JP2003057333A - 特に車両に装備され、レリーフのパターンを表すレーダーを隠す装置及び該装置を含む検知システム - Google Patents
特に車両に装備され、レリーフのパターンを表すレーダーを隠す装置及び該装置を含む検知システムInfo
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- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
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- H01Q1/3233—Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the application wherein the antenna is used particular used as part of a sensor or in a security system, e.g. for automotive radar, navigation systems
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容積すなわち奥行きという側面を有しマイク
ロ波の損失が少ない、レーダーを隠す装置を作ることで
ある。 【解決手段】 レーダー又は他の任意の電磁波の送信及
び受信システムを隠す装置は例えばパターンをレリーフ
にして表す。装置は電磁波及び光学波を透過する少なく
とも１つの前面部分と電磁波を透過し、送信及び／又は
受信手段と向かい合う１つの裏面部分と、２つの部分の
間に配置される製造業者のロゴを表すフォームを含む。
このフォームは空中に近いＲＦ特性を有する多孔性の構
造を有する。装置は特に車両に装備されるレーダーに適
用されうる。
ロ波の損失が少ない、レーダーを隠す装置を作ることで
ある。 【解決手段】 レーダー又は他の任意の電磁波の送信及
び受信システムを隠す装置は例えばパターンをレリーフ
にして表す。装置は電磁波及び光学波を透過する少なく
とも１つの前面部分と電磁波を透過し、送信及び／又は
受信手段と向かい合う１つの裏面部分と、２つの部分の
間に配置される製造業者のロゴを表すフォームを含む。
このフォームは空中に近いＲＦ特性を有する多孔性の構
造を有する。装置は特に車両に装備されるレーダーに適
用されうる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁波を送信及び受
信するレーダー又は他のあらゆるシステムを隠す装置に
関する。本装置は例えばパターンをレリーフ（浮き彫
り）にして表す。本装置はまた、ドームがこの種の装置
により形成されるレーダーに関する。本発明は特に車両
に適するレーダーに適用されうる。
信するレーダー又は他のあらゆるシステムを隠す装置に
関する。本装置は例えばパターンをレリーフ（浮き彫
り）にして表す。本装置はまた、ドームがこの種の装置
により形成されるレーダーに関する。本発明は特に車両
に適するレーダーに適用されうる。
【０００２】
【従来の技術】特に安全面の理由から、自動車にレーダ
ーを装備することが計画されている。よく知られた典型
的なレーダーは、ＡＣＣ（自動巡航制御）レーダーであ
る。この種のレーダーは特に交通量に応じて車両のスピ
ードを調整するために使用される。言い換えれば、レー
ダーがレーダーを搭載した車両に先行する車両のスピー
ドと距離を検知し、特に最小限の車両間の安全な距離を
維持する。レーダーはまた、車両の道路上の障害物を測
定するのにも使用されうる。
ーを装備することが計画されている。よく知られた典型
的なレーダーは、ＡＣＣ（自動巡航制御）レーダーであ
る。この種のレーダーは特に交通量に応じて車両のスピ
ードを調整するために使用される。言い換えれば、レー
ダーがレーダーを搭載した車両に先行する車両のスピー
ドと距離を検知し、特に最小限の車両間の安全な距離を
維持する。レーダーはまた、車両の道路上の障害物を測
定するのにも使用されうる。
【０００３】このレーダーは従って自動車の前面に組み
入れられねばならない。好ましい位置は例えば冷却器グ
リルの背後であって、製造業者のロゴ又はエンブレムの
伝統的な位置である。この場合、レーダーを隠すために
使われる手段は同時に以下の機能を満たさなければなら
ない。可能な限り低い減衰でマイクロ波をそのまま通す
こと製造業者のロゴを表すパターンを支えること
入れられねばならない。好ましい位置は例えば冷却器グ
リルの背後であって、製造業者のロゴ又はエンブレムの
伝統的な位置である。この場合、レーダーを隠すために
使われる手段は同時に以下の機能を満たさなければなら
ない。可能な限り低い減衰でマイクロ波をそのまま通す
