JP2003072141A - 網点画像露光装置及び光源駆動回路 - Google Patents

網点画像露光装置及び光源駆動回路

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JP2003072141A
JP2003072141A JP2001266830A JP2001266830A JP2003072141A JP 2003072141 A JP2003072141 A JP 2003072141A JP 2001266830 A JP2001266830 A JP 2001266830A JP 2001266830 A JP2001266830 A JP 2001266830A JP 2003072141 A JP2003072141 A JP 2003072141A
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signal
light
drive
monitor
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Yusuke Kimura
祐介 木村
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高画質の画像を露光形成することができる網点
画像露光装置を提供する。 【解決手段】前記光源は、駆動信号に基づいて発光素子
Lを駆動する駆動回路1と、前記発光素子Lの光量又は
駆動電流をモニタし、その光量又は駆動電流に応じたモ
ニタ信号Mを出力するモニタ回路2と、前記モニタ回路
2から出力されるモニタ信号Mを帰還し、該モニタ信号
Mと光量指令信号Sとの偏差に応じて前記駆動回路1へ
駆動信号を出力する駆動制御回路3と、前記駆動制御回
路3に入力される光量指令信号Sに対して極性が逆のオ
フセット信号OSを加算することにより、光量指令信号
=0のときに光量=0とするためのオフセット入力回路
4とを有すると共に、前記モニタ回路2から前記駆動制
御回路3に帰還されるモニタ信号Mと前記駆動制御回路
3から前記駆動回路1へ出力される出力信号との間に、
ダイオードD1、抵抗又はトランジスタを接続してなる
光源駆動回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は網点画像露光装置及
び光源駆動回路に関し、詳しくは、光量=0の飽和状態
から制御状態への状態変化の応答性を向上させた光源駆
動回路及びこれを用いた網点画像露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光源からの光を光学系を用い
て微小スポット光とし、この微小スポット光を記録材料
の露光面上に照射すると共に、発光素子のON/OFF
を連続状に繰り返しながら走査することによって、微小
な網点の集合により画像を形成する網点画像露光装置が
知られている。
【0003】このような網点画像露光装置では、記録材
料の露光面上にシャープな微小スポット光を照射して網
点各々のエッジを際立たせることにより、高画質な画像
を露光形成することが望まれる。
【0004】ところで、画像露光装置の光源としては、
一般に半導体レーザやLED(発光ダイオード)等から
なる発光素子が用いられており、画像を記録形成する際
には、この発光素子を1つ又は複数レベルの定光量値を
用いてON/OFFするものが一般的である。従って、
良質な画像を記録形成するため、発光素子から出射され
る光量を一定に保つように制御する必要がある。
【0005】発光素子から出射される光量を一定に保つ
には、従来より、APC(Automatic Power Control)
回路を設けて光出力を安定化させたり、ACC(Automa
ticCurrent Control)回路を設けて発光素子に流れる電
流値を安定化させるように制御する技術が多く採用され
ている。
【0006】図4にAPC回路を設けた光源駆動回路の
一例を示す。同図に示すように、APC回路を設けた光
源駆動回路では、発光素子100から出射された光の一
部をフォトセンサ等からなる受光素子101で受光し、
I/V変換回路102によってその受光素子101で受
光した際の電流信号を電圧信号に変換することにより光
