JP2003202369A - 移動体用レーダー装置 - Google Patents

移動体用レーダー装置

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JP2003202369A JP2002001219A JP2002001219A JP2003202369A JP 2003202369 A JP2003202369 A JP 2003202369A JP 2002001219 A JP2002001219 A JP 2002001219A JP 2002001219 A JP2002001219 A JP 2002001219A JP 2003202369 A JP2003202369 A JP 2003202369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダー装置を移動体に取り付けるに際し
て、レーダー装置による物体の検知性能の低下を回避し
ながら、レーダー装置の前面を覆う被覆体のデザイン上
の制約を最小限に抑える。 【解決手段】 車両のフロントグリルの中央に設けたエ
ンブレムEの後方にケーシング32を一体に取り付け、
このケーシング32の内部にレーダー装置Srを収納す
る。エンブレムEは合成樹脂であって、その意匠部分に
は金属蒸着が施されており、残りの地の部分をレーダー
装置Srのレーザービームが透過することで物体の検知
性能を支障なく機能を発揮することができる。しかもエ
ンブレムEをケーシング32と一体化してレーダー装置
Srとの距離を小さくすることでエンブレムEを小型化
することができ、エンブレムEのデザイン上の制約を最
小限に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波を送信する
送信手段と、物体により反射された電磁波を受信する受
信手段と、前記送信手段および受信手段を内蔵するケー
シングとを備えた移動体用レーダー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のフロントグリルの中央に設けたエ
ンブレムの後方にレーダー装置を配置する場合に、前記
エンブレムをレーダー装置により送受信される電磁波を
透過する材料で構成するものが、特開2000−495
22号公報により公知である。
【0003】ところで、車両用レーダー装置の性能を最
大限に発揮させるには、以下の条件を考慮して車体への
取付位置を決定する必要がある。 .レーダー装置の左右検知エリアが車両の進行方向に
対して均等になるように、車体の中心線上が良い。 .車体のピッチング、先行車のリフレクタの位置、先
行車のボディ形状等に対応するために、レーダー装置の
高さはヘッドライトと同じ高さ、つまりフロントグリル
の高さが良い。 .先行車の巻き上げやチッピング(跳ね石)の影響を
少なくするには、レーダー装置の高さは高い方が良い。
【0004】更に、レーダー装置を車体に取り付けるに
当たり、以下の条件を満たすことが必要となる。 .レーダー装置の軸線を上下方向および左右方向に調
整すべく、取付角度を変えられるブラケットを介してレ
ーダー装置を車体に支持する必要があり、かつレーダー
装置の取付角度を調整するためのスペースを確保する必
要がある。 .レーダー装置の性能を確保するには、電磁波が通過
するエリアに障害物を置かないか、電磁波を透過する材
料で前記エリアを均一に覆う必要がある。
【0005】以上の条件から、レーダー装置の適切な取
付位置はフロントグリルの中央位置となり、そのために
従来は、エンブレムをフロントグリルからフード上に移
し、空いたスペースにレーダー装置を配置する手法や、
上記特開2000−49522号公報に記載されたもの
の如く、フロントグリルに電磁波を均一に透過する材料
で構成したエンブレムを配置し、その後方にレーダー装
置を配置する手法を採用していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の手法では、レーダー装置が取付角度を調整するための
スペースを介してフロントグリルの後方に設けられてい
ることから、エンブレムをフロントグリルからフード上
に移して電磁波が通過する経路から遮蔽物を無くした場
合には、電磁波を透過させるためにフロントグリルの開
口部が大きくなり過ぎ、その開口部からレーダー装置が
見えてしまうという問題がある。またフロントグリルに
設けた電磁波を透過するエンブレムの後方にレーダー装
置を配置した場合にも、電磁波が通過するエリアをカバ
ーするためにエンブレムが大きくなり過ぎるという問題
があり、何れの場合にもデザイン上の制約が大きくなっ
