JP2003056428A - コモンレールとインジェクションパイプアッシーとの接続構造及びその形成方法 - Google Patents

コモンレールとインジェクションパイプアッシーとの接続構造及びその形成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コモンレールとインジェクションパイプアッ
シーとの接続構造及びその形成方法において、亀裂の発
生を防止して品質の安定化を図ることができるととも
に、加工の容易化とコストダウンを図り、さらに、コモ
ンレール内の圧力変動を減少させる。 【解決手段】 コモンレール1に内径が3.5mmの分
岐穴13を形成し、インジェクションパイプアッシーの
カラー22の先端部を2段に絞る方法で圧縮残留歪みが
残るように塑性変形することにより、外径が前記分岐穴
の内径より小さく縮径し、内部の通孔の内径も2段に縮
径し、突き出し部25を形成する。突き出し部25は分
岐穴13に遊挿する。また、本発明では分岐穴13は内
径が大きいので容易に形成でき、亀裂の発生を防止で
き、品質が安定化する。さらに、オリフィス孔を縮径で
きたのでコモンレール内の圧力変動を減少することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンのコモンレール式燃料噴射装置におけるコモンレール
とインジェクションパイプアッシーとの接続構造及びそ
の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンのコモンレール式燃
料噴射装置において、コモンレールにはインジェクタを
接続するためのパイプ(以下、インジェクションパイプ
という。)が接続される。
【0003】図5〜図7は、上記接続構造の第1従来例
を示している。図5に示すように、コモンレール51の
中心部には、レール長方向に延びるコモンレール穴52
が形成され、コモンレール穴52に交差開口してレール
長直角方向に延びる分岐穴53(オリフィス孔)とシー
ル面54とが形成されていることを示している。インジ
ェクションパイプ61の端部には小筒状のカラー62が
圧入固定され、カラー62の先端には凸球面状のシール
面64が形成されている。インジェクションパイプ61
の周りには大筒状のユニオン71が通されている。そし
て、インジェクションパイプ61、カラー62及びユニ
オン71とが、予めインジェクションパイプアッシー6
0としてアッセンブリ化されている。
【0004】図5に図示したインジェクションパイプア
ッシー60がコモンレール51に螺合している状態の断
面図を図6に示す。燃料ポンプにより加圧してコモンレ
ール51に送られた燃料は、コモンレール穴52から分
岐穴53に導入され、カラー62内の通孔を経てインジ
ェクションパイプ61からインジェクタに送られる。そ
の際、コモンレール穴52内は、燃料ポンプから送られ
る加圧燃料により発生する圧力変動を伴った超高圧(2
0←→約200MPa)になる。そのため、分岐穴53
周辺部の詳細図の図7に示すように、コモンレール穴5
2に対する分岐穴53の交差開口縁部57に、変動を伴
った引張歪みが繰り返し発生する。すると、交差開口縁
部57に金属疲労による亀裂58が発生し易く、品質が
不安定となる。この亀裂を防止するために、コモンレー
ル51の浸炭焼入れ等の硬化処理や、交差開口縁部57
の電解バリ取り加工による曲面化や、材料変更等による
強度アップが図られているが、これらの方法では、大幅
なコストアップや重量増になってしまう。
【0005】図8〜図10は上記接続構造の第2従来例
を示している(特開平11−287166号公報)。こ
の第2従来例では、第1従来例で述べた前記分岐穴53
の代わりに内径が2mm以上の分岐穴83が形成されて
いる。さらに、インジェクションパイプ91の先端部の
シール面94の先端には、カラーの先端部を絞る方法で
形成することにより、外径が分岐穴83の内径より小さ
く縮径し、内部の通孔の内径も縮径した、細管状の第1
絞り部を形成している。この第1絞り部よりなる突き出
し部95を分岐穴83に遊挿する。突き出し部95の内
部に形成された通孔96は内径が0.7〜1.0mmで
あり、オリフィス孔となっている。この構造では、第1
従来例のように、コモンレール51に直接にオリフィス