量のモニタ信号とし、このモニタ信号をOPアンプ10
3に負帰還することで、該OPアンプ103に入力され
る光量指令信号とモニタ信号とが一致するように発光素
子の駆動を制御する。
【0007】また、図5にACC回路を設けた光源駆動
回路の一例を示す。同図に示すように、ACC回路を設
けた光源駆動回路では、発光素子200の駆動を行うト
ランジスタ201のエミッタから、発光素子200に流
れる駆動電流の一部をモニタ信号として取り出し、この
モニタ信号をOPアンプ202に負帰還することで、該
OPアンプ202に入力される光量指令信号とモニタ信
号とが一致するように発光素子の駆動を制御する。
【0008】かかるAPC回路やACC回路を設けた一
般的な光源駆動回路では、OPアンプ−オフセット電圧
等の誤差分の影響で、光量指令信号=0の場合でも発光
素子がわずかに発光する場合がある。
【0009】この問題を解決するため、従来では、例え
ば図5のACC回路を設けた光源駆動回路を例にとる
と、図6に示すように、OPアンプ202に対する光量
指令信号に該光量指令信号とは極性が逆の信号であるオ
フセット信号を加算する方法が採用されている。これに
よれば、オフセット信号はマイナス電圧のため、光量指
令信号=0のとき光量=0とすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では光量指令信号=0のとき、OPアンプ202に入
力される信号(光量指令信号+オフセット信号)がマイ
ナス電圧となるため、OPアンプ202の出力がマイナ
スとなる。これは、OPアンプ202は出力をマイナス
とすることで、光量指令信号とモニタ信号とを一致させ
ようと働くためである。
【0011】ここで、トランジスタ201は、電流が矢
印の方向にのみ流れるため、OPアンプ202はモニタ
信号と光量指令信号とを一致させることができず、OP
アンプ202の出力はマイナス飽和状態となる。このマ
イナス飽和状態では、OPアンプ202の出力はOPア
ンプマイナス電源−Vccとほぼ同じ電圧レベルとなり、
制御不能状態となる。
【0012】次いで、光量指令信号>0に変化すると、
OPアンプ202の出力はプラスとなり、このときモニ
タ信号と光量指令信号とが一致して制御状態に戻る。
【0013】しかし、このマイナス飽和状態(制御不能
状態)から制御状態に変化するとき、OPアンプ202
の出力は非常に大きく変化する。トランジスタ201は
ベース・エミッタ間が約0.7Vに達すると電流が流れ
るため、OPアンプ202の出力が0.7Vを越えない
と発光素子200に電流が流れない。電源電圧が±5V
を使用した場合、マイナス飽和状態(−3.5〜−4.
5V程度の電圧レベル)から+0.7V以上と5V程度
の電圧変動が起こり、この変化に非常に時間がかかるた
め、これが発光素子200を駆動する際に、光出力の立
ち上がり特性を劣化させ、図7においてaで示すように
光出力を立ち上げるまでの応答時間がかかり、応答性を
悪くする。
【0014】また、制御不能状態から制御状態への状態
変化にも時間がかかるため、これも応答性の遅れの原因
となる。
【0015】このように発光素子を駆動する際の応答性
の遅れが大きい場合、網点画像露光装置では、微小スポ
ット光を記録材料の露光面上にシャープに照射すること
ができず、エッジが際立った網点を露光形成することが
困難であるという問題がある。エッジがぼやけた網点で
は、それによって形成される画像もぼやけた感じとな
り、高画質の画像を露光形成することができない。
【0016】そこで、本発明の課題は、微小スポット光
を記録材料の露光面上にシャープに照射させることによ
り、高画質の画像を露光形成することができる網点画像
露光装置を提供することにある。
【0017】また、本発明の他の課題は、発光素子の光
出力の立ち上がり特性を改善し、応答性を向上させた光
源駆動回路を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、光源からの光を微小スポット光とし
て記録材料の露光面に走査することにより、前記記録材
料上に網点画像を記録形成する網点画像露光装置におい
て、前記光源は、駆動信号に基づいて発光素子を駆動す
る駆動回路と、前記発光素子の光量又は駆動電流をモニ