こと製造業者のロゴを表すパターンを支えること
【０００４】特に、このパターンは奥行きすなわち容積
という側面を有し、同時に例えばクロムメッキ又は金メ
ッキの光沢のある又は艶やかな金属的外観を有する。
という側面を有し、同時に例えばクロムメッキ又は金メ
ッキの光沢のある又は艶やかな金属的外観を有する。
【０００５】容積という側面を実現するために、一般に
プラスチック製の層を積み重ねる方法が知られており、
その厚さは、相補的でレーダーにより放射される電波が
パターンの表面の全体で材料の一定の厚さに出会う。言
い換えると、層の積み重ねにより導入される減衰又は位
相シフトのための波の変化は表面の至るところで一定で
ある。全体の減衰は別とすると、レーダーアンテナの放
射パターンは影響を受けない又はほとんど影響されな
い。
プラスチック製の層を積み重ねる方法が知られており、
その厚さは、相補的でレーダーにより放射される電波が
パターンの表面の全体で材料の一定の厚さに出会う。言
い換えると、層の積み重ねにより導入される減衰又は位
相シフトのための波の変化は表面の至るところで一定で
ある。全体の減衰は別とすると、レーダーアンテナの放
射パターンは影響を受けない又はほとんど影響されな
い。
【０００６】この方法に関連する容積の効果は、パター
ンの全体の厚さとつながりのある振幅を有することであ
り、従って制限されるものであることがすぐにわかる。
実際、使用される周波数に対応するミリメートル帯域で
は、特にＡＣＣレーダーにとって、プラスチック材料に
対応するマイクロ波の損失が交差する材料の厚さに伴い
急激に増加する。
ンの全体の厚さとつながりのある振幅を有することであ
り、従って制限されるものであることがすぐにわかる。
実際、使用される周波数に対応するミリメートル帯域で
は、特にＡＣＣレーダーにとって、プラスチック材料に
対応するマイクロ波の損失が交差する材料の厚さに伴い
急激に増加する。
【０００７】最後に、明らかに経済的な理由により、車
両に結合されるロゴ又は他のどんな部品もできうる限り
低費用にしなければならない。
両に結合されるロゴ又は他のどんな部品もできうる限り
低費用にしなければならない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点を克服すること、特に容積すなわち奥行きという
側面を有しマイクロ波の損失が少ない、レーダーを隠す
装置を作ることである。
の欠点を克服すること、特に容積すなわち奥行きという
側面を有しマイクロ波の損失が少ない、レーダーを隠す
装置を作ることである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本目的のために、本発明
の対象は、電磁波を送信及び／又は受信する手段を隠す
ための装置であって、その装置は電磁波及び光学波を透
過する少なくとも１つの前面部分と、電磁波を透過し送
信及び／又は受信手段と向かいあう１つの裏面部分と、
前面及び裏面部分の間に配置されるパターンを表すフォ
ームとを含み、該フォームはセルラー構造を有する。
の対象は、電磁波を送信及び／又は受信する手段を隠す
ための装置であって、その装置は電磁波及び光学波を透
過する少なくとも１つの前面部分と、電磁波を透過し送
信及び／又は受信手段と向かいあう１つの裏面部分と、
前面及び裏面部分の間に配置されるパターンを表すフォ
ームとを含み、該フォームはセルラー構造を有する。
【００１０】セルラー構造は、例えば空中に近いＲＦ特
性を有するフォームである。フォームは光沢のある外観
を有する被覆で覆われている。
性を有するフォームである。フォームは光沢のある外観
を有する被覆で覆われている。
【００１１】好ましくは、裏面部分及び前面部分の間の
距離は、それぞれ部分によって反射される波がほぼ逆位
相となるような距離である。
距離は、それぞれ部分によって反射される波がほぼ逆位
相となるような距離である。
【００１２】位相関係は好ましくはパターンにより作ら
れる位相シフトを補償することにより、つまりフォーム
に関して、２つの部分、つまり前面部分と裏面部分のう
ちの１つ又はその両方の厚さを変化させることにより最
適化される。
れる位相シフトを補償することにより、つまりフォーム
に関して、２つの部分、つまり前面部分と裏面部分のう
ちの１つ又はその両方の厚さを変化させることにより最
適化される。
【００１３】好ましくは、装置は内部及び外部間の圧力
を等しくする孔を含み、湿気が入ること及び凝結水の形
成を防ぐ。
を等しくする孔を含み、湿気が入ること及び凝結水の形
成を防ぐ。
【００１４】パターンはもちろん自動車製造業者のロゴ
を表す。
を表す。
【００１５】本発明の目的はまた、車両に適しレーダー
ドームが上記装置により構成されるレーダーである。