孔の役割を果たす細管状の分岐穴ではなく、内径が2m
m以上の分岐穴83をあけるので加工が容易化される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コモンレール内のさら
なる圧力変動の減少という性能上の要求から、オリフィ
ス孔の内径を、さらに0.4〜0.7mm程度に小さく
する必要性を要求されている。
【0007】しかしながら、第1従来例のコモンレール
51の分岐穴53をオリフィス孔とする方法又は第2従
来例のインジェクションパイプ91の先端部のシール面
94の先端に、カラーの先端部を絞る方法で形成するこ
とにより、外径が分岐穴83の内径より小さく縮径し、
内部の通孔の内径も縮径しオリフィス孔とし、細管状の
第1絞り部の突き出し部95を形成する方法では、目的
である内径を0.4〜0.7mm程度に小さくするに
は、高度な技術が必要であり困難である。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解決し、亀裂
の発生を防止して品質の安定化を図ることができるとと
もに、加工の容易化とコストダウンとを図ることであ
る。さらに、コモンレール内の圧力変動を減少すること
ができるコモンレールとインジェクションパイプアッシ
ーとの接続構造及びその形成方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコモンレールとインジェクションパイプア
ッシーとの接続構造は、コモンレールに内径が2mm以
上の分岐穴が形成され、インジェクションパイプ、カラ
ー及びユニオンからなるインジェクションパイプアッシ
ーのカラーの先端部に、外径が分岐穴の内径より小さく
縮径し、内部の通孔の内径も縮径した、細管状の第1絞
り部が絞り形成され、第1絞り部の先端部に、外径がさ
らに縮径し、内部の通孔の内径もさらに縮径してオリフ
ィス孔となった、微細管状の第2絞り部が絞り形成さ
れ、前記第1絞り部及び前記第2絞り部よりなる突き出
し部を前記分岐穴に遊挿することを特徴とする。
【0010】ここで、第1絞り部、第2絞り部の第1、
第2とは、説明の便宜上付けただけのもので、2段に限
定する意味ではなく、第1絞り部と第2絞り部の間に、
その中間的な絞り部を絞り形成する場合も含む意味であ
る。
【0011】2段に絞る場合を例にとると、それぞれの
内径については、カラー内の通孔(内径2.0mm)、
第1絞り部(内径0.7〜1.0mm)及び第2絞り部
(オリフィス孔)(内径0.4〜0.7mm)の範囲で
縮径するのが好ましい。
【0012】分岐穴の内径を2mm以上としたのは、特
に限定はされないが、分岐穴の加工を容易にするため
と、遊挿する突き出し部が細くなりすぎないようにする
ためであり、3mm以上にすることがさらに好ましい。
分岐穴の内径の上限は、数値上は特に限定されないが、
実際的には、コモンレール穴の内径までである。また、
通孔の内径は、連続して縮径していればその境界面は、
特に限定はされないが、曲面であっても平面であっても
よい、より好ましくは、円錐形状に縮径している状態で
ある。
【0013】ここで、突き出し部の先端面とコモンレー
ル穴に対する分岐穴の交差開口との位置関係は、特に限
定はするものではないが、略面一にすることが好まし
い。
【0014】また、本発明のコモンレールとインジェク
ションパイプアッシーの形成方法は、コモンレールに内
径が2mm以上の分岐穴を形成し、インジェクションパ
イプ、カラー及びユニオンからなるインジェクションパ
イプアッシーのカラーの先端部を絞る方法で圧縮残留歪
みが残るように塑性変形することにより、外径が分岐穴
の内径より小さく縮径し、内部の通孔の内径も縮径し
た、細管状の第1絞り部を形成し、第1絞り部の先端部
をさらに絞る方法で圧縮残留歪みが残るように塑性変形
することにより、外径がさらに縮径し、内部の通孔の内
径もさらに縮径してオリフィス孔となった、微細管状の
第2絞り部を形成し、前記第1絞り部及び前記第2絞り
部よりなる突き出し部を前記分岐穴に遊挿することを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態例について、図1〜図4を参照して説明する。図4は
ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射装置の概