タし、その光量又は駆動電流に応じたモニタ信号を出力
するモニタ回路と、前記モニタ回路から出力されるモニ
タ信号を帰還し、該モニタ信号と光量指令信号との偏差
に応じて前記駆動回路へ駆動信号を出力する駆動制御回
路と、前記駆動制御回路に入力される光量指令信号に対
して極性が逆のオフセット信号を加算することにより、
光量指令信号=0のときに光量=0とするためのオフセ
ット入力回路とを有すると共に、前記モニタ回路から前
記駆動制御回路に帰還されるモニタ信号と前記駆動制御
回路から前記駆動回路へ出力される出力信号との間に、
ダイオード、抵抗又はトランジスタを接続してなる光源
駆動回路により駆動されることを特徴とする網点画像露
光装置である。
【0019】請求項2記載の発明は、前記光源駆動回路
は、駆動制御回路の出力に、出力信号の電圧レベルを変
えるレベルシフト回路を有することを特徴とする請求項
1記載の網点画像露光装置である。
【0020】上記他の課題を解決する請求項3記載の発
明は、駆動信号に基づいて発光素子を駆動する駆動回路
と、前記発光素子の光量又は駆動電流をモニタし、その
光量又は駆動電流に応じたモニタ信号を出力するモニタ
回路と、前記モニタ回路から出力されるモニタ信号を帰
還し、該モニタ信号と光量指令信号との偏差に応じて前
記駆動回路へ駆動信号を出力する駆動制御回路と、前記
駆動制御回路に入力される光量指令信号に対して極性が
逆のオフセット信号を加算することにより、光量指令信
号=0のときに光量=0とするためのオフセット入力回
路とを有すると共に、前記モニタ回路から前記駆動制御
回路に帰還されるモニタ信号と前記駆動制御回路から前
記駆動回路へ出力される出力信号との間に、ダイオー
ド、抵抗又はトランジスタを接続したことを特徴とする
光源駆動回路である。
【0021】請求項4記載の発明は、前記駆動制御回路
の出力に、出力信号の電圧レベルを変えるレベルシフト
回路を設けたことを特徴とする請求項3記載の光源駆動
回路である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0023】まず、光源駆動回路の実施形態について説
明する。図1は、第1の実施形態に係る光源駆動回路の
回路図を示している。ここではACC回路により発光素
子に流れる電流値を安定化させるように制御するように
したものを例示している。
【0024】同図に示すように、光源駆動回路は、駆動
信号に基づいて光源となる発光素子Lに駆動電流を供給
する駆動回路1と、発光素子Lに供給される駆動電流を
モニタし、その駆動電流に応じたモニタ信号Mを出力す
るモニタ回路2と、該モニタ回路2から出力されるモニ
タ信号Mと光量指令信号Sとの偏差を増幅して発光素子
Lの駆動信号を出力する駆動制御回路3と、該駆動制御
回路3に入力される光量指令信号Sに対してオフセット
信号を加算するオフセット入力回路4とを有して構成さ
れている。
【0025】駆動回路1は、トランジスタT1と、この
トランジスタT1に接続する発光素子L及び抵抗R1と
を有して構成されている。ここで、発光素子Lとして
は、半導体レーザ又はLED(発光ダイオード)のいず
れを用いてもよい。
【0026】トランジスタT1は、ベースに後述する駆
動制御回路3の出力端子が接続され、コレクタが発光素
子Lのカソード電極と接続され、また、エミッタには抵
抗R1が接続されている。
【0027】発光素子Lには、アノード電極に電源から
+Vccの電圧が供給されており、後述する駆動制御回路
3からの駆動信号がトランジスタT1に加わることで、
その駆動信号に対応した駆動電流がトランジスタT1を
流れて発光素子Lが発光駆動される。
【0028】モニタ回路2は、駆動回路1のトランジス
タT1のエミッタ側と抵抗R1との間において、発光素
子Lに矢印方向に流れる駆動電流を取り出し、それをモ
ニタ信号Mとして後述する駆動制御回路3にフィードバ
ックするフィードバック回路を構成している。
【0029】駆動制御回路3は、演算増幅器(OPアン
プ)A1を有して構成されている。演算増幅器A1に
は、それぞれ電源から+Vcc及び−Vccの電圧が供給さ
れており、その非反転入力端子には光量指令信号Sが入
力され、また、反転入力端子には上記モニタ回路2から