てしまう。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、レーダー装置を移動体に取り付けるに際して、レー
ダー装置による物体の検知性能の低下を回避しながら、
レーダー装置の前面を覆う被覆体のデザイン上の制約を
最小限に抑えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、電磁波を送信
する送信手段と、物体により反射された電磁波を受信す
る受信手段と、前記送信手段および受信手段を内蔵する
ケーシングと、前記電磁波の通過経路に位置するととも
に外部から視認可能な意匠を有する板状の樹脂製あるい
は硝子製の被覆体とを備え、電磁波が通過する前記ケー
シングの少なくとも一部を前記被覆体で構成するか、あ
るいは電磁波が通過する前記ケーシングの表面に前記被
覆体を貼り付けたことを特徴とする移動体用レーダー装
置が提案される。
【0009】上記構成によれば、送信手段および受信手
段を内蔵するケーシングのうち、少なくとも電磁波が通
過する部分を外部から視認可能な意匠を有する板状の樹
脂製あるいは硝子製の被覆体で構成したり、前記電磁波
が通過する部分に前記被覆体を貼り付けたりすること
で、レーダー装置を被覆体の後方に配置しても支障なく
機能を発揮させることができ、しかも被覆体をケーシン
グと一体化して送信手段および受信手段から被覆体まで
の距離を小さくすることで、被覆体を小型化することが
できる。このように、被覆体を小型化してもレーダー装
置の機能を支障なく発揮させることができるので、レー
ダー装置の被覆体のデザイン上の制約を最小限に抑える
ことができる。
【0010】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記送信手段は、電磁波が前
記被覆体の厚みが均一な部分を通過するように前記ケー
シング内に配置されたことを特徴とする移動体用レーダ
ー装置が提案される。
【0011】上記構成によれば、送信手段から送信され
る電磁波が被覆体の厚みが均一な部分を通過するので、
被覆体が前記電磁波に及ぼす影響を最小限に抑えてレー
ダー装置の検知性能を確保することができる。
【0012】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記受信手段は、電磁波が前
記被覆体の厚みが均一な部分を通過するように前記ケー
シング内に配置されたことを特徴とする移動体用レーダ
ー装置が提案される。
【0013】上記構成によれば、受信手段に受信される
電磁波が被覆体の厚みが均一な部分を通過するので、被
覆体が前記電磁波に及ぼす影響を最小限に抑えてレーダ
ー装置の検知性能を確保することができる。
【0014】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記送信手段は軸調整が可能
であることを特徴とする移動体用レーダー装置が提案さ
れる。
【0015】上記構成によれば、送信手段の軸調整が可
能であるので、レーダー装置が移動体に取り付けられる
角度の誤差を補償して物体を確実に検知することができ
る。
【0016】また請求項5に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記送信手段は、前記被覆体
の意匠部分以外の地の部分を通過して電磁波を送信する
ように前記ケーシング内に配置されたことを特徴とする
移動体用レーダー装置が提案される。
【0017】上記構成によれば、送信手段からの電磁波
は被覆体の意匠部分以外の地の部分を通過して送信され
るので、被覆体の意匠部分が電磁波を透過する必要がな
くなり、被覆体の構造上の制約を緩和することができ
る。
【0018】また請求項6に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記受信手段は、前記被覆体
の意匠部分以外の地の部分を通過した電磁波を受信する
ように前記ケーシング内に配置されたことを特徴とする
移動体用レーダー装置が提案される。
【0019】上記構成によれば、受信手段への電磁波は
被覆体の意匠部分以外の地の部分を通過して受信される
ので、被覆体の意匠部分が電磁波を透過する必要がなく
なり、被覆体の構造上の制約を緩和することができる。
【0020】また請求項7に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記意匠が金属コーティング
からなることを特徴とする移動体用レーダー装置が提案
される。
【0021】上記構成によれば、被覆体の意匠が金属コ
ーティングからなるので、その意匠を際立たせることが
できる。