ドームが上記装置により構成されるレーダーである。
【００１６】本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面
を参照し、以下の記述から明らかとなる。
を参照し、以下の記述から明らかとなる。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１は、レーダーを隠す本発明に
よる装置１０の可能な実施形態を示している。例とし
て、この装置が自動車製造業者のロゴを表すパターンを
有する場合について記述する。さらに、レーダーは自動
車に装備される。当然、本発明による装置は他のあらゆ
るパターンを含み、レーダーすなわち電磁波送信及び／
又は受信手段２０の他の型も隠す。本発明による装置１
０は、特に、２つのプレート１、２を使用し、その間に
フォーム３が挿入される。このフォームは本来無視でき
ない厚さを有する。例での厚さは一様ではないが、それ
はロゴのような特に与えられたフォームを表すためであ
る。
よる装置１０の可能な実施形態を示している。例とし
て、この装置が自動車製造業者のロゴを表すパターンを
有する場合について記述する。さらに、レーダーは自動
車に装備される。当然、本発明による装置は他のあらゆ
るパターンを含み、レーダーすなわち電磁波送信及び／
又は受信手段２０の他の型も隠す。本発明による装置１
０は、特に、２つのプレート１、２を使用し、その間に
フォーム３が挿入される。このフォームは本来無視でき
ない厚さを有する。例での厚さは一様ではないが、それ
はロゴのような特に与えられたフォームを表すためであ
る。
【００１８】従って、装置１０はマイクロ波及び光学波
を透過する前面プレート１を含む。光学波に関しては、
前面プレート１は少なくとも半透明の材料で作られる。
この前面プレート１は例えばポリカーボネートといった
透明なプラスチック製である。装置１０はさらに電磁波
送信及び／又は受信手段２０と向かい合い、マイクロ波
を透過する裏面プレート２を含む。このプレートには陰
影がつけられているが、それは例えばパターンが配され
る背景を表すことを要求された場合の効果に左右され
る。この背景は一様に十分に暗いか光沢がある、又はそ
のどちらでもあり、さもなければ再び他のあらゆる平面
パターンを表す。好ましくは、プレート１、２は互いに
平行である。それらは例えば湾曲して車両の前面輪郭部
に合致する。従ってそれらは、例えば球形部分又は円筒
部分を表す。
を透過する前面プレート１を含む。光学波に関しては、
前面プレート１は少なくとも半透明の材料で作られる。
この前面プレート１は例えばポリカーボネートといった
透明なプラスチック製である。装置１０はさらに電磁波
送信及び／又は受信手段２０と向かい合い、マイクロ波
を透過する裏面プレート２を含む。このプレートには陰
影がつけられているが、それは例えばパターンが配され
る背景を表すことを要求された場合の効果に左右され
る。この背景は一様に十分に暗いか光沢がある、又はそ
のどちらでもあり、さもなければ再び他のあらゆる平面
パターンを表す。好ましくは、プレート１、２は互いに
平行である。それらは例えば湾曲して車両の前面輪郭部
に合致する。従ってそれらは、例えば球形部分又は円筒
部分を表す。
【００１９】前面及び裏面１、２は好ましくは、ＲＦ特
性においてできるだけ同一である。例えば厚さは整合す
る厚さに近い又は実質上等しく、それは垂直入射で考慮
される材料における半波長の倍数で定義される。この整
合する厚さｅ0は、以下の関係で与えられる。
性においてできるだけ同一である。例えば厚さは整合す
る厚さに近い又は実質上等しく、それは垂直入射で考慮
される材料における半波長の倍数で定義される。この整
合する厚さｅ0は、以下の関係で与えられる。
【数１】
ここでλ０は空中のマイクロ波の長さを表し、εｒはフ
ォーム３の材料の誘電体定数を表す。そしてθは交差す
る表面に関する波の入射角度を表す。
ォーム３の材料の誘電体定数を表す。そしてθは交差す
る表面に関する波の入射角度を表す。
【００２０】前面プレート及び裏面プレート１、２の間
の自由空間に配置されるフォーム３は、パターンを表す
又は含む。このパターンは、例えば自動車製造業者のロ
ゴである。このフォーム３は損失が少なく、誘電体定数
が低い材料により構成される。好ましくは、本材料は例
えばフォーム型のセルラー構造を有する。従ってこの材
料は例えばクローズドセル型のポリスチレン、アクリル
又はポリウレタンである。特に、ポリメタクリリミドフ
ォームは非常に適している。さらに一般的に、選択され
た構造すなわちフォームは空中のそれに近いＲＦ特性を
有し、特に関連する誘電体定数εｒは１に非常に近く、
好ましくは非常に損失が少ないタンジェントδは例えば
０．００１より低い。従ってこの型の材料と交差して