のモニタ信号Mが負帰還されて入力され、これら光量指
令信号Sとモニタ信号Mとの偏差を示す信号が反転増幅
されて駆動信号として駆動回路1へ出力されるようにな
っている。これにより、発光素子Lは、光量指令信号S
とモニタ信号Mとが一致するように駆動制御される。
【0030】オフセット入力回路4は、発光素子Lを駆
動するための光量指令信号となる光量指令信号Sに対し
て、その光量指令信号Sと極性を逆にしたオフセット信
号OSを加算する。
【0031】ここで、図1に示すように、モニタ回路2
において駆動回路1のトランジスタT1のエミッタ側と
抵抗R1との間から取り出された駆動電流のモニタ信号
Mは、駆動制御回路3の演算増幅器A1の反転入力端子
に負帰還される途中で分岐され、ダイオードD1を介し
て駆動制御回路3の出力側と駆動回路1の入力側との間
に接続されている。
【0032】このダイオードD1を介在させることによ
り、演算増幅器A1に入力される信号がマイナスの時、
GND→抵抗R1→モニタ信号M→演算増幅器A1の反
転入力端子→ダイオードD1→演算増幅器A1の出力端
子へと電流が流れ、演算増幅器A1の非反転入力端子/
反転入力端子の電圧が一致するように働く。
【0033】上記の通り分岐された信号に介在される素
子としては、上記ダイオードD1に限らず、図示するよ
うに、モニタ信号Mと駆動制御回路3の出力側との間に
介在させることにより、演算増幅器A1の出力がマイナ
スの時に電流が流れるように機能し、なお且つ、出力が
プラスの時に入力側と出力側との間に電位差を生じさせ
る又は電流が流れないように機能するものであれば特に
限定されない。ダイオードの他に、抵抗又はトランジス
タを用いるようにしてもよい。
【0034】次に、この第1の実施形態に示す光源駆動
回路の動作について説明する。
【0035】まず、発光素子Lを発光駆動させるための
光量指令信号となる光量指令信号Sが駆動制御回路3に
入力され、該駆動制御回路3から駆動信号として駆動回
路1のトランジスタT1のベースに出力されると、トラ
ンジスタT1にコレクタ電流が流れ、このコレクタ電流
がトランジスタT1のコレクタに接続された発光素子L
の駆動電流となる。この駆動電流により発光素子Lが発
光駆動される。
【0036】このトランジスタT1から流れる発光素子
Lの駆動電流は、モニタ回路2によりモニタ信号Mとし
て取り出され、駆動制御回路3の演算増幅器A1の反転
入力端子にフィードバックされる。演算増幅器A1は、
非反転入力端子に入力される光量指令信号Sと反転入力
端子に入力されるモニタ信号Mとの偏差が増幅され、正
の駆動信号として駆動回路1のトランジスタT1のベー
スへ出力され、発光素子Lを発光駆動する電流を一定に
保つように制御する。
【0037】ここで、光量指令信号Sから発光素子Lを
消光させるべく光量指令信号(光量指令信号=0)が与
えられると、オフセット入力回路4からは常に光量指令
信号Sと極性を逆にしたオフセット信号OSが光量指令
信号Sに加算されるため、光量指令信号S+オフセット
信号OSが演算増幅器A1の非反転入力端子に入力され
る。
【0038】このとき演算増幅器A1の非反転入力端子
に入力される信号はマイナス電圧となるが、演算増幅器
A1の反転入力端子に入力されるモニタ信号Mは、駆動
制御回路3の演算増幅器A1の反転入力端子に負帰還さ
れる途中で分岐されてダイオードD1を介して駆動制御
回路3の出力側と駆動部1の入力側との間に接続されて
いるため、演算増幅器A1には反転入力端子から出力端
子に電流が流れ、マイナス飽和状態(制御不能状態)と
はならない。
【0039】従って、その後、光量指令信号=0の状態
から光量指令信号>0に変化し、演算増幅器A1が制御
状態に状態変化するとき、その出力変化は電圧レベルが
高められた分だけ小さくなる。この結果、発光素子Lが
駆動される際、光出力の立ち上がり特性は、図8におい
てbで示すように応答時間が改善されて短くなり、従来
に比べて応答性を向上させることができる。
【0040】図2は、第2の実施形態に係る光源駆動回
路の回路図を示している。この光源駆動回路では、図1
に示す第1の実施形態に係る光源駆動回路にレベルシフ
ト回路5が付加されている。図1と同一構成には同一符
号を付し、それらの詳細な説明については省略する。