【0022】また請求項8に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記意匠は前記被覆体の外部
から視認可能な部分を複数に区画する形状であり、前記
送信手段は、前記複数に区画された部分のうち、前記被
覆体の中央に近い部分の後方のケーシング内に配置され
たことを特徴とする移動体用レーダー装置が提案され
る。
【0023】上記構成によれば、被覆体の外部から視認
可能な部分が意匠により複数に区画されており、その複
数に区画された部分のうちの中央に近い部分の後方のケ
ーシング内に送信手段を配置したので、送信手段をでき
るだけ意匠の中心部分に配置して物体を確実に検知する
ことができる。
【0024】また請求項9に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、前記意匠は前記被覆体の外部
から視認可能な部分を複数に区画する形状であり、前記
受信手段は、前記複数に区画された部分のうち、面積が
広い部分の後方のケーシング内に配置されたことを特徴
とする移動体用レーダー装置が提案される。
【0025】上記構成によれば、被覆体の外部から視認
可能な部分が意匠により複数に区画されており、その複
数に区画された部分のうちの面積の広い部分の後方のケ
ーシング内に受信手段を配置したので、物体に反射され
た電磁波の通過経路の面積を充分に確保して受信手段の
機能を最大限に発揮させることができる。
【0026】また請求項10に記載された発明によれ
ば、請求項1〜請求項9の何れか1項の構成に加えて、
前記移動体がフロントグリルを有する車両であり、前記
被覆体がフロントグリルの車幅方向中央に取り付けられ
たエンブレムであることを特徴とする移動体用レーダー
装置が提案される。
【0027】上記構成によれば、車両のフロントグリル
の車幅方向中央に取り付けたエンブレムの後方にレーダ
ー装置を配置するので、エンブレムが必要以上に大きく
なるのを防止し、かつエンブレムの隙間からレーダー装
置が見えるのを防止して美観を高めながら、レーダー装
置の機能を支障なく発揮させることができる。
【0028】尚、実施例の送光部1および送光走査部2
は本発明の送信手段に対応し、実施例の受光部3は本発
明の受信手段に対応し、実施例のエンブレムEは本発明
の被覆体に対応し、実施例の車両Vは本発明の移動体に
対応する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0030】図1〜図7は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はレーダー装置を装備した車両の全体斜視
図、図2はレーダー装置のブロック図、図3はレーダー
装置の斜視図、図4は図1の4方向拡大矢視図、図5は
図4の5−5線断面図、図6は図4の6−6線断面図、
図7はエンブレムの分解縦断面図である。
【0031】図1に示すように、車両Vの正面に設けら
れたフロントグリルGの中央部にエンブレムEが設けら
れており、このエンブレムEの後面に、後述するレーザ
ービームを用いたレーダー装置が一体に設けられる。
【0032】図2および図3に示すように、自車前方の
物体の距離および方向を検知するためのレーダー装置S
rは、送光部1と、送光走査部2と、受光部3と、距離
計測処理部5とから構成される。送光部1は、送光レン
ズを一体に備えたレーザーダイオード11と、レーザー
ダイオード11を駆動するレーザーダイオード駆動回路
12とを備える。送光走査部2は、レーザーダイオード
11が出力したレーザービームを反射させる送光ミラー
13と、送光ミラー13を上下軸14回りに往復回動さ
せるモータ15と、モータ15の駆動を制御するモータ
駆動回路16とを備える。送光ミラー13から出る送光
ビームは左右幅が制限されて上下方向に細長いパターン
を持ち、それが所定周期で左右方向に往復移動して物体
を走査する。
【0033】受光部3は、受光レンズ17と、受光レン
ズ17で収束させた反射波を受けて電気信号に変換する
フォトダイオード18と、フォトダイオード18の出力
信号を増幅する受光アンプ回路19とを備える。
【0034】距離計測処理部5は、前記レーザーダイオ
ード駆動回路12やモータ駆動回路16を制御する制御
回路24と、ACCシステムやStop&Goシステム
との間で通信を行う通信回路26と、レーザービームの
送光から受光までの時間をカウントするカウンタ回路2
7と、物体までの距離および物体の方向を算出する中央
演算処理装置28とを備える。
【0035】レーダー装置Srが送信および受信するレ
ーザービームは850〜900nmの波長を持つ近赤外
線であり、左右角度が1°で上下角度が3°の瞬間的な