も、波はほとんど影響を受けない。
の自由空間に配置されるフォーム３は、パターンを表す
又は含む。このパターンは、例えば自動車製造業者のロ
ゴである。このフォーム３は損失が少なく、誘電体定数
が低い材料により構成される。好ましくは、本材料は例
えばフォーム型のセルラー構造を有する。従ってこの材
料は例えばクローズドセル型のポリスチレン、アクリル
又はポリウレタンである。特に、ポリメタクリリミドフ
ォームは非常に適している。さらに一般的に、選択され
た構造すなわちフォームは空中のそれに近いＲＦ特性を
有し、特に関連する誘電体定数εｒは１に非常に近く、
好ましくは非常に損失が少ないタンジェントδは例えば
０．００１より低い。従ってこの型の材料と交差して
も、波はほとんど影響を受けない。
【００２１】フォーム３はプレート１、２のうちの１
つ、好ましくは裏面プレート２に例えば接着される。任
意の他の結合様態はもちろん可能である。
つ、好ましくは裏面プレート２に例えば接着される。任
意の他の結合様態はもちろん可能である。
【００２２】パターンはレーダー２０又は他の任意の送
信／受信手段により照射される表面全体を必ずしも被覆
しない。保護は特にプレート１、２により提供される。
信／受信手段により照射される表面全体を必ずしも被覆
しない。保護は特にプレート１、２により提供される。
【００２３】好ましくは、フォーム３はその表面のすべ
てまたは一部を誘電体損失が少ない塗料又は被覆で覆わ
れる。特に、光沢のある外観を表すために光沢のあるフ
ィルム、例えば建物の窓を不透明にする処理を行うのに
使用されるフィルム又は電気照明反射板を作るのに使用
されるフィルムで塗布される。
てまたは一部を誘電体損失が少ない塗料又は被覆で覆わ
れる。特に、光沢のある外観を表すために光沢のあるフ
ィルム、例えば建物の窓を不透明にする処理を行うのに
使用されるフィルム又は電気照明反射板を作るのに使用
されるフィルムで塗布される。
【００２４】図２はフォーム３に施される他の代表的な
被覆２１を示している。この被覆２１は光沢のある外観
を有する。この被覆は導電性ゾーン２２のネットワーク
を有し、導電性ゾーン２２はレーダー２０により放たれ
る波の偏波と実質上垂直の方向、すなわち波の電界
被覆２１を示している。この被覆２１は光沢のある外観
を有する。この被覆は導電性ゾーン２２のネットワーク
を有し、導電性ゾーン２２はレーダー２０により放たれ
る波の偏波と実質上垂直の方向、すなわち波の電界
【外１】
に垂直な方向を有する。例えば自動車のレーダーに割り
当てられた短い波長帯域のために、ワイヤネットワーク
は非常に細く密に束ねられている。従って一体となった
構造に得られた種類の光沢のある外観を正確に再現す
る。特にワイヤネットワークは固体のすなわち中断され
ないクロミウム、つまり一般に使用されるその種のもの
と同様の光沢のある外観を呈する。好ましくは、特に製
造の簡略化のために、ワイヤネットワークは被覆２１の
表面の全体に構成される。このネットワークはマイクロ
波を透過する支持体に固定される。この支持体はさらに
撓みやすくフォーム３と合致する。例えば、導電領域２
２すなわちワイヤの幅は０．１５ｍｍの範囲である。ま
た帯域の２つの端の間、すなわち連続するワイヤの間の
間隔２３も同じである。こうしたネットワークのワイヤ
の配置によりマイクロ波の損失も位相回転もごくわずか
である。これは、レーダーアンテナの放射特性が特に変
更されないことを意味する。
当てられた短い波長帯域のために、ワイヤネットワーク
は非常に細く密に束ねられている。従って一体となった
構造に得られた種類の光沢のある外観を正確に再現す
る。特にワイヤネットワークは固体のすなわち中断され
ないクロミウム、つまり一般に使用されるその種のもの
と同様の光沢のある外観を呈する。好ましくは、特に製
造の簡略化のために、ワイヤネットワークは被覆２１の
表面の全体に構成される。このネットワークはマイクロ
波を透過する支持体に固定される。この支持体はさらに
撓みやすくフォーム３と合致する。例えば、導電領域２
２すなわちワイヤの幅は０．１５ｍｍの範囲である。ま
た帯域の２つの端の間、すなわち連続するワイヤの間の
間隔２３も同じである。こうしたネットワークのワイヤ
の配置によりマイクロ波の損失も位相回転もごくわずか
である。これは、レーダーアンテナの放射特性が特に変
更されないことを意味する。
【００２５】このワイヤネットワーク２２はあらゆる金
属被覆又はエッチング技術により支持体の上に付着され
る。要求されるエッチングの精度は大規模な量産のため
に使われうる技術と互換性がある。特に波の処理におい
て導電性ワイヤ２２の抵抗率の影響が低いので、ワイヤ
ネットワークは幅広いさまざまな金属、特にクロム、