【0041】レベルシフト回路5は、ダイオードD2及
び抵抗R2を有して構成されている。ダイオードD2
は、そのカソード電極に駆動制御回路3の演算増幅器A
1の出力端子が接続され、アノード電極には抵抗R2を
介して電源から+Vccの電圧が供給されている。そし
て、ダイオードD2のアノード電極側と抵抗R2との間
から駆動回路1のトランジスタT1のベースに駆動制御
回路3からの駆動信号が出力されるように接続されてい
る。
【0042】このレベルシフト回路5は、演算増幅器A
1の出力レベルをダイオードD2の順方向電圧分だけ高
めるように機能する。
【0043】これにより、演算増幅器A1の出力の電圧
レベルは前述の第1の実施形態の場合に比べて更に高め
られる。このため、光量指令信号=0の状態から光量指
令信号>0に変化して、演算増幅器A1が制御状態に状
態変化したときの出力変化は一層小さくなり、発光素子
Lが駆動される際の光出力の立ち上がり特性は、図9に
おいてcで示すように応答時間がより短く改善され、一
層応答性を向上させることができるようになる。
【0044】以上説明した各実施形態では、いずれもA
CC回路を用いた例を挙げたが、本発明は、APC回路
を用いて発光素子から出射される光量を一定に保つよう
に制御する光源駆動回路においても同様に適用すること
ができる。
【0045】また、駆動回路1にはトランジスタT1を
用いるようにしたが、これに限定されず、FET等を用
いるようにしてもよい。
【0046】更に、駆動制御回路3には演算増幅器(O
Pアンプ)を用いたが、これに限定されず、トランジス
タ等を用いて光量指令信号から駆動信号を生成するよう
にしてもよい。
【0047】また、電源電圧は単一電源でも可能であ
る。
【0048】更に、以上の説明では、光源駆動用電源は
プラスとしたが、マイナスでも可能である。
【0049】次に、かかる光源駆動回路を用いた網点画
像露光装置の一例を示す。
【0050】図3は、網点画像露光装置の概略構成を説
明する概念図である。同図において、10は記録材料、
20は記録材料10の露光面10aに対して光を微小ス
ポット状に照射することにより、該記録材料10の露光
面10a上に網点画像を露光形成するための記録ユニッ
トを示している。
【0051】記録材料10は、光露光により画像形成を
行うための感光層を有する感光性記録材料であり、図示
しない回転ドラム等の保持部材に保持されて副走査方向
(図示例では上下方向)に移動可能に設けられる。
【0052】記録ユニット20は、前述の光源駆動回路
を収納してある光源21と、該光源21の発光素子から
出射した光ビームを微小スポット光として記録材料10
の露光面10a上に照射するためのレンズ群からなる露
光光学系22とを有しており、これらが一体となって、
上記副走査方向と直交し且つ記録材料10の露光面10
aに対して略平行な主走査方向に沿って移動可能とされ
ている。
【0053】この記録ユニット20は、光源21におい
て、走査の過程で、光源駆動回路により発光が駆動制御
される発光素子のON/OFFを繰り返しながら微小ス
ポット光を記録材料10の露光面10a上に連続状に照
射することにより網点を露光形成し、その網点の集合に
よって所望の画像を記録形成する。
【0054】この前述の光源駆動回路を備えた網点画像
露光装置によれば、光源21の発光素子を駆動する際の
応答時間が改善されて短くなり、従来に比べて応答性の
向上した微小スポット光を記録材料10の露光面10a
上に照射することができる。これにより、シャープな微
小スポット光を照射させることができ、高画質の画像を
露光形成することが可能である。
【0055】また、光源駆動回路が前述した第2の実施
形態に係る光源駆動回路であると、より一層応答性の向
上した微小スポット光を記録材料10の露光面10a上
に照射することができるため、よりシャープな微小スポ
ット光を照射させることができ、より一層高画質の画像
を露光形成することが可能である。
【0056】なお、光源21は単一のものに限らず、例
えばR、G、Bの各波長の光ビームを記録材料10の露
光面10a上に照射するための複数の光源を有するもの
であってもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、微小スポット光を記録