検知エリアが左右角度が16°で上下角度が3°の範囲
を左右方向に走査する。レーダー装置Srの軸線を正し
い検知軸の方向に一致させるべく、上下角度が3°のレ
ーザービームは上下角度が10°の範囲で上下方向の軸
調整が可能であり、左右角度が16°の検知エリアは左
右角度が23°の範囲で左右方向の軸調整が可能であ
る。また受信エリアは左右角度が10°で上下角度が2
3°の範囲をカバーする広さを有している。しかして、
送光ビームが送光されてから、該送光ビームが物体に反
射された反射波が受光されるまでの時間に基づいて物体
までの距離が検知され、そのときの瞬間的な検知エリア
の方向に基づいて物体の方向が検知される。
【0036】次に、フロントグリルGの中央に設けられ
るエンブレムEの構造と、そのエンブレムEの後面に一
体に設けられるレーダー装置Srの構造とを、図4〜図
7に基づいて説明する。
【0037】合成樹脂製のエンブレムEは四隅を丸めた
概略四角形をなす一定厚さの板状に形成されており、そ
の左右両側縁に突設した4個の取付ブラケット31…に
よりフロントグリルGの後面にボルト止めされる。エン
ブレムEの後面には前面が開放したケーシング32が固
定されており、その下部にレーザーダイオード11、モ
ータ15、送光ミラー13等からなる送光部1および送
光走査部2が収納されるとともに、その上部に受光レン
ズ17、フォトダイオード18等からなる受光部3が収
納される。
【0038】図7には3層に積層されたエンブレムEの
構造が示される。即ち、エンブレムEは前面側から後面
側に向けて、レーザービームの透過率が高くかつ傷付き
難いポリカーボネート(PC)よりなる表面透明樹脂層
33と、インジウム等の金属を蒸着した金属蒸着層34
と、黒色でかつレーザービームのみを通過させる粒子を
混合したアクリロニトリルエチレンプロピレンスチレン
共重合体(AES)やアクリロニトリルブタジエンエチ
レン(ABS)よりなる裏面着色樹脂層35とを順次積
層してなる。このエンブレムEを正面から見ると、周囲
の枠の内側に「H」の文字をアレンジした意匠部分36
が金属蒸着層34により銀色に光り、その意匠部分36
の背景となる地の部分37が裏面着色樹脂層35の色で
ある黒色となる。また意匠部分36が地の部分37より
も前方に突出していることから、銀色および黒色のコン
トラストと相まって意匠部分36が立体的に浮き上がっ
て見え、意匠効果が高められる。
【0039】尚、表面透明樹脂層33は必要に応じて設
ければ良く、またその材質はPCに限定されず、AES
やABSを採用することができる。また裏面着色樹脂層
35の色も黒に限定されず、赤、青、黄、白等の任意の
色を採用することができる。裏面着色樹脂層35の色が
黒以外の場合、可視光線の一部が透過するが、レーダー
装置Srのフォトダイオード18は近赤外線のみに反応
するので問題はない。
【0040】図4および図6から明らかなように、レー
ダー装置Srの送光走査部2は、そこから送光されるレ
ーザービームが領域A1を通るように配置され、また受
光部3は、そこに受光されるレーザービームが領域A2
を通るように配置される。前記領域A1,A2は、それ
ぞれフロントグリルGの車幅方向中央に配置されたエン
ブレムEの車幅方向中央下部および車幅方向中央上部に
あり、何れも意匠部分36の周囲の枠と「H」の文字と
に囲まれている。レーザービームはエンブレムEの金属
蒸着層34を透過することができないが、上記配置によ
りレーザービームはエンブレムEの金属蒸着層34が存
在しない領域A1,A2を支障なく透過することができ
る。また前記領域A1,A2においてエンブレムEを構
成する表面透明樹脂層33および裏面着色樹脂層35は
均一な厚さを有しているため、そこを通過するレーザー
ビームが不均一に屈折する虞がない。
【0041】しかして、エンブレムEの裏面にレーダー
装置Srを一体に設け、このエンブレムEを透過するよ
うにレーザービームを送受信するので、エンブレムEの
後方にレーダー装置Srを別体に設け、このエンブレム
Eの開口部を通してレーザービームを送受信する場合に
比べてエンブレムEを小型化することができる。なぜな
らば、エンブレムEの裏面にレーダー装置Srを一体に
設けたことで、レーダー装置SrがエンブレムEに接近
するため、エンブレムEを透過する位置でのレーザービ
ームの広がりが小さくなるからである。
【0042】その結果、レーダー装置Srの機能を確保
しながら、エンブレムEが不釣り合いに大きくなった
り、エンブレムEの開口部からレーダー装置Srが見え
たりする不具合が解消され、かつエンブレムEをデザイ
ンする上での制約が大幅に緩和される。レーダー装置S
rが外部から目視不能になることは、外観上好ましいだ