銅、銀又は金と結合する。従って導電性ワイヤはこれら
の金属により構成される又は被覆される。これは特にさ
まざまな効果を提供し、特にたくさんのロゴを再現する
ことを可能にする。好ましくは、前面プレート１はワイ
ヤネットワークを外からの侵害、特に気候上の又は機械
的な侵害から保護する。
属被覆又はエッチング技術により支持体の上に付着され
る。要求されるエッチングの精度は大規模な量産のため
に使われうる技術と互換性がある。特に波の処理におい
て導電性ワイヤ２２の抵抗率の影響が低いので、ワイヤ
ネットワークは幅広いさまざまな金属、特にクロム、
銅、銀又は金と結合する。従って導電性ワイヤはこれら
の金属により構成される又は被覆される。これは特にさ
まざまな効果を提供し、特にたくさんのロゴを再現する
ことを可能にする。好ましくは、前面プレート１はワイ
ヤネットワークを外からの侵害、特に気候上の又は機械
的な侵害から保護する。
【００２６】図３はワイヤネットワークに基礎を置く被
覆の他の可能な実施形態を示している。ワイヤネットワ
ークは、図２に関して記述したように、金属被覆されて
いない領域２３の存在のために、光沢が不十分であると
思われる外観を呈する。とぎれない光沢のある外観又は
少なくとも２つのワイヤネットワーク３１、３２を例え
ば互い違いの位置にワイヤを平行にして重ね合わせるこ
とによりそれに近いものを有する被覆２１を作ることが
可能である。従って２つのネットワークは例えば半ピッ
チずつ互い違いである。従って、もしワイヤの幅が例え
ば０．１５ｍｍでワイヤ間の間隔の幅が０．３０ｍｍに
等しいとすると、ピッチは０．３０ｍｍに等しくなる。
さらに一般的に、ネットワークのピッチはワイヤの幅と
間隔２３の幅を足したものに対応する。第１のワイヤネ
ットワーク３１は従って第２のワイヤネットワーク３２
から光学波及びマイクロ波を透過する撓みやすい中央の
支持体３５により分離される。第１のワイヤネットワー
ク３１は例えば中央の基板３５に例えば金属被覆により
固定される。第２のワイヤネットワーク３２は例えば底
の基板３７に例えば金属被覆により固定される。好まし
くは、電流がワイヤネットワーク４２のすべて又は一部
を流れる。こうして生じたワイヤの加熱作用は例えばロ
ゴの防氷を特に光沢のある部分で可能にし、従って特に
冬のように寒い状態のときはっきりと見えるようにす
る。ワイヤの加熱作用はまた凝結を防ぐ。いくつかのネ
ットワークが重なり合う場合には、すべてのネットワー
ク又は外側を向いたネットワーク３１だけに電流が流れ
る。
覆の他の可能な実施形態を示している。ワイヤネットワ
ークは、図２に関して記述したように、金属被覆されて
いない領域２３の存在のために、光沢が不十分であると
思われる外観を呈する。とぎれない光沢のある外観又は
少なくとも２つのワイヤネットワーク３１、３２を例え
ば互い違いの位置にワイヤを平行にして重ね合わせるこ
とによりそれに近いものを有する被覆２１を作ることが
可能である。従って２つのネットワークは例えば半ピッ
チずつ互い違いである。従って、もしワイヤの幅が例え
ば０．１５ｍｍでワイヤ間の間隔の幅が０．３０ｍｍに
等しいとすると、ピッチは０．３０ｍｍに等しくなる。
さらに一般的に、ネットワークのピッチはワイヤの幅と
間隔２３の幅を足したものに対応する。第１のワイヤネ
ットワーク３１は従って第２のワイヤネットワーク３２
から光学波及びマイクロ波を透過する撓みやすい中央の
支持体３５により分離される。第１のワイヤネットワー
ク３１は例えば中央の基板３５に例えば金属被覆により
固定される。第２のワイヤネットワーク３２は例えば底
の基板３７に例えば金属被覆により固定される。好まし
くは、電流がワイヤネットワーク４２のすべて又は一部
を流れる。こうして生じたワイヤの加熱作用は例えばロ
ゴの防氷を特に光沢のある部分で可能にし、従って特に
冬のように寒い状態のときはっきりと見えるようにす
る。ワイヤの加熱作用はまた凝結を防ぐ。いくつかのネ
ットワークが重なり合う場合には、すべてのネットワー
ク又は外側を向いたネットワーク３１だけに電流が流れ
る。
【００２７】部分４、例えば枠又はストラップである
が、それは前面及び裏面プレートに機械的な保持を提供
し、同時にそのアセンブリを車両に固定する。プレート
１、２及び枠４は好ましくはきつく密封される方法例え
ば接着により取り付けられる。部分のうちの１つ、例え
ば枠４において外気の通路が作られる。そしてその通路
は内圧及び外圧の均衡を可能にする防湿皮膜によりでき
る限り補償され、凝結を生じさせる湿気の集束を防ぐ。
が、それは前面及び裏面プレートに機械的な保持を提供
し、同時にそのアセンブリを車両に固定する。プレート
１、２及び枠４は好ましくはきつく密封される方法例え
ば接着により取り付けられる。部分のうちの１つ、例え
