塩以外の無機充填剤としては、具
体的には、SRF、GPF、FEF、MAF、HAF、
ISAF、SAF、FT、MT等のカーボンブラック、
通常の微粉ケイ酸、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カル
シウム、タルク、クレーなどが挙げられる。このような
カーボンブラックの比表面積は5〜200m2/gであ
ることが好ましく、また無機充填剤の比表面積は1〜1
00m2/gであることが好ましい。
クの使用量は、前記エチレン−炭素数3〜20のα−オ
レフィン−非共役ポリエン共重合体100重量部に対し
て、0.1〜60重量部であることが好ましい。動的特
性、耐疲労性に優れたゴム組成物、加硫ゴムを得る点
で、前記微粉ケイ酸及びケイ酸塩以外の無機充填剤の使
用量は、前記エチレン−炭素数3〜20のα−オレフィ
ン−非共役ポリエン共重合体100重量部に対して、0
〜100重量部であることが好ましく、全無機充填剤成
分の合計量は、前記エチレン−炭素数3〜20のα−オ
レフィン−非共役ポリエン共重合体100重量部に対し
て、通常0.1〜120重量部、好ましくは10〜12
0重量部、更に好ましくは10〜100重量部である。
剤を配合することもできるが、シランカップリング剤の
うち、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシ
シラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニル・トリス
(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリエトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシ
シランのような、少なくとも1つの不飽和炭化水素基と
少なくとも1つの加水分解性シリル基とを含有する化合
物は、架橋剤としても作用するため、適度な架橋密度と
し、充分な伸び等を確保する点から、その含有量は微粉
ケイ酸及び/又はケイ酸塩の表面積1m2当たり、8×
10-6mol未満であることが好ましく、8×10-7m
ol未満であることが更に好ましい。
カップリング剤、ビス[3−(トリエトキシシリル)プ
ロピル]テトラスルフィド等は、架橋剤として作用しな
いため、微粉ケイ酸及び/又はケイ酸塩の表面積1m2
当たり、通常1×10-3mol未満の割合で配合するこ
とができる。
わない範囲で、通常エチレン−炭素数3〜20のα−オ
レフィン−非共役ポリエン共重合体をイオウ加硫する際
に用いられる加硫促進剤を配合することができる。前記
加硫促進剤の具体的な例としては、N−シクロヘキシル
−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N−オキシ
ジエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、
N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフ
ェンアミド、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−
(2,4−ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチアゾ
ール、2−(2,6−ジエチル−4−モルホリノチオ)
ベンゾチアゾール、ジベンゾチアジルジスルフィド等の
チアゾール系化合物;ジフェニルグアニジン、トリフェ
ニルグアニジン、ジオルソトリルグアニジン、オルソト
リルバイグアナイド、ジフェニルグアニジン・フタレー
ト等のグアニジン系化合物;アセトアルデヒド−アニリ
ン反応物、ブチルアルデヒド−アニリン反応物、ヘキサ
メチレンテトラミン、アセトアルデヒド−アンモニア反
応物等のアルデヒド−アミン又はアルデヒド−アンモニ
ア系化合物;2−メルカプトイミダゾリン等のイミダゾ
リン系化合物;チオカルバニリド、ジエチルチオウレ
ア、ジブチルチオウレア、トリメチルチオウレア、ジオ
ルソトリルチオウレア等のチオウレア系化合物;テトラ
メチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラム
ジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テ
トラブチルチウラムジスルフィド、ペンタメチレンチウ
ラムテトラスルフィド等のチウラム系化合物;ジメチル
ジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸
亜鉛、ジ−n−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛、エチル
フェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ブチルフェニルジチ
オカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸ナト
リウム、ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ジエチル
ジチオカルバミン酸テルル等のジチオカルバミン酸塩;
ジブチルキサントゲン酸亜鉛等のキサントゲン酸塩;そ
の他、亜鉛華(酸化亜鉛)などの化合物が挙げられる。
チレン−炭素数3〜20のα−オレフィン−非共役ポリ
エン共重合体100重量部に対して、0〜20重量部、
好ましくは0〜10重量部の割合で用いられる。
ムを加硫するときと同様に、後述する方法で未加硫の配
合ゴム(ゴム組成物)を一度調製し、次いで、この配合
ゴムを意図する形状に成形した後、加硫を行えばよい。
図する加硫ゴムの用途、それに基づく性能に応じて、前
記のゴム成分、微粉ケイ酸及び/又はケイ酸塩、α,β
−不飽和カルボン酸金属塩、イオウ系老化防止剤、フェ
ノール系老化防止剤、アミン系老化防止剤、有機過酸化
物の他に、軟化剤の種類及び配合量、更には加硫助剤な
どの加硫系を構成する化合物の種類及び配合量、そして
加硫ゴムを製造する工程が適宜選択される。
る軟化剤が用いられるが、具体的には、プロセスオイ
ル、潤滑油、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセ
リン等の石油系軟化剤;コールタール、コールタールピ
ッチ等のコールタール系軟化剤;ヒマシ油、アマニ油、
ナタネ油、大豆油、ヤシ油等の脂肪油系軟化剤;トール
油;サブ(ファクチス);蜜ロウ、カルナウバロウ、ラ
ノリン等のロウ類;リシノール酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ラウリン酸亜鉛等の脂肪酸及び脂肪酸塩;石油樹
脂、アタクチックポリプロピレン、クマロンインデン樹
脂等の合成高分子物質などが単独で又は2種以上の組み
合わせで用いられる。なかでも石油系軟化剤、特にプロ
セスオイルが好ましく用いられる。これらの軟化剤は、
前記エチレン−炭素数3〜20のα−オレフィン−非共
役ポリエン共重合体100重量部に対して、0〜100
重量部、好ましくは2〜80重量部の割合で用いること
ができる。
により調製される。即ち、バンバリーミキサーなどのミ
キサー類を用いて、前述のゴム成分、並びに微粉ケイ酸
及び/又はケイ酸塩、更にはその他の無機充填剤や軟化
剤を80〜190℃の温度で2〜20分間混練し、次い
で、オープンロールなどのロール類を用いて、有機過酸
化物、更に少なくとも1種のα,β−不飽和カルボン酸
金属塩を混合し、ロール温度40〜60℃で3〜30分
間混練した後、混練物を押出し、リボン状又はシート状
の配合ゴムを調製する。
形機、カレンダーロール又はプレスにより意図する形状
に成形され、成形と同時に又は成形物を加硫槽内に導入
し、通常100〜270℃の温度で通常1〜150分間
加熱し、加硫ゴムとする。このような加硫を行う際に、
金型を用いてもよいし、用いなくてもよい。金型を用い
ない場合には、成形、加硫の工程は、通常、連続的に実
施される。
タイヤ、自動車部品、一般工業用部品、土木建材用品な
どの各種ゴム製品に広く用いられる。とりわけ、耐動的
疲労性の要求される用途、例えばタイヤトレッド、タイ
ヤサイドウォール、ワイパーブレード、自動車用エンジ
ンマウント等の防振ゴムなどに好適に用いることができ
る。
発明は、これらの実施例に限定されるものではない。な
お、実施例及び比較例における各種物性の試験方法は、
以下のとおりである。
滴定法により求めた。 [ムーニー粘度]JIS K6300に従って、測定温
度160℃、S形ローターを用いて測定した。 [引張試験・硬さ試験]JIS K6251に従って、
測定温度23℃、引張速度500mm/分の条件で引張
試験を行い、破断時の強度TB、伸びEB及び硬さHAを
測定した。 [耐熱老化性試験]JIS K6257に準拠して、1
50℃の温度下、70時間及び200時間の空気加熱老
化を行い、老化後の破断時の引張強度、伸びを測定し、
老化させていないオリジナルの値に対する保持率(%)
で示した。 [圧縮永久歪試験]JIS K6262に従い、圧縮永
久歪試験を行った。 [動的特性の評価(tanδ)]動的特性の試験(動的
粘弾性試験)は、JIS K6394に準拠し、レオメ
トリック(Rheometrics)社製の粘弾性試験機(型式RD
S−II)により、測定温度25℃、歪率1%の条件下
で、周波数10Hz及び1Hzにおけるtanδを求め
た。
ピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴ
ム、微粉ケイ酸、及びその他の配合剤は、下記のとおり
である。 (1)エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノ
ルボルネン共重合体ゴム(EPT)
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト] (5)老化防止剤C 4,4’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニ
ルアミン
重量部、パラフィン系プロセスオイル[出光興産(株)
製、PW−380]50重量部、亜鉛華1号5重量部、
ステアリン酸1重量部、MAFカーボンブラック[東海
カーボン(株)製、シーストG116]5重量部、微粉
ケイ酸(デグサ・ヒュルス社製 Ultrasil 360)45重
量部、老化防止剤A 4重量部及び老化防止剤B 2重
量部を、容量2.95リットルのバンバリーミキサー
[神戸製鋼所(株)製ミクストロンミキサー]を用いて
混練した。
に冷却した後、混練物に、カヤクミルD−40C[ジク
ミルペルオキシドを炭酸カルシウム等で40%に希釈し
たもの、化薬アクゾ(株)製]6.8重量部及びジメタク
リル酸亜鉛(ZMA)2重量部を加えて8インチロール
(前後のロール温度:50℃)で混練した後、シート状
に分出して170℃で15分間プレスして厚み2mmの
加硫シートを得、この加硫シートについて物性評価を前
記方法に従って行った。また、前記プレス条件を170
℃、20分にして圧縮永久歪試験用の厚物の加硫ゴム成
形体を得、この厚物の加硫ゴム成形体について、圧縮永
久歪試験を行った。結果を表3に示す。
A)の代わりにトリアリルイソシアヌレート(TAI
C)を用いた以外は実施例1と同様の配合及び成形条件
により加硫ゴム成形体を得、物性評価を行った。結果を
表3に示す。
A)の代わりにトリアリルイソシアヌレート(TAI
C)を用い、更にγ−メタクリロイルオキシプロピルト
リメトキシシラン(シランカップリング剤)を0.5重
量部追加した以外は実施例1と同様の配合及び成形条件
により加硫ゴム成形体を得、物性評価を行った。結果を
表3に示す。
A)の配合量を1重量部に、更に老化防止剤Aの配合量
を2重量部に変量した以外は実施例1と同様の配合及び
成形条件により加硫ゴム成形体を得、物性評価を行っ
た。結果を表3に示す。
量を8.5重量部に変量した以外は実施例2と同様の配
合及び成形条件により加硫ゴム成形体を得、物性評価を
行った。結果を表3に示す。
防止剤Cを2重量部用いた以外は実施例1と同様の配合
及び成形条件により加硫ゴム成形体を得、物性評価を行
った。結果を表3に示す。
重量部、パラフィン系プロセスオイル[出光興産(株)
製、PW−380]60重量部、亜鉛華1号5重量部、
ステアリン酸1重量部、MAFカーボンブラック[東海
カーボン(株)製、シーストG116]5重量部、微粉
ケイ酸(ワッカー社製HDK N20P)35重量部、
老化防止剤A 2重量部及び老化防止剤B 2重量部
を、容量2.95リットルのバンバリーミキサー[神戸
製鋼所(株)製ミクストロンミキサー]を用いて混練し
た。
に冷却した後、混練物に、カヤクミルD−40C[ジク
ミルペルオキシドを炭酸カルシウム等で40%に希釈し
たもの、化薬アクゾ(株)製]6.8重量部及びジメタク
リル酸亜鉛(ZMA)2重量部を加えて8インチロール
(前後のロール温度:50℃)で混練した後、シート状
に分出して170℃で15分間プレスして厚み2mmの
加硫シートを得、この加硫シートについて物性評価を前
記方法に従って行った。また、前記プレス条件を170
℃、20分にして圧縮永久歪試験用の厚物の加硫ゴム成
形体を得、この厚物の加硫ゴム成形体について、圧縮永
久歪試験を行った。結果を表3に示す。
30重量部に変更した以外は実施例5と同様の配合及び
成形条件により加硫ゴム成形体を得、物性評価を行っ
た。結果を表3に示す。
重量部、パラフィン系プロセスオイル[出光興産(株)
製、PW−380]55重量部、亜鉛華1号5重量部、
ステアリン酸1重量部、MAFカーボンブラック[東海
カーボン(株)製、シーストG116]5重量部、微粉
ケイ酸(J.M.Huber社製Zeopole 87
15)35重量部、老化防止剤A 2重量部及び老化防
止剤B 2重量部を、容量2.95リットルのバンバリ
ーミキサー[神戸製鋼所(株)製ミクストロンミキサ
ー]を用いて混練した。
に冷却した後、混練物に、カヤクミルD−40C[ジク
ミルペルオキシドを炭酸カルシウム等で40%に希釈し
たもの、化薬アクゾ(株)製]6.8重量部及びジメタク
リル酸亜鉛(ZMA)2重量部を加えて8インチロール
(前後のロール温度:50℃)で混練した後、シート状