けでなく、レーダー装置Srの盗難防止にも役に立つ。
【0043】特に、送光ビームが通過する領域A1をエ
ンブレムEの左右方向中央(つまりフロントグリルGの
左右方向中央)に配置したので、レーダー装置Srを車
体の左右方向中央に配置して適切な検知範囲を確保する
ことができる。また受光ビームが通過する領域A2をエ
ンブレムEの地の部分37のうちの最も面積が大きい部
分に配置したので、受光ビームの受光量を充分に確保し
てレーダー装置Srの検知性能を高めることができる。
【0044】またエンブレムEをボンネットフード上に
移動させることなくフロントグリルGの中央に配置した
まま、レーダー装置Srを最適の取付位置であるフロン
トグリルGの中央に配置することができるので、レーダ
ー装置Srの検知性能を最大限に確保することができ
る。更にレーダー装置Srを備えた車両Vと備えていな
い車両Vとで、エンブレムEを共通化してコストダウン
を図ることができる。
【0045】ところで、レーダー装置Srを車両Vに取
り付ける場合、先行車等の目標となる物体を正しく検知
するために、その軸線の方向を予め設定した検知軸の方
向に一致させるエイミングが必要となる。一般にレーダ
ー装置Srのエイミングは、レーダー装置のケーシング
の車体に対する取付角度を調整することで行われるが、
本実施例の如くレーダー装置Srのケーシング32がエ
ンブレムEと一体化されたものでは、エイミングによっ
てエンブレムEの角度が変わってしまい、フロントグリ
ルGとの間に隙間ができたりして美観を損ねる虞があ
る。
【0046】上記理由により、本実施例ではケーシング
32の取付角度(エンブレムEの取付角度)を変更する
ことなく、エイミングを行う必要がある。具体的には、
モータ15の左右方向の往復回転の中心位置を変化させ
ることで左右角度が16°の検知エリアを左右角度が2
3°の範囲で調整し、かつ送光ミラー13の上下角度を
変化させることで、上下角度が3°の検知エリアを上下
角度が10°の範囲で調整している(図3参照)。この
エイミングの詳細は、本出願人の出願に係る特願200
0−323644号に詳しく開示されている。
【0047】次に、図8〜図10に基づいて本発明の第
2実施例を説明する。図8〜図10は、第1実施例の図
5〜図7にそれぞれ対応している。
【0048】第1実施例のレーダー装置Srがレーザー
レーダー装置であるのに対し、第2実施例のレーダー装
置Srはミリ波レーダー装置であり、レーザーレーダー
装置のレーザーダイオード11および送光ミラー13の
代わりに送信平面アンテナ41を備え、レーザーレーダ
ー装置の受光レンズ17およびフォトダイオード18の
代わりに受信平面アンテナ42を備える。送信平面アン
テナ41はモータ15により往復回転する上下軸14に
支持されており、そこから送信されるミリ波で所定の検
知エリアが左右方向に走査され、物体からの反射波が受
信平面アンテナ42に受信される。
【0049】図10から明らかなように、レーダー装置
Srのケーシング32の前面を覆うエンブレムEは、前
面側から後面側に向けて、ポリカーボネート(PC)よ
りなる表面透明樹脂層33と、一部が欠如した黒色ある
いは他の任意の色の印刷層43と、エンブレムEの全面
をカバーするインジウムの金属蒸着層44と、アクリロ
ニトリルエチレンプロピレンスチレン共重合体(AE
S)やアクリロニトリルブタジエンエチレン(ABS)
よりなる裏面樹脂層45とを順次積層してなる。このエ
ンブレムEを正面から見ると、地の部分37を構成する
印刷層43の欠如部から露出する金属蒸着層44の一部
が、周囲の枠の内側に「H」の文字をアレンジした意匠
部分36(図4参照)となって目視される。このとき、
裏面樹脂層45は金属蒸着層44の裏面側に位置して目
視不能であるため、その色は任意である。
【0050】図4に示す第1実施例と同様に、フロント
グリルGの車幅方向中央に配置されたエンブレムEの車
幅方向中央下部の領域A1を通してミリ波が送信され、
エンブレムEの車幅方向中央上部の領域A2を通してミ
リ波が受信される。エンブレムEの全面をカバーする金
属蒸着層44はミリ波を支障なく透過することができる
が、前記領域A1,A2を表面透明樹脂層33、印刷層
43および裏面樹脂層45が均一に積層されたエンブレ
ムEの地の部分37に配置することにより、ミリ波の不
均一な屈折を防止してレーダー装置Srの検知性能を確
保することができる。
【0051】図4に示す第1実施例と同様に、ミリ波を
送信する領域A1をエンブレムEの左右方向中央に配置
したので、レーダー装置Srを車体の左右方向中央に配
置して適切な検知範囲を確保することができる。またミ
リ波を受信する領域A2をエンブレムEの地の部分37