ば枠４において外気の通路が作られる。そしてその通路
は内圧及び外圧の均衡を可能にする防湿皮膜によりでき
る限り補償され、凝結を生じさせる湿気の集束を防ぐ。
【００２８】従って部分４はプレート１、２を与えられ
た距離に保っておくことができる。この距離は、好まし
くは前面プレート１からの戻り波が裏面プレート２のそ
れと対向する位相にあるように選択される。プレート
１、２はＲＦの条件が同一であるように設計される。こ
れは戻り波の相殺又は少なくとも最小限化を、従ってア
センブリの不整合損失の最小限化をもたらす。２つのプ
レートの間の間隔ｄは従って例えば実質上以下の関係で
与えられる距離ｄ０と同一である。
た距離に保っておくことができる。この距離は、好まし
くは前面プレート１からの戻り波が裏面プレート２のそ
れと対向する位相にあるように選択される。プレート
１、２はＲＦの条件が同一であるように設計される。こ
れは戻り波の相殺又は少なくとも最小限化を、従ってア
センブリの不整合損失の最小限化をもたらす。２つのプ
レートの間の間隔ｄは従って例えば実質上以下の関係で
与えられる距離ｄ０と同一である。
【数２】
ここで、上述のようにλ０は空中のマイクロ波の長さを
表し、λｍはプレート１、２を構成する材料中の波の長
さを表し、ｅはこれらのプレートの間の厚さを表してい
る。
表し、λｍはプレート１、２を構成する材料中の波の長
さを表し、ｅはこれらのプレートの間の厚さを表してい
る。
【００２９】部分１、２、４を取り付ける方法は表示さ
れた方法で与えられる。他の結合態様はもちろん可能
で、特に取り付け又は製造上の制約に左右される。特に
裏面プレート２と枠４は１つかつ同じ部分を形成する。
れた方法で与えられる。他の結合態様はもちろん可能
で、特に取り付け又は製造上の制約に左右される。特に
裏面プレート２と枠４は１つかつ同じ部分を形成する。
【００３０】図４は本発明による装置の他の実施形態を
示しており、２つのプレート１、２の間の電磁波の通路
の違いを考慮に入れている。特に、フォーム３の無線特
性又は構成は、このフォームを横切る波が空気中の通路
に関して位相シフトを受けるようにする。この場合、プ
レートの１つ、少なくとも好ましくは裏面プレート２の
厚さ上で操作してこの位相シフトを補償することが可能
である。従ってフォーム３に従って、背面プレートの厚
さは例えば厚さΔｅだけ減少し、フォームにより促され
る位相シフトを補償する。施された厚さΔｅのこの変化
は、例えば以下の関係により与えられる変化Δｅ０に近
い又は実質上同一である。
示しており、２つのプレート１、２の間の電磁波の通路
の違いを考慮に入れている。特に、フォーム３の無線特
性又は構成は、このフォームを横切る波が空気中の通路
に関して位相シフトを受けるようにする。この場合、プ
レートの１つ、少なくとも好ましくは裏面プレート２の
厚さ上で操作してこの位相シフトを補償することが可能
である。従ってフォーム３に従って、背面プレートの厚
さは例えば厚さΔｅだけ減少し、フォームにより促され
る位相シフトを補償する。施された厚さΔｅのこの変化
は、例えば以下の関係により与えられる変化Δｅ０に近
い又は実質上同一である。
【数３】
ここでλ０はまた空中のマイクロ波の長さを表し、εｍ
はプレートを構成する材料の誘電体定数を表し、ΔΦは
補償される位相差を表す。
はプレートを構成する材料の誘電体定数を表し、ΔΦは
補償される位相差を表す。
【００３１】この位相差は以下の関係により適切に与え
られる。
られる。
【数４】
ここでｄｆはフォーム３の厚さを示し、εｖはこのフォ
ーム３を構成する材料の誘電体定数を表す。
ーム３を構成する材料の誘電体定数を表す。
【００３２】好ましくは、厚さΔｅの変化はフォーム３
を裏面プレート２に取り付ける及び位置させることを容
易にする。
を裏面プレート２に取り付ける及び位置させることを容
易にする。
【００３３】厚さのくぼむ変化は裏面プレート２、前面
のプレート１、又は両方のプレート上で得られてもよ
い。
のプレート１、又は両方のプレート上で得られてもよ
い。
【００３４】上述した装置は例えばＡＣＣレーダーを保
護する。装置はまた、他のあらゆる型のレーダーのレー
ダードームを構成し、それが自動車例えばその自動車の
前面に装備される及び設置されうる。
護する。装置はまた、他のあらゆる型のレーダーのレー
ダードームを構成し、それが自動車例えばその自動車の
前面に装備される及び設置されうる。
【図１】本発明による装置の可能な実施形態を示してお
り、装置はそれが保護する電磁波送信及び／又は受信シ
ステムと向かい合っている。
り、装置はそれが保護する電磁波送信及び／又は受信シ
ステムと向かい合っている。
【図２】本発明による装置に使用されるフォームの表面
を覆い、特にこのフォームに光沢のある外観を与える被