に分出して170℃で15分間プレスして厚み2mmの
加硫シートを得、この加硫シートについて物性評価を前
記方法に従って行った。また、前記プレス条件を170
℃、20分にして圧縮永久歪試験用の厚物の加硫ゴム成
形体を得、この厚物の加硫ゴム成形体について、圧縮永
久歪試験を行った。結果を表4に示す。
量を8.5重量部に変量した以外は実施例7と同様の配
合及び成形条件により加硫ゴム成形体を得、物性評価を
行った。結果を表4に示す。 (実施例9)Zeopole 8715の配合量を30
重量部に変量した以外は実施例7と同様の配合及び成形
条件により加硫ゴム成形体を得、物性評価を行った。結
果を表4に示す。
の配合量を30重量部に変量した以外は実施例8と同様
の配合及び成形条件により加硫ゴム成形体を得、物性評
価を行った。結果を表4に示す。 (実施例11)Zeopole 8715の配合量を2
5重量部に変量した以外は実施例7と同様の配合及び成
形条件により加硫ゴム成形体を得、物性評価を行った。
結果を表4に示す。
0重量部、パラフィン系プロセスオイル[出光興産
(株)製、PW−380]50重量部、亜鉛華1号5重
量部、ステアリン酸1重量部、MAFカーボンブラック
[東海カーボン(株)製、シーストG116]5重量
部、微粉ケイ酸(J.M.Huber社製Zeopol
e 8715)35重量部、老化防止剤A 2重量部及
びジメタクリル酸亜鉛(ZMA)2重量部を、容量2.
95リットルのバンバリーミキサー[神戸製鋼所(株)
製ミクストロンミキサー]を用いて混練した。
に冷却した後、混練物に、カヤクミルD−40C[ジク
ミルペルオキシドを炭酸カルシウム等で40%に希釈し
たもの、化薬アクゾ(株)製]6.8重量部及び粉末イ
オウ0.1重量部を加えて8インチロ−ル(前後のロ−
ル温度:50℃)で混練した後、シート状に分出して1
70℃で15分間プレスして厚み2mmの加硫シートを
得、この加硫シートについて物性評価を前記方法に従っ
て行った。また、前記プレス条件を170℃、20分に
して圧縮永久歪試験用の厚物の加硫ゴム成形体を得、こ
の厚物の加硫ゴム成形体について、圧縮永久歪試験を行
った。結果を表4に示す。
2重量部に変量した以外は実施例12と同様の配合及び
成形条件により加硫ゴム成形体を得、物性評価を行っ
た。結果を表4に示す。 (実施例14)粉末イオウの配合量を0.3重量部に変
量した以外は実施例12と同様の配合及び成形条件によ
り加硫ゴム成形体を得、物性評価を行った。結果を表4
に示す。
ともに、機械的特性、耐動的疲労性及び耐熱老化性に優
れるという効果を有し、また前記のような効果を有する
加硫ゴム製品を提供することができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 (A)エチレン−炭素数3〜20のα−
オレフィン−非共役ポリエン共重合体100重量部と、
(B)比表面積が5〜500m2/g(BET吸着量:I
SO 5794/1,Annex D)である微粉ケイ酸及び/又はケイ
酸塩5〜90重量部と、(C)少なくとも1種のα,β
−不飽和カルボン酸金属塩0.1〜20重量部と、
(D)有機過酸化物0.1〜15重量部を含有してなる
組成物。 - 【請求項2】 (E)イオウ系老化防止剤、フェノール
系老化防止剤及びアミン系老化防止剤から選ばれる少な
くとも1種の老化防止剤を含有する請求項1に記載の組
成物。 - 【請求項3】 (F)イオウを含有する請求項1又は2
に記載の組成物。 - 【請求項4】 (A)エチレン−炭素数3〜20のα−
オレフィン−非共役ポリエン共重合体が、ムーニー粘度
(MS1+4,160℃)30〜100である請求項1な
いし3のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項5】 (C)少なくとも1種のα,β−不飽和
カルボン酸金属塩がアクリル酸金属塩、メタクリル酸金
属塩及びマレイン酸金属塩から選ばれる少なくとも1種
の化合物である請求項1ないし4のいずれか1項に記載
の組成物。 - 【請求項6】 (G)少なくとも1つの不飽和炭化水素
基と少なくとも1つの加水分解性シリル基とを含有する
化合物を含有し、その含有量が、(B)微粉ケイ酸及び
/又はケイ酸塩の表面積1m2当たり、8×10-6mo
l未満である請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成
物。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の組
成物を架橋することにより得られるゴム製品。 - 【請求項8】 防振ゴムである請求項7に記載のゴム製
品。
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