材料の露光面上にシャープに照射させることにより、高
画質の画像を露光形成することができる網点画像露光装
置を提供することができる。
【0058】また、本発明によれば、発光素子の光出力
の立ち上がり特性を改善し、応答性を向上させた光源駆
動回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光源駆動回路を
示す回路図
【図2】本発明の第2の実施形態に係る光源駆動回路を
示す回路図
【図3】網点画像露光装置の概略構成を示す概念図
【図4】従来のAPC回路を有する光源駆動回路を示す
回路図
【図5】従来のACC回路を有する光源駆動回路を示す
回路図
【図6】従来のACC回路を有する他の光源駆動回路を
示す回路図
【図7】従来の光源駆動回路による発光素子の応答特性
を示すグラフ
【図8】第1の実施形態に係る光源駆動回路による発光
素子の応答特性を示すグラフ
【図9】第2の実施形態に係る光源駆動回路による発光
素子の応答特性を示すグラフ
【符号の説明】
1:駆動回路 2:モニタ回路 3:駆動制御回路 4:オフセット入力回路 5:レベルシフト回路 10:記録材料 10a:露光面 20:記録ユニット 21:光源 22:露光光学系 L:発光素子 T1:トランジスタ R1、R2:抵抗 A1:演算増幅器 D1、D2:ダイオード S:光量指令信号 M:モニタ信号 OS:オフセット信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光を微小スポット光として記録
    材料の露光面に走査することにより、前記記録材料上に
    網点画像を記録形成する網点画像露光装置において、前
    記光源は、駆動信号に基づいて発光素子を駆動する駆動
    回路と、前記発光素子の光量又は駆動電流をモニタし、
    その光量又は駆動電流に応じたモニタ信号を出力するモ
    ニタ回路と、前記モニタ回路から出力されるモニタ信号
    を帰還し、該モニタ信号と光量指令信号との偏差に応じ
    て前記駆動回路へ駆動信号を出力する駆動制御回路と、
    前記駆動制御回路に入力される光量指令信号に対して極
    性が逆のオフセット信号を加算することにより、光量指
    令信号=0のときに光量=0とするためのオフセット入
    力回路とを有すると共に、前記モニタ回路から前記駆動
    制御回路に帰還されるモニタ信号と前記駆動制御回路か
    ら前記駆動回路へ出力される出力信号との間に、ダイオ
    ード、抵抗又はトランジスタを接続してなる光源駆動回
    路により駆動されることを特徴とする網点画像露光装
    置。
  2. 【請求項2】前記光源駆動回路は、駆動制御回路の出力
    に、出力信号の電圧レベルを変えるレベルシフト回路を
    有することを特徴とする請求項1記載の網点画像露光装
    置。
  3. 【請求項3】駆動信号に基づいて発光素子を駆動する駆
    動回路と、前記発光素子の光量又は駆動電流をモニタ
    し、その光量又は駆動電流に応じたモニタ信号を出力す
    るモニタ回路と、前記モニタ回路から出力されるモニタ
    信号を帰還し、該モニタ信号と光量指令信号との偏差に
    応じて前記駆動回路へ駆動信号を出力する駆動制御回路
    と、前記駆動制御回路に入力される光量指令信号に対し
    て極性が逆のオフセット信号を加算することにより、光
    量指令信号=0のときに光量=0とするためのオフセッ
    ト入力回路とを有すると共に、前記モニタ回路から前記
    駆動制御回路に帰還されるモニタ信号と前記駆動制御回
    路から前記駆動回路へ出力される出力信号との間に、ダ
    イオード、抵抗又はトランジスタを接続したことを特徴
    とする光源駆動回路。
  4. 【請求項4】前記駆動制御回路の出力に、出力信号の電
    圧レベルを変えるレベルシフト回路を設けたことを特徴
    とする請求項3記載の光源駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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