覆の典型的な実施形態を示している。
を覆い、特にこのフォームに光沢のある外観を与える被
覆の典型的な実施形態を示している。
【図３】本発明による装置に使用されるフォームの表面
を覆い、特にこのフォームに光沢のある外観を与える被
覆の典型的な実施形態を示している。
を覆い、特にこのフォームに光沢のある外観を与える被
覆の典型的な実施形態を示している。
【図４】本発明による装置の他の可能な実施形態を示し
ている。
ている。
１ 前面プレート
２ 裏面プレート
３ フォーム
４ 枠
１０ 装置
２０ レーダー
２１ 被覆
２２ 導電性帯域
２３ 間隔
３１ 第１のネットワーク
３２ 第２のネットワーク
３５ 中央の基板
３７ 底の基板
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ティエリー ドゥーセ
フランス国， 94117 アルクイユ セデ
クス， アヴェニュ デュ プレジダン
サルヴァドル アレンド 13番地， タレ
ス アンテレクテュエル プロペルティ内
(72)発明者 パトリク ル サイエク
フランス国， 94117 アルクイユ セデ
クス， アヴェニュ デュ プレジダン
サルヴァドル アレンド 13番地， タレ
ス アンテレクテュエル プロペルティ内
Ｆターム(参考） 5J070 AB24 AC02 AC06 AD01 AD15
AE01 AF03 AK11 AK26 BF16
Claims (22)
- 【請求項１】 電磁波及び光学波を透過する少なくとも
１つの前面部分と、 電磁波を透過し、送信及び／又は受信手段と向かい合う
１つの裏面部分と、 前記前面部分と前記裏面部分の間に配されるパターンを
表すフォームとを含み、 前記フォームがセルラー構造を有することを特徴とする
電磁波の送信及び／又は受信手段を隠す装置。 - 【請求項２】 前記セルラー構造が空中に近い無線特性
を有することを特徴とする、請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 前記セルラー構造がフォームであること
を特徴とする、前記請求項のうちいずれかに記載の装
置。 - 【請求項４】 前記フォームの表面が被覆で覆われてい
ることを特徴とする、前記請求項のうちいずれかに記載
の装置。 - 【請求項５】 前記被覆が光沢のある外観を有すること
を特徴とする、請求項４に記載の装置。 - 【請求項６】 前記被覆が電磁波の偏波に実質上垂直で
ある少なくとも１つの導電性ワイヤのネットワークを有
することを特徴とする、請求項５に記載の装置。 - 【請求項７】 前記被覆が少なくとも２つの平行で重な
り合うワイヤのネットワークを含むことを特徴とする、
請求項６に記載の装置。 - 【請求項８】 前記２つのネットワークが半ピッチずつ
ずれていることを特徴とする、請求項７に記載の装置。 - 【請求項９】 前記ワイヤの少なくとも一部に電流が流
れ、加熱作用を得ることを特徴とする、請求項６から請
求項７のうちいずれかに記載の装置。 - 【請求項１０】 前記被覆が光沢のあるフィルムである
ことを特徴とする、請求項５に記載の装置。 - 【請求項１１】 外部と内部の間の圧力を等しくするた
めの空気の通路を含むことを特徴とする、前記請求項の
うちいずれかに記載の装置。 - 【請求項１２】 前記通路が防水皮膜を有することを特
徴とする、請求項１１に記載の装置。 - 【請求項１３】 前記前面部分及び前記裏面部分が実質
上互いに平行であることを特徴とする、前記請求項のう
ちいずれかに記載の装置。 - 【請求項１４】 前記前面部分及び前記裏面部分が弯曲
して車両の前面輪郭に合致することを特徴とする、前記
請求項のうちいずれかに記載の装置。 - 【請求項１５】 前記前面及び前記裏面部分が隔たり、
両者の距離はそれぞれにより反射される波の振幅が実質
上等しく位相が反対であるような距離であることを特徴
とする、前記請求項のうちいずれかに記載の装置。 - 【請求項１６】 前記前面部分及び前記裏面部分の少な
くとも１つの上で前記フォームと向かいあう厚さ（Δ
ｅ）の変化が作られ、フォームによる位相シフトを補償
することを特徴とする、前記請求項のうちいずれかに記
載の装置。 - 【請求項１７】 前記変化がくぼむ変化であることを特
徴とする、請求項１６に記載の装置。 - 【請求項１８】 前記フォームがポリメタクリリミドフ
ォームで作られることを特徴とする、前記請求項のうち
いずれかに記載の装置。 - 【請求項１９】 前記フォームがポリスチレン、アクリ
ル又はポリウレタンタイプのフォームで作られることを
特徴とする、請求項１から請求項１８のうちいずれかに
記載の装置。 - 【請求項２０】 前記パターンが自動車製造業者のロゴ
を表すことを特徴とする、前記請求項のうちいずれかに