略を示し、コモンレール1の側部には、燃料ポンプ2を
接続するためのパイプ3と、インジェクタ4を接続する
ためのインジェクションパイプアッシー20とが接続さ
れ、コモンレール1の端部には、リリーフバルブ6と圧
力センサ7とが接続される。燃料ポンプ2とインジェク
タ4は電子制御装置8により制御される。図1〜図3
は、本実施形態に係るコモンレール1とインジェクショ
ンパイプアッシー20との接合構造を示している。
【0016】図1に示すように、金属製のコモンレール
1の中心部にはレール長方向に延びるコモンレール穴1
2が形成され、その内径は6〜11mm(例えば11m
m)である。コモンレール1の筒壁部には、内側から外
側へ順に、コモンレール穴12に交差開口してレール長
直角方向に延びる分岐穴13と、テーパー状のシール面
14と、内周に雌ネジ16が切られた取付穴15とが形
成されている。分岐穴13の内径は3.5mmであり、
この程度の大きさであれば切削加工により形成可能であ
るから、本実施形態の分岐穴13はドリル加工されてい
る。
【0017】インジェクションパイプ5の周りには取付
部材としての大筒状のユニオン31が通され、ユニオン
31の外周には雄ネジ32が切られるとともに六角部3
3が形成され、ユニオン31の内周には段部34が形成
されている。そして、インジェクションパイプ5とカラ
ー22とユニオン31とが、予めインジェクションパイ
プアッシー20としてアッセンブリ化されている。
【0018】図2にインジェクションパイプアッシー2
0をコモンレール1に接続した態様を示す。すなわち、
ユニオン31の雄ネジ32を取付穴15の雌ネジ16に
螺合し、ユニオン31の段部34をカラー22のフラン
ジ部23に係合させて、カラー22のシール面24をコ
モンレール1のシール面14に強く密着させるととも
に、突き出し部25を分岐穴13に同心状に遊挿させ
て、突き出し部25の先端面をコモンレール穴12に対
する分岐穴13の交差開口と略面一にすればよい。この
遊挿により、突き出し部25(3mm以内)と分岐穴1
3(3.5mm)との間には周状に0.25mm以上の
隙間27が生じる。
【0019】燃料ポンプ2により加圧してコモンレール
1に送られた燃料は、コモンレール穴12からカラー2
2の突き出し部25の通孔26に直接導入され、インジ
ェクションパイプ5からインジェクタ4に送られる。す
なわち、本実施形態では突き出し部25の通孔26が、
従来例の分岐穴53と同様に燃料を導入させる穴として
機能する。
【0020】図2及び要部詳細図は図3に図示する突き
出し部25の形成方法とその内部の通孔について示す。
インジェクションパイプ5の外径は6.35mm、内径
は3mmである。インジェクションパイプ5の端部には
金属製の小筒状のカラー22が圧入固定され、その主要
部の外径は8mm、内径は2mmである。カラー22の
途中には凸球面状のシール面24が形成され、カラー2
2の先端部には第1絞り部25a及び第2絞り部25b
よりなる突き出し部25が形成されている。この突き出
し部25は、まず、カラー22の先端部を絞る方法で圧
縮残留歪みが残るように塑性変形することにより、外径
が分岐穴の内径より小さく縮径し、内部の通孔の内径
(26a)も縮径した、細管状の第1絞り部25aを形
成する。次に、第1絞り部25aの先端部をさらに絞る
方法で圧縮残留歪みが残るように塑性変形することによ
り、外径がさらに縮径し、内部の通孔の内径もさらに縮
径してオリフィス孔26bとなった、微細管状の第2絞
り部25bを形成する。最終的に、突き出し部25全体
の長さは分岐穴13の長さと略同一とする。また、突き
出し部25の外径は分岐穴13の内径より小さい3mm
以内とし、突き出し部25は分岐穴13に遊挿する。
【0021】カラー22の先端部からシール面14と突
き出し部25の形成の際の2段階の絞りの際に、インジ
ェクションパイプ5からカラー22内そして突き出し部
25内に続いている通孔26は、2段に絞り、縮径して
いて、通孔の先端の第2絞り部25bの内径はオリフィ
ス孔26bとなる。通孔26の内径は、カラー22内の
通孔(内径2.0mm)、次に第1絞り部内通孔26a
(内径0.7〜1.0mm)、最後に先端である第2絞
り部内通孔(オリフィス孔)26b(内径0.4〜0.