のうちの最も面積が大きい部分に配置したので、ミリ波
の受信量を充分に確保してレーダー装置Srの検知性能
を高めることができる。
【0052】次に、図11〜図15に基づいて本発明の
第3実施例を説明する。
【0053】第3実施例のレーダー装置Srもミリ波レ
ーダー装置であり、平面送信アンテナおよび平面受信ア
ンテナの両方の機能を有する単一の平面アンテナ46を
備える。平面アンテナ46のうち、エンブレムEの地の
部分37に配置された領域A1〜A3の後方に位置する
部分全てが送受信アンテナを構成する。このように、エ
ンブレムEの地の部分37の全てをミリ波の送受信に利
用することで、エンブレムEを小型化しながらレーダー
装置Srの検知性能を高めることができる。
【0054】図14に示すように、FM−CW波を用い
たミリ波レーダー装置Srは、タイミング信号生成回路
47から入力されるタイミング信号に基づいて発振器4
9の発信作動がFM変調制御回路48により変調制御さ
れ、図15(a)に実線で示すように、周波数が三角波
状に変調された送信波がアンプ50およびサーキュレー
タ51を介して平面アンテナ46から、自車の前方の所
定の検知範囲の水平方向に異なる方向に向けて例えば9
チャンネルに別れて送信される。このFM−CW波が先
行車等の物体に反射された反射波が平面アンテナ46に
受信されると、この受信波は、例えば物体が自車に接近
してくる場合には、図15(a)に破線で示すように、
送信波の周波数が直線的に増加する上昇側では送信波よ
りも低い周波数で送信波から遅れて出現し、また送信波
の周波数が直線的に減少する下降側では送信波よりも高
い周波数で送信波から遅れて出現する。
【0055】平面アンテナ46で受信した受信波はサー
キュレータ51を介してミキサ52に入力される。ミキ
サ52には、サーキュレータ51からの受信波の他に発
振器49から出力される送信波から分配された走信波が
アンプ53を介して入力されており、ミキサ52で送信
波および受信波が混合されることにより、図15(b)
に示すように、送信波の周波数が直線的に増加する上昇
側でピーク周波数Fupを有し、送信波の周波数が直線
的に減少する下降側でピーク周波数Fdnを有するビー
ト信号が生成される。
【0056】ミキサ52で得られたビート信号はアンプ
54で必要なレベルの振幅に増幅され、A/Dコンバー
タ55によりサンプリングタイム毎にA/D変換され、
デジタル化された増幅データがメモリ56に時系列的に
記憶保持される。このメモリ56には、タイミング信号
生成回路47からタイミング信号が入力されており、そ
のタイミング信号に応じてメモリ56は、送受信波の周
波数が増加する上昇側および前記周波数が減少する下降
側毎にデータを記憶保持することになる。
【0057】メモリ56に記憶されたデータに基づいて
中央演算処理装置(CPU)57は、ピーク周波数Fu
p,Fdnに基いて周知の方法により物体との距離およ
び相対速度を算出するとともに、第1実施例と同様にA
CCシステムやStop&Goシステム等の電子制御ユ
ニットECUに通信する。
【0058】この第3実施例では、平面アンテナ46が
固定されていて機械的なエイミングを行うことができな
いため、ミリ波の全走査範囲のうちから、車両進行方向
に存在する物体が検知エリアの中央に来るように該検知
エリアを設定する、電気的なエイミングを行う必要があ
る。このエイミングの詳細は、本出願人の出願に係る特
開平9−178856号後方に詳しく開示されている。
【0059】図16には、前記第3実施例の変形例が示
される。
【0060】この変形例のエンブレムEを正面から見る
と、周囲の枠の内側に「A」の文字をアレンジした金属
色の意匠部分36が配置され、その意匠部分36の背景
に黒色の地の部分37が配置される。エンブレムEの地
の部分37に配置された領域A1,A2,A2がミリ波
の送受信領域に対応する。
【0061】第3実施例およびその変形例では、送受信
のための領域A1〜A3が複数に分割されているが、そ
の影響は誤差の範囲内であるために支障はない。送信の
ための面積は多少狭くても送信パワーを増加させれば問
題ないが、受信のための面積はレーダー装置Srの性能
に大きく影響するので、その面積はできるだけ広く確保
することが望ましい。
【0062】以上のように、第2実施例、第3実施例お
よびその変形例によっても、第1実施例と同様の作用効
果を奏することができる。
【0063】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0064】例えば、実施例ではエンブレムEがケーシ
ング32の前面開口部を覆って該ケーシング32の一部