記載の装置。 - 【請求項２１】 レーダードームが前記請求項のうちい
ずれかに記載の装置により構成されることを特徴とす
る、車両に装備されるレーダー。 - 【請求項２２】 前記車両の前面に配置されることを特
徴とする、請求項２１に記載のレーダー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR0109028A FR2827080A1 (fr) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | Dispositif pour cacher un radar representant un motif en volume, equipant notamment un vehicule et systeme de detection comportant un tel dispositif |
| FR0109028 | 2001-07-06 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003057333A true JP2003057333A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=8865230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002197148A Withdrawn JP2003057333A (ja) | 2001-07-06 | 2002-07-05 | 特に車両に装備され、レリーフのパターンを表すレーダーを隠す装置及び該装置を含む検知システム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20030052810A1 (ja) |
| EP (1) | EP1280229A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003057333A (ja) |
| CA (1) | CA2391671A1 (ja) |
| FR (1) | FR2827080A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003202369A (ja) * | 2002-01-08 | 2003-07-18 | Honda Motor Co Ltd | 移動体用レーダー装置 |
| WO2022038892A1 (ja) * | 2020-08-18 | 2022-02-24 | 三恵技研工業株式会社 | 車載レーダー装置用レドーム及び車載レーダー構造 |
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|---|---|---|---|---|
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| US7151504B1 (en) | 2004-04-08 | 2006-12-19 | Lockheed Martin Corporation | Multi-layer radome |
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-
2001
- 2001-07-06 FR FR0109028A patent/FR2827080A1/fr active Pending
-
2002
- 2002-07-05 JP JP2002197148A patent/JP2003057333A/ja not_active Withdrawn
- 2002-07-05 EP EP02291696A patent/EP1280229A1/fr not_active Withdrawn
- 2002-07-05 CA CA002391671A patent/CA2391671A1/fr not_active Abandoned
- 2002-07-05 US US10/188,827 patent/US20030052810A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
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| US20030052810A1 (en) | 2003-03-20 |
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|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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