7mm)とそれぞれ先端に向かうにつれて連続して2段
に絞り縮径している。
【0022】本実施形態のコモンレール1によれば、次
の作用・効果(1)(2)(3)が得られる。 (1)前記の通り、コモンレール1の分岐穴13の内径
を3mm程度に大きくするので、分岐穴13は切削加工
又はその他の方法により容易に形成することができ、設
備投資の軽減とコストダウンとを図ることができる。一
方、インジェクションパイプアッシー20は、カラー2
2に突き出し部25を形成する分だけ構造が複雑になる
が、加工は容易であるから、コモンレール1も含めたト
ータルとしては、図5〜図7に示す第1従来例より製造
が容易になり、コストメリットが大きい。
【0023】(2)図3に示すように、コモンレール穴
12内の加圧燃料による超高圧は、カラー22の突き出
し部25にかかる。しかし、突き出し部25と分岐穴1
3との間に隙間27があるため、突き出し部25はその
内周面(通孔26)と外周面とに同じ圧力を受け、発生
応力が抑えられ、変動を伴った引張歪みが発生すること
もなく、亀裂の発生を防止することができる。結果とし
て、品質が安定する。従って、図5〜図7に示す第1従
来例のような浸炭焼入れ等の硬化処理や材料変更等によ
る強度アップは不要であるから、大幅なコストアップを
図ることができ、重量増の心配も無い。なお、超高圧は
コモンレール穴12に対する分岐穴13の交差開口縁部
17にもかかるが、その内径が大きいことから、従来よ
り簡単な方法(例えば流体研磨等)による曲面化等で局
部応力集中を緩和できるので、性能は保障できる。
【0024】(3)さらに、図2に示すように、通孔2
6は、カラー22内の通孔(内径2.0mm)から、第
1絞り部内通孔26a(内径0.7〜1.0mm)と
し、さらに第2絞り部内通孔26b(オリフィス孔、内
径0.4〜0.7mm)と2段に絞り縮径をすると、径
を0.4〜0.7mmとすることが可能となる。2段の
絞りによる通孔の縮径により、オリフィス孔を図8〜図
10に示す第2従来例より、内径の小さいものとするこ
とができる。その結果、燃料噴射により発生する圧力波
の伝播を減らすことができ、コモンレール内の圧力変動
を減少することができる。さらに、このような2段絞り
の形状をとることで、インジェクション側の通孔内の圧
力波の減衰もみられる。
【0025】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)インジェクションパイプアッシーの構成を変更
し、例えばインジェクションパイプ5の先端に突き出し
部を直接形成し、インジェクションパイプ5の外周にカ
ラーを固定すること。 (2)通孔の内径、突き出し部の外径又は分岐穴の径等
の寸法を適宜変更すること。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のコモンレー
ルとインジェクションパイプアッシーとの接続構造及び
その形成方法によれば、亀裂の発生を防止して品質の安
定化を図ることができるとともに、加工の容易化とコス
トダウンを図ることができる。さらに、燃料噴射により
発生するコモンレール内の圧力変動が減少するという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコモンレールとインジ
ェクションパイプアッシーとの接続構造の接続前の断面
図である。
【図2】同接続構造の接続後の断面図である。
【図3】図2の要部拡大断面図である。
【図4】ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射
装置の概略図である。
【図5】第1従来例に係るコモンレールとインジェクシ
ョンパイプアッシーとの接続構造の接続前の断面図であ
る。
【図6】同接続構造の接続後の断面図である。
【図7】図6の要部拡大断面図である。
【図8】第2従来例に係るコモンレールとインジェクシ
ョンパイプアッシーとの接続構造の接続前の断面図であ
る。
【図9】同接続構造の接続後の断面図である。
【図10】図9の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 コモンレール 5 インジェクションパイプ 12 コモンレール穴 13 分岐穴 20 インジェクションパイプアッシー 22 カラー 25 突き出し部 26 通孔 27 隙間 31 ユニオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 哲也 愛知県西尾市中畑町浜田下10番地 株式会 社オティックス内 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC09 AD05 BA12 BA46 BA55 BA61 CB03 CB11 CD04 CD30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コモンレールに内径が2mm以上の分岐
    穴が形成され、 インジェクションパイプ、カラー及びユニオンからなる
    インジェクションパイプアッシーのカラーの先端部に、
    外径が前記分岐穴の内径より小さく縮径し、内部の通孔
    の内径も縮径した、細管状の第1絞り部が絞り形成さ
    れ、 前記第1絞り部の先端部に、外径がさらに縮径し、内部
    の通孔の内径もさらに縮径してオリフィス孔となった、
    微細管状の第2絞り部が絞り形成され、 前記第1絞り部及び前記第2絞り部よりなる突き出し部
    を前記分岐穴に遊挿することを特徴とするコモンレール
    とインジェクションパイプアッシーとの接続構造。
  2. 【請求項2】 コモンレールに内径が2mm以上の分岐
    穴を形成し、 インジェクションパイプ、カラー及びユニオンからなる
    インジェクションパイプアッシーのカラーの先端部を絞
    る方法で圧縮残留歪みが残るように塑性変形することに
    より、外径が前記分岐穴の内径より小さく縮径し、内部
    の通孔の内径も縮径した、細管状の第1絞り部を形成
    し、 前記第1絞り部の先端部をさらに絞る方法で圧縮残留歪
    みが残るように塑性変形することにより、外径がさらに
    縮径し、内部の通孔の内径もさらに縮径してオリフィス
    孔となった、微細管状の第2絞り部を形成し、 前記第1絞り部及び前記第2絞り部よりなる突き出し部
    を前記分岐穴に遊挿することを特徴とするコモンレール
    とインジェクションパイプアッシーとの接続構造の形成
    方法。
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