を構成しているが、電磁波を透過するケーシング32の
前面にエンブレムEを張り付けても良い。
【0065】またエンブレムEを構成する合成樹脂の種
類は実施例に限定されず、合成樹脂に代えて硝子を用い
ることもできる。
【0066】またエンブレムEの意匠部分36に金属蒸
着を施す代わりに、金属メッキや金属箔の貼付を施すこ
とができる。その際に使用する金属はインジウムに限定
されるものではない。
【0067】また本発明の移動体は車両Vに限定される
ものではない。
【0068】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、送信手段および受信手段を内蔵するケーシン
グのうち、少なくとも電磁波が通過する部分を外部から
視認可能な意匠を有する板状の樹脂製あるいは硝子製の
被覆体で構成したり、前記電磁波が通過する部分に前記
被覆体を貼り付けたりすることで、レーダー装置を被覆
体の後方に配置しても支障なく機能を発揮させることが
でき、しかも被覆体をケーシングと一体化して送信手段
および受信手段から被覆体までの距離を小さくすること
で、被覆体を小型化することができる。このように、被
覆体を小型化してもレーダー装置の機能を支障なく発揮
させることができるので、レーダー装置の被覆体のデザ
イン上の制約を最小限に抑えることができる。
【0069】また請求項2に記載された発明によれば、
送信手段から送信される電磁波が被覆体の厚みが均一な
部分を通過するので、被覆体が前記電磁波に及ぼす影響
を最小限に抑えてレーダー装置の検知性能を確保するこ
とができる。
【0070】また請求項3に記載された発明によれば、
受信手段に受信される電磁波が被覆体の厚みが均一な部
分を通過するので、被覆体が前記電磁波に及ぼす影響を
最小限に抑えてレーダー装置の検知性能を確保すること
ができる。
【0071】また請求項4に記載された発明によれば、
送信手段の軸調整が可能であるので、レーダー装置が移
動体に取り付けられる角度の誤差を補償して物体を確実
に検知することができる。
【0072】また請求項5に記載された発明によれば、
送信手段からの電磁波は被覆体の意匠部分以外の地の部
分を通過して送信されるので、被覆体の意匠部分が電磁
波を透過する必要がなくなり、被覆体の構造上の制約を
緩和することができる。
【0073】また請求項6に記載された発明によれば、
受信手段への電磁波は被覆体の意匠部分以外の地の部分
を通過して受信されるので、被覆体の意匠部分が電磁波
を透過する必要がなくなり、被覆体の構造上の制約を緩
和することができる。
【0074】また請求項7に記載された発明によれば、
被覆体の意匠が金属コーティングからなるので、その意
匠を際立たせることができる。
【0075】また請求項8に記載された発明によれば、
被覆体の外部から視認可能な部分が意匠により複数に区
画されており、その複数に区画された部分のうちの中央
に近い部分の後方のケーシング内に送信手段を配置した
ので、送信手段をできるだけ意匠の中心部分に配置して
物体を確実に検知することができる。
【0076】また請求項9に記載された発明によれば、
被覆体の外部から視認可能な部分が意匠により複数に区
画されており、その複数に区画された部分のうちの面積
の広い部分の後方のケーシング内に受信手段を配置した
ので、物体に反射された電磁波の通過経路の面積を充分
に確保して受信手段の機能を最大限に発揮させることが
できる。
【0077】また請求項10に記載された発明によれ
ば、車両のフロントグリルの車幅方向中央に取り付けた
エンブレムの後方にレーダー装置を配置するので、エン
ブレムが必要以上に大きくなるのを防止し、かつエンブ
レムの隙間からレーダー装置が見えるのを防止して美観
を高めながら、レーダー装置の機能を支障なく発揮させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーダー装置を装備した車両の全体斜視図
【図2】レーダー装置のブロック図
【図3】レーダー装置の斜視図
【図4】図1の4方向拡大矢視図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】エンブレムの分解縦断面図
【図8】本発明の第2実施例に係る、前記5に対応する
【図9】本発明の第2実施例に係る、前記6に対応する
【図10】本発明の第2実施例に係る、前記7に対応す
る図
【図11】本発明の第3実施例に係る、前記4に対応す
る図
【図12】図11の12−12線断面図
【図13】図11の13−13線断面図
【図14】ミリ波レーダー装置のブロック図
【図15】送受信アンテナに対して物体が接近移動して
いるときの送受信波の波形およびピーク周波数を示すグ
ラフ
【図16】第3実施例の変形例に係る、前記前記4に対
応する図
【符号の説明】
1 送光部(送信手段) 2 送光走査部(送信手段) 3 受光部(受信手段) 32 ケーシング 36 意匠部分 37 地の部分 E エンブレム(被覆体) Sr レーダー装置 V 車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新行内 誠仁 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 5J070 AA14 AB24 AC02 AE01 AF03 AK40 5J084 AA05 AA10 AB01 AC02 AD01 BA04 BA11 BA19 BA36 BA49 BB01 BB21 DA01 EA22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を送信する送信手段(1,2)
    と、物体により反射された電磁波を受信する受信手段
    (3)と、前記送信手段(1,2)および受信手段
    (3)を内蔵するケーシング(32)と、前記電磁波の
    通過経路に位置するとともに外部から視認可能な意匠を
    有する板状の樹脂製あるいは硝子製の被覆体(E)とを
    備え、 電磁波が通過する前記ケーシング(32)の少なくとも
    一部を前記被覆体(E)で構成するか、あるいは電磁波
    が通過する前記ケーシング(32)の表面に前記被覆体
    (E)を貼り付けたことを特徴とする移動体用レーダー
    装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段(1,2)は、電磁波が前
    記被覆体(E)の厚みが均一な部分を通過するように前
    記ケーシング(32)内に配置されたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の移動体用レーダー装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段(3)は、電磁波が前記被
    覆体(E)の厚みが均一な部分を通過するように前記ケ
    ーシング(32)内に配置されたことを特徴とする、請
    求項1に記載の移動体用レーダー装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段(1,2)は軸調整が可能
    であることを特徴とする、請求項1に記載の移動体用レ
    ーダー装置。
  5. 【請求項5】 前記送信手段(1,2)は、前記被覆体
    (E)の意匠部分(36)以外の地の部分(37)を通
    過して電磁波を送信するように前記ケーシング(32)
    内に配置されたことを特徴とする、請求項1に記載の移
    動体用レーダー装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段(3)は、前記被覆体
    (E)の意匠部分(36)以外の地の部分(37)を通
    過した電磁波を受信するように前記ケーシング(32)
    内に配置されたことを特徴とする、請求項1に記載の移
    動体用レーダー装置。
  7. 【請求項7】 前記意匠が金属コーティングからなるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の移動体用レーダー装
    置。
  8. 【請求項8】 前記意匠は前記被覆体(E)の外部から
    視認可能な部分を複数に区画する形状であり、前記送信
    手段(1,2)は、前記複数に区画された部分のうち、
    前記被覆体(E)の中央に近い部分の後方のケーシング
    (32)内に配置されたことを特徴とする、請求項1に
    記載の移動体用レーダー装置。
  9. 【請求項9】 前記意匠は前記被覆体(E)の外部から
    視認可能な部分を複数に区画する形状であり、前記受信
    手段は(3)、前記複数に区画された部分のうち、面積
    が広い部分の後方のケーシング(32)内に配置された
    ことを特徴とする、請求項1に記載の移動体用レーダー
    装置。
  10. 【請求項10】 前記移動体(V)がフロントグリル
    (G)を有する車両であり、前記被覆体(E)がフロン
    トグリル(G)の車幅方向中央に取り付けられたエンブ
    レムであることを特徴とする、請求項1〜請求項9の何
    れか1項に記載の移動体用レーダー装